NTTとNTTコミュニケーションズは3月19日、既設の100G光伝送網に、1チャネル当たり400Gの光信号の増設・減設を実施し、100G光信号に影響を与えることなく、400G光信号の安定した長距離伝送が可能であることを確認したと発表した。今回の実験にあたり、NTTは光の位相と振幅の両方に情報を重畳してさらに多値化を図る16QAM変調信号とサブキャリア多重を適用した400G光送受信系を構築した。これにより、既設100G光伝送網における光回線容量を4倍に拡張することが可能となるという。NTTコムは400G光伝送技術の実運用を考慮し、高い偏波モード分散および偏波変動を有するファイバ伝送路環境を同社の商用敷設分散シフトファイバケーブルを用いて構築した。実験では、400G光信号および100G光信号を最大12波多重し、混在波長多重伝送の後、100G光信号および400G光信号の伝送品質を測定するとともに、400G光信号の増設・減設時における100G光信号の伝送品質の測定も行われた。その結果、既設の100G光伝送システムと同等の波長間隔において、既設100G光信号の400G光信号による伝送品質の影響、および、400G光信号の100G光信号による伝送品質の影響はそれぞれないことが確認されたという。また、400G光信号の光ファイバ伝送に伴う波形歪みを補償するため、回路実装可能なデジタル逆伝搬信号処理技術を適用することで、非線形光学効果による波形劣化の影響を低減するとともに、高性能な誤り訂正技術を併用することで、同社の従来技術と比較して約2倍の高性能化を確認したという。両社は今後、400Gおよび400G超の光伝送技術を拡張するとともに、400GbEなどの超高速Ethernet信号の収容や大容量光伝送網の高度化技術の確立と実用化開発に向け研究開発を推進していく。
2015年03月20日シャープは3月19日、さまざまな業務用システムの構築を可能とする「ITユニバーサルボックス(品名:SC-BX2)」を開発し、2015年4月下旬より提供を開始すると発表した。これまで業務用途のシステムではWindowsベースのものが多かったが、近年、スマホの普及のほか、カスタマイズのしやすさなどが受け、Androidを使おうという機運が高まりを見せている。一方、テレビなどの表示機器もスマート化が進んできており、業務用ではAndroidを搭載したITテレビモニターなども提供されるようになってきている。シャープではそうした動きを受け、テレビの業務用途展開の加速を目指して取り組んできたが、新たにそうしたITテレビモニターを購入するのではなく、最新世代のテレビを手軽にスマート化したいというニーズもあったことから、今回の製品の開発に至ったとする。同製品は、用途に合わせてソリューションの提案を可能とするAndroidの外付けボックス型端末でCortex-A17クアッドコアSoCを搭載。メモリはRAMとしてDDR3が2GB、ROMとしてeMMCが8GB搭載されているほか、1000Base-Tの有線LAN、IEEE802.11 a/b/g/n/ac対応(5GHz帯対応)の無線LAN、Bluetooth 4.0+EDR/LEのネットワークに対応している。またインタフェースとしてはHDMI出力×1、USB 2.0×2、microUSB(容量としては128GBまでは同社にて確認済み)×1、microSDカードスロット×1を揃えており、4k@60fpsの動画再生にも対応している。さらにCEC信号にも対応しているため、CEC信号に対応しているテレビのリモコンで操作することが可能。加えて、高圧縮動画デコード「H.265/HEVC」にも対応しており、画像伝送時のサーバ負荷の軽減を可能とする。OSにはAndroid 4.4.2を採用しているが、今後のアップデートについては配信サーバとのセットソリューションで提供するソリューションの場合でサポートをすることを検討しているほか、サーバを介さずにクラウドベースでアップデートを行うといったサービスもニーズや案件に応じて検討を進めていくとする。さらに、業務用途としての信頼性を確保するために、GoogleのCTS認証も取得しており、Androidアプリの安定した動作が保証されている。また、システムハングアップ時の自動再起動機能やシステムファイル破損時の出荷時情報への復帰機能のほか、コイン電池を用いることで電源が供給されていない場合でのカレンダー情報保持が可能となっている。なお、同社では自社販売のほかSIerなどを経由して販売していくとしており、価格は台数次第のところはあるが5万円前後を予定しており、年間1万台の販売を目指すとしている。
2015年03月19日パナソニックは3月17日、「サイクロンウェーブ加熱」で冷凍肉などをムラなく解凍できるスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別170,000円前後だ。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナによって、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用したスチームオーブンレンジ。従来のマイクロ波では食品の周囲から解凍されやすく、温度ムラが大きくなりがちだったが、サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。さらに、独自の「64眼スピードセンサー」によって、温度だけでなく、食品の大きさや分量、種類も判別し、状況に応じて自動で解凍を制御する。これらにより、ムラを抑えながら冷凍肉などを解凍できる「芯までほぐせる解凍」を実現した。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載。高火力な光ヒーターと、サイクロンウェーブ加熱によるマイクロ波の自動制御によってグリル皿を集中的に加熱するメニューだ。そのほか、カラータッチ液晶に材料や作り方などを画像とともに表示する「みんなの料理教室」機能を持つ。みんなの料理教室には、子どもと一緒に楽しめるデコレーションメニューが多い「キッズ」や、手軽な準備で作れて食べごたえのあるメニューが多い「男前」など3コース18メニューを掲載している。外形寸法はW494×D435×H390mm、庫内寸法はW394×D309×H225mm、庫内容量は約30L。重量は約20kg。消費電力はレンジ使用時で1.38kW。スチームヒーターの出力は1.0kW、グリル/オーブンの消費電力・ヒーター出力は1.38kW・1.35kW/1.40kW・1.38kW、オーブンは80~300℃で温度調節が可能だ(300℃運転時間は最大5分、自動で230℃に切り替わる)。発酵モードは30~45℃で温度を調節できる。本体カラーはルージュブラックとホワイトの2色。
2015年03月17日シャープは3月12日、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズの新モデル「RX-V95A」を発表した。部屋の隅を特に念入りに掃除する機能を搭載している。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別90,000円前後だ。RX-V95Aは、部屋の隅にたまったゴミを風でかき出す「エアーすみブラシ」搭載したロボット掃除機。部屋の隅を検知すると「ここは念入りに」という音声を発して、首振りを3回する。首振りの間に、エアーすみブラシから吹き出す風でゴミを進行方向へ移動させて、後で回収する仕組みだ。走行システムは、部屋の隅を丁寧に掃除する「首ふり走行」のほか、掃除スタート時に壁際などを規則正しく走行する「縦・横ジグザグ走行」、物が多い時に採用される「ランダム走行」、家具の脚まわりに沿うように走行する「くるりん走行」、ゴミを検知した際に吸引力をアップして念入りに掃除する「8の字走行」を組み合わせた「縦横無じんシステム」を採用している。人工知能「ココロエンジン」は進化し、より多彩な言葉を話すようになった。掃除中に「ここは念入りに!」「壁際やりまーす!」「ゴミ発見!」「パワーアップ!」など自分の動作状態を知らせるセリフや、起動時の挨拶などのバリエーションを追加。そのほか、ユーザーが留守中に行った掃除を報告してくれる「聞いてボタン」を新たに搭載した。また、発話音声を自分の好きな声に差し替えられる「音声カスタマイズ」では、これまで別途マイクやパソコンが必要だったが、RX-V95A本体にマイクとSDカードスロットを搭載。これにより、RX-V95Aだけで音声の録音が完了する。そのほか、プラズマクラスターイオンでウォークインクローゼットなどのスポット脱臭を行えるモードなどを備える。内蔵バッテリーは交換可能で、サービスセンターなどへ持ち込まなくても、ユーザーが交換できるようになっている。サイズは直径310×90mmで、重量は2.3kg。約3時間でフル充電される。連続運転時間は最大約100分で、およそ40畳を掃除できる。シャープは同日、エアーすみブラシや縦横無じんシステムを搭載したスタンダードモデル「RX-V70A」も発表した。サイズと重量、充電時間、連続運転時間などの仕様はRX-V95Aと共通だ。価格はオープンで、推定市場価格は税別75,000円前後。
