俳優の水嶋ヒロが1月9日(木)、主演作『黒執事』のジャパンプレミアに出席。約3年ぶりの俳優復帰作だが、当初は本作への参加を固辞しており「いま思うとバカだった」と反省しきり。「間違いなく一番思い入れが強い作品。この勝負に勝ちたいです」と宣言した。知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいてパーフェクトな完全無欠の“悪魔の執事”セバスチャン(水嶋さん)と、魂の契約を交わした少女・幻蜂汐璃。汐璃はある復讐のために、セバスチャンは彼女の魂を喰らうために、2人は女王から命じられた巨大な謎の解決に挑んでいく。枢やな氏の人気コミックをオリジナルストーリーで実写映画化した。東京・渋谷公会堂で行われたジャパンプレミアには水嶋さんを始め、幻蜂汐璃を演じる剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が集結!さらに来日中の英国人歌手ガブリエル・アプリンによる主題歌“Through the ages”の生披露もあり、観客2,000人のボルテージは早くも最高潮に。水嶋さんは主演に留まらず、共同プロデューサーとして企画段階から参加しており「作品のために多くの時間を費やした。俳優として、そしてクリエーターとしてできる精一杯の努力を重ねたつもり。すでに映画をご覧になった方から、涙が出そうなほど嬉しい言葉もいただき、僕にとっては大切な作品」と感慨しきりだった。一方、剛力さんは男装の令嬢という役どころで「初めての経験で、難しいこともたくさんあった」と述懐。それでも「水嶋さん演じるセバスチャンのおかげで、私も汐璃と向き合うことができた。現場でも水嶋さんは、先頭に立って、引っ張ってくださり、支えてくれた」と“座長”に対し最敬礼だった。伊武さんからは「本当に面白い作品。これは絶対に続編ができる」と絶賛の声があがり、大谷監督も「ぶっちゃけ、続編が撮りたい」と早くも意欲満々。これには水嶋さんも大感激の様子で「今年の目標ですか?僕にはこの映画をヒットさせることしかないです」と力強くアピールしていた。『黒執事』は1月18日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:黒執事 2014年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 枢やな/スクウェアエニックス(C) 2014 映画「黒執事」製作委員会
2014年01月09日俳優で演出家の江守徹が、ローランド・エメリッヒ監督の最新作『もうひとりのシェイクスピア』を「これはもうひとつのシェイクスピア劇だ」と絶賛している。イギリスを代表する劇作家シェイクスピアによる名作の数々は、実際には別人が書いていた…。そんな大胆な仮説に切りこむ歴史ミステリー。江守は俳優として、舞台『オセロ』『マクベス』『リチャード三世』といったシェイクスピア作品に出演。また、初の演出作品に『ハムレット』を選ぶなどシェイクスピアに造詣が深い。その他の画像映画は現時点でシェイクスピアの名作を代筆した“最有力候補”と目される貴族作家・オックスフォード伯が自身の名誉を封印した物語を、エリザベス一世との愛憎、宮廷を舞台にした政治謀略の渦などを交え重厚に描く。江守は「エリザベス女王役のヴァネッサ・レッドグレイヴに先ずはびっくり」と現在75歳のベテラン女優にも賞賛の声を寄せる。江守をはじめ、各界の著名人も本作を絶賛しており、シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と賛辞を送る。また、宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー。美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とこちらも手放しの高評価。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で“別人説”を否定こそしているが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がり。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と映画そのものの完成度に舌を巻いている。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー文:内田 涼
2012年12月17日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど、人気だけでなく高評価も得ているNHKのコント番組が、ついに映画化!こちらを記念して、新キャスト・小池徹平のインタビューをお届け!●放送開始から足掛け8年目になる「サラリーマンNEO」ですが、小池さんはこの劇場版で初参戦ですね。オファーをいただいた時点で番組に関する知識がゼロに近い状態だったので、“コント番組の映画化って、どういうことだろう?”と困惑しました。しかもキャストが実力派の俳優さんばかりと聞いて、さらに混乱して…。最初に台本を読んだときの感想は“理解できない”でした(笑)。●ワケのわからないキャラが突然、出てきたりしますからね。だから、まずは勉強しないといけないな、と。シーズン5までのDVD-BOXを2週間くらいかけてイッキに観ました。●関西人の小池さんにとって、ほぼ標準語で芸人を起用しないコントは、いかがでした?もともと、こういったサラリーマン系のコントが大好きなんですよ。だから、DVDを最後まで見終えたときにはすっかりファンになってしまいました。そこで改めて台本を読み返してみたら、今度は“なんて面白い作品に、巡りあえたんだ!”という感動が(笑)。●新城はNEOのことを知らない観客にとっての、先導役のような役目も担っていますね。ドラマとコントを繋ぐための重要なポジションですね。だから僕は個性派たちの中にあって、あえて普通に徹することで観客と作品のパイプ役になることを意識しました。●普通でいることの難しさもあったのでは?川上くん(沢村一樹)のような面白キャラが横にいると、引っ張られそうになっちゃいますからね。そこは前に出たい気持ちをぐっと抑えて。本当はツッコミたいんですよ。ボケをほっておけないタイプなので(笑)。●新城単体のギャグでは、太鼓の達人を叩くシーンが印象的です。あれ、めちゃくちゃ練習したんです。手の皮がむけるくらい何時間も何時間も。最終的には音楽を聴きながらエアーで叩けるレベルまでいきました(笑)。●不本意ながらNEOビールに入ったことでアンニュイな表情だった新城が、働くことの楽しさに目覚めていくという点が、ストーリーのキモになっていますね。