サンシャインシティプリンスホテルは、イギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」とのコラボレーションによるコンセプトルームを、2024年5月1日(水)から2月28日(金)までの期間で販売する。サンシャインシティプリンスホテル×ロンドン ナショナル・ギャラリー設立200周年という、記念すべきアニバーサリーイヤーを迎えたイギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」。サンシャインシティプリンスホテルでは3回目のコラボレーションとなる今回は、“四季を感じる泊まれる美術館”をテーマに、同館所蔵の絵画(複製画)を飾ったコンセプトルームが登場する。“四季を感じる泊まれる美術館”テーマのコンセプトルーム期間ごとに春・夏・秋・冬の4種類に装いが変わるコンセプトルームには、それぞれの四季をテーマに描かれた名画の複製画を展示。そのうち、印象派を代表する画家・ルノワールの作品に関しては、季節を問わず四季を通して楽しめる。4種のオリジナルアメニティまた、本プランの利用者にはオリジナルアメニティをプレゼント。「ロンドン ナショナル・ギャラリー」の200周年を記念したデザインのトートバッグ、ハンカチタオル、アクリルキーホルダー、カードキーの4種類を持ち帰ることができる。ルノワール作品を表現した春夏秋冬パフェさらに、館内のカフェ&ダイニング シェフズパレットでは、ルノワールの作品をモチーフにしたオリジナルパフェを提供。《雨傘》《小舟》《湖畔の風景》《劇場にて》の4作品をそれぞれ春・夏・秋・冬のイメージと共に落とし込んだ、全4種類のパフェが用意されている。詳細サンシャインシティプリンスホテル × ロンドン ナショナル・ギャラリー■コンセプトルーム販売期間:2024年5月1日(水)~2025年2月28日(金)<春>2024年5月1日(水)~6月30日(日)<夏>2024年7月1日(月)~9月30日(月)<秋>2024年10月1日(火)~11月30日(土)<冬>2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)料金:1名 17,400円〜※1室2名利用時。料金は、宿泊日、利用人数により異なる。※料金には1名分の1泊室料、オリジナルアメニティ4種(トートバッグ、ハンカチタオル、アクリルキーホルダー、カードキー)、オリジナルパフェ、消費税、サービス料を含む。■「ルノワール」のオリジナルパフェ (コーヒー・紅茶付き)料金:1名 2,900円※注文特典として、オリジナルステッカー全4種類のうち1枚をランダムでプレゼント。開催場所:カフェ&ダイニング シェフズパレット(ホテル1F)提供時間:12:00~19:00(ラストオーダー 18:30)【予約・問い合わせ先】サンシャインシティプリンスホテル 宿泊予約TEL:03-5954-2238(受付時間:10:00~17:00)
2024年04月06日家電は、使っていると急に不調になる時があります。故障の場合もありますが、原因によっては自分ですぐに対処できることも。簡単な方法で、すぐに改善できたら嬉しいですよね。三菱電機株式会社は、掃除機の不調について寄せられた『よくある質問』への回答を自社のウェブサイトに掲載。「本体が熱く感じる」「吸込力が弱くなった」「運転音が高くなった」などの時は、ホースに異物が詰まっている可能性が高いとして、対処法を紹介しています。掃除機のホースに異物が詰まったらホースを掃除機本体から外したら、単3電池などを放り込み、反対側から出るかをチェック。出ない場合はホースの途中で何かが詰まっているので、取り出せないかを試しましょう。掃除機自体の吸引力か、針金ハンガーなどの細長い物を使って異物を移動させる方法があるそうです。吸引力に頼る場合、ホースを掃除機につなぎ直したら、着脱ボタンを押してブラシと伸縮パイプを外し、以下の動作をするといいとか!<吸込力で移動させる方法>1 ブラシと伸縮パイプを外します。2 ホースをまっすぐになるように伸ばし、吸込力を「強」にします。3 運転しながらホースの手元パイプ部を、手のひらで「ふさぐ」「はなす」の動作を数秒ごとにくり返してください。三菱電機ーより引用ホースの先についている持ち手と一体化した部分『手元パイプ』の穴を、数秒ごとに手のひらでふさいだり離したりをすると、異物が取れやすくなるようです。すぐにホースの中に何かを入れて、異物を取ろうとしてしまいそうですが、一度試してみるといいかもしれません。掻き出す場合は、針金ハンガーなどの細い物を用意してください。<細長いものでかき出す方法>1 針金ハンガーなど、弾力のあるものを伸ばします。2 先端を曲げ、異物に引っかけて取り出してください。(ホースジャバラ部を破かないように注意してください)必ず先端を被覆ごと指先程度の幅にペンチ等で曲げてください。三菱電機ーより引用細長い物をホースに入れる場合は、力を入れて蛇腹部分を破かないように注意!もし、紹介した方法を試しても異物が取れない場合は、同社の製品を取り扱う電気店、または『三菱電機修理窓口』に相談しましょう。無理をせず、プロの判断に任せるほうが安全です。問題を解決して、長く使いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月30日茨城県つくば美術館で開催される「第4回ユトリロと現代モンパルナス」展に、アーティストTAKUROMAN(タクロマン)が参加することとなりました。展示は1月30日(火)から2月4日(日)までの6日間、開館時間は9:30から17:00(最終入館は16:30、最終日のみ12:00終了、最終入館は11:30)となっており、入場料は無料です。本展では、パリの風景を描き続けた孤高の画家モーリス・ユトリロの版画作品が展示されるほか、西山美術館所蔵のオーギュスト・ロダンの作品パネルも同時に公開されます。■TAKUROMANの新たな取り組みTAKUROMANの今回の展示には特別な試みが含まれており、来場者とともに作品を作り上げるという新たな挑戦を行います。具体的には、作品のキャンバスプリントの余白部分に来場者は自由にペンで描き入れることができます。作品のタイトル「集合知」(英名:Wisdom of Crowds)の名の通り、多くの人の知恵を借りることで自分一人では描くことのできないアイデアや意外性のある作品に仕上がると考え、このような取り組みに挑戦しました。TAKUROMAN展示作品「Wisdom of Crowds」作品横に表示する説明書き■後援・主催後援・協賛・協力:西山美術館、茨城県、つくば市、茨城大学五浦美術文化研究所、茨城県天心記念五浦美術館、国際博物館会議(ICOM)日本委員会、公益財団法人日本博物館協会、Seventh Sense Productions、日本橋小伝馬町ギャラリー(予定)主催:ユトリロと現代モンパルナス実行委員会(アートラボ内)■在廊予定TAKUROMANは展示初日の30日(火)に在廊し、14時からはギャラリートークに参加する予定です。この機会に、アーティストの生の声を聞き、作品との新たな出会いを楽しむことができます。■TAKUROMAN(タクロマン)とは子どもの頃からの夢を忘れられず、35歳で一念発起して画学校に入学。当時、感銘を受けた書籍「人体クロッキー」の著者、高桑真恵氏から描画技術を直接学び、美しい線を描く方法を学びました。卒業後は仕事をしながら移動時の電車内などでスマホで絵を描いてはインスタグラムにアップする活動を続け2021年、アーティスト活動を開始しました。【主な活動実績】・2021年 ART LIVE 2021 に出演。人気ミュージシャンとのコラボステージでライブペイントを実施。制作した作品3点のNFTがオークションで全て落札される。・2022年「eスポーツと、e未来。」をテーマに掲げる「gespo☆party 2022」に参加。2日目のオープニングアクトでのライブペイントを実施。・2023年 世界最大級のNFTイベント「NFTNYC2023」にスピーカーとして参加。会場内で作品展示。・2023年「ファミマプリント」でアート作品ブロマイドの販売を開始。その他、詳細はウェブサイトをご覧ください。 ■お問い合わせ詳細内容および当記事に関して、ご質問等ありましたら以下フォームまたはメールよりお知らせくださいませ。 takuroman753@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月29日東京国立近代美術館では、「美術館の春まつり」を2024年3月15日(金)から4月7日(日)まで開催する。桜など春にちなんだ作品が集結桜の開花時期に合わせて、東京国立近代美術館で開催される毎年恒例の「美術館の春まつり」。期間中は、所蔵品ギャラリーの所蔵作品展「MOMATコレクション」にて、桜をはじめとする花を描いた作品などを含めた作品約200点を、12の展示室ごとにテーマを設けて様々な切り口から紹介する。会場では、春の時期のみ公開する東京国立近代美術館の代表作のひとつ、川合玉堂による重要文化財《行く春》、雨に濡れる吉野の桜を描いた菊池芳文《小雨ふる吉野》などを展示。また、木の枝や桜など自然を対象とした絵を多く描いた現代作家・児玉靖枝の《ambient light - sakura》のほか、“樹”をモチーフにし続けてきた日高理恵子、20世紀に活躍したスイスの画家、パウル・クレーらによる春にちなんだ作品も鑑賞することができる。開催概要「美術館の春まつり」会期:2024年3月15日(金)~4月7日(日)会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで※同時開催の企画展「中平卓馬火―氾濫」■所蔵作品展 「MOMATコレクション」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:4-2階 所蔵品ギャラリー観覧料:一般 500円、大学生 250円※金・土曜日の17:00以降は一般 300円、大学生 150円※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳の所持者と付添者は無料※所蔵作品展入館当日にかぎり、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可■同時開催・企画展「中平卓馬火―氾濫」会期:2024年2月6日(火)~4月7日(日)会場:1階 企画展ギャラリー観覧料:一般 1,500円、大学生 1,000円※高校生以上および18歳未満、障害者手帳の所持者と付添者は無料※企画展入館当日にかぎり、所蔵作品展「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可・コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:2階 ギャラリー 4※所蔵作品展「MOMATコレクション」の観覧料で鑑賞可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2024年01月26日2024年1月27日(土)より、上野の東京都美術館では『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が開催される。アメリカのウスター美術館が所蔵する欧米の印象派のコレクションを紹介する展覧会だ。ウスター美術館とは、アメリカ、マサチューセッツ州第二の都市ウスターにある美術館。ヨーロッパやアメリカの絵画・彫刻はもちろんのこと、古代エジプトから世界各国の現代美術まで、およそ4,000点ものコレクションを誇る同館は、1898年に設立された。実に125年の歴史を持つミュージアムだが、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集しており、1910年には、印象派の巨匠モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入した。同展では、この記念すべき作品を、購入にあたって美術館と画商の間で交わされた書簡(複製)などと合せて紹介する。モネを筆頭に、ルノワール、シスレー、ピサロ、そしてアメリカ人で唯一印象派展 に参加していた女性画家メアリー・カサットと、名だたる画家たちの作品が展示される展覧会だが、「アメリカ印象派」の知られざる魅力を堪能できるのも、みどころのひとつ。「アメリカ印象派」とは、フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わり、独自の進化をとげたアメリカならではの印象派のことをいう。ボストンで画家として成功した後にパリに留学し、印象派の技法を学んで祖国に伝えたウィリアム・メリット・チェイスやチャイルド・ハッサムなどはその代表的な画家で、彼らのなかにはフランス印象派に忠実であろうとする者もいれば、独自の解釈を加えて、アメリカらしい田園風景や家庭内の情景を描こうとする者も現われた。150年前、フランスで生まれた印象派は、アメリカの地でのどように花開いたのか?アメリカの美術館ならではのラインアップが興味深い。<開催概要>『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)会場:東京都美術館時間:9:30〜17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜(2/12、3/11、3/25は開室)、2月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円※土日・祝日及び、4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)公式サイト: exhibition was organized by the Worcester Art Museum