2015年03月12日シャープは3月5日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス) W20」シリーズから40V型の「LC-40W20」を発表した。発売は3月20日。価格はオープンで、推定市場価格は95,000円前後(税別)。LC-40W20は、スリムベゼルを採用した40V型の液晶テレビだ。使用している液晶パネルの解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。チューナーは、地上デジタル×2とBS/110度CSデジタル×2(うち、1基は裏番組録画専用)を搭載している。USB HDDへの録画機能を搭載しており、裏番組録画も可能だ。ただし、2番組同時録画には対応していない。DLNAプレーヤー機能も搭載しており、DLNAサーバー機能を搭載したレコーダーなどに保存されているコンテンツを、ホームネットワーク経由でLC-40W20から再生可能だ。そのほか、無線LAN(Wi-Fi)機能を持つため、ネットサービス「AQUOS City」から、YouTubeやTSUTAYA.TV、アクトビラ、Huluなどのコンテンツを利用可能だ。また、番組情報とネット番組を一覧表示する「ビジュアルモーションガイド」を採用し、利用したいコンテンツへすばやく移動できる。入力はHDMI端子×3、D5端子×1、AV入力端子×1、PC入力(ミニD-Sub15ピン)を装備。USBポートはHDD接続用×1と、写真や音楽、動画入力用×1を装備する。本体サイズはW901×H550×D221mmで、質量は約14.5kg。消費電力は約82Wで、年間消費電力量は60kWh/年となっている。
2015年03月06日ロドルフォ・パリアルンガ2シーズン目となるジル・サンダー(JIL SANDER)2015-16秋冬コレクションはシャープな中に柔らかい温かみがある。張り感のあるドライな質感のカシミア×ウール素材のテーラードジャケット、ミニマムなコート、ワンピースなどアウター類は細く縦長なシルエット。ひざ下まで覆うコートとワンピースは脇や前後にスリットが入り、動き安さに配慮されている。シャープな印象だが、素材のダブルフェイスカシミアが温かみを醸す。ベルトのみで留めるコートはローブのようで、リラックス感に溢れる。この柔らかい印象はホームカーペットやラグのようなテクスチャーと柄でデザインされたファーコートも同様。パッチワークやジャカードで作られた手の込んだアイテムだ。インナーに合わせられるのはタートルネックニットやジル・サンダーには珍しいフリルのシャツ。付け襟タイプもあり、二重にしたり、襟のみ着用と様々なルックでスタイリングされている。カラーは深いグリーンとネイビーに明度の高いオレンジ、ピンク、イエローなどをミックス。このミニマルな色合わせに斜線やチェックが挿入され、よりグラフィカルな印象が増す。チョークストライプのようなラインの大判チェック、レザーテープをミシンで叩いて作り出したストライプ、レザーをボンティングしたジオメトリック模様などスパイスの利いた柄パターンだ。新バッグはフラップの中央部にスリットが開いたデザインのショルダーとフラップにハンドルが穿たれた2タイプが登場。様々な色とレザーで展開されている。
2015年03月04日サニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「ココナッツオイル人気の次はココナッツウォーターを取り入れる人続出中! 」を公開した。ココナッツオイルはテレビや雑誌で取り上げられる機会が増えたことから、一般認知度が高まり、普通のスーパーでも見かけられるようになってきた。そして今度は、同じくココナッツを使った「ココナッツウォーター」も広まり始めているという。ココナッツウォーターは、成熟していない緑色のココナッツの果実の中に含まれている透明な液体で、東南アジアやハワイなどココナッツのとれる場所では昔から親しまれてきた。「ココナッツジュース」とは呼び方が異なるだけで、同一のものとなる。ココナッツウォーターは、メーカーにより多少の差はあるが、100mlあたり15kcal前後と低カロリー。そして、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウムなど、スポーツドリンクでおなじみの「電解質」を多く含む。電解質は5大栄養素の中ではミネラルに分類される。また、人間の体液に近い浸透圧のため体に吸収されやすく、"天然のスポーツドリンク"と呼ばれるほど。美容目的だけでなく、実際にスポーツドリンクとして利用する人も多くいるという。ミネラルの中でもカリウムが豊富に含まれ、その量は100mlあたり約200mgとバナナ1本分に相当する。カリウムには、心臓機能や筋肉機能を調整し、体内の塩分濃度を整えて余計な水分を体外に排出する働きがあるため、むくみの解消に役立つという。また、エネルギー代謝に関わり、不足すると太りやすくなってしまうマグネシウム、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも多く含まれる。これらを一緒に摂取することで、イライラ防止や集中力を高めるなど相乗効果が得られるという。○ココナッツウォーターの飲み方ココナッツウォーターは、体に吸収されやすいため体の回復効果が高く、入浴後や運動後、夏場など汗をかいた時に水分やミネラルの補給をすることができる。特に夏場は熱中症の予防に適しているという。ただし体を冷やす作用があるため、冷え性の人や、冬場はあまり積極的には飲まないほうが良いとのこと。また、メーカーによって製法に違いがあり、100%ココナッツウォーターだけのものから、糖分やビタミン、フルーツのジュースなどが添加されているものまである。後者はそのままでも飲みやすいが、糖分が気になる人や、できるだけヘルシーに取り入れたいという人は、無添加のココナッツウォーターを選ぶのが良いという。無添加のものが飲みにくいと感じる場合は、スムージーに使ったり、カレーを作る時に水の替わりに使うと無理なく取り入れることができる。購入場所は、大型スーパーや輸入食品店、ネット通販などとなり、「自分の好みや用途に合った商品を探してみてくださいね」と同社。
2015年02月25日シャープは2月24日、電子黒板用途などに適した新しい手書き入力を実現できるタッチパネルシステムを開発したと発表した。今回開発したタッチパネルでは、ボタンなどで複数のペン機能を利用できるアクティブ方式のスタイラスを同時利用でも認識できるようになった。具体的には、2012年12月に、多点入力を一括して検知・処理できるシャープ独自の並列駆動方式のタッチパネルを発展させたもので、タッチパネルを制御するコントローラICのソフトウェアを改良し、スタイラスにこのICと連携する回路を内蔵したことで個々のスタイラス識別や、指とパッシブペンとの同時認識を可能にした。アクティブ方式のスタイラスは、現在も様々な製品が市場に投入されているが、有線による接続でなければ遅延なく同時認識できない制約がある。無線によるスタイラスを実現していたとしても、タッチ信号処理とペン信号処理を時分割していたため、タッチとペンを同時に利用するとタッチ性能が劣化するケースが多かったという。一方で、今回のアクティブスタイラスを統合した静電容量方式タッチアーキテクチャは、タッチ信号処理とペン信号処理をCDMAによってマルチプレクスした。Drive Chに割り振るコードと同様に各アクティブペンにコードを割り当て、タッチコントローラはアクティブペンをDrive Chの1つとして信号復調を行い、ペン位置を特定している。現時点で、アクティブペンの同時認識は2本となっており、4本~10本程度は大きなシステムの改修なしで対応できるという。これは、各アクティブペンに割り当てる符号をどれだけ長くできるかにかかっており、長い符号を割り当てられれば、それだけ多くのアクティブペンを利用できることになるという。ただ、100本単位になると、コントローラICの並列読み出しに負荷がかかってしまうので、現在のICでは難しいようだ。