日本有数の生マグロの水揚げ量を誇る、東北を代表する魚市場である塩釜水産物仲卸市場は、昨年10月に続く新ゾーン『セブンストリート第二区』の4店舗を開業し、併せて急回復するインバウンド需要と地域若年層を含めた旅行需要の最大化を狙い、複数の新しいチャレンジを発表させて頂きます。復興庁ハンズオン支援による同事業は、復興庁・塩竈市等の協力と、専門家として商業施設のコンサルタントである株式会社トリニティーズから引き続きアドバイスを受け、3年目となる支援の総仕上げとして世界のお客様をお迎えする日本を代表するShiogama Fish Parkを目指して参ります。復興庁支援プロジェクトで、 新店舗・チャレンジ・地元アーティストとの取組を発表<NEWS TOPICS>1. 新ゾーン『セブンストリート第二区』&BBQテラス開業2. 新・東北名物へ『マイ海鮮丼』訴求&新サイネージ導入3. 新方式の『チャレンジショップ』・地元アーティスト廃材作品展示4. 新ゾーン開業記念イベント、地元酒屋の共同プロジェクト等が登場5. 海外向け広告&地元有力インフルエンサーを活用したSNSの配信6. DX&キャッシュレスを推進、AIカメラ分析活用&PayPayキャンペーン【新店舗・試食会参加店】※店舗名/提供メニュー◆羽釜ごはんでたべる食堂部/羽釜で炊いたご飯と干物定食◆うなぎと竈いくら 山都/いくら丼、ウナギ丼◆韓国料理かおり/韓国家庭料理◆マルシェ食堂/多国籍料理<2023年度・新店舗について>復興庁によるハンズオン支援と並行し、昨年より新店舗の誘致とセブンストリート区画での新たなフードコート型店舗運営を順次行ってまいりました。仙台市内の有名ラーメン店「だし廊」新業態「だし廊-SaKaNa-(サカナ)」等魅力的な店舗ラインナップでこれまでにOPENしております。提供価値のコア:魚を買う目的がなくても、楽しみのあるエンタメスポット2023年度は上記のテーマをさらに強め、魚料理にこだわらない店舗を提案し、地元・宮城/塩釜エリアの食の楽しみを最大限提供し様々なお客様にお応えします。昨年に引き続き、新たに様々な業種業態を誘致して、近隣の方の日常使い・周辺ワーカーへのランチ需要への提供、カップルやインバウンド需要での週末の旅行からご家族連れへの飲食対応まで、魚の卸売を継続しつつ、来て・見て・買って・美味しい市場を目指します。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月05日月24日から福島原発の処理水の海洋放出が始まったことで、中国は日本産水産物の輸入を全面的に停止しました。今も輸入停止が続いています。農林水産省によると、’22年の水産物の輸出先は中国が1位。輸出額は871億円で、水産物輸出全体の22.5%にのぼります。品目別ではホタテが467億円、ナマコが79億円、カツオ・マグロ類が40億円。水産業は大きな販路を絶たれ、大打撃を受けています。そんななか、国内での販路を広げようといち早く動いたのは、北海道函館市でホタテ加工業を行う「きゅういち」。9月4日に消費者向けのネット通販サイトをオープンすると10日間で1千700件以上の注文があり、1千500万円を超える売り上げがあったそう。今も、ホタテ貝柱3kgが1万2千円(送料込み)など、割引価格で販売中です(セール価格は10月20日現在、税込み、以下同)。ホタテ輸出額の8割を占める北海道も、9月15日に「食べて応援!北海道」キャンペーンを発表。北海道庁の地下食堂で行うホタテフェアが好評のほか、国内外に18店舗を展開するアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」でもキャンペーンを開催中です。■東京電力は禁輸措置被害も賠償する予定また、東京都も「食べて応援!海の幸キャンペーン」を10月27日~12月8日に実施します。都内の対象店で水産物を食べ、auPAY、d払い、PayPay、楽天ペイで払うと、最大30%のポイント還元が、決済サービスごとに1千ポイントまで受けられます(1㌽は1円相当)。お得においしく食べることで、水産業者を応援できるなんてうれしいですね。ほかにもJA全農が運営するネット通販サイト「JAタウン」では、送料が無料になる「水産物キャンペーン」を11月末まで実施中。