2024年01月05日あべのハルカス美術館では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2024年度は4月より「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」、7月より「あべのハルカス美術館開館10周年記念 広重 ー摺の極ー」の開催を予定しております。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記2本の展覧会に続き、新たに2024年度後半に開催する展覧会が決定しましたのでお知らせいたします。「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」会 期 :2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)共 催 :読売テレビ、産経新聞社開 催 趣 旨 :19世紀後半、モネへの酷評に始まるも西洋美術の伝統を覆した印象派。フランスに留学していた画家たちは、革新的な表現手法を持ち帰り各国で独自に展開していきました。本展では、1898年にアメリカ・ボストン近郊に開館して以来、早くから印象派の作品を収集してきたウスター美術館の所蔵品を中心に出品。とくにアメリカにおける印象派の諸相に注目し、その衝撃と影響をたどります。This exhibition was organized by the Worcester Art Museum※上記の画像データは貸出が可能です。ご希望の方はお問合せください。また、事前に原稿の確認が必要になります。(画像の使用は、本展覧会をご紹介いただく媒体に限ります。ご使用後は破棄をお願いします。)※開催1ヶ月前を目処に詳細なプレスリリースを皆様のもとへお送りします。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月12日ワタリウム美術館で『梅田哲也展待ってここ好きなとこなんだ』という名の展覧会が開かれる。ワタリウム美術館で初となるパフォーマンス公演のような展覧会となり、会期は1期:12月1日(金)〜2024年1月14日(日)、2期:1月16日(火)〜28日(日)に分かれ、内容が変化する。船で夜の水路を巡る「入船(ニューふね)」など、さまざまな場所でツアー形式の作品を発表して来た梅田哲也。今回は、ワタリウム美術館の建築的な側面に焦点を当て、これまで展示室として使用されていなかった部屋も初めて公開される。これは、ワタリウム美術館を劇場として開催される舞台公演でもある。観客はツアーの進行中にところどころで登場するキャストの言葉に誘導されながら、展示室やバックヤードを巡り、日常の風景が異なって見えるような仕掛けと出合う。ワタリウム美術館のある三角の土地は、1964年の東京オリンピックのために建設された道路が住宅密集地を切り裂いたことから発生し、そこへ和多利一家が引っ越してくることから始まる。1972年、母の志津子が現代アートギャラリー、ギャルリー・ワタリをオープンし、それがワタリウム美術館の前身となる。こうした美術館の建設以前や建物に刻まれた行動の痕跡などを辿りながら、音や光、物体の動きなど、鑑賞する行為と交差していく。ツアーは少人数で行い、時間差で出発し、約50分。見る者も見られる者となるだろう。事前申し込みが必要となるため、詳細をチェックしてから出かけたい。<開催情報>『梅田哲也展wait this is my favorite part待ってここ好きなとこなんだ』会期:<1期>2023年12月1日(金)~2024年1月14日(日) <2期>2024年1月16日(火) ~2024年1月28日(日)会場:ワタリウム美術館+空地時間:13:00~19:00(毎20分ごとにスタート、最終入館は18:00)※所要時間約50分休館日:月曜(1日8日は開館)、12月31日(日)~1月3日(水)料金:一般2,800円、25歳以下/65歳以上は2,000円(要証明書)、ツアー・フリーパス5,000円公式サイト:
2023年11月22日三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」シリーズから、カリモク家具との多機能ペン「ジェットストリーム × カリモク 4&1(JETSTREAM × karimoku 4&1)」が登場。2023年11月28日(火)より発売される。木製グリップのコラボ多機能ペン“クセになる、なめらかな書き味。”をキャッチフレーズに愛される、三菱鉛筆のベストセラーボールペン「ジェットストリーム」。今回登場するのは、カリモク家具の製造工程で生まれる気の端材を再利用した、こだわりの多機能ペンだ。“karimoku”ロゴを刻印木製のグリップ部分には、家具で人気のナラ材とウォ―ルナット材を採用。家具同様、ウレタン塗装を施し、手に優しく馴染む仕上がりとなっている。グリップの側面には、「karimoku」のロゴを刻印した。落ち着いたトーンの2色展開また、軸のカラーにもこだわっており、しっとりと柔らかな手触りが印象的なソフトフィール調のサンセットオレンジ、またはスチールブルーの2色をセレクト。木製グリップとの相性の良い、マットな質感&落ち着いたトーンが魅力的だ。なお、多機能ボールペンには、黒・赤・青・緑のボールペン4色と、シャープ1本を搭載している。【詳細】「ジェットストリーム × カリモク 4&1」発売日:2023年11月28日(火)価格:1本3,300円軸色:サンセットオレンジ、スチールブルーインク色:黒、赤、青、緑ボール径:0.5mmシャープ芯径:0.5mm【問い合わせ先】三菱鉛筆お客様相談室TEL:0120-321433
2023年11月18日2024年1月5日(金)~3月10日(日)の期間、福岡市美術館にて「永遠の都ローマ展」を開催します。永遠の都ローマの二千年を超える栄えある歴史と文化を築いたカピトリーノの丘に建つカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。特設サイト: 【「永遠の都ローマ展」4つのみどころ】(1)永遠の都、二千年の美をめぐる建国神話から、古代ローマ、ルネサンス、バロック、そして芸術家たちの憧れの地となった17世紀以降の時代まで、「永遠の都」ローマの美の歴史をたどります。(2)必見!カピトリーノ美術館のコレクション世界的に最も歴史の古い美術館の一つであるカピトリーノ美術館のコレクションのなかから選りすぐりの名品をご覧いただけます。(3)頭部だけで約1.8メートル!迫力の巨大彫刻古代ローマ帝国の栄華を象徴する《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部を原寸大で複製した作品を展示します。(4)奇跡の初来日!カラヴァッジョ《洗礼者聖ヨハネ》バロックを代表する画家カラヴァッジョによる《洗礼者聖ヨハネ》が福岡に初来日。カラヴァッジョ《洗礼者聖ヨハネ》【「永遠の都ローマ展」展示構成】第1章 ローマ建国神話の創造ローマ建国神話のエピソードの代表格である軍神マルスと巫女レア・シルウィアの子、双子のロムルスとレムスを育てる牝狼の物語を伝える《カピトリーノの牝狼(複製)》を展示します。《カピトリーノの牝狼(複製)》第2章 古代ローマ帝国の栄光歴代ローマ皇帝の肖像や帝国ゆかりの女性たちの肖像を展示。加えて、帝国の栄華を象徴する、《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部を原寸大複製で展示します。《コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(複製)》第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想カピトリーノ美術館の起源から16世紀に巨匠ミケランジェロが手がけたカンピドリオ広場建設プロジェクトまでの展開を絵画、版画等を通して紹介します。エティエンヌ・デュペラック《カンピドリオ広場の眺め》第4章 絵画館コレクション膨大なカピトリーノ美術館コレクションより、16世紀から18世紀に活躍した画家たちの作品を中心に紹介します。カラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)《メロンをもつ若者(嗅覚の寓意)》第5章 芸術の都ローマヘの憧れ一空想と現実のあわい古代記念碑「トラヤヌス帝記念柱」をモティーフとする版画や模型、ピラネージ、ファン・ヴィッテル、カノーヴァらの名品を紹介します。ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ《古代アッピア街道とアルデアティーナ街道の交差点(『ローマの古代遺跡』第2巻より)》【特集展示 カピトリーノ美術館と日本】1876年に日本初の美術教育機関である工学寮美術校が開設された際、国外からの指導者たちが持ち込んだ石膏像が教材として使用されました。これにはカピトリーノ美術館の石膏像も含まれていました。この特集展示では、カピトリーノ美術館と日本の交流を、様々な展示物を通して紹介します。カンピドリオ広場のカピトリーノ美術館【開催概要】名称 :永遠の都ローマ展会期 :2024年1月5日(金)~3月10日(日)開館時間 :午前9時30分~午後5時30分休館日 :毎週月曜日※1月8日(月・祝)、2月12日(月・祝)は開館1月9日(火)、2月13日(火)は休館観覧料(税込) :一般 1,800円(1,600円)、高大生 1,200円(1,000円)、小中生 600円(400円)※( )は前売・団体料金※未就学児は、観覧無料。※団体料金は20名以上が対象。※学生の方は入場の際、学生証等をご提示ください。※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料チケット取扱:※前売券は展覧会チケットサイトetix( )で。ローソンチケット(Lコード82032)、チケットぴあ(Pコード994-450)、セブンチケット、イープラス、ファミリーマートほか、主要プレイガイドにて好評発売中。主催 : 福岡市美術館、毎日新聞社、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州共催 : ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局後援 : 駐日イタリア大使館、福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会助成 : 公益財団法人福岡文化財団協賛 : JR東日本、ダイワ化成、DNP大日本印刷、西日本シティ銀行協力 : ITAエアウェイズ、日本貨物航空、イタリア文化会館・大阪特設サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月10日入谷【Inoubliable】上野【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】上野【鮨尽誠】上野【中国料理古月池之端本店】上野【ブラッスリーレカン】入谷【Inoubliable】本格フレンチを厳選ワインと堪能。スタイリッシュな店内も話題に美しいロゼ色、柔らかな食感の『仔羊のロティ』モダンフレンチの【Inoubliable】は東京メトロ・入谷駅から徒歩2分。長野県産の「野菜」や北海道産「ミルキーポーク」など、生産者が真心込めてつくりあげたこだわり食材をふんだんに使用した、独創的な世界観を表現する逸品がそろいます。オシャレな雰囲気の中、至福のひと皿が堪能できるはず。U字方のカウンターはひとりにもカップルにもオススメ。