アクティブペンの電池は、開発レベルの素子にFPGAを利用していることもあって消費電力が大きく、単4電池となっているが、商品化する際にはIC化を図り、単6電池で1000時間の設計仕様を目指すという。これは、1日2時間の利用を想定した場合、2年間もつ計算で、十分実用に耐えうるレベルだろう。ICの回路設計はほぼ完了しており、製品化は遠くないタイミングで実現できるとしていた。現在はパッシブペンであっても、ホバー操作が可能なディスプレイがスマートフォン向けに投入されているが、タブレット端末やさらなる大画面では実現が難しい。アクティブペンは、ペン先から信号を出しているため位置検知が可能だが、今回のタッチパネルでもホバー操作を実現している。試作ディスプレイでは、2cm程度離しても利用可能で、商品化時でも1cm程度離しても位置を特定できるようにするようだ。アクティブペンは、ペンに付いているボタンとホバー操作を含めて多様な操作を実現できるため、プロ用途としても潜在的な需要が大きい。今回の発表では、「電子黒板に適した手書き入力」としているが、記者向けに行われた説明会では、タブレット端末への導入も視野に入れているとした。ただ、シャープのタッチパネルディスプレイはTVなどの大型製品であっても静電容量方式タッチパネルの性能が高いため、アーケードゲーム機などのエンタテインメント活用や、情操教育といった電子黒板以外の教育用途の利用も面白いかもしれない。なお、米国・サンフランシスコで22日~26日に行われている半導体技術の国際学会「ISSCC 2015」で、この新タッチパネルシステムの論文が採択されている。
2015年02月24日シャープは2月23日、従来機からハイブリッドパワーコンディショナの定格出力と、リチウムイオン蓄電池の容量を増強した「クラウド蓄電池システム」を発売すると発表した。同システムは、ネットワーク上で情報を管理する「クラウドサーバー」と連携し、電気料金プランや季節・時間帯によって変化する電力使用状況に合わせたエネルギーマネジメントを実現する。太陽光発電と蓄電池を制御するハイブリッドパワーコンディショナは、従来機と同サイズながら定格出力は30%向上し5.5KWを実現、入力回路は2回路から3回路へと増えた。また、リチウムイオン蓄電池本体は、容量が9.6kWhと従来機の2倍に拡大した。さらに、大雨や暴風、高潮などの気象警報が発令されると、自動的にリチウムイオン蓄電池本体を満充電の状態に維持し、停電時に備える機能が搭載された。この「クラウド蓄電池システム」は5月26日の発売を予定しており、希望小売価格は356万円(税別)となっている。
2015年02月23日本田技研工業(ホンダ)は20日、ロングセラーのロードスポーツモデル「CB400 SUPER FOUR」シリーズに、上質感のある特別カラーを採用した「CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Edition」と「CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Edition」を設定し、受注期間限定で27日に発売すると発表した。受注期間は2月20日から6月8日まで。今回採用した特別カラーは、深みがあり、光の当たり方によってさまざまな印象を与えるパールコスミックブラックを主体色に、キャンディーアリザリンレッドのストライプが施されている。また、前・後のアルミキャストホイールとシリンダーヘッドカバーには、新たにブラウンメタリックを採用して特別感を演出した。その他の特別仕様として、「ブラックアルマイト仕上げのスイングアーム」「ブラックの前・後ブレーキキャリパーとフロントフォークトップボルト」「グレイアルマイト仕上げのリアクッションリザーバータンク」「燃料タンクの立体エンブレム」が採用されている。価格は、CB400 SUPER FOUR<ABS>Special Editionが86万760円、CB400 SUPER BOL D’OR<ABS>Special Editionが95万7,960円(いずれも税込)。
2015年02月20日シャープは2月13日、液晶事業説明会を開催し、2014年度の液晶事業の見通しと、今後注力する車載用ディスプレイの取り組みについて発表した。2014年度第3四半期の同社液晶事業の売上高は、前期比6.3%減、前年同期比14.2%減の2380億円だった。第4四半期は前期比13.8%増、前年同期比15.3%増の2710億円を見込んでいる。これにより、2014年度の営業利益は400億円となる見通し。第3四半期の業績悪化は、タブレットなどの中型市場の需要拡大の遅れや、中国スマートフォン市場の競争激化によるパネル価格の下落、WQHDなどの高精細パネル市場の立ち上がりの遅れにより、流通在庫が増加したことなどが要因だったという。そして、これらに加え、中国のサプライチェーンでのトラブルも挙げた。昨年夏のタッチパネルメーカー台湾Wintekの経営破綻によるもので、「月産100~150万枚規模のスマートフォン向け液晶とタッチパネルの貼り合わせ工場が、夏以降も稼働していたが、12月初旬に突如閉鎖しストップした。徐々に他のタッチパネルメーカーへの切り換えを進めていたが、このルートに当社製品が多かった」(代表取締役 専務執行役員 デバイスビジネス担当 方志教和氏)と詳細を述べた。一方、今後の展開について、2015年度以降の直近の対応では、中型パネルの新規顧客開拓と拡販を図り、亀山第2工場(三重県)の中小型生産比率を50%まで引き上げることを目指す他、中国市場での競争優位性を確立するため、スマートフォンメーカーが多く集まる華南地区の営業強化、IGZO液晶の高性能化、インセルタッチパネルの早期量産化を進める。なお、インセルタッチパネルについては、今年6~7月より量産を開始する予定で、スマートフォン向けの中小型では、WQHD対応品の量産を低温poly-Si(LTPS)でスタートさせる。17型クラスの中型はIGZOで進めていく方針で、サイネージ向けなどの大型に関してはIGZOとコントローラを組み合わせた「フリードローイング技術」で実現していくとした。2017年以降の中期の対応では、液晶事業のポートフォリオを転換し、車載、IA、医療など社会インフラなどを中心としたBtoBtoB市場に注力して、その比重を拡大していく。スマートフォンやタブレット、液晶TVなどのコンシューマ製品扱うBtoBtoC市場は、低価格志向が強く、サイクルタイムが短い。さらに市場の変動が激しく、急激な売価ダウンのリスクが高い。これに対し、BtoBtoB市場はカスタム性が強く、品質力、技術力、サポート力などが必要で、強みが生きるとシャープでは考えており、「液晶事業のBtoBtoB構成比を2014年度の15%から、2021年度には40%まで引き上げたい」(方志氏)とした。また、BtoBtoB市場の中でも、特に注力する分野として車載を挙げた。バックミラーにディスプレイを内蔵した製品や、超低反射ディスプレイ、インパネ向けにフリーフォームディスプレイ(FFD)、高感度タッチパネルやジェスチャセンサ、さらにディスプレイ技術以外ではカメラを生かしたビューシステムなど、次世代技術をユーザーに提案し普及を目指すとしている。
2015年02月16日○"サクッ"がよみがえる「リクック」機能アイリスオーヤマは2月12日、熱風で食材を加熱する調理家電「リクック熱風オーブン FVX-M3A」を発表した。発売は2月28日。価格はオープンで、推定市場価格は39,800円から49,800円前後だ。リクック熱風オーブンは、同社が2014年4月に発売した「ノンフライ熱風オーブン」の後継モデル。熱風によって揚げ物や焼き物などを自動で仕上げる。いわゆる"ノンフライオーブン"や"コンベクションオーブン"と呼ばれる、油で揚げずに「熱風」で揚げ物調理を行う調理家電だ。モーターファン(送風機)により、庫内に高温の熱風をすばやく循環させることで、熱効率の良い調理を行える。食材に当たる風速は、同社のコンベクションオーブン「FVC-D15A-W」に比べて約30倍だという。また、これまでダイヤル式で行っていた温度調整やタイマー設定がデジタルに。温度は60℃から200℃の範囲で10℃刻み、タイマーは30秒から30分の範囲で30秒ごとで設定できる。さらに「自動調理メニュー」6種類、「リクックメニュー」8種類のメニューを、ボタンを押すだけの操作で調理可能だ。加熱時は庫内の温度センサーにより、調理時間と温度を自動調整して、調理する量にかかわらず最適な温度と時間を設定してくれる。「リクックメニュー」とは揚げ物の温め直し用機能。