北海道産いくら醤油漬け1キロgが1千円引きなどセール品も多数並んでいます。打撃を受けた地域をふるさと納税で応援しようという動きも。北海道別海町は10月から引き上げる予定だった寄付額を一部据え置き、返礼品に「ほたてを食べて応援緊急支援の品」をそろえて、支援を呼び掛けています。さらに、くら寿司では9月22日から「日本の漁業を応援キャンペーン」として「国産肉厚ほたて」(1貫280円)を全国展開。セブン-イレブンでも10月17日から「北海道産帆立使用 ほたてめしおむすび」(237円)や「北海道産ほたてのクリームグラタン」(572円)を全国で販売するなど、さまざまな店舗でおいしい水産物を目にする機会が増えるでしょう。東京電力は中国の禁輸措置による被害も賠償するといい、国は9月2日漁業関係者などに200億円規模の追加支援を決めました。ですが、水産業の被害は日本全国に及ぶため、支援が行き届くかは不透明です。私たちはおいしい水産物をお得にたくさん食べて、水産業を応援しましょう。
2023年10月27日三方を海に囲まれた千葉県には、美味しい海の幸が豊富にあります。その中で今回は東京湾で採れる海の幸にスポットをあて、千葉ブランド水産物の「竹岡つりタチウオ」、「大佐和漁協江戸前あなご」、「三番瀬ホンビノス貝」に加え、これから新たな特産品を目指す「江戸前オイスター」などの旬を迎えて美味しくなる海の幸を紹介します。メイン画像《今が旬!東京湾で獲れる絶品ブランド水産物》■千葉ブランド水産物とは千葉県は、四季を通じて様々な水産物が水揚げされるとともに、水産加工業も盛んであり、全国でも有数の水産県です。数多くの県産水産物の中でも、全国に誇りうる優れたものを広く県内外にアピールするため、平成18年に「千葉ブランド水産物認定制度」が創設されました。令和4年11月に、千葉県木更津市の陸上養殖場で養殖され、冷凍せず消費地に届けられる「木更津おかそだちサーモン」、銚子の漁師飯としてなじみのあるキンメダイの姿煮を商品化した「銚子つりきんめ姿煮浜のかあちゃん仕立て」、銚子漁港で水揚げされたヨシキリザメを使用した「プレミアムふかひれ姿煮」の3品が新たに加わり、合計34品になりました。いずれも、漁業者や加工業者のたゆまぬ努力、創意工夫の積み重ねが詰まった逸品ぞろいです。【鋭く美しい輝き 高鮮度で脂が乗った“竹岡つりタチウオ”】富津市の竹岡漁港には、浦賀水道付近で漁獲される脂の乗った高品質のタチウオが水揚げされます。その中でも12月から2月に獲れた1kg以上のものは、「竹岡つりタチウオ」として、平成30年度に千葉ブランド水産物に認定されました。日本刀のように鋭く光る魚体が特徴で、釣り漁法で1尾ずつ丁寧に釣り上げられたタチウオは、傷やスレが少なく、漁場が近いため鮮度もバツグン。特に脂の乗りがいい12月から2月までが旬とされています。首都圏の寿司屋や高級日本料理店でも提供されている高級食材です。竹岡つりタチウオタチウオ漁の様子■県庁のおさかな博士のひとくちコメント!おさかな博士タチウオは煮ても焼いても美味しい魚ですが、特におすすめは焼霜造り。身の甘味に炙った皮目の香ばしさが加わり、究極の旨さが味わえます。■新鮮なタチウオを都内で購入できる日本一の魚屋!<根津 松本>今日本で獲れる最高に美味しい魚を仕入れることから、食通の間では「日本一の魚屋」と呼ばれている「根津 松本」。1月から2月までは千葉ブランド水産物「竹岡つりタチウオ」も購入できます!根津 松本所在地: 東京都文京区根津1-26-5HP : 【江戸前の代表格“大佐和漁協江戸前あなご”】富津岬近くの大佐和漁協の漁業者が漁場にこだわり、アナゴ筒で漁獲しているアナゴは、脂の乗りと鮮度の良さで評価が高く、活魚で通年出荷されています。平成19年度に「大佐和漁協江戸前あなご」として、千葉ブランド水産物に認定されました。アナゴ筒漁は、餌を入れた筒を1本ずつ海底に沈め、翌日に引き上げる漁法です。大佐和漁協では、筒の水抜きの穴を大きくして小さなアナゴが逃げられるようにするなど、資源管理に取り組んでいます。大佐和漁協江戸前あなご■千葉の「はかりめ」とは?「はかりめ」とはアナゴのことです。