最近の泰葉(写真/マネージャー提供)「もう……手がつけられないような“鬼”みたいな人になっていました。『鬼滅の刃』の妹(禰豆子)みたいな……あんな可愛くはないですけど(苦笑)。そんな状態だったと思います」ここ数年、芸能活動ではなく、数々の“奇行”でニュースを賑わせていた泰葉。彼女は先日、自身のブログで『双極性障害』と診断されたことを告白した。双極性障害とは、躁状態とうつ状態をくり返す病気。数々のトラブルは、双極性障害の症状である“躁状態”時に起こしてしまったものだという。病状や現在の生活について、直接泰葉に話を聞いた。■「鬼のような顔をしていた」躁状態の当時を振り返る「’16年に精神科のお医者様に診ていただいたときに、“PTSDによるうつ状態”という診断をもらっていました。そのころ2年間くらいは、すごいうつになっていました。その後、とても調子がよかったので、病院に行かなくなってしまったんです。でも、その間はとても調子がいいし、仕事はできるし、元気だと思っていたんですけど、昨年12月に改めて精神科に診てもらいましたら、その4年間が“躁状態”であり、双極性障害という診断となりました。治療が始まってだいたい1か月ちょっと経ちましたが、本当にいい先生に巡り会えました。今は2週間に1度の通院、また、朝と寝る前に薬を飲んでいます。あとは体調が優れないときにだけ飲む頓服薬がありますが、大変安定しております」現在は精神的に落ち着いているという泰葉。躁状態にあった当時を振り返ると……。「とても元気ではあったのですが、すごく怒りっぽくなっていました。たとえば、すごく怒って自分の大切にしている着物を水浸しにしたり、昔のアルバムを切り刻んでしまったり、さらには家族に当たってしまったり……。何に対しても、ものすごく怒るんです。また、人と接していたときに、“あなた、私を睨みつけているでしょ” “あなた、私を見下しているでしょ”などと何度もいろんな方に言われました。私は睨んでいたつもりも、見下していたつもりもなかったんですけど、そういう表情をしてしまっていたようです。私の目つきがすごく怖かったんじゃないでしょうか……。自分ではそういうつもりもなかったのですが、鬼のような顔をしていたんだと思います」当時、自分を過大評価し、さまざまな暴言を吐き周りを傷つけ、結果、家族や財産をなくしてしまうことに。「なんでもできると思っちゃうんですね。事業を大きく展開しようとしてしまって、それが現実は読みが浅かったり。必ず人と喧嘩になってしまうし。普通にお付き合いしていれば、お互いにうまくやり合えるんでしょうけど、何をやってもその方の嫌なところに言いがかりを付けてしまって、お仕事がうまくいかなくなったり。社会的にうまくやっていけなかったです。トラブルばかり起こしてしまっていました……。『週刊女性』さんでもいっぱい報道していただきましたけど(苦笑)」■どこかで私もおかしいなと思っていた『週刊女性』では泰葉についてこれまで、「借金問題で自己破産」「脅迫罪の疑いで書類送検」「高級ホテルで100万円踏み倒し」「元マネージャーの自宅に出刃包丁・犬のフン・脅迫状を送りつける」などなどを報じてきた。「大変なことばかりしてしまっていたので……。私というと“奇行”みたいに言われていたものですから。事件まで起こしてしまっておりますので……。今の私としては考えられません。あんなことをするなんて……。すべてが病状だったとは言いませんけれども、あれらは(双極性障害の)病状だったんだろうなと思っております。今になって思うと、自分が自分ではないような感覚でした。そのときは自分が正しいと思ってやってしまっていました」なぜ昨年末に改めて、精神科を受診しようと考えたのか。「知人の勧めで、身体のケアで鍼治療やマッサージに行くようになっていました。そのなかで“身体だけでなく、心もメンテナンスもしたほうがいいんじゃない?”と、柔らかい言い方でアドバイスしてくれた方がいて。どこかで私もおかしいなと思っていたので、行きたいなと気持ちが芽生えたんだと思います。不思議なことに、去年の晩秋くらいにちょっと我に返るような時間が持てたんですね。“あれ、私このままでいくと自滅してしまうぞ”っていうような。財産もない、車も家もないし、どう生きていくんだろうなぁってぼんやり考え始めたんですね。それまでは“私は大丈夫!”しかなかったんですけど。自分を振り返ることができたのはとてもラッキーだったと思います。なんでそうなれたかというキッカケはよくわからないのですが、ずっと持っていた怒りの気持ちが、ふっと消えたんですね。それがよかったみたいですね」現在の体調はどうなのだろう。常に抱えてしまっていたという“怒り”は――。「すっかり!すっかりなくなっていたんです。もしかすると出しきったのかもしれませんね。ただ、双極性障害は一生続くもの。障害なので。お薬治療は一生続けなければならないんですけども、ちゃんと(治療を)続けていれば社会復帰もできる病気だそうです」病状以外の部分、現在はどのような生活を送っているのだろうか。「友人を頼りながらですね。とても親切な方がいるので、今は安定して生活させていただいています。ただ、詳しいことはちょっとまだ言いたくないので、すみません。ご迷惑もかけるので」’20年9月に更新したブログで泰葉は、『真剣交際宣言です!』のタイトルで、《私、泰葉はパキスタン人男性と結婚を前提に交際しています。実は先月、彼に会いにパキスタンまで行ってきました。この私の大恋愛、、、自分でも驚き!!です》と告白。《10月末ごろ、彼が日本に来て入籍する予定です》と結婚も予告していることを明らかにした。年は明けたが、彼とのその後は?「そうですね……ちょっと向こうもコロナで日本に全然来られなくなってしまって。飛行機も日本に入れなくて。また、私の病気が出てしまって、2週間に1回通院しなくてはならないというのもネックになって。それでパキスタンに行って、結婚して生活っていうのができなくなったんですね。ほかの方はどうなさるかわかりませんが、私としては病院にちゃんと通いたい。ですので、ふたりで話をしました。また、躁状態のときに恋愛をしていたものですから、今はそういう恋愛の気持ちが薄れて……。今でも連絡はとるのですが、ちょっと今は停滞というか、たぶんご縁がなかったんではないかなって思っています。この状態で結婚ということはちょっと考えられないですね」ここ数年は問題を起こしたニュースばかりが目立つが、泰葉の本業は歌手だ。今後について聞くと、「どうしてこうなったんだろうって……もう還暦になったので考えて。やはり自分がすべきことを全うしてなかったっていうことがいけなかったと思うので、自分が培ってきた音楽をまたイチからやり直すというか、音楽を中心に活動していきたいと思います。待ってくれているファンの方もたくさんいるので、ライブを中心に活動していくと決めました。歌をうたうことに決めました」現在はYouTubeにチャンネルを持ち、弾き語り動画などをアップし、活動は再開しつつある。「今後が楽しみですね。これだけの経験をした今、どんな歌がうたえるのか。(YouTube用の)動画もたくさん撮ったものがあるので、編集が終わり次第、どんどんあげていきたいと思っています。今はYouTubeが音楽活動となっていますが、やはりコロナが終息して、またライブができるようになったら、ライブで“復活”ということになると思います」■病気に人生を振り回される人も泰葉に双極性障害の病状について聞いたが、いったいこの病気はどのようなものなのか。精神科医で、日本の双極性障害研究の第一人者である順天堂大学医学部精神医学講座の加藤忠史教授に解説してもらった。「双極性障害とは、“躁状態”と“うつ状態”が起きる病気です。人数としましては、世界的におよそ100人に1人くらいの割合。けっしてまれな病気ではありません。うつ病だと思っていたら、双極性障害だったということもしばしばありまして、診断が非常に難しく、また時間がかかる病気です。診断に至るまでに平均4年から10年くらいかかると言われています。そして多くの方が、病気を受け入れない、受け入れるのに時間がかかるということから、病気に振り回される人生を送られる方も少なくないというのが実際のところです」なぜ診断にそれほどまでに時間がかかってしまうのか。泰葉も4年という長い時間を躁状態で過ごしている。「うつ状態からはじまった場合は、うつ病と診断するのがある意味正しいわけですので、その途中から躁状態が出てきて、双極性障害と診断が変わります。最初からどうしても双極性障害と診断できないという原理的な問題が1つ。もう1つは、躁状態が途中から出てきたとしても、多くの方が“うつ状態”という状態は、ある程度最近では知られていると思いますが、“躁状態”という状態の病気が存在するということ自体が世の中に知られていないんですね。周りの人が突然、躁状態になったときに“これはおかしいな、病気だな”と思う人が少ない」いわゆる“躁状態”とは、どういったものなのだろうか。「基本的に気分が爽快になる状態が1日中続き、それが毎日毎日ずっと続きます。よく勘違いされるのは、何かいいことがあって気分が上がるとか、ひどいことを言われて、カーっとなるとか、それらは全然違いまして、1週間くらいの間ずっとハイテンションが続いてしまう。しかも思いついたことをどんどんやりすぎてしまうので、場合によっては借金を抱えてしまったり、身近な人に暴言を吐いたり、それで人間関係を失ってしまったりします」■泰葉は「心が軽くなると嬉しい」遺伝や体質、生活環境など病気にはさまざまな原因があるが、双極性障害になる“原因”とは。「双極性障害には『I型』と『II型』がありまして、I型というのがこれまでお話した躁状態が出る病気になります。II型はうつ状態をくり返した上に、“軽躁状態”というそこまで問題にならない状態のもの。今、原因の解明が進んでいるのが、主にI型の双極性障害です。これには、ストレスなどの環境因というよりは、体質というか、細胞レベルの機能の変化が関係していると考えられています」一見、個々人のメンタルに起因する病のようにも思えるが、れっきとした細胞の病気であるという双極性障害。以前は、“こういう性格の人がなりやすい”という言説もあったが、研究によって、はっきりとした性格傾向は見られないということがわかっているという。治療としてはどのようなものになるのか。泰葉は投薬と通院という治療を行っている。「私が研究をはじめた30年前は、治療薬が非常に少なく治療に難渋していたのですが、その後30年の間に次々といろいろな薬が開発されまして、現状では双極性障害を予防するための薬である『気分安定薬』と『非定型抗精神病薬』、これらを組み合わせることで、かなりコントロールできるようになりました。ただ双極性障害の予防療法というのは、薬物療法と“心理社会的治療”の2つが両輪となっています。いくら有効な薬があっても、その有効性を引き出すためには、“この病気である”ということを受け入れること。そういった心理的な治療が非常に重要となってきます」双極性障害という病気は、“完治”できるのだろうか。「患者さんからもよく尋ねられますが、たとえば高血圧という病気は完治するのか。血圧が高いので降圧剤を飲む。すると血圧が下がる。それを飲んでいれば血圧は上がらないし、心筋梗塞や脳梗塞などにならないで済む。これは“完治”なのかということです。高血圧で降圧剤を飲んでいる人は、“自分は完治していない。完全に治りたい”とはいちいち言わないと思います。もし、薬をのんでいても特に副作用がなく、飲んでさえいれば症状もないようであれば、治ったも同然だと私は考えます。そういう意味では、高血圧と同じで双極性障害もコントロールできる病気です。1日1回薬を飲んで、何も症状が出ず、その後10年でも20年でも何事もなければ、治ったと言っていいのではないかと思います」今回、取材に応じてくれた泰葉のブログには、同じく双極性障害に悩む人からのメッセージが届くという。「私がみなさまにできることはないんですけど、ただ、社会復帰もできる病気なので、治療を続けてほしいということと、お互い仲間同士という気持ちを持って、励まし合って、気持ちを共有していけたらと思います。苦しみだけでなく、喜びもあります。ちょっと身体がよくなるとうれしいんですよ。心が軽くなるとすごく毎日うれしいので、そういうことを共有していけたらと思います」(泰葉)きちんと治療を続けることで、これからは奇行ではなく、きっと明るい話題を伝えてくれるだろう。
