4~5月中旬にかけては、ツツジの花が開花する季節です。この時期、公園や庭で濃いピンク色や白色など、色とりどりのツツジがたくさん咲いているのを見かけますよね。子供の頃、ツツジの根元から蜜を吸って甘さを楽しんだ思い出はありませんか。今も子供たちがツツジの蜜を吸う遊びは、健在のよう。近所で見かけると、懐かしい気持ちにさせられるものです。オレンジや黄色のツツジに、要注意そんな身近なツツジですが、実は品種によっては有毒なものもあるのを知っていますか。東京都保健医療局は、間違えやすい有毒植物を紹介しており、その中にツツジ科の『レンゲツツジ』を挙げています。レンゲツツジは、1~2mほどの落葉低木で、濃いオレンジ色や赤色、黄色などの花が咲きます。※写真はイメージ※写真はイメージ葉や花、根に毒が含まれており、食べるとおう吐やけいれんなどの症状が現れるそうです。また、厚生労働省の『自然毒のリスクプロファイル』によると、「欧米では花の蜜を吸った児童や馬、羊などの家畜の中毒が報告されている」とのこと。レンゲツツジは、高原などに自生していますが、園芸樹として庭などにも植えられている可能性もあるため、注意が呼び掛けられています。毒性のあるレンゲツツジについて、知らない人は多い模様。ネットでもたびたび話題になっており、このような声が上がっています。・有毒なものがあるという情報は小学校入学時に伝えてほしい。下校時の定番おやつだから…。・ツツジとか桜とか、よく吸ったなぁ。でも、有毒な種類については知らなかった…!・子供がツツジを吸いながら帰ってきたけど、気を付けないと。昔の感覚でいたらだめだね。毒性のあるレンゲツツジと無毒なツツジは、専門家でないと見分けが付きにくいものかもしれません。子供がツツジを吸っている姿は、ほほ笑ましいですが、安全のために吸わないよう呼び掛けたほうがいいでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年04月26日六義園のツツジ(4月19日撮影)六義園のツツジは4月19日に見ごろを迎えました。例年の見頃ごろは4月中旬から5月初旬までですが、今年は咲き始めが早かったので見ごろの時期も早まりました。4月12日から5月2日まで、サービスセンター横や園内各所にてツツジの解説パネルと樹名板の展示を行います。六義園にある古品種のツツジ等、江戸の園芸品種として代表的なツツジの魅力をわかりやすくご紹介しております。大名庭園を華やかに彩るツツジをどうぞお楽しみください。4月19日(金)の園内の様子大泉水から見た藤代峠見どころ六義園の完成はちょうど元禄時代のツツジ熱が高まっていた時期と重なり、また江戸の園芸の中心地であった染井に隣接していたことから、数多くのツツジが導入されたと考えられています。その後、代替わりなどを経ていますが、今でも本霧島、八重霧島の古木をはじめ、白琉球、紫琉球などの古い品種を観賞できます。庭園ガイド庭園ガイドボランティアの案内で、園内散策をお楽しみください。【日時】土・日・祝日各日11時~、14時~【集合場所】正門サービスセンター前※庭園ガイドは天候、その他の理由により中止となる場合がございます。当日、サービスセンターへご確認の上、お越しくださいませ。染井門開門日以下の期間は、JR駒込駅、東京メトロ駒込駅から徒歩2分の染井門を開門します。4月20日(土)、21日(日)4月27日(土)~5月6日(月)まで5月11日(土)、12日(日)六義園について六義園の主景観「中の島」(3月18日撮影)国指定特別名勝。五代将軍徳川綱吉の寵臣・柳澤吉保によって造られた和歌の趣味を基調とした回遊式築山泉水庭園です。江戸時代に造られた大名庭園の中でも代表的なもので、明治期には三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となりました。庭園は万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州(現在の和歌山県)の景勝地「和歌の浦」の景色をはじめ、その周辺の景勝地や中国の故事に因んだ景観が映し出されています。開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)休園日年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)入園料一般300円65歳以上150円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)アクセスJR山手線「駒込」(南口)下車徒歩7分東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車徒歩7分都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車徒歩10分※駐車場はございません。地図 : お問合わせ六義園サービスセンター〒113-0021東京都文京区本駒込6-16-3TEL:03-3941-2222六義園公式HP : 六義園公式X : 都立9庭園Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月19日