2014年10月7日 08:00
経営課題のDR/BCPを解決! バックアップ・モダナイゼーションの知見が集結
企業活動で生み出されるデータは、企業にとって最大の資産といっても過言ではない。そうした競争の源泉となるデータを守りながら、高度化する要求にも応えられるデータ保護体制をどう実現させるか。10月30日(木)東京都千代田区にて、「―ビックデータ、仮想化/クラウドのデータ保全まで― 最新のデータ保護、DRのITプロジェクトの全容と最新の技術」と題し、有事に強い情報システム構築に関する知見が集結する。
○"壊れるものは壊れる"、その中でかけがえのないデータをどう守るか
マーフィーの法則では、「壊れる可能性のあるものは壊れる」「失敗する余地があるなら失敗する」などの経験則も存在するという。Forrester Researchによると、24時間365日ノンストップ稼働が運命づけられているデータセンターですら、過去5年間に、3社に1社がビジネスの中断を余儀なくされる事態にまきこまれている(図1)。これは米国の資料だが、東日本大震災を経験したわれわれ日本人は、この事実をもっとリアルに実感することができる。
ゆえに、IT、特にかけがえのないデータ資産は不慮の災害から守らなければならない。図2は、データ保護という分野における上位の取り組みをリストアップしたものだが、ハードウェア上での備えのみならず、バックアップ・モダナイゼーション、つまり、さらに万全な体制でデータ・バックアップを実行することに大きな関心が寄せられている。