今月3日(現地時間)、心筋梗塞のため死去したマイケル・クラーク・ダンカン。彼の娘を名乗る女性が現れ、遺産を要求していることが明らかになった。7月13日(現地時間)に心臓発作を起こして入院、治療を続けた甲斐もなく、54歳の若さで亡くなったマイケルの娘だと名乗る32歳のマーケイ・アンブローズさんはウェブサイト「My Fox Chicago」のインタビューで、父親とは11年間話していなかったと明かし、「本当につらいのは、彼が亡くなって、私たちが仲直りできなくなったことです。それが嫌なんです。私の存在が明らかにならなくたって、それは構わないんです」と語った。だが、ある関係者は「マイケルはマーケイの母親と交際していましたが、彼は自分が父親ではないと信じていました」と語った上で、マーケイさんのとった驚くべき行動を明らかにした。「マイケルは52日間も入院していたのに、彼女は1度も見舞いに来なかったし、話をしようとさえしませんでした。それが、彼が亡くなったその日から、彼女はマイケルの母親に電話をして『私の取り分(遺産)がほしい』と言い立てたのです。93歳の老母が息子を亡くした日にそんな電話をかけるなんて…」。マイケルの棺は9日(現地時間)に、ハリウッドヒルズにある墓地「Hall of Liberty」で午前9時から午後2時まで一般公開が予定されている。近親者のみが参列する葬儀は来週に行われる予定だという。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO
2012年09月07日俳優のマイケル・クラーク・ダンカンが先日、54歳の若さでこの世を去った。マイケルは7月に心臓発作を起こし入院していたが、9月3日(現地時間)にロサンゼルスの病院で急逝した。婚約者のオマロサ・マニゴールさんは、心臓発作の入院以降、マイケルの病床で付き添っていたという。マイケルは『グリーンマイル』(’00年)で不思議な力を持つ死刑囚ジョン・コフィー役を演じたアカデミー賞助演男優賞にノミネートされただけではなく、『アルマゲドン』、『隣のヒットマン』、『シン・シティ』、『グリーン・ランタン』など数多くのヒット作に出演。マイケルの広報担当ジョイ・フィリー氏は、オマロサさんの言葉として声明を発表している。「オマロサはみなさんの祈りに感謝すると共に、プライバシーの遵守をお願いしています。公私共にマイケルの人生の成功を祝福することを後ほど公表したいと思います」。身長196cm、体重145kgという巨体のマイケルは、ハリウッドで俳優として成功する以前は、ウィル・スミスやマーティン・ローレンス、ジェイミー・フォックス、LL・クール・J、ノトーリアス・B.I.G.らスターのボディーガードに付いていた経歴がある。今回のマイケルの突然の死を受けて多くのスターが追悼の意を示しており、中でも『グリーンマイル』で共演したトム・ハンクスは「ビッグ・マイクの突然の死にとても悲しい思いです。彼は『グリーンマイル』の撮影セットで見出された宝物のような存在でした。奇跡のような存在です。多くの人から愛される存在で、彼の死に我々は茫然自失となっています」とマイケルの死を悼んだ。■関連作品:クラウド アトラス 2013年、全国にて公開© 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
2012年09月05日マイケル・クラーク・ダンカンが、アメリカ時間3日に、ロサンゼルスで死亡した。54歳だった。ダンカンは7月に心臓発作で倒れ、治療を受けていた。身長195cmの大きな体とやさしい笑顔で知られるダンカンは、シカゴ出身。ロサンゼルスに移住してからは、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスのボディガードを務めていた。ブレイクのきっかけとなったのは、トム・ハンクス主演、フランク・ダラボン監督の『グリーンマイル』。この作品で、オスカー助演男優部門にノミネートされた。ほかの出演作に『アルマゲドン』『デアデビル』『シン・シティ』『アイランド』などがある。ダンカンは、7月13日に心臓発作で倒れ、治療を受けていたが、回復しなかったらしい。婚約者オマロサ・マニゴールトは、「みなさんのお気持ちに感謝します。今はプライバシーを尊重してください。彼の人生を祝う集いについては、また後日、お知らせします」と声明を発表。訃報を受けて、トム・ハンクスは「マイクを失ってとても悲しい。『グリーンマイル』の現場において、彼はとても貴重な発見だった。彼はマジックのような存在で、愛に満ちた人だった」とコメントしている。文:猿渡由紀
2012年09月04日