森田芳光監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』の公開を記念した“僕達急行ラッピング電車”が運行されることになり、3月3日(土)、神奈川・京急ファインテック久里浜事業所にて、松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨が出席する出発式が行われた。電車は3月4日(日)から京急線三崎口駅から泉岳寺駅間を1日3往復程度運行されている。車外も車内も「僕急」一色のラッピング電車に、松山さんは「まさかこのような電車を作ってもらえるなんてビックリしました。懐かしい写真もたくさん飾られていて、いろんなことを思い出しますね」とニッコリ。瑛太さんは「自分たちの写真が、こんなに貼られる経験はないので…。本当に貴重な機会ですね」と少し照れくさそうだった。大手企業に勤めるマイペース男子・小町圭(松山さん)と実家の鉄工所で働く小玉健太(瑛太さん)。性格は違えど“鉄道好き”という共通の趣味をきっかけに出会った2人が、鉄道愛ゆえの騒動を巻き起こしながら、いつしか周りをハッピーにしてしまう青春コメディ。森田監督によるオリジナル脚本で、構想には10年以上の歳月が費やされた。松山さんは『椿三十郎』『サウスバウンド』に続き、森田監督と3度目のタッグを組み「どの現場でも、監督はとても楽しんでいたし、とても多趣味な方だった。好きなことがたくさんあると、人生は豊かななんだと教えてもらった」。一方、瑛太さんは初の森田組で「とても爽やかな気持ちでいられる現場だった。森田監督は映画と人が大好きな方だった」とふり返る。また、貫地谷さんは「監督は襟まである帽子をかぶって、『よく来てくれたね』って広い心で迎えてくれた」と森田監督の思い出を披露。村川さんは、劇中の「少し好きです」というセリフに対し、森田監督が強いこだわりを持っていたと明かし「直々に演技指導してくださった姿は今も忘れられないですね」と故人をしのんだ。『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表北川景子、恩師・森田芳光との別れに号泣織田裕二らも参列森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」
2012年03月05日突然の訃報に、映画界を中心に各界から悲しみのコメントが寄せられている森田芳光監督。同監督が、デビュー直前に撮影した幻のドキュメンタリー作品『劇的ドキュメント レポート’78~’79』の本編映像が、YouTube公式チャンネル「ぴあチャンネル」にて公開された。追悼:森田芳光『劇的ドキュメント レポート’78~’79』全編公開この作品は、当時雑誌『ぴあ』誌上で行われていた読者投票企画「ぴあテン」「もあテン」の演劇部門で人気を集めていた気鋭演劇人たちを追いかけたもので、「東京キッドブラザース」の東由多加、「四季」の浅利慶太、「空間演技」の岡部耕大、「天井桟敷」の寺山修司、「状況劇場」の唐十郎、「夢の遊眠社」の野田秀樹・・・等々、錚々たる面々の若き日をフィルムにおさめた貴重な1本。当時の熱気溢れる演劇シーンが、生々しくフィルムに刻まれており、日本の演劇シーンを語る上でも非常に貴重な映像といえる。なお、来年3月24日(土)からは遺作となってしまった『僕達急行 A列車で行こう』の公開も控えているほか、これからも森田監督の作品は繰り返し名画座などで上映されることが予想され、文芸大作からコメディ、エンターテインメントまで幅広いジャンルを手がけてきた森田監督の仕事は、氏の死後も映画ファンに愛され続けていくのではないだろうか。
2011年12月23日『家族ゲーム』や『失楽園』、『阿修羅のごとく』などシリアスドラマからヒューマンコメディまで、数多くの名作を世に送り出した名匠、森田芳光監督。昨日、12月20日(火)に急性肝不全のため急逝された森田監督の訃報を受け、『失楽園』で主演を務めた役所広司、そして森田監督の遺作となった来年公開の『僕達急行 A列車で行こう』でW主演を務める松山ケンイチ、瑛太の両名よりお悔やみのコメントが届いた。渡辺淳一原作の男女の不倫ドラマを映画化し、社会現象となるヒットを記録した『失楽園』(’97)。本作で森田監督と共演した役所さんは、このたびの訃報を故・市川森一の告別式のときに知ったといい、「ショックです。自分にとって大切な監督でした。また、森田監督作品に参加するのを楽しみにしていたのに、残念でたまりません」と悲痛な胸の内を打ち明けた。また、公開を待たずして遺作となってしまった『僕達急行 A列車で行こう』。本作は幼い頃から好きだった鉄道を題材に、森田監督がオリジナル脚本で挑んだ渾身の一作である。主演の松山さんは、「いままで毎年のようにオリジナル作品を精力的に作られてきた偉大な監督。そのどれもが監督独特の台詞回しや笑い、思わずニヤリとしてしまうキャラクターに、いつも暖かい気持ちと前向きな気持ちをいただいていました。もう森田監督の新作を観ることができないこと、森田監督と一緒に仕事ができなくなること、もう世の中を独特な視線から見て話している森田監督の言葉が聞けなくなること、そんなことが頭いっぱいに広がってきて、悲しくなります」とあふれる気持ちを吐露。さらに、本作の撮影当時をふり返り「森田監督は、趣味を持たない人間の怖さという話をしていました。趣味を持つことで繋がりができ、つながることで様々な障害やジャンルを越え助け合うことができると解釈しました。その繋がりというものがいま、僕の人生のテーマでもあるし、僕が演じるキャラクターに込めたい想いでもあります。森田監督から沢山のモノをいただきました。これからも森田作品からたくさんのモノをいただくと思います。でも、やっぱり寂しいです。心から監督のご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。瑛太さんは、「突然の知らせにびっくりしています。『僕達急行 A列車で行こう』の公開時には松山くんを交えていろいろとお話をしたいと思っていました。初めてお会いしたときから、映画を愛し、人間を楽しむという森田監督独自の世界観に心を強く揺さぶられていました。監督の作品に携われたことを自分の胸に深く刻んで、これからも俳優として歩んでいきます。心よりご冥福をお祈り致します」と故人を偲んだ。映画『僕達急行 A列車で行こう』は2012年3月24日(土)より全国にて公開予定。ご冥福をお祈りいたします。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感
2011年12月21日東京にいながら京都のおでんやおばんざい(惣菜)、関西名物の鯨料理が楽しめる京料理のお店「京都極み出汁 おでんとおばんざい 『京おばけ』」が、2011年8月19日(金)にEsola池袋にオープンする。・鯨料理日本の食文化である鯨を、部位によって最も美味しい調理法でいただける。鯨は低カロリー・高タンパク質で美容と健康によく、夏バテ気味のあなたには特におすすめ。・京おでん薩摩産本鰹、土佐産目近、北海道産利尻昆布をじっくりと煮出し、香り豊かで上品な味わいのおでん出汁に仕上がっている。特におすすめは、牛のアキレス腱の部分。コラーゲンたっぷりで、ぷるぷるの柔らかい食感が女性にうれしい。また、「京おばけ」はディナーだけでなくランチも展開。メインは肉か魚かどちらかを選ぶことができ、数十種類のおばんざいはなんとビュッフェ形式で頂けるので、昼夜問わずバラエティ豊富な京の味を楽しめそう。
2011年08月16日