パイオニアは1月8日、カロッツェリアブランドのAV機能一体型カーナビゲーション「楽ナビ」シリーズから、「AVIC-RL05」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は110,000円前後(税込)。AVIC-RL05は、8V型VGAモニターを採用するラージサイズのカーナビ。一般的なコンソールに取り付けられるのは7V型までだが、車種ごとの専用取付金具を使用することで、コンソールにフィットした取り付けが可能だ。対応車種は、同社Webサイトの「カロッツェリア車種別JUST FIT」のページで確認できる。このたびのAVIC-RL05は、ラージサイズモデルとしてすでに発売済みの「AVIC-RL09」から機能を絞り込むことで低価格化を図った製品だ。AVIC-RL09には同梱されるスティック型コントローラー「スマートコマンダー」を、AVIC-RL05では別売(希望小売価格7,000円、税別)とする。また、AVIC-RL09には3年間のマップチャージが付属していたが、AVIC-RL05には付属していない。AVIC-RL05が搭載しているテレビチューナーはワンセグのみ。そのほか、AM/FMチューナー、CD、DVD、SD/SDXCメモリーカード、USBデバイスを利用できる。Bluetoothにも対応し、スマートフォンなどに保存された音楽をワイヤレスで再生可能だ。なお、音楽CDからのリッピング機能は搭載されていない。「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」や、1秒間に10回自車位置を測位する「10Hz測位」などナビ機能も充実させ、正確なルート誘導を行うとする。
2015年01月08日パイオニアは1月8日、ワンセグチューナーを内蔵した2DINサイズのメインユニット「FH-6100DTV」を発表した。対応するスマートフォンをUSB接続することでカーナビとして使用できる。発売は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は40,000円前後(税込)。FH-6100DTVは、2014年9月に発表された「FH-6100DVD」にワンセグチューナーを追加したモデルだ。FH-6100DTV自体にナビ機能は搭載されていないが、カーナビアプリ「ドコモ ドライブネットナビ」をインストールしたスマートフォン(Android端末)を本機にUSB接続すると、ドコモ ドライブネットナビの画面がメインユニットのディスプレイに表示される。メインユニットのタッチパネル式ディスプレイからナビの操作を行うことが可能だ。ドコモ ドライブネットナビは、NTTドコモとパイオニアが共同開発したアプリで、NTTドコモの端末でのみ使用可能。月額使用料は税別300円だ。対応端末などの詳細はパイオニアのWebサイトで順次案内される。
2015年01月08日パイオニアは8日、音楽再生に最適とする防振設計対応の5インチベイ内蔵型ブルーレイディスクドライブ「BDR-S09J-X」を発表した。1月下旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は33,000円前後。オーディオCDの再生品質チェック機能を搭載した、16倍速書き込み対応ブルーレイディスクドライブ。オーディオCDの再生品質を4段階で表示し、品質が低い場合は「オーディオCDチェック機能」によって設定変更などの対処法を示す。高比重材料の塗装をディスクトレーに施すことで防振性能を向上させたほか、きょう体の内外装に特殊塗装を施して放熱性も高めている。従来モデルからの機能として、オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead3+(原音再生)」や、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」などの高音質化機能を搭載。そのほかにも、読み出しを高速化する「高速読み出しモード」、記録面のムラを抑える「BD-R記録面重視モード」、ドライブやディスクの状態を確認できる「ステイタス」機能、データ読み出し時に発生する信号のノイズをクリアにする「リミットイコライザー」機能、傷・指紋・汚れなどが付いた低品質のディスクでも再生できる「PowerRead」機能など、多彩な機能が盛り込まれている。バンドルソフトは、ブルーレイ再生ソフト「PowerDVD 12」、映像編集ソフト「Power Director 10」「PowerProducer 5」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」、バックアップソフト「PowerBackup 2」、RAW現像ソフト「Photo Director 4 LE」など。主なメディアの最大書き込み速度は、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが14倍速、3層BD-R / BD-R LtHが8倍速、4層BD-Rが6倍速、1層 / 2層 / 3層のBD-REが2倍速、1層DVD-R/+Rが16倍速、2層DVD-R / +Rおよび+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはSATAで、バッファメモリは4MB。本体サイズはW148×D181×H42.3mm、重量は740g。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年01月08日パイオニアは、ファイルミュージックの再生に特化した、大型タッチディスプレイ搭載ホームDJ向けマルチプレーヤー「XDJ-1000」を発売する。販売開始は1月中旬を予定。価格はオープン。同製品は、音楽ファイルの再生に特化したホームDJ向けのマルチプレーヤー。フラッシュメモリーやハードディスクなどのUSBストレージデバイス、あるいはWi-Fi接続されたMac、Windows PC、iOSデバイス、Androidデバイスに記録されている楽曲ファイルを読み込んで、家の中などでDJプレイを楽しむためのものだ。大きな特長は、クラブなどで使われているプロDJ向けのマルチプレイヤー「CDJ-2000NXS」の基本レイアウトと操作性を継承していること。