ガイックが帰ってくるまでは本当によく笑ってたのに……!「いないいないばぁってそんなにおもしろいの?」ってくらい爆笑してくれたので、見てもらいたかったのに肝心なところで笑ってくれませんでした。何回かやってみると微笑んでくれたのですが、ガイックに言わせると「parce qu’il est poli(礼儀正しいから)」だそうです。がんばっている母の姿に空気を読んで(?)微笑んでくれた優しいジェントルマンですが、私はまた爆笑がほしいので機会を伺っていないいないばぁを仕掛けてみます。ちなみに「いないいないばぁ」はフランスでは「Cou-cou !」(クゥクゥ)と言うそうです。「いないいない」の部分はないんだそう。それでも「いないいないばぁ」でも「Cou-cou !」でも同じように笑ってくれました。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年11月11日財布やバッグなど全8型を数量限定で発売ワールドグループの株式会社ヒロコハヤシが展開する大人の品格と遊び心を兼ね備えた革小物やバッグを提案するブランド「HIROKO HAYASHI(ヒロコ ハヤシ)」は11月4日(金)より、ホリデーシーズンだけの限定コレクション「GIRASOLELAVO(ジラソーレ ラーヴォ)」を数量限定で発売いたします。「ジラソーレ」は、一見金網のように見える連続的な模様の革素材で、箔押しをした牛革に型押しと型抜きを同時に施したもの。年齢や性別、着こなしを問わずに多くのお客様に愛用される、ブランドの人気商品です。今回の限定コレクションではそんな「ジラソーレ」を限定カラーの“パープル”で仕上げました。摘みたてよりも深く、静謐(せいひつ)な香りを放つドライラベンダーをイメージしたカラーにメタリックレザーを配置したデザインの財布や小物など全8型を全国の直営店で数量限定で販売いたします。期間限定コレクション:商品ラインナップ【限定カラー】長財布価格:¥40,700 (税込)「スナップを開ける」というたったひとつの動作で小銭入れが箱型に開き、札室までも見渡せる機能性と高いデザイン性を兼ね備えています。【限定カラー】長財布ミニ価格:¥40,700 (税込)小さな手にもフィットする、長財布よりも小ぶりなつくりの「長財布ミニ」はブランドで一番人気の形です。【限定カラー】ファスナー式長財布価格:¥41,800(税込)L字のファスナーを開くと、お札、小銭、カード全てが取り出せる、使うときの“所作の美しさ”を追求したスマートな長財布です。【限定カラー】マルチ財布価格:¥33,000(税込)ヒロコ ハヤシで人気の長財布のデザインを、コンパクトに仕上げたサイズ感。ミニバッグはもちろん、ジャケットやコートのポケットにも収まるサイズが魅力です。【限定カラー】薄型二つ折り財布価格:¥33,000(税込)小さなバッグにも収まるサイズ感ながら、厚みを抑えた二つ折り財布。小銭入れは大きく開いて出し入れもスムーズです。【限定カラー】三つ折り財布価格:¥29,700(税込)コンパクトながら、お札、カード、小銭全てが収納できる三つ折り財布。小銭入れはボックスタイプで取り出しやすく、カード入れも内側と外側についておりスマートに出し入れができ、コンパクトなメイン財布としても活躍します。【限定カラー】キーケース価格:¥24,200(税込)コの字にぐるりと閉められるファスナータイプ。内側には鍵を取り付けるためのチェーンが付いているほか、ポケットも装備されておりカードタイプのキーにも対応可能です。【限定カラー】ハンドバッグ価格:¥58,300(税込)下にぐるりとファスナーがついており、開閉時は上下を逆さにしてお使いいただく造形的なバッグです。※ハンドバッグは銀座EXITMELSA店、オンラインストアのみの限定展開です。【商品詳細】・発売日:11月4日(金)・展開商品:長財布、長財布ミニ、ファスナー式長財布、マルチ財布、薄型二つ折り財布、三つ折り財布、キーケース、ハンドバッグ・素材:牛革※限定商品のためなくなり次第終了となります。【商品のお取り扱い】■ ヒロコ ハヤシ:オンラインストア ■ ヒロコ ハヤシ:全国店舗 【 ‟ヒロコ ハヤシ” Social Media 】Instagram @hiroko_hayashi_official【 ヒロコ ハヤシ” Brand Concept 】大人の品格と遊び心を兼ね備えたバッグや革小物を提案するブランド。財布は美しい手の動きを促すもの、バッグは夢と思い出を詰めるものという思いが込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月02日オープンを記念した店舗限定カラーを販売ワールドグループの株式会社ヒロコハヤシが展開する革小物やバッグを提案するブランド「HIROKO HAYASHI(ヒロコ ハヤシ)」は、2022年10月26日(水)横浜髙島屋3階に新しくショップをオープンいたします。ミラノから発信する「ヒロコ ハヤシ」は、大人の品格と機能性を兼ね備えた革小物やバッグを提案しています。まるでアート作品のようでありながら、機能性がデザインそのものとして成立している使い勝手の良い財布やバッグはリピーターとしてご愛用される方も多く、現在、全国に直営店7店舗を構えています。今年の5月に横浜髙島屋で開催した期間限定のPOP-UP STOREで多くのお客さまからご好評を博し、この度、単独店舗として新規出店する運びとなりました。今回のオープンを記念して、人気の「CARATI(カラーティ)」シリーズより店舗限定カラーを発売いたします。牛革に幾何学柄の型押しを施し、革でつくった宝石モチーフをあしらった人気のアイテムを、ネイビーとブラウンでシックな印象に仕上げました。横浜髙島屋店:店舗限定カラー商品「CARATI(カラーティ)」店舗限定カラー「CARATI(カラーティ)」長財布価格:¥41,800(税込)素材:牛革形の展開:長財布、長財布ミニ、マルチ財布※数量限定のため、無くなり次第終了となります深い光沢とカットガラスのような型押しで、見る角度によって色が変化して見えるデザイン。「開けると箱型に開く小銭入れ」は一度使うとリピーターが続出するほどの使いやすさです。【 HIROKO HAYASHI 横浜髙島屋店 概要 】・店舗名:横浜髙島屋 ヒロコ ハヤシ・オープン日:10月26日(水)・住所:〒220-8601 横浜市西区南幸1丁目6番31号横浜高島屋 3階・電話番号:045-534-6305(直通)※10/26より開通いたしますシーズンコレクションGRIFONE(グリフォーネ)長財布ミニ¥38,500素材:牛革・メタル革の良さを生かしたシンプルなデザインに、ポイントでメタルをつけメリハリをもたせました。ANGELO(アンジェロ)マルチ財布¥29,700(税込)素材:牛革くり抜きの穴から覗くメタリックがポイントの財布です。