ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の来日記者会見が2月21日(水)、都内で行われ、リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、日本語声優を務める石橋陽彩くん、藤木直人、松雪泰子が出席した。■アカデミー賞大本命!世界中が共感する理由は?アニメ界のオスカーと称される第45回アニー賞で、作品賞、監督賞、音楽賞など11部門に輝いた本作。3月5日(日本時間)に発表される第90回アカデミー賞では、長編アニメ賞の大本命に目されている。主人公のミゲルが、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる本作。先祖や家族への愛を描き、世界中が共感する内容について、アンクリッチ監督は「美しくシンプルな物語を意識したから、まさか世界中で大きな反響が巻き起こるとは想像もしていなかった」と驚きの様子。それでも「大切な人を忘れないことの尊さを描いているから、文化や世代を超えて、心に残る作品になれば」と期待を寄せた。モリーナ共同監督も「先祖への思いは普遍的で、誰の心にも訴えかけるものがあるはず」とアピールした。■『トイ・ストーリー3』監督が亡き父に捧げる感動作音楽を愛しながら、“家族の掟”によって音楽を聞くことも、演奏することも禁じられている少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み、そこで出会った陽気なガイコツのヘクターと冒険の旅へ。やがて、先祖にまつわる秘密を知り、重大な決断を迫られる…。実は本作の製作中、アンクリッチ監督の父親は闘病中だったのだとか。「ちょうどアメリカでの公開が始まった頃、本当は劇場に足を運んでほしかったが、体力的に難しかった。それで、父親にはパソコンを使って本編を見てもらったんだ。自分の息子が、すばらしい作品に関わっていることを、とても誇らしく思ってくれたよ。その数日後に、父はこの世を去ったんだ…。人生における忘れられない出来事だよ」(アンクリッチ監督)。■藤木直人が太鼓判!“奇跡の歌声”陽彩くんは「金メダル」会見では主人公ミゲル役の陽彩くんがボーカル、そして陽気なガイコツのヘクターを演じる藤木さんがギターを担当し、アカデミー賞の歌曲賞候補に挙がる主題歌「リメンバー・ミー」が生披露。その情感あふれるパフォーマンスに、アンクリッチ監督&モリーナ共同監督、そして松雪さんも感動しきり。演奏を終えると、陽彩くんは「すごく緊張しましたが、あこがれの藤木さんと初めて一緒に歌えてうれしかった」と安堵の表情。藤木さんは「ここ最近で一番緊張しました。もう、指がプルプルしちゃって(笑)。でも陽彩くんは堂々としていますよね。歌声は金メダルですよ!」と若い才能を絶賛していた。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日松雪泰子、藤木直人、渡辺直美らが日本版声優を務めることで話題のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、新たに意外な俳優やタレントそしてベテラン声優たちが本作に参加していることが明らかになった。■声優界からチョー、立木文彦らが参加!まず声優界からは、大人気作「ONE PIECE」の“ガイコツ”キャラクター・ブルック役でお馴染み、チョーがなんとガイコツ役(事務官)を演じるほか、ジョン・ラッツェンバーガーの吹き替えを多く担当し、ピクサー作品の常連声優である立木文彦が、本作でも字幕版でジョンが演じた歯列矯正医のフアン・ハノキョーセー役を。また、主人公ミゲルのお母さん役に「機動戦士ガンダム00」の恒松あゆみ、ミゲルのひいおじいちゃん(パパ・フリオ)役に、クリント・イーストウッドやアラン・テュディックの吹き替えを多く担当する多田野曜平、ミゲルが大好きな映画の中に登場する修道女役を「マクロスΔ」「アイカツ!」の安野希世乃と、実力派たちが脇を固める。■大方斐紗子、鈴木拡樹ら俳優やタレントもまた、連続テレビ小説「あまちゃん」「ひよっこ」などに出演する女優・大方斐紗子が、ミゲルのひいおばあちゃん(ママ・ココ)役を。死者の国のガイコツの住人たちには、「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」シリーズなどに出演し2.5次元ミュージカル俳優として大注目の鈴木拡樹、情報番組「news every.」に出演するフリーアナウンサー・寺田ちひろ、イケメンハーフモデルのカイミが、それぞれ特徴をもったガイコツのキャラクターで登場する。■シシド・カフカ、スカパラ茂木ら音楽界からも参戦!本作は音楽が重要な鍵を握っており、ミゲルがいたるところでミュージシャンと遭遇するのだが、それらの声優を担当した面々の中には、本物のミュージシャンやアイドル、DJが。まず、ミゲルが生者の国のマリアッチ広場で出会う女性ミュージシャン役に抜擢されたのは、「SKE48」の高柳明音。男性ミュージシャン役には、ラジオDJとして活躍する大抜卓人。そして、ミゲルが死者の国で出場する歌のコンテストのライバル役である“ロス・チャチャラコス”のメンバーに、本作の日本版エンドソングを担当している「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」からシシド・カフカと、「東京スカパラダイスオーケストラ」のドラマー・茂木欣一が挑戦している。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月12日「ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展」が、2018年2月17日(土)から3月11日(日)まで、東京・渋谷ヒカリエ内の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて開催される。ロサンゼルス、ロンドンで開催され話題を呼んだ「ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展」が、今回ジョージ・ハリスンの生誕75周年を記念して日本に上陸。元ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンにフォーカスした本展では、妻オリビア・ハリスンの全面的な協力を得て、ジョージ手書きの作詞原稿22点や、家族写真などが公開される。中でも注目すべきは、忠実に復刻された原寸大の作詞原稿だろう。ザ・ビートルズ時代では、展示会のタイトルでもある「I Me Mine」をはじめ、盟友エリック・クラプトンがソロを取った「While My Guitar Gently Weeps」、ジョージによる傑作ナンバーの一つ「Here Comes the Sun」など代表曲6点、ザ・ビートルズ解散後では「My Sweet Lord」、「All Things Must Pass」など16点の、計22点を展示。それぞれの原稿には、その歌詞にまつわるジョージ自身の解説が添えられた、ファン垂涎の貴重な品だ。また、日本特別企画として、ザ・ビートルズの事実上最後のライブとなった「アップル屋上ライブ」でジョージが着用したマリークヮント(Mary Quant)のフェイクファーコートや、アビイ・ロード・スタジオでのレコーディングで書いた直筆のコードメモ、手紙、直筆サインなども展示される。会場に併設されるショップでは、作詞原稿「I Me Mine」の全世界限定75点のプリント額や、その廉価版のプレント額、オリビアが撮影したジョージ・ハリスンの素顔を写した写真額、リンゴ・スターが撮影したザ・ビートルズ/メンバーの写真額などを販売。展示される作詞原稿や家族写真の精彩な写真も含む書籍「アイ・ミー・マイン増補版」も発売され、購入者には日本限定の展覧会ポスターとトートバッグがプレゼントされる。【開催概要】生誕75周年記念「ジョージ・ハリスンアイ・ミー・マイン展」開催期間:2018年2月17日(土)〜3月11日(日)時間:11:00〜20:00場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery料金:前売券 1,000円(税込)/当日券 1,200円(税込)<チケットの申込方法について>販売先:チケット販売サイト「チケット・トゥ・ライド」のみで受付時間:チケットは、平日は入場日指定チケット、土・日は入場日・入場時間帯指定チケットとなる。前売りチケットを購入の際は、日付・時間帯を要選択。土・日の入場時間帯:<時間帯1> 11:00からの時間帯(最終入場は13:40まで)<時間帯2> 14:00からの時間帯(最終入場は16:40まで)<時間帯3> 17:00からの時間帯(最終入場は19:40まで)※平日は時間帯の指定はないが、最終入場は19:40となる。※各日付・時間帯の販売予定数を終了した場合、終了していなくても混雑時は当日券の販売は行わない。※混雑時など券面に表示された日付、時間帯以外は入場できない場合あり。※ビートルズ・クラブ会員は200円引。当日券購入の際は、会場受付にて会員証の提示が必要。※申込・申込方法の詳細は公式WEBサイト(より。
2018年02月11日インスタの女王としても知られるお笑い芸人の渡辺直美が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の日本語吹き替え声優に抜擢。実在したメキシコの芸術家フリーダ・カーロ役で、ディズニー/ピクサー声優に初挑戦することが分かった。今回渡辺さんが演じるのは、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが死者の国で出会う情熱的な芸術家フリーダ・カーロ。フリーダ・カーロ(1907~1954)は実在のアーティストで、メキシコの紙幣にも描かれるほど国を代表する芸術家だ。本作でフリーダは、創作に夢中になるとほかのことが見えなくなってしまう、情熱的な芸術家として登場する。「ディズニー/ピクサー作品を全部観ているので、すごく嬉しかったです!」と出演決定への喜びを語った渡辺さん。“家族のつながり”を描く本作のテーマに共感したと言う彼女は、「芸人になりたいというのはずっと子どもの頃からの夢でした。でもすごく反対されました。売れる人は一握りなんだから、お前はなれないと最初からすごく否定されて。悔しい気持ちもあり、頑張って親に良い所を見せたいとか、親戚に喜んでもらいたいと思ってやってこられたので、むしろ反対された方が自分のためには良かったのかなと思います。いまは家族も応援してくれていて、家族に自分の頑張っている姿や夢を叶えている姿を見せられて、本当に良かったなと思いました」とエピソードを明かす。フリーダについては、「女性でフリーダに憧れている方は多いですよね。携帯の待ち受けにしていたり、グッズもたくさん出ていたり。いま、メキシコの可愛い色合いがとても流行っているので、いまのこの時代に作品がすごくぴったりだと思いました」と話し、「フリーダの服装が可愛かったので、そういう感じのファッションが2018年夏に増えそう!」と予想した。さらに今回、フリーダの登場シーンの映像も到着。アトリエに迷い込んでしまったミゲルとフリーダが出会うこのシーン。ミゲルと愛犬ダンテを見つけるとものすごい勢いでまくしたて、ダンテを見て興奮したり、アレブリヘというカラフルな動物の説明を始めたり、芸術に情熱を燃やすかなり独特なキャラクターを熱演。実は彼女は、やがてミゲルの協力者となる重要なキャラクターでもあるのだという。一体どのようにかかわってくるのだろうか?