富士通は10日、2015年8月から実施しているノートPC用バッテリパックの交換・回収対象機種を、新たに追加した。富士通では、同社製ノートPCの2011年-2012年モデル29機種に搭載されたバッテリパック(パナソニック製造)で発火の恐れがあるとして、2015年8月27日からバッテリパックの交換・回収を実施していた。今回、新たに2013年-2014年モデルのノートPC18機種も、回収対象であることが判明。現時点では発火事故は起きていないが、事故の未然防止に向け、ユーザーへ無償交換の申し込みを促す。申し込みには「バッテリパックの物品番号および製造番号」「ノートPCの型名および製造番号」が必要。所有しているバッテリパックが交換対象かどうかの確認は、同社Webページから行える。
2016年02月10日●「A5サイズ、方眼、80ページ以上」のノートがいい理由パソコンやクラウドがビジネスの中心になった今も多くの方が毎日使っているノート。名刺交換やメールの作法はビジネスマナー研修で教わることがあっても、仕事におけるノートの使い方を丁寧に教えてもらう研修はあまりありません。学生時代の板書を中心としたノートの使い方とビジネスシーンにおけるノートの使い方は根本的に違います。私自身、社会人になってから10年間で約50冊のノートを書き記してきました。膨大な記録ですが、今でも読み返すと新しい気づきがあるものです。今回は手前味噌ですがノートとどっぷりと付き合ってきた私なりの仕事ノートの選び方と使い方をご紹介します。この春新社会人になる方や今まで何気なくノートを使っていた方必見です。○仕事ノートの選び方オフィスの備品のノートを使うのも決して悪くはないのですが、自分の大切な仕事を支えるノートはぜひご自身でご自身に合ったノートを選んでいただきたいと思います。と言われてもゼロから自分に合ったノートを探すのはなかなか難しいのでいくつかガイドをお示しします。キーワードは「A5サイズ、方眼、80ページ以上」です。■A5サイズが丁度良い日本のビジネスシーンではA4やA3などA列と言われる規格が主流で、資料をプリンターで印刷するときにもA4やA3の紙が使われることが多いですよね。この規格とノートを合わせるとプリントアウトした資料を貼ったり挟み込んだりする際の相性がよくなります。オススメしたいのはA5サイズ。持ち運ぶ際にはコンパクトに、書くときは大きく書けるというバランスが丁度良いサイズです。ノートに書き込んだメモなどをみながらパソコンで作業をする際にも横に置きやすいサイズです。■文字以外も書くから方眼を使う一般的にノートというと横の罫線が入っているものをイメージされる方も多いと思いますが、仕事ノートには方眼がオススメです。仕事ノートは文字だけでなく、アイデアを形にする際のイメージやラフスケッチ、また矢印がたくさんのフロー図など文字以外の要素もたくさん書き記すことになります。横罫線のノートはあくまで文字を書くことに主眼を置かれたレイアウトですのでイメージやフロー図とは少し相性がよくありません。イメージでアイデアを膨らませる時にも横罫線が視界に入っただけで、文字でアウトプットを出そうと思考が引っ張られてしまいます。イメージや図を書くのにも、文字を書くのにも適している方眼のノートを選びましょう。■枚数は80枚以上を選んでノートの世代交代を最小減に仕事ノートはメモや備忘録から仕事で使う様々な数字、またノウハウやアイデアなどとにかくなんでも記入して自分の脳の代わりになるくらいの存在に仕立てあげましょう。一日で多い時で10ページほど書くこともありますが、もともとのページ数が少ないとすぐにノートを使い切ってしまい、新しいノートと世代交代をすることになります。ノートが増えれば増えるほど「あれ? あのメモは前のノートだっけ?」「あっ先月ノートに書いたのに今手元にない!」など情報の管理は困難になりますので、できるだけ一冊のノートを長く使うためにも80枚以上のノートを選んでください。■ノートは分冊同時使いをしない。時系列で1冊にまとめるノートは顧客別や用途別など複数冊を持ちたくなりますが、複数冊を使い分けるのは上級テクニックです。仕事ノートに慣れるまでは分冊せずに1冊のノートに時系列で書き込んでいくようにしましょう。私のオススメはスタロジーのエディターズシリーズ 365デイズノート、LIFEのノーブルノート、コクヨのキャンパスノート(方眼罫)です。●アイディアは特別な場所に記録する○仕事ノートの使い方■必ずタイトルと日付を記入するノートを書く際は必ずページの上部にタイトルを書きましょう。堅苦しく考えずにとりあえずのタイトルでかまいません。そのページに大体何が書いてあるのかがわかればそれでOKです。また、日付も後からノートの該当箇所を検索するための唯一の手段となりますので忘れずに。日付スタンプを席においておくと手軽に日付が残せますので便利です。■1ページ1テーマが基本後から情報を整理しやすくするために1ページ1テーマ以上書かないというルールにしましょう。時には1ページにわずか一行のコメントを書いて終わってしまうようなページも出てきますが、仕事ノートではそれでもOK。後から検索しやすくするためにもたくさんの情報を1ページに詰め込み過ぎないようにしましょう。もちろん1テーマが2ページ、3ページと複数にまたがるのはOKです。■仕事ノートは2ページ目から使う仕事ノートを使いはじめるときに最初の1ページ目から使っていませんか? 1ページ目はあとから『目次のページ』になりますので空けておいて、2ページ目から使いましょう。仕事ノートは書き進めるうちに何度も読み返すような重要なページが自然と表れます。その時は1ページ目の余白部分に日付とタイトルを記入するとダイレクトにそのページに辿り着くことができます。■アイデアは裏から書き留める突如アイデアの神様が舞い降りた! そんな貴重なアイデアは他の情報に紛れさせずに「特別な場所」に書きましょう。特別な場所、それはノートの後ろ側です。ノートを裏に返して上下逆さまにすると表と同じように使うことができます。せっかくの貴重な情報を他の情報と同じように記入するといつの間にか紛れてしまい後から探すことが困難になります。大切なアイデアやいつか実現したい企画、また新たな課題などが浮かんだ時はノートをくるっと裏返して後ろから書いていきましょう。■ボールペンは3色使おうノートに何かを書くときには「得られた情報」と「自分の考え」を色分けして残しましょう。そうすると、後から振り返る時に「客観的事実」と「主観」があらかじめ整理されて残っているのでとてもわかりやすくなります。私がおすすめするのは・普段使いの色=青(もしくは黒)・重要なこと=赤・自分の考え、関心があること=緑です。ビジネスでは自分の考えや気付きが仕事に付加価値を生みます。ノートに普段使いの青や赤ばかりが残っていると、自分の考えを残せていないことがよくわかりますので仕事の調子のバロメーターにもなります。■いろいろ貼る書き込むだけが仕事ノートではありません。付箋に書いたメモや資料のグラフなど必要な情報は縮小コピーを取ってノートに貼り付けましょう。最近はテープのりを使えば手軽に、そしてキレイにノートに貼ることが可能です。セロファンのテープは経年変化で劣化するのでテープのりか、劣化しにくいメンディングテープを使いましょう。※持ち出してはいけない情報は貼り付けないなど情報の取り扱いには注意しましょう。いかがでしょうか? あくまで私が社会人生活を通して培ってきた仕事ノートの作り方です。何か一つでもお役に立てるポイントがあれば嬉しく思います。○最後に文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』の編集長としてマイナビニュースの読者の皆様に記事をお届けするのは今回が最後となりました。「文房具を通してみなさんのキャリアを陰ながら応援したい」という想いで記事を書き続けてきました。今まで未熟な文章にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。本当に感謝しております。最終回は読者の皆様がおそらく毎日使っておられる『ノート』に照準を当てて記事を書かせていただきました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。私もいちビジネスパーソンとして皆様に負けないように精進します!! もちろん文房具とともに! ありがとうございました! (高橋)『毎日、文房具。』副編集長の福島です。マイナビニュースでは、記事を通してみなさんのビジネスシーンに快適さとほんの少しの癒やしをお届けできればと思い、毎回さまざまな文房具をご紹介してきました。読者のみなさんのお役に立てた記事がひとつでもあれば嬉しいです。これまで本当にありがとうございました! (福島)文房具に関する記事は文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』でも更新しておりますので、ぜひブックマークをお願い致します。(毎日、文房具。編集部一同)【毎日、文房具。がおすすめする仕事用ノート】スタロジー「エディターズシリーズ 365デイズノート(A5)」ライフ「ノーブルノートA5方眼」コクヨ「キャンパスノート(方眼罫)3号(A5)」たかたく文房具の魅力を発信するウェブマガジン
2016年01月30日Lenovoは4日(米国時間)、ハイパフォーマンスノートPC「ideapad 700」シリーズを発表した。15.6型の「ideapad 700-15ISK」と17.3型の「ideapad 700-17ISK」の2モデルをそろえる。ワールドワイドでは6月の発売を予定し、価格は799ドルから。CPUに通常電圧版CPU、グラフィックスにNVIDIA GeForceシリーズを搭載するハイスペックなノートPC。「ideapad 700-15ISK」ではNVIDIA GeForce GTX 950、「ideapad 700-17ISK」ではNVIDIA GeForce GT 940を搭載する。このほか、最上位構成は、CPUがIntel Core i7、メモリが16GB、ストレージが256GB PCIe SSD、ディスプレイ解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。通信機能は、有線LAN、W-Fi、Bluetooth 4.0。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、D-sub、4-in-1カードリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大4時間。本体サイズと重量は「ideapad 700-15ISK」がW384×D265×H22.7mm/2.3kg、「ideapad 700-17ISK」がW418×D283×H25mm/2.7kg
