「いまハマッてるのは…温泉ですね(笑)」。さすが自らを“おっさんくさい”と言うだけあってたいそうシブ好みである。川島海荷、15歳。今年に入って一躍ブレイクした彼女は、この4月に高校生活を始めたばかり。高校入学のほんの少し前、中学3年の最後の時期に撮影されたのが、初主演となった『携帯彼氏』である。「主演というだけでなく、初めてのことばかりだった」という彼女に話を聞いた。先輩への憧れ&恋心「分かります!」今回演じた里美は女子高生。ということは、少しだけ背伸びをして演じたということになるが…。「イマドキの女の子ですよね。実際より上の年齢の役を演じるということで嬉しいという気持ちもありましたけど、『ちゃんと女子高生に見えるかな?』という不安もありました。イマドキの女子高生ってどんな感じなんだ?ってわかんなくて…。私の学校は(規則が)厳しくて、スカートの丈もひざまであるので、最初に衣裳の短いスカート見たときはびっくりしましたね。でも、里美はわりと落ち着いてる感じがしたので、しゃべり方とか叫び方も少しおとなしめな感じで里美らしさを出せるようにしました」。初めてということでいえば、ラブシーンにも果敢に初挑戦!憧れの先輩との切ない恋が展開されるが、さて、演じてみての感想やいかに?「最初に台本読んだときは、自分で言ったことないようなセリフがあってびっくりでした(照)!始まる前は『どうしようか…?』って緊張してたんですけど、いざ、現場に入ったらいつもと変わりなかったです。(相手役の)石黒(英雄)さんにも引っ張っていただいて、『何も緊張することないんだ』という気持ちでリラックスして出来ました。演じてみてですか?こういう恋っていいなぁと思いました。切ない部分もあるけど、先輩に憧れる気持ちも分かります!パソコンルームでの出会いもいいなぁ…って(笑)」。同級生役の朝倉あきさんも含め、比較的年の近い若い俳優陣との共演もプラスになったようだ。「にぎやかな現場でした!あきちゃんは年上なんですが、すごくフレンドリーに接してくれて。高校の話を教えてくれたり、あとはお薦めのお店の話をしたり。石黒さんと一緒だったのは、撮影の中盤ごろ、3日間だけだったんです。少し年が離れていますけど、こっちのテンションに合わせてくださって『いまの女子高生ってこんな感じなんだー』とか(笑)。憧れの先輩の役、ということもあってすごく印象的な3日間でした」。「良い意味で、自分を捨てて思い切りよく振り切った」時折、あどけない表情を見せつつも、撮影での苦労に話が及ぶと、きりりと“女優”の顔になってこう語ってくれた。「ひとつの作品の中に、サスペンスやラブストーリー、友情といろんな物語があるので、シーンごとの切り替えは難しかったです。後は、現場に入ってから学んだことがすごく多かったですね。振り切った演技を要求されることが多かったんですが、そこが苦手なところで…なかなか思うような演技が出来なかったり、感情が表に出せなくて。監督とリハーサルの後で相談しながら現場で作り上げていく感じでした。そこで、いい意味で自分を捨てて、思い切りよく振り切った演技ができるようになっていきました」。憧れの女優は新垣結衣さんと宮崎あおいさん。「ナチュラルで飾ってなくて素敵です。違和感なく、どんな役にもなりきれる女優になりたいです」と力強く語る。新たに『私の優しくない先輩』への主演が決まるなど、これからまだまだスクリーンをにぎわせてくれそう!まずは、サスペンスに恋愛に、友情に大忙しの本作で彼女の魅力を堪能してほしい。川島海荷プロフィールかわしまうみか/1994年3月3日生まれ。「カルピスウォーター」、「フレッツ光」、「クノール カップスープ」のCMに出演中!現在、初主演映画『携帯彼氏』が新宿ピカデリーほかにて公開中。来年には主演2作目となる映画『私の優しくない先輩』が公開される。また、ガールズユニット9nineとしても活動しており、2ndシングル「Smile Again」発売中。■関連作品:携帯彼氏 2009年10月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009「携帯彼氏」フィルム・パートナーズ■関連記事:素顔はしっかり者?川島海荷、短いスカートの制服を「もう着られないのは寂しい」川島海荷主演『携帯彼氏』 女子中高生限定ライヴイベントに10組20名様ご招待!特別イベント付き『携帯彼氏』完成披露試写会に15組30名様をご招待川島海荷「中学のときに先輩に憧れていたことを思い出した」『携帯彼氏』ヒット祈願
