11月15日(水)放送のフジテレビ系番組「おじゃMAP!!」では、香取慎吾と山崎弘也が「渡る世間は鬼ばかり」シリーズの脚本家としてお馴染みの橋田壽賀子の自宅を訪問。92歳にして現役で執筆活動を続けている橋田さんの元気と若さの秘訣に迫る。過去に番組共演して以来、公私ともに交流を深めていたという本番組MCの香取さんとゲストの橋田さん。しかし、最近は手紙のやりとりが中心でなかなか会えなかったそうで、今回は久々の感動の再会。番組では、“10個の元気ポイント”を見つけながら、自宅をまわっていく。また、定期的に体を動かしているという橋田さんのマル秘トレーニングを調査!実際に香取さんが挑戦するも、「運動不足だから結構キツい」と早々に音を上げてしまう場面も…。そして、楽しみや生きがいをみつけることが大切と語る橋田さん。「このために働いているようなもの」と語る豪華客船での世界一周旅行のエピソードが披露されたり、香取さんがスマートフォンの使い方を指南し、初めてのTwitter・Instagramを体験したり。さらに、「大阪で食べたお好み焼きが大好きだったけど、最近おいしいお好み焼きを食べていない」という橋田さんのために、香取さん自ら腕を振るう!野菜が苦手だという橋田さん。香取さんならではの愛情と工夫が詰まった特製お好み焼きとは…?また、人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」の誕生秘話も語られる。ロケをふり返って山崎さんは、「最高のロケでした。橋田先生くらいになると、もういろんなものを突き抜けていらっしゃいますね」とコメント。香取さんも「早くその(橋田先生の)境地に達したい」と感想を語っている。橋田壽賀子がゲストの「おじゃMAP!!」は11月15日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月14日芝浦工業大学デザイン工学科の橋田規子教授が、コンパクトで軽い「ミニマルチェアENOTSエノッツ」(岩谷マテリアルより販売中)をデザインし、そのコンセプトおよびデザイン性が評価され、ドイツの『レッドドットデザイン賞2017』を受賞しました。コンパクトであらゆる生活空間にフィットする樹脂製の椅子ミニマルチェアENOTSエノッツは、コンパクトであらゆる生活空間にフィットする樹脂製の椅子を目指し、デザインされました。小さいながら、安定した座り心地を実現。背もたれのカーブが腰の低い位置をしっかりとホールドするため、疲れにくく、小さい座面を感じさせません(座面の高さは、座りやすい約40cm。身長の低い人や、くつを脱ぐ習慣にちょうど良い高さです)。重さは2.1kg。片手で持ち運びできる軽さのため、気軽に出したりしまったり、置き場所の移動もラクにできます(積み重ねられるため、パーティーなどの来客用ストック椅子として収納場所をとりません)。世界3大デザイン賞『レッドドットデザイン賞2017』を受賞同賞はドイツの「iFデザイン賞」やアメリカの「IDEA賞」と並び、世界3大デザイン賞として世界的に最も権威のある賞の一つです。なお、本ミニマルチェアは2015年にグッドデザイン賞を、2016年に公益社団法人日本インテリアデザイナー協会のJIDAWARD(インテリアプロダクト部門・部門賞)も受賞しています。下記リンクでは、橋田教授が今までにデザインしたプロダクトの写真が見られます。エモーショナルデザイン研究室ホームページ製品情報価格:8,000円(税別)サイズ:幅36cm×奥行き33cm×高さ56cm(座面高さ40.5cm)重量:2.1kg(垂直耐荷重100kg)(8脚まで積み重ね可)カラー:ホワイト、グレー、オレンジ、グリーン(4色)材質:本体/ポリプロピレン・ガラス繊維、脚キャップ/ポリエチレン製品ページ
2017年07月26日俳優・鈴木亮平が、5月10日(火)に行われた「第24回橋田賞」に出席。ドラマ「天皇の料理番」秋山周太郎役で個人賞を受賞した報告と、弟を演じた佐藤健との“兄弟”受賞の喜びを自身のブログで語った。TBSドラマ「天皇の料理番」は、大正・昭和時代に宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた直木賞作家・杉森久英の小説が原作。妻と家族と師と仲間に支えられ、夢を信じ、料理を愛しぬき、天皇の料理番まで上り詰めた男の生き様が描かれ、涙と感動を誘うとともに大人気に。昨年開催された「東京ドラマアウォード2015」でも作品賞・主演男優賞を含む4部門制覇という快挙を成し遂げたことが記憶に新しい。そんな話題作で、役作りのために20キロの減量を行い、ひときわ注目を集めた鈴木さん。今回の受賞について「映画の賞というのは大々的に行われるものも多いですが、テレビドラマの賞というのはそれほど多くはないので、こんなに栄誉ある賞をいただけて、素直にとっても嬉しいです」と喜びを述べ、「それもこれも、『天皇の料理番』を愛してくださった皆さんのお陰です」と感謝。