アナゴの形状や体の斑点が、昔市場で計量に使われていた棒はかり(はかり目)に似ていることが語源と言われています。煮ても、焼いても、揚げても、刺身でも美味しく、種類が豊富な「はかりめ料理」の中でも、甘辛く煮たアナゴを丼に盛り付けた「はかりめ丼」は、富津市のご当地グルメとして大人気の一品です。■はかりめ丼が食べられるお店<寿司・活魚料理 いそね>秘伝のタレを絡ませた定番丼と塩とレモンで味付けした丼がセットの二色丼が楽しめます!二色丼所在地: 富津市岩瀬993-4HP : ■県庁のおさかな博士のひとくちコメント!おさかな博士江戸前寿司として、穴子の握りは欠かせません。旨味を凝縮させた“ツメ(タレ)”を塗った穴子を味わうと、その店の寿司に対するこだわりが伝わってきます。富津市が誇る絶品「はかりめ料理」を皆さんも是非!【大粒美味!新たな千葉の味“三番瀬ホンビノス貝”】東京湾北部の船橋、市川沖にある三番瀬周辺で漁獲される大粒のホンビノス貝は、平成29年度に「三番瀬ホンビノス貝」として、千葉ブランド水産物に認定されました。もともと日本には生息していない貝でしたが、三番瀬周辺で十数年前から漁獲されるようになり、現在では県内や首都圏のスーパーでも販売されている千葉県の新名物です。通年で流通されるほか、ふなばし三番瀬海浜公園など潮干狩り場で採ることもできます。漁業協同組合では、殻長3センチ以下の小型貝の採捕を禁止するなど、資源維持に努めています。三番瀬ホンビノス貝■三番瀬ホンビノス貝を使った日本一のクラムチャウダー「963」船橋市で飲食店を展開する「株式会社963(くろさん)」が開発したクラムチャウダーが話題沸騰中です。全日本クラムチャウダー選手権2連覇に加え、本場アメリカの大会でも優勝した逸品。三番瀬ホンビノス貝や発酵バターなどの厳選素材で作った濃厚でコクある出汁のクラムチャウダーを、是非ご賞味ください!日本一のクラムチャウダー所在地 : 船橋市本町2-27-20オンラインショップ: ■県庁のおさかな博士のひとくちコメント!おさかな博士粒が大きくて味が濃く、出汁もしっかりとれるので、味噌汁や酒蒸し、クラムチャウダー、パスタと、いろいろ楽しめます。コスパの良い、東京湾を代表する貝として認知されてきたのではないでしょうか。ホンビノス貝の味噌汁《富津から新たな特産品を!牡蠣が苦手な人も驚く!?濃厚で甘い“江戸前オイスター”》さまざまな河川が流れ込み、栄養豊富な東京湾。富津市の新富津漁業協同組合では、その環境をいかし、2018年から「江戸前オイスター」と名付けたカキを養殖しています。海外で主流のシングルシード方式を採用して丁寧に育てられたカキは、身入りが良く肉厚、クリーミーで濃厚な味わいが特徴です。その味わいから高い評価を受け、現在は、県内の飲食店はもとより、東京、神奈川、愛知、沖縄などへ販路を拡大中です。組合では今後、11月から1月の旬の時期のみならず、通年出荷による全国的なブランド展開を計画しています。江戸前オイスター「江戸前オイスター」誕生の立役者、新富津漁協の浅倉さんに「江戸前オイスター」誕生秘話や特徴についてお聞きしました。浅倉さん新富津漁業協同組合浅倉 正信(あさくら まさのぶ)さん「江戸前オイスター」の仕掛け人で、名づけ親。2018年に新富津漁業協同組合の新たな産物をとのことで、牡蠣の養殖を開始。未経験から試行錯誤を重ね「江戸前オイスター」の誕生に漕ぎつけた。現在も生産量の増加と美味しい牡蠣を追い求め、改善と開発に力を注いでいる。ー「江戸前オイスター」の誕生について牡蠣養殖を始めたのは2018年です。元々、海苔の養殖を主に行っていたのですが、近年の不作の影響で漁業者も激減し、何か他の産物がないかを考えていました。当初は、わかめや昆布も養殖してみたのですが、思うように需要が伸びず、メインとなる食材を探している中で、元々富津の海に牡蠣が生息していたことは知っていたため、牡蠣に目をつけ、養殖を始めました。ブランド化を目指し、養殖を始めて3年目には「江戸前オイスター」と命名しました。ー「江戸前オイスター」の特徴についてまず、養殖方法に特徴があります。他県の多くで行われている養殖方法は縄などを使った垂下式の方法ですが、「江戸前オイスター」はカゴを使った方法で養殖しています。