第4回目を迎えた『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』公開直前インタビューにガールズが登場!ロンの妹にして、前作でハリーと結ばれたジニーと、シリーズ第5作から登場した、ちょっぴり変わった女の子・ルーナ。いろんな意味でハリーにとって大切な存在である2人を演じているボニー・ライトとイヴァナ・リンチがシリーズについて、役柄について、そして最終章の見どころについて語ってくれた。まずはジニー役のボニー。ウィーズリー家の末っ子として実は第1作から出演している“皆勤組”のひとりだが、第5作以降、その重要度は急上昇し、ついにハリーと恋仲に。昔から知っているダニエル(・ラドクリフ)と親密なシーンを演じるのはどんな気持ちなのだろうか?「ずっと一緒にやってきた仲だから、確かに妙な感覚だったわね。仲間として一緒にいるのが当たり前になっていたから。男女の関係みたいな雰囲気のシーンを演じるのは、ちょっと違和感あると思うわよね。でも、お互いに仕事だと割り切っていたから。役者を続けていくのであれば、これからは、ダニエルとのシーンよりももっと照れくさくなるようなシーンを演じることになるでしょうし。役者としてやるしかないわよね。実際にカメラの前に立ってみると、驚くほど普通なのよ。ハリーとの初めてのキスシーンの前には、異常にナーバスになっていたのを覚えているわ。でも、実際に撮影の瞬間になったら、ほかのシーンを演じるのと同じ感覚でスムーズに終えることができた。演じる側と観る側とでは感覚が違うんだと思うわ」。ハリーが魔法の世界に初めて触れた頃からの知り合いであり、何より大切な親友の妹であるジニー。彼女と“選ばれし者”ハリーの関係性についてボニー自身はこう“解説”する。「ジニーとハリーの関係は、ロンとラベンダー(前作でロンが一時期付き合っていた同級生)の関係のような10代特有の夢見がちでクレイジーで愚かしいロマンスと違って、もっとのんびりとして、誠実なものだと思うわ。お互いの人となりを知ろうとするものなの。ジニーは、ハリーのことを“選ばれた特別の存在”としてではなく、一人の男の子として見ていた。そうやってお互いを知っていったと思う。それに、(第2作の)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のとき、ジニーはヴォルデモートにさらわれた。彼女は完全に恐怖にさらされていたわけね。でも、ハリーが立ち上がってくれた。あの一件を通して、彼女はハリーが担っている責任に気づいて、とても尊敬するようになったと思うのね。それは今回の『PART1』で、お互いが見送りの言葉を言うシーンでも見られるけど、2人の関係は,単なる子供のロマンスではなくて、もっと深い意味のあるものになったと思うわ」。10年におよぶシリーズを通して最も印象深い思い出は何だろう?「難しい質問ね(笑)。9歳のときに初めて9と3/4番線のセットにやって来たときのことは忘れられないわ。真冬だというのに、夏の服を着させられていたから寒かったの(笑)。それまで映画の撮影現場に行ったことはなかったし、何が起こるのか全く見当もつかなかった。いま、私たちみんなが通って来た軌跡をふり返ると、感慨深いものがあるわね。最後の2作、特に『PART2』は、クライマックスとなる戦いで、みんながずっと待ち望んでいたことだから、とにかく最高にドラマチックに、クレイジーにやりたかった。全てを爆発させ、全ての呪文を使って全力投球するのは楽しかった。この旅が完結したと実感したわ。そして文字通り、ホグワーツを破壊したんだものね(笑)」。一方、周囲からは“変人”扱いされつつも不思議とハリーとはウマが合うルーナ。最終章でも活躍してくれそうだが、演じるイヴァナの言葉を借りるならば「ルーナはいつでもルーナ」だそう。そしてイヴァナはルーナの魅力をこう語る。「彼女はとっても広い心を持ってる。限界を設定しないから、全てが彼女にとっては機会なの。ほとんどの人は、何かを見たり、やろうとしたりするときに、社会的地位とか年齢とかお金のこととか、まず障害に目を向ける。でもルーナはそうじゃない。彼女は、まず、その人を一人の人間として見るし、ほかの人はやらないことをやってみる。それが一番好きなところね。それから、彼女は人を判断しない。私は、他人を見下す人が嫌いなの。