写真家の石橋英之による個展「Presage / Connotations」が、9月24日まで東京・六本木のイマ コンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)にて開催されている。フランス北部にあるリールを拠点に活動する石橋英之は、ファウンドフォトを使ったコラージュやアプロプリエーションの手法を用いた作品で知られる写真家。13年に東京・神田にあるBTギャラリーで個展「Presage/予兆」を開催し、15年には同作の写真集『Presage』を刊行。同年にフランス・マルセイユでも個展「Presage」を開催し、オランダ・アムステルダムで新作「Connotations」を発表し、高い評価を得ている。「Presage」は、蚤の市で購入した古写真やポストカードの断片を精巧に繋ぎ合わせ、コラージュによってひとつのイメージを作り上げた作品。一見すると複数のイメージで構成されていることが分からない程に手を加えることで、一枚の絵としての完成度が高まっている。また、制作の過程で入ったホコリなどの異物はあえてそのまま残すことで作品に奥行きが与えられている。新作の「Connotations」は、「Presage」で用いた“イメージの盗用”と“再構築”というアプローチをさらに発展させたシリーズ。石橋英之の友人であるアメリカ人女流詩人が自身の恋愛経験を綴った極私的な詩に喚起されたポートレイトとなっており、インターネットのハッシュタグ検索で抽出した無数のイメージを用いてコラージュすることで架空の男性を具象化させている。そこに、典型的なファッション広告のようなイメージをも加えることで個人の私的な経験を超え、より社会に対して開かれたイメージへと昇華させた。この試みは、文学と写真の融合のみならず、現代社会における写真と集団的記憶の関係を問いかけている。今回の個展では、ふたつのシリーズのもととなった写真のオリジナルコラージュも同時公開し、その制作の軌跡を辿る。【イベント情報】「Presage / Connotations」会場:イマ コンセプトストア住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:7月29日~9月24日時間:11:00~19:00入場無料休館日:日月曜日、祝日
2016年08月30日10月30日、東京都千代田区で開催されるデータ保全セミナー「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」では、コニカミノルタ、ITR、デル・ソフトウェアにより、ディザスタリカバリ(DR)や事業継続計画(BCP)など、最悪の事態を想定したITシステム対策について紹介される。明日10月29日18:00申込締切。基調講演では、IT分野専門のリサーチ&コンサルティングを行うアイ・ティ・アールのプリンシパル・アナリスト 金谷敏尊氏が、クラウドコンピューティングを中心に新たな技術基盤が登場するなか、多くの企業が災害や障害復旧に備えたDRやBCPの見直しの時期にきていると訴える。また、「コニカミノルタでのクラウド活用によるDR化の取組」と題した特別講演が同社IT業務改革部ITアーキテクチャグループ マネージャー代理 末崎 琢之氏によって行われる。2011年の大震災以降、同社が取り組んできたBCP/DR施策や今後の計画について講演が行われる。さらに、デル・ソフトウェア テクニカルサービス マネージャ 下館英之氏により、昨今のディザスタ・リカバリとBCPにおけるITの課題と最新の技術動向に関して、重複排除の技術、増加する非構造データへの対応への最新技術について紹介される。そのほか、来場者にはギフトカードが配布される特典も用意されている。詳細は以下の通りだが、明日10月29日18:00が申込締切となっているため、参加希望者は早めの申し込みが必要だ。タイトル:「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」開催日程:2014年10月30日(木)14:00~16:30(13:30受付開始)定員:100名申込締切:2014年10月29日(水) 18:00まで参加費:無料会場:株式会社マイナビ マイナビルーム2F-S(100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル)主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:デル・ソフトウェア株式会社