居心地抜群北欧のカフェを思わせるカジュアルな雰囲気の店内に設置されるのは、12席のカウンター席と8席のテーブル席。木調の温かみのある空間は一人でもリラックスできる雰囲気で、西洋絵画に親しんだ後などにピッタリのお店です。フランス産のものを中心にセレクトしたワインとおいしい料理で寛ぎの時間を過ごしてみては。Inoubliable【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】入谷駅 徒歩2分上野【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】厳選素材を革新的なメニューで提供。アイデア光る魅惑のコースワンタンの皮で包んださつま芋をサクッと素揚げした『芋の天ぷら』上野・不忍池近く。東京メトロ・上野駅から徒歩10分の【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】は、独創性あふれるコース料理が堪能できるダイニングバー。魚介類は朝一番に豊洲へ出向いてシェフ自らが目利きするなど、素材のクオリティを徹底重視。洗練と華やかさを備えた盛付けは目にもおいしい限りです。計算された照明が心地よく、席に着いた瞬間から日常を忘れさせてくれますカウンター席を中心に、ゆったり過ごせるソファ席も用意。落ち着いた雰囲気に一輪挿しの花を添えるといった空間づくりの妙は、特別な日を過ごすのにピッタリです。席数には限りがあるので、予約して訪ねるのがベター。カリフォルニア産を中心とした70種以上のワインも自慢です。Chanfe Tokyo/シャンフェ東京【エリア】湯島【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】上野駅 徒歩10分上野【鮨尽誠】目利きの素材で旬のおまかせ握りを満喫。個室の夜景も思い出に旬素材の逸品料理を織り交ぜた『特上おまかせ握りコース』各線・上野駅からの徒歩1分という絶好アクセス。【鮨尽誠】は大将自らが厳選した新鮮な魚介類を、一つ一つ工夫を凝らして丹念に仕上げた料理の数々が自慢。名店で修業を重ねた職人が織り成す握りと、旬素材を活かした一品料理が存分に楽しめます。おまかせ握りコースで味わうのがオススメ!凛とした空気感が漂うカウンター席。店主との会話が緊張をほぐします落ち着いた和の空間の中心は洗練されたカウンター席。店主のおもてなしも心地よく、鮨店のカウンターデビューにもピッタリです。4名からの小グループから利用できる個室は夜景も見事。旬が香るコース料理と相性抜群の日本酒やワインも取りそろえるなど、ドリンクメニューも充実しています。鮨尽誠【エリア】上野【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】上野駅 徒歩1分上野【中国料理古月池之端本店】レトロムードに包まれた一軒家レストランで出合う、体にやさしい会席中国料理中国と日本の精進料理の長所を掛け合わせた『夜の精進料理コース』東京メトロ・根津駅から徒歩3分。JR上野駅からも徒歩圏内の【中国料理古月池之端本店】。昭和初期から残る風情あふれる一軒家で味わえるのは、伝統的な技法を駆使した斬新な会席風の中国料理。1つのコースに20もの野菜を盛り込むこだわりは、「栄養薬膳大師」の資格をもつ実力派ならではです。襖を外せば大広間としても使える座敷席。多彩なシーンに活躍します豊かな緑に包まれた閑静な一角に立つ一軒家は、まさに大人の隠れ家。店内には、座敷席や畳のテーブル席など趣の違う大小5つの個室があり、特別なひとときを過ごすのに最適です。昭和初期の建具なども活かしたレトロな雰囲気も魅力的。博物館帰りに、展示の話題を語り合うのにオススメです。中国料理古月池之端本店【エリア】上野【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】根津駅 徒歩3分上野【ブラッスリーレカン】歴史を刻んだ旧貴賓室でいただく、エスプリが香り立つフランス料理魚介のうまみたっぷり。スペシャリテ『末竹シェフの特製ブイヤベース』JR上野駅の改札口を出てすぐという好立地。【ブラッスリーレカン】は、駅に残る旧貴賓室を利用したクラシックなレストランです。テーマは「自由に楽しむもう一つのフランス料理の世界」。各国から厳選した素材でコース料理だけでなく、日本の季節感を大切にアラカルトも豊富にそろえます。由緒ある旧貴賓室を活かした空間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる存在昭和7年に造られたアールデコ様式の店内は、当時のままのレトロなインテリアが残るエレガントな雰囲気に満ちています。テーブル席とソファ席を含め座席は全56席で、貸切りも可能。特別な時間が流れる空間は、美術館での余韻にひたるにはベストな選択です。ワインの品ぞろえにも自信あり。ブラッスリーレカン【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】上野駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月16日「古代エジプト美術館展」が、東広島市立美術館にて2023年10月10日(火)から11月26日(日)まで開催される。福岡アジア美術館でも開催された巡回展だ。古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」所蔵作品を紹介「古代エジプト美術館展」は、古代エジプト専門美術館である「古代エジプト美術館 渋谷」の所蔵作品を紹介する展覧会だ。同館が所蔵する古代エジプト遺物は1,000点以上にのぼり、先王朝時代からローマ支配時代までを網羅。それらコレクションからは、古代エジプト文化の全貌をうかがい知ることができる。ミイラや木棺・ツタンカーメンの指輪など約200点を展示本展では、「古代エジプトの神々と信仰」「ファラオが率いた国家」「古代エジプト人の衣・食・住」「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」の4つのテーマに分けて作品を展示。ミイラやミイラマスク、人型木棺、神殿の石柱、ツタンカーメンの指輪といった当時の生活様式が分かる作品など約200点を展示する。古代エジプトの神々と信仰古代エジプト人は、この世界や宇宙は創世神によって創造されたもので、後に多くの神々が誕生したと考えていた。中でも、動物は人間にはない特別な能力を持つものと信じられていたことから、多くの動物神が信仰されていた。第1章「古代エジプトの神々と信仰」では、そんな動物神の信仰に着目し、多様な神々の護符や神像、動物のミイラを扱う。ファラオが率いた国家&古代エジプト人の衣・食・住このほか、第2章「ファラオが率いた国家」では、常に絶対的権力を行使していた国王ファラオや、人口の約10%にあたるエリート高官たちにフォーカスし、ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示。また第3章「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを展示することで、当時の人々の生活様式に迫る。古代エジプトの死生観ー再生とミイラまた、古代エジプト人は、死後に再生し永遠なる生命を得ると信じており、死者の遺体をミイラとして保存していた。現在確認できている最古のエジプトのミイラは、先王朝時代に自然乾燥により作られたものだ。そして、第3中間期にミイラ作りの技術が頂点に達して以降、末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ支配時代にかけても多くのミイラが作られた。第4章「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」では、少女のミイラや人型木棺、副葬品などを紹介する。ピラミッドの最新調査の様子も紹介さらに本展では、過去100年間学術調査がほとんど行われなかったメイドゥム(マイドゥーム)・ピラミッドの最新調査も紹介。古代エジプト人が築いた神々への信仰や国家、暮らし、死生観など多様なテーマから、3,000年にわたる巨大文明の歴史を紐解いていく。展覧会概要「古代エジプト美術館展」会期:2023年10月10日(火)~11月26日(日)会場:東広島市立美術館 2階・3階展示室住所:広島県東広島市西条栄町9-1時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで、ただし10月10日(火)は10:00開館、10月28日(土)・11月25日(土)は19:00まで開館)休館日:月曜日観覧料:・前売券 一般 1,040円、大学生 720円・当日券 一般 1,300円、大学生 900円、高校生以下無料※当日券に限り20名以上の団体2割引き。※学生料金は学生証の提示が必要。※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付対象者は提示により、観覧無料。※11月3日(金・祝)は無料開館日。前売券販売所:東広島市立美術館、セブンチケット(セブンコード:102-269)※販売期間:2023年8月10日(木)~10月9日(月・祝)/東広島市立美術館での販売は休館日を除く。【問い合わせ先】東広島市立美術館TEL:082‐430-7117
2023年09月28日東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)が、学生厚生施設として学びや生活をさらに快適にするために行っていた厚木キャンパス8号館の全面改修工事が行われ、2023年9月15日(金)にリニューアルオープンしました。これは、東京工芸大学の創立100周年記念事業の一環として行われたものです。東京工芸大学厚木キャンパス8号館1階_12023年創立100周年を迎えた東京工芸大学は、この周年の節目を機に、学生の学びや生活を更にサポートするための取り組みを強化しています。厚木キャンパス8号館の全面改修工事は、学生たちの更なる学びや日常の充実を目的としたもので、多彩な設備や施設を通じて、学生たちの生活を快適に、そして学びを促進する場を提供します。この学生食堂や購買を有する8号館厚生施設は、1986年に竣工して以降35年が経過、老朽化が進行していました。このリニューアルにより、学生のユーザビリティのさらなる向上が可能となります。東京工芸大学厚木キャンパス8号館2階ラウンジ_18号館は、地上3階建てのRC造の建物で、1階にはスタイリッシュな家具を配置したカフェテリア感満載の席数293席の食堂。明るく開放感があり、まるで屋外にいるようなテラススペースを設置。2階には大学オリジナルグッズから文具、お弁当や焼きたてパン等の軽食、参考書、マンガ、建築模型材料まで豊富に取り揃えた購買部。2階の学生が集うラウンジには、リラックスできるソファ、一人でも利用しやすいカフェカウンターやカフェブース等99席が設けられ、充電スポットなど学生が有意義に過ごせる工夫が施されています。また、芸術学部の卒業生による作品も展示しています。そして、3階には教室が設置されています。2023年9月13日(水)には、新しくリニューアルされた8号館のオープニングセレモニーが開催されました。多くの学生、教職員、関係者が参加し、新しい施設のスタートを祝いました。営業は9月15日(金)からスタートし、9月22日(金)まで、オープニングセールとして一部商品の100円値引き(学生は後援会補助により200円値引き)を実施しています。オープニングセレモニーの様子_1東京工芸大学は、1923年に日本初の写真専門の高等教育機関として誕生し、2023年で創立100年を迎えました。今回のリニューアルを通じて、学生や教職員の生活をより豊かに、快適にするための取り組みをこれからも続けてまいります。■厚木キャンパス8号館概要【構造】 RC造【規模】 地上3階【延床面積】2,775.73m2【リニューアル工事完了日】 2023年7月28日(金)【内容】 1階:学生食堂・ホール・テラススペース・ウッドデッキ、2階:購買部・ラウンジ3階:教室 等【場所】 東京工芸大学・厚木キャンパス(神奈川県厚木市飯山南5-45-1)東京工芸大学厚木キャンパス8号館外観_1■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。【URL】 東京工芸大学厚木キャンパス内創立100周年記念オブジェ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月21日諸橋近代美術館では、作品修復にご支援を求めるクラウドファンディングを、「READYFOR」にて2023年9月1日に開始いたしました。福島県内の登録博物館・指定施設においてクラウドファンディングへの挑戦は初の試み※となります。