『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞が3日(現地時間)、ロサンゼルスで発表され、ディズニー/ピクサーの『リメンバー・ミー』が長編作品賞を始め、候補になった全部門を受賞した。日本から片渕須直監督の『この世界の片隅に』と神山健治監督の『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が長編インディペンデント作品賞にノミネートされていたが、同賞は全9部門で候補になっていた『The Breadwinner』(原題)が受賞した。受賞スピーチには声の出演をしたアンジェリーナ・ジョリーも登壇し、監督や製作者、共演者と喜びを分かち合った。米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』は脚本賞とプロダクションデザイン賞2部門で候補になっていたが、残念ながら受賞はかなわなかった。最多11部門ノミネートで全部門を受賞した『リメンバー・ミー』。メキシコを舞台に、1年に1度だけ亡くなった家族と再会できるといわれる「死者の日」をテーマにした少年の物語で、3月4日(現地時間)発表の第90回アカデミー賞での長編アニメーション部門での受賞に向けて弾みがついた。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2018年02月04日本年度アカデミー賞の最有力候補作品であり、“ピクサー史上最高傑作”との呼び声高いディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。先日発表された藤木直人と松雪泰子に続き、この度、「おかあさんといっしょ」で11代目うたのおにいさんを務めた“だいすけおにいさん”こと横山だいすけが、本作で日本語版吹き替えを担当することが決定した。“うたのおにいさん”として日本全国の子どもから大人まで、広く親しまれ、「日経トレンディ」が2018年ブレイク間違いなしと予測する「2018年の顔」に選ばれた横山さん。そんな彼が劇場公開映画で声優初挑戦となる今作で声をあてるのは、主人公ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っているミゲルのお父さん。小さい頃からディズニー作品が大好きだったと言う横山さんは、「決まってから楽しみでしょうがなかったです!」と喜び、今回の挑戦については「自分ではない誰かを演じるにあたり、“間”が違うといいますか…。“どう話せばいいんだろう”、“どうすればパパのようになれるのだろう”、とすごく悩んだり、非常に勉強になりました。それが自分の引き出しになって、これから色々な歌や演技をする中でどんどん活きて来るのではないかと思ったので、本当にいい経験をさせていただいたなと思います」とコメント。また映画のテーマである“家族”については、「僕の“家族とのつながり”は、まさにうたのお兄さんになるときの家族の応援がやはり一番大きかったです。音楽を学んでいたとき、僕には妹と弟がいるのですが、応援してくれましたし、親も『自分の好きなことを頑張っていきなさい』と応援してくれたので、家族が応援してくれた分、僕も頑張ろうと思えました」と家族のエピソードを明かし、「この作品を知って、音楽を通して繋がる家族の姿というのをすごく感じました。僕もうたのおにいさんとして、まさに映画の中で大切にしているもの、音楽を通して家族が繋がるということを大切にしてきました。そんな僕がとてもお勧めできる作品です!家族みんなで観に行って貰えたら嬉しいなと思います」とメッセージを寄せている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月18日俳優の藤木直人と女優の松雪泰子が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の日本語吹き替え声優を務めることが11日、明らかになった。ともにディズニー/ピクサー声優初挑戦。藤木は、主人公ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪は、家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を演じる。日本時間8日に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞した同作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。主人公は、 音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会うスケルトンのヘクター。そして、タイトルにもなっている曲"リメンバー・ミー"が本作のストーリーの重要なカギを握る。藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険する重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと永遠に家族に忘れられてしまう、という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べる。また、松雪が演じるイメルダは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じたミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。藤木は「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、うれしい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。さらに家族がテーマの本作ということもあり、アフレコ時には「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました」と家族思いのエピソードを明かした。松雪は本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。カラフルな色彩が全編通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と家族への思いも語った。なお、主人公ミゲル役は、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得し、歌とダンスの才能を開花させている13歳の石橋陽彩(いしばしひいろ)が担当。ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、劇団☆新感線出身の俳優橋本さとしが決定した。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年01月12日藤木直人と松雪泰子が、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優として参加することが明らかになった。■藤木直人、主人公の相棒“ガイコツ”役!藤木さんが声をあてるのは、主人公のミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するガイコツのヘクター。日の出までに元の世界へ帰らないと、永遠に家族に忘れられてしまうという最大のピンチに立たされたミゲルに、手を差し伸べる重要なキャラクターだ。またお調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも家族に会いたいという切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えている。アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に」今回ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木さんは、「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。本作について「色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子どもが見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました」と話し、自身の子どもと一緒に観たいという藤木さん。“家族”がテーマの本作ということで、アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。■松雪泰子が演じるのは、主人公のひいひいおばあちゃん一方、松雪さんが演じるのは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から家族に音楽を禁じた、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。楽曲に要注目! 「聴いているだけで胸を打たれました」藤木さん同様、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪さんは、本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子どものころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります」と語る松雪さんは、「一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子どもたちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、いま自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と思いを明かしている。■藤木さん&松雪さんは歌唱シーンも!ディズニー担当者は、「藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」、「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と2人の起用理由を語っており、歌唱シーンもあると明かしている。さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、「劇団☆新感線」出身の俳優・橋本さとしに決定。ミゲルが好きな名曲「リメンバー・ミー」を生前に遺した伝説の国民的ミュージシャンを演じる。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月12日『トイ・ストーリー3』の監督が描くカラフルな“死者の国”の冒険物語、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が2018年3月公開。この度、日本版エンドソングを「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」が担当することが決定。シシド・カフカと「東京スカパラダイスオーケストラ」は、今回が初めてのタッグとなり、ディズニー/ピクサーの音楽に初挑戦する。本作の重要な鍵となるのは、主人公・ミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」。