垂下式は縄に複数の牡蠣を付着させて育てますが、「江戸前オイスター」は小さいときからカゴの中で1個ずつバラバラで養殖するため、牡蠣同士がぶつかり合い余分な付着物がつきません。そして、カップが深い形の殻になり、殻に対しても身がしっかりと詰まった牡蠣を作ることができます。更に、1カ月に1回、陸上で洗浄するなど手間をかけて育てているため、牡蠣独特の臭みがなく、貝柱がしっかりしていて甘味があるのが特徴です。東京湾は栄養が沢山あるので、身入りも良く美味しい牡蠣ができます!牡蠣を洗う様子ーおすすめの食べ方についてやっぱり生で食べていただくのがオススメですが、漁協では冬場に1つずつ牡蠣をアルミホイルでくるんでストーブで蒸し焼きにする食べ方をよくしています。蒸し焼きにすることで旨味が凝縮し、とても美味しいです。また、カキフライにしても、独特の牡蠣の臭みがないので、とても食べやすく美味しく楽しめると思います。牡蠣が苦手だった人が、「江戸前オイスター」を食べて好きになったという話も聞くので、是非色んな方に食べて欲しいです!ー地元への想いと今後について最近では、県内外で「江戸前オイスター」を取り扱ってもらえるところも増えましたが、まだ人手不足などもあり、需要に追いつかない現状もあるため、生産量を上げることが1つの目標です。また、富津は人口減少などの課題も抱えているので、より魅力的な地域にすべく、今後は、遠方からも牡蠣を食べに富津に訪れる人が増えてもらえるように、漁協で浜焼きができる施設をつくるなど、活動を通し、富津市の活性化にも貢献できればといいな思っています。カップが深い江戸前オイスターの殻■江戸前オイスターを堪能できる場所はココ!<ひろ寿司>プリップリな江戸前オイスターを生はもちろん、天ぷら・焼き・蒸し・握りなど多彩な料理で思う存分に楽しめます。生牡蠣所在地:富津市新井78-1<Pizza GONZO>香ばしくてモッチリした生地に江戸前オイスターがたっぷり乗ったピザは、11月からの期間・数量限定メニューです。江戸前オイスターのピザ“オイッス”所在地:富津市金谷3869-2《千葉の水産物を堪能できるイベント情報!》■調子あげていこう!銚子フェア日程:1月19日(木)~1月31日(火)場所:そごう千葉店(千葉市中央区新町1000番地)内容:全国屈指の漁場銚子漁港で底引き網で水揚げした水産物、銚子産のキンメダイを使用した海鮮太巻きやお寿司の他、銚子の名産品や限定品が大集合します。つりきんめを使った海鮮太巻き/つりきんめを使った寿司詰め合わせ■ちくら漁港朝市日程:1月22日(日)、2月12日(日)、2月26日(日)毎月第2・第4日曜開催(朝8時~12時)場所:千倉漁港前広場(南房総市千倉町平舘765-11)内容:コロナの影響で中止していましたが、昨年の12月25日に3年ぶりに再開!漁港直送の鮮魚の販売や、地元の特産品の他、名物「港海鮮焼き」なども楽しめます!ちくら漁港朝市 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月19日味覚の秋到来。千葉県はこれから冬にかけて旬を迎える食材が盛りだくさんです。今回は、千葉県が誇る農産物・水産物の中から、幻の大豆やブランドねぎ、人気のサツマイモに、鮮度バツグンの生マグロやキンメダイといった選りすぐりの逸品と、千葉の水産物を堪能できるイベント情報を一挙ご紹介します。メイン画像【豊かなうまみと芳醇な香り!幻の大豆「小糸在来(R)」】「小糸在来(R)」は、君津市の小糸川流域で栽培されている大粒の大豆で、10月中旬から11月上旬頃までが収穫期です。かつては、地元の一部の人しか知らない秋の味覚だったことから「幻の大豆」と言われています。現在では、2004年に発足した「小糸在来愛好クラブ」が種子の品質管理や枝豆・大豆の生産、出荷を行っています。枝豆は、甘味が強く丹波黒並みの高水準で、えぐ味のない素直な味とほのかな香りが特徴。大豆は、甘みが強く、上品な風味が特徴で、その優れた品質を活かした様々な加工品も製造・販売されています。知る人ぞ知る「幻の大豆」をぜひご賞味ください。小糸在来(R)小糸在来愛好クラブHP: <種類豊富!最高品質の小糸在来(R)を使った加工品>左:大粒納豆/中:豆腐(木綿・絹)/右:羽二重餅 絹のしらべ■大粒納豆小糸在来(R)を100%使用。