そのためにも前半でキャラを立たせておくことを意識しました。最初はどこか同僚や先輩を見下す感じで、中盤からは皆と歯車が合ってきて、終盤の居酒屋のシーンにつながっていく。僕、あの居酒屋のシーンが大好きなんです。自分のやっている何気ない仕事がサラリーマンたちに元気を与えているんだと実感する…。人間臭くて、とてもいいんですよね。●完成した映画を観て、イチNEOファンとしての感想は?ちゃんと1つの話になっていてよかった(笑)。ドラマとコントが上手く混ざり合っていて、最後は元気をもらえる作品になっていたし、オチもNEOらしくて、よかったと思います。●続編もぜひ観てみたい!いいですね! 今度は全然ジャンルの違う会社を舞台にして、まったく違う役をやってみたい。NEOの世界観なら、なんでもアリですから。作品情報『 サラリーマンNEO 劇場版(笑) 』監督:吉田照幸出演:小池徹平、生瀬勝久、伊東四朗、大杉漣、篠田麻里子、郷ひろみ、麻生祐未、宮崎美子、平泉成、沢村一樹、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、マギー、山西惇、田中要次、八十田勇一、池田鉄洋、中山祐一朗、中村靖日、野間口徹、深水元基、原史奈、奥田恵梨華、金子さやか、中田有紀、コンドルズ、瀬戸カトリーヌ、冨士眞奈美配給:ショウゲート11月3日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年10月31日水嶋ヒロが脚本を手がけ、自身も出演もしている「GIRL NEXT DOOR」のシングル楽曲「Silent Scream」のプロモーションビデオが、アジア最大級の短編映画の祭典「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」のミュージックShort部門で優秀賞に輝いた。1999年に誕生し、今年で13年目となる本映画祭。ミュージックShort部門は、ショートフィルムの視点からクリエイターの手によるミュージックビデオ作品をセレクトする。今年はいま最も人気の韓流スター、チャン・グンソク主演の作品や栗山千明が自らの楽曲を基に主演した作品など、質の高い作品が集まったが、『Silent Scream/サイレントスクリーム』に栄冠が渡った。「Silent Scream」はGIRL NEXT DOORの11枚目のシングル曲。自分の進むべき道に苦悩する主人公のアキと、謎の仮面男との出会いを描き、“本当の自分とは?”と世に問う。『タイヨウのうた』に『ガチ☆ボーイ』、『FLOWERS -フラワーズ-』などの話題作を世に送り出してきた俊英・小泉徳宏がメガホンを取った。俳優としての活動に加え、ポプラ社小説大賞受賞作での鮮烈な小説家デビューに雑誌編集長就任など、多彩な活躍を見せる水嶋さんだが、初めて原作および脚本を手がけたPVが国際的な映画祭で優秀賞受賞とまたひとつ、勲章が加わった。今回の受賞に際して水嶋さんからは「この度は、多大なるご評価を頂き誠にありがとうございます。GIRL NEXT DOORさんのミュージックビデオには、以前から大変刺激を受けておりました。そんな自分に、原作・脚本、さらには出演のお話を頂けたのは、とても光栄なことでした。その上、このような栄えある賞を頂戴し、本当に嬉しく思っております。主演の千紗さん、小泉監督をはじめ、この作品に携わった全ての方々と喜びを分かち合いたいです」という喜びのコメントが到着。アキ役で主演を果たした千紗さんは「この度、『ショートショート フィルムフェスティバル』でたくさんの賞がある中、『ミュージックShort部門』で、私たちの作品が優秀賞を頂くことになり、本当に驚いています。そして、なによりも嬉しさと喜びで胸がいっぱいです。今回の作品は、小泉監督をはじめ、水嶋ヒロさんに脚本・出演まで携わって頂き、私にとってものすごく学ぶものが多く、刺激あるものになりました。そもそもミュージックビデオで自らが役を演じるドラマ仕立ての撮影は初めてのことだったので、とても楽しみでした。そして、現場に入っても本当に温かいスタッフさんに囲まれて、監督とは何度も何度も納得いくまでやりとりさせていただきました。また、1週間という短期間ではありましたが、幼少に習っていたバレエを一生懸命練習し、皮がむけるほどトゥシューズを履き、無事撮影終了後バレエの先生と抱き合って涙した瞬間はいまでもハッキリと覚えています。この作品に関わった全ての方に感謝します。ありがとうございます。自分にしか分からない自分。誰にでもあると思います。そんな自分にしか分からない“心の叫び”に耳を傾けてみてください。この作品を通して、感じることは人それぞれだと思います。何か感じてもらえれば嬉しいです」と感謝の思い、撮影時の苦労、そして喜び、作品に込めた思いを明かしてくれた。小泉監督は「映像は所詮、無形のもの。この数か月、その事に無力感を感じてきました。でもこの先、人がそれを必要とするときがきっと来る。今回頂いた素晴らしい賞は、ボクにとっての狼煙です。本当に本当にありがとうございました」と喜びを語ると共にさらなる飛躍を誓った。8月1日(月)からは来年の映画祭での上映作品の公募がスタート。すでに来年に向けた戦いは始まっている。せっかくだから次は、“監督”水嶋ヒロの作品もぜひ見てみたい気もするが…。今後の活躍に期待したい。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アジア最大の短編映画祭が閉幕グランプリはドイツ・スイス合作押井守監督、3D作品に辛口評価も!3D映画の今後を熱弁田中要次、韓国でやってみたいことは…ズバリ植毛!短編映画が日韓観光のかけ橋に短編映画の祭典が開幕!佐藤浩市が復興プロジェクトに“手”だけ出演映画でもう一度日本をアピール!観光庁とのコラボでショートフィルムを制作
