積水ハウス株式会社は、iF International Forum Design GmbH が主催する国際的なデザインアワード「iFデザインアワード2024」の「Architecture(建築)」部門において、時間と共に愛着を編み込む住まいを体現したlife knit designのモデル「HUE(ヒュー)」で「iFデザイン賞」を受賞しました。なお、国内初の工業化住宅による受賞*となります。(*当社調べ)iFデザインアワード2024でiFデザイン賞を受賞した駒沢シャーウッド展示場「HUE」iF International Forum Design GmbH は、ドイツ・ハノーバーを拠点とする世界で最も長い歴史を持つ国際的なデザイン振興組織です。同組織が1953年から毎年開催する「iFデザインアワード」は、「世界三大デザイン賞」の一つとして国際的な権威を認められており、全世界の工業デザインを対象に優れたデザインを選定しています。賞には、「Architecture(建築)」「Interior Architecture(インテリア/内装建築)」などの9つの部門があり、今年は、72 か国/地域から10,807件の応募がありました。国際的な132名のデザイン専門家が、「Differentiation(差異化)」「Form(造形)」「Function(機能)」「Idea(アイディア)」「Impact(影響度)」を基準に審査を行いました。積水ハウスは、人生100年時代の「幸せ住まい」をサポートするため、良質な住まいに、お客様が“愛着”を育み「より長く住み続けたい」と思っていただけるよう時間と共に愛着を編み込む住まいづくり「life knit design」を展開しています。「Architecture(建築)」部門で受賞した「HUE」は、life knit designの思想を体現した第一号モデルです。また、「HUE」は、オリジナルデザインのテキスタイルを中心に、暮らしにまつわるプロダクトのデザイン活動を行うミナ ペルホネンとのコラボレーションによって、積水ハウスがこれまで培った品質と技術に加え、ミナ ペルホネンによる感性に響くデザインとモノづくりの思想を取り込みました。今回の審査では、特に「Differentiation」「Function」「Idea」「Impact」の項目で高く評価されました。積水ハウスは、社会的責任として美しく良質な社会ストックを生み出し、時間と共に愛着を育む住まいを提供することで、人生 100 年時代の「幸せ住まい」をサポートし、グローバルビジョン”「わが家」を世界一幸せな場所にする”を実現していきます。・iF総合デザインポータルサイト受賞者ページ: ・「HUE」受賞詳細ページ: ■「HUE」について「HUE」は、色相を意味する英語に由来します。「HUE」は「住まいから生まれる時の重なりが日々の記憶として喜びを創り、大切な想い出を家族が共有できること」をコンセプトに、時間と共に愛着を編み込む住まいづくり「life knit design」を初めて体現したモデルハウスです。ミナ ペルホネンのファウンダー/デザイナーの皆川 明 氏が「HUE」のディレクションを手がけ、心地よく住まうための工夫や世代を超えて長く住み続けるためのアイディアが込められています。心地よい素材に触れ、自然を感じ、家族の変化に寄り添う余白のある空間は、過ごした日々の積み重ねにより「愛着」を育むことへ意識を向けたご提案です。左:リビング 意匠登録第1754828号中央:コージーコーナー 意匠登録第1754829号右:外観 意匠登録第1744567号駒沢シャーウッド展示場 「HUE」 公式ホームページ(ご来場予約はこちら): 「HUE」のこだわりは積水ハウスストーリーをご覧ください: ■life knit designについてlife knit designは、これまで提供してきたハードとソフトによる良質なストックに、お客様が住まいに“愛着”を育み「長く住み続けたい」と思っていただける「時間と共に愛着を編み込む住まい」を提供するため、お客様一人ひとりの“感性”を住まいに映し出すデザイン提案システムです。 ■ミナ ペルホネン 皆川 明 氏について皆川氏は、1995年に「mina perhonen」 の前身である「mina」を設立しました。テキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っています。ハウスメーカーとのコラボレーションは「HUE」が初めてとなります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月06日積水ハウス株式会社は2月19日、環境省の第5 回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において銅賞を受賞いたしました。当社は建築業界初の 4 年連続受賞となります。「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的な取り組み等を表彰し、広く社会で共有することで、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的としています。ESGファイナンス・アワード・ジャパン 銅賞受賞ロゴ表1: 当社は、グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする“の実現に向け、事業活動と一体となった環境戦略の推進によって社会課題を解決し、持続可能な社会の構築を実践していくESG 経営のリーディングカンパニーを目指します。積水ハウス ESG経営HP: ESGファイナンス・アワード【環境サステナブル企業部門】: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月19日積水ハウス株式会社が運営する「絹谷幸二 天空美術館」(梅田スカイビル タワーウエスト27階)は、「Energy ーGods of Natureー エネルギー ~自然界の神々~」【前期展】※1を、2023年12月15日から2024年6月30日まで開催いたします。本展覧会は、生命の根源である自然界のエネルギーに焦点を当てています。森羅万象を司り、豊穣と災禍をもたらすこの人智を超えた無限のパワーを象徴し、絹谷幸二が描き出した神々の姿をご紹介。神話や神獣・神像が迫ってくる圧倒的な迫力、そして、そこには現代社会が抱える諸相が反映され、人類への警鐘が打ち鳴らされているのです。同時にそれは絹谷藝術に通底する「生きる智慧」を求める祈りの形象でもあります。自然への畏怖の念を抱き、一貫して安寧の世を問いかけてきた絹谷幸二が世界に送る、神気に満ちた熱きメッセージを前後期にわたって存分にご体感ください。※1 後期展は2024年7月5日(金)~12月8日(日)で開催いたします。■作品ご紹介「喝破」(かっぱ)2015年 200号(1940×2590) ミクストメディア六臂に法具を持ち厳しい面持ちで念仏を唱える降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、その背後には大爆発によって立ち上る幾層にも重なった黒煙が印象的に描かれている。そして、画面下に描き込まれた無念の眼たちが鑑賞者を覗く。「喝破」とは「誤った説を正して、真実を解き明かすこと」を意味する。鑑賞者を絵画の世界に引き込む臨場感溢れる劇画的要素と、絹谷藝術の真骨頂である繊細かつ大胆な色彩表現によって強烈なエネルギーを感じさせる一点であり、そこには種々の社会問題を抱える現代社会を喝破する絹谷幸二の熱きメッセージが込められているのである。【前期展】「菩提心」(ぼだいしん) 2003年200号(2590×1940)3枚組左:白牛大威徳明王 中央:温顔慈悲阿弥陀如来 右:降魔剣不動明王「黄泉比良坂」(よもつひらさか) 2012年 150号 (1818×2273)「アマテラス」 2012年 100号 (1303×1620)国つ神 大国主神(くにつかみ おおくにぬしのみこと)2012年 100号 (1303×1620)【後期展】■絹谷 幸二 (きぬたに こうじ)氏1943年 奈良県出身。東京藝術大学大学院壁画科修了後、ヴェネツィア・アカデミアに留学。フレスコ(壁画の古典技法)を修得し独創的なスタイルを確立する。 1997年「銀嶺の女神」長野冬季五輪公式ポスター原画を制作する等、半世紀に亘って日本の現代画壇をリードし後進の育成にも尽力。現在、東京藝術大学名誉教授、日本藝術院会員。2014年文化功労者顕彰。 2021年文化勲章受章。2023年、若手美術作家を顕彰する「絹谷幸二芸術賞」を創設。■絹谷幸二 天空美術館について2016年12月「梅田スカイビル」内にオープンした最新の体験型ミュージアム。2021年度に文化勲章を受章した絹谷幸二氏の色彩豊かなフレスコをはじめとする絵画や立体作品を展示し、3DやVR映像など体験型コンテンツも存分に楽しめる絹谷幸二氏の単独美術館。館内には展示・体験スペースの他、フレスコ制作体験ができるワークショップスペース、快適空間のカフェ等も併設し、眺望も抜群な美術館。■2019年度より「全国美術館会議」、「日本博物館協会」の正会員に加盟。■フレスコ画を間近で見て、実際に創る「フレスコ体験」が、2019年度キッズデザイン賞を受賞。■国立大学法人 大阪教育大学と協同研究を行った対話型での美術館訪問・鑑賞授業サポート教材「アート と ともだち」が、2022年度キッズデザイン賞を受賞。■2022年より「キッズ絵画コンクール」を開催。第3回目である今年のテーマは「楽しい思い出~夢見る未来(ひと、自然、まち並みなど)」。審査委員長は絹谷幸二氏が務めます。(応募〆切:2024年1月31日(水)必着・締め切り厳守)【開館時間】10:00‐18:00、金曜日・土曜日・祝前日は10:00‐20:00(入館は閉館の30分前まで)【休館日】火曜日(ただし祝日の場合は開館し翌平日が休館)、年末年始、展示替え期間【入館料】一般1000円、大学・高校・中学生600円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり【所在地】〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-30 梅田スカイビル タワーウエスト27階【お問い合せ】06-6440-3760(開館時間内)【公式サイト】 シンボルゾーン / 天空カフェ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月15日積水ハウス株式会社は、茨城県古河市にある家族が体験を通じて暮らしを楽しみながら考える施設「Tomorrow’s Life Museum(トゥモローズ ライフ ミュージアム)」内にある、多様なニーズへの共感をコンセプトにする7棟の「ライフスタイル型モデルハウス」に、今年6月に始動した感性を映し出す新しいデザイン提案システムlife knit designを取り入れ、2023年10月21日にリニューアルオープンします。