エムエスジーエム(MSGM)の2020年春夏メンズコレクションが、イタリア・フィレンツェで開催された第96回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO96)で発表された。Credits to: Giovanni GiannoniCredits to: Giovanni GiannoniCredits to: Giovanni GiannoniCredits to: Giovanni GiannoniCredits to: Giovanni Giannoni
2019年07月10日デザイナー森下公則による08サーカス(08sircus)2020年春夏メンズコレクションのルックが公開。
2019年07月09日アレキサンダー ワン(alexanderwang)が、2020年春夏コレクション(2020年 Collection 1)をニューヨークのロックフェラー センターで発表。
2019年07月05日おとな向け週末映画ガイド今週のオススメは『ゴールデン・リバー』と『Girl/ガール』。野村芳太郎監督回顧、伊藤雄之助&西村晃の名脇役対決などの特集上映も好企画が並びました。ぴあ編集部 坂口英明19/7/5(金)伊藤さとり(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=93a38c60-dfa2-48cd-af06-83c2857e4101)真魚八重子(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=3565dab2-1ca9-4d27-b5bf-0792183f25a7)高松啓二(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=17c89031-2956-4e72-b8a8-45553e3c6697)春日太一(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=564cc792-5c0d-4e1d-9a06-ffd654b8f928)『ゴールデン・リバー』は昨年のヴェネチア映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞していますが、ベルギー映画の『Girl/ガール』は、今年のカンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)受賞とこちらも評価の高い作品です。15歳の主人公ララはトランスジェンダーで、バレリーナを目指しています。この映画はもちろん、その少女の物語なのですが、映画で重要な役どころは父親。少女を取り巻く医療スタッフなど、ベルギーは日本では考えられないほど、理解のある環境ではあるのですが、やはりいじめや、差別はある。その中で「女性になることを急ぐ必要はない。パパだって時間をかけて男になった。焦っちゃダメだ」と暖かく見守る父、そんな家族の映画でもあります。この作品も、渡辺祥子、伊藤さとり、水上賢治、杉本穂高の4人の水先案内人の方々がオススメです。この映画の水先案内渡辺祥子(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=dbc05f7b-0538-4572-80f7-00b4eed0a036)伊藤さとり(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=ba11039c-a3f7-4258-969b-a9a3d2762c37)水上賢治(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=ced68815-35ad-4bf2-af22-977f8986b98b)杉本穂高(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=3520c557-722b-4539-9ff1-f689c079b04b)今週は名画座の特集上映に注目すべき企画が3つもあります。「生誕100年記念 映画監督 野村芳太郎」(神保町シアター)7/6〜19 植草信和(dpia-app://pilotDetail?pilotageId=2dc649d8-0919-4888-9dce-b2976a9a7a55)「名脇役列伝IV 伊藤雄之助生誕百年記念 怪優対決 伊藤雄之助vs西村晃」(シネマヴェーラ渋谷) 7/6〜26お人好しか、はたまた曲者か、馬面の怪優伊藤雄之助と、のちに水戸黄門に変身したが、映画では気が弱そうで実は悪人とか、暗躍する敵役が多いこれまた怪優の西村晃という名脇役二人に注目した特集。