文化を守るための作品修復に皆様のご支援をお待ち申し上げます。※READYFOR調べプロジェクトサイト 9/1からクラウドファンディング開始します。作品修復にご支援を!■プロジェクト実施背景作品の保存活動は美術館にとって重要な取り組みです。しかしながらコロナ以降、入館者数は未だ減少傾向が続いています。また、人件費や原材料費の高騰などの世情の中で保存活動がままならない状況です。作品や文化を次世代に継承していくために、当館の活動に皆さまのお力をお借りできれば幸いです。これからも福島の美しい自然と美術作品が楽しめる美術館として、未来に“感動”を伝えていくために、皆様からの温かいご支援を心よりお待ち申し上げます。皆様からのご支援によりダリの初期作品を修復させて頂きたいと思っています。■プロジェクト概要タイトル: 諸橋近代美術館|サルバドール・ダリ、西洋近代の作品の修復にご支援を期間 : 2023年9月1日 9:00~10月30日 23:00URL : ■皆様からのご支援でできること◎目標金額:800万円◎プロジェクト実施予定内容:2024年4月30日までにサルバドール・ダリ(1904-1989)の初期作品を修復します。(1)サルバドール・ダリ『キャバレーの情景』 1922年(2)サルバドール・ダリ 両画面『リャネの野菜畑/庭の少女たち』 1919-21年具体的な処置方法については、修復の専門家と綿密な打ち合わせの上で今後方針を決定していきます。本プロジェクトはAll or Nothing形式です。支援総額が期日までに第一目標金額に届かなかった場合は全額ご返金となります。北塩原村の自然を活かし、ダリの好物・ザリガニを食す体験型リターンも考えました。■リターンについて《グッズ・体験で応援》A)10,000円◎クラウドファンディング限定オリジナルデザイン ペア招待券◎ガイドブック2冊B)15,000円◎クラウドファンディング限定オリジナルデザイン ペア招待券◎地元で焙煎 修復作品をイメージしたクラウドファンディング限定ドリップパックコーヒー(3種×3パック)C)20,000円◎クラウドファンディング限定オリジナルデザイン ペア招待券◎クラウドファンディング限定中ノ沢こけし(野菜畑 or キャバレー|各限定60体)D)30,000円◎クラウドファンディング限定オリジナルデザイン ペア招待券◎クラウドファンディング限定ひげべこ(ゴールド or シルバー|各限定100体)E)50,000円◎ダリ好きのための特別体験 ダリのレシピに挑戦!ウチダザリガニを釣ってザリガニタワー料理を食べよう(学芸員によるギャラリーツアー付)|1口2名※詳細サイト参照F)100,000円◎曽原湖でテントサウナ ととのう×アート鑑賞(学芸員によるギャラリーツアー付)|1口2名※詳細サイト参照《寄付金控除で応援》G)5,000円 H)10,000円 I)30,000円 J)50,000円◎寄付金受領証明書K)100,000円 L)500,000円 M)1,000,000円◎寄付金受領証明書◎創業者レリーフ横銘板プレートへお名前掲載(希望制)|期間3年間(2024年4月~2027年3月)【諸橋近代美術館とは】ゼビオホールディングス株式会社の創業者 諸橋廷蔵が個人で収集したコレクションを寄贈したことによって誕生した私立美術館です。「生まれ故郷 福島の美しい自然と作品をゆっくりと鑑賞してもらいたい」「故郷の子供達に美術作品をたくさん見てもらいたい」という諸橋の想いによって、自然豊かな福島県の景勝地、裏磐梯に建てられました。20世紀を代表するシュルレアリスムの画家サルバドール・ダリの作品を所蔵するアジア最大規模のダリ常設美術館。その時々のテーマによって展示内容を替えながら展示しています。尚、豪雪地帯のため毎年11月中旬~翌年4月下旬まで冬期休館しています。所在地 : 〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ヶ峯1093-23開催中展覧会: ミュージアム・ワークス―みんなの知らない美術館会期 : 2023年7月15日(土)~11月12日(日) ※会期中無休※2023年11月13日(月)~2024年4月19日(金)まで冬期休館予定営業時間 : 9:30~17:00(最終入館は閉館30分前まで)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日イギリスを代表する美術館、テート美術館のコレクションから「光」をテーマにした作品を紹介する展覧会『テート美術館展光― ターナー、印象派から現代へ』が、7月12日(水)に国立新美術館にて開幕、好評を博している。18世紀末から現代までの約120点の作品がならぶ展覧会は10月2日(月) まで開催される。テートは、英国政府が所有する美術コレクションを収蔵、管理する組織で、ロンドンのテート・ブリテンとテート・モダン、テート・リバプール、テート・セント・アイブスの4つの国立美術館で構成されている。この展覧会はそのテートが誇る約7万7000点のコレクションのなかから「光」をテーマに約120点をセレクトし紹介する国際巡回展。2021年、上海の美術館を皮切りにソウル、メルボルン、オークランドを巡回し、日本が最終会場となる。展覧会は7章で構成され、それぞれテーマに沿った作品が展示される。第1章「精神的で崇高な光」は、光と闇をもって宗教的主題や精神世界の表現を追求した作品が並ぶ。詩人であり画家であったウィリアム・ブレイクの《アダムを裁く神》では、神の背後に後光が描きこまれているが、これは威厳や権威を表現したもの。ジョン・マーティンの《ポンペイとヘルクラネウムの崩壊》では、イタリアのヴェスヴィオ火山の噴火と逃げまとう人々を光と闇を用いてドラマティックに描き出した。また、バーン=ジョーンズの《愛と巡礼者》では、天使のような人物が黒い服をまとった巡礼者を誘導する場面で光と闇を対比的に用いている。ウィリアム・ブレイク《アダムを裁く神》1795年ジョン・マーティン《ポンペイとヘルクラネウムの崩壊》1822年~2011年修復エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ《愛と巡礼者》1896~97年第2章「自然の光」は、自然のなかにある光をありのままに捉えようとした画家たちの動きを追う。ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》は、雲の間を抜け、海に光を落とすやわらかい光を描いている。ターナーやコンスタブルなどイギリスを代表する画家や、モネやシスレーなど印象派の画家たちの作品もならぶ展示室中央には草間彌生による鏡の作品《去ってゆく冬》が据えられており、周囲の作品や人物、そして光を映し出す印象的な空間になっている。ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》1871年中央:草間彌生《去ってゆく冬》2005年第3章「室内の光」は、室内の光を捉えようとした画家の作品に焦点を当てる。デンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイは、自宅の一室を何度となく描き続けた。第4章「光の効果」では、科学的なアプローチなどを用いて光と対峙した絵画、インスタレーション、写真などを取り上げている。左:ヴィルヘルム・ハマスホイ《室内》1899年、右:ヴィルヘルム・ハマスホイ《室内、床に映る陽光》1906年第5章の「色と光」は、色と光の関係を探求した作品を紹介する。光を探求し、さまざまな切り口の作品を制作するゲルハルト・リヒターの《アブストラクト・ペインティング(726)》は、なにかが描かれていた画面から絵具がスキージ(へら)で削り取られ、その結果抽象的な作品へと変化した作品。先に描かれていたと思われる絵はぼんやりとした形で残されていて、光に包まれているようにも見える。ゲルハルト・リヒター《アブストラクト・ペインティング(726)》1990年アメリカ人作家、ベー・ホワイトによる《ぶら下がったかけら》は、482本の糸と色とりどりの紙片で構成された作品だ。ペー・ホワイト《ぶら下がったかけら》2004年第6章「光の再構成」は、人工の光を素材とするアーティストに着目する。デイヴィッド・バチェラーの《ブリック・レーンのスペクトル 2》は夜の都市のような光を作り出し、オラファー・エリアソンは《黄色vs紫》で、特殊なフィルターが貼られた黄色いディスクに光を当てるインスタレーションを展開している。プロジェクターから投射された光は、ディスクを通して、2種類の色を壁に映し出されている。左:デイヴィッド・バチェラー《ブリック・レーンのスペクトル 2》2007年、右:デイヴィッド・バチェラー《私が愛するキングス・クロス駅、私を愛するキングス・クロス駅 8》2002〜07年オラファー・エリアソン《黄色vs紫》2003年そして最終章となる第7章「広大な光」では、光をよりダイナミックに扱う作家の作品を紹介する。ジェームズ・タレルの巨大なインスタレーションや、四方に光を投げかけながら回転するオラファー・エリアソンの《星くずの素粒子》などは、時間を忘れて見つめてしまうはずだ。オラファー・エリアソン《星くずの素粒子》2014年単なる名品展にとどまらず、18世紀の絵画作品から現代アートまで幅広い作品を通して「光」について考えることができる非常に刺激的で新しい発見に富んだ展覧会。夏休みにぜひ訪れたい展覧会だ。取材・文:浦島茂世<開催情報>『テート美術館展光— ターナー、印象派から現代へ』2023年7月12日(水)〜10月2日(月)、国立新美術館にて開催
2023年07月26日小企画展「美術館の悪ものたち」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年9月3日(日)まで開催される。国立西洋美術館に潜む「悪ものたち」に着目国立西洋美術館が所蔵する作品には、多くの「悪ものたち」が登場する。お金に目がくらむ若者、若い女性にうつつを抜かし、あるいは嫉妬する老人、盗人たち。ひいては悪魔や魔女といった悪を象徴する存在やその手下たち、死の象徴でもある憎々しい骸骨などがその例である。小企画展「美術館の悪ものたち」は、国立西洋美術館が所蔵する作品に見られる「悪ものたち」に着目した展覧会。15世紀から20世紀初頭にかけての所蔵版画作品を中心に紹介する。画面の中に描かれた個性的で、時にコミカルな姿で表される悪ものたちの姿を通じて、芸術家の豊かな空想力を感じることができる。会場では、「罪深い人々」「悪魔と魔女」「魔物」「死」「近代都市の悪ものたち」に分けて版画数十点、絵画数点を展示。特にマルカントニオ・ライモンディやアルブレヒト・デューラーが描いた各ジャンルの「悪ものたち」の作品を鑑賞できる。悪に対するかつての西洋の価値観を垣間見るはるか昔に描かれた「悪」や「正しくないこと」は、現代の価値観とマッチするものもあれば、理解に苦しむものもある。たとえば殺人や嫉妬は「悪」であり「正しくないこと」であるのに対し、大食いが罪とされるのには違和感を覚えるように、善悪の線引きは、古来より変わらないものもあれば、時代や地域、社会によって異なるのである。18世紀末期以降に脱宗教化・世俗化が進むと、「悪」を客観的に捉え社会批判を含んだ絵画なども多く描かれるようになる。「近代都市の悪ものたち」の章では、フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスやオノレ・ドーミエらによる作品も展示される。本展は、「悪」に対する西洋の価値観の一端にも触れることができる展覧会となっている。展覧会概要小企画展「美術館の悪ものたち」会期:2023年6月27日(火)~9月3日(日)会場:国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室住所:東京都台東区上野公園7-7開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は9:30~20:00)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし8月14日(月)は開館観覧料:一般 500円(400円)、大学生 250円(200円)※( )内は20名以上の団体料金(オンラインにて要事前予約)※高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料(入館時に学生証または年齢の確認できるものを提示)※心身障害者および付添者1名は無料(入館時に障害者手帳を提示)※7月9日(日)、8月13日(日)、9月3日(日)(Kawasaki Free Sunday)は本展および常設展は観覧無料※8月26日(土)(にぎやかサタデー)は本展、常設展および企画展は観覧無料※本展は常設展の観覧券または企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7月4日(火)~9月3日(日))観覧当日に限り、同展観覧券で観覧可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年07月24日「光+アート×体験=魔法の美術館」というコンセプトのもと、これまで国内外であわせて100回を超える開催を達成した話題の体感型展覧会『魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム』が、8月1日(火)から 9月10日(日)まで、横浜のそごう美術館で開催される。