柔らかく炊き上げ、長時間熟成させた風味豊かな大粒納豆です。■豆腐(木綿・絹)小糸在来(R)の香りとうまみが口の中いっぱいに広がる、甘く味わいのあるお豆腐です。■羽二重餅 絹のしらべ小糸在来(R)の豆乳を生地に練り込んだなめらかな餅と餡との味わいが絶妙な逸品です。【逆境を乗り越えたブランドねぎ「九十九里 海っ子ねぎ」】千葉県は全国屈指のねぎの産地。美味しいブランドねぎがいろいろありますが、山武地域で栽培される「九十九里 海っ子ねぎ」は、2006年に商品化さたJA山武郡市のブランドねぎです。そして、その誕生には意外なストーリーがありました。2002年に関東を直撃した台風。海水による塩害で多くの農作物が枯れる中、ねぎだけは被害が少なく、例年より甘味を増していました。海水と相性がいい!?その後、数年の研究を経て、通常より太めで食感が軟らかく、ミネラルたっぷりで甘みが強い美味しい「九十九里 海っ子ねぎ」が誕生。毎年11月下旬から4月中旬が出荷時期です。九十九里 海っ子ねぎ「九十九里 海っ子ねぎ」誕生物語<「九十九里 海っ子ねぎ」取り扱い店>「九十九里 海っ子ねぎ」は、JA山武郡市が運営する農産物直売店「山武緑の風」で購入できるほか、千葉県内一部、東京都内一部でも購入できるスーパー等があります。農産物直売店「山武緑の風」◆大網店:大網白里市富田23-2 (TEL. 0475-70-0701)◆東金店:東金市東金795 (TEL. 0475-54-7388)◆成東店:山武市和田375-2 (TEL. 0475-82-3214)◆山武店:山武市埴谷1877-1 (TEL. 0475-80-9180)※取扱期間、在庫状況などは各店舗までお問い合わせください。【サツマイモ王子に聞く!美味しい「サツマイモ」の楽しみ方】千葉県のサツマイモ栽培は、江戸時代に始まり、現在は、香取市、成田市、多古町など県北東部が主な産地。農業産出額全国2位の規模を誇ります。主な品種は、香りが良く、ホクホクした食感とほのかな甘みが特徴の「紅あずま」やねっとりした食感とスイーツのような濃厚な甘みが特徴の「紅はるか」や「シルクスイート」などですが、サツマイモは、その美味しさを最大限に引き出すため、品種ごとに貯蔵期間を設けて順次出荷されています。毎年10月から1月に出荷の最盛期を迎えます。サツマイモそんなサツマイモの産地・成田市でサツマイモを栽培する農家の5代目。SNSを活用した情報発信でも注目を集める若手ホープ「サツマイモ王子」こと、富岡優人さんにお話を伺いました。富岡さんめろん屋富岡 サツマイモ兼メロン王子 富岡優人さん成田市でメロンやサツマイモを主に栽培している農家の5代目。茨城大学農学部では作物の病気などに関する植物病理について研究。卒業後、2019年4月から実家で就農し、農作業の傍ら、若さを活かしSNSを活用して農業や地域の情報発信も積極的に行っている。ー就農したようと思ったきっかけは?幼い頃から遊び半分でお手伝いをしており、その環境の中で、最後は家を継ごうという思いがありました。そんな中、高校生の時に祖父が亡くなってしまったことがきっかけで、農業の道へ進もうと決意しました。その後、将来を見据え仕事に活かせる農業系の大学へ進みました。大学時代も土日には、実家に戻り手伝いをし、その他の日はアルバイトをするなど忙しくしていました。農作業の様子ー栽培しているサツマイモについて栽培している品種としては、焼き芋向けの甘くてしっとりした品種の「紅はるか」。ホクホク系で昔からあるお芋らしい品種の「紅あずま」。紫芋の「パープルスイートロード」という3つの品種です。この辺(大栄地区周辺)では、「紅はるか」と「シルクスイート」を組み合わせていることが多いですが、うちは昔から紫芋をやっていたので、残しておこうということでつくっています。9~12月は新物の香りを楽しんでいただけて、1~8月まで貯蔵して熟成したお芋を楽しめます。ーSNSでの発信や今後の展望についてSNSは知名度を上げるために始めました。知名度を上げたいと思った背景には、農業や作っているサツマイモなどを知ってもらいたいと考えたからです。農家の生産現場はなかなか見る機会がないと思うので、作業風景や機械などを見せると、農業をあまり知らない方からも「こんな機械があるんですね!