2016年01月05日「低血圧だと朝に弱い」と言うことがありますが、朝の目覚めと血圧には、何か因果関係があるのでしょうか? また、朝スッキリ目覚めるために有効な方法はあるの? 『マタニティ&ママのための鍼灸アロママッサージ院・天使のたまご』総院長の鈴木さんに教えてもらいました。 低血圧と朝の目覚めは関係ない結論から言うと、低血圧が理由で朝がすっきり起きられない…には医学的根拠はないとされています。ただ、なぜそう言われているのかについては、ちょっと思い当たることがあります。寝起きや睡眠には、交感神経と副交感神経という2つの自律神経の切り替えが影響を与えています。交感神経はおもに活動をつかさどり、副交感神経はおもにリラックスをつかさどる神経と考えます。この2つは常にシーソーの関係で、片方が活動を強めると、もう片方は活動を弱めます。通常、昼間は交感神経がメインで働き、夜になると副交感神経がメインになることで眠気が現れ、眠りにつくというわけです。多くの人が目覚める時間帯である朝は、副交感神経が弱まり、交感神経が活動を強めてくる時間帯です。交感交換神経は血圧にも影響を与える働きがあり、朝は血圧が上昇しないと活動することができないことから、「朝起きられない=血圧が低い」と言われる由縁になったのかもしれません。自律神経≒東洋医学の陰陽自律神経の切り替えと同じような考え方が、東洋医学にもあります。東洋医学には陰陽思想があり、天と地、太陽と月、朝と晩、動と静、温と冷など、この世のすべてを陰と陽に分けるという考え方があります。そして陰陽は、自然界と同じく、体内にも同じくあると考えられています(天人合一)。太陽は活動の根本である動=陽気であり、太陽が昇り始めると私たちの体内でも陽気が昇り、精神活動のメインである頭部に働きかけて、活動が始まります。つまり、朝になると脳の覚醒が始まるのです。一方、夜になると反対の作用が起こります。脳から陽気が去り、脳の沈静化、そして睡眠を迎えるのです。交感神経・副交感神経の切り替えと、ほぼ同じですね。つまり、自律神経と陰陽というのは結果的には同じように働き、私たちの活動を支えますが、バランスが損なわれると、活動とリラックスの関係がアベコベになると考えられます。寝起きの悪さは交感神経と副交感神経、陰と陽の切り替えが上手でないことが考えられるというわけです。朝スッキリと目覚めるには?朝、副交感神経→交感神経や、陰→陽に体を切り替え、スッキリと目覚める方法をご紹介しましょう。<朝、スッキリと目覚めるために大切なこと>1.カーテンを開け、太陽の光を浴びる2.目覚ましなど、刺激的な音を流す3.布団の中でストレッチなどをする4.深呼吸をして体に空気を取り込む5.朝ご飯を食べる6.少量のカフェインを摂取するこれらの方法を試すことで、スッキリ目覚められようになるでしょう。とりあえず布団から出て、これらのことをやってみましょう。私も朝は苦手でしたが、この方法を試すことで、毎日朝スッキリと目覚められるようになりました。寝起きを良くすることで、朝活もでき、一日一日がとても充実しています。ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょう。(鈴木元)
2015年12月18日ドスパラは、アルミ製のノートPCスタンド「DN-13435」を、同社直営の「上海問屋」限定で4日に販売開始した。価格は税込3,999円。ノートPCで外付けキーボードを使う場合や、ノートPC自体の高さを目の位置まで上げる時などに役立つ、ノートPCスタンド。ゴールド系カラーのアルミ素材を梨地処理し、机上を上品に演出するという。本体サイズはW210×D240×H65mm、重量は530g。
2015年12月07日寒~い朝の味方が登場「美容と健康のためには野菜」と、頭ではわかっているものの、忙しい朝はついつい簡単な朝食で済ませてしまいがち。そんな野菜不足の朝の救世主が、本格スープ専門店「TRUE SOUP Produced by Chowder’s」から登場する。12月1日より発売されるのは、「カラダを芯から温めながら、しっかりと野菜を摂る」というコンセプトで開発された『朝ポタ。』。これは「野菜ポタージュ」の略で、飲む野菜サラダをイメージして作られている。おいしさの秘密は「オリジナルだし」鶏の旨味に数種類の魚介の旨味が合わさった、オリジナルブレンドのだし汁をベースに、野菜を40%以上使用。なめらかな口当たりのスープが、体を芯から温めてくれる。消化吸収に優れているのも特徴のひとつで、素材のおいしさや栄養を丸ごと吸収できる。一大ブームとなったグリーンスムージーに代わる、冬の美容フードとなりそうだ。あなたは赤?黄色?両方飲んじゃう?メニューは「赤パプリカのポタージュ」「かぼちゃのポタージュ」(共に380円。「Chowder’s大手町店」のみサイズと価格が異なる)。パプリカは抗酸化作用があるビタミンA・C・Eやむくみの解消を助けるカリウムを、かぼちゃはビタミンE、β-カロチンを豊富に含んでいる。同メニューはChowder’s大手町店ならびにカフェ&バー プロントにて購入できる。明日から「朝ポタ。」習慣、始めてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ペンテプレスリリース・Chowder’s
2015年12月02日インテルは27日、同社のRealSense 3Dカメラを搭載したノートPCを抽選でプレゼントする「未来が体感できるノートパソコン プレゼントキャンペーン」の開催を発表した。キャンペーンの応募締め切りは2015年12月20日。キャンペーンページからリンクされた応募フォームに必要事項を記入し、応募すると、NECパーソナルコンピュータの15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard NS850/CAB」、デルの15.6型ノートPC「Inspiron 15 5000シリーズPremium」を抽選で1名ずつプレゼントする。「Intel RealSense」は、タッチやジェスチャー、音声や顔認識などの技術を活用し、PCのUIに取り込んでいくもので、第6世代Intel Coreプロセッサでは、赤外線を使って奥行き情報を取得できる「Intel RealSense 3Dカメラ」をサポートし、搭載PCが発表されている。キャンペーンページでは、オーストラリアのシドニー・オペラハウスで開催された体験イベントの様子を紹介。ジェスチャー操作でゲームをプレイする様子や、「Intel RealSense 3Dカメラ」でWindows 10の生体認証機能「Windows Hello」を試す様子が紹介されている。
2015年11月27日●進化するキャンパスノート授業や仕事において、板書の書き写しからアイディアをメモする、記録を取るなどノートを使う場面は多い。しかし昨今、入力や情報管理のデジタル化、さらには少子化や中国・新興国から安い製品が輸入されるなど、日本の文房具業界をめぐる状況はネガティブな要素が多い。そんな中、コクヨの主力商品であるキャンパスノートは1975年の誕生から今年で40周年。累計約27億冊を販売したロングラン商品となっているこのノートは、日本はのみならず中国やベトナム、インドで多大な支持を集めている。本稿では、節目の年を迎えたキャンパスノートの「今」、そして文房具市場における強みとは何か探っていきたい。○キャンパスノートの現状キャンパスノートの現状はどうなのだろうか。コクヨのステーショナリー事業本部クリエイティブプロダクツ事業部ペーパーステーショナリーVUの上田敬人商品企画グループリーダーによると「売り上げは横ばい」だという。コクヨ調べによると2015年現在のノート市場の販売冊数は約3.3億冊で、そのうちキャンパスノートのシェアは約30%とみている。年間は約1億冊売り上げていることになる。上田グループリーダーによると、キャンパスノートの一番のボリュームゾーンは中学・高校生とのことで、授業や受験勉強で使い、大学入学後や就職後にも使い続けるというパターンが多いという。また、コクヨでは春の需要期に向けて毎年、学生向けに特別な柄やコラボモデルといったデザインを変えた限定パックを出している。○進化した「第5世代」のノートキャンパスノートの認知度の高さは誰しも知るところだが、ロングランを可能にしたのは、ユーザーニーズを満たしてきたからにほかならない。40年の歴史は商品開発の積み重ねでもあった。キャンパスノート40年の歴史の中でノートのデザインや仕様は4回大きく変更されている。1975年に登場した第1世代は、当時主流だった糸でページを綴じるのではなく、糊で綴じることでページがフラットに開く「無線綴じ」を採用した。1983年に登場した第2世代では、中を見なくとも罫線がわかるよう表紙に罫線を配置し、グラフィカルなロゴに変更した。ビビッドな色使いと縦に配置したロゴでスタイリッシュになった1991年からの第3世代。ノートの背の部分に貼ってある「背クロス」を強化して耐久度を高めるなど、2000年からの第4世代では品質強化に努めた。そして2011年から現在販売されている第5世代では、背クロスにボールペンで文字が書けて縦に並べた時に見やすくなったのに加え、罫線には短い定規でも線が引きやすく、行数がカウントしやすいよう目印がつけてあり、多彩なノートの使い方が可能になっている。グラフィカルさと質の良さでユーザーに訴求した第1~第3世代、ノートの低価格化に対抗して付加価値を高めた第4世代、使いやすい機能を詰め込んで他社のノートと差をつけた現在の第5世代。高品質化および機能強化、時代のニーズとともに進化してきたのがキャンパスノートだ。●多様化するニーズに対応○「機能系ノート」でユーザーのニーズに対応キャンパスノートの進化以外に注目すべきこともある。それは、現在のキャンパスノートのラインナップには様々な機能を持たせた「機能系ノート」が加わり、消費者の多彩なニーズに対応してきたことだ。プリントがそのまま貼れるようノートサイズをB5からひと回り大きくしたノート、持ちやすく読みやすいスリムB5サイズノート、フチを斜めに裁断することでページがめくりやすい「パラクルノ」などバリエーションを展開。その中でも大ヒットしたのが2008年に発売されたドット入り罫線ノートだ。罫線にドットが入ることで図形やグラフが書きやすくなっており、数学や理科での利用はもちろん、ドットで文頭がそろえやすいということで美しく文章が書くことができるようになっている。