SEMIDINO(セミディーノ)ハンドバッグ¥71,500(税込)素材:牛革ドット柄と無地を組み合わせ、毎日連れて歩きたくなるようなアイテムを目指して「マルとシカク」「曲線と直線」でデザインしました。【 商品のお取り扱い 】■ ヒロコ ハヤシ:オンラインストア ■ ヒロコ ハヤシ:全国店舗 【 “ヒロコ ハヤシ” Social Media 】Instagram @hiroko_hayashi_official【 “ヒロコ ハヤシ” Brand Concept 】大人の品格と遊び心を兼ね備えたバッグや革小物を提案するブランド。財布は美しい手の動きを促すもの、バッグは夢と思い出を詰めるものという思いが込められています。<会社概要>・名称:株式会社ヒロコハヤシ・代表者:佐々木佳子・所在地:〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10(ワールド 企業サイト): (ワールドグループ 公式通販サイト): 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月26日フランスでは一般的な泣いてる赤ちゃんを少し放っておく子育て方法。赤ちゃんの自立を助けて、自分で泣き止めるようになるらしいです。この方法で4人の子どもを育て上げたガイックのお母さん曰く、赤ちゃんは5分くらい泣かせておいても大丈夫。5分後にまだ泣いてたら一度様子を見に行けばいいとのこと。アドバイス通りに、泣いてもすぐに行かず様子をみようとしましたが、ダメでした……。泣き声はだんだん大きくなるし、それに伴って私の心もざわつくしでいてもたってもいられず、5分も待たずに抱っこしてしまいます。ガイックと2人で再度挑戦したときも、どちらかが駆けつけてしまい、待つことができませんでした。自分で泣き止む赤ちゃんになってくれれば楽なのはわかっているのですが……フランス式子育て方法は私には向かないようです。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年10月10日おしゃぶりを咥えるととたんに落ち着く息子。いつもはおしゃぶりをフランス語の「tétine(テティン)」と言って使っていたのですが、急に日本語で言いたくなったのか「舐めもの」と呼んでいたのがじわじわきました。確かに舐めたりするものだけどちょっと不気味です。「おしゃぶり」と覚えてくれましたが、私の頭には「舐めもの」が残ってしまいました。ちなみにときどきフランス料理にtétine de vache(牛の乳房)が出てきますが、このtétineは牛や豚などの乳房を表す言葉で、おしゃぶりのことではありません。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年09月09日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2023年春夏コレクションが、発表された。自然界の力強さや逞しさにフォーカス「Natural Miracles」をテーマに掲げた今シーズン。デザイナー・コシノ ヒロコの心を捉えたのは、花びらや果物、草木など。連綿と命を繋いできた、自然界の生き物たちの力強さや逞しさを表現した、エネルギッシュなコレクションを展開する。植物や果物モチーフのドレスコレクションの中でも今季を象徴するのは、フルーツの種や植物の葉脈のようなデザインのドレス。グリーンやイエロー、パープル、オレンジなどの多彩なカラーを用いることで、多様な生命が存在する、混沌とした自然の世界を思わせる。また自然界に見られる規則性”フィボナッチ数列”を連想させるデザインも目を惹く。果物の種のようなモチーフを均等にあしらったノースリーブのトップスや、葉脈を思わせるデザインをシンメトリーに描いたロングドレスなどが、その最たる例だ。躍動感のあるシルエット生命力あふれる植物のように、躍動感のある自由なシルエットも今季ならでは。果物の実や花、植物などの刺繍をセットしたドレスは、袖をふんわりと絞ることで、個性的な表情に。またノースリーブのワンピースは、裾を左右非対称にバランスをずらして配することで、有機的なシルエットを生み出している。遊び心あふれるディテール自由でエネルギッシュなムードを加速させるのは、遊び心あふれるディテール。複数の穴をランダムに施したノースリーブベストやワンピースをはじめ、ネクタイを切り取ったようなユニークなデザインのロングドレスなどが登場する。アクセントを加える小物たちルックに遊び心を加えているのが、バッグやアクセサリー。フルーツの実や植物をモチーフにしたショルダーバッグやハンドバッグ、イヤリング、ネックレス、ベルトなど、ウェアとリンクしたデザインのピースが、華やかなコレクションをより一層引き立てている。
2022年09月08日何をしても泣き止まず、ふたりであたふたしていたときのこと。「ミルクもたっぷり飲んだし、さっきまで寝てたので睡眠も足りてるはず、おしっこやうんちでもなさそう。じゃあ一体何……?」とネットでいろいろ調べたり、思いつく限りのことはしてみましたがそれでもだめ。長い時間だっこしながら部屋中を歩き回り、こっちが泣きたくなりそうになったとき、キュッと抱きしめたらこれまでのぐずりが嘘のようにスッと寝てくれました。私でもハグが必要なときがあるんだから、赤ちゃんはなおさらだよね……と少し反省。「だっこでもあやすのでもなく、ただのハグが欲しかったんだ」と気づいたこの出来事から少しだけコツを掴み、長時間大泣きさせることは少なくなりました。まだ言葉を話せない赤ちゃんの要求を汲むのは難しいですが、失敗や成功を重ねながら笑ってくれる時間を増やせていければと思います。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年08月10日夜あやしてもなかなか寝てくれず落ち着かない時、影絵を見せてみたら興味津々で見てくれました。赤ちゃんはまだ視力が弱く、速く動くものや細かいものは見えにくいそうなので、天井に大きく映し出された影絵は見やすいのだと思います。ベッドに横になりスマホのライトを上に向け、手でいろんな動物のかたちをつくり影に写します。この影絵遊びは、子どもの時以来なので私もとても懐かしくなりました。しかし、ガイックはずっと手をあげている状態に疲れ、最終的には足や毛の影になってしまいました。体の使える部分を全部使ってでも続けてくれようとしてくれたのは嬉しいけど、足とか毛とかおもしろくないでしょ……と思っていたら相変わらず興味津々の様子。粗末な影絵でも喜んでくれてたのが可愛かったです。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年07月22日母乳を搾乳機で絞って哺乳瓶であげています。哺乳瓶だとガイックも飲ませることができるし、協力できることが増えて助かります。いつものように「ガイックがやるよ」とミルクを飲む準備をしてくれていると思ったら、自分も口を開けて待ってました。いや、お前じゃねぇよと。ちょくちょく小ボケを挟んできていつもの日常ルーティンに笑いをくれるので、疲れの取れない毎日ですが少しだけ心が軽くなります。直接協力してくれることもそうだけど、精神的に支えようとしてくれるガイックにはいつも感謝です。ガイックが赤ちゃんの隣に座ると、改めて赤ちゃんの小ささ、可愛さを実感できることにも感謝。PROFILEヒロコさんフランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。BLOGInstagramTwitter
