ベンジャミン・ウォーカーが、万里の長城をテーマにした新作『The Great Wall』(原題)に出演するようだ。『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック監督が脚本兼監督を手がける本作には、2013年公開予定の『マン・オブ・スティール』(原題)でスーパーマン役に抜擢されたヘンリー・カヴィルの主演が既に決定しているが、今回ベンジャミンもキャストの一員に加わったという。先日、その総延長がこれまで発表されていたものよりも長かったという報道がなされたばかりの世界文化遺産、万里の長城。映画のストーリーは、15世紀、イギリスの戦士たちが中国の地に現れ、モンゴル軍やそれ以上に恐ろしい“何か”が襲ってくるのに備えるべく万里の長城の建設を急ぐというもの。ベンジャミンとヘンリーのほかに、チャン・ツィイーを始めとした中国の大スターも出演を検討中だという。同作は本来今秋にクランクイン予定だったものの、撮影地の中国とニュージーランドの天候不順により、撮影は来年春までずれ込む見込み。ベンジャミンは、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンに扮した『リンカーン/秘密の書』の日本公開を11月1日(木)に控えている。■関連作品:マン・オブ・スティール (原題) 2013年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All Rights Reservedリンカーン/秘密の書 2012年秋、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
2012年06月12日デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンという名優2人の対決が話題を呼んでいる『ザ・ウォーカー』。日本公開に合わせて、産経新聞が監督のひとり、アルバート・ヒューズに電話取材を行った際に、かねてからうわさに上がっていた実写版『AKIRA/アキラ』のプロジェクトに取り掛かっていることを、監督自身が公式に認めたという。本作の監督を務めるアルバート&アレン・ヒューズ兄弟が、大友克洋の人気コミック「AKIRA/アキラ」を実写化するのでは?といううわさは以前からささやかれており、今年の春には「すでに契約交渉に入っている」とも報じられていた。このうわさに拍車をかけるように、ヒューズ兄弟も様々な取材で「影響を受けた日本のコンテンツは『AKIRA/アキラ』」と語っていたが、今回、アルバートが『ザ・ウォーカー』のインタビューの中で、次回作に関する質問に「次は『AKIRA/アキラ』だよ。いまちょうど、ストーリーボードとプロットを書いていて忙しいんだよ」と初めて実写版『AKIRA/アキラ』のプロジェクトに携わっていることを認めた。レオナルド・ディカプリオが製作のひとりに名を連ね、これまで幾度も実写映画化の企画が持ち上がってはお蔵入りとなってきた『AKIRA/アキラ』。スタジオの正式な発表が待たれるが、日本人にとってもなじみの深い作品とあって期待が高まる。偶然と言うべきか、『ザ・ウォーカー』もまた、「AKIRA/アキラ」同様に荒廃した近未来を舞台としている。世界にたった1冊残された本を西へと運ぶ男の旅路、そしてその本を手に入れようとする独裁者との戦いが描かれる。『ザ・ウォーカー』の世界観から、まだ見ぬ『AKIRA/アキラ』のテイストが透けて見えてくるかも…?『ザ・ウォーカー』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:ザ・ウォーカー 2010年6月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC■関連記事:“番長”清原、監督就任の夢語る「修業を続けていきたい」「これはD・ワシントン版『ゴルゴ13』」 デンゼルとゴルゴ13のツーショット実現?『ザ・ウォーカー』D・ワシントンインタビュー映像到着!27キロ減の肉体に注目実写版『AKIRA』監督有力候補の兄弟が最新作取材で「AKIRA」への思いに言及!デンゼル&G・オールドマン新作プレミアに揃い踏み!16分連続アクションに自信
2010年06月23日