阪急うめだ本店では、2月24日から3月1日まで、福岡県糸島のあまおうを使用したスイーツや、九州にある島々のグルメを集めた「春の九州物産大会」を同店9階催場で開催する。今回の注目は、福岡県糸島の“あまおうスイーツ”だ。糸島市に店を構える糸島だんご本舗からは、「あまおうイチゴ大福」(250円)が登場。糸島産の米粉を使用したモッチリ大福から、同じく糸島産のあまおうが飛び出た季節限定大福で、十勝小豆のこしあん(ピンク大福)、北海道手亡豆の白あん(白大福)の2種類が発売される。同店の「イトシマモナカ“あまおう”」(250円)は、糸島産のもち米を使用して香ばしく焼き上げた最中に、あまおうを使ったイチゴ餡がたっぷりと挟み込まれ、仕上げに糸島産の採れたてあまおうがトッピングされる。最中は白、ピンク、茶から選択できる。このほか、あまおうとキウイのソルベ(450円)、あまおうミルクソフトクリーム(417円)、あまおうスムージー(600円)なども発売される。会場では、九州の天草諸島と五島列島からの“島グルメ”も紹介。天草近海で水揚げされたコノシロを大根で巻いた天愼の「三代巻」(880円)、地元産の醤油と東肥赤酒で作った丸健水産の炊き込みご飯「地たこめし」(1,000円)のほか、五島列島からは、五島の海で育ったひらめを使用した松園水産の「漁師のまかない茶漬け」(1,000円)、国産小麦と五島産の椿油や塩で3日間熟成した「五島手延べうどん」(430円)なども登場する。
2016年02月21日国立情報学研究所(NII)は2月15日、日本の社会や産業界に変革をもたらすようなコグニティブ・テクノロジーによるイノベーションを推進する研究部門「コグニティブ・イノベーションセンター」を2月1日付けで設置したと発表した。同研究所の11番目となる研究施設(センター)で、東京大学 名誉教授でもある早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工専攻の石塚満 教授がセンター長を務める。同氏は、長年にわたり人工知能に関する研究を行ってきており、人工知能学会の会長などを務めるなど、人工知能分野で高い業績を有しており、2015年12月よりNIIの客員教授に就任している。NII所長の喜連川優氏は、「同研究センターに期待することは、3年後にイノベーションを生み出すとは言っているが、それ以上の、こういったことを行っていく、という具体的なことについては述べていない。逆に考えると、機動的に考えるフレームワークを作っており、変化の激しいITの1年先を見据えながらターゲットを絞り込んでいくというNIIとしてもエキサイティングな取り組みを行うことになる」とその役割を説明。NIIとしても新たな挑戦としての位置づけにあることを強調する。具体的な取り組みとしては、日本アイ・ビーエム(日本IBM)と研究契約を締結し、同社より支援を受ける形で複数の参画企業とともに、コグニティブ・テクノロジーを活用し、社会への展開力や活用力といった人間の認知や判断の支援を促進する新たなイノベーティブを生み出すことを目的に、参画企業のCEOやCOOといった経営判断に直接関与するレベルの役員などが参集し、新たなビジネスコンセプトの創造などを行っていくことを目指すとする。2016年2月15日時点での参画企業は以下のとおり(五十音順)。アルパインイオンフィナンシャルサービスオリンパスエイチ・アイ・エス小松製作所みずほフィナンシャルグループ三井住友銀行三越伊勢丹ホールディングス三菱東京UFJ銀行キッコーマン食品キリンビール第一生命保険帝人DIC東京海上日動火災保険日揮日産自動車日本航空パナソニック三菱自動車工業明治安田生命保険相互会社今回用いられている「コグニティブ」という言葉は、近年、IBMが良く活用することで知られるようになっているが、同センターが語る「コグニティブ・テクノロジー」は、IBMが語る「コグニティブ・コンピューティング」と同義語ではなく、学術的な意味も含めた広い考えでの、機械学習や自然言語の処理と理解、ビッグデータや知識ベースの構築と利用などの知的情報処理の集合体を指しており、日本の産業界のトップレベルたちとの対話を通じて、広い活用を図っていきたいとする。NIIは専任スタッフとして、数名の特任助教やインターンを用意するほか、NII内部での人工知能系研究者や各大学・研究機関の研究者、IBMのグローバルで活躍するコグニティブ・コンピューティング研究者たちの協力も得る形で研究を進めていく予定としている。研究期間としては3年間をめどとしているが、イノベーションの創出具合により、その後の継続も検討していくとしており、まずは初年度の取り組みとして、参画を決めている21社を中心に話し合いを進め、6月~7月を目安にターゲットを絞って、デモシステムの構築を進め、評価を行っていくとしている。また、2年目以降は、初年度の反省点や良かった点を踏まえて、新たな参画企業を募り、イノベーションの創出に向けた取り組みを進めていく計画だという。なお、IBMは、今回の取り組みに対し、研究者やコンサルタントによる支援のほか、「IBM Watson」やアプリケーションの構築・管理・実行を行うためのクラウド基盤「IBM Bluemix」の提供などを行うほか、2015年10月に開設したばかりの「戦略共創センター」を研究会の開催場所として提供するとしている。
2016年02月16日一生に一度は絶対行くべき瀬戸内海の島々。島によって魅力も特徴もそれぞれ。なじみのない方のためにポイントを押さえて紹介します。有給を取って国内旅行、ぜひ予定を立ててみてはいかがでしょうか?■絶対はずせないアートの島・直島へアートの島と言えば、直島。雑誌やテレビの特集でも度々紹介され、アメリカの情報誌「Traveler」でも「死ぬまでに行きたい場所」として掲載されました。国内外問わず世界中から観光客が訪れている島です。アート作品が島のあちこちに点在し、美術館やホテルなど美しい施設があります。島内を散策するにはバスを利用しますが、天気がよければレンタサイクルも気分は最高。ホテルは洗練された「ベネッセハウス」が有名です。アートの存在意義を再認識させられる直島は、日本が誇れる場所と言えるでしょう。■喧騒から離れて、散策メインの島・男木島へ男木島は小規模な離島。現在、住民約180人程が暮らしています。島内はレンタサイクルか徒歩で周遊でき、古民家風の食事処や、散策の途中で出会うアート作品など、街並みをじっくり楽しむことができます。ちなみに男木島は猫の楽園としても名高く、猫と出会う確率100%の猫好きにはたまらない島。民宿に宿泊して、ゆっくり自分のペースで落ち着いた時間を過ごす旅が楽しめます。■猫好きの聖地・青島へ青島は東西1.5km、南北0.35km、住民は15名程度の小規模離島。男木島と同様、猫がたくさん住んでいます。その数なんと推定100匹以上! 青島は観光地化されておらず、もちろんコンビニや商店などは一切ありません。フェリーの本数も少ないため、一日に島へ行ける人数も限られています。本島と島を行ききするフェリーは、島民の大切な足。いくら猫好きとはいえど、行く際には島のことを十分理解したうえで上陸することが大切です。じっくり瀬戸内海の島を楽しみたい人は、少し長めの休みを取って出かけるのがベスト。美しい海とおとぼけ顔のにゃんこが、あなたを迎えてくれますよ。
2016年02月11日キーエンスはこのほど、産業用ロボットに関する基礎知識を集約した「FAロボット.com」を公開した。製造業の現場では、省人化や作業効率向上を目的として、産業用ロボットを導入する企業が増加している一方で、ロボットの使い分けなど、専門知識を理解することが難しく、導入へのハードルが高いことが大きな課題となっている。これに対し、「FAロボット.com」では、「産業用ロボットとは」という基本的な情報のほか、業界ごとの産業用ロボット活用事例などを紹介。さらに、画像処理総合メーカーである同社の強みを活かした「ロボットビジョン」がもたらす具体的なメリットも解説されている。同Webサイトは、「産業用ロボットとは」「産業用ロボットの活用事例」「ロボットビジョンについて」が主な内容となっているほか、ロボットビジョンに関するPDF資料も、無料でダウンロードすることができる。今後は、製造現場でのロボットビジョンの導入事例などを追加していく予定だ。
