互いに高め合う料理人、セルジオ・ハーマン氏とデニス・カイパース氏アートワークを随所に散りばめたデザイン性豊かな空間優美なビジュアルと好奇心を掻き立てる味わいの数々互いに高め合う料理人セルジオ・ハーマン氏とデニス・カイパース氏【ル・プリスティン レストラン 東京】を監修する料理人で起業家のセルジオ・ハーマン氏(左)とエグゼクティブシェフを務めるデニス・カイパース氏(右)監修を務めるのは、欧州を代表するスターシェフであるセルジオ・ハーマン氏。今回がアジアへの初進出となりますが、世界の美食に興味がある食通にとっては、非常に著名な料理人であり、起業家でもあります。オランダ南西部ゼーラント州の地方都市にある実家のレストラン【アウトスラウス】をミシュラン3つ星に輝かせ、「世界のベストレストラン50」に8年間ランクインする名店にまで押し上げた人物です。セルジオ氏が、2020年のオープン初年度にミシュラン1つ星を獲得したベルギー・アントワープで展開するレストラン【ル・プリスティン】の成功を受け、【ル・プリスティン レストラン 東京】開業の運びに。幼い頃からシェフになることを夢見ていたというデニス氏アジア初進出にあたり、セルジオ氏がエグゼクティブシェフとしてオファーしたのが、デニス・カイパース氏です。デニス氏はこう振り返ります。「セルジオ氏のオランダと私がいたアムステルダムは車で3時間ほどの距離。互いに存在は知っていましたが、共に働いたことはありませんでした。ちなみに同じ1970年生まれです。ある日、セルジオ氏から電話があり『新しいチャプターを開いてみないか?』と言われました。彼はレストランを多く経験し、私はホテルでの経験も豊富なので、ホテル内のレストランとしてオープンする【ル・プリスティン レストラン 東京】は、成功するだろうと確信しました。ちょうど(ミシュランの)2つ星レストランで働いていましたが、星以外にも興味を向けている時期でした。めったにないチャンスだと感じ、来日を決めました。デニス氏とは、仕事仲間である以上に、信頼関係で結ばれたよりかたい友情を感じています。現在、この東京で働いていることに大変誇りを持っています」。アートワークを随所に散りばめたデザイン性豊かな空間ホテルのエントランスであり、中に入るとすぐにレストランとカフェが広がる「ホテル虎ノ門ヒルズ」は、虎ノ門ヒルズ駅に直結する虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに誕生しました。1階の路面に面するレストランとカフェが、ホテルを象徴する顔となっています。通りに面した「Le Pristine Tokyo」の看板が掲げられた大きなメインエントランスから入ると、ホテルロビーを中央に、右手にレストラン、左手にはカフェ【ル・プリスティン カフェ 東京】を構える面白い造りになっています。ベルギーの【ル・プリスティン】でも飾られているミラーボールのアートワークが印象的店内は、非日常の洗練されたデザインで統一されながらも、肩肘張らない居心地のいい雰囲気です。インテリアデザインは、今回が日本初進出となるデンマークの「スペース・コペンハーゲン」が担当。あの【noma】の設計を手掛けたデザイナーユニットです。店内には、オランダとベルギーのアーティストによる作品を随所に取り入れています。カウンター席、テーブル席、プライベートルームから成るレストランエリアは86席21世紀初頭における最も影響力のあるデザイナーのひとりと言われる、オランダ出身のマーティン・バース氏が手掛けたレセプションデスクや照明器具のほか、現代アートのリヌス・ヴァン・デ・ヴェルデ氏、ロットガンゼン氏らの作品が置かれ、【ル・プリスティン レストラン 東京】の世界観をつくり上げています。象徴的なオブジェのひとつがミラーボールです。存在感はありますが、落ち着きのない派手さではなく、デニス氏が好む自然の木漏れ日を彷彿するような上品な光を演出しています。カウンター席に座れば、目の前で料理が完成する様子を楽しむことができますレストランは、非常に広々とした贅沢な空間。ライブ感のあるオープンキッチンを中心に、ゆったりとくつろげるテーブル席、プライベートな時間を過ごすことができる個室を完備するので、多彩なシーンで重宝しそうです。