イタリアを代表するスニーカーブランド「スペルガ (SUPERGA)」からスペルガのイメージモデルを務めるスキ・ウォーターハウスとのコラボモデルが登場。2014年11月末より発売予定。モデルだけでなくファッションアイコンとして人気の高いスキがデザインしたこのモデルは、4cmの厚底タイプ。ソールにアッパーと同色のハートがデザインされたとびきりキュートな一足。【アイテム概要】STYLE NO:S009NV0価格:11,000円 (税抜)カラー:AZUL / PINK / REDサイズ:35-39【問合わせ先】〈プロスペール〉電話番号:03-5778-4886ブランドHP:元の記事を読む
2014年11月20日●B2C・エネルギーソリューション・B2Bの3分野をバランス良く展開シャープは18日、国内事業についての説明会を開催した。日本国内は経済状態が厳しいものの、2015年度には営業利益率5%を目指し、目標に向けて「目の付け所がシャープという商品を出していきたい」(宮永良一・執行役員 国内営業本部長)と意気込んでいる。シャープは、中期計画初年度となる2012年度に営業利益で黒字回復をしたのち、13年度に当期純利益の黒字化となり、2014年度からは「再成長ステージ」として収益体質のさらなる強化を図っている。通期の営業利益予想は1,000億円で、「上期は市況が厳しくちょっと足りなかったが、14年度では数字を達成するよう努力している」(宮永氏)という状況だ。2015年度には営業利益率5%を目指している。基本戦略として「勝てる市場・分野」へ経営資源をシフト、自前主義からの脱却とアライアンスの積極活用、ガバナンス体制の変革による実行力の強化、という3点を挙げており、取り組む製品としてはB2C、エネルギーソリューション、B2Bの3分野を強化していく。どれかに偏るのではなく、3分野をバランス良く展開していく方針だ。B2C事業では、国内の社会情勢が、高齢化社会、女性の社会進出、世帯数増加という変化にある中、高齢化社会では「平均寿命から健康寿命への関心が高まっている」と、国内営業本部副本部長の細尾忠弘氏は語る。健康をキーワードにした商品の提案や販促活動が大きなポイントになるという。女性の社会進出では、働く女性の人口が過去最高になり、家事と仕事を両立する人が増えたことで、家事の効率化がチャンスになる。さらに、独身世帯の増加による新たな商品需要の増加も見込めるという。さらに、社会インフラでも2016年の電力・ガス自由化、SIMロック解除による通信の自由化、そして4K、8Kの高精細テレビ放送も大きな変化。電力・ガスの自由化では新たなビジネスが出てくると予想。2000年と比較して、世帯ごとで最も支出が伸びた項目が通信費で、この通信費の支出を少なくする商品がビジネスチャンスになるとみる。高精細テレビ放送では、「4K放送が見えてきて、年末を皮切りに一気に4Kが伸びてくる」(細尾氏)と見込む。細尾氏は、家電製品では「日本文化が見直されてきている」として、新たに赤と黒の市松模様デザインの「MiYABi」ブランドを立ち上げ、「和の持つ良い文化を商品にも取り入れることを狙った」という。普及率が100%近い冷蔵庫は、なかなか買い替えが進まないが、こうした商品で訴求を図る。同シリーズは今後も拡大していきたい考えだ。●ヘルシオお茶プレッソにコードレスサイクロン掃除機など意欲的なチャレンジさらに、細尾氏が語る「チャレンジ商品」の第1弾として投入したのが「ヘルシオお茶プレッソ」。健康をキーワードにお茶文化を広げていこうとしてリリースしたが、「発売以来、大変な勢いで売れている」という。第2弾ではコードレスサイクロン掃除機「FREED」。細尾氏いわく「簡単に持ち歩けて新しい掃除の文化を提案することを目指した」。第3弾としては、プラズマクラスターイオン発生器を投入する。シャープ独自の製品として力を入れているプラズマクラスターイオン発生器だが、「1世帯に1台は終わり、各部屋、TPOにあわせた需要の拡大」(細尾氏)を図っていくという。その1つが天井設置型の発生器で、E26口金の電球ソケットに装着して天井からプラズマクラスターイオンが降り注ぐ、というもの。LED電球と人感センサーを内蔵。人が近づくとLED電球がつき、人が離れると電気が消えてプラズマクラスターイオンが発生する。トイレやクローゼットなどに設置することを想定しており、除菌、消臭ができるというのが売りだという。住宅市場は縮小しているが、リフォーム需要は微増している、と細尾氏。そのタイミングでの導入を期待しており、しかも各戸に複数設置できるため、市場規模は大きいとしている。エネルギーソリューション分野では、太陽光発電のソーラーパネルと蓄電池、エコキュート、省エネ家電との連携、といった賞品・サービスを展開。16年の電力小売り自由化によって、7.5兆円規模の電力市場が一般家庭に開放されることで、「大きなビジネスチャンスになる」とシャープエネルギーソリューション真鍋政尚社長はみている。ソーラーパネルでは、屋根全体を覆うように設置でき、1.5~1.6倍の容量増になって美観的にも有効なコーナーモジュールをアピール。さらに、HEMUSと組み合わせたクラウド蓄電池でより効率的に電力を利用できることを提案。今後は認知度向上のためにテレビCMも放映し、蓄電池売り場でお茶プレッソを出しつつ、ゆっくりと説明できるような場を作って訴求を図っていくなど、販売に力を入れていく。○"目の付け所がシャープ"の伝統に戻った宮永氏は、「シャープはニーズを見極めて新たな市場を開拓していった。それが"目の付け所がシャープ"の伝統だった」と指摘。お茶プレッソも、顧客のニーズが店頭などの現場から上がってきて、それを商品化したことでヒットに繋がったとしており、現在はその伝統に「戻っていったといえるのではないか」(宮永氏)という。消費増税に天候不順が重なり、足元の市況は停滞しているが、「欲しいものがあったら買いたいという意欲は折れていない」と宮永氏は見る。厳しい状況ながら、「"目の付け所がシャープ"のような商品を出していく」(同)ことで需要を喚起していく。その中でテレビは、エコポイント終了移行低迷しているが、50インチ以上は4K中心となり、金額的にもフルHDを逆転。4Kが刺激となっていると分析する。ロボット掃除機を始め、海外メーカーが人気の分野もあり、細尾氏は「海外勢に後れを取った」という認識を示す。これに関しても、「日本の文化にあう商品を作って出していきたい」(細尾氏)考えで、先行する海外勢に対抗していく考えだ。