伊藤雄之助は『現代インチキ物語 騙し屋』の詐欺師や、『にっぽん泥棒物語』などの刑事役、『一等女房と三等亭主』では風采のあがらないサラリーマン…、どの映画も実は強い印象を残す脇役だ。西村晃は『ある脅迫』『散歩する霊柩車』のこれぞ小心者、『北陸代理戦争』で雪の中に首だけだして埋められ、リンチされる伝説のシーンも見ものです。「キネマ旬報創刊100年記念 キネ旬ベストワンからたどる昭和・戦後映画史」(新文芸坐)7/7〜17キャプションの内容を記載映画雑誌『キネマ旬報』が今年、創刊100年を迎えるのを記念した特集。この雑誌の看板企画であるキネ旬ベストテンの、ベストワン作品を集めて、昭和・戦後日本映画史を振り返ろうという企画です。小津安二郎『晩春』『麦秋』の2本立てから、山田洋次『幸福の黄色いハンカチ』と深作欣二『蒲田行進曲』までの20本。組み合わせも興味深い、いかにも新・文芸坐らしいプログラムです。映画の上映ではありませんが、映画ファンにとって見逃せない展覧会が始まりました。「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」(東京国立近代美術館) 7/2〜10/6よくこんな資料が残っていたと驚きます。台本、絵コンテ、セル画、演出メモなど。デビュー作『太陽の王子 ホルスの大冒険』では、登場人物の出番とドラマの「テンションチャート」を組み合わせたグラフや、制作の遅延を恐れた会社とのやりとり、いわば「一筆を入れた」書類まで。入り口近くに「ぼくらのかぐや姫」企画ノート、という企画書が展示されています。東映動画時代、内田吐夢監督でかぐや姫を映画化する話があり、自分なりのプランをまとめたもの。遺作『かぐや姫の物語』とループで繋がる高畑勲の原点というわけです。高畑さんは自分で絵を描く訳ではない、アニメの演出のプロです。作品に込めた思いをスタッフに伝えるために使われた様々な表現物で、高畑さんの世界をうかがえるまたとない展覧会です。『アルプスの少女ハイジ』のコーナーでは、ハイジの住む家と大自然のジオラマも設置されています。背景美術用に描かれた風景画の素晴らしさも見もの。関係したスタッフのコメントも入った音声ガイドは借りた方が良いです。
2019年07月05日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ) 2020年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリでメンズコレクションと共に、プレゼンテーション形式で発表された。ポジティブなムードをとじこめてデザイナー ユニ・アンによる2度目のコレクションとなる今季は、メゾン キツネを象徴するクラシカルなプレッピースタイルに、意外性のあるカラーや柄、素材をミックス。春夏らしいポジティブなムードを閉じ込めた楽し気なコレクションが展開される。ポップな色・柄をミックスカラーパレットは、ミネラルカラーとアースカラーをベースに、パステルレインボーと柔らかなホノグラムをミックスして春夏の爽やかなムードを演出。薄いグレーのロングコートに合わせたトップスとボトムスには、大胆なチェック柄×ストライプ柄を組み合わせ。異なる柄同士ながらも、イエロー、ブルー、ピンクとどちらも同系色を使用しているので、不思議と纏まりのあるビジュアルに仕上がっている。エネルギッシュなオレンジを着こなす淡いパレットのコレクションに、差し色として取り入れられたのが、太陽のようにエネルギッシュなオレンジ。クリーンなシルエットのオレンジのシャツワンピースは、きっちりと襟元までボタンを留めて一枚でさらりと着こなした。一方でウエストに通したベルトは、だらりと垂れ下げてラフなムードをプラスする。トランスペアレントなアイテムも登場春夏らしいトランスペアレントな素材を取り入れたルックには、ブランドらしい捻りをきかせた。艶やかなオレンジのタートルネックのトップスには、テクニカル素材で仕立てた硬質なトランスペアレントなボトムスを組み合わせて快活さを加えて。また色違いのボトムスに、レモンカラーの柔らかなシアーブラウスを合わせたルックも登場。“肌を透かせる”という共通項を持ちながらも、全く異なるムードを纏うアイテム同士の掛け合わせは、フレッシュな印象をもたらしてくれる。引き続き漂うジェンダーレスなムードコレクション全体を通して感じられるのは、前シーズンに続くジェンダーレスなムード。身体のラインを強調させないルーズなシルエットのワードローブは、肩肘張らないリラクシングなスタイルを創出する。
