ジュノ(2PM)初主演映画『二十歳』の日本公開に先がけて、ジャパンプレミアム上映会が9月23日(水・祝)に都内で開催される。“俳優”としては初の来日イベントとなり、上映のほかトークショーが行われるほか、来場者には、本作のメイキングDVDとクリファイル(5種)のレアグッズが付いてくる。その他の画像映画『二十歳』は、それぞれが悩みを抱えながらも“絶対的信頼”で結ばれた男子3人組の失敗だらけの日々をコミカルに描いた青春映画。共演は、『相続者たち』『チング 永遠の絆』のキム・ウビンと、新作ドラマ『ミセン(原題)』で大ブレイクしたカン・ハヌル。監督は、『サニー 永遠の仲間たち』の脚色を手がけたイ・ビョンホン。韓国では、公開後わずか29日目にして300万人を動員するヒットを記録した。ジャパンプレミアム上映会のチケットは、ぴあ先行受付が13日(木)から16日(日)まで。ぴあプリ先行受付が、20日(木)から。一般発売は、22日(土)AM10:00より開始される。『二十歳』ジャパンプレミアム上映会9月23日(水・祝)2回公演会場:東京国際フォーラム(ホールA)1部 12:00開場/13:00開演2部 16:30開場/17:30開演登壇者(予定):ジュノ(2PM)内容:映画『二十歳』上映+トークショー料金:6000円(税込) 全席指定【2PM Official Fan Club Hottest Japan先行受付】8月1日(土)12:00~8月9日(日)23:59【2PM Official Fan Club Hottest Japan Mobile先行受付】8月5日(水)12:00~8月9日(日)23:59【ぴあ先行】8月13日(木)~8月16日(日)【ぴあプリ先行】8月20日(木)よりチケット一般発売:8月22日(土)10:00AMより
2015年08月03日アジアNo.1野獣アイドル「2PM」のジュノが映画初主演を務める『二十歳』。先日、ファン待望の日本公開日が11月28日(土)に決定。さらに、公開に先駆けてジャパン・プレミア上映会の開催が発表され、“俳優として”初めてジュノが来日し本イベントに登壇することが分かった。ジュノは、チョン・ウソン主演の大ヒット映画『監視者たち』でスクリーンデビュー。本作では漫画家志望の浪人生ドンウを好演した。共演者には、女たらしのフリーター・チホ役に「相続者たち」『チング 永遠の絆』のキム・ウビン、平凡な大学生ギョンジェ役を新作ドラマ「ミセン」(原題)で大ブレイクを果たしたカン・ハヌルと、いま最も有望株の若手俳優たちが集結。それぞれに悩みや煩悩を抱えながらも“絶対的信頼”で結ばれた男子3人組を演じる。アーティスト活動だけでなく、今後俳優業でも活躍が期待されるジュノだが、この度、“俳優として”初来日し、本作のジャパンプレミアム上映会に登壇することが決定。本イベントでは、本作の上映に加え、ジュノによるトークショーを予定。さらに、来場者には特典として『二十歳』ジャパンプレミアムメイキングDVDやA4クリファイル(5種)などのレアグッズが付いてくるという豪華仕様。俳優・ジュノの魅力をリアルに体験できる貴重な機会となるようだ。韓国映画史上最短期間で観客100万人を突破し、初週公開の興行ランキングでは『セッション』『キングスマン』などハリウッド大作を抑え堂々の1位に輝き、観客動員数300万人を記録した本作。日本でも話題作となること必至の本作を、ぜひ俳優・ジュノの魅力とともに堪能してほしい。『二十歳』ジャパンプレミアム上映会は9月23日(水・祝)、東京国際フォーラム ホールAにて開催。『二十歳』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日アジアNo.1野獣アイドル「2PM」のメンバーにして、『監視者たち』で華々しいスクリーンデビューを飾ったジュノが映画初主演を果たす、『二十歳』の日本公開が11月28日(土)に決定。ともに主演を務めた『チング 永遠の絆』のキム・ウビン、韓国で大ブレイク中のカン・ハヌルとともに、邦題と日本版ビジュアルを紹介する特別映像が到着した。いま最も有望株の若手俳優たちが、それぞれに悩みや煩悩を抱えながら “絶対的信頼”で結ばれた男子3人組の友情と恋を、コミカルかつユーモアたっぷりに描き出す本作。