2011年07月05日水嶋ヒロが原作、脚本、出演をしていることで話題の「GIRL NEXT DOOR」のミュージックビデオが、6月16日(木)より開幕する「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」に出品されることが明らかになった。米国アカデミー賞公認のアジア最大級のショートフィルムの祭典として知られるSSFF&ASIAの中で、トップアーティストのミュージックビデオ、楽曲を基に製作されたオリジナルショートフィルムを紹介する「ミュージックShort部門」。特に、特別プログラムとして開催される「ジャパンミュージックShortプログラム」、「韓国ミュージックShortプログラム」では、楽曲を提供するアーティストはもちろん、ビデオに出演するキャストにも人気のトップ俳優たちがズラリ。水嶋さん原作、脚本によるミュージックビデオは、GIRL NEXT DOORの「サイレントスクリーム/Silent Scream」を基に作られた作品で、ボーカル・千紗を主演に、自らの進む道に悩むアキが謎の仮面の男との出会いによって生まれる束の間の物語が描かれる。作家、編集者と多岐にわたる活躍を見せる水嶋さんの俳優復帰作となった本作。シンガーソングライターのYUIを主演に迎えて瑞々しい青春を切り取った『タイヨウのうた』をはじめ、『ガチ☆ボーイ』、『FLOWERS -フラワーズ-』と話題作を手掛けてきた小泉徳宏監督がメガホンを握る。そのほかに、女優、アーティストとして活躍する“クールビューティ”栗山千明が、皮ジャンにミニスカートのマブイ女=クローン人間を演じ、自らの「母体」を救出するという物語を描いた「コールドフィンガーガールROCK SHORT FILM」、「美男<イケメン>ですね」などのヒットドラマで日本でも人気の韓流スター、チャン・グンソクを主演に迎えた「Every Little Thing」の「STAR/MOON」なども注目を集めそう。「Superfly」の「Ah」を使用した「既日食の午後に」(仮題)はいまだキャストや作品の詳細は不明だが、誰を起用してどんな物語が紡がれるのか?期待して待ちたい。「韓国ミュージックShortプログラム」では、ソ・イングク、女性歌手グループの「Wonder Girls」といった今後、日本でもブレイクが期待されるアーティストの作品がリストに名を連ねており、新世代のスターたちに熱い視線が注がれそうだ。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011は6月18日(木)より開幕。■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年05月12日NHKの中で異彩を放つ人気コント番組「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として映画化されることが決定!さらに、小池徹平がこの劇場版に“新入社員”として参戦することも明らかになった。2004年に単発の実験的番組として開始された「サラリーマンNEO」だが、NHKらしからぬコント中心のコメディ番組として瞬く間に人気を呼び、2006年からレギュラー化。沢村一樹が当たり役の“色香恋次郎”として男の色気で次々と女性を魅了し、問題を解決していく“セクスィー部長”をはじめ、シュールなコントが絶大な支持を集め、2007年・2008年と2年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙も成し遂げた。もはやサラリーマンの定番ともなった、この異色のコント番組がついに映画化!かつての植木等主演の『無責任』シリーズや、西田敏行の代表作『釣りバカ日誌』シリーズのように、日本のサラリーマンに笑いと活力を授けるべくスクリーンに進出することに。オリジナル番組の世界観そのままに、ドラマ的ストーリーを加えてスケールアップした劇場版では、新入社員である小池さんとクセのある課長・生瀬勝久が、どうにも噛み合わない上司と部下のやり取りを展開。業界5位のビール会社NEOビールに入社した新入社員が、老け顔の同期・早川と共に理不尽な課長、5年も契約が取れない営業の川上らが揃う営業一課に配属されるのだが…。もちろん、沢村さんらオリジナルのメンバーも出演。個性的なキャラクターたちがスクリーンを所狭しと駆け回る。小池さんは「この作品で、みなさんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています。この気持ちが伝わる素敵な映画だと思うので、ひとつひとつ、一日一日を頑張ります」と熱い意気込みを語る。また、本作のプロデューサーからは、「日本の元気はサラリーマン・OLの元気から始まる。不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱えることになりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております。多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになって頂けたら幸甚です」と本作に懸ける思いを明かしてくれた。小池さんと言えば、ブラック会社(問題企業)に入社し、追いつめられつつも成長していく主人公のサラリーマンを演じた『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』で、スクリーンで強烈な印象を残したが、本作ではどんなサラリーマン姿を見せてくれるのか?生瀬さんとの強烈であろう掛け合いにも注目!『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年04月13日水嶋ヒロが、このたび新たに創刊されたライフスタイル誌「GLOBAL WORK」の編集長に就任。創刊および編集長就任に際してのコメントと共に、東北地方太平洋沖地震からの復興に向けたメッセージを寄せてくれた。俳優として人気絶頂のさなか書き進め、ペンネーム「齋藤智」で執筆した処女小説「KAGEROU」が第5回ポプラ社小説大賞を受賞。その後、本名の「齋藤智裕」名義で刊行されるやいなや、たちまちベストセラーとなり、鮮烈すぎる作家デビューを飾った水嶋さん。最近では「GIRL NEXT DOOR」の新曲のPVの原作、脚本を担当し自らも出演するなど多彩な活躍を見せているが、そんな彼の新たな挑戦の場は、いま、業界全体が不況の嵐に見舞われ、危機が叫ばれている雑誌メディアだった。「GLOBAL WORK」は、20代〜30代の男女をターゲットに、「心地よいライフスタイルをenjoyしてほしい」という思いから、カジュアルウェアブランド「GLOBAL WORK」などを展開する株式会社ポイントより、本日3月31日(木)に創刊される。毎年3月と9月に発売され、創刊号では水嶋さんが「今こそ、ハードワークを。」というテーマで経営学者の米倉誠一郎と対談を行っている。また、特別顧問として「BRUTUS」の編集長を務め、「Casa BRUTUS」創刊も手掛け、「VOGUE」、「GQ」といった人気雑誌の編集長も兼任してきた編集者の斎藤和弘を迎え、藤本やすしがアートディレクターを務め、ファッションだけでなく幅広いカルチャーを取り上げた誌面となっているという。本誌の公式サイトでは、水嶋さんと斎藤さんの対談や、“編集長”として編集会議に臨む金髪&無精ひげの水嶋さんの姿を捉えた動画などが公開されている。水嶋編集長は「震災からもうすぐ3週間が経とうとしています。