ドワンゴは、イタリア・ローマのDigitalVideo社が開発したアニメーション制作ソフト「Toonz」を買収。これを元に同社が開発した無償のオープンソースソフト「OpenToonz」を開発したことを発表した。公開開始は3月26日より。「OpenToonz」は、長年「Toonz」を利用してきたスタジオジブリが独自に開発した「Toonz」向けの機能(※Toonz Ghibli Edition)が含まれる。これに加え、ドワンゴでは自社の人工知能技術を使った「OpenToonz」向けのエフェクトや、誰でもエフェクトを追加できるプラグイン機能を新たに搭載し、あわせて無償提供を行う。Toonz Ghibli Editionは、「Toonz」のソースコードをスタジオジブリ社内でカスタマイズしたもので、『借りぐらしのアリエッティ』以降のほぼすべての作品の仕上、色指定、撮影工程(手描きの絵をスキャンするところから、最終的な画面を組み上げるところまでの各工程)で使用されている。今回の発表に際し、スタジオジブリエグゼクティブイメージングディレクター奥井敦氏は、同社が「Toonz」を採用したのは、「1995年「もののけ姫」制作時に一部をデジタル制作するため、『混在させても違和感が無く、劇場クオリティでもストレスなく作業出来る事』を条件に、当時使用出来たソフトから選定した」と明し、「アニメーション業界はもとより、より多くの人に使用していただければ幸いです」ともコメントした。一方、ドワンゴは「OpenToonz」を通じて、アニメーション制作に関連する様々な研究成果を即座に制作現場に生かせるようなプラットフォームを作り、学術研究と映像産業が活発に連携できるような環境を提供したいと考えているとのことだ。また、3月26日・ 27日には、東京ビッグサイトで開催されるアニメイベント「AnimeJapan 2016」にて、「OpenToonz」の展示・説明会がKADOKAWAブースで行われる。26日には、クリエイションステージにて『アニメーション制作ツールのオープンソースプロジェクトについて』と題したセミナーを実施。ドワンゴ会長・川上量生氏のほか、「OpenToonz」について共同研究を行っている東京大学大学院情報学環の岩澤駿助教、特別ゲストとしてスタジオジブリエグゼクティブイメージングディレクターの奥井敦氏が登壇する。なお、買収に際して、両者は「ドワンゴが『Toonz』を元にしたオープンソースプラットフォームを開発し公開する」という条件のもとに合意。これに基づき、ドワンゴはオープンソースソフトウェア「OpenToonz」として誰もが無償で利用でき、改良できる形にして発表した。
2016年03月18日IK Multimediaは、同社の創立20周年を記念した割引セール、無償ギアや無償サウンドのプレゼント、コンテストなど多数の企画を行うと発表した。開催期間は2016年3月31日まで。同キャンペーンでは、抽選で20名に総額2万ユーロ相当の賞品が当たるプレゼント企画をはじめ、同社の厳選されたソフトウェア/アプリ/ハードウェア製品が20%オフとなる特別セールを実施。また、同社のソフトウェア「AmpliTube Custom Shop」、「SampleTank Custom Shop」、「T-RackS Custom Shop」ユーザーへの無償ギアおよび無償サウンドをプレゼントする。さらに、2016年3月31日までに登録した新規ユーザーを含むすべての登録ユーザーを対象に、20JamPointsと20Custom Shop Gear Creditsがプレゼントされるとのことだ。
2016年03月16日XYZプリンティングジャパンは15日、3Dモデリングソフトウェア「XYZmaker」のベータ版を発表した。同社Webサイトから無償でダウンロード提供される。3Dモデリングや3Dプリントの入門用として開発されたソフト。誰でも簡単に使えるよう開発されており、今回ベータ版が無料で提供されることとなった。あらかじめ用意された円形や筒状のオブジェクトを組み合わせるだけで、自由な3Dデータを作成でき、既存の3Dモデルのデータを読み込んで編集することもできる。保存形式はSTL / AMF / OBJ / PLY形式に対応(OBJはベータ版では非対応)。同社製3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr.」「ダヴィンチ」「ダヴィンチ Pro」「ノーベル」などで、3Dプリントも行える。なお、同社が運営する3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」では、個人が作成した3Dモデルデータの保存 / 公開が可能で、数千に及ぶ3Dモデルデータを掲載。さまざまな種類のデータを無料で活用できる。
