アンジェには「世間では大きく知られていないけれど、スタッフ内で存在感をはなっている」アイテムがいくつかあります。「シャープブレッドナイフ」も、そのひとつ。これまでずっと、何を切るのも手持ちの包丁1本でやりくりしてきたわたしですが、自分の身近なところにユーザーがいて、「焼き立てパンがつぶれないんだよ」「フワフワの高級食パンもスーッと切れた!」元よりパンが好きなわたし。そんな口コミを聞かされては、心が揺らいでしまいます。みんなの声に後押しされ、遅ればせながらわたしも使いはじめました。普通の包丁でも、パンを切ることはできるけれど今まで使っていたのは、よくある三徳包丁と呼ばれるもの。ただこれでパンを切ろうとすると、バゲットのような硬いものだと刃が滑って入らない。かといって力で押し切ると、せっかくのパリパリ部分は砕け、中のフワフワもつぶれてしまいます。柔らかいパンやサンドイッチにしたって、切る時にどうしても力が入るので、つぶれたり崩れたりすることがほとんど。あれ?こうやって思い返してみると、包丁では全然やりくりできていない…。シャープブレッドナイフが支持される理由とは?このブレッドナイフのいちばんの魅力は、切りやすさ。2種類のギザギザのおかげで、硬いパンも柔らかいパンもスパッと切ることができるんです。▲硬いパンを切る時は大きいギザギザ、柔らかいパンを切る時は小さいギザギザが活躍。さらに人気の理由には、こんなところも。・巻きずしやロールケーキなど、パン以外にも使える・キッチンに馴染むナチュラルなルックス・確かな切れ味、だけどお財布に優しいプライスブレッドナイフといってもパン専用じゃなく、使えるシーンは多彩。持ち手が木なので軽くて扱いやすいのも◎です。切れ味をチェック!いろんなパンで試してみましたはじめてのブレッドナイフ。キレイにカットするには「刃を前後に動かす」のがコツなんだとか。それを心に留めて、では、切ってみます。<焼きたてパリッパリのバゲット>焼きたてを狙った買ってきたバゲット。また温かさが残る状態でも、この通りスパッと切ることができました。表面のパリパリもまったく砕けていません。<フワフワがウリの柔らか食パン>食パンの中でもあえて柔らかな部類のものをセレクトしてみました。サンドイッチ用に薄めのスライスを試しましたが、押しつぶれることなく刃がスッと入っていきました。<繊細なクロワッサン>多少パンくずが出たものの、見た目は十分合格レベル。今まではお店で買うしかできなかったクロワッサンサンドも、これからは家で作れます。憧れのボリュームサンドもスパーーーッそして最も切れ味に感動したのが、ボリュームサンド。ちょっと乗せすぎ?と思うくらい具材を乗せても、この通り!何のコツも工夫もいらず、あっさり切ることができたんです。この切れ味が心地よすぎて、もう一種類作ってしまいました。今度は思い切って人参1本分を丸ごとのせましたが、やっぱり難なくクリア。今までの苦労は何だったんだというくらい簡単に切れることにビックリ。「普段どんな時に重宝する?」愛用スタッフに聞きましたパンを切る以外にもいろんな所で活躍するシャープブレッドナイフ。愛用しているスタッフにおすすめの使い方を教えてもらったところ、「ケーキ」「具沢山の太巻き」「分厚いキッシュ」などいろいろ挙がりました。わたしもサンドイッチを作る際にトマトをスライスしてみましたが、スーッとカットできて、包丁よりずっと使いやすかったです。ちょうどこれからのシーズンは、お花見に行楽にと、華やかな料理を作る機会が増えてきます。そんな時、スパッと切れるナイフがあれば、簡単に見映え良く仕上がります。普段の料理ではいつもの包丁、美しさ重視でカットしたいものはブレッドナイフ。包丁1本で何とかしていたのがウソみたいに、今ではすっかりキッチンに欠かせない存在です。【ご紹介したアイテム】 ふわふわの焼きたて食パンもスパっと切れる、ブレッドナイフ。またピクニック用に作った具沢山のサンドウィッチや巻き寿司なども簡単にカットでき、普段使いからおもてなしシーンまで活躍します。⇒ シャープブレッドナイフ ■食のはなし 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2020年04月26日