この「リメンバー・ミー」の作曲を手掛けたのは、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。そして今回、この日本版エンドソング「リメンバー・ミー」を、2組のアーティストが初タッグを組み挑戦!力強いドラムボーカルパフォーマンスで一躍有名となったシシドさんと、日本を代表するインストゥルメンタルバンドの「東京スカパラダイスオーケストラ」。本作はメキシコの“死者の日”にインスパイアされて製作されたことから、メキシコ生まれのシシドさんと、中南米でのツアーも精力的に行ない話題となっている「東京スカパラダイスオーケストラ」に白羽の矢が立ったのだ。劇中で主人公ミゲルが憧れる歌手デラクルスが歌う、ミゲルが大好きな曲「リメンバー・ミー」。「東京スカパラダイスオーケストラ」がアレンジした楽しく陽気なリズムとメロディ、そしてシシドさんの透き通るような歌声が一体となった本楽曲は、一度聴いたら忘れられない仕上がりとなっている。シシドさんは、「信じられなかった。人生何が起きるか分からないですね!」と今回のオファーについて話し、初タッグについては「一緒に楽曲アレンジメントできると聞いて、これは絶対に面白くなる!と思いました。この作品との出会いも含めて運命的なチームだなと思いました。とにかく早くみなさんに聞いていただきたいです」とコメント。またミゲルの家は代々音楽を禁じられているという設定の本作。シシドさんは、「私もドラムを反対されていました。女の子なんだから、足開いて座って!なんて言われたり。4年間親を口説き落としたという過去があるので音楽に対しての強い想いとか共感するものがありました」と共通点も明かした。一方、「東京スカパラダイスオーケストラ」ドラムの茂木欣一は「ディズニー/ピクサー作品は『トイ・ストーリー』から大好きで、それからずっと見ていたのでものすごく興奮しました!本当に光栄です!」と喜び、ギターの加藤隆志は「この曲で出会えたのはすごく運命的!南米とスカパラのかかわりもあるし、カフカちゃんの(メキシコ)生まれも」とコメント。さらに、バリトンサックスの谷中敦は今回のアレンジについて、「スカパラらしさをもって、スカパラならではのアレンジにしようと、目いっぱいスカパラの気持ちで演奏させてもらいました。レコーディングもすごく楽しかった!」とふり返っている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。「リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック/ V.A.」は2018年3月14日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年12月05日ディズニー/ピクサーが陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作の日本版ポスターが到着した。到着した今回のポスタービジュアルは、ギターを背負う主人公ミゲルと陽気なガイコツのヘクターが、キラキラと輝くマリーゴールドの道の先に続く、カラフルで美しい“死者の国”へと向かう様子を描いたもの。本国版とは別に各国のバージョンが作られることが多い映画のポスタービジュアル。本作も本国版とは違うデザインの日本版ポスターを制作。今回は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督もデザインを監修した。アンクリッチ監督は「様々な国々で違ったデザインのポスターが制作されることは本当に面白いよ。日本のポスターは特に目を引く美しさがあり、大好きなビジュアルなんだ。だから日本版ポスターを見たファンの方たちが楽しんでくれたらと願っているよ」とコメントしている。また、これまで『トイ・ストーリー3』では「さよならなんて、言えないよ…」、『モンスターズ・インク』は「扉の向こうには、見たこともない世界となぜか懐かしい思い出が、待っています。」、『ファインディング・ニモ』は「誰かニモを知りませんか?」 と、作品の美しさとドラマを感じさせるコピーが多かったのだが、本作は 「それは、時を越えて――家族をつなぐ、奇跡の歌。」というコピーが。“奇跡の歌”とは、ミゲルが大好きな曲“リメンバー・ミー”。この楽曲“には死者の国に迷い込んでしまったミゲルと大切な家族をつなぐ、秘密が隠されている。アンクリッチ監督は、「家族の愛の重要性について描いた作品だよ。先祖や亡くなった愛しい家族のことを、子どもたちの世代に語り継いでいくことが大切なんだ」と家族を描いた物語であると語っている。『リメンバー・ミー』と同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月21日『The Coloured Sky:New Women II』THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton今回展示されているビデオ・インスタレーションは、中国の現代アーティスト、ヤン・フードンの作品『The Coloured Sky:New Women II』。この作品は、2013年の『New Women』の続編で、35mmモノクロフィルム制作を基本としていたフードンが手掛けた初めてのデジタルカラー作品。あえて人工的なセットで造りあげたという浜辺のロケーションで、レトロな水着をつけた魅惑的な5人の女性を映し出し、夢と現実の狭間に浮かぶ「秘密の園」へ観るものを誘います。5つのスクリーンには女性たちと、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術へのオマージュが投影されます。さらに本物の馬と剥製の鹿が登場し、何が真で、何が偽であるか、という中国の故事を引用した映像も挿入されています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton彼のビデオアートは中国の伝統に触発されている一方で、新しい感覚を伝え、観客にとって劇的な経験を生み出します。近年、彼の作品には、これらのビデオを使用するインスタレーションが含まれています。複数の視点を意識した彼の作品は、神話、個人的な記憶と経験を通してアイデンティティの構造と形態を追求しています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 / © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 /© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声/15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton『The Coloured Sky:New Women II』展示概要会期:2017年10月18日~2018年3月11日会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京住所: 東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間: 12:00‐20:00入場料: 無料ヤン・フードン(1971~)プロフィール1971年北京生まれ。中国を代表するフィルムアーティストとして、現在は上海を拠点に活動。当初画家として活動していましたが、フィルム制作へをはじめると、1990年代後半から頭角を現し、中国全土にわたり開催された、影響力のある前衛的な数々の展覧会で紹介されるようになりました。以来、クンストハレ・ヴィーン(2005年、ウィーン)、アジア・ソサエティー(ニューヨーク、2009年)、国立現代美術館(アテネ、2010年)、パラソルユニット(ロンドン、2011年)などで個展を行ったり、世界の著名な国際芸術祭にも参加。2013年のバークレー美術館&パシフィックフィルムアーカイブ(アメリカ)との共催でクンストハレ・チューリッヒで開催された展覧会は、ヨーロッパにおける初の大規模な個展で大きな反響を呼びました。2016年には「Filmscapes」と冠したフードンを大々的に取り上げた展覧会がオーストラリア映像センターとオークランド・アートギャラリー・トイ・オ・タマキで開催されました。ヤン・フードン フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて撮影© Fondation Louis Vuitton / Felix Cornuフォンダシオン ルイ・ヴィトンとエスパス ルイ・ヴィトン東京パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートとアーティストに特化し、同様にそれらのインスピレーションを辿ることができる 20 世紀の作品を扱う芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、フォンダシオンのその独創的で将来の発展に目を向けた芸術への取り組みを体現し、すでに21 世紀を象徴する建築物として認められています。2014年10月の開館以来、100 万人を超える来館者が訪れました。パリにオープンして以来、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、当館にて実施される企画のみならず、他の財団や博物館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取り組みを積極的に展開していくことを掲げています。所蔵するコレクションの展示を目的に東京をはじめ、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京に設けられた文化スペースにて開催する『Hors-les-murs.(壁を越えて)』プロジェクトのアーティスティック・ディレクションを担っています。
2017年11月01日日本を代表する若手実力派俳優・菅田将暉と韓国映画の鬼才にして名優ヤン・イクチュンをW主演に迎えた『あゝ、荒野』。10月21日(土)に後篇の初日を迎えるや、プロ並のハードトレーニングをこなし鍛え上げられた肉体で挑んだ菅田さん、ヤン・イクチュンの迫真の演技に「感じる映画」「心を持っていかれた」と熱を帯びた声が続々寄せられている本作から、2人が選んだ運命の対戦のボクシングシーンが公開された。ふとしたきっかけで出会い、ボクシングジム海洋拳闘クラブの掘口(ユースケ・サンタマリア)のもとでボクシングをはじめた新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。正反対の2人だが、義兄弟のように寝食を共にし、特別な絆が生まれていく。ともにプロボクサーとなり、新次は宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、建二は自分の殻を破るため、もがきながらも心の空白を埋めようとトレーニングに明け暮れる日々。だが、やがて2人の関係も変化し、「新次のようになりたい」という強い思いを持ったバリカンはジムの移籍を決意する。このたび到着したのは、それぞれの思いを胸に、闘うことでしかつながることのできない2人、“新宿新次VSバリカン建二”の運命の対戦を収めた5分超えの本編特別映像だ。後篇の目玉となる2つの試合、新次VS裕二戦、新次VSバリカン戦の撮影は、5日間連続で行われ、最後の試合はセレモニーにしたい、という現場の熱に押されるかのように、撮影中は異様な雰囲気に包まれていたという。リングの真ん中で揉み合い、殴り合う新次こと菅田さんとバリカンことイクチュンの姿に、リングの外で見守るほかのキャストやエキストラによるギャラリーの声援もヒートアップ、何度も「カット!」