直径206mmの大型ジョグダイヤルと液晶タッチディスプレイを搭載することで、楽曲タイトルやアートワークなどを表示して楽曲を直感的に探したり、曲全体および波形を視覚的に把握できるようになっている。さらにタッチディスプレイ上のQWERTY配列のキーボードから、タイピングによるキーワード検索も可能だという。また、DJプレイ前に楽曲の事前準備が行える楽曲管理ソフト「rekordbox」(Windows/Mac対応)では、曲の「WAVE ZOOM」、「KEY」、「WAVE」、「BEAT GRID」、「BPM」、「ID3 TAG」などの解析や、楽曲ごとの「ACTIVE LOOP」「CUE」「LOOP」の設定、 「PLAYLIST」の作成・編集などに加え、簡単操作でビート位置を移動させる新機能「BEAT JUMP/LOOP MOVE」が利用可能。さらに、無償でダウンロードできるiOS用/Android用アプリを使えば、外出先で楽曲の準備や管理、確認が可能とのことだ。2015年3月には、Serato社のDJソフトウェア「Serato DJ」のUSB-HIDコントロールへの対応も予定されている。そのほかの主な仕様は、外寸が幅305mm×奥行382.5mm×高さ110mm。重さは3.3kg。再生可能ファイルはMP3、AAC、WAV、AIFF(iOSはMP3、AACのみ)、USB端子はA端子×1とB端子×1、音声出力端子はAUDIO OUT (RCA)とCONTROL(φ3.5mmミニプラグ)、そのほか、LAN(100Base-TX)が装備される。付属ソフト「rekordbox」の動作システムは、Windows7以上/Mac OS X 10.6以上となっている。
2014年12月19日パイオニアは12月18日、NFCとBluetooth 4.0に対応したヘッドホン「SE-MJ561BT」を発表した。ハウジング部にマイクを内蔵しており、ペアリングしたスマートフォンでハンズフリー通話を行える。発売は2月上旬の予定で、価格はオープン。SE-MJ561BTは、NFC対応のスマートフォンやオーディオプレーヤーと簡単にペアリングできるBluetoothヘッドホン。ハウジング部にマイクと操作ボタンを備え、ハンズフリー通話や音楽の再生やボリューム調整などを行える。ドライバーユニットは40mmの大口径。ハウジング部にはアルミ、ヘッドバンドとイヤーパッドにはレザータイプの素材を採用し、スタイリッシュなデザインと快適な装着感を提供する。色はシルバーとブラウンの2種類を用意する。コーデックはSBCとAACが利用可能。BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応する。内蔵バッテリーの駆動時間は最大15時間、充電時間は約3時間。重量は160g。
2014年12月18日パイオニアは12月10日、密閉型ヘッドホン「Superior Club Sound(スーペリア クラブ サウンド)」シリーズのカラーバリエーションモデルとして、オーバーヘッドタイプの「SE-MX9-R」を発表した。発売は2015年1月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は33,000円前後(税別)。2014年4月に発表されたSE-MX9のプレミアムレッドモデル。「Superior Club Sound」シリーズはビート感や迫力ある重低音の再現、ファッション性を追求して開発されたクラブミュージック向けヘッドホンで、SE-MX9はシリーズの最上位モデルに当たる。トップDJ用ヘッドホン「HDJ-2000」をベースに、大口径50mmスピーカーユニットを搭載する。また、ハウジング部に小容積のチャンバー(空気室)を設けて外部音の遮音性が高められている。コードは新「D-shapeコード」が採用され、音声信号ロスを30%低減している(従来モデル比)。主な仕様は次の通り。型式が密閉ダイナミック型で、出力音圧レベルが106dB、最大入力が1,200mW(JEITA)、再生周波数帯域が6~40,000Hz、インピーダンスが32Ωとなっている。接続コードは1.2mのOFCリッツ線、プラグは4極金メッキの3.5mmステレオミニ、質量は305g(いずれもコード含まず)。
2014年12月10日パイオニアは12月9日、ITエンタテインメントシステム「Stellanova(ステラノヴァ)」を発表した。発売は12月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は70,000円前後(税別)。Stellanovaは、USB DACアンプ「APS-DA101J」とワイヤレスユニット「APS-WF02J」にスピーカーを組み合わせたシステムだ。APS-DA101Jは、入力端子にUSB×1基と光デジタル音声×1系統、アナログ音声(3.5mmステレオミニジャック)×1系統を備えたUSB DACアンプ。USBはType Bポートで、APS-WF02Jとの接続に使用できるほか、PCやMacとの接続にも使用できる。また、Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続することも可能だ。DACチップはテキサス・インスツルメンツ製の「PCM1795」を採用。USB入力では、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源、5.6MHzまでのDSD音源の再生に対応している。光デジタル入力では48kHz/16bitまでの入力に対応する。アンプの実用最大出力は15W×2(JEITA 1kHz、10%、T.H.F. 6Ω)で、周波数特性は10Hz~40kHz(±3dB)だ。サイズはW198×D147×H33mmで、質量は570g。APS-WF02Jは、IEEE802.11a/b/g/nに対応したワイヤレスユニット。Type AのUSBポートも4ポート装備している。USBポートのうち、1ポートはAPS-DA101Jとの接続に使用するが、その他の3ポートはHDDなどのUSBデバイスとの接続に使用できる。光学ドライブを接続して音楽CDの再生やリッピングを行うことも可能だ。