また、変化するニーズに応じて、新たに開発した「キッチンテーブル」や本格「サウナ」をモデルハウスに配備します。左)新しい食空間「キッチンテーブル」中央)積水ハウス独自の6つの感性フィールドに連動したスタイルにリニューアル右)プロサウナ―松尾大氏プロデュース「サウナ」life knit designは、長きにわたり住まいに「愛着」を持って暮らしていただくためのデザイン提案システムです。インテリアにおいては、流行り廃りの激しい「和」「モダン」などのテイスト提案から脱却し、積水ハウスが研究し独自に導き出した広がりのある6つの感性フィールドに基づきお客様の感性を映し出す、美しく普遍的な空間(うつわ)を提案しています。この度、「静」「優」「凛」「暖」「艶」「奏」から成る6つの感性フィールドに連動したスタイルにモデルハウスをリニューアルしました。これはlife knit designを体現した1棟目のモデルハウス「駒沢シャーウッド展示場 HUE(ヒュー)」に続き、初めて各6つの感性フィールドを体現したモデルハウスになります。また、新たな食空間として開発した「キッチンテーブル」や、昨今のサウナブームの火付け役でもあるTTNE株式会社の“ととのえ親方”ことプロサウナ―の松尾大氏のプロデュースによる「サウナ」を配備したモデルハウスなど、多様なニーズへのさらなる共感のためバージョンアップしました。「キッチンテーブル」は、‘ 一緒に“つくる・たべる”で家族の幸せなつながりを。’をコンセプトに、キッチンとテーブルを一体化することで座って調理や食事ができ、目線の高さが合うことでコミュニケーションが取りやすい食空間です。ダイニングテーブルに IH コンロが組み込まれており、その上にはレンジフードが設けられています。調理者用の椅子をキャスター付きの昇降椅子にすることで、誰でも使いやすい高さに調整でき、移動がしやすく、作業をスムーズに行うことができます。作業台を広くとることができ、食材や道具を一式広げてゆったり、丁寧に調理ができます。松尾大氏の監修による「サウナ」は、リラックスしながら、家族とのコミュニケーションも取れる空間として、約60℃と低温で長時間の滞在ができるフィンランドサウナを採用しました。仕上げ材にはレットシダーを使用し、香りに包まれながらサウナを楽しめます。今後も、6つの感性フィールドに連動したスタイルのモデルハウスを全国で随時展開を予定しています。積水ハウスは、お客様一人ひとりの感性を深掘りしながら、生活環境の変化やライフスタイルの多様なニーズへの対応を追求することで、住まいに「愛着」を編み込む提案を実現して参ります。Tomorrow’s Life Museum 関東所在地:〒306-0213 茨城県古河市北利根2営業時間:9:30 ~17:30ライフスタイル型モデルハウス:全7棟公式サイト: ※10月末HP更新予定1. 食を愉しむ家「内藤さんち。」特長:「キッチンテーブル」で食を通した家族の団らんを想定したモデルハウス。つくる、たべる、後片付けなど、食に関する一連の行為を家族みんなで愉しめる空間です。さらに、家中に食を愉しむための空間が広がっています。中庭や和室、テラスダイニングなど、気分やシーンに合わせて食の時間を愉しむことができます。【1・2階】シンプルなメープルの床板に自然素材や柔らかな色合とフォルムで構成。グレー×ベージュの色の組み合わせがエレガントな雰囲気をまといます。左)しなやかなでエレガントな空気感のリビング右)家族の居どころとつながる子どもたちのスペース「キッチンテーブル」について:テーブル本体はIHコンロを組み込み、その上にはレンジフードを設けています。テーブルの高さは、調理実験で導き出した座って調理がしやすい高さであり、コンロで立ってでも使える720mmを採用しています。テーブルを囲んで座って作業ができるため、じっくり丁寧な料理を作ったり、お子様も一緒に作業をしたり、家族が目線を合わせ、会話を愉しみながら料理ができます。料理する人用の椅子をキャスター付きの昇降椅子にすることで、誰でも使いやすい高さに調整でき、移動も楽に、作業をスムーズに行うことができます。ダイニングテーブルも兼ねているため、リモートワークや子どもの宿題など料理以外の作業をすることもでき、目線の高さが合うことで料理中もコミュニケーションがとりやすく、「キッチンテーブル」が家族の居どころとして一緒に楽しいスペースになります。壁付けのキッチンには、シンクやパントリーを設け作業性を重視し、カウンターの高さを通常のキッチンと同様の850mmしています。作業も会話も弾むキッチンテーブル2. 自然の豊かさを享受する家「山際さんち。」特長:四季折々に変化する自然の光や風、音を感じながら本当の豊かさを住まいに求める家族を想定したモデルハウス。1階のメインルームは部屋の用途ではなく居心地の違う様々な「居どころ」で構成された大空間です。素材は、経年で愛着を増す素材を厳選。暮らしを彩るアートや、手触りのよい家具が空間と相まって日々の暮らしに潤いを与えます。【1階】家全体を包みこむ手仕事の塗り壁や、ホローブロックの壁、足ざわりのよい左官仕上げの床などを淡いグラデーションでまとめ包み込まれるような空気感です。左)メインルーム:自然を享受する「居どころ」右)メインルーム:包まれるように落ち着ける「居どころ」暮らしを整える機能空間として、本格的なフィンランドサウナ付きのバスルームを配備。サウナ・水風呂バス・整うガーデンスペースが連続し、本格サウナが楽しめる空間づくりをしています。日々を整えるサウナ付きのバスルーム表1: 3. 子育てファミリーの家「小林さんち。」国産栗材をフローリングに、壁面をグレーにまとめたインテリア。使い勝手とデザイン性を両立させた親しみやすい空間です。左)ベビーから大人まで使いやすいピットリビング中央・右)自然な木色とホワイト色が優しい印象のダイニング4. アウトドア好き三世代家族の家「外山さんち。」【親世帯リビング】床のサペリをベースに落ち着いたミディアムトーンと木の暖かみのある家具や調度品が円熟した雰囲気をつくり出しています。【子世帯リビング】勾配天井とスキップフロアに家族の団欒が楽しめる家具配置。妻面にある大きな木のサッシが、おおらかで寛げる空気感を作っています。左)親世帯::円熟した空気感のリビング中央)親世帯:くつろぐ窓辺ダイニング右)子世帯:スキップフロアのおおらかなリビング5.アクティブシニアの家「山本さんち。」オーク材をメインにした空間。直接的な空間構成に、黒やグレーをアクセントに。ポイントに和のエッセンスを取り入れたインテリアです。左)趣味を愉しめる土間ラウンジ右)緩やかに仕切られ落ち着きのある主寝室6. アートと暮らす家「柴門さんち。」深みのあるダークトーンのローズウッドの床にグレイッシュな壁面でのコントラスト。織りの美しいソファの張地や、つややかなラグやテーブル、クッションなど異素材を組み合わせて、豊潤な印象に。左)たっぷりと贅沢な空気感のリビング右)パーティーを楽しめる華やかなキッチン7. 日本の美を大切にした家「ガブリエルさんち。」床・壁・天井の面が美しいシンプルな構成に、大判タイルや繊細な石貼り、木質天井など素材そのものを活かした空間(うつわ)。落ち着いたトーンのインテリアと開放的に繋がる外部が美しいコントラストを生んでいます。左)素材を活かした大胆な面構成が美しいリビング右)用の美を感じさせるキッチン横のリラックススペース表2: 表3: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月20日積水ハウス株式会社は、ウェスティンホテル大阪、ダイハツディーゼル新梅田シティ、野村不動産と保有・管理する企業緑地の「新・里山」において、2023年10月6日に、環境省から「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として「自然共生サイト」への認定評価を取得しました。これは、環境省が2023年度から開始した「自然共生サイト」認定制度で、今回が初の認定となります。「新・里山」2022年12月に生物多様性条約第15 回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この中で、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標*1)が盛り込まれました。その目標達成のための取り組みが「自然共生サイト」です。「自然共生サイト」とは、国が自然環境を保護する国立公園等の場所以外でも、事業者や民間団体、個人、地方公共団体が管理する自然豊かな場所を「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として環境省が認定し、保全する取り組みです。認定区域は、保護地域との重複を除き、「OECM*1(Other Effective area-based Conservation Measures)」として国際データベースに登録されます。環境省では、「自然共生サイト」認定制度を2023年度から開始し、同年中に100ヶ所以上の認定を目指しています。今回、初の募集が行われ、当社の企業緑地である「新・里山」が2023年度前期分の「自然共生サイト」認定の評価を取得しました。「自然共生サイト」認定によって、当該サイトの生物多様性の価値の維持、質の向上が促進され、日本における30by30目標の達成に貢献するとともに、生物多様性の保全にポジティブな効果を波及していくことが期待されます。また、近年事業活動が自然環境に及ぼす影響や生物多様性の保全への貢献などは投資家の判断材料にもなり、そうした情報の開示などを行う仕組みも整備されているため、企業価値の向上にもつながります。積水ハウスは、2001年から都市の住宅地に地域の在来樹種を中心に植栽し、緑のネットワークを作ることで、生物多様性保全・再生を推進する「5 本の樹」計画に取り組んでいます。その実践の場として2006年に完成したのが「新・里山」です。大阪梅田中心部の一角にある「新梅田シティ」の北側約8,000平方メートルの公開空地に、日本の原風景である「里山」を手本とし、「5本の樹」計画に基づいた在来種を中心に植栽を行った憩いの空間です。命のつながりを実現し、様々な生き物が集まってくる「新・里山」は一般に公開されている施設のため、どなたでも都市の中で育まれている自然を体感することができます。積水ハウスは “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「5本の樹」計画の更なる推進に努め、ネイチャー・ポジティブの実現に貢献してまいります。