個室は6名がけの完全個室のほか、空間を仕切ることができる20名ほどの半個室もデニス氏曰く「ゲストとの距離の近さが魅力です。キッチンがオープンなので、ゲストの様子や食事の進み具合なども見渡すことができます。また、ゲストからもキッチンをよく見ることができるので、調理する臨場感や音や香りもお楽しみいただけることでしょう。ゲストの方との会話も楽しんでいきたいと考えています」。優美なビジュアルと好奇心を掻き立てる味わいの数々『牡丹海老のクルード クレームクリュ アボカド インペリアルキャビア』料理は、セルジオ氏ゆかりの地であるオランダ南西部に位置するゼーラント地方と日本の厳選された食材を融合させ、ヨーロッパの伝統料理を現代風にアレンジ。「何を食べているのか分からないような難しい料理は好みません」とデニス氏が語る通り、優美なビジュアルでありながら、素材の持ち味を存分に感じられる仕立てになっています。『牡丹海老のクルード クレームクリュ アボカド インペリアルキャビア』は、ベルギー・アントワープの本店でも提供しているシグネチャーメニューです。日本の牡丹海老とキャビアを贅沢に用いて仕立てています。『ヴァン・ジョーヌ カスタード ムール貝 雲丹 酢橘』北海道産のフレッシュな雲丹をはじめ、厳選した日本食材を使用していますゼーラント地方は、豊かな土壌に恵まれ、オランダ最大の農業地帯でもあり、みずみずしい甲殻類の産地としても知られています。海水と淡水が混じり合う沿岸で獲れるウナギ、オイスター、ムール貝は、特にこだわりのある食材です。『ヴァン・ジョーヌ カスタード ムール貝 雲丹 酢橘』は、国産の上質なムール貝を使用し、セルジオ氏が父から受け継いだクラシックなムール貝のソースによって完成します。儚く繊細なく口当たりと奥深い味わいを楽しむことができます。『鹿肉の炉端焼き風 松の葉の香り 菊芋 マルメロ 黒胡』メインディッシュの肉料理には、北海道産の鹿肉を使用。大きな塊のまま火入れを行うことで、旨みを閉じ込めて柔らかな食感に。鹿の肉汁を使った黒胡椒のソース、菊芋とマルメロと共にいただきます。キンカンやカボチャといったその時期ならではの付け合わせが、季節の移ろいを感じさせてくれます。細部まで緻密に盛り付けることで、目を惹く存在感ある一皿が完成しますテーブルウェアには、セルジオ氏が日本の侘び寂びにインスパイアされてデザインしたオリジナルコレクション「INKU(インク)」を採用。ベルギーの「SERAX (セラックス)」が製陶したもので、自然な風合いで華やかな料理を引き立てています。「リラックスしてお過ごしいただけるレストランですが、すべてハイクオリティなものをセレクトします」とデニス氏。右は『ル プリスティン イタリアンサワー』、左は『ル プリスティン トリュフ ネグローニ』料理に寄り添うドリンクにも【ル・プリスティン レストラン 東京】らしさを感じることができます。シグネチャーカクテル『ル プリスティン トリュフ ネグローニ』は、数種のヴェルモット、ジン、ビターズをブレンドし、イタリア産のブラックトリュフで香りづけしたエレガントな1杯。ノンアルコールでは、栄養価が高いスーパーフルーツのサジーを使用した『ル プリスティン イタリアンサワー』がおすすめです。世界が注目するセルジオ氏が監修する料理を、東京に居ながらにして味わうことができるのは幸せな限り。「食」「ファッション」「デザイン」「アート」「音楽」によって完成する “没入型ガストロノミー”をぜひご体験ください。ル・プリスティン レストラン 東京【エリア】虎ノ門【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2024年03月26日東京・虎ノ門にて2023年冬に開業予定の「ホテル虎ノ門ヒルズ」内に、レストラン「ル・プリスティン東京(Le Pristine Tokyo)」がオープンする。“没入型ガストロノミー”で味わうモダンなヨーロッパ料理2023年10月6日(金)に開業する、超高層タワーの複合施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。その1階と11階から14階までのフロアには、2023年冬に宿泊施設「ホテル虎ノ門ヒルズ」のオープンが予定されている。