2009年10月27日川島海荷の映画初主演作となる『携帯彼氏』が10月24日(土)に初日を迎え、川島さんと共演の朝倉あき、石黒英雄、そして監督の船曳真珠が舞台挨拶を行った。キャスト陣3人は制服姿で登場!若い層を中心とした客席からはキャスト陣に声援が飛んだ。川島さんは「(舞台に)出て来るときに凄い不安で、こんなにたくさんの方が来てくれると思っていなかったので、本当に嬉しいです!ありがとうございます」と満員の客席に感謝。制服に話が及ぶと「(初めて着たときは)衝撃的だった」という告白が…。「いまの女子高生ってこんなに短いスカートはいてるんだーって(笑)。撮影が3月だったのでまだ肌寒くて、あきちゃんと『寒いね〜』なんて言ってたんですけど…。いまではだいぶ慣れてきて、もう着られなくなるのは寂しい気がします」と愛着を見せた。朝倉さんは、自身の出演シーンを「恐怖パート」と表現。「私はかなりヘビーなシーンが多くて、演技をしていて暗い気分になってしまうこともあったんですけど、海荷ちゃんと話すと本当に明るい気分になれて、現場もすごく楽しかったですね。海荷ちゃんが助けに来てくれるシーンは、素で救われたというか(笑)。彼女の明るさには本当に助けられました」と年下の川島さんを絶賛。石黒さんは現場の様子について「すごい男臭くない現場でしたね」と苦笑気味に語り「汗臭くない現場は初めてでした。でも、川島さんも朝倉さんも、女性のスタッフさんも、みなさん強いな、と思いました。男っぽいというか、野心みたいなものを持っているので、見習いたいと思いました」特に川島さんについて共演してみての感想を尋ねられると「15歳なんですが、考えがしっかりしていて素晴らしいと思います。そうは見えなくても(笑)、実はしっかりしていますね。あれ?おれ、良いこと言ってるかな…?」と正直なコメントに会場は笑いに包まれた。初主演で、年上の女子高生を演じるのも初めて、などなど川島さんにとって“初モノ尽くし”となった本作。石黒さんとの切ないラブシーンにも注目の『携帯彼氏』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:携帯彼氏 2009年10月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009「携帯彼氏」フィルム・パートナーズ■関連記事:川島海荷主演『携帯彼氏』 女子中高生限定ライヴイベントに10組20名様ご招待!特別イベント付き『携帯彼氏』完成披露試写会に15組30名様をご招待川島海荷「中学のときに先輩に憧れていたことを思い出した」『携帯彼氏』ヒット祈願
2009年10月26日いま最も忙しいお笑いコンビ、はんにゃの金田哲が映画の主演に大抜擢!こちらも人気急上昇中の川島海荷とW主演で贈るラブコメディ『私の優しくない先輩』で、川島さん扮する女子高生のひとクセある先輩を演じる。9月29日(火)、本作の製作会見が縁結びの神社・東京大神宮にて行われ、金田さんと川島さん、山本寛監督が揃って大ヒット祈願を行った。会うのはこの日が3回目という2人だが、金田さんは早くも川島さんを「うみたん」呼ばわり。お祓いを済ませ「僕がリードしていかないとと思います」と“先輩”ぶりを見せた。さらに、川島さんから「想像していた通りおもしろい方。これからご一緒できることが楽しみ」と言われると、気を良くして「普段、“汚い”川島(※相方の川島章良)は見てるんですけど、同じ『川島』でもこんなに違うものかと思いますよね!うちの川島はジェラシーを持っていましたから。うみたん気をつけて!」と一気にまくし立てた。これに対し、川島さんは「相方の川島さんが羨むような、いいコンビネーションで頑張ります」と意気込みを語った。「金田さんのボケをまだ見てないので、これからつっこんでいきたいと思います!」と、不在の川島さんをよそに新相方として名乗り出た。すると金田さんも「これは楽しみですね。もし本当にうみたんのツッコミが良かったら、川島チェンジあり得ますからね!」と応戦。撮影前にして、早くも新コンビ(?)誕生を予感させた。一方、これが初めての実写映画のメガホンとなる山本監督は、「なぜ僕がここにいるんでしょうか…。アニメ畑出身なので戸惑っておりますが、真摯に撮影に臨めればと思っております」と控えめに意気込みを語った。作品について金田さんは「恋をする際に、誰しもが持っている感覚を描いた映画になると思います。うみたんが僕に対してマジで恋してくれるかを期待していてください」。川島さんも「私自身も初のラブコメディで飛びぬけた作品になると思うので、楽しみにしてください」と2人仲睦まじい様子でアピールし、幸先快調な滑り出しとなった。『私の優しくない先輩』は2010年夏、公開予定。■関連作品:私の優しくない先輩 2010年夏、公開予定
2009年09月29日