2016年02月09日「海」「島」「生きもの」の魅力を楽しめる日本最大級の水族館「横浜・八景島シーパラダイス」では、2016年3月19日(土)から26日(土)まで、 金沢八景・八景島エリアを舞台としたアニメ『少女たちは荒野を目指す』と特別にコラボレーションしたイベントを期間限定で開催する。■限定グッズがもらえるチャンス! アニメの"舞台巡り"を盛りあげるイベントが盛りだくさん!?今回のコラボは、アニメ『少女たちは荒野を目指す』と、その舞台のひとつであるシーパラダイスがスペシャルコラボした、ファン必見の期間限定イベント。対象チケットを購入すると、ここでしか手に入らない貴重な限定オリジナルグッズがプレゼントされるほか、シーパラダイスでしか味わえないアニメの世界の"舞台巡り"を楽しむイベントが盛りだくさんで用意される。■「少女たちは荒野を目指す」の舞台で公開収録が決定さらに、3月20日(日)には「黒田砂雪」役の千菅春香、「小早川夕夏」役の花澤香菜、「北条文太郎」役の山下誠一郎がシーパラダイスに来島し、「響 -HiBiKi Radio Station-」にて毎週木曜日に配信されている番組連動Webラジオ『砂雪と夕夏のしょこめざらじお』の公開録音が行われるので、こちらもチェックしておきたい。そのほか詳細は、八景島シーパラダイスの公式サイトにて。(C)みなとそふと/しょこめざ製作委員会
2016年02月05日三菱電機、東京工業大学、龍谷大学、マイクロ波化学は1月25日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務「クリーンデバイス社会実装推進事業/省エネルギー社会を実現する高効率高出力マイクロ波GaN増幅器」において、出力電力500WのGaN増幅器モジュールを加熱源とする高効率な産業用マイクロ波加熱装置を共同開発したと発表した。GaN増幅器モジュールは、SiやGaAsを使用した増幅器モジュールに比べ、高出力が得られるとともに装置の小型化に貢献する。近年では通信・レーダー分野においてGaN増幅器モジュールへの置き換えが進められているほか、高効率という特長を活かして産業分野での新たな活用も期待されている。今回4者は、化学産業分野の省エネルギー化に着目。現在主流である化石燃料を産業用加熱装置の加熱源とする外部加熱方式は、試料を加熱する前に装置自体を加熱する必要があり、その分のエネルギーが無駄に消費されているが、GaN増幅器モジュールを用いることにより、電子レンジと同じ原理で試料を局所的に加熱するマイクロ波内部加熱方式の採用が可能となり、エネルギー消費を70%低減できるという。また現在はマグネトロンを加熱源としたマイクロ波内部加熱方式が一部で導入されているが、マグネトロンは位相コヒーレンスが低いために大電力化が難しく、燃料油や石炭などの試料を分散的に加熱しなければならず、加熱装置内部で生成される化学物質の大量生産が困難となっている。一方、GaN増幅器モジュールが出力するマイクロ波は、位相コヒーレンスが高いため大電力化が可能。さらに位相を制御することにより温度分布を自在に制御し、局所的に内部加熱することで、化粧品やインク塗料などの化学物質生成時の生産効率性を約3倍向上させることができる。三菱電機によると、マイクロ波加熱装置に適用するGaN増幅器モジュールは、2016年度以降に実用化する予定だとしている。
2016年01月25日日立産業制御ソリューションズ(日立産業制御)は1月25日、鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN」の新バージョン「ADSTEFAN Ver.2016」を日本国内向けに2月1日より販売開始すると発表した。同バージョンでは、湯流れ解析において新しい数値解析アルゴリズムを採用し、従来、曲面を含む形状では鋳型に沿って進むことが難しかった湯流れについて、鋳型に沿った滑らかな解析を可能とした。さらに、凝固解析の温度解析結果と実測値の比較が容易に可能となるツール、および3D CADソフト「SOLIDWORKS」の連携ツールを搭載するなど、機能拡充を行っている。同社は今回の日本語版に続き、英語版と中国語版を順次販売する予定で、日本国内をはじめ中国、インドおよび東南アジア地区において、年間150ライセンスの販売を目指すとしている。
2016年01月25日春のキーワードは「もずく」石垣島からフェリーで10分の場所にある宿泊施設「星のや 竹富島」では、3月1日~5月31日の期間、海の恵みを用いた特別プラン「もずくキレイ滞在」を提供する。同プランは、春に旬を迎える天然もずくをメインとした海の恵みでミネラルをチャージし、心身共に美しくなる滞在をテーマにしている。スパも食事ももずく!たとえば、もずくに含まれるフコイダンのローションパッティングや「海草と海水」ジェルマスクなどを使った【もずくスパ】、海藻特有の成分が入った【もずくバスソルト】などで、良質なミネラルを肌にもたらす。食事では、もずく・アーサー・ハイビスカス塩を練り込んだ 星のやオリジナルの3色麺に、ミネラル・食物繊維が豊富な海藻をトッピング。シークヮーサーポン酢でさっぱりと食べられる、ヘルシーなもずくメニューが提供される。南の島ならではのハイビスカス塩麺も、一度は食べておきたい絶品メニューだ。他では体験できないメニューそのほか、市場に流通しにくい希少な天然もずくの収穫体験、アメニティではもずく・海藻エキスを含んだクチャ海藻パックが用意されるなど、何から何までもずくづくし。もずくのヌメリに含まれている成分には、血液をサラサラにしたり新陳代謝を高めたりする効果もあるという。体の中と外からもずくパワーを吸収し、健康と美を得られる旅行をしてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社星野リゾートプレスリリース
2016年01月13日©Tourism Authority of Thailand サーフィンも楽しめるカタビーチ冬から春にかけてオンシーズンなのが、アンダマン海に浮かぶタイの島々。ポピュラーなリゾートから、自然が主役のネイチャー系まで、どの島も個性的。そして島特有のユルい空気が流れています。ここでは数ある島のうち、ステキなリゾートのあるところをピックアップ。バックパッカー向けのハードな島旅ではなく、リゾーター向けの優雅な島旅を満喫できます。穴場な島なら、行ったことが自慢にもなる!?寒い日本を脱出して、のんびりリゾートしましょ!プーケット©keemala ユニークな世界観が話題のリゾート、キーマラタイ最大の島にして、この国を代表するアイランド・リゾート。おもに西海岸にビーチが続き、それぞれでキャラクターが立っています。お祭り騒ぎのパトン、隣接しながらパトンよりも落着きのあるカロン、さらに静かでサーフィンができるカタ、隠れ家感のある夕日の名所のナイハン、豪華リゾートのラグーナなど、雰囲気でビーチが選べます。ここ数年は東側にも、ステキなリゾートがお目見え中。また、ノスタルジックな風情の歴史的建物群が並ぶプーケットタウンや、奇岩が水面からそびえるパンガー湾など、リゾートホテル以外にもお楽しみが。著者撮影 世界遺産の登録を目指すプーケットタウンおすすめリゾートホテル/キーマラプーケットのビーチの詳細はこちらラチャ島著者撮影 プーケットから約40分の移動で透明度がグンとアップするラチャ島プーケット南端近くの港から約40分、まぶしいほどの白砂ビーチと遠浅の海が広がるラチャ島。ほんの少しの移動なのに、ここまで自然の色が変わるのかと驚くはず。ダイビングスポットとしてもポピュラーな海域なので、スノーケリングも期待できそう。おすすめリゾートは絶景ビーチを前に、木々に埋もれるように真っ白なヴィラが点在するザ・ラチャ。リゾートから内陸へ続く道をゆくと、裏のビーチへ行くこともできます。おすすめリゾートホテル/ザ・ラチャピピ島著者撮影 次から次へとボートが訪れ、人がやってきては去る、大人気のマヤビーチ本土のクラビから南へ約42キロ。6つの島々からなるピピ諸島のうち、メインはピピ・ドン島とピピ・レ島。ピピ・ドン島が滞在の拠点。中心地のトンサイベイは迷路のような小道にレストランやダイビングサービス、バンガローがずらり。夜遅くまでに賑わっている。静かに過ごしたいならば、船で向かう南部のレムトンビーチへ。またピピ・レ島には映画『ザ・ビーチ』の舞台となったマヤビーチがあります。著者撮影 レムトンビーチの隠れ家リゾート、ジボラおすすめリゾートホテル/ジボラヤオ島©Sixsenses Yao Noiパンガー湾の多島美をリゾートから眺められるシックスセンシズヤオノイプーケット島と本土クラビの間、パンガー湾の中心に浮かぶ、ヤオ・ノイとヤオ・ヤイの2つの島。ヤオ・ノイにシックスセンシズがオープンしたことで一躍注目の的に。とはいえ、漁業とココナッツ産業が主産業の自然あふれる島であることは変わりなし。ヤオ島周辺にはパンガー湾特有の石灰岩でできた、粘土細工のような不思議な形の島々が浮かび、リゾートからの眺めが素晴らしい!