*1 OECMとは、”other effective area-based conservation measures”の略称で、法的根拠のある公的な保護区とは異なる“代替的な保護区施策”のことを意味します。国立公園のように、国が主導して国有地に設置する公的保護区は、保全専用の土地を確保するランドスペアリング型の保全と呼ばれます。しかし、国土の30%以上を保護区にしようとすると、国有地だけでなく民有地も関係してくるので、保全に特化した土地利用や私権制限は実現性がありません。例えば、林地や農地を放棄して保護区にすることや、都市部の私有地を接収して保護区にすることは現実的ではありません。そのため、保全と様々な土地・海域利用との共用を図るランドシェアリング型の保全が注目されています。例えば、以下のような、土地・海域利用において、その土地の生物多様性の保全も含めて、多目的な使用を促すような考え方です。・農地で農業生産を行いつつ、同時に副次的に、農地や周辺里山で生物多様性の保全維持が伴う。・林地で木材生産を行いつつ、同時に副次的に、森林の生物多様性の保全維持が伴う。・沿岸域で漁業を行いつつ、同時に副次的に、海域の生物多様性の保全維持が伴う。・都市で経済活動を行いつつ、同時に副次的に、都市緑地の生物多様性の保全再生も行う。積水ハウスの「新・里山」: 自然共生サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月06日積水ハウス株式会社は、本日発表の「第17回キッズデザイン賞」において3作品がそれぞれこども政策担当大臣賞・キッズデザイン協議会会長賞・BEYOND COVID-19特別賞を受賞しました。キッズデザイン賞は、キッズデザイン協議会主催の子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度で、大人が使うものでも子どもに配慮されたものやサービスはすべて対象とし、普及を後押しすることで子どもを産み育てやすい社会づくりを目指しています。キッズデザイン賞受賞作品258点の中から、優秀作品へノミネートされた37作品が最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞として選出され、当社は『「一つ屋根の下で一緒に過ごす!」フジ虎ノ門こどもセンター』がこども政策担当大臣賞に、『~子育て世代へ LIFE IDEASを盛り込んだ住まい提案~ 積水ハウス ノイエ』がキッズデザイン協議会会長賞に、そして『分譲マンションにおける子育て支援サービスの提案』がBEYOND COVID-19特別賞に選出されました。キッズ・ファースト企業である積水ハウスは、2007 年の設立第1回から17年連続、累計116作品を受賞しています。受賞作品表1: 積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする“というグローバルビジョンのもと、子どもたちや高齢者を含む誰もが安全で使いやすい「スマート ユニバーサルデザイン」の推進など、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組み、人生100年時代における「幸せ住まい」を追求し続けてまいります。キッズデザイン賞 公式サイト: キッズデザイン協議会HP: 受賞作品詳細■優秀賞 こども政策担当大臣賞:「一つ屋根の下で一緒に過ごす!」フジ虎ノ門こどもセンター受賞部門:子どもたちを産み育てやすいデザイン部門 地域・社会部門【作品説明】:一つ屋根の下で、ケアの必要な健常児とチャレンジドが一緒に過ごすこどもセンターを医療法人が運営。こどもたちが安心して学び生きるためのコミュニケーションを実践しています。小児難病や発達障がい、不登校児を支援、放課後児童クラブを併設、保護者様の子育て不安解消等、”すべてはこども達のために”をテーマに、地域の持続可能な暮らしを支える場を目指します。公式サイト: 【受賞理由】:「未就学から高校生まで、多様な立場の多世代交流を促す空間とプログラムが相互の学びの場になる。インクルーシブデザインが意味する、多様な存在を認め合い、交流と気づきを得るという考え方はキッズデザインでも非常に重要な視点であり、本賞にふさわしい内容である。」■奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞:~子育て世代へ LIFE IDEASを盛り込んだ住まい提案~ 積水ハウス ノイエ受賞部門:子どもたちを産み育てやすいデザイン部門 個人・家庭部門【作品説明】:共働きを中心とした子育て世代の家族に向け、積水ハウス ノイエでは、家事を効率化しつつ子どもと一緒に過ごす時間を楽しめるアイデアやデザインが盛り込まれた『パッケージプラン』を提案しています。吟味を重ねてつくり上げた理想のプランの中から最適な住まいを提案し、家族みんなが楽しく共に成長できる住まいを提供していきます。公式サイト: 【受賞理由】:「収納・家事・食事・育児の4つのテーマについてリサーチ、アンケートを実施し、データに基づいたプランをパッケージ化した子育て支援住宅の提案である。それぞれの間取りや設備、空間のアイデアは子育て層の悩みやニーズを丹念に拾い、解決策を提示したもので現実的だ。」■特別賞 BEYOND COVID-19特別賞:分譲マンションにおける子育て支援サービスの提案受賞部門:子どもたちを産み育てやすいデザイン部門【作品説明】:これまでの分譲マンションにはない子育て支援サービス(設備)を提案します。1.共用エントランスに自動水栓・ソープディスペンサを備えた手洗いを設置。2.住戸玄関ポーチにネットスーパー用受取りボックスを設置。住戸内ではなく共用部に設置することで居住者共通のメリットとなります。今後子育て支援サービスとしてシリーズ化が可能です。【受賞理由】:大規模分譲マンションでありながら共用部に手洗い場や宅配ボックスなどを備え、インフラに新たな提案を行った。コロナ禍を経て日常の衛生に関するリテラシーも変化した。分譲マンションも個別住戸の集合体からコミュニティとしての機能が必要である。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日積水ハウス株式会社は2019年より、男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定し、さまざまな立場の方々と共に、男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU. PJT」を実施してまいりました。「IKUKYU.PJT」5年目となる今年は、本日より公開となるWEB動画「【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日」を皮切りに、9月19日(火)「育休を考える日」に向けて、順次施策を展開してまいります。昨年は、男性育休取得推進に賛同する81企業・団体と共にプロジェクトを展開しましたが、今年は、昨年を上回る119企業・団体にプロジェクトへ賛同いただいております。男性の育児休業取得率が年々向上している中、「男性が当たり前に育休を取得できる世の中にしていきたい」というビジョンに共感いただいた多くの企業・団体の皆様と、日本の「男性育休」に寄与するべく、社会全体に向けてメッセージを発信します。・プロジェクトサイト「IKUKYU.PJT」( )WEB動画「【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日」■プロジェクトの背景育児・介護休業法が2022年4月から段階的に改正されてから1年以上たち、多くの企業や組織が男性育休取得推進に取り組む時代になりました。日本における最新の男性育児休業取得率は17.13%(2022年度)*1と過去最高でしたが、2025年に50%という政府目標とはまだ大きな開きがある状況です。しかし、積水ハウスが実施した男性育休の実態調査「男性育休白書2023」*2では、調査を始めた2019年と比較すると、過去5年で世の中の意識や環境が確実に変化してきていることが分かりました。育休取得率や取得日数が伸長し、育休を取りたい男性も、取ってほしい女性もこれまでになく増えています。また、男性の育休は、取得当事者だけでなく、その上司や同僚、組織全体にも働き方や仕事への向き合い方、お互いを思いやる気持ちが生まれるなどポジティブな変化をもたらしていることも分かってきました。男性育休について、あらためて社会全体で考える時期になってきているのかもしれません。そうした中、積水ハウスは9月19日「育休を考える日」に向けて、さまざまな企業・団体が賛同する本プロジェクトを実施することにいたしました。賛同企業・団体の皆様にも協力いただきながら、テレビCM、イベント、交通広告、SNS、プロジェクトサイトなどを通じて、男性が当たり前に育児休業を取得できる社会づくりを応援し、一歩を踏み出すきっかけとなるメッセージを発信してまいります。*1 厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」より*2 2023年9月19日(火)に公開予定■プロジェクトの概要プロジェクト期間:2023年9月13日(水)~10月10日(火)主催:積水ハウス株式会社プロジェクト賛同企業・団体:※企業名五十音順・グループ別株式会社朝日新聞社/朝日放送グループ/ビジネスインスピレーションメディア AMP/株式会社エウレカ/ANAホールディングス株式会社/江崎グリコ株式会社/NTN株式会社/大阪ガス株式会社/国立大学法人大阪大学/株式会社オカムラ/オリンパス株式会社/花王株式会社/公益社団法人関西経済連合会/京セラ株式会社/株式会社クボタ/株式会社熊谷組/株式会社グライダーアソシエイツ/グラクソ・スミスクライン株式会社/ヴィーブヘルスケア株式会社/株式会社クラダシ/株式会社神戸製鋼所/株式会社コーソル/国際航業株式会社/コクヨ株式会社/株式会社こどもりびんぐ/コネヒト株式会社/サイボウズ株式会社/サカタインクス株式会社/株式会社ジェイ・キャスト/株式会社JSOL/株式会社ジェイフィール/株式会社JOYPOP/塩野義製薬株式会社/上新電機株式会社/住友ゴム工業株式会社/住友生命保険相互会社/双日株式会社/株式会社ソーシャルインテリア/認定NPO法人育て上げネット/デロイト トーマツ グループ/損害保険ジャパン株式会社/株式会社竹中工務店/大建工業株式会社/株式会社ダイセル/ツナガル株式会社/株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ/帝人株式会社/テクノプロ・ホールディングス株式会社/株式会社ディー・エヌ・エー/東京ガス株式会社/東京都/栃木県 