ASUSTeK Computerは28日、NVIDIA GeForce GT 730を搭載するファンレス仕様のグラフィックスカード「GT730-SL-1GD3-BRK」を発表した。29日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は8,500円前後。2スロット厚の大型ヒートシンクにより、ファンレス化を実現。また、ロープロファイル用のブラケットが付属し、通常サイズのグラフィックスカードとしてだけではなく、ロープロファイル対応カードとしても使うことができる。ASUSが独自にカスタマイズした部品である「Super Alloy Power」を採用する。「GT730-SL-1GD3-BRK」では、GPUメーカーのリファレンスの設計から、耐用年数を2.5倍に向上した高耐久コンデンサ(Super Alloy Capacitor)と、対応電圧を30%拡大したMOSFET(Super Alloy MOS)を使用する。主な仕様は、コアクロックが902MHz、メモリクロックが1,600MHz(データレート)、メモリタイプがDDR3 SDRAM 1GBで64bit接続。PCとの接続バスはPCI Express xx8。出力端子はDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1。カードサイズはW137×D69×H30mm。
2014年11月28日日産自動車は25日、「GT-R」2015年モデルと新グレード「Track edition engineered by nismo」を発売する。あわせて45台の台数限定特別仕様車「45th Anniversary」を設定し、2月3日に発売することも発表された。「GT-R」2015年モデルは、高いパフォーマンスを維持しながら上質な乗り味を実現した2014年モデルの乗り心地を、さらに進化・成熟させたモデル。具体的には、サスペンションのショックアブソーバーの減衰力特性変更やECUのチューニングを行って意図しない車両の動きを抑え、コーナリング時に狙った通りのラインを走行可能にするとともに、荒れた路面などでの修正舵を減少。タイヤの材質や内部構造も見直し、路面追従性や乗り心地が向上している。ブレーキパッド及びパッドとピストンの間のシムの形状変更により、ブレーキの踏み始めからのフィーリングをスムーズにしてコントロール性も向上。その他、ステアリングに伝わるアイドル時の振動や路面から伝わる振動の低減、トランクカーペットの材質変更による静粛性向上、レイズ製ダブルスポークアルミ鍛造ホイール(ハイパーブルーブラッククロームカラーコート)をメーカーオプションとして採用するなどの変更が行われている。「GT-R」2015年モデルの価格は947万7,000~1,058万7,240円(税込)。新グレード「Track edition engineered by nismo」は、「GT-R NISMO」の専用部品を使用することで、よりスポーツ走行に適したパフォーマンスを実現したモデル。おもな専用装備は、「専用ボンディングボディ」「専用拡幅フロントフェンダー(アウトレットダクト付)」「専用サスペンション」「専用スタビライザー(フロント・リヤ 高バネレート)」「専用レイズ製アルミ鍛造ホイール」「専用タイヤ : DUNLOP SP SPORT MAXX GT 600 DSST」となっている。同グレードの価格は1,170万720円(税込)。特別仕様車「45th Anniversary」は、2015年モデルの「Premium Edition」グレードをベースとし、インテリアのセンタークラスター下部の専用エンブレムとエンジンルーム内の専用モデルナンバープレートを施した特別仕様車。ボディーカラーには、2015年モデルにふさわしいヘリテージカラーとして、2001年、「大人のこだわりを満足させるGT-R」をコンセプトに発売された「スカイラインGT-R M・Spec」(R34型)の特別塗装色「シリカブレス」を採用している。この特別仕様車は45台限定で販売され、価格は1,078万7,040円(税込)。
2014年11月25日ポルシェ ジャパンは13日、都内で「マカン」発表会を開催した。ジャパンプレミアを果たした「マカン」ベースモデルのほか、「マカン ターボ」「マカン S」の計3タイプが日本市場に導入される。同車はポルシェ5番目のモデルレンジであり、「コンパクトSUVの新たな境地を切り開くポルシェ生粋のスポーツカー」の位置づけに。「マカン ターボ」「マカン S」は昨年11月のロサンゼルスオートショーで世界初公開され、その約15分後に東京モーターショーでも披露された。「マカン」は今年4月の北京モーターショーでデビュー。3タイプともすでに日本国内での予約受注を開始しており、10月末時点での受注台数は約1,500台とされる。「マカン」ベースモデルは排気量2リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力237PS(174kW)、最高速度223km/h。「マカン S」は3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力340PS(250kW)、最高速度254km/h。サイズは、「マカン」「マカン S」ともに全長4,680mm、全幅1,925mm、全高1,625mmとなる。「マカン ターボ」はポルシェ各モデルの中でも最高峰に位置するとのことで、3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力400PS(294kW)、最高速度は時速266kmで、0-100km/h加速は4.8秒。サイズは全長4,700mm、全幅1,925mm、全高1,625mmとなった。発表会では、ポルシェAG(ドイツ)セールス&マーケティング担当役員のベルンハルト・マイヤー氏、ポルシェ ジャパン代表取締役社長の七五三木(しめぎ)敏幸氏らが登壇。「コンパクトSUVは今後10年間で年率3.5%の成長が期待されています。マカンはポルシェの新しい顧客層を切り開くばかりでなく、長年ご愛顧いただいている世界中のファンにも喜ばれる1台だと思います」とベルンハルト・マイヤー氏は述べた。七五三木氏は「マカン」について、「デビューしたその瞬間から、日本にとって非常に特別なモデル」と紹介。「コンパクトSUVであるマカンのサイズは、日本の道路事情にマッチしたものであると考えます。日本におけるポルシェの新しい顧客層を開拓し、さらなる伸長を続けるためのステップになると確信しています」と説明した。価格は、「マカン」ベースモデルが616万円、「マカン S」が719万円、「マカン ターボ」が997万円(すべて税込)。11月15・16日には、全国43拠点のポルシェ正規販売店にてデビューイベントが開催されるとのこと。