近年では、テクノロジーの発達や、美術館での鑑賞方法の多様化などを背景に、作品と鑑賞者が相互に作用し合う参加型の「インタラクティブアート」の作品と出合う機会が増えてきた。『魔法の美術館』は、そうしたアートを中心に、とりわけ光と影が生み出す新感覚の作品を紹介する展覧会だ。会場に一歩足を踏み入れると、来場者の動きに合わせて、光や影が動き出す作品の数々が、まさに「魔法」のように、不思議かつ楽しい体験をもたらしてくれる。今回の出品作家である坪倉輝明、藤本直明、Ponboks(本多大和)、徳井太郎、清水雄大、スイッチ、下田芳彦、渡邊敬之(北千住デザイン)、重田佑介、森脇裕之、佐藤江未は、いずれも様々な体験型作品を発表し、この分野の第一線で活躍するアーティストたちだ。彼らの生み出す作品は実に多彩である。例えば、鑑賞者が作品の前に立つと、自分の姿が名画の中に入り込み、登場人物になりきって動くことができるものもあれば、作品の空間の中に入ってみると、自分の影が7色の影となって、いくつも現れるというものもある。あるいは壁に手をかざして動かすと、指先からたくさんの花びらが描かれ、やがて花畑が広がる作品もあれば、壁に向かってボールを投げると、当たった場所から音や光が次々に広がっていく作品もある。いずれも光、影、色、音、アニメーションなどを通じ、様々な体験ができる作品だが、共通しているのは、参加者が積極的に関わることで、アートが体感できるということ。『魔法の美術館』では、観客自身が魔法を生み出す「魔法使い」になれるとも言えるだろう。各地で人気を集めてきた巡回展だが、毎年新作が加えられており、また作品自体は何度体験しても驚きや楽しさにあふれている。子供も大人も誰もがいつでも楽しめる展覧会に、ぜひ足を運びたい。<開催情報>『魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム』会期:2023年8月1日(火)〜9月10日(日)※会期中無休会場:そごう美術館時間:10:00~20:00、8月16日(水)は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円、大高1,000円公式サイト:
2023年07月21日ル・コルビュジエ建築の世界遺産「国立西洋美術館」の知られざる舞台裏を描くドキュメンタリー映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』より、井浦新がナレーションを担当した予告編が公開された。上野にある「国立西洋美術館」は、東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇り、日本を代表する美術館として知られる。本作では、2020年に創建当時の姿に近づける整備のために休館した美術館の内部にカメラが入り、1年半の長期にわたり密着。所蔵作品のお引越しの全貌を記録したほか、絵画や彫刻の保存修復作業、コレクションの調査研究や国内・海外の美術館への巡回展、特別展の企画開催など、知られざる舞台裏に迫った。今回公開された映像は、数々の美術番組に出演、ガイドブックや展覧会グッズの制作にも関わるなど、美術愛の深さで知られる井浦さんが、知られざる美術館の舞台裏の世界へと誘いこむ。所蔵作品が展示される美術館のシーンから始まり、休館し観客がいなくなった場面へと移り変わる。前庭リニューアル工事の模様をはじめ、普段は決して見られない収蔵庫の内部、展覧会の打ち合わせ風景や購入作品決定の会議など、貴重なシーンが登場。関係者のインタビューでは、美術館の目前に迫る危機的状況が明かされる。ナレーションを終え、井浦さんは「美術館で働く人々のことは、お客さんは知らなくても良いかもしれない。だけど、知ってから美術館に行って美術を見ると、もっと楽しくなる」と言い、「この映画を見て、国立西洋美術館に行ったら、見る前とは国立西洋美術館の見方や過ごし方がきっと変わる。映画を見てから美術館に行くのもいいし、行ってから映画を見ても、どっちも楽しい。無機質に感じるかもしれない美術館も、実は生き物なんです」とコメントを寄せている。なお、井浦さんが担当したのは、予告編のナレーション。本編にはナレーションは入っていない。『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』は7月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたしたちの国立西洋美術館 ~奇跡のコレクションの舞台裏~ 2023年7月15日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開©大墻敦
2023年06月19日宿泊施設「ヴィラ ミッシェル(Villa Michael)」が、静岡県伊東市川奈の川奈ステンドグラス美術館内に2023年7月1日(土)にオープン予定。“泊まれるステンドグラスミュージアム”が静岡に静岡県伊東市川奈に位置する「川奈ステンドグラス美術館」の館内に、宿泊施設「ヴィラ ミッシェル」がオープン。英国式石造建築が重厚な雰囲気を醸すミュージアムの1階を改装し、1日1組限定でホテルステイを提供する。英国様式のクラシカルな部屋客室に入ると、まるでミュージアムで暮らしているかのような心地にさせてくれる、クラシカルなインテリアがお出迎え。アンティーク家具や調度品、英国様式の建築が、贅沢なひと時を与えてくれる。自然豊かなロケーション&グルメもさらに、ウッドデッキのプールの先には水平線や豊かな緑が広がるという、自然に囲まれたロケーションも魅力的。周囲には美術館だけでなく、ミッシェルガーデンコートやショップ、レストランカフェがあり、自然・アート・グルメを楽しむことができる。開業記念サービス、ミュージアム入館無料なお開業記念キャンペーンとして、ウェルカムドリンクやプール・ジャグジー・足湯といったサービスを用意。川奈ステンドグラス美術館への入場も無料で、1800年代のヨーロッパアンティークステンドグラス等を鑑賞できる。【詳細】ヴィラ ミッシェルオープン予定日:2023年7月1日(土)場所:川奈ステンドグラス美術館内住所:静岡県伊東市川奈1439-1宿泊料:1泊 4名 11万円~ / 1名 27,500円※1日1組限定。※コース料理はオプションで事前予約制のため、予約の際に申しつけ。※2023年6月現在、予約受付中。【先行予約受付】TEL:0557-37-5155
2023年06月18日東京・サンシャインシティプリンスホテルから、“泊まれる美術館”をテーマにしたイギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」とのコラボレーション宿泊プランが登場。期間は、2023年6月17日(土)から10月31日(火)まで。イギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」とコラボ“泊まれる美術館”テーマの「ファン・ゴッホ」コンセプトルームサンシャインシティプリンスホテルがタッグを組むのは、数多くのアート作品を保有しているイギリス国立美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」。コラボレーションプランでは“泊まれる美術館”をテーマに、ファン・ゴッホの名画を散りばめたコンセプトルームを用意する。コンセプトルームの壁にはファン・ゴッホの作品を展示。ベッドには、コラボレーションプランのために特別に作られたクッションや「ロンドン ナショナル・ギャラリー」のロゴをあしらったベッドスローを設置する。さらに、 宿泊者限定のオリジナルグッズとして、ファン・ゴッホの絵画をデザインしたトートバッグ、キーホルダー、ハンカチタオル、クリアファイル、カードキーの5種をプレゼントする。ゴッホの代表作《ひまわり》モチーフのパフェ期間中は、「ロンドン ナショナル・ギャラリー」所蔵のファン・ゴッホの代表作《ひまわり》をモチーフにしたパフェも販売。黄色やオレンジ色をベースカラーに採用し、ソースやゼリー、アイスクリーム、クッキーなどを重ね、仕上げに“ひまわり”をイメージしたチョコレートを飾った。名画の複製画を展示さらにホテル館内では、「ロンドン ナショナル・ギャラリー」所蔵名画の複製画全9点を展示。《ファン・ゴッホの椅子》や《アニエールの水浴》を鑑賞できる。【詳細】「ロンドン ナショナル・ギャラリー」コラボレーションプラン期間:2023年6月17日(土)~10月31日(火)場所:サンシャインシティプリンスホテル住所:東京都豊島区東池袋3-1-5■コンセプトルーム宿泊プラン※1日2室限定予約開始日:2023年5月26日(金)12:00~※予約はホテル公式ウェブサイト内専用ページにて受付開始。料金:1名 13,400円~※1室2名利用時※料金には、1名の1泊室料、オリジナルグッズ、サービス料が含まれている。※そのほかに、パフェ「ひまわり」付きの宿泊プランも用意。※料金は、宿泊日、利用人数により異なる。※詳細はホテル公式ウェブサイト内専用ページを要確認。【問い合わせ先】サンシャインシティプリンスホテル 宿泊予約TEL:03-5954-2238 (受付時間:10:00~17:00)■パフェ「ひまわり」場所:カフェ&ダイニング Chef’s Palette(ホテル1F)提供時間:12:00~19:00(ラストオーダー18:30)料金:1名 2,900円(コーヒ・紅茶付き)※サービス料込。※仕入れの状況より、メニュー・食材に変更がある場合がある。【問い合わせ先】カフェ&ダイニング Chef’s PaletteTEL:03-5954-2254(受付時間:10:00~18:00)※画像はイメージ。
2023年05月27日企画展「マルク・シャガール版にしるした光の詩(うた)神奈川県立近代美術館コレクションから」が、東京の世田谷美術館にて、2023年7月1日(土)から8月27日(日)まで開催される。シャガールの版画作品約140点が一堂に宙を舞う恋人たちや花束、動物などを幻想的で色彩豊かに描いた絵画作品で知られる、マルク・シャガール。シャガールは絵画制作のかたわら版画も手がけており、2,000点以上の作品を残している。版元や工房との協働を通じて制作された版画作品には、絵画に通ずる部分がありつつも、版画ならではの表現も見てとることができる。企画展「マルク・シャガール版にしるした光の詩(うた)神奈川県立近代美術館コレクションから」では、神奈川県立近代美術館の所蔵作品より、1950〜60年代にかけて刊行された6つの版画集から厳選された作品約140点を展示する。たとえば『ダフニスとクロエ』や『サーカス』は、色彩豊かなリトグラフによる、シャガールを代表する作品だ。一方、シャガールは豊かな色彩表現にはとどまらない版画技法を探求しており、その例としてモノクロームのエッチングによる『ラ・フォンテーヌ寓話集』や、木版による荒々しく素朴な味わいを楽しめる『ポエム』などを挙げることができる。本展では、技法ごとの表現の違いや、題材や制作の背景などに光をあてつつ、シャガールの版画作品を紹介してゆく。展覧会概要企画展「マルク・シャガール版にしるした光の詩(うた)神奈川県立近代美術館コレクションから」会期:2023年7月1日(土)〜8月27日(日)会場:世田谷美術館住所:東京都世田谷区砧公園1-2開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜日(7月17日(月・祝)は開館)、7月18日(火)観覧料:一般 1,200円、65歳以上 1,000円、高校・大学生 800円、小・中学生 500円、未就学児 無料【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年05月26日フェイラー(FEILER)から、国立新美術館にて開催される展覧会「ルーヴル美術館展 愛を描く」とのコラボレーションハンカチ「ラシーブルダムール(LA CIBLE DAMOUR)」が登場。2023年5月3日(水)より、国立新美術館「ルーヴル美術館展」会場内特設ショップ、フェイラー銀座本店にて発売される。「ルーヴル美術館展」とのコラボハンカチフェイラーと、展覧会「ルーヴル美術館 愛を描く」がコラボレーション。ドイツ・シュニール織のコットン100%のハンカチに、展覧会で展示されているフランソワ・ブーシェ《アモルの標的》から着想を得て、キューピッドをモチーフとしたデザインを落とし込んだ。華やかに咲く色とりどりの花々や、ハートに刺さった矢などがキュートだ。ハンカチを縁取るカラーは、アイボリーとブルーの2色を用意する。【詳細】フェイラー×「ルーヴル美術館展 愛を描く」コラボハンカチ※予約不可発売日:2023年5月3日(水・祝)販売場所:国立新美術館 1E「ルーヴル美術館展 愛を描く」会場内特設ショップ、フェイラー銀座本店価格:「ラシーブルダムール」2,970円サイズ:約25×25cm※オリジナル箱入り※特設ショップは6月12日(月)まで※フェイラー銀座本店での予約、発売後の取り置き、代引き配送は不可※フェイラー銀座本店では、混雑状況により販売方法が変更になる場合あり※フェイラーでは、フェイラー銀座本店以外のショップでの販売はなし※「ルーヴル美術館展」は、5月8日(月)以降は、全てのチケットが事前予約(日時指定)不要となる※ひとり1点までの購入※購入点数制限は、一定期間経過後に解除する場合あり※販売数には限りあり