とちぎ女性活躍応援団/株式会社トラストリッジ(macaroni・ELEMINIST)/トランスコスモス株式会社/トレンダーズ株式会社/中西金属工業株式会社/日本航空株式会社/日本新薬株式会社/日本通運株式会社/日本電気株式会社/日本電信電話株式会社/東日本電信電話株式会社/日本マイクロソフト株式会社/日本郵政株式会社/日本郵便株式会社/株式会社ゆうちょ銀行/株式会社かんぽ生命保険/農林水産省/note株式会社/野村不動産ホールディングス株式会社/野村ホールディングス株式会社/野村證券株式会社/野村アセットマネジメント株式会社/野村信託銀行株式会社/野村バブコックアンドブラウン株式会社/野村ビジネスサービス株式会社/野村プロパティーズ株式会社/野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング株式会社/バリュエンスホールディングス株式会社/株式会社日立システムズ/株式会社日立ハイテク/株式会社BitStar/PwCコンサルティング合同会社/特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン/古河電気工業株式会社/株式会社プロントコーポレーション/株式会社ベター・プレイス/株式会社Voicy/株式会社堀場製作所/ポリプラスチックス株式会社/本田技研工業株式会社/株式会社丸井グループ/マンパワーグループ株式会社/ミズノ株式会社/株式会社三井住友フィナンシャルグループ/株式会社三井住友銀行/株式会社SMBC信託銀行/三井住友ファイナンス&リース株式会社/SMBC日興証券株式会社/三井住友カード株式会社/SMBCコンシューマーファイナンス株式会社/株式会社日本総合研究所/株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ/株式会社三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行株式会社/三菱UFJニコス株式会社/三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社/アコム株式会社/三菱ケミカルグループ株式会社/株式会社明治/株式会社メンバーズ/株式会社ヤッホーブルーイング/ヤンマーホールディングス株式会社/株式会社ユーグレナ/ライオン株式会社/株式会社りそなホールディングス/株式会社レゾナック・ホールディングス/Retty株式会社/株式会社ワーク・ライフバランス全119企業・団体<施策1>WEB動画「【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日」公開9月19日「育休を考える日」に先駆けて、9月13日(水)からWEB動画「【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日」をYouTubeで公開し、自社のSNSアカウントX(旧Twitter)、Facebookでも発信していきます。また同日から、同動画を基に制作した30秒ショートバージョンも、全国のテレビCMでオンエアを開始するとともに、東京エリアの交通広告*3でも公開します。動画では、1960年代から現代に至る日本の60年を振り返り、人々の暮らしや働き方、家族の在り方の変遷を流れるようなカメラワークで描いています。かつて当たり前だと思っていた常識や価値観などは、時代によって変わっていくということを伝え、男性育休が浸透しつつある現代において、父親が家事や育児をすることは特別なことではなく、みんなで考えて「もっと当たり前に育休を取得できる世の中にしていこう」というポジティブなメッセージを発信しています。また、本映像は、家族社会学の専門家である甲南大学文学部の中里英樹教授に監修いただきました。1960年代・70年代・80年代・90年代・2000年代・2010年代と、当時の子育て環境や社会背景など文献をひもときながら、日本において一般的だった家族の姿を再現しました。細部までリアリティーにこだわった映像にぜひご注目ください。<WEB動画概要>■タイトル:【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日(2分13秒)■公開日:2023年9月13日(水)■動画特設サイト : ■動画配信メディア積水ハウス公式YouTube: <30秒ショートバージョン概要>■タイトル:【昭和・平成・令和】いままでの父親、これからの父親。 #育休を考える日(30秒)■公開日 :2023年9月13日(水)~10月10日(火)■テレビCMオンエア地域 :全国■東京エリアの交通広告*3 :東京23区、武蔵野・三鷹地区(11,500台)のタクシー映像広告*3 放映期間は2023年9月18日(月・祝)~9月24日(日)<甲南大学文学部 中里 英樹教授プロフィル>甲南大学文学部教授。専門は家族社会学。2000年頃から子育て期のワーク・ライフ・バランスを研究し、2012年から育児休業の国際研究ネットワークに参加。現在は、スウェーデン、ドイツ、オーストラリア、韓国などとの比較を交えて、父親の育児休業取得に関する研究を行っている。男女共同参画関連の審議会委員や市民・企業向け研修講師等の活動も行う。近著に『男性育休の社会学』(さいはて社)、『〈わたし〉からはじまる社会学 家族とジェンダーから歴史、そして世界へ』(共編著、有斐閣)などがある。<施策2>「男性育休フォーラム2023」開催*49月19日(火)「育休を考える日」に、男性育休をテーマにオンラインイベント「男性育休フォーラム2023」を開催します。当日は、主催者として、積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの仲井嘉浩より、活動5年目を迎えた本プロジェクトについてお話しするほか、「男性育休白書2023」発表およびその詳細を担当者よりご説明します。また、プロジェクトに立ち上がり当初からご協力いただき、男性の働き方改革・育休取得推進に取り組まれているNPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤 哲也氏、ヒストリー動画を監修いただいた甲南大学文学部 中里 英樹教授、ジェンダー問題の識者であり、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授も務めるジャーナリストの治部 れんげ氏を迎え、「男性育休が当たり前の社会にしていくには」をテーマに、男性育休をめぐる変遷や最新事例、男性育休取得推進に必要なことについて、パネルディスカッションを実施します。■日時 : 2023年9月19日(火)13:30~14:45 (接続受付開始 13:00~)■登壇者:積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩積水ハウス株式会社 執行役員 ダイバーシティ推進部長 山田 実和NPO法人ファザーリング・ジャパン 代表理事・ファウンダー 安藤 哲也甲南大学文学部 教授 中里 英樹ジャーナリスト/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 准教授 治部 れんげ※順不同・敬称略■プログラム:・トップメッセージ「育休プロジェクト5年目を迎えて」・動画紹介・「男性育休白書2023」プレゼンテーション・パネルディスカッション*4 事前に申し込みいただいたメディアの方が参加可能です<施策3>SNS投稿・リリース配信など情報発信今年も、9月19日(火)「育休を考える日」に、賛同企業・団体の皆様と共に、各社の取り組みや、男性育休取得推進に関するメッセージを発信していきます。ハッシュタグ(#育休を考える日)を付けたSNS投稿やリリース配信、オウンドメディアでの記事掲載など、さまざまな形で男性育休に関する情報を発信し、「育休を考える」きっかけを創出します。<施策4>プロジェクトサイト公開本プロジェクトの概要を9月13日(水)より積水ハウスHP内プロジェクトサイト( )にて公開します。サイトでは、一部賛同企業・団体の皆様の男性育休取得推進の取り組み事例もご紹介します。<施策5>「男性育休白書2023」公開上記プロジェクトサイト内にて、フォーラムで発表する「男性育休白書2023」を9月19日(火)より公開します。企業で働く男性の育児休業取得の実態を探る「男性育休白書」は、全国の小学生以下の子どもを持つ20代〜50代の男女9,400人を対象に調査し、2019年から毎年発行しています。今回は、男性の家事・育児力全国ランキングに加え、これまでの白書を振り返り、男性育休取得の変化をリポートします。■積水ハウスの特別育児休業制度について積水ハウス株式会社は、社員とその家族が幸せであってほしいとの思いから、2018年9月より「男性社員1カ月以上の育児休業(育休)完全取得」を推進しています。2019年2月以降、取得対象者全員が1カ月以上の育児休業を取得しており、2023年8月末時点で、1カ月以上の育児休業取得者は1,778人です。また、継続的な取り組みとして、イントラサイトや社内向けフォーラムの開催で啓発を行っているほか、「家族ミーティングシート」や「取得計画書」「男性育休ガイドブック」といった独自のツールの整備、男性育休制度と勤態管理システムを連携したシステム支援など、さまざまな取り組みを展開し、社内に蓄積された知見やデータ・事例を社会と共有してまいりました。2023年8月からは、社員のキャリア自律の促進の一環として、新たにキャリア支援休業制度も開始しました。子どものケアをしながら安心して仕事ができる「子どもサポート休業」や、学び直しのためにまとまった期間を確保したい社員が利用できる「キャリア自律休業」の整備、運用を始めています。今後も“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの下、男性の育児休業推進から、よりよい社会づくりへの貢献を目指します。<運用開始日>2018年9月1日(グループ会社は2019年8月1日~)<取得対象者>3歳未満の子を持つ積水ハウスグループ社員<主な特徴>・育児休業1カ月以上の完全取得・最初の1カ月を有給(性別不問)・最大で4回の分割取得が可能・配偶者の産後8週間以内は1日単位で取得可能(2021年4月より運用開始) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月18日積水ハウス株式会社は、本日発表の「第17回キッズデザイン賞」において、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で6作品、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で2作品、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で1作品、計9作品の「キッズデザイン賞」を受賞しました。