2016年03月15日IDCフロンティア(IDCF)は3月10日、ゲームアプリ開発を支援する「負荷テストサービス」を無償で提供開始すると発表した。予約は同日より受け付け、3月下旬より順次提供を開始する。同サービスは、IDCFクラウド上で開発中のゲームアプリのシステムを対象に、実利用を想定した負荷試験とIDCFのエンジニアによるサーバ構成のサイジングを提供するもの。人気ランキングの上位アプリ規模に相当する同時接続数3万人や、秒間6万リクエスト相当の負荷を疑似的に生成することが可能。ゲームアプリ提供事業者は同サービスを利用することで、開発システムとは分離したテスト環境の準備負荷や、それにかかる人員の工数および構築の費用を抑えることができるという。また、テストと検証を繰り返して問題点を洗い出し、その対策に集中できることで開発効率が大幅に向上するとしている。同サービスは最大1カ月利用可能で、実施対象のタイトル数や負荷テストの回数は無制限。テストサーバ環境はIDCFクラウドとは分離して構築し、本番稼働と同等の負荷を再現する。使用する負荷生成サーバは最大20台、管理サーバは1台で構成し、負荷ツールにはJMeterを採用している。同社は、負荷テストサービスに加え、ゲームシステムにも最適なクラウドサーバ「HighIO 3XL128」の提供を同日より開始した。24コアのCPUとディスクにSSDを採用しており、月額の上限料金は9万8000円(税別)。
2016年03月11日東芝エルイートレーディングは3月10日、ダブルカセット搭載のCDラジカセ「TY-CDW88」の付属リモコンを無償交換すると発表した。照明器具などほかの家電のリモコンに反応し、TY-CDW88の電源が入ったり切れたりする不具合のため。無償交換の対象となるのは、2015年11月に発売されたCDラジカセ「TY-CDW88」に付属するリモコンのうち、製造番号が「1511」「1512」「1601」から始まるもの。製造番号は、本体底面の定格ラベルに記されている。なお、背面に丸いシールが貼られているものは改善版で、交換の必要がない。詳細は東芝エルイートレーディングのWebサイトを参照いただきたい。
2016年03月11日ネットアップとクニエは3月3日、企業のITインフラを最適化するためのアセスメント サービスを無償で提供すると発表した。同サービスは、ネットアップのストレージ・リソース管理ツール「NetApp OnCommand Insight」を活用して、環境に合わせた無償のアセスメントを通じて、ストレージの管理と最適化を支援するもの。具体的には、約1カ月かけて、「アセスメントの対象や範囲を特定するためのヒアリング」「顧客環境へのNetApp OnCommand Insightのセットアップ」「NetApp OnCommand Insightによるデータ収集ならびに分析」「アセスメント レポートの作成、改善策の提案」が提供される。企業は同サービスを利用することで、使用可能または十分に活用されていないストレージの特定と最適化、エンドツーエンドのストレージ・パフォーマンスの監視、将来必要となりそうなストレージの予測、構成情報やパフォーマンス情報の分析、さらにはクラウドの活用レベルやITマネジメントの有効性の確認などが可能になる。
2016年03月03日EIZOは、モニター画面と写真プリントを色合わせできるソフトウェア「Quick Color Match(クイックカラーマッチ)」の無償提供を開始した。同ソフトウェアは、モニターで見た写真とプリント時の色合わせ(カラーキャリブレーション)を自動で実現するソフト。モニターの画面の調整を行うだけでなく、写真家の間で広く使われている画像編集ソフト「Adobe Photoshop」やエプソンのプリント補助ソフト「Epson Print Layout」、キヤノンのプリント補助ソフト「Print Studio Pro」と連携し、従来必要だった各ソフトウェアの設定を行うことなく、手軽にモニター画面と写真プリントの色が合う環境を整えることができるという。なお、Quick Color Matchは、2016年2月25日に発売する液晶モニターColorEdge CS2420にもディスクで付属されるとのことだ。
2016年02月22日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月17日、32bitマイクロコントローラ「STM32」を搭載するシステムの無償設計ツールをLinuxシステムのユーザ向けに拡張したと発表した。これにより、STM32CubeMXの初期設定ツールと、Ac6が開発した統合開発環境(IDE)「System Workbench for STM32」が、Linux OSで実行できるようになった。Linuxユーザは、使い慣れたデスクトップ環境のまま、STM32マイコンを使用した組込みシステムのプロジェクトを無償で開始することが可能となる。