チョン・ウソン主演の『監視者たち』で映画デビューを飾ったジュノ(2PM)が、漫画家志望の浪人生ドンウに、「相続者たち」『チング 永遠の絆』で注目を集めたキム・ウビンが、女たらしのフリーター・チホ役に、新作ドラマ「ミセン」(原題)で大ブレイクを果たしたカン・ハヌルが、平凡な大学生ギョンジェ役を好演する。キム・ウビンが「友達のように過ごし、本物の友達になった」と語るほど、息の合った掛け合いを見せた本作は、韓国で公開されるや、『友へ チング』『建築学概論』を超え、韓国映画史上、最短で観客100万人を突破。初週の興行ランキングでは『セッション』『キングスマン』など、並み居る洋画大作を抑えて1位に輝き、公開後わずか29日目にして300万人を突破する快挙を成し遂げた。監督は、大ヒット作『サニー 永遠の仲間たち』『タチャ-神の手-』などの脚色を手がけてきたイ・ビョンホン。また、キム・ウビン演じるチホと何度も別れを繰り返す彼女役に「イタズラなKiss~PlayfulKiss」のチョン・ソミン。ジュノ演じるドンウに猛アプローチを仕掛けてくる女子高生に、「九家(クガ)の書~千年に一度の恋~」のイ・ユビ。カン・ハヌル演じるギョンジェを翻弄する魔性の女子大生には、『サニー 永遠の仲間たち』の美少女ミン・ヒョリンがキャスティング。さらに、「オーロラ姫」のチョン・ジュヨンや、チャン・ヒョク主演の時代劇「輝いたり狂ったり」でブレイク中の新人イケメン俳優ナ・ジョンチャンがドンウの弟役で出演するなど、注目の若手俳優たちが一挙集結。今回到着したのは、日本での公開決定を記念して、邦題と日本版ポスターをジュノ&キム・ウビン&カン・ハヌルキャストの3名が発表する動画。「みなさんに素敵なお知らせをお伝えします」とキム・ウビン。「僕たちが出演している映画『二十歳』が、今年の秋、日本で公開が決定しました!」とカン・ハヌルが日本上陸を発表。続いて、ジュノが邦題を発表し、3人で盛り上がり、「キービジュアルの出来はどう?」と劇中さながらの息の合った仲良しぶりを披露している。『二十歳』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月28日韓国で観客動員500万人以上を記録する大ヒットとなった、映画初出演の「2PM」ジュノ、チョン・ウソン、ソル・ギョングら豪華キャストが競演する映画『監視者たち』。いよいよ今週末 9月6日(土)より劇場公開となる本作から、緊迫感たっぷりの本編映像の一部をシネマカフェが独占入手した。ずば抜けた記憶力と鋭い洞察力、そして驚異的な集中力を備えた新人刑事ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)は、韓国警察特殊犯罪課(SCU)内の凶悪犯の行動監視を専門とする班に配属される。直属の上司となるベテラン班長ファン・サンジュン(ソル・ギョング)たち監視班は、武装犯罪グループの冷酷なリーダー、ジェームズ(チョン・ウソン)をマーク。だが、ジェームズは抜群の頭脳と高度な戦略で、毎回、彼らの監視網をくぐり抜けていた――。映画『私の頭の中の消しゴム』で大ブレイクしたチョン・ウソンが、危険な犯罪グループのリーダー、ジュームズとして悪役に初挑戦し、『シルミド/SILMIDO』のソル・ギョング、ドラマ「トンイ」のハン・ヒョジュ、本作が映画初出演となる人気 K-POP グループ「2PM」のジュノと、才能豊かな豪華キャストが集結した本作。今回届いた本編映像の一部は、頭脳プレーで監視の目をすり抜けるチョン・ウソン演じるジェームズと、ジュノが演じる監視班のエース、“リス”が登場する緊迫のワンシーン。おのれの目と記憶だけを頼りに標的を追う監視班と対立する、犯罪グループのリーダーを演じたチョン・ウソンは、「ジェームズというキャラクターに魅了されました。映画の前半のトーンや流れは、彼によってコントロールされていると言っていい。だから、この役を演じる俳優によって、映画の雰囲気がガラッと変わると思ったんです」とコメント。全身全霊を注ぎ込んだ本作で、計算し尽くされた、冷酷さを見せつけている。一方、ジュノは、持ち前の真面目さと愛嬌あふれるキャラクターを生かした監視班の、通称“リス”を好演。