2022年07月10日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2022-23年秋冬クチュールコレクションが、2022年6月17日(金)に東京・原宿の「WITH HARAJUKU HALL」で発表された。今、残していきたいもの日本のライフスタイルに寄り添う、ラグジュアリーでモダンな洋服を展開しているヒロコ コシノのクチュールコレクション。「困難なことが続く時代だからこそ、しっかりと残していかなくてはならない」と語るデザイナー・コシノ ヒロコが今シーズン提案するのは、見る者・纏う者の心を揺さぶるアートのように美しいコレクションだ。クラシック音楽の生演奏や能面メイクを施したモデルなど、伝統を感じさせるエッセンスが散りばめられたショーは、終始高貴なムードに包まれていた。鮮烈な朱色のファーストルックファーストルックは、鮮やかな朱色のルックからスタート。リュクスなメタリックパーツがあしらわれたコートに同色のワンピースを合わせ、その鮮烈な色味を際立たせた。手元に添えたグローブとクラッチバッグの輝きが、上品なムードを加速させている。美しいレース使いクチュールコレクションらしい、美しいレース使いにも注目したい。たとえば、通常であればカジュアルな印象を与えるダウンコートには、花々の細かい模様をあしらったレースを合わせることで、繊細で上品な一着に。チュールレーススカートは、小花や葉が1つ1つ丁寧に表現された可憐な佇まいが魅力だ。メタリックな刺繍そんなエレガントなコレクションをより一層盛り上げるのは、メタリックな輝きを放つ立体的な刺繍。全体に幾何学模様の刺繍があしらわれたノーカラーコートや、大輪の花が咲くノースリーブワンピースなどが展開された。“結び”のディテール和の要素を感じさせる“結び”のディテールが散見されたのも印象的。ジャケットやコート、ワンピース、トップスなどコレクションを構成するあらゆるアイテムに施し、見る者の視線を掴んで離さない華やかな一着へと昇華させた。
2022年06月20日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2022年秋冬コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)期間中の2022年3月15日(火)に発表された。優しくも果敢な女性へと贈る2022年秋冬コレクション「Graceful Soldiers」をテーマとした今季は、優しくも勇敢、そして美しい女性たちに捧げるコレクションだ。冬の過酷な環境にも屈せず、凛と生きるような女性たちを彷彿とさせるルックには、機能美と繊細なエレガンスが入り混じる。スポーティーなウェアは、フェミニニティを香らせたスタイルへと再解釈。コンパクトなベストは、ウエストマークが施され、タック入りのエレガントなワイドパンツとの組み合わせで洗練されたムードへと昇華されている。すっぽりと身体を覆うオーバーサイズのドレスは、軽やかな機能素材によって、しなやかさとタフさを両立するモダンなドレープが生まれている。まるで冬の風景を落とし込んだようなニットやジャカードの遊びは、今季のポイントだ。まるで高貴な絵画を見るように、色と柄が溶け合うパターンはヒロコ コシノならでは。温かみのあるグラデーションのニットと、わずかな光沢をもったタフタの対照的なテクスチャーは、それぞれに深みのあるカラーで表現され、凛としたふるまいに欠かせない存在となっている。一方で、ミニマルなルックからは、さらに優雅なソルジャーたちの異なる一面を垣間見る。特徴的なのは、ラグランラインから延長されたスタンドカラーのような襟元、重力を味方にする大胆なタックなど、直線的かつ幾何学的なディテール。そして、和の要素も感じられる“結び”のデザイン。ベースがクラシックかつシンプルだからこそ、小さなギミックの存在感が際立っている。さらに高貴なムードを漂わせたのは、ブラックとゴールドのコントラストだ。雅びやかなタペストリーを連想させるボタニカル柄のトップスや、繊細なゴールドの刺繍が施されたジャケットなど、まるで貴族の風貌さえ感じられるルックが登場している。2色が織りなす世界は、今季のテーマが行きつく最高潮とも言えるだろう。
2022年03月18日ブログやInstagramで、フランス人のパートナーと過ごす日常を絵日記にしているヒロコさん。今回は生理痛が特にひどい日の出来事をマンガで紹介します。生理痛がつらいとき生理痛がつらいとき、みなさんはどうやって対策しますか? 一般的には痛み止めを飲んだり、おなかを温めたりしますが、ヒロコさんの場合は少し変わっていて……。 80kg以上あるパートナー、ガイックさんにズシッと乗ってもらうと、重さと温かさで、腰がつらいのが少しやわらぐそう。彼としては長くマッサージするのも大変だしゲームをしたいということで、今の形になったんだとか。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ヒロコ日本のヤンキーに憧れるフランス人と暮らしています。ブログは毎日更新中!
2022年01月23日ブログやInstagramで、フランス人のパートナーと過ごす日常を絵日記にしているヒロコさん。今回はヒロコさんが生理痛で苦しんでいるときの、パートナーのガイックとのやりとりをマンガでご紹介します!生理痛がつらいときにもらった物生理痛がつらいとき、パートナーに何をもらったらうれしいですか? 現在フランス人のパートナーと暮らしているヒロコさんが生理痛で苦しんでいるときに、彼がプレゼントしてくれたのは……。 生理痛がひどくてヒロコさんが横になってぐったりしていると、それを見たガイックさんは買い物に出かけます。そして帰ってきた彼の手には……なぜか花束が!!「ヒロコが落ち込んでいるから」と間接的に生理痛を癒してくれたガイックさん。その後花束を飾ったのですが花粉症の症状が出てしまったので、目につかないところによけてしまったそうです。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ヒロコ日本のヤンキーに憧れるフランス人と暮らしています。ブログは毎日更新中!