さらに「個人的には、何よりも、弟を演じた健と同時に受賞できたというのが本当に嬉しかった。あのお互い大変だった撮影の日々を思うと、こうして素晴らしい賞までいただいているいまが夢のようです」と、弟・篤蔵を演じた佐藤さんとの“兄弟”受賞に感動しているよう。同時に個人賞を受賞するというコンビネーションを見せた2人だが、実は今週の5月14日(土)には、互いの主演作が同時に公開日を迎える!佐藤さんは、宮崎あおい、濱田岳らと共演した『世界から猫が消えたなら』。鈴木さんは、監督・福田雄一によるファン待望の続編にして、柳楽優弥ら新キャストが加わってパワーアップした『HK/変態仮面アブノーマル・クライシス』が公開と…何かと縁が深い。「兄弟揃って14日公開!いやもちろん、並べて語るのもおこがましいくらい規模もジャンルも大違いの映画ですけどね(笑)でも、なんだか不思議な縁という気がして嬉しいです」と想いを明かし、「というわけで、今日もカウントダウン行きますよ。世界から猫とパンティーが消えるまで、あと4日!!」と、両作品に熱い気持ちを込めたコメントでブログを締めくくった。『世界から猫が消えたなら』は5月14日(土)より全国にて公開『HK/変態仮面アブノーマル・クライシス』は5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日俳優の佐藤健と鈴木亮平が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。2人は、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』での演技を認められ、橋田賞を受賞。ドラマ自体も、「夢を掴み取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と評価され、同賞を受賞した。主人公・秋山篤蔵を演じた佐藤は「このような素敵な賞をいただいて大変光栄です」と感激。「『天皇の料理番』という作品に出演できたことを大変うれしく思います。と共に、今後も見てくださる方々の心に深く残り続ける作品作りを目指して、精進していきたいと思っています」と語った。篤蔵の兄を演じた鈴木も「主役を演じた佐藤健と一緒にこのような賞をいただけてうれしい限り」と喜びを表現。「僕の役は自分の夢をあきらめて弟に夢を託すという役で、弟に対して手紙を書くシーンが多かったのですが、手紙の中での『夢に向かって努力して苦しめることは幸せなことなのだ』というセリフが今でも忘れられない。苦しいことがあるたびにそのセリフを思い出します」と言い、「自分の中でとても大切な作品になっています」と感慨深げに話した。「『天皇の料理番』だけは見ていた」という脚本家・橋田壽賀子氏は、佐藤に対し、「若い時から年寄りまで一生懸命なさっていたのがすごい好感が持てて、ファンになりました」と告白。鈴木に対しても、「役のためにお痩せになったんですって? そんなこと私できない。なんて真面目な人が世の中にいるんだろうと感動した」と同ドラマのために20キロ減量した役者魂をたたえた。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『天皇の料理番』、佐藤、鈴木のほか、『あさが来た』(NHK)、脚本家の大森美香氏、古沢良太氏、女優の岸本加世子、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日女優の小芝風花が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席。橋田賞を受賞したNHK連続テレビ小説『あさが来た』の代表として、受賞の喜びを語った。『あさが来た』は、実業家であり女子教育にも尽力したヒロイン・あさを丁寧かつ魅力的に描き、「多くの視聴者の関心を集めた」と評価され、橋田賞を受賞。あさの娘・千代を演じた小芝は「お母ちゃんじゃなくてごめんなさい。娘の千代ですいません。波瑠さんじゃなくてごめんなさい」と謙虚にあいさつした上で、「台本をもらうたびにワクワクしていたので、素敵な賞をいただけて本当にうれしく思っています。これからも頑張ります」と述べた。同ドラマのオリジナル脚本を手掛けた大森美香氏も同賞を受賞。「スタッフ、キャストのみなさんと共に、日本の朝を明るくする話をどうにか毎日届けたいという気持ちで書かせていただきました」と思いを伝え、「スタッフ、キャストのみなさん全員と一緒にいただけた賞だと思っています。うれしくて今も胸がドキドキしています」と喜びを爆発させた。脚本家・橋田壽賀子氏が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『あさが来た』、大森氏のほか、『天皇の料理番』(TBS)、俳優の佐藤健、鈴木亮平、女優の岸本加世子、脚本家の古沢良太氏、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日女優の吉田羊が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席。