2021年02月02日スカーフを巻いた泰葉(公式ブログより)タレントの泰葉(59)が50代のパキスタン人男性と結婚を前提に交際していることを自らのブログで明らかにした。■泰葉、交際宣言で幸せオーラ全開6日の午後9時に更新されたブログは「真剣交際宣言です!」のタイトルで、《私、泰葉はパキスタン人男性と結婚を前提に交際しています。実は先月、彼に会いにパキスタンまで行ってきました。この私の大恋愛、、、自分でも驚き!!です》と、幸せオーラ全開でつづり、《10月末ごろ、彼が日本に来て入籍する予定です》と結婚も予告している。相手の男性については詳しくは明かしていないが、《ご紹介します。私のフィアンセです》と虹をバックに水辺で微笑む男性の写真を公開。《彼は、田村正和様に似ています、、、カッコイイです》と紹介している。泰葉の喜びようは交際宣言の前日あたりのブログからも、ハイテンションぶりが伝わってくる。5日の早朝には「私から負のオーラが消えている。。。」と題し《長〜い長〜い暗闇から、やっとこさ脱出です。あ〜嬉しいほんとうに嬉しい》とつづり、同日夕方には《素敵な報告があります》と翌日の報告について予告。6日の朝も《ワクワクしています》と夜9時の報告を再び告知した。「相手の男性とは4年ほど前に知り合いSNSでやり取りを続けていたそうです。昨年からお互いに意識するようになり、泰葉が8月初旬にパキスタンへ渡航。その際、結婚を前提とした話しあいを持ったといいます。先月下旬に帰国していますが、出国と帰国の際にPCR検査を受け、結果はどちらも陰性。その後、2週間の自宅待機も終えているそうです」(スポーツ紙記者)交際宣言した翌日には20回もブログを更新し、イスラム教に入信したことやパキスタンの友人のこと、婚約者が父の初代・林家三平さんと性格がよく似ている点など書き連ねている。泰葉は’88年に春風亭小朝(65)と結婚したが、’07年に離婚。’17年9月にはSNSで知り合ったイラン人男性との婚約を発表したが、’18年4月に婚約を解消した。「小朝さんとの離婚会見は帝国ホテルの金屏風の前で行い、円満離婚を強調していましたが、その後、ブログで小朝のことを“金髪豚野郎”と罵り、2016年に『あの時は心労が重なって双極性障害を発症していた』と明かしています」(女性誌記者)泰葉は、もともと『フライディ・チャイナタウン』で歌手としてデビューしているが、結婚、離婚を経て’09年、’13年に歌手活動再開を発表しているものの、話題になるのはトラブルばかりだった。’17年には小朝さんからDVを受けていたと告発、一方、本人は元マネージャーの自宅へ脅迫状と包丁、犬のフンを送りつけたとして刑事告訴された。翌’18年には『週刊女性』が箱根の高級ホテルで宿泊費100万円を踏み倒したと報じている。「CD制作費の600万円が未払いで借金が膨らんで、一時はホームレス生活をしていたと本人が明かしています。現在もブログやYouTubeなどを展開していますが金銭的にはかなり厳しい状況に変わりはありません。パキスタンへの渡航費や滞在費などは婚約者が出しているのかもしれません……」(同前)婚約者が10月末に来日した後、婚姻届を提出する予定だという。「前回のように、婚約破棄にならず無事ゴールインすれば、生活の拠点など今後はどうしていくのでしょう。泰葉自身は今後もエンターテイメントで頑張っていくつもりのようで、本格的に歌手活動を開始したいようです。単なる話題づくりで終わらなければいいですが」(同)鼻ピアスをつけてスカーフを巻いた泰葉は、どこへ向かおうとしているのか。
2020年09月09日’19年、“10キロ痩せた”泰葉が愛犬を抱えながらインタビューに応じてくれた《ご指定のページを表示できません》泰葉の公式ブログが消えた。落語家の小朝と離婚直後は《金髪豚野郎》と綴り、昨年はホームレス生活を告白していたブログが先月から見られなくなっている。「誹謗中傷や、明らかな個人情報を書き連ねていたので、強制退会させられたとネットでは話題になっています」(スポーツ紙記者)■借金総額は3000万円超え泰葉について、週刊女性はこれまで数々の金銭トラブルを報じてきた。発売予定だったCDが制作費の未払いで頓挫。クラウドファンディングで集めた資金は生活費で使い果たす。昨年は高級ホテルのハイアットリージェンシー箱根での9泊分の宿泊費を踏み倒した。泰葉本人は債務は「2000万円から3000万円くらい」と語っていた。「借金の総額は3000万円を優に超えます。その返済には“焼け石に水”とはいえ、ブログは彼女にとって唯一の収入源でした。それすらやめたのは、母親である海老名香葉子さんが彼女に資金援助をしているという話ですよ」(音楽業界関係者)もしや泰葉の親が肩代わりして借金は返済されたのか? ハイアットリージェンシー箱根に聞いたところ、「個人情報なので、お答えできません」とのこと。しかし、泰葉の元マネージャーで音楽ディレクターのA氏は、未払いのCD制作費600万円について、怒り心頭でこう話す。「1か月ほど前に泰葉の弁護士から書面が届きまして、自己破産に向けて準備を進めているという内容でした。ただ、泰葉とは月々1万円ずつ返済するという約束だったのに、1回だけしか振り込みがなかった。それ以降、1円も払っていないのに、自己破産なんて絶対に許せません!」泰葉は今、どこにいるのか。「泰葉さんは現在、森に囲まれた高原の小さな民宿に身を寄せているそうですよ」そう教えてくれた芸能プロ関係者の話をもとに、泰葉がいるとされる民宿を訪れてみると─。東京から車で約2時間半。週刊女性記者が民宿を経営する夫妻に取材意図を伝えてから待つこと1時間半。しっかりとメイクした泰葉本人が愛犬を抱えて姿を見せた。「ここで“自分磨き”のために雇ってもらっています。昨年の12月からいます」─民宿では何をしている?「お風呂掃除をしたり、お客さんに出す料理のお手伝いもしています。今までの私は破天荒すぎました。小さいころから芸能界しか知らず、一般的な社会人として生活したことがないと、58歳で気づいた。実際に働いたらどういう経験ができるのかと、こちらでお給料をいただき、3食つきで毎日お手伝いをしています」民宿の夫妻によると、泰葉はイラン人婚約者と以前、1週間ほど客として宿泊したことがあったという。その縁で今回、泰葉からの申し出を受け入れ、雑用係として雇った。「まかないは無料なのですが、彼女は自分の意思でお金を払ってくれます。お酒も飲まずにスリムになって頑張っていますよ」(民宿のママ)─借金の返済は?「それは弁護士の先生が入っているので、お金を返したかも含めてお答えできません」─実家の母親から資金援助を受けている?「いっさいありません。やはり親なので心配していると思いますが。民宿にいると先週メールしましたが、詳しい場所は伝えていません」─ブログは強制退会させられた?「自分から閉鎖したんです。ウソじゃないですよ!」すっかり転身した泰葉だが、芸能界に未練はないのか。「私は世間知らずだし、芸能界独特の見せ方がわからなくなった。芸能界もダメだったし、一般人にもなれないから、奥さんになろうと思ったのですが結婚もできなかった。それで、ここに来て働き始めたのですが、だんだん生きていく自信がついて、今は芸能界を一生引退しないと思えるようになりました」立ち直るには問題は山積みだが、今は民宿の床と自分を磨き続けるしかない。
2019年04月09日父である先代・林家三平の命日に書類送検されていることが発覚したタレントの泰葉が、9月18日に脅迫罪の疑いで神奈川地検に書類送検されていたことが、20日に藤沢署への取材で分かった。送検容疑は昨年8月16日に元マネージャーの自宅前に、包丁や犬のフン、脅迫状を入れた黄色いビニール袋を置いて立ち去った件。事件の前には元マネージャーに対し《おまえを殺してやる》《イラン人が激怒しているんです。「やるのは簡単よ」》などの脅迫めいたメールも送りつけていた。事件の2日後に藤沢署に呼ばれた泰葉は当初、“近所に住んでいるイラン人が私の名前を使ってやった”という言い逃れをしていたが、最終的には涙を流しながらすべてを認めていた。■本人に話を聞いてみると当時、彼女は週刊女性の取材に対し、「私は追い込まれてしまって、自分を見失って、そのときの記憶がない状態なんです。記憶はないのですが、そういうことをしてしまったという自覚はあります」と答えていた。神奈川県警は泰葉や元マネージャーだけでなく、関係者などからも聞き取りを行っており、慎重な捜査を重ねた上で、今回の書類送検に至ったという。送検されたことを受けて、あらためて泰葉に話を聞くと、「元マネージャーさんには謝罪より感謝の気持ちでいっぱいです。被害届をきちんと出してくださったおかげで反省するチャンスを下さった恩人です。ただ、本日(9月20日)は父である(先代の)林家三平の命日ですので、父はこうなったことをどう思っているのでしょうかね……」と話していた。今年4月下旬には、箱根にある高級ホテルに10日間宿泊し、約100万円の宿泊費を踏み倒している。また、CDを制作するためにクラウドファンディングで集めた資金を生活費に充ててしまうなど、金銭トラブルは今も絶えない。検察はどのような判断を下すのだろうか――。
2018年09月20日泰葉「芸能人だからって信頼して連泊させてしまったホテル側も脇が甘いのかもしれませんが、それにしても悪質すぎますよ」(地元の旅館関係者)昨年9月、元マネージャーの自宅へ脅迫状と包丁、犬のフンを送りつけたとして刑事告訴された泰葉。それだけでなく、数々の金銭トラブルを起こしていることを週刊女性はこれまで報じてきた。「CD制作費の600万円が未払いで、クレジットカードの代金や事務所家賃、車のリース代に税金関係などの借金が膨らんでいる。現在、ブログの収入が月30万円ほどあるようですが、“焼け石に水”状態みたいですね」(スポーツ紙記者)過去に泰葉は、返済していない借金が2000万円から3000万円あると週刊女性に明かしている。また、CD制作のために集めたクラウドファンディングの資金を、生活費として使ったことも、悪びれる様子もなく話していた。さすがに巨額な借金を背負っているからか、ブログではホームレス生活を告白。例えば5月1日付のブログでは『自分のお家』と題し、《ホームレスは辛いよ。自分のお家で過ごしたい。自分のお風呂に入りたい。いいなぁお家がある人は》と、自身の不遇を嘆いていた。■ホームレス生活のはずが……だが、このとき泰葉はホームレス生活とは真逆の場所で目撃されていた。「確か彼女は4月25日から5月4日までの9泊10日で、神奈川県箱根にある超高級ホテル『ハイアットリージェンシー箱根』に滞在していました。1泊10万円以上すると言われているペット同伴OKの部屋に泊まり、愛犬と一緒に楽しそうに散歩していましたよ」(居合わせた宿泊客)“ハイアット”といえば、世界に500軒以上ある高級ホテルグループ。その豪華さについて、ホテル評論家の瀧澤信秋氏はこう評価する。「ハイアットリージェンシー箱根は’06年にオープンし、箱根に外資系ホテルが進出した先駆け的な存在です。ブランドイメージが強く、訪日外国人からも絶大な支持を得ています。非常に高級なので、その地域のブランド価値を上げることにも貢献しています。10年以上たった今も人気は高いですね」つまり、泰葉はブログでホームレス生活をアピールしながらも、実際は同じ日に“超”がつく高級ホテルで優雅なもてなしを受けていたのだ。1日でも早く、1円でもいいから返済してもらいたい債権者にとっては腹立たしい話だろう。だが、話はそれだけではすまない。なんと100万円近くにもなる9泊分の宿泊費を踏み倒していたのだ!ここに1本の音声データがある。5月下旬に当ホテルの経理部に勤めるA氏が、泰葉と近しい人物に返済の相談について電話でやりとりした一部始終だ。そこにはA氏が困り果てた様子で、《一応、5月11日に返済ということで念書をですね、チェックアウトのときに交わさせていただきまして……。私のほうで心配でしたので事前に携帯にお電話を差し上げたんですね。そうしましたら、返答がなかったと。まあ、留守番電話にもなってなかったもので。結局、ご本人と話すことはできませんでした》そして会話は続き、《11日の午後3時までという約束だったので待ったのですが結局、入金がなかったもんですから、それで(泰葉に)電話したんです。そうしたら、着信を見られて返信のほうはいただきました。そのときは総支配人が電話に出ましたので、直接は話していないのです。“6月になれば様子が変わると思うので、それまで待ってほしい”という話でした》■詐欺罪に当たる可能性もそして宿泊費が約100万円であることに話題が及ぶとA氏は、《そうですね…… 》と、弱々しくも切実に訴えているのが印象的だった。このような“無銭宿泊”は、高級ホテルであればあるほど起こる可能性があるという。「高級ホテルはお客様を信用するという立場から、チェックインの際にクレジットカードのチェックやデポジット(預かり金)などは受け取らないのです。ただ、このようなスキッパー(未払い客)の情報はグループホテルだけでなく、周辺の宿でも共有されることがあります」(瀧澤氏)泰葉は過去に何度かこのホテルを利用している。しかも、芸能人ということもあり、ホテル側もすっかり信用してしまったのだろう。そこで、このままホテルの宿泊費を支払わない場合の罪について、刑事事件に詳しい『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士に聞くと、「刑事事件としては詐欺罪に当たるでしょう。相手を騙そうとしていたかというところがポイントになり、泰葉さんが初めから宿泊費を払う気がないのに泊まったり、チェックインするときは払うつもりでも、念書を書いたときにウソをつくつもりで書いていれば、詐欺罪が成立する可能性はあります。詐欺罪で難しいのは、騙すつもりがあったのかというのを証明すること。ただ、本人が“払うつもりがあった”と言っても、彼女に高級ホテルに泊まって返すだけの収入があるかどうかという点もポイントになってくると思います。それが証明できれば、詐欺罪として10年以下の懲役というかなり重い罪になります」■両者に言い分を聞く被害者であるハイアットリージェンシー箱根にも泰葉の件を質問すると、A氏の存在は認めつつも、「お客さまのことをお話しすることはありません」そこで、泰葉に電話で事実関係について直撃取材した。─4月25日からのハイアットでの宿泊費約100万円を踏み倒しているのは事実ですか?「全部は払っていないですが、返済はしています」─いくらほど払ったのですか?「1回5万円払って、そのあとは1000円ずつとか。6万円くらいは返しました。でも、(ホテル側は)分割でいいとおっしゃってくださっています。これも私の信用だと思います」と悪びれる様子もない。─数千万円の借金が残っているにもかかわらず、なぜ1泊10万円ものホテルに10日間も泊まったのですか?「これは周りのスタッフに騙されたんです。ユーチューバーになれば10億円、新曲のCDがヒットすればすぐに入金があると言われたので、それを当てにして泊まってしまったんです」─仮にそのようなお金が入ったとしても、借金を返済するほうが先なのでは?「自分の認識不足でしたし、ハイアットにはご迷惑をおかけしたんですけど、今まで何度も泊まらせていただいて信用もあったんですね。私はPTSDもありますし、身体も疲れていましたので、泊まってしまいました。頭がおかしくなっていましたね。ただ、命を狙われたり、付け回されたり、危ないなと思ったので駆け込み寺だと思って泊まったんです。命の危険があったので、ハイアットさんにすがるしかないと思ったんです」返済するどころか新たな借金を増やしていく泰葉。インタビュー中に「払うつもりはある」と口にするたび、その言葉は空虚に響いた。
