空気は冷たく、寒さが体に堪える季節。まるで外にいるような緑豊かな空間がおうちにあったとしたら…。きっとその空間に癒やされることまちがいなしです。家のなかにひとつあるだけで、心をなごませてくれる植物たち。寒さに強くて育てやすい観葉植物を置いて、小さな庭をつくってみましょう。「インドアガーデン」とは、家のなかで植物を育て、庭のような空間をつくること。庭といっても、むずかしく考えることはないんです。いくつかの観葉植物をちょっと工夫して配置するだけで、自分にぴったりのインドアガーデンをつくることができますよ。■冬に育てやすい観葉植物は?筆者がこれまで育ててきたなかで、すくすくとよく育ち、しかも寒さに強いのがモンステラとベンジャミンでした。モンステラは寒さに強いうえに、暗さにも強い植物です。深い切れこみのある大きな葉が特徴で、ハワイアンジュエリーやハワイアンキルトのモチーフによく使われています。このモンステラ。なんと、最初は葉に切れこみはありません。成長するにつれて葉に穴が開き、それがだんだんと切れこみに変わっていくのです。ハワイでは、その穴から太陽の光が差しこむことから「希望の光を導く」といわれているそうです。ベンジャミンは、木の上の方に小さめの葉をたくさん蓄え、とてもかわいらしい形状をしています。インテリアとしてとても映える植物です。太陽の光を好みますが、陽があまり当たらない場所でも育てることができますよ。■大小の植物でバランスをとるモンステラもベンジャミンも、やや大きめの観葉植物です。ここに、ワイヤープランツやガジュマル、シュガーバイン、ヘデラ・へリックスといった、小さめの植物や多肉植物のサボテンなどを合わせて配置すると、インテリアとしてもゴージャス感アップ。植物の高さや葉の色、質感を変えるだけで、部屋に奥行きを感じさせることができます。ちょっとした異空間ができあがりますよ。■冬に育てるときの注意点は?冬に観葉植物を育てるときには、エアコンなどの暖房機の風に気をつけましょう。直接当たらないような場所を選ぶか、風向きを工夫してみてください。冬は加湿器などを使うことも多いと思いますが、水やりの量と併せて湿度に注意をするようにしてくださいね。植物を育てる土には腐葉土などが含まれている場合もあるので、カビが生えないよう気をつけたいものです。さらに、意外と忘れがちなのがほこりです。室内の植物にはほこりがつきやすいので、ときどき柔らかい布などで拭きとってあげてください。まるで自分の家族のように目を配り、同じの空間で育てることができるインドアガーデン。ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね。
2016年01月04日パイ インターナショナルは、9月11日に写真集「庭猫」を刊行した。○ある家族と猫の日常を写した写真集「庭猫(にわねこ)」の主役は、家の庭に住みついた2匹の猫「アフ」と「サブ」で、「とうとう猫がとびました」の説明の通り、ある日から網戸にピッタリと張り付いてご飯を催促するようになったという。庭猫の「アフ」と「サブ」、家の中で飼われる家猫「くま」、その飼い主たちの日常にカメラを向けた、全84ページの不思議な写真集だ。網戸に張り付いたり、窓から家猫を覗き込んだりと、ユーモアあふれる中にもせつなさを感じさせる猫の姿が可愛らしい。写真は全て、第2回ひとつぼ展グランプリ受賞の安彦幸枝さんの撮影によるもの。「PIE BOOKS」のWeb連載コーナーで庭に訪れる猫や旅先で出会った猫や犬などの写真を日記として連載している「どこへ行っても猫と犬」が、元となっている。価格は1,400円(税抜き)。写真集「庭猫」の紹介ページでは、掲載写真の一部を見ることができる。
2015年10月05日エルメス(HERMES)から、新オードトワレ「李氏の庭」(100ml/1万5,000円)が登場。エルメスブティックとエルメス香水コーナーにて展開されている。2015年のテーマ「フラヌールーいつでも、そぞろ歩き」をもとに、エルメスの専属調香師ジャン=クロード・エレナが手掛けたオードトワレ。 「人生は、庭づくりを始めたその日から始まる」という古くから伝わる言葉もある中国に魅了された彼は、中国にある数々の庭園を訪れ、それぞれに共通する象徴的な力に着想を得た。池の匂い、湿った小石の匂い、ジャスミン、スモモや金柑の木、そして巨大な竹林の香りを思い浮かべながら作られた、新しい庭園のフレグランス「李氏の庭」。つけた瞬間、凛としたレモンような爽やかな香りが漂い、雄大な地を思わせる素朴で心地よいノートが続く。パッケージには、中国の現代アート作家リ・シンが描いたイラストが採用された。繊細なグレーの濃淡で薄紙の上に描かれた、秘境の風景。威厳にあふれたジョーヌ・アンペリアル(皇帝の黄色)と、鮮やかで刺激的なアニスグリーンが混ざりあったカラーがパッケージを彩り、ボトルを美しく引き立てている。
