昨今あちこちで目にするようになった「フェムケア」という言葉。ずっと気になりながらも、フェムゾーン(デリケートゾーン)のケアにコストをかけることにためらいがあった私ですが、「アンチエイジングにもつながる」との記事を目にして、自分もトライしてみよう!と決心がつきました。そんな私の、現在進行形のフェムケア体験談です。★関連記事:シワシワ、たるみ、かゆみも…専門医が教えるデリケートゾーンのアンチエイジング対策とはフェムゾーンのケアは保湿が大切!フェムゾーンとは、デリケートゾーンともいわれますが、女性器とその周辺のことを指すそうです。VIOゾーンをイメージするとわかりやすいと思いました。私が見た記事には、以下のようなことが書かれていました。「顔や体の皮膚と同様に、フェムゾーンの皮膚も年齢とともに保湿力が落ちる」「しっかり保湿することでくすみ防止になるほか、年齢とともに進行する腟の乾燥や萎縮の予防にもつながる」。アンチエイジングにつながるとは、そういう意味だったのか!と腑に落ちた私。まずはどのような保湿をおこなえば良いのかを調べました。すると、フェムゾーンは弱酸性を保つのが大事だと知り、保湿だけでなく弱酸性の洗浄料を選ぶ必要もあるとわかりました。最初は手持ちのローションやオイルを使おうかと考えていたのですが、考えてみればフェムケア用品の金額は、顔用の洗顔料や保湿剤とほぼ同程度。フェムケアになかなか手を出せなかった理由の1つにコストがあったのですが、顔用とほぼ同じ額と考えれば、思い切って専用のケア用品を買おう!という決心ができました。洗浄料と保湿剤、ミラーのセットを購入たくさんのフェムケア製品の中から私が選んだのは、洗浄料のソープと保湿剤のミルクにミラーが付いたトレスマリア3点セット(ソープ&ミルク&ミラー)。定価は11,600円と高額ですが、私はクーポンやポイント割引なども使って10,000円弱で購入することができました。そのブランドでは「まず自分のフェムゾーンを見ることから」というコンセプトで、ミラーもセットで販売していたのです。たしかに、自分で自分のフェムゾーンはとても見づらい……。思い切ってミラー付きのセットにしたことで、ケアの際にミラーで自分のフェムゾーンをチェックする習慣ができました。ミラーを使うと、自分のフェムゾーンが洗浄することできれいになり、保湿することでふっくら潤うことも目で確認できます。これを続けると、たしかに腟のアンチエイジングにもつながるのかもしれない……とケアが楽しくなりました。そうして次に気になり始めたのは、アンダーヘアでした。専用シェーバーでアンダーヘアも整える話題になっているVIO脱毛ですが、フェムケアという観点から調べてみると、「脱毛によって生理中の蒸れやかゆみがなくなった」などという、快適さにまつわる声をよく目にしました。その快適さに惹かれ、またフェムゾーンの見た目を整えることにも興味が出てきた私は、いろいろ考えた結果、VIO専用シェーバーを購入することに決めました。しっかり脱毛したいわけではなく、ボリュームを減らしてスッキリさせる程度でよかったため、自分でケアするほうがコストもかからず最適と考えたからです。いろいろなシェーバーがあって購入時は迷いましたが、多機能タイプではなく、VIO専用のものを選びました。パナソニック ES-WV61-N(ゴールド調)VIOフェリエという商品で、3,980円。スキンガードも付いていて、デリケートなフェムゾーンの皮膚をしっかり守ってくれるので、安心してアンダーヘアを整えることができます。デリケートな部分なので、やはりフェムケア製品は専用のものが安心だと実感しました。まとめ更年期になるとフェムゾーンのトラブルが増えてくると聞きますし、今のうちに習慣にできてよかったと思います。ミラーでチェックしながら専用シェーバーでアンダーヘアを整え、専用ソープで洗って専用ミルクで保湿する。ただこれだけのことですが、見えないところまで自分をケアしているという自覚が高まり、今は面倒さよりも楽しさが勝っています。パートナーの目も多少は気にして始めた要素もあったフェムケアですが、今は完全に自分のためのケアとなりつつあります。更年期と向き合いながら、このフェムケアを続けていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/やましたともこ著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年06月27日こんにちわ!ウーマンエキサイトでの連載はかなりお久しぶりになるオギャ子です。今回 ウーマンエキサイト編集部のイノマタさんからとても興味深いテーマを投げかけて頂いたので ちょっと耳を傾けてみました。イノマタ:「オギャ子さん〜〜!お久しぶりです。とオギャ子さん「フェムケア」って興味ありませんか?」フェム…?なんですか?イノマタ:「Feminineのフェムと、Careのケアを合わせてフェムケア女性の体や健康のケアをすること、代表的なのはデリケートゾーンのケアですよ!」オギャ子:「んなっ!?なんですかwデリケートゾーンのお手入れ…!?そんなの東京の一部の意識高い系の人しかやってないですって」イノマタ:「そんなことないです(笑)」オギャ子:「大阪ではそんなブーム起きてないです!」イノマタ:「そんなことないですってば(笑)」オギャ子:私なんてやっとこさ自分の時間を取ってお肌や髪の毛のケアに取り組めるようになってきたのにそこへ来てデリケートゾーンのお手入れだなんて…考えたこともなかったです」イノマタ:「オギャ子さん フェムテックという言葉知ってます?