キッズデザイン賞は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する2007年に創設された顕彰制度で、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目指しています。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。キッズ・ファースト企業である積水ハウスは、第1回キッズデザイン賞から17年連続、累計116作品を受賞しており、これは住宅・建設業界の応募企業の中で最多となります。受賞作品一覧表1: 積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする“というグローバルビジョンのもと、子どもたちや高齢者を含む誰もが安全で使いやすい「スマート ユニバーサルデザイン」の推進など、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組み、人生100年時代における「幸せ住まい」を追求し続けてまいります。キッズデザイン賞 公式サイト: キッズデザイン協議会HP: 受賞作品詳細〈子どもたちを産み育てやすいデザイン部門〉「一つ屋根の下で一緒に過ごす!」フジ虎ノ門こどもセンター【アプリケーション・サービス】一つ屋根の下で、ケアの必要な健常児とチャレンジドが一緒に過ごすこどもセンターを医療法人が運営。こどもたちが安心して学び生きるためのコミュニケーションを実践しています。小児難病や発達障がい、不登校児を支援、放課後児童クラブを併設、保護者様の子育て不安解消等、”すべてはこども達のために”をテーマに、地域の持続可能な暮らしを支える場を目指します。公式サイト: おおばやしマタニティクリニック 【建築・空間】屋内外がフレキシブルに利用できるテラス付きの空間で、コロナ禍でも対応可能な密にならない待合室を作りました。賑やかなお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒でも安心です。通院する月日を愛おしく感じていただける場所です。公式サイト: ~子育て世代へ LIFE IDEASを盛り込んだ住まい提案~積水ハウス ノイエ 【建築・空間】共働きを中心とした子育て世代の家族に向け、積水ハウス ノイエでは、家事を効率化しつつ子どもと一緒に過ごす時間を楽しめるアイデアやデザインが盛り込まれた『パッケージプラン』を提案しています。吟味を重ねてつくり上げた理想のプランの中から最適な住まいを提案し、家族みんなが楽しく共に成長できる住まいを提供していきます。公式サイト: グランドメゾン新梅田タワーTHE CLUB RESIDENCE 【建築・空間】開発が進むうめきた2期エリア西側の大淀南に位置する、51階建て総戸数871戸の大規模分譲集合住宅と店舗・保育所の複合施設です。便利な都心で暮らしたい、でも子育てするのは環境面で不安・・。そんな子育て世帯の不安に応えつつ、さらに多世代・地域の人たちと一緒になって豊かに暮らせる「都市型コンパクトタウン」を創出しました。公式サイト: 分譲マンションにおける子育て支援サービスの提案 【建築・空間】これまでの分譲マンションにはない子育て支援サービス(設備)を提案します。1.共用エントランスに自動水栓・ソープディスペンサを備えた手洗いを設置。2.住戸玄関ポーチにネットスーパー用受取りボックスを設置。住戸内ではなく共用部に設置することで居住者共通のメリットとなります。今後子育て支援サービスとしてシリーズ化が可能です。フォレストプレイス香椎照葉The Terrace「シェアテラス」【建築・空間】大規模な集合住宅における住民のコミュニティづくりは、セキュリティや防災、子育てなどの観点から住宅開発の重要課題です。また、集合住宅に計画される集会施設は日常あまり使われていない現状があり課題でした。この「シェアテラス」は、フォレストプレイス香椎照葉ザ・テラス(分譲マンション342世帯)のいわゆる集会施設ですが、その機能に留まらず「コミュニティの要」として、子育て世代を中心に多世代が集い、世代を超えて触れ合うことで様々なコミュニティが醸成される場です。公式サイト: 〈子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門〉HUE 〜子どもの幸せを育む住まい〜 【建築・空間】積水ハウスとミナ ペルホネンのコラボモデルの提案です。HUEとは色相という意味で、子どもたちが家族との日常の中で想い出を紡ぎ、「心の幸せ」や「豊かな感性」を育むことがテーマです。中庭の自然、多彩なイドコロ、愛着のわくインテリアやアートを備えた、これからの時代の新しい住まいです。公式サイト: 『幸せ住まい学習』 積水ハウスの住育 【コミュニケーション】児童・生徒へ住まいに関する学びを提供し、関心、興味を育む目的で開発された住育メニューです。モデルハウスに組み込まれた住まいづくりの工夫を、普段触れる機会が少ない児童・生徒が探索、発見し、自ら学び取る内容としました。実物に触れる「現場見学型」と、学校に居ながら疑似体験する「オンライン型」を整備し、学校の要請に応じて実施しています。公式サイト: 〈子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門〉いつもの暮らしが子どもの備え 〇〇と防災 【コミュニケーション】いつ来るかわからない災害に向けて「わざわざ備える」のではなく、大人から子どもまで人それぞれの暮らしや興味・関心にあった「備えのあるいつもの暮らしをする」ための取り組みです。色々な切り口「〇〇」から、「これならできそう!」という備えのある暮らしを提案し、大人から子どもまで参加できるワークショップ・体験型展示などのイベント実施や、家庭で役立つ情報の継続発信をしています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月25日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第60弾として7月28日に、“リアルな暮らしとほんとうの豊かさを追求した、新発想のモデルハウス「HUE」”のストーリーを公開しました。「life knit design」を体現、体感できる「HUE」■「家で過ごす時間」に高まる関心。いまの住まいに“愛着”はありますか?暮らしにおける価値観は、新型コロナウイルス感染症をきっかけに大きく変化しました。外出自粛や在宅ワークなど家で過ごす時間が増え、「○○のある暮らし」といったインテリアや空間へのこだわりや、「おうち〇〇」といった過ごし方の工夫など、住む人の感性や嗜好が家や暮らしに投影されるようになりました。今年5月に新型コロナウイルス感染症が第5類に移行し新たなフェーズを迎えましたが、働き方の多様化や超高齢社会、人生100年時代などを踏まえると「家で過ごす時間」は今後ますます重視されるでしょう。人生100年時代の幸せ住まいには、「家で過ごす時間」が心地よく、「長く住み続けたい」と思えることが大切です。積水ハウスが実施した住まいに関する調査によると、「長く住み続けたい」という思いは、住まいへの“愛着”が関係することがわかりました。積水ハウス株式会社 住生活研究所調べ「愛着のある暮らし調査2022」(N=2,056)そこで、積水ハウスでは、“時間と共に愛着を編み込む住まい”として、デザイン提案システム「life knit design」を6月30日より本格始動しました。■リアルな暮らしとほんとうの豊かさを追求した、新発想のモデルハウス「HUE」“時間と共に愛着を編み込む住まい”を提案する「life knit design」。その思想を体現するモデルハウスを、東京の駒沢ハウジングギャラリーにオープンしました。色相の意味を持つ「HUE」には、人の想いや街の風景、日々の暮らしが色を重ねるように、想い出と愛着を紡ぐといった想いが込められています。これまでの展示場は、「技術や性能」を主役にし、その魅力をダイナミックな空間で体感いただいていました。「HUE」は「暮らし」を主役にした新発想のモデルハウスです。「HUE」は、「朝食は朝日が入るダイニングで」といった豊かな暮らしのシーンが出発点です。敷地の方位、形、周辺状況などを正確に把握し、敷地が持つ価値を最大限に引き出します。太陽の動きに合わせたイドコロをつくるため、訪れる時間によって異なる表情と、リアルな暮らしを体感できます。「HUE」は、日常の何気ない小さな幸せを一つ一つ丁寧に紡ぎ、やがて大きな幸せへとつながる、ほんとうの豊かさを追求した住まいとなっています。朝日が差し込み、目隠しの木の陰が白い珪藻土の壁に映り込むダイニングまた、豊かに長く住み続けることを前提にしているため、小さな子どもがいるご家庭も、子どもが独立したご夫婦も、次の時代を見据えた家づくりや豊かな暮らしにつながるヒントがたくさん散りばめられています。実際に「HUE」の特徴的なポイントを3つ、ご紹介しましょう。■自然を最大限味わう、ほんとうに豊かな空間まずは自然です。積水ハウスはこれまでも庭とリビングを緩やかにつなげ、空間を広く快適性を追求する「スローリビング」や、在来種の樹木を取り入れた庭に蝶や鳥を呼び込む「5本の樹」計画など、自然による心地よい空間の提案を行ってきました。「HUE」は、家で過ごす時間をより豊かなものにするために、1階のすべての空間から中庭を眺められるよう設計されています。また、中庭を眺めるだけではなく、出て楽しめるようにラウンジベンチを設けています。中庭を通じそれぞれの空間を緩やかに連続させ、家族のつながりを育みます。中庭を通して広がりを感じるイドコロのデザイン■暮らしの記憶が愛着として育まれる、素材やインテリア2つ目は、素材やインテリアへのこだわりです。インテリアは好みが分かれるものですが、「経年で味わいが深まり、愛着が増すこと」を共通の価値と捉え、上質で心地のよい草木染の挽板や珪藻土の塗り壁など自然素材にこだわっています。手入れやメンテナンスを通じ、住まいにより深い愛着が育まれていきます。独特の味わい深い色彩の変化を楽しめる、草木染めの無垢挽板フローリングまた従来の展示場は新しい暮らしへの期待感を醸成するため、家具や小物など新しいもので統一しますが、実際はすべてを刷新するのは稀です。「HUE」ではヴィンテージ家具や古き良き小物も配し、大切なインテリアや家族との思い出の詰まったお手元のアイテムを取り入れた暮らしをイメージしやすいようにしています。