そんな「ホテル虎ノ門ヒルズ」の1階路面店としてオープンするのが、レストラン&カフェバー「ル・プリスティン東京」だ。ヨーロッパで長年ミシュランの星を獲得してきたオランダ出身のシェフ、セルジオ・ハーマンが監修しており、彼が展開するレストランブランド「ル・プリスティン」のアントワープ本店に続く2号店となる。「ル・プリスティン東京」のコンセプトは、食、ファッション、デザイン、アート、音楽という5つの要素にこだわる“没入型ガストロノミー”。店内では、日本の旬の食材とオランダのゼーラント地方の食材を組み合わせたモダンなヨーロッパ料理を提供するとともに、スタイリッシュなインテリアや専用の音楽プレイリストなどに工夫を凝らし、来店者を「ル・プリスティン東京」独自の世界観へと誘っていく。【詳細】「ル・プリスティン東京」開業予定時期:2023年冬■ホテル虎ノ門ヒルズオープン時期:2023年冬住所:東京都港区虎ノ門2-6-4ホテルフロア:1階の一部、11階~14階客室数:205室(スイート30室を含む)館内施設:客室、レストラン、カフェ&バー、ラウンジ
2023年09月07日パジャマ¥21,600/PRISTINE やさしさに包まれる、こだわりパジャマで贅沢な夜を過ごして。 人の一生のうち、想像以上に長い時間を占める就寝タイム。日々のストレスから解放されて、ゆっくりとカラダを休める自分のための大切な時間だからこそ、身に着けるパジャマにはこだわりたいもの。なかでもオーガニックコットンブランド『PRISTINE(プリスティン)』のパジャマは、やさしさに包まれるような心地よさでファンを増やしている逸品です。 プリスティンは、オーガニックコットンがまだ今のように日本で知られていなかった1996年に誕生。ブランド名のPRISTINEは「素朴な、清らかな状態を維持し続けていくこと」という意味。化学染料を使用して色を染めない「無染色」のオーガニックコットンを使い、糸にする段階から縫製までの全行程を日本で行う丁寧でサステナブルなものづくりが多くの人々の共感を呼んでいます。 パジャマ¥21,600/PRISTINE 洗うたびにやわらかくなる、オーガニックコットン×リネンコットンの極上素材。 表側は、リネンのさらりとした清涼感と、コットンのやわらかさと吸湿性を兼ね備えたリネンコットン素材。初夏から真夏まで大活躍してくれる、さわやかな質感です。そして内側はオーガニックコットン100%のダブルガーゼ仕立て。実際に着ると、肌にはオーガニックコットンのみが触れる仕様なので、肌当たりも抜群。洗うたびにどんどんやわらかくなる肌ざわりは、一度着たらやみつき必至な心地よさ。きちんと感のあるシャツカラーデザインは、衿を立ててねれば首もとの汗もしっかり吸い取ってくれるすぐれもの。夏に一枚で着ても心地よく寝られる、イチオシのパジャマです。 素材にこだわっているだけではなく、縫製やデザインにも、着れば着るほどに実感できる細やかな心遣いがちりばめられています。大きくて深い背当て部分は、一晩でコップ一杯もの量をかくと言われる汗対策のため。また、ボタンはより補強性の強い、糸が交差する「クロスづけ」を採用。これは、片側の糸が切れたときにボタンが簡単に取れてしまうのを防ぐため。洗濯頻度の高いデイリーユースなパジャマだからこそのこだわりです。また、素肌に身に着けるアイテムだからこそ、縫製でも肌ざわりのよさを最優先。脇や袖口はより肌あたりのよい「巻き伏せ縫い」に。袖口とすそは、縫い代を裏側に返すことでより肌あたりのよい仕様にしています。ウエスト部分は体形に合わせて調整可能なひもとゴムのダブル使い。見返し部分はステッチを抑え、長期間の利用でも洗濯クズが入りにくい衛生的なデザインを採用。薄すぎず厚すぎず、透けにくい生地感は普段使いにぴったり。どこまでも着る人のことを考えた、やさしいものづくりに脱帽です。 着替えることで眠りのスイッチが入り、良い夢を見せてくれそうなスペシャルなパジャマ。就寝用としてはもちろん、リラクシングウェアとしても着られるシンプルで上品な佇まいなので、24時間やさしさに包まれていたくなりますね。 プリスティン本店03-3226-7110 photograh:Kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Sakura Komiyama
2019年05月03日