2018年09月04日華やかな芸能界をはじめ、一般社会にも潜むたくさんの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」。持ち前の鋭い観察眼と深読み力に定評があるライターの仁科友里さんが、「ヤバジョ」の魅力をひもといていきます。泰葉第2回泰葉すべてのオンナはヤバいもの。「良いヤバさ」か「悪いヤバさ」かが問題だと私は思っています。松居劇場で世間を騒がせた松居一代は、私から見ると「良いヤバさ」ですが(その理由は連載第1回を参照)、それでは「悪いヤバさ」代表は誰かというと、泰葉だと思うのです。ここで簡単に泰葉のヤバい言動を振り返ってみましょう。泰葉は噺家の春風亭小朝と結婚していましたが、2007年に離婚しています。離婚後、小朝をオフィシャルブログで「金髪豚野郎」呼ばわりしたことで話題を集めましたが、この時は特にコトを起こすことはありませんでした。それから10年経った2017年、泰葉は小朝のDVを暴露しだします。勢いがついたのか、実家である海老名家の秘密(母親の冷酷な仕打ち、海老名家の脱税、甥からのセクハラ)を暴露し、世間の注目を集めます。ネパール人の青年や坂口杏里を養子にすると言い出したり、元夫である小朝や和田アキ子を提訴すると記者会見も開きました。ヘアヌードを披露したり、フェイスブックで知り合った年下のイラン人男性と婚約会見を開きました。都知事選への立候補も宣言しています。突如マネージャーにストーカーされていると訴えましたが、本誌『週刊女性』によると、嫌がらせをしていたのは泰葉のほうで、資金難から音楽活動ができなくなったことを泰葉が逆恨みし、マネージャーの自宅の前に、犬のフンと出刃包丁を置いたそうです。CD制作のために、クラウドファンディングでファンからお金を集めましたが、CDは届かず、お金も返ってこないなど、金銭トラブルも多数抱えているようです。言うまでもなく、泰葉の言動はヤバいですが、大きなことをぶち上げても何ら実現していないことにお気づきでしょうか。だって、カネがないから無理なのです。養子を迎えるのも、有名人を訴えるにも、まず必要なものはカネです。ブログで自己破産をにおわせたり、住む家がなくて車で生活しているという記述もありましたが、泰葉は経済的に相当困っているようです。「貧すれば鈍する」ということわざのとおり、あまりにも経済的に追い詰められると、誰しも精神状態は悪くなります。泰葉は『女性自身』(光文社)に、かつて双極性障害を患ったことがあると告白していましたが、困窮がストレスとなり、病の再発などメンタルに悪影響を与えている可能性は大きいのではないでしょうか。泰葉はヤバい。が、もっとヤバいのは、実家の海老名家ではないかと私は思っています。メンタルの病を経験したことのある娘が奇行を働き、経済的にだいぶ行き詰まっている。もし泰葉が警察のお世話にでもなれば、林家正蔵、三平という海老名家が抱える噺家も騒動に巻き込まれることは目に見えています。にも関わらず、ここまで知らんぷりを決め込むのは、本当に愛情がないんだなと感じてしまうのです。■海老名家への違和感私が海老名家への違和感を持ったのは、あるテレビ番組がきっかけでした。『知ってるつもり?!』(日本テレビ系、2002年放送終了)という古い番組をご存知でしょうか。数人の芸能人がコメンテーターとなり、有名人の生涯を振り返るというものでしたが、この番組がグレース・ケリーを取り上げたことがあります。アカデミー主演女優賞を受賞し、モナコ公国のプリンス、レーニエ3世と結婚して引退するという華々しい経歴のグレースですが、実際の人生は苦渋に満ちていました。グレースの父親はオリンピックのメダリストにして、一代で財を成した大実業家。子どもたちを自分と同じようにオリンピック選手にすることを夢見ますが、兄弟の中でグレースだけスポーツが苦手だったため、父親からの評価は低かったそうです。グレースがアカデミー賞を受賞した時も「何か成し遂げるとしたら、姉のほうだと思っていた」と答えるなど、頑としてグレースを評価しません。グレースは受賞の記念に実家に共演者を招いてパーティーをし、客を楽しませるためにおどけてみせますが、父親は「もうたくさんだ。家に帰ってきてまで芝居をすることはない」と叫んで、パーティーを台無しにしたそうです。こういったエピソードに対し、芸能人のコメンテーターたちは「自分の思い通りにならないから気に入らない」「ほめてやればいいじゃないか」と父親を責めますが、その中でただ一人「父親の気持ちがわからないでもない」と発言したのが、泰葉の母、海老名香葉子(以下、カヨコ)です。「親の元に帰ってきたんだから、他の家族と同じようにすべきだ」と言っていましたが、これは「親の元では、親の望むとおりにしろ、そうでなければいらない」とも解釈できるのではないでしょうか。■泰葉は本当は母親に認めてほしがっているそれでは、カヨコの「望みどおりの子」とはどんな子かと考えると、海老名家の家業からいって「噺家になる子」。今は噺家の世界も女性が増えているそうですが、圧倒的に男性のほうが多いことから考えると、カヨコにとって重要なのは息子であり、娘は二の次となります。泰葉はデビューシングル『フライディ・チャイナタウン』(1981年発売)でヒットを飛ばしますが、泰葉は、「母にこんな下品な歌と言われた」という意味のツイートをしていました(現在は削除)。一般的に考えれば、娘の作った歌がヒットしたら、親は大喜びするでしょうから、泰葉がショックを受けたことは想像に難くありません。しかし、上述したカヨコ発言から考えると、グレースがスポーツの選手でないからアカデミー賞を取っても認められなかったのと同じように、噺家になれない泰葉はどんなに結果を出そうと、カヨコのお気に召さないのだと思うのです。泰葉はカヨコへの恨みつらみを書く一方で、母親に許しを乞うために根岸の実家を訪れたり、母親を良妻賢母であるとほめるなど、精神的に完全に絶縁しているとは言えない状態です。泰葉はオフィシャルブログで、自らを超ファザコンと称していますが、本当は母親に認めてほしがっているマザコンなのではないでしょうか。還暦間近になっても、母親からの承認を求めてさすらう泰葉。大言壮語的な奇行も母親の気を引くためなのではないか。そう思うと、泰葉の奇行がなんとももの悲しく、「悪いヤバさ」だと見えてしかたないのです。<プロフィール>仁科友里(にしな・ゆり)1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に答えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。他に、男性向け恋愛本『確実にモテる世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
2018年07月21日ミッキーマウスがプリントされた傘を片手に自宅から出てきた三平「今に始まったことではないですが、泰葉さんの“妄言っぷり”には驚きです。4月末に婚約していたイラン人会社経営者との婚約解消を発表したかと思いきや、1か月もしないうちに復縁をブログで発表。元TOKIOの山口達也さんが強制わいせつ騒動で、事務所を契約解除された件についても“弟分 山口達也から連絡がありました”と、ブログにアップしていました(笑)」(スポーツ紙記者)5月中旬にも「私、(明石家)さんまさんからプロポーズされました」と投稿するなど、今や“便乗商法”との呼び声も高い泰葉のブログ。その努力(?)のかいあってか、着々とアクセス数をのばし、今では『女性タレント部門』でランキング1位を獲得するまでになった。しかし、5月2日に投稿された、《どうやら隠し子がいました!、、、パパにです。男の子らしいですよ。パパ似だとも聞きました》といった内容のブログが身内の怒りを買っていた。「実父の初代・林家三平さんに隠し子がいたという内容の記事に、実弟の2代目・林家三平さんが激怒したんです。昨年に泰葉さんが海老名家との“絶縁宣言”をしてから交流が途絶えていましたが、フェイスブックで久しぶりに彼女について言及していました」(落語関係者)ついに堪忍袋の緒が切れたといったところだろうか、泰葉が投稿した翌日に書かれたその内容は穏やかではない。■三平、激怒《周りには、自分中心、身勝手。人の痛みも分からず、自己の幸せしか願わず。俗に言う「かまってちゃん」な人もおります。(中略) 身内と小生は決して呼びたくありませんが、私たちを心の底から悲しめた人物は、血の繋がりが有ろうが無かろうが、この先、私は絶対許しません!》初代・三平の名を汚すような記述に怒りを覚えたということもあるだろうが、その理由は別のところにもあるという。「’11年に女優の国分佐智子さんと結婚、’16年には待望の長男が誕生しています。それからというもの、お子さんを溺愛しているそう。これまでは目をつぶっていた泰葉さんの家族に対する攻撃的な言動も、父性が芽生えるにつれて許しがたくなっているようです」(別の落語関係者)現在の三平の心境やいかに。自宅に帰ってきた彼に話を聞いてみた。─どのような意図で、フェイスブックに投稿されたのでしょうか?「別に意図はありませんが、私の思ったことを書いただけです。あれがすべてです」足を止めることなく、心なしか声のトーンも低い。─実際に隠し子はいらっしゃらないということ?「何もないです」─泰葉さんとは今でも絶縁なさっているのですか?「……はい、すいません」そう言うと、自宅の中へと入っていった。もはや“どうもスイマセン”ではすまないようで。
2018年05月31日泰葉と破局したイラン人実業家メィヒディ氏「まったく誠意もないですし、彼女はウソばかり。さすがにここまできては、司直の手に委ねようと思いました」そう話すのは、泰葉の元マネージャーで音楽ディレクターのA氏。彼女から恐喝を受けた事件で被害届を提出。神奈川県警は4月18日に受理し、捜査に着手したという。事件が起きたのは昨年8月のこと。彼女が同年9月に発売を予定していたCD制作が頓挫したことから始まる。「レコーディングが終わりリリースするときになり、泰葉の会社に残金が8000円しかなかったのです。それで仕方なく発売を中止せざるをえなかったのに、彼女はブログで私を誹謗中傷し、“死ね!”などと書かれたメールが送られてきたのです」(A氏)そんな中、昨年8月16日に事件は起こった。「仕事に行こうと玄関のドアを開けて外に出たら、黄色いビニール袋の中に出刃包丁と犬のフン、そして《イラン人がおまえをやりにいく》などと書かれた脅迫状が入っていたのです」(A氏)翌日、彼は最寄りの警察署に相談。8月18日には泰葉が警察署に呼ばれ、自分がやったことを認めている。「そのときは、彼女に対する思いもありましたし、被害届は提出せずに指導だけにしてもらいました。その後、メールでやりとりをし、今年3月末までに私への未払い金約300万円を返済することを約束したのです。しかし、事件を反省するどころか、まったく誠意のある対応をしないので、被害届を提出することにしたのです」(A氏)今年2月、被害届を提出する前に、A氏は泰葉の実家である海老名家へも連絡を入れている。「もちろん、泰葉は成人ですし、母親である海老名香葉子さんに責任があるとは思っていません。ですが、刑事事件を起こしたり、払うべきお金を払わず迷惑をこうむっている人がたくさんいることを知らせたかったのです」(A氏)だが、海老名家から弁護士を通じて書面が届いたのは1か月ほども後のこと。そこには、《通知人(注、香葉子氏のこと)らと泰葉氏とは絶縁状態であって、泰葉氏に関することにつき関与する意思は全くありません》と、まさに知らん顔といったところだ。■出資金は目的以外で使用「実はA氏の件だけではなく、泰葉が行ったクラウドファンディングについても、警察は注目しているそうです。3月までにCDを制作して届ける約束で36人から16万7000円を集めたものの、CDは届かないしお金も返ってこない。出資者から詐欺ではないかという声が上がっているようですよ」(スポーツ紙記者)4月23日にイラン人実業家メィヒディ氏との婚約解消を発表し話題になったばかり。そこで、泰葉本人に電話で被害届の件について聞くと、「警察から何の連絡もありません。何の件かよくわからないので、警察から連絡があったら、お話を伺おうかなと」と、どこか他人事。また、クラウドファンディングについては、「お返ししたいのですが、お金がないので何日までに返すとは言えません。(出資金は)申し訳ないのですが、食べるお金もなかったのでありがたく使わせていただきました」と、出資金を目的外で使ったことをあっさりと認めた。お騒がせ2世も、そろそろ年貢の納めどきかも─。