2014年11月13日ドイツのポルシェAGは、今年のロサンゼルスモーターショーでニューモデル3車種のワールドプレミアを行う。「911 カレラ GTS」「カイエン GTS」と、「パナメーラ ターボ S エグゼクティブ」の限定モデル「パナメーラ エクスクルーシブ」シリーズの3車種となる。「911 カレラ GTS」は、「911 カレラ S」と「911 GT3」の間に位置するモデル。最高出力430PSを発揮するエンジンを搭載する。クーペとカブリオレが用意され、それぞれRRと4WDを選ぶことができる。装備面では、スポーツクロノパッケージを含むスポーティなオプション装備が標準装備となる。「カイエン GTS」は、最高出力440PSを発揮するエンジンを搭載し、車高を24mm低くしてスポーティに設定したPASMシャシーを採用する。「パナメーラ エクスクルーシブ」シリーズは、100台のみ販売される限定モデルとなる。ポルシェは米国市場で安定した成長を続けており、1月から10月末までの販売台数は3万9,000台。これは前年同期比11%の伸びとなっている。このうち「911」の販売台数は8,700台を超え、大幅な増加を記録した。また、約6分の1を「ボクスター」「ケイマン」が、約3分の1を「カイエン」が占めている。「パナメーラ」の販売台数は11%増加した。
2014年11月12日ASUSTeK Computerは7日、NVIDIA GeForce GT 720を搭載するファンレス仕様のグラフィックスカード「GT720-SL-2GD3-BRK」を発表した。8日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は7,800円前後。ASUSが独自にカスタマイズした部品である「Super Alloy Power」を採用する。リファレンスの設計から、耐用年数を2.5倍に向上した高耐久コンデンサ(Super Alloy Capacitor)と、対応電圧を30%拡大したMOSFET(Super Alloy MOS)を使用する。2スロット厚の大型ヒートシンクにより、ファンレス化を実現。また、通常サイズのグラフィックスカードとして利用できるほか、ロープロファイル用のブラケットが付属し、ロープロファイル対応カードとしても使うことができる。主な仕様は、CUDA Core数がKeplerベースの192基、コアクロックが797MHz、メモリクロックが1,800MHz(データレート)、メモリタイプがDDR3 SDRAM 2GBで64bit接続。PCとの接続バスはPCI Express xx8。出力端子はDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1。カードサイズはW137×D69×H30mm。
2014年11月07日ポルシェ ジャパンは8日、新型「カイエン」「カイエン GTS」の予約受注を全国のポルシェ正規販売店で開始する。「カイエン GTS」は現行のV8エンジンよりパワフルで燃費性能も向上したV6エンジンが搭載される。「カイエン GTS」では、新たに3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。「カイエン S」のパワーユニットをパフォーマンス重視で最適化したもので、燃料消費量を低減させながら、より高い性能を発揮する。V型8気筒エンジンを搭載した先代モデルと比べ、最高出力は20PS高い440PS、燃料消費量は100kmあたり0.9リットル低減された。サスペンションはポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が標準装備され、車高は「カイエン S」より24mm低く設定されている。ブレーキは、「カイエン ターボ」から流用されたフロント390mm、リア358mmの強力なシステムで、キャリパーはレッドに塗装されている。ベースモデルである「カイエン」はこれまで同様、3.6リットルV型6気筒自然吸気エンジンを搭載。コースティング機能やオートスタート / ストップ機能、サーマルマネージメントシステムといった全般的な効率化対策により、燃料消費量は先代モデルよりも0.7リットル/100km低減され、9.2リットル/100kmとなった。新型「カイエン」「カイエン GTS」は、ロサンゼルスモーターショーにて11月19日にワールドプレミアを果たす予定だ。価格は、「カイエン GTS」が1,389万2,727円、「カイエン」が859万909円(ともに税込)となっている。
2014年11月07日シャープは2014年10月23日、大阪府八尾市のシャープ八尾工場において、メガフリーザー搭載冷蔵庫の出荷式を行った。今回、出荷した冷蔵庫「SJ-GT50A/GT47A」は、大きな食材もそのまま保存できる173リットルの大容量を持つメガフリーザーを採用した製品。冷却器ユニットのコンパクト化により、冷蔵庫各室の容量バランスが最適化されている。474リットルの容量ながら、600リットルクラスに搭載している大容量の冷凍室を搭載しているのが特徴だ。独自の冷凍ケースを仕切ることができる「4切り(しきり)名人」を採用し、収納量が20%増えているほか、冷凍食品がマイナス18度を上回ると味が落ちるところに着目。冷凍室を開閉しても、庫内温度変化が少なくする工夫を凝らしているという。また、プラズマクラスターも搭載し、庫内を清潔に保つことができるという。10月23日の午前10時30分から行われた出荷式では、シャープや協力会社などの関係者250人が参加。挨拶をしたシャープ 執行役員 健康・環境システム事業本部の沖津雅浩本部長は、「今年の家電業界は4月の増税前の駆け込みにより賑わいを見せ、八尾の冷蔵庫工場も業界の伸びを上回る生産量となった。その後、増税の反動や夏場の天候不順により、家電業界にとって厳しい状況が続いている」と、業界の動向に触れつつ、「そのなかでシャープの健康・環境システム事業本部は9月以降、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、空気清浄機をはじめとするプラズマクラスターイオン関連製品を発売し、今後も新たな需要を喚起する製品を投入することで、事業拡大を図る」と語った。