ミカンの皮はどうやって剥いていますか。剥きづらかったり白い筋が気になったりして、食べるのが面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。簡単・きれいに剥く方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。ミカンの選び方と剥き方甘酸っぱくておいしいミカンですが、種類によっては皮が剥きづらいものもあります。農林水産省の公式サイトでは、ミカンの選び方や食べ方などミカンに関するさまざま情報を紹介しています。まず、ミカンの皮の剝き方を紹介する前に、おいしいミカンの選び方を見ていきましょう。選ぶ際に注目して欲しいのは、『ヘタ』『色・ツヤ』『皮』です。『ヘタ』は小さめで少し枯れているものを選びましょう。『色・ツヤ』は濃いだいだい色でつるっとして滑らかなもの、『皮』はふかふかしておらずハリのあるものを選ぶと、おいしいミカンに出会えるようです。おいしいミカンを選んだら、いろんな方法で皮を剥いていきましょう。本記事では、4種類の剥き方を紹介します。ヘタ側から剥くミカンの皮を裏側から剥く人が多いようですが、実はヘタ側から剥いたほうが『アルベド』と呼ばれる白い筋を取りやすくなります。ヘタ側から4つ割りにする裏側から、皮ごと2つに割ってさらに2つ割りにして4つに割ります。外皮はヘタ側から剥きましょう。ベルト状に並べるヘタ側と裏側の外皮を丸く切り取って、ミカンにベルトが巻かれたような状態にします。ベルトの1か所に縦に切り込みを入れて実を剥がしていきます。抜き終わるとベルトに実がきれいに並びます。皮を揉んでから剥く外皮と実の間に少し隙間ができている場合は、指で数回揉んで外皮と実を剥がしましょう。裏側からヘタにつながるように皮の外周を切っていくと、実をきれいに取り出すことができます。ミカンを長持ちさせる保存方法も紹介しているので、一緒に覚えておきましょう。ミカンの保存期間は2~3週間が目安です。常温で保存できますが、風通しがよくて8~10℃くらいの場所に保存することをおすすめします。また、湿度の高いところの保管は避けて、ミカン同士が重ならないように置きましょう。冷凍ミカンにすると1~2か月も保存が可能になります。冷凍ミカンの作り方は以下を参考にしてください。軽く洗ってから水分を拭き取ったみかんを、冷凍庫で凍らせます。その後、いったん冷凍庫から取り出し、冷水に一瞬浸して薄い氷の膜を作り、再度冷凍庫で冷やします。農林水産省ーより引用ミカンの皮のいろんな剥き方を紹介しました。初めて知ったという剥き方もあったと思います。コツを覚えて種類ごとにパパっときれいに剥けるようになりましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年03月07日子供から大人まで、みんな大好き『じゃがいも』。料理の仕方もさまざまで、じゃがバターやポテサラ、肉じゃが、カレーなど、欠かせない野菜の1つですよね。でも、こう思ったことはありませんか。「皮を剥くのが、面倒臭い…」よりホクホクなじゃがいもを味わいたい、じゃがいも本来の美味しさを堪能したいという時、皮付きのまま茹でてから皮を剥くのがいいといわれています。しかし熱々に茹で上がったじゃがいもの皮を剥くのはとにかく熱い!手で長時間持ってなどいられません。そんなじゃがいもの皮剥きを一瞬で終わらせるテクニックを、子育てライフハックやおうちの防災情報などをInstagramで発信しているあべももこ(abemomo_gram)さんが教えてくれました。一瞬でできるじゃがいもの皮剥きテク1.電子レンジ電子レンジで茹でる場合、洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れます。濡らしたキッチンペーパーとラップでくるんだら、あとは電子レンジにかけるだけ。茹で上がったら切り込みから外側に向かって軽く引っ張ると、見事にスルリと剥くことができます。熱いのでキッチンペーパーで抑えて行うのがポイントです。2.鍋を使うさらに簡単に剥く方法として、鍋を使って茹でる方法も紹介されています。電子レンジを使用する時と同じように洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れ、水から茹でます。茹で上がったら氷水に浸すと、切り込みから一瞬で剥くことができます。氷水に浸しているので、素手でも熱くないのが嬉しいですよね。ポテサラなどそのまま使いたい時は電子レンジ、下茹での時は鍋、と使い分けて、今日から楽チンなじゃがいもの皮剥きをマスターしてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/子育てライフハック,子供服,子供と防災,母美容(@abemomo_gram)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年03月06日ミカンの皮の剥き方は、ヘタの反対側から少しずつ剥いたり半分に割ってから剥いたりと人それぞれです。本記事では、農林水産省が推奨するミカンの選び方や、筆者が実際に試してみた「ベルト状」の剥き方を紹介します。農林水産省が推奨するミカン選びのコツ3つ農林水産省が挙げるミカン選びのコツは以下の3つです。ヘタヘタは小さめで、少し枯れている。色・ツヤ濃いだいだい色で、つるっとして滑らか。皮ふかふかしておらず、張りがある。農林水産省ーより引用このポイントを押さえておいしいミカンを選んだら、皮を剥いていきましょう。ミカンの皮を「ベルト状」に剥いてみた!ミカンの皮を「ベルト状」に剥く方法はあまり知られていませんが、農林水産省がおすすめする剥き方です。手順1.まず、ヘタ側の外皮に切り込みを入れてください。手順2.次に、外皮を取り除きます。右利きの人が剥く場合は、左手の親指で切り込みの下側を支えつつ、右手の親指で上側をめくり取っていくようなイメージで、反時計回りに剥き進めていくのがおすすめです。手順3.ぐるっと1周したら、ヘタと芯の部分を実から抜き取ります。きれいに取れました。手順4.ヘタの反対側も同様にくり抜きましょう。ヘタ側と同じように、切り込みを入れてから剥いてくり抜きます。ヘタがないぶん、スムースに剥けるでしょう。裏側もきれいにくり抜けました。手順5.1箇所、縦方向に外皮を切ります。手順6.次に実を剥がしてください。縦の切り込みを起点にして少しずつ優しく剥がすのがコツです。手順7.実を1つずつバラバラにしましょう。1つずつ丁寧に実を剥がしていくと、ズラッと実が並んだ状態になります。ミカンの実をベルト状に整列させる剥き方は、周りを驚かせられる上に楽しみながら食べられるのが魅力です。少しコツが必要ですが、慣れてしまえば簡単にできるので試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年02月18日数ある秋の味覚の中で人気の食材ひとつに、栗があります。栗ご飯に始まり、渋皮煮、栗きんとん、さらにはマロングラッセやモンブランなど、主菜からスイーツにいたるまでたくさんの楽しみ方があります。そして、おいしく食べるためには、皮を上手に剥くことが不可欠といってよいでしょう。そこで本記事では、簡単な栗の剥き方を解説します。鬼皮と渋皮のそれぞれの剥き方だけでなく、保存方法や賞味期限、栗を使ったおすすめレシピまで、あますところなく紹介します。栗の皮を剥くのは面倒と思っている人も、ぜひ参考にしてください!■栗の皮は食べられる?栗といえば、普通は中の黄色い部分を食べますが、皮は食べることができるのでしょうか?栗には、『鬼皮』と『渋皮』があります。そして木に実っている状態のときは、一番外側はトゲのある殻で覆われています。つまり、黄色い実と渋皮、その外側にある鬼皮、トゲの殻と、4層に別れているのですが、鬼皮も渋皮も皮ではなく、黄色い実も実ではありません。この基本的な部分を詳しく解説しましょう。 ・果肉である「鬼皮」は食べられない栗の構造について解説すると栗は木に実っている時は、トゲのついた皮で覆われています。このトゲは「イガ」と呼ばれ、これが栗の皮です。通常一つのイガには3個の栗の実が入っており、一番外側の艶のある茶色の皮が『鬼皮』です。実は鬼皮は皮ではなく、他の果物の果肉の部分にあたります。そして果肉ではありますが、鬼皮は固すぎて食べることはできません。しかし、鬼皮を見るとおいしい栗かどうかが見分けられます。鬼皮の茶色が濃くて、張りがあればおいしいと判断して間違いないでしょう。・種の一部である「渋皮」はタンニンを含む栗のイガが皮で、鬼皮が果肉、そして残りの渋皮とその中にあるおなじみの黄色い部分は、栗の種にです。これは意外に感じる人も多いのでないでしょうか。大半の人が、黄色い部分を実だと勘違いしていたでしょう。そして種の一部である渋皮には、ポリフェノールの一種である『タンニン』が含まれています。えぐ味と雑味があり、中の黄色い部分と比べるとおいしいとはいえません。しかし、強い抗酸化作用を持ち、老化やがん防止に効果があると考えらえれています。後ほど紹介する渋皮煮がもっとも人気があるおすすめの食べ方です。・普通の栗と甘栗の違いは「渋皮」と「産地」日本人が食する和栗は、甘栗とは違います。一般的に『甘栗』と呼ばれる栗は、河北省燕山山脈が主な産地の中国栗で、日本では「天津甘栗」が有名ですよね。中国栗は和栗、ヨーロッパ栗とともに『世界三大栗』と呼ばれています。また、普通の栗が渋皮が取れにくいのに対して、甘栗は渋皮が取れやすいことも特徴のひとつです。ヨーロッパ栗も渋皮が剥けやすいため、その特徴を活かしてマロングラッセに使われています。■栗の簡単な剥き方~鬼皮編~鬼皮の簡単な剥き方から解説していきましょう。鬼皮は非常に固いため、そのままでは簡単に剥けません。手順としては、まず加熱してある程度ふやかしてから道具を使って剥いて行きます。剥いた後に大切な処理もあるので、参考にしてください。・ぬるま湯か水に浸す鬼皮がついたままの栗をぬるま湯か水に一晩浸すととても剥きやすくなります。もし時間がない場合は、熱湯につけるやり方もあります。その場合は、30分~1時間が目安ですが、熱いので冷めるまでそのまま待つようにしてください。・鍋か圧力鍋でゆがく鍋か圧力鍋を使っても良いでしょう。鍋でお湯を沸騰させたら2~3分ゆがきます。この場合は、栗の中心部まで火が通りません。完全に中まで火を通したい場合は、沸騰してから50分を目安にゆがきましょう。圧力鍋を使う場合は、栗のとがった部分に包丁で1cmほどの切れ目を入れます。栗がひたひたになるまで水を注ぎ、火にかけ沸騰してから30秒を目安に加圧します。圧力が抜けたらふたを取って栗を取り出し、冷めないうちに鬼皮を剥きます。中までしっかり火を通したい場合は、10分をめどに加圧してください。切り込みを入れ忘れると、栗が高圧で破裂する恐れがあり、大変危険ですので注意してください。・栗を茹でたあと冷凍して30分自然解凍 栗を鬼皮がついたまま茹でてからフリーザーバッグに入れて冷凍します。凍った栗を30分くらいかけて自然解凍すると、とても簡単に鬼皮が剥けます。また、この方法なら渋皮も一緒に楽に剥けるので、すべての皮を剥きたいときにはおすすめです。・電子レンジで温める栗の『底の座』といわれるざらざらした部分に深い切り込みを入れて、耐熱容器に入れます。ラップをかけて600Wの電子レンジで3~5分程加熱してください。あまり多くを一度に加熱すると爆発の恐れがあるため、10個くらいにしましょう。心配な場合は、様子を見ながら何度かに分けて少しずつ加熱してください。・フライパンで加熱する鉄製のフライパンに栗を入れて、水を栗の先端が出るくらいまで水を入れます。ふたをして中〜強火で10分程蒸してパチパチと音が鳴りだしたら、ふたをしたまま3分程フライパンを揺すって炒ります。取り出して熱を冷ましたら、とても簡単に鬼皮が剥けます。あまりに冷えすぎると剥きにくくなるので気をつけてください。