上田グループリーダーは「いろんなニーズを聞きながらラインナップを増やし、学生や社会人それぞれ合った商品をご用意させていただいています」と話す。○ユーザーに購買動機を起こさせる必要性の高まり上田グループリーダーによると年間約1億冊の販売のうち約4割が「機能系ノート」が占めているという。ユーザーにとって「使ってみたい」「使ったら便利そう」という購買へのモチベーションを起こさせる製品というポジションになっているのではないだろうか。同社における機能系ノートのシェアが示すように、文房具のニーズも昔に比べて変わってきた。質素でシンプルなものが当たり前の時代から、今では表紙デザインや機能性などユーザーのこだわりが多様化している。楽しく快適に学習や仕事ができる文房具の需要は高まっている。従来の高品質な製品作りに加え、細かいニーズを読み取った商品開発が必要になってきたのだ。ビジネスシーンにおいても、昔はどこの会社でもノートをまとめて購入し備品として置いてあったが、今では経費節減で備品を極力減らすようになり、会社にあるノートを使うのが当たり前だった受け身の時代から大きく変わっている。ユーザーが自ら欲しいまたは必要だと思うノートを提供する時代になったという。●デジタル化への取り組みは?○コクヨのノートはデジタル化されるのか? アナログの意味とはデジタル化への取り組みについてはどうか。コクヨはこの流れにまったく乗っていない、というわけではない。コクヨでは2014年にARアプリ「カザスマート」を使い、キャンパスノートの表紙をアプリで映すことで動画や画像を再生させるキャンペーンを行なったり、ノートをデータ化して取り込んでクラウドにアップロードできる「CamiApp」アプリをリリースしている。しかし、現段階ではキャンパスブランドのアプリケーション化をはじめとした、デジタル化への取り組みは行っていない。上田グループリーダーは「お客様のニーズがあれば、きちんとウォッチしていきたい」と前置きしつつ、「書く」ということの重要性を説く。「確かにデジタルで便利になっている部分ってあると思いますが、デジタルだけですべてが完結するわけではありません。書くと何らかの形で覚えているんです。"あそこに書いたな"とか、何らかの印象が残っているというのが実は非常に大事だと思っています」。書くことが記憶につながる。コクヨではキャンパスノートについて「Smart&Positive」というテーマを掲げており、キャンパスノートのカタログには「書きたくなるノートが思考をより深くする。Smartなノートが、人をよりPositiveにする。」とあり、ノートをただ書くためだけのツールとしてとらえていない。キャンパスノートの人気は、40年続いたブランドとしての知名度はもちろん、デザイン、機能といった顧客のニーズを製品に反映し、「書きたくなるSmartなノート」を目指した幅広い商品開発を行なっている点にあるだろう。それはユーザーの視点からすると、キャンパスノートなら自分の目的にあった書きやすいノートがあるはず、という期待感につながる。製品を使う意味を把握した上で、ユーザーのニーズをとらえてどう製品化するのかというコクヨにおける商品開発のあり方。それは、文房具市場はもちろん製造業から見ても注目すべき点は多いかもしれない。
2015年11月26日10月20日、デルは新しくなった13.3型モバイルノートPC「XPS 13」と、15.6型ノートPC「XPS 15」を発表。直販モデルは同日から販売を開始する(店舗販売は11月中旬を予定)。都内で行われた発表会ではまず、デルの田尻氏が「XPS」の位置づけと前モデルに関してコメント。「Xtreme Perfomance System」の略となるXPSは、上質かつ洗練された製品が欲しい人向けのモデルだ。2015年1月から(前モデルの)XPS13を出荷しているが、この製品セグメントとして、コンシューマーとビジネスを合わせて5倍の成長となったという。売り上げ増に関しては、「カッコいい」「バッテリの持ちが良い」という評価や、各種の受賞にも表れており、一例としてグッドデザインを受賞したことを紹介。販売開始時は直販のみだったのに対し、最近注力している「店舗販売、ノートパソコン」を反映し、2015年末には380店舗での販売も予定していると述べた。続いては、デルの添田氏が新モデルのXPS 13と、新たに投入するXPS 15に関して詳細を説明した。XPS 13は、CPUに第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を使用し、さらにThunderbolt 3 with USB 3.1 Type-Cを採用してグレードアップ。外部ディスプレイ接続ポートもMini DisplayPortからUSB Type-Cコネクターに変更となった。また、上位グレードにはPCIe SSDを搭載することで、パフォーマンスアップを図っている。本体カラーも、従来のシルバーに加えて、ゴールドを新たにラインナップした。ここで、同じようなアルミボディを採用した「A社」の13型製品と比較。5.2mm狭額縁の液晶ディスプレイによって、同じディスプレイサイズでも17%小さい。バッテリ駆動時間は最大18時間と、世界最長レベルであると主張した。一方、15.6型液晶ディスプレイの新モデル、XPS 15も投入。世界最小の15インチノートPCを目指している。XPS 13との違いとしては、クアッドコアCPUとDDR4メモリを採用し、上位モデルには4K IGZO液晶とNVIDIA GeFroce GTX 960Mを搭載した。パワーを求めるユーザーに向いている。○XPSデザイナーが語る、XPS作りのポイントは「最高の素材感」今回の発表会では、デルのデザイナーであるマック・トシユキ・タナカ氏も登壇し、デザインから見たXPSの魅力を語った。タナカ氏は日本人で、もともとは東芝でノートPCのデザインに携わっていたが、2003年にデルに入社。台湾デザインセンターの立ち上げにも関わり、現在はシンガポールのデザインセンターに在籍しているという。「薄い」をウリにしている製品が多いノートPCだが、XPSは縦横サイズも小さく、かつ美しいことを追求した製品とした。美しさのために、妥協しない本物の素材選びから始まり、4年~5年かけて設計した結果が、現在のXPS 13とXPS 15になったという。今回のXPS 13とXPS 15では、天板と下部ボディには削り出しのアルミを使用。アルミの塊をCNC加工機で削り出してから、サンドブラストで滑らかにして、さらに2回の陽極酸化加工で仕上げている。本体の小型化に影響する液晶ディスプレイに関しては、LCDメーカーに打診して共同開発した液晶を採用している。このためか、タッチ機能を含めても5.2mmの狭額縁化を実現し、さらに表面にゴリラガラスを使用して美しさと強度を確保。上部ボディにはカーボンファイバーを含めたコンポジット材を採用し、内側にはマグネシウムフレームを含めて薄さと強度、そして美しさを実現している。ちなみに、前モデルのXPS 13と今回発表のXPS 13は、基本的に同じ構造となっているそうだ(上部ボディのデザインが若干変わっている)。
2015年10月20日マウスコンピューターは、クイズに答えると同社製11.6型モバイルノートPC「LuvBook C」シリーズが当たる「モデルリニューアル記念!クイズに答えて モバイルノートパソコンを当てよう!」キャンペーンを開始した。応募期間は10月1日16時から11月1日23時59分まで。応募者の中から抽選で1名に、240GB SSD搭載の11.6型モバイルノートPC「LuvBook Cシリーズ」をプレゼントするキャンペーン。当選発表は11月10日で、当選者のみ応募時に記載したメールアドレスに通知される。賞品発送は11月下旬から12月上旬を予定。キャンペーン期間中、Webサイト「マウスコンピューターファンサイト」内のキャンペーンページにて、クイズとアンケートに答えることで応募できる。詳しくは、キャンペーンページを参照のこと。
2015年10月02日日本エイサーは16日、モバイルノートPC「Aspire E」シリーズとして、Windows 10 Homeを搭載する15.6型モデル「E5-574-A54G/W」を発表した。9月18日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は80,000円前後(税別)本体カラーはコットンホワイトで、キー部分はブラックに配色。外側には、触り心地の良いクロスパターンをあしらったテクスチャをプリントした。CPUにはノートPC向けの第6世代Intel Coreプロセッサ(Skylake-U)を搭載している。「データ復旧安心サービス」がバンドルされており、PC購入後30日以内にユーザー登録を行うと、購入日より1年間データ復旧のサービスを受けられる。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6200U(2.30GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大4GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型光沢(グレア)液晶、解像度が1,366×768ドット(WXGA)。OSはWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2(1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI×1、D-sub×1、SDメモリーカードスロット、HD Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズは約W381.6×D256×H24.9~29.2mm、重量は約2.4kg。