おすすめリゾートホテル/シックスセンシズヤオノイランタ島著者撮影 南西部にあるクロンニンビーチクラビからワゴン車で陸路とカーフェリー移動合わせて、約2時間30分。2000年初頭のアジアンリゾートブームで一躍名前が広まった、隠れ家アイランド。ランタ・ノイ島の西海岸にビーチが連続しています。デザイン系や大人オンリーなど、スタイリッシュなリゾートで優雅な休日を。著者撮影 クロンダオビーチに面したツインロータス・コ・ランタおすすめリゾートホテル/ツインロータス・コ・ランタクラダン島著者撮影 島の東側は遠浅の海。ゲストの荷物はスタッフがかついで運びますトラン沖に位置し、国立公園内にある秘島。南北約2キロ、幅約600メートルほどの小さな島で、バンガローが数軒とリゾートが1軒あるのみ。ネオンも車もない、ネイチャー・アイランド。島の東西でビーチの雰囲気が異なり、東側は浅瀬が広がるモルディブに似た海、一方の西側はアダンの木々に包まれた沖縄の離島のような雰囲気。著者撮影 プールや雰囲気のいいバーもありますおすすめリゾートホテル/ザ セブン シーズ リゾートリペ島著者撮影 一周しても1時間足らずのリペ島マレーシアの国境近くにある、国立公園内に浮かぶ最果ての島。バンコクからは移動に1日かかるけれど、マレーシアのランカウイからはボートで約1時間。こぢんまりとした島はほとんどがラフロードで、滞在の拠点は3つのビーチに分かれます。メインはカフェや土産物店が並ぶ目抜き通りも走るパタヤビーチ、バンガローが急増中のサンライズビーチ、パッカー系を見かけるサンセットビーチ。これからブレイクしそうな予感がする島です。著者撮影 サンライズビーチに面したアイデリック・コンセプト・リゾートおすすめリゾートホテル/アイデリック・コンセプト・リゾート : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年12月27日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は12月1日、IoTにおける複雑なアプリケーション要件に対応可能な産業用コントローラ「IC-3173」を発表した。同製品は、Intelの「Core i7」(デュアルコア版)に、高度な信号処理や画像処理にも対応できるユーザプログラマブルなXilinxのFPGA「Kintex-7 160T」、カスタマイズが可能なデジタルI/O、高速閉ループ制御を組み合わせることで、高い処理性能を実現。PoEに対応したGigabit Ethernetポートを6つと、USB3.0ポートを2つ搭載しているため、GigE VisionやUSB3 Visionに対応するカメラを複数つないで、取得した画像を同時に処理することができる。また、EtherCATマスタ、Ethernet/IP、RS-232/485、Modbus、Modbus/TCPに対応しており、PLCなどのデバイスやオペレータ用インタフェースとの通信が確立可能。システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」に対応しているので、制御アルゴリズムのカスタマイズや、画像処理の実行、高度な解析を容易に実施できるという。同社によると、従来のように複数のコントローラを用いてシステム構築をする必要がなく、一台のコントローラでシステム構築が行えるため、システムの複雑さが軽減され、低コスト、省スペース化が実現できるとしている。
2015年12月01日日経ナショナル ジオグラフィックは、11月16日に、写真集「うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物」を発売した。○野生のままに暮らすうさぎたち本書は広島県竹原市大久野島に暮らすうさぎの姿を、「しあわせ動物写真家」の福田幸広さんが撮影した、癒やしの写真集。大久野島は「うさぎ島」とも呼ばれ、日本では珍しいアナウサギの仲間が約700匹暮らしている。島には民家が無く駆除されることが無いので、うさぎたちは野生のままに暮らしており、野生でありながら人間への警戒心が無い。そのため、巣穴から顔をのぞかせるかわいらしい姿や、無防備な寝姿、縄張り争いをするシーンなど、自然のままのうさぎたちの姿が数多く写真に収められている。うさぎファンにはたまらない「うさくち」「うさけつ」の特集ページや、こうさぎのショットなども掲載。さらに「うさぎ島」へのアクセス方法や、「抱っこをしない」「追いかけない」などうさぎへの接し方や島に訪れた際のルール、宿泊施設の情報も収録されている。定価は1,600円(税抜き)。
2015年11月25日沖縄への島旅、なかでも「デージチュラウミ(ものすごく美しい海)」と呼ばれているのが小浜島。周囲をペパーミントブルーのラグーンに囲まれた絶景と、朝のドラマで一躍人気になった知る人ぞ知るリゾートアイランドです。「冬のシーズンがベスト!」と島の人が断言するほど。温暖な時期の島滞在は最高の贅沢だといえます。■日本であって日本でない「星野リゾート リゾナーレ小浜島」そんな小浜島にある楽園リゾートがリゾナーレ小浜島。ブルーラグーンをのぞむ広大な敷地にはリゾート棟やプール、各種施設が点在。隣接してリゾナーレ小浜島カントリークラブが広がり、ゴルファー天国でもあります。冬でもトロピカルな花が咲き、カジュアルな服装で過ごせる異国情緒あふれる空間は、まるで南仏かカリブ海のリゾート地のよう。日本ではないような「非日常」のバカンスムードに旅気分も盛り上がります。■ヴィラタイプの客室でゆったりと流れる時間に浸るヴィラタイプの客室はエキゾチックなアジアンテイストが魅力。そのなかでもお薦めがロイヤルスイート。95平方メートルの客室はリビングルームとふたつのベッドルームに分かれ、外にはプライベートプールにジェットバス、お休み処になるガゼボを備えるというラグジュアリーさ。さらに開放的なバスルームにはサウナも。贅沢すぎる空間に思えますが、冬の季節は料金も手ごろ。最大4名での滞在ができるので仲のいい女友達同士でちょっと豪華な冬バカンスを過ごすのが大人の遊び方。満足度が違ってくるはずです。■琉球の夜をエレガントに演出。レストラン「ディープブルー」リゾートでの麗しい夜を楽しむとっておきの場所が、レストラン「ディープブルー」です。「琉球エレガンス」と名付けたコースメニューは、まさにその名にふさわしい華やかさを感じさせるもの。■琉球文化とイタリアンの調和を味わう「琉球エレガンス」イタリアンをベースに沖縄の食材を組み合わせた個性派の料理はひと皿ずつとのマッチングを吟味したソムリエによるワインとあわせることでさらに引き立ちあいます。女性のゲストのための美的効果を考慮した宿泊パッケージ「ウルイウルイ スパ滞在」ではディナーにコース料理「Cenone(チェノーネ)」をアレンジ。ミネラル、コラーゲンを豊富に含んだ食材をたっぷりと使った特別メニューで、食べることで体をキレイにします。気心の知れた女友達とのおしゃべりを楽しみながらゆっくり、ゆるやかに。島時間の美食体験が五感を解き放ちます。■美しい海を望みながらリラックス「リゾナーレ 琉球スパ」リゾナーレ小浜島の「リゾナーレ 琉球スパ」は、全室オーシャンビューのスパ専用施設。滞在中、一度はトリートメント体験をしたいものです。この冬、登場するのが「ウルイウルイ スパ滞在」。小浜島のある八重山諸島で精製される黒糖を使ったパックを使用する内容で、ここならではの独特な体験。黒糖の精製シーズンはまさに冬。原料となるサトウキビにはカルシウム、鉄分、マグネシウムなどミネラルやビタミンが豊富。体内の糖質分解をサポートするほか、含まれる天然オリゴ糖が排泄を促進してくれます。黒糖パックでしっとり潤ったあとは、ビタミンCたっぷりのハイビスカスのエキスを入れた露天ハイビスカススパへ。老廃物をデトックスし、美肌と美ボディをめざします。また、「ウルイウルイ スパ滞在」のゲストの客室には黒糖入浴剤、黒糖ティーと黒糖チョコレートのセットが届けられ、リラックス&快眠をうながします。■波音が穏やかな時間を演出してくれる「島Books&Cafe'」柔らかい太陽の光にきらめく海を眺めながらのんびりと。そんなとっておきの過ごし方を提案してくれるのが、ビーチハウスの一角にある島Books&Cafe'。海や自然をテーマにセレクトされた美しい写真集や本が並び、気持ちのままにお気に入りの一冊と淹れたてのコーヒーを片手に自由な時間を。旬によって、カフェではシークワサー入りハイビスカスソーダや、パイナップルスムージー、黒糖アイスラテ、塩ちんすこうアイスなど沖縄の食材を使ったスイーツやドリンクが味わえるのも魅力。目の前には美しいビーチが広がり、そのまま海辺で読書をしたり、ハンモックのあるガジュマル広場でなごんだり。