なお、APS-DA101JのUSBは1ポートなので、APS-WF02Jを使用する場合にはPCやMacとは無線LANで接続することになる。また、専用アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」を使用することで、iPhoneやiPad、HDDに保存されているハイレゾ音源を、ワイヤレスで再生することが可能だ。サイズはW198×D149×H33mmで、質量は440g。APS-DA101Jはシルバー、レッド、ゴールド、グリーンの4色、APS-WF02Jはブラック、ピンク、ブルー、ブラウンの4色が用意されており、Stellanovaは、計16通りの組み合わせで販売されることになる。スピーカーシステムは、φ66mmコーン型ウーファーとφ26mmセミドーム型ツイーターを使用した2Wayバスレフ型だ。実効周波数帯域は75Hz~40kHzで、インピーダンスは8Ω。最大入力は40Wで、出力音圧レベルは80dBとなっている。サイズはW103×D140×H205mmで、質量は1.3kg。ワイヤレスユニットを除いてUSB DACアンプとスピーカーの組み合わせにした「Stellanova Lite」と、USB DACアンプ、ワイヤレスユニット単品も同時に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は、Stellanova Liteが47,000円前後で、USB DACアンプが30,000円前後、ワイヤレスユニットが23,000円前後となっている(いずれも税別)。
2014年12月09日パイオニアは28日、スロットローディングタイプのBDドライブとして世界最小・最軽量をうたう、Mac用ポータブルBDドライブ「BDR-XU03JM」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込26,000円前後。発売時期は12月中旬。重量245gで約13cm四方と、小型軽量のMac用スロットイン式BDドライブ。Roxio製のMac用アプリケーションソフト「Toast 12 HD/BDプラグイン」を同梱し、BD/DVDビデオの作成・映像編集などが行える。きょう体には動作時の振動を伝えにくいマグネシウム合金を採用。PCとの接続はUSB 3.0のほか、別売のIEEE802.11a/b/g/n対応ワイヤレスドック「APS-WF01J」を使用すると、ワイヤレスでの接続に加え、無料のiOSアプリケーション「ODFinder」を使うことでiPhoneやiPadなどのiOS機器でディスク内の音楽や動画を視聴できる。書き込み速度はBDで最大6倍速、DVDで最大8倍速、CDで最大24倍速。本体サイズはW133×H12×D133mmで、縦置き、横置き両対応。
2014年11月28日パイオニアは、世界中のクラバー・DJ・クラブを音楽でつなぐクラブカルチャー・エンターテインメント・サービス「KUVO(クーヴォ)」を公開した。同サービスでは、専用無料アプリ「KUVO App」やWebサイトを通じて、世界中のクラバーがリアルタイムにクラブ情報や最新のトレンドを入手できる。クラブで今流れている楽曲の情報を正確に簡単に入手できる「KUVO FEED」、世界各国の楽曲やDJの最新トレンドが分かる「Discover」、お気に入りのDJがプレイした楽曲情報が分かる「Playlist」、近場の行きたいクラブがすぐわかる「Club Map」、クラブで撮った情報入り写真を共有できる「Photo Album」などのコンテンツが用意されている。また、クラブでプレイするプロDJだけでなく、自宅でDJプレイを楽しむホームDJも自分のDJプレイをアップロードできる機能なども、今後公開される予定ということだ。
2014年10月29日パイオニアは10月20日、サンリオの"ハローキティ"とのコラボレーション製品としてスタイリッシュCDミニコンポ「X-SMC01KT」およびワイヤレススピーカーシステム「XW-BTSP1-KT」を発表した。いずれも発売は11月1日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はX-SMC01KTが26,000円前後、XW-BTSP1-KTが10,000円前後(いずれも税別)。2014年11月1日に"ハローキティ"が誕生40周年を迎えることを記念して発売される製品。X-SMC01KTは、好みに応じて付け替えられる2種類のハローキティ柄パネルが付属したCDミニコンポ。CD再生のほか、スマートフォンなどのBluetooth接続対応機器をワイヤレス接続して音楽を再生することが可能だ。また、USBメモリに保存されている音楽ファイルを再生したり、FMラジオ(76.0MHz~90.0MHz)を聴いたりもできる。なお、X-SMC01KTは500台限定となっている。一方のXW-BTSP1-KTは、天面にハローキティのイラストが印刷されたBluetooth接続対応のワイヤレススピーカー。スマートフォンなどからワイヤレスで音楽を再生することができる。NFC(近距離無線通信)機能を搭載するため、対応するスマートフォンなどをかざすだけでペアリングを行うことが可能だ。また、リチウムイオン充電池を内蔵しており、外出先など外部電源が確保できない場所でも約7時間の連続動作が可能となっている。BluetoothのバージョンはX-SMC01KTが2.1+EDRで、XW-BTSP1-KTが4.0。X-SMC01KTの主な仕様は、実用最大出力が10W×2(8Ω、1kHz、10%、JEITA)、搭載する接続インタフェースが音声入力(ステレオミニ)×1系統、ヘッドホン出力(ステレオミニ)×1系統、USB×1基となっている。スピーカーは66mmコーン型のフルレンジスピーカーと77mmコーン型のパッシブラジエーターを搭載。本体サイズはW430×D114×H218mm、本体質量は2.8kgだ。XW-BTSP1-KTの主な仕様は、実用最大出力が4W×2(4Ω、1kHz、1%、JEITA)、搭載する接続インタフェースが音声入力(ステレオミニ)×1系統となっている。スピーカーは38mmフルレンジと60×30mmコーン型パッシブラジエーターを搭載。本体サイズはW200×D72×H77mm、本体質量は400gだ。