人から人へ家具を受け継いでいくヴィンテージチェア■心地よく身を寄せる多彩なイドコロそして3つ目が、多彩なイドコロです。家で過ごす時間が増えるにあたり、家の中で飽きさせない多彩なイドコロは重要です。お気に入りの空間がたくさんあれば、気持ちの切り替えも容易です。例えば、朝起きて1階に降りる際に必ず通るスキップフロアは、森の木立を思わせる半円状の木のリブパネルの壁面に、東に配した窓から美しい朝日を受け、森で深呼吸をするような贅沢な時間を過ごすことができます。本棚には旅先で買ったアートや、本を並べ、思い出やお気に入りのものに浸れる特別な空間になっています。約4メートルの高さを利用し特別感のあるスキップフロアまた、居住時間が増えると、家に友人や親族などゲストを招くシーンも増えるでしょう。「HUE」では空間に奥行きを持たせ、リビングを応接として使いやすくしています。家族以外ともつながりを生む仕掛けが、多彩に盛り込まれています。ソファとは別の座れるイドコロ、ピットリビング■「時間と共に愛着を編み込む住まい」に共感。ミナ ペルホネンとのコラボレーション「HUE」はミナ ペルホネンのファウンダー/デザイナーの皆川 明 氏が「life knit design」の思想に共感し、ディレクションを手がけたモデルハウスです。ミナ ペルホネンとのコラボレーションにより、感性に響くデザインや日常に寄り添うモノづくりの考えを取り込むことで、心地よく住まうための工夫や、長く住み続けるためのアイデアが詰まった「暮らし」を主役にした愛着を育む住まいを体現しました。経年変化を味わうことができる、ミナ ペルホネンのdop生地のソファ人生の長い時を過ごす家をつくる際、多くの人は世の中に溢れるたくさんの情報を収集し検討します。中には疲れて家づくりが億劫になってしまう人もいるかもしれません。「HUE」に訪れたら、まずは「居心地がいい」と感じるお気に入りの場所を見つけてぜひ座ってください。居心地のリアルは体験でしか得られません。「HUE」での体験で、自分の惹かれたものや感じたことが、きっと家づくりに役立つはずです。これまでの暮らし、そしてつながるこれからの暮らしを「HUE」から探しだし、“時間と共に愛着を編み込む住まい”を叶えてみませんか。駒沢シャーウッド展示場 HUE 場所:〒158-0081 東京都世田谷区深沢4-26(駒沢公園ハウジングギャラリーステージ3)life knit design 積水ハウス 住生活研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日積水ハウス株式会社と株式会社シンク・ネイチャーは、2030年のネイチャー・ポジティブの実現に向けて、積水ハウスの生物多様性の取り組み「5本の樹」計画やシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータ、AIを活用して、『生物多様性の純増(以下、「生物多様性ネットゲイン」という。)と算出方法の標準化』を目指し、共同で推進する連携協定を7月1日に締結しました。生物多様性ネットゲインイメージ図近年、世界中で生物多様性の保全・再生への動きが加速しています。2022年12月には生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が開催され、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を採択、2030年までに陸域と海域の30%以上を保全する「30by30*1目標」などがターゲット(行動目標)に位置付けられました。また今年9月には、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の最終提言が予定されています。日本でも民間取り組み等と連携した自然環境保全、例えば、公的あるいは民間による保護区面積の拡大や、都市緑化における民間の力の活用(OECM*2)についての議論が本格化しています。このような社会の動きに先立ち、積水ハウスは2001年から都市の住宅地に地域の在来樹種を中心に植栽し、緑のネットワークを作ることで、生物多様性保全・再生を推進する「5本の樹」計画に取り組んでいます。この効果を琉球大学理学部久保田研究室及び株式会社シンク・ネイチャーと共同検証し世界初の都市の生物多様性の定量評価の仕組みを「ネイチャー・ポジティブ方法論」として2021年に公開いたしました。生物多様性保全活動の促進につながる本方法論を発展させ、今回は住宅地への植樹等の緑化を通じた「生物多様性ネットゲイン」とその算出方法の標準化を推進します。「生物多様性ネットゲイン」とは、住宅地や開発地における生物多様性保全に留まらず、生物多様性の回復に向け生物多様性を増やすことです。取り組みとしては、「生物多様性ネットゲイン」につながる住宅建設に関する新たな商品・サービス、ビジネスモデル、その他の実現アイデアの創出および啓発活動を行います。例えば、今後の住宅建設予定地における植栽提案において、「生物多様性ネットゲイン」を最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツールの導入を2024年の春頃に検討しています。算出にあたっては、「5本の樹」計画やシンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータ、AIの活用をしていきます。積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、本取り組みを通して生物多様性回復のための数値的目標設定を行うことで、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。さらに積水ハウスとシンク・ネイチャーが連携し、「生物多様性ネットゲイン」の取り組みを共同推進することで、ネイチャー・ポジティブの実現に貢献してまいります。■積水ハウス×シンク・ネイチャーによる主な取り組み・既存の建築地における緑化活動による生物多様性ネットゲインの算出に対応できる「自然資本関連データセットと算出方法の標準化」の推進(例:生物多様性ビッグデータとAIを活用した算出方法の提案)「自然資本関連データセットと算出方法の標準化」の推進・今後の住宅建設予定地における植栽提案において、シンク・ネイチャーのデータと分析アルゴリズムを活用して生物多様性ネットゲインを最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツール導入を検討生物多様性ネットゲインを最大化できる植栽の樹種・本数のシミュレーション提案ツール導入の検討■積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は88.6万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,900万本を達成しました(2023年1月現在)。「5本の樹」計画公式サイト 積水ハウスの「5本の樹」計画■ネイチャー・ポジティブ方法論について「5本の樹」計画のネイチャー・ポジティブ方法論とは、株式会社シンク・ネイチャーの自然資本ビッグデータと生物多様性可視化テクノロジーに基づいた、都市部における生物多様性を財務価値化するための方法論です。生物多様性回復についての認知を広げ、ノウハウを活用してもらい緑化の促進と生物多様性保全への貢献へつなげていくことを目指し、2021年11月に一般公開いたしました。株式会社シンク・ネイチャーとの共同検証において、1977年の樹木・鳥・蝶の種数、多様度指数、個体数を100%とし、「5本の樹」計画を開始前の2000年を基準として、緑地の劣化が著しい三大都市圏(関東・近畿・中京)の2070年までの変動をシミュレーションしました。地域の生き物にとって活用可能性の高い在来樹種を植栽することで、「5本の樹」計画開始前の2000年と比較して、2030年には37.4%、2050年には40.9%、さらに2070年には41.9%まで生物多様性を回復できることが予測されました。「ネイチャー・ポジティブ方法論」公開サイト ■株式会社シンク・ネイチャーについて株式会社シンク・ネイチャーロゴ生物多様性科学において卓越した研究業績を有する研究者で構成されている「大学発グリーンテック・スタートアップ」です( )。世界の陸・海を網羅した野生生物や生態系の時空間分布を、自然史の研究論文や標本情報、リモートセンシング(人工衛星・ドローンによる観測)、環境DNA調査、野生生物の行動記録(バイオロギング)、植物・動物愛好者の研究などで収集された生物関連データ(地理分布、遺伝子、機能特性、生態特性など)を元にビッグデータ化し、AI等の最先端技術を用いたネイチャーの可視化や予測、シナリオ分析技術を有しています*3。TNFDのデータカタリストイニシアティブに参画し、自然資本ビッグデータを活用した自然の持続的利用に関する分析、評価、ソリューション(TN LEAD*4、TN GAIN*5)を通して、金融機関・機関投資家・企業の生物多様性対応を支援しています。*1 30by30とは、生物多様性の損失を抑止するために、2030年までに地球の陸地と海洋の30%以上を保護地域として効果的に保全する目標*2 OECMとは“other effective area-based conservation measures”の略称で、法的根拠のある公的な保護区とは異なる“代替的な保護区施策”のことを意味します。国立公園のように、国が主導して国有地に設置する公的保護区は、保全専用の土地を確保するランドスペアリング型の保全と呼ばれます。しかし、国土の30%以上を保護区にしようとすると、国有地だけでなく民有地も関係してくるので、保全に特化した土地利用や私権制限は実現性がありません。例えば、林地や農地を放棄して保護区にしましょう、とか、都市部の私有地を接収して保護区にすることは現実的ではありません。したがって、保全と様々な土地・海域利用との共用を図るランドシェアリング型の保全が注目されることになります。例えば、以下のような、土地・海域利用において、その土地の生物多様性の保全も含めて、多目的な使用を促すような考え方です。・農地で農業生産を行いつつ、同時に副次的に、農地や周辺里山で生物多様性の保全が伴う。・林地で木材生産を行いつつ、同時に副次的に、森林の生物多様性の保全維持が伴う。・沿岸域で漁業を行いつつ、同時に副次的に、海域の生物多様性の保全維持が伴う。・都市で経済活動を行いつつ、同時に副次的に、都市緑地の生物多様性の保全再生も行う。