一般社団法人ピースピースプロジェクト(代表:多田 多延子、所在地:広島県広島市)は、ヒロシマの復興を描いた漫画「キセキのヒロシマ」を2015年より多言語で出版しており、平和を創る子ども達を育てています。同漫画は2016年の英語版出版時に、当時のアメリカ大統領であるバラク・オバマ氏が読み「感動した」とお礼状を賜った漫画です。今回、新たに出版したスペイン語版を、スペイン リーガ・エスパニョーラの「FCバルセロナ」公認アカデミーである「バルサアカデミー葛飾校」と、葛飾区の区立図書館13館と連携関連施設2カ所に寄贈する運びとなり、3月1日に、葛飾区青木 克德区長と寄贈式を開催します。■東京都葛飾区長 青木 克德様からのメッセージ葛飾区では、これまで葛飾原爆被爆者の会である「葛友会」の皆様と共に、様々な非核平和に関する事業を実施してまいりました。また、昭和58年には核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願い、「非核平和都市宣言」を行いました。今後も、非核平和関連事業のより一層の充実を図るとともに、このたび寄贈いただいた「キセキのヒロシマ」を多くの方に読んでいただくことで、区内外に「世界の恒久平和と核兵器の廃絶」を訴えかけていきたいと考えております。葛飾区長 青木 克德青木 克德区長■バルサアカデミー葛飾校 秋元 雅義様からのメッセージ今回、ピースピースプロジェクトから「キセキのヒロシマ」スペイン語版の出版に際して寄贈をしたいと連絡を頂きました。平和を創る子ども育てたいという多田代表の考えに感銘して、バルサアカデミー葛飾の子ども達とスタッフにも、この漫画を読んでもらうと思いました。一般財団法人 キッズチャレンジ未来 代表理事 秋元 雅義【漫画「キセキのヒロシマ」とは】漫画「キセキのヒロシマ」戦後、精神面・生活面で奇跡的な復興を遂げたヒロシマ。誰かを恨んだり、憎む心で停滞することなく、恕す心で前を向いて生き抜いた、強く美しい女性たちの姿を漫画化し、平和学習の教科書にしました。ヒロシマの「復興」に焦点をあて、原爆で両親を失った母を女手一つで育てながら、事業を再生し地域に貢献続けた曾祖母の実話を基に、2015年に原作出版した漫画です。現在、日本語、英語、フランス語で出版しており、小・中学校の平和学習用の教材としてもご活用いただいております。多くの方が使う国連公用語6言語(英語、フランス語、アラビア語、中国語、ロシア語、スペイン語)で出版することを目指しており、下記URLから、出版済みの言語(日本語版、英語版、フランス語版)をAmazon KindleとGoogleブックスで、無料で読むことができます。 【寄贈式 開催概要】●葛飾区 青木 克德区長との寄贈式日時:2023年3月1日(水)13時から13時15分会場:葛飾区総合庁舎(東京都葛飾区立石5-13-1)●バルサアカデミー葛飾校にてコーチと子ども達との寄贈式日時:2023年3月1日(水)14時から14時15分※青木区長との寄贈式の後に移動致しますので、上記時刻は変更となる可能性があります。会場:東金町運動場多目的広場【練習場】(東京都葛飾区東金町8丁目27-1)【世界平和を実現するためのピースプロジェクトの取り組み】世界には、生まれ育った環境や社会的な情勢、さまざまな事情から、「平和」に暮らすことができない子ども達がいます。2009年、ピースピースプロジェクトを設立し、世界平和の定義を、子ども達が安心して暮らせる地球を創ることとし、その実現のために平和を創る子ども達を育てています。2010年、世界一大きい折り鶴のギネス記録達成。2014年より、漫画「キセキのヒロシマ」を多言語で出版しており、2016年には、当時のアメリカ大統領バラク・オバマ氏より「あなたの物語に感動した」とお礼状を賜りました。また2020年から毎年、外務省後援にて「子ども世界平和サミット」(第1~3回)を主催しています。【法人概要】団体名: 一般社団法人ピースピースプロジェクト代表 : 多田 多延子所在地: 広島県広島市南区出汐1-17-25-2FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月24日放送決定!5月31日(火)午前5時20分~株式会社広島ホームテレビは、『ドキュメント広島戦地へ響け ヒロシマの音色』を2022年5月31日(火)午前5時20分より放送いたします。平石英心さん【概要】今年2月24日、突然始まったロシアのウクライナ侵攻。そんな状況を広島から憂う家族がいた。広島市南区に住む平石さん家族。広島市出身の雅史さん(63)、ウクライナ出身のエレナさん(43)と、2人の間に生まれた双子の大志さん(16)、幸一さん(16)、三男の英心さん(14)。エレナさんは英心さんのバイオリン留学に同行してドイツに住み、広島と行き来する生活。1年ぶりに広島に戻った直後に、予期せぬ戦争が始まった。