サッカーで良いプレーをするためのポイントとなるのが「アジリティ」です。日本語で「敏捷性」を意味する言葉で、サッカーに必要なステップワーク、素早いダッシュやターンなど、アジリティの向上は欠かせません。サカイクを運営するイースリーは、元ヴァンフォーレ甲府のコンディショニングコーチ、谷真一郎さんと、多くのプロアスリートが愛用するインソールを販売するBMZ社とコラボし、プレーの動き出しや一歩目の速さを実現するために、「タニラダースピードアップインソール」を開発しました。タニラダースピードアップインソールには・骨盤が前傾し、1歩目の踏み出しが速くなる・スピードに乗ることができ、足が速くなる・正しい姿勢をキープでき、視野が広がる・浮き指にも効果があり、足指が使えてボディバランスがよくなる。・切り返し時の滑りやふらつきがなくなる・足が疲れにくくなり、ケガや痛みを予防するといった効果が期待できます。そこで今回は、神奈川県の強豪街クラブ「中野島FC」の選手たちに、タニラダースピードアップインソールを1ヶ月間使ってもらい、感想を聞いてみました。はたして彼らのプレーに、どんな変化が現れたのでしょうか?■小学4年生の3名が体験!タニラダースピードアップインソールを1ヶ月間、体験してくれたのが、小学4年生の長谷川明星くん、上萬翠空くん、木村慧くんの3名です。1ヶ月間使ってみた感想を尋ねると、次のように答えてくれました。憧れの選手はネイマールという長谷川くんは「姿勢が良くなったので、全体が見えるようになった。一歩目が速くなったり、ドリブルもしやすくなった」と話します。上萬翠空くんは「一歩目が速くなって、相手が裏抜けするときにすぐに対応できて、うまくディフェンスができました」と好感触。木村慧くんは「チームの速い選手に、スピードで負けなかったり、逆サイドのカバーリングに、すぐに行くことができた」と効果を感じた様子。憧れの冨安健洋選手のように「強い相手にも粘り強く対応できるようになるために、これからもこのインソールを使っていきたい」と話してくれました。■アジリティの重要性を認識中野島FCは全国的な強豪として知られ、セレクションをしない街クラブにも関わらず、『アイリスオーヤマ 第7回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2022』で全国優勝を果たすなど、Jクラブとも対等に渡り合っています。中野島FCの岡本一輝コーチは「練習最初の20~30分はコーディネーション、アジリティのトレーニングに当てています」と、ジュニア年代で動きづくりやアジリティを高めることの重要性を強く認識しています。「内容としては、体幹とバランス、走力アップのトレーニングを行っています。指導者を始めて5年目になるのですが、僕が見ている学年は基本的にこのルーティンを行っています」日々、積み重ねているコーディネーション、アジリティトレーニングは、着実に実を結んでいるようです。「僕は、去年卒団した代を3年生から6年生までの4年間指導したのですが、全体的に姿勢が良くなり、視野を確保できるようになりましたし、当たり負けする選手も減ってきた印象があります」■全員のバランスが向上 今回、タニラダースピードアップインソールを体験した選手を選んだのは、岡本コーチです。その理由を、次のように話します。「それほど足が速くないメンバーを選びました。彼らがタニラダーインソールを使って、どれぐらい変わるかに注目していたのですが、全員に共通して言えるのが、バランスがめちゃくちゃ良くなったことです」さらに、こう続けます。「タニラダーインソールを履く前と履いた後では、姿勢の部分と、相手に当たられたときのバランス、体幹をキープする部分に相当な変化がありました。彼らが一生懸命トレーニングしたことに加えて、インソールのおかげなのは間違いないと思います」長谷川くんに関しては「初速も速くなってきた」と笑顔を見せます。「中盤でプレーするときに、相手に置き去りにされるシーンが減ってきました。相手の動きに反応して、一歩目が素早く出る状態を作ることができているので、そこは予測力、判断力に加えて、インソールの成果だと思います」■アジリティの差は、勝敗につながりやすいサッカーは技術的な部分に加えて、アジリティやコーディネーション、走力などが重要になるスポーツです。ジュニア年代で正しい体の動かし方を身につけておくことで、上のカテゴリーに進んだときに、伸びしろが変わってきます。岡本コーチは「走力やアジリティの差は、勝敗につながりやすい」と話します。「小学生年代から、身体能力やアジリティの強化をしていくことで、中学・高校で活躍できる選手は増えてくると思います。中野島FCに来てくれているのは、サッカーが大好きで、将来はプロサッカー選手になりたい子たちばかりです。その目標に手が届くように、幅広い視点で指導していきたいです」一昨年には『アイリスオーヤマ 第7回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ』で全国優勝し、Jクラブとも熱戦を繰り広げる、中野島FC。さらなる高みを目指す、選手たちの今後に大注目です!