2015年09月16日シャープは9月15日、最大3000ページ分の手書きノートと4年分のスケジュール帳を保存でき、入力・編集・検索機能を改良した電子ノート「WG-S30」を発売すると発表した。希望小売価格はオープン。同製品は、紙のノートに書くように付属のペンで液晶画面に滑らかに書ける「アナログの良さ」と、保存したデータを簡単に検索でき、PCと連携してデータを活用できる「デジタルの便利さ」を融合した電子ツール。本体に保存できる手書きノートのページ数が、従来機(WG-S20)に比べrw1.5倍の3000ページ分に増加されている。ノートは、目的別に100冊まで作成でき、9種類のフォーマットが用意されており、「日付検索」や「分類検索」機能により見たいページをすぐに探すことが可能。PCで作成したノートフォームや同社専用サイトで提供しているコンテンツも取り込んで利用できる。スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームから年別などで最大9冊、1000ページ分のデータを保存可能。1年間で週間2ページ(メモ付)と月間横罫のスケジュール帳を使用した場合、最大で4年分のスケジュール帳を保存できる。電子ノートに保存したデータは画像データに変換してPCに保存できるので、印刷したり、メールに添付して送付したりといった使い方にも対応している。また、PC連携用ソフト「電子ノートユーティリティ」を使えば、PCに保存されている画像ファイルなどを電子ノート用の画像に変換して取り込むことができる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さから選択可能なほか、スケジュール帳やビジネスメモなどに便利な40種類のスタンプを内蔵している。質量が約210g、厚さが9.9mmとコンパクトなサイズであり、1回の充電で約30日間使用できる。
2015年09月16日シャープは15日、最大3,000ページ分の「手書きノート」と、4年分のスケジュール帳を保存できる電子ノート「WG-S30」を発表した。カラーはブラウン系とブラック系の2色を用意。発売日は10月16日。価格はオープンで、店頭予想価格は18,000円前後(税別)。WG-S30は、紙のノートに書くように、液晶画面に付属のペンで手書きできる電子ノート。6型液晶ディスプレイ(600×800ドット)を搭載している。従来モデルに比べて、手書きノートの保存ページ数が1.5倍の3,000ページに増加したほか、スケジュール帳も最大4年分を保存可能。ノートは目的別に100冊まで作成でき、「日付検索」や「分類検索」で、目的のページを探し出せる。また、スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームを内蔵した。電子ノートの保存データは、画像データに変換してPCへの保存に対応。さらに、専用ソフト「電子ノートユーティリティ」(無料)を使用すると、PCに保存している画像データを変換してWG-S30へ取り込んだり、電子ノートのバックアップファイルを作成したりできる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さを用意。スケジュール帳やメモなどで使える40種類のスタンプも内蔵した。また、直近の入力操作は、最大10回分までやり直せる。本体サイズはW111×D155×H9.9mm、重量は約210g。専用カバー、スタイラスペン、microUSBケーブルを付属。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。1日2時間使用した場合で約30日間使用可能。
2015年09月15日●音の系譜に連なる最上位ノートPCより"薄く軽く"を目指してきたノートPC。差別化のポイントはタブレットとの共用化であったり、高精細ディスプレイの採用であったり、バッテリのもち改善であったりと各社各様だが、NECは"らしさ"を音に求める。2011年にヤマハとのコラボを開始し、以来内蔵スピーカーとオーディオ再生ソフトの改良を続けている理由はそこにある。NECパーソナルコンピュータが15日に発表した2015年秋冬モデルの15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard」最上位モデル「LAVIE NS850/CAB」(NS850/CAB)は、その音の系譜に連なるプレミアムノートPCだ。ヤマハのFR-Port(空気流の乱れを抑えることで音の濁りを防ぐエンクロージャ。詳細はこちら)を採用した薄型ウーファーを搭載、2.1チャンネルサウンドシステムの礎石に据える。72×72×11mmというユニットサイズはMDを2枚重ねたほどのサイズ感(年齢層によってはかえってわかりにくいかも?)、それでいながら本体の厚さは前モデルの29.8mmから26.2mmへと約11%のスリム化を実現した。サブウーファーは薄いだけではない。バスレフ型スピーカーを電気的に効率よく駆動させるヤマハの独自技術「アクティブサーボテクノロジー」をノートPCでは初搭載、バイオリンの音響構造に着想を得たボックス内部構造により、洗練された低音を目指す。ソフトウェア面でも音響対策を施し、AVアンプなどにも使われているサウンド生成技術をWindowsのAPO(Audio Processing Object)として実装した「Audio Engine」により、映画館のような音の広がりをも再現するという。さて、ここまでは"理屈"の部分。そもそも厚さわずか11mmというウーファーとしては掟破りのユニットなのだから、その音がただ高品位だといわれても信じるのは難しい。実際に自分の耳で確認したいし、ふだんの環境でなければ納得できない。音響効果がウリの映画の1本でも視聴して満足できるかどうか、それが重要だ。●音響効果がウリといえば、あの映画……音響効果がウリといえば、今春見た映画のなかで出色はやはり「MAD MAX: Fury Road」。邦題は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、言わずとしれた30年ぶり(!)のMAD MAXシリーズ最新作だ。このMAD MAX、80年代前半に思春期を送った我々世代には思い入れが深い。バイクのモヒカン野郎が跳梁する世紀末社会は、「北斗の拳」の世界観に大きな影響を与えたとされ(ジョージ・ミラー監督によれば、それ以前に日本のマンガに影響を受けているそうだが)、テレビで繰り返し放映されたため抜群の知名度を誇る。マンガに「ヒャッハー!」などと叫びながら登場するキャラクタの原型がこの作品にある、といってもあながち間違いではないはずだ。そんな背景を持つ「MAD MAX: Fury Road」が、Blu-rayで発売される。日本での発売は10月21日だから当分先だが、米国での発売は9月1日、Amazon.comで注文すればひと足お先に楽しめる。ストーリーは単純明快、ざっくり言えば「行って、戻ってきた」で足りる内容なので、吹き替えや字幕がなくても問題ない。むしろ、そんなものはジャマ。この作品を堪能するために必要なのは「圧倒的な絵と音」なのだ。前置きが長くなったが、要は「MAD MAX: Fury Roadを堪能できるかどうか」でNS850/CABの低音再現力を、砂埃舞う世紀末風景の描写力を確認することでオーディオ&ビジュアル重視のノートPCとしての実力を試そうというのである。筆者は本作品をラゾーナ川崎のIMAXシアターで視聴したため、それとの比較も交えて感想を述べてみたい。●予想以上の没入感、広がる「音」映画の視聴スタイルだが、悩んだ末テーブルに置くことを選択した。NS850/CABは4K対応の最上位ノートPCなので、今どきのノートPCにしては重量感がある。このため、120分の長丁場を膝に載せて過ごすには厳しいと判断。また、ウーファーの低音を生かすためにもしっかりとした台が重要と考えた。ディスプレイの明るさ調整も重要。15.6型ワイド4K IGZOパネルの精細な画像を堪能するため、ある程度の輝度を確保したいところだが、バッテリ駆動で乗り切るにはできるだけ輝度を下げるしかない。もっとも、映画館の雰囲気を楽しむため部屋の照明を落とすので、今回については問題ない。再生ソフトは、バンドル品の「CyberLink PowerDVD」を利用した。今回は本機デフォルトの状態で再生すべく、出力する音声は初期設定のまま(Dolby Digital 5.1ch/448Kbps)とし、NS850/CABに載っているヤマハの音響技術「AudioEngine」の設定画面で映画モードを選択した。しかし、CyberLink PowerDVDには「TrueTheater Surround」というバーチャルサラウンド機能があるので、こちらを利用する手もある。○予想以上の没入感、広がる「音」これで準備は万端、飲み物とポップコーンを用意して再生ボタンを押すと……いきなり、あの独特な世界観に引き込まれる。あとは映画に身を任せるのみ、最後の最後まで息をもつかせぬ展開が繰り広げられる。ネタバレになるため詳しくは書けないが、この壮大な"行って帰ってくる"物語は、ただひたすらに音がポイント。セリフではない、「音」だ。漢らしさの象徴である主人公、MAXに言葉は必要ない、背中で語ればいい(諸事情あって「ハイオク」などと語っているが)。ひたすら突き進むウォーボーイズたちにも痺れっぱなし。あの太鼓隊と宙吊りギタリストは、何度見てもいい。素晴らしすぎる。それもこれも、凄まじい「音」と殺伐とした「絵」のバランスあってこそだ。さて、実際の音と絵だが、及第点と敢えて言いたい。IMAXシアターの大画面と大音量にはさすがに及ばず、もっとこう、腹にくるような重低音を、と感じてしまうシーンはもちろんある。リアルサラウンドシステムではないため、背後から爆音が近づいてくるなどということもない。ディスプレイ表面が光沢タイプのため、暗いシーンで自分が写り込んでしまうことも気になった。しかし、「音」に関する没入感は予想以上。AudioEngineの効果か、音場が15.6型ディスプレイの縦横を超えて広がるような感覚を得られるのだ。キーボード上部の左右に配置されたサテライトスピーカーの最大出力は2W+2Wだが、フルボリューム近くまで上げても音は割れない。それになにより、新搭載したサブウーファーの効果が大きい。腹に響くほどではないにせよ、低音の迫力はある。バッテリとの兼ね合いからボリュームは80%台に設定したが、電源をつないだ状態で再生するのならばもう少し上げても良さそうだ。NS850/CABが出す音は、少なくともノートPCの低音という先入観を軽く超えるレベルに達していることは確か。誰にもジャマされず、かといってヘッドホンという殻に閉じこもらず、「MAD MAX: Fury Road」のヒャッハー! な世界を堪能できることだろう。
