滑らかな食感と濃厚な味わいが特徴の『ポーチドエッグ』。割った卵を直接お湯に入れてゆでるため、「卵白がお湯の中に広がってきれいに作れない…」という人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、筆者が実践してみたポーチドエッグの簡単な作り方を紹介します。簡単&おいしいポーチドエッグの意外な作り方裏技で使用するのが『コーヒーフィルター』です。コーヒーフィルターを準備したら早速作ってみましょう。まず6003の水に酢大さじ2、塩小さじ1を加えて沸騰させます。次にマグカップにコーヒーフィルターをセットし、そこに卵を割り入れてください。やけどに注意しながら、フィルターごと沸騰したお湯の中にそっと入れます。この後、強火で1分半ほどゆでましょう。トングや菜箸でコーヒーフィルターごと卵を取り出し、冷水で冷やします。最後にフィルターをゆっくりと外すと、おいしいポーチドエッグが完成しました。この方法なら、卵白が広がることなく理想のポーチドエッグを簡単に作れます。朝食やブランチに出すおしゃれな一品として、ぜひこの裏技を試して作ってみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年03月18日優雅なモーニングにぴったりなポーチドエッグ。最近ではサラダやマフィンに乗せるなど、さまざまな食べ方が人気を集めていますよね。とはいえ、目玉焼きやスクランブルエッグなどと比較すると、ポーチドエッグは少し難易度が高くなります。筆者もうまく半熟にできなかったり、形を整えたりするのが難しいと感じていました。そこで本記事では、そんな悩みを解決するポーチドエッグの作り方を紹介します。お弁当に使うアレを活用すれば、誰でも簡単に作れる裏技ですよ!簡単にポーチドエッグを作る方法ポーチドエッグを作る手助けをしてくれるアイテムは、シリコンカップです。100円ショップ『ダイソー』で購入した『シリコンおかずカップ8号』を使用しました。まず最初に、沸騰させたお湯にシリコンカップを浮かせます。卵はあらかじめ、別の容器に割り入れておきましょう。次に、お湯に浮かせたシリコンカップに卵を流し入れます。直接シリコンカップに卵を割り入れるよりも、別の容器から少しずつ入れるほうが、白身がこぼれにくいと思います。お湯の中に沈めた状態で弱火にし、3~4分程度放置します。火を止めたらポーチドエッグを取り出し、すぐに氷水の上に移動させましょう。ここで粗熱を取ります。ポイントはなるべく早く氷水に移すこと。わずかでも余熱が入ってしまうと、ベストな半熟のタイミングを逃してしまう可能性があります。あとはシリコンカップから卵を外して完成。シリコンカップなので、裏返しにして押し出すだけで、卵に触れずに取り出すことができます。実は初挑戦だったのですが、きれいに半熟の状態で作ることができました!シリコンカップに入れることで、形が崩れないのが嬉しい点。ただし、火加減の調整とゆで時間には注意してくださいね。「ポーチドエッグをうまく作れたことがない!」という人は、試してみてはいかがでしょうか。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2024年01月19日とろける卵がたまらない、おしゃれな「エッグベネディクト」。カフェでしか食べられないと思っていたあのメニューをおうちで手軽に作るコツをお教えします。「エッグベネディクト」は「ポーチドエッグ」の作り方さえマスターすればあとは簡単。まず「ポーチドエッグ」の基本の作り方をご紹介します。ポーチドエッグができれば、エッグベネディクトを始め、今回ご紹介する他のアレンジレシピも手軽に楽しめます!■「エッグベネディクト」と「ポーチドエッグ」ってどんな料理? 「ポーチドエッグ」とは、ほどよくかたまった白身が半熟の黄身をやさしく包んだ状態の半熟卵。温泉卵に似ていますが、白身がゆるい温泉卵とは違って白身にほどよく火が通っています。