自分のほうが他人より優れていると思っているような人がね。彼女はそれとは正反対で、一緒にいる人をリラックスさせて、自分らしくいさせて、一番の長所を発揮させてくれるわ」。独特のファッションセンスを持ったルーナに対して「レディー・ガガのよう」という声もあるそうだが…。「ガガよりも早い時期にそういうファッションをしていたわ(笑)!でもルーナならそんなこと言わないでしょうね。彼女が驚くことなんてないから。デヴィッド・イェーツ(監督)は、何か変なことやハプニングがあったとしても『ルーナは気づかないよ。壁紙のデザインが気になっているから』って。正直、彼女のような服を着たいとは思わないわよ。みんなに注目されてしまうし。でもルーナはファッション宣言をしているつもりはなくて、自分が好きだからそうしてるだけ。ガガはルーナをどう思うかしらね?」。ちなみにボニーとイヴァナが揃ってこの『PART1』の見どころとしてあげてくれたのが、ジニーの兄・ビルとフラーの結婚式のシーン。魔法使いの結婚式はどんなものなのか?彼女たち、そしてハリーはそこで何を?揃って来日することも決定しているガールズの活躍もお見逃しなく!公開まであと10日特集「10年間ありがとう!ハリー・ポッター」直前インタビューvol.1 ネビル役 マシュー・ルイス直前インタビューvol.2 双子役 フェルプス兄弟直前インタビューvol.3 ドラコ役 トム・フェルトン■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:ハリーらが超どアップ!『ハリー・ポッター』主要キャラクターの新ビジュアル到着『ハリー・ポッター』本編上映前に『トロン:レガシー』8分間の特別映像上映【ハリー・ポッター】直前インタビューvol.3 ドラコ役 トム・フェルトンIMAX導入記念『ハリー・ポッターと謎のプリンス』体験上映に合計50組100名様ご招待最終章を前に6日間でイッキ見!『ハリー・ポッター』過去作カウントダウン上映決定
2010年11月10日『ハリー・ポッター』シリーズで、ハリーの親友であるロンの妹・ジニーを演じているボニー・ライトと『ニュームーン/トワイライト・サーガ』でヴァンパイアのカイウスを演じたジェイミー・キャンベル・バウアーが先月婚約した、と英国の「Daily Mail」紙が報じた。ジェイミーは11月公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝』に闇の魔法使いのゲラート・グリンデルバルド役で出演しているが、撮影時に彼がボニーに一目惚れをしたのだとか。ボニーは今年2月に「People」誌で交際を認める発言をしているが、つき合い始めて半年足らずでの婚約には、『ハリポタ』の関係者も驚きを隠せないでいるようだ。「展開が急過ぎるように見えますが、彼らは自分たちの愛は本物だと言っています」と2人を知る人物は語る。『ハリー・ポッターと死の秘宝』の関係者によれば「2人ともプロフェッショナルですから、撮影中にキスしたりいちゃついたりすることはありません」とのこと。元々、一緒に登場するシーンはほとんどないそうで、ジェイミーがボニーの撮影現場によく顔を出し、休憩時間を共に過ごしているという。ボニーは19歳、ジェイミーは21歳。暴走気味の若いカップルの熱がこのまま冷めずに一気にゴールインするのかどうか?『ハリー・ポッターと死の秘宝(後編)』が公開になる来年夏には、どんな答えが出ているのか、楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝(前編) 2010年冬、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝(後編) 2011年夏、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ダニエル・ラドクリフ、ブロードウェイのミュージカルに主演決定!『トワイライト』最新作『エクリプス』のメイキング映像が到着!三角関係混迷?シネマカフェ的海外ドラマvol.145もうすぐ新学期!オススメ学園ドラマ最終回ザックにマイリー、『トワイライト』コンビも!アカデミー賞プレゼンター追加発表ピープルズ・チョイス賞がジョニー・デップに、ゼロ年代のお気に入り俳優のお墨付き
2010年05月14日