2019年07月01日夏はすぐそこ!どんよりとした梅雨には憂鬱になってしまいがちですが、梅雨の晴れ間に輝く日差しを浴びると、夏の気配を感じてワクワクしてきちゃいますよね。せっかくの夏だから、今のうちにしたいファッションもやってみたいメイクも考えておかないともったいない!普段はナチュラルメイクのあなたも、今年の夏は輝く太陽を浴びてジューシーに育ったオレンジみたいな”柑橘メイク”を試してみませんか?週末のお出かけやデートにピッタリの、透明感あふれる夏のオレンジメイクについてお話します。暖色は秋冬だけじゃない!夏におすすめのオレンジメイク出典:byBirth夏は涼しげなメイクがトレンドになりやすいもの。ブルーやグリーン、ホワイト系など、寒色寄りのカラーメイクに挑戦する方のほうが多いようですが、実は夏こそおすすめの暖色系メイクがあるんです。それは、オレンジメイク。夏に旬を迎える柑橘類みたいな、ジューシーなオレンジを基調としたメイクは、夏のファッションに合わせても違和感なく馴染みます。ラメやグリッター、シアーな発色のアイテムが多い季節なので、それらを上手に組み合わせれば暖色でも涼しげで爽やかな仕上がりに。しかも、オレンジは私たち日本人の肌に馴染みやすいカラー。イエベ・ブルベを問わず肌を美しく見せて、完熟した果実みたいにヘルシーでヌーディな印象に!オレンジを夏のメイクに取り入れるには、ちょっとした工夫が必要。あたたかい印象になりすぎないように、夏ならではのオレンジメイクに仕上げちゃいましょう。ジューシーな魅力満点!オレンジメイクのポイント出典:byBirthテラコッタ系チークでナチュラル血色夏のオレンジメイクでまず大事になるのがチーク。しっかりめのオレンジチークは抵抗がある……という方は、肌の血色に近いテラコッタ系のカラーをチョイスするのがおすすめです。テラコッタチークは赤みとブラウンが強めの発色なので、肌にナチュラルな血色を与えてくれます。頬の一番高くなる部分にふんわりと淡くのせて、ポイントメイクを邪魔せずにヘルシーな血色感をプラス。ここで大事なのが、パール入りのチークを使うこと。秋冬に流行ったようなマットなテラコッタオレンジチークだと、どうしても秋冬っぽさが抜けません。秋冬に余ったオレンジチークを使いたいと思ったなら、パール入りのハイライターなどを薄く重ねて透明感を与えましょう。オレンジラメ×ブラウンで透明感ある大人の目もとにアイメイクには元気いっぱいのオレンジと、大人っぽさをプラスするブラウンを組み合わせて。ラメ入りのオレンジを単色使いでアイホールに塗ったら、目のキワにアイライン風にブラウンをスッと引きましょう。アイカラーに取り入れるオレンジは、黄色みの強いイエローオレンジがおすすめ。大人っぽく仕上がりながらも、透明感あるジューシーな目もとを演出できます。シックなブラウンラインとの相性も抜群で、まるでオレンジピール入りのチョコレートみたいなスイートな瞳に!マット×シアーリップでジューシーリップをゲットリップメイクはジューシーなオレンジメイクの最大のポイント。ここで活躍するのが、秋冬に活躍してくれたマットなオレンジリップです。使いきれずにメイクポーチやドレッサーに忘れられているリップがあったなら、今年の夏こそ活躍させちゃいましょう。マットなオレンジリップをぽんぽんと唇の内側寄りの部分にだけのせるように塗ったら、上からシアーなタイプの淡いオレンジ系のリップを重ねます。リップグロスでもOKですが、より大人っぽく自然なツヤ感に仕上げたいならシアーリップがおすすめ。透けるような印象のオレンジを重ねるだけで、簡単に涼しげなグラデーションリップの完成!柑橘系フルーツみたいな、瑞々しくて可愛い唇に仕上げてくれます。“柑橘メイク”にぴったり!オレンジコスメ3選SUQUUピュア カラー ブラッシュ08 桃橙この投稿をInstagramで見るSUQQU UK OFFICIALさん(@suqqu_uk_official)がシェアした投稿 – 2018年 1月月30日午前9時55分PST果物のようなネーミングがおいしそうでおしゃれな、SUQUUのオレンジチーク。自然なカラーのチークとハイライターが一緒になっているので、ブラシでひと塗りするだけで活き活きとしたメリハリある表情に仕上げてくれます。ピンク寄りのオレンジカラーなので、オレンジチークを使ったことがないという方でも試しやすいのが嬉しいところ。ふわりと優しい印象にも、じんわりと滲み出すようなセクシーな血色感にも仕上げられるので、夏のメイクに1つはあると便利!セルヴォークヴォランタリー ベイシス アイパレット05 テラコッタグリーンこの投稿をInstagramで見るcelvoke.jpさん(@celvoke.jp)がシェアした投稿 – 2019年 4月月14日午後7時12分PDT人気のテラコッタとグリーンの組み合わせが、大人っぽくて個性的なセルヴォークのアイパレット。