2023年05月05日2023年5月1日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたメットガラ(MET GALA)において、ヴァレンティノ(VALENTINO)のDI.VAs(*)のひとりであるフローレンス・ピューのほか、リアーナ、フローレンス・ピュー、ブルックリン・ベッカム、二コラ・ペルツら、数々のセレブリティがヴァレンティノの特別なドレスを着用した姿を披露しました。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesPHOTO CREDIT Valentino GettyImagesフローレンス・ピュー(Florence Pugh)クリエイティブ・ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインしたオートクチュールルックを着用。大きく開いたバックスタイルとシルクシフォンのブラックリボンが特徴のホワイトシルクタフタのドレスで、合計64mのシルクが使用されています。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesPHOTO CREDIT Valentino GettyImagesリアーナ(Rihanna)ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインしたオートクチュールドレスとケープを着用。5mのトレーンを引くシルクドレスに、500枚の花弁からなる30のカメリアでつくられたシルクケープを合わせたスタイル。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesステファニー・スー(Stephanie Hsu)ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインしたブラックスパンコール刺繍ドレスを着用。ホワイトシャツとブラックタイを合わせたスタイル。PHOTO CREDIT Valentino GettyImages右:ニコラ・ペルツ(Nicola Peltz Beckham)ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインした、サイドに深いスリットが入ったシルクシフォンドレスを着用。左:ブルックリン・ベッカム(Brooklyn Beckham)2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ より、ブラックのテイラードスーツにブラックシフォンシャツとブラックシルクタイを合わせたスタイル。PHOTO CREDIT Valentino GettyImages左:プリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra)ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインしたブラックケープ、ドレスを合わせたスタイル。右:ニック・ジョナス(Nick Jonas)2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ より、ナッパレザージャケットにホワイトシャツ、ブラックシルクタイを合わせたスタイル。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesラビリンス(Labrinth)2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ より、オールレッドのジャケット、シャツ、パンツにブラックシルクタイを合わせたスタイル。PHOTO CREDIT Valentino GettyImages右:ヴィオラ・デイヴィス(Viola Davis)ピエールパオロ・ピッチョーリが彼女のためにデザインしたドレスを着用。ピンクPPカラーにトーン・オン・トーンのフェザーをあしらったデザイン。左:ジュリアス・テノン(Julius Tennon)ヴァレンティノのタキシードを着用。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesミロスラヴァ・ヴァヴリネック(Mirka Federer)2023年春夏オートクチュールコレクション ‘ヴァレンティノ ル クラブ クチュール’ より、シルク地にフェザー刺繍を配し、リボンベルトを合わせたドレスを着用。PHOTO CREDIT Valentino GettyImagesペドロ・パスカル(Pedro Pascal)2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ より、赤いオーバーサイズのコートにシャツ、ショートパンツ、Vのメタルパーツがあしらわれたシルクタイを合わせたスタイル。*ヴァレンティノは2023年4月、メゾンのDI.VAsのひとりとしてフローレンス・ピューを起用しました。ヴァレンティノのDI.VAs(=DifferentValues)は、内的価値に支えられた多面的な個性を備えた人物です。ピエールパオロ・ピッチョーリにとってDI.VAsは、メゾンの価値を変化させながら伝えていく、真正性と進歩的な理想、多様性の本質といえます。@maisonvalentino
2023年05月03日中京テレビ放送株式会社は、松坂屋美術館、中日新聞社とともに「アニメージュとジブリ展」を4月22日(土)より松坂屋美術館で開催いたします。「アニメージュとジブリ展」ビジュアル本展覧会は雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時からスタジオジブリが設立された80年代後半に焦点を当てます。まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期。そして、鈴木敏夫が後のジブリにつながる高畑勲・宮崎駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。全国巡回中の展覧会がついに名古屋初上陸となります。※展示内容などは変更になる場合があります。ご了承ください。【展覧内容】【HIGHLIGHT 1 アニメージュ誕生!~テレビまんがからアニメブームへ】1970年代後半から80年代にかけてのアニメブーム勃興期を、アニメ同人誌、雑誌、ポスター、グッズ、セル画コレクションなどの展示から振り返ります。また「アニメージュ」創刊号を大々的に拡大展示します。雑誌「アニメージュ」【HIGHLIGHT 2 アニメージュは私たちにすべてを教えてくれた~ガンダムが変えた歴史】本エリアでは、「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを誌面の拡大展示やレイアウト、美術監督中村光毅氏によるイラストを展示することによって当時を振り返ります。「機動戦士ガンダム」公開時の映画ポスター【HIGHLIGHT 3 加速するアニメブーム~拡大するアニメージュ】ガンダムによって加速したアニメブームは、若い作り手が参加した作品が増えるなど、さらなる発展を続けます。また、「未来少年コナン」「ルパン三世 カリオストロの城」「じゃりン子チエ」など、高畑、宮崎両監督がジブリ以前に制作した作品も紹介します。さらに本エリアでは、鈴木敏夫の志向性が色濃く出た「表紙」と「付録」のギャラリーをお楽しみいただけます。中吊り広告【HIGHLIGHT 4 ナウシカへの道~一冊の雑誌から映画が誕生】本エリアでは、1982年2月号の原作マンガ連載開始を経て、1984年に映画「風の谷のナウシカ」が誕生、その後スタジオジブリが作られる道のりを振り返ります。「風の谷のナウシカ」ジオラマ「風の谷のナウシカ」セル画と色指定<みどころ>1. エントランスでネコバスがお出迎え!アニメージュの表紙がエントランスを飾り、表紙から飛び出す迫力あるネコバスが来館の皆さまをお出迎えします。*こちらでの写真撮影は可能です。2. テレビアニメ「機動戦士ガンダム」のガンプラ(ガンダムのプラモデル)を展示!初期ガンプラによる「機動戦士ガンダム」の名シーンを立体で再現。3. 『風の谷のナウシカ』に登場する「風使いの腐海装束」を展示!造形作家・竹谷隆之氏が監修を手掛けた『風の谷のナウシカ』に登場する「風使いの腐海装束」「朽ちゆく巨神兵」のジオラマを展示いたします。*こちらでの写真撮影は可能です。【アニメージュとは】1978年5月26日に日本初の本格的商業アニメ雑誌・月刊「アニメージュ」(徳間書店)が創刊。アニメ雑誌のパイオニアとして、それまで作品の裏方として決して脚光を浴びることのなかった業界内部、作家や制作に関わる人をクローズアップしてきました。『風の谷のナウシカ』のアニメーション映画化でスタジオジブリ設立のきっかけとなった本誌は、2023年に創刊45周年を迎える今もアニメとファンをつなぐ橋渡し役です。【開催概要】会期 :2023年4月22日(土)~6月11日(日)会場 :松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店 南館 7F開館時間:10時~18時※最終日は17時閉館(最終入館はいずれも閉館時間の30分前まで)会期中無休主催 :中京テレビ放送、松坂屋美術館、中日新聞社企画協力:スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館協力 :徳間書店、マクセル、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション協賛 :NTTコノキュー企画制作:ニュートラルコーポレーション後援 :名古屋市、名古屋市教育委員会展覧会に関するお問い合わせ:松坂屋美術館TEL 052-251-1111(大代表) 10:00~18:00名古屋展公式サイト : 「アニメージュとジブリ展」公式サイト : 「アニメージュとジブリ展」公式Twitter: ▼チケット情報入館料:一般・大学生1,500円(1,400円)、中高生1,000円(900円)、小学生600円(500円)*税込※( )内は前売り料金。※前売り券は4月21日まで販売中。※未就学児は無料。未就学児のお客様は必ず保護者(18歳以上)同伴でご入館ください。※中・高校生券の方は、学生証等の提示が必要。【各種グッズを販売!】本展限定のオリジナルグッズを一部ご紹介!他にも、各種販売予定!■大判ハンカチーフ(魔女の宅急便/天空の城ラピュタ)各1,650円(税込)大判ハンカチーフ■フリーカップ 全4種(天空の城ラピュタ/となりのトトロ/魔女の宅急便/風の谷のナウシカ)各1,540円(税込)フリーカップ 全4種■BOX入りぬいぐるみ テト(風の谷のナウシカ)11,000円(税込)BOX入りぬいぐるみ テト■箱入りぬいぐるみ 王蟲(風の谷のナウシカ)14,300円(税込)箱入りぬいぐるみ 王蟲■豆皿 全4種(となりのトトロ/風の谷のナウシカ/魔女の宅急便/天空の城ラピュタ)各1,320円(税込)豆皿 全4種■アデリアグラス 全2種(天空の城ラピュタ/風の谷のナウシカ)各1,320円(税込)アデリアグラス 全2種※商品ラインナップ、商品名、価格、デザイン、仕様、購入個数制限などは発表後であっても変更になる場合があります。※数量限定のため、品切れとなる場合があります。【コラボイベント:「アニメージュとジブリ展」AR特別企画 in 松坂屋名古屋店】「アニメージュとジブリ展」開催を記念して、株式会社NTT QONOQ(コノキュー)が提供する新感覚街遊びAR(拡張現実)サービス「XR City」とコラボイベントを開催!