先月11日発売の『週刊ポスト』でHey!Say!JUMP・中島裕翔との"推定20歳差熱愛"が報じられて以来、初の公の場となったが、交際報道には言及しなかった。吉田は、2015年10月期のドラマ『コウノドリ』(TBS)での演技をはじめとする本年度の活躍を評価され、橋田賞新人賞を受賞。「身に余る素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます」と喜び、演じた小松留美子役について「幸せを感じる役。そんな役はほかにはありませんでした。私がこの役を演じて感じた幸せが見ている方にも伝わって賞につながったのかなと思っています」と感慨深げに語った。また、授賞式の中で脚本家・橋田壽賀子氏が「『天皇の料理番』以外、テレビを見ていない」と暴露したことから、「ちょっと複雑な気持ちではありますが」と笑いを誘い、「橋田先生に見ていただける作品に出られるよう邁進していきたいと思います」と決意を伝えた。授賞式終了後、熱愛について質問しようと報道陣が詰め寄るも、関係者に囲まれながら、ほかの受賞者とは違う出口へ。厳重警戒の中、無言のまま会場を立ち去った。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。受賞者には置時計と賞金100万円が贈られた。
2016年05月10日「第24回橋田賞」が3月31日に発表され、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』(TBS)などが受賞した。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。『あさが来た』は、実業家であり女子教育にも尽力したヒロイン・あさを「丁寧かつ魅力的に描き多くの視聴者の関心を集めた」と評価され、同作の脚本家・大森美香氏も受賞。『天皇の料理番』は、「夢をつかみ取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と認められ、主人公・秋山篤蔵役の佐藤健、篤蔵の兄役の鈴木亮平も受賞となった。そのほか、『居酒屋もへじ』(TBS)などで活躍する女優の岸本加世子、『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ)などの脚本家・古沢良太氏も選ばれた。最高賞の橋田賞大賞は該当者なし。橋田賞新人賞は女優の吉田羊、橋田賞特別賞は女優の三田佳子に決定。吉田は『コウノドリ』(TBS)での演技をはじめとする2015年度の活躍、三田は長年にわたってテレビドラマに貢献してきた功績が認められた。授賞式は、5月10日に都内で行われ、受賞者には置時計と賞金100万円が贈られる。
2016年04月01日ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルの放送を前に1月26日(月)、脚本の橋田壽賀子と石井ふく子プロデューサーが揃って記者会見に出席。本作の大黒柱の岡倉大吉役の宇津井健が昨年、亡くなってから初めての放送となるが、改めて宇津井さんとの思い出を語った。1990年から2011年まで計10シリーズが放送され、その後も2度にわたってスペシャルドラマが放送されたが昨年、物語の軸となる岡倉家の父・大吉を演じてきた宇津井さんが逝去。今回のスペシャルドラマでは、年の瀬に大吉が急逝したという設定で、5人の娘たちが大吉亡き後の岡倉家の「これから」について話し合うさまを、昨今、大きな問題となっている相続をテーマに描き出す。宇津井さんは、第1シリーズから第7シリーズまで大吉を演じてきた藤岡琢也が2006年2月に病気のために降板(その後、同年10月に逝去)した後を継いで、大吉役を演じてきたが、昨年3月に82歳で亡くなった。橋田さんは、宇津井さんとの思い出を尋ねられると、「主人(※元TBSプロデューサーの故岩崎嘉一氏)の『赤い』シリーズにも出られていて、家族同士で付き合いがありました」と明かし、その後もいくつもの橋田さんの作品に参加してきたことにも言及し、藤岡さんの降板に際して「(大吉役を)お願いしたら気持ちよく引き受けてくださいました」とふり返る。石井プロデューサーは「藤岡さんが亡くなられて、『どうしましょうか?』と話した時に同時に(石井さんと橋田さんが)宇津井さんの名前を申し上げました」と明かす。長年、藤岡さんが演じてきただけに、宇津井さんが急に本シリーズに参加することの難しさを推察しつつ「最初にリハーサル室に宇津井さんが入る時に、みんなが『お父さん、おかえりなさい!』と言ったんです。それを聞いて『やろう。やらなくてはいけない』と思ったと、のちに仰っていました」ととっておきのエピソードを明かした。現在もスタジオでの撮影が続いているが、石井プロデューサーは「(現場に)宇津井さんの写真は飾っておりません。