2022年01月21日ブログやInstagramで、フランス人のパートナーと過ごす日常を絵日記にしているヒロコさん。数ある作品のなかでも、ヒロコさんが普段気になったことを実際に試す連載企画「検証シリーズ」から、今回は生理痛について検証したマンガをご紹介します!タカアンドトシのトシの画像は生理痛に効く?検証してみたSNSで数年前から話題になっているのが「タカアンドトシの画像を見ると生理痛がやわらぐ」というウワサ(ちなみにタカではなくトシの顔が効くと言われています)。もちろん医学的には何の根拠もないのですが、実際に効いたという声もちらほら。そのウワサ通りトシの顔を見ると本当に生理痛がやわらぐのか、実際に検証してみました! 「え……?」本当に痛みが消えて思わず笑ってしまうヒロコさん。ほかにも漫才、ラジオ、猿の画像などを試しましたが、結局トシの顔をしっかり視覚に捉えるのが最も効いたそうです。探究心の強いヒロコさんは、機会があればトシの画像を再度用意し、・顔のパーツごと・抽象度の高さ・大きさ・静止画か動画かなどの要素も検証したいと語っています。 著者:イラストレーター ヒロコ日本のヤンキーに憧れるフランス人と暮らしています。ブログは毎日更新中!
2022年01月19日ワールドグループの株式会社ヒロコハヤシが展開する、大人の遊び心を兼ね備えたバッグや革小物を提案するブランド「ヒロコ ハヤシ」は、2021年10月8日(金)、新店舗を阪神梅田本店3階にオープンいたします。今回の新店舗のオープンを記念して、人気の「DAMASCO(ダマスコ)」シリーズから、復刻カラー「ゴールド」を他店に先駆けて販売するほか、財布やバッグ、アクセサリーまで、ブランド人気の定番商品から秋の新作をフルラインナップで取り揃えます。「ヒロコ ハヤシ」のフルラインナップが揃う~NOVELTY PRESENT~オープンを記念し、33,000円(税込)以上お買い上げいただいた方に先着でオリジナルハンカチをプレゼントいたします。※なくなり次第終了となります。先行発売・復刻カラー「DAMASCOGOLD(ダマスコ ゴールド)」マルチ財布「MINIMO(ミニモ)」¥25,300(税込)21AWコレクション「LANGHE(ランゲ)」長財布ミニ ¥37,400 (税込)21AWコレクション 「DOLCETTO(ドルチェット)」 薄型二つ折り財布 ¥31,900(税込)■HIROKO HAYASHI阪神梅田本店〒530-8224大阪市北区梅田1丁目13番13号阪神梅田本店3階電話番号06-6345-2019(直通)※10月8日(金)~「ヒロコ ハヤシ」公式サイト 公式サイトではオンラインショッピングに加えてシーズン毎のカタログ、トピックスまでを紹介しています「ヒロコ ハヤシ」公式Instagramはこちら「ヒロコ ハヤシ」公式Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2022年春夏コレクションが、2021年8月31日(火)に発表された。テーマは「Mindset Revolution」シーズンテーマは「Mindset Revolution」。自分で定めた限界や、無難な定番を選ぶことの安心感から抜け出し、冒険心を発揮しよう。従来の思考パターンを変え、新しい自分に出会おう。そんなデザイナー・コシノ ヒロコのポジティブなメッセージを込めた今季は、荒れ狂う時代の中でなお、軽やかに身をこなし、新しい風に乗ろうとする、強く優しい女性像が描かれている。しなやかなパワーウーマン強さと優しさが同居する今季のムードを象徴するのは、力強さをダイレクトに主張するパワーショルダーと、透け感のあるセンシュアルなマテリアルをコンビネーションするアプローチ。パワーショルダーのロングドレスやダブルジャケットのスリーブに、それぞれメッシュ素材やシアーなファブリックを組み合わせて、しなやかさのあるパワーウーマンを表現している。自由な風に乗り軽やかに新しい風を纏っているかのように、アクティブで軽快なピースも。生地をたっぷりと使ったブラックドレスは、風を受けて空気を含むと、ふわりと宙に舞っているかのように軽やか。躍動感のあるドローイングに鮮烈なイエローを差し込んだシャツも、歩くたびにゆらゆらと揺れ動き、自由なエネルギーに満ち溢れているようだ。新しい自分に出会う新しい自分に出会えるような、自由で斬新なスタイリングも魅力。ノースリーブのワンピースにはオフショルダーのニットをルーズに合わせて、リラクシングに。ジャケット&パンツのセットアップにはベアトップをレイヤードして、大胆に。グラフィカルなスリムパンツにはストライプのシャツワンピースを重ね、個性をぶつけて。ファッションは、もっと自由に、臆することなく楽しんで良い。そんな風に背中を押してくれているかのようだ。なお、今シーズンはコレクションにメンズモデルも起用。「ファッションは誰にでも平等に、公平にシェアされるものである」という考えのもと、性別を問わず“ファッションを愛する人々”に対してヒロコ コシノのクリエーションを届けた。
2021年09月03日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2021年秋冬コレクションが、2021年3月16日(火)に発表された。オーソドックスを自由な心で再構築シーズンテーマは、「BREAKTHROUGH:正統派の崩し」。オーソドックスを崩し、壊して、自由な心で組み立て直すことで、遊び心あふれるクリエーションに仕上げている。テーラードジャケットの襟は、裏地がちらりと覗くようなアシンメトリーデザインに。ワンピースのショルダー部分には、生地をツイストさせたかのような立体ディテールを施して、ひねりの効いたシルエットへ導いている。スタイリングも臆することなく自由に“正統派を崩す”というアプローチは1つのアイテムの中だけでなく、スタイリングにも及んでいる。温かみのある素材感のチェック柄×アニマル柄ジャケットには、フラワーモチーフを施したシースルースカートをレイヤード。既存のルールに捉われない自由なスピリットで、臆することなく異素材ミックスを楽しんでいる。ふっくらとしたキルティングのスカートには、ふんわりとボリューミーなファーコートをスタイリング。マテリアルのコントラストが、森の中で心地よいそよ風を受けているかのように軽やかなムードを運んでくる。にじみ出るような自然のエネルギーカラーパレットは、オフホワイトやブラウン、グレーといった温かみのあるニュートラルカラーをベースに、こっくりとしたレッドやグリーン、ナチュラルなピンクなど。ヒロコ コシノが得意とするグラフィカルな模様や、極彩色のコンビネーションはやや控えめだ。しかしながら、内側からあふれ出てくるようなエネルギーが感じ取れるのは、自然からインスピレーションを得たモチーフを散りばめているからかもしれない。ヒョウのイラストを大胆に配したドレスや、ボタニカルパターンを刺繍したジャケットなどが目を惹いた。なお、今シーズンは、東京ファッションウィークの期間中、オンライン上でコレクションを発表。優雅なピアノの音色とともに、森の中をモデルたちが思いのままに歩いたり、踊ったり...既成概念に縛られることなく、自らのスタイルを楽しむ自由で力強い女性像を映し出しているように感じられた。