2014年10月20日パイオニアは10月17日、ポータブルヘッドホンアンプ「XPA-700」を発表した。発売は11月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は57,000円前後(税別)。DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitまでのハイレゾ音源再生に対応するUSB DAC機能搭載のポータブルヘッドホンアンプ。ESSテクノロジー社製の最上位DACチップ「ES9018K2M」を搭載しており、ジッターを抑え高精度なデジタルアナログ変換が可能となっている。また、44.1k/48k系のデュアルクロック制御がジッターやノイズを抑え、高精度なアシンクロナス伝送を実現。そのほか音質面では、D/A変換からバランスヘッドホン出力端子まで、左右チャンネルの信号を独立して伝送するフルバランス回路、デジタル部とアナログ部、電源部それぞれのノイズ干渉を抑えるセパレート回路構成により、定位がしっかりし、かつ高音質なサウンドを再現する。出力端子がある面に備えられた亜鉛ダイキャスト製バンパーは、L字端子やバランスヘッドホンなど接続する機器ごとに異なるケーブルに応じて交換可能。ヘッドホンやポータブルオーディオプレーヤーなどとケーブル接続したまま持ち運ぶ際でも、接続した端子やケーブルがカバンなどの中で欠損・断線しにくいよう配慮された設計となっている。入力側では、端子ごとに音質を細かく設定できる「サウンドアレンジ」機能を装備。「NORMAL」から「NARROW」の4段階で設定できる「ロックレンジアジャスト」機能、「THROUGH」「96kHz」「192kHz」から設定できる「アップサンプリング 192kHz」機能、「SHARP」「SLOW」「SHORT」から設定できる「デジタルフィルター切替」機能を利用できる。接続インタフェースは、前面パネルに光デジタル/アナログライン入力、光デジタル/アンバランス PHONES2出力、USB-A入力を、背面パネルにアナログライン出力、バランス PHONES1出力、Micro USB/DC入力を備える「4in/4out」設計。なお、筐体は堅牢なアルミ削り出し材が用いられたソリッドなデザインに仕上げられている。入力側の対応フォーマットとサンプリング周波数はMicro USB入力がPCM(44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz、352.8kHz、384kHz/16/24/32bit)、DSD(2.8MHz、5.6MHz)、USB-A入力がPCM(44.1kHz、48kHz/16bit)、光デジタル入力がPCM(44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz/16/24bit)となっている。ヘッドホン出力の対応インピーダンスは8~600Ω、ライン出力の対応インピーダンスは100Ω、周波数特性は4Hz~80kHz(-3.0dB)だ。バッテリーは容量3,200mAhのリチウムイオン充電池で、駆動時間はiOS端末デジタル接続使用時が4.5時間、アナログライン入力時が6時間。充電はMicro USB(B)を使用し、フル充電には市販の1A充電器使用時が4.5時間、PCのUSB-A端子使用時が7.5時間となっている。
2014年10月17日パイオニアは10月9日、ネットワークオーディオプレーヤー「N-70A」「N-50A」を発表した。発売は11月中旬。希望小売価格はN-70Aが142,000円で、N-50Aが89,500円(いずれも税別)。2製品とも、DSDやWAV、FLAC、AIFF、ALACなどのハイレゾ音源再生に対応したプレーヤー。DLNA 1.5やAirPlayによるネットワークからの再生に加えて、USBデバイスからの再生、PCと接続してUSB DACとして動作させることも可能だ。また、インターネットラジオ機能も搭載しており、ポータルサイトの「vTunner」を利用できる。ネットワーク端子は100BASE-TX/10BASE-Tで、Wi-Fi機能は搭載していない。DACチップはいずれもESS社製。N-70Aが、384kHz/32bitに対応した8ch DAC「ES9016S」で、N-50Aは192kHz/24bitに対応した2ch DAC「ES9011S」。いずれも、左右チャンネルにそれぞれ1個ずつ搭載している。2製品とも、DSDは2.8MHz/5.6MHzに対応。WAV、FLAC、AIFFおよびALACは、N-70Aが最大384kHz、N-50Aが最大192kHzまでのサンプリングレートに対応する。N-70Aは、フルバランス回路構成によりチャンネルセパレーションを向上。バランス出力端子も装備している。また、電源部とデジタル部、アナログ部を分離した3分割シャーシ構造を採用。ノイズの影響を低減するとともに、剛性も高めている。入力インタフェースは光デジタル音声×1系統、同軸デジタル音声×1系統、USB B(リア)×1基、USB A(フロント)×1基を装備。出力端子はN-70Aがヘッドホン×1系統、アンバランス(RCA)×1系統、バランス(XLR3)×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統を装備。N-50Aが備えるのはアンバランス(RCA)×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統となっている。本体サイズはN-70AがW435×D338×H121mmで、N-50AがW435×D331×H99mm。質量はN-70Aが12.5kgで、N-50Aが7.5kg。