2014年11月19日アプリックスIPホールディングスは11月18日、ウォーターサーバー用の「お知らせビーコン」を開発したと発表した。ウォーターサーバーのボトル交換タイミングを常に把握し、ボトル補充が必要になったタイミングで、スマートフォンから簡単に補充発注が可能となる。ウォーターサーバー利用者は、ボトルの補充発注がうまく管理できずに不足・余剰などの課題を抱えており、提供企業側にとっては販売機会の損失になっているという。このビーコンにより、利用者が必要なタイミングで簡単にボトルを補充発注でき、配送日の指定や変更が可能となるだけではなく、提供企業側にとっても顧客満足度の向上による追加受注の拡大、解約リスクの軽減、受注作業効率の向上、利用者の水利用頻度・傾向などが把握できる。これは、家庭用品向けの継続的な補充発注ソリューションとして提供する。また、家庭用品だけでなく、オフィスや工場向け製品など、国内外のメーカーとともに「お知らせビーコン」を搭載したさまざまな製品の開発を進めていくという。
2014年11月19日シャープは11月17日、ロボット掃除機「シャア専用ハロ型ココロボ」を2年前に開発していたことを公式Twitterで明らかにした。同日が「機動戦士ガンダム」の登場人物であるシャア・アズナブルの誕生日であることから公開に踏み切ったようだ。Twitterで公開されたプロトタイプの画像から「シャア専用ハロ型ココロボ」は、シャア専用モビルスーツではおなじみの赤とあずき色のツートンカラーで塗装され、前頭部に隊長機を表すブレードアンテナがあしらわれている。また、ロボット掃除機であるココロボに、ロボットマスコットであるハロのイメージを重ね合わせるためか、縦長な楕円形の目も見受けられる。製品化に至らなかった理由として、「3倍速く掃除できなかった」「足がついておらず、シャアが気に入らなかった」「シャア専用なのに、『アムロ、元気か?』としゃべる」などが考えられるが、同社公式Twitterは「さまざまな大人の事情です」と明言を避けている。
2014年11月17日シャープは11月13日、従来比約4倍のイオン濃度10万個/cm3の空間を実現し、ダニのアレル物質低減に最適なプラズマクラスターイオン発生機「IG-GA130」を発表した。同製品は、イオンの発生量を高めたプラズマクラスターイオン発生デバイスを搭載し、高濃度でも安全性が確認されているプラズマクラスターイオンの濃度を、約8畳(約13m2)の空間において10万個/cm3まで高めた。加えて、ベッドやカーペットなどに付着した、もしくは舞い上がったダニのアレル物質を低減するために上下2つの吹出口を設け、寝室や子ども部屋などの空気環境を整える。また、24時間の生活シーンに合わせて最適運転に切り替える"おまかせ運転"を搭載する。例えば、人感センサで人がいないことを検知すると自動で最大風量運転になるので、留守の間に部屋にあるダニのアレル物質を低減することができる。なお、同製品は、調剤薬局の他、医療・衛生サービス関連企業での展開を予定している。価格は20万円(税抜き)。2015年1月中旬より発売する。
2014年11月17日シャープは11月15日より、「AQUOS 4K」のWebキャンペーンを実施する。「お子様へ夢のある未来をプレゼントする」というコンセプトの下、12月14日までの募集期間に応募した全員にサンタクロースからビデオレターを配信するキャンペーン。「お子様へ夢のある未来をプレゼントする」というコンセプトの下、12月14日までの募集期間に応募した全員にサンタクロースからビデオレターを配信するキャンペーン。さらに300名の応募者には抽選で、子どもそれぞれのプロフィールに応じて別々に撮影したオリジナルビデオレターがプレゼントされる。応募受付を行うキャンペーンサイト上では、「8K技術が開花した未来」を知っているサンタクロースが8K技術の説明、および8K技術に基づいている「AQUOS 4K」の4K画質の説明を行う。
2014年11月14日俳優のブラッド・ピットが14日、主演映画『フューリー』のPRのため、共演のローガン・ラーマンと共に来日を果たし、羽田空港に集まった400人を超える熱狂的なファンに出迎えられた。ブラッド・ピットの来日は、前作『ワールド・ウォーZ』以来1年3カ月ぶり10度目、アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる。そして、ローガン・ラーマンにとっては、3年ぶり3度目の来日となる。今回ブラッド・ピットは、ローガン・ラーマンと共に本作のPRで訪れていた韓国から、2人そろってプライベートジェットで羽田空港から入国。14:00ごろに到着ロビーに姿を見せた。2人とも黒いジャケットにサングラスという姿で登場すると、出迎えた400人を超えるファンから大歓声が上がった。ブラッド・ピットは、温かい歓迎に手を振って応え、ローガン・ラーマンも笑顔を見せた。ファンの前を58秒かけて歩いたブラッド・ピットとローガン・ラーマンに、来日を予想して空港で待ち構えていたファンは「かっこいい!」と大興奮。「もっとゆっくり歩いてほしかった。サングラスをとってほしかった」という声も聞かれたが、「会えてよかった」と満足そうだった。本作は、1945年のヨーロッパ戦線を舞台に、1台の戦車で300人ものドイツ軍最強部隊を相手に戦い抜いた、5人のアメリカ兵士の絆と壮絶な戦いを描いた戦車アクション大作。ブラッドピットが部隊のリーダー・ウォーダディーを、ローガン・ラーマンが若き新兵ノーマンを演じ、過酷な戦場で2人が築いていく絆は、物語の真髄となっている。
2014年11月14日SBI証券はこのたび、25日(予定)より、大阪取引所に新たに上場する「JPX日経インデックス400先物」の取扱いを開始すると発表した。このたびの「JPX日経インデックス400先物」の取扱い開始により、同社の同取引所上場の先物・オプション取引の取扱商品数は、大手ネット証券最多という11商品となる。「JPX日経インデックス400先物」は、「JPX日経インデックス400」を原資産とした先物取引で、同指数の変動を利用して少ない資金で大きな利益を狙えることが特徴だという。また、海外マーケットの取引時間中である夜間取引にも対応しており、海外市場の動きに合わせて取引できるなど、さまざまな魅力を有しているとしている。原資産である「JPX日経インデックス400」は、日本取引所グループと日本経済新聞社が共同開発し、1月より算出が開始された株価指数で、流動性(売買代金)や規模(時価総額)のほか、株主の投資資金がどのくらい効率的に使われているかを示すROE(自己資本利益率)、コーポレートガバナンス(企業統治)などの要素も考慮して構成銘柄を選定していることが大きな特徴だという。また、市場第一部銘柄だけでなく、市場第二部銘柄、マザーズ銘柄、JASDAQ銘柄なども含まれていることから、これまでの市場の枠組みに縛られない指数となっており、日本市場を代表する新たな株価指数として期待されているという。このたびの「JPX日経インデックス400先物」の取扱い開始により、同社の大阪取引所上場の先物・オプション取引における取扱商品数は大手ネット証券最多の11商品となるという。同社は、今後も「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を実現するべく、魅力的な投資商品を拡充し、個人投資家の資産形成を支援していくとしている。○「JPX日経インデックス400先物」の概要対象指数:JPX日経インデックス400限月:3月、6月、9月、12月のうち直近5限月取引単位:JPX日経インデックス400×100円呼値の単位:5ポイント取引時間:日中立会9:00-15:15、夜間立会16:30-3:00手数料(インターネットコース):46円(税込49.68円)1円未満切捨