*3 日本の生物多様性地図化プロジェクト:J-BMP( )*4 TN LEADとは、全産業セクター&グローバルな事業拠点に対応した TNFD対応支援サービス( )*5 TN GAINとは、宅地の庭木植栽、企業緑化、社有林などのネイチャー・ポジティブ効果の数値評価サービス( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月28日積水ハウス株式会社は、現在、作品応募受付中のプログラミング教育施策「第5回 Minecraftカップ」に、ゴールドパートナーとして参画し、子どもたちのプログラミング思考の醸成を支援しています。キッズ・ファースト企業として住育の推進を図り、子どもたちのさらなる感性アップにつながることを目的として取り組んでおります。積水ハウス、第5回 Minecraftカップを応援積水ハウスは2019年から「未来の学び プログラミング教育推進月間」に協力企業として参加し、総合的な学習の時間における指導案などの提供を行ってきました。2021年より追加施策としてMinecraftカップにパートナー参画し、子どもたちのプログラミング思考の醸成を支援してきました。また、作品テーマでは、SDGsの観点を取り入れながら、子どもたちがなかなか触れる機会のない社会課題を身近に感じられるようなトピックの提案を続け、Minecraftカップ運営委員会とともに検討してきました。今年は、大会パートナーとして今大会のテーマのひとつにクリーンエネルギーを含めることを提案し、この社会課題を解決するための学びやアイデア創出の機会が得られるようにと考えました。大会パートナー参画3年目となる今年はMinecraftカップ運営委員会とともにオリジナル教材「100年つづく家・まちをつくろう!~家族の想いを詰め込んだ家を建てよう!~」を開発しました。当社がこれまで社会に提供してきた「安心・安全」「快適・環境」「幸せ」をもとに理想の住まいづくりを「Minecraft Education(教育版マインクラフト)」で体験できる内容です。また、住宅についてだけでなく、参加者がエネルギー問題を身近に感じ、積水ハウスの環境への取り組みであるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や住宅の機能、住まいの工夫をヒントに社会課題の解決のアイデアを得る機会を創出します。そして、住まいづくりを起点に環境問題やエネルギー問題、ダイバーシティの気づき、ユニバーサルデザインなど、子どもたちが自分の生きていく未来について考える学習機会の提供を行います。この度、8月9日(水)にこのオリジナル教材を使用しMinecraftカップ運営委員会とともに積水ハウスの住まいの体験施設「Tomorrow's Life Museum 関西」でワークショップを開催します。Tomorrow's Life Museum 関西は、最新の住宅だけでなく安心して暮らせる持続可能な社会について体験できる施設です。今年の大会テーマ「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会~クリーンエネルギーで住み続けられるまち~」の学びとなる場を提供し、子どもたちの作品づくりを応援します。積水ハウスは、これからもキッズ・ファースト企業として未来の創り手となる子どもたちに、大会を通じて、住宅に携わる職業に触れる機会を提供し住育を促進することで子どもたちのさらなる感性アップを支援してまいります。■ワークショップ開催概要【タイトル】「100年つづく家・まちをつくろう!~家族の想いを詰め込んだ家を建てよう!~」【講師】タツナミ シュウイチ氏(プロマインクラフター)【内容】“豆腐建築からのステップアップ!”100年つづく家・まちづくりを通して、マインクラフトカップの作品づくりのヒントが見つかるかも!?今年の作品テーマ「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会 ~クリーンエネルギーで住み続けられるまち~」について家づくり・みんなの暮らしからできることを学べるワークショップです。【開催日程】8月9日(水) 13:00~17:00(受付開始 12:30~)【スケジュール】12:30 受付開始13:00~16:00 ワークショップ16:00~17:00 親子で施設見学 適宜解散(希望者のみ)【会場】積水ハウス Tomorrow's Life Museum 関西(〒619-0224 京都府木津川市兜台6-6-4)近鉄京都線高の原駅下車徒歩15分またはタクシーで5分【定員】25名【対象学年】小学生対象(小学校1年生から楽しめます)【参加費】無料【申込方法】(1)Minecraftカップへの参加登録( )を完了後、(2)申し込みフォーム( )からお申し込みください【申込期間】7月21日(金)~7月31日(月)23:59(申し込み多数で抽選の場合は締め切り後、3日以内に当選者へご連絡いたします。)【持ち物】筆記用具、飲み物(パソコンはこちらで用意します)【主催】積水ハウス株式会社、Minecraftカップ運営委員会【詳細情報】第5回 Minecraftカップ大会公式サイト: 【お問い合わせ先】 ■講師 タツナミ シュウイチ氏日本で最初のプロマインクラフター・マイクロソフト認定教育イノベーター・FELLOW<応援コメント>「マイクラおじさんタツナミです。8月の京都に私も遊びにいきますよ!マインクラフトで一緒に家づくりと街づくりにチャレンジして大人をびっくりさせましょう!みんなの参加を待っています!」タツナミ シュウイチ氏■「Tomorrow's Life Museum 関西」について積水ハウス「Tomorrow's Life Museum 関西」「Tomorrow's Life Museum 関西」は、生活環境の変化やライフスタイルの多様なニーズへの「共感」をコンセプトにリアルな暮らしが体感できる「ライフスタイル型モデルハウス」で、耐震性・耐久性・断熱性を支える技術、2050年脱炭素社会の実現に向け業界をリードするネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)と防災の仕組みを学べる「ラボ」など、「幸せ住まい」を実現するすべてを、ワンストップで体験することができる予約制のミュージアムです。「Tomorrow's Life Museum 関西」の詳細はこちら: オリジナル教材「100年つづく家・まちをつくろう!~家族の想いを詰め込んだ家を建てよう!~」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月25日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第59弾として7月14日に、“家族みんなで家事に参加できる工夫をふんだんに取り入れられた家にお住まいのご家族”のストーリーを公開しました。■子どもはお手伝いをしていますか?多くの家事は、お手伝い実施率3割以下ようやく梅雨が明け、夏本番。子どものいるご家庭では、もうすぐ夏休みですね。ところで皆さんのご家庭では日頃、子どもは家事に参加していますか?積水ハウスの調査によると、高校生までの子どもが最も多く参加している家事は、「食器を下げる」で、「よくする」または「たまにする」と回答した割合が79.4%でした。「食器や料理を運ぶ」が65.0%、「ゴミの分別」が39.0%と続きます。子どもも、自分が食べるものを運んだり片づけたり、自分が出したゴミの分別をしていることが予想されます。一方、家族みんなのためのお手伝いの実施率はどうでしょうか。「洗濯物をたたむ・しまう」「食事をつくる」も3割以上の子どもがお手伝いしていますが、「よくする」と回答した人は1割にも満たない結果となりました。さらに、リビングやお風呂の掃除、洗濯機を回したり洗濯物を干したりなど、その他の様々なお手伝いについて「よくする」「たまにする」子どもは、3割を下回りました。子どもが参加している家事は非常に限られていることがわかります。積水ハウス 住生活研究所「生活定点調査 子育て」 2018年(N=2100)お手伝いに対する意識について、高校生を中心とした学生に本音を聞いたところ、約半数が「面倒だから」(49.5%)*という結果になりました。家族みんなのために行う家事のお手伝いを、「面倒」と言われてしまうのは悲しいですね。どうしたら楽しく、積極的にお手伝いができるのでしょう。今回ご紹介するのは、埼玉県の積水ハウス社員・Sの住まいです。小学校4年生の長女・H様は、積極的に家事に参加されているそう。自宅には、家族みんなで家事に参加できる工夫がふんだんに取り入れられています。*積水ハウス納得工房アンケート「お手伝いについて(学生向けアンケート)」2020■「見えるキッチン」で家事への参加意欲がアップSの住まいの中でも、特にキッチン空間は、多くの工夫が取り入れられています。フルフラットのオープンなスペースで、家族みんなが家事に参加しやすいキッチン昨今は手元を隠すキッチンも多い中、あえてフルフラットのペニンシュラ型を採用しています。コンロの前に壁が無いため、ダイニング側からも手伝いやすくなっています。長女・H様は、ここから食事をサーブしたり、食べ終わった食器を片づけたりとよくお手伝いをしているそうで、「小さいころから自然と運ぶ習慣がついた」とSは話します。キッチンとつながることで、コミュニケーションが生まれやすいダイニングまた、キッチンの様子が見やすい点も、お手伝いにつながるポイントです。S自身も料理をしますが、長女・H様が様子を見に来ることも多いそう。「見えるキッチンは娘の自立心や、料理をやってみたい気持ちにつながっている」とS。長女・H様は、“野菜を切る”、“味付けをする”など料理を行う機会も多いそうです。子ども目線の収納で、お皿選びや準備など小さな頃からお手伝いもう一つの工夫は、カップボードの下側の引き出し収納です。大小さまざまな種類の食器が収納されており、子どもの目線に合わせているため簡単に取り出すことができます。冷蔵庫の奥は収納空間。リビング・ダイニングから見えないように設え、ゴミ箱も置かれています。「食事のごみはもちろん、愛犬のペット用品などのごみも出ます。娘はごみ捨てもよく手伝っていて、燃えるゴミ、プラスチック、ビン・カン・ペットボトルなど、細かいごみの分別もしっかりできています」。■家族みんなで一緒に、家事が団らんの時間になる続いては、子どもが片付け習慣をつけられるような工夫をご紹介。リビングの窓際には、ボックス収納が置かれています。ここは、長女・H様の収納です。ボックスごとに「ぬいぐるみ」「工作グッズ」などのネームを付け、しまう場所を決めています。子どもが片付けやすい工夫ですっきり、片付けを習慣化「これによって娘の片付け習慣がついたという実感があります。多くのご家庭では、そこからものを片づける『整頓』に加え、いらないものを見極めたり断捨離したりする『整理』も苦労しているのではないでしょうか。私の家では、ものがこのボックス収納に入りきらなくなったら、上の階にある大きな収納に移す、手放すなど、それ以上ものを増やさないようにしています。