・先端に向かって包丁で剥く 包丁の角を使って栗の底の座の部分を引っかけたら、平らな面から先端に向かって割くようにして鬼皮を剥きます。次に座の部分の皮を剥いたら、後は指を使って簡単に残りの鬼皮が剥けます。包丁を座に引っかける際は、栗の膨らんだ方ではなく、裏の平らな面のすぐ下あたりに角を立てましょう。すると簡単に先端に向かって鬼皮を引っ張ることが可能です。・渋皮ごと剥ける栗専用ハサミもある!100均などで鬼皮と渋皮をいっしょに剥ける便利な専用ハサミが販売されています。ノコギリ型の刃とハサミのような刃とで栗を挟むと、力を入れずともとても簡単に皮が剥けます。包丁が苦手な人にはおすすめです。・剥けたら水に漬けてアクを取る鬼皮を剥いても渋皮が残っていて、そのままでは渋みが残ります。特に渋皮煮を作る際には、この渋みがあだとなります。ゆえに鬼皮を剥いたら水に2~3時間漬けてアクをしっかりとりましょう。■栗の簡単な剥き方~渋皮編~鬼皮を剥いたら次は渋皮です。コツさえつかめば決して難しくありませんので、ぜひ試してみてくださいね。・歯ブラシでこする 固めの歯ブラシを使えば、とても簡単に渋皮を剥くことができます。まずはブラシを上下左右に軽くこすってみてください。それだけでスルッと剥けるものも多いのですが、上手く剥けない場合は、少し強めにこすってみましょう。またキッチンで使うスポンジを使うのもおすすめです。歯ブラシと同様に、栗を1つずつ手に持ってこするだけです。・重曹を入れてゆがく鍋にたっぷりの水をスプーン一杯ほどの重曹を入れて火にかけて沸騰させます。ここに鬼皮を剥いた状態の栗を入れてゆがくと、渋皮が柔らかくなるため剥きやすくなります。重曹は渋皮煮を作る際にも使われます。渋皮を剥かない場合でも重曹でゆがけば渋皮のエグ味が取れるため、渋皮煮をおいしく作ることができるのです。・茹でた後冷凍して10分自然解凍〜鬼皮編〜でも紹介した方法です。栗を料理の材料として使う場合は、後で火を通すので2~3分の茹で時間で結構です。栗をそのまま食べる場合は、10分程茹でて中までしっかり火を通します。鬼皮がついたままでも一緒に簡単に剥くことができますが、鬼皮を剥いた状態で行えばより簡単に剥けるでしょう。・栗の実ごと包丁で剥く渋皮の上から包丁で切れ目を入れて、そこからはぐようににして剥く方法もあります。鬼皮を剥いてから一晩水に漬けておくと、より簡単に剥くことができます。とげぬきを使っても良いでしょう。包丁よりも小回りが利くので、この方が剥きやすいという人もいます。■栗の保存方法と賞味期限栗の保存方法と賞味期限について詳しく解説していきましょう。栗は、鬼皮も厚くて丈夫なため長持ちしそうなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、栗そのものは丈夫でも虫に食われて傷んでしまうケースが非常に多いです。また、栗の保存方法によっては、本来の甘さよりも3~4倍糖度をアップさせることも可能です。虫に食われず、しかもより甘い栗を味わうために最適な保存方法をぜひ会得しておきましょう。・プラスチック袋で密閉もっともポピュラーで簡単な保存方法は、プラスチックの保存袋で密閉することです。これは購入してすぐ使う予定がある場合におすすめです。密閉できる袋に入れておくと酸化を防げるため傷みにくくなるだけでなく、虫に食われずに済みます。ただし、一度加熱した栗については密閉袋に入れたとしても傷みやすくなっているので、2~3日で使いきるようにしてください。・冷蔵庫なら皮付きのまま保存で甘みUP皮付きのまま冷蔵保存する方法は、強くおすすめします。栗は冷やすと自分の身を守ろうとすることで糖度がアップする性質があります。まず皮付きのまま、1日ベランダ等で天日干しにして水分を抜きます。これで虫を外に逃がすこともできます。その後、新聞紙に包んでから密閉できる保存袋に入れて冷蔵しましょう。新聞紙でくるむことで湿気を防ぎ、保存袋に入れることで乾燥を抑えます。この方法なら1~2ヶ月は保存可能です。冷蔵庫にチルド室がある場合は、そこで低温保存するとさらに糖度が増します。最大で4倍ほどの甘さになるといわれますので、ぜひ試してみてください。・皮付きのまま冷凍すれば長持ち皮付きのまま冷凍すれば、長くて6ヶ月は持ちます。おすすめの方法は、冷凍する前に1ヶ月ほど冷蔵して糖度をアップさせます。そのうえで冷凍させると数倍甘くなった状態で冷凍保存できます。最大で半年は持ちますから、秋の味覚を春や初夏に楽しむことも可能です。季節外れの栗ご飯を出すと家族にも喜ばれるかもしれません。ちなみに、皮付きでなくても茹でて皮を剥いてた状態で冷凍しても大丈夫です。この場合は、2~3か月以内に使いきりましょう。・皮を剥いたら砂糖をまぶして冷凍庫へ皮を剥いた状態なら、その上から砂糖をまぶして冷凍保存ずるのが良いでしょう。栗を冷凍する場合、そのままだとどうしても水分が抜けた中に空気が入り込んで、パサパサに乾燥してしまいます。すると極端に劣化しておいしくなくなります。乾燥を防ぐために、フリーザーバッグに栗を入れる際にはしっかり空気を抜くのが鉄則です。ただそこに砂糖をまぶしておけば、さらに乾燥を防ぐことができるのです。・すぐ食べるなら常温でもOK買ってからすぐに食べる予定があるなら、常温保存でも構いません。ただし虫食いの心配があるため、皮付きのまま新聞紙で包んで日の当たらない冷暗所で保存してください。それでも不安な方は、バケツに水を張り、よく洗った栗を入れて冷暗所に置いておきます。水は毎日入れ替える必要がありますが、乾燥も虫食いもしっかりと防げます。ただし、1週間以内に食べるようにしてください。 ■栗を使ったおすすめレシピ3選栗の皮を上手に剥けるようになったら、いよいよ調理に入ります。渋皮を使った代表的なメニューの『渋皮煮』、発色がとても色鮮やかな『甘露煮』、さらに栗の風味を存分に味わえる『栗ご飯』と、自慢できるレシピを紹介するので、ぜひ試してみてください。・渋皮の栄養を摂るなら『渋皮煮』材料(4人分)栗 450g砂糖 180g水 適量重曹 小さじ3.5作り方手順1:鍋に適量の水を入れて沸騰させ、栗を投入して3分間ゆがく手順2:水を切ったら冷めないうちに包丁で鬼皮を剥く(上記の「鬼皮の剥き方」参照)手順3:とげぬきや竹串を使って渋皮の表面の筋を丁寧に取り除く手順4:鍋に栗を入れ、ひたひたになるまで水を注いだら、重曹を小さじ1.5杯入れて中火で約10分間茹でてアクを取る手順5:4を火からおろして、透明になるまで流水で流す手順6:4と5の作業をさらに2回繰り返す。ここでは重曹は小さじ1でOK手順7:6を強火にかけて沸騰直前で弱火にして、さらに10分茹でたら透明になるまで流水で流す手順8:7をもう一度繰り返して水を切る手順9:鍋に栗を入れてひたひたの水と砂糖を加えて中火にかけ、沸騰直前に弱火に落してさらに20分煮込み、火からおろしたら完成ちなみに、砂糖の代わりにメープルシロップを使っても独特のまろやかさが出ておいしくなりますし、最後にブランデーをかけると大人の味わいを演出できます。渋皮煮の煮汁を活用するレシピもおすすめです!・色や食感を楽しむなら『甘露煮』材料(4人分)栗 250gクチナシの実 1個砂糖 80gみりん 大さじ1塩 少々水 200ml+適量(茹でるとき用)作り方手順1:栗を沸騰した鍋に入れて3分程茹でて、冷ましてからフリーザーバッグに入れて空気をしっかり抜いてから冷凍する手順2:1を10分間かけて自然解凍させて鬼皮と渋皮を剥く(上記の「渋皮の剥き方」参照)手順3:鍋に栗と半分に切ったクチナシの実、ひたひたの水を入れて弱火にかける手順4:栗に火が通るまで10~15分程煮込む手順5:別の鍋に砂糖、みりん、塩、水200mlを入れてひと煮立ちさせておく手順6:5に4を入れて落し蓋をし、弱火で20~25分程煮込む手順7:火からおろして粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やして完成クチナシの実を使わないレシピもありますが、使った方が圧倒的に発色が綺麗で見映えがします。最後に冷やすのは、味をしみこませる効果があります。甘露煮はスイーツアレンジが豊富にできるのもおすすめポイントです。・生栗のおいしさを味わうなら『栗ご飯』材料(2人分)栗8~10個お米1カップもち米1/2カップ昆布(5cm角)1枚酒大さじ2塩小さじ1/2ゴマ塩適量下準備栗は、かぶる位の水と一緒に鍋に入れて強火にかけ、煮たったら中火にして10分位ゆで、水に放つ。粗熱が取れたら表面のかたい皮と渋皮をむく。むき栗の場合は塩水でサッと洗い、水気をきる。お米ともち米を合わせ、炊く30分位前に水で洗ってザルに上げておく。昆布はかたく絞ったぬれ布巾で、汚れを拭き取る。作り方手順1:炊飯器に、米、酒、塩を入れ、通常の水加減をしてひと混ぜし、栗、昆布を入れてスイッチを入れる。炊き上がったら昆布を取り出し、全体に軽く混ぜて茶碗によそい、ゴマ塩を振るレシピでは、栗と米を一緒に炊き上げていますが、別で栗を茹でてから炊いたご飯に混ぜても結構です。■栗の皮を上手に剥いておいしく味わおう!簡単な栗の皮の剥き方について詳しく解説しました。栗を食べることは好きでも、皮を剥くのはちょっと…という人も、解説を読んで少しハードルが下がったのではないでしょうか?きっと栗が上手く剥けた時には、大きな達成感を味わうことができるでしょう。便利な専用のハサミも100均で手軽に買うことができます。早速試してみて自分なりにコツをつかんでみてください。すると極上の秋の味覚を今まで以上に深く楽しむことができるはずです。▼その他の「栗」関連コンテンツ ≪参考≫・ 農業生産法人 有限会社ナガタフーズ「栗について」
2023年09月29日例年9~10月に旬を迎える栗は、秋の味覚の1つとして親しまれています。やわらかい食感とほのかに甘い味は、食べ始めると止まらなくなるおいしさですよね。ですが、栗の皮は表面の鬼皮と中の渋皮のどちらも剥きづらく、食べるまでに時間がかかってしまうのが難点。栗の皮剥きに苦戦する人に、冷凍食品メーカーで知られる、株式会社ニチレイフーズ(以下、ニチレイ)がウェブサイトで公開している裏技をご紹介します!栗の鬼皮、渋皮を簡単に剥く裏技まずは、栗の表面を覆う鬼皮を剥く方法です。まず、熱湯に入れる前に、たっぷりの水に浸けてから行います。手順は以下の通りです。1栗は1時間〜半日水につけるたっぷりの水につけることで、虫がいる場合は虫を取りのぞくことができる。1時間〜半日たったらザルにあげる。2鍋に栗、新しい水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、5分ほど置く鍋に栗とかぶるくらいの水を入れる。水が沸騰したら火を止め、そのまま5分ほど置く。3熱湯から1個ずつ栗を取り出し、鬼皮をむく熱湯から栗をトングで1個ずつ取り出し、栗の底(ざらざらした部分)に包丁のあご(刃元)を入れ、鬼皮を引っ張るようにしてむく。4鬼皮をむき終わった栗は、熱湯に戻す鬼皮をむき終わったら熱湯に栗を戻す。同様の手順で、残りの栗の鬼皮をむく。ニチレイフーズーより引用熱々のほうが鬼皮を剥きやすいため、栗を熱湯から1つずつトングなどで取り出して作業するのがおすすめなのだとか。剥く時は、軍手などを着けて作業するとよいそうです。鬼皮を剥き終わった栗は、熱湯に戻すようにしましょう。全部の栗の鬼皮が剥けたら、渋皮を剥いていきます。5熱湯から1個ずつ栗を取り出し、渋皮をむくすべての鬼皮をむき終わったら、再び栗を1個ずつ取り出し、渋皮をむく。6渋皮をむき終わった栗は、水につける変色を防ぎ、アクを抜くため、渋皮をむいた栗は水につける。10分ほど水にさらしたら、栗ごはんやスイーツなどに調理する。ニチレイフーズーより引用渋皮を剥く時も、鬼皮と同様に1つずつ取り出して剥いていきます。違うのは、剥いた栗を熱湯ではなく、水に浸けること!渋皮を剥いた栗は1つずつ水に浸けるようにしましょう。剥いた栗を水に浸けることで、変色を防ぎ、アク抜きをすることができます。