2014年11月14日シャープは11月13日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス) W20」シリーズを発表した。ラインナップは50V型の「LC-50W20」のみとなっている。発売は11月30日。価格はオープンで、推定市場価格は138,000円前後(税別)。LC-50W20は、2014年5月に発表された「LC-52W10」の後継となるフルHD(1,920×1,080ドット)モデル。LC-52W10は、ネットワークやMHLによるスマートフォンとの接続に対応した大画面スタンダードモデルだ。バッファローが発売している長時間録画ハードディスクにも対応している。LC-50W20でも、それらの機能は継承。さらに、W10では地上デジタル×2基、BS/110度CSデジタル×1基だった内蔵チューナーが、地上デジタル×2基、BS/110度CSデジタル×2基に増やされている。また無線LAN機能も標準搭載。より手軽にホームネットワークやインターネットに接続できるようになった。デザインも狭額スタイルに変更。よりすっきりとした印象となっている。カラーは、従来のブラックのみから、ブラックとホワイトの2色に増やされた。入力インタフェースはHDMI×3系統に、D端子×1系統、AV入力×1系統、PC入力(ミニD-Sub15ピン)×1系統を装備。HDMI端子 2はMHLとの兼用となっており、スマートフォンを接続して大画面でアプリなどを楽しむことができる。USBポートは写真・音楽・動画用に1基に、録画HDD接続用に1基を装備している。本体サイズはW1,123×D315×H684mmで、質量は約21kg(いずれもスタンド込み)。消費電力は約103Wで、年間消費電力量は76kWh/年となっている。なお、W20シリーズは、11月10日に発売された「AQUOSクアトロンプロ XL20」シリーズと同様に、セガの知育エンターテインメント・サービス「テレビーナ」に対応している。
2014年11月13日シャープは11月12日、4K表示に対応した70V型インフォメーションディスプレイ「PN-H701」およびフレーム幅3.5mmの狭額縁デザインを実現したフルHD対応の55V型インフォメーションディスプレイ「PN-V551」を発表した。PN-H701の仕様はエッジ型のLEDバックライトを採用し、輝度400cd/m2(標準値)、コントラスト比3000:1(標準値)を実現。アルミフレームを採用したベゼル幅は左右上部が9mm、下部が14mmと狭額縁を実現しているほか、厚みも約69mm、重さも約38kgと軽量薄型化を実現している。また、PCレスで運用可能なメディアプレーヤ機能を搭載。写真や動画、音楽ファイルを記録したUSBメモリを挿すだけでコンテンツを再生することが可能であり、対応フォーマットは静止画がjpeg(8Kまで対応)、動画がm2ts/mp4/3gp/mov(フルHDまで)、音声がmp3/wav/wma/m4aとなっている。一方のPN-V551の仕様は、LEDバックライトを採用し輝度は700cd/m2(出荷時550cd/m2)(標準値)、コントラスト比は3500:1(標準値)となっており、色度/輝度の面内均一性を向上させる独自機能「SHARP UCCT(Uniform Color Calibration Technology)」も搭載している。UCCTは各RGBの色度/輝度のハイブリッド補正技術で、各種RGB入力信号に対する表示特性を細かいエリアで測定し、特定サイズ領域のRGB信号ごとに色度、輝度を補正することが可能となる。また、本体重量は現行モデル比で約40%減となる約27.5kgを実現したほか、ハンドルを左右4カ所に配置することで、運搬や設置のしやすさを向上させたという。同社では、ディスプレイ本体だけでなく、システム、設置機器などを含め、空間デザインやコンテンツ、施工、保守運用などをトータルにサポートしていく体制を強化することでデジタルサイネージ市場での存在感を高めていくとしており、パブリック空間や商業空間、CADなどの特定業務、法人・教育などの分野を中心に「"見せるサイネージ"」から「"魅せる"サイネージ」を掲げて市場の拡大を図っていくとしている。なお、2製品ともにすでに受注を開始しており、2015年2月からの出荷が予定されているという。
2014年11月12日カブドットコム証券はこのたび、25日(予定)から大阪取引所にて取引が開始されるJPX日経インデックス400先物を上場初日より取扱うと発表した。これにより同社の先物・オプション取扱商品数は11商品となり、主要ネット証券での取扱商品数最多を更新するという。同社は、取扱いを開始するJPX日経インデックス400先物に加え、人気の日経225先物、日経225miniから東証REIT指数先物、NYダウ指数先物にいたるまで、多数の商品を用意することで、高まる個人投資家の投資ニーズに応えるとともに、幅広い投資機会を提供しているという。JPX日経インデックス400先物取引の取引対象である「JPX日経インデックス400」は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数だとしている。これからもカブドットコム証券は、企業理念である「顧客投資成績重視」のため、今後もさらなるサービス、商品の拡充に努めていくとしている。
2014年11月12日シャープは11月11日、IGZO技術を活用し、736ppiの精細度を実現した4.10型WQXGA(2560×1600画素)液晶パネルを開発したと発表した。同技術は、一般的なスマートフォン(スマホ)の液晶パネルである4.7型HD720(1280×720画素)の精細度約312ppiに対し、IGZO-TFTの構造をシンプルにするといった高開口率化技術を採用することで画素サイズを約4分の1にすることに成功。約4倍以上の画素数(画素密度は2倍以上)を実現。これにより、従来は低温poly-Si(LTPS)が得意としていた高精細化分野に対し、IGZO技術でアプローチすることが可能になったとする。なお同社では、最先端パネルの取り組みは三重第3工場にてLTPSを用いて続けていく一方、4K対応の携帯機器向けパネル需要の増加に向け、亀山第2工場におけるIGZO技術を進化させ、LTPS並の高精細パネルの生産が可能となる体制の構築を進め、2016年ころに4K向けスマホ用液晶パネルの製品化を目指すと説明している。