そして今回出荷するメガフリーザー搭載冷蔵庫について、「冷凍食品に対するニーズにおいて、冷凍室の大型化、収納の高効率化、食品保存の高性能化という3つの特徴を持つ製品だ。顧客のニーズを捉えており、拡売できると確信している。シャープでは、450リットル以上の冷蔵庫の5割以上をメガフリーザーとし、大型冷蔵庫市場のシェアを高めたい。販売店からも好評であり、初期配荷する店舗数は通常の1.5倍の約5,000店舗になる」と自信をみせた。また、シャープ 冷蔵システム事業部・野間繁雄事業部長は、「メガフリーザーは、ニーズを的確に捉えた斬新な商品。前評判も高く、間違いなくヒット商品になると確信している」と前置きし、「メガフリーザーシリーズで、2014年度下期の新製品販売台数を前年同期比1.5倍にする。450リットル以上の大型冷蔵庫ゾーンにおいて、現在10%のシェアを13%に引き上げる。また、メガフリーザーの品位を高め、すべての方に満足してもらえる商品にする。そして、市場に出たときに傾向不良は起こさない。メガフリーザーでシャープ大賞の獲得を目指す」と5つの決意表明を行った。乾杯の音頭をとったシャープエレクトロニクスマーケティング・細尾忠弘社長は、「市場は厳しい状況にあるが、販売店においては回復基調に転じるための製品として、メガフリーザー冷蔵庫に期待している。これを出荷できることを社員に感謝したい」と語った。さらに、協力会社を代表して挨拶した多田プラスチック工業の前田政利社長は、「ついに出たなぁと感じた商品。日本の食文化が大きく変化するなかで、冷凍食品の増加とともに、冷凍庫を大きくして欲しいという声が大きかったのではないかと感じている」と冷蔵庫に求められる機能の変化に言及。「女性の心を掴んだ冷蔵庫であり、評価されるものと期待している。シャープの冷蔵庫は、霜がつかない冷蔵庫や3ドア冷蔵庫、両開き冷蔵庫といったエポックメイキングな製品を相次いで投入してきた。こうした流れのなかで出てきたのが、メガフリーザー冷蔵庫であると考えている。台数シェアが拡大傾向にあり、そこにメガフリーザー冷蔵庫が投入され、さらに弾みがつくと期待している。メガトン級の販売が可能になる」と新製品に期待を寄せた。その後、社員代表による必勝スローガン唱和のあと、初出荷のために生産された製品がトラックに積み込まれ、トラックが八尾工場を出発した。八尾工場で冷蔵庫の出荷式を行ったのは、4年ぶり4回目のことだという。それだけ今回の製品に同社が強い意気込みがあることを示しているともいえよう。以下、出荷式の様子を写真と動画で追ってみる。
2014年10月24日ポルシェ ジャパンはこのほど、「911」シリーズ初のGTSモデルとなる「911 カレラ GTS」「911 カレラ GTS カブリオレ」「911 カレラ 4 GTS」「911 カレラ 4 GTS カブリオレ」の予約受注を開始した。新しい「911 カレラ GTS」シリーズは、「911 カレラ S」とサーキット用に最適化された公道仕様のスポーツカーである「911 GT3」の間に位置し、クーペとカブリオレの後輪駆動および4WDの4つのモデルで構成される。スポーツクロノパッケージや10mm車高が低く設定された各ダンパーの減衰力をアクティブ制御するPASM、最高出力430PSのエンジンなどが特徴だ。パワーだけでなく効率性も改善されており、加速と最高速度が向上しているにもかかわらず、総合燃費は「911 カレラ S」と同レベルとなっている。ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を搭載する「911 カレラ GTS」の0-100kmh加速はわずか4秒(カブリオレは4.2秒)。最高速度はすべてのGTSで時速300kmを超える。エクステリアは、他のカレラ・モデルと異なり、全モデルにワイドなリアホイールアーチとトレッドを備える「911 カレラ 4」のボディが採用されている。標準装備のセンターロック式20インチホイールはマットブラックに塗装され、専用トリムとブラック仕上げのバイキセノンヘッドライトが高級感を向上させている。価格は、「911 カレラ GTS」が1,702万円(税込)、「911 カレラ GTS カブリオレ」が1,923万円(税込)、「911 カレラ 4 GTS」が1,827万円(税込)、「911 カレラ 4 GTS カブリオレ」が2,017万円(税込)。
2014年10月14日フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、新型「ポロ」の最上級モデルとなる「ポロ ブルーGT」を発表した。最高出力150PSのハイパワーと気筒休止システムなどによる高い燃費性能を両立した。同モデルは、前モデルにも搭載していた「ブルーモーションテクノロジー」と、無負荷運転時に4気筒のうち2気筒を休止するACT(アクティブシリンダーマネジメント)を採用した 1.4リットルの4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は10PS向上して150PSとなった。ACTは一定条件下で走行する際、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと、自動的に2番・3番シリンダーの作動を休止して、経済的なエンジン制御を行いながら走行できる。同時に、ピックアップの良い小径ターボタービンによって、GTカーらしいダイナミックなパワーを提供する。7速のDSGトランスミッションもこのパワーと燃費の両立に貢献し、JC08モード燃費は21.5km/リットルを達成した。エクステリアは空力特性に優れた専用のフロントおよびリヤバンパーを採用。標準仕様に比べて15mmローダウンする専用スポーツサスペンションと、17インチ ダブルスポーク アルミホイールを装着している。安全装備も充実しており、前モデル同様にプリクラッシュブレーキシステムの「フロントアシストプラス」を標準装備した。ミリ波レーダーで前方車両を検知しながら、全速度域で先行車両との衝突の危険を警報音や警告灯でドライバーに知らせるとともに、衝突時のショックを軽減、あるいは回避する。時速30km未満では、「シティエマージェンシーブレーキ」による自動ブレーキも作動する。「ポロ ブルーGT」の価格は283万5,000円(税込)。10月11~13日の3日間、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーでデビューフェアが開催される。