2015年09月15日東芝は3日、同社製PC「dynabook」の2015年秋冬モデルとして、ハイレゾ音源に対応した17.3型の大画面ノートPC「dynabook T67」およびミドルレンジの「dynabook T54」を発表した。発売は9月18日から順次。価格はオープンで、「dynabook T67」の店頭予想価格は税別170,000円台半ば、「dynabook T54」は税別150,000円前後。「dynabook」シリーズは、従来デスクトップPCのみハイレゾに対応していたが、今回登場した新モデル「dynabook T67」および「dynabook T54」も、ハイレゾ対応プレーヤーの搭載によりハイレゾ対応を果たした。スピーカーはSkullcandyチューニングを施したオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載するが、ハイレゾ再生にはハイレゾ対応の外付DACや対応ヘッドホンなどが必要となる。OSはWindows 10 Home。○dynabook T67「dynabook T67」は、17.3型のフルHD液晶を搭載した大画面ノートPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが17.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、カメラ機能が約92万画素Webカメラ、OSがWindows 10 Homeなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、SDカードスロットなどを装備する。本体サイズはW412.7×D279.4×26.5mm、重量は約2.9kg。バッテリ駆動時間は約4.0時間(JEITA 2.0)。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはサテンゴールドのみ。○dynabook T54「dynabook T54」は、14型HD液晶搭載のミドルレンジノートPC。主な仕様は「dynabook T67」とほぼ同等だが、CPUがIntel Core i3-5015U(2.1GHz)に、ディスプレイが14型ワイド液晶 (1,366×768ドット)に、ストレージが750GB SATA HDDとなる。通信機能やインタフェースも「dynabook T67」と同等。本体サイズはW344×D244×H23.2mm、重量は約1.98kg。バッテリ駆動時間は測定中。搭載ソフトはOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービス、録音アプリ「TruRecorder」など。カラーはリュクスホワイトのみ。発売は10月下旬。
2015年09月03日サンワダイレクトは18日、ノートPC用のアームスタンド「ノートパソコンアーム(水平垂直3関節モニターアーム・ガスショック式・0.5~5kg)100-NPC004」を発売した。同社の直販サイトでの価格は税別15,556円。ノートPCを取り付けたまま高さや位置を無段階に調節できる3関節アーム。アーム上部の保持力は専用のネジによって、上下に昇降する際の重さを調節できる。ノートPCは、キズが付きにくいクッション付きのストッパーで固定し、上下125度、左右180度の範囲で動かせるほか、高さは最大34cm、長さは約55cmまで調整が可能となっている。耐荷重は0.5~5kg。アーム本体の重量は約4.5kg。デスクへの取り付けは、クランプによる固定に加えて、もしくは天板に穴を開けてネジで固定するグロメット式も選択できる。また、ブラケットを外すことでVESA規格に対応した液晶ディスプレイも装着できる。なお、アームの取り付けには厚さ10~50mmの天板が必要となる。
2015年08月18日エムディーエスは、同社が取り扱うステーショナリーブランド「モレスキン」より、世界のジャズシーンを牽引する「ブルーノート・レコード」とコラボレーションしたノートブック「ブルーノート 限定版ノートブック」を数量限定にて発売する。価格はポケットサイズが2,100円、ラージサイズが3,000円(いずれも税別)で、各サイズとも2デザインを用意。一般発売日は2015年9月9日だが、直営ショップ「モレスキンアトリエ」および公式オンラインストアでは8月5日より先行発売される。「ブルーノート 限定版ノートブック」は、1939年に米・ニューヨークで設立されたモダン・ジャズ界の名門レーベル「ブルーノート・レコード」の設立75周年を記念して作られた限定版ノートブック。表紙には、斬新なタイポグラフィと大胆な写真のトリミングが持ち味のグラフィックデザイナー、リード・マイルスが手掛けたオリジナル盤レコード『Midnight Blue』『Hub-Tones』『A Night in Tunisia』『Genius of Modern Music』のデザインをそれぞれ採用し、ブルーノートのロゴもプリントされた。見返し部分には、カバーデザインに使用されたレコードに収録されている楽曲の説明やブルーノートの歴史を、アーティストの写真とともに記載。今回のオリジナル盤レコードをモチーフにした特製ステッカーも1枚付属する。また中紙は、名曲の感想や記録、スケッチなどを自由に書き込めるよう、横罫と無地の2種類を用意した。
2015年07月31日東芝は4日、法人向けのノートPCとして、従来モデルと比べて消費電力を最大約30%削減できるという15.6型ビジネスノートPC「dynabook Satellite B35」を発表した。6月8日から発売し、最小構成での価格は223,640円。第5世代Intel Coreプロセッサを搭載する15.6型ビジネスノートPC。従来モデルでは65Wだった最大消費電力が45Wまで削減されている。バッテリ駆動時間も標準バッテリで約9時間と長いため、昼間の就労時間帯にバッテリ駆動を行い節電に貢献できる(ピークシフト機能を利用可能)。部品点数を削減することで省資源化に配慮しており、最厚部約23.9mmの堅牢薄型きょう体を採用。3D加速度センサとHDDのフローティング構造により、振動や衝撃などからデータを保護する。そのほか、第三者機関の100kgf面加圧テスト、76cm落下テスト、30cc防滴テストでも良好な結果を得ており、社内で持ち運んで利用するのに適したモデルとなっている。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVD-ROMドライブ。ディスプレイは15.6型で解像度が1,366×768ドット、OSはWindows 8.1 Pro Update 64bit(またはWindows 7 Professional SP1 64bit版)。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×1、D-sub×1など。バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは約W379×D257.9×H16.9~23.9mm、重量は2.3kg。
2015年06月04日ユニットコムは1日、「iiyama PC」ブランドから、リーズナブルな価格で提供する11.6型ノートPC「11P1200-C-JGM」と14.6型ノートPC「14P1200-C-JGM」を発売した。価格はともに39,939円(税込)。○11P1200-C-JGMスペックを抑えて価格をリーズナブルにした11.6型ノートPC。CPUにはIntel Celeron N2940(1.80GHz)を搭載し、メモリはDDR3L-1600 2GB(2GB×1)、HDDは500GBだ。Webブラウズやメールが中心というユーザーに向けたスペックとなっている。そのほか主な仕様は、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型で解像度が1,366×768ドットの光沢(グレア)液晶、光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、100BASE-TX対応有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、D-sub×1、100万画素Webカメラ、SDメモリーカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約3時間38分。本体サイズは約W292.4×D210.5×H22.7mm、重量は1.3kg(バッテリ含む)。○14P1200-C-JGM「14P1200-C-JGM」は、「11P1200-C-JGM」と同じコンセプトの14.6型低価格ノートPC。きょう体カラーがうっすらピンク色になっている。画面サイズ以外の基本仕様は共通で、バッテリ駆動時間は約3時間53分。本体サイズは約W340×D240×H26.5mm、重量は2.0kg(バッテリ含む)。
2015年06月01日朝活の内容にも、朝向いているものと向いていないものがあります。朝の時間を無駄にしていませんか?朝活としてやってはいけないことを中心にご紹介します。正しい朝活で朝の眠気をふっとばしましょう。朝の時間をどうしたら有効活用できるか近年、朝活というワードをよく耳にします。朝活動すれば朝活になりますが、朝活にも向いていることと向いていないことがあるのです。朝にはドーパミンやアドレナリンなどの分泌量が増えることがわかっています。仕事をするのには朝の時間が効率よく取り組むことができる時間でしょう。また、朝の時間を使ってその日一番の課題を済ましたり、朝から明るい言葉を自分自身に投げかけることで、その日一日を前向きに明るい気持ちで過ごすことができます。 その日一日をプラスにもっていくために、正しい朝活で眠気を吹っ飛ばしましょう。朝の時間にやってはいけないことまず、ネガティブなことは避けたほうがいいので、「昨日の反省」などはしないようにしましょう。次に記憶の定着は朝の時間ではなく、眠っている間に行われるので、「暗記もの」などは寝る前のほうが向いていると言えるでしょう。最後に考えずにできる「簡単な作業」も朝向きではありません。朝の時間でなくてもできることはできるだけ避けましょう。 その後眠気を誘う可能性がある急激な運動も避けたほうがいいです。朝から疲れてしまっては元も子もありません。このように、朝の時間に向いていないことはいくつかあります。ただ朝に活動すればいいというわけではないことを覚えておいてください。朝眠気に勝つためには朝の眠気に勝つために、明確な目標を持っておくといいでしょう。自分が何のために朝活をするのか、その目標があるかないかで継続していくモチベーションが変わっていきます。目標は紙に書き出し、目につくところに貼っておくといいでしょう。また、一日の理想の流れを書き出してみるのもいいでしょう。朝の行動がその日一日を左右すると思うと、朝の数分がきつくてもどうにか頑張って起きようと思えます。また、同じように朝活に取り組んでいる友達がいると一緒に頑張れるかもしれません。眠気に勝って素敵な一日を手に入れましょう。