2014年10月09日パイオニアは9日、クラムシェルタイプのポータブルブルーレイBD / DVD / CDライター「BDR-XD05J2」を発表した。10月下旬より発売し、価格はオープン。店頭想定価格は税込13,000円前後。クラムシェル方式のUSB 3.0対応ポータブルBD / DVD / CDライター。BDXL(3層 / 4層)に対応し、不要な消費電力を抑える「インテリジェントエコモード」を搭載。消費電力を従来モデより約40%低減している。また、ディスクへの書き込みと記録状態のチェックを交互に行う「ライト&ベリファイモード」のアルゴリズムを最適化し、記録時間も短縮した。また、ディスク表面の汚れや傷でデータを読み取れないときに再度読み取りを行う「PureRead2+(原音再生)」機能も搭載する。ディスクの再生時に動作音を抑える「アドバンス静音モード」も備える。バンドルソフトは、BD再生ソフト「PowerDVD 12」、動画編集ソフト「PowerDirector 10 LE」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」など。主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-Rが4倍速、1層と2層のBD-RおよびBD-R LtHが6倍速3層 / 2層 / 1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R / +R、および+RWが8倍速、2層のDVD-R / +RおよびDVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。別売のワイヤレスドック「APS-WF01J」を使用すると、ワイヤレスでの接続も可能。。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW133×D133×H14.8mm、重量は230g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年10月09日パイオニアは10月8日、カロッツエリアブランドのポータブルナビ「楽ナビ」3機種「AVIC-MRP900」「AVIC-MRP700」「AVIC-MRP600」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は、AVIC-MRP900が69,800円前後、AVIC-MRP700が54,800円前後、AVIC-MRP600が49,800円前後(いずれも税込)。AVIC-MRP900とAVIC-MRP700は7V型、AVIC-MRP600は6.1V型の液晶パネルを採用したポータブルナビ。新モデルの最大の特徴が、「エアージェスチャー」機能の採用。エアージェスチャー機能は、画面やボタンに手を触れなくても、画面の前に手をかざしたり画面を横切るように手を動かすだけで、設定した操作を行えるというものだ。また、ポータブルナビではあるが「車速検知型3Dハイブリッドセンサー」を採用しており、傾斜や旋回などの細かな動きにも追従。トンネル内や山岳路、立体駐車場内などのGPS衛星を捕捉できない環境でも、高精度に自車位置を表示可能だ。連休や季節、曜日などの条件で変化する道路の混雑状況を分析した従来予測データを収録。さらに、通信モジュールを使用することで、リアルタイムの渋滞情報を取得できる「スマートループ渋滞情報」にも対応できる。3モデルとも、マップチャージが付属。SDメモリーカードとPCを使用することで、3年間無償で最新の地図データを取得することができる。また、通信モジュール「ND-DC1」(希望小売価格25,000円、税別)を使用することで、車内から最新の地図データ・地点情報を取得することも可能だ。AVIC-MRP900はフルセグチューナーを内蔵。4チューナー×4アンテナで、安定した受信が可能だ。他の2モデルはワンセグチューナーを内蔵している。
2014年10月08日パイオニアは10月8日、カロッツェリアブランドのAV機能一体型カーナビゲーション「楽ナビ」シリーズ9製品を発表した。「AVIC-RW09」と「AVIC-RW03」は200mmのワイドコンソール用で、他は180mmのノーマルコンソール用、「AVIC-RL09」は8V型液晶パネルを採用するラージサイズモデルとなっている。発売は11月上旬(下位グレードの「AVIC-MRZ02II」のみ12月)。価格はオープンで、推定市場価格は税込136,000円前後(AVIC-RL09)~54,800円前後(AVIC-MRZ02II)。○回す操作が可能なスティック型コントローラー新モデルの特徴は、「スマートコマンダー」と呼ばれるコントローラーを採用したこと。スマートコマンダーは、スティック型のコントローラーの「傾ける」「押す」という操作に加え「回す」というアクションを可能にしたものだ。ナビ側のメニューもこれに対応し、回転操作で項目の選択などを行えるようになっている。また、AV機能のボリューム操作、曲送り、曲戻しなどにも回転操作が対応している。スマートコマンダーはAVIC-RL09、AVIC-RW09、AVIC-RZ09の3モデルに同梱。また、AVIC-RW03、AVIC-RZ07、AVIC-RZ06、AVIC-RZ05、AVIC-RZ03は、別売のスマートコマンダー「CD-SC01」(希望小売価格7,000円、税別)に対応している。○AVナビも大画面化の流れ - 8V型液晶を採用するワイドモデルを投入8V型液晶モニターを搭載するAVIC-RW09は、車種ごとに設計された専用取付金具を使用することで、通常よりも大きな画面サイズを使用できるようにしたモデル。対応車種は、同社のWebサイトの「カロッツエリア車種別JUST FIT」のページで確認できる。まだ、すべての車種で使用できるわけではないが、同社では、ナビは大画面化の流れにあり、今後とも対応車種を増やしていくとしている。○スマートループ渋滞情報を強化、音場補正が可能なDSPを搭載AVIC-MRZ02II以外の8機種は、「スマートループ渋滞情報」に対応。携帯電話やスマートフォン、通信モジュールなどを使用することで、リアルタイムの渋滞情報を取得することができる。また、新たに駐車場の出口を使用したルート探索も可能となり、大規模な施設に向かう際などの利便性がアップした。なお、AVIC-MRZ02II以外の8機種は、PCとSDメモリーカードを使用することで、3年間無償で地図データの更新が可能なマップチャージが付属している。さらに、AVIC-RZ07以上のモデルは、オプションのデータ通信専用モジュール「ND-DC2」(希望小売価格25,000円・税別)を使用することで、車内から地図と地点情報を3年間無償で更新できる。ND-DC2自体は、AVIC-RZ06・AVIC-RZ05・AVIC-RW03・AVIC-RZ03でも使用できるが、その場合はデータ通信専用となり、地図の更新には使用できない。音質面では、新開発のDSPを採用することで、音場設定を最適化する「タイムアライメント」機能や、13バンドのグラフィックイコライザーを使用できるようになった(AVIC-MRZ02IIを除く)。