機敏かつ迅速な行動力と判断力を持った人物として、失敗の許されない現場でその能力をいかんなく発揮。映画初出演とは思えないその演技力には、共演した実力派俳優ソル・ギョング、ハン・ ヒョジュも太鼓判を押しており、今後俳優としての活躍にも期待が高まっている。また、本作の公開を記念して、彼ら2人が実際に着用した衣装が期間限定で劇場で展示されることも決定。2人が惚れ込んだキャラクターと“監視”をめぐるかつてないストーリーを、あなたも目撃してみて。『監視者たち』は9月6日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:監視者たち 2014年9月6日よりよりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2013 OPUS PICTURES & ZIP CINEMA, All Rights Reserved
2014年09月04日日本でも高い人気を誇るK-POPグループ「2PM」のジュノが映画初出演を果たし、『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンが自身初の悪役に挑む韓国映画『監視者たち』。このほど、本国では『ワールド・ウォー Z』を抑えて1位を獲得するなど、500万人動員の大ヒットとなった本作から、待望の日本版予告編が解禁となった。ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)はずば抜けた記憶力と鋭い洞察力、そして驚異的な集中力を備えた新人刑事。そんな彼女が配属されたのは、韓国警察特殊犯罪課(SCU)内でも凶悪犯の“行動監視”を専門とする部署。上司のファン班長(ソル・ギョング)は荒っぽく無茶な要求も多いが、人情味にあふれ、動物的な感覚の持ち主として知られていた。サンジュンとユンジュ、そして監視班のエース、リス(ジュノ)は、武装犯罪グループの冷酷なリーダー、ジェームズ(チョン・ウソン)の追跡捜査を通して、徐々に絆を深めていく。しかし、ジェームズは抜群の頭脳と高度な戦略で、彼らの監視網を毎回くぐり抜け、次々と完全犯罪を成し遂げてしまう…。これまで韓国映画では描かれたことのなかった、自らは身を隠しながら犯罪集団を追い詰める“監視のプロ”を主人公に、緊迫感あふれる追跡劇を描いた本作。監視班と対立する頭脳明晰な武装犯罪グループのリーダーを、約4年ぶりの映画復帰作でキャリア初めての悪役に挑んだ『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンが演じている。対する、監視班のベテラン班長には『シルミド/SILMIDO』のソル・ギョング、抜群の才能を持つ新人刑事には『王になった男』やドラマ「トンイ」で知られる実力派女優ハン・ヒョジュ、そして、本格的な演技は本作が初めてとなる「2PM」のジュノと、豪華俳優たちが勢揃いした。予告編には、監視班の3原則<1つ:任務は監視するのみ、2つ:任務外は介入せず、3つ:気づかれたら任務から外れる>が掲げられながら、姿なき完全犯罪組織を頭脳と技術を駆使して追跡する、息もつかせぬシーンが連続。チョン・ウソンが冷酷なリーダーをカリスマ性たっぷりに演じるなど、キャスト同士の演技合戦も見ものとなっている。まずはこちらの映像から、緊迫感あふれる“監視者”たちを覗いてみて。『監視者たち』は9月6日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月12日現在、『バイオハザードV:リトリビューション』が絶賛公開中のミラ・ジョヴォヴィッチに加え、ブレイク必至のヤングセレブ出演の注目作『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』の日本公開がこのたび決定した。学校一の尻軽女として知られる女子高生・ダニエル。ある日、校長室に呼ばれたダニエルは、問題児ばかりを集めた特別クラスに入れられることに。そして、初めて出された宿題で、友達のいないゲイのクラークとペアを組まされる。さらに、母親がボーイフレンドと結婚することが発覚し、それに猛反発したダニエルは、口論の末、母親のボーイフレンドの息子とも寝たことを告白。