特別な道具を使わず、熱湯や冷水で簡単に剥けるなら、栗ご飯や甘露煮など、栗を使った料理にチャレンジしやすくなりますね!また、ニチレイはX(Twitter)アカウントで、冷凍して栗の皮を簡単に剥く方法も紹介しています。皮むきが大変な栗アレをするだけでペロリと簡単にむけるように…?自分のやりやすい方法で、栗の皮を剥き、秋の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年09月20日例年6~9月に旬を迎える桃。優しい甘さとほどよい酸味、やわらかな食感が特徴で、老若男女問わず人気が高いフルーツです。ですが、桃は皮が剥きにくいため、食べる時にわずらわしさを感じている人も多いでしょう。そんな桃の皮を簡単に剥く方法を、農林水産省が運営するX(Twitter)アカウントが公開しました!桃の皮を簡単にツルッと剥く方法桃の皮を簡単に剥くには、まず流水で洗い、耐熱容器に入れます。耐熱容器に、桃が半分浸かるくらいの水を入れましょう。レモン汁を少々入れ、ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱。やけどしないよう、少し冷ましてから皮を指でつまむと、簡単に剥くことができるのです!【桃、むけちゃいました】耐熱容器に・桃(流水でつるつるに洗う。)・水(桃が半分つかる量)・レモン汁(少々)を入れ、ラップをふわっとかけて600Wで3分。※時間は各ご家庭の電子レンジや桃の硬さに合わせて1分ずつ追加してみてください。とぅるんとむける気持ちよさ、味わって下さい。 pic.twitter.com/THHE4TlZga — 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) August 29, 2023 「とぅるんとむける気持ちよさ、味わってください」と、桃の剥き方を伝授した、農林水産省のXアカウント。投稿を見た人たちからは、「やってみたい」「おいしそう」「この方法は知らなかった」などの声が集まっていました。簡単に剥く方法さえ知っておけば、気軽に桃を購入できそうです!みなさんも、桃を購入した際に、試してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年09月13日ダイコンは、日々の食卓に欠かせない野菜の1つ。鍋物やおろし、サラダとしても利用される万能食材です。しかし、その厚い皮を剥くのは意外と面倒ですよね。さらにずっしりと重いため、片手に包丁、片手にダイコンを持っていたら手も疲れてきます。そこで、誰でも簡単にダイコンの皮を剥く驚きの方法を紹介しましょう。この方法なら、安全にかつ両手でダイコンを持てるので、疲れずストレスもかからず剥けるのです。包丁で剥かないカツラ剥きそれではネットで見付けた簡単すぎるダイコンの皮剥きの裏技をやっていきましょう。まずは、ダイコンをおよそ8㎝幅にカットしたら、皮に包丁で1筋だけ浅く切り目を入れてください。あとは、その切り目を基点にして、親指を使ってググっと皮を押し込みながら、指でカツラ剥きのように皮を剥いていきます。工程はこれだけ!指で1周ぐるりと皮が剥ければ完成です。ダイコンの表面に凸凹や根がある場合は、その部分で皮が途切れたり剥きづらかったりします。しかし、また新たに包丁で1筋だけ切り目を入れて再スタートすると、きれいに剥けます。ちなみに、ダイコンをスライサーにかける際の小技として、フォークに刺して固定させると、小さくなっても手を傷付けずに擦ることができますよ。この方法なら、これよりも多少カットしたダイコンが大きかったり小さかったりしても、同じように皮を剥けそうです。包丁でやるよりも疲れず安全なので、家族ぶんのおでんを作る、なんて時にも助かります。さらにもう1つ小技を紹介。ダイコンを煮る時は、断面と側面にフォークを軽く突き刺して穴をあけておくと、味が染みやすくなって時短になりますよ。ダイコンは固いので、フォークが滑ってケガをしないよう、気を付けてください。指だけで簡単にダイコンの皮を剥く方法を紹介しました。この方法なら、小さい子供と一緒に安全に皮剥きができます。[文・構成/grape編集部]
2023年09月12日甘くて価格も手頃なキウイフルーツ。ビタミンCをはじめ、美容や健康にいい栄養素をたっぷり含んだフルーツです。特に、この暑い日が続く時期には夏バテ防止にもぴったりでしょう。ただキウイを食べる時の難点が、皮を剥きづらいこと。リンゴやナシとは違い、キウイの実は柔らかくて小さいため、包丁で皮を剥くのに苦労します。慣れないとキウイのおいしい部分も一緒に剥いてしまうこともあるでしょう。そこで、ネットで発見した便利な皮剥きテクニックをご紹介します。どの家庭にもあるものを使えば、ツルッとキウイの皮が剥けるのです。ツルっときれいに剥ける「コップ剥き」1.キウイを半分に切るまずはじめに、キウイを半分に切ります。包丁を使うのはこれだけです。あとは、ある道具を使って皮を剥いていきます。2.コップで皮を剥くここからがポイント!キウイの切った面を、コップの飲み口にしっかりと当てます。コップを使って皮を剥いていくのです。キウイの皮をコップの外側に、身をコップの内側に入れるようにゆっくりと沿わせていくだけ。徐々に力を入れて動かしながら、キウイをコップに沿わせるように押し込んでいきます。この2ステップだけで皮が簡単に剥けました。初めてやっても、この出来栄え。慣れていけば、包丁よりも簡単かつ迅速に剥くことができるでしょう。これでキウイの皮剥きもササッとスピーディに済ませることができます。夏こそ食べたいキウイ。より手軽に楽しめる「コップ剥き」がおすすめです。[文・構成/grape編集部]
2023年09月12日デラウェアは甘酸っぱくておいしいですが、粒が小さいので1つずつ皮を剥いて食べるのが少し面倒です。「一気にたくさん食べたい!」という夢を叶えてくれる裏技を紹介します。デラウェアの皮をまとめて一気に剥く方法デラウェアは巨峰に次いで多く生産されている品種で、価格もお手頃なので昔から馴染みのあるフルーツです。種がなくて食べやすく、粒は小さいですが甘さと酸味が絶妙なバランスの味わいを楽しめます。粒を強くつまむと皮から実を簡単に取り出すことができます。しかし、1粒ずつ皮を剥いていくのは大変ですし、果汁で手がベトベトになってしまいます。そんなデラウェアの皮をあっという間に剥く方法を紹介しているのは、農林水産省の公式X(旧Twitter)アカウント(MAFF_JAPAN)です。その方法を手順に沿って紹介します。1.デラウェアを洗って房から粒を外して容器に入れます。2.コップの底で粒をすり潰すイメージで押すと中身が出てきます。3.皮がすべて剥けたら皮を取り除きます。4.デラウェアを果汁ごと器に盛り付けたら完成です。デラウェアを潰す際に使うコップは、面積が広くて底が平らになっているものを選ぶのがポイントです。また、果実を出す際に「潰すイメージ」と説明しましたが、あまり力を入れると実がぐちゃぐちゃになったりコップが割れたりしてしまうので、力加減には十分気を付けてください。デラウェアの変色防止には「砂糖水」デラウェアは皮を剥いてから時間が経つと色が変わるので、1つずつ手で剥いているとどんどん見た目が悪くなってしまいます。紹介した方法なら一気に皮が剥けるので、変色する心配もありませんね。ちなみに、デラウェアの変色を防ぐにはレモン汁や塩水につけるとよいといわれますが、風味が変わってしまうのであまりおすすめできません。変色を防ぐのに使うとよいのは「砂糖水」です。変色を防ぐ効果があり風味も壊さず、さらに甘味もプラスされるので、飲み物やスイーツに使う際にもピッタリです。デラウェアは甘酸っぱい味わいと種なしで食べやすいのが魅力です。手間のかかる皮はコップを使えば一気にたくさんの量を簡単に剥くことができます。デラウェアの果実を透明の器に盛り付けると、宝石のようにキラキラ輝き、清涼感たっぷりで写真映えもバッチリですよ。[文・構成/grape編集部]
2023年08月29日みずみずしい食感と甘い味で、老若男女問わず高い人気を誇る、桃。種類にもよりますが、一般的に6~10月が桃の旬とされており、中でも7月下旬頃が流通のピークといわれています。桃といえば、かわいらしいピンク色の皮が特徴的。剥かずにそのまま食べることも可能ですが、大半の人がしっかりと剥いた上で切り分けていることでしょう。老舗洋菓子店が伝授する『桃のキレイな剥き方』に反響桃が旬の時期になると、さまざまな飲食店で桃を使ったメニューを目にする機会が増えます。東京都千代田区の老舗洋菓子店である神田近江屋洋菓子店も、桃を使ったスイーツを製造・販売している店の1つ。SNSアカウント(@omiyayogashiten)で『桃のキレイな剥き方』を紹介したところ、多くの人から反響が上がりました。ある方法をとることで、家庭でも簡単に『スルッ』と皮が剥けるのだとか。用意をするのは、なんとお湯と氷水だけ。【桃の皮のキレイな剥き方】1.桃に切れ目を入れる。2.お湯の中に桃を15秒ほど入れる。3.桃を取り出して、氷水の中に投入。4.手で皮を引っ張ると…するりと剥けて完成!同店が実際に皮を剥く様子を、動画でご覧ください!桃の綺麗な剥き方をご紹介致します1 お湯と氷水を用意します2 桃に切れ目を入れます3 お湯の中に桃を15秒ほどいれます4 桃をとり出し氷水へ5 つるんと綺麗にむけます✨ご家庭でも簡単にできますのでぜひお試しください連日の暑さで私も桃のように氷水にダイブしたいです、、笑 pic.twitter.com/Bri3ZGOL9n — 神田近江屋洋菓子店 (@omiyayogashiten) August 5, 2023 同店に話をうかがったところ、桃の切れ目はトップの部分に十字に入れるのがオススメとのこと。また、桃を入れるお湯は、沸騰する温度であればOKなのだとか。種の取り方は…残念ながら、企業秘密とのことです。薄いため、地味に剥きづらさを感じる桃の皮。ですが、この方法を使えば、どんなに不器用な人でも簡単に皮を剥くことができそうです!神田近江屋洋菓子店が伝授した、簡単な桃の剥き方はネット上で拡散され、多くの人から「もっと早く知りたかった!」という声が上がりました。・たった今、ちまちまとちぎりながら剥き終わったところ…。次はこの方法でやるっ!・なんという、見ていてスッキリとする動画…!めちゃくちゃありがたい情報だ。・毎回、包丁で頑張って剥いていました。時間を無駄にしてたかも…。早速試してみた人からは「不器用な自分でも、すぐ成功しました!」という声も。あなたも桃を食べる時は、この方法を実践してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年08月07日夏の定番フルーツ「モモ」。甘くてジューシーなモモは、夏のデザートとしても人気です。とはいえ、家族のために準備するママの立場で考えると、厄介なポイントも多いもの。モモを食べる時の2大お悩みである「種」と「皮」の扱い方について、話題のInstagram投稿より紹介します。種はハサミ1つでスポンと取れるモモを食べやすくするための方法を紹介しているのは、主婦歴18年というステフ家の食卓(steffanys_kitchen)さんです。簡単レシピや家事楽アイディアを多数投稿する中で、「インスタで見たモモの種取りをやってみた」とのこと。早速その方法を、参考にしてみましょう。用意するのは、モモとキッチンバサミです。まずは種の周りにハサミを差し込み、ジョキジョキと丸く切り込みを入れましょう。1周すべて切り終えたらハサミで種をしっかりはさみ、そのままグリグリと回してください。抵抗が少なくなったら、そのままスポンと外へと引っ張り出します。果実を無駄にせず、種だけを気持ちよく取り除けます。皮むきは包丁の背を使う種が取り除けたら、続いては皮です。まずは包丁の背をモモの皮に当て、果肉から皮を剥がすようにこすります。全体をまんべんなくこするようにしましょう。