いまも深刻な状況におかれている方々のことを思うと心が痛みます。このお話を頂戴し、実際の編集に携わっていたときは、当然ではありますがこのような事態は想像もしておりませんでした。また、こういった時期の創刊に、躊躇する気持ちもありました。ですが、編集長という大役を仰せつかり、多くのクリエイターの方々と何度も編集会議やアイデアの精査を重ね、そこで生まれた新しい価値観やメッセージを、みなさまに届ける可能性のことを思いました。たとえほんのわずかであっても、みなさまの明るさや前向きさ、そして未来への力に繋がっていくとしたら…。これほど有難いことはありません。皆様の1日も早い復興を心からお祈りしております」とのコメントを発表。なお、株式会社ポイントは、3月19日(土)から5月8日(日)までの全国の同社の各店舗(被災地店舗を除く)の売り上げの一部を、被災者支援のために寄付すると共に、同誌の売り上げの一部も救援活動のために役立てていくことを発表した。次々と新たな境地を切り拓いていく水嶋さん。編集長としての挑戦からも目が離せない。「GLOBAL WORK」は全国の書店および「GLOBAL WORK」店舗にて発売中。■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント中村蒼水嶋ヒロの“作家転向”に「ただただビックリ」桐谷健太が即興でラップ披露!男たちで埋まった客席は大興奮向井理が半裸でVサイン!水嶋ヒロはギター練習『BECK』メイキング映像が到着川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?
2011年03月31日先週末、熱狂と興奮の中で公開を迎え、期待通り初登場1位を記録した『BECK ベック』の水嶋ヒロ、向井理、桐谷健太のクランクインの際の映像を含む、本作のメイキング映像が到着した!ハロルド作石による人気漫画を映画化した本作。何の変哲もない日々を過ごしていたコユキ(佐藤健)が、N.Y.帰りの天才ギタリスト・竜介(水嶋ヒロ)との出会いをきっかけに音楽に目覚め、少しずつ天性の歌声を覚醒させ、仲間たちと共に音楽の世界でのし上がっていこうとする姿を描いた青春ストーリー。今回到着した特別映像でまず映し出されるのは、水嶋さん、向井さん、桐谷さんのクランクインの様子。地下のライヴハウスで3人はスタッフの拍手に迎えられ、撮影をスタートさせた。劇中の演奏スタイル、半裸(もちろん金髪!)でメイキング用のカメラの前に現れた向井さんは、日夜のベースの練習で「指がボロボロです」と苦笑いを浮かべつつ、Vサインをこちらに向け「楽しみですよ」。ところ変わって画面に映るのは、池のほとりでギターを練習に励む水嶋さん。その表情は真剣そのもの!向井さんはというと、映画に登場する白いオウムのペイジにかまっている。実は動物が「大好きです」という向井さん。ちなみに、初日舞台挨拶でも話題にのぼったが、このオウムのペイジの劇中の“声”は水嶋さんが演じている。そして映像の最後では、桐谷さんのラップのシーンが登場!身振り手振りを加えながら、熱い歌声を響き渡らせる桐谷さん。実際の映画で映し出されるのとは違った角度からの映像だが、このメイキングでも、強い思いが伝わってくる。『BECK ベック』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?水嶋ヒロ、佐藤健らバンドメンバーの感謝の言葉に汗びっしょり!水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待水嶋ヒロ『BECK』でのカツラ着用をカミングアウト
2010年09月07日映画『BECK ベック』が9月4日(土)に公開を迎え、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理らキャスト陣と堤幸彦監督が登壇しての舞台挨拶が行われた。「9月4日という日はこれから忘れられない日になると思う」(向井さん)、「命を賭けてやりました。(初日を迎えて)素直に嬉しい」(桐谷さん)など、それぞれに初日を迎えた感慨を口にする中で、異彩を放ったのがコユキ(佐藤さん)とサク(中村さん)の同級生・弘美を演じた倉内沙莉。「みなさん、残暑お見舞い申し上げます!この映画を観て、私は原作を読み返したくなりました。みなさん、本屋へレッツゴーです!」とホワンとした口調で呼びかけ、会場はどよめいた。これに触発され(?)、堤監督も「気に入った方はもう一度、映画館にレッツゴーです!」と語り笑いを誘った。キャスト陣に劇中のオススメのポイントを尋ねると水嶋さんは「スペシャルゲストを探すのが楽しみだと思います。一人挙げるなら、有吉さんとか」と“隠れゲスト”の存在を見どころにあげた。佐藤さんは、自身と真帆役の忽那汐里のキスシーンについて「本当に申し訳ありません」となぜか謝罪を連発しつつ「キスの瞬間、後ろの信号が青から黄色、赤に変わるんです」とかなり細かいシーンに言及。桐谷さんは、自身が演じる千葉が働くラーメン屋の店主の「前髪に注目してほしい」とのこと。また、中村さんはエンドロールにも表示されない、自身が特別に声優を務めたシーンの存在を告白。「平くん(向井さん)のバンドがライヴの後に帰るとき、竜介(水嶋さん)が入ってくるんですが、そのときの平くんの後ろにいるバンドメンバーの声をやってます」と明かした。そのセリフはと言うと「あっ」というひと言のみ!堤監督曰く「たまたまです。そこにいたから」。向井さんは八王子のスタジオでの撮影に触れ「たまたま、マキシマムザホルモンさんがそのスタジオで練習されてて、監督が交渉して出てもらいました」と明かした。カンニング竹山はコユキにギターを教える斎藤を演じたが「斎藤研一を演じました…」と自己紹介した直後、「いま、隣りで向井くんが『研一っていうんだ…』って言いました」と寂しそうに“告発”し会場は笑いに包まれた。最後に佐藤さん、中村さん、桐谷さん、向井さんからリーダーとしてバンド、そして撮影を引っ張った水嶋さんにひと言。「また共演してください」(佐藤さん)、「超好きです」(桐谷さん)、「今日という日を迎えられたのは水嶋さんのおかげです」(中村さん)、「またメシ食いに行きましょう」(向井さん)といった仲間たちの言葉に水嶋さんは「何とも言えません…まさかの流れですね」と汗びっしょりで照れくさそうな表情を浮かべていた。『BECK ベック』は全国にて公開中。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待水嶋ヒロ『BECK』でのカツラ着用をカミングアウト桐谷健太の熱きラップ炸裂!!『BECK』ライヴハウスでの演奏映像が到着水嶋ヒロ、佐藤健ら「BECK」が音楽の聖地に集結!