2021年03月19日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO) 2021年春夏コレクションが、2020年10月15日(木)に発表された。テーマは、“Surreal inhabitants(シュールな住人たち)”。プレイフルなカラーパレット“シュールな住人達のファンタジー”を描いたという今シーズンは、実に楽し気で、プレイフルなムードに満ちている。イエローやピンク、ブルーなど、自由でカラフルなカラーメイクを楽しむ“住人”たち同様、コレクションに行き交うのは、まるで規則のない多彩なカラーパレット。好きな絵の具を大胆にミックスしたようなドレスには、丸く繰り抜いた図形的な袖口を組み合わせることで、“どこか違う世界”の洋服を見ているかのような、ファンタジックなムードを纏っている。ニットを主役にそんな自由なパレットと呼応するように、様々な素材も散見された。透け感のあるシフォンのトップスや、レースを贅沢にあしらったジャケット、春夏らしいコットンのTシャツなど。そんな中でも特に印象的だったのが、“ニット”を使用したワードローブ。さらりと羽織ったタンクトップやビキニといった、春夏ならではのスタイルは、カラフルなニットで再解釈。また足の“半分”まで覆ったユニークなソックスも、鮮やかなニット共に提案された。生命力溢れるモチーフ自然界の生命が息づく春夏の訪れを祝して、植物や動物といったモチーフもコレクションに彩りを添えている。ショート丈のニットウェアのショルダー部分には、鮮やかな羽根を持つ不思議なインコをデコレーション。またメッシュのような、網目模様が目を惹くミニドレスには、カラフルな木を生い茂らすことで、森を彷彿させる生き生きとしたビジュアルに仕上げた。ドラマティックなドレスラストに現れたのは、胸元に大きなリボンを飾ったロマンティックなドレス。床をなぞるほど長いプリーツ入りのスカートは、しっとりとした落ち感のある生地も相まって、エレガントな佇まいをみせている。しかしひとたびモデルがぐるりと回ると、その豊かな布地は命を得たように広がり、ドラマティックな表情をみせる。そのシルエットは、フェミニンな要素の中に潜む、力強さを感じさせてくれるものだった。
2020年10月18日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO) 2020年秋冬コレクションが発表された。“Being Punky”をテーマに“Being Punky”をテーマにした今シーズン。ヒロコ コシノが描き出したのは、従来のパンクが意味する、既存のものへのアンチテーゼではなく、“混沌と整然”が両立する新しい領域だ。ブラックのレザーシューズに、エッジをきかせたワードローブという、どことなくパンキッシュな表情を映し出しながらも、洗練された美しさを同時に宿したコレクションが幕を開けた。フォーマルウェアをベースにフォマールウェアをベースにしたショーの序盤は、端正なシルエットはそのままに、アームや肩にカッティングをいれることで、パンキッシュなムードをプラスする。またうねるようなフリルが横断するパンチのきいたワンピースには、クラシカルなグレンチェックを起用。チェック柄=パンクのコードではあるものの、禁欲的なモチーフを採用することで、本来とは相反するシックな表情へと引き寄せているのが面白い。計算されたカラーショーの中盤に差し掛かると、イエロー、ピンク、グリーン、レッド、ブルー…と鮮やかなカラーがランウェイの上へと姿を現す。本来ノイジーな印象をもたらす、こうしたカラーのドッキングも、計算された色構成によって、バランスのとれた表情に仕上げているのが印象的。グリーン×レッド×ネイビーを合わせた一見エキセントリックな絵柄のスカートも、同じカラーで構築されたニットとスタイリングすることで、統一感のあるスタイリングに仕上げている。シルエット×柄で遊んで既存のルールにとらわれない、自由な精神で溢れた今季のコレクションは、シルエット×柄の組合せにも一捻り。モデルの体躯を無視したかのような、ユニークなラウンド型のシルエットのカラージャケットやトップスには、その布端に黒のステッチをほどこすことで、独特なフォルムを強調。一方でアウターに差し込んだストライプ柄のニットは、身体のラインを美しく整える対照的な役割を担っているのだ。クチュールとミックスブラックで染め上げたショーの終盤は、クチュール的要素とパンクを組み合わせたスタイリングが散見された。フロントに上品なキルティングをあしらったレザージャケットは、パンツの上にチュールスカートをレイヤードさせることでドレッシーな表情へと引き寄せる。また大ぶりなボーダー柄のグラフィックドレスには、センシュアルなレースを重ねることで、フェミニンなムードをプラスしていた。
2020年04月24日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2020年春夏コレクションが、2019年10月15日(火)、東京都現代美術館にて発表された。インスピレーションは"楽器"から今季、コシノヒロコがインスピレーションを得たのは、“楽器”。鋭い直線、優美な流線形など"楽器"の持つ美しいシルエットを洋服たちに落とし込んだ。そんな着想源をベースにした洋服たちの中でも特に目を惹くのが“ピアノ”のモチーフ。モノクロカラーの鍵盤を滑らかな生地感のドレスやスカート、ジャケットなど様々なアイテムに描いた。直接的に鍵盤を表現したものから、モノクロカラーで鍵盤を想起させるパターンなど、その取り入れ方は様々。まるで一つのコラージュアートのようなワンピースドレスには、体躯を斜めに大きく横断するモノクロのボーダーを配した。絵画と音楽という2つの芸術的要素をミックスしたシャツのインパクトも大きい。水彩画タッチのパターンを総柄で描き、スタイリングの主役となるアイテムを生み出した。楽器が奏でる優美な音はフォルムに“楽器”そのものだけでなく、それらが奏でる美しい音たちも重要な着想源となった。コレクション内に散見される、直線と曲線を組み合わせ、ゆったりとなだらかなフォルムを描くピースはその好例。直線と曲線を組み合わせることで、一つの楽曲の中に共存する異なったリズムを表現しているように思える。平面と立体の交差“楽器”以外にも、コシノが注目した要素が“平面と立体の交差”だ。テキスタイルの平面に描く、立体的な造形物のモチーフ。本来相対する性質を持つ2つの要素を掛け合わせることで、コシノが思い描く美学を表現している。蛇腹状に構築し、本物の鍵盤の様に立体感を演出したスカートや、裾だけレイヤードで仕上げたシャツなど“立体×平面”はあらゆる部分に反映されている。絶妙なバランス感覚でミックスした相対する2つの性質が、より表情豊かなスタイリングを作り上げる。ビビッドなカラーがアクセントモデルたちが纏ったエレガンスな雰囲気の中にアクセントとして取り入れたのが、ビビッドなネオンカラー。バッグやシューズといったアクセサリーを中心に、ウェアのパーツの一部など様々な箇所にワンポイントでグリーンやイエロー、ピンクのカラーを挿した。