アイメイクに必要なカラーが全て揃っているので、テクニックなしでも目もとに立体的な陰影を作ることができるのが魅力的。しっとりとした発色のテラコッタオレンジをパール入りのグリーンで引き締めたら、一瞬でハンサムな夏の主役級アイメイクが完成!RMKリップスティック コンフォート マットフィット07 サンセットフォーリングこの投稿をInstagramで見るRMK officialさん(@rmkofficial)がシェアした投稿 – 2019年 5月月5日午前1時00分PDTロマンチックな名前が目を引く、RMKのマットリップ。夏の夕陽のようなノスタルジックで雰囲気のあるオレンジを唇にのせれば、誰もが振り向く魅力的な表情を作ってくれます。明るいオレンジながらオトナ女子の肌に馴染みやすい自然な発色なので、夏によく似合う爽やかな仕上がりに。ちょっぴり刺激的で健康的なセクシーさを演出してくれるオレンジリップを手に入れれば、その瞬間から夏が始まりそう!爽やかオレンジメイクで夏の視線ひとり占め!出典:byBirthオレンジ色というと、どうしても派手なイメージが強くなりがち。でも、メイクでの使い方やカラーのニュアンスをしっかり選べば、オトナ女子でも気軽にチャレンジすることができるカラーなんです。まだまだ梅雨の気配を感じる毎日ですが、日差しの強さは夏の訪れを感じる季節。もうすぐそこに迫る真夏の太陽に身を任せて、たまには柑橘フルーツみたいなジューシーオレンジメイクにチャレンジするのも素敵かも。爽やかなオレンジを身にまとったら、今年の夏の主役はきっとあなたで間違いなしですよ!
2019年07月01日ヘロン プレストン(HERON PRESTON)の2020年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク・メンズの初日の6月18日に行われた。開演前に会場に流れるのは、ニューヨークの地下鉄の騒音、スクリーンにも80年代のニューヨークストリートの映像が流れる。パリで初の公式ショーとなった今年1月の2019-20年秋冬コレクションは空港ロビーがテーマだったが、今回は自身が過ごすニューヨークをイメージに、“コンクリートジャングル”がテーマ。メンズ、ウィメンズ合同のコーエドショーのコレクションで進行した。ゴアテックス(Gore-Tex)、リーバイス(Levi’s)とのコラボや、ニューヨークのグラフィティアーティスト、ロバート・ナヴァ(Robert Nava)のペインティングをプリントしたデニムやシャツ、ジャケット、ヴィンテージのリメイクデザイナーでもありインフルエンサーのサミ・ミロ(SAMI MIRO)とのコラボなどコレクションの幅が広がった。ブランドのシグニチャーカラーのオレンジをベースに、リフレクターやネックラインのロゴプリントなど、ブランドのアイデンティティをはっきりと打ち出し、ラグジュアリーストリートのメインストリームを行く。Text by Tatsuya Noda
2019年06月28日マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)の2020年春夏コレクションショーが開催された。
2019年06月27日ポール・スミス(Paul Smith)は、2020年春夏ウィメンズコレクションを、2019年6月23日(日)に、フランス・パリで発表。メンズコレクションも同時に発表された。バランスで表情が変わるジャケットスタイルハンサムなジャケットは、ジャケットの丈とボトムスのボリュームのバランスで様々な表情へと変化していく。例えば、コンパクトな丈のダブルジャケットに、優雅なドレープのワイドパンツを組み合わせると、クリーンかつ凛とした佇まいに。また、腰を覆う程度のやや長めの丈に仕立てたカラージャケットは、スマートなロングパンツと合わせると、コンフォートで都会的な印象になり、フレアなショートパンツと合わせると、トラッドなイメージが際立つ。ただ“マニッシュ”なだけではない、ジャケットスタイルの引き出しの多さからは、計算されたデザインの丁寧さが見て取れる。際立つ色使い色彩のパワーを感じるワントーンコーデ柔らかく巧みな色使いにも注目。メンズにも見られたワントーンのコーディネートでは、色彩そのものが持つパワーを前面に表している。ホワイト、イエロー、ピンクといった明るい色彩は華やかさを演出し、ディープブルーやブラウンといった濃いカラーは、インパクトを与え余韻を残していく。プレイフルな配色また、プレイフルな色の組み合わせも魅力的なポイント。