オレンジ色のツツジに要注意 実はコレ… 「知らなかった」「気を付けないと」

4~5月中旬にかけては、ツツジの花が開花する季節です。
この時期、公園や庭で濃いピンク色や白色など、色とりどりのツツジがたくさん咲いているのを見かけますよね。
子供の頃、ツツジの根元から蜜を吸って甘さを楽しんだ思い出はありませんか。
今も子供たちがツツジの蜜を吸う遊びは、健在のよう。近所で見かけると、懐かしい気持ちにさせられるものです。
オレンジや黄色のツツジに、要注意
そんな身近なツツジですが、実は品種によっては有毒なものもあるのを知っていますか。
東京都保健医療局は、間違えやすい有毒植物を紹介しており、その中にツツジ科の『レンゲツツジ』を挙げています。
レンゲツツジは、1~2mほどの落葉低木で、濃いオレンジ色や赤色、黄色などの花が咲きます。

※写真はイメージ

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葉や花、根に毒が含まれており、食べるとおう吐やけいれんなどの症状が現れるそうです。
また、厚生労働省の『自然毒のリスクプロファイル』によると、「欧米では花の蜜を吸った児童や馬、羊などの家畜の中毒が報告されている」とのこと。
レンゲツツジは、高原などに自生していますが、園芸樹として庭などにも植えられている可能性もあるため、注意が呼び掛けられています。