全てが嫌になったダニエルは、クラークを連れて会ったことのない実の父親を捜しにロサンゼルスまで旅立つことを決心する…。娘が過去の自分と同じ過ちを犯していることに胸を痛めつつ、娘と自分の幸せのために奮闘する母親をミラが熱演。さらにそのボーイフレンドに、『ファーゴ』でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたウィリアム・H・メイシーと脇を固める豪華キャストで贈る本作。中でも要注目は、主人公・ダニエルを演じるジュノー・テンプル!『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』、『ダークナイト ライジング』など立て続けに話題作に出演し、着実に女優としてのキャリアを積み上げてきたジュノー。ネクストセレブとしての呼び声高い彼女が、本作で着こなす80年代テイスト漂うポップなファッションは女子ならば必見!監督は、これが長編映画デビュー作となるエイブ・シルヴィア。この秋、切なくも甘酸っぱい青春ロードムービーが新たに誕生する!果たして、居場所が見つからない2人の旅のゆくえは?『カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~』は10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCバイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開カリフォルニア・ガール~禁じられた10代~ 2012年10月20日(土)よりシネマート六本木にて公開© 2011 by iDeal Partners Film Fund, LLC. All Rights Reserved.
2012年09月21日人間の奥底の心理を突くような鋭い描写と巧みな演出力で、世界中で称賛を集める韓国の鬼才、ポン・ジュノ。待望の長編4作目『母なる証明』で彼は、子を想う“母”の情念、そして時に怖ろしいほどの“愛”を描き上げた。本作で、その母を突き動かす息子役として彼が抜擢したのが、実に5年ぶりの俳優復帰となるウォンビンだった。なぜ、監督は彼を選んだのか?そして、ウォンビンはなぜこの作品を復帰作に選んだのか――?先日行われた来日会見でも、“母”を題材にした理由を「(韓国の母と称される)キム・ヘジャさんと一緒に仕事したかった」と語っていた監督だが、もう一方で「前作からの反動もあった」と話す。「『殺人の追憶』や『グエムル−漢江の怪物−』では、母親は登場しません。『グエムル〜』はソン・ガンホさんとピョン・ヒボンさんという2人の父親を中心とした物語だったので、意図的に母親を排除したところがあったんですね。また、『殺人の追憶』も失敗してしまった男の物語。どちらも女性の姿をきちんと描いてなかったのですが、後回しにしていたことが一気に爆発して、やるしかないぞという気持ちになって。今回こそは、女性や母親をしっかりと描きたいと思ったんです」。では、監督の頭に描かれる母親像とは?その思惑は、いきなり冒頭から、殺伐とした野原で母親が虚ろな表情で踊るシーンにも表れており、観る者の心をとらえて離さない。「映画のオープニングというのは、監督と観客の間で交わされる“約束”。今回の場合は突然、母親が出てきていきなり踊り出しますよね。キム・ヘジャさんの表情にも狂気がにじみ出てて。この映画がこの女性のように、常軌を逸していくかもしれないということを、観客に宣戦布告してみたかったんです」。本作に登場する母親(キム・ヘジャ)は、言ってみればどこにでもいる母親。だが愛息が殺人事件の犯人として捕われたとき、その無実を証明するため、母親の底知れぬ強靭さと行動力が発揮される。この母親を動かす揺るぎない力、これこそがウォンビンの起用理由となった。「今回の映画は『母親がどこまで息子のために暴走できるか?』ということが核だったので、ではどういう息子だったら母親はあそこまでのめり込めるのか、逆に考えてみたんです。どんな息子だったら、1分1秒たりとも目を離せないだろうと。そう考えたら、息子はおそらく純粋で、どこか不安要素がある存在だと思ったんです。