話題のパンケーキショップが集まる原宿に、9月10日、またひとつ魅力的なお店がオープンしました。逗子で人気のパン屋「wakanapan」が、昨夏から日曜限定でスタートしたパンケーキショップ、「SUNDAY JAM」の2号店がそれ。逗子では日曜しか食べられない絶品パンケーキが、こちらでは毎日、朝から夜までいただけるというのだから心が躍る! 早速そのお味をレポートします!細い階段を上がって突き当りのドアを開くと、そこは原宿に誕生した“湘南”といった趣の店内。壁にはビーチの写真が飾られ、イスやテーブルは白木で統一。窓際のアクアブルーのベンチシートが、逗子店を髣髴させます。さて、お待ちかねのパンケーキ。今回はいただいたのは、逗子でも一番人気だという「ホノルルパンケーキ マカダミアナッツ&メープル」1,200円。たっぷりの生クリームとウインナー(ベーコンも選べます)とともにお皿にのっているのは、直径20cmほどのパンケーキが2枚。こんがりといい色に焼けていて、甘い香りが漂います。カナダ産オーガニックのメープルシロップをたっぷりとかけ、ナイフを入れ、早速一口。……ううっ、おいしい! カリッとした香ばしさと、もちっとした食感、そしてすっと口の中で溶ける軽さが絶妙!最近主流のフワフワ、やわらかさを追求しているパンケーキとは一味違うおいしさです。添えられているクリームもボリュームたっぷりながら、やさしい甘みで軽い印象。何より実感するのは、粉の違い。どんな粉を使っているのかを、考案者のDJ PANCAKEMIXさんとwakanapanのwakanaさんにたずねたところ、「企業秘密です」と。いずれにしても、かなりこだわって上質の粉をブレンドしているのは間違いなさそう。パンケーキはほかに、「ホノルルパンケーキ ココ&パイン」1,200円、原宿店限定の「キャラメルジンジャー パンケーキ」1,300円といったスイーツ系のほか、パンケーキの概念を覆す「ラテン」¥1,300円や「チーズ&ハムペッパー」1,200円など食事系も用意されています。また、wakanapanの天然酵母バンズを使ったバーガー類やサンドウィッチもおすすめ。サラダ感覚の「ハーブチキンのパテサンドウィッチ」850円や100%ビーフ使用の「ピピバーガー」1,000円など、どれも、具だくさんで食べごたえ抜群です。かぼちゃバンズは乳製品、卵不使用ながら、ほんのりと自然な甘みがあって、ふんわりソフトな口当たり。「『wakanapan』にも行ってみたい」という気にさせるおいしさです。ドリンクもこだわっていて、「コーヒー」500円や「ココナッツラテ」650円には最高級アラビカ種のコーヒー豆を用い、「ハイビスカスレモネード」600円にはオーガニックハイビスカスティーを使用。ハワイ語で「おいしい」という意味をもつ「Ono」を冠したピーナツバターたっぷりの「オノオノシェイク」800円は、デザートがわりにしても満足度大。ディナータイムは、「マヒマヒのスパイスソテー バルサミコ仕立て」1,200円をはじめ、ハワイアンキュイジーヌをテーマにしたメニューも並ぶので、朝・昼・夜と違った楽しみ方ができそうです。SUNDAY JAM HARAJUKU場所:東京都渋谷区神宮前4-28-28 Lucessioビル2FTEL: 03-3478-5707 営業時間:9:00~22:00(フード21:00L.O.、ドリンク21:30L.O.)無休取材/村上早苗
2012年09月18日