それを見たらみなさん、セリフを喋れなくなると思ったので」と説明。「厨子(ずし)にお父さんとお母さん(の位牌)を入れています。唯一、お父さんの仕事着を飾らせていただいております。お父さんの話が出ると、次の言葉が出なくなる、つらい感じが見えました。やはり、我慢している部分はありますが、なるべくみなさん、明るくやっていただこうと進めています。いろんなことを個々に思っていると思います」と宇津井さんのいない現場の様子について語ると共に、俳優陣の胸の内を推し量った。なお、橋田さんによると、ドラマは大吉が亡くなって数か月後から始まり、大吉が亡くなる描写や「娘たちが『お父さん…』と泣くシーンはない」という。「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルは2月16日(月)21:00~、2月23日(月)21:00~の2週連続で放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルが2週連続で放送となるのを前に1月26日(月)、TBSにて脚本の橋田壽賀子と長年タッグを組んできた同作品の石井ふく子プロデューサーが報道陣の取材に応じた。1990年から21年にわたって計10シーズンが放送され、その後も2012年、13年にスペシャルドラマが放送され、計505回で平均視聴率は20.5%という驚異的な数字を記録。一家の大黒柱である岡倉大吉を第1シーズンから第7シーズンまで藤岡琢也が演じてきたが、藤岡さんが2006年2月に病気のために降板し、同年10月に亡くなった後、宇津井健が“2代目”として演じてきた。その宇津井さんも昨年3月に逝去。宇津井さんの死後、初めての放送となる今回、大吉が年の瀬に急逝したという設定で、5人の娘たちが岡倉家、大吉が遺した小料理屋「おかくら」の“これから”について話し合うことになる。新たな“3代目大吉”を立てるのではなく、大吉が急逝したという設定について石井プロデューサーは、橋田さんと話し合い「3人目はやめよう。お父さんへの娘たちの気持ちをドラマにしようと決め、大黒柱を立てないことにしました」と説明。過去には、岡倉家の母を演じた山岡久乃、そして藤岡さんとドラマ進行中にメインキャストが亡くなったが、橋田さんは宇津井さんの死を受けて「3人が亡くなって、『やめよう』と決めたんですが、どこに行っても『鬼』はいつやるの?と聞かれるんです。しまいにはやらないと悪いような気がしてきて…(苦笑)。20年前は若かった世代(=嫁の立場)が、いまは“鬼”の世代(=姑の立場)になってきて、これから新しいドラマができるのでは?と思った時に会社からお話をいただきました」と一度はやめようと思った本シリーズを新たに書くことになった経緯を明かす。その上で「いま、一番問題になっている『相続』を書かせていただきたいと思った」と5人の娘たちが、大吉が遺した遺産をどのように相続していくかが大きな軸となっていると語った。石井プロデューサーは88歳、橋田さんは90歳だが、2人ともこの日の会見でも年齢を全く感じさせないハキハキとした口調で報道陣の質問に答えていく。何歳まで現役で執筆を続けるつもりか?という質問に橋田さんは「もう90ですから老衰ですよ…」とボヤきつつも口調は元気そのもの。「まだ書きたいことがある内は、会社が『書かせてやる』と言ってくれる限りは書きたい」と宣言。実際、家族の問題についてはまだまだ書きたいことがあるようで「当主がいなくなったらおしまいと思ってたけど、家族がいっぱい育ってる。老人問題、子どもの育て方…他にも書きたいことがあったら、(新作ではなく)『鬼』で書くのが楽なので(笑)、それが一番かと思ってます」とさらなる続編も示唆した。本作の25年だけでなく、橋田さんはキャリアを通じてずっとホームドラマを書き続けてきた。昨今では刑事ドラマや医療ドラマが視聴率を獲得し、以前よりもホームドラマが製作されることが減っているが、橋田さんは「私はホームドラマしか書けないし、好きなんですね。『うちでも同じことが』という投書をいただきますが、この(ドラマの)家族はこうやって解決したと出すことで、身近に感じてもらえるのでは?」とホームドラマの意義を語る。長年にわたって、橋田さんのドラマを支え続けてきた石井プロデューサーは「何でもない普通のドラマを書ける作家がいなくなった。橋田さんはそれが書ける。すごいことです。(25年前に本シリーズを)始める時に2人で『これでダメならやめよう』と言ってたんですが、まだまだ!」と時代が進んでも、世の中はまだまだホームドラマを必要としていると熱く語った。「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルは2月16日(月)21:00~、2月23日(月)21:00~の2週連続で放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日