それを演じられるのは、ウォンビンさんしかいないと思いました。実は、TVや映画で見る姿ではなくありのままの姿のウォンビンさんに会う機会があったのですが、そのときに受けた印象というのが、田舎で生まれ育った、すごく自然な姿で、農村で育った経緯というのが伝わってきたんです。演技にもきっとそれが役に立つだろうと思い、100%ウォンビンさんだと確信しました。あとはシナリオを読んでいただいてOKが出るのをずっと待っていました」。こうして、ウォンビンには子供の心を持ったまま成長したような、純粋無垢な青年・トジュンという役が課せられた。ウォンビン自身は、敢えてこのハードルの高い役を選んだ理由を「シナリオを読んでとても大きな魅力を感じたから」と語る。「まず、トジュンという人物自体に魅力を感じました。彼は母親を動かす導火線のような、この映画にはなくてはならない人物ですよね。自分でがやったことのない役だったので、ぜひやらせてもらいたいと思いました。なのでためらうことなく出演を決めました。ポン・ジュノ監督やキム・ヘジャさんの存在というのも大きな決め手になりました」。トジュンという役について「突拍子もないところもあるけど、僕の中では愛おしい、勇気づけてあげたい存在」と語るウォンビンだが、「映画を観た人からは『トジュンにはゾッとする、おぞましい部分がある』という意見もあるんです」と自身も予期していなかった反応があったことを明かす。そう、彼が劇中で見せる不安定な“目”は時折、相手の暗部を見抜くような、謎めいた怖ろしさを帯びる瞬間があるのだ。監督は、その“目”の持つ力を語る。「今回、意味深長なシーンのときには側面からクローズアップすることが多かったのですが、あるときは顔を背けたりうつむいたり。特に、ウォンビンさんの“側面”にはこだわりました。顔の片側しか見えないということは、もう一方は隠されている状態になりますよね。トジュンには何か、他人が知りえない秘密が隠されているのではないか、というのを示したかったんです」。中でも、トジュンが片目を手で隠し、ふと思い出した幼少期のある記憶を母親に告げるシーンでは鳥肌が立つような、怖ろしさがある。「顔は正面を向いてるけど、手で目を隠すことで側面のような表情になる。やがてその手を離すと傷があるという、そういう映像に惹かれたんです。個人的には、このシーンのウォンビンさんの目がとても好きですし、ウォンビンさんにしか出来なかったと思います。彼の目は、まるで魚の目を見たときのような気持ちにさせるんです。何の表情もないようだけど怖い気持ちになるような。とても素敵な目が撮れたと思います」。これに対して、ウォンビンの解釈はあくまで“純粋さ”という枠から外れない。彼の言葉からは、トジュンへの愛情を感じることができる。「いま監督の話を聞いて、そういう意味だったんだと改めて思ったんですけど、あのシーンで僕は、トジュンはたくさんのことを考えていたわけではないと思うんです。トジュンは何かを計画して話したり、母親に隠してることを打ち明けようとして話すような人物では決してなく、本当に自然に思いついたままに話す人。目の傷については、知りえない何らかの心の傷かもしれないなと感じながら演じていましたが、彼の発する言葉は、ふと心の中から湧き出たものをそのまま口にしたものなんだと思います」。5年のブランクを全く感じさせることない、むしろ表現の幅を広げて完全なる復帰を遂げたウォンビン。そして、彼のいままでに見たことのない表情を見事にカメラに収めたポン・ジュノ監督。2人の類まれなる才能の化学反応をぜひ、その“目”で確かめてほしい。■関連作品:母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:兵役から復帰のウォンビンに500人の黄色い声援!鶏と漢方で胃もたれに?韓国四天王・ウォンビン「自分の母も全てを投げ出すと思う」と故郷の母に思い馳せる韓国の鬼才ד母”×四天王が見事に融和最後まで目が離せない『母なる証明』最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント【カンヌ現地レポ 04】スクリーン復帰のウォンビン、拍手喝采に涙!
2009年11月05日