ゆるやかに流れる島時間に身をゆだねる心地よさを実感するはずです。■木漏れ日の中ハンモックに揺られる「ガジュマル広場」裸足のままビーチに向かえば、そこにはとっておきの隠れ家空間が。ガジュマル広場は巨大なガジュマルの木陰でくつろぐ憩いのスペース。ハンモックに寝ころんで、ゆるやかな潮風を受けているといつの間に読書タイムからお昼寝タイムへまどろみます。■珊瑚礁と白砂の「イルマーレビーチ」星野リゾート リゾナーレ小浜島のマリンアクティビティの中心となるのがイルマーレビーチ。リゾート内からは巡回バスが送迎。純白のビーチが広がり、その先にはソーダ水のような透明なペパーミントブルーの海。おだやかな海はシュノーケリングやウインドサーフィンのレッスンや、最近人気急上昇のスタンドアップパドル体験などに挑戦できます。リゾートではチェックイン時にリゾートドレスを無料で貸し出してくれて、これが女性ゲストに大好評。カラフルなドレスでビーチ散策するのもお薦めです。■波音だけが響く早朝の幻想的な時間「朝焼けCafe'」イルマーレビーチは実は朝日を望む小浜島でもとっておきのベストスポット。「朝焼けCafe'」は朝陽がのぼるタイミングで淹れたてのコーヒーを楽しむ無料のイベント。水平線から上がる太陽の美しさには言葉もありません。ひとりで、あるいは母娘や友人同士で。体を開放し、美食を味わい、たくさん笑い、たっぷり癒される。美しいラグーンときらめく太陽の下、小さな宝石のようなピュアな小浜島の島時間に溶け込む喜びは、大きな満足感をもたらしてくれます。
2015年11月20日Texas Instruments(TI)は11月17日(米国時間)、Industry 4.0のリアルタイム・アプリケーションを可能にする産業用ギガビット・イーサネットPHY「DP83867ファミリ」として6製品を発表した。同ファミリは、1000Mbps時と100Mbps時に、競合製品比で50%良好な400nsのレイテンシを実現しているほか、競合製品比で4倍以上となる8kV以上のESD保護機能を提供するとしている。また、WoL(Wake-on-LAN)とパワーダウン・モードにより、システムスタンバイ時の省エネルギー機能を実現できるほか、アクティブ時消費電力も、競合製品比で少なくとも30%低い460mW未満を実現するという。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は4.40ドルからとなっている。また、評価モジュール(EVM)もすでに提供を開始しており、ギガビット・メディア・インディペンデント・インタフェース(GMII)とリデュースドGMII(RGMII)をサポートする「DP83867IRPAP-EVM」が199ドル(参考価格)、RGMIIをサポートする「DP83867ERGZ-R-EVM」199ドル(同)でそれぞれ提供されている。
2015年11月20日日立製作所(日立)および日立産機システム(日立産機)、日立産業制御ソリューションズ(日立産業制御)は11月16日、IoTやグローバル展開に対応する次世代型産業用コントローラを開発したと発表した。従来は、メーカーごとに異なる独自のプログラミング言語のPLCと固有ネットワークを組み合わせたオートメーションシステムを構築しているため、IoTに対応するためには設備機器との通信の親和性の確保が、また、グローバル展開のためにはノウハウを持つ技術者の確保が課題となっていた。これに対し、3社が開発した次世代型産業用コントローラでは、国際標準であるIEC61131-3規格に準拠したプログラミング言語を採用することで、プログラミング技術者の確保をより容易にした。また、産業用オープンネットワークであるEtherCATを採用することで、近年急速に普及が進んでいるEtherCAT対応の設備機器につながり、データをシームレスにクラウドまで伝送できる環境を提供するとしている。さらに、ソフトウェアPLCであるCODESYSを搭載することで、1つのCPUで決められた順序に従い制御を行うシーケンス制御と、センサーと同期させた高度なモーション制御を同時に実行することができるほか、PLCとIPCの機能を併せ持つPAC(プログラマブル・オートメーション・コントローラ)として開発されているため、従来に比べて導入・開発・メンテナンスコストの削減と省スペース化可能だとする。今後、同製品のミドルレンジ機を日立産機から、ハイエンド機を日立産業制御からそれぞれ製品化し、2016年4月より順次販売開始する予定だ。
2015年11月16日サンディスクは11月12日、産業用NANDフラッシュストレージソリューションである「SanDisk Industrial」シリーズの提供を開始した。本ソリューションは、工場用アプリケーションや産業用コンピューティング、公共サービス、医療機器、監視カメラシステム、デジタルサイネージ、ロボット、POSソリューション、大型印刷、エネルギー管理などの、堅牢なストレージが求められる、コネクテッド・インダストリアル・アプリケーション向けに最適化されたもの。これには、同社のSanDisk Industrial SDカード、microSDカード、iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)が含まれており、容量は最大64GB。工場の自動化アプリケーションや、長期的かつ継続的に動画やグラフィックの再生が必要となる読み取り集中型の屋外用デジタルサイネージなどに対し、信頼性が高く予測可能なストレージパフォーマンスを提供するという。さらに、同ソリューションに含まれる「SanDisk Industrial XT」iNAND組み込みフラッシュドライブ(EFD)および「SanDisk Industrial XT」SDカードは、厳しい環境での利用に最適化されたもので、-40~85℃の温度環境で動作するよう設計されており、高温の工場のアプリケーションや、過酷な気候での公共サービスの運用に適している。SanDisk Industrial SDカードおよびmicroSDカードは、取り外しや交換ができるため、ユーザーによる大容量データの柔軟で高速なロードと更新、および、容易な保守や構成を実現するとしている。
2015年11月13日サンディスクは11月12日、産業用NANDフラッシュストレージソリューション「SanDisk Industrial」シリーズの提供を同日より開始すると発表した。同ソリューションには「SanDisk Industrial SDカードおよびmicroSDカード」、「SanDisk Industrial iNAND組み込みフラッシュドライブ」、「SanDisk Industrial XT iNAND組み込みフラッシュドライブ」、「SanDisk Industrial XT SDカード」が含まれている。最大64GBの容量で提供される「SanDisk Industrial SDカードおよびmicroSDカード」と「SanDisk Industrial iNAND組み込みフラッシュドライブ」は耐久性を重視し、幅広い環境下で優れたパフォーマンスを発揮できるよう最適化されており、長寿命と一貫したパフォーマンスを提供するとしている。また、「SanDisk Industrial XT iNAND組み込みフラッシュドライブ」および「SanDisk Industrial XT SDカード」は、-40℃~85℃の温度環境で動作するよう設計されており、高温の工場のアプリケーションや、過酷な気候での公共サービスの運用など、過酷な環境での利用に最適化されている。同社は、「今回発表する高い耐久性を備えた産業用NANDフラッシュストレージソリューションは、成長著しい『インダストリアルIoT(産業分野におけるIoT)』市場に最適なストレージとして設計されており、極端な温度環境下や、長期間にわたる大量のリアルタイム処理やデータの整合性が必要となる厳しい環境下でも、優れた信頼性とパフォーマンスを長期的に提供します。」とコメントしている。
2015年11月12日サイレックス・テクノロジー(サイレックス)は11月9日、物流・医療・産業分野向け業務用ワイヤレスブリッジ「BR-300AN」を出荷開始したと発表した。同製品は、有線LAN機器に無線LANオプションを提供する外付けタイプの無線LANブリッジ。2ギガバイトのストレージチップを搭載しており、動作状況を長期間にわたってログ保存することが可能で、業務用途での利用を想定して秘匿性の高い802.1xセキュリティを搭載している。シングルクライアントモードとマルチクライアントモードの2種類の動作モードに対応。また、同社製機器の状態監視や各種設定変更、ファームウェア更新・再起動などの運用管理で必要な機能を搭載した別売りの統合デバイス管理ソフトウェア「AMC Manager」にも対応しているという。価格は1万5800円(税別)。