2018年05月09日タレントの泰葉が23日、YouTubeの公式アカウントにアップした動画を通じ、イラン出身の会社社長・メィヒディ・カーゼンプール氏との婚約解消を発表した。泰葉泰葉は「この度、私はお付き合いをしておりました、そして婚約をしておりましたメィヒディ・カーゼンプールさんとお別れというんでしょうか、お友達としてお付き合いしていくことになりました」と報告。「メィヒディさんには本当に『ありがとう』と感謝の気持ちでいっぱいです」「メィヒディさんは誠実で優しくてたくましくて頭が良くて女性思いのすばらしい男性です」と感謝の気持ちと共に、その魅力を伝えた。婚約解消の原因となったのは、新曲「深愛のmythology」のジャケット写真。「喜んでくれる」と思って同氏に見せたところ、「僕はこの写真が気に入らない。変えてくれ」と言われ、「私は本当にショックでした」。「夫でもありませんし、音楽のスタッフでもありません。そこまで入って意見を言うのはまだ早いのではないか」と不満を抱き、「大変ショックで。その文字を見た瞬間に何かがガラガラと崩れる音がしてしまいました」と当時の心境を表現した。また、「メィヒディさんがカナダの会社と契約が結ばれて、カナダのバンクーバーに永住することになっています。夏からそちらに来て、生涯一緒に住もうと言われていました」とも明かし、「美しい街だったので楽しみにしていたんですが、そこには仕事場もあってオフィスもある大変大きな家。女性としては喜んだんですけど、日本での音楽活動が本当に難しくなってしまう」と感じ、移住の決断には至らなかったという。そして、「性格上、白黒はっきりつけるタイプなので。主婦になったら主婦、歌をやるなら歌。両方天秤にかけることができない性格です」「歌で認めてもらってそれが私の生きる道ではないか。音楽で全うする、それが私の天職ではないかと思い、大変苦しみましたが、今回の決断に至りました」と涙を浮かべながら吐露。「すべては『深愛のmythology』でした。この楽曲を生んでしまったのは運命だったのでしょうか。でも、メィヒディさんとはこれからもお友達でいたい。それからまたお目にかかりたい。そういう気持ちでいっぱいです」とメッセージを送り、「メィヒディさん、本当にありがとうございました。そして、ファンのみなさん、これからも宜しくお願い致します」と締めくくった。泰葉は、Youtubeにアップした動画をブログで告知。「ブログなどでにてお知らせをさせていただこうと色々考えましたがたくさんの言葉を伝えるために映像にしてご報告をさせていただく事にいたしました」「このような形になりみなさま方には様々な意見があると思いますがこれからも泰葉を暖かく応援していただけたらと思います」(原文ママ)とつづっている。
2018年04月23日「林家九蔵」の襲名に待ったをかけたという、林家正蔵と母親の海老名香葉子さん三遊亭好楽の弟子である三遊亭好の助が、5月の真打昇進と同時に好楽の前名『林家九蔵』を襲名予定だったが、ここに来て急きょ取りやめたことが報じられた。襲名は昨年末に発表していたものの、2月になって林家正蔵が異議を唱えたため、好楽が断念したという。■海老名家からの横やり『スポーツ報知』の取材に正蔵は、《三遊亭に行かれたんだし、その一門で林家はおかしいでしょう》と反対した理由を話している。2月に好楽は台東区“根岸”にある正蔵の実家である海老名家に行き3時間も事情を説明。しかし、正蔵と母である香葉子夫人は、最後まで首を縦に振らなかったという。「正蔵師匠が表に立って発言していますが、実際は海老名家のゴッドマザーである香葉子さんが反対しているわけですよ。現に一門の林家ペーはテレビの取材に対して、“うちはおかみさんっていう存在が一番のキーマンですからね。春日局をなくしてはありえないので”と、彼女の絶対権力ぶりをアピールしていました」(スポーツ紙記者)そんな香葉子夫人の横やりに、落語界の多くはうんざりしているという。ある落語家は「余計なお節介ですよ」と怒気をこめながらこう話す。「好楽師匠は昨年夏ごろから、『林家九蔵』の名付け親である先代・正蔵のご遺族や、現在所属する円楽一門会から襲名の了承を取っていた。それなのに、まったく関係ない海老名家から横やりが入るなんて、本当におかしいですよ」ちなみに、先代の正蔵のことを、落語家やファンは住んでいた場所を指して“稲荷町”の師匠と呼ぶ。彼は一代限りを条件に“根岸”に住む海老名家から『正蔵』の名前を借りただけなので、“根岸”の一門と師弟関係があるわけではない。「ですので、“稲荷町”のご遺族やその一門が襲名を認めているのですから、問題はないんですよ。好楽師匠の兄弟子だった林家木久扇師匠だって、OKと言っていた。しかも、『林家九蔵』って“9人目の弟子だから”という意味で好楽師匠が“稲荷町”の師匠からもらった名前。歴史ある名跡ならともかく、好楽師匠が持っている名前ですよ。こんな筋違いな言い分が通ったら、これからは林家の襲名は全部、海老名家の了承を得なくてはならなくなりますよ。そんなバカげた話はないでしょ」(同・落語家のひとり)■林家正蔵に直撃もちろん、海老名家の言い分が正しいという落語関係者もいる。そこで週刊女性は、まずスポーツ紙に襲名反対を明かした正蔵に、自宅から出てきたところを直撃取材した。─すみません、『林家九蔵』の襲名反対についてお聞きしたいのですが?「今回のことは僕もコメントすることはありません。好楽師匠のほうに行っていただければ……。ハイ……」記者の質問に早口で答え、どことなくソワソワしている。─どうしてこのようなギリギリの段階で襲名に待ったをかけられたのでしょうか?「ギリギリじゃないです。もうその件は、あの、好楽師匠のほうに……」─香葉子さんが襲名を反対されたからという話もありますが?「わからないです。この件は好楽師匠にお願いします。襲名の件も……ね。おめでたいことですから。すみません、失礼します」そう言うと、息を切らしながら足早に去っていった。「好楽師匠へ」を連発した正蔵。落ち着きのなさを見ても、彼が率先して反対したとは思えないのだが……。「今回の件を見ていたら、12年前のあのパワハラ事件を思い出しましたよ」そう語るのは、長年、落語界を取材してきた演芸記者だ。「実は一門の林家たい平が’06年5月に正式に『笑点』(日本テレビ系)のレギュラーメンバーに昇格するとき香葉子さんから、“息子のいっ平(現・三平)に笑点の席を渡しなさい!!”と辞退することをすすめたんです。それまで、たい平は’04年12月に病気になった師匠の林家こん平の代打だったんですが、正式に昇格が決まったとたん、おかみさんがきつく当たるようになった。それだけではなく、テレビ局にも彼を降ろすよう横やりを入れたそうです」(同・演芸記者)■香葉子さんの妨害は日常茶飯事そんな苦しい状況でも、たい平は出演し続けた。そんな彼を番組スタッフだけでなく、三遊亭円楽や桂歌丸などの笑点メンバーが、精神的にサポートしたという。それが、香葉子夫人にはよけいに気に入らなかったようで、パワハラはさらにエスカレートしたというのだが……。そのときの状況は、娘の泰葉もよく知っているようで、「(香葉子夫人のパワハラを)知ってますよ。たい平くんは大変でしたよ。私、そのときの話をすると泣いちゃうからやめてください。あの人、本当によく頑張ったわ……」と思わず涙を見せる。今では借金問題や元マネージャーへの脅迫など、お騒がせタレントとして有名な泰葉だが、’06年当時は春風亭小朝の妻であり、根岸の実家にも頻繁に出入りしていた。落語界の裏側も見てきた彼女だけに、貴重な証言に耳を傾けたい。「(香葉子さんのたい平へのパワハラは)落語界では公然の秘密。みんなご存じですよ。あのとき、一番いじめたのは香葉子さんですよ。たい平くんが泣いているのをよく見ましたよ。本当によく頑張った……(涙)。みなさん黙っていますけど、こんな妨害は日常茶飯事で、(香葉子夫人の)被害にあった人はたくさんいますよ。彼女は性格的にすごく売れたりする人を非常に嫉妬するんです。要するに、たい平くんは才能があるし、自分の息子たちより人気があったのが嫌だったんですよ」そこで、襲名騒動とたい平へのパワハラの件を聞こうと、自宅からお手伝いさんと思われる女性の運転する車に乗って出てきた香葉子夫人を直撃したが、無言のまま。表情をうかがい知ることはできなかった。代わりに彼女の事務所にこれらの件を質問すると、「コメントすることはございません」レスリングの伊調馨をはじめ、パワハラ問題が表面化している昨今。落語界にとって“おあとがよろしい”日ははたして来るのだろうか。
2018年03月12日左から、海老名香葉子さん、林家三平、林家正蔵、泰葉国民的演芸番組『笑点』(日テレ系・毎週日曜17時半)メンバーの三遊亭好楽の弟子、三遊亭好の助の襲名をめぐり騒動が勃発した。今月3日、スポーツ報知の芸能面のトップ。見出しは《正蔵が異議好楽弟子の「九蔵」襲名白紙》だ。好の助は、今年5月に真打ちに昇進する。4月には都内のホテルで披露パーティーも行う予定。2か月を切った段階での白紙は、「当事者は、後ろ幕や扇子や手ぬぐいなどすべてを作り直さないといけない。若手の落語家にとっては、精神的痛手と同時に経済的痛手もある」と演芸関係者が同情する。簡単に背景を説明する。三遊亭好楽は、八代目・林家正蔵に入門し、林家九蔵を名乗っていた。「好楽師匠にとって愛着のある名前で、おかみさんは今も師匠のことを『きゅうちゃん』と呼ぶほど。そのおかみさんが『誰かについでもらえば』と言っても、決して首を縦に振らなかった。それがやっと弟子に渡そうと思った矢先に、ミソが付いてしまった」(演芸評論家)八代目の死後、九蔵は三遊亭円楽の門下に移り「三遊亭好楽」に改名。円楽が、落語協会を飛び出した際には、行動を共にした。落語協会から出て行ったことを九代目・林家正蔵は問題視し、三遊亭が林家名跡を襲名することについて「落語界で悪しき前例を作るのはよくないとは申し伝えました」とスポーツ報知の取材にこたえている。「正蔵は2つの大きなミスをしましたね」と、前出の演芸関係者はバッサリだ。「ひとつは、自分ではなく母親の海老名香葉子さんに、(好楽さんに)『ダメだ』と迫らせたこと。もうひとつは、正蔵の近視眼的発想。50年後100年後にはまた一緒になるかもしれない。悪しき前例でなく、いいきっかけになるかもしれないのに、その可能性をつぶした。目先のきく人間であれば、『今回は前例にならないために、名前を使うのは一代限りにしてください、襲名の準備も整っているでしょうから、特例として認めましょう』とでも言っていれば株があがった。残念です」さて、この騒動に介入しているのが、海老名家のお騒がせ次女の泰葉だ。ブログで発言を始めたが、「これが正鵠(せいこく)を射ている。実にまともなんです。海老名家が間違っていると論破しているんです」(前出・演芸評論家)泰葉は「みなさま間違えています」と呼びかけ、海老名香葉子さんが落語界でなんの立場もない、にもかかわらず好楽師匠を呼びつけ3時間も対応し襲名させないと通告したが、そんな権利はない!ねじれた行為です、と断罪したのだ。「痛快ですね。今回の林家のやり口に、なんでも海老名家に報告しなきゃいけないんだろうねと皮肉る落語家も多いですよ。海老名家も正蔵も、間違いなく評判を下げましたね」(前出・演芸評論家)9日には、東京・上野では海老名香葉子さんが発案した「時忘れじの集い」が開催され、正蔵も出席する予定。例年とは違った形で、メディアの注目を集めそうだ。<取材・文/薮入うらら>
