昨夏、世界中で大ヒットした『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『セックス・アンド・ザ・シティ2』(原題)が1日にニューヨークでクランクインした。この日はマンハッタンでロケが行われ、ヒロインのキャリー・ブラッドショウを演じるサラ・ジェシカ・パーカーがアッパー・イーストサイドに登場した。撮影されたのは、前作にも登場したニューヨークのアパートからキャリーが出てくるシーン。ハルストンの白いドレスにクリスチャン・ルブタンのゴールドのハイヒール、シャネルのクラッチ、と高級ブランドで揃えたこだわりの装いで決めていた。撮影現場にはキャリーの夫であるミスター・ビッグを演じるクリス・ノースもいたが、キャリーの親友3人を演じるキム・キャトラル、シンシア・ニクソン、クリスティン・デイヴィスらの姿はなかった。前作同様、今回も詳細は極秘扱いだが、モロッコ・ロケの予定もあり、さらにゴージャスなストーリー展開も期待できそう。公開は来年5月28日を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:セックス・アンド・ザ・シティ 2008年8月23日より日劇3ほか全国東宝洋画系にて公開© MMVlll New Line Productions, Inc. Sex and the City™ is a trademark of Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.セックス・アンド・ザ・シティ2 (原題) 2010年6月、全国にて公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】「SATC」にケイティ・ホームズが参戦!?ハリウッドで最も稼ぐ女優が決定!今年はアンジェリーナ・ジョリーサラ・ジェシカ・パーカー夫妻が、双子の赤ちゃんとの家族写真を公開!サラ・ジェシカ・パーカーの代理母が双子の女の子を出産過熱するゴシップ取材に、アラフォー女優たちが怒り心頭
2009年09月03日日本でもミリオンセラーを記録した小説「朗読者」を『めぐりあう時間たち』の監督&脚本家コンビで映画化し、ヒロインを演じたケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞を受賞。ケイトの役は当初ニコール・キッドマンが演じる予定だったが、妊娠によって降板したニコールに代わり、ケイトが役を得た。ニコール降板を憂う声はあったものの、この降板劇が上手く作用したのは出来上がった作品を観れば明らか。戦後10年以上が経ったドイツを皮切りに、ひとりの少年の運命を揺るがし、ある決意のドラマへと導くことになる女性を、ケイトはパワフルな存在感の中に謎めいた哀しみを湛えながら演じ上げている。ネタばれを指摘する声が挙がるかもしれないが、主人公の少年・マイケルはケイト扮する大人の女性・ハンナと出会い、関係を持ち、やがて彼女の過去と彼女にとっては過去以上に重大な意味を持つ秘密を知る。この過去と秘密に関わってくるのが、マイケルのように戦争の記憶を持たない世代の心情と、愛とは何かを問う究極の問答。未熟だが一途な恋心を捧げた相手の秘密を知り、怒りや嫌悪を感じながらも、抗えない愛の本能に駆られて彼女を受け止めようとするどころか、彼女を無条件に受け入れることのできない自分に苦悩さえするマイケルの心の変遷が観る者の心に棘のように突き刺さってくる。その痛みの全てを抱え、大人になったマイケルをレイフ・ファインズが熱演。原題にもある“朗読者”として、この物語の語り手として、愛の深さに比例した深い苦悩を見せつけてくれる。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:愛を読むひと 2009年6月19日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.■関連記事:『愛を読むひと』スティーヴン・ダルドリー監督次作はブラピと組んでオスカー?ケイト・ウィンスレットのオスカー受賞作『愛を読むひと』試写会に10組20名様ご招待平井堅のカバーアルバムに収録の名曲が『愛を読むひと』イメージソングに決定【第81回アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜個性派編〜主演女優賞はケイト・ウィンスレット!6度目のノミネートで栄冠
2009年06月12日