「エッグベネディクト」はそんな「ポーチドエッグ」を使ったニューヨーク生まれの朝食メニュー。半分に切ったイングリッシュマフィンにカリカリに焼いたベーコンやハム、サーモンなどと一緒に「ポーチドエッグ」を乗せ、バターと卵黄で作るオランデーズソースをかけたものです。初めて注文した人の名前であるルグランド・ベネディクトが由来になっているといわれています。今ではアボカドやアスパラガスを入れたアレンジなどがある世界で人気のメニューになりました。■簡単!「ポーチドエッグ」の作り方 まず、鍋に水を入れて煮たたせ、塩と酢を入れます。ゆるい沸騰状態で円を描くようにかき混ぜて渦をつくり、常温にもどした卵を1個ずつ中央に割り入れてそのまま静かにゆで、お好みの半熟加減で取り出します。卵は予め容器に割り入れておくとスムーズです。【材料】 卵…2個 塩…大さじ2 酢…大さじ2【作り方】1、鍋に熱湯1000~1500mlを沸かし、塩と酢を入れる。ゆるい沸騰状態で円を描くように菜ばしでかき混ぜる。2、渦を作り、卵を中央にそっと入れる。そのまま静かにゆで、お好みの半熟加減で取り出す。■「エッグベネディクト」を作ってみようポーチドエッグをマスターすれば意外と簡単に作れるエッグベネディクト。おうちで簡単に作れますよ。アレンジして簡単朝食メニューに。■ポーチドエッグのアレンジ4選・ポーチドエッグのせサラダいつものサラダにポーチドエッグを乗せて、卵を絡めながら食べましょう。高級感が味わえるサラダです。・ポークソテーのネギゴマダレがけゴマ油が香るネギソースととろける卵がクセになる一品です。チキンソテーにも合いそうですね。・卵がとろーり!簡単ポーチドエッグのスープ優しい味わいのスープには半熟のポーチドエッグを入れて。半熟加減はお好みで調節してください。・ポーチドエッグのまろやか七草粥ポーチドエッグを崩しながら味の変化を楽しみながら食べて下さい。栄養価の高いお粥です。ホテルライクな朝食「エッグベネディクト」がポーチドエッグをマスターすれば簡単にできちゃいます。アレンジも色々。ポーチドエッグが乗っているだけでちょっぴり豊かな気持ちになりますね。是非お試しを♪
2023年08月24日オシャレなカフェで食べたいメニューとしても人気なエッグベネティクト!イングリッシュマフィンに、ベーコン、ポーチドエッグ、そしてたっぷりのオランデーズソースがかかったとってもおしゃれな一品!今回は自宅でも簡単に作れるエッグベネティクトのレシピをご紹介します。日曜日の朝のブランチに、ゆっくりコーヒーでも飲みながら食べてみませんか?エッグベネティクトってどんな料理?エッグベネティクトは、トーストしたイングリッシュマフィンの上に、ハム(ベーコン)、ポーチドエッグを乗せてオランデーズソースをかけた料理です。エッグベネティクトの発祥は諸説ありますが、1900年頃にアメリカで発祥し、いずれもベネティクトさんにまつわる卵料理ということでエッグベネティクトという名前がついています。一言でエッグベネティクトと言っても、現在では様々な種類があり、ハムの代わりにシーフードを使ったシーフードベネティクトや、ベーコンの代わりにスモークサーモンを使ったサーモンベネティクトなど様々です。いずれもポーチドエッグを使うところは変わりませんので、ベーコンやハム等を色々な食材に変えて楽しんでみるのも良いですね。今回は最もベーシックなベーコンを使ったエッグベネティクトのレシピをご紹介いたします。エッグベネティクトの材料イングリッシュマフィン…2個スライスベーコン…4枚・ポーチドエッグの材料卵…4個塩…大さじ1・オランデーズソースの材料卵黄…2個分レモン汁…大さじ1水…大さじ1塩…ひとつまみバター…180gポーチドエッグを作ろう!綺麗な形のポーチドエッグを作るコツ!器に卵を割り入れ、目の細かい網やザル、もしくは穴あきのステンレスボウルなどに落とします。卵白は大きく分けて、水溶性のさらっとした「水溶性卵白」と、こんもりと盛り上がっている「濃厚卵白」に分かれます。目玉焼きを作った時に外側にべろーんと広がるのが水溶性卵白です。