天ぷらやフライなど揚げ物メニューの"サクッ"とした食感をよみがえらせる。それと同時に、余分な油分をカットする効果もある。外形寸法はW341×D325×H345mmで、重量は9.8kg。庫内寸法は一般的なオーブンレンジの約16Lに相当する。消費電力は1,430Wだ。フライ用受け皿、フライ用網、オイルスプレー、オリジナルレシピブックが付属する。○一人暮らしでも導入しやすいアイリスオーヤマは新製品の発表に合わせて、製品説明会を開催した。アイリスオーヤマ 調理家電事業部 副事業部長の紺野聡氏によると、リクック熱風オーブンは一人暮らしから家族世帯まで、幅広い層のユーザーを想定しているとのこと。紺野氏は「油で揚げずに揚げ物を作れる調理家電は人気が高いが、一人暮らしの場合などは設置する場所がない、との声も多い。しかし、リクック熱風オーブンは通常のオーブントースターとそれほど変わらない大きさなので、オーブントースター感覚で取り入れてもらえる」と自信を見せた。また、リクック熱風オーブンでは庫内灯を採用しており「調理中に扉を開けなくても、庫内の様子が確認できる」という点もポイントとして挙げる。リクック熱風オーブンは、トースターと上グリル用の石英管ヒーターを上下に各2本、フライヤーとリクック機能用の渦巻状シーズヒーターを上部に搭載している。暖房器具にも使われるシーズヒーターは遠赤外線ヒーターの一種で、全体を包み込んでジワっと熱を浸透させる効果を持つ。例えば「焼き魚を調理すると非常に美味しい」(紺野氏)とのことだ。○料理研究家・ヤミーさんによる調理実演発表会には、レシピブック作成に協力した料理研究家のヤミーさんも登場。ヤミーさんが日頃から謳っている「3ステップクッキング」による、簡単・時短メニューの調理実演が行われた。リクック熱風オーブンのヤミーさんオススメポイントは3点ある。1つめは、揚げ物をしているとき付きっきりでなくてもいい点。ヤミーさんは「セットした後は全部オーブンにお任せなので、あとは別の調理に取り掛かれます」と語る。2つめは、油の処理が不要だという点。「油は食材にちょっとふりかける程度なので、そのあとの面倒な処理が必要ありません。使う油が少量でもおいしくできるのもメリット」とのことだ。そして最後は、"リクック"、すなわち再調理できる点。「揚げ物の温め直しがサックリと美味しくできて電子レンジとは比べものになりません」とヤミーさんは解説した。そのほか、「網や受け皿がすべて外れるので掃除がしやすい」「見た目は頑強そうなのに、思ったよりも本体が軽くて、お手入れする際にも便利」などと、ひと足先に使用した感想を語った。
2015年02月12日シャープは2月10日、「HEALSIO」シリーズから、スロージューサー「ヘルシオ ジュースプレッソ」の「EJ-CF10A」と「EJ-ST1」を発表した。発売は4月1日。価格はオープンで、推定市場価格はEJ-CF10Aが37,000円前後、EJ-ST1が33,000円前後(いずれも税別)。ジュースプレッソは2012年6月発売の初代、2013年4月発売の第2世代に続いて、今回のEJ-CF10AとEJ-ST1が第3世代にあたる。初代から"低速圧縮搾り"と呼ばれる方式を採用しており、栄養素の破壊と酸化を抑えてジュースを搾れる。EJ-CF10AとEJ-ST1では、"分離型スクリュー"と呼ばれる新たな部品を採用。第2世代のフィルター一体型スクリューを分解できるようになり、内側に詰まった食物の繊維といった絞りかすをしっかり取り除けるように改良された。EJ-CF10Aはフローズンデザート作りにも対応。フィルターを新たに用意したフローズン用のアタッチメントに付け替えることで、凍らせた食材からフローズンデザートやフローズンサラダを作ることができる。EJ-ST1は従来モデルのデザインを引き継ぎ、EJ-CF10Aは竹をイメージした直筒状のデザインとなっている。本体カラーは従来のレッドに加えて、フルーツや野菜をイメージしたビタミンカラーの全5色で展開。EJ-CF10Aがレッド系、グリーン系、オレンジ系の3色、EJ-ST1がイエロー系、ブルー系の2色を用意する。サイズと重量はEJ-CF10AがW150×D177×H425mm/4.7kg、EJ-ST1がW150×D194×H435mm/4.6kg。いずれも1分間に32回転する。○手入れもしやすい"フィルター外搾り"方式製品の発表に先駆け行われた記者説明会でデモンストレーションなどを行った、シャープ 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長兼商品企画部長の田村友樹氏は「現在市場に出ているスロージューサーは、スクリューとフィルターの間で食材を搾って、ジュースが外側へ濾される"フィルター内絞り"方式を採用している。これに対して、シャープのジュースプレッソは2代目以降、一体になったスクリューとフィルターで、ジュースが内側へ濾される"フィルター外搾り"を採用しているのが特徴。フィルター内絞りタイプに比べて、繊維質をあまり含まずに搾れることや手入れのしやすさに優位性がある」と説明。さらに、「従来モデルでも、弊社はDCモーターを採用して小型化を図っていた。今回のフローズン対応にする際にも、十分な馬力(トルク)のモーターを組み込むところが大変だった」と製品設計上の苦労を明かした。
2015年02月10日シャープは2月5日、デジタルコードレスファクシミリ「UX-AF90CL」と電話機「JD-AT80CL」を発表した。新製品は、昨今問題となっている"振り込め詐欺"の対策に役立つ製品だという。○どうやって"振り込め詐欺"被害を防ぐのかUX-AF90CLとJD-AT80CLは、振り込め詐欺被害に遭うことを防ぐための7機能を搭載する。そのうちの1つが「自動聞いてから応答」機能だ。電話機本体の電話帳に登録されていない電話番号から着信した場合、振り込め詐欺対策モードが設定されていることを知らせる自動応答メッセージが流れる。その音声メッセージが、電話を掛けてきた相手に名乗るよう促すため、ユーザーは相手の名前を確認してから電話に出るかどうかを判断できる。そのほか、電話帳に登録されていない電話番号からの着信を赤色のランプで通知する「あんしんLED」機能や、非通知の電話を自動で通話拒否できる「非通知お断り」機能、警告メッセージを流してから通話内容を録音する「自動通話録音」、不審な電話などで困った時に家族や警察・自治体などあらかじめ登録した相談先にワンタッチで電話を掛けられる「あんしん相談ボタン」などの機能を備える。ファクシミリのUX-AF90CLは、2013年2月に発売されたUX-810CLの後継モデルだ。4.9型の視認性に優れた液晶ディスプレイや、ワンタッチで操作できる"音量大"ボタン・"音声案内"ボタンなど高齢者の使用を意識した操作性となっている。○足立区で新製品の効果を実証する実験新製品発表会には、シャープ デジタル情報家電事業本部 モバイルソリューション事業部 事業部長の辰巳剛司氏が登壇。「携帯電話の普及によって固定電話回線の加入者数は微減が続いているが、現在も約5,600万回線を維持している。ファクシミリや電話機端末の需要も減少傾向にあるが、2014年度の販売台数は年間約280万台に上る」と固定電話機に根強い需要があることを強調した。さらに「固定電話端末の購入者層は60歳代が30.9%、70歳以上が42.8%。全体の約7割が60歳以上のシニア層」と分析し、高齢者のニーズに合わせる形で、このたびの新製品に振り込め詐欺対策機能を搭載したと述べた。また、発表会にはゲストとして、足立区役所 危機管理室 危機管理課長の伊藤三津夫氏も登場した。軽犯罪が多いといわれる同区での犯罪防止の取り組みと、振り込め詐欺被害の実態を紹介した。伊藤氏によると、"特殊詐欺被害"と呼ばれる、いわゆる振り込め詐欺の被害件数は、足立区において2013年が107件、2014年が101件。被害額はそれぞれ約3億1,000万円、約3億4,000万円にも上ったとのことだ。足立区は、2014年8月から都内で実施されている「特殊詐欺根絶オール東京プロジェクト」のモデル自治体でもあり、区内では実証実験なども行われている。2015年4月から9月までの半年間、足立区内に住む65歳以上の100世帯に新製品を貸し出して行う効果検証には、シャープも協力する。伊藤氏は「1件でも振り込め詐欺を減らしたい。今回の新製品がその起爆剤となれば」と実験への意気込みを語った。