を叫ばないと現場が止まらないほどになったという。次第に2人だけの世界へと没入していく、このファイトシーンの緊張感、衝撃は一瞬たりとも見逃せない迫真の名シーン。リングの上で拳を交えることで、肉体的、精神的にもすべてをさらけだし、繋がりたいと切に願ったバリカンの思いに応える新次。前後篇、5時間超の長尺である本作で、その興奮が最高潮に達する2人の死闘を、まずはここから確かめてみてほしい。『あゝ、荒野』前篇、後篇は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月31日© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton中国の現代アートと映画を代表するアーティスト、ヤン・フードン(Yang Fudong)を招いた新たな展覧会が、10月18日から翌3月11日まで東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。本展はパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)のアーティスティック・ディレクションの下、所蔵するコレクションの中から主に未公開の作品を世界中のエスパス(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネチア)にて紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として企画された。ヤン・フードンは画家として正規の教育を受け、ビデオ、映画、インスタレーション、写真からなる多岐にわたった作品を生み出しており、夢のように謎めいた視覚言語を創造してきた。フードンはビデオ作品の映写にマルチスクリーンを好んで用い、観る者をその世界に没入させる効果を生み出す。意図的に沈黙を貫く現実味を欠いた登場人物たちは、振り付けのように予め決められた身振りに従って動き、観る者を常に、完璧な美を呈する空間へと誘う。また、フードンは中国の文化的伝統を苦もなく引用する一方、こうした物語を現代社会に関連付ける事柄をつぶさに観察。その結果生まれる時代を超越したストーリーは、現代性と伝統の狭間に生きる世代が世界を問い、探る場となる、ノスタルジックな雰囲気に満ちた異世界へと観る者を引き込む。今回展示されるフォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する「The Coloured Sky: New Women II」(2014年)は、35mmモノクロフィルム制作を基本とするヤン・フードン初となるカラーフィルム作品。この5チャンネル・ビデオ・インスタレーションは、圧倒されるほどの鮮烈な色使いが、彼の表現様式の新たな美的展開を示す。鮮やかに彩色された人工的な世界が描かれた本作は、意図して人工的に作られた浜辺のセットを舞台に、時代を感じる水着を身に着けた、あどけなくも誘惑的な5人の若い女性を映し出し、5つのスクリーンは太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術への言及、そして1頭の馬と1頭の雄鹿が所々に登場する映像を映し出す。片方は本物、もう片方は、剥製の動物たちは何が真で何が偽であるかを諭す紀元前3世紀に遡る中国の故事「鹿を指して馬と為す」を引用している。中国と西洋、両方の様々な時代の映画と文化を様式的に取り込むというフードンの典型的な作風的特徴が見てとれる作品となっている。【展覧会情報】YANG FUDONG THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II SELECTED WORK FROM THE COLLECTION会期:10月18日~2018年3月11日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間:12:00~20:00料金:入場料無料
2017年10月26日菅田将暉とのW主演作『あゝ、荒野』も話題のヤン・イクチュン。2009年、自身で製作・監督・主演・脚本・編集をこなした初の長編映画『息もできない』が、国際映画祭で25もの賞を受賞。以降、日本をはじめ世界が涙し、震えた同作をベストフィルムに名を挙げる役者は枚挙にいとまがない。俳優としては、韓国だけではなく『かぞくのくに』『夢売るふたり』『中学生円山』など多くの日本映画にも出演。繊細で緻密な演技、映画への真摯な姿勢と、親しみやすくチャーミングな素顔を併せ持つ稀代の男に、一度会えば、共演者、スタッフは皆イチコロなのだとか。この秋は『あゝ、荒野』を筆頭に、そんな俳優“ヤン・イクチュン”の魅力が思う存分スクリーンで堪能できる出演作が目白押しだ。■『あゝ、荒野』(前篇:公開中、後篇:10月21日より公開)孤独をブチ壊せ!若者の魂の叫びが青春映画の歴史を塗り替える少年院あがりの新次(菅田将暉)は因縁の宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、理髪師のバリカン(ヤン・イクチュン)は吃音と赤面対人恐怖症の自分自身を変えるため、ふとしたきっかけで出会い、共にプロボクサーを目指す。お互いを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛をみつけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。ライバルにして同志である新次と共鳴し合うバリカンは、リングの上で新次と繋がろうとする。自分をすべてさらけだす2人だけの世界、シンプルでピュアなぶつかり合いの先に彼らは何をみるのか。2021年、ネオンの荒野・新宿でもがきながらも、心の空白を埋めようと生きる2人の男の絆と、彼らを取り巻く人々との人間模様を描くせつなくも苛烈な青春が現代に突き刺さる!●『我は神なり』 (10月21日より公開)『新感染』監督が人間の善悪を浮き彫りにする社会派アニメーション話題作『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が長編2作目に手掛けた社会派アニメーション映画では、ヤン・イクチュンは主人公ミンチョルの声を務めている。ダム建設により、立ち退きを迫られた田舎村で起きたある事件。立ち退き補償金に目をつけたインチキ詐欺教団とその弱みにつけこまれ、盲目的に信仰に傾倒する村人たち。唯一真実を知った荒くれの中年ミンチョルの訴えもむなしく、彼は“悪魔に憑かれた男”の烙印を押されてしまう。誰にも見向きもされず、ひとり立ち向かう男を、イクチュンは熱演する。●『詩人の恋』(第30回東京国際映画祭 ワールドフォーカス部門出品)不遇の詩人と青年との思いがけない恋…。東京国際映画祭の招待作品10月25日より開催される、第30回東京国際映画祭のワールドフォーカス部門に出品されている韓国映画。初短編『One Day to be Passing By』(’07)で釜山国際短編映画祭の最優秀監督賞を受賞したキム・ヤンヒ監督の長編デビュー作。済州島に生まれ育った30代後半の詩人(ヤン・イクチュン)。彼は生計のため、島の学校で詩作の授業の教鞭を執っている。彼の妻は子どもを望んでいるが、彼は気が乗らない。しかし、ついに産科に検査を受けに行く。ある日、ドーナツ店で詩を書いていた彼は、アルバイトの青年(チョン・カラム)に魅了され、これまで感じたことのない感情に支配されてしまう――。済州島を舞台に、ヤン・イクチュンが不遇の詩人である穏やかな男に扮し、妻役に『テロ,ライブ』『王の運命―歴史を変えた八日間―』のチョン・ヘジンを迎えた話題作。詩人と青年の愛といったテーマが重層的に流れていく。この秋、世界中から愛される変幻自在のマルチ俳優ヤン・イクチュンから、目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2017年10月22日寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、菅田将暉とヤン・イクチュンW主演作『あゝ、荒野』の前篇がもうすぐ公開される。この度、前篇公開に先立ち、後篇のポスタービジュアルと特別映像が公開された。今回到着したポスタービジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンの2人が、リング上で対峙する姿を切り取ったもの。鍛え上げられた肉体を披露しているこのポスターには、「振り向くな、 後ろには夢がない。」という言葉の天才・寺山氏の一節も書かれている。またあわせて公開された特別映像は、監督もクルーも入らず、菅田さんとヤン・イクチュンの2人だけで撮影し合い、“新次とバリカン”としての日常を収めたもので、2人の仲の良さが垣間見える仕上がりに。ジムのリングでスパーリングする様子やトレーニング中の食事風景、共に暮らすトレーナー・堀口(ユースケ・サンタマリア)の部屋に忍び込み、女性からもらった花束に湧き立つ2人の様子などが映し出され、「兄貴!」と連呼する新次に笑顔で応えるバリカンの様子は、まさに兄弟のようで微笑ましい、主人公2人のアナザーストーリーをイメージさせる映像となっている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月05日若手実力派の筆頭格・菅田将暉と、韓国映画『息もできない』で世界を席巻したヤン・イクチュンがW主演を務める『あゝ、荒野』。このほど、その魅力を3分半に凝縮したプロモーション特別映像が公開。さらに、本作の第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門への出品が決定した。いまなお世代を超えたカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、唯一遺した傑作小説を、『二重生活』の岸善幸がメガホンをとり、2021年の新宿を舞台に再構築して映画化。そんな本作からこのたび公開されたのは、メイキングシーンや、菅田さんやヤン、ユースケ・サンタマリアのインタビューが凝縮された約3分半もの特別映像。菅田さんとヤンは階級を合わせるため、それぞれ10kgの増量と10kgの減量というウエイトコントロールを実施したそうで、トレーニングに励む貴重なメイキングシーンほか、本編映像もふんだんに盛り込まれている。W主演の2人はお互いの印象について、「ヤン・イクチュンって、やっぱりあぶねぇな、と思いました。もちろんいい意味で!」と新次役の菅田さんが語れば、バリカン役のヤンは「本能的に演技をする、スリムな身体の中にエネルギーを感じる」と語り、称え合う姿が印象的。また、2人がボクシングを始めるきっかけを作り、傍らでいつも見守っていたボクシングジムのトレーナー・堀口役を演じたユースケさんは、「(この映画を)スポ根ものって受け取る人もいるけど、そうじゃなくて…、これはもう『あゝ、荒野』なんですよ」と、いつものジョーク抜きで(?)熱く語っている姿も必見だ。さらに、本作が10月12日~10月21日まで開催される、アジア最大級を誇る第22回釜山国際映画祭への出品が決定。岸監督は本作で初参加となる。アジアの若手監督の才能を見つけ出し、アジア映画の成長をサポートすることに生涯を捧げていた釜山国際映画祭の創設メンバーであり、先日、カンヌ滞在中に急逝したキム・ジソク氏の名を冠せた「キム・ジソク特別賞」が今年から新設され、本作もノミネートされている。10月14日(木)に公式上映が行われ、菅田さんとヤン、岸監督の参加が予定されている。