2010年09月04日ハロルド作石の同名コミックを基に、音楽という絆で結ばれた若者たちの友情と成長を描く青春ストーリー『BECK』。いまをときめく豪華若手俳優たちが結集する中、水嶋ヒロが演じたのはニューヨーク帰りの天才ギタリスト、竜介だ。佐藤健扮する平凡な男子高校生・コユキに音楽の魅力を示し、バンドの世界へと導いていく竜介は、水嶋さんにとって「自分自身の体験を引っ張り出してきて演じることもあった役」だという。「竜介はギタリストとして優れている一方、弱い人間でもある。そんな自分を強く見せていたり、それでも弱い部分が出てきてしまったりという彼の人間臭さが僕にとっては魅力でしたね。僕も竜介も同じ帰国子女ということで、気持ちの伝え方が分からなくて戸惑っているところにも共感できました。バンドのメンバーたちに本心を見せなかったり、つらく当たってしまうところなど、帰国子女ならではの感覚に近いものを感じましたね」。累計発行部数1,500万部を超える大人気コミックが原作であるだけに、ビジュアル面の役作りにも心を砕いた。「映画に関わる全員の中に、“なるべく原作コミックと一緒にしよう”という共通の意識がありました。それは衣裳や見た目も同じことで、僕自身も撮影に向けて調整していきましたが、竜介の場合、“どう見ても眉毛が細いな、コイツ”と(笑)。なので、まずは眉毛をブチブチと抜くことから始めましたね。まだ『MR.BRAIN』(TVドラマ)で林田という役を演じている最中のことだったんですが、どうしても眉毛を抜きたくなってしまって。でも、林田は前髪の長いキャラクターだったので、眉毛が隠れていてよかったです(笑)。あと、竜介の長髪は、撮影中に大変だったことの1つでしたね。暑いし、時間が経つと気が遠くなってくるんです。喋ると髪の毛が口に入ってきちゃいますし、慣れるのが大変でした」。天才ギタリストという役柄に真実味を持たせるべく、撮影前からギターを特訓。「竜介という役を通して表現すべきギターパフォーマンスを目指しました」とふり返る。「竜介の自信満々な雰囲気を出せるよう、短い期間ですが工夫して効率よく練習しました。練習期間は1か月半もなかったくらい。しかも毎日練習できたわけではなく、回数にすると本当に少なかったです。もちろん大変でしたが、頑張るしかなかったですね」。撮影現場では仲間たちと作品を作り上げる一役者であると同時に、場を牽引する主演俳優でもあった。「常に凛としていたいなとは思いましたし、オンオフのスイッチはきちんと入れるよう心掛けていました。やることをやって結果を残していかなければ、誰も付いて来てくれませんから」と語る一方、仲間との距離を感じさせる竜介としての在り方も意識したという。「共演のみんなとは1つの目標を共有する仲間でしたから楽しくやっていましたが、その中で意識したのは、少しだけ距離を取ること。ほかの現場では周りと密に話し合ったりしますが、あえてそのプロセスを省き、竜介特有の浮いている感じや陰につなげられればいいなと考えていた自分もいます。もしかしたら、(佐藤)健は別の現場にいるときの僕との違いに気づいていたかもしれません。もう3作目の共演なので」。※水嶋ヒロロングインタビューをシネマカフェにて掲載中シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」(photo:Yoshio Kumagai/text:Hikaru Watanabe)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待水嶋ヒロ『BECK』でのカツラ着用をカミングアウト桐谷健太の熱きラップ炸裂!!『BECK』ライヴハウスでの演奏映像が到着水嶋ヒロ、佐藤健ら「BECK」が音楽の聖地に集結!水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント
2010年09月02日映画『BECK ベック』の特別先行上映舞台挨拶が8月28日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、主演の水嶋ヒロが劇中でカツラを着用していたことを公の場で初めてカミングアウトした。同名人気漫画を原作に、バンドに青春をかける若者5人の姿を描いた本作で、水嶋さんはニューヨーク帰りの天才ギタリスト・南竜介に扮し、原作の竜介の髪型そのままの、肩下まであるワンレングスの長髪姿を披露している。衝撃の告白は挨拶のラスト。「先ほど友人の子供と電話で話をしていて『ヒロくん、髪型似合わないよ』って言われたんです。素直な子供に言われてショックを受けました」と苦笑いで告白。舞台上に立てられていた同映画のボードにある竜介を横目で見ながら「だから、この髪型はカツラだということを発表させてください。この作品のピースの1つとして夏の暑い日に付けて頑張ったので、みなさんの周りでそういうことを言う方がいたら『カツラを頑張って付けたんだ』と伝えてください」と切々と(?)呼びかけた。一方、挨拶では水嶋さん、佐藤さんら“BECKメンバー”それぞれが、20〜30代に向けた応援メッセージを伝える同映画の新聞広告(21日付け全国紙で掲載)のパネルを紹介。それぞれの役柄に合わせて作成された広告のキャッチコピーが読み上げられる中、佐藤さんは『本当に平凡な人生だった…あの男に会うまでは』というコピーについて、「憧れってすごく大きいんだなと思いました。みなさんも人とかモノ?はないかもしれないけど、何かに憧れることが変わるきっかけになるかも」。桐谷健太は、自ら『オレの場所は、いったいどこにある』と読み上げて観客の笑いを取りつつ「人と比べる必要はない。ありのまんまでいればいいってことですね。ホンマそう思います」。桐谷さんに続いて向井理も自ら「自分の未来をあきらめたくない」と渋い声で読み上げ「(向井さんが演じた)平は心にポッカリ開いていた穴が、メンバーに会って埋められた。