2015年02月05日シャープは2月5日、デジタルコードレスファクシミリ「UX-AF90CL」とデジタルコードレス電話機「JD-AT80CL」を発表した。発売はUX-AF90CLが2月27日で、JD-AT80CLが3月13日。いずれも価格はオープンになっている。UX-AF90CLとJD-AT80CLは、振り込め詐欺対策に役立つ機能を搭載したモデル。本体の電話帳に登録されていない番号から着信があった際、電話を掛けてきた相手に「振り込め詐欺対策モード」になっていることを知らせ、相手に名乗るように促す自動メッセージが流れる「自動聞いてから応答」のほか、電話帳に登録されている番号とそうでない番号を緑と赤のLEDで知らせる「あんしんLED」、非通知の電話を自動で通話拒否する「非通知お断り」、自動で通話内容を録音する「自動通話録音」、電話帳登録されていない番号との通話後に音声メッセージで注意を呼びかける「通話後声かけ」などの機能を搭載する。親機側だけでなく、子機にも電話番号や通話先などが見やすい大型の液晶パネルを採用。「保留/内線」「音量大」ボタンを通話中でも押しやすい位置に配置している。サイズと重量は、UX-AF90CLがW296×D256×H279mm/2.3kg、JD-AT80CLがW160×D212×H74mm/620g。推定市場価格は、子機1台の「UX-AF90CL」が28,000円前後、子機2台の「UX-AF90CW」が38,000円前後、子機1台の「JD-AT80CL」が16,000円前後、子機2台の「JD-AT80CW」が26,000円前後だ。
2015年02月05日Slide The City JAPAN実行委員会は2015年のゴールデンウィーク期間内、街中でウォータースライダーを楽しむイベント「Slide the City」を日本で初開催する。「Slide the City」は、米国・ソルトレイクシティで2014年7月に初開催された。都心部の道路に全長1,000フィート(約300m)の屋外ウォータースライダーを設置することで、大規模な水遊びを楽しめる有料イベントとなっている。スライダーに毎秒4リットル程度の水を一気に放水することで、勾配角度により、約300mを30秒程度のスピードで滑ることができる。ソルトレイクシティでは初開催にもかかわらず6,000人がスライダーを楽しみ、観客動員を含めると計1万人がイベントに参加した。運営母体である「Slide the City LLC」は2015年の目標として、「2015 World Tour」と題し、全米に加え豪州など世界150都市以上での開催を掲げているという。日本では、「泡パ」や「BURNING JAPAN」などのパーティーを手がけてきたパーティークリエイター「afromance」と、「早朝フェス」の仕掛け人であるハッピネスアーキテクトによるクリエイティブユニット「Afro&Mo.」が、日本での同イベントの運営権を取得。2015年のゴールデンウィーク期間に東京都内で第1回を開催し、夏季シーズンには大都市圏を中心とした全国各所でイベントを開催する計画とのこと。同イベントの詳細は、日本版の公式ホームページやFacebook、Twitterを通じて順次告知される。
2015年02月05日油を使わないでフライを揚げるノンフライヤー、あるいはノンフライオーブンと呼ばれる製品が各社からリリースされている。興味はあるが、満足できるレベルの揚げ物が作れるのだろうか、と半信半疑の人も多いのではないだろうか。ツインバード工業の「TS-D053W」は、ノンフライオーブンとオーブントースターの兼用機だ。その調理の仕上がりについてレポートしてみたい。○オーブントースターとしては満足TS-D053WのサイズはW340×D400×H225mm。オーブントースターとしては大きめだが、単機能の電子レンジよりは小ぶりだ。前面にある操作パネルは、左から「ノンフライモードのオン・オフ」「出力切り替え」「タイマー」となっている。出力切り替えは、強、中、弱、あたための4段階で、ダイレクトに温度設定を行うことはできない。タイマーは最長で30分までの設定が可能だ。庫内のサイズは約W280×D270×H90mm。下の写真は食パンをセットしたところだ。TS-D053Wには、焼き網と天板が付属しており、調理の内容によって使い分ける。トーストに使用するのは焼き網だけだ。4枚まで同時に焼くことが可能で、1~2枚の食パンを焼くのにかかる時間はおよそ4~5分。オーブンレンジでトースト機能を装備しているものあるが、それらよりも短時間で焼き上がる。今回は食パンを1枚、タイマーを4分半に設定して焼いてみた。表面はカリッと、内部はふっくらとしており、かなり理想に近い焼き上がりだ。筆者が普段使用している安物のオーブントースターでは、ここまでの良バランスには焼き上がらない。○ノンフライオーブンとしては続いて、ノンフライオーブンとして使用してみる。TS-D053Wにはレシピブックが付属しており、そこにノンフライオーブン機能を使用したメニューがいくつも収録されている。今回は鶏のから揚げを作ってみようと思う。レシピブックを見ると、調味料を合わせて肉を漬け込み、片栗粉と薄力粉をブレンドして作った衣に絡めて焼くといった内容だ。……無理だ。筆者には難易度が高すぎるので、今回はもっと楽な方法を採用することにした。というわけで用意したのは、市販のから揚げ粉、鶏モモ肉だ。から揚げ粉を水で溶き、鶏モモ肉を絡め、TS-D053Wの庫内に並べていく。レシピブックによると、鶏のから揚げの場合、加熱時間は30分。15分まで焼いたら鶏肉をひっくり返すらしい。下の写真が、鶏のから揚げが仕上がったところだ。市販のから揚げ粉を使用したせいか、少々色が薄い。食べてみたところ、味は悪くないのだが、鶏のから揚げと、鶏肉にタレを塗ってオーブンで焼いたものの間にある食べ物だ。"から揚げらしさ"を数字で表現するとしたら70%ぐらいだろうか。筆者の舌にはパンチ不足と感じたが、よくいえばヘルシーだ。ただし、これは市販のから揚げ粉を使用したことが原因という可能性もある。レシピブックに書かれているように調理を行えば、"から揚げらしさ"のより高い、一品に仕上がったかもしれない。○単機能電子レンジと併用したいTS-D053WTS-D053Wは、オーブントースターにノンフライオーブンの機能をプラスした製品だ。今回試してみた印象だが、オーブントースターとしてのTS-D053Wは、非常に高性能だという感想を持った。ノンフライオーブンとしては、筆者は、この機能を100%使いこなせているわけではないが、ヘルシーな料理を作るのに向いているだろう。キッチンのスペース不足などから、パーソナル向けのオーブンレンジにトースト機能を求める人は多い。しかし、焼き時間の長さや手間などから、追加でオーブントースターを導入するという人も少なくないようだ。結局2台設置するのならば、オーブンレンジ+オーブントースターという組み合わせよりも、単機能電子レンジ+TS-D053Wの組み合わせのほうが、機能がダブらず、それぞれを効率的に使用できるのではないだろうか。
2015年01月30日シャープは1月26日、コンビニチェーンのコミュニティ・ストアと連携し、コミュニティ・ストアに設置する同社製マルチコピー機を使った行政サービス対応を2月に開始すると発表した。同サービスは、住民基本台帳カードを利用し、自治体が発行する住民票の写しなどの各種証明書をコンビニエンスストア店舗に設置のマルチコピー機から取得できるもの。2016年1月からの「個人番号カード」交付開始を控え、今後の利用拡大が見込まれている。同サービスの開始に合わせ、新聞などのコンテンツを有料でプリントできる「コンテンツプリントサービス」、専用サイトにデータを登録して最寄り店舗で出力できる「ネットワークプリントサービス」も提供を開始する。同サービスは2月2日に港区の芝浦カピラ店で開始された後、全国のコミュニティ・ストア約100店舗で順次展開される予定。
2015年01月27日シャープは1月22日、同社製「家庭用エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。家庭用エアコンは旧価格の1,500円から1,300円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,600円から3,400円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,600円から4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,400円から2,300円に引き下げられる(価格はいずれも税別)。このたびのリサイクル料金引き下げは、解体後の素材回収技術が向上したことや、素材市況の価格動向を踏まえて決定された。