出品決定にあたり、菅田さんは「岸監督、スタッフ、キャスト全員が命を削り、本気で挑んだこの作品が日本をはじめ、世界中の方々にもご覧いただけるという素晴らしい機会をいただき本当に嬉しく思っています。この熱量が多くの人に伝わるのではないかと今から楽しみです」とコメント。ヤンは、「この作品が、釜山国際映画祭に参加できるようになったこと、誠に嬉しく、そして誇らしく思います。私たちの映画、『あゝ荒野』は、日本だけでなく、全世界の観客にも十分共感できるものだと確信しています」と、自信を覗かせている。岸監督も「この作品を携え、菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんとともに、釜山映画祭に参加できることを嬉しく思います。5時間を超えるこの物語が、世界の観客の皆さんにどのように受けとめてもらえるのか、いまからとても楽しみです」と、気合いの入ったコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日陽気でカラフルな“死者の世界”を舞台にしたディズニー/ピクサーの『リメンバー・ミー』と、ファン待望の最新作『アナと雪の女王/家族の思い出』の同時上映が決定。アナとエルサが新コスチュームを披露する、日本オリジナルのポスタービジュアルも初解禁された。世界中を感動で包み込んだ、アカデミー賞2部門受賞の『トイ・ストーリー3』リー・アンクリッチ監督の最新作となる『リメンバー・ミー』。その同時上映となるのは、通常の短編作品ではなく、22分の新たな物語を描いた『アナと雪の女王』の最新作。「家族」というテーマが共通となり、全米でも11月22日より同時上映される。両作品の製作総指揮であるジョン・ラセターは、「皆さまに、2つの新作をお届けします。1作は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがお送りする『アナと雪の女王/家族の思い出』です。『アナと雪の女王』の愛すべきキャラクターたち、アナ、エルサ、そしてオラフが再び、大スクリーンに戻ってきます。もう1作は、ピクサー・アニメーション・スタジオがお送りする『リメンバー・ミー』です」と紹介。「『家族』というとても大切なテーマをこの2作を通じて、日本の皆さまにも『家族の絆』と『家族の大切』を感じていただきたいです。この2作品をどうぞご家族や愛する人と一緒に、映画館で大いに楽しんでください。ドウモアリガトウゴザイマス」とコメントを寄せている。『アナと雪の女王』といえば、日本での国内動員2000万人超え、洋画アニメーション史上歴代NO.1を記録し、主題歌「Let It Go~ありのままで~」も大ヒットするなど、日本中に“アナ雪”という社会現象を巻き起こしたディズニー・アニメーションの金字塔。4年の時を経て、日本中が待ちわびた最新作が完成。今回、新コスチュームを着ているエルサとアナの姿も描かれている日本オリジナルのポスタービジュアルでは、雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンなど人気キャラクターたちも再結集。魔法でオラフとスヴェンを包み込むエルサと、それを見守るアナ――。この2人の姿から、前作で“真実の愛”を見つけた姉妹たちがどんな物語をみせてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。一方、ピクサーが初めて“音楽”をフィーチャーした作品として話題を呼んでいる『リメンバー・ミー』の主人公は、音楽が大好きなギターの天才少年ミゲル。夢のように美しく、テーマパークのような“死者の国”に迷い込んでしまったミゲルに、正体不明の謎のガイコツ・ヘクターが手を差し伸べ、ミゲルの一族に隠された驚くべき“秘密”の存在に気づき冒険を始める、というストーリー。“家族の絆の物語”を“最高の音楽”で綴る、ディズニーとピクサーの新作同士のタッグが、いまから待ち遠しい。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』 は3月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月30日ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(2018年3月16日公開)と同時上映になる作品が、大ヒット映画『アナと雪の女王』の最新作『アナと雪の女王/家族の思い出』に決定したことがこのほど、明らかになった。『アナと雪の女王/家族の思い出』は、短編ではなく22分の新作となる。このたび、新コスチュームを着ているエルサとアナの姿が描かれている『アナと雪の女王/家族の思い出』の日本オリジナルのポスタービジュアルもお披露目。雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンなど人気キャラクターたちも再結集している。魔法でオラフとスヴェンを包み込むエルサと、それを見守るアナ……2人の姿から、前作で"真実の愛"を見つけた姉妹たちがどんな物語をみせてくれるのか、期待が膨らむ仕上がりになっている。一方、ピクサーが初めて"音楽"をフィーチャーした『リメンバー・ミー』は、アカデミー賞2部門受賞『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督の新作。主人公は、音楽が大好きなギターの天才少年ミゲル。悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟がある。大切な家族か、ミュージシャンになる夢を目指すか悩むミゲルは、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出ることを決意する。そして、ある出来事によりテーマパークのような“死者の国”に迷い込んでしまったミゲルは、謎のガイコツ、ヘクターと出会い、2人はミゲルの一族に隠された驚くべき秘密の存在に気づき冒険を始める。両作品のチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターは、日本に向けて「愛すべきキャラクターたち、アナ、エルサ、そしてオラフが再び、大スクリーンに戻ってきます」とメッセージ。「『家族』というとても大切なテーマをこの2作を通じて、日本の皆さまにも『家族の絆』と『家族の大切さ』を感じていただきたいです。この2作品をどうぞご家族や愛する人と一緒に、映画館で大いに楽しんでください。ドウモアリガトウゴザイマス」とコメントを寄せている。
2017年08月30日菅田将暉、ヤン・イクチュンのW主演が話題の映画『あゝ、荒野』の完成披露上映会舞台挨拶が8月27日(日)、都内にて行われ、菅田さん、イクチュンさんら全10名が「孤独をブチ壊せ」と描かれた壁をブチ破って登壇した。ボクサー役を演じるにあたって、撮影の半年前から肉体改造を行ったという菅田さんは、「僕とヤンさんの体重差が、撮影半年前は20キロ。僕は50数キロ、ヤンさんが70数キロで、劇中では60数キロに(合わせる)という絶望的なスタートだったんですけど、僕は増量&ヤンさんは減量しました」と、壮絶な過程を告白。しかし、見事にリバウンドしたというイクチュンさんは、この日ややぽっこりしたお腹を菅田さんに見せつけており、愛おしそうになでられていた。『あゝ、荒野』は、寺山修司による唯一の長編小説を前後篇の2部作で映画化した、魂を揺さぶる衝撃作。ふとしたきっかけで出会った、見た目も性格も対照的な新次(菅田さん)とバリカン(イクチュンさん)。しかし孤独を抱えているという共通項があったふたりは、ジムのトレーナー・片目(ユースケ・サンタマリア)とプロボクサーを目指すように。いつしかお互いを想う深い絆と友情を育み、成長していくが、ある宿命に直面することになる。トレーナー役のユースケさんは、「心が痛かったです。俺の愛する菅田くんとイクチュン、山田(裕貴)くんがリングの上でボロボロになっていくんです」と言えば、でんでんさんも「何回でもやるんだもんね!よく皆、スタミナがあったね」と盛り上げる。しかし、ユースケさんが、「でんでんさんが来て1日で突き指をして、ジャブしか受けられなくなった(笑)」とバラすと、ボクサーチームも大盛り上がり。続けてユースケさんが「(イクチュンさんを鍛える)シーンを、全部ジャブでしのいだ。でんでんさんの力ですよ、俺はできない!」と褒めそやすと、菅田さんも「でんでんさんが現場にきてから士気が上がりました!」と存在を讃え、イクチュンさんも「でんでんさんは、ボクシング選手を育てるのではなく超人を育てるトレーナーでしたね」とニヤリとしていた。そんな菅田さんと山田裕貴による、激しいスパーリングも本作の見どころのひとつ。ボディには本当に当たっていたというエピソードトークを繰り広げたふたり、山田さんが「お芝居を超えたっていうか、本当にボクシングをしていたのが画に出ていたからよかった」と満足気な表情でつぶやくと、すかさず菅田さんが「その後、某少女漫画原作作品でお会いしたときは、何こいつ気どってるんだろうって思った(笑)」とバラすと、山田さんも「そうだね、かっこつけてたよね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。そのほか、完成披露上映会舞台挨拶には、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、木村多江、岸善幸監督が出席した。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinamacafe.net)
2017年08月27日新宿ピカデリー9周年記念『息もできない』特別上映が8月7日(火)、同所にて行われ、製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュンと、俳優の東出昌大がトークイベントに登壇した。本作の大ファンであるという東出さんは、ヤン監督と念願の初対面を果たし、熱狂のあまり質問攻めにした。役者としても活躍するヤン監督と、「もし共演するなら?」とMCから聞かれた東出さんは、「本当にそんな話がもしあるならば、ありがたいです!どんな役でもやりたい次第です!」と前向きに受け入れていた。2009年の公開時、世界の国際映画祭や映画賞で25以上もの賞に輝いた『息もできない』は、イクチュン監督の初長編デビュー作。父への怒りと憎しみを抱いて、社会の底辺で生きる取り立て屋で生計を立てる愛を知らない男と、傷ついた心を隠して勝気にふるまう愛を夢見た女子高生が出会い、惹かれ合い、やがて運命を共にしようとする切ない物語。「全シーン、全カットいい!どこから突っ込んでいいのか、わからないくらい素晴らしい!」と絶賛する東出さんを前に、イクチュン監督もニコニコと嬉しそうに笑顔を振りまいた。イクチュン監督も、東出さんの出演作を観たと話し、「『桐島、部活やめるってよ』を観ました。無表情な中にも、重みの感じられる演技が印象的でした。監督にとっては、俳優の序盤の頃の作品がとても大事かなと思っています」と感想を伝えられると、恥ずかしいのか、東出さんは照れ笑いを浮かべた。もし共演できるなら、という話に花を咲かせた2人。イクチュン監督は、「もし実現するなら『ロード・オブ・ザ・リング』のような感じで、CGで東出さんをホビットにして、私をガンダルフにして、一緒に出演できたらいいですね(笑)」と突拍子もない案をぶつけたが、東出さんは「ぜひ!」と笑顔で応じていた。韓国や台湾などのアジア映画を敬愛している様子の東出さんは、「ヤン監督は日本と韓国の橋渡しをしてくださる方でもあると思うんです。国境をまたいで、境界をまたいで、芸術分野でお互い頑張れるのは素晴らしい。尊敬していますし、こっちも尊敬される役者や作品であれればと思います」と、日本の役者としても気合いを入れていた。『息もできない』は新宿ピカデリーにて、8月7日、8月8日、8月10日<三夜>限定上映。(cinamacafe.net)■関連作品:息もできない 2011年1月22日よりシネマライズにて期間限定公開