2014年10月08日サファイアクリスタルの加工技術で注目されていたGT Advanced Technologies (以下GT)が米国時間の6日に米連邦破産法第11条(Chapter 11)の適用を申請したことを発表した。GTの名前が知られるようになったのは、米Appleとの提携の報道だ。昨年11月にAppleの新しい製造施設の場所に米アリゾナ州メサが選ばれた際に、GTとのプロジェクトのための施設と報じられた。今年の前半にはiPhoneの新製品のディスプレイ保護ガラスにGTのサファイアクリスタルが採用される可能性が指摘され、9ドル前後で推移していたGTの株価は8月末には19ドル近くにまで上昇した。しかしながら、iPhone 6/ iPhone 6 PlusでGTのサファイア採用が見送られると株価が急落。破産を発表した6日のGTの株価は92.76%減の0.80ドルで終わった。GTは、9月29日時点で保有していた8500万ドルの現金をDIPファイナンスとして再建を目指すとしている。
2014年10月07日ドイツのポルシェAGはパリモーターショーのプレスデー初日となる10月2日、「カイエン S-E ハイブリッド」のワールドプレミアを行う。プレミアムSUVクラスで初めてのプラグインハイブリッド車として、ラグジュアリー4WDクラスで新しいベンチマークを確立する。「カイエン S-E ハイブリッド」のデビューにより、「パナメーラ S-E ハイブリッド」「918スパイダー」と合わせ、ポルシェは3つのプラグインハイブリッドモデルを抱えるリーディングカンパニーとなる。3モデルものプラグインハイブリッドをラインアップするメーカーは世界唯一だ。パリモーターショーでは「カイエン S-E ハイブリッド」のほか、新しくなった「カイエン S」「カイエン ターボ」「カイエン ディーゼル」「カイエン S ディーゼル」も発表する。いずれも効率性の向上に加え、走りとデザインに磨きがかけられ、標準装備が充実している。「カイエン S-E ハイブリッド」の燃費は、100kmあたりわずか3.4リットルで、CO2排出量も79g/kmにとどまる。この数値は同セグメントではトップで、とくに4WD車としては他の追随を許さない数字といえる。未来志向の駆動コンセプトはマーケットでも好評を得ており、2014年1~8月にパナメーラの出荷台数は1万6,698台に達したが、うち「パナメーラ S-E ハイブリッド」は1,513台と全体の9%を占めた。カイエンについても、「カイエン S-E ハイブリッド」が非常に高い割合を占めるものと期待されている。ポルシェは10月2日午前9時35分(CEST)から4号ホールで行われるプレスカンファレンスで、「カイエン S-E ハイブリッド」を世界初公開する。記者会見の模様はインターネットで生中継される予定だ。
2014年10月01日日産自動車は26日、「スカイライン」に高出力・低燃費・軽量なターボチャージャー付ガソリンエンジンを搭載した「スカイライン 200GT-t(次世代ターボ車)」を追加し、6月5日に発売すると発表した。スカイライン 200GT-tは、排気量を抑えて燃費性能を向上しながら、クラストップレベルの動力性能(最高出力155kW : 211PS)を実現したターボチャージャー付ガソリンエンジンを搭載。また、エンジンと併せて開発したオートマチックトランスミッションは、各速度のギヤ比を近づけることでよりスムーズで高効率な変速を実現するとのこと。燃費では、「アイドリングストップ」「直噴ガソリン機構」「可変バルブタイミング」「電動油圧パワーステアリング」「充電制御」などの採用により、JC08モード燃費13.6km/Lを実現。前型スカイライン(250GT, 250GT TypeS)と比べて約20%の向上を果たしている。そのほか、電子制御によってモーターの回転速度を変え、油圧ポンプを調整して操舵力を変化させる車速感応式の「電動油圧パワーステアリング」、操縦安定性を高めるハイブリッド車と同様の新開発リヤサスペンション、エンジンの負荷を低減して燃費向上にも貢献する電動ポンプなどが採用されている。価格は、スカイライン 200GT-tが383万4,000円、スカイライン 200GT-t Type Pが421万2,000円、スカイライン 200GT-t Type SPが456万8,400円。
2014年05月26日ASUSTeK Computerは22日、NVIDIA GeForce GT 640を搭載したエントリー向けのグラフィックスカード「GT640-1GD5-L」を発表した。25日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は12,000円前後。従来製品に搭載したファンと比べて、25%の長寿命を実現した防塵ファンを備える。ほこりが多い環境であっても、メンテナンスなしで長期間にわたり利用できるという。各部にASUSが独自にカスタマイズした高耐久高性能部品「Super Alloy Power」を採用。「GT640-1GD5-L」では高耐久性コンデンサと対応電圧を拡大したMOSFETを使用する。主な仕様は、ベースコアクロックが1,046MHz、メモリクロックが5,010MHz、メモリが64bit接続のGDDR5 1GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 2.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。補助電源コネクタはなし。ハードウェアモニタ機能とオーバークロック設定機能を搭載した、GPU-Zベースの高機能ソフト「GPU Tweak」が付属する。本体サイズは約W145×D69×H26mm。
