中華料理の定番調味料「テンメンジャン(甜麺醤)」は小麦粉に麹を加えて発酵させた甘口の中華味噌です。コチュジャンと違って辛み成分はほとんど入っておらず、甘くてコクのある風味が特徴。料理に使うとコクと旨味がプラスされてグッと本格的な味わいに仕上がるんです。しかし、いまいち使い方が分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、テンメンジャンを使ったレシピ【20選】をご紹介します。パパッと作れる簡単おかずから、回鍋肉やジャージャー麺といった人気の中華料理まで幅広くピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。■テンメンジャンを使った<副菜>レシピ7選・イカの甜麺醤和えイカ特有の旨味とテンメンジャンのコクのコラボレーションで、ご飯もお酒も進む一品が完成します。イカをサッと茹でたら、調味料と合わせるだけ。粉唐辛子や豆板醬で辛みをプラスしても◎です。・大根ステーキ・中華風ソース大根ステーキは定番の和風以外に、ピリッと甘辛い中華風ソースとも好相性。大根だけなのに食べ応え抜群です。大根はレンジで下茹でするため、時短で完成しますよ。・レンコンの甜麺醤炒めレンコンのシャキシャキ食感とテンメンジャンの甘辛さが絶妙な一品です。ピーマンの苦みもタレが和らげてくれるため、ご飯が進む美味しさ。あと1品欲しいときにちょうどいいですね。・ザーサイ入り中華そぼろ濃厚なテンメンジャン風味の中華そぼろです。ザーサイの食感や塩気がアクセントになって、味つけもぶれません。ご飯にのせたり、レタスに巻いたり、冷奴や麺類のトッピングにしたりと、アレンジは無限大! 多めに作っておくと便利ですよ。・キュウリの甜麺醤和えキュウリを強火でサッと炒めたら和えるだけ。ハチミツとテンメンジャンのマイルドな味つけで子どもも食べられそうです。大人は家飲みで楽しめる簡単おつまみに。キュウリは種を取っておくと、水っぽくなるのを防げます。・切干し大根のピリ辛和え和食なイメージの「切干し大根」を豆板醬+テンメンジャンで中華風にアレンジ! ポリポリ食感が楽しく、ピリ辛な味つけが食欲を喚起します。食物繊維たっぷりで、体も喜ぶ副菜です。・ナスの肉味噌チーズ焼きトロッとしたナスに、甘辛い肉みそと香ばしいチーズがたまりません。これならナスが苦手な方でも食べられそうですね。ピザのように片手で食べられて、お酒のおつまみにもぴったり。■テンメンジャンを使った<主菜>レシピ7選・豚肉のテンメンジャン炒め薄切り豚肉をニンニクとテンメンジャンで炒める、「早い・安い・旨い」の3拍子がそろった、これぞ男飯! 間違いなくご飯が進みます。ガッツリ食べたいときにも最適です。野菜をたっぷり添えて、バランス良く仕上げましょう。・プロの味! ごはんが進む回鍋肉おうちでプロの仕上がりに! コクのあるテンメンジャンが味の決め手となった本格回鍋肉です。調味料を合わせておけば、焼いてからめるだけでOK。たっぷりのキャベツもペロッと食べれますよ。みんなが喜ぶ人気おかずです。・簡単マーボー茄子ナスとひき肉の黄金コンビ「麻婆ナス」。豆板醤は使わず、テンメンジャンのみを使ったレシピで辛みはなく、子どもと一緒に美味しくいただけます。ナスはレンジで火を通しておくことで、しっかりと味がしみ込み、時短にもなり一石二鳥です。・牛肉とジャガイモの中華炒めテンメンジャンの甘みと豆板醤の辛みが絶妙なボリューム満点おかずです。ジャガイモやピーマンでかさ増しすれば、少ないお肉でも大満足できますよ。・サバのみそ炒めこんがり焼いた旨味たっぷりのサバに、豆板醤の辛みとテンメンジャンの甘みを加える、中華風炒めです。とろみのあるソースがしっかりとからんで、ご飯はもちろん、お酒との相性も抜群!・手羽元のバーベキュー焼き鶏の手羽元をテンメンジャン入りの甘辛ダレに漬けて、オーブンでこんがり焼きます。みんなが喜ぶこってり味で子どもはおかずに、大人はビールのおつまみに◎。パーティーやBBQで大活躍してくれる一品です。・ゆで豚じっくり煮たゆで豚に、濃厚コク旨な特製ガーリックダレをかけて召し上がれ。タレはテンメンジャン、ニンニクすりおろし、しょう油、ゴマ油などを混ぜ合わせます。このタレは、野菜スティックや蒸し鶏につけても美味しいです。■テンメンジャンを使った<主食>レシピ5選・ジャージャー麺甘辛の肉みそをトロリとかける、おなじみの汁なし麺。肉みそをテンメンジャンで作ると、コクと香りが加わって一気に本格的な味わいに。辛みが苦手な方は豆板醤を控えめにしたり、温泉卵をトッピングするのがおすすめです。・回鍋肉焼きそばテンメンジャンを使って、焼きそばを回鍋肉風にアレンジ! 肉も野菜もたっぷり食べられますよ。コク深く食べ応えも抜群です。いつもの焼きそばに飽きたら、ぜひお試しを。・本格担々麺おうちで本格担々麺を作ってみませんか? 濃厚なゴマの旨味とラー油のほど良い辛さが絶妙なバランスでくせになる美味しさ。食欲があまりないときや、夏の暑い日にもってこいのメニューです。・中華そぼろ丼パパッと短時間で作れる丼レシピは忙しい日の救世主。ピリッと甘辛な味つけで、あっという間に完食してしまいますよ。炒り卵と合わせて、二色丼にしてもいいですね。・ピリ辛鶏ゴマ鍋まずは鶏鍋を楽しみ、テンメンジャンやチーマージャン(練り白ゴマでも可)を加えてゴマ鍋に味変しましょう。ピリッとコク旨で野菜もモリモリ食べられます。〆は担々麺風そばをどうぞ。始めから終わりまで飽きずに楽しめますよ。■テンメンジャンを使った<スープ>レシピ・麻婆風スープスープで飲む麻婆豆腐!? 市販の鶏そぼろや豆腐を使い、わずか1分で完成する超時短アレンジレシピです。練り白ゴマやテンメンジャンのコクにより簡単&美味に。ランチには中華麺を加えても良さそうです。いつもの野菜炒めやチャーハンなどの隠し味としても、テンメンジャンは大活躍! ほんの少し加えるだけで、味の深みやコクが増し、作る楽しさも、食べる喜びも大きく変わりますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、さまざまな料理にテンメンジャンを活用してみてくださいね。
2023年07月22日