2015年11月09日東芝とGEデジタルは11月4日、産業用機器向けIoT分野で協業を推進していくことに合意し、東芝製の産業用機器においてGEのインダストリアル・インターネットのソフトウェアプラットフォーム「Predix」を活用したパイロットプロジェクトを共同で開始する契約を締結したと発表した。東芝はIoTサービスやソリューションの構築・提供を支えるIoTサービス共通基盤「Toshiba IoT Architecture」において、Predixの導入およびその活用に関する手法を検討。Toshiba IoT Architectureの機能・信頼性強化とサービスを迅速に提供する環境の構築を実現し、産業用機器、社会インフラ機器など東芝が持つ幅広い製品への適用を進めていくとしている。具体的な活動として、両社は東芝製ビル設備を対象としたパイロットプロジェクトを通じて、データ収集・見える化・分析・予測・最適化などによる保守業務の効率化や予防保守の高度化などの実現性についての検証を進めていく。また、東芝のChip to Cloud(C2C)ソリューション、メディアインテリジェンス技術などのIoT関連技術をPredixに導入することを検討するという。
2015年11月04日沖合約50メートルまで遠浅の海が広がるボラカイ島のホワイトビーチ(著者撮影)フィリピンのビーチリゾートといえば、日本から行きやすいセブがおなじみ。けれど、7000あまりも島々があるのだから、もっといろんなところへ旅してみたい。たとえば、海外旅行口コミサイトでアジアのナンバー1に輝いたボラカイ島、スタッズのように円錐の山がツンツン尖る不思議な景観のボホール島、どれもインパクト大&絶景ビーチが待っています。知っているようで、知らないフィリピン。今回はそんな一歩先の島々をご紹介します。約4キロ続くビーチがアジアのナンバー1に選ばれたボラカイ島世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」のユーザー投票によるランキング”トラベラーズチョイス”で、アジア部門第1位を昨年に引き続き連取しているのが、ボラカイ島のホワイトビーチ。島の西側に位置し、サラサラの白砂のビーチと輝くような遠浅の海が約4キロも続いています。ビーチ沿いはヤシの木々が縁取り、バンガローやレストラン、ダイビングセンターなどがずらりと並んでいます。ボートステーション3周辺。ローカルも海遊びにはしゃぐ、のんびりした雰囲気。(著者撮影)特に境界線があるわけではないのですが、北からボートステーション1・2・3とエリアが分かれ、緩やかに個性が立っています。1はおしゃれなリゾートホテルが多く、2はオープンエアのショッピングモール「Dモール」があって賑やか、3はローカルも集まるのんびりとした雰囲気。お気に入りの場所を探しながら、ビーチを散策してみてはいかがでしょう。夕映えが迫るボートステーション1。ビーチにバーが出現します。(著者撮影)また、ホワイトビーチがユニークなのは、サンセットが近づくと、日光浴や水遊びを楽しむビーチがロマンティックなバーに変身する点。パラソルやビーチチェアが片付けられ、巨大なクッションやゴザ、テーブルが出現。白砂の上でビールなどを片手にサンセットが眺められるのです。ホワイトビーチ以外にも、北側には島随一の豪華リゾート、シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパが占有するビーチや、人気のプカシェルビーチがあります。セブ島から行きやすい、世にも不思議な風景と会える島約15分もあれば踏破できるパングラオ島のアロナビーチ。(著者撮影)セブ島からフェリーで約2時間のボホール島。そしてボホール島の南西部から橋で渡るパングラオ島。どちらもダイバーの間ではおなじみの存在です。美しい白砂ビーチでのんびりとした時間を過ごしたいならば、拠点をパングラオ島に置くのがおすすめです。なかでも、南西部にある長さ500メートルほどのアロナビーチは、アジア特有の肩の力が抜けたユル~い空気が心地いい!アロナビーチと並行した道は、アジア特有のユルい空気。ビーチに面してレストランが並んでいます。(著者撮影)遠浅の海にはアメンボウのようなバンカーボートが無数に浮かび、サラサラの白砂ビーチに沿ってヤシの木々が茂り、木陰ではマッサージのおにいさん&おねえさんがスタンバイ。浜と並行して走る道路は未舗装で、ダイビングサービスやサリサリストア(よろずや)、海側にカフェやレストランが並んでいます。アロナビーチでの楽しみ方はダイビング。人気のダイビングスポット、バリカサグやカビラオへの拠点として、滞在する人も多数。もちろん、ビーチで何もせずに過ごすのもゴキゲンです。ちょっとスペシャルな体験をするなら、沖のサンドバンクへ出かけてみてはいかがでしょう?これが、絶景!アイスブルーの浅瀬に白砂の小さな島がぽかりと浮かび、まるでモルディブのよう。巨人が喧嘩し、岩を投げ合った形跡だという伝説が残るチョコレートヒル。(著者撮影)一方、ボホール島では海以外にもユニークな体験ができます。その筆頭が、円錐形の山々が続くチョコレートヒル。標高30~50メートルの小高い山が1268座も立ち上がり、4~6月の乾季には草木が茶色に変わることから命名されています。山並みを一望できる展望台では、ホウキにまたいでジャンプする瞬間をパチリと撮るのがお約束。まるで魔法使いが空を飛んでいるような一枚が撮影できます。大きな瞳のメガネザル、ターシャ。フィリピン・ターシャ・ファウンデーションでは約100匹が保護地域の中で暮らしています。(著者撮影)また、ボホール島の名物といえば、小さなメガネザルのターシャ。大人でも100グラム足らず、夜行性のため、日中はいつも大きな瞳がちょっぴり眠たそう。その様子がなんともキュート!ターシャは、フィリピン・ターシャ・ファウンデーションという保護施設で出会えます。(photo & text : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年10月25日安川電機は19日、同社の産業用ロボット「MOTOMAN」を対象としたクラウドサービス「MOTOMAN-Cloud」を提供開始した。ロボット情報をクラウド上で管理し、トラブル発生時の問い合わせに役立てる狙い。MOTOMAN-Cloudは、安川電機が新たに提供するクラウドサービス。サービス第1弾として、顧客が使用しているロボットの製品情報閲覧や問い合わせができる「Web製品サポート」、トラブル対応に役立つスマートフォン・アプリ「MOTOMAN Touch!」を提供開始する。「Web製品サポート」では、クラウド上で、ロボットの機種や製品仕様を閲覧できるほか、問い合わせ履歴、部品交換履歴などの管理が行える。また、ロボット情報を安川電機のサービス部門と共有することで、トラブル発生時の問題解決に役立てる狙いがある。「MOTOMAN Touch!」では、トラブル発生時に、ロボット制御盤やプログラミングペンダントに表示されるQRコードをスマートフォンで読み込むことで、問い合わせがスムーズに行える。対象製品は、DX200全コントローラおよび2014年3月21日以降に出荷した全コントローラ。専用アプリ「MOTOMAN Touch!」の対応OSは、Android4.0.3以上(10月19日現在)。MOTOMAN-Cloudは、国内よりサービス提供を開始し、順次海外へ展開していく予定。今後は、予防保全や生産情報管理サービスを追加し、ラインなどの安定稼働や利便性向上をサポートするとしている。