2015年04月30日イオンリテールはこのほど、マンションのベランダや戸建ての庭向けに造園から保守までトータルに提案する「ガーデニングパック」の試験販売をイオン幕張新都心店にて開始した。○世界的ガーデンデザイナー石原和幸氏とコラボレーション同サービスは、近年、趣味の1つとしてG.G世代に人気のガーデニングを、自宅でも本格的な造園で楽しめるよう、新たなビジネスモデルへの挑戦として進めるもの。世界最高峰のガーデニングショー「英国チェルシーフラワーショー」で何度も金賞に輝くなど世界に認められるガーデンデザイナー石原和幸氏率いる石原和幸デザイン研究所が造園する。限られた空間でも、一流のセンスで緑あふれる上質なくつろぎの場を提案するという。ベランダや戸建てでも、洋ガーデンでも和風庭園でも、予算に応じて選べるプランを用意。洋風の「ベランダガーデンプラン」、和風の「坪庭パック」それぞれ30万円、50万円、80万円のプランを用意する。また、引渡しから3年間は、年に1回の点検付きなので安心できる。訪問時に、不明な点や管理方法についてアドバイスをし、より適切な手入れが可能となる。150cm以上の樹木は1年間保証付きとなり、初心者でも安心のプランとなる。
2015年03月26日フィンランドとスウェーデン、そしてロンドンのアーティストたちの、16のとっておきの庭をセレクトして紹介した本『北欧と英国のアーティストたちの庭』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売。表紙を飾るのは、2012年にヘルシンキで行われたワールド・デザイン・キャピタルで、シニア・コミュニケーション・オフィサーを務めたフィンランドのマーリットさんのお庭。春から夏までの間はクンプラ市民農園のコテージ付きのお庭を住まいにしているそうで、1927年の開園当時から残る、りんごなどの果樹や色とりどりの季節の花々がとてもきれい!イギリスでガーデンデザイナーをしているジニーさんのお庭は、白いウッドデッキが印象的。マウント・エトナ・ブルームと呼ばれる木の、黄色い花とのコントラストもすばらしく、ゆったりとしたひとときを過ごせそう。デッキから続く橋で小さな池を渡った先には、ハーブや草花が彩るナチュラルな空間が。フィンランドでスタイリストをしているアヌさんと、デザイナーのミッコさんのお庭。ふたりはパキラ市民農園の中にコテージ付きのお庭を持ち、子どもたちの学校がお休みのときはほとんどここで過ごしているとか。家庭菜園から収穫した採れたてのルバーブを使い、屋外のキッチンでホームメイドパイを焼いてくれたときの様子も紹介されている。スウェーデンの建築家、オレフさんのお庭は、海沿いから大きな丘の頂上まで広がる、セーデルマルム島の市民農園。子どものころから憧れていたというツリーハウスから眺める絶景には、ご本人も大満足の様子。フラワーガーデンや、ハーブ園、菜園など12ブロックに分けられたお庭からも、そのこだわりがうかがえる。ユニークなデザインの日時計や、陶器の人形、動物のオブジェといったデコレーションもポイント。個性豊かで、アイデア満載のお庭の数々が見られる本書は、インスピレーションを与えてくれるのはもちろんのこと、そのステキな暮らしぶりも垣間みられ、隅々まで楽しめること必至。春におすすめの一冊だ。『北欧と英国のアーティストたちの庭』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変型・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社