2018年03月08日突然、ブログにて債務整理することを告白(オフィシャルブログより)「数えてないので詳しくはわかっていないのですが、債務は2000万円から3000万円くらいですかねぇ」あっけらかんとそう話すのは、昨年12月17日に突然、ブログで自己破産宣言を行った泰葉。同時に債権者にもその旨をメールで通告していた。「その日の午前中に《お借りした金銭は返済不可能ですありがとうございました》と一方的にメールが送られてきたんです。支払期限はとうに過ぎていたのですが、それがまさかこんなメール1通ですまそうなんて……。本当に頭にきていますよ」(レコーディングに参加した音楽関係者)昨年9月に発売予定だったCDが、600万円の制作費未払いのため頓挫。その後、ネット上のクラウドファンディングで300万円を目標に出資者を募るものの、約17万円しか集まらなかった。「CD制作費だけでなく、クレジットカードや事務所の家賃、外車のリース代などが滞っています。一部には実母である海老名香葉子さんへ返済を求めるような動きもあるようですよ」(芸能プロ関係者)昨年10月に行った会見では、「何としても借金は返していく」と話した泰葉。だが、舌の根も乾かぬうちに自己破産宣言をしたのはなぜか?年も明けた1月2日、泰葉本人に電話で真意を聞くと、「なかなか返せるメドが立たず、カードローンなどもたくさん残ってしまって……。取り立ても多く精神的に参ってしまったので、自己破産ということでケジメをつけようと思ったのです」と、心境を吐露。だが、ここにきて状況が変わりつつあるという。「ブログで発表した途端に運が向いてきたのでしょうか、仕事も入ってきましたし、債権者のおひとりがちょっと待ってあげるから、自己破産は考え直してほしいということなので、とりあえず延期ということになりました」自己破産宣言する前に実家にもメールで報告したそう。だが、返事はなかったという。「仕事が軌道に乗れば、数千万円なんて芸能界ではすぐに返せますから。’18年は結婚しますし、愛があるので何があっても動じないんです。(婚約者の)メィヒディからはお金を援助すると言ってくれたんですが、私のほうから結婚前は嫌なので断ったんです。でも、結婚後はいっぱい援助してもらいます(笑)」そういえば、正月はメィヒディ氏の住むイランで過ごすと話していたはずだが……。「彼がトルコに出張になっちゃって、忙しいんですよ。イスラムのお正月に合わせて、3月半ばくらいには行ければと思っています」それを聞いた債権者は、あきれ顔でこう話す。「いつお金を返すのかという日程をきちんと示してほしい!自己破産なんてするくらいなら、まだ働ける年だし、バイトでも何でも、汗を流して働いて返してほしいですね」(前出・音楽関係者)今年は債権者の言葉にも真摯に耳を傾けては─。
2018年01月06日泰葉の前夫・春風亭小朝平成29年秋の紫綬褒章の受章者が発表され、エンターテインメント業界からも脚本家の三谷幸喜氏(56)、作詞家の松本隆氏(68)、漫才師の大助・花子(68・63)が栄誉に預かった。「大衆芸能の叙勲・褒章では、最高位に位置するものです。これより上は文化勲章とか文化功労者、人間国宝しかありませんからね」と解説するのは一般紙文化部記者だ。確かに、漫才師が文化勲章を受章する時代がやって来ることは、なかなかイメージできない。国が認める賞・章にはいくつかあるが、「ここに挙げた3組の受章者には、共通の実績があります。文化庁芸術選奨の大賞を受賞しているのです。三谷さんは演劇部門で、松本さんと大助・花子は大衆芸能部門で、です」と演芸評論家の言。「芸術選奨を取った人が数年後に紫綬褒章を受章するという流れはすっかり定着していると言っていいと思います。近年、歌手の由紀さおりさん、落語家の柳家権太楼、柳家さん喬、五街道雲助、立川志の輔らが同様のパターンで受章に至っています」となれば、近年の芸術選奨受賞者で紫綬褒章を受章していない大物こそが、次の候補者となる。桂ざこば、オール阪神・巨人、山下達郎、春風亭小朝、小曽根真、坂本龍一、細野晴臣、小田和正らといった説明不要の面々が、待ち受けている。「芸能のフィールドでも古典芸能、伝統芸能の世界の実演者は比較的受章しやすい傾向にありますので、桂ざこば、春風亭小朝はかなり有力候補であるはずです」と前出・演芸評論家。ところが、と表情を曇らせ、こう続ける。「国の賞や章というものは、お上のお墨付きを得るようなものです。慎重に受章者を選考します。芸がいいことはもちろんですが、そこに必ず『国民の規範となる』人間性が加味されるんです。芸が良くてもなかなか受章できない人は、その部分がネックになる。小朝なんていい芸なんですが、『週刊女性』が盛んに報じているように、元妻の泰葉が、小朝の人間性をあれこれ公にしている(笑)。そういうのを見聞きすれば、選ぶ方も選びきれないものです」別れれば他人の夫婦。相手のことをあれこれ暴露しないというのが、元夫婦のエチケットだが、それが通じない伴侶を持つとさまざまな影響を及ぼすことになる。泰葉は現在、イラン人の実業家の婚約中で、ラブラブ状態。願わくばうまく結婚してほしいと、誰よりも前夫の小朝が願っているのかもしれない。<取材・文/薮入うらら>
2017年11月11日泰葉イラン人の会社経営者メィヒディ・カーゼンプールさんと婚約中の泰葉が10月27日に、都内で会見を開いた。「会見は和やかなムードでしたが、クラウドファンディングに関する質問にだけは、かなり厳しい表情でした」(スポーツ紙記者)“クラウドファンディング”とは、インターネットを通して金銭的な支援や協力を集めること。彼女は1口3000円で6曲入りのCDを制作し提供することを約束。300万円を目標に募ったが、結果は36人から16万7000円しか集まらなかった。「募集に際して、金額が目標に達していなくても、資金提供者にはCDを渡すことを約束していました。しかし、ちゃんとCDが届くのか、不安に思っている提供者が多いんです」(ワイドショー関係者)実際に会見で泰葉は、約17万円でのCD制作について、「ちょっと全然、無理でございます。次のファンディングと私のビジネスもございますので、(それで)着々と制作費をお支払いしたいですね」と、今回のCD制作が難しい状況であることを吐露した。だが、今年9月の発売を目指してレコーディングした際の費用約600万円は、いまだ制作者たちに支払われていないのだが─。「40年近い付き合いなので、“泰葉なら大丈夫”と未払い金を待ってくださり、“わかった。次も録音しよう”と。そうお約束いただいています。きちっと(未払い金を)お支払いしてから新しい録音に入ります」と話すが、泰葉の元マネージャーA氏(前回のレコーディングではディレクターを務めている)は怒りをあらわにする。「“待っていい”と言っているのは2人だけで、私を含めたあとの法人やミュージシャンたちは早く返してほしいと言っていますよ。その返済もなしにまた新たなファンドを立ち上げレコーディングするなんて、不誠実にもほどがある」未払い金の返済はもちろんだが、来年3月までにはファンドの資金提供者へ約束のCDを送らなくてはならない。ひと波乱ありそうな予感もするが、一般的にこういったことでトラブルは起きていないのだろうか?クラウドファンディングに詳しいITジャーナリストの坂本翔氏は、「アメリカでは’12年に立ち上げられたクラウドファンディングが裁判になり返金命令が出されたこともあります。日本ではまだ裁判はありませんが、復興名目でお金をだまし取り問題になったことや、商品を渡さなかったり、違う内容のものが届いて騒ぎになったことなどはあります」あらためて、CD化の実現性について泰葉に聞くと、「次のファンディングを含めてCD制作を目指しますが、もしダメだった場合は誠意をもって現金をお返しします」未払い問題だけでなくクラウドファンディングが新たな火種にならなければいいが。
2017年10月31日会見で喜びを爆発させた泰葉だが、家族の話になると涙を見せた「女性として、どうしても子どもをつくりたい。どういうふうにつくるかはわかりませんが今は医療技術も発達している。彼の血筋を残したい」9月20日、20歳下のイラン人会社経営者のメィヒディ・カーゼンプールさんと婚約会見に臨んだ泰葉。その席上で、子づくり宣言と’19年いっぱいでの芸能界引退を明らかにした。「マスコミは50人ほど集まりましたが、お金がないからかスタッフはおらず泰葉が自分で受付をしていました。しかも、場所は浅草にある時代劇の稽古場で、会場費は数千円だったとか。10年前に金屏風の前で行った春風亭小朝との離婚会見は、300万円ほどかけて帝国ホテルで行ったので、隔世の感がありますね」(芸能レポーター)約1時間に及ぶ会見では、ノロケ話の連発。結婚後は日本、イラン以外の第三国で暮らす予定であることを語っていた。「フィアンセはイラン国内で18歳のときにイルミネーションや案内板を作る会社を起業し、技術者として4つの特許を取得。現在、社員は35人ほどいるようで、政府とも取引があると話していました。ただ、記者から年収を聞かれると、“イランのことわざに、女性には年齢を男性には収入を聞いてはいけない”と話し、煙に巻いていましたね」(スポーツ紙記者)この会見の8日前には、『週刊女性』が『泰葉が自宅に送りつけた出刃包丁、脅迫状、犬のフン』と題し、元マネージャーのA氏への脅迫をスクープ。しかも、CD制作費約600万円のほか、クレジットカードや税金、健康保険料、車のリース代など未払いのものが合計1000万円ほどにのぼることも報じている。彼女のラブラブ会見を見たA氏は、あきれた表情でこう話す。「婚約して浮かれるのはいいですが、払っていないお金に関しては、きっちりと払ってもらいたい。ほかの債権者たちも“金返せ。ふざけんな!”って怒っていますよ。まさか未払い金を払わずに第三国に逃げるようなことはないと思いますが、泰葉さんが払えないようなら、フィアンセの方に代わりに払ってもらいたいですね」すでに神奈川県内にある泰葉の自宅で、“プレ”新婚生活を楽しんでいるふたり。だが、前途はかなり厳しそうだ。「泰葉の実家はこの婚約に対して報道陣からコメントを求められましたが、母の香葉子さんは完全無視。弟の正蔵、三平も無言を貫いています」(ワイドショー関係者)はたして、ふたりはどこに飛んでいくのだろうか……。
2017年09月26日イラン出身の男性メィヒディ・カーゼンボールさん(36)との婚約を発表したタレントの泰葉(56)が20日、都内で2人そろって会見を行った。泰葉は今の心境を聞かれ、「感無量だわ」と目を潤ませながら返答。メィヒディさんも「泰葉様と一緒にいることを大変うれしく思います」と幸せそうな表情を見せた。Facebookで出会ったという2人。泰葉は「優しい。寛大。すごく心が広い」と惹かれたポイントを明かし、メィヒディさんも「大変優しい心の持ち主です。そして、泰葉様が文化的ないろんな活躍をしていることを本人から聞き、より興味が増した」と語った。また、泰葉は「2019年12月31日をもって芸能活動すべてを引退します」と引退を発表。「女性として子供ができなかったものですからどうしても子供をつくりたい。彼の血筋を残したいというのが希望で、たくさんの子供を育てるために引退します」と理由を説明した。泰葉は、1987年に落語家・春風亭小朝と結婚したが2007年に離婚。今月14日にブログで婚約を発表していた。
2017年09月20日タレントの泰葉(56)が14日、自身のブログを更新し、イラン出身の男性ミィヒディ・カーゼンボールさん(36)と婚約したことを報告した。泰葉は2人で抱き合っている写真を公開し、「ミィヒディ カーゼンボールと私 泰葉は本日婚約しました」と報告。「20日に二人で会見を行います」と発表し、「プレス各位みなさま現在準備を進めていますよろしくお願いします」と呼びかけた。また、別の投稿で「長い道のりやっと掴んだ幸せですなんか演歌みたい」と心境をつづり、「優しい優しい人でしたメヒディ カゼンポールさん1981.8.18生まれ36歳 イランテヘラン出身です」とお相手について紹介した。
2017年09月15日イラスト:渡辺貴博「反論とか暴露する気はなかったんです。でも、考え方を変えざるをえなかったのは、日本全国で読まれる『週刊女性』さんに、泰葉が真実と違うことを述べているということ。そして、CD制作で未払いになっている法人が10社以上あるということを知ってほしかったので。僕のことより“真実はひとつだ”ということを明らかにしたいのです」そう静かな声で語るのは、今年8月まで泰葉のマネージャーをしていたA氏。『週刊女性』は以前から再三、インタビューを申し込んできたが、ついに彼が重い口を開いてくれた。「私は音楽ディレクターとして28年やってきました。そして、昨年12月に泰葉のマネージャーをやっている知り合いから、“音楽部分を手伝ってくれないか”という連絡があったのです。その月に代々木の小さなライブハウスで泰葉のライブを見たんですよ。そのとき、声がすごく素晴らしかった。感動したんです」だが、ほどなくして彼を誘ったマネージャーが突然、泰葉からクビに。つまり、A氏だけが残されてしまったのだ。「彼が切られてどうしようかと思ったんですけど、あの声ならミニアルバム1枚くらいやってみたいなって傾いたんです。ディレクターの性ですよね。才能ある人間にやっぱり憧れるし、燃えるんですよ」A氏と泰葉はCD制作について今年の2月8日、3月10日とミーティングを重ねる。そこで、CDの出し方や販売方法、そして彼女の父親である先代・林家三平さんの命日である9月20日をリリース日にすることが決まった。「自分で『泰葉レコーズ』というレーベルを持ち、原盤フィーを持って作りたいというので、600万円くらい制作費がかかるよって。そうしたら、“私は800万円くらいかかるかと思った。大丈夫、売れるから”って。このとき僕は彼女の経済事情も知らないですし、3月10日には帝国ホテルのスイートルームを借りて打ち合わせをしたくらいですからね。僕と泰葉のほか、アレンジャーなど制作関係者6人。彼女はドンペリ3本くらいと大きいオードブルを持ってこさせ、打ち合わせが終わったあとは親睦会になり、いい形で終わったんです」5月18日に行われた1回目のレコーディングから、順調に音楽制作は進んでいた。あとは、CDをプレスする段階という7月中旬に、彼女から驚きの告白をされる。■「月末に支払うお金がない」との告白「泰葉から“月末に支払うお金がない”って初めて言われたんです。なんと、会社の通帳には8000円しか入ってなかった。恐るべきは、クレジットカードがじゃらじゃらと10何枚も出てきたけど、全部未払いで止まっていると。D社のカードに関しては毎日のように丁寧だけど督促の電話がかかってくる。そこまで逼迫してたわけです。