2015年01月22日シャープは1月20日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス) H20」シリーズを発表した。ラインナップは、40V型の「LC-40H20」と32V型の「LC-32H20」の2モデル。発売日は2月10日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はLC-40H20が90,000円前後、LC-32H20が60,000円前後(いずれも税別)。H20シリーズは、直下型のLEDバックライトを採用した液晶テレビ。明るさのムラが少なく、クリアな発色を実現している。パネルの解像度は、LC-40H20が1,920×1,080ドットで、LC-32H20が1,366×768ドットだ。搭載しているチューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×各1。USB接続HDDへの録画機能を備えており、バッファロー製の長時間録画HDD「レコロング」にも対応する。同HDDを使用した場合、BSデジタル放送で4倍、地上デジタル放送では3倍の長時間録画が可能だ。入力端子はHDMI×2に、D端子×1、AV入力×1、PC入力(ミニS-Sub15ピン)×1、USBポート×1、LAN端子×1を装備する。HDMI端子は1080/24p入力とARCに対応している。また、HDMI 2端子はMHLと兼用になっており、スマートフォンなどのコンテンツを大画面で利用することも可能だ。USBポートは、録画用HDDのほかにUSBメモリも接続することができる。写真データを保存したUSBメモリを接続すると、H20シリーズをフォトスタンドとして使用することが可能だ。LAN端子は双方向通信用で、ネットワーク機能は装備していない。本体サイズは、LC-40H20がW926×D200×H603mmで、LC-32H20がW733×D170×H488mm。質量は、LC-40H20が約11.5kgで、LC-32H20が約6.3kg(いずれもスタンド込み)。年間消費電力量は、LC-40H20が76kWh/年で、LC-32H20が35kWh/年となっている。
2015年01月20日富士ミネラルウォーターは1月22日、大寒の日(1月20日)に採水したミネラルウォーター「大寒の水」を発売する。生産数量限定で、2月28日まで販売する。大寒の時期は、古来より1年のうちでも最も寒さが厳しい頃と言われている。この時期の水は体に良く、腐りにくいと言い伝えられている。そのため、みそやしょうゆ、酒などの仕込み水に利用されたり、無病息災を願って寒稽古(けいこ)にも使用されたりしている。今回発売する「大寒の水」は、その大寒の日に合わせて、富士山の標高840mで採水する。水質はバナジウムを多く含んだ弱アルカリ性の軟水で、味わいはまろやかであるとのこと。販売期間は1月22日~2月28日。500ケースの限定販売となる。価格は1.5リットルペットボトル12本入りで2,570円(税込)。公式ホームページで販売する。
2015年01月16日●精細感や色の美しさ、そして音にこだわるシャープは、米ラスベガス開催の2015 International CESにおいて、Beyond 4Kと呼ぶ次世代テレビなどを展示。同社の水嶋繁光副社長が、「新たなテレビ、新たなディスプレイはシャープが切り開いていく。それを見せたい」と意欲を見せたように、シャープ独自の最新技術を採用したテレビおよびディスプレイに集中したブース構成だった。なかでも力を注いでいたのが、Beyond 4Kと呼ぶ次世代テレビだ。4Kパネルを利用しながら、独自の画像処理エンジンの搭載により、8K相当の超高精細感や、色の美しさを実現。「4Kを超える次世代AQUOS」の世界を見せた。実際、ルーペを用いて表示された小さな文字や細い線を見ると、4Kではつぶれて見えなかったり、線にギザギサ感が残っていたりするが、Beyond 4Kではきれいに表示されているのが分かった。8Kディスプレイでは、2014年10月に日本で開催されたCEATEC JAPANで披露した85型のフルスペック対応8Kディスプレイを展示した。ここで特徴的なのは、8Kスーパーハイビジョン放送規格であるBT.2020に準拠した表示性能だけでなく、音に関してもこだわっている点だ。上下に30個ずつの小型スピーカーを配置し、波面合成によって、立体的に音を再生できるという。「音を制御する技術によって、映像に合わせた形で、その場所から音が出るような表現ができる。花火の映像であれば、打ち上げた場所から音が鳴っているように聞こえる。しかも、低価格のスピーカーを利用することで、これを再現できる。大画面化すればするほど、音が別の場所で鳴っていると違和感があるので、映像の高精細化に伴って音についてもこだわっていく必要がある」とする。さらに、これまでのAQUOSシリーズに比べて、約3分の1となる約8mmの薄さを実現した70型の「スーパースリムAQUOS」も展示した。●円形、曲面、MEMS-IGZO、量子ドットなどの次世代ディスプレイ○円形、曲面、MEMS-IGZO、量子ドットなどの次世代ディスプレイ一方で、次世代ディスプレイとして、ディスプレイの奥が見えるシースルーディスプレイや、ハーフミラーに変わる素材を使用し、鏡の上に情報を表示するミラーディスプレイ、スマートフォンのAQUOS Crystalで実現したフレームレスデサインを採用した70型、46型のフレームレスディスプレイを展示した。急遽、展示を決定したというのが、量子ドットを採用した液晶ディスプレイだ。「各社ともに量子ドットを採用した展示を行っており、赤の発色に優れているという特徴を訴求している。シャープの場合は、赤の発色性の良さをより自然な形で表現することに力を注いだ」という。今回のCESではBtoB領域にも力を注いでおり、これまでのCESにおけるシャープの展示では見られなかったものだ。BtoB領域で目玉となるのは、世界最大サイズとなる120型の4K2K液晶サイネージ用ディスプレイだ。さらに104型の5Kディスプレイでは、縦型設置で等身大表示が可能である点を訴求。「直接床に設置すれば、反対側に続いた空間があるような演出ができる」(水嶋副社長)とする。また、円柱に巻き付け可能な60型曲面ディスプレイも展示。各社が投入している曲面ディスプレイが凹型であるのに対して、シャープは凸型の加工を行うことで、円柱に巻けるようにした。展示では、水槽のなかに魚が泳いでいる様子をデモンストレーションしたが、まるで円柱のなかに水槽があるような演出が行われていた。四角いディスプレイ形状にとらわれない自由な形状を実現するフリーフォームディスプレイ(FFD)では、新たに丸い形状のものを展示。これまでは一辺が直線形状であることが前提となっていたが、初めて全面丸いディスプレイを実現してみせた。時計などへの応用のほか、自動車のハンドルの中心部に配置し、ハンドルを回転させても表示は常にドライバーに向いているといった使い方もできる。加えて、カメラやセンサー技術を組み合わせた360度フリービューシステムなどの、車載用デバイスを展示した。そのほか、Qualcommの子会社Pixtronixと共同開発した7型のMEMS-IGZOディスプレイ搭載のタブレットや、暗いところでもカラーで撮影ができるカラー暗視カメラ、Android を搭載した2015年モデルのAQUOSシリーズを展示。水嶋副社長は、「米国向けにはほぼすべての機種にAndroidを搭載することになる。日本向けには、徐々にAndroid搭載モデルのラインナップを増やしていく。将来的にはすべての製品で、Androidを搭載することになるだろう」と語った。
2015年01月11日ゼブラは1月8日、シャープペンの芯折れによる集中力への影響を調べることを目的とした脳波を計測する実験の調査結果を発表した。同実験では、どれだけ力を込めても芯が折れないシャープペン「デルガード」と従来のシャープペンを使って、集中力に違いが出るかどうかを、脳科学的に検証した。具体的には、高校3年生男子1名に脳波記録用電極を装着してもらった後、従来のシャープペンと「デルガード」を使って計算問題を解いてもらい、計算問題に取り組んでいる最中にランダムに短い雑音を聞かせ、脳がどれくらい反応(注意散漫)するか、を脳波で計測した。この実験では、集中していればしているほど「外界からの刺激(雑音)」に対して人間の脳が反応する度合いが小さくなることが予測されるという。問題は、マークシート式計算問題150問で、シャープペンシルは両条件とも、3回ノックして芯を出した状態で使用した。実験の結果、従来のシャープペンを使用して芯が複数回折れる状態では、雑音に対して脳が反応しやすく、集中力が大きく低下する様子が見られたのに対し、「デルガード」を使用して芯が折れない状態では、実験中の雑音に対する脳の反応が従来品と比べて、36%抑えられたという。