2016年02月17日LINEは2月16日、LINEの周辺サービスとして食べ物の撮影に特化したカメラ・アプリである「Foodie(フーディ)」を無償公開した。iPhone及びAndroidに対応する。新アプリは、これまでに世界累計1億ダウンロードを突破したという自撮り専用カメラ・アプリである「B612」に続く特化型のカメラ・アプリ。「肉料理」「寿司」「ケーキ」など各種ジャンルの食べ物を魅力的に加工できる24種類の「食べ物フィルター」や、グルメ情報誌などで見られる「真上撮り」(真上のアングルからの写真撮影)を容易にできるよう、カメラが水平になっているかどうかを振動や色で知らせる「ベストアングル」機能など、魅力的な食べ物写真を撮るための機能を搭載しているとのこと。さらに、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような写真が撮れるとする「アウトフォーカス機能」や、暗い場所での撮影も可能にする「明るさ調整機能」「トーチ機能」など、加工オプションも充実しているという。また、InstagramやTwitterといったSNSへの共有機能など、カメラ・アプリとしての基本機能も備えるとしている。同アプリは日本語の他、英語・インドネシア語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)・スペイン語・タイ語・ロシア語の各言語に対応する。
2016年02月17日アイリスオーヤマは2月8日、充電式スティッククリーナー「IC-S7L」「KIC-S7L」について、電池カートリッジの無償交換を発表した。電池カートリッジ内の基板の不具合によって、発火に至る場合があるため。2013年11月から2015年9月にかけて販売された「IC-S7L」「KIC-S7L」の27,767台と、掃除機用バッテリー「CBL-1420」の117台、合計27,884台が無償交換の対象だ。対象製品の電池カートリッジ(バッテリー)内における基板の不具合によって、基板が異常発熱し、発煙・発火に至るおそれがある。品番は製品ハンドル後部の定格シールにて確認。品番が該当した場合でも、電池カートリッジに製造年月シールが貼られているものは対象外となり、そのまま使用できる。アイリスオーヤマは、該当製品のユーザーに対し、本体から電池カートリッジを取り外したうえ、フリーダイヤルにて無償交換の申し込みをするよう呼びかけている。なお、これまでに製品の焼損事故2件を含む全3件の事故が発生したが、いずれも人的被害には至っていない。
2016年02月09日テックビューロは2月5日、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始した。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用することにより、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などといったさまざまな実証実験をその場で開始できるという。同プログラムは、2016年6月末まで無償で解放される。ブロックチェーンは、データの整合性を崩さずに、ダウンタイムを撤廃した分散型の勘定エンジンが低コストで構築できる技術とされている。同プログラムは、2015年12月に発表され、15カ国167企業から申込があったという実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」の共用版となっている。全ての機能は両プログラムで共通となり、全ての機能が使用できるが、今回は使用するネットワークがほかの多数のβテスターと共用となる点のみが前回のものとは異なる点だという。同プログラムでは、「mijin」ネットワーク上で無償のウォレットアプリケーション「Light Wallet(ライトウォレット)」が利用可能。同アプリケーションはWindows環境で動作し、mijinのネットワークに接続することにより、ブラウザから独自の仮想通貨やアセットを自由に発行することが可能だという。アセット発行時には、小数点以下の桁数や、発行総数、必要手数料など詳細な設定が可能となっている。発行された仮想通貨(トークン)は、ブラウザ上の同アプリケーションから送金や管理が可能であり、無駄なコストや工数をかけることなく、その場ですぐに仮想通貨や独自トークン、ポイント、銀行、電子マネーなどの実証実験を開始することが可能だという。さらに、mijinではドメイン概念である「namespace」が実装されており、その下に設定の異なったアセットをツリー状に複数作成することも可能となっている。同プログラムで提供されるmijinネットワークでは、上記の「namespace」や、既に実装されている「multi-signature(複数鍵署名)」などを含む全ての機能が利用できるという。上記ウォレットアプリケーションからだけではなく、用意されたAPI上にアプリケーションを作成することも可能であり、単なる仮想通貨やポイントサービスに限らず、認証システムからアセット管理、取引所、メッセージングなど、さまざまな実証実験が実施可能となる。