凄い!」と反響もいただけて嬉しいですね。生産現場を知ってもらうのと、他の農家さんも含め、お客さんと農家の距離が縮むきっかけになればと思っています。また、産地のPRの力にもなれればと思い、最近は産地をPRする投稿にも力を入れています!SNSを通し、農業に携わるつながりやマルシェなどイベントへの参加も増えてきているので、さらに活動の幅を増やしていきたいです。今後は、焼き芋の移動販売や最近できた新生成田市場とも何か一緒にできたらと思っています。富岡さんのSNS投稿ーサツマイモの美味しい食べ方を教えてくださいやっぱり焼き芋にして品種の差を感じてもらうのが楽しくておすすめです。他に、お家でよくやっている料理は、「天ぷら煮」です!紅あずまなどホクホク系のものは天ぷらが美味しいのですが、作りすぎてしまった2日目などに、砂糖と醤油で煮て味を染み込ませます。また、自家製の芋けんぴもおすすめです。我が家では、雑に短冊切りにして、細くてカリカリのものと、太くてホクホクしているものが両方出来上がるようにして、差を楽しんでいます。揚げ終わるタイミングで、フライパンに砂糖と水で砂糖みつを作っておき、揚げたけんぴと絡め、ごま塩をまぶして完成です。芋けんぴは、父も好物です!左:サツマイモの天ぷら煮/右:芋けんぴ【食べなきゃ損!新鮮な「生マグロ」に舌つづみ】三方を海に囲まれた千葉県は、まさに海の幸の宝庫。秋から冬に旬を迎える水産物がたくさんあります。特に、銚子沖は北上する黒潮と南下する親潮が交わり、さらに利根川から栄養豊富な水が流れ込むことで、全国でも屈指の好漁場となっていますが、この時期、是非食べて欲しいのが「生マグロ」です。マグロで有名な三崎漁港に水揚げされるのは冷凍のマグロですが、銚子漁港では“生”のマグロが水揚げされます。中でもオススメしたいのがメバチマグロ。メバチマグロは体長1.5m~2mほど。美しい赤身が特徴で、味は本マグロと比べると少しあっさりとしています。銚子漁港では、夏場を除き水揚げされますが、最も脂がのる旬は晩秋から冬です。メバチマグロ<県庁のおさかな博士オススメの逸品>おさかな博士銚子近海で獲られ、生の状態で水揚げされるマグロは、鮮度が良く、なめらかな舌触りと濃い旨味が特徴です。特に冬場の脂ののったメバチマグロの刺身は絶品。赤身の色も鮮やかでさっぱりとした味わいの中にも、脂の甘みと旨味が感じられます。生マグロ<新鮮な生マグロを堪能するならココ!>■生まぐろ専門店 久六銚子第一魚市場目の前にある生マグロにこだわった人気店。中でも自家製づけだれを使った上づけ定食(上中とろ・上赤身)は、極上の生マグロが楽しめる逸品です。※入荷がない場合、定休日以外でもお休みの場合があります。※生マグロは「づけだれ」でのご提供のみ。上づけ定食 ¥3,280(税込)所在地:銚子市新生町1-36-49■鮪蔵冷凍・養殖ものを使用せず、刺身や丼もの、コース料理まで、鮮度にこだわった美味しいマグロをたべることができる大満足のお店です。まぐろ丼 ¥2,600(税込)所在地:銚子市飯沼町186-104【千葉ブランド水産物「外房つりきんめ鯛」】「外房つりきんめ鯛」は、勝浦沖で10月から6月の期間に漁獲される700g以上の大きなキンメダイのこと。釣り上げた直後に氷水の入ったクーラーボックスで冷却して、市場に出荷されるまで徹底した品質管理を行っているため、鮮度はバツグンです。身全体に旨味のある脂がたっぷりと乗っていることが特徴で、千葉ブランド水産物に認定されています。柔らかく、赤みがかった白身で、刺身にして良し、煮て良し、焼いて良しと、料理の幅が広い万能食材です。外房つりきんめ鯛<旬の「つりきんめ鯛」を満喫できる!極上の宿>■オーベルジュ 波太オルビス海岸沿いに佇む泊まれるレストラン波太オルビス。部屋は全てオーシャンビューで圧巻のロケーション。開放感と癒しのひとときが過ごせます。外房つりきんめ鯛を使用した和食と洋食のコラボコースはこの時期限定のイチオシのプランです。プラン価格: ¥28,500円(税込)~(平日、休日、シーズンによって変動)期間 : 11月~6月(それ以外のシーズンは千葉県産のキンメダイになります)所在地 : 鴨川市太海9-8HP : 1泊2食付き 和食と洋食のコラボプラン※季節によって内容が変わります。