2017年08月07日俳優やアーティストとして活躍する菅田将暉と、韓国の名優・ヤン・イクチュンがW主演した映画『あゝ、荒野』。10月より前後篇2部作公開となる本作から、「BRAHMAN」の主題歌が切ない予告編とポスタービジュアルが到着した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が唯一遺した傑作小説「あゝ、荒野」を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸監督が満を持して映画化に挑む本作。舞台を1960年代から近未来へとおきかえ、かつて母に捨てられた新次役を菅田さん、吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二役をヤンが演じるほか、2人の人生を一転させるキーマン・ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、新次の宿命のライバル・裕二役を山田裕貴、ジムのオーナーの愛人・京子役を木村多江。さらに今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが出演している。到着した予告編では、親に捨てられ、怒りに身を任せ自分自身も持て余すほどのエネルギーを放つ年院上がりの新次と、自分の中に抱え込み吃音と赤面対人恐怖症で誰にも打ち明ける術を知らなかったバリカンの運命的な出会いからスタート。何も持たなかった2人だが、ボクシングを通して自分とはなんなのかを模索し、人生を変えるために決断していく様子が、彼らを取り巻く人々と共に、“新宿”の荒野に映し出される。さらに、パンクバンド「BRAHMAN」が歌う切なげな主題歌「今夜」が、ボクシングへの情熱で心の空白を埋めようとする2人の刹那の青春をより一層盛り上げている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年07月19日黒木メイサ、桐谷美玲ら数多くの人気女優を輩出してきた芸能事務所・スウィートパワーの新人・竹内愛紗(たけうち・あいさ=15)が、デビュー3カ月で漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(6月29日発売・31号)の表紙と巻頭グラビアを飾る。竹内は、同事務所が約1年かけて説得して芸能界に引き入れた逸材。同誌編集部との顔合わせでグラビアに抜てきされることが決定した。スタッフは、その印象を「驚くほどの小顔に印象的なまっすぐな瞳、透明感溢れる肌、そしてスラリと伸びた手足。正統派美少女に必要な要素をすべて兼ね備えた、まだあどけなさの残る、まっさらな15歳」と語る。表紙は、7月2日にアニメ放送がスタートする人気漫画『潔癖男子!青山くん』とのコラボ。竹内の「清潔感」が漫画のイメージと重なり、表紙への出演も決まったという。竹内には、芸能界デビューとほぼ同時に一枚の写真がきっかけで「Y!mobile」CM出演が決まったという逸話がある。実力と共に運も兼ね備えた美少女が、同誌で新たな一歩を踏み出す。竹内は、「まさかこんな大役を自分がやらせて頂けるなんて……という驚きと嬉しさでいっぱいです」と感激。「撮影では、海に行き綺麗な貝殻を集めたり、水遊びをしたり、大きいスイカを丸かじりしたり、自転車も久しぶりに乗りました!」と撮影を振り返り、「本当に楽しくて、子供のようにはしゃいで遊びました。そんなありのままの私をぜひ見てほしいです」と読者に呼び掛けている。2001年10月31日生まれ。福島県出身。身長164センチ。小学校の頃から吹奏楽部に所属してトロンボーンを担当し、小・中学ともに全国大会に出場するほどの腕前。もともと地元の福島でも美少女として有名で、事務所のスカウトがきっかけで芸能界入りすることになった。(C)藤本和典/週刊ヤングジャンプ
2017年06月27日2011年には蜷川幸雄演出で舞台化もされた寺山修司の傑作小説を、菅田将暉×ヤン・イクチュンのW主演で『二重生活』の岸善幸監督が満を持して映画化に挑む『あゝ、荒野』。この度、本作の原作本が、主演を務めた2人が写る映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で、期間限定発売されることが決定した。かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして 注目され続けている寺山氏が、唯一遺した長編小説「あゝ、荒野」。今回は6月17日(土)より全国約5,000書店にてスタートする角川文庫の夏の書店フェア、「カドフェス 2017」に合わせ、原作本が映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で刷新されることが決定。通常の帯サイズよりも大きい文庫版ブックカバーサイズで期間限定展開される今回のビジュアルは、菅田さん演じる新次とヤン演じるバリカンの2人の力強い眼差しが印象的となっている。映画では主演の2人のほか、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、山田裕貴、木村多江、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也らが参加。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年06月17日現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」で元ヤンの“職人女子”室園美琴を演じているのが、2年前に「AKB48」を卒業、その後女優として活躍している川栄李奈だ。グループ卒業以降、女優として一気にブレイクした川栄さん。その“飛躍”の理由とは?「フランケンシュタインの恋」は120年もの間、人間界から遠ざかっていた綾野剛演じる“怪物”が、二階堂ふみ演じる津軽継実に出会い恋に落ちるが、怪物にはある秘密があり、それが怪物を苦しめていく…という物語。川栄さんは怪物が住み込みで働くことになる稲庭工務店の大工職人・室園美琴役で出演している。「AKB48」がブレイクを果たした2010年7月にグループ入り、同年11月に研究生公演でデビューした川栄さんは、2012年の「真夏のSounds good !」で初の選抜メンバー入り、ユニットデビューも果たしファンの間で次世代エース候補と目されるようになった。一般には「めちゃイケ」での“おバカキャラ”で注目を浴びた彼女だが、当時から“女優への思いを持っていた”という。2011年に「マジすか学園2」で女優デビューすると2014年には「セーラーゾンビ」でドラマ初主演を飾る。「AKB48」在籍時はグループ関連のドラマ出演が多かったが、同年秋には宮藤官九郎脚本、「関ジャニ∞」錦戸亮主演による「ごめんね青春!」に出演するなど単独での女優仕事もこなし、2015年夏のグループ卒業後は怒涛のごとく女優業にまい進することに。卒業後に主演した舞台「AZUMI 幕末編」が高評価を受け、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じるヒロインが下宿する森田屋の一人娘・森田富江役に抜擢。「早子先生、結婚するって本当ですか?」や「死幣-DEATH CASH-」など連ドラへの出演が続くと、昨年秋には『デスノート Light up the NEW world』で渋谷にいる普通の少女ながらデスノートで無差別殺人を行う“史上最悪のデスノート所有者”青井さくらを演じるなど短期間の間に数多くの作品に出演。幅広い役柄をこなす“実力”が評価され女優として大躍進を遂げた。同じ「AKB48」メンバーから女優へと転身を遂げた代表格といえば前田敦子と大島優子が挙げられるが、いずれもグループ在籍時から単独での女優活動が多く、女優として地道な準備を進めてきた印象が強い一方で、彼女たちはグループが最も注目された時代のエース級メンバーでもあり「元AKB48」の“色”を強く残して女優への道を歩み出したのも事実。それに対し川栄さんは在籍時にはグループ関連作品出演が中心で、あくまでグループの活動の延長として女優業を行っている感があった一方、彼女を起用した監督や演出家がこぞって絶賛する演技に対する意識の高さや勘の鋭さと、「AKB48選抜総選挙」での最高順位が16位と、共に総選挙1位に輝いた前田さん、大島さんに比べると「AKB48」としての“色”が強くないこと。またバラエティで定着した“おバカキャラ”と女優としての演技力のギャップも意外性がある魅力になっており、元「AKB48」の肩書きと女優としての実力が良い形でバランスしているのが、彼女の強みとしていまの“躍進”の原動力になっていると言える。そんな彼女が本作「フランケンシュタインの恋」で演じている室園美琴は元ヤンでちょっと口が悪いが、柳楽優弥が扮する稲庭聖哉にひそかに思いを寄せているという役どころ。以前のインタビューでは「口の悪い役はよくやらせてもらう」と言いながらも、監督から「明るく」と指示を受け自分の中のイメージとの違いから難しさを感じていると語り、「自分の性格が明るくないので、テンションを高くするのが大変」だが「自分でOAを見て演技を改善できる」連続ドラマならではの利点を生かして本作に挑んでいると話していた川栄さん。4月30日オンエアの第2話放送終了後のTwitterでも「演技うまいもんなー」「元AKB48の中で一番、実は演技うまい?」「48グループで川栄の演技が一番すき」「川栄は意外と演技上手い」など、その演技力を評価する声が多数ツイートされており、“OAを見ての改善”が今後反映されていけばさらにその評価が上がることは想像に難くない。この秋には人気コミックの実写化作品『亜人』の公開や、来年には「ジャニーズWEST」小瀧望、黒島結菜らと共演する『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が控える川栄さん。今後の彼女の成長ぶりに期待が高まる。(笠緒)