2014年11月11日シャープのお茶メーカー「ヘルシオお茶PRESSO(プレッソ)」は、「フード・アクション・ニッポン アワード2014」の研究開発・新技術部門において、最優秀賞を受賞した。フード・アクション・ニッポンとは、農林水産省が推進する国産農産物などの消費拡大を促す活動だ。ヘルシオお茶プレッソは、シャープが2014年4月に発売した家庭用お茶メーカー。本体に備わったセラミック製の「お茶うす」で茶葉を粉末状にしたうえで、湯を注いでお茶を淹れる。お茶プレッソがこのたび受賞したのは、「フード・アクション・ニッポン アワード2014」の研究開発・新技術部門の最優秀賞。食品製造・加工の技術や機器開発など、国産農産物の消費拡大に貢献する研究や新技術に贈られる賞だ。
2014年11月10日シャープは10月30日、「メガフリーザー」搭載冷凍冷蔵庫の限定モデル「MiYABi(型番:SJ-GTR500)」を発表した。300台のみの限定生産となっており、発売は11月7日。価格はオープンで、推定市場価格は340,000円前後(税別)。SJ-GTR500は、2014年9月に発表した「SJ-GT50A」をベースにしたモデル。高品位なガラスドアに赤黒の市松模様に配色を施した"和モダン"デザインが採用されている。同社では、和モダンなデザインを採用した製品群を「アート家電」として展開しており、これまで、「ヘルシオジュースプレッソ EJ-CP10B」「ヘルシオ AX-XP100」「ヘルシオお茶プレッソ TE-GS10A」「ヘルシオ炊飯器 KS-PX10B」の4製品が発表されている。SJ-GTR500の冷蔵庫としての性能はSJ-GT50Aと同一。定格内容積501Lの6ドア(フレンチドア)モデルだが、600Lクラス並みの収納力を持つ大型冷凍室を備える(上段20L、下段132L)。また、冷凍ケース内に仕切りを設けることで、食品の縦収納を可能にした「4切り(しきり)名人」を採用。サイズ感以上の収納性を実現している。本体サイズはW685×D699×H1,820mmで、質量は102kg。年間消費電力量は230kWh/年となっている。
2014年10月31日シャープは10月27日、タッチパネル対応16型液晶テレビにネットサービスなどのIT機能を一体化した「ITテレビモニター<SC-16TV1>」を100台、医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院(埼玉県上尾市)に納入、同月より運用を開始したと発表した。このモニターは、ネットサービスや業務用システムと連携し納入先ごとにカスタマイズが可能なソリューション型テレビで、入院病棟のベッドサイドに設置。患者は、見やすい位置に画面を移動しテレビ放送を視聴できるほか、インターネットや病院施設の案内情報などをタッチパネル操作で手軽に見られる。また、病院内の売店で販売する物品の注文やビデオレンタル(VODサービス)にも対応し、利便性の高いシステムを実現した。シャープは今後も、病室やホテルの客室、スポーツクラブのフィットネス施設など法人向け市場において同機を幅広く提案していくとしている。
2014年10月28日シャープは24日、「ヘルシオ お茶PRESSO(プレッソ)」で作った粉末茶を活用した「お茶料理」レシピのコンテスト「お茶料理の人気投票」を開始した。8種のメニューのうち、もっとも人気の高かった料理に投票した人から抽選で100名に景品をプレゼントする。「ヘルシオ お茶PRESSO」は、本体に備わったセラミック製の「お茶うす」で茶葉を粉末状にしたうえで、湯を注いでお茶を淹れてくれるお茶メーカーだ。「お茶料理の人気投票」は、大妻女子大学の学生が考案した独自の料理8つのうち、Webページ上で人気投票を行うコンテスト。投票期間は2014年10月24日から2014年11月13日だ。投票結果の発表は2014年11月20日に行う。1位になった料理に投票した応募者のうち、抽選で100名にハウス食品の商品をプレゼントする。応募はシャープの会員サイト「SHARP i CLUB」から行う。応募には会員登録(無料)が必要だ。また、2014年11月1日と2日に農林水産省が主催する「ジャパンフードフェスタ2014」で、考案した料理の一部が提供される。
2014年10月24日シャープは24日、プラズマクラスターイオン発生機の新製品として、天井設置型の「IG-GTA20」と、ベッドサイド用の「IG-GBP1」を発表した。いずれもLEDライトを搭載している。発売はIG-GTA20が11月20日、IG-GBP1が11月6日。価格はオープンで、推定市場価格はIG-GTA20税別22,000円前後、IG-GBP1税別20,000円前後だ。○天井設置用の「IG-GTA20」シャープはこれまでにも、プラズマクラスターイオン発生機として卓上用や車載用など用途や設置場所に応じた製品を発売してきた。このたび発表したIG-GTA20は、主にトイレでの使用を想定して、天井に設置する照明としても機能するようにLEDライトを搭載している。プラズマクラスターイオンを放出することで、トイレの床などに付着しているニオイ原因菌を除菌・消臭する。IG-GTA20は、電源部に一般的な電球と同じE26口金形状を採用したことで、通常の電球のように取り付けられる。人感センサーを備え、人が入ってきた時に点灯し、人がいない時には自動で消灯する。また、消灯時にはプラズマクラスター運転を「強」モードで行う。サイズはW102×D102×H220mm、重量は540g。適用床面積は約1畳相当。光色は電球色で、明るさは485ルーメン。消費電力と運転音は、LEDライト点灯時で9.7W/22dB、LEDライト消灯時で2.1W/38dB。○ベッドサイド用の「IG-GBP1」IG-GBP1は、ベッドサイドに置いて使用するプラズマクラスターイオン発生機。寝ている間に「高濃度プラズマクラスター25000」を放出して肌をケアする「おやすみ運転」モードを搭載する。おやすみ運転モードは、顔にプラズマクラスターイオンを照射して、肌にツヤ・ハリを与えてキメを整えるというものだ。イオンを取り囲む水分子が肌表面に付着することで、この効果が生まれる。おやすみ運転モードは、睡眠の邪魔にならないよう、運転音が18dB(目安として、木の葉のふれあう音が20dB程度だとされている)と低騒音になっている。LEDライトを搭載することで間接照明としても使用可能だ。LEDライトは、昼白色に比べて癒し効果が高いとするさくら色を採用。明・暗の2段階で明るさを切り替えられるほか、30分かけてゆっくり暗くなって消灯するタイマー機能も用意する。また、枕などの寝具に高濃度のプラズマクラスターイオンを照射する「枕リフレッシュ運転」も搭載。汗のニオイや生乾き臭の消臭効果、ダニの死がいなどのアレル物質の作用抑制効果が見込める。枕リフレッシュ運転時の運転音は約33dBだ。サイズはW176×D176×H175mm、重量は545g。適用床面積は約70cm。プラズマクラスターイオンの吹き出し方向を調節できるノズル、ユニット清掃ブラシが付属する。