2014年10月28日企業活動で生み出されるデータは、企業にとって最大の資産といっても過言ではない。そうした競争の源泉となるデータを守りながら、高度化する要求にも応えられるデータ保護体制をどう実現させるか。10月30日(木)東京都千代田区にて、「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」と題し、有事に強い情報システム構築に関する知見が集結する。○"壊れるものは壊れる"、その中でかけがえのないデータをどう守るかマーフィーの法則では、「壊れる可能性のあるものは壊れる」「失敗する余地があるなら失敗する」などの経験則も存在するという。Forrester Researchによると、24時間365日ノンストップ稼働が運命づけられているデータセンターですら、過去5年間に、3社に1社がビジネスの中断を余儀なくされる事態にまきこまれている(図1)。これは米国の資料だが、東日本大震災を経験したわれわれ日本人は、この事実をもっとリアルに実感することができる。ゆえに、IT、特にかけがえのないデータ資産は不慮の災害から守らなければならない。図2は、データ保護という分野における上位の取り組みをリストアップしたものだが、ハードウェア上での備えのみならず、バックアップ・モダナイゼーション、つまり、さらに万全な体制でデータ・バックアップを実行することに大きな関心が寄せられている。しかし、経営層からITの費用対効果が厳しく問われる今日、データ保護といっても湯水のようにコストはかけられず、運用スタッフを簡単に増やすわけにもいかない。IT部門がジレンマに陥る場面である。○データ資産を災害から守るナレッジと最新テクノロジーが集結企業の競争の源泉となるデータを守りながら、高度化する要求にも応えられる最新のバックアップ体制をどう実現させるか。まさにその問いに答えるのが、10月30日(木)に開かれる「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」と題されたテクニカルセミナーである。データ・バックアップの中でも特に注目を集めているDR、BCPにスポットを当て、有事に強い情報システム構築に関する知見が集結する。まず基調講演には、ITインフラに関わる構想化・アーキテクチャ理論を得意とする株式会社アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリスト 金谷 敏尊氏が登壇、企業が直面するデータ保護、バックアップ/リカバリ、DRに関する課題を踏まえて、方針化や技術対策の動向を解説するとともに、DRを社内で展開する上で求められる投資効果の考え方や推進アプ ローチについても考察する。またセッションを受け持つのは、"Backup to Business"をスローガンにバックアップ・モダナイゼーションを提唱しているデル・ソフトウェアだ。当日登壇を予定しているデル・ソフトウェア株式会社 テクニカルサービスマネージャ 下館英之氏は、「不慮の事故にそなえるデータ保護の現実解。ビジネスインパクトを最優先に考えるBCPへの準備」と題し、"有事の際にもビジネスを継続させるには、ビジネスインパクトを最優先にしてBCPを考えるべき"というコンセプトで講演する。「増え続けるデータ、仮想環境への対応とITコスト、非構造化データへの対応など、データ保護の分野で多様な問題解決が求められています。その一方で、手続きの複雑な仕組みは困る、コストが高くついては導入できないという声も聞きます。本セッションでは昨今のDRとBCPにおけるITの課題を整理しながら、バックアップ・テクノロジーにおける重複排除、増加する非構造データへの対応について最新技術をご紹介します」(下館氏)同社は最近、ディザスタ・リカバリ向けバックアップ特化型アプライアンス DRシリーズに、最上位機種「DR6000」を日本市場に投入した。DRシリーズは、全世界にすでに1,800社の顧客を有する人気製品だ。また、この秋には、バックアップ、レプリケーション、ディザスタ・リカバリテクノロジーを1つの製品で実現する「AppAssure」をリリースする。セミナーではこうした新製品の全容が明らかになると思われる。○現場のデータを活用した最新のデータ分析テクニックもさらに今回のセミナーでは、バックアップ・モダナイゼーションばかりではなく、データ分析最前線にもフォーカスする。特別講演では、最新の事例も登場する。コニカミノルタ株式会社IT業務改革部の末崎琢之氏が登壇。東日本大震災以降、同社がBCPおよびDR対策のため、何を考え、どう動いたか、ネットワーク構成の見直しからクラウド活用までその具体的な取り組みと今後の計画が披露される予定だ。貴社でも使えるヒントが見つかるかもしれない。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