レモンイエローのブルゾンの下から、レイヤードしたピンクの裾を出し、ライトブルーのショートパンツを合わせたスタイリングは、コーディネートでカラーの層を表現。ポップでアイキャッチなスタイリングに仕上げている。カーキのコート、ブラウンのジャケットといったアースカラーに差し込まれた淡いピンクのショートパンツは、コーディネートを一気に軽やかに。スモーキーなピンクのセットアップにも、イエローのプリントシャツが明るさをもたらしている。グラフィカルなコントラストグラフィカルなフラワープリントは、リラックスしたドレスやアクティブなウェアに投影。軽やかでスポーティーなコートにはブラックベースのプリントを施し、中に着たウェアは色を反転させることで、コントラストを描く。
2019年06月27日アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)がパリで2020年春夏メンズコレクションショーを開催した。
2019年06月26日オーラリー(AURALEE)は、2020年春夏ウィメンズコレクションを、2019年6月22日(土)にフランス・パリで発表した。エフォートレスで美しいウェアメンズと同様に、美しいシルエットを描きながらもエフォートレスに着られる、洗練されたコンフォートスタイルを提案する今季。リュクスな開放感と、凛とした佇まいの両方を、デザインに映し出す。リネンやコットン、ウール、カシミヤなど、柔らかくしなやかな素材に品のある色彩を乗せた、クリーンなウェアを展開する。風や光を受けて印象的なのは、風や光を受けた時に見て取れる、フォルムの優雅さ。直線的なシルエットに仕立てたシャツドレスや、ブラウンのジャンプスーツに重ねたアクティブなオレンジのコート、フラットなサンドベージュのニットドレスは、歩を進める度に揺れ動きしなやかな余韻を残していく。緩やかなグラデーション白に近い色彩からペールブルーまで、緩やかに移り変わるグラデーションのステンカラーコートは、生地の分量をふんだんに取って仕立てた、ふわりと広がるAラインが特徴的。色の濃淡や生地の立体感も相まって、奥行きのある表情を見せる。グレーやカーキなどニュアンスカラーグレーやカーキといった、ニュアンスカラーを配したピースも散見された。プレーンなグレージュのブラウスに合わせたスカートにはスリットを複数配し、間からブルーのメッシュ地を見せることで軽やかさを演出する。また、マットな光沢を備えたカーキのレザーブルゾンは、スナップを同色で統一し、ポケットもシームレスにあしらうことで、研ぎ澄まされた雰囲気に。静かで穏やかながらも、芯のある確かなオーラを放つ。ワントーンのニューバランススニーカータン、ロゴ、ヒールタブまでワントーンで統一した、ニューバランスのスニーカーは、無駄のないデザインがユニーク。カラーは、明るいライトグレーや、スモーキーなブラウンを展開する。
2019年06月26日セリーヌ(CELINE)が6月23日、パリのアンヴァリッドでメンズ 2020 サマーコレクションショーを開催した。
2019年06月25日グレン・マーティンス(Glenn Martens)の手掛けるY/プロジェクト(Y/Project)がパリで2020年春夏コレクションを発表。
2019年06月24日オーラリー(AURALEE)が2020年春夏メンズ&ウィメンズコレクションをパリで発表した。© Shoji Fujii© Shoji Fujii© Shoji Fujii© Shoji Fujii© Shoji Fujii
2019年06月24日阿部千登勢によるサカイ(sacai)が、パリで2020年春夏メンズと2020年プレスプリング&サマーウィメンズコレクションを発表。Maria Valentino / MCV PhotoMaria Valentino / MCV PhotoMaria Valentino / MCV PhotoMaria Valentino / MCV PhotoMaria Valentino / MCV PhotoMaria Valentino / MCV Photo
2019年06月24日三原康裕によるメゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)がパリで2020年春夏メンズコレクションを発表。