2014年10月24日シャープは2014年10月23日、大阪府八尾市のシャープ八尾工場において、メガフリーザー搭載冷蔵庫の出荷式を行った。今回、出荷した冷蔵庫「SJ-GT50A/GT47A」は、大きな食材もそのまま保存できる173リットルの大容量を持つメガフリーザーを採用した製品。冷却器ユニットのコンパクト化により、冷蔵庫各室の容量バランスが最適化されている。474リットルの容量ながら、600リットルクラスに搭載している大容量の冷凍室を搭載しているのが特徴だ。独自の冷凍ケースを仕切ることができる「4切り(しきり)名人」を採用し、収納量が20%増えているほか、冷凍食品がマイナス18度を上回ると味が落ちるところに着目。冷凍室を開閉しても、庫内温度変化が少なくする工夫を凝らしているという。また、プラズマクラスターも搭載し、庫内を清潔に保つことができるという。10月23日の午前10時30分から行われた出荷式では、シャープや協力会社などの関係者250人が参加。挨拶をしたシャープ 執行役員 健康・環境システム事業本部の沖津雅浩本部長は、「今年の家電業界は4月の増税前の駆け込みにより賑わいを見せ、八尾の冷蔵庫工場も業界の伸びを上回る生産量となった。その後、増税の反動や夏場の天候不順により、家電業界にとって厳しい状況が続いている」と、業界の動向に触れつつ、「そのなかでシャープの健康・環境システム事業本部は9月以降、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、空気清浄機をはじめとするプラズマクラスターイオン関連製品を発売し、今後も新たな需要を喚起する製品を投入することで、事業拡大を図る」と語った。そして今回出荷するメガフリーザー搭載冷蔵庫について、「冷凍食品に対するニーズにおいて、冷凍室の大型化、収納の高効率化、食品保存の高性能化という3つの特徴を持つ製品だ。顧客のニーズを捉えており、拡売できると確信している。シャープでは、450リットル以上の冷蔵庫の5割以上をメガフリーザーとし、大型冷蔵庫市場のシェアを高めたい。販売店からも好評であり、初期配荷する店舗数は通常の1.5倍の約5,000店舗になる」と自信をみせた。また、シャープ 冷蔵システム事業部・野間繁雄事業部長は、「メガフリーザーは、ニーズを的確に捉えた斬新な商品。前評判も高く、間違いなくヒット商品になると確信している」と前置きし、「メガフリーザーシリーズで、2014年度下期の新製品販売台数を前年同期比1.5倍にする。450リットル以上の大型冷蔵庫ゾーンにおいて、現在10%のシェアを13%に引き上げる。また、メガフリーザーの品位を高め、すべての方に満足してもらえる商品にする。そして、市場に出たときに傾向不良は起こさない。メガフリーザーでシャープ大賞の獲得を目指す」と5つの決意表明を行った。乾杯の音頭をとったシャープエレクトロニクスマーケティング・細尾忠弘社長は、「市場は厳しい状況にあるが、販売店においては回復基調に転じるための製品として、メガフリーザー冷蔵庫に期待している。これを出荷できることを社員に感謝したい」と語った。さらに、協力会社を代表して挨拶した多田プラスチック工業の前田政利社長は、「ついに出たなぁと感じた商品。日本の食文化が大きく変化するなかで、冷凍食品の増加とともに、冷凍庫を大きくして欲しいという声が大きかったのではないかと感じている」と冷蔵庫に求められる機能の変化に言及。「女性の心を掴んだ冷蔵庫であり、評価されるものと期待している。シャープの冷蔵庫は、霜がつかない冷蔵庫や3ドア冷蔵庫、両開き冷蔵庫といったエポックメイキングな製品を相次いで投入してきた。こうした流れのなかで出てきたのが、メガフリーザー冷蔵庫であると考えている。台数シェアが拡大傾向にあり、そこにメガフリーザー冷蔵庫が投入され、さらに弾みがつくと期待している。メガトン級の販売が可能になる」と新製品に期待を寄せた。その後、社員代表による必勝スローガン唱和のあと、初出荷のために生産された製品がトラックに積み込まれ、トラックが八尾工場を出発した。八尾工場で冷蔵庫の出荷式を行ったのは、4年ぶり4回目のことだという。それだけ今回の製品に同社が強い意気込みがあることを示しているともいえよう。以下、出荷式の様子を写真と動画で追ってみる。
2014年10月24日シャープは10月23日、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-T1650」を発表した。発売は11月12日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は80,000円前後(いずれも税別)。2014年5月に発表された「BD-T3600」などと同様に、「2画面見ながら操作」機能を搭載するBDレコーダー。録画データを見ながら番組予約や、録画データの編集・消去などを行える。録画番組を視聴している最中に録画予約や別の録画番組の消去を行うことが可能で、従来モデルのようにいったん録画データの再生を停止する必要がない。また、HDDの大容量化という最近のレコーダーの傾向に合わせて、「新・グループリスト」を搭載することで検索機能が強化された。録り溜めた録画番組がカテゴリーごとや人名ごとに自動的に整理される。デジタル機器に不慣れなユーザーなどを想定して、ネットワークを利用した機能として「あんしんリモートサポート」を搭載。操作で分からないことがあってお客様相談センターに電話した際、オペレーターがインターネットを経由してユーザーのAQUOSブルーレイを遠隔で確認できるようになっている。これにより、ユーザーの状況に応じたダイレクトなアドバイスを行うことが可能だ。HDDは容量1TB、チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×各3基をそれぞれ搭載。接続インタフェースはHDMI出力×2系統、アナログ映像入力×1系統、アナログ映像出力×1系統、D端子(D1/D2/D3対応)×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USBポート×2基(データ送受信用×1基、外付けHDD用×1基)、LANポート×1基となっている。また、Wi-Fi接続にも対応。サイズはW430×D236×H61mm(突起部除く)、質量は約3.3kgだ。