2013年04月09日緑化事業や住宅事業を行っている「住友林業」と、都市の緑化および戸建て住宅の外構・造園・植栽管理等を行う「住友林業緑化」は、”五感とからだを育む庭づくり”をコンセプトとした設計提案である「ハグくみの庭」の展開を開始する。”ハグくみ”とは、”ハグ”(抱きしめる)と”育み”を掛け合わせた造語。子どもたちが体を自発的に動かし、五感を働かせることができるよう、設計段階で庭に仕掛けをつくり、子どもの好奇心を自然に引き出す住まいづくりを提案するという。例えば、「どろんこ広場」は、砂遊びでいろいろなかたちをつくることを通じて「創造力」を育み、「わくわくマウンド」は、庭の一部に起伏を設けることで、遊びたいという「好奇心」と「自発性」を引き出す。そのほか、屋外水洗を配置した「じゃぶじゃぶシンク」や、リビングやダイニングなどから目が届くような設計の「見まもり庭」など、12の設計アイデアを提案。家族や敷地などの条件にあわせ、庭づくりに取り入れることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日自然豊かなフィンランドのアーティストたちのステキな庭と、その暮らしを紹介した本『フィンランドのガーデニング』がこのたび、ジュウ・ドゥ・ポゥムより発売された。本書では、さまざまなスタイルの魅力溢れる17のガーデニングが紹介されている。表紙を飾るのは、ヘルシンキの歴史ある住宅地のひとつ、タパニラに暮らすフォトグラファーのクリスタ・ケルタネンさんと娘のアリサちゃん。ガーデニングや手づくりが大好きなご主人のヤンネさんが何でもつくってしまうそうで、この可愛らしい小屋も手づくりだとか!さらに、庭にはブランコやハンモックも。末っ子のアリサちゃんにはお姉ちゃん、お兄ちゃんもいて、家族みんなが楽しそうに庭で過ごす様子は、まるで絵本の世界のようにステキ!ミルク缶や鍋をプランターにリサイクルするアイデアも参考になります。これは、今年ヘルシンキで大々的に行われたデザインのイベント「ワールド・デザイン・キャピタル・ヘルシンキ 2012」(WDC)で、プレス関係の仕事をしているマーリット・キヴィストさんのクンプラ市民農園にある庭。WDCのフラッグと、きれいな水色のコテージが、澄んだ青空にぴったり! 緑豊かなこの場所で、家庭菜園もしているそう。パキラ市民農園に、コテージ付きの庭を持つパーッカネン・ファミリー。写真にうつっている、娘のヒルラちゃんとヘルッタちゃんの学校が休みになる夏に、家族でここにやってきて暮らすそう。2人がのぼっているのは樹齢60年になる、りんごの木! 生い茂る木々の中にある、ゼラニウムやポピー、ルピナスといった色とりどりのお花もアクセントに。イラストレーター兼グラフィックデザイナーのテレサ・ムーアハウスさんは「マリメッコ」の人気テキスタイル・デザイナーのひとり。家族4人で広々とした中庭のあるアパルトマンに暮らしている。子どもたちとのびのび遊んだり、近所の人たちとピクニックしたり、庭が交流の場にもなっているとか。本書では、さまざまなガーデニングのほかに、オーガニックやローカルな食品にこだわった食材屋さんのガイドも紹介。また、ヘルシンキ、ポルヴォー、スオメンリンナで、緑に親しむことができるお散歩コースや公園のガイドも。フィンランドに旅行に行く際の参考にもぜひ!ページをめくるたび、美しい木々のグリーンに癒され、おしゃれでアイデア満載の庭にときめく。ガーデニング好きの友人やママ友へのプレゼントにもおすすめの一冊です!『フィンランドのガーデニング』 編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年10月08日旭化成ホームズは、2階の上のプラスアルファ空間に、家族の絆を深める「スカイコテージ」を設けた都市型住宅「ヘーベルハウス スカイコテージのある家 天空こども城」を、11月3日より発売する。陸屋根タイプの都市型住宅を主力商品とする同社では、従来から2階建住宅の屋上を利用した憩いの空間として“屋上庭園”を推奨してきた。今回発売する「スカイコテージのある家 天空こども城」ではこれを一層進化させ、外部空間と内部空間が緩やかにつながる一体空間を2階の上に設け、家族みんなで楽しみながら家族の絆を深める空間として提案している。同社では、この屋上庭園の名称を「みんなの庭」とし、ここにつながる3階部分には、階段室だけではなく、屋上庭園に臨むプラスアルファの小屋裏風ワンルーム空間「みんなの間」を設けた。この「みんなの間」と「みんなの庭」は、全面開放可能な窓や、奥行の深いひさしなどにより、外部(天空)と緩やかな一体空間としてつながりながらも、近隣からのプライバシーを確保しつつ、自然の恵みを享受できる家族だけのプライベート空間「スカイコテージ」となり、都市にいるとは思えないような特別な空間を創り出す。また、「みんなの間」の内装仕上げには、住む人自身が仕上げる未塗装仕上げも用意し、「みんなの庭」と合わせて、家族がみんなで思いのままに創り込んでいくことを提案している。さらに詳しい情報は、旭化成ホームズホームページにて。 プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年10月26日