2015年05月31日5月12日、デルが新しいノートPC「New Inspiron 5000」シリーズと「New Vostro 3000 シリーズ」の販売を発表しました。ユーザーの要望に沿った、その特徴とは。ノートPCの買い替えを検討中の方は必見です! ■1.個人向けにオススメの「New Inspiron 5000」シリーズ画面のサイズは14・15・17インチの3種類。14インチのカラーバリエーションは、要望の多かったという白・黒(マットブラック)・赤・シルバーの4色がそろっています。8時間以上のバッテリ駆動が可能なため、自宅で移動しながら使うのに最適です。15インチは、白・黒(グロスブラック)・赤・シルバーの4色。テンキーを装備し、幅広い年代に向けて使いやすく配慮されています。そして17インチは、大画面液晶ディスプレイと「NVIDIA(R) GeForce(R) 920M」グラフィックスカードを搭載した、高性能・高機能ノートパソコン。人気の動画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13」を標準搭載しているため、誰でもすぐ編集作業を簡単に行うことができます。色はシルバーのみ。さらに、15・17インチは、デル直販だけではなく、ビックカメラ、ヤマダ、ヨドバシカメラ(順不同)の各量販店でも、6月6日から販売を開始予定です。量販店モデルには「Office Home & Business Premium」が標準で付属しています。■2.法人向けのエントリーモデル「New Vostro 3000」シリーズ「New Inspiron 5000シリーズ」と同じシャーシを利用することでコストを押さえつつ、ビジネスに不可欠な機能を搭載したモデル。長時間の使用でも疲れない非光沢液晶や、プレゼン時に使いやすいVGA(外部モニタ出力)、さらに光学ドライブや、最大8時間42分使えるバッテリなどを搭載しています。画面のサイズは15インチ、色はブラックのみ。ビジネス向けプロサポートを選択すれば、24時間365日サポートしてもらえます。■3.新製品発売を記念のキャンペーン実施! いまデルのメルマガに登録した方の中から、抽選で1名に「現金100万円」が当たるキャンペーンが実施中です。応募は、個人・法人ともに可能。期間は6月15日23:59まで。 公式サイト から応募受付中です。新しいノートPCが気になるビジネスウーマンの皆さん。高性能なデルのニューモデルを、この機会にゲットしてみては。
2015年05月29日マウスコンピューターは21日、法人向けPCブランド「MousePro」より、13.3型ビジネスモバイルノートPC「MousePro NB300」シリーズを発売した。価格は63,800円から。Broadwell(開発コード名)世代のCPUに加えて、BitLocker暗号化機能をより強固に活用できるTPM2.0セキュリティチップを標準で搭載する。キーボードはタイピングしやすさを重視し、キーピッチは18mm、キーストロークは1.8mmを確保する。また、クリックボタンが独立したタッチパッドにより、クリックミスを防ぐ。インタフェースとして、HDMIに加えD-subを搭載し、プロジェクタへの出力時など柔軟に対応できる。「MousePro-NB300C-1505」の主な仕様は、CPUがIntel Pentium 3805U(1.9GHz)、メモリがDDR3L-1600 2GB、ストレージが320GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが13.3型ワイドフルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bitまたは、Windows 7 Professional 64bit。本構成での価格が63,800円から。「MousePro-NB300C-1505」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが120GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが13.3型ワイドフルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bitまたは、Windows 7 Professional 64bit。本構成での価格が87,000円から。「MousePro-NB300ZXS-1505」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5500U(2.4GHz)、メモリがDDR3L-1600 16GB、ストレージが500GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが13.3型WQHD(2,560×1,440ドット)IGZO液晶、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bitまたは、Windows 7 Professional 64bit。本構成での価格が139,800円から。インタフェースは共通で、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、D-sub×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth V4.0 + LE、Webカメラ(100万画素)、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は、「MousePro-NB300C-1505」が約5.7時間、「MousePro-NB300C-1505」が約5.6時間、「MousePro-NB300ZXS-1505」が約6.3時間。本体サイズはW326×D231×H23.6mm、重量は約1.4kg。
2015年05月21日グリーンハウスは15日、ノートPCの排気口に取り付けて内部の熱い空気を吸い出すノートPC用クーラー「GH-PCFB1-BK」を発表した。5月中旬より発売する。価格はオープン。ノートPCの排気口に取り付けるタイプのノートPC用クーラー。ノートPC内部の熱い空気を吸いだし冷却する。装着することにより、耳障りなノートPC内蔵ファンが高回転で動作するのを防ぐ効果も見込めるとしている。取り付け口はシリコン製になっており、4種類のアダプタが付属。給電はUSBから行い、ケーブルも巻き取り式なので色んなノートPCに柔軟にセットできる。ファンの回転数は3,000rpm、騒音レベルは35.48dBA、風量は11.27CFM。本体サイズはW150×D81×H45mm、重量は約180g。
2015年05月15日●ノートPCのセオリーを抑えたモバイルノートの系譜「LB-J550X-SSD」近年、モバイルノートPCの代名詞といえば「Ultrabook(ウルトラブック)」だ。薄い筐体にタッチパネルディスプレイを備え、バッテリー駆動時間やストレージ性能などの基準を満たしたモデルのみが名乗ることができる「Ultrabook」という名称は、ある意味ハイエンドモバイルの証といえるだろう。一方でいざ使ってみると、薄型化のために一体化されたバッテリーや少なくなった端子類など、昔のノートPCとの違いによって、しばしば利便性に欠けることがあるのも現実だ。加えて、2-in-1機構などのギミックを備えた製品も多く、価格設定がやや高額なモデルが中心となる点も気になるところ。このような最新のノートPCを使うことで、逆に昔からのノートPCの使い勝手の良さに気づいた人も多いのではないだろうか。そんな中、マウスコンピューターから「LuvBook J」シリーズの新モデル「LB-J550X-SSD」が発売された。同機が目指しているのは、"古き良きモバイルノートPC"だという。果たしてどんな点が変わり、どんな点が変わっていないのか。詳しくチェックしていこう。○着脱式のバッテリーにこだわり、利便性を確保した筐体「LB-J550X-SSD」は、13.3型のモバイルノートPCだ。外観はマウスコンピューターのラインナップの中でもひときわシンプルで、天板はグレー、本体はブラックという実にストイックなデザインとなっている。空気のようにどのような空間にもマッチし、無駄に存在感を主張しない雰囲気は、ビジネスシーンでは特に打ってつけだろう。また、薄さを追求したモデルや、特殊なギミックを追求した製品では珍しくなってきた、着脱式バッテリーを備えている点もポイントだろう。予備のバッテリーを持ち運び、いざというときの電池切れに対処するのは、古くからのモバイラーにとって当たり前のことだった。またへたってきたバッテリーを新品に交換できるため、バッテリーが供給されている限り、長く製品を使用できる。筐体の素材は樹脂製となっており、決してプレミアム感のある作りとはいえないものの、その素材が功を奏してか、試用機の本体重量はバッテリー込みで1.36kgに抑えられていた(重量は構成によって変化する)。もちろん、最近の薄型軽量モデルには1kgを切るものも多数存在するのだが、バッテリー着脱型、そしてBTOカスタマイズが可能なベアボーンという古式ゆかしいノートPCで、この軽さはなかなかに立派だ。サイズはA4サイズのブリーフケースにちょうど収まる大きさで、本体の軽さとあいまって、モバイルの名にふさわしい機動性を備えている。こういった主張のなさが、ビジネスでは逆に活きるシーンもありそうだ。○キーストロークが深めのアイソレーションキーボードを採用キーボードは最近のトレンドに合わせた、アイソレーションタイプを採用。キーの隙間にホコリがたまりにくく、ツメの長い人でも押しやすい。キーストロークは多少深めで、若干フカフカとした感触が指に残る。キーボードの入力のしやすさは個人差が大きいためコメントは難しいが、ハードパンチャーなユーザーでも扱いやすそうだ。キー配列は癖が少なく、安定したブラインドタッチが可能。気になるとすれば、文字キー右端の配置だ。[Enter]や[BackSpace]が大きいのはいいのだが、その左隣のキーも特殊なサイズとなっている。また右[Shift]キーの位置がカーソルキーの存在によって変わっているため、頻繁に使用する人は留意しなければならないだろう。タッチパッドは周囲から一段掘り下げられた形で配置されており、パッドの周囲には特に加工は施されていない。注目点は左右のボタンだろう。左と右にきっちり分割された物理ボタンが採用されており、押し間違えの少ない確実な入力が可能だ。○拡張端子を削らず、可能な限り多数のポートを用意ノートPC本体が薄くなるたびに削られていく拡張用の各種端子類だが、「LB-J550X-SSD」は頻繁に使用するであろうコネクタを一通り搭載している。インタフェースは左右側面に集中しており、本体背面にはコネクタ類は存在しない。