春夏の印象が強いフレンチマリンですが、素材や合わせ方を変えれば秋冬でも楽しめます。 10月20日・21日にTENNOZ CANNAL EASTで開催された「Holiday Circus」に訪れた人で、秋冬のフレンチマリンを楽しむ人たちをスナップしてきました。 赤いリブニット&パールピアスでレディシックに盛り上げる 松尾美咲さん20才 「今朝、思い切ってデニムの裾を自分で切りました!!」と松尾さん。そんな切りっぱなしの古着デニムに、一昨日買ったばかりの吉祥寺にある古着屋「coca」のボーダーカットソーを合わせ、「しまむら」の赤いリブニットをイン。 バッグ「coen」、スニーカー「VANS」 ドロップショルダー&バルーンスリーブと、デザイン性の高いボーダーだからこそ、定番スタイルから一線を画すよう。差し色の赤はあくまでも補助ですが、まるでアクセサリーのようにボーダーのカジュアルさを軽減しています。 「LAWRY’S FARM(ローリーズ・ファーム)」のフェイクパールピアスもレディシックな雰囲気を盛り上げます。 サイズ感と着崩しが肝!のゆるっとフレンチマリン 北舘麻愛さん21才学生 今日のコーディネートのポイントはやっぱり、「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」の鮮やかな赤いニット。イベントに合わせて雑誌「FUDGE」を意識したフレンチスタイルには、「H&M」の白基調のボーダーと「ZARA」のホワイトデニムを選びました。 今年らしい着こなしの肝は、クリーンなトリコロールの色合いに反した、肩をあえて落としたルーズ感と、パンツの太さを優先して裾のロールアップを大きくしたサイズ感。 ショルダーバッグは「PA PACK(ペーパック)」のもので、本体には紙を使っています。紙といっても普通の紙ではなく、使用しているのは和紙の産地・山梨県市川大門の和紙メーカーによって開発された破れない紙・ NAORON (ナオロン)で、紙の質感と軽さをもちつつ水濡れにも強い特別な素材なのです。 脇役から格上げ!赤がメインのフレンチカジュアル LEE LOK YEE21才ワーキングホリデーで来日中 赤が占める面積をぐっと上げて、華やかになったフレンチスタイル。「Burberry」のコートの中には、「select MOCA」のボーダーカットソー、「eheka poso(エヘカソポ)」のワイドパンツでトリコロールを完成させます。 折り返した袖から現れるバーバリーチェックが、「Dickies(ディッキーズ)」のバッグのカラーに不思議とマッチ。 足元には定番の「Dr.Martin(ドクター・マーチン)」のダブルベルテッドシューズ。ベルトの窓からはコートと同じくらい赤いソックスが覗きます。 赤をどのアイテムに入れるかで、まったく異なる印象になる秋のフレンチマリンスタイル。いかがでしたか?【Holiday Circus SNAP】はまだまだ続きますので、今年の秋冬ファッションのコーディネートのヒントに、ぜひほかの記事も見てみてくださいね。
2018年10月23日