お客さまが「XR City」アプリをダウンロードしたスマートフォンで、場所に応じた「アニメージュとジブリ展」がコラボしたARコンテンツをお楽しみいただける企画です。お手数ではございますが、詳しくは、下記のイベント公式サイトでご確認をお願いいたします。 上記の他、名古屋展公式サイトでは最新情報を随時更新しておりますのでご確認をいただけますと幸いです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月12日展覧会「古代エジプト美術館展」が、福岡アジア美術館にて2023年4月8日(土)から5月28日(日)まで開催される。古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」コレクションを紹介「古代エジプト美術館展」は、古代エジプトを専門とするの日本唯一の美術館「古代エジプト美術館 渋谷」が所蔵する作品を紹介する展覧会。国内では質量共に優れた内容を誇るコレクションは、先王朝時代からローマ支配時代までを網羅し、古代エジプト文化の全貌を知ることができるものだ。ミイラや木棺・ツタンカーメンの指輪など約200点を展示本展では、「古代エジプトの神々と信仰」「ファラオが率いた国家」「古代エジプト人の衣・食・住」「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」の4つのテーマを設けて展示を構成。ミイラやミイラマスク、木棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重な遺物や、当時の生活様式が分かるジュエリーやレリーフなど約200点を展示する。古代エジプトの神々と信仰古代エジプト人は、この世界や宇宙は創生神によって創造され、その後多くの神々が誕生したと考えていた。中でも古代エジプトでは多くの動物神が信仰されていた。動物には人間にはない特別な能力を持つものと信じられていたためだ。本章では、《アテフ冠を被ったトト神像》や《ウラエウス厨子装飾》など、多様な神々の護符や神像、動物のミイラを紹介する。古代エジプトの死生観ー再生とミイラ死後に再生し、永遠の生命を得ると信じていた古代エジプト人は、長きにわたりミイラを作ることで、死者の遺体を保存してきた。ミイラ作りの技術が頂点に達して以降、末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ支配時代にかけても多くのミイラが作られた。「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」では、プトレマイオス朝時代などに作られたミイラマスクや人型木棺、少女のミイラなどを紹介する。ファラオが率いた国家&古代エジプト人の衣・食・住このほか、「ファラオが率いた国家」では、常に絶対的権力を行使し国家を運営していた国王ファラオや、人口の約10%にあたるエリート高官たちにフォーカス。ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示する。一方、続く「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを多数展示し、当時のエジプト人たちの生活様式を浮き彫りにする。「ペコちゃん」コラボグッズを販売なお、展覧会オリジナルグッズとして、不二家(FUJIYA)の人気キャラクター「ペコちゃん」とコラボレートしたクリアファイルやウォーターボトル、マグネットなどを販売。また、「世界一おもしろいお菓子屋さん」アート・キャンディ・ショップ「PAPABUBBLE/パパブブレ」とのコラボレーションキャンディ、文具・雑貨メーカーのハイタイドとのコラボレーショングッズなど多数展開される。【詳細】「古代エジプト美術館展」会期:2023年4月8日(土)~5月28日(日)会場:福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリーA・B・C住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階観覧時間:9:30~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)※最終入場は30分前まで観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高大生 1,300円(1,100円)、小中生 800円(600円)※( )内は前売り料金※チケットは、ARTNEチケットオンライン、ローソンチケット(Lコード 82255)、セブンチケット(セブンコード 098-803)等で販売■巡回情報・東広島市立美術館会期:2023年10月10日(火)~11月26日(日)住所:広島県東広島市西条栄町9-1・鳥取県立博物館会期:2024年4月6日(土)~5月12日(日)※予定住所:鳥取市東町2-124【問い合わせ先】西日本新聞イベントサービスTEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)
2023年03月31日設備の入れ替え及び建物のメンテナンスのため、4月10日(月) より2024年秋までの予定で長期休館に入る三菱一号館美術館。休館前最後の展覧会となる『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』が4月9日(日) まで開催されている。江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳のもとで学び、良きライバルとして当時人気を二分した落合芳幾(おちあいよしいく)と月岡芳年(つきおかよしとし)。同展では、国芳の門弟として腕を磨いたふたりの作品が、江戸から明治という激動の時代のなかでどのように変化していったのか、両者を対比させながら紹介。大阪で書店を営んだ浅井勇助氏が収集し、幕末明治の浮世絵を網羅する「浅井コレクション」をはじめとする貴重な個人コレクションを中心に構成されている。ともに江戸に生まれた芳幾と芳年は、10代のほぼ同時期に国芳に入門。慶応2-3(1866-67)年には、幕末の不穏な世相を反映し歌舞伎や講談の残虐シーンを分担して描いた「英名二十八衆句」を共作し人気を博すが、明治維新を迎え、浮世絵が衰退していくなかで、芳幾は新聞錦絵などの新しいジャンルを開拓。芳年は浮世絵での表現にこだわり続けるなど、それぞれの道を模索していく。(左):月岡芳年《英名二十八衆句 勝間源五兵衛》1866年、(右):月岡芳年《英名二十八衆句 姐妃の於百》1866年、ともに西井コレクション(左):落合芳幾《英名二十八衆句 濱島正兵衛》1867年、(右):落合芳幾《英名二十八衆句 十木伝七》1866年ともに西井コレクション展示の序盤では、二人の師である国芳の作品や、国芳の作風を継承し、芳幾、芳年それぞれが描いた武者絵を中心に紹介されている。(左):歌川国芳《初代沢村訥升の春永 六代目岩井半四郎の蘭丸 四代目坂東三津五郎の武智光秀》1834年浅井コレクション武者絵に役者絵、美人画、風俗画にいたるまで幅広く描き、幕府の規制をかいくぐって風刺を続け、江戸庶民の人気を得ていた国芳。なかでも最も得意としていたのは武者絵で、芳幾は国芳が手掛けた武者絵の人気シリーズ「太平記英勇伝」(1848-53年)の作品を引継ぎ、1867年に同名シリーズを発表。両者を見比べると、芳幾がいかに師の作風に非常に忠実に描いているかということがわかるだろう。(左):歌川国芳《太平記英勇伝 根来小水茶》1848-53年浅井コレクション落合芳幾「太平記英勇伝」1867年浅井コレクション※前後期で頁替えあり。写真は前期展示のもの一方の芳年も、1883年から4年の歳月をかけて武者絵のシリーズ「芳年武者无類」を出版している。こちらは、無地の背景や人物の配置など独特な構図で描かれた芳年の武者絵の金字塔的シリーズで、芳年が国芳から継承した画風を革新的なものに変えていったということを見て取ることができる。(左):月岡芳年《芳年武者无類 日本武尊 川上梟師》1883年(右):月岡芳年《芳年武者无類 相模守北條最明寺入道時頼》1883年ともに浅井コレクション明治に入り、芳幾が活路を見出したのが「新聞錦絵」というジャンルだ。芳幾は、戯作者の條野採菊(じょうのさいぎく、鏑木清方の父)らとともに東京初の日刊紙「東京日日新聞」を発刊。新聞からゴシップ的な記事を選び、テキストに即して描いた錦絵「新聞錦絵」を刊行するとたちまち人気となり、多くの追随者を生むことになった。のちに刊行された「郵便報知新聞」の新聞錦絵では、芳年が起用されている。(左):落合芳幾《東京日々新聞 四十号》1874年毎日新聞社新屋文庫(左):月岡芳年《郵便報知新聞 第四百二十五号》1875年毎日新聞社新屋文庫芳幾が新聞錦絵で成功する一方で、芳年は西洋絵画にも学び、自らの表現を突き詰めていく。歴史画も数多くのこしている芳年だが、晩年には100図からなる大作シリーズ「月百姿」に取り組んだ。これは、歴史上の人物や物語の登場人物などを月にちなんだ風景のなかに描いたもので、文学的で静謐なその作品世界は、芳年が試行錯誤のうえにたどり着いた境地を示しているといえる。(左):月岡芳年《月百姿 朱雀門の月 博雅三位》1886年(右):月岡芳年《月百姿 竹生島月 経正》1886年ともに浅井コレクション江戸から明治へ、浮世絵衰退の時代に生き、それぞれのやり方で時代に抗った芳幾と芳年。同じ師に学んだふたりの対照的な生き様を、それぞれの作品を通して感じとってみてほしい。<開催情報>『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』2月25日(土)〜4月9日(日) 三菱一号館美術館にて開催詳細はこちら:
2023年03月27日三菱一号館美術館で『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』が開催中です。幕末から明治にかけて活躍した人気浮世絵師、落合芳幾(おちあいよしいく)と月岡芳年(つきおかよしとし)。「最後の浮世絵師」とも呼ばれた彼らのゾクゾクする作品をご紹介します!「最後の浮世絵師」たちのアートが集結!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景【女子的アートナビ】vol. 286本展では、歌川国芳(1797-1861)の門下で腕を磨いた浮世絵師、落合芳幾(1833-1904)と月岡芳年(1839-1892)の浮世絵を中心に、さまざまな作品を展示。幕末~明治の浮世絵を多く所蔵する「浅井コレクション」をはじめ、貴重な個人コレクションをもとに、彼らの画業が紹介されています。芳幾と芳年は、ともに江戸生まれ。ほぼ同じ時期にともに10代で、国芳に入門して教えを受けました。二人は、残酷な血みどろ絵を共作し人気を博しますが、30代で明治維新を迎え、それぞれの道を歩んでいきます。浮世絵が衰退をはじめた明治時代に、二人の絵師がどう生き残ったのか。本展では、人気浮世絵師たちの新たな活躍の場も紹介されています。血みどろ絵でブレイク!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景本展のプロローグで登場するのは、芳幾と芳年がブレイクするきっかけとなった共作の作品集《英名二十八衆句》。江戸後期の歌舞伎や講談で知られている殺戮シーンを集めた全28枚の作品で、会場ではそのうち8枚を展示しています。絵の上部には、戯作者による場面解説が記載され、芳幾と芳年がそれぞれ半数ずつ図版を手がけました。幕末の不穏な風潮も反映させ、血みどろの場面はかなりリアル。例えば、芳年の《英名二十八衆句高倉屋助七》は、歌舞伎『助六』の主人公「花川戸助六」を描いたもので、倒した駕籠に足を掛けて睨む姿の手足には生々しい血の跡が。血みどろ絵、無惨絵を代表する残酷な作品です。かっこいい!師匠、国芳の絵『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景続く第1章では、二人の師匠である国芳の作品を展示。彼らが入門したとき、国芳は50代前半で、武者絵や役者絵、美人画、風俗画などさまざまな作品を手がけていました。たびたび幕政批判を匂わす作品を描き、奉行所からにらまれていた国芳ですが、江戸の庶民たちからは大人気。また、面倒見もよかったため、弟子たちからも慕われていました。会場では、国芳の《甲越川中島大合戦》をはじめ、ダイナミックでかっこいい作品が並んでいます。ゾクゾクする肉筆画も!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景第3章では、芳幾と芳年らの貴重な肉筆画を紹介。