2016年02月05日ストレージクラフト テクノロジーは12月17日、同社の「StorageCraft ShadowProtect」シリーズの無償遠隔監視ツール「StorageCraft ShadowControl」の強化版、「StorageCraft ShadowControl v.3.5」を発表した。同バージョンでは、最新リモート管理機能で時間短縮する「プッシュ・インストール」「CSV形式の情報開示」「ライセンスの集中管理」などの機能が刷新されている。また、システムとデータのバックアップを遠隔設定・管理する機能が追加されており、ShadowControl アプライアンスのデータベースや設定を保護するために、定期的に自動でバックアップを行う「アプライアンスのバックアップ・スケジュール」や、証明書署名要求をShadowControlアプライアンスから直接作成可能とする「アプライアンスから証明書署名要求(CSR:Certificate Signing Request)の生成」、ローカルのShadowProtect SPXコンソールで、ユーザーがバックアップジョブを変更、削除、スケジュール外実行することを防ぐ「ShadowProtect SPX バックアップジョブのロック」といった強化が施されている。さらに、ITSM(ITサービスマネジメント)通知機能の拡張として、通知メールの受け取り条件に、エンドポイントのステータスが変化した時のみ、エンドポイントのアラートが発生した時はいつでも、または、エンドポイントのステータスが変化していない時でも、といった設定を可能としたほか、アプライアンス設定として、リマインダ機能が、ShadowControlのアプライアンス・ソフトウェアのベストプラクティス情報を提供し、更新の推奨を通知するといったアプライアンス更新のインストラクションの向上なども図られている。なお、すでに同バージョンについては同社Webサイトよりダウンロードが可能となっている。
2015年12月18日エプソンは2015年9月から11月にかけて販売したモノクロページプリンタの無償修理を実施する。製造上の不具合で、発煙・発火に至る可能性がある電源コードが付属されていることが判明したため。なお、このたびの無償修理は製造元である京セラドキュメントソリューションズと連携して行っていく。無償修理の対象となるのは「LP-S210」(18台)、「LP-S310」(201台)、「LP-S310N」(520台)、「LP-S3250」(58台)、「LP-S3550」(13台)。対象となる製品の製造番号(10桁の英数字)はエプソンのWebページにて確認できる。なお、型番と製造番号が記載された製造銘板に丸い赤シールが貼ってあれば、修理対応が完了しているため、継続して使用可能だ。対象製品のユーザーは電源プラグをコンセントから抜き、Webページもしくはフリーダイヤルにて窓口まで連絡する。申し込み後は担当者がユーザー宅へ訪問し、無償で修理・交換を行う。
2015年12月15日NTTレゾナントは12月8日、同社が提供する「教えて!goo」の約3,000万件のQ&Aデータを含むプラットフォーム「QAコネクト」を無償提供、連携強化を開始すると発表した。「QAコネクト」は、Webサービス・アプリ提供事業者が「教えて!goo」のQA投稿機能や3000万件のQ&AデータをAPIにより導入できるプラットフォーム。Webサービス・アプリ提供事業者は、「QAコネクト」を活用することにより、「教えて!goo」の100万人の会員と相互に質問・回答でき、導入時点からアクティブなコミュニティとして運用可能だという。連携強化では、Art Digic、Arti、FishingLabo、インフォニア、・ヴァンテーシIT、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、グリーンモンスター、秀和システム、ポリグロッツ、プロダクトイン東京、ユーマインド11社のサービスと連携する。
2015年12月08日ジーニーはこのたび、アプリケーション内ユーザーデータの蓄積・分析を行う「Geniee DMP for App」「Geniee DMP for Web」の無償版を提供開始した。「Geniee DMP for App」は、アプリケーションマーケティングに必要なデータの蓄積・分析・統合や広告配信、プッシュ通知などの機能と連携し、すべてのチャンネルに活用することができるデータプラットフォーム。既存のWebブラウザ向けDMPと統合することで、オーディエンスデータを集約しOne to Oneマーケティングを実現する。今回の無償版提供により、アプリディベロッパーは、広告出稿の成果計測やアプリ内分析、データの蓄積機能を無償で利用できるようになる。
2015年12月02日ソニーは11月8日に発売した「ウォークマン W」(NW-WS615)の無償修理を実施する。ネックバンド内部での信号線処理のばらつきが原因で、音量調節ができないなどの症状が発生する場合があると判明したため。無償修理期間は2017年6月30日まで。ネックバンド内部の信号線処理のばらつきによって、音量が調節できない、再生モードが切り替わらない、音が出ない、勝手に音量が下がる、左側のヘッドホンから楽曲にノイズが混ざって聞こえる、Bluetoothランプが赤色や青色で点灯したままになる、オペレーションランプが赤色で2回点滅して充電が停止するなどの症状が発生することがある。無償修理の対象になるのは、製造番号が「5000001」~「5059492」のうちの一部。型名と製造番号は右側ヘッドホン裏面に記載されている。無償修理を希望する場合は、フリーダイヤル窓口へ問い合わせる。NW-WS615は、IPX5/IPX8相当の防水性能を持つスポーツ向けのポータブルプレーヤー。16GBのメモリを内蔵する。