俳優もそうですが、人間はひとりだけじゃ作品は作れないってことですね」と語りかけていた。この日の先行上映はピカデリー1、2、3の3スクリーンを史上初めてジャックし、約2,000人が鑑賞した。『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:桐谷健太の熱きラップ炸裂!!『BECK』ライヴハウスでの演奏映像が到着水嶋ヒロ、佐藤健ら「BECK」が音楽の聖地に集結!水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月29日映画『BECK ベック』の試写会が8月18日(水)、東京・北の丸公園の日本武道館で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健らメーンキャストをはじめとする11人が勢揃いした。ハロルド作石の同名人気コミックを原作に、天性の歌声を持つコユキ(佐藤さん)、天才ギタリスト・竜介(水嶋さん)らバンド「BECK」を組んだ若者5人が音楽に情熱を注ぐ姿を描く青春音楽ムービー。“音楽の聖地”での一般向けとしては初の試写会で、ファン約6,500人が集結。水嶋さんは「スタッフ、キャストみんなで全身全霊を込めて作った作品を聖地でいち早く観ていただける。反応が楽しみ」。佐藤さんも「とてもドキドキして不安もありますが、僕たちの青春が詰まった熱い作品です」。向井理も「このメンバーでここに立つことができて幸せです」と胸を張った。ドラム担当のサクを演じる中村蒼は「この日を1年前から楽しみに待っていました」と緊張気味に切り出すと、「に…日本武道館」と噛んでしまい、会場から「可愛い〜」の声援を浴びて照れ笑い。バンドのムードメーカー的存在・千葉を演じる桐谷健太は、体を横向きから正面へよじらせる“ステージパフォーマンス”を見せながら「武道館〜!」と絶叫し、「一度これ、やってみたかった」とニッコリ。佐藤さん演じるコユキにギターを教える役で出演しているカンニング竹山も「呼び捨てにすんな!一度武道館でキレてみたかった」とそれぞれ会場の笑いを誘った。ほかに忽那汐里、松下由樹、水上剣星、倉内沙莉、堤幸彦監督が出席し大きな盛り上がりを見せた。映画『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:水嶋ヒロらBECKメンバー5人が青春熱血トークHMV渋谷ラストイベント奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月18日映画『BECK ベック』とCDショップ・HMVのコラボレーションによるトークイベントが8月1日(日)、この22日(日)に閉店する東京・HMV渋谷店で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、向井理、中村蒼の主要キャスト陣が顔を揃えた。同ショップが撮影協力したことから、同店のラストイベントに、5人がひと役買ったもの。水嶋さんは「学生時代の思い出が詰まった場所」。佐藤さんも「埼玉出身で、この仕事を始めてから一時期、埼玉から通っていた頃、渋谷は乗換で降り立って歩きつくした。まさにここら辺は青春。庭と言いますか、どこも知っています」と閉店を惜しんだ。本作は、ハロルド作石の同名人気コミックを原作に、天才的ギターテクニックを持つアメリカ帰りの青年・竜介(水嶋さん)、隠れた才能を持ったコユキ(佐藤さん)らバンド活動にのめり込んでいく若者たちの姿を描く青春群像劇。音楽つながりで自身にとっての思い出の曲やいま、好きな曲を司会者から聞かれると、水嶋さんは「エミネムの『Not Afraid』。エミネムが好きで、ヒップホップで育ってきた。この曲を聴くとテンションが上がり、助けられる」。佐藤さんは「いま、友達として仲良くしているバンドでONE OK LOCKの『完全感覚Dreamer』」。桐谷さんは「THE BOOMと矢野顕子さんが歌っている『釣りに行こう』。中学3年生のときに、初めて友達からもらったCDだった。優しい曲で凄い好き」。向井さんは「ジャミロクワイの『Travelling Without Movin』。ベースの低音が好き。中学校の頃からジャミロが好きで、『BECK』をやってこれを聴いて、ジャミロのベースが上手いなぁと思って」。中村さんは「KREVAの『My Life』。いまを一番楽しんでいこうって歌詞があるんですが、僕もそう思って生きていけたら」と、それぞれの青春やいまについて思い入れタップリ。一方で、思い出の場所について聞く質問に、水嶋さんは「昔、サッカーをやっていたので母校のグラウンドですかね」としみじみ。桐谷さんは「いまが青春でいまを生きたい、大事にしたい」と熱血トーク。ほかの4人の温かい笑いを誘い、限定100人の観客から「かっこいい!」の声援を浴びて、照れ気味だった。映画『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko saito)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:奇跡の出会い!オアシス、レッチリにディランも…『BECK』アルバム発売決定!キャスト陣来場!『BECK』スペシャルイベントに5組10名様ご招待