2015年01月09日シャープは1月5日、米・ラスベガスで6日(現地時間)より開催される家電展示会「2015 International CES」に合わせて、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」シリーズ新モデルなどを発表した。発表されたのは4K表示対応の「UH30」「UE30」「UB30」の3シリーズなど。フラッグシップの「UH」シリーズとミドルクラスの「UE」シリーズでは、Android TVプラットフォームが採用されており、スマートフォンなどからコンテンツを転送して映し出したり、ボイスサーチを利用したりできる。また、「Google Play」経由でアプリやゲームをダウンロードすることも可能だ。2シリーズともに、「SmartCentral 4.0」も採用しており、ブラウジングを行ったり、1つの画面内でケーブルTV、衛生放送、ストリーミングの映像サービスなどから横断的にコンテンツサーチを行ったりすることが可能だ。なお、「UB30」シリーズでは「SmartCentral 3.0」が採用される。ラインナップされるサイズは「UH30」シリーズが80型、70型、「UE30」シリーズが80型、70型、60型、「UB30」シリーズが65型、55型、50型、43型となっている。「UH30」シリーズは広色域技術「リッチカラーテクノロジー」や、残像低減技術「AquoMotion 960」を、「UE30」シリーズは「AquoMotion 480」をそれぞれ搭載。また、同社はフルHD(1,920×1,080ドット)表示のAQUOSや、8K(7,320×4,320ドット)表示に対応する85型液晶ディスプレイなども発表・展示している。
2015年01月06日安川電機は12月24日、可搬質量400kgのハンドリングロボット「MOTOMAN-MH400 II」を発表した。同製品は、大型ワークの搬送において重要となる手首軸の耐荷重を大幅に強化しており、これまで同クラスのロボットでカバーできなかった大型部品・材料のハンドリングが可能になった。具体的には、従来機種より可搬質量を50kg増加させた。これにより、搬送するワークや装着するツール、センサの選択の幅が広がるという。また、ハンドリング用途で重要となる手首軸の許容モーメントを従来機種に比べ150%以上、許容慣性モーメント(イナーシャ)を200%以上強化した。これにより、自動車のサイドパネルやその治具など、把持部分から重心までの距離が長いワークに対しても高い搬送能力を発揮する。さらに、3m級の長いリーチを備えており、サイズの大きなワークにおいても回転・上下方向など自由度の高い搬送が可能となっている。
2014年12月25日ツインバードは24日、同社が2014年7月に発売したオーブントースター「TS-4031」型と「TS-4033」型の無償交換を行うと発表した。使用中または使用後にドアガラスが破損するおそれがあるため。対象製品は、「TS-4031」型のうち製造番号が「GC4E208」「GC4F198」の4,800台、「TS-4033」型のうち製造番号が「GC4E228」「GC4I289」「GC4I309」の6,900台。型番は製品上面に、製造番号は製品の底面に貼ってあるシールで確認できる。対象製品のユーザーには無償で製品交換を行う。問い合わせは同社のWebページ、またはフリーダイヤルにて受け付ける。詳細は同社のWebページを参照のこと。
2014年12月24日アプローチしたいけど、恥ずかしさからなかなかできない……そんな男性も多いのではないだろうか。マイナビニュース会員の女性400人に、「シャイな男性にオススメしたい『簡単だけどこれは効く』という恋愛テクニック」を聞いた。Q.シャイな女性にオススメしたい「簡単だけどこれは効く」という恋愛テクニックはありますか?■パーソナリティに興味を持って接する・「とにかくいろんなことを聞いて性格を理解すること。自分を知ろうとしてくれるのはうれしい」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「話を感情を持って聞いてくれるとうれしい。特に笑顔だと効果は絶大」(25歳/建設・土木/技術職)・「相手の女性がどんなことに興味あるのかを引き出す」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)■食べもの攻撃をする・「たまに食べ物をあげること。特に甘いものなら女性受けはとても良い。ただしダイエットしていないかどうかは確認すること。私は食べ物をもらったらその人に懐いてしまうし、その人のことが気になってしまった」(21歳/小売店/販売職・サービス系)・「さり気なく缶コーヒーやジュースをおごってくれるとほだされてしまう」(27歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「お菓子攻め! からの食べ物の好みを合わせてみること」(32歳/電力・ガス・石油/技術職)■シャイならそのまま自然に、はにかんだ顔を見せる・「照れ笑いをする姿がかわいいなと思う時があります。素直で良い人だなと思います」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「なんとなく目があいがちで、はにかみながらもにこっとしてくれるとうれしい」(40歳/電機/事務系専門職)・「恥ずかしそうに話しかけてくると、かわいらしく見えるときもある」(29歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)■ただただ、話を聞く・「話を聞いてくれるだけでもいい。そうすれば安心できる」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「とにかく二人でゆっくり話せる場を設ける! 」(26歳/学校・教育関連/技術職)・「話を聞いてうなずいているだけでいい」(27歳/建設・土木/事務系専門職)■頭ぽんぽん・「さりげなく頭ぽんぽん」(25歳/医療・福祉/専門職)・「頭をなでられるとつい気になってしまう」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「いやらしい感じじゃなくて、妹とかにするような優しい頭ぽんぽんはドキっとする」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■やっぱり、笑顔と優しさを見せるのが大事・「いつも笑顔! ちょっとした一言でも爆笑する。そういうことしてくれる人はなんかもっと笑わせたくなって、いつの間にか好きになってる」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「とにかく笑顔で話を聞く、を繰り返していたらモテると思う」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ただ大事にする」(28歳/運輸・倉庫/専門職)■総評「シャイな男性にオススメしたい『簡単だけどこれは効く』という恋愛テクニック」、代表的な意見6つは「相手のパーソナリティに興味を持って接する」「食べもの攻撃をする」「シャイならそのまま自然に、はにかんだ顔を見せる」「ただただ、話を聞く」「頭ぽんぽん」「笑顔と優しさを見せる」だった。男性編と比べても、女性は「自分を知ろう、理解しようという姿勢を見せてくれると非常にうれしい」と回答する人が多く、究極的には「『彼氏いるの? 』の一言でいいのに」という声もあった。自分についての質問をされると「なんでそんなこと聞くの? 」とドキドキしてしまうと共に、近づくならまず話す時間を設けてお互いのことを知りたいという気持ちが大きいようだ。また、「食べもの攻撃」をあげる人も多かった。お菓子をくれたら懐いてしまう、気になってしまう……と、少々単純かもしれないが、食べものをくれるという行為が信頼につながり、安心感がアップするようだ。派生版として「お土産攻撃」を推す人もいた。そのほかの意見として、「爪と髪を整えて清潔にしているだけで全然違う」「スポーツできるならめっちゃ表に出していった方がいい! 」「とにかく構うことが大事」「懐の深さや余裕を見せて」という意見も。男性編との共通点は「笑顔」「話を聞く」だったが、比較すると女性は全体的に、接触回数の多さと相手の態度から感じる優しさや安心感、「自分を知ろうとしてくれている雰囲気」を重視しているようだ。年末年始、飲み会や会合が多いこの季節、このポイントを意識して女性に接してみるのもいいかもしれない。調査時期:2014年11月27日~2014年12月4日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性300名調査方法:インターネットログイン式アンケート※写真は本文と関係ありません