2017年05月06日菅田将暉と『息もできない』の監督・主演ヤン・イクチュンをW主演に迎え、寺山修司が唯一遺した傑作長編小説を映画化する『あゝ、荒野』。2部作となる本作の公開日が、前篇10月7日(土)、後篇10月21日(土)に決定。併せて、生前の寺山氏とも親交があった世界的写真家・森山大道の撮り下ろしによるイメージビジュアルが初解禁となった。かつて母に捨てられた新次は兄のように慕う劉輝と詐欺に明け暮れていたが、ある日、仲間の裕二たちにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿、行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二は、ひょんなことから新次とともに“片目”こと堀口からボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し、特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた――。1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、いまもなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、“心の荒野”を見つめた傑作小説を、『二重生活』で高い評価を得た岸善幸が監督を務め、映画化。主演作『帝一の國』の公開を控え、アーティストとしても多岐に渡り活躍する若手実力派俳優の筆頭格・菅田さんと、韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤンさんのW主演に、彼らの人生を一転させるキーマンで、ボクシングジムのトレーナー通称“片目”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、ヒロイン・芳子役をオーディションで抜擢された演劇界で注目を集める木下あかり、新次の宿命のライバル裕二役を山田裕貴、新次の母親・京子役を木村多江が務めるほか、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也ら個性豊かな俳優陣が集結。2020年東京オリンピック後の近未来を舞台に、“人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして描き出す。今回解禁となったのは、長らく絶版となっていた寺山氏の名エッセイ集「スポーツ版 裏町人生」をイメージし、自身がプリントした写真集を出版するなど、生前から寺山氏と親交のあった世界的写真家・森山大道が手掛けたビジュアル。菅田さんとヤンの2人をディープな新宿の街で撮り下ろした貴重な1枚を使用しており、アートディレクターは森山作品には欠かすことの出来ない存在である町口覚が担当。“寺山修司の世界”が森山、町口両氏の手によって新たな作品として蘇っている。「寺山修司さんが、フイと何処かへ行ってしまってからもう30余年。でも名作小説『あゝ、荒野』を中立ちとして、寺山さんとぼくのお付き合いはまだ続いている。写真集で、本で、ステージのポスター撮影で。そして、いまふたたびの『あゝ、荒野』。スクリーンで戦う新宿新次とバリカン建二、すこぶる健在でカッコイイ!」と、森山さんは映画として再構築された本作にアツいコメントを寄せている。『あゝ、荒野』前篇は10月7日(土)より、後篇は10月21日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日ディズニー/ピクサー最新作となる映画『リメンバー・ミー』が2018年3月16日(金)に公開。「死者の国」が舞台のミステリーアドベンチャー物語の舞台は、まるでテーマパークのような「死者の国」。1年に1度だけ亡くなった家族たちと会えるという“死者の日”の祝祭を題材にしており、笑いと感動のミステリーアドベンチャーに仕上がっている。『リメンバー・ミー』ストーリー主人公は少年ミゲル&スケルトンのヘクター『リメンバー・ミー』の主人公は音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が「死者の国」で出会うスケルトンのヘクター。ミゲルに抜擢されたのは12歳の新人であるアンソニー・ゴンザレス、そして彼の旅の仲間・ヘクターを担当するのはガエル・ガルシア・ベルナルだ。音楽禁止の掟をくだされた、ギターの天才少年ミゲルの行方とは?“死者たちの世界”を描く『リメンバー・ミー』は、ピクサー史上最もチャレンジングな作品。主人公・ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで、「音楽に呪われている」とファミリー内では「音楽禁止」の掟が出されていた。ミゲルはギターはもちろんのこと、家で音楽を聞くことすらできない。大好きな家族か、ミュージシャンになる夢か?それに悩み続けるミゲル…。彼は、名曲「リメンバー・ミー」を遺した有名なミュージシャンで、憧れでもあるデラクルスの霊廟に飾られたギターを入手し、真似るように家族に見つからないようこっそりギターを弾く。そんなある日、ミゲルはギターを手に、先祖が家族に会いにくるという“死者の日”に開催される音楽コンテストに出る決意をするのだが…。そんな中、偶然、まるでテーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。ユーモラスなガイコツ達が暮らす国で混乱するミゲル。そんな彼が出会ったのは、ガイコツになった先祖たちだった。そして、そこで出会ったスケルトンのへクターと一緒に、自分の家族の歴史にまつわる秘密を知っていく。生者であるミゲルは早く元の世界に戻らないと大変なことにも…。果たして彼は無事に元の世界に戻れるのか?誰も見たことのない、そして誰もが行ってみたくなる「死者の国」で繰り広げられるピクサー史上最もエモーショナルで奇想天外なファンタジーが日本に上陸する。お調子もののヘクターヘクターは陽気でお調子者。ヘクターにも家族に会いたい…という想いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えていた。カラフルな“死者の国”で迷い込んだミゲルと一緒に冒険する。ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)でガイコツのイメルダは、音楽を選び家族を捨ててしまったミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じる。“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽好きだと知り、音楽をやらなければ生きている世界に戻すと伝える…。ミゲルのパパミゲルのパパは、ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っている。キュートな相棒犬ダンテは、ディズニー/ピクサー史上初“毛のない犬”!?主人公ミゲルと並んで注目キャラクターとなるのが、相棒のダンテだ。“死者の国”に迷い込んだミゲルを助けるキュートな相棒犬は、ミゲルの忠実な友達として『リメンバー・ミー』のストーリーを盛り上げる。『わんわん物語』『ボルト』など、これまで数々のディズニー/ピクサー作品で登場してきた犬のキャラクターからインスピレーションを受けながらも、これまでとは違い毛のない犬として描かれているダンテ。モデルになったのは、メキシコ原産のメキシカン・ヘアレスドッグ(ショロ犬)で、メキシコでは「家を邪悪な魂から守り、亡くなった人をあの世に導く」と愛されている、頭のよい犬種だ。公開に先駆け&戌年にちなみダンテにフォーカスを当てた動画が公開。骨を追いかけて街中を駆け巡る、ダンテの姿にメロメロになること間違いない。情熱的な芸術家 フリーダ・カーロカラフルな衣装が印象的なフリーダ・カーロは、ミゲルが死者の国で出会う芸術家。やがて、ミゲルの協力者ともなる重要人物だ。彼女は、メキシコに実在した著名アーティストでもあり、当時から愛と自由に生きた革新的な女性だった。『リメンバー・ミー』では、創作に没頭すると周りの事が見えなくなってしまう、本人さながらの"情熱的な芸術家"として描かれる。日本語吹き替え版に、藤木直人や渡辺直美ら豪華声優陣日本語吹き替え版には、主人公ミゲルに石橋陽彩が抜擢。ミゲルの歌う「リメンバー・ミー」の美しい歌声に注目だ。また、ガイコツのヘクター役に俳優の藤木直人、家族に音楽を禁じるミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ役に女優の松雪泰子、パパ役に“うたのお兄さん”として親しまれる横山だいすけが起用されている。さらに、ディズニー/ピクサー作品のファンだという、渡辺直美は、キャラクター同様にカラフルな衣装をまとい、フリーダ・カーロのパワフルなキャラクターを作り上げていく。ピクサー史上初!「音楽」がキーワードに物語の重要なキーワードは音楽。タイトルにもなっているデラクルスの美しいバラード曲“リメンバー・ミー“が物語の重要なカギを握る。「音楽の力を信じる」というミゲルの言葉や、作品タイトルになっている「リメンバー・ミー」という曲など、ピクサー史上初めて音楽に重要な意味を持たせた作品となっている。監督は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ『リメンバー・ミー』はアカデミー賞を受賞した名作『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督が手掛ける。日本でも動員740万人、興収108億の大ヒットを記録した今なお人々に愛され続ける名作を生み出した監督だけに期待が集まる。アカデミー賞など多くのアニメ賞を受賞アニメーション界のアカデミー賞と言われるアニー賞では最多13部門にノミネートされ、11部門を受賞。第75回ゴールデングローブ賞では、アニメーション映画賞と主題歌賞の2部門にノミネートされ、アニメーション映画賞を受賞。アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した。その他でも、ニューヨーク映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ハリウッド映画賞など、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれる数々の賞のアニメ部門で受賞。その数は約60賞にまで伸びた。日本では公開を前にして、ディズニー/ピクサーとしては2010年『トイ・ストーリー3』以来の快挙となる、文部科学省特別選定を獲得。ピクサー作品の中でも傑作という評価を受けつつある。ピクサーからのコメントもピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーであるジョン・ラセターは、『リメンバー・ミー』について以下のようにコメントした。非常に特別な映画です。家族を称え、そして同時に祖先を称える作品でもあります。日本でもとても重要なことですよね。物語の舞台こそメキシコに設定されていますが、そのテーマ性は普遍的であり、どの国でも変わらないものです。そこで思い出されるのは、みんなが集まり、祖先のことを思い出す日本の「お盆」という風習のことです。私たちは、思い出を風化させないこと、家族の次の世代、またその次の世代へと思い出を生かし続けていくことが何より大切と考えます。本作ではまさにそのことがテーマとなっています。『リメンバー・ミー』はあなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとってもとても特別な作品になると思います。“アナ雪”最新作『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時公開『リメンバー・ミー』と同時上映となる作品は、『アナと雪の女王』の22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』。ピクサー・アニメーション・スタジオと、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの映画が同時上映されるのは初のこと。両作品の製作総指揮であるジョン・ラセターは 「“家族”というテーマをもつこの2作を通じて、“家族の絆”と“家族の大切さ”を感じていただきたいです。」と話す。『アナと雪の女王』は、日本での国内動員2000万人超え、洋画アニメーション史上歴代No.1を記録した、ディズニー・アニメーションの金字塔とも言える作品。『アナと雪の女王/家族の思い出』は、あれから4年の時を経て、日本中が待ちわびた最新作だ。