平石エレナさん(右)友人や親族から連日のように送られる、戦火に苦しむ母国の映像。何か力になれることはないか…。英心さんは、幼なじみ・岡野純大さん(16)とウクライナを支援するチャリティーコンサートを始めた。1回で終わるはずだったコンサート。しかし、ウクライナを助けたいという人々の思いから、次々と依頼が舞い込むように。演奏は毎週末のように県内各地で開かれ、来場者は1千人を超えた。原爆ドーム前での演奏再びドイツへ旅立つ前夜までコンサートやイベント出演に追われた英心さんとエレナさん。数え切れない人たちと、被爆地からウクライナの平和を願う心を一つにした。自分たちにできることで遠く離れた国を助けたい――。祈りを音楽にのせ、走り抜けた平石さん親子の2カ月を追った。■番組名ドキュメント広島『戦地へ響け ヒロシマの音色』番組公式サイトはこちら : ■放送日時2022年5月31日(火)午前5時20分~※広島エリア■担当ディレクター:花房吾早子プロデューサー:立川直樹 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月24日4月17日(土)より東京・ユーロスペースをはじめ、全国で公開される『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』の舞台挨拶が公開初日に開催されることが決定した。サーロー節子、プロデューサーの竹内道、スーザン・ストリックラー監督の3人が舞台挨拶に参加する。本作は2021年1月22日に発効された核禁止条約締結を先導し、ノーベル平和賞を受賞した日本人女性・サーロー節子の平和活動を追ったドキュメンタリー。13歳で被爆し、これまで核廃絶を訴え続けてきた節子の力強い生きざまを追うとともに、同じく被爆二世であるプロデューサーの竹内が節子と出会い、自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。日本公開初日は、核禁止条約の発効を受けて監督が追加編集した世界初公開となる映像を含めての劇場公開となる。核廃絶というゴールへ向けて世界はいままさに「終わりの始まり」というスタートラインに立った!というリアルタイム感が凝縮された映像を加えた映画を鑑賞するとともに、観客は今回の舞台挨拶で節子と同じ時間を共有。当日サーローは在住のカナダ・トロントから、竹内は本作の全国公開を前にニューヨークから来日後、実家で自主隔離中の福岡から、ストリックラー監督は在住のアメリカ・コネチカットからZoom参加となる。舞台挨拶は初日17日の10:30初回上映前、10:00からスタート。ぜひ、3人の生の声を聞いてほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年04月08日2020年クリーブランド国際映画祭でワールドプレミアされ、コロナ禍で本国劇場公開が見送られていた映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』が4月17日(土)より東京ユーロスペースほか、横浜、川崎、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、札幌など全国主要都市の劇場で上演される。この度、2021年1月22日に核兵器禁止条約が発行されたことを受け、スーザン・ストリックラー監督が撮影した特別映像が本編に追加されたことが発表された。本作は、核禁止条約締結を先導した日本人被爆女性・サーロー節子の平和活動を追ったドキュメンタリー映画。広島女学院生徒だった13歳で被爆し、300数名ものの学友を瞬時に亡くしたサーローは、カナダ人と結婚した後、トロントに移住し国連や国政会議で被爆者としての体験を世界中の人々に語り伝え続け、条約の推進に貢献してきた。映画は彼女の力強い生きざまを追うとともに、本作のプロデューサーである被爆二世でニューヨーク在住の竹内道が、セーローと出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。2017年12月にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞した際には、ICANの一人として、そして何十万の被爆者の声を代表して受賞スピーチを行い一語一語力強く訴えかけたサーロー。その約3年後に核禁止条約が発効されたことは、ICNにとって大きな前身となった。そして、ストリックラー監督は4月17日(土)の日本公開に向けて、急遽1分45秒の映像を追加編集。映像は、ニューヨーク深夜の国連ビルにいるサーローの顔と、続いて「2021年1月22日、核兵器は常に非人道的、今日から違法」という文言が英語と日本語で投影されるシーンからスタートする。オーストラリア、ドイツ、エチオピア、ネパール、ベルギー、カナダ、ニューヨーク、広島など核禁条約発効を願ってきた世界中の人々が歓喜する姿、「最終目標である核廃絶まで条約批准国は増え続ける!」