2014年12月19日タイガー魔法瓶は12月19日、1人暮らしの働く女性をターゲットとしたコンパクトなオーブントースター「〈やきたて〉ぷちはこ」(KAO-A850)を発表した。発売は2015年1月21日。価格はオープンで、推定市場価格は6,000円前後(税別)。庫内サイズがW200×D176×H85mmでトースト1枚サイズよりも少し大きく、グラタン皿も置けるオーブントースター。レトロなデザインが採用されており、キッチンや部屋のインテリアにマッチする。カラーはピンク、ホワイト、ブルーの3色が用意されている。メニューに合わせて「強」「中」「弱」「あたため」の4段階で火力調節が可能。15分までのタイマーも搭載する。深皿タイプの「調理トレイ」や焼きムラを抑える「ネット状焼アミ」も装備。1人暮らし向けのコンパクトモデルでありながら、さまざまな料理に使用することが可能だ。朝食から夕食、スイーツまで、手軽に作れるクックブックも付属している。本体サイズは約W253×D234×H227mmで、質量は約2.3kg。消費電力は850Wとなっている。
2014年12月19日シャープは19日、車載用のプラズマクラスターイオン発生機を3モデル発表した。カップホルダーにセットする「IG-GC15」、カーエアコンの吹き出し口に取り付ける「IG-GC1」、フィルター(空気清浄機能)を搭載した「IG-GCF15」をラインナップする。いずれも発売は2015年1月9日で、価格はオープン。車載用のプラズマクラスターイオン発生機は、2009年12月に1号機を発売して以来、5年で約250万台、他社ブランドも含めると累計900万台を売り上げている。車という限られたスペースに設置することで効果を実感しやすく、タバコやペット、汗のニオイ、カーエアコンのカビ臭さなどが軽減した、というユーザーの声が寄せられているという。軽自動車が売上の上位を占めるようになった自動車市場の変化や、PM2.5など空気環境への不安増大を背景に、このたび用途に合わせた3機種を発売する。○カップホルダーにセットする「IG-GC15」IG-GC15は、車のカップホルダーに設置するプラズマクラスターイオン発生機。タンブラーのようなデザインで、350mlペットボトルと同じくらいのサイズだ。通常運転の約2倍の濃度でプラズマクラスターイオンを発生する「ターボ運転」機能を搭載した。また、背面には10μm以上の微細なゴミを約80%キャッチできる「花粉キャッチフィルター」を備える。サイズは上部直径76mm・下部直径65mm・高さ157mm、重量は280g。カラーはレッド系、ブラック系、ゴールド系。推定市場価格は税別13,000円前後だ。○カーエアコンの吹き出し口に取り付ける「IG-GC1」IG-GC1は、カップホルダーが少ない軽自動車での使用が想定されている。カーエアコンの気流を利用してプラズマクラスターイオンを車内に送り出す。エアコンをオフにしている場合は、運転者の顔周辺にプラズマクラスターイオンを集中して放出。イオンを取り囲む水分子が肌をうるおし、保湿効果も見込めるとしている。また、USB端子から電源を取れるので、車だけでなくデスクや外出先でも使用可能だ。同梱のUSB-カーシガー変換アダプタだけでなく、別売のモバイルバッテリーやUSB ACアダプタ、パソコンのUSBに接続しても使える。サイズはW44×D20×H76mm、重量は約42g。カラーはピンク系、ブラック系、ベージュ系。推定市場価格は税別13,000円前後だ。○フィルターを搭載した「IG-GCF15」IG-GCF15は、プレフィルター、洗える脱臭フィルター、集じん・脱臭一体型フィルターを搭載したプラズマクラスターイオン発生機。イオンを発生するだけでなく、フィルターで空気清浄も行い、車内の空気をすばやくきれいにする。PM2.5にも対応。通常運転の約2倍の濃度でプラズマクラスターイオンを発生する「ターボ運転」機能も搭載する。車内のニオイと空気の汚れ具合を2段階で知らせるセンサーを搭載しており、自動で適した風量に調節する。ベルトでアームレストやヘッドレスト背面に固定して取り付ける。サイズはW184×D77×H243mm、重量は1.1kg。カラーはブラック。推定市場価格は税別25,000円前後だ。○デモの様子製品説明会では、実車を用いたデモも行われた。ドライアイスに湯をかけて発生した白煙を除去したり、車内に置かれたチーズバーガーのニオイを比較したりできた。
2014年12月19日シャープは12月18日、カラー電子辞書「Brain(ブレーン)」の新製品「PW-SB2」「PW-SA2」「PW-SH2」「PW-SJ2」を発表した。発売はPW-SB2とPW-SA2が2015年2月6日、PW-SH2とPW-SJ2が2015年1月23日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はPW-SB2とPW-SA2が34,000円前後で、PW-SH2とPW-SJ2が38,000円前後(いずれも税別)。キーボードを使用するスタイルと、画面を反転させてタブレット端末のようなタッチ操作スタイルの2Wayスタイルで利用できる電子辞書。画面には5.2型・WVGA(800×480ドット)のカラー液晶を採用する。共通の新しい特徴としては、「柔和」を「じゅうわ」というように誤って入力(正しくは「にゅうわ」)した言葉でも正しいものを調べられる「あいまいチェック」機能や、音声入力機能を備える。「あいまいチェック」機能では、誤って言葉を入力した際に正しい言葉の候補をBrainが表示してくれる。本体は落下や加圧、振動などの衝撃に強い「パワーボディ」を採用。アルミ合金液晶フレームが2014年2月発売の従来モデル「PW-SH1」より約30%強化されている。PW-SB2ビジネス・語学向けのモデル。「リーダーズ英和辞典 第3版/リーダーズ・プラス」「新和英大辞典 第五版」(研究社)、「ロングマン現代英英辞典 6訂版」「LONGMAN Collocations Dictionary and Thesaurus」(ピアソン・エデュケーション)、「ATR CALL TOEICテスト対策」(ATR Learning Technology)、「はじめての新TOEICテスト全パート総合対策」(アスク)、「完全攻略!TOEFL iBT テスト」(アルク)などの学習コンテンツから「1週間でマスター 時事&一般常識の完璧対策 2015年度版」(日経HR)のような就職活動対策コンテンツまでを収録する。PW-SA2は生活・教養向けのモデル。「日本語大シソーラス 類語検索大辞典」(大修館書店)、「接客指さし会話帳 4カ国18業種対応」(情報センター出版局)、「アナウンサーが読む 聞く教科書 山川詳説日本史/世界史」(山川出版社)、「NHKラジオ講座 基礎英語1~3 for Brain」(NHKエデュケーショナル)などを収録する。PW-SH2は高校生向けのモデル。「総合英語Forest 7TH EDITION」(桐原書店)、「ATR CALL for Brain」、「ATR CALL TOEICテスト対策」「ATR CALL 理工系学生のためのCOCET」 (ATR Learning Technology)、「完全攻略! TOEFL iBTテスト」(アルク)、「アナウンサーが読む 聞く教科書 山川詳説日本史/世界史」(山川出版社)、「ジーニアス英和/和英辞典」(大修館書店)など、英語学習や試験に役立つコンテンツを収録する。PW-SJ2は中学生向けのモデル。「ATR CALL for Brain」(ATR Learning Technology)、「レインボー英和/和英辞典」(学研)、「英検過去6回全問題集*」「英検でる順パス単」(旺文社)などを収録する。ハードウェア仕様は、ディスプレイが5.2型のタッチパネル式カラー液晶(800×480ドット、タッチパネル部分のサイズは5.6型)で、計算機能の桁数が12桁(加減乗除、メモリー、パーセント計算などが可能)、電源がリチウムイオン充電池となっている。充電池での使用時間は連続表示時で約70時間、連続使用時で約40時間、動画の連続再生時で約5時間。本体サイズはW152.4×D96.5×H18.7mm(突起部含む)で、重量は約300g(充電池、タッチペン、ダミーカード含む)。
2014年12月18日