モモの真ん中に、ぐるりと1周切り込みを入れたら、両手を添えて外にパカッと開くよう皮をむきます。モモの皮むきのほうは、うまくできなかったというステフ家の食卓さん。モモの果肉と皮を剥がしつつ、傷付けないよう力加減を調整するのは難しいようです。モモの果肉を傷付けたくない場合は、つまようじを使ったむき方を試してみてください。つまようじを皮と果実の間に差し込んだら、つまようじごとゆっくり下へと動かしていきます。途中まではがれたら、つまようじを外して手で皮をむきます。こちらの方法なら、見た目も美しく仕上がるはずです。ステフ家の食卓さんが紹介している方法を参考に、モモの種取りと皮むきを行なってみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ステフ家の食卓(@steffanys_kitchen)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年07月18日夏に旬を迎えるモモ。ジューシーで甘く、やわらかな口当たりで、子供から大人まで誰もが好きな果物の1つです。そんなモモのネックは、皮剥きや種を取るのが少々面倒なこと。簡単で無駄のない皮の剥き方を、整理収納アドバイザーhana(hana.s_home)さんのInstagram投稿から紹介します。モモを食べるまでのハードルを下げる、簡単便利な切り方皮や種の処理が少々難しく面倒なモモですが、hanaさんが「ネットで知った」と紹介しているこちらの方法を使えば、誰でも簡単に剥けるようになります。まずはモモの実に入っている線に沿ってぐるりと一周する形で、中心部の種に向かって包丁を入れていきます。※モモを包丁でカットする際は、十分注意して使用してください。次は、最初に入れた線に対して直角になるよう、十字にぐるりと一周包丁を入れます。縦横の十字に切り込みを入れたら、モモの左右を持ってぐっとひねります。2等分になったので、もう1本切り込みが入っている部分もひねり4等分にします。4等分にしたら種を取ります。実との接地面が少ないので簡単に取れます。4等分になった実をさらに半分にカットし、8等分のくし切りにします。あとはくし切りになっているモモの皮を端から剥くだけ!すでにくし切りになっているので、引っ張るだけでつるりと皮が剥けます。モモのやわらかな果肉をつぶしたり傷付けたりすることがないので、きれいな状態でおいしく食べられますよ。「モモの皮剥きにストレスを感じていた」という人は、ぜひこの方法を試してみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る 整理収納アドバイザーhana@川崎/横浜(@hana.s_home)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月28日野菜を切る時、知らず知らずのうちに使える部分まで捨ててしまっていませんか。例えば、ナスやピーマン。ヘタ部分をごっそり切り落としてしまうのは、非常にもったいないです。しかし、不要な部分だけをカットする方法に手間がかかってしまうと、手早く料理をしたい時はプチストレスになってしまいます。そこで、手間と食品ロスを減らせる切り方を紹介していきます。食品ロスと手間を同時になくすカット方法無駄なく野菜を使い切れる、簡単なテクニックをまとめて紹介してくれたのは、ライオンの公式アカウント(lidea_lion)です。投稿で紹介している野菜は、以下の4つ。・ナス・ピーマン・タマネギ・ジャガイモ記事の後半では、意外と知られていない「皮のまま食べられる野菜」も紹介しているので、合わせて参考にしてください。ナスを切る時、ガクの部分を丸ごと切り落としてしまう人は多いかもしれません。ナスは、ガクのギリギリまで使える野菜です。ガクの下に包丁を入れて、削ぎ落とすようにカットしていくことで、無駄なく野菜を使いきれます。ピーマンは、ヘタ周辺のごっそり落としてしまっている人もいるでしょう。ピーマンは半分に切ることで、ヘタやワタを手で取り除けます。縦半分にカットした後、指で押し込むだけで、ヘタを簡単に取り除けます。種が飛び散ることも少なく、包丁でヘタを取り除くよりも手間が少なく済むでしょう。タマネギは半分に切ってから、V字に切り込みを入れて芯を取り除きます。V字の切り込みは、必要最低限の深さで問題ありません。ヘタのギリギリまで無駄なく使ってください。ジャガイモを切る時は、先に加熱してください。芽だけを事前に取り除いてから茹でることで、皮は包丁を使わずに取り除けます。続いて、そもそも皮を剥かずに料理に使える野菜を紹介します。皮剥きの時間も短縮できるうえに、栄養も逃がさない方法なのでぜひ試してみてください。ダイコンやニンジンは、皮を剥かずに食べられる野菜です。表面をよく洗ったら、皮ごと料理に使ってしまいましょう。ただしダイコンの皮の下には繊維が多いため、皮ごと料理をする際は薄切りにしてください。煮物など大根を厚めに使いたい時は、皮はきんぴらにするなど別々の料理に使うのがおすすめです。ゴボウとショウガも皮ごと食べられる野菜です。どちらも皮の周りに香りや旨みが詰まっているため、皮を剥かないことで風味がよくなる場合もあります。手で簡単に取り除けて手間もかからず、細部まで無駄なく料理に使える野菜の切り方を紹介しました。可食部を増やして食品ロスを減らせるので、ぜひ参考にしてみてください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月09日たらこの中身だけを取りだそうとしても、あの薄い皮が邪魔になるのがプチストレス。一瞬で皮がはがせる裏技でスッキリしましょう!ほかにも使える便利な裏ワザの数々も一緒にご紹介します。これだけでたらこの皮が取れる!Instagramで便利なライフハックを発信しているはる(5cha5cha_0)さん。さまざまなライフハックを考案中、「これはいい」と思ったものをまとめてくれました。特にたらこの裏技は目からウロコが落ちそうです。取りづらいたらこの皮、スプーンでかき出そうとしてもボロボロになってしまいがちです。ところが、はるさんの裏技を試すと一瞬できれいに皮が剥けるようになるのです。その方法はとてもシンプルで、「たらこを凍らせる」だけです。シンプルすぎて「本当?」と思いたくなりますが、実際に、あの薄くて厄介な皮がぺろんと剥けました!「きもちいい!」というはるさん。動画を見ているだけでも気持ちのいい裏技です。これはぜひとも試してみたいですね。ほかにもまだある食材ライフハック動画ではたらこのほか、4つの裏技も教えてくれました。1.ニンジンの千切りニンジンに斜めの切り込みを入れ、切り込みを入れた部分をピーラーで剥きます。するとあっという間に千切りができました。地味に手間ヒマがかかるニンジンの千切りですが、これならかなりの時短になりますね。2.生ワサビの保存そばやお刺身のお供に欠かせない生ワサビ。すぐに傷み、香りが飛んでしまうのが悩みの種です。そこで、まずは新鮮なうちに全部すりおろしてしまいましょう。ラップで平らに包み、冷凍庫で保存すれば、鮮度を保ったままいつでも使えます。使う分だけパリッと割れるのも嬉しいですね。3.シソ(大葉)の保存余りがちですぐしなびてしまう大葉も、はるさんの裏技で鮮度よく保存できます。大葉20枚に対し、水(大さじ3)に砂糖(小さじ4分の1)を溶かしたものを用意します。そこに大葉を立て、茎を水に浸し、ラップをして冷蔵庫で保管しましょう。動画では8日後も大葉が青々としていました!斜めにしたフリーザーバッグをドアポケットに吊るすのもおすすめだそうです。4.トマトのタネが出ない切り方トマトを切った時、タネがぐちゃっと飛び出すのが嫌な人におすすめの裏技です。トマトのヘタに注目しましょう。ヘタから出ているくぼみからそれぞれ線が出ています。その線に沿ってトマトを切り分けると、タネの部分が露出せず、ぐちゃっと飛び出すことがありません。きれいな切り口に嬉しくなりそうですね。目からウロコのライフハックにコメント欄も盛り上がっています。「さすがです」「ニンジンの切り方衝撃」「たらこ、気持ちいいですね」知ったらやりたくなってしまいそうな食材の裏技、ぜひ試してみてください。 この投稿をInstagramで見る はる⌇HSPな私のお片づけ(@5cha5cha_0)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月06日子供から大人までみんな大好きな「卵」。筋トレに励んでいる人も食べる機会が多いのではないでしょうか。でも、一度にたくさんのゆで卵の殻を剥くのって、すごく面倒ではありませんか。力を入れすぎて中身までボロボロになってしまったり、なかなか剥けずにイライラすることも。今回は、そんな時に使える卵の剥き方テクをご紹介します。一気に剥けて気持ちいい!卵の剥き方とは教えてくれたのは、子育てライフハックやおうちの防災情報などをInstagramで発信しているあべももこ(abemomo_gram)さん。用意するのは、タッパー。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/子育てライフハック,子供服,子供と防災,母美容(@abemomo_gram)がシェアした投稿 卵を軽くコンコンしてヒビを入れ、少量の水をいれたタッパーに殻がついたままの状態で入れます。あとは蓋を閉めて、シャカシャカ振るだけ!水が緩衝材として卵の中身を守りながら、卵同士やタッパーの角に当たって殻が粉々に。ある程度振ったら取り出せば、スルンッと手で剥くことができます。タッパーに剥きたい数だけ入れることができるので、これは大幅な時短が叶いそう!剥き損ねて失敗することも減り、一石二鳥の裏技ですよね。ゆで卵の殻を剥く時にイライラしていた人は、ぜひこの方法を試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年04月06日春の行楽シーズン。ピクニックのお弁当の定番といえば、たまごサンドやポテトサラダなどが代表的ですよね。どちらの料理にも欠かせないのが「ゆで卵」。ゆでるまでは簡単なのですが、問題はここから。「剥くのが面倒くさすぎる!」ということ。しかし、もうご安心ください。あるモノを用意するだけで、ものの数秒でツルンと剥けてしまう方法を見つけました。タッパーに水と卵を入れて振るだけ!ゆで卵が薄皮までツルンときれいに剥ける世の中には、簡単にゆで卵の殻が剥ける方法はいろいろあります。今回見つけた方法は、そのなかでもトップレベルに気持ちよく剥けます。薄皮までツルンときれいに剥けてしまうのです。やり方は簡単。まずは、ゆで終わって冷やした卵をタッパーの中に入れます。ゆでている時に殻が割れてしまった卵は、この方法で剥けないので避けましょう。次に、卵の半分くらいが漬かる程度に水を入れます。そして、蓋をしたら準備完了。あとは水が漏れないように、上下左右に10秒間激しく振るだけです。すると卵同士がぶつかって、ヒビが入ります。すると薄皮との白身の間に水が入り込んで剥けやすくなるのです。その結果がこちら。卵全体にヒビが入っていますよね。あとは手できれいにツルンと剥くだけ。いかがでしょうか。薄皮まできれいに剥けていますよね。10秒間振ってみて、全然ヒビが入っていなかった場合は、一旦卵を取り出しましょう。そして卵を平らなところへ叩き、少しだけヒビを入れてみてください。その後同様にタッパーに入れて振ると、そこから水が入って全体にヒビが行き渡るでしょう。卵が1個しかない場合は、ジャムなどの空きビンに入れて行いましょう。水を入れて激しく振るとガラス面に当たり、先ほどと同じようにヒビが入って剥きやすくなりますよ。ゆで卵の殻剥きを煩わしく思っていた人は、ぜひ試してみてください。あっという間に剥き終わりますよ。[文・構成/grape編集部]