2014年10月07日クラウド・コンピューティングをはじめとする新しい基盤技術の浸透を受け、DR(ディザスタリカバリ)やBCP(事業継続計画)など、最悪の事態を想定した企業ITのシステム対策も見直しの時期に入ってきた。2014年10月30日(木)に東京都千代田区で開催されるデータ保全セミナー「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで―最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」(主催マイナビニュース)では、企業のコアになりつつあるデータの保全や復旧、BCPにスポットライトを当てる。基調講演では、IT分野専門のリサーチ&コンサルティングを行う株式会社アイ・ティ・アールのプリンシパル・アナリスト 金谷敏尊氏が登壇。クラウド移行計画やITコスト削減などのプロジェクトを手掛け、メディアでの執筆や講演実績も数多い同氏は、見直しが迫られるデータ保護やバックアップ、DRに関する企業の課題を最新動向を踏まえて解説する。デル・ソフトウェア株式会社テクニカルサービス マネージャ 下館英之氏によるセッションでは、DRとBCPにおけるITの課題と最新の技術動向に関して、重複排除の技術、増加する非構造データへの対応への具体的な解説も行われる。また、コニカミノルタ株式会社 IT業務改革部 ITアーキテクチャグループ 末崎琢之氏からは、東日本大震災以降に同社が取り組んだBCP/DR施策や、同社のこれからの取り組みについての特別講演も予定されている。同セミナーの詳細は以下の通り。タイトル:「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」開催日程:2014年10月30日(木)14:00~16:30(13:30受付開始)定員:100名申込締め切り:2014年10月29日(水) 18:00まで参加費:無料会場:株式会社マイナビ マイナビルーム2F-S(100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル)主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:デル・ソフトウェア株式会社
2014年10月01日2月22日、設計事務所・ドットアーキテクツ(dot architects)の家成俊勝と、若手建築家・中山英之によるトークイベント「島と建物の新しい関係」が香川県小豆島町・馬木キャンプ(UMAKI CAMP)で開催される。馬木キャンプで、食べながら、飲みながら、ざっくばらんに語り合うイベント「UMAKI CAMP CAFE」。その第1回となる本イベントでは、中山をゲストに迎え、ホストの家成とともに、島の中に建物を建てることの可能性について語り合う。馬木キャンプは、「瀬戸内国際芸術祭2013『醤の郷+坂手港プロジェクト』」の出品作品の一つとしてドットアーキテクツが建築・施工を手掛けた施設。人と人をつなぐ公共空間、教育や福祉に関わる事業を展開させていく拠点として今年から新たなスタートを切る。
2014年02月16日ドイツのジュエリーブランド「ニーシング(NIESSING)」と建築家・中山英之がコラボレーションした企画展「“Graffiti” Rings by Hideyuki Nakayama」がニーシング東京(東京都港区南青山5-9-10サンク青山1階)にて11月10日まで開催されている。今企画において中山は、絵や文字をリングの表面に施すことのできるニーシングのジュエリー「グラフィティ(Graffiti)」のために、「メタルの木」と「リングのリング」の2種類を描き下ろした。また会場では、中山がコンペの際に実際に製作した建築模型「小さすぎるビル」「草原の大きな扉」「K湖のN荘」の3点と共にニーシングのジュエリーを展示するインスタレーションを設置。ディレクションを岡田栄造(S&O DESIGN)が手掛けている。今回、初めてジュエリーをデザインした中山氏は「設計する際、まずニ次元でスケッチを描いてから立体化していく。ジュエリーをデザインする時も同じ。ニーシングのジュエリーは構造力学的に無駄のないデザインが中心なので、円と線のみを使用しシンプルに世界観を表現した。リングを指の上で回すと、線と円の密度が変化して違った表情を見せるので、そこを楽しんでほしい」と話す。ニーシングは、1873年ドイツで創業。ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドからスチールや高品質なシンセティック素材を用いたジュエリーを発表。素材そのものの美しさを引き出したデザインが特徴で、バウハウス(Bauhaus)の理念を体現したジュエリーとも評されている。過去、レッドドット・デザインアワードやiFデザイン賞を受賞した。1979年、ウォルター・ウィテックによる「ザ・ニーシングリング」を発表。宝石を留める爪がなく、まるでダイヤモンドが浮遊しているかのようなデザインは特許を取得。国立工芸美術館(ノルウェー・オスロ)や美術工芸博物館(ハンブルグ)にコレクション展示されている。
2013年11月05日