2015年10月20日東京・神楽坂に、国内約40の島々の伝統料理や食器などが集う「離島キッチン」プロジェクトの拠点となる飲食店型アンテナショップ(東京都新宿区神楽坂6-23)がオープンした。雄大な自然を背景に、素晴らしい資源や産品で溢れる一方、物流コストの高さや労働人口の現象などといった特有の問題を抱えている、離島。「離島キッチン」プロジェクトは、全国の島々と手を結び、それぞれの魅力を集結させることで離島の持つ問題を解決し、活性化させていくことを目的に立ち上がったものだ。島根県・隠岐諸島のひとつ、海士町が09年にキッチンカーでの行商からスタートさせ、これまでに兵庫県の淡路島、新潟県の佐渡島、東京都の小笠原諸島、新島、鹿児島県の屋久島、奄美大島、沖縄県の石垣島など40を超える地域との交流を行っている。今回オープンした「離島キッチン神楽坂店」は、神楽坂に元々あった一軒家を改装して造られ、まるで凛と佇む離島のような存在感と重厚感のある外観が特徴で、神社工事の足場に使用された廃材を採用するなど内装にも細やかなこだわりが施されている。ランチタイムには、日替わりの定食、どんぶりの他、月替わりで全国の島のメニューを提供する「島の特別コース」(2,500円)が用意されている。オープン時は、海士町の特別コースとなっている。ディナータイムには、屋久島の「鯖スモーク」や、五島列島の「鯛茶漬け」、海士町の「サザエのつぼ焼き」などの料理(350円~1,280円)の他、淡路島の「あわぢびーる」、日本酒「杯千酒」、佐渡島の日本酒「北雪」などのアルコール類や、屋久島の「ジンジャーエール」、周防大島の「ほっとハチミツ」などのドリンク(500円~)が提供される。また、各島の食材や伝統工芸品、食器などの物販も実施。名水百選の水が流れ込む湾の海水で作られた「海士乃塩」を始めとした各離島の塩(500円~)や、屋久島の無農薬の生姜を使った「ジンジャーシロップ」(980円)、海士町の純米大吟醸「承久の宴」の酒粕を配合した完全無添加の「酒粕石鹸」(1,200円)などの特産品も販売されている。
2015年10月08日●空前のアウトドアブームが後押し“潜在需要3,000万人”……これは1990年代、あるレジャー産業に対して使われた言葉だ。3,000万人といえば、日本人の4人に1人がそのレジャーを楽しんでいる計算となり、超巨大産業を想像させる。この言葉が使われていたレジャー産業とは、ズバリ“釣り”だ。だが、周囲を見回しても4人に1人が釣りにいそしんでいるとはとうてい思えない。これはいったいどういうことなのだろうか。日本生産性本部がとりまとめた「レジャー白書」によると、釣り人口がピークに達したのは1990年代後半で、2,000万人を突破していたという。積極的に釣りに行かなくとも「誰かに誘われたら行く」「キャンプや旅行のついでに釣りをする」といった層を加えれば、潜在需要3,000万人というフレーズもあながちウソとはいえない。釣り人口がこれほどふくらんだ当時の背景について、アウトドア雑誌を手がけたこともある元編集者は次のように語った。「1990年代、空前のアウトドアブームが起こりました。それと同時に人気を博したのがルアーフィッシングやフライフィッシングといったゲームフィッシングです。特にルアーを使ったバスフィッシングは、タレントの木村拓哉さんや俳優の反町隆史さんが趣味にしていたこともあり、その人気に爆発的に火が付きました。このブームが釣り人口の増加を後押ししたのは確かです。当時、河口湖や霞ヶ浦といった首都圏のバスフィッシングフィールドは、週末ともなれば入る隙間もないほどアングラー(釣り人)が立ち並び、ショップに人気ルアーが入荷したと聞けば数時間で完売してしまう現象が起きたほどです」。ところがその後10数年、釣り人口は減少の一途をたどり、2011年には940万人、2012年には810万人、2013年には770万人まで落ち込んでしまった(いずれもレジャー白書から)。では、なぜこれほどまでに釣り人口が減ってしまったのだろうか。まず挙げられるのが長引く不況による可処分所得の低下だ。消費者庁によると1999年の43万7,981円をピークに年間可処分所得は徐々に減少、2009年には年間39万0,253円まで落ち込んだ。この間、移動体通信の利用料やパソコンといった情報機器購入など、可処分所得で補わなくてはならない出費も増え、釣りに限らずレジャー産業全体に打撃があったことは否めない。また、前出の元アウトドア雑誌編集者によれば、バスフィッシングのイメージダウンが“釣り離れ”を加速させたという。「先ほど話したように、爆発的なブームにより有名な釣り場はアングラーで飽和してしまいました。結果、周囲の釣り人とのトラブルを回避するため思うままにキャスティングできなかったり、魚がスレて(ルアーに興味をなくすこと)しまったりで、まったく釣れない。“釣れない釣り”ほどストレスがたまるものはなく、一過性のブームでバス釣りを始めた人たちは離れていってしまったでしょう」。さらに2005年に施行された「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」もバス釣り離れに拍車をかけたという。バスフィッシングの対象となるオオクチバス、コクチバスが特定外来生物に指定されたため、バスフィッシングにダークなイメージがつきまとうようになった。実際、一部の心ない釣り人による“ブラックバスのゲリラ放流”が社会的な問題になったし、生きたブラックバスをクルマで運搬したため逮捕された例も生じた。また、ワーム類(ラバーや合成樹脂で作られた軟らかいルアー)が根掛かりし、湖底の環境を損ねているという指摘も、バス釣り人気衰退の一因となった。一方、海釣りにおいても強い逆風が吹いた。2001年に発生した同時多発テロにより、船舶・港湾施設の保安強化が叫ばれるようになり「改正SOLAS条約」が施行された。これにより、立ち入り禁止になる波止場や護岸などが増加、釣り場が減った。また、撒き餌による水質汚染およびゴミの不法投棄によるイメージダウンなども重なり、釣りがネガティブに捉えられる風潮が生まれた。東日本大震災のあと、繰り返し放送された津波映像も、沿岸部での釣りを敬遠させる心的要因になっていることも加味するべきだろう。●フィッシングメーカーによる地道な啓蒙活動○逆風の中での釣り用品産業は?これほど釣り人口が減ってしまうと、釣り産業に与える影響が気になるところだ。矢野経済研究所がリリースした「スポーツ用品市場に関する調査結果 2015」によると、2014年の釣り用品の国内市場は1,251億7,000万円の見込みだという。釣りブーム全盛期には3,000~3,500億円といわれた釣り用品市場は、実に1/3ほどまで縮小してしまったことになる。こうした情勢の中、釣り産業で名の通った企業はどのように対処したのだろうか。まずはグローブライドについて。グローブライドという社名にあまり馴染がない方もいるかもしれないが、「ダイワ精工」といえば誰もが思いつくだろう。2009年よりグローブライドに社名変更した旧ダイワ精工は、釣り用品のグローバルブランド名に「ダイワ」をそのまま採用。そのためグローブライドという社名よりも、ダイワというブランド名に親しみを感じている釣り人のほうが多いのではないだろうか。そのグローブライドの2015年3月期の売上高は約741億円。同社広報担当者によると、この売上高のうち8割強がフィッシングに関わるものだという。実に600億円以上をフィッシングで売り上げたことになり、まさに釣りが主力事業だ。もう一方の釣り業界の雄、シマノの場合はどうだろうか。同社の2015年3月期の売上高は3,331億円で、そのうちフィッシング部門での売上高は588億円。売上高の大半はスポーツサイクルの部品で、2,739億円を占める。スポーツサイクルのコンポーネント(駆動部品やブレーキ部品)で世界的に圧倒的なシェアを誇り、コンピュータ業界でCPU・チップセット分野を寡占するインテルにちなみ、“サイクル界のインテル”とも呼ばれるほどだ。とはいえ、フィッシング部門は同社にとって第2の柱。釣り市場がどんどんシュリンクしていく情勢に気が気ではなかったはずだ。ある釣り業界関係者は「一気に釣り需要が縮小した2000年代前半が各社にとってもっとも厳しかったと思います」と当時を振り返る。事実、グローブライドは1998年に売上高688億円だったが、2004年には474億円まで減少した。わずか5~6年で売上高が約7割まで減少したことは、企業にとって非常に痛手だ。何かしらの手を打たないと致命傷になりかねない。この難局に対しグローブライドは、製品ラインナップの拡充から手を付けた。2003年にベトナムに工場を新設。それまでわりと高額な製品をメインに取り扱っていたが、普及価格帯の釣り用品の扱いを強めた。さらに海外展開も強化。北米、ヨーロッパ、アジア地域に積極的に進出し、国内釣り市場の縮小で生じた“穴”を埋めた。だが、同社が徹底したのは釣り人に対する啓蒙や、ライフスタイルとしての釣りの提案といった施策だった。「国内の釣り人口の減少は我々も痛切に感じていました。テクノロジーを進化させてより魅力的な製品を提供することや、マーケティング強化によるダイワブランドの一層の浸透など、メーカー企業としての努力は当然怠りませんでした。加えて、釣り人そのものを育てるような取り組みを行わないといけないと考えたのです」(グローブライド広報担当者)。釣り場のゴミ拾い活動を通しての啓蒙など、業界全体で取り組んだ施策もあれば、グローブライド単体で行った方策も多いという。