浮世絵版画とはまた異なる趣があり、絵の巧さ、筆さばきなど技法のすばらしさもダイレクトに伝わります。例えば、芳幾の《幽霊図》は、格子の間から顔を出している幽霊の姿を描写。こけた頬やくぼんだ目など、おどろおどろしい雰囲気で、脚も描かれていません。薄暗い展示室で見ていると、ゾクゾクします。いっぽう、芳年の《幽霊図うぶめ》(3月14日~26日展示)は赤子を抱く母親の後ろ姿を描いたもの。うぶめとは、妊娠中に亡くなった女性の妖怪で、血だらけの赤ん坊を人に抱かせようとする……と伝えられています。しかし本作からは、怖さというより母親の切なさ、悲しさが伝わってきます。新聞錦絵で生き残る!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景第5章では、新聞錦絵を紹介。明治になると、さまざまな新聞が刊行されはじめ、芳幾は東京初の日刊紙「東京日日新聞」の発刊に携わります。さらに、庶民の好奇心を刺激するセンセーショナルな事件を錦絵にして刊行し、人気を獲得。需要がなくなりつつあった浮世絵師ですが、新聞や雑誌という新しいメディアに挿絵を描き、活躍を続けました。ライバルの芳年は、「郵便報知新聞」の新聞錦絵に起用され、こちらもブレイク。ただ、彼は浮世絵制作にもこだわり、晩年も版画を出版するなど最後まで浮世絵師として活動を続けました。休館前にぜひ!なお、三菱一号館美術館は、本展のあと設備入替および建物メンテナンスのため休館いたします。再開館は2024年秋頃を予定。休館前に、ぜひ足を運んでみてくださいね!Information会期:~4月9日(日)※展示替えあり※休館日は、3月20日(月)会場:三菱一号館美術館開館時間:10時~18時(金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21時まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料:一般 ¥1,900、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下無料
2023年03月23日鳥取県教育委員会と鳥取県立美術館パートナーズ株式会社は、開館2年前の節目にあたり、鳥取県立美術館を象徴するロゴ・シンボルマークを発表します。鳥取県立美術館ロゴ・シンボルマーク(基本デザイン)【シンボルマーク デザインコンセプト】鳥取(TOTTORI)の複数あるTを県民一人ひとりに見立て、そのTの集積によって美術館のシルエットを構成、県民が主体となる美術館を目指したデザインとなっています。TとTの隙間は、建設後の活用こそが重要である事を、隙間を埋めていく=皆で大切に作り上げていこう、というメッセージになっており、参加しやすい「開かれた場」である事も表しています。【製作者】原 寿夫(はら・としお)さん (ロゴ・シンボルマーク公募 最優秀賞受賞者)【決定の経緯】2022年に実施した応募資格不問の公募にて、1,726点の中から有識者による審査委員会が6点を選出し、LINEによる一般投票を行いました。一般投票の結果及び作者からのヒアリングの結果を踏まえ、審査委員会による最終審査で最優秀作品として選出され、デザイン調整を経て決定しました。【デザイン展開】シンボルマークのパターン展開、ロゴとシンボルとの組み合わせ例など、詳細については別添資料をご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日東京・丸の内にある美術館「三菱一号館美術館」が、修繕工事のため2023年4月10日(月)から2024年秋まで長期休館する。「三菱一号館美術館」が修繕工事のため長期休館2010年4月に開館した「三菱一号館美術館」は、1968年に老朽化のため解体された洋風事務所建築「三菱一号館」を可能な限り復元した美術館。丸の内の文化発信拠点として、休館前最後の展覧会となる「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」を含め、これまでに40本の展覧会を開催している。今回の修繕工事では、展示作品の環境保全のための空調設備入れ替え、屋内外各所の照明をLEDに変更、レンガ建築に由来する電波環境の悪さの改善を実施。また、汚れの除去や各所の点検・補修など、建物全体のメンテナンスも同時に行う。なお、5月中旬から2024年夏ごろまでの期間は、「三菱一号館」の外壁を取り囲む大型の仮囲いを設置。仮囲いには、美術館のロゴマークをデザインした服部一成による、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック作品をモチーフにしたコラージュ作品が描かれている。概要「三菱一号館美術館」長期休館休館予定期間:2023年4月10日(月)〜2024年秋仮囲い設置予定期間:2023年5月中旬〜2024年夏ごろまで
2023年02月27日三菱商事が次世代アーティストの育成と自立を目指し、社会貢献活動の一環として取り組んでいる「三菱商事アート・ゲート・プログラム(MCAGP)」。その支援アーティスト6組による展覧会『三菱商事アート・ゲート・プログラム2021-2022支援アーティスト6組による新作展』が2月26日(日)まで、代官山のヒルサイドフォーラムにて開催されている。MCAGPは、若手アーティストに作品発表の場を提供することを目的に2008年にスタートしたが、昨今のアーティストの制作スタイルの変化やテーマの多様化などを鑑み、2021年に「育成」に重点を置いたプログラムへとリニューアル。アーティストのキャリアステージに合わせ「スカラシップ」「ブレイクスルー」「アクティベーション」と3つに分類し、その段階に合わせて資金援助のみならずラーニングやメンタリングなどを取り入れ、アーティストの成長や創作活動の発展をサポートしている。今回の展覧会に出品しているのは「ブレイクスルー」の支援アーティストである6組。現在、群馬県の榛名湖のほとりで創作活動を行う衣真一郎は、地元の群馬をはじめ奈良県や静岡県、九州の古墳をリサーチした際のスケッチなどをもとにした、自然と人工が共存する風景を描いた絵画作品と、カラフルな木片を使用した立体作品を設置し、絵画と立体が呼応するような空間をつくり出した。描いた絵画を裁断して再構築し、鑑賞者の立ち位置によって見え方に変化を与える作品を制作してきた泉桐子は、近年の関心事のひとつである移民問題へつながるテーマを描いた新作を展示している。展示風景より。衣真一郎の作品泉桐子《Recorded by Scarecrows》2023年精神福祉施設で働いた経験をもち、精神疾患やその歴史などをテーマにした映像作品を制作している小山渉は、過去に制作した作品とともに看護師であり精神疾患を持つ女性が「やってみたいこと」を実現していく様子を捉えた新作などを展示。一見何もないように見える空間に、さりげなく3点の作品が配置されている飯島暉子の展示室は、私たちに少しの時間立ち止まり、ものの変化する過程に立ち会うことを促している。小山渉《心臓が動いている》2021-2022年飯島暉子《浮遊》2017年female artists meetingは、だれもが生活レベルで実践できる「みんなでできるフェミニズム」のかたちを模索しているプロジェクトチーム。2月25日(土)には、オープンリサーチプロジェクト「ウィッシュリストβ版」を活用した情報交換を行うレクチャー&ディスカッションイベントを実施。展示室では、「ウィッシュリストβ版」の紹介映像などが展示されている。female artists meeting《ウィッシュリストβ版》2023年絵画の鑑賞体験をいかに解放できるかということに関心をもつ岡本秀は、これまで継続的に描いてきた襖絵をモチーフにした新作を展示しているほか、「待合室」のような空間での絵画の鑑賞体験をイメージした展示空間を作り出している。岡本秀《くくるく療法》2021年コロナ渦という難しい状況のなかで、メンターとの対話やアーティスト同士の交流などを通じて、作品やコンセプトを発展させてきた6組。大きく変化する社会と向き合い、自らの作品に昇華させた彼らの、思考と創作のプロセスを体感することができるだろう。【開催情報】『三菱商事アート・ゲート・プログラム2021-2022支援アーティスト6組による新作展』2023年2月15日(水)~2月26日(日)、代官山ヒルサイドフォーラムにて開催。
2023年02月24日東京・六本木の国立新美術館では、3月1日(水) から6月12日(月) まで、世界最大級の美の殿堂であるパリのルーヴル美術館のコレクションから、「愛」をテーマとした名画を厳選した特別展が開催される。同展は、2018年から2019年にかけて東京と大阪で開催され、約70万人もの来場者を迎えた『ルーヴル美術館展 肖像芸術――人は人をどう表現してきたか』に続くもの。多彩なコレクションを誇るルーヴル美術館では、様々な切り口で企画展を構成することが可能で、今回は、16世紀から19世紀までの73点の名画を通じて、西洋絵画における「愛」の表現の諸相を紐解く試みだ。ひとくちに「愛」と言っても様々なかたちがあり、表現がある。古代のギリシア・ローマ神話に登場する神々の愛、キリスト教における神が人類に注ぐ無償の愛や、人間が神に寄せる愛、家族愛、恋人同士の愛、官能的な愛、悲劇的な愛など、ヨーロッパ各国の主要な画家たちによる多様な愛の表現を楽しめるのが同展の大きな魅力だ。また、同展は、おおまかに美術史の流れをたどる構成となっている。イタリアや北方のルネサンス期の神話画や宗教画から、17世紀オランダの風俗画や室内画、18世紀フランスのロココの画家たちによる官能的な絵画、そして19世紀フランスの新古典主義やロマン主義の絵画まで、国と時代による表現様式の変遷や違いも見てとることができるだろう。26年ぶりに来日をはたすフラゴナールの《かんぬき》やジェラールの《アモルとプシュケ》といった著名な傑作のほか、隠れた名画の初来日作など、いずれの絵画にもそれぞれの物語が織り込まれている。人物の表情や仕草、あるいは描き込まれた象徴物や小道具、背景などを細やかに見ていくと、豊かな愛の物語が浮かび上がってくる。描写の美しさや巨匠たちの優れた技を楽しめると同時に、「愛」をキーワードとして、1点1点の絵画を読み解いていく奥深い体験もできる展覧会となっている。ぜひ、たっぷりと時間をとって会場を訪れたい。ピーテル・ファン・デル・ウェルフ《善悪の知識の木のそばのアダムとエバ》1712年以降Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcomアントワーヌ・ヴァトー《ニンフとサテュロス》1715-1716年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcomシャルル・メラン《ローマの慈愛》、または《キモンとペロ》1628-1630年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Tony Querrec / distributed by AMF-DNPartcomサッソフェラート (本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)《眠る幼子イエス》 1640-1685年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF-DNPartcomジャン=オノレ・フラゴナール《かんぬき》1777-1778年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcomギヨーム・ボディニエ《イタリアの婚姻契約》1831年Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Mathieu Rabeau / distributed by AMF-DNPartcomウジェーヌ・ドラクロワ《アビドスの花嫁》1852-1853年頃Photo (C) RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux / distributed by AMF-DNPartcom<展示情報>『ルーヴル美術館展 愛を描く』会期:2023年3月1日(水)~6月12日(月)会場:国立新美術館 企画展示室1E休館日:火曜(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(水)時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般 2,100円/大学 1,400円/高校 1,000円※2023年3月18日(土)~31日(金) は高校無料(学生証の提示が必要)※事前予約制(日時指定券)を導入展覧会HP:
2023年02月16日