2014年04月22日日産自動車は、2012年『ロサンゼルスモーターショー』(会期 : 11月30日~12月9日)に、2014年型「GT-R」や、デザインコンセプトモデルの「ハイクロス・コンセプト」、西海岸デビューとなるレーシングカー「デルタウィング」などを出展した。また、新型「アルティマ」、新型「パスファインダー」、新型「セントラ」等を含む同社フルラインナップの展示も行われてる。2014年型GT-Rは、545馬力のツインターボ3.8LV6エンジンを搭載し、圧倒的で存在感のある外観を維持しながら、プレミアムインテリアを含む多くのアイテムの商品力を向上させたとのこと。2013年1月に北米で発売予定。北米初公開となる「ハイクロスコンセプト」は、日常生活での実用性と斬新なスタイルの両方を兼ね備えたコンセプトカー。パワートレインは、1モーター2クラッチ方式のハイブリッド方式を採用し、3列シートで7人乗りの室内空間を確保している。「デルタウィング」は、西海岸での初デビューとなるレーシングカー。刺激的なエクステリアデザインと軽量かつ低燃費な性能が注目されている。2012年6月のルマン24時間レースでは、他のレースカーからの接触により途中リタイアしたが、その後アトランタで行われたプチ・ル・マンでは総合5位で完走している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日スイス時計史に名を連ねるPorsche Design社(ポルシェ デザイン)の設立40周年を記念して発表された限定ウォッチが日本に初上陸する。記念ウォッチは、2010年から毎年発表されているクラッシックアイテム「HeritageCollection(ヘリテージ・コレクション)」、世界で始めて発売されたオールブラックのリストウォッチ「P’ 6510 Black Chronograph(ブラック・クロノグラフ)」が登場する。ヘリテージ・コレクションは、2010年から2012年にかけて「Heritage P’ 6510」というラインから毎年発表されており、2010年には、1980年に登場した初のチタニウムを採用したリストウォッチ、2011年は、1878年に登場した初のコンパスを内蔵したモデル、2012年には1972年に発表されたブラック・クロノグラフがそれぞれ限定モデルとなって登場している。各モデルには限定ナンバーが刻印され、1~100は3部作をセットにしたスペシャルボックスで販売される。中でも1972年に発売されたブラック・クロノグラフは、世界で初めてのオールブラックカラーで登場したウォッチで、インデックスと針を除いて全て黒で作られており、完璧な視認性を得ることが出来る。ポルシェ デザイン社は、1972年に伝説の名車「ポルシェ911」をデザインしたFerdinand Alexander Porsche(フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ)により設立され、世界で始めてリストウォッチにチタニウムを採用するなど、スイス時計史に残る名作を残してきた。現在はウォッチだけではなく、サングラスや筆記用具、ファッションアイテムなど幅広い商品のデザインを行っている。【ブラック・クロノグラフ】価格:¥661,500ムーブメント:自動巻 ETA7750、Porsche Designローター機能:日付・曜日表示、クロノグラフ(30分、12時間積算計)、タキメーター、10気圧防水元の記事を読む
2012年12月02日ビー・エム・ダブリューは9月20日、直列6気筒エンジンを搭載した「ニューBMW K 1600 GT」を発売する。すでに販売されている「K 1600 GTL」よりスポーティなキャラクターとしており、シート高の調整機能も備える。1,600cc、水冷直列6気筒のエンジンは「K 1600 GTL」と同じで、最高出力は160PS。6気筒ならではのシルキーな回転フィールがライダーを魅了する。濡れた路面などさまざまな路面に対応するため、「Rain」「Road」「Dynamic」の3つのモードが用意され、160PSを無理なく使いこなせる。DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)も装備。「K 1600 GTL」と大きく異なるのはライディングポジションで、適度に前傾し、アクティブなライディングも可能となるスポーティなポジションへと変更された。単にハンドル位置を変更するだけではなく、フットレスト、シート、ハンドルの3点のポジションを人間工学的に最適化し、長距離ツーリングでの快適性も損なっていないという。シート高をライダーの体格に合わせて2段階に調整することもできる。装備面ではキセノンヘッドライト、グリップヒーター、シートヒーター、クルーズコントロール、オンボード・コンピューターなどが標準装備となっており、同車のツーリング向けモデルのフラッグシップにふさわしい快適性を備えている。価格は285万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日ポルシェ ジャパンはこのほど、新型911の4WDモデルである「ニュー911カレラ4 / カレラ4S」の予約受注を開始した。それぞれにクーペとカブリオレがラインナップされるため、4車種同時の登場となる。911はこれまでも新型が登場すると、やや遅れて4WDモデルがラインナップされてきた。そのため、今回も予定通りの投入といえる。注目の4WDシステムは、アクティブ制御の4WDに最新仕様のポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)を融合。リアのトルク配分を重視しているのでエキサイティングな走りを楽しめ、4WDならではのトラクションやスタビリティも発揮する。エンジンは「カレラ4」「カレラ4 カブリオレ」が、「カレラ」と同じ3.4リットルで350PS。「カレラ4S」「カレラ4S カブリオレ」は3.8リットルエンジンを搭載し最高出力は400PSに達する。0-100km/h加速は装備による違いがあるものの、4.1秒ときわめて速い。最高速度は299km/h。これまでの4WDモデル同様、リアセクションがワイド化されており、ホイールハウスが左右それぞれ22mm拡大している。タイヤサイズもカレラより10ミリワイドになっている。価格は「911カレラ4」の7速PDKが1,340万円、「911カレラ4 カブリオレ」の7速PDKが1,484万円、「911カレラ4S」の7速PDKが1,609万円、「911カレラ4S カブリオレ」の7速PDKが1,774万円。「カレラ4」「カレラ4S」には7MTも用意される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日LVMHウォッチ・ジュエリージャパンはこのほど、1964年に誕生したタグ・ホイヤーのレジェンダリーコレクション「カレラ」より、マザーオブパールとローズゴールドの輝きがクロスする直営店限定モデルを発表した。