例えば、同社は1976年から「DYFC」(DAIWA YOUNG FISHING CLUB」という、若年層向けの釣りクラブ活動を運営しているが、2005年からイベント数を増やすなどしてこの取り組みを強化。子どもやその親に対して釣りへの理解を深める活動を行った。また、クラブツーリズムやJTB、東海汽船といった旅行・運輸産業とコラボして釣りツアーを実施するなど、異業種との連携を積極的に行った。特に東海汽船との取り組みは、“島ガール”と呼ばれる女性の取り込みをねらったもの。子どもや女性といった釣りから縁遠い層へのPRに努めたのだ。そのほか、「釣り→魚料理」の観点からグルメ誌とコラボしたり、千葉県や神奈川県といった自治体と連携したりと他業界との取り組みを進めた。それ以外にも、新たな釣りジャンルの創生にも努めた。「餌木」(えぎ)と呼ばれる日本古来の疑似餌を使ったイカ漁をゲームフィッシング風にアレンジした「エギング」、ラバーで装飾されたルアーで鯛をねらう「タイラバ」など、新しいファン層を取り込むため施策も行ってきた。「2000年代半ばからは、ライフスタイルとしての釣りを提案する施策やイベントを数多く手がけるようになりました。爆発的なフィッシングブームが起こっていた1990年代には、こうした取り組みは行っていませんでした」と、グローブライド広報担当者は振り返る。前出の矢野経済研究所による「スポーツ用品市場に関する調査結果 2015」によれば、国内釣り市場の規模推移は、2011年に1,124億円、2012年に1,161億円、2013年に1,219億円、2014年に1,251億円(見込み)、2015年に1,293億円(予測)と、大震災のあとに徐々に回復基調にある。また、旺盛なインバウンド需要による高級釣り具の販売が好調との報告もある。余暇をいかに過ごすかという高齢者が今後増えること、東京都を流れる多摩川に代表されるように良質な釣り場環境が戻ってきていることなど、フィッシングをとりまく情勢に好材料が見え隠れする。今後、フィッシング市場が延伸するかどうかは、釣りを生業にする企業が、こうした好材料をいかに活用するかに関わってくるだろう。
2015年10月07日青菁社より、9月28日に、日本全国の「島ねこ」を集めた写真集「島ねこぽん」が発売される。○島で暮らす猫たちの写真集本書の著者は「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」で知られる、自称サラリーマン猫写真家のあおいとりさん。余暇を見つけては島を巡り、1年強の撮影期間を経て、納得したショットのみを集めて写真集にしたという。日本各地の島で暮らす猫たちの「島ねこ」らしさを写しだしており、都市部とは違う環境の中で、活き活きと生きる猫、恋するLOVEねこ、ジャンプ猫など、「島ねこ」らしさが詰まった一冊に仕上がっている。「島ねこ」たちの暮らす美しい自然も、見どころ満載だ。
2015年10月05日富士経済はこのほど、ファストフードやテイクアウトなど6分野66業態の外食産業市場調査の結果を発表した。それによると、フローズンヨーグルトとCVSカウンターファストフード業態で拡大が続くと予想している。○「ヨゴリーノ」やカウンタードーナツが牽引ファストフード分野の市場規模は、2014年が前年比0.3%減の3兆358億円、2015年度見込が同1.3%増の3兆756億円。2014年はハンバーガーや牛丼が落ち込んだが、2015年は牛丼の回復などにより拡大すると見込んでいる。ファストフード分野のうちフローズンヨーグルト業態は、2014年が同17.4%増の27億円、2015年見込が同3.7%増の28億円。2014年はイタリア発祥「ヨゴリーノ」など新規参入が相次いだことと認知度向上により、市場は大幅に拡大した。2015年は伸びは鈍化するものの、引き続き拡大すると見込んでいる。テイクアウト分野は、2014年が同3.6%増の6兆4,609億円、2015年見込が同3.2%増の6兆6,659億円。テイクアウト分野のうちCVSカウンターファストフード業態は、2014年が同19.2%増の4,789億円、2015年見込が同12.0%増の5,364億円。2014年はカウンターコーヒーやホットスナックが伸長し、前年比2桁増に。2015年はカウンターコーヒーの伸びはやや鈍るが、セブン-イレブンやローソンが導入したカウンタードーナツが好調で、大幅な拡大が続くと予想している。
2015年09月29日オムロンは9月16日、産業用ロボットメーカーの米アデプト テクノロジー(アデプト)を約2億100万ドルで買収すると発表した。公開買付けは9月23日(米国時間)に開始し、10月22日(米国時間)に終了する予定。アデプトはロボット制御する技術やビジョンセンサー技術に強みを持つ。特に、ロボット制御技術では、高速性となめらかな軌跡制御を両立させる技術を保有しており、繰り返し精度において業界最速クラスの性能を実現している。オムロンは自社の制御機器とオートメーション技術にアデプトのロボット技術を取り込むことで、自動車、デジタルデバイス、食品飲料などの産業に向けた「新しいオートメーションの創造」を推進し、産業の抱える課題に応えるためのソリューションを、メンテナンスやサポートと共に提供するとしている。
2015年09月16日マレーシアのマレー半島東海岸の沖には絶品ビーチをもつ島々が点在しています。そのひとつ、レダン島の水面下には濃厚な魚影にハード&ソフトコーラルの園が広がっています。島にはセレブリティがお忍びで訪れるラグジュアリーなリゾートも。ただし、11~2月の雨期はNG。レダン島へ、急ごう!ソフトコーラルの色鮮やかな群落に、テンジクダイの群れがカスミソウのように群れ、まるで巨大なブーケのよう世界各国からリゾーターが訪れ、バカンスを楽しむ「レダン島」アジアであることを忘れせるビーチの美しさ。こちらは島の東側、リゾートホテルやバンガローが集まるロングビーチマレー半島東海岸、トレンガヌ沖約45キロに位置するレダン島。周囲の海は海洋公園に指定され、透明度の高い海と真白な白砂ビーチに恵まれています。そんな絶品ビーチを求めて、世界各国からリゾーターが訪れ、バカンスを楽しんでいるもよう。気になる水面下は?レダン島周辺には8つの島々が点在し、30カ所以上のダイビングスポットを数えます。基本的にはボートダイブ。ほとんどのスポットへの移動時間は15~30分程度です。海の特徴としては、多彩なハードコーラル&ソフトコーラルの森が広がっていて、スケルトンなテンジクダイの仲間がたっぷりと群れている、夢見心地な風景。ガラスハゼや甲殻類、ウミウシ、イカ&タコも数多く生息しています。運が良ければ、アオウミガメやバラクーダの群れ、ナポレオンにも会える!視界のかぎり続くハードコーラルの森北側にある代表的なダイビングスポット「タンジュン・トコン」では水深5~10m付近の浅場に、泳いでも、泳いでもハードコーラルが広がっています。ただし、潮流がやや強いのでご注意を。憧れリゾート「ザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート」レダン島のあこがれリゾートは、テロッ・ダラムという入り江を占有する「ザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート」。高みから絶景ビーチを見下ろすクリフエリアと、ビーチまで徒歩1分のビーチエリアに客室が分かれ、どちらも魅力的!ビーチ近くと、海を見下ろす高台に展開するザ・ターラス・ビーチ&スパ・リゾート。レダン島Pulau Redang■レベル:浅い水深のところにサンゴ礁が広がっているので中性浮力が必要。レギュレーター類はコンパクトにまとめておくこと。■ダイビングスタイル:ボートダイビングが主流。午前中に2ダイブ、午後に1ダイブのケースが多い。■ベストシーズン:オンシーズンは3~10月。雨季の11~2月はリゾートがクローズしているところが多い。年間平均気温は26~27℃、日中は31~33℃まで上昇する。ウエットスーツは3~5mmでOK。情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 Diving in ASIA supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2015年09月11日軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施する「軍艦島コンシェルジュ」は、「軍艦島デジタルミュージアム」を9月中旬にオープンする。開館時間は9:00~20:00(年中無休)。入場料は一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満無料。