このとき僕はレーベルを守る立場ですから、とりあえずやばいところから3万でも5万でも払っていこうと話したんです」そこで、A氏はビジネス案件が決まりかけていた海外の会社を拝み倒し100万円を借りることに成功。もうひとつは、タイミングよく『週刊ポスト』のヌード撮影が決まり、編集部に頼み込んでギャラ200万円の半金を先にもらうことで、何とか7月末までに200万円を作ったのだ。「泰葉から支払いもやってくれと頼まれたので、未払いの金額と口座番号のリストを作らせたら、クレジットカードだけじゃなくて、リースで乗っているBMW月々約13万円、駐車場代、税金、健康保険など、キャッシュで払わなくてはならないものが払ってないんですよ。で、月末に入った200万円で支払っていったら、全部で170万円になったんです。そうしたら、泰葉がイランに行くとか生活費が欲しいと言うので、その30万円をどうぞって渡したんです。それで、通帳は0円ですよ。でも、これからレコーディング費用などでかかった約600万円の請求が押し寄せてくるわけです……」それでも、泰葉は“大丈夫よ”と言うばかりで、具体策は見えてこない。そこで、A氏は意を決し、8月8日に社長である彼女に対してある提案をすることに─。「彼女はCD発売日である9月20日に、(春風亭)小朝さんや和田アキ子さんを訴えると会見した帝国ホテルで、また会見する予定だったんです。あのときと同じく300万円かけてやろうとしていたので、そんなお金どこから出るのよと。そうしたら、黙っちゃって。もちろん、やんわりと言ったんですよ。最終的には、バンと彼女が帝国ホテルに電話してキャンセルしてくれたので安堵したんです。それから、“会社運営はどういうふうに考えているのか”という話や“毎日、朝の7時くらいからお酒飲むような生活はやめようよ”と話し合い、午後7時くらいに家に帰ったんです」ディレクターとして音楽面を支えるだけでなく、マネージャーとして金銭問題の解決にも奔走してきたA氏。そんな彼に対し、この一件で彼女の態度は一変することになる。■1000万円入るビジネスが終わった「8月11日から誹謗中傷のメールが3日間で40通から50通くらい来た。しかも、前日に泰葉のブログで、僕の顔と実名を出して“ストーカーだ”“セクハラだ”って始まったんです。そのうえ、自己破産とか会社倒産するなんてこともアップしたんです」当該のブログには《A氏(実名)の業務不履行ストーカー行為により私は自己破産そして会社は倒産の道を歩まなくてはならなくなりました》と書かれていた。このブログのせいで、海外のビジネス案件が破談になってしまう。「彼女のブログを見たその海外の企業が、“そんな会社とは仕事はできない”と断ってきた。約1000万円入るビジネスが終わったんです。CDの制作費はこの報酬で切り抜けようって思っていたのに……。知人を通じ“CDのプレス代は8月末までにお金を払わないとダメですけどどうしますか?”というメールを転送してもらったところ、“お金がないのでプレスを止めてください”っていうメールが来たわけです。すると、そこから泰葉の逆恨みが始まるわけですね。自分のお金がないからリリースを止めただけなのに、止めたのは僕だって。しかも、海外のビジネス案件でうまくお金を回す予定だったのに、自己破産、会社倒産ということをブログにアップしたために、パーになってしまった。自爆なんですよ」逆恨みは脅迫メールだけでなく、さらにエスカレートする。「8月16日に仕事に行こうと家の玄関のドアを開けたら荷物が置いてあるようで重いんですよ。そうしたら、黄色いビニール袋の中に、出刃包丁と《イラン人がおまえをやりにいく》《やすはまもる》みたいなひらがなで書かれた脅迫状と犬のフンが入れられて置かれていたんです」翌日、A氏はこの件を警察署に相談。ただし、この時点では泰葉に対する思いもあり、被害届は提出せず、指導だけにしてほしいと言っている。「それで、8月18日に泰葉が警察署に呼ばれるんですが、“これ見覚えある?”って刑事さんが出刃包丁、脅迫状、犬のフンの写真を見せたんです。はじめは知りませんって言ったそうなんですが、“脅迫状の中に泰葉って書いてあるでしょ”って問い詰めても、“近所に住んでいるイラン人が私の名前を使ってやった”みたいなことを言ったそうなんです。それで刑事さんは怒っちゃって、“あなた以外にやる人はいないでしょ”って強く言ったら、涙流しながら、“すみません、私がやりました”と認めたそうです」犯行の理由に関し泰葉は、CDのリリースを阻止されて悔しくてやったと語った。今まで被害届を提出しなかったA氏だが、ここにきて心境の変化が出てきたという。「昨年12月から今年7月までの8か月間、僕はディレクター代など1円ももらっていない。それに、僕のツテで呼んだミュージシャンなどへのCD制作費も払われていない。最初はそれを払ってくれればいいと思っていたんです。でも、御誌の取材で泰葉は今でも“CD制作は勝手に元スタッフ(A氏)がしたこと”などと、すべてを僕のせいにしてウソを並べたてている。さすがに許せないので、僕は近く警察署に被害届を提出することにしました。刑事さんに聞いたのですが、10日から20日間は勾留される可能性があるそうです。彼女は今まで他人に迷惑をかけても、“海老名家のお嬢様”としてのらりくらりと逃げてきたんでしょう。さすがに今回は、きちっと司法の手にゆだねるべきだと考えました」■泰葉に脅迫事件について話を聞くと『週刊女性』は9月7日、泰葉に電話で脅迫事件について話を聞くと、「それは事実です。本当に私は追い込まれてしまって、自分を見失って、そのときの記憶がない状態なんです。記憶はないのですが、そういうことをしてしまったという自覚はあります。非常に反省しているんです。ところどころは覚えているのですが、前回お話ししたように、私はPTSDでもあるので、自分を追い込んでしまうんですね。警察の方にも呼ばれて、上申書を書いて“もう2度としません”と誓いました」全面的に非を認めたのだ。さらに、A氏がCD制作を勝手に決めたと『週刊女性』に語った件も、「Aさんが正しいです。事情は聞いていたのですが、細かい情報は入ってきていなかったのでちょっとびっくりしてしまいました。それで、この前は聞いていないと言ってしまいました。そこはお詫びしたいと思っています」とウソであったと話した。では、A氏の被害届が受理された場合、泰葉はどのような罪に問われることになるのだろうか?人間関係のトラブルに詳しい『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士に聞いてみると、「今回の件は脅迫罪が成立する可能性があると思います。一般人が怖がるかどうかというのが、裁判所が判断するポイントです。泰葉さんから送られた脅迫状の中身がどういうものかも重要ですが、出刃包丁が送られたというのは脅迫の現実味が出てきます。罪が確定すれば、2年以下の懲役か30万円以下の罰金が科されることになるでしょう」とのことだ。「『週刊女性』さんの取材があったあと、泰葉は私をストーカー呼ばわりしたこともメールで謝罪してきました。ブログで書いたことをウソと認めたんです。ですが、600万円近くあるCD制作費は、どう返済されるのかは不明です。もし本人が返せないのならば、根岸の実家に肩代わりしてほしい。だって、あなたの娘が10社を超える会社に迷惑をかけているんですから」そこで、母である海老名香葉子に話を聞こうとしたが、代わりにマネージャーから、「お答えすることは何もありません。(泰葉とは)まったく連絡をとっていないですね」と冷ややかな答えが返ってきた。金銭トラブルだけでなく、逮捕の可能性まで出てきた泰葉。はたして、彼女はどこへ向かって飛んで行くのだろうか─。
2017年09月12日春風亭小朝を「金髪豚野郎」と言った離婚会見(’07年)『バイキング』(フジテレビ系)などに出演していた泰葉だが、最近はめっきりテレビで見なくなった。話題になったことといえば、8月7日に発売された『週刊ポスト』(’17年8月18日・25日号)で、袋とじ9ページにわたってヘアヌードを披露したことだろう。「私もこの前、彼女が掲載された雑誌を見ましたけど、アンダーヘアを見せたり、寝転んでヒップを見せたりと、大胆な姿すぎてビックリしちゃいました。この前、泰葉さんのお母さんである(海老名)香葉子さんにお会いしたとき、その話題になったら、“どうしてこうなっちゃったのかわからない”と涙を流されていましたよ。娘さんとはまったく連絡をとっていないようですが、母として本当に心配なんだと思いますよ」(林家一門に近しい人)そこで泰葉本人にヘアヌード披露についての想いを聞いてみた。■母は心配するも娘は……「よかったでしょ?ありがとうございます。おかげさまで大好評だったみたいで、ポストさんかなり売れたみたいですよ」と喜びの表情を見せる。ヌードのオファーはポスト側から出され、過去に撮影してもらい好印象だったカメラマンが今回の担当だったことも、彼女の気持ちを前向きにさせたようだ。「カメラマンが渡辺達生さんだと知って、脱ぐことに決めました。彼とは何回か交渉はありましたが、そこでヘアヌードでやりたいというオファーを受けました。最初は乳首や乳輪も見せないヌードのつもりでした。ただ、私は“やる”“やらない”ははっきりしている性格なのでヘアヌードを決めるのは早かったですね。あとは、母がすごく胸がきれいだったんです。お風呂に入るたびに“お母さんの胸きれいだな”と思っていました。もちろん4人子どもを産んでいますし、形は崩れていますけど何カップかわからないくらい大きいんです。それで、ふと自分も乳輪がきれいだなと思ったんです」と、母への思いものぞかせる。そこで、香葉子さんが、ヘアヌード写真を見て悲しんでいたことを伝えると、今までの表情から一変し、暗いトーンでこう話した。「でも、それは芸術のひとつですからね。作品ですから……。悲しんだというのを聞いてからだと出せなかったでしょう。(母親が悲しんだことを)今まで知らなくてよかったのかもしれません。母が悲しんだというのはいま聞きましたから。でも、後悔はありません。後悔していたら脱ぎませんよ。乳は垂れていますけど、私はいい作品ができたと思っていますよ。賛否両論ありますが、否定する人も読んでくれていますからね」ちなみに、200万円という高額なギャラが支払われたという話も出ているのだが……。「はい、そうですよ。(200万円は)間違いありません。全然、安いと思ったくらいですから。ヌードは初めてだったので、それくらいなのかな〜と思いました。ですが、脱いだのはお金のためではありません。私は、いくらお金を積まれてもヌードはやらないと決めているので」
2017年08月31日このあと笑顔で記者を自宅に招いてくれた泰葉「じゃあ、暑いし家の中に入ってください」8月下旬の午後2時過ぎ、自宅マンションからピンクのワンピースを着て出てきた泰葉。記者が直撃取材すると、立ち止まり笑顔を見せながら、なんと、自宅に招き入れたのだ。「都内でひとり暮らしをしていた泰葉ですが、7月初旬に“海の近くに住みたい”ということで、神奈川県内に引っ越したそうです。現在は台東区根岸にある実家とも絶縁しており、都内にこだわらなかったのでしょうね」(芸能レポーター)部屋は約100平方メートルで、愛犬との1人+1匹暮らしには、十分すぎるほどの広さ。引っ越したばかりだからか、部屋には物が少なめだ。泰葉といえば、6月2日に帝国ホテルで行った記者会見で、元夫の春風亭小朝のDVにより心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたことを告白。また、和田アキ子のラジオでの発言が営業妨害だとして、2人を提訴することを突然宣言したのだが……。「その後、彼女は2人への提訴を取りやめたことを発表しました。しかし、この会見から業界内では“お騒がせ人物”とされ、テレビ界などでは扱いにくい存在となってしまいましたね」(前出・芸能レポーター)■「自己破産」の真相8月16日の夜に更新された『残念ですが』と題されたブログで、《私は自己破産そして会社は倒産の道を歩まなくてはならなくなりました》と現状を報告。記事はすぐに削除したが、スポーツ紙などのメディアがすぐに反応し、騒動となった。「8月の初めに辞めた元スタッフがいろいろなところに発注をかけていて、請求書が私のところにたくさん来たんです。請求書の送り先のひとりである音楽関係者の女性の方から“何日までに払ってください”とか“あなたの責任だ”とか責めるような口調で言われて、困ってしまって……。これは書いておいてほしいのですが、私はPTSDなんです。診断書もお見せします。どういう症状が起こるかというと、つらい記憶がフラッシュバックするんです。何かが起こると自分を責め続けてしまい、(想像の中で)自己破産まで考えがいってしまう……。被害妄想が襲ってくるんです。何が起こっているのかわからなくてパニックに陥ってしまって、“自己破産した”というブログをあげてしまいました。深刻な障害なんですよ」あくまであれは本心ではなかったようだ。だが、父で落語家・林家三平さんの命日である9月20日に発売を予定していたミニアルバム『フライディ・チャイナタウン』は、発売中止に追い込まれている。PTSDが仕事に影響を及ぼしているようにも思えるが、どうやら、レコード会社に支払うべきCDのプレス代などが未払いであることが原因だという。そのことを泰葉にぶつけると、「プレスできていないのは事実です。