タグ・ホイヤーを象徴する同コレクションは、1950年代に開催されたロードレース「ラ カレラ パナアメリカーナ メキシコ」にインスピレーションを受けて誕生した。「カレラ」はスペイン語で「レース」のほかに、「人生」や「道」「キャリア」を意味する。このたび誕生した「カレラ レディ ローズゴールド」直営店限定モデルは、美しい輝きを放つマザーオブパールのダイアルをローズゴールのケースが包み、優美なホワイト、もしくはスタイリッシュなブラックのアリゲーターストラップがセッティングされた腕元に華やぎを添えるタイムピース。全国の直営店(エスパス タグ・ホイヤー 銀座、エスパス タグ・ホイヤー 表参道、エスパス タグ・ホイヤー 心斎橋、エスパス タグ・ホイヤー 福岡、タグ・ホイヤー 大丸神戸店)にて販売される。価格は89万2,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンはこのほど、タグ・ホイヤーを象徴するコレクション「カレラ」より、漆黒のダイヤルが輝きを放つ「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ ブラック マザーオブパール」を発表した。1964年に現名誉会長のジャック・ホイヤー氏が手がけた「タグ・ホイヤー カレラ」は、1950年代に開催された「ラ・カレラ・パンアメリカーナ・メキシコ」に由来して名づけられ、歴代のレーサーやセレブリティたちに広く愛されてきた。このほど発表された「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ マザーオブパール」は、50年近くにわたりオリジナルモデルから脈々と受け継がれてきたタイムレスなデザインを踏襲しながら、漆黒の輝きを放つブラック マザー・オブ・パールがあしらわれた。ケースバックはトランスペアレントなサファイヤクリスタルがセッティングされ、ムーブメントの優美な動きを堪能できる。ケース径41mm、ムーブメントは自動巻き、防水100m(10気圧)で、価格は40万9,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ポルシェ ジャパンはこのほど、「911カレラ S」を30PSパワーアップするパワーキットを発表した。0-100km/h加速が0.1秒の短縮、最高速度は4km/hのアップになるという。新型の「911カレラ S」は昨年末に日本での受注が始まったばかりのニューモデルで、3.8リットルの水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力はNAでありながら400PSを誇る。この「911カレラ S」向けに登場したパワーキットは単一のパーツではなくメーカーの手によるエンジンチューニングのセットメニューといえる。エンジンはカムシャフトとシリンダーヘッドが変更され、共鳴フラップ付きのまったく新しい可変共鳴吸気システムが装備される。排気系も手が入っており、独立したスタイリングを持つ2組の排気管が装備され、ボタン操作で2つの排気ラインが結合されるしくみになっているという。その他、冷却の強化のためにセンターラジエターが追加され、ハードなエンジンマウントやスポーツクロノパッケージもパワーキットに含まれる。パワーキットによりエンジンパワーは430PSへと30PSもアップし、0-100km/h加速はPDKの場合4.1秒から4.0秒へと0.1秒短縮する。しかも驚くべきことに、これだけのパワーアップをはたしていても、燃費はまったく変化がないという。なお、このパワーキットの日本での発売時期や価格については、まだ発表されていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日ポルシェ ジャパンはこのほど、2012年上半期のポルシェの全世界での販売について発表した。新型911を投入した効果などで大幅な伸びを記録し、売上げが前年同期の29.3%増、販売台数が22.5%増となった。2012年上半期の販売台数は6万8,940台で、5万6,272台だった前年同期より22.5%増加した。最も増加率が高かったのは、昨年、新型を投入した911で、前年同期の1万101台に対して1万4,420台を販売。42.8%の増加となった。ついで増加率が高かったのは前年同期の1万1,567台に対して1万5,103台を販売したパナメーラで、30.6%増加となっている。その他のモデルも販売を伸ばしたが、モデル末期となっていたボクスター / ケイマンだけは前年同期6,199台に対して4,008台と落ち込んだ。ポルシェAGの財務担当取締役副社長、ルッツ・メシュケ氏は、「当社の利益率は18.7%で、戦略目標の15%を上回り続けています。当社は、ニューモデルの開発にかかる高いコストにもかかわらず、今年度においても前年度の業績を上回り、利益目標を達成する予定です」として、好調な販売とあわせて利益も確保していることを強調した。今年下半期はすでに発表されている新型のボクスターをはじめ、新型のケイマンや911の派生モデルも登場する予定。来年にはMacanと918スパイダーの生産も開始される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日ポルシェ ジャパンはこのほど、ニュルブルクリンクにおいて「918スパイダー」の開発走行テストを開始するにあたり、最新のテスト車両をマルティーニレーシングの伝統的なデザインカラーリングしたことを発表した。マルティーニレーシングのデザインは、1970年代以降のポルシェレーシングカーに数多く採用され、圧倒的な人気を誇ったカラーリング。マルティーニは1973~1978年にポルシェのオフィシャルパートナーとして活動し、当時のレースで活躍した「908」「917」「935」「936」「911RS」「911RSR」などのマシンがこのカラーリングでサーキットを疾走した。ブルーとレッドのラインが印象的で、スーパーカーブーム世代ならタミヤのラジコンカーでこのカラーリングを覚えている人も多いだろう。「918スパイダー」はポルシェが開発を進めている新世代のスポーツカーで、V型8気筒エンジンと電気モーターのハイブリッドシステムを採用する。総合出力は770PS以上、最高速度325km/h以上、ボディはカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製モノコックボディを採用し、燃費は30.0リットル/100kmに達するなどのスペックが発表されている。