女性のライフステージにおける「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」などの様々な課題を解決できる製品やサービスをフェムテックと呼んでいて、2025年までに5兆円規模の市場になると言われてるんですって!毎日のスキンケアやヘアケアと同じようにデリケートゾーンも習慣的にケアしましょう~という流れがあるんですよ」オギャ子:「え~~~!? うそだ~~~。デリケートゾーンのお手入れなんて一般人の私にはまだまだ敷居が高いし……なんか怪しい…嘘くさい!」イノマタ:「出た…!お得意のイヤイヤ期!いいから一度お話聞きにいきましょうって!」ずりりりり………………………………………………というわけで、なかば強引に押し切られる形で「じゃぁ まずはお食事だけでも…」と都内某日ランチをしながらフェムケアのお話を聞かせてもらったのですが(食事しながらデリケートゾーンの話をする女たち…)さっきまで「怪しい」とか「嘘だ」とか言ってた私が、ランチをした2時間後。どんな様子だったか見てくださいこのように仕上がりました〜!別人…(笑)お話聞いてよかった~~!!新しい世界が開いた気がする!面白かった~~~!!!」コロッと180度価値観変わっていました(お見事)疑い深い私がすっかり生まれ変わったように、この日教えてもらったお話がと~~~っても面白かったのですー--!な・の・で!この日お勉強させて頂いたことを超初心者的観点から皆さんにおすそ分けしたいと思います!わたしと同じように「フェムケアってなに?」という方も多いと思うのでまずは基本のキからお伝えしていきたいと思います。どうぞお付き合いください。………………………………この日お会いしたのは夫婦相談所所長で作家:コラム執筆家の三松真由美さん。コロナ前に夫婦のレスについて取材をさせていただいた超スーパーでハイパーお元気な性を通して男女関係をよくする専門家です…!数年ぶりにお会いしましたが今回もレストランまでジョギングしながらやってくる馬並みの精力…あ、ちがった、スタミナで満ち溢れる元気&愉快な三松さんでした(笑)そしてその隣にいらっしゃったのが、今回、中心にお話を伺った元看護士で現在 膣衛生協会代表の高林裕果(ひろか)さんです。こちらのヒロカさん…実際にお写真をお見せできないのが残念なぐらい、ま~~~~!!! 肌が綺麗!ピッカピカのツンヤツヤ!!わたしよりも先輩で40代半ばなのにシワゼロ!シミゼロ!たるみゼロ!お肌ぷりっぷりで、透明感溢れる某セレブ奥様によく似た可愛らしい雰囲気が漂っています。わたし、日ごろ、あまり他人の容姿に興味を示すことが少ないのですが(どんな人も可愛く見える)あまりにもお肌がつやつやなので思わず聞いたんです。「お肌、どうしてそんなにキレイなんですか?」って。そしたらなんと!!ヒロカ:「ファンデーション使ってないんです 今日も下地とお粉だけです(ニコッ)」まさかのノーファンデ族…!てっきりつやつやファンデ効果だと思ったのに~~!!ヒロカ:「友だちに「ヒロカはファンデを塗らないほうが綺麗に見える」と言われてそこから塗ってないんですけど…」なんだとー--!!ノーファンデの方が若々しく見えるってどういうこと~~!普段どんなケアをされてるんですか…?!…………………………ヒロカ:「私は看護師として20年以上働いてたんですが」なんと!元看護士さんなんですね!?ヒロカ:「そうなんです私が20代だった頃からず~~~~っと膣ケアを続けてきてるんですけどね」ちちち…膣ケア……!!!?膣ってケアするものなのか!?初めて聞いた!私とほぼ同世代なのに、20代の頃から膣ケアを続けてるなんて、そんなこと周りでやってる人ほとんどいなかったんじゃないですか?ヒロカ:「珍しかったとは思います。当時お付き合いしていた方から「デリケートゾーンのお手入れは絶対にやった方がいい。フランスや海外ではもはや当たり前だよ」と教えてもらって…20年以上ずっと膣ケアを続けてきてよかった! と40代になって自信を持って言えるようになりました。もっと膣ケアやセルフケアがあたり前になるといいなと思ってます」なんと!!!出会った瞬間驚いた若々しさと「膣」のケアが関連してる?!そんなこと誰が予想つきます?だって膣ですよ!?膣!!顔からすんごい離れてる場所だし全然関係ないパーツじゃないですか。そんなところ気にしたことすらなかったのに!!ヒロカ:「実は膣と健康・美容には深い繋がりがあるんですよ」百聞は一見に如かず、これまで「怪しい」と思っていた私はヒロカさんの肌を見て一気に話を真剣に聞く体制に入ったんです…(お楽しみに!)高林裕果さん プロフィールフェムゾーンをケア&鍛える「 FemRiss(フェムリス)」 「FemDan (フェムダン)」 Glad株式会社代表取締役社長CITUCA開発者、腟衛生協会代表、腟衛生士、看護師、化粧品成分上級スペシャリスト、スキンケア講師小児科、ICU、整形外科病棟など、最先端医療現場で経験を積む。その後、美容皮膚科、クリニックにて美容部門立上げなどに携わる。看護師キャリア22年。現在は、自身の15年以上も続けてきたスキンケア・腟ケアの経験に看護師の知識をプラスし、トータルスキンケアシリーズの開発を行う。 私生活では、一児の母。美容に関しては「ヒロカに聞けばキレイになれる!!」とママ友界では有名。一目置かれる存在。
2023年03月03日