2023年04月04日普段なんとなくやっている果物の皮剥きとカット。りんごなら8等分にして芯をくの字に切り取り、みかんなら皮を上から順々に剥いている人がほとんどだと思います。でもよく考えると、芯を一つ一つ切り取るのは面倒だし、みかんの皮は剥くと爪の間が黄色くなりませんか。そんな少しのお悩みを一瞬で解決できる、あっと驚く果物の剥き方と切り方をご紹介します!無駄なし手間なし果物の剥き方・切り方教えてくれたのは、子育てライフハックやおうちの防災情報などをInstagramで発信しているあべももこ(abemomo_gram)さん。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/子育てライフハック,子供服,子供と防災,母美容(@abemomo_gram)がシェアした投稿 思わず、「な、なるほど!」と声が出てしまいそうな剥き方・切り方ではありませんか。りんごは、縦に輪切りにした後、スティック状に切ります。芯の部分が1本出てくるのでそこを捨てるだけ。スティック状で食べやすいだけでなく、栄養の多い皮も残さず食べることができます。皮を剥かないので、切る前しっかり洗ってくださいね。続いてみかんは、ヘタを下に向けて皮と身を丸ごと2つに割ります。同じ容量でさらに半分にしてからヘタのほうから身を剥がすと、爪や指が黄色くならずに剥くことができます。この剥き方は「和歌山剥き」や「有田剥き」と呼ばれているそうで、ヘタの方から剥くことでみかんの白い筋もするりと取れやすくなるそうです。剥きやすいだけでなく子供も食べやすいのが嬉しいこの2つのポイント。ぜひみなさんもトライしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月22日子供は時に、他意なく無神経な振る舞いをすることがあります。これは8歳の女の子を育てるサコサコ(yukisunmoon_877)さんが、「みかんが食べたい」といわれて皮をむいてあげた時の話。愛する子供のためと思い、2個もむいてあげたのだそう。満足気に完食した娘ちゃんだったのですが…。あまりに辛辣な反応に切なげな表情を浮かべるサコサコさん。みかんの皮を剥いた手には、匂いがしっかりと染み付いていたようです。みかんといえば爽快な匂いのはずですが、娘ちゃんにとって手を介した匂いはどこかイヤだったのでしょうね…。お母さんの「みかんならいい匂いでしょ」という言葉を否定するかのように、静かに鼻をつまむ姿がユーモラス。直接くさいといわないのは、ささやかなやさしさなのでしょうか。投稿にはこんな声が寄せられていました。「小さな女王様がいる!」「ひどかわいいという新しいジャンル」「笑った」「みかんの手の匂い好きだけどなあ」ちょっぴりさびしい気持ちになったサコサコさんでしたが、鼻をつままれようが、くさいといわれようが、かわいい娘のためにまたみかんを剥いてしまうことでしょう。娘ちゃん、その時はどうか鼻をつままないであげて…![文・構成/grape編集部]
2023年03月06日寒くなり空気が乾燥する冬は、暖かな部屋で食べるミカンが一層おいしく感じます。ミカンを食べる際、みなさんはどのように皮を剥いていますか。ヘタの部分から、下に向かって花びらのように剥く方法がよく知られていますが、ほかにも食べやすい剥き方があるようです。農林水産省のTwitter担当者が祖母に教わったという剥き方が、こちら。12月3日は #みかんの日 ベルト状に房を並べる みかんの皮のむき方。祖母が昔よくやってくれて、小さな頃はまるで魔法みたいだなって眺めてたのを覚えています。今、自分でやってみると、意外と簡単にできるんだな・・・おばあちゃん、これで合ってますか? pic.twitter.com/5inKWEtNCe — 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) December 3, 2022 ヘタの周辺を一周して剥いてフタのように取り、反対側も同じようにして間の皮を残します。残った皮の一部を切り離し、開きながら実も離していけば、でき上がり!簡単な上、実が1つずつになっているので、子供には食べやすそうです。投稿には「これは知らなかった!やってみたい」「早速試したら、簡単だった。子供も喜んでいました!」などの声が寄せられていました。地域によっても、ミカンの皮の剥き方は、さまざま。ユニークな剥き方を知っている人は、ぜひコメント欄で教えてください![文・構成/grape編集部]
2022年12月09日秋が深まるにつれ、いろいろな場所で栗を見かける機会が増えますよね。秋の味覚の1つともいえる栗ですが、皮むきが大変というイメージが根強くあるのではないでしょうか。今回は栗の皮の剥き方や保存方法、おすすめのレシピについてお伝えしていきます。■剥き方の前に!栗の基本知識剥き方の前に、まずは栗の基礎知識についてご紹介していきます。栗について知ることで、栗拾いから調理までできる栗マスターになれるかもしれません。・栗の歴史栗は日本の歴史と深い関わりがあり、古くは9,000年前まで遡り石器時代から存在していました。699年には第41代天皇である持統天皇が全国に栗の木を植えるように命じたり、一部の地域では米の代わりに栗を年貢として納めていた記録があったり、万葉集や古事記にも登場していたりするほど、栗は日本人にとっては身近な存在でした。また、戦国武将として名高いかの武田信玄も栗に着目した人物の一人であり、地方産業の興隆や兵糧として栗の栽培を推進しました。栗はそれほどまでに日本とゆかりの深い食べ物なのです。・日本で有名な栗栗にもいろいろな種類がありますが、その中でも有名なのは以下の2つの品種です。1つ目は「丹波栗」と呼ばれるものです。日本有数の名産地である丹波の栗は、中身の色味が鮮やかであることから、お菓子に加工されることが多い品種です。丹波産栗のモンブランやどら焼きの餡などを、目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。もう1つの有名な栗は「筑波栗」です。日本で一番栽培されている栗であり、ゆで栗や渋皮煮に適しているといわれています。中身は淡い黄色で甘味があり、香りが強いのが特徴です。・甘栗と栗の違い栗といえば甘栗を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちが栗、甘栗とそれぞれ呼んでいるものの違いは、主に産地と調理法です。私たちが甘栗と呼んでいるものは、その多くが中国で生産された栗のことを指します。小粒で丸く甘味が強い中国の栗は、渋皮が剥きやすく加工に適しています。その栗を鍋の中で小石や砂と炒り上げ、皮を剥いたものがよくお店で見かける「むき甘栗」です。商品によっては砂糖や水あめなどで甘さとツヤを加えたものもあり、中国ではこのように加熱調理した栗を「糖炒栗子」と呼んでいます。・栗の構造続いて栗の構造についてみていきましょう。構造がわかれば、おいしく食べられる部分についても知ることができます。栗はイガ、鬼皮、渋皮、そして中身の4つの層でできています。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。イガ「イガ」はチクチクとしたトゲの部分のことを指します。「動物に食べられないようにトゲがある」という説があるそうですが、実際はなぜこのトゲがあるかは未だに解明されていません。栗の木には雌花と雄花があり、トゲを持っているのは雌花になります。その雌花が受精すると実をつけ、私たちが知っている栗の実が入った状態になるのです。 鬼皮イガを剥くと見慣れた茶色い実がでてきます。この表面の茶色い部分の皮を「鬼皮(おにかわ)」と呼びます。鬼皮は、木の実の外側にある厚く固い皮の総称です。この部分を剥いて食べることから栗の皮と思われがちですが、実は他の果物における果肉の部分にあたります。渋皮鬼皮を剥くと現れる薄い皮が「渋皮(しぶかわ)」です。栗の渋皮煮などで、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。渋皮は果実の表皮の内側にある薄い皮の総称であり、渋みがあることから渋皮と呼ばれています。中身渋皮のさらに内側にあるのが主な可食部分である中身です。実は、この部分と渋皮の部分は果肉ではなく種にあたります。私たちは普段、栗の種を食べているのです。甘くてホクホクとした部分が果肉ではなく種というのは意外ですよね。・栗の皮って食べられるの?先ほどもご紹介した通り、栗には鬼皮と呼ばれる固い皮の部分と渋皮と呼ばれる柔らかい皮の部分が存在します。しかし「皮」とは名ばかりで、実はそれぞれ構造上では果肉と種になります。一般的には中身を食べる栗ですが、鬼皮や渋皮は食べられないのでしょうか?鬼皮は食べられない鬼皮と呼ばれる茶色い固い部分の皮は、基本的に食べられません。構造上では果肉と定義されていますが、実際は栗の鬼皮は固く食べるのに適していません。食用としては不向きな鬼皮ですが、農業の場では肥料として用いられており、プランターの表土にまくことで雑草の抑制や水分の蒸発を抑える動きがあるといわれています。渋皮は食べられる鬼皮と違い、薄くてやわらかい渋皮は食べることができます。栗の渋皮煮などもあるように、煮たり蒸したりすることで食べやすくなります。また、渋皮には「タンニン」と呼ばれる成分が豊富に含まれており、シミ予防や血糖値を下げる効果が期待できるとして、美容や健康に良いと注目を集めています。■栗の剥き方【鬼皮】それでは次に、本題である皮の剥き方についてご紹介していきます。まずは固くて厚みのある鬼皮の剥き方からです。栗の状態や個数によっておすすめの方法が異なりますので、現在の状況に合った方法を試してみてくださいね。・一晩浸しておく翌日に栗を食べたい、という場合にはこの方法を選ぶとよいでしょう。鍋やボールに栗を入れて、そこに水またはぬるま湯を入れて一晩おいておきます。一晩つけておくことで皮がやわらかくなり、翌朝には包丁で切り込みを入れれば手で簡単に剥けるようになります。今すぐに調理したいという方には不向きですが、おいておくだけで手間もかからないので、時間に余裕がある方にはおすすめの方法です。・お湯で茹でる今すぐ食べたい、という方に向いている方法としては、お湯で茹でるという方法があります。まず沸騰したお湯を用意します。量は栗がすべて浸かり切れば問題ありません。そこに栗を入れて、火にかけたまま10分ほど待ちます。お湯につけることで皮が柔らかくなり、こちらも包丁で切り込みを入れれば手ですんなりと剥くことができます。・一晩冷凍してから茹でるSNSで話題になった鬼皮の剥き方もご紹介します。方法は栗を一晩冷凍するというものです。水に浸けたりお湯で茹でたりする従来の方法とは異なり、冷凍した栗に熱湯をかけて5分ほど待ちます。そのあと、栗のおしりの部分に包丁を入れると鬼皮が簡単にむけるようになります。剥いているあいだにお湯が冷めてしまうと皮が硬くなってしまいますが、再び熱湯をかけてあげると剥きやすくなりますよ。・電子レンジで加熱するより時間の短縮を求める場合は、電子レンジで加熱するという方法があります。栗のお尻の部分に十字の切り込みを入れ、耐熱容器に栗とかぶるくらいの水を入れましょう。ラップをかけて600wで3分ほど加熱すると、鬼皮が剥きやすくなります。こちらの方法で剥く場合は、1度に加熱するのは10個程度にしましょう。沢山の栗をつめてしまうと、水の蒸発の度合いによっては爆発を引き起こす危険性があります。大量に調理したいときなどは避け、少量素早く剥きたいときなどのみに利用するのがおすすめです。・フライパンで炒るフライパンで炒ることでも、鬼皮を剥きやすくすることができます。栗のお尻の部分に十字の切り込みを入れたら、油をひいたフライパンに並べて加熱します。鬼皮に焦げ目がつき、かつ切り込みの部分がぱっくりと割れたら火を止めて栗を取り出します。手で触れるほどの熱さになったら、軍手などで手をカバーして剥きます。こちらの方法も電子レンジで加熱する方法と同様に、フライパンにぎっしりつまるような量を一度に加熱すると栗がはじける危険性がありますので、少量ずつ加熱するようにしましょう。