ポスタービジュアルには、新コスチュームを着ているエルサとアナの姿も描かれている。さらには雪だるまのオラフ、トナカイのスヴェンなど人気キャラクターたちも再結集。前作で“真実の愛”を見つけた姉妹たちが、今度はどんな物語をみせてくれるのだろうか。新曲「あなたといるだけで」アナとエルサが“家族の絆”を一緒に歌う新曲「あなたといるだけで(When We’re Together)」では、2人が同じ歌詞とメロディーを一緒に歌っている。お互いが家族を思いやる気持ちを歌った、心温まる楽曲に仕上がっている。なお日本版声優は前作に引き続き、アナ役を神田沙也加、エルサ役を松たか子、オラフ役をピエール瀧が演じる。サウンドトラックが発売映画の公開より少し早い2018年3月14日(水)に、日本版サウンドトラックの発売が決定。CDには英語歌11曲と、シシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラによる日本版エンドソング含む日本語歌11曲の収録が予定されている。この映画の重要な鍵となる楽曲「リメンバー・ミー」をはじめ、劇中歌が多数収録された一枚。映画を見る前の予習がてら、最新のピクサー作品の世界観を味わってみてはいかがだろうか。作品詳細『リメンバー・ミー』公開日:2018年3月16日(金)監督:リー・アンクリッチ製作:ダーラ・K アンダーソン原題:COCO日本語吹き替え版:藤木直人、松雪泰子、横山だいすけ、渡辺直美全米公開日:2017年11月22日(水)©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.『リメンバー・ミー』日本版サウンドトラック発売日:2018年3月14日(水)価格:2,700円+税『アナと雪の女王/家族の思い出』監督:ケヴィン・ディーターズ&スティーヴ・ワーマーズ=スケルトン製作:ロイ・コンリ 製作総指揮:ジョン・ラセター原題:OLAF’S FROZEN ADVENTURE日本語吹き替え版:神田沙也加、松たか子、ピエール瀧 ほか配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©2017 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月01日ディズニー/ピクサー最新作『COCO』が、邦題『リメンバー・ミー』として12月23日に日本公開されることがこのほど、明らかになった。本作は、第83回アカデミー賞2部門(長編アニメーション賞、主題歌賞)に輝き、日本でも動員740万人、興収108億の大ヒットを記録した『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督最新作。1年に1度だけ亡くなった家族たちと会えるという"死者の日"の祝祭を題材に、テーマパークのような死者の国を舞台に繰り広げられる笑いと感動のミステリーアドベンチャーだ。主人公は、 音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会うスケルトンのヘクター。そして、タイトルにもなっている曲"リメンバー・ミー"が本作のストーリーの重要なカギを握る。ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーであるジョン・ラセターは「『リメンバー・ミー』は非常に特別な映画です。家族を称え、そして同時に祖先を称える作品でもあります」と説明。「日本でもとても重要なことですよね。物語の舞台こそメキシコに設定されていますが、そのテーマ性は普遍的であり、どの国でも変わらないものです。そこで思い出されるのは、みんなが集まり、祖先のことを思い出す日本の"お盆"という風習のことです」と語る。また、「私たちは、思い出を風化させないこと、家族の次の世代、またその次の世代へと思い出を生かし続けていくことが何より大切と考えます。本作ではまさにそのことがテーマとなっています」と作品に込めた思いを明かし、「ある少年が彼の祖先のことを知り、そしてある秘密を知ってしまいます。『リメンバー・ミー』は、あなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとってもとても特別な作品になると思います」と話している。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年03月29日7月15日(土)公開の『カーズ/クロスロード』に続くディズニー/ピクサーの最新作『COCO』の邦題が、『リメンバー・ミー』に決定!12月23日(土)より全国公開されることになった。本作は、第83回アカデミー賞にて長編アニメーション賞・主題歌賞の2部門に輝き、日本でも動員740万人、興収108億の大ヒットを記録した『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチが監督。1年に1度だけ、亡くなった家族たちと会えるというメキシコの祝祭“死者の日”を題材にしながら、テーマパークのような“死者の国”を舞台に繰り広げられるミステリーアドベンチャーとなる。主人公は、音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会う“スケルトン”のヘクター。そして、本作のストーリーで重要なカギを握るのが、タイトルにもなっている曲「リメンバー・ミー」。誰も見たことはないけれど、誰もが行ってみたくなる死者の国で、ピクサー史上最もエモーショナルで奇想天外なファンタジーが繰り広げられるという。この公開決定に合わせ、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーであるジョン・ラセターから、「非常に特別な映画です。家族を称え、そして同時に祖先を称える作品でもあります」と、本作に込められた思いについてコメントが到着。「日本でもとても重要なことですよね。物語の舞台こそメキシコに設定されていますが、そのテーマ性は普遍的であり、どの国でも変わらないものです。そこで思い出されるのは、みんなが集まり、祖先のことを思い出す日本の“お盆”という風習のことです」と、ラセターは日本にも思いを馳せる。「私たちは、思い出を風化させないこと、家族の次の世代、またその次の世代へと思い出を生かし続けていくことが何より大切と考えます。本作ではまさにそのことがテーマとなっています。ある少年が彼の祖先のことを知り、そしてある秘密を知ってしまいます。『リメンバー・ミー』は、あなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとってもとても特別な作品になると思います」とメッセージを贈っている。併せて解禁となったファーストビジュアルでは、光が差し込む不思議な場所で、ギターを楽しそうに奏でる主人公の少年ミゲルの姿が。今後の続報にも、ぜひ注目していて。『リメンバー・ミー』12月23日(土)より全国にて公開(全米公開:11月22日)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月29日『スウィート ヒアアフター』(’97)などの名匠アトム・エゴヤン監督と、『人生はビギナーズ』(’10)で史上最高齢アカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマー主演の『手紙は憶えている』のBlu-rayとDVDが、2017年5月3日(水)に発売が決まった。同作は一通の手紙を頼りに、70年前に家族を殺したナチスを探す復讐の旅へ出ることになったゼヴが主人公。認知症の瀬戸際にいる彼が、目覚める度に失う記憶をたぐり寄せ、それでも歩を進めていく復讐劇は、予想をはるかに超えた驚愕の結末へと向かっていく。やがて明らかになる衝撃の顛末が、劇場公開時にも話題を集めた一級のサスペンス作品だ。Blu-ray&DVDの映像特典には、日本版予告編を収録する予定のほか、初回限定特典として、特製リーフレットも封入する予定。作品の理解を深める、特製リーフレットは必読だ。また同作で脚本家デビューを果たしたベンジャミン・オーガストは、これまでのホロコーストを題材にした映画とはまったく異なるアプローチで同作の物語を作り上げ、自身でも脚本を書くアトム・エゴヤン監督をして、「完膚なきまでに独創的なストーリー」と言わしめた同作。名匠アトム・エゴヤン監督が仕掛ける至極のサスペンス映画を堪能してみて。『手紙は憶えている』Blu-ray&DVDは5月3日(水)より発売。※同日レンタル開始(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日女優・モデルとして活動し、いま人気急上昇中の内田理央が、来年1月放送の小雪主演ドラマ「大貧乏」に出演することが決定。本作で内田さんは、自身初のヤンママ役に挑戦するという。小雪さんと伊藤淳史の凸凹コンビがお届けする新日9ドラマ「大貧乏」は、“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。暴れん坊な息子とお転婆盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送る小雪さん演じる主人公・七草ゆず子は、ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産、しかもその倒産の裏には秘密があり、気付けばその秘密をあばく立場に巻き込まれ…さらに、願ってもいない新たな恋まで訪れてんやわんや!そんな状況に追い込まれながらも、愛しい子どもたちとの生活を守るため、悩みながらも前進していく逞しい“母”の姿を描くハートフルドラマとなっている。すでに、2人のほかにも成田凌、神山智洋(ジャニーズWEST)、滝藤賢一、奥田瑛二らの出演が発表されているが、今回また新たに内田さんの出演が決定。先日出演した「逃げるは恥だが役に立つ」では、“ポジティブモンスター”としてひと嵐巻き起こす役どころを演じ話題を集めたが、今回彼女が挑戦するのは若くして3人の子どもを持つヤンママ櫻沢まりえ(26歳)。ゆず子のママ友であり、唯一本音を話せる親友。しっかり者で本音をはっきりと言う性格、またヤンキー上がりのためか肝が据わっており、ゆず子と一回り離れているが、年の差は微塵も感じさせない。それぞれ長男を産んだときに同室だったことがきっかけで仲良くなり、以来何かあれば遠慮なく助け合い、お互いの2人目、3人目出産の際は獅子奮迅の働きを見せるなど、もはや戦友とも言える間柄だ。内田さんは今回の役柄について、「自分との共通点が少ない役だなと思いましたが、でも逆にそれが楽しそうでワクワクしました!」と語り、「髪型も茶髪だったり、服装もダボっとしていたり、しゃべり口調もたまにやんちゃ感が出ていたり、どんな風に演じたらいいんだろうと考えるのが楽しいです」とコメント。小雪さん演じるゆず子とは“親友”役ということだが、今回が小雪さんとの共演は初めて。「お会いする前はクールビューティーなイメージがありましたが、撮影初日にすごく緊張していた私に優しく話しかけて下さり、子どもたちとの接し方も慣れていらして、とても素敵な女性だなと感じました」と印象を語った。そして「子どもたちへの愛情がたくさん詰まった作品なので、私も日々撮影しながら改めて母へのありがたみを感じています。楽しんでご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。「大貧乏」は2017年1月8日より毎週日曜21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月17日