コクヨS&Tは、「コクヨデザインアワード」で2013年に優秀賞を受賞した「ゴムバンド<和ごむ>」の賞品化を発表した。発売時期は10月中旬。メーカー希望小売価格は496円(7本入)。年間販売5万個を目標としている。同製品は、「何度あっても良い」という意味を持つ、水引の蝶結びをモチーフにしたゴムバンド。輪ゴムの"とめる"機能に、ありがとう、おめでとうといった"気持ち"をプラスすることができるアイテム。シリコン製で繰り返し使えるので、相手に贈ったり、さらに別の誰かに贈ったりという使い方も想定されている。色は、昔から縁起が良いとされる「紅(あか)」、「桃(もも)」、「白藍(しらあい)」、「萌木(もえぎ)」の4色で展開される。同社の広報担当者がオススメする同製品の使用例としては、お菓子の小分けや借りたものにそっと巻いて返却など、ラッピンググッズとして相手にさりげなく感謝を伝えたいときに使うほか、自分のペットボトルやビニル傘の目印にも使うことができるとのこと。そのほか、腕につけてちょっとしたブレスレット感覚に使ったり、ヘアゴムとして使う方法もあるということだ。「コクヨデザインアワード」は、2002年に創設以来、2015年で13回目(2010年開催のみ休止)となり、これまでに受賞作品の中から、「カドケシ」や「キャンパスノート<パラクルノ>」、「Beetle Tip(ビートルティップ)」等の商品が誕生している。「ゴムバンド<和ごむ>」は、「コクヨデザインアワード2013」において国内外から応募された合計1,217作品の中から、優秀賞を受賞した作品のひとつ。2013のテーマは「HAPPY×DESIGN」で、見たり使ったりすることで、これからの世の中がもっと元気で、もっと幸せになるようなデザインが募集されたということだ。
2015年09月30日コクヨS&Tは、「コクヨデザインアワード」で2012年にグランプリを受賞した「キャンパス水彩絵の具<なまえのないえのぐ>」の賞品化を発表した。発売時期は10月中旬。メーカー希望小売価格は1,944円(10色セット)。3,000個限定で販売される。同製品は、色のなまえをなくすことで、色に対する固定概念をなくし、自由な発想でおえかきを楽しむことができる絵の具。シアン・マゼンタ・イエローの3原色のみで作られており、3原色の組み合わせや配合の仕方で、さまざまな色が作れることを直感的に表現している。また、色を混ぜ合わせたときに濁りが少ない透明水彩絵の具を採用しており、混ぜたり薄めたりして自分だけの色を作ることができるということだ。「コクヨデザインアワード」は、2002年に創設以来、2015年で13回目(2010年開催のみ休止)となり、これまでに受賞作品の中から、「カドケシ」や「キャンパスノート<パラクルノ>」、「Beetle Tip(ビートルティップ)」等の商品が誕生している。「キャンパス水彩絵の具<なまえのないえのぐ>」は、「コクヨデザインアワード2012」において国内外から応募された合計1,170作品の中からグランプリに選ばれた作品。2012のテーマは、"Campus「ノートを超えろ!」"。文房具から家具、空間にまで学びをサポートするブランドへと再構築されたキャンパスブランドを表現し、利便性や効率性を追求するだけではなく、使う人の学ぶ意識を刺激して成長へと促す斬新なデザインが募集された。上記背景から選ばれたため、キャンパスノートを超えた、様々なまなびをサポートするツールとして、「なまえのないえのぐ」はキャンパスブランドとして発売されるということだ。
2015年09月30日コクヨは、 使用者の視点から生まれる優れたデザインを募集するコンペティション「コクヨデザインアワード2015」を開催し、作品募集を開始した。募集は7月31日まで。「コクヨデザインアワード」は、使用者ならではの視点から生まれる優れたデザインを広く募集し、商品化を目指すコンペティション。2002年の創設以来、今回で13回目となり、これまでにヒット商品「カドケシ」などを輩出してきた。前回の応募件数は合計1,442点(うち海外から298件)、応募者の国籍は日本を含めて29カ国におよぶなど、プロダクトデザインの国際コンペティションとしても認知されつつある。今回の募集テーマは「美しい暮らし」で、"日常にうるおいを与えてくれる、 いつまでも大切に使いたくなる"ような文房具と家具のデザインを募る。審査員は佐藤可士和氏(SAMURAI代表/アートディレクター・クリエイティブディレクター)をはじめ、鈴木康広氏(アーティスト)、田川欣哉氏(takram design engineering代表/デザインエンジニア)らが務め、グランプリ(1作品)には賞金200万円、優秀賞(3作品)には賞金各50万円が贈られるとのこと。募集期間は2015年5月15日~7月31日、審査発表は2015年12月1日予定。なお、今回は同コンペティションで扱うテーマについてより広く社会へ発信・問いかけるため、アワード会期中に「美しい暮らし」について考えるトークショーやワークショップが開催される。詳細は「コクヨデザインアワード」ホームページなどで順次公開予定。
2015年05月15日コクヨは18日、「コクヨデザインアワード2012」の受賞作品を発表した。同コンテストは、顧客起点でのモノづくりをより強化することを目的として、2002年に設立され今年10回目(2010年開催のみ休止)を迎えるコンペティション。使う人ならではの優れた商品デザインを、広く一般ユーザーから集めて商品化を目指すという。4月2日~6月29日までの応募期間に国内外から1,170作品の応募があった。今回のテーマは『Campus「ノートを超えろ!」』。1975年に誕生し、ノートだけではなく文房具から家具、空間にまで”学びをサポートする”ブランドへと再構築されている「Campus」ブランドを表現する斬新なデザインを求めた。審査の結果グランプリに輝いたのは、今井祐介さんと茂木彩海さんのユニット「いま、もてき」の作品「なまえのないえのぐ」。色の三原色の組み合わせで色を表現した絵の具で、色の名前を限定せず、自分で色を生み出せることに気づかせてくれるという。優秀賞に選ばれたのは3作品。迫健太郎さん、今城菜穂さん、溝部洋平さん、藤中康平さんのユニット「GENE CUBIC」の作品「ESORA(エソラ)」は、目の前の対象物を透過して描き出し、子どもの自由な発想をサポートする、透明板付きのホワイトボード。田淵萬坊さんの作品「かみたば」は、いろいろな紙と触れ合うことにより子どもの想像力を育む、異なる紙素材やデザインが紙束になった知育材。辻本真理子さんの作品「Pop-up Campus(ポップアップキャンパス)」は、家庭用折りたたみ学習家飛び出す絵本のように、開くと机と椅子が起き上がり、閉じるとコンパクトになって持ち運びも便利な学習用家具。同コンペティションの詳細は「コクヨデザインアワード2012の公式ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日