2015年11月24日IchiGeki氏は21日、ゲームパッドに対応したWindows版リモートデスクトップ「Ragnarok(ラグナロク)」をリリース、無償で公開した。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8.x / 10、Windows Server 2003 / 2008 / 2012。Ragnarokは、離れた場所のPCを遠隔操作できるリモートデスクトップソフト。画面転送、音声伝送、暗号化通信、クリップボード転送(テキスト)、ファイル転送、マルチモニタなどに対応する。操作される側のPCは、iOS用アプリ「KeroRemote」からの接続もサポート。iPadやiPhoneから、Windowsマシンをリモート操作できる。ゲームパッドに関しては、アナログ入力に対応。アナログスティック、アナログボタン、アナログ十字ボタン、32個までのボタンを動作させられる。32個のボタンは、設定ファイルを用いて配置の入れ替えが可能だ。例えば、自宅のPCにインストールしたゲームを、外出先のノートPCにつないだゲームパッドでプレイする、といったことを実現できる。なお、操作される側のPCには「vJoy」をインストールしておく必要がある。Ragnarokが受け取ったゲームパッドの信号を、vJoyに送信する仕組み。開発者のIchiGeki氏は、世界で約5,000名のMicrosoftMVP受賞者の一人。日本人で唯一のMicrosoftMVP for RemoteDesktopServicesでもある。
2015年10月22日ダイキン工業は9月10日、HFC-32単独冷媒を用いた空調機の製造や販売に関する93件の特許を先進国はじめ全世界に同日から無償開放することを決定したと発表した。同社は2011年に、新興国において同特許を無償開放しており、先進国でも一定の条件下で金銭の支払いが無くても利用できるようにしていた。HFC-32冷媒は高エネルギー効率、安価、再生が容易といった特長をもつ。また、一般的に使用されているR-410A冷媒に比べて、地球温暖化係数(GWP)が3分の1であるため、R-410Aを全てHFC-32へ置き換えれば、転換しなかった場合と比較して、2030年におけるHFCによる温暖化影響をCO2換算値で最大24%削減することができるという。同社は、「本特許を全世界で無償開放することで、HFC-32空調機の普及を後押しし、空調市場の成長・拡大を促すと同時に、地球温暖化抑制にも貢献したいと考えています。」とコメントしている。
2015年09月11日日産自動車は2日、電気自動車「e-NV200」を47都道府県の自治体に3年間無償貸与する「電気自動車(e-NV200)活用事例創発事業」を開始すると発表した。同事業では、「静粛性や給電機能を活かした各種作業車両としての活用」「災害時の蓄電池としての活用」「中山間地域でのガソリンスタンド減少対策」といった、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる活用方法を考案した自治体に対して、e-NV200を3年間無償貸与し、同車を実際に活用してもらう。これにより同社は、e-NV200の特長を活かした活用事例を積み上げ、全国に水平展開することにより、電気自動車の更なる普及を目指していく。e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、NV200の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデル。最大1,500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給も可能となり、走る蓄電池として、さまざまなシーンに役立てることが可能となっている。
2015年09月02日米Appleは、iPhone 6 Plusの一部機種を対象に、iSight(背面)カメラの無償交換プログラムを開始した。iSightカメラの部品が故障し、撮影した写真がぼやけて見える不具合が発生したため。無償交換の対象となるのは、2014年9月から2015年1月までに製造され、シリアルが特定の範囲内にあるiPhone 6 Plus。iPhone 6 Plusのユーザーは、iPhone 6 Plus iSight カメラ交換プログラムのページでシリアル番号を入力すると、使用中の端末が無償交換の対象であるかを確認できる。無償交換プログラムの適用期限は、iPhone 6 Plus本体の最初の小売販売日から3年間。交換手続きは、Appleの正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、Appleテクニカルサポートなどで受け付けている。