左側面は、手前からヘッドフォン出力、マイク入力、USB 3.0×1、HDMI端子、VGA端子という構成。右側面はUSB 2.0×2、SD/MMCカードリーダー、ギガビットLAN端子、電源コネクタ、ケンジントンポートを備える。VGA端子を搭載しているのは、まだまだプレゼンなどで利用する機会の多いビジネスマンにとってはうれしいポイントだろう。また、通信機能としてIEEE802.11b/g/n対応の無線LANおよびBluetooth V4.0モジュールを内蔵している。ここまで筐体を見てきたことでわかる通り、「LB-J550X-SSD」のディテールはなんの変哲もない、普通のモバイルノートPCだ。この昔ながらのノートPC、果たしてスペックはどのようになっているのだろう。次ページではその実力に迫っていこう。●"古き良きモバイルノートPC"の中に、最新テクノロジーが潜む○高精細2560×1440のIGZO液晶を採用パッと見、どこにでもある昔ながらのモバイルノートとしか思えない「LB-J550X-SSD」。だがそのシンプルな筐体が備えるスペックは最新というにふさわしい。一見してわかるのが、2K(2560×1440)もの解像度を誇るIGZO液晶ディスプレイだ。その解像度が実現するデスクトップ領域は広大で、13.3型のディスプレイで100%表示にすると、細かすぎて文字が読めなくなるほど。実際には、[コントロールパネル]にある[デスクトップのカスタマイズ]、[ディスプレイ]項目の[テキストやその他の項目の大きさの変更]を選択して、拡大率を変更しながら実用バランスを探ることになるだろう。100%、125%、150%、200%のデスクトップ画面を用意したので、参考にしてほしい。○省電力な第5世代Coreプロセッサ"Broadwell-U"この高解像度ディスプレイを駆動させるために、CPUにも最新パーツを採用。搭載されているモデルは、まだ発表されて間もないノートPC向け第5世代インテルCoreプロセッサ"Broadwell-U"ことCore i5-5200Uだ。2コア4スレッドのミドルレンジCPUとなり、動作クロックは2.2GHzで、ターボ・ブースト機能利用時には最大2.7GHzまで上昇する。また内蔵グラフィックスがインテル HDグラフィックス 5500となり、GPU性能が向上していることもトピックだ。メモリはDDR3-1600で、容量も8GBと十分。Windows 8.1、Windows 7、どちらのOSを選んでも当面はメモリ不足に陥ることはないだろう。○規格の壁を越えた圧倒的な速度を体験できるM.2 SSDそして「LB-J550X-SSD」のモデル名からもわかる、もう一つの注目ポイントがストレージだ。シリーズ最上位モデルとなる本機は、M.2コネクタでPCI-Expressに接続されたSSD「Samsung SM951」256GBモデルを搭載している。SATAというボトルネックから解放された最新SSDは、HDDはおろか従来のSSDをも軽々と超える速度を実現している。「CrystalDiskMark」の数値を見れば、その速度を実感できることだろう。○ベンチマークで見る「LB-J550X-SSD」の実力最新CPUを搭載した「LB-J550X-SSD」の性能を、各種ベンチマークテストで確認しておこう。まずはWindows動作の指針となる、「Windowsエクスペリエンス インデックス」のスコアの計測結果だ。CPU内蔵グラフィックス機能を使用しているため、グラフィックス2項目こそ低めだが、省電力CPUながらもプロセッサは7.3というスコアが確認できた。そしてプライマリディスクは堂々の8.3。モバイルPCながらも、まったくストレスのないきびきびとした動きを実感できるだろう。またPCの総合的な性能を測る「PCMark8」も優秀だ。ベンチマークが終了するまでの時間も30分強と短く、ストレスのない作業が行えるだろう。○2560×1440のディスプレイはゲームで活かせるのか?最後に、"Broadwell-U"が内蔵する最新のGPUコア「インテル HDグラフィックス 5500」が、2560×1440という高解像度において、どこまで利用できるか確認しておこう。まずは3D処理能力を総合的に計測する「3DMark」を試してみたが、新型とはいえやはり少々厳しめのスコアが見て取れる。とはいえ、「Sky Diver」までのスコアはひとまず健闘といっていいだろう。国産MMORPGの定番タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を試した結果は以下の通り。2560×1440環境での3Dゲームはやはり荷が重いようで、標準品質でも"設定変更が必要"という結果となった。1920×1080でもなかなか厳しく、ファイナルファンタジーXIVクラスのゲームの場合は、1280×720まで解像度を下げたほうが無難だ。よりGPU負荷の小さい「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、フルHDの標準設定でも"普通"という評価となる。一昔前の3Dゲームなら、十分に遊べる実力がありそうだ。○最新スペックで、定番ノートPCの使い勝手が復活!一目見た印象は、なんの変哲もない、昔ながらの懐かしさを感じさせる「LB-J550X-SSD」。長い間使用されてきたインタフェースの数々は、古くからのPCユーザーにしっくりとなじむものだ。しかし、その中身は最新の第5世代Coreプロセッサ「Core i5-5200U」を搭載し、M.2 SSDに対応、2560×1440という高解像度ディスプレイを備えるという申し分のないハイスペックとなっている。また、13.3型という容易に持ち運びが可能で、しかも実用性の高い13.3型というサイズが、実にちょうどいい。このスペックならば、ミラーレス一眼デジカメなどと共に持ち運び、撮影した高解像度の写真をその場で現像するといった使い方でも、まったくストレスなく編集作業が可能だろう。マウスコンピューターが目指した"古き良きモバイルノートPC"は、「最近の薄型ノートよりも昔のノートPCのほうが使いやすかったかも?」と感じるユーザーや、外見よりも実用性と使いやすさを重視するビジネスマン、さりげなくハイスペックを持ち運びたいクリエイターなど、多くのユーザーにオススメできるスタンダードな一台といえそうだ。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/4/30(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年05月01日ドスパラは、ノートPCの熱対策に役立つ小型排出ファン「DN-12372」を、同社直営の「上海問屋」限定で1日に販売開始した。価格は税込2,499円。ノートPCの排熱口から内部の熱を吸引して排出する、ノートPC用熱排出ファン。ノートPCの排熱口に本体を装着しスイッチを押すと、ファンが起動し吸引開始。ファンの回転は4500rpm固定の「強」・2500~4500rpmで自動可変となる「弱」の2段階で調整でき、液晶モニタで排熱温度も確認できる。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW8.5×D12.5×H4cm、重量は約150g。ノートPCの形状に合うよう、4種類の吸引口部分用シリコンパッドが同梱される。
2015年04月01日ユニットコムは12日、NVIDIAのノートPC向け最新GPU、GeForce GTX 960M / 950M / 940Mを搭載した15.6型ノートPC新製品を発表した。各グラフィックスを搭載した3製品を用意し、いずれの製品にも通常モデルと即納モデルの2モデルを用意。同社が運営する「パソコン工房」などで販売し、価格は92,980円から(税別、以下同)。GeForce GTX 960M搭載モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4720HQ(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960M 2GB、液晶が15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 8.1 64bitもしくはWindows 7 Professional 64bitを選択可能。この構成で、価格は通常モデルが122,980円、即納モデルが129,980円。GeForce GTX 950M搭載モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリが8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 950M 2GB、液晶が15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSは、同じくWindows 8.1 64bitもしくはWindows 7 Professional 64bitを選択可能。この構成で、価格は通常モデルが112,980円、即納モデルが119,980円。GeForce GTX 940M搭載モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210M(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリが4GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 940M 2GB、液晶が15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSは、上記2モデル同様Windows 8.1 64bitもしくはWindows 7 Professional 64bitを選択できる。この構成で、価格は通常モデル/即納モデルともに92,980円。
