いままでにないフリー(無料)の電子書籍版音楽雑誌「ERIS/エリス」第36号は7月14日(木)発行。巻頭は、あがた森魚×鈴木慶一の対談「オリジナルはちみつぱい異聞」を掲載。左から、鈴木慶一、あがた森魚、萩原健太衝撃的な大ヒット曲「赤色エレジー」から50年。今も独自の世界観で精力的に活動するあがた森魚と、当時バックでギターとピアノを弾いていた重要な“相方”現ムーンライダーズの鈴木慶一が久々に再会し、70年前後にタイムスリップ。鈴木家における奇跡的な出会い、自作発表会、日本のロックとフォークの初期体験、はちみつぱい結成、「赤色エレジー」をめぐる騒ぎ、芸能界と音楽観、半世紀後も続く絆……などについて時空を超えて語り合った。聞き手は萩原健太編集長。さらに故・桑本正士が撮影の貴重な写真を掲載。【雑誌概要】タイトル:「ERIS/エリス」第36号( )発行日 :2022年7月14日(年3回発行、2012年創刊)出版社 :エリス メディア合同会社発行場所:webサービス「BCCKS」( )商品形態:HPでのメールアドレス会員登録により無料で購読編集人 :萩原健太 (購読登録者数:26,000人)記事内容:通常の音楽誌が扱う新譜、ライヴ情報などは載せず、個性溢れる著名執筆陣が1万字のボリュームで音楽を熱くマニアックに語ります。音楽を読む楽しさ満載! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日北野武監督作の『アウトレイジ 最終章』で音楽を担当した鈴木慶一氏が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、最優秀音楽賞を受賞した。鈴木慶一氏撮影:宮川朋久マイクの前に立った鈴木氏は、「どうもありがとうございます。本当に驚きました」とコメント。「非常にアバンギャルドな音楽で賞をいただき本当にうれしいです。そして、その方向に『向かえー!』と後押ししてくれたのは北野監督です」と感謝の言葉を伝え、「ポップとアバンギャルドの隙間産業ならぬ狭間音楽を作って、灰になるまで走って行きたいと思います」と意気込みを述べた。また、「最後に一言だけお礼を述べさせてください」と前置きし、「音楽の道のチャンスをことあるごとに作ってくれたおふくろに感謝します。今、極楽に向かう3分の1ぐらいだと思います。だから、聞こえるでしょう。ありがとう」と母への思いで締めくくった。
2018年03月02日公開初日を迎えた映画『さまよう小指』の舞台あいさつが14日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、キャストの小澤亮太、我妻三輪子、竹葉リサ監督が出席した。竹葉リサ監督の初めての長編作品となる本作は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で最高賞を受賞し、ロッテルダム国際映画祭に出品を果たすなど、国内外で注目を集めている作品。ブスで超恋愛至上主義の桃子(我妻三輪子)が、幼い頃から片想いをしている涼介(小澤亮太)の小指からクローンを作ったことで、様々な事件が巻き起こる。片想いの男性を追い続ける桃子を演じた我妻は「割とぶっ飛んでいるとは思うんですけど、5歳の頃から振られ続けているので、クローンを作っちゃう気持ちは分からなくはないです。やらないけど…」と共感した様子で「私もすごく頑固なので、その辺は共感してやれました」と満足げ。その我妻が演じる桃子からずっと好意を抱かれるだめんず・涼介役の小澤は「涼介はクローンを使って狡賢いところというか、人に甘えるところがあり、そういう部分では似ていると思います。すごくピュアで素直なところも似ていますよ。頑張ってそうしました(笑)」と振り返った。劇中には小指のクローンが登場し、そのクローンをめぐって様々なことが展開するが、「小指みたいなクローンを作れたら?」という質問に小澤は「僕は自分のクローンを作りたいです。お互い働けば色んな仕事ができるじゃないですか。同じことを学べるし人生が二倍になると思いますよ」とアクティブな回答。一方の我妻は「ドラえもんが欲しいです! (クローンで)ドラえもんできるかな? ドラえもんを作って色んなところに一緒に行きたいです!」と"天然発言"で観客の笑いを誘っていた。
2014年09月15日