2015年08月24日IK Multimediaは、30種類のインストゥルメントおよび拡張ライブラリーを使用できる無償ソフトウェアサンプラー「SampleTank Custom Shop for Mac/PC」を公開した。同製品は、好評のMac/PC対応の無償ソフトウェア「SampleTank 3 FREE」の後継モデルとなっており、従来のSampleTank 3 FREE用の22種類のインストゥルメントに、新らたに8種類のインストゥルメントが追加され、合計30種類の高品位なインストゥルメントが機能制限なく利用可能となっている。また、Custom Shopからは、1万4,000サンプル、3,700のオーディオ・ループ、1,200のMIDIサンプル、570のインストゥルメントを含む、総計19GBにもおよぶSampleTank 3用の拡張サウンド・ライブラリーを購入し、プレイヤー機能を利用できる(エディット機能には非対応)。なお、新規にSampleTank Custom Shop をダウンロードし登録(オーサライズ)すると、自動的に10 Gear Credits(10ドル/ユーロ相当)が自身のIKアカウントに追加されるとのこと。
2015年08月24日プライム・ストラテジーは8月18日、WordPress実行環境「KUSANAGI」のIBM Cloud SoftLayer版を9月1日より無償提供することを発表した。KUSANAGIは、WordPress実行時間3ミリ秒台、秒間1000リクエストをページキャッシュ非使用で実現する高速のWordPress実行環境。今回、同社は日本IBMの支援を受け、「KUSANAGI for SoftLayer」を開発し、IBM Cloud SoftLayerユーザ向けに無償で提供する。また同社は、IBM Cloud SoftLayer上で稼働するLAMP構成やPHP+MySQL構成のWebシステムであれば、同様のチューニングやアウトソーシングを行うことができるため、KUSANAGIで実現したノウハウをOEM供給することも検討しているという。
2015年08月18日東京都・中野ブロードウェイ内のソフトクリーム・さぬきうどん屋「デイリーチコ」で、Windows 10無償アップグレードにちなんだ"10段ソフトクリーム無償アップグレード"が、期間限定で復活する。2015年7月29日に開始した新OS「Windows 10」の無料アップグレードを記念し、7月29日~8月11日までの期間限定で、税込480円の8段ソフトクリームを価格そのままに10段へアップグレードしていたデイリーチコ。前回はすぐに限定数が完売してしまったため、「この夏最後の10段ソフトクリームを食べていただくチャンス」として、期間や数量、時間帯が限定となるものの、今回サービスを復活させる。販売数は1日限定30個。味の組み合わせはバニラ・チョコ・ストロベリー・カフェオレ・バナナ・ブドウ・抹茶・ラムネ+マーブル2個。期間は2015年8月17日~2015年8月28日までの2週間で、平日限定。提供時間は15時から20時まで。混雑緩和のため、15時から整理券が配布される。
2015年08月17日日本マイクロソフトは8月6日、Officeファミリーの新製品として、プレゼンテーション・ツール「Sway」「Sway for Windows 10」の一般提供を無償で開始したと発表した。Swayはこれまで。Office 365の先行リリースプログラムに参加しているユーザーを対象に公開されていた。一般ユーザーも無償のMicrosoftアカウントでSwayを利用可能。Swayで作成したドキュメントは、スマートフォンから、タブレット、PC、大画面のSurface Hub で、さまざまなデバイスにおいて自動で最適化されて表示される。Swayのレイアウトはこれまで縦方向へのスクロールとスワイプ操作でコンテンツを連続的に表示する横方向への表示が行えた。プレビュー期間中に受けたリクエストを踏まえ、画面ごとにコンテンツのグループ (画像、テキスト、動画、ツイートなど) を表示する新しいレイアウトを [Navigation] ウィンドウに追加された。また、Swayで作成したドキュメント を会社内やチームだけでなく、幅広くかつ簡単に共有するための場所に対するリクエストにこたえるため、[Share] ボタンをタップまたはクリックするだけで、新たに開発されたDocs.com(英語)にSwayを直接公開することが可能になった。Docs.comは、Officeドキュメントを全世界で公開し、誰でも検索、閲覧、共有できるインターネット上のコンテンツ・ライブラリー。Docs.comでは、SwayをはじめとしたOfficeコンテンツをコレクションに分類でき、Word、Excel、PowerPoint、Office Mixなどのファイルをアップロードできる。Sway for Windows 10は、PCとタブレットを対象としており、Windows ストアからダウンロードして利用する。開発中の「Sway for Windows Phone」は今後数カ月以内にリリースされる予定。