2014年10月23日総務省の人口推計(2013年度)によれば、65才以上の割合が25%を超えて、日本の「4人に1人」が高齢者になった。各家電メーカーも、かなりのボリュームを持ち始めたシニア世代がターゲットの家電製品を多く世に送り出してきている。本稿ではシニア向け家電のなかでも、使いやすさや健康、おいしさにこだわった上質な製品をご紹介しよう。以下、各製品の見出しが詳細記事へのリンクとなっている。○本体2kgの軽い掃除機 - パナソニック「MC-JP500G」パナソニックは2014年9月、「Jコンセプト」という、50代・60代をメインターゲットとした新ブランドを発表した。「J」には「Japan」と「上質」の意味が込められている。Jコンセプト第1弾となる製品のひとつが紙パック式掃除機「MC-JP500G」だ。MC-JP500Gでは、ボディ素材やモーター、本体レイアウトなどを工夫することで軽量かつコンパクトな本体を実現している。軽さだけではなく、20μmのハウスダストを検知して知らせるハウスダスト発見センサーなど、掃除性能にもこだわった製品だ。発売時の市場価格は税別55,000円。○足もとまできちんとあったかいエアコン - パナソニック「Xシリーズ」Xシリーズは、上記「Jコンセプト」ブランドのルームエアコン。送風の方向をコントロールするためのフラップを大型化して、温風がきちんと足もとに届くようになっている。人の居場所・活動量、日射量、床温度を検知するセンサーを搭載し、適切な温度コントロールを行う。発売時の市場価格は税別210,000円から税別330,000円。○健康に気を配るシニア世代に - シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ(Healsio)」シリーズは食材を「水」で調理するため、脱油や減塩など健康を意識するシニア世代にとってうれしい効果が見込める。2014年7月に発表された最上位機種「ヘルシオ AX-XP100」と、アクティブシニア向け「AX-SA100」は、「骨まで柔らか」コースを搭載する。簡単に骨まで柔らかい魚の煮付けを調理できるコースだ。「AX-SA100」は音声で操作をガイドする「ココロエンジン」も装備している。発売時の市場価格は「AX-XP100」が税別160,000円前後、「AX-SA100」が税別100,000円前後。○少量炊きでもおいしいご飯を食べたい - 日立、IH炊飯器2機種日立アプライアンスは、2008年発売の炊飯器から少量でもご飯をおいしく炊くことに注力している。2014年はIH炊飯器「ふっくら御膳」と「おひつ御膳」を開発。通常、大きい容量の炊飯器で少量のご飯を炊くと高温を保ちにくいが、独自の技術により「たくさんは炊かないけれど、おいしいご飯を食べたい」というニーズに応えた。発売時の市場価格は「ふっくら御膳」が税別110,000円前後、「おひつ御膳」が税別60,000円前後。○コンパクトだけど炊きあがりは本格的! - 象印「極め炊き」の小容量モデル象印マホービンの炊飯器「極め炊き」シリーズの小容量モデル「NP-QA06」が登場した。3.5合炊きとなっており、内釜にはハイエンドモデルと同じく「極め羽釜」を採用。ご飯の一粒一粒に熱を行き渡らせ、炊きムラを防ぐ。おいしさにこだわるシニア世代も満足できるご飯を炊きあげる。発売時の市場価格は税別110,000円前後。○お茶碗1杯分からご飯を炊ける - 三菱電機「本炭釜 NJ-SW065」「本炭釜 NJ-SW065」は、お茶碗1杯分からご飯を炊ける小容量タイプ。小容量でもこだわってお米を炊きたい中高年層向けに、おいしさ・使いやすさ・デザインにこだわって開発された。厚みのある本炭釜全体が発熱して、ふっくらしたご飯を炊き上げる。発売時の市場価格は税別60,000円前後。○お茶の栄養をまるごと摂れる - シャープ「お茶PRESSO」お茶の持つ健康効能に注目して開発されたのが「お茶PRESSO」。本体に備わったセラミック製の「お茶うす」で茶葉を粉末状にしたうえで、湯を注いでお茶を淹れてくれるお茶メーカーだ。緑茶だけでなく、ほうじ茶や紅茶も粉末にできる。水ではなく牛乳を使えば抹茶ラテやほうじ茶ラテなど、多彩なメニューも味わえる。発売時の市場価格は税別24,000円前後。
2014年10月21日三菱鉛筆は、教科書のような表面が塗工された紙に書いても濃くはっきり書ける新開発のシャープ替芯「ユニナノダイヤ教科書対応芯」を発売する。発売日は11月14日。芯径は0.5mm(40本入り)。硬度はHB、Bの2種類。価格は税抜き200円。「ユニナノダイヤ教科書対応芯」は、学習において定番の筆記シーンである「教科書への書き込み」に着目した新製品だ。学習にシャープペンシルとカラー印刷の教科書などを組み合わせて使う場合、表面が塗工されたツルツルとした用紙にシャープペンで文字を書いても薄くなってしまい、滑るような書き味になることから、教科書を使って勉強する学生らにとって不満があったという。そうした声を受け、教科書のような低摩擦の紙にも濃くはっきり文字を書くことができるようシャープ替芯が開発された。教科書に多く使われるツルツルとした紙にはっきりと書くことを可能にするため、小さな摩擦でも摩耗しやすい芯構造を新規に設計。さらに、芯に特殊オイルを配合することで、低摩擦の紙に対しても固着性が高く、従来品よりも約60%濃く書くことができる新しい芯を実現した。加えて、ノートなどの普通紙に書くときは従来通りの濃さで書くことができるため、教科書の書き込みとノートへの筆記を両立できるということだ。
2014年10月21日シャープは10月20日、光出力180mWを実現したディスプレイ光源用赤色半導体レーザ「GH0631IA2G」を開発したと発表した。同製品は、車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)や小型プロジェクタなどのディスプレイ用光源で、半導体レーザチップの構造や材料の組み合わせを工夫することにより、25℃の動作時において、波長638nmで180mWの光出力を実現した。さらに、65℃の高温動作時でも120mWの高出力を維持する。また、HUD用光源に必要な3原色のうち、高輝度な赤色の表示が可能な他、33%の高い変換効率により、効率良く電気を光出力に変換するため発熱を抑制でき、搭載機器の放熱設計の簡略化や小型化に貢献する。なお、サンプル価格は5000円。10月21日よりサンプル出荷を開始し、12月22日より量産出荷を開始する。