2019年10月18日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2019年秋冬コレクションが、2019年3月22日(金)に恵比寿ガーデンプレイス内 ガーデンホールにて発表された。ファッション、音楽、アートがクロスする、今ここにしかないひと時ファッションと音楽、アートが混ざり合う今季のコレクション。コシノヒロコは、デザイナーとして、そしてアーティストとしてあらゆる創造性をクロスして、ショーの創作に挑んだ。音楽はピアニスト横山幸雄による即興的インスピレーションの生演奏。今、この時にしかない音とシンクロする服のカタチを披露した。今季は、3Dの構想を2Dで練り直し、その後3Dに戻すという作業から製作している。完成した服は、途中過程の2Dの名残がある。平面的部分が多く、中には折り紙のように折り重なるディテールも見受けられる。ワンピースは一枚の布を巻きつけたようなものもあれば、すっぽりかぶるようなものもある。袖の部分は、敢えて縫い合わせることをせず2D要素を残したままだ。ストールはわざと平面を強調するかのようなスタイリング。立体と平面が混ざり合う構造は、体にまとう服の概念を超越する。そこに乗せられていく、コシノヒロコ流の絵画。俯瞰して見るとまるで美術館を巡っているかのようなショーだった。油絵のように濃厚な色味から柔らかな水彩画の色味まで、すべてが存在する。現代アートのような奇抜な表現も、モダンなグラフィックも、印象派のように優しい表現も、時代を超えて並列されているみたいだ。金色の糸がとびでた、和の要素を匂わせるトップスやチュニック、オブジェのような、赤色の立体的ジャケットは、シアー素材やニットなど滑らかなテクスチャーのファブリックとともに合わせられた。その異素材の組み合わせから生まれるデザインやフォルムは、前衛的なニュアンスを醸し出している。
2019年03月25日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2019年春夏コレクションが、2018年10月18日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて発表された。テーマは「変幻自在」今シーズンのテーマは「変幻自在」。表と裏、平面と立体、といった相反する属性のものを同居・調和させ、全く新しい世界へと誘う。異柄を組み合わせたシャツスタイルロングシャツにショートパンツを合わせたシンプルなスタイルだが、シャツ前面は同柄を縦・横と異なる位置に、背面には異なるシャツをボタンで合わせた。ボタン部分を開けて右腕を出した状態が、まるで半袖シャツを着ているようにも見えるユニークなルックだ。ジャケットをアシンメトリーなトップスにオレンジとホワイトのストライプが鮮やかなセットアップ。ジャケットは、袖をデコルテ部分で結び、肩出しアシンメトリーなトップスへと変貌を遂げた。ジャケットを結んだことで生じるトップスのストライプ柄の"歪み"が、ルックをよりポップで印象深いものにした。"創造の空間"へと誘うセットアップ今までは服の構造で立体的に"変幻自在"を表現したものを紹介したが、本ルックは平面的、つまり柄でもって創造性の高さを表した。深海のようにも、宇宙のようにも見える空間には、魚や目玉を持つリップマークが描かれている。また、ボトムス部分は黒のシフォンレースをベールのように覆い、シュールリアリスティックな柄に夢想的な雰囲気を纏わせた。軽やかな風を吹き込むリゾートスタイル最後に紹介する山水画柄のロングドレスは、"荘厳な風景を描いた山水画"とはかけ離れた、リゾートスタイルに相応しいキッチュなタッチに。これには「閉塞した時代に軽やかな風を吹き込みたい」というコシノヒロコの想いが込められている。"違和感"という言葉に「違いを"和"にする感性」という新しい解釈を与え、新しい始まりには異なる"何か"が必要だというコシノヒロコ。本コレクションにて、後者の"違和感"が「ヒロコ コシノ」というブランドに新しい風をもたらしたのかもしれない。
2018年10月21日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2018-19年秋冬コレクションが、2018年3月22日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて発表された。テーマは「ZEN GRAFFITTI」ヒロコ コシノが掲げたシーズンテーマは「ZEN GRAFFITTI」。"禅"の教えは、シンプルで豊かな人生を送るためのヒントをくれるもの。そんな禅の思想に基づいて心を開放し、自由に手を動かしたかのような縦横無尽なグラフィティがコレクションの鍵となる。グラフィカルなプリントまず初めに目を惹いたのは、スクエアの波紋が広がっていくようなパターン。ブラックやグレーをベースに、ビビッドカラーが大胆に配された。この模様はニットのワンピース、カーディガン、そしてタイツにまで施されている。エスニックなニュアンスを纏った柄は、モダンアートのような表情でジャケットやパンツに描かれた。素材の組み合わせで柄を表現グラフィカルなパターンは、カラーリングだけでなく、異素材を組み合わせることによっても表現されている。ライダースジャケットでは、レザーと柔らかな風わいのテキスタイルを掛け合わせて。ニットのロングドレスには、鱗のようなモチーフを重ねている。リラックスしたシルエットシルエットは、ゆったりとしたオーバーサイズが主流。ドロップショルダーのコート、たっぷりとした分量感のドレープスカート、アームホールを大きくとったスリーブニットなど、リラックスしたムードが流れていた。スニーカーでエレガンスを中和足元のスタイリングは、エレガントな雰囲気を中和させるメタリックなフラットシューズや、ハードなレザーブーツ。毎シーズン目を惹くスニーカーは、すっきりとした近未来的なデザインのものを合わせている点が印象的に残った。