2015年08月06日ハーマンインターナショナルは3日、JBLのコンパクトスピーカー「control one」に付属する専用ブラケットを、改善品と無償交換すると発表した。壁面にスピーカーを取り付けた際にブラケットが破損し、スピーカーが落下する恐れがあるため。control oneは、2012年に発売された2ウェイコンパクトスピーカー。ブラケットの交換についての詳細は、ハーマンインターナショナルのWebページを参照のこと。あわせて同社は、control oneの販売を一時的に停止することを発表。販売再開は8月下旬を予定しており、正式決定後にあらためてアナウンスされる。
2015年08月04日日本マイクロソフトは29日、Windows 10無償アップグレードの展開について解説したサポートページを、TwitterやFacebookなどの同社公式SNSで紹介した。紹介しているページは、「Windows 10 無償アップグレード開始に向けて」。Windows 10へのアップグレード方法や、アップグレード以前の環境に戻すための注意点、Internet Explorerで登録していた「お気に入り」を新ブラウザMicrosoft Edgeに引き継ぐ方法などを、画像付きで説明している。
2015年07月29日NTTコミュニケーションズは7月28日、WebRTC技術活用のためのプラットフォーム「SkyWay」にて、マルチブラウザ対応の音声認識APIを無償公開したと発表した。同音声認識APIは、JavaScriptで構成されているため、利用者側のブラウザでの新規ソフトウェアのインストールが不要となっている。また、音声認識サーバーはSkyWay上で提供されるため、個別に音声認識エンジンを構築する必要はない。これに加えて、NTT研究所の最先端の技術を活用しており、入力された自由発話音声を高速・高精度で認識することが可能となっている。対応ブラウザは、「Chrome」「Firefox」「Opera」で、次期マイクロソフト製ブラウザ「Edge」にも対応予定。また同社は、WebRTC技術によるアプリ開発をより容易とする、多人数接続・画面共有ライブラリ、WoTサンプルコードとWebRTCセキュリティ文書も併せて無償で公開した。
2015年07月28日いよいよWindows 10のリリースが迫ってきたが、Windows 10はWindows Updateから無償アップグレードを予約することができる。ただ、無償アップグレードを予約したものの、やっぱり時期を見合わせたくなったという人もいるだろう。日本マイクロソフトが7月22日、Microsoft Japan Windows Technology Supportのブログ「Ask CORE」に、Windows UpdateからのWindows 10への無償アップグレードを抑止する方法を公開しているので、操作画面を交えて紹介しよう。まず、事前準備として、Windows Updateで配信している更新プログラムをインストールする必要がある。Windows 7 SP1とWindows 8.1について、それぞれプログラムが用意されている。Windows 7 SP1向け更新プログラムWindows Update Client for Windows 7 and Windows Server 2008 R2: July 2015Windows 7 8.1 向け更新プログラムWindows Update Client for Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2: July 2015更新プログラムをインストールできたら、グループポリシーの設定を変更する。この方法は2つある。1つは、「グループ ポリシー エディター」を使う方法だ。グループ ポリシー エディターは、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「gpedit.msc」と入力して、Enter キーを押す。「グループ ポリシー エディター」の[コンピューターの構成] から、[管理用テンプレート] -[Windows コンポーネント] -[Windows Update]を選択して、左側のメニュー画面から[Turn off the upgrade to latest version of Windows Update]をクリックする。すると、設定画面が表示されるので、値を「有効にする」もう1つの方法は「レジストリ エディター」を使う方法だ。レジストリ エディターは、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「regedit」と入力して、Enter キーを押すことで起動できる。