2010年08月01日水嶋ヒロ、佐藤健に向井理、桐谷健太、中村蒼など、旬の若手キャストを揃えて人気コミックを映画化し、製作が発表されて以来、話題を呼んでいる『BECK ベック』の特報映像が到着した!本作は、平凡な人生を送ってきた高校生のコユキ(佐藤さん)が、天才ギタリスト・竜介(水嶋さん)との出会いをきっかけに音楽の世界に足を踏み入れ、その天性の声を武器に仲間たちと共に苦難を乗り越え、活躍していくさまを描いた青春映画。これまで、セリフの入っていない短い特別映像が公開され、水嶋さんや佐藤さんがギターをかき鳴らす姿や、髪を金色に染めて半裸でベースを演奏する向井さんの姿などが公開されていたが、このほどセリフの入った特報映像が到着。“平凡”を絵に描いたような日常を送っていたコユキが、竜介との出会いを通じ、彼の熱い言葉に突き動かされ、音楽に目覚めていく様子が伝わってくる。『ROOKIES−卒業−』とはまた違ったタイプの高校生を演じている佐藤さんに注目!オープニングテーマに決まったレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Around The World」にエンディングテーマのオアシスの「Don’t Look Back In Anger」が響き渡り、いやがうえにも期待が高まる!『BECK ベック』は9月4日(土)より全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送る映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」爆発あり、ツッコミあり 水嶋ヒロら『BECK』メンバー会見の生の声を動画でお届け!水嶋ヒロ、報道陣を口説き落とす?佐藤健、桐谷健太らBECKメンバー集結!【文豪を演る】インタビューvol.1 向井理 as 太宰治 「素の自分?秘密です(笑)」
2010年04月26日今年、俳優の水嶋ヒロとの結婚を発表し、その席でデビュー翌年より患ってきたバセドー病の治療に専念するために年内での歌手活動の休止を明かした、人気絶頂の歌姫・絢香。11月に大阪城ホールで、水嶋さんも見守る中で行われた、無期限活動休止前のラスト・ワンマンライヴ「MTV Unplugged」の模様を収めた『MTV Unplugged ayaka-cinema edition-』が、2010年1月5日(火)〜12日(火)までの8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて劇場公開されることが発表された。ライヴ映像を収めた作品といえば、今年急逝したマイケル・ジャクソンのロンドン・ライヴのリハーサルの様子を映した『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の爆発的ヒットが記憶に新しいが、日本人アーティストのライヴが開催から2か月足らずで劇場公開されるというのは異例のこと。このラスト・ライヴは1万人規模の観客を集めて行われたアコースティックライヴ。絢香が小学5年生のときに初めてライヴを観にきた“特別な場所”である大阪城ホールで開催され、これまでに数々のトップ・アーティストたちが築いてきた「MTV Unplugged」の輝かしい歴史に、絢香が新たな1ページを刻んだ記念すべきライヴでもある。絢香はライヴ中、「今日という日をすごく楽しみにしていた」と笑顔を見せ、「言葉だけじゃ伝えきれない“ありがとう”という想いを1曲1曲に込めて歌いたい」と語り、客席からは大歓声が沸き起こる。フロアには熱い興奮が充満し、思わず息を飲むような迫力ある絢香の歌声が、しっとりと会場を包み込んでいく。「ラストライヴであると同時に、新たなスタートだと思いながら歌っていた」というこちらのライヴの模様が、劇場用のオリジナル編集と、高音質5.1chサラウンドにて、全国の劇場の大スクリーンで甦る!『MTV Unplugged ayaka-cinema edition-』は2010年1月5日(火)から1月12日(火)までの8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:MTV Unplugged ayaka-cinema edition- 1月5日から1月12日まで8日間限定で新宿ピカデリーほか全国にて公開© TSUKASA
2009年12月11日その端正かつフレッシュな笑顔と人懐っこいキャラクターで、幅広い世代から高い支持を集める小池徹平。昨年公開された『ホームレス中学生』など、実年齢よりも若くて愛らしい役を演じることの多かった彼が、サラリーマンに変身!新境地となる主人公・マ男を演じた、“お仕事” エンターテイメント『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を通して垣間見える、彼の“仕事愛”とは――。第一印象は「タイトル長い!」何を置いてもタイトルのインパクトが先にくる本作だが、台本を受け取ったときの小池さんの感想も「まず、非常にタイトルが長いなと(笑)」とのこと。「“ブラック会社”だから、重い映画なんちゃうかな?と思いながら読んだのですが、実際はタイトルとは全然違う中身で。マ男という青年は良くない環境の中で耐えて頑張っていくという役で、いじめられたりもするけど、それが変に重たくもなく、間にCGや完全に笑いのシーンが入ってたので、いい意味で軽く観られる映画になるかなと思いました」。ニート歴8年、引きこもりという一人の世界から、会社という集団社会へと飛び出すマ男。急激な環境の変化に立ち向かうマ男という役に、小池さんはどうアプローチしたのだろう?「“ニート”の捉え方は人によって違うと思うんですけど、今回は分かりやすい表現にした方が、マ男が徐々に成長していったときとの差がつけやすいと思って、髪もボサボサでだらしない、ただ資格を取ったことがすごいというような、小さな世界で満足しているような男を演じようと思ったんです。ちょうどこの撮影の前に、(佐藤祐市)監督とは別の作品で仕事していたので、いい意味でフランクな状態で撮影に入れました。何でも悩みをぶつけられたので、衣裳合わせの段階で話し合いをして、自分の中で役を固めることができましたね」。佐藤監督(『キサラギ』)の得意分野であるシチュエーション・コメディ方式で、“会社”という狭いシチュエーションの中で物語は進行する。