2018年03月25日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のコシノ ヒロコがデザイナーを務めるブランド「リ エディション プロジェクト 165(re:edition project 165)」が、2018年春夏コレクションよりデビューする。「リ エディション プロジェクト 165」は、コシノ ヒロコがデザイナーを、ジル・サンダー(JIL SANDER)やダナ キャラン(DONNA KARAN)といったラグジュアリーブランドのチーフデザイナーを経てきた竹腰名生がプロデューサーを務める新ブランド。コンセプトは、ヒロコ コシノのアーカイブ作品からインスパイアされたデザインを、スポーティでリラックス感のあるムードにアレンジしたスタイルだ。休日にスポーツウェアのままジムや街中へ繰り出していくような"アスレジャーライフスタイル"をヒントに、着飾りすぎないが上質なウェアを展開していく。素材には、厳選されたオリジナル素材や、日本やイタリア製のラグジュアリーブランドも使用する布地を使用。ブラックやホワイト、グレーといったナチュラルトーンを中心に、ビビットなプリントをアクセントにしたテキスタイルも取り入れられる。また、体型をカバーするシルエットや、動きやすさを追求した着心地にもこだわっている。登場するアイテムは、軽量のタフタを使用したサルエルパンツや、オーバーサイズのレザージャケット、サテンの光沢を活かしたパジャマパンツなど。高級素材を用いた快適に着こなせるウェアがラインナップする。なお、「リ エディション プロジェクト 165」のアイテムを展開する期間限定ショップが、2018年3月14日(水)から3月20日(火)まで伊勢丹新宿店にて、4月4日(水)から4月10日(火)まで阪急うめだ本店にてオープンする。【詳細】リ エディション プロジェクト 165(re:edition project 165)取扱店舗:ヒロコ コシノ銀座店 ※2018年5月より展開開始。アイテム例:・サテンパジャマパンツ 56,000円+税・サルエルパンツ 39,000円+税・レザージャケット 286,000円+税■期間限定ショップ<伊勢丹新宿店>期間:2018年3月14日(水)~3月20日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館4階=センターパーク/ザ・ステージ4住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1<阪急うめだ本店>期間:4月4日(水)~4月10日(火)場所:阪急うめだ本店 6階 プロモーションスペース住所:大阪府大阪市北区角田町8−7
2018年02月27日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2018年春夏コレクションが、2017年10月19日(木)に東京・恵比寿にて発表された。「リバース」というテーマの下にクリエイトされた今シーズンのコレクション。終わりを常に新たな始まりと捉え、古いものや過去を見つめ直すことで湧いてくる、新たな創造の喜びを表現している。冒頭はストライプをキーワードに、この非常に単純な幾何学模様を、様々な形態に変幻させた。縦のストライプと横のストライプを混ぜたり、斜めのストライプをずらして配置したりして生まれる、リズミカルな視覚体験。やがてストライプは単に柄としての次元を飛び出し、ヘムスカートのプリーツや、ニットの立体的な編地模様などのストライプとして3次元化した。ウェアのシルエットはワイドが中心。生地をふんだんに使用して、歩くたびに揺れ動く豊かなドレープを生み出している。さらに特徴的なのは、服のパーツの一つ一つを、誇張したサイズ感で表現している点だ。ショルダーを横に大きく張り出させ、衿とラペルを普通の何倍にも拡大したロングコートや、袖ぐりやカフスをオーバーサイズにデザインしたシャツ、ジャケットなどがその例だ。しかし、シャープなストライプ模様が、膨張したシルエットとのバランスをとることで、すっきりとした印象は壊さない。会場の雰囲気が変わり、コレクションは次のパートへと移行した。ストライプ模様の余韻を残しながら次の主役として登場したのは“タンポポ”のモチーフだ。フルレングスのドレスに大きく描かれたり、幾何学的なパターンに変化したりと、様々なバリエーションがウェアを彩る。気付けば、あんなにも中心的な存在感を放っていたストライプは影を潜め、代わりに、たくさんの星を散りばめた幻想的なパターンが出現している。タンポポに寄り添うように輝くその星は、夜空の星というよりも、タンポポが産んだ無数の種子のよう。終わりを迎えたタンポポは、その種子によって新たな命をつないでいく。新たな創造もまた、過去と現在を通過した先にしか見えてこないのだろう。なお、本コレクションにはコンバース(CONVERSE)のスニーカーが登場。厚底のモデルや、サンダルのようにアッパーが空いているもの、キーテーマのストライプ模様をのせたものなど、スニーカーの雰囲気を残しつつもユニークなアレンジが加えられたシューズだ。さらに、メンズモデルが登場し、オーバーなサイズ感が魅力のメンズウェアも提案された。
2017年10月22日デザイナー歴60周年を迎えるコシノヒロコ(KOSHINO HIROKO)による書籍『HIROKO KOSHINO 〜it is as it is あるがまま なすがまま〜』が、2017年12月1日(金)より全国の書店で発売される。コシノヒロコは自身のブランドを通して、「真の豊かさ」を問い続けてきた。ファッションやアートに、衣・食・住・遊・休・知・美といった日本文化を重ね、さらに他国の文化も柔軟に受け入れることで、独自の世界を作り続けている。本書は、そんな彼女の理念を表現し、モノづくりにおいて日々心がけている「真の豊かさとは何か」を示していく。空、然、素、組、耕、遊、色の7章から構成されており、1978年から2017年秋冬コレクションまでの約40年間に渡るコレクションルックと、長年書き溜めてきた絵画を一挙掲載。モードとアートを自由に往来する、コシノヒロコの集大成本となっている。アートディレクションはグラフィックデザイナー/アートディレクターの三木健が担当。また、巻頭には建築家・安藤忠雄と蓑豊が言葉が綴られている。【詳細】『HIROKO KOSHINO 〜it is as it is あるがまま なすがまま〜』発売日:2017年12月1日(金)価格:22,000円+税判型:天地297mm × 左右297mm頁数:252頁ISBN:978-4-86345-345-6 C0070