ポーチドエッグを作る時も、この水溶性卵白を取り除くことで出来上がりが綺麗になります。水溶性卵白はさらっとしていますので、卵白を一度揚げ物の網などの上に落としてあげることで、水溶性卵白だけを取り除くことが出来ます。・卵の鮮度と水溶性卵白卵の鮮度が落ちると、濃厚卵白は水溶性卵白に変化していきます。卵を割った時に白身が盛り上がっている方が鮮度が高い卵と言えます。ポーチドエッグを作る時も、鮮度の高い卵を使うとあまり目減りしなくて良いですよ。お鍋にお湯を沸かしましょう。お湯は鍋の深さに対して15センチ~20センチくらいでOKです。お湯の温度は80度。お湯の温度が80度になったら大さじ1の塩を溶かします。お湯の中に卵をそっと入れます。お玉などを使って入れると上手に入れることが出来ますよ。卵を入れてすぐに動かしてしまうと形が崩れてしまいますので、卵を入れた後は動かさないこと。そのまま約5分間80度をキープしたまま加熱し火を止めます。この間にベーコン・マフィンを焼いて、オランデーズソースを作ります。5分経ったら火を止めて、オランデーズソースがまだできていないようでしたら卵はそのまま湯の中に入れて保温しておきましょう。※テフロン鍋ではなく雪平鍋などで作る場合は、卵が鍋底にくっつく可能性がありますので、クッキングシートを引いて作ることをお勧めします。今回はホーロー加工された鋳物の鍋で作っています。鋳物の鍋は底面も厚みがあり、鍋底だけが熱くなることがないので引っ付きにくく、より綺麗なポーチドエッグを作ることが出来ます。イングリッシュマフィンとベーコンを焼きます。卵を茹でている間にパンとベーコンを焼きましょう。卵を茹でている時間は5分なので、タイマーをセットしてその間にちゃちゃっと焼いてしまいます。ベーコンをしっかり焼いていくと、ベーコンから脂が出てきます。この脂をマフィンに吸わせるようにマフィンの両面を焼きましょう。オランデーズソースを作ろう!オランデーズソースの材料(バター以外)をボウルに入れて、ハンドミキサーで攪拌して全体をしっかり泡立てます。この「泡立てる」ことがポイントです。バターは小鍋に入れて加熱して溶かします。バターが溶けてふつふつと泡立ってきたら、先ほど混ぜ合わせた材料の中に注ぎ入れます。Q.アツアツのバターを注いだら卵が固まってしまうんじゃないの?A.バターが小鍋でふつふつしだす温度は約100度で卵黄の凝固温度よりも高いわけですから、通常でしたらバターの熱によって卵黄が凝固してダマになってしまいます。しかし、先ほどハンドミキサーで攪拌した時に卵が泡立って空気をたくさん含んでいます。その空気の層が断熱材の役割を果たすため、卵黄が部分的にダマになることを防ぐことができます。バターを注ぎ入れながら、同時にハンドミキサーで攪拌して乳化させましょう。これは自家製マヨネーズを作る時と同じような工程となります。よく攪拌することでバターの油分が乳化され、脂っぽさがなくなります。ハンドミキサーがあれば楽なのですが、ない場合は泡だて器で頑張ってよくかき混ぜて下さい。出来上がったオランデーズソースです。盛り付けて出来上がり!ポーチドエッグ、ベーコンマフィン、オランデーズソースを同時進行で作るため、ちょっとバタバタしてしまいましたが完成です!両面を焼いたイングリッシュマフィンに、ベーコンを乗せて…その上に水気を切ったポーチドエッグを乗せます。お皿に乗せた後にオランデーズソースをたっぷりかけて出来上がり!サラダやフルーツ、スープやヨーグルトなどを一緒につけると朝食にもぴったりですね!まとめいかがでしたでしょうか?オシャレなカフェでも人気メニューのひとつとなっているエッグベネティクトが自宅で簡単に作れちゃいました!ポーチドエッグを綺麗に作るコツや、オランデーズソースを分離させないで作るコツなどもご紹介させて頂きましたので料理の参考にしてみて下さいね。日曜日の朝にこんなオシャレな朝食が出てきたらご家族も大喜び間違いなしですね!制作協力:オムライス&ダイニングバーkurumariレシピのアイデアをもっと見る
2017年04月12日