そうすることで、しまう場所だけでなく、しまうものや量を考える習慣を提供できていると思います。」とSは話します。またこのボックスはあえて作り付けにせず、子どもの成長に合わせて可変性を持たせています。もう一つ、手間取りがちな洗濯物は、みんなで畳むのが家族のルールです。2階のルーフバルコニーに干した洗濯物をリビング・ダイニングに取り込んで、それぞれ自分の衣類を畳みます。長女・H様は、庭の掃除や落ち葉拾いを行ったり、Sが枝の剪定をしているときに切り落とした枝をごみ袋に入れて手伝ったりなど、庭仕事にも参加されているようです。庭の掃除や落ち葉拾い、葉の剪定時のお手伝いも家族で協力しながら家事をすることの多いS一家。妻・A様が「家事を一緒にやること」を心がけていらっしゃるようです。もしかすると長女・H様にとって家事は、負担ではなく、家族と一緒に過ごせる楽しい時間なのかもしれません。夏休みは子どもも一緒に家事をする絶好の機会です。Sの住まいを参考に、皆さんも家族で楽しみながら家事をしてはいかがでしょう。また積水ハウスでは、家族みんなで家事をラクして楽しめる「トモイエ」など、家事のしやすい住まいをご提案しています。ぜひそちらもご覧ください。<商品情報>トモイエ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第58弾として6月22日に、“緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」の立役者の1人で、ランドスケープのデザイナーとして活躍中の積水ハウス社員”のストーリーを公開しました。緑あふれる「ボタニカルガーデン」■“自然の緑”で建物の魅力アップ皆さんは、日頃、目にする建物に自然の緑を感じたことはありますか。実は、建物に緑を活用することで、様々なメリットが生まれるのです。国土交通省の調べによると、緑は、建物とうまく組み合わせることで、その建物をより魅力的にし、他の建物との差別化に役立ち、不動産としての付加価値の向上に寄与します。また、屋上や壁面の緑化は、太陽光を遮り断熱効果をもたらすだけでなく、医療関係施設では、屋上等の緑地がリハビリやレクリエーションに利用され、セラピー効果も発揮しています(※1)。※1:国土交通省「緑による建物の魅力アップガイド」 実際に、東京大学が生物多様性と健康や幸せに関する調査をしたところ、2020年の検証で、緑地の利用頻度が高い人だけでなく、窓から緑が見える家に住む人においても、メンタルヘルス尺度が良好な状態にあることがわかりました(※2)。人は、緑地を訪れなくても、身近な庭の緑によって「自然の癒し」を感じることができるのです。コロナ禍における都市住民のメンタルヘルスと関連する要因※2:東京大学大学院農学生命科学研究科 ■緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」そこで、今回ご紹介するのが、緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」です。「シャーメゾン」とは、戸建住宅レベルの品質と住み心地をご提供する賃貸住宅。“自然環境の保存・再生”や“街並みとの調和”などに配慮しながら、多くの緑を取り入れました。その「シャーメゾン ガーデンズ」の立役者の1人が、積水ハウス 大阪南シャーメゾン支店のエクステリアや、ランドスケープのデザイナーとして活躍をしている、齋藤 英です。外構造園会社での経験を経て、2006年積水ハウスに入社。外構・造園において現場の中心となり、数多くの物件を担当。これまで、社内で2年連続、関西建築事業本部の最優秀賞など、社外では、大阪府主催ランドスケープ賞3期連続受賞や、堺市の景観賞など、数々の賞を受賞しました。積水ハウス 大阪南シャーメゾン支店のエクステリア・ランドスケープデザイナー 齋藤 英そんな齋藤が突き詰めて表現した緑あふれる「シャーメゾン ガーデンズ」が2022年1月に竣工しました。オーナー様は、積水ハウスで4棟ものシャーメゾンを建てて頂いた方で、過去の実績から齋藤に強い信頼がありました。今回のオーナー様の立地は、大阪と奈良を結ぶ日本最古の官道、竹内街道に近く、神社や遺跡が多いため、地域を意識して街の雰囲気に馴染むことをご希望されましたが、それ以外は「齋藤さんにお任せします。」とおっしゃって頂いたといいます。緑あふれる「シャーメゾン ガーデンズ」■“緑”を突き詰めた「ボタニカルゲート」の誕生大きな特徴は、「ボタニカルゲート」。これまでのシャーメゾンは、地面に植栽するのが主流でしたが、今回は、普段使っていない2・3階のバルコニーの前や、通常は照明を設置する程度のエントランスゲート部分に緑を配置しました。「ゲートの上から緑を降り注がせたい。その緑のゲートをくぐって入居者の方々に入って欲しい。」そんな思いから、つる系のヘデラを中心に、ノシラン、シャリンバイなどを多用し、「ボタニカルゲート」が誕生しました。「以前から、緑が垂れ下がっていたらおもしろい。こんなふうにできたらいいなと思っていました。街を緑にしたいというコンセプトがあったので、今回、ここしかない!と思ったのです。」と齋藤はいいます。ヘデラなどの緑があふれる美しいゲート1階入り口と、2・3階からも青葉が降り注ぐイメージにし、正面に向かって右にアオダモ、左にホルトノキが入居者の皆さんをお迎えします。ゲートの緑は、まるで空中に浮いているようです。そして、2・3階のバルコニーから覗かせている緑は、根鉢をバルコニーの壁際に置き、樹木自体を斜めに傾けて固定し、道路側に向かせました。これは、もともと倒せるような樹形を選ぶ手法ですが、樹木は、外壁に沿って真っ直ぐ上がるのではなく、光を求めて外に枝をのばしていくので、その習性をうまく利用し、成長しても部屋の中に光が差し込み、緑量も多く見えるようにしました。ゲート横の「駐車場についても、アスファルトだけより緑でいいものを作って欲しい。」とのオーナー様のご要望と齋藤の思いが一致しました。左上/2F廊下よりバルコニーの緑を望む 右上/1Fアートグリーンが連なる共用廊下 左下/3F空間とは思えない外部の樹々等 右下/夜はライトアップで違う景観を演出■こだわりの「丹波石」と「塗り壁」齋藤には、もう一つのこだわりがありました。それは、自然に元からあったように配置された、丹波石です。わざわざ兵庫県の丹波まで足を運び、自ら選びました。いくつもの層になっているのが特徴ですが、工事中のアクシデントで階段用の丹波石が、層が剥がれるように割れてしまったことがありました。ところが、齋藤は、「階段に使おうと考えていた丹波石と全く同じ形の石がもう一つできたのだから、そんな偶然はない」と、前向きに捉え、石の向きを反対にしてアプローチ前のゲートの下に置いたのです。階段とゲートの下の床面に同じ自然石が対象的に埋め込まれ、唯一無二のアプローチが完成しました。玄関前の階段とゲート下に対照的に並ぶ同形状の丹波石現場では、塗り壁などの作業にもこだわり、自ら手がけました。通常は、塗装材と骨材を撹拌機で混ぜながら均一にし、意匠の壁にしますが、これではおもしろくないので、意匠に使う骨材を自ら手で投げつけ、ランダムにすることで自然な風合いを出しました。植栽も、線の細い印象のカレックスやヤブランなどのグランドカバーを植え、石を目立たせ重厚感を持たせました。左/ゲートを下から望む 中央/室内から緑を楽しむ 右/石を目立たせるグランドカバーなどの植栽■屋上緑化のデザインを追求 自らの手で植栽を設置齋藤は、この「シャーメゾン ガーデンズ」で、屋上緑化のデザイン性について追及したいと思っていました。屋上緑化の工事は、防水面など専門的な作業が多く発生するため、植栽も含め本来は協力工事店の方にお任せしますが、今回は「自分の手で植栽を設置したい」と、専門業者さんに掛け合ったのです。初めは断られましたが、「最高のものを作りたい」という齋藤の熱意が伝わり、一緒に作業をすることが決まりました。工事店の方たちが下地を作った後、下地の布を防水マットの上に敷く作業をし、造園工事店の方と一緒に樹木の向きを決め、丁寧に1本ずつ土をかぶせながら樹木などを設置しました。左/ゲートに植栽をする齋藤 右/2・3階のバルコニーからあふれるような緑の様子建築設計担当の佐藤 大輔は、齋藤について次のように語っています。「齋藤さんは本当にエネルギッシュで、プレゼン能力が格別です。私は大型物件を担当することが多いですが、その際の提案にはいつも齋藤さんに相談しています。少しのアドバイスをもらうだけで、一人で考えるより数段よくなるんです。実は、今回のゲートに使用したヘデラについて、齋藤さんから相談があったんです。『竣工時にはゲートからあふれる緑が垂れ下がるように、工事着工前から一緒に育てて欲しい。』と言われ、いい案だと思ったので、家で子どもと一緒に育てました。おかげ様で竣工時には、あふれるヘデラで美しいゲートを見ることができました。」自宅で育てたヘデラを丁寧に植栽の準備をする齋藤左上/完成したゲート 右/ヘデラに水やりをする齋藤の長男琥太朗くん 左下/建築設計担当佐藤の長女希実ちゃんまた、営業担当の坂田 拓也も、齋藤に信頼を寄せています。「齋藤さんは、外構の中でも特に植栽に力を入れています。多くの物件を抱えながらも、図面ありきではなく、現場でどんな樹が使えるか確認した上で、私と佐藤さんに予算などを確認してから提案をしてくれます。シャーメゾン事業では、『オーナー様にいいものをご提供し、新たな付加価値と市場よりもいいお家賃設定で長期安定経営に貢献していこう』という齋藤さんの思いも伝わるからこそ、一緒に頑張っています。」今回のチームメンバー 左から坂田 拓也、佐藤 大輔、中嶋 恵子、山田 尚子、齋藤 英チームの中で信頼関係を築いているからこそ、最高のものができると齋藤は言います。「営業の坂田さんと設計の佐藤さんとは、長い間、連携してやっているので、今回もかなり初期段階から佐藤さんが、『齋藤さんだったらどうする?』と聞いてくれ、私のランドスケープ要素を多く取り入れてくれました。計画の初期段階に外構造園目線でゾーニングをするのはとても重要だと感じています。実は、今回の駐車場計画も、1台減らして欲しいとお願いしたんです。1台減らすことによって、デザイン性が高く、緑豊かなファサードが実現でき、建物全体に高級感が生まれました。目先の収益を考えると駐車台数が多い方が良いですが、何十年も残っていくものです。今では、『齋藤さんが言うなら』と佐藤さんに言ってもらえるようになりました。デザイナーとして、こういった点をしっかり考えていく必要があると思っています。」緑化について熱い思いを語る齋藤積水ハウスでは、オーナー様目線で作り手の思いが込められている「シャーメゾン ガーデンズ」を推進しています。街並みや周辺環境との調和を図りながら、その土地の歴史を紡いできた既存樹や素材を最大限に