2019年06月24日キム・ジョーンズによるディオール(DIOR)が、サマー 2020メンズ コレクションショーを6月21日、パリのアラブ世界研究所で開催した。今シーズン、アメリカ人アーティストのダニエル・ アーシャムとのコラボレーションを行い、“今は、未来からみた過去である。”という哲学のもと、現代のビジョンとメゾンの伝統をクリエイションで表現した。また、今シーズンはリモワと初のコラボレーションも行い、カプセルコレクションがお披露目された。ゲストとして、日本から招かれた岡田健史、けみおなどをはじめ、J. バルヴィン、ケイト・モス、ニックロビンソンといった豪華な顔ぶれがそろった。©DIOR©DIOR©DIOR©DIOR数々のルックは、今回もディオールのメゾンが誇る、高度な技術を使って生み出されている。アトリエより届いたショートフィルムにて、代表するプリーツ技術、レザーボンディングのサヴォワールフェールを紹介する。the ateliers Lognon and Lemarié.©DIORthe ateliers Lognon and Lemarié.©DIOR
2019年06月24日トム ブラウン(Thom Browne)がパリで2020年春夏メンズコレクションを発表した。
2019年06月24日ユン(YOON)とバーバル(VERBAL)によるアンブッシュ®(AMBUSH®)が2020年春夏コレクションをパリで発表。
2019年06月24日ヘロン・プレストン(HERON PRESTON) 2020年春夏コレクションが、2018年6月18日(火)にフランス・パリで発表された。馴染みのあるNYの風景を振り返ってランウェイに設置された巨大スクリーンに映し出されたのは、モノクロ映像で再現されたニューヨークの街並み。デザイナー ヘロン・プレストンが長きに渡って拠点にしているこの大都市から得た今季は、ブランドのDNAとなる“ワークウェア”とフォーマルウェアを互いに融合させた遊び心溢れるスタイルを提案していく。互いのディテール&素材をミックスフォーマルウェアを代表するテーラリングパンツには、カーゴパンツを連想させるフラップポケットや、膝部分のテキスタイルを強化するダブルニーといったワークウェアのディテールをミックス。また本来よりも布地の分量をゆったりととり、動きやすさといった機能面も重視している。一方でワークウェアには、素材でアレンジをきかせて。アクティブなオレンジ色のフィッシャーマンジャケットには、本来フォーマルな洋服で使用されるツイードでフラップポケットを仕立てた。また建設業者のユニフォームから着想を得たブラックのベストには、艶やかな光沢感溢れるテキスタイルでラグジュアリーなムードをプラスしている。またこれらの双方のアイテムがミックスされたスタイリングは、互いの要素が呼応することで、不思議と馴染んでいるように見えるのも面白いポイントだ。カラー&グラフィック柄カラーは、ベーシックカラーやニュートラルな色合いを基本に。そんな落ち着いた色彩の中で現れるアイコニックなオレンジや、ビビッドなピンクは、より一層観客に鮮烈な余韻を残す。またセットアップには、モノクロ映像に呼応するかのように“色褪せた”風合いのカモ柄や、ストリートの壁の落書きを表現したかのような躍動感あふれるグラフィックのセットアップも登場する。コラボアイテムも続出なお今季はコラボレーションも豊富。ゴアテックスのロングコートをはじめ、リーバイス(Levi’s)とタッグを組んだデニム、ニューヨークのアーティストと協同したアクセサリーなどが存在する。
2019年06月22日ファセッタズム(FACETASM) 2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年6月19日(水)にフランス・パリで発表された。メンズとの合同ショー、リーバイスとのコラボ登場メンズと合同ショーとなった今季。ショーの始まりは、人気ジーンズブランド リーバイスとのコラボレーションから始まった。オリジナリティ溢れるトラッカージャケットが散見されたメンズとは一変、ウィメンズは全てのジーンズの原点となるリーバイスの501にフォーカスし、ブランドらしい遊び心を加えた新たなワードローブを作っていく。ディテールにアレンジをウィメンズのファーストルックとして登場したモデルは、一見ミニマルなジーンズを纏っているように見える。けれど彼女のピンと正面を向いた姿勢とは裏腹に、ジーンズのファスナー口は腰をツイストしているかのような傾き加減。そのディテールと呼応するように、トップスにはサイドへと流れたアシンメトリーのカットソーを合わせた。たっぷりの装飾で“勝負”淡いブルーのジーンズには、ハトメからロング丈の革ひもを通して、フリンジのような装飾を演出。モデルが歩く度に予測不可能な動きを描く紐、そしてデニムに施したクラッシュ加工も相まって、ワイルドな印象をもたらしている。けれど“女性らしさ”も忘れたくないから、トップスは思い切りガーリーに。