2014年10月20日ゼブラは10月7日、筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする新開発の内部機構により、どれだけ強い力をかけても芯が折れないシャープペン「デルガード」を11月12日より全国の文具取扱店で販売すると発表した。同製品では、「紙面に対し、垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぐ」「斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込みガードする」という2つの機構が、加わる力の角度や強さに合わせて自動で配分を調整して作動する(芯が出ていない状態から、4回以上ノックして書くと折れることがあるという)。金属部品が自動で出て芯をガードすることから「デルガードシステム」と命名された。また、軸内部にシャープ芯を誘導する部品を取り付けたことで、短い芯でもずれて詰まることを防ぐ。同社は、学生を対象にシャープペンを使用していて感じる不満を調査し、「芯が折れる」「芯がつまる」という回答が多く得られた。これを踏まえ、シャープ芯が折れる状況を把握するため、塾や学校で学生の行動観察を実施した。その結果、人によってペンを持つ角度や筆圧がさまざまであり、ノートや試験のマークシートなど使用状況によっても変わることに注目し、同製品が開発された。価格は486円、軸色はブルー、ブラック、ホワイト、ライトグリーン、ライトブルー、ピンクが用意されている。
2014年10月08日10月7日、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。シャープブースでは液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の4K対応モデルや、フルHD表示ながら4K相当の高画質を謳う「AQUOSクアトロン プロ」などが展示のメインとなっていた。○4Kのさらなる先 - 8Kの高精細表示に注目シャープでは他社に先駆け5月に、4K試験放送「Channel 4K」の受信に対応した「AQUOS 4Kレコーダー」を発表するほか、比較的リーズナブルな40V型からラインナップされる「U20」シリーズをリリース。テレビの4K化を強力に推進している。また、4Kと同様にシャープが注力する「AQUOSクアトロン プロ」もブースでは展示。「AQUOSクアトロン プロ」は、「超解像 分割駆動エンジン」によって、フルHD表示でありながら4K相当の高精細表示を実現するモデルだ。ブースでは、従来より色再現範囲が約12%広くなった最新モデルの「XL20」シリーズが展示されている。また、会場でひときわ多くの人を集めていたのが、2016年の試験放送開始が予定されている8K(7,680×4,380ドット)表示対応テレビ(ディスプレイ)。参考出品であるものの、初日の時点では8Kディスプレイの前は人だかりが常時できている状態だった。○MEMS-IGZOタブレットやフリーフォームディスプレイも会場ではそのほか、10月6日に発表されたMEMS-IGZOディスプレイ搭載タブレットや、自由な形状設計が可能で車載向け、ウェアラブル端末向けなど多様な用途が見込まれる「フリーフォームディスプレイ」なども展示されていた。
2014年10月07日10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。シャープのブースでは「Discover Good Life」をテーマとした展示を行っていた。本稿では、コミュニケーションを重視した豊かな暮らしを提案する「スマート・スイートホーム」ゾーンを紹介する。○家電は家族の一員に - 「ともだち家電」シャープブースの「スマート・スイートホーム」ゾーンでは、独自の人工知能「ココロエンジン」を活用した「ともだち家電」を体験できるコーナーを設けていた。「ともだち家電」は、「ココロエンジン」を搭載した家電製品が、クラウド上から天気などの情報を取得してユーザーに知らせたり、家電製品同士で連携してユーザーの生活により密着して情報を届けたりする。例えば、洗濯が終わったタイミングで洗濯機だけではなく、"冷蔵庫"が「洗濯が終わったみたいですよ」と音声でアナウンスしてくれるのだ。家電が人に寄り添い、ココロを尽くす存在になることを目指しているとのこと。スマートフォンアプリ「ココロボ~ド」では、家電を家族の一員に見立てて、メッセージをやり取りできる。すでに「ともだち家電」として発売されている空気清浄機「KI-EX100」は、部屋の空気の状態をアプリ上で知らせてくれる機能などを搭載。外出先からのリモート操作も可能だ。さらに、ただリモート操作するだけではなく、あくまでコミュニケーションを重視した方法で行うのが「ともだち家電」のポイント。家電とメッセージをやり取りするという形でリモート操作を行う。なお、「ココロボ~ド」は家電だけでなく家族との情報共有にも使える。
2014年10月07日ゼブラは、筆圧および書く角度に合わせて芯をガードする内部機構により、強い力をかけても芯が折れないシャープペン「デルガード」を発表した。発売日は11月12日。全国の文具取扱店にて販売を開始する。価格は税別450円。同製品の特長は、シャープペンの使用中に起こりがちな「芯折れ」、「芯詰まり」というふたつの弱点を、新開発の内部機構によって解消した点。これにより、ユーザーの最大の不満点だった「筆記を中断され集中力が途切れる」という致命的な欠点を解決しているという。「芯が折れる」という弱点については、紙面に対して垂直方向に強い筆圧が加わると軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し、また斜め方向に強い筆圧が加わった場合は先端の金属部品が自動で出て芯を包み込みガードする仕組みになっており、あらゆる角度からどんなに強い筆圧がかかっても芯が折れないように守ってくれるという。一方、芯がシャープペン内部で詰まって出なくなる問題については、軸内部に芯を誘導する部品を装着したことで、短い芯がずれて詰まるのを解消したとのこと。なお、同製品の芯径は0.5mmで、サイズは全長137.3mm、軸径10.3mm。細身の軸デザインを採用しており、カラーはブルー、ブラック、ホワイト、ライトグリーン、ライトブルー、ピンクの6色展開となっている。