<県庁のおさかな博士のひとくちコメント>おさかな博士キンメダイの好漁場である千葉県勝浦沖では、御宿から鴨川の漁業者200隻以上が連携し、産卵期の7~9月を禁漁期と定めるほか、針数や操業時間を4時間とする制限を漁業者間で厳格に取り決めるなど、徹底した資源管理に努め、身質の良い極上のキンメダイを漁獲しています。いろいろな食べ方がありますが、一番のおすすめはしゃぶしゃぶです。【海鮮王国・千葉の水産物を堪能できるイベント情報!】■千葉ブランド水産物フェア日程:11月11日(金)~11月23日(水)場所:そごう千葉店(千葉市中央区新町1000)千葉県が認定する千葉ブランド水産物の生鮮水産物をはじめ、認定品を使用した総菜や加工品が販売されます。千葉県の水産物を思う存分堪能できるフェアです。昨年の様子 左:さばてり焼きスモーク/右:銚子つりきんめの煮付け■第13回銚子極上さば料理祭日程 :12月20日(火)~2月28日(火)参加店舗:銚子市周辺6店舗+ひもの工房「あてんぼう」今年もさばが美味しい季節到来。期間中、銚子漁港で水揚げされたさばのうち、たった1%しか獲れない1尾700g以上の極さばを使った料理を堪能できます。※コースは完全予約制詳細: 全店共通メニュー 極上さば料理コース ¥3,800(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日おさかなメニューフェアとは?いま、コロナ禍で飲食店の営業が制限されたり、ユーザーの消費量が減っていることで、水産物の大幅な食品ロスが発生しています。そこで、飲食店へ食材を販売している「リーチストック」が、水産業者と飲食店を結び、支援する「シーフードレスキュー U プロジェクト」をスタート。そのプロジェクトの一環として、飲食店が“行き場のなくなった水産物”をつかった新メニューを提供する「おさかなメニューフェア」を開催! 食べて、おいしく楽しく、“おさかな”を救出できちゃうお得なフェアです!一体どんなメニューが楽しめるのでしょうか。このフェアのために新たに開発された、特別メニューをシェフのコメントともにご紹介します!【東京割烹てるなり】の『真鯛の炙り』、『蛤の炊き込みご飯』【レストラン ロゼット】の『帆立のミキュイ』、『本日魚(鯛)のポワレ』【DEAN & DELUCA CAFES 六本木】の『湯引き真鯛のカルパッチョ』【炉端の佐藤】の『藁焼き鰹の塩叩き 味噌ポン酢添え』【舞桜】の『マグロとアボカドのユッケ』四ツ谷三丁目【東京割烹てるなり】『真鯛の炙り』、『蛤の炊き込みご飯』コースの一品だが、アラカルトでも注文可能。(左)『真鯛の炙り 菜の花としめじのお浸し』800円、(右)『蛤と牛蒡の炊き込みご飯』1,300円(どちらも税・サ別)四谷三丁目駅から徒歩5分のところにある、和食とフレンチを融合させた“東京割烹”を提供する【東京割烹てるなり】からは、2種のフェアメニューをご紹介。『真鯛の炙り 菜の花としめじのお浸し』は愛媛の魚屋エスペランスから取り寄せた真鯛をつかったお浸し。歯ごたえや食感もよく、鯛本来の旨味も感じられます。『蛤と牛蒡の炊き込みご飯』は、茨城県産の蛤を、甘辛くやわらかにプリっと炊きあげています。鮮度が良く抜群の旨味が楽しめる一皿です。東京割烹てるなり【エリア】四谷【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】900円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩5分丸の内【レストラン ロゼット】『帆立のミキュイ』、『本日魚(鯛)のポワレ』(左)『帆立貝柱のミキュイと彩り野菜』、(右)『本日魚(鯛)のポワレ ソースバンブランと小松菜のピューレ』、どちらもコース中の一品東京駅から徒歩5分、センチュリーコート丸の内にあるフレンチレストラン【レストラン ロゼット】のフェアメニューは、コース料理で提供。『帆立貝柱のミキュイと彩り野菜』は、札幌シーフーズから仕入れた、春先に産卵を控えた帆立の身の締まった旨味が楽しめる一品。『本日魚のポワレ ソースバンブランと小松菜のピューレ』は、日によって魚が変わりますが主に鯛を提供しています。