・包丁で剥く加熱する手段がない場合は、包丁だけでも剥くことができます。栗の底の部分に切れ目を入れ、底から尖っている先端に向かって皮を剥いていきましょう。このとき、包丁が滑らないようしっかりと握ってくださいね。この方法は、固い鬼皮を剥くために力が必要な場合があります。力を入れ過ぎると怪我の原因にもなってしまいますので、固く剥きにくい場合は前もって水につけておき、やわらかくしてから作業を行うことをおすすめします。・専用の道具を使う最後におすすめするのは、栗の皮を剥くための専用器具を使うという方法です。さまざまなメーカーから栗の皮剥き専用の器具が販売されていますので、そちらの道具を使えば茹でたりしなくても皮をスムーズに剥くことができます。栗を調理する機会の多い方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。■栗の剥き方【渋皮】固い鬼皮を剥き終わると、次に現れるのが薄く渋みのある渋皮です。渋皮煮などを作る場合は剥かなくてもよいですが、中身だけを使用する場合は処理する必要があります。こちらでは渋皮の剥き方についてご紹介していきます。・スプーンで剥く基本的な渋皮の剥き方として挙げられるのは、スプーンを使って剥く方法です。茹でた栗の底の部分にスプーンをあてて、渋皮を削るように剥いていきます。冷めてしまうと皮が固まって削りにくくなってしまうので、手でもてるほどの熱さのうちに剥いてしまいましょう。茹でたての栗を食べたい場合は、そのままスプーンですくって食べるのもおすすめです。・冷凍してから茹でる鬼皮を剥く方法と同じく、渋皮も冷凍してから5分ほど茹でるとするっと簡単に剥くことができます。一晩冷凍する余裕があれば、こちらの方法で両方の皮を剥いてしまえば処理が楽に済みます。・重曹で茹でる沸騰したお湯に重曹を入れて軽く混ぜ、そこに鬼皮を剥いた栗を入れて10分ほど茹でましょう。そうすることで渋皮が剥きやすくなり、同時に渋みも取り除くことができます。重曹には炭酸水素ナトリウムが含まれているため、栗から渋みの原因であるタンニンを抜いてくれる効果を期待できます。・包丁で剥く鬼皮同様、渋皮も包丁で剥くことができます。栗のお尻の部分を切り落とし、皮に切れ目を入れて剥いていきましょう。このとき、可食部を削りすぎないように気を付けてください。また、剥いた栗は水にさらしておくことでアクを抜くことができます。・歯ブラシで軽くこする調理器具以外にも渋皮を剥くのに適した便利な道具があります。それは歯ブラシです。お湯で茹でた栗を固めの歯ブラシでこすることで、渋皮を簡単に取り除くことができます。強くこすり過ぎると中身まで傷つけてしまう可能性がありますので、力加減には注意してくださいね。■栗の保存方法一度に食べきれない栗は、冷蔵庫や冷凍庫で保存することができます。日を置いて栗を食べる場合、保存したい日数によって保存方法を変えるとよいでしょう。こちらでは栗の保存について詳しくご紹介していきます。・栗の賞味期限冷蔵、冷凍それぞれで栗を保存する場合、どれくらいの期間保存することができるのでしょうか。栗を冷蔵庫で保存する場合は約1週間、冷凍庫で保存する場合は3か月ほどと言われています。栗はそのまま置いておくと風味が抜けていってしまうため、早めに冷蔵または冷凍で保存しましょう。保存期間はあくまで目安ですので、早めに食べることを心掛けてくださいね。・冷蔵保存する場合冷蔵保存する場合は、栗を1時間ほど水に浸けたあと、表面の汚れを落とすために軽く拭いてから1日ほど天日干しにします。天日干しを終えたら、ビニール袋に入れて冷蔵庫のチルド室で保存しましょう。このとき、ビニール袋の口は閉めずに開けておいてください。天日干しとチルド室で甘さがアップ!栗は天日干しすることで糖化が進み、より甘くなります。さらに、栗は0℃近くの寒さにさらされるとでんぷんが糖化するため、冷蔵庫のチルド室で保存することでより甘味が増します。甘い栗が食べたい、という方はぜひ試してみてくださいね。・冷凍保存する場合つづいて冷凍で保存する場合の方法です。まず、栗を1時間ほど水につけます。続いて50分ほど熱湯で茹で、粗熱と水滴がとれたらフリーザーバックに重ならないように詰めて冷凍庫に入れましょう。冷凍する場合は冷蔵保存に比べて風味が落ちにくいため、茹でてから冷凍しても問題ありません。また、茹でて冷凍することで解凍後の皮むきがとてもスムーズになります。皮を剥いて保存したい場合は?解凍後に皮をむく手間を省きたい場合は、皮を剥いた状態で冷凍保存するという方法もあります。10分ほど熱湯で茹でて皮を剥いたあと、フリーザーバックに重ならないように詰めて冷凍庫に入れます。このとき、フリーザーバッグの口はしっかりと閉じて空気が入らないように密閉しましょう。空気がはいってしまうと栗が乾燥して、ぱさぱさとした食感になってしまう可能性があります。・常温保存したい場合は?木の実なので長期間常温保存ができそうなイメージがある栗ですが、先ほどもご説明したとおりそのまま置いておくと風味が抜けていってしまうため、常温保存はあまりおすすめできません。常温で保存する場合は1時間ほど水に浸けたあと、しっかり乾かしてから新聞紙にくるんでフリーザーバッグに入れます。涼しく暗い場所においておけば、3日から5日ほど持たせることができます。栗に虫⁉どんぐりをはじめ、多くの木の実にはすでに虫がいる場合があります。栗も例外ではありません。虫がいる状態で常温保存や冷蔵保存してしまうと、虫が中身を食べてしまうおそれがあります。市販品の栗は約1時間、栗拾いで拾ってきた栗の場合は半日ほど水につけることで虫を全滅させることができますので、保存する際は必ず行うようにしましょう。■栗のおすすめレシピ5選栗の剥き方や保存方法がわかったら、おいしくいただくためのレシピも知っておきたいですよね。こちらでは、栗をつかった簡単でおいしいレシピを5つご紹介します。ぜひご自宅で試してみてくださいね。・ゆで栗栗本来のおいしさを味わうならゆで栗を食べるのが一番よいでしょう。手順もシンプルなことから、はじめて栗を調理する方にもおすすめです。材料(4人分)栗 500g塩 大さじ1下準備栗を水洗いして表面の汚れをおとし、ザルにあげておきます。作り方たっぷりの水と栗、塩を入れて強火にかけ煮立ったら30~40分ゆで、ザルに上げ冷ます。前日から塩水に浸けておいて、新しい水と塩を入れてゆでてもOKです。ゆでた栗は縦半分に切って、スプーンですくっていただきます。・秋の香り!焼き栗秋が旬の栗をストレートに味わえる焼き栗です。グリルやトースターでお手軽に!材料(2人分)栗 10粒塩 少々下準備栗は栗むき用の包丁ばさみ又は包丁で、ザラザラした部分の外側の固い皮をむく。作り方グリル又はトースターを予熱する。アルミホイルに栗が重ならないように広げて包み、10~12分焼く。外の固い皮と渋皮を包丁でむいて、お好みで塩をかけて頂きます。パン!と弾ける音がしたら火を止めてください。栗の大きさ等により焼く時間を調節してください。・ほっくり!揚げ栗渋皮ごと揚げた栗は香ばしく中はほくほく!塩をつけていただきます。材料(2人分)栗(大きい物) 10粒重曹(タンサン) 大さじ1/2塩 少々揚げ油 適量下準備栗はザラザラした側から、栗むき用の包丁ばさみで栗に傷を付けないように外側の固い皮をむく。むいた栗は鍋に重曹とかぶるくらいの水を加えて半日以上つけておきます。作り方160 ℃に予熱した揚げ油に、渋皮がついたままの栗を揚げる。食べやすい大きさに切ってお好みの塩をつけていただきます。栗の皮を包丁でむく場合は、塩大さじ2を入れたたっぷりの水にひと晩つけ、外皮を少し柔らかくしてからザラザラした側からむきます。急ぐ場合はぬるま湯に2~3時間つけてください。ゆっくり7~8分かけて揚げてください。竹串がス~っと刺さったらOK です。渋皮はそのままでも、むいてもお好みで!・ほっくり甘い!栗の甘露煮皮を剥いた栗をシロップで煮てゆっくり味をなじませると、ほっくり甘い甘露煮が完成!おこわやケーキに大活躍します。材料(作りやすい量)栗(大きい物) 1kg塩(むき栗をつける用) 大さじ2+2くちなしの実 2個水 500ml砂糖 300gみりん 大さじ4塩 ひとつまみ下準備鬼皮、渋皮を剥いたら新しく作った塩水にむいた栗を30分つけます。作り方鍋に栗と栗が浸かるくらいの水、たたいて割ったクチナシの実を入れて弱火にかける。煮立ってきたら栗が踊らないくらいの弱火で10分ゆで、栗をそ~っと引き上げる。きれいな鍋に<シロップ>の材料と1の栗を入れ、弱火にかけて栗が踊ってきたら、より弱火にして15~20分煮る。鍋の蓋をして1日そのまま置き、栗に味をしみこませる。弱火でひと煮立ちさせてきれいな保存容器に入れ、常温になったら冷蔵庫で保存する。割れた栗は別の容器に分けておく。栗の皮を包丁でむく場合は、塩大さじ2を入れたたっぷりの水にひと晩つけ、外皮を少し柔らかくしてからザラザラした側からむきます。急ぐ場合はぬるま湯に2~3 時間つけてください。栗がシロップから出る場合は、オーブンシートの落とし蓋をのせてください。割れた栗は、パウンドケーキ等に混ぜ込んでください。・栗の炊きおこわ栗の甘みを最大限に生かしたおこわです。噛むほどに甘さが広がります。材料(4人分)むき栗 15~16個位もち米 3カップ昆布 10cm角1枚酒 大さじ3塩 小さじ1ゴマ塩 適量下準備むき栗の場合は分量外の塩水でサッと洗い、水気を切る。皮付きの栗の場合は、鍋に栗とかぶる位の水を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にして5分位ゆで、水に放つ。粗熱が取れたら、表面の固い皮と渋皮をむく。もち米は炊く30分以上前に、水でサッと洗ってザルに上げておく。昆布は固く絞ったぬれ布巾で、汚れを拭き取る。作り方炊飯器に、洗ったもち米、酒、塩を入れ、普通に水加減をしてひと混ぜし、むき栗をのせる。昆布を入れてスイッチを入れる。炊き上がったら昆布を取り出し、全体に軽く混ぜて茶碗によそい、ゴマ塩を振る。■秋の食卓には栗!秋の食卓に欠かせない栗ですが、実は日本人とは切っても切れない縁がある食べ物なのです。皮むきが大変というイメージもありますが、やり方さえわかってしまえば簡単に剥くことができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。栗料理を作る際には、ぜひ今回ご紹介したレシピも参考にしてみてください。≪参考≫・ 農林水産省「知って得する栗のこと」 ・ 京都栗菓匠 若菜屋「栗の歴史」 ・ AJINOMOTOPARK「栗のむき方」
2021年12月03日・今までの時間はなんだったのか。・早く剥く方法がないと思ってたからびっくり。・すごい方法を見つけた。これでよかったのか…。あらゆるライフハックを動画で紹介している、lifehackfreaksがTikTokに投稿した、ニンニクの剥き方にそんな声が上がっています。ニンニクは、ひと皮ずつ剥いていくしかないと思われがちですが…。@lifehackfreaks Did you have garlic today? #lifetips #kitchenhacksthatwork #cookinghacks #fyp ♬ Ultimate life hacks - Kelly - The Life Bath投稿された動画に映っているのは、半分に切ったニンニクを、上から包丁で叩きつけるやり方。するりと皮が剥けているのが分かります。一度に皮を剥くことができるので、ニンニクを大量に消費したい時に便利そうですね。ただ、乾燥した気候であったり、厚めの包丁でないと難しかったりと、きれいに剥けるかどうかは条件によって変わるといいます。必ずしも成功するとは限りませんが、覚えておいて損はないライフハックですね![文・構成/grape編集部]