大胆に拡大化したフリルを胸元に配して、装飾と装飾の甘辛ミックスを楽しんでいる。ランウェイに広がるモノクロの世界コラボレーションアイテムの披露が終わると、ランウェイに現れるのは“モノクロの世界”。白と黒をベースにしたワードローブが次々と現れるのだが、そこには単調さはなく、むしろ目を凝らすほどに面白さが見えてくる。特徴的だったのは、フォーマルウェアの解体。黒のピンストライプのジャケットをアシンメトリーにカットしたり、白のジャケットをオーガンザで切り替えることで、本来は見えるはずのない肌を覗かせるセンシュアルな演出を加えている。装飾は先ほどと変わらず大胆に。レースや大きなフリルといった女性らしいディテールが随所にあしらわれている。そしてラストには、レースをたっぷりとあしらったガーリーなドレスに、ビッグサイズの無骨なレザージャケットを合わせた両極端なルックが登場。モデルは顔を隠しているから、その本当の性別を観客は知る由もないが、それは重要なことではない。何故なら彼/彼女が、ファッションが好きという事実だけは明らかなのだから。
2019年06月22日アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)が、2020年春夏コレクションショーをパリで行った。これまで、“女性のためのメンズウエア”として、メンズファッションウィークにユニセックスアイテムを発表していたアミ アレクサンドル マテュッシだが、今シーズンから新にウィメンズラインを本格始動させた。© Colin Berthelier© Colin Berthelier
2019年06月21日ヨシオクボ(yoshiokubo)の2020年春夏コレクションが6月20日、パリで発表された。全2シーズンはショー形式のインスタレーションでの発表だったが、今回はセーヌ川に浮かべた船の上で、VRによるショーとそれに使用されたルックの展示といった内容。「幼い頃に行った三重の尾鷲の母の実家で、布団がいつも大漁旗に包まれていた」という記憶をテーマに、大漁旗、海、結ぶといったテーマでアイテムが構成されている。大漁旗はインクジェットプリントではなく、「尾鷲に一軒だけ大漁旗を染めているところがあったのだが、廃業されていたので鹿児島で制作した」という昔ながらのもの。プリントスカーフを結んでディテールやパーツを構成する手仕事満載のアイテムがマリンのイメージと重ねられる。網を思わせるメッシュ使いやハイテク素材の組み合わせ、漁網をイメージさせるスカーフなどいつもながらに、コンセプチュアルで遊びに溢れたコレクションとなった。Text by Tatsuya Noda
2019年06月21日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)の2020年春夏コレクションが6月19日、パリで発表された。今シーズンのテーマは「プラスティック」。会場は一面、白いカーションの花畑。その中央にはニューヨークのグラフィティカルチャーを築いたアーティストの一人、フューチュラ2000の代表作のエイリアンのスタチューが飾られた。そのフューチュラ2000のスプレーペインティングをモチーフにしたアイテムが今シーズンの核となった。メンズはワークウエア、デニム、テーラードなどベーシックなアイテムをビッグシルエットで、ジャケット袖のタグや御リネームなど“タギング”がデザインの大きな要素となっている。ウィメンズはグラフィティのアクションペイントを生かしたカラーリングで、ドレスラインを充実させている。Text by Tatsuya Noda
2019年06月21日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、メンズ・ アーティスティック ディレクターのヴァージル・アブローによる2020年春夏メンズコレクションを、6月20日にパリのドフィーヌ広場にて発表した。Louis Vuitton / Ludwig BonnetLouis Vuitton / Ludwig BonnetLouis Vuitton / Ludwig BonnetLouis Vuitton / Ludwig BonnetLouis Vuitton / Ludwig Bonnetショーには、日本から招かれた俳優の野村周平をはじめ、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、クリス・ウー(KRIS WU)、コン・ユ(공유)、フランク・オーシャン(Frank Ocean)など多くのゲストが来場した。Louis Vuitton / Shoichi Kajino
2019年06月21日