リアーナが、パラリンピックの閉会式に出演することになった。9月9日(現地時間)にロンドンのオリンピックスタジアムで開催される閉会式「フェスティバル・オブ・フレイム」には、すでにロックバンド「コールドプレイ」の参加が決まっており、リアーナは同バンドとのコラボ曲「プリンセス・オブ・チャイナ」だけではなく、自身のヒット曲も披露する予定だという。一方コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンは先日同閉会式の参加への喜びをこう語っている。「ロンドンでパラリンピックの選手のために閉会式での演奏を依頼され、大変光栄です。(閉会式の芸術監督)キム・ギャヴィンと(バンドのライブショーデザイナー)ミッツィ・バックリィの2人は、そのスタジアムにいる選手、観客、そして世界中の視聴者のため、華々しいパラリンピックの閉会式にしようととても努力していて、僕らもそれに関われるのがとても嬉しいです」。さらに同閉会式が開催される9日の午後2時には、イギリス中で数多くのバンドがコールドプレイの曲「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ(美しき生命)」を披露する野外イベント「ザ・バンドスタンド・マラソン」も行われる予定だ。“啓蒙”をテーマにした先日のパラリンピックの開会式には、車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士やイアン・マッケランらが登場したほか、イアン・デューリーの1981年の曲「スパスティカス・オーティスティカス」をダンスデュオの「オービタル」と「グレイアイ・シアター・カンパニー」が披露し、さらにビヴァリー・ナイトが「アイ・アム・ホワット・アイ・アム」を歌い上げた。
2012年09月04日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日