クラウン徳間さんときちんと話ができていませんからね。今のところ発売中止ですが、きちんと整理ができたら発売したいと思っているので、発売延期だと考えています。少し時間はかかるかもしれませんが、音源はもうできていますからね。ただ、不義理なところがあまりにも多すぎるので、(請求書の件で)みなさんのお許しを得てからではないか、と思っています」各方面から続々と届く請求書。やはり、資金繰りの悪化がCDの発売中止につながったことを、否定はしなかった。「CDのプレス代は17万円です。(請求書すべての)合計金額はまだ調査中なのでわかりませんけどね。それだけお支払いしてもよくないので。何がどう起こって、発注書がどこから来ているかをすべて把握しなければスタートできません」レコーディングにかかったスタジオ代、ミュージシャンへのギャラなど、いまだに支払われていない。「支払いが滞っているというか、情報収集をしている段階ということです。請求書の件が明確にならないとできません」レコーディングにかかった費用は500万円とも600万円ともいわれ、今月末にはさらに請求額が膨らむと予想されている。タレント活動がほぼない現状では支払いは困難であるように思えるが、本人は自信をのぞかせる。「ブログが月間300万アクセスを記録しているので、広告収入もかなり入っています。どこにも行かなくてもこんなに稼いでいいのかと思う額です。でも、それはファンのみなさんのおかげです。温かく見守ってくれているので。生活は安定というか、それ以上のものですね」いったい彼女はどれくらい稼いでいるのだろうか。ブログ事情に詳しい、ITジャーナリストの坂本翔氏によると、「アメーバブログの場合、月間300万アクセスであれば、月30万円以上はブログの更新だけで入ってきていると予想されます。泰葉さんの場合、それに加えて、化粧水やリップクリームなどの商品をブログ記事内で紹介して販売ページにリンクさせています。そこからその商品を購入している方がいると仮定すると、さらに金額は加算されているのではないでしょうか」と、庶民にはうらやましいほどの額を毎月、手にしている計算だ。■彼女が語った“最後の夢”とは「’19年に引退を考えています。2年後というのは直感です。音楽でもこれでいいっていうのができたので。それで決断しました。私はお嬢様育ちで人を疑うということができないんです。芸能界っていうのは、生き抜くためには大変ですからね。私にはしたたかさがまったくないんですよ。音楽センスはあるのですが、ビジネス戦略やしたたかさがありません。人にだまされたり、トラブルに巻き込まれやすいんです。小朝さんのDVもありましたし、とんでもない人生を送ってきました。だから、もう芸能界はいいやって思うんです。なので、家庭的なことをしたいですね。料理が好きで、最近は刺繍もやるなど、家にいるのが好きで。それくらい家庭的なんですよね。私は子どもが好きなのですが、子どもが持てなかったので、いずれ養子とかをもらって子育てをしたいという夢があります。これが最後の夢ですね」そう語る泰葉の目は、どことなく明るさが戻っていた。夢を叶えるためにも、老婆心ながら身の上に起こっているさまざまなトラブルだけは、早めに解決しておくことが賢明なのではないだろうか。
2017年08月29日6月26日、泰葉(56)が自身のブログで海老名家との絶縁を報告した。泰葉は4月24日にもブログで、07年に離婚した春風亭小朝(62)から虐待を受けていたと告発。6月2日にも会見を開き、小朝や和田アキ子(67)への提訴を公表するなど世間を騒がせてきてた。 今回、彼女はさらにヒートアップ。ツイッターでも血のつながった家族を“攻撃”し始めた。15年にはうつ状態だったにもかかわらず、母・海老名香葉子(83)から3時間土下座させられ見せしめにされたと主張。さらには甥の林家たま平(23)にSEXを強要されるも拒否したと告白。たま平は当時未成年だったにもかかわらず飲酒喫煙を行っており、そのことを弟の林家正蔵(54)も黙認していたとつぶやいている。 そして今年6月22日に実家のねぎし事務所へ連絡したところ、事務員から「弁護士を通して」と言われたとも主張。そのため今回、独立を決意したというのだ。彼女の言っていることは事実なのか。本誌は海老名家へと向かった。 6月下旬の朝、自宅のねぎし三平堂から出てきたのは林家正蔵。訪問先への手みやげだろうか、手にはメロンを持っている。だがその表情はこの日の曇り空同様、どこか晴れない。記者が声をかけると、「ああ、はい」と“絶縁騒動”を聞きに来たと察したようだった。 「なんだか、みなさんにもご迷惑をかけてしまって。どうもすみません」 ――泰葉さんは実家に電話したら「弁護士を通せ」といわれたと主張しています。ご家族から泰葉さんに裁判を起こすつもりですか? 「いえいえ、あちらが勝手に言っていることで。詳しいことは聞いていませんが、そういう考えはありません」 姉のことを「あちら」と呼ぶ正蔵。息子・たま平に対する泰葉の主張にはこう全否定する。 「飲酒喫煙を黙認なんかしないですよ。そんなことしていたら張り倒しますから。(SEX強要も)ないですよ、一緒にいますから。今まで小朝さんのことを言っていたのに、(矛先が)ウチにきちゃって……。もうわかんないです」 そんな状況にもっとも憔悴しているのは他ならぬ母・香葉子さんのようだ。土下座を強要されたという泰葉の主張についてもこう続ける。 「全然そんなことないですよ。(母は)なんとかやっておりますが、高齢なので……。だからみんな困っているんです。どうかお察しください」 深々と頭を下げると、稽古場へと向かっていった――。 「昨日の夕方ごろ、車で帰ってきた香葉子さんをお見かけました。足取りもおぼつかない様子で、お付きの人に手を引かれて家に入っていかれました。あまりにも弱々しい姿で、心配になりました。泰葉さんの件で心労が絶えないのでしょう」(近所の主婦)
2017年07月05日タレントの泰葉(56)が6日、マスコミ各社へのFAXで、「2017年6月6日をもちまして、タレント活動に終止符を打つことになりました」と報告。「タレントとしてはとてもとても未熟者」であるとして、活動を休止することに理解を求めた。歌手や作詞・作曲など、音楽活動は今後も続ける模様。冒頭では、シンガーソングライターとしてデビューしたことに加え、「2007年離婚後はタレントとしてみなさまからたくさんのオファーをいただき数々のメディアに出演させていただき心から感謝申し上げております」と活動の幅が広がっていったことに触れる。今回の発表を6月6日にしたのは、「六歳の六月六日より、ピアノ、三味線、バレエ、歌等、数々のお稽古を始めました」「古典芸能の世界ではこの日にお稽古を始めると縁起がいいとされ、ジンクスになっています」という理由から。「父の意思を継ぎ、『芸道』の道を極める決意をいたしました」「歌手、作詞家、作曲家、古典芸能人、プロデューサー、そして、現在経営している弊社泰葉エンターテイメントの経営者、実業家としてその道をひたすら邁進していく所存でございます」と今後への意気込みをつづっている。泰葉は今月2日、都内で会見を開き、元夫で落語家の春風亭小朝とタレントで歌手の和田アキ子を提訴する意向であることを明言。6日、自身のブログでは「タレント活動休止のお知らせ」と題し、今回の発表と同様の内容を記している。○コメント全文(原文ママ)マスコミ各位の皆様私、泰葉は本日、2017年6月6日をもちまして、タレント活動に終止符を打つことになりました1981年9月21日シンガーソングライターとしてデビューしフライディテャイナタウンが現在も愛されています音楽家として厳しい訓練を受け、芸大受験、桐朋音大入学と基礎を学びました2007年離婚後はタレントとしてみなさまからたくさんのオファーをいただき数々のメディアに出演させていただき心から感謝申し上げております私、泰葉は六歳六月六日より、ピアノ、三味線、バレエ、歌等、数々のお稽古事を始めました古典芸能の世界ではこの日にお稽古を始めると縁起がいいとされ、ジンクスになっています本日の六月六日、50年前のこの日のことを思い出し両親、祖母が見守る中、芸に精進することを誓った私を思いまします父の意思を継ぎ、「芸道」の道を極める決意をいたしました歌手、作詞家、作曲家、古典芸能人、プロデューサー、そして、現在経営している弊社泰葉エンターテイメントの経営者、実業家としてその道をひたすら邁進していく所存でございます私はタレントとしてはとてもとても未熟者でございますですのでその活動に終止符を打つことを何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます2017.6.6泰葉こと海老名泰葉
2017年06月06日タレントで歌手で泰葉が2日、東京・内幸町の帝国ホテルで「音楽活動状況並びに一連の告発に関するご報告」と題する会見を開き、元夫で落語家の春風亭小朝とタレントの歌手の和田アキ子を提訴する意向であることを明かした。泰葉は、4月に自身のブログで2007年に離婚した小朝から虐待を受けていたと告発しており、提訴の理由も改めて度重なる暴力や虐待であると明言。「(結婚生活は)地獄の日々でした」と表現し、「布団でグルグル巻にされて2階から突き落とされた」「逆さ吊りにされて食パンをのどに詰め込まれた」「熱いお味噌汁をかけられたり、俺を誰だと思っているんだと包丁を振り回したり、その時は10針縫った。今、左耳の聴力がほとんど低下していますが、これは暴力の後遺症です」などと語った。"虐待"は婚約中からあったとし、周囲に助けを求めなかったのは「難しいところ。父を亡くなって家の大黒柱を失って大変なことだったので…」と説明。離婚後は一切連絡を取っておらず、ブログの"告発"についても小朝側からの連絡もないという。すでに弁護士を雇っており、東京地裁に民事訴訟を起こす考え。裁判となると具体的な証拠が必要となるが、泰葉は医師から「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されたことを明かし、「PTSDと診断されたことが大きな証拠になる」と語った。またPTSDの影響で「悪夢をみて夜尿する。男性が怒鳴っているのを聞くとそれだけで悪寒。電車には乗れない」などの症状があるとことも告白した。和田アキ子に対する提訴については「名誉毀損、営業妨害」を理由に、小朝と同じく東京地裁に民事訴訟を起こす。泰葉は「私を否定する言葉は営業妨害です。離婚してから何度もあった」といい、「楽屋でのひどい言葉、忘れられない。『サンデー・ジャポン』さんに出演したとき、『アッコにおまかせ!』の楽屋に行くことを義務付けられていて、たくさんの人で関所みたいになる。楽屋であいさつをしたら、返事はなく『なんでそんなに肌が露出している服を着ているの?』とみんなの前で晒し者にされた」と回想。「ほかのみなさんも大変な思いをしている。芸能界のドン、大物は関係ない。虐待は犯罪。そういうことを平気で笑い話にしているのはどうなのか。社会に対する提言という意味も含まれている」とした。この日、会見後に泰葉が弾き語りをしたことから、会見は曲を売るための宣伝ではとの意見も飛んだが、それは否定。泰葉は「真実を明らかにしていきます。これだけ話したので怖いものはない」ときっぱり。裁判には出廷することも視野に入れているという。
2017年06月02日4月末、自身のブログで元夫・春風亭小朝(62)から虐待を受けていたことを“告発”したタレントの泰葉(56)。 5月27日にはブログを閉鎖して有料SNSで情報を発信していくとも発表していたが、ここへきて“爆弾”を投下したのだ。 「最後にもう一人告訴します和田アキ子です」 「明らかなる営業妨害名誉毀損いいかげんにせんかいこちらのセリフ!」 泰葉がURLを貼り付けて“やり玉”にあげたのは、一部スポーツ紙のネット版記事。4月29日放送のニッポン放送「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1,000回」で和田アキ子(67)が泰葉に対し苦言を呈したというもので、そこにカチンときてしまったようだ。 「泰葉さんの義理の兄にあたる峰竜太(65)さんの名前まであげて批判をしています。峰さんは『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田と共演しています。峰さんは今、和田と顔を合わせる毎週日曜が憂鬱でしょうね……」(TBS関係者) さらに今回の書き込みで思わぬ“とばっちり”を受ける形となったのが、URLを貼り付けられたスポーツ紙だろう。 「最近は各スポーツ紙が著名人のテレビやラジオでの発言をネット記事として配信することに力を入れています。それは、記事にするとアクセスが稼げるから。和田さんの記事も同じです。放送後すぐアップされていましたが、それが泰葉さんに和田さんの発言を気づかせることになってしまった。いわば、騒動のきっかけをつくってしまったわけです。記事の影響がどうなるか、書いた側としては戦々恐々でしょうね」(ベテラン芸能記者) 泰葉は6月2日、都内で会見。会見の発言で今度はどこに“余波”が及ぶことやら……。