今回のテストでは、7分22秒を切るという目標を設定。同車の発売時期などは明らかにされていないが、こうしたテストは開発が最終段階にあることを示すものといえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日ポルシェ ジャパンはこのほど、米国の市場調査会社J.D.パワー・アンド・アソシエイツが行なっているAPEAL(Automotive, Performance, Execution and Layout Study)において、ポルシェが8回連続で最も魅力的なブラントに選ばれたと発表した。J.D.パワー・アンド・アソシエイツはきわめて権威のある市場調査会社で、自動車をはじめ、工業製品、金融、ホテルにいたるまでさまざまなユーザー満足度を調査している。その調査結果は、とくに米国において消費者への影響が非常に大きい。今回のAPEALでは、ポルシェブランドおよびポルシェ911がプレミアスポーツセグメントで、カイエンがミッドサイズプレミアムクロスオーバーSUVセグメントで、それぞれ1位に選ばれ、J.D.パワー賞を受賞した。ポルシェブランドの選出は8回連続となる。APEALはデザイン、快適性、ダイナミックパフォーマンス、実用性など10のカテゴリーに対してオーナーによる評価から集計される。オーナーのみの評価であり、専門家の意見がいっさい介在していないのが大きな特徴。今回の調査は2011年11月から2012年2月までの期間に登録された新車のオーナー、約7万5,000人を対象に行われた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日ポルシェ ジャパンはこのほど、ドイツのポルシェAGがボルグワーナーターボシステムズをサプライヤー・オブ・ザ・イヤーに選出したと発表した。同車はガソリンエンジン用のターボチャージャーについて革新的な技術を持つことが選出の理由。ポルシェAGは昨年度のベストサプライヤー10社を選出し、シュトゥットガルトにある「ポルシェ ミュージアム」でその栄誉をたたえる授賞式を行った。10社のサプライヤーの頂点であるサプライヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得したのはキルヒハイムボランデンにあるボルグワーナーターボシステムズ。ボルグワーナーといえばトランスミッションを連想する人も多いが、1996年にターボチャージャーで有名なKKKを買収してボルグワーナーターボシステムズ社を設立した。同社はポルシェにターボチャージャーを供給しているが、これはガソリンエンジン用としては唯一となるタービン側に可変ベーン採用している。可変ベーンは低回転時に開口面積を小さくすることで過給効率を上げ、高回転時には開口面積を小さくすることで排気圧力を下げ、過剰な過給を防ぐことができる。ターボエンジンの弱点であるターボ・ラグを解消し、低回転からレスポンスの優れたエンジンとすることが可能。ディーゼルエンジンでは広く普及しているが、ガソリンエンジンは排気温度が非常に高温で、これに耐える可変ベーンを製造するのが難しいためほとんど採用されていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日日産自動車は17日、SUV「エクストレイル」の特別仕様車「20Stt」と「20Xtt」を設定して発売したほか、クリーンディーゼル車「20GT」の仕様を向上して発売した。20Sttは、インテリジェントキーやエンジンイモビライザー、フロントバンパー組込みハロゲンフォグランプ、ASCD(オートスピードコントロール装置)などを標準装備とした特別仕様車。4WD車のみで、価格は226万4,850円。20Xttは、ASCDとフロントバンパー組込みハロゲンフォグランプに加えて、キセノンヘッドランプや18インチタイヤ、アルミホイールを標準装備。価格は、2WD車が228万6,900円、4WD車が249万6,900円。20Sttと20Xttともに、エンジンはMR20DE(DOHC 直列4気筒)、ミッションにエクストロニックCVTを採用。乗車定員は5名。クリーンディーゼル車の20GTは、防水シートや全席ヒーター付シート(後席中央を除く)に加え、後席にリラックスヘッドレストを標準装備。価格は6AT車が317万6,250円、6MT車が312万3,750円。乗車定員は5名。エクストレイルのグレード体系も一部見直され、一部グレードは「環境対応車普及促進税制」により、自動車取得税と自動車重量税が50%減税または免税となってエコカー補助金対象車に、20GTはクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金対象車となる。なお、同社の関連会社であるオーテックジャパンも、「20Xtt」をベース車とした特別仕様車「エクストレイル 20Xtt エクストリーマーX」を追加設定して発売した。価格は265万4,400円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日ポルシェ・ジャパンは15日より、911 モデルレンジ、カイエン モデルレンジ、パナメーラ モデルレンジの2013年モデルの受注を開始する。中でも911はフルモデルチェンジした991型の予約開始となり、人気を集めそうだ。おもなモデルについて紹介すると、「カイエン GTS」は「カイエン S」のエンジンをベースに420PSまでパワーアップしたV8エンジンを搭載。8速ティプトロニックSとの組み合わせで、0~100km/hにおける加速は5.7秒。同時に燃費は10.7リットル/100kmを達成している。「パナメーラ GTS」は強化されたブレーキ、10mm低い車高、エアサスペンションなどが特徴のスポーティなグランツーリスモ。快適なだけでなく、サーキットでも優れた走りを見せる。エンジンは4.8リットルの自然吸気V8で、「パナメーラ S / 4S」より30PS高い4,320馬力を発生する。パワートレーンはPDKと4WDシステムの組み合わせだ。燃費は10.9リットル/100km。911は90%のコンポーネンツを一新した完全な新型に。エクステリアは現行モデルの997型と似ているが、中身は大幅に進化している。シャーシはアルミとスチールを組み合わせたインテリジェント構造で大幅な軽量化を達成。