というサーローの力強い言葉をバックに羅列されるのは核禁条約に署名した86か国名。その86か国に日本は含まれてないという事実が余韻として残ると同時に、核廃絶というゴールへ向け、世界は今まさに「終わりの始まり」というスタートラインに立った!というリアルタイム感が、1分45秒のなかに凝縮された映像となっている。ぜひ、公開を楽しみに待ってほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年03月26日東京・渋谷のユーロスペースほかで上演されるドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』の公開日が4月17日(土)に決定した。本作は、2021年1月22日核禁止条約締結を先導した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)を代表し、2017年ノーベル平和賞を受賞した被爆者サーロー節子の平和活動を続ける姿を4年間に渡って密着取材し完成させたドキュメンタリー。サーロー節子は広島女学院生徒だった13歳で被爆し、300数名ものの学友を瞬時に亡くした。後にカナダ人と結婚、トロントに移住し国連や国政会議で被爆者としての体験を世界中の人々に語り伝え続け、条約の推進に貢献してきた。映画は節子の力強い生きざまを追うとともに、本作のプロデューサーである被爆二世でニューヨーク在住の竹内道が、節子と出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる。偶然にも広島女学院の卒業生であった二人の距離が縮まり、節子に励まされて、道は自分の家族の被爆の歴史に目を向け始め、広島赤十字病院初代院長時に被爆した祖父や入市被爆した母の語らなかった体験を少しずつ発見し被爆二世としての自身を見つめなおしていく。映画内で節子が語る被爆体験は、リアルで凄惨を極める。日本人の私たちでさえ改めて核の恐ろしさ、原爆の非人道性に恐怖と怒りを新たにするが、核を政治的均衡、国際間パワーゲームの道具として認識している多くの欧米人の心を動かしたのは、こうした節子の悲しくも生々しい言葉だったのだ。一方、日本人は今週3月11日(木)で東日本大震災そして福島原発事故から節目の10年を迎える。津波による悲劇を風化させてはならないと同時に、そのあと修復未だ半ばの原発事故による放射能汚染の恐怖も、決して忘れてはならない。まさに「今こそ観なければならない」ドキュメンタリー映画である『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』を、ぜひ劇場で見届けてほしい。『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月17日(土)より公開
2021年03月09日日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)と、六本木の21_21 DESIGN SIGHTによる「ヒロシマ・アピールズ展」が、8月4日から21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で始まった。開幕に先駆けて前日の8月3日にプレス内覧会を行い、内容を公開した。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)とヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝えるために行っている「ヒロシマ・アピールズ」。毎年、1人のグラフィックデザイナーが「ヒロシマの心」を訴えるポスターを制作し、国内外に頒布する活動を続けている。今回の展覧会は、第1回となる1983年に制作された亀倉雄策の「燃え落ちる蝶」から今年度の服部一成「疑問符、2018」まで、全21作品を展示するもの。また、13歳のときに被爆し、65歳で他界するまで、平和への願いを込めた72点のポスターを制作した片岡脩の作品も特別展示している。内覧会で日本グラフィックデザイナー協会の大迫修三事務局長は「ヒロシマ・アピールズは日本グラフィックデザイナーの大きな財産。ポスターを見て、心に何かを残してもらえれば」と挨拶。JAGDA前会長であり、展覧会のアートディレクターを勤めた浅葉克己氏は「日本は世界初の被爆国であると自覚して、戦争はしないということや、世界平和について考えてもらいたいし、この展覧会を世界に持って行きたい」などと語った。【イベント情報】ヒロシマ・アピールズ展会期:8月4日〜9月9日(会期延長)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日
2018年08月06日