2014年10月08日パイオニアは、同社のカーエレクトロニクス製品を体験できるイベント「カロッツェリア エクスペリエンス 2014」を東京都・目黒雅叙園にて10月8日に開催する。予約不要で、入場は無料だ。カロッツェリア エクスペリエンス 2014は、一般ユーザー向けのカーエレクトロニクス製品体験会。同社のカーナビ・車載用AV機器「カロッツェリア」シリーズの最新製品を展示する。デモカーを使用した体験も可能だ。開催日時は2014年10月8日の19時から21時。会場は東京都・目黒雅叙園の「Villa di grazia」。ウェルカムドリンクとオリジナルグッズのプレゼントも用意する。
2014年10月03日パイオニアは10月3日、Apple CarPlayに対応したAVメインユニット「SPH-DA700」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は90,000円(税別)。SPH-DA700は、アフターマーケット向けのカーエレクトロニクス機器としては、国内で初めてApple CarPlayに対応した製品。iPhoneを接続することで、Siriによる音声認識とSPH-DA700のタッチパネルでの操作で、電話やメッセージの送受信、音楽再生、ナビなどの機能を操作できる。また、車載用のGPSレシーバーを内蔵しており、iPhone単独で行う場合よりも高い精度で測位を行うことが可能だ。iPhone/ iPod以外に、USBメモリなどのUSBデバイス、Bluetoothデバイス、FM/AM放送に対応。Bluetoothのバージョンは3.0だ。USBデバイスからの音楽再生時、楽曲と楽曲の間を自動でつないでリミックスを行う「MIXTRAX」機能を新搭載。楽曲情報を元に曲のBPM(テンポ)を自動的に合わせ、エフェクトを加えることで、ノンストップのリミックス再生が可能だ。また、MIXTRAX機能では、スライダーによるBPMのコントロールや、曲のつなぎ方の調整を行うこともできる。パワーアンプにはPower MOS FETを採用しており、最大出力は50W×4。車内のスピーカーと運転者の距離差を補正する「6chタイムアライメント」機能も搭載している。
2014年10月03日パイオニアは、AppleのCarPlayに対応したカーエレクトロニクス製品「6.2V型ワイドVGAモニター/Bluetooth/USB/チューナー・DSPメインユニット(SPH-DA700)」を発売する。カロッツェリアのAVメインユニットで、iPhoneと同製品を接続すると、Siriを使った音声コントロールなどが可能になる。希望小売価格は90,000円、10月中旬の発売予定。Car PlayはiPhoneを車内で安全に使うための手段。パイオニアはその対応製品を発売する。同製品は、6.2V型ワイドVGAモニターを搭載したカロッツェリアのAVメインユニットで市販のカーエレクトロニクス製品として国内初のCar Play対応製品になるという。iPhoneを同梱のケーブルで同製品に接続すると、Siriを使った音声コントロール、同製品のタッチパネル操作を使ってのマップ、通話、メッセージの送受信、音楽再生などが行える。車載用GPSレシーバーも搭載しており、マップ使用時に自車位置を高い精度で表示できるほか、楽曲のさびだけをつなぐなど音楽をノンストップミックスする楽曲再生機能「MIXTRAX」も備わっている。さらに、iPhoneのほか、USBデバイスに収録した音楽や映像の再生にも対応(WMA/MP3/AAC/WAV/FLAC/DivX/MPEG/WMV/H.264/MKV/FLV/JPEG)する。同製品は10月3日現在、iOS 7.1以上のiPhone 5s/5c/5に対応する。
2014年10月03日パイオニアは10月2日、ネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」とスピーカーシステム「S-HM82-LR」「S-HM62-LR」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はXC-HM82-Sが48,000円前後、S-HM82-LRが21,000円前後、S-HM62-LRが16,000円前後(いずれも税別、スピーカーは2台1組)。○コンパクトサイズで手軽に設置できるハイレゾ対応ネットワークレシーバーXC-HM82-Sは、DSDなどのハイレゾ音源に対応したネットワークCDレシーバー。Wi-Fi機能を標準装備しており、手軽にネットワークオーディオ環境を構築することができる。DLNA 1.5に対応しており、ホームネットワーク内のPCやNASに保存されている音楽コンテンツを再生可能だ。192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、AIFF、Apple Lossless、DSD(2.8MHz)のハイレゾ音源を利用できる。AirPlayにも対応しており、iPhone/iPod touch/iPadやiTunesに保存されている音楽コンテンツのワイヤレス再生も可能だ。Bluetoothにも対応。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DPとAVRCP。コーデックは、SBCのほか、高音質なAACやaptXも利用できる。3.5型のカラー液晶ディスプレイを装備。楽曲情報の表示が可能なほか、ネットワークオーディオの操作にも使用できる。入出力端子は、AUDIO IN(3.5mmステレオミニジャック)×1系統、LINE IN(RCA)×1系統、光デジタル音声入力×1系統、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニジャック)×1系統、サブウーファープリアウト(RCA)×1系統、USBポート(USB 2.0)×1基を装備。