エンジンはもちろん水平対向6気筒だが、3.4リットルと現行モデルより排気量が小さくなった。しかし最高出力はカレラが350PS、カレラSが400PSとパワーアップしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日ポルシェ ジャパンは6月1日、ニューボクスターおよびボクスターSの予約を全国のポルシェ正規販売店で受付開始する。同モデルはホイールベースの延長、トレッドのワイド化を行いながら、軽量設計ボディなどにより燃費は最大15%向上している。ニューボクスターは3月のジュネーブショーでワールドプレミアを果たした。フラット6エンジンをミッドシップに搭載するオープン2シーターとして、キープコンセプトの進化ではあるものの、実質的に初のフルモデルチェンジといえる進化を遂げている。スタイリングはややおとなしめだった従来とはうって変わり、アグレッシブな躍動感を感じさせるものとなった。ドアからリアフェンダーのエアインテークにつながる造形など、全体にカレラGTのテイストを感じさせるものとなっている。ホイールベース、トレッドともに拡大されたものの、ボディサイズは全長が34mm、全幅がわずかに1mm拡大したのみ。全高は8ミリ低くなった。インテリアは室内空間が広くなり、最近のポルシェに共通の傾斜したセンターコンソールが採用されるなど、最新のスタイルに刷新されている。燃費は最大15%向上し、モデルによっては100kmあたり8リットル(単純計算で12.5km / リットル)以下に抑えられている。価格は2.7リットルエンジンを搭載するボクスターの6MTが584万円、7PDKが631万円。3.4リットルエンジンのボクスターSは6MTが727万円、7PDKが774万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日「SUPER GT」をプロモートするGTアソシエイションとスポーツテレビ局のJ SPORTSはこのほど、「SUPER GT」予選をニコニコ生放送でライブ配信すると発表した。公式戦8戦と「FUJI SPRINT CUP」を加えた全9戦の予選をすべてライブ配信する。国内で最も人気のある自動車レースとして知られる「SUPER GT」は、今年も昨年と同様、全戦の予選・決勝をJ SPORTSでハイビジョン生中継(第1戦の予選のみ録画)。今年はこれに加えて、新たな試みとして予選の模様をニコニコ生放送でライブ配信する。ニコニコ生放送はドワンゴが運営する日本最大級の動画コミュニティサイトで、配信中の動画に視聴者がコメントを入れられるのが大きな特徴。今回のライブ配信はこのコメント機能によるレースの新たな楽しみ方を提案するという。2012年の配信予定は、第1戦の岡山国際サーキット(3月31日)、第2戦の富士スピードウエイ(5月3日)、第3戦のセパン・インターナショナル・サーキット(6月9日)、第4戦のスポーツランド菅生(7月28日)、第5戦の鈴鹿サーキット(8月18日)、第6戦の富士スピードウエイ(9月15日)、第7戦のオートポリス(10月13日)、第8戦のツインリンクもてぎ(10月27日)、FUJI SPRINT CUP 富士スピードウエイ(11月9~10日)。一部のレースでは公式練習の模様も無料ライブ配信する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日ポルシェ・ジャパンは3月10~11日の2日間、「ポルシェ ニュー911カレラ デビューフェア」を全国のポルシェ正規販売店で開催する。タイプ991となってさらに魅力を増した911を体感できるという。水冷となって早くも3代目となるニュー911は、メカニズム、スタイリングともに911の伝統を守りながら大きな進化を遂げた。ホイールベースを100mm延長し、やや大型化したが、車重は先代モデルより軽量化している。環境に配慮して排気量をダウンし、大幅な燃料消費量低減を達成するとともに、最高出力は先代モデルよりもアップするなど、ポルシェの技術力を魅せつける仕上がりに。デビューフェアでは、このニュー911に触れて、その魅力を心行くまで体感できる。来場者にはプレゼントも用意される。現在、ポルシェ・ジャパンのウェブサイトでは911のキャンペーンも実施中。フォトブックのクーポン券などの賞品が応募者全員にプレゼントされるとのこと。同時開催のポルシェ認定中古車フェアには、安心して購入できる厳選された認定中古車が並ぶ。現在では一般化した認定中古車の草分けともいえるポルシェの認定中古車は、徹底した整備がなされており、充実した保証制度がその品質の証となっている。なお、ポルシェ認定中古車フェアは開催されない正規販売店もあるので、事前にポルシェ・ジャパンのウェブサイトで確認が必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日フォルクスワーゲンはこのほど、8日から開催されているジュネーブモーターショーの展示概要を発表した。同社初の気筒休止技術を採用した新型「ポロ ブルーGT」を世界初公開するなど、多彩な展示車が用意されている。最も注目を集める「ポロ ブルーGT」は圧倒的な燃費性能を誇る。1.4リットルTSIエンジンは140PSとハイパワーでありながら、欧州複合モード燃費で4.7リットル / 100kmを達成。7速DSG仕様では4.5リットル / 100kmとさらに向上する。この低燃費はアイドリングストップ及びブレーキエネルギー回生システム、同社初となる気筒休止システムム「ACT(アクティブシリンダーマネジメント)」によるもの。「クロスクーペ」は昨年の東京モーターショーに続いての展示となる。エンジンを変更し、欧州複合モード燃費は1.8リットル / 100kmと驚異的だ。新世代コンパクトカー「up!」はショーの開催国にちなんだ「スイスup!」などのバリエーションモデルと、商用向けの「カーゴup!」が登場する。「ゴルフGTIカブリオレ」はフォルクスワーゲン史上最強のカブリオレで、最高出力210PS、最高速度は時速237kmに達する。「ザ・ビートル」と「パサート」のRラインは専用デザインパーツを採用したスペシャルモデルで、「ザ・ビートル Rライン」は今年の夏から販売開始。「パサート Rライン」も独立したモデルとして登場する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日