2017年10月22日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月21日(火)恵比寿ガーデンホールにて発表された。テーマは、”デカダンス”。「退廃」とも訳されるその言葉は、現実の価値から離れ、時には不協和音を奏でるような脆さを垣間見せながら、象徴的で美しいものを追求する精神を表す。そんなテーマの通り、コレクションは独創的な造形と色彩が幻想的な世界を作り出し、夢の中のように少し不思議で美しい物語を紡いだ。会場の緊張感を煽るようにドラマチックなピアノの音色が鳴り響き、ショーが幕を開けた。まず繰り広げられたのは、灰色や白、黒などの禁欲的なカラーパレットで構成されるルックだ。ニットからパンツ、コートまでグレー1色でまとめたスタイルや、三角やドット柄を全身に細かく敷き詰めたモノクロのドレスが視線を奪う。時折、ディテールに鮮やかなオレンジやブルーを忍ばせ、ハッとするような色彩の効果を誘う。シルエットは、ゆったりとエフォートレスに。ドレープなどが織りなすグニャリとうねるようなフォルムが不安定さを感じさせる。グレーのニットは、肩をカットし、切り口にだらりとドレープを施し、裾はアシンメトリーに仕上げた。また、そんなフォルムと共鳴するように、重ねられたシルバーのネックレスやイヤリングが波打つようなユニークな線を描く。突然、曲調が生き生きとリズミカルなものに変化し、今までの退廃的なムードを覆すような鮮やかな色彩のルックが展開。グリーンやブルー、オレンジといったエネルギッシュなカラーが大胆に組み合わされ、現実離れしたような神秘的な印象を与える。爽やかなグリーンのトップスに大きくあしらわれたフリルは、先ほどまでのダラリと崩れるようなものとは打って変わり、それ自体が自立しているような立体的で有機的なものに。ヒダの内側から異なるカラーを使用し、それがちらりと覗くことで、よりリズミカルさを際立たせる。そしてショーの終盤は、まるで星が輝く夜空を想起させるようなロマンチックなルックが登場した。テーラードが美しいジャケットには、真っ黒の生地に、ストーンを散りばめたゴールドのラインが浮かぶ。裾からはキラキラとグリッターがきらめくチュールをなびかせ、かっちりとしたスーツとのコントラストを生み出した。
2017年03月24日昨年3月に「金子國義一周忌回顧展」を開催したKHギャラリー銀座が、3月16日より「金子國義×コシノヒロコEROS 2017」を開催する。「ネコ」「ヒロコ」とお互いを呼び合う仲で、金子はヒロココシノが以前使用していた扇を持ったブランドロゴの作者としても知られている。前回は金子の絵画とコシノのスタイル画を展示。今回は“EROS”をテーマに、金子の神髄ともいえる油彩人物画とドローイング、コシノは江戸時代の春画から得た衝撃から、男女をモチーフにした新作の油彩人物画を初披露する。会場には生前の金子が愛用した品々を展示した部屋も再現され、私室を覗くような官能的な体験も演出される。3月16日から31日の期間、「ファッションヘッドラインを見て」と言ってくださった方、先着5名に「金子國義×コシノヒロコ展」のポストカード(2枚組)がプレゼントされる。【展覧会情報】「金子國義×コシノヒロコEROS 2017」会期:3月16日~5月7日(3月26日、4月9日、23日休廊)会場:KHギャラリー住所:東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F時間:10:30~19:00(3月21日は17:00まで)入場無料
2017年03月06日ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)の2017年春夏コレクションが、2016年10月20日(木)に恵比寿ガーデンホールにて発表。“BOUNDARY(境界)~あたりまえへの挑戦~”と題された今季のコレクションは一体どのようなものなのか、会場は期待に包まれた。登場したファーストルックは、サイドにラインが入ったスキニーパンツにタンクトップを合わせたシンプルなデザイン。素材はジャージのようなもので、伸縮しながらドレープを作る。続く数ルックも同素材だが、スポーティな印象を与えるそのラインはやがて曲線となり、デザインにユニークさをプラスしていった。突然、曲調の変化と同時に、ワードローブも変化。赤や青、黒がぶつかり合うキュビスム絵画のような柄が現れた。キュビスムを創始したピカソ風の描写を取り入れたモデルのメイクが、このユニークな柄と共鳴する。写実的な絵画を捨て、自らが考えるリアリズムをキュビスムによって獲得しようとしたピカソは、コレクションのテーマである“あたりまえへの挑戦”をした代表的人物といえるだろうか。多彩な素材のうちいくつかは、スポーツへの関連を想像させた。メッシュのタンクトップや、ダンボールニットのように厚みと柔らかさを持った生地。アクティブな要素を保ちつつも、曲線を描く絶妙なカッティングによって優雅さを損なわない。常に前へ、先へと挑戦しようとするスポーツが、“あたりまえへの挑戦”というテーマの元に、キュビスムと一つになっていく。終盤は、オールホワイトとオールブラックのルックのみだ。メッシュやカッティング、ジャカードといったマテリアルの多様性を生かし、それらを重ね、ワードローブに変化をもたらす。当たり前のカラーに限定された中での表現の挑戦には、崇高ささえ感じることができた。
2016年10月23日展覧会「片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-」が、KH ギャラリー銀座で開催される。会期は2016年6月17日(金)から7月18日(祝・月)まで。ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のデザイナー・コシノヒロコが、自身のアート作品を発表する場として2012年にオープンしたKH ギャラリー銀座。ファッション・絵画・ライフスタイルの分野まで幅広く活動し、多様な形で展開する彼女の作品世界を季節ごとに紹介している。そんな会場を舞台に、本展ではコシノヒロコの新作を含む5点、片岡鶴太郎の未発表絵画2点を発表。また、荻野綱久の約15点の作品は全国で初の披露となる。コシノヒロコは自然が持つ生命力をテーマに、生涯を通して制作活動に取り組む。四季折々の自然を、創造の源にした作品が並ぶ。俳優として活躍する一方で、画家として真摯に制作を続けている片岡鶴太郎。作品から感じられる自然への温かいまなざしと豊かな色彩は、多くの人々を惹きつける。片岡の息子である荻野綱久は、父の薦めで音楽から絵画へと表現の幅を広げてきた。そのシンボリックな幻想世界は、音楽と相互に関わりながら展開される。長年の経験を誇る片岡とコシノが彩る空間に、荻野の若い感性を加え、創り上げられた展覧会。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-会期:2016年6月17日(金)〜7月18日(祝・月)※会期中無休。会場:KH ギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F開館時間:10:30〜19:00入場料:無料TEL:03-5159-6877
2016年06月11日