USBは音楽再生だけでなく、5V/2.1Aまでの電源供給にも対応している。パワーアンプには、パイオニアがAVレシーバーの上級モデルなどに採用している「Direct Power FET」を使用。また、デジタル部とアナログ部で電源を分離し、回路基板も機能ごとに分離。回路間の干渉を抑えてクリアな再生を実現している。また、チャンネルごとに独立したオペアンプを使用することで干渉を抑え、ハイレゾの音の広がりを高めている。アンプの実用最大出力は50W×2で、適合スピーカーインピーダンスは4~16Ω。本体サイズはW290×D333×H98mmで、質量は4.8kg。○XC-HM82-SにマッチするコンパクトなスピーカーシステムS-HM82-LRとS-HM62-LRは、いずれもφ12cmウーファーとφ2.5cmソフトドーム型ツイーターを使用した、バスレフ型のスピーカーシステム。S-HM82-LRは、ウーファーの振動板素材に、強度の高いグラスファイバーを使用。また、ネットワークには特性に優れたフィルムコンデンサーを使用している。いずれも、再生周波数帯域(-20dB)は45Hz~40kHzで、インピーダンスは4Ω、最大入力は100Wだ。出力音圧レベルは、S-HM82-LRが82dB/Wで、S-HM62-LRが81dB/W。サイズは、S-HM82-LRがW156×D258×H266mmで、S-HM62-LRはW156×D243×H241.5mm。質量は、S-HM82-LRが3.7kgで、S-HM62-LRは3.4kg。
2014年10月02日パイオニアは9月30日、車載機器として国内で初めてLTE通信モジュールを搭載した、クラウドサービスを活用する「ミラー型テレマティクス端末」を開発したと発表した。同製品は、高速・大容量・低遅延のLTE回線を使って常時ネットワークに接続しており、"音声対話型ドライブエージェントサービス"を使って、ドライバーが必要とする施設、渋滞、天気、ニュースなどのリアルタイム情報を入手したり、ナビ機能を操作することができる。また、ハーフミラータイプの5型静電式タッチパネル付き液晶を搭載し、ダッシュボードの形状やスペースなどの制約を受けることなく、車のバックミラーに簡単に取り付けられ、幅広い車種に対応できる。さらに、広角車載フロントカメラを内蔵しており、ドライブレコーダとして使用できる他、独自の画像センシング技術によるレーン移動検知/前方車両発進検知や、内蔵センサによる危険運転検知などの安心運転支援サービスで、ドライブをサポートする。この他、用途に合わせた専用アプリケーションをインストールすることで、GNSS(全地球型測位システム)や内蔵センサ、通信機能を使った車両の動態管理やドライバーへのメッセージ送信など、幅広い業務用途での活用も可能となっている。今後、同製品をはじめとする各種端末と、自動車向けクラウド基盤「モバイルテレマティクスセンター」で解析したドライバー向けの膨大かつ有用なデータ、NTTドコモと共同開発を進めている音声関連技術を応用した音声対話型ドライブエージェントを組み合わせ、さまざまなニーズに応える情報サービスを提供していくとしている。
2014年09月30日パイオニアは9月29日、テレビの音声を手元で聞こえるようにするシニア向けの無線スピーカー「快テレ君」の新モデル「VMS-S710-K」を発表した。発売は10月下旬で、希望小売価格は24,800円となっている。快テレ君 VMS-S710-Kは2.4GHz帯のデジタル無線方式を採用した、バッテリー内蔵のワイヤレススピーカー。テレビの音声が聞こえにくくなったシニア向けに開発された。50mm口径のスピーカーユニットを2基搭載し、1W+1Wのステレオ再生が可能。人の音声帯域を強調する「しっかり音」機能を備え、ドラマのセリフやニュースの音声をより聞き取りやすくする。スピーカー部のサイズはW190×D78×H90.5mm、重量は約610g。電源はニッケル水素バッテリーで、約13時間の連続使用が可能だ。別売りのACアダプター(税別3,200円)も利用できる。送信機のサイズはW190×D78×H32.5mm、重量は約140g。電源は付属のACアダプターを使用し、テレビと接続する音声入力端子として、光デジタル音声端子(角型)とRCAステレオピンジャックを装備している。無線の到達距離は約30mに及ぶ。
2014年09月29日パイオニアは8月6日、ホームシアタースピーカーの新製品としてバータイプの「HTP-SB760」「HTP-SB560」およびセパレートタイプの「HTP-S767」「HTP-S363」を発表した。いずれも発売は8月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はHTP-SB760が45,000円前後、HTP-SB560が38,000円前後、HTP-S767が57,000円前後、HTP-S363が38,000円前後(いずれも税別)。いずれのモデルもセンタースピーカーに「ワイドバンドフルレンジユニット」を搭載。高域の感度を上げて歪みを低減させる銅キャップが採用されており、高音をクリアに再生して人物のセリフを聴き取りやすく再生する。また、「バーチャル 3D サラウンド」をはじめ8種類のサラウンドモードを搭載。HTP-SB760とHTP-SB560は、バータイプスピーカーとアンプ兼用のサブウーファーがセットになったモデルで、バースピーカーはテレビの前に置いてもジャマになりにくいスリムな設計となっている。HTP-SB760は最大5.1ch対応、HTP-SB560は3.1ch対応。HTP-SB760では、バータイプスピーカーの両端を取り外して後方に設置することでリアル5.1chサラウンドを実現するほか、パイオニア独自のサラウンド技術「フロントバーモード」を利用すれば、両端のスピーカーを取り外さずとも後方にスピーカーがあるようなサラウンド音場を楽しめる。音声面での機能としては、臨場感が要求される映画、音楽、ゲームなどで、重低音を損なわずに振動や音漏れを低減する「マナーモード 1」、ニュースなどを見る際に低音成分をカットして人物の声を聴き取りやすくする「マナーモード 2」を搭載。そのほか、スマートフォンなどとワイヤレス接続できるBluetooth機能、4Kパススルー機能などを備える。