いわば擬似“会社”体験を通して、小池さんが感じたことは?「勤める場所によって、こんなにも自分のやりたいこともできない人がいたり、こんなにつらいことってあるんだなって思いました。役者の仕事をしていると、いろんな人に会う機会があるけど、会社勤めのサラリーマンの方は何年もずっと同じ場所で同じ人たちと一緒に仕事をするという環境で大変だなと。僕は耐えられないなと思ったし、あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じましたね」。とは言え、俳優という仕事でも当然のことながら、上下関係、人間関係での苦労もなきにしもあらず。もし、悪態をつくだけのリーダー(品川祐)や出世欲の塊・木村(田中圭)のような同僚がいたら…?「あんなのがいたら嫌ですよね(笑)。リーダーとかずっと『バカバカ』言ってるし、木村くんも嫌らしい奴じゃないですか?絶対イヤですね。はっきり『お前嫌い!』とか言いそうで、耐えられないですね。でもそれが本当に自分がやりたい仕事だったら我慢できるけど…、あの環境はひどいですよ。僕はマ男より意志が弱いかもしれないですね。マ男はすごいと思いますよ、ほんまに強いですよね!」。意外にも(?)感情を素直に出してしまう様子の小池さんだが、そういう“人間関係”で言うと、今回の撮影現場はいっさい気を遣うことはなかったとのこと。「本当にみなさん自由な方で、B型の集まりみたいな(笑)。話をしている途中でも漫画を読みたくなって、急にスタジオの中に入っていって読みに行ったりする人がいたり。まとめ役は監督しかいないですよね」。「働くことが好き!」その原動力は支えてくれるファンの存在そもそも、何のために働くのか?人間関係、やりがい…そんな根本的な質問が自らに返ってくる本作。「働くことが好き」と迷わず語る小池さんだが、その原動力はどこから来ているのだろうか?「やっぱりファンの人たちに支えられているのが大きいです。僕も何かを与えたいと思いますし、みなさんがそれに対して応えてくれてるのですごくいい関係だと思うんです。支えられて頑張れるというのは、本当にあると思います。それを踏まえた上で言えば、身近にいるマネージャーの存在は大きい。家族や友達に言えないことを言えますし、仕事の悩みとか、現場での自分を一番見ているので、どういうふうに持っていこうという目標がちゃんと見えてる仕事のパートナーです。体調面からメンタルの面も支えてくれる存在ですし、多々助けられてます」。この映画が観る者を前向きにさせてくれるのは、何よりもそんな小池さんのストレートなエネルギー。それでは、小池さんがこれから目指す“仕事”は?「これって限定すると、それしか出来ないような役者になるのはすごく嫌で。去年『ホームレス中学生』で13歳の役をやったときに、実年齢よりも10歳下の年齢ということで大丈夫かなと思ったんですけど、実際に撮影して完成したときに、すごくいい作品になったので、はなから『無理』って思うのは良くないなとそのときに思ったんです。そう言った時点で可能性を狭めるような気がするので、いただける役はどんどんやりたいし、経験した上で自信を持てたら、自分のやりたい役が見えてくるのかなと思います。『限界』って言ってしまったら限界ですからね」。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:会社員のホンネをチェック!『ブラック会社』レビュー・コンクール大賞決定小池徹平&マイコ、田辺誠一らが語る、“限界”&“仕事”とは?撮影現場映像が到着映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月19日水嶋ヒロ、佐藤健に桐谷健太、中村蒼、向井理という若い層に絶大な人気を誇る若手俳優が共演、しかも劇中、この5人がバンドを組むということで大きな注目を集める映画『BECK』。2010年の公開に向け、この7月から撮影が始まっているが、本作の中でも最大規模のロケシーンである音楽フェスのライヴシーンの観客役となるスペシャルサポーターの募集がこのほど開始された。撮影は新潟県湯沢町にて、日程は2回に分けて行われ、第1クルーは7月28日(火)〜29日(水)、第2クルーは7月29日(水)〜30日(木)で両クルーとも午後から翌朝の明け方に撮影が行われる予定。現地へは、新宿、池袋、上野、さいたま、横浜、新潟、長岡、前橋、高崎から出発するサポーター専用のバスで移動が行われる。交通費は自己負担となるが、当日は水嶋さん、佐藤さん、桐谷さん、中村さん、向井さんによる「BECK」のライヴシーンの撮影が行われ、参加者にはオリジナルのTシャツがプレゼントされるほか、本作のDVD化の際に、名前がクレジットに掲載される。ハロルド作石の原作による人気漫画を映画化した本作。アメリカ帰りのギタリスト・竜介(水嶋さん)とバンド未経験ながら天性の声を持つコユキ(佐藤さん)が仲間を募って結成したバンド「BECK」の成長が描かれるが、ライヴシーンは言うまでもなく、映画の中でも重要な意味を持つ、見どころのひとつ。夏の音楽フェスが盛り上がりを見せるこの季節、劇場で映画を観る前に一足早く、生で「BECK」を体感してみては?応募登録は公式サイト募集ページにて。『BECK』は2010年秋、全国にて公開。『BECK』スペシャルサポーター募集概要場所:新潟県湯沢町日程:<第1クルー>7月28日(火)〜29日(水)<第2クルー>7月29日(水)〜30日(木)時間:午後過ぎ〜翌朝5時ごろを予定内容:音楽フェスにおける観客役人数:<第1クルー>500名(予定)<第2クルー>2,000名(予定)※交通費などは自己負担となります。両日参加の場合、個別にご登録ください。詳細は映画公式サイト内の登録ページにて。『BECK』スペシャルサポーター募集ページ■関連作品:BECKベック 2010年秋、全国公開
2009年07月10日