2015年03月12日●4Kが身近になる高性能ノートPCデルのラインナップに4K表示対応の15.6型ノートPC「Inspiron 15 7000 Graphic Pro」が加わった。高性能なノートPCとしては手頃な価格で、4Kのディスプレイ環境まで手に入るのが大きな魅力だ。2015年1月に発表されたInspiron 15 7000 Graphic Proは、CPUに「Broadwell-U」こと第5世代Core iシリーズをいち早く搭載。2つのモデルがあり、上位モデルの「プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ」は、4K解像度(3,840×2,160ドット)の15.6型液晶、Intel Core i7-5500U、16GB メモリ、AMD Radeon R7 M270といった構成。もう一方の「プレミアム・タッチパネル」は、フルHD解像度の15.6型液晶、Intel Core i5-5200U、6GB メモリなどを搭載している。今回は上位モデルとなるInspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリを試用した。最新CPUと4K液晶の組み合わせながら、132,980円(税別・送料込み)という比較的手ごろな価格で販売されている。■[製品名] Inspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ主な仕様[CPU] Intel Core i7-5500U (2.40GHz)[メモリ] PC3L-12800 16GB (8GB×2)[グラフィックス] AMD Radeon R7 M270(4GB)[ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット)[ストレージ] 1TB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W377.8×D261.2×H19.9mm/約2.11kg[バッテリ駆動時間] 約7時間20分 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 132,980円(税別・送料込み)○4Kの強烈な解像度一番の特徴といえるのが4K対応のディスプレイだろう。標準設定ではWindows 8.1の自動スケーリングによって、アイコンやフォントの大きさはフルHDなど一般的なディスプレイとあまり差を感じない。とはいえ、高精細であるため文字はクッキリし、写真の見た目もグッと美しくなる。また、ディスプレイの設定でスケーリングを100%に変更することで、4Kの解像度をはっきりと体験できるが、正直このサイズではアイコン下の文字は読むのがつらくなるレベル。ウェブサイトの情報も一気に表示できるメリットはあるが、視認性は下がってしまう。このあたりは使いやすいように調整するといいだろう。また、IPSパネルを採用しているため視野角は広く、横から見ても色などの変化はほとんどなかった。このあたりのこだわりは、写真や映像編集向けである「Graphic Pro」カテゴリの製品ならではといえよう。また、光沢仕様なのでコントラストのメリハリは強いが、映り込みはそれなりにある。このほか、タッチ操作もサポートしているが、据え置きで利用する人が多いと思われるモデルだけに出番は少ないだろう。デザインもチェックしよう。大画面のノートPCとしては19.9mmと薄く、箱から取り出したときの印象も「薄い!」と感じたほど。重量も15.6型クラスとしては軽い2.11kg。全体としてスリムなイメージだ。インタフェース類は、左側面にマイク/ヘッドホン入出力、USB 3.0(電源オフでの充電に対応)、HDMI出力を搭載。右側面には2基のUSB 3.0、SDカードスロットを用意している。ワイヤレス通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.0+EDRに対応。11acに対応しているのがポイントといえる。●使い勝手はどうか? ベンチマークで性能もチェック○キーボードの使い勝手は?次はInspiron 15 7000の使い勝手をチェックしよう。キーボードはキー同士の間隔が広いアイソレーションタイプ。キーピッチやキーストロークの数値は公開されていないが、キーピッチは広く、剛性も十分に高い印象だ。バックライトもあり、暗い場所でも使いやすい。その一方で、テンキーがなく、「Enter」キーなど一部のキーは小さめだ。ちなみに、ファンクションキーには音量の調整や外部ディスプレイへの切り換え、輝度の調整といった機能が割り当てられているが、「Fn」キーと「Esc」キーの同時押しで、通常のファンクションキーとしての動作に切り換えられる。○ベンチマークで性能を確かめるスペックはなかなか強力だ。第5世代Core iシリーズとなるCore i7-5500Uは、TDP15Wと低消費電力ながら定格クロックで2.4GHz、TurboBoost動作時には最大3GHzまでアップする。Hyper-Threadingにも対応するので、2コアだが4スレッドの処理が可能だ。メモリも16GBと大容量となっている。ただ、残念なのはストレージがHDDであること。写真や映像編集向けのモデルだけに大容量のストレージが必要なのはわかるが、処理スピードを優先したSSDを搭載できるとよりうれしかった。ここからはベンチマークで性能をチェックしよう。使用したのは、総合ベンチマークソフト「PCMark 8」で、テストに用いたワークロードは「Home accelerated」。定番の3Dベンチマーク「3DMark」でも測定している。PCMark 8ではストレージがHDDということもあり、それほどスコアは伸びていないが、画像処理のPhoto Editing V2ではそこそこ高いスコアとなった。3D性能に目を向けるとGPUにAMD Radeon R7 M270を搭載しているとあって、CPU内蔵のGPUよりも少し上というスコアだ。多くのゲームはプレイできるが、高解像度、高品質な設定でのプレイは厳しいだろう。参考までに「CrystalDiskMark」の結果も掲載する。HDDとしてはごく一般的な数値といえる。Inspiron 15 7000は、13万円台で最新のCore i7、4K解像度環境を手に入れられるコストパフォーマンスの高さが最大の強みといえる。「Adobe Photoshop Elements 13 & Premiere Elements 13」が標準で付属するので、すぐに4Kの解像度を活かした編集作業を楽しめるのも魅力的だ。4K映像やデジタル一眼カメラに興味があり、PCの買い替えを検討しているなら、候補にしたい一台といえる。■[製品名] Inspiron 15 7000 プラチナ・4Kタッチパネル・大容量メモリ主な仕様[CPU] Intel Core i7-5500U (2.40GHz)[メモリ] PC3L-12800 16GB (8GB×2)[グラフィックス] AMD Radeon R7 M270(4GB)[ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶 (3,840×2,160ドット)[ストレージ] 1TB SATA HDD[光学ドライブ] なし[サイズ/重量] W377.8×D261.2×H19.9mm/約2.11kg[バッテリ駆動時間] 約7時間20分 [OS] Windows 8.1 64bit[直販価格] 132,980円(税別・送料込み)
2015年03月09日サードウェーブデジノスとドスパラは6日、将棋ソフト「ponanza」と対局できるイベント「ponanzaに勝ったらノートパソコンプレゼント」を開催すると発表した。開催日時は2015年3月7日と3月8日の11時から20時。場所は東京・秋葉原のGALLERIA Lounge地下1階イベントスペース。今回のイベントは、2014年3月14日から開催される「将棋電王戦FINAL」を記念して開かれる。ponanzaは第2回と第3回 将棋・電王戦でプロ棋士に勝利したソフトだが、イベントでは電王戦本番のPCよりも"スペックを大幅にダウンさせた"ノートPC版「ponanza」との対局となる。参加資格は、参加資格はプロ棋士、女流棋士、奨励会員でないこと。対局に勝利した参加者には、15.6型ノートPC「Critea DX4-クリテア DX4」をプレゼントする。このほか、対局に関する詳細なルールはドスパラのWebサイトを参照してほしい。
2015年03月06日7割が朝の肌に自信なしいかに「朝」を乗り切るか。寝不足や疲れでボロボロの寝起きの顔を、上手くごまかすのは一苦労だ。2月17日、oricon MEは、朝のお肌事情に関する調査を行ったと発表した。同調査によると、朝に他人のお肌チェックをする女性は4割を超えることが判明。また、朝から調子の良い肌をしている「おはよう美人」には、8割強の女性が魅力を感じていることがわかった。朝の肌が見た目の印象を左右すると認識しつつ、6割が朝は肌の調子が良くないとの回答し、さらに7割が朝の肌に自信がないと答えた。「おはよう美人」の“朝の3大習慣”あこがれの「おはよう美人」は何をしているのか。同調査でみえてきたのは、朝食・挨拶・洗顔の“朝の3大習慣”だ。特に朝の洗顔方法に自信のある人は、過半数が「朝の肌の調子が良い」と回答。メイクのノリも満足している人が多かった。同調査では、春先は冷たい空気や乾燥、寒さで血行が悪くなることから、カサカサ肌や粉ふき肌などの肌トラブルを抱える女性が多いことを指摘。ダメージを蓄積している肌には、朝の正しい洗顔方法を身につけることが重要であるとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・oricon ME プレスリリース(PR TIMES)
2015年02月20日TOLOTは、今年で誕生40周年を迎えたコクヨ「キャンパスノート」とコラボレーションしたデザインの「キャンパスノート風フォトブック」を期間限定で提供する。提供期間は2015年12月31日まで。「TOLOT」は、1冊500円(送料無料)でA6文庫本サイズのフォトブックが1冊から作成できるサービス。このたび提供される「キャンパスノート風フォトブック」は、現在発売されている5代目の表紙デザインを再現したフォトブックのデザインキット。「キャンパスノート」の定番カラーであるの赤と青の2色展開で、表紙には自由にタイトルを入力できる。また、フォトブックの作成は、TOLOTのスマホアプリから行える。アプリ内にある「キットから作成」で「キャンパスノート風フォトブック」を選択した後、写真を31枚選ぶと、横罫線ノートを自動配置した"写真入りノート"が完成。写真はすべて見開きの左側に印刷され、右側は罫線幅6mm(B罫)の横罫線ノート欄となる。1ページにつき横罫線21行のスタイルは、市販キャンパスノートのA6サイズと同じ罫幅・行数を採用したものだ。なお、この限定フォトブック作成に用いる「キット」機能が使えるのはスマートフォンアプリ(Android版、iPhone版)のみで、パソコン版は非対応。ノートの罫線はいわゆる「消えるボールペン」などを使った際に強くこすった場合、消えることがあるため注意してほしいとのことだ。
2015年02月20日