2014年10月07日シャープは6日、7.0インチAndroidタブレット「メディアタブレット」を開発していると発表した。同タブレットは、シャープと米Pixtronixが共同開発したMEMS-IGZOディスプレイを業界で初めて搭載。一般的な液晶ディスプレイに比べ低消費電力化と高い色再現性を実現している。法人向け市場を中心に2015年上半期に発売する予定。「メディアタブレット」は7.0インチのAndroidタブレット。ディスプレイには業界初となるMEMS-IGZOディスプレイ(1,280×800ピクセル)を搭載している。同ディスプレイは、シャープが米Pixtronixとの共同開発により実用化したディスプレイ。米PixtronixのMEMSディスプレイと、シャープのIGZO技術を融合させ、一般的な液晶ディスプレイに比べ低消費電力化と高い色再現性を実現している、また、外光下でも鮮明に表示できる高輝度モードや、省電力化が可能なグレースケール/白黒モードなど、使用環境に合わせた表示モードの切り替えが可能となっている。そのほか、音声通話やIPX5/IPX7相当の防水、LTE通信などタブレット端末としての基本性能も充実させていく。「メディアタブレット」の主な仕様は次の通り。なお、開発中につき、バッテリーやサイズなどは未定としている。OSは、Android 4.4。プロセッサーはSnapdragon 800 モバイルプロセッサー。背面と前面にカメラを1つずつ内蔵。802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fiに対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月06日シャープは6日、MEMS-IGZOディスプレイを搭載した7型Androidタブレット「メディアタブレット」の開発を発表した。OSはAndroid 4.4。法人市場に向け2015年上半期に発売する予定。「メディアタブレット」は、米Qualcomm社の子会社PixtronixのMEMSディスプレイ技術と、同社のIGZO技術を組み合わせた、MEMS-IGZOディスプレイを搭載するAndroidタブレット。同ディスプレイは1,280×800ドット解像度で、一般的な液晶ディスプレイに比べ低消費電力ながら、高い色再現性を備えていることが特徴となる。また、外光下でも鮮明に表示できる高輝度モードや省電力で表示するグレースケール/白黒モードなど、利用シーンやコンテンツに応じ最適な表示モードに切替えられる。このほか、本体機能として、NTTドコモの「Xi」に接続できるLTE対応や音声通話、IPX5/IPX7準拠の防水性能なども有する。プロセッサにはQualcommのSnapdragon 800を採用。カメラはフロント、リア各1基を搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac。本体サイズは重量など、その他詳細は未定。
2014年10月06日シャープは、2013年度に発売した業務用プラズマクラスターイオン発生器「IG-3B350S」に比べて約150倍の速さで静電気の高速除去ができる除電特化型プラズマクラスターイオン発生機「IG-301JF」を10月上旬より発売すると発表した。除電器は、食品製造工場などで静電気が原因による異物付着を防ぐために導入されており、高速で静電気を除去できる性能が求められている。同製品は、風速を高めることでプラズマクラスターイオンが包装フィルムなどの対象物に、より早く届くことから、イオン濃度の減衰を抑え、従来機比2約150倍となる1秒以内の高速除電を実現したとする。また、正(プラス)と負(マイナス)の位置を変えた電極針を2列に並べた「パラレルパルスDC方式」を採用することで、±10Vのイオンバランスを実現。どちらか一方のイオンが増えることによる帯電を抑えることが可能となっている。さらに、プラズマ放電を発生させる電極針は約2年2カ月の長寿命で、清掃も約6カ月間不要だという。なお、メーカー希望小売価格は9万8000円(税別)で、受注生産で対応するとしている。
2014年10月03日シャープは10月2日、フルHD(1,960×1,080ドット)表示の液晶テレビ「AQUOS(アクオス)クアトロン プロ」の新モデルとして「XL20」シリーズを発表した。60V型(LC-60XL20)と52V型(LC-52XL20)、46V型(LC-46XL20)の3サイズがラインナップされ、いずれも発売は11月10日。価格はオープンで、推定市場価格はLC-60XL20が28万円前後、LC-52XL20が24万円前後、LC-46XL20が21万円前後だ(いずれも税別)。RGB(赤・緑・青)の3原色に黄色を加えたシャープ独自の「4原色技術」に加えて、1画素内で明暗を縦横それぞれに分割して駆動させる「超解像 分割駆動エンジン」によって、フルHDでありながら4K相当の高精細表示を実現する「AQUOSクアトロン プロ」シリーズの新モデル。デジタルシネマ規格に迫る豊かな色再現を可能にする「リッチカラーテクノロジー」を新たに搭載し、従来モデル「XL10」に対して色再現範囲が約12%広くなっている。また、映像のクリアさを残しつつも低反射を実現した「N-Black」パネルを新たに搭載しており、4K相当の高精細な描写力や豊かな色再現性を最大限に引き出せるようになった。なお、「THX ディスプレイ規格」の認証も取得している。サウンド面では、スピーカーボックスを画面下に独立したボックスとして設置。これにより、安定した音声設計が可能になるとともに前向きでスピーカーを設置しやすくなり、抜けの良いクリアなサウンドを実現している。3Way・5スピーカー構成で、迫力あるサウンドを実現する。新たな特長としては、セガが提供する子ども用の知育アプリ「テレビーナ」に対応。テレビーナは、テレビと無線LAN接続したスマートフォンにアプリをダウンロードすれば、テレビとスマートフォンを連携させてゲーム感覚で楽しみながら学習できるようにするもの。そのほか、「AQUOS 4Kレコーダー TU-UD1000」を接続しての4K試験放送(Channel 4K)視聴、USB接続の外付けHDDへの録画、接続、Miracast、Bluetooth接続などに対応する。共通する主な仕様は、表示画素数が1,960×1,080ドットで、視野角が上下・左右ともに176度、バックライトがエッジ型LED、実用最大出力が10W×2となっている。なお、「AQUOS UD20」シリーズとは異なり、モスアイパネルは採用されていない。接続インタフェースはHDMI入力×4系統、D5入力×1系統、ビデオ入力×1系統、音声出力×1系統、ヘッドホン出力×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USBポート×2基、LANポートを備える。サイズはLC-50U20がW112.3×D26.5×H71.1cm、LC-40U20がW90.1×D23.2×H56.3cm、LC-50U20が約22.5kg、LC-40U20が約17kg(サイズ、質量ともにテーブルスタンド装着時)。
2014年10月02日