レストランロゼット(センチュリーコート丸の内)【エリア】丸の内【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3564円【ディナー平均予算】11880円【アクセス】東京駅 徒歩5分六本木【DEAN & DELUCA CAFES 六本木】『湯引き真鯛のカルパッチョ』『湯引き真鯛のカルパッチョ 菜の花のからし味噌和え』700円/100グラム(税抜)、季節限定メニューとして提供六本木駅直結、乃木坂駅から徒歩3分のところにある【DEAN & DELUCA CAFES 六本木】では、季節限定メニューとして『湯引き真鯛のカルパッチョ 菜の花のからし味噌和え』を提供中です。鹿児島県の長島大陸市場(JFA)から仕入れた旬の真鯛の旨味をしっかり感じられるよう、湯引きで調理することで、皮目と身の間に旨味が閉じ込められています。からし味噌でさっぱりとどうぞ。DEAN & DELUCA CAFES 六本木【エリア】六本木【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】~ 999円【ディナー平均予算】~ 999円中目黒【炉端の佐藤】『藁焼き鰹の塩叩き 味噌ポン酢添え』『藁焼き鰹の塩叩き 味噌ポン酢添え』1,000~1,200円で提供予定中目黒駅から徒歩4分のところにある、豊富な日本酒と炉端焼きを提供している【炉端の佐藤】では、『藁焼き鰹の塩叩き 味噌ポン酢添え』が楽しめます。山実水産から仕入れた鰹を藁で包んで焼き上げることによって鰹の味が閉じ込められ、凝縮された旨味と藁の香りを感じることができるメニュー。味噌ポン酢でさっぱりとどうぞ。炉端の佐藤【エリア】中目黒【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】中目黒駅 徒歩4分藤沢【舞桜】『マグロとアボカドのユッケ』『マグロとアボカドのユッケ』630円(税込)藤沢駅から徒歩3分のところにある、旬を贅沢に盛り込んだ季節料理を提供する【舞桜】では、豊洲仲卸大宗から仕入れたマグロをつかった『マグロとアボカドのユッケ』を提供。濃い旨味にお酒が進みつつも、卵黄でクリーミーに包んでくれるのでお子さまでも食べやすく、老若男女が楽しめるメニューです。舞桜【エリア】藤沢/辻堂【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】藤沢駅 徒歩3分「おさかなメニューフェア」特設サイト紹介した5店舗以外にも、多くのお店が「おさかなメニューフェア」に参加中! そのほかの参加店舗一覧は、下記リンクから探すことができます。開催期間:2021年3月31日(水)まで※一部店舗はそれ以降も継続開催シェフもご用達の食材配達サイト(個人でも購入可能)また、飲食店へ食べに行くだけでなく、普段は飲食店に卸している食材が、いまなら個人でも購入できます! 一尾丸々、あるいはさばいて柵どりしたもの、切り身にしたもの、鮮魚セットなどさまざま。お好みのものをサイトから選んで自宅にいながらプロジェクトを応援できます!「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」概要全国10,000店舗以上で登録利用されているプロの料理人向け産直食材仕入れサイト「REACH STOCK」が、コロナ禍で行き場を失っている食材の有効利用と、生産者、飲食店支援のために立ち上げた水産物販売促進緊急対策プロジェクト。生産者や卸業者は、行き先を失っている水産物を試供品として「REACH STOCK」に登録、飲食店はその中から使ってみたい食材を選びます。食材は無償で提供しますが、新たなメニュー開発をしてお店で提供してもらうことが条件。※食材の無償提供はフェア参加条件をご了承いただいた店舗様に限ります※水産業者には「REACH STOCK」から通常販売価格を支払われます問い合わせ先「REACH STOCK」mail:reachstock@usen-next.jp※「おさかなメニューフェア」と「プロの料理人イチオシ食材」のご購入は2021年3月31日(水)までとなります。一部店舗はそれ以降も継続開催。食材が売り切れ次第、終了となります
2021年02月22日