キー「HKEYLOCALMACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate」の名前「DisableOSUpgrade」の値を「1」にすればよい。また、レジストリの変更は、管理者権限でコマンドプロンプトからコマンドを実行することでも行える。コマンドプロンプトを管理者として実行する方法はいくつかあるが、[スタート]ボタンをクリックして表示される検索ボックスに「コマンド プロンプト」と入力し、結果一覧で[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックすればよい。コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行すればよい。reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v "DisableOSUpgrade" /t REG_DWORD /d 00000001 /fなお、上記の「グループ ポリシー エディター」や「レジストリ エディター」は設定を間違えると、システムが起動しなくなる可能性もあるので、注意が必要だ。ちなみに、通知領域に表示されるGet Windows 10アプリから、予約を取り消すこともできる。それには、Get Windows 10アプリを右クリックし、メニューから [アップグレードのステータスを確認する] -[予約の取り消し]を選択すればよい。
2015年07月24日パナソニック エコソリューションズは7月23日、25年のモジュール出力およびモジュール機器の無償保証を付与した太陽電池モジュール4製品を発表。併せて、同社の太陽電池モジュール生産拠点の1つである滋賀工場を報道陣に公開した。同製品は、セル-モジュールの一貫生産による高品質設計と、40年にわたって培ってきた品質管理などのノウハウの蓄積による解析力を融合させた新たなセル接続技術などの開発により、技術的に可能であるとの判断から25年にわたるモジュール出力/機器の無償保証を実現したものとなっている。また、独自構造HITによる高効率化の実現に加え、新たに「ヘテロ接合の界面清浄化技術」を開発。これにより、ヘテロ接合界面の再結合損失と抵抗損失の低減が可能となり、出力を向上させることに成功。モジュールあたりの出力は最大で現行工法品で245W、変換効率は最大19.5%としている。さらに、量産ベースのセルを用いつつ、さまざまな技術を活用したプロトタイプモジュール(125mm角×72セル)において、モジュール変換効率22.5%(モジュール出力270W)を達成したとしており、順次、実際の量産品へと活用した技術の適用を進めていきたいとしている。さらに、最上位機種については、モジュールと架台の両方を改良した「PS(プッシュ&スライド)工法」を採用。これにより、モジュールとモジュールの隙間が減り、見た目が美しくなるほか、モジュール取り付け時の電動工具が不要となり、施工性の向上が図られ、取り付け工数および取り付け時間の短縮が可能になったとする。実際に、同社が作業時間を現行工法と比較したところ、3列4段の作業で、現行工法では4時間55分のところ、2時間48分へと短縮でき、中でも実際のモジュールの設置時間については70分の短縮を図ることができ、屋根での作業量を減らすことができることが示されたとしている。なお、現行工法品が9月24日より、PS工法品が10月14日より、それぞれ受注を開始する予定で、2015年度で合計5万セットの販売を目指すとしている。また、希望小売価格はPS工法の出力250W品が17万3000円(税別・工事費別)、同120W品が7万1000円(同)、現行工法品の245W品が14万5000円(同)、同120W品が7万1000円(同)としている。
2015年07月23日App Annieは7月9日、アプリ開発者ならびにアプリパブリッシャーを対象とした、無償のアプリケーション・アナリティクス・サービス「In-App Analytics」のオープンβ版を公開した。同サービスは、Google Analyticsのデータを統合することにより、主要なアプリの利用状況データをiOS App StoreやGoogle Playなどの5つの大手アプリストア、および34の広告プラットフォームのデータとともに、1つの統合されたダッシュボードから確認できる。今回のアップデートにより、「総セッション数」「総時間」「ユーザーごとの平均セッション(日次、週次、月次)」「平均セッション時間」「アクティブユーザー数(DAU、WAU、またはMAU)」が確認できるようになった。同サービスのデータを、同社が提供している無償のサービス「App Store Analytics」と「Advertising Analytics」のパフォーマンス指標に追加することで、アクティブユーザー数、オーディエンスの規模、セッション時間など、アプリの主要なエンゲージメント指標など、アプリケーションのポートフォリオ全体の状況を把握できるため、分析や最適化にかかる時間が節約される。
2015年07月10日