Bluetooth接続は高音質コーデックのapt-XやAACに対応、HDMI端子はHDMI2.0に準拠している。HTP-S767はトールボーイスピーカーとアンプ兼用サブウーファーを組み合わせた5.1chスピーカーシステムで、HTP-S363はアンプ兼用サブウーファーとコンパクトスピーカーを組み合わせた5.1chスピーカーシステム。HTP-S767のトールボーイスピーカーは、6.6cmコーン型ウーファーと2.6cmセミドームツイーターで構成される2Wayタイプだ。HTP-S363では、独自サラウンド技術「フロントサラウンド・アドバンス」を備える。HTP-SB760とHTP-SB560と同様にワイドバンドフルレンジユニットを備えるセンタースピーカーが採用されているほか、マナーモード1、マナーモード2を搭載。人物の声を聴き取りやすく再生する。また、Bluetooth接続や4Kパススルー機能も装備する。4モデルの仕様は次の通り。総合出力はHTP-SB560のみ100Wで、ほかが140W、アンプサブウーファーのみほぼ共通の仕様で、サブウーファーの形式がバスレフ式13cm(コーン型)、消費電力が32W(待機時かつBluetoothスタンバイ機能・HDMIコントロール機能オフ時が0.4W、待機時かつBluetoothスタンバイ機能オン・HDMIコントロールオフ時が0.5W)。入力インタフェースはHDMI入力×3系統、光デジタル音声入力×1系統、アナログ入力(RCA)×1系統、HDMI出力×1系統(ARC対応)、ヘッドホン出力×1系統のほか、HTP-SB560のみアナログのサラウンドプリアウト端子(RCA)×1系統を備える。サイズはW436×D362×H123mm(横置き時)、本体質量は7.5kgだ。スピーカー部は、HTP-SB760がサイズW1,101×D97×H99(または87)mm、質量2.2kg、HTP-SB560がサイズW800×D86×H99(または87)mm、質量1.5kg、HTP-S767のフロントスピーカーとサラウンドスピーカーがサイズW250×D250×H1,110mm、質量3.5kg(フロント)・3.4kg(サラウンド)、センタースピーカーがサイズW230×D90×H80mm、質量0.7kg、HTP-S363のフロントスピーカーとサラウンドスピーカーがサイズW95×D90×H80mm、質量0.3kg、センタースピーカーがサイズW230×D90×H80mm、質量が0.7kg(HTP-SB760とHTP-SB560のサイズ、質量はスタンド使用時)。
2014年08月06日パイオニアは6月16日、ヘッドホンアンプ内蔵型USB DAC「U-05」を発表した。発売は7月下旬。希望小売価格は105,000円(税別)。ESS社製の384kHz対応8ch DAC「ES9016」を左右チャンネルにそれぞれ1つずつ使用。8chパラレル駆動とすることで、アンバランス接続時106dB、バランス接続時113dBという高いS/N比を実現している(ヘッドホン出力)。DSD 5.6MHz/PCM 384kHzまでのファイルフォーマットに対応しており(光/同軸入力では192kHzまで)、ASIOドライバーでDSDのネイティブ再生も可能。内蔵の高精度クロックを使用したアシンクロナス転送により、ジッターの発生を抑制している。「DIRECT」モードのほかに、最大384kHz/32bitまでアップスケールする「オーディオスケーラー」も利用可能だ。入力インタフェースはUSB Type B×1基、同軸デジタル×2系統、光デジタル×2系統、AES/EBU(XLR3)×1系統。出力インタフェースはアンバランス(RCA)×1系統、バランス(XLR3)×1系統(レベル固定/可変切り替え、位相切り替え機能付き)。ヘッドホン出力は、アンバランス(STD)×1系統、バランス(XLR3)×1系統、バランス(XLR4)×1系統を装備する。DACからアナログ出力までの伝送部は、ノイズの影響が少ないバランス伝送を採用。ヘッドホンアンプはディスクリート構成で、出力はアンバランス接続時が180mW×2、バランス接続時が300mW×2(いずれも32Ω)となっている。対応するヘッドホンのインピーダンスは、16Ω~600Ω。大型のメインボリュームと、音量の微調整のための「ファインアジャストボリューム」を搭載。インピーダンスの異なるヘッドホンに対応させる「ゲイン切り替えスイッチ」も装備する。本体サイズはW296×D271×H101mmで、質量は6.3kg。消費電力は35Wとなっている。
2014年06月16日パイオニアは、Wi-Fi接続とUSB 3.0接続をサポートした書き込み対応ポータブルブルーレイディスクドライブ「BDR-WFS05J」などとWi-Fi接続して、BD/DVD/CDのファイルをMac/PCを介さずにiPhone/iPadから再生できるアプリ「ODFinder」の提供を開始した。ダウンロードは無料。同アプリは、同社のWi-Fi接続とUSB 3.0接続をサポートした書き込み対応ポータブルブルーレイディスクドライブ「BDR-WFS05J」および、光学ドライブやUSB機器を接続してPCからWi-Fi接続で操作およびソフトウェアの再生が行えるワイヤレスドック「APS-WF01J」とWi-Fiで接続して、BD/DVD/CDのファイルをMac/PCを介さずにiPhone/iPadから再生できるというもの。BD/DVD/CDのファイル再生のほか、オーディオCDの直接再生や取り込み、アプリのローカルフォルダへのファイルのコピーなどが行える。また、アプリで表示しているファイルを、各端末内の対応アプリで使用することも可能。ただし、Video CD/DVDビデオ/BDビデオの再生、BD/DVD/CDへの記録には非対応となっている。対応フォーマットは、BD-R/RE、DVD-ROM/DR/RW/+R/D+RW、CD-DA/ROM/R/RWなど。読み出し可能なファイル形式は、オーディオがm4a、mp3、wav、映像がmp4、m4v、mov、静止画がjpg、jpeg、gif、bmp、png、tif、tiff。そのほか、xls、xlsx、numbers、csv、doc、docx、pages、ppt、key、pdf、txt、rtfファイルの表示が可能となっている。
2014年01月16日