「軍艦島デジタルミュージアム」は、1974年に炭鉱の閉山に伴って無人島となり、徐々に風化・劣化していく「軍艦島」の"記憶"を残す目的で設立されるもの。今に残る当時の資料や写真、元炭鉱作業員として採掘に従事した人々の体験談をもとに、CGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用いて、軍艦島への上陸を疑似体験できるような展示が行われる。総合企画/制作・プロデュースはZero-Tenが行う。具体的には、UAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術で再現した「映像ギャラリー」、日本で初めて鉄筋コンクリートアパートが建てられたという軍艦島の中でも最大の「65号棟」の一室を再現した「65号棟の暮らし」、全長30mの壁面にプロジェクションマッピングで映像を投影し、今に残る写真や動画資料をもとに当時の島の空気感を再現する「軍艦島シンフォニー」、新進気鋭の日本画家・絹谷香菜子氏が、軍艦島で実際に採掘された石炭を用いて描き下ろした幻想的な水墨画を映像と共に展示する「Wonder Island」などの展示が公開される。なお、「軍艦島」は、長崎県野母半島の西方、長崎港から約18kmの海上に浮かぶ小島。正式名称は端島(はしま)だが、北西から見たときの島影が戦艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるようになった。海底炭鉱の島として栄え、日本の近代化を支えたことから、2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、憎戦、石炭産業~」として正式登録された。
2015年09月07日軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施している軍艦島コンシェルジュ(ユニバーサルワーカーズ)は9月中旬、Zero-Tenの総合企画/制作・プロデュースのもと「軍艦島デジタルミュージアム」を長崎県長崎市にオープンする。「軍艦島デジタルミュージアム」は7月5日に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された「端島炭鉱(通称:軍艦島)」を体感できる施設。軍艦島は炭鉱の閉山に伴い昭和49年(1974)に無人島となり、徐々に風化・劣化していくことが危惧されている。同施設では軍艦島の記憶を残すため、今に残る当時の資料や写真、元炭鉱夫として採掘に従事した人々の体験談のもと、最新のデジタル技術を用いて往時の軍艦島の文化や雰囲気、海底炭鉱の知られざる姿を体験できるようになっている。施設内ではCGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用いることで、軍艦島への上陸を疑似体験できる効果を狙っている。映像ギャラリーでは、UAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術を用いて再現した。また、日本初の鉄筋コンクリートアパートが建てられたという軍艦島の中で、317戸を有した島内最大のマンモス棟「65号棟」の一室を再現したコーナーも設ける。そのほか、デジタル技術を用いた地上から採炭現場までの道のりの再現や、プロジェクションマッピングによる当時の島の空気感の演出、軍艦島の謎に迫るパネル、1/150サイズの軍艦島ジオラマ、軍艦島で実際に採掘された石炭を用いて書き下ろした幻想的な水墨画などを展示する。住所は長崎県長崎市松が枝町5-6で、開館時間は9:00~20:00(年中無休)。入場料は一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満は無料となる。
2015年09月07日サピ島世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。鬱蒼と繁茂する熱帯雨林や蛇行する雄大な河、東南アジア最高峰のキナバル山、そしてオランウータンやテングザルなどのユニークな動物たちのイメージが強いですよね。どちらかというと、山派というか。けれど海の魅力だって、たっぷり!今回は中でもボルネオ島北部、マレーシア・サバ州コタキナバルのリゾートアイランドについて、ご紹介しましょう。コタキナバルの中心地から行きやすいトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園スノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめるサピ島ボルネオ島の玄関口といえば、サバ州の州都コタキナバル。その中心地の桟橋、ジェッセルトン・ポイントからボートでわずか15分の海域に、5つの島々が点在する保護区があります。ガヤ島、サピ島、マヌカン島、スルグ島、マムティック島からなるトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園です。ブーゲンビリアの花で彩られたガヤナ・エコ・リゾート。スパや生け簀もあり、リゾートとネイチャー体験、どちらも楽しめます日帰りでスノーケリングを楽しむツアーがポピュラーですが、リゾートステイも可能です。公園内で最大のガヤ島には全室水上コテージの「ガヤナ・エコ・リゾート」や姉妹ホテルでワンランク上の「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」、そしてマレーシアで展開するYTLラグジュアリー・リゾートの一員の「ガヤ・アイランド・リゾート」の3軒があり、とっておきのハイダウェイ感を味わえます。ガヤ島のガヤナ・エコ・リゾートにはすべて水上コテージ。ジャイアント・クラムの保護研究施設も併設していますガヤナ・エコ・リゾートでは、タヒチのカヌーブレックファストのように、朝食を海から運ぶサービスも“ハイビスカス”の意味をもつ「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」。プライベートプール付きのロイヤルヴィラはこちらの最上位のお部屋他にもマヌカン島にはシャレーやレストランがあり、サピ島やスルグ島ではキャンプが可能。サピ島はスノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめ、干潮時にはサンドバンクが浮かび上がり、ガヤ島とつながります。最も小さく、本土に近いマムティック島も、上質なスノーケリングスポットです。トゥンク・アブドゥル・ラーマン周辺の海域は手厚く守られているので、サンゴが豊か。ジャイアント・シャコガイを保護・研究している場所もあります。また、年末にはジンベエザメが回ってくることもある、魅力的なスポットのひとつなのです。(text : 古関 千恵子)※画像:マレーシア政府観光局(サピ島)、古関千恵子(その他)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年09月05日みずほ情報総研とみずほ銀行は8月28日、共同で実施したIoTと人工知能に関する産業・社会の動向調査の結果として、「みずほ産業調査『IoT(Internet of Things)の現状と展望 -IoTと人工知能に関する調査を踏まえて-』」を刊行した。同レポートは、みずほ銀行のWebサイトからダウンロード可能。両社は、今後あらゆる産業・企業に大きな可能性とインパクトをもたらすと想定されるというIoTを中心に、国内外の産業・企業動向の他、先進的なテクノロジーの進展・活用動向などに関する調査を実施。その結果を受けて、未来の産業やライフスタイルの姿を示したレポートを「みずほ産業調査」として共同でまとめた。同レポートでは、まずIoTの全体動向としてIoTの概念整理から始め、昨今の市場動向や国内外の産業・企業動向などを示した上で、普及に向けた課題や日本企業におけるIoTへの取り組みの方向性についての示唆を提示した。次に、IoTの応用分野として移動・物流、生活・くらし、ものづくりを取り上げ、IoTが実際に社会の中でどのように実現するのか、IoTによって社会がどのように変わるのかといった点について、最新の活用事例を含めて紹介している。また、IoTを支える基盤に着目して人工知能とセキュリティの動向を解説している他、IoTに関連する最前線の領域で活躍する有識者へのインタビューを通じて、IoT時代を切り拓く人材の姿を示した。同レポートはPDF形式であり、表紙・裏表紙を含め全174ページ。
2015年08月31日