2017年05月29日タレントの泰葉が19日・20日にオフィシャルブログを更新し、元夫の落語家・春風亭小朝と、精神科医の香山リカ氏を提訴すると宣言した。泰葉は先月、小朝から約20年にわたって暴行されていたとブログで告発。19日のブログでは「告訴と殺戮」と題し、「私 泰葉こと海老名泰葉は 春風亭小朝事花岡宏行を告訴する準備に入りました」と報告した。現在、弁護士と打合せをしていることを明かし、「民事、刑事どちらになるか 今後の弁護士先生との話し合いによって決まります」と状況を説明。この理由について、「虐待を受けているか弱い人間に対する犯行、犯罪への魂の抗議です」とつづっている。そして、翌20日のブログでは「告発と殺戮2」と題し、「精神科医 香山リカを民事提訴します」と宣言。香山氏は、女性自身(ウェブ版、5月11日付)で「泰葉さんは、比較的軽いII型の双極性障害といえるでしょう」とコメントしていたが、これに対し、泰葉は今月17日付のブログで「売名便乗ヤブ医者女」と題し、「メディア報道だけで診断あり?」「失礼千万極まりなし!」と怒りを露わにしていた。20日のブログでは、「私の家族 私の命 海老名家への著しい侮辱 小朝と同罪」「見てもいない患者に対し診断を下し しかも言語道断たる誤診 医師免許剥奪!」と、引き続き怒りをつづっており、最後は「皆様 強く熱い応援を! 泰葉勝ちます!」と、結んでいる。
2017年05月20日5月5日、都内でライブを行った泰葉(56)。いま何かと話題を呼んでいる彼女。その発端は、彼女のブログだ。4月24日、彼女はこう切り出していた。 《私、泰葉事 海老名泰葉は元夫、春風亭小朝事花岡宏行を20年にわたる (中略)全てを網羅した虐待をここに告発します》 春風亭小朝(62)を“恐怖の金髪SM豚野郎”と呼び、元夫による暴行・いじめ・異常性行為などの虐待に苦しんできたと明かしたのだ。29日には小林麻央(34)と同じブログを汚したくないとして撤退を示唆。30日には恐喝容疑で逮捕された坂口杏里(26)を養子にする計画があったと明かすなど、仰天発言を連発していた。 そんななか行われたライブ、久しぶりに登場した彼女は金髪ショートカット姿だった。10分遅れで会場に登場すると、曲の合間には騒動についてのトークを展開し始めた。 小朝については「名前言うのも面倒くさいんで豚野郎にします」と発言。小朝の公演でエレベーターを使うなと言われたため会場を階段で昇り降りしていたとも暴露。「パワハラだよね。全部階段を使って持って行って、おかげで私は3キロくらい痩せましたよ。本当につらかった」と振り返った。泰葉はそうした経験もノリノリで話していた。しかし――。 「家族がいなかったら、私は生きていなかった」と彼女は、女性自身16年11月8日号で告白。芸能活動再開を発表した会見から約1カ月、病に苦しんだ日々を明かしていた。07年に離婚後、ブログで小朝を“金髪豚野郎”と批判した泰葉。だが徐々に「なぜあんなことを書いてしまったのか」と自分を責めるようになったという。彼女はこう続けている。 《そうしたら最終的に、死にたくなってしまいました。当時の記憶は割とぼんやりとしているんですけど、このときに「このままじゃ死ぬ。何か治療をしないとダメだ」と、気づいたことは確かです》 6年後の13年、泰葉は実家の家族に助けを求めた。連れて行かれた病院で告げられたのは“双極性障害によるうつ状態”という診断だった。 《この死にたいという思いを、誰か消し去って!という叫びで心の中はいっぱいでした。うつ病のいちばんのつらさは、生きる自信がなくなることですね。頭痛がするなら痛み止めを飲めばいいかもしれませんが、心の痛みはどうやっても取れないんです。これは経験した人にしかわからない。本当に“地獄”でした》 それから抗うつ剤の服用とカウンセリングによる治療を始めた泰葉。支えとなったのは母・海老名香葉子さん(83)をはじめ、家族らの温かいサポートだったという。当時、泰葉はそうした経験を振り返り《うつ病を克服した》とも語っていた。だが現在の彼女は、自身が語っていた“苦しい過去の状態”と同じようにもみえる。 泰葉の現状について、精神科医の香山リカさん(56)はこう語る。 「泰葉さんは、比較的軽いII型の双極性障害といえるでしょう。双極性障害とは、躁うつ病と言われていたもの。躁の重いものがI型、軽いものがII型と分類されています。よく躁状態を“楽しい状態”とか“愉快な状態”と誤解している方がいますが、違います。いわば、行動のコントロールができない状態なのです。そして症状が進行すると攻撃的になり、気持ちが爆発したような状態になります」 治療は薬やカウンセリングで躁とうつの状態をコントロールしていくもの。そのため“完治”や“再発”を判断するのは難しいのだ。それでも香山さんは本誌にこう続けた。 「今回の泰葉さんの発言を見て思うのは、とても“完治した”とは言えないような状態だということ。それにご家族は彼女に助言をしていると思いますが、人の意見を聞く状態でないようにも見えます。とすれば、彼女の行動に歯止めをかけるのはかなり難しいかもしれませんね……」
2017年05月11日「私がひどい虐待を受けているときに、あの方の……“豚野郎”って言っちゃいますね。ワハハハハ」 5月5日、都内で行われた泰葉(56)のライブには多くのマスコミが詰めかけていた。その発言に注目が集まる中、彼女は冒頭のようにぶちまけ始めた。いま何かと話題を呼んでいる泰葉。発端は、ブログでの発言ぶりだ。4月24日、彼女はこう切り出していた。 《私、泰葉事 海老名泰葉は元夫、春風亭小朝事花岡宏行を20年にわたる (中略)全てを網羅した虐待をここに告発します》 春風亭小朝(62)を“恐怖の金髪SM豚野郎”と呼び、元夫による暴行・いじめ・異常性行為などの虐待に苦しんできたと明かしたのだ。29日には小林麻央(34)と同じブログを汚したくないとして撤退を示唆。30日には恐喝容疑で逮捕された坂口杏里(26)を養子にする計画があったと明かすなど、仰天発言を連発。ネット上でも心配の声が上がっていた。 ライブの日、久しぶりに登場した彼女は金髪ショートカット姿。10分遅れで会場に登場すると、ハイテンションで話し続けた。曲の合間には騒動についてのトークを展開。小朝については「名前言うのも面倒くさいんで豚野郎にします」として、こう続けた。 「本当にひどい虐待を受けていて傷跡もあるんです。私は青あざになりやすいんですよ。ちょっとぶつけただけであざになるんですけど、ほとんど全身あざだらけ」 ライブでは元夫への暴言にとどまらず、次々と持論を展開していった。坂口杏里を養子にする件については、結婚していたときから彼女を「いい子だな」と思っていたこと、過去にもひどい目に逢っていた女性を更生させた経験があること、そして現在25歳のネパール人男性も養子縁組しようとしていることなども明かした。 「だからね。杏里ちゃんだけ突発的に思い立ってやったことではなく、私にはちゃんと立証があるんです。ここ、女性自身さんもちゃんと書いておいてください」 場当たり的な考えではなかったと強調していた泰葉。だがその後、こんな持論も……。 「安倍ちゃんもモリモト学園(※森友学園の間違い)で大変だったみたいですが、何とか持ち直したようです。あのユキエ夫人(昭恵夫人の間違い)というのは色んなところに声をかけているから自業自得なのかも。あの方は、お嬢さまですからね!」 かと思えばピアノの演奏中に突然、涙をぬぐう一幕もあった。 「(美空)ひばりさんに励まされました。『人生一路』、本当にこれを聴いて私は虐待に耐え抜きました。ひばりさんがいなかったら今日の私はございません!」 そう主張したが、歌いだしたのはなぜか『人生一路』ではなく『お祭りマンボ』。そして最後に、こう宣言した。 「いま一分一秒を争う虐待に遭っている人がいます。そういう人たちのために、もし私にそういう力ができたなら、シェルター、隠れ家のようなものを作って……」 一部報道によると、今月中に改めて記者会見を開く予定だという泰葉。小朝に対しても「訴えたかったらどうぞ。私にはすごい弁護団がついている!」と強気の姿勢を崩していない。お騒がせキャラを“再発”させた泰葉。いばらの道はまだまだ続きそうだ――。
2017年05月11日泰葉(56)が1日、ブログを更新し、熱心に訴えていた『坂口杏里救済計画』を断念することを発表した。「半端な覚悟で始めた訳ではありません」と坂口と養子縁組まで決意していたことを明かした。 坂口の母・良子さんと旧知の仲だという泰葉は、交際相手の30代のホストから3万円を脅し取ろうとした恐喝未遂容疑で逮捕、釈放された坂口杏里(26)についてかねてから「私の心の恩人でもある坂口親子を救いたい!」と、ブログに思いを綴ってきた。 この日、『坂口杏里救済計画3』と題された記事で、事務所スタッフから「泰葉と個人的な連絡を取り合うのは最終段階で公的事務所があり双方代理人を立ててからスタートする」という条件つきで発足した救済計画だったが、調べた結果、坂口はどこの事務所にも所属していなかったことが分かり、「残念ながら救済計画は終了しなければなりませんでした」と救済中止を発表。 泰葉は「私は半端な覚悟で始めた訳ではありません。区役所に行き養子縁組の書類までもらいました。そこまで決意していました」と泰葉と杏里の名前が書かれた書類の写真を公開。「天国にいる良子様どうかどうか杏里ちゃんを見守りください」と祈りをささげている。 あまりにも衝撃的な計画内容に、ネットでは「怖すぎる」「泰葉さんって前からこんな人だった?」「精神状態が心配」という声があがっている。
2017年05月01日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、タレント・泰葉(56)に苦言を呈した。泰葉は今月24日、自身のブログを通じ、元夫で落語家・春風亭小朝(62)から約20年にわたって暴行されていたと告発。打ち明けるきっかけは、セクシー女優・坂口杏里(26)が恐喝未遂容疑で逮捕されたことだといい、「私がされた事を通報しちゃったら相手は完全に監獄行きだなって」と心情をつづった。このことについて意見を求められた松本は、「これに関しては家で見る側にまわりたい」と本音を吐露。その上で、小朝が沈黙を貫いていることを「たぶん言わずもがな、なのかなというか。『みなさん、分かってくれますよね?』的なメッセージなのかなと僕は受け止めてるんですよね」と解釈した。一方で、「このことについて僕が何かを言うと、僕に飛びかかってくるんですよね」「ブログで飛びかかってこられるのが非常につらいなというか」という警戒も。松本は、格闘家でタレント・角田信朗(56)からブログで確執を告白された経験がある。当時の松本は同番組で角田のドタキャン騒動に触れつつ、「8年経ってブログでというのもルール違反じゃないか」「会社通してやってほしい」と抗議。後日、角田は謝罪のメッセージを投稿した。松本は、「ブログとかツイッターはたくさんの人がやっていますけど、やっぱり楽しい話をしてほしい」と要望。「嫌な話、聞きたくないし、ましてや坂口杏里さん関係ないから。親しくもないタレントさんのお名前を勝手にブログで使うというのは本当にマナー違反。アクセス数を増やしたいだけなのか? ブログだってお金になるんでしょ? そっちの方も考えてしまう」と苦言を呈し、「直接やり取りを」「せめて本人にこのこと書いていいですかと一言ないと」と指摘した。泰葉はブログのアクセス数が急上昇したことを報告しつつ、近日中にブログから「撤退する」と表明し、その理由を「海老蔵さんと麻央さんがその愛でこのアメブロを美しくしている中それを汚すようなことをしたくない」と説明。一連の投稿の最後には自身のアルバムの発売を告知しているものもあり、批判の声も上がっている。
2017年04月30日落語家・春風亭小朝の元妻で歌手の泰葉が、6日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚した女優の藤原紀香について、梨園の妻と女優の両立は「無理」と断言した。番組では、3日に東京・新橋演舞場で行われた愛之助主演の十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』で梨園の妻としてデビューした紀香についてトーク。泰葉は「伝統芸能の家に嫁いだら芸能人は引退すべき!」と主張し、妻としての仕事と芸能活動の両立について「無理だと思っていただいた方が正しい。勉強することが多すぎて、絶対無理!」と言い切った。具体的にどんな勉強が必要なのか聞かれると、泰葉は「人様の名前を覚えること、業界用語を覚えること」と説明。番組では"梨園の妻が身に着けること"として、着物、書道、華道、茶道、料理、挨拶、礼儀作法、業界用語の8つを挙げ、泰葉は「私はすべて身につけております」と自信満々な表情を見せた。さらに泰葉は「紀香さんもう1つ…」と切り出し、「俳優さんだけじゃなくて楳茂都流の家元なんですよ、愛之助さん。役者さんと、流派の家元の妻っていうのは、またこれは大変。この2つを背負っているから、自分の芸能界は無理」と話した。泰葉の「引退すべき」という考えに対して、出演者は反対派が多く、フットボールアワーの後藤輝基は「本人ができるっていう段階なら続けていい」、薬丸裕英は「できている人はできている。その人の力量の問題」と意見。坂上忍も「藤原紀香ですよ。あそこまで藤原紀香っていう名前があるにも関わらず、一時でもいいからなくして嫁げっていうことですか?」と言うも、泰葉は「そうです、いったんね。そこまでの覚悟がないと」と答えた。
2016年10月06日