2024年03月07日サッカーをしていて「敏捷性」という言葉を耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。サッカー選手にとって、敏捷性を鍛えることは非常に重要です。一方で敏捷性がどのようなものなのか、どうやって鍛えるのかわからない人もいるでしょう。この記事では、敏捷性の意味や鍛えるためにはどのようなトレーニングをすればいいのか解説します。自宅でも使用できるトレーニング道具も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。敏捷性とは?敏捷性とは、簡単にいうと動作のすばしっこさや機敏さを意味する言葉であり、スポーツにおける重要な能力の1つだと言えます。英語だと「アジリティ(Agility)」という言葉になるため、こちらで馴染みのある人もいるかもしれません。サッカーにおける敏捷性とは、ダッシュやドリブルの加速、減速、方向転換、急ストップ、急発進といった要素が該当します。敏捷性は、プレーをするうえでの基本的な要素であり、攻守両面において欠かすことができません。敏捷性があれば、プレーの質も大きく向上するでしょう。敏捷性=足の速さではないサッカーをしていて「あの子は足が速いな〜」と感じることがあるかもしれませんが、足が速いからといって敏捷性があるというわけではありません。先ほども説明しているように、サッカーにおける敏捷性とは加減速や方向転換などのことを指しています。そのため、短い距離で一気にトップスピードまで持っていける、スピードの緩急をつけるのがうまい、ドリブル中の方向転換で相手をうまくかわすといったことができる、といった選手が、敏捷性があるといえるでしょう。日本人選手であれば、香川真司選手や長友佑都選手などは高い敏捷性を備えています。両選手は決して体格が大きいわけではありませんが、スピードや緩急、などを駆使してフィジカルの強い相手であっても対等に勝負することができています。このような選手たちが活躍していることを考えると、敏捷性がいかに重要であるか理解できるのではないでしょうか。敏捷性を鍛えるトレーニング敏捷性を鍛える場合、特別なトレーニングが必要なわけではありません。例えば、縄跳びや鬼ごっこなどは、一見すると遊んでいるように思えますが、さまざまなステップワークを踏んだり、加減速や方向転換などを行ったりするため、敏捷性を鍛えることができます。日常生活の中でもできるため、子どもたちにとっても取り組みやすいでしょう。また、スポーツショップなどで購入できるはしご型のトレーニング道具である「ラダー」も敏捷性を鍛える際に活用できます。ラダーの枠に応じて素早くステップワークを踏んだり、切り返しをしたり、加減速を行ったりできるため、こちらもおすすめです。ラダーの購入を検討している方は、「タニラダー」の利用がおすすめです。こちらの商品は、一般的なラダーよりもマスの数が少ない4マス構造となっており、簡単に設置できます。また、マスが少ない分、スピードを落とすことなくステップワークが踏めるため、実践に近いスピードを体に染み込ませることができます。敏捷性のトレーニング自体は、簡単にできるものなので、ぜひ自主練習の際などにも取り入れてみてください。まとめ今回は、敏捷性の意味や鍛えるためのトレーニングなどについて解説しました。ドリブルや守備など、サッカーにおいて敏捷性が必要となる場面はたくさんあります。サッカーがうまい=ボールの扱いがうまいといったイメージがあるかもしれませんが、敏捷性も欠かすことはできません。ぜひ、今回の内容を参考に敏捷性の向上に取り組んでみてください。
2021年04月15日サッカーをしていると「アジリティが重要だ」「アジリティを鍛えよう」といった言葉を聞くことがありますが、中にはアジリティがどのようなものかわからない人もいるでしょう。この記事では、アジリティとはなんなのか、その意味について解説し、なぜアジリティが必要なのか、そしてどのようなトレーニングをすればいいのか解説します。アジリティトレーニングに使用できるおすすめの道具も取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。アジリティとはアジリティとは、日本語で言う敏捷性のことです。敏捷性というと足の速さなどをイメージするかもしれませんが、サッカーにおけるアジリティは単なる速さのことを指しているわけではありません。具体的には、スピードや加減速、さらには方向転換の速さなどのことを指しています。アジリティの必要性アジリティはサッカーにおいて必要不可欠な要素であり、アジリティがあれば攻守両面において役立ちます。先ほども説明しているように、アジリティは加減速や方向転換の速さなどのことを指しており、サッカーにおいてこれらの能力が役立つ場面は少なくありません。例えば、相手を抜き去るドリブルをするためには、緩急をつけたドリブルが効果的です。またトラップの際に素早く切り返し相手の逆を取れれば大きなチャンスにつながるでしょう。そのほかにも、ボールを持った相手に対応するには、自由自在に加減速や方向転換ができることが欠かせません。このようにアジリティを鍛えることで、サッカーでは様々な場面で活躍できます。アジリティは小さいころから育てるアジリティ能力は小さいころから育てることが大切です。特に幼児期は神経機能が発達する時期で、体の動かし方や力加減のコントロールなど運動を調整する能力が向上する時期であるためです。筋トレは体ができあがっていない子どもには適していないとされていますが、アジリティはそういったことはないため、ぜひトレーニングしてみてください。アジリティを鍛えるトレーニングここでは、アジリティトレーニングの具体的な内容について解説します。簡単にできるトレーニングもあるためぜひ参考にしてみてください。鬼ごっこ鬼ごっこは、一見するとただの遊びに思えるかもしれませんが、鬼から逃げるために加減速や方向転換を行う必要があるなど、アジリティトレーニングにぴったりです。また、子どもたちにとっても馴染みのあるものであるため、細かいルール説明がなくてもすぐにできる点も大きな特徴です。練習の際のウォーミングアップなどにも適しています。ラダートレーニングラダーとは、はしごの形をしたトレーニング用具であり、サッカーをはじめとして様々なスポーツで使用されています。ラダー上で、いろいろなステップワークを踏むことで、足の動きやさばきが早くなり、アジリティの向上にもつながります。ラダーはスポーツショップなどで購入できるため、個人で購入しておけば、自主練習の際などにも活用できるでしょう。中でも「タニラダー」は、4マス構造となっており、持ち運びや設置が簡単に行えます。また、実践に近い形でのステップワークが踏めるようになっているため、アジリティトレーニングにもぴったりです。ぜひ利用を検討してみてください。まとめ今回は、アジリティについてその意味から必要性、さらには具体的なトレーニング方法などについて解説しました。サッカースキルの向上というと、どうしてもボールテクニックなどに注目してしまいがちですが、アジリティは攻守両面において欠かせない重要な要素です。鬼ごっこやラダーなど普段の練習を通して鍛えられるものであるため、ぜひアジリティの向上に取り組んでみてください。
2021年04月14日