2021年11月24日秋の風物詩の1つである、栗。いざ食べようとしても、硬くて剥きにくいのが難点ですよね。椎木透子(@tokophotoko)さんがTwitterに投稿した、栗を簡単に剥ける方法を紹介します。椎木さんが実際に行ったところ、このようにきれいに剥けたといいます。ご近所さんが栗拾いに行ったそうなのだけど、お裾分けを頂いた。一晩水につけて少し切り込み入れてオーブンで焼くと良いよと教えてもらったのでやってみたらあら美味しい✨しかも簡単に剥ける pic.twitter.com/F7wZeEuTlW — Toko Shiiki/椎木透子 (@tokophotoko) October 12, 2021 椎木さんが行った調理方法は、次の通り。作り方:1.栗を水に浸す前、何度かすすぎ洗いをする。2.一晩水に浸した栗に、包丁で切り込みを入れる。3.200度に設定したオーブンで15分ほど焼いたら、完成!椎木さんはアメリカ在住で、今回使った栗は、現地で育ったものです。日本の栗だとうまく剥けなかったり、どんなに丁寧に下調理しても、爆ぜたりする可能性があるのだとか。椎木さんは、次のようにコメントしています。ツイート後に、日本で販売している栗でも、加熱によってするっと剥ける種類があり、また「丁寧に下調理しても爆ぜることは時にある」と、日本のプロの調理師の方に教えてもらいました。和栗で試した結果、爆ぜた方もいらっしゃるそうです。「15分ほどしても開かなかったので時間を延長してみたら爆ぜた」という情報もあったので、様子を見て開かない場合は、延長せずにやめたほうがよいのだろうと思います。調理の際は、どうかお気をつけください。また、椎木さんが使っているオーブンは、現地基準の華氏で表示されています。そのため、上記の200度は、「日本で表示される、温度に換算した場合」となるため、こちらも注意が必要ですね。実際に調理をする際は、様子を見ながら行うのがよいでしょう。椎木さんが紹介した栗の調理方法に、「これはスーパーライフハック!」「こんな手軽に剥くことができるなんて。栗好きには朗報でしかありません」と、多くの人が驚いた様子。調理の際は気を付けつつ、栗をおいしく食べて秋を堪能したいですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月15日いろいろな食材と合わせて料理につかうことができる万能な里芋ですが、下処理のときに手がかゆくなった経験がある方も多いでしょう。里芋に触れるとかゆくなる理由は何なのでしょうか。今回は里芋を触るとかゆくなる原因とかゆみを軽減する捌き方のコツをご紹介します!■里芋を触ると手がかゆい!原因は?・原因はシュウ酸カルシウム里芋や山芋を調理したり食べたりしたあとに、手や口のまわりに感じるあのかゆみの正体は、ヌメリの中に含まれている「シュウ酸カルシウム」という成分です。シュウ酸カルシウムは目に見えないほどの小さな針のような形の結晶となっており、生の里芋に存在しています。この針が皮膚に刺さり、チクチクと刺激することでかゆみを感じるというわけです。シュウ酸カルシウムは里芋の皮付近に多く含まれています。・かゆみ成分の特徴かゆみの原因であるシュウ酸カルシウムは、酸と結合して分解されやすいという特徴があります。そのため、レモン汁や酢といった酸性の物質と混ざると、針状の結晶が崩れます。また、シュウ酸カルシウムの中にはタンパク質が付着しているものもあります。タンパク質は加熱することで、分解されて性質が変化するため、火を加えることで同時にシュウ酸カルシウムの性質も弱めることができます。里芋のかゆみ対策には、酸と熱を活用できるという性質を覚えておきましょう!・シュウ酸カルシウムを含んだその他の食材里芋以外にも、皮膚に触れるとかゆみの症状が出る食材に心当たりはないでしょうか。シュウ酸カルシウムを含んでいる代表的な食材を下記に記載します。・長いも・はす芋・キウイフルーツ実際に、長いもやキウイフルーツに触れたときに、里芋と同様のかゆみを感じたことがある人も多いはず。これらの食材は、シュウ酸カルシウムを含んでいるため、触れるとかゆみが引き起こします。■里里芋は剥き方を工夫して、かゆい手からおさらば!・酸性水に浸ける1カップ程度の水に大さじ1~2杯ほどの酢を加えて酸性水をつくり、里芋を浸けながら皮を剥きます。手や指にも酸性水を付けておくとかゆみの予防になるのでおすすめです。酢のほかにも、レモン汁やクエン酸をつかっても同じ効果が期待できるので、酢がない場合は代用しましょう。・加熱する鍋に皮つきの里芋を入れて、ちょうど里芋の頭がかぶるくらいの水を入れて沸騰させます。2~3分ほど茹でたら冷水で冷やして皮を剥きましょう。もし、手で剥きにくい場合は、包丁をつかうと良いでしょう。鍋でお湯を沸かすのが手間である場合は、電子レンジで加熱するのもおすすめです。電子レンジを使用する場合、洗った里芋に包丁でぐるっと一周切り込みを入れます。ラップに包み、600Wで2分~3分加熱したら、冷水に取って皮を剥きましょう。ここで注意したいことは、この工程はかゆみ成分を取るための下処理として加熱していること。皮を剥いた後は、中心までしっかり加熱してから食べましょう!・乾燥させる泥付きのまま売られていることが多い里芋ですが、買ってきたら、まず泥をきれいに洗い、日なたで表面を乾かしましょう。天気の良い日の日中なら大体半日ほどで乾きます。かゆみが抑えられますし、表面が乾けば滑りにくくむきやすいというメリットもあります。ただし、乾かしすぎると、中の水分まで蒸発してしまい、味が劣化してしまうので気をつけましょう。・冷凍する里芋の土を洗い流し、いったん冷凍庫で凍らせます。ただし、生の里芋を丸ごとそのまま冷凍保存すると里芋に含まれる水分が凍り、解凍時にスカスカになって食感も味も落ちてしまいますので、長時間の冷凍は控えましょう。食感や味の劣化を防ぐためには、加熱してから冷凍するのがおすすめです。凍った里芋を水の中に入れて解凍し、溶けてきたら里芋の皮を指で押して皮をむきます。冷凍することでかゆみの刺激が伝わりにくくなりますよ。小ぶりな里芋は皮がむきにくいことがあるため、大きめな里芋をつかうときにおすすめの方法です。・手袋をするビニール手袋やゴム手袋をつかうと、かゆみ成分に皮膚が触れることがないので、かゆみを防げます。ただ、里芋のぬめりで滑りやすいので十分に注意しましょう。皮むき専用の手袋もあるので、つかってみてください。専用の手袋をつかうと、滑りにくく剥きやすいのでおすすめです。里芋と手が接触することを物理的に避ける方法が、一番てっとり早いです。■里芋で手がかゆいときの対処法・塩で洗うかゆみを感じたら、粗めの塩で洗うと綺麗にぬめりが取れやすくなり、手のかゆみが軽減します。ただし、手に傷がある場合や肌が敏感な人は、水を使って洗い流すのがおすすめです。・洗剤や石鹸で洗う水で洗っても効果がない場合は、食器用洗剤や石鹸を使って手を洗いましょう。水を使用したときよりも、かゆみ成分が落ちやすくなります。・酢で洗う酢には、かゆみ成分のシュウ酸カルシウムを分解する性質があるため、酢を水で薄めた酢水に手を浸けておくとよいです。家庭にある調味料ですぐにできるおすすめの方法です。・レモン汁やレモンバームの葉で洗うレモンバームの葉を揉んで、出てくる汁をかゆいところに塗ります。レモンバームにはかゆみを抑える効果があり、虫刺されなどのかゆみ対策にも使われるハーブです。レモンバームがない場合は、レモン汁でも代用可能です。先ほど紹介した酢と同様、レモン汁を水で薄めたレモン水に手を浸けることで、かゆみが軽減されますよ。・重曹で洗う重曹水で洗うのも、かゆみを抑える効果があります。重曹水は、水1Lに重曹大さじ4杯加えるだけで簡単にできます。重曹はドラッグストアやスーパーで簡単に手に入りますが、安全のため、重曹は掃除用などではなく食用のものを使用しましょう。・冷水や氷水で冷やすかゆみの原因を洗い流してもかゆいときは、皮膚の炎症を抑えるために冷やすのが効果的です。冷水や氷水に手を浸すことでかゆみを軽減できるはずです。■里芋をもっとおいしくするコツ・おいしい里芋を選ぶ!ホクホクとした甘みとねっとりとした独特な食感がおいしい里芋は、単体で食べてもおいしく、またほかの具材と合わせて料理に使うこともできる便利な食材です。そんな里芋のおいしい個体の見分け方について解説しておきます。里芋の旬について里芋は1年中出回っていますが、旬は秋から冬にかけてです。旬の里いもは皮が柔らかく、むきやすいのが特徴です。8月から12月のものは関東産が多く、10月から3月のものは九州産が多いです。小芋である石川芋の旬は6月から8月です。時期に合わせて、産地も気にしてみると良いですよ。おいしい里芋の見分け方里芋は泥付きで表面に少し湿り気のあるものを選びましょう。ひび割れのしているものは、高温や乾燥により肉質が固く変化してしまっていることが原因なので、調理してもおいしくありません。また、泥つきのままのほうが日持ちもよいです。買ってきた里芋の表面がカサカサに乾燥している場合は、なるべく早くにつかった方がいいですが、保存するときは霧吹きなどで少し湿らせた新聞紙をかけて冷暗所で保存するといいです。皮をむいてあるものを選ぶ場合は、白くてつやのあるものを選びましょう。里芋は寒さに弱く、冬場はむいたときに赤い斑点がでる場合があります。この部分はいくら煮てもごりごとと固いままなので調理前に取り除いておきましょう。皮付きのままのほうが風味や食感もよく、日持ちもいいです。皮をむいてあるものを選ぶ場合は、基本的にはその日のうちにつかいましょう。また、里芋をを触ってみたときに、里芋の身が固くしまっているものを選びましょう。里芋のおしり側(親芋との切り口があるほう)を触ってみてふかふかしているものは傷んでいる可能性があるので避けましょう。また、順調に成長していれば縞模様がくっきりと平行に並んで丸みを帯びるので、見た目が縞模がくっきりついたものを選ぶようにしましょう。・少量の酢を入れて下茹でする酢はかゆみ予防だけではなく、里芋の変色を防ぐ効果があります。変色した里芋は見た目も悪く、食感や風味が落ちてしまっています。少量の酢を入れて下茹でをすると、白く茹で上げることができます。・煮る前に塩でもむさっぱりとした煮物にしたいときは、煮る前に塩で揉んでおきましょう。ぬめりが取れて粘り気を抑えることができます。ぬめりの取り方は下記のような手順です。1.鍋に、里芋がしっかりかぶる程度に水を入れて火にかけておきます。2.皮剥きまで済ませた里芋をボウルに入れます。3.里芋に塩をまんべんなくまぶし、手で転がしながら揉んでいきます。4.そのまま沸騰した鍋の中へ入れ、中火で5~10分ほど茹でます。5.ボウルに水をはって里芋を移し、手で洗うようにぬめりを落とします。6.ザルにあげて水気をしっかり切ったら完了!里芋の下ごしらえの中でも面倒に感じるのがぬめり取りだと思います。ぬめりは、煮物のふきこぼれや煮汁が濁る原因になるばかりでなく、味の浸透や熱伝導を妨げ仕上がりに影響を及ぼすこともあります。そのため、里芋を含め煮などに使うときはぬめりを取る作業が必要です。みそ汁や煮ころがしは塩もみの下処理まででもよいですが、炊き合わせや含め煮など、煮汁を濁らせたくないときはゆでこぼしを行いましょう。ぬめりが取れておいしく仕上がります。また、ふきんやキッチンペーパーで里芋を拭いて、ぬめりを取る方法もあります。皮をむいてからさッと洗い、乾いたふきんやキッチンペーパーで拭きましょう。里芋のぬめりを取ることで、色を良くしたり、味が染み込みやすいという効果があります。■里芋のかゆみ対策はしっかりしよう!里芋は、調理前にかゆみ対策をしておくと料理がしやすくなりますし、酸や熱などを利用することで、里芋のかゆみを抑えやすくできます。少し手間ではありますが、どれも簡単に試せるものが多いので、ぜひ参考にしてみてください。下処理に時間がかかったり、ぬめりがあり里芋の調理に苦手意識のある方も、自分に合った方法で里芋のかゆみやかぶれを予防しましょう。ぜひ今回の記事を参考にかゆみ対策をして、いろいろな里芋料理をつくってみてください!
2020年09月04日こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。すっかり秋らしくなり、風が心地いい今日この頃。秋の味覚のひとつといえば「栗」。ただ、皮を剥いて処理をするのって意外と大変なんですよね……そんなときに手軽に手に入るのが「剥き甘栗」。今回は、剥き甘栗を使って簡単にできる絶品レシピを3つご紹介します。■甘じょっぱさが癖になる!甘クリームパスタ材料(1人分)甘栗50gパスタ80g生ハム4枚しめじ1/2株にんにく1かけ牛乳100cc生クリーム50cc味噌小さじ1塩コショウ少々オリーブオイル適量イタリアンパセリあれば作り方1、しめじは石づきを取り、ほぐす。2、たっぷりのお湯に塩(水1ℓにたいして10g程度)を入れ、パスタを袋表記より2分早く茹で上げる。3、フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを香りが立つまで炒めたら、しめじをしんなりするまで炒め、牛乳、生クリーム、味噌、甘栗を加えよく混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える4、3に水気をしっかりと切った2を入れ、2〜3分煮詰めたら皿に盛り、生ハム、イタリアンパセリをのせる。生ハムのしょっぱさと甘栗の甘さのバランスが絶妙な秋らしいパスタ!クリーム系と甘栗は鉄板の組み合わせですよね。隠し味の味噌がコクと旨味を引き立ててくれます。■フライパンで簡単!甘栗と秋鮭のバターピラフ材料(2〜3人分)甘栗100g秋鮭(切り身)2切れ玉ねぎ1/2個お米2合固形ブイヨン1個バター20g水400ccにんにく1かけ塩コショウ少々パセリ適量作り方1、パセリ、玉ねぎはみじん切りにする。秋鮭は塩コショウをふり、水分が出てきたらしっかりとキッチンぺーパーで拭き取る。2、中火で熱したフライパンにバターを溶かし、にんにくを香りが立つまで炒めたら、玉ねぎを入れ、透明になるまで炒める。3、2に米を入れ、透明になるまで炒めたら、水、固形ブイヨン、塩コショウを加え、秋鮭、甘栗を上に乗せる。4、3が沸騰したら蓋をし、12分弱火で加熱し、10分蒸らす。5、4にパセリを散らす。旬の秋鮭と栗を使ったピラフ。鮭の旨味をしっかりと吸ったご飯にほっくりした栗がアクセントになっています。フライパンで簡単にできるのも嬉しいですね!フライパンのまま食卓に出すと、見た目も豪華に見えますよ。■混ぜて絞るだけ!モンブラントースト材料(1人分)食パン(6枚切り)1枚ホイップクリーム適量ミント適量甘栗(トッピング用)適量シナモンお好みでA甘栗50g砂糖10g生クリーム50ccラム酒適量作り方1、Aをミキサーで撹拌させ、しぼり袋に入れる。2、食パンは250度のトースターで2〜3分加熱する。3、2に1を絞り、ホイップとミント、甘栗をのせる。栗を使ったスイーツといえば、モンブランですよね。しかし、モンブランはハードルが高そう……という方にぴったりのモンブラントースト。材料を混ぜて絞るだけでOKなので、ちょっとおやつが食べたいときにもおすすめです!そのまま食べるだけでなく、いろいろなアレンジができる「甘栗」。下処理もせずにそのまま使えて便利ですよね!この秋は、甘栗を使って秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2017年09月25日夏から秋過ぎにかけてが桃の旬です。皮を剥くことが難しそうな桃ですが、茹でるとスルッと剥くことができ、簡単に食べることができるのです。今回はやみつきになるほど気持ちいい桃の皮の剥き方をマスターして、旬の桃を味わいましょう。今まさに、甘くて香り豊かな桃のシーズン。桃は夏から秋にかけて旬のフルーツです。夏から秋にかけてはイベントごとが目白押しですが、様々なフルーツを美味しく頂ける季節でもあります。とっても美味しく、馴染み深い食べ物ではありますが、剥いたり切ったりするのが結構面倒くさいと感じている方も多いのではないでしょうか。普段家ではあまり食べなかったり、食べてもカットしたものや缶詰だったりと、「正しい処理の方法がわからない」なんてことも考えられます。食べる機会は増えたけど正しい桃の剥き方ってあるの?そんな桃の剥き方、切り方を模索しているあなたに、今回は、正しい桃の剥き方を紹介します。■目次1.桃の食べごろの見分け方(市販のものなどでも、触らずいける方法)2.桃を保存してみた(保管場所)3.桃を剥き、桃を切ってみたまとめ1. 桃の食べごろの見分け方 (市販のものなどでも、触らずいける方法)桃は、木にぶら下がっていた軸の部分を押して柔らかくなった時が、熟して良い食べごろになっている証拠です。しかし市販で売られている桃を選別する時は、指で押してしまうと商品を傷つけることになります。購入の際、手以外の判別方法で桃を見極めることが大切になります。■購入時の見分け方1つ目が、”形はまん丸”であること。歪な形をしていると、身の詰まりが甘く、美味しくない桃であることが多いです。2つ目が、”桃の割れ目の左右が対称の大きさ”であること。左右対称なほど、全体の栄養バランスが取れていることになります。3つ目が、”産毛に湿り気”のあるもの。産毛に湿り気があるということは、桃自体の水分量が多いのです。4つ目が、”白の斑点”が全体的にあるもの。これは、良く陽の光に当たっていた証拠です。以上を購入の際に注意して確認しておきましょう。■購入後の食べ頃の見分け方購入したての桃は、まだ身が硬いものが多いはずです。こちらの桃は、軸の周りがまだ緑がかっています。これが白色になってきたら食べごろです。白色になってから軸の部分を押すと柔らかく、良い香りがします。2. 桃を保存してみた(保管場所)食べ頃になるまで、桃は常温で保存しましょう。傷むのを防止するためや、冷たい桃が食べたいからと言って冷蔵庫に保存するのは避けてください。乾燥して桃の水分が失われてしまい、結果、桃の甘さがなくなってしまいます。また扇風機や冷房に当ててしまうことも避けてください。あくまで自然に近い状態で保管することが大切です。冷暗所や日陰へ新聞紙で軽く包んだ状態にして、保存するようにしましょう。冷えた桃が食べたい!そんな時は、食べごろになった桃を食べる2~3時間前ぐらいに冷蔵庫(野菜室がベター)で桃を冷やすようにすれば、旨味と甘みを引き出すことができます。3.桃を剥き、桃を切ってみた最後に実際に桃を切っていきましょう。まず桃で一番面倒くさいのが、皮の部分ですよね。産毛があるので食べる際、残っていると嫌な舌触りになってしまいます。そこで今回は、素早く皮を剥く方法を試してみましょう。まず鍋にお湯を沸かしてください。お湯が沸く間に、ボールを用意して氷水を作っておきます。お湯が湧いたら、そこに桃を投入してください。20秒程、煮てからおたまですくい上げ、すぐに氷水に投入します。そうすると、取り出し軸の方から指で簡単に剥くことができるのです。どうでしょうか?全く皮が残っていないのが分かってもらえたと思います。次は桃を切っていきましょう。まずは一周、包丁で切れ込みを入れます。切れ込みが入ったら「グリッ」と捻るように回しましょう。そうすると2つに別れます。実に付いている種を、スプーンで取り除きましょう。後は、お好みの食べやすいサイズにカットして完成です。まとめ桃は熟してから旨味が増すので、購入時すぐに食べられる桃を探すよりも、これから美味しくなりそうな桃を探すことのほうが、大切になります。また桃は購入後、温度管理や食べごろを見極めるのが難しいフルーツです。それを踏まえ今回ご紹介した方法で、ぜひ一度桃を食べてみてください。
2017年09月16日年末に向けて寒さが加速してきていますね。寒い日にはエアコンの暖房やヒーターなどを重宝しますが、コタツも暖をとるには最高のアイテムですよね。そんなコタツに合うものといばミカン。家族でコタツに入ってぬくぬくしながらミカンを食べ、正月番組を観るというのが最高の正月の過ごし方だと個人的には思っています。【動画はこちらから→】さて、そんなミカンですが、あなたはどんな風に皮を剥いていますか?家庭や地域によって剥き方が変わるらしいのですが、Aielさん(@satsuki_eng)がTwitterに投稿したミカンの皮の剥き方はとても斬新で話題を呼んでいます。まず、ミカンのくぼんでいる部分(ヘタの逆)に両手の親指を合わせ、力を入れて真っ二つに割ります。そして、真っ二つに割ったミカンをさらに真っ二つにしていきます。最終的には四分割される形です。四分割できたら、一片ずつ実をするりと剝がしていき……最後にはきれいな皮だけが残ります。この一連の動作、なんと12秒!スピーティに食べられて皮も散らばらない……なんて画期的な剥き方なんでしょう。これまでちまちま皮を剥いていたという方は、ぜひAielさんのやり方をマネしてみてはいかがでしょうか。Aielさんのスピーディなミカン剥きの映像は、関連記事の『【早剥きミカン動画】12秒でミカンを完食できる皮の剥き方がスゴい!』よりご覧ください♪やはり本場和歌山はすごい!●文/パピマミ編集部
2016年12月16日まもなく公開される映画『東京島』の、木村多江扮する主人公・清子が野生の蛇を捕まえ、皮を剥くという驚愕シーンの映像が到着した。ショックに弱い方はご注意!桐野夏生のベストセラーを原作に、無人島に流れ着き、女は自分ひとりという“逆ハーレム”状態に遭遇した主婦・清子が、たくましく無人島ライフを生き抜いていくさまを描いた本作。たんぱく質が不足しがちな島での生活では、蛇は貴重な栄養源ではあるのだが…。到着した映像を見れば分かるように、哀れ…色鮮やかな蛇は、彼女によって石で頭を砕かれ、豪快に皮を剥かれる運命に。鶴見辰吾演じる夫が蛇に見向きもせずにポツリと「お前、変わったな…」と無気力につぶやくのと対照的に、“獲物”を見つめる彼女の目は肉食系そのもの!とはいえ、蛇を剥くなど彼女がこの島で男たちに対して行った数々の行動に比べればまだまだかわいいものと言えるかも…?実際に彼女が何をしたかは映画本編を観てのお楽しみ。まずは公開前に、こちらの映像から木村さんの妖しい目つきをご覧あれ!『東京島』は8月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:現代のサバイバル、間もなく公開!『東京島』行楽シートを3名様プレゼント窪塚洋介がナマであなたの質問に回答!『東京島』公開記念、ネット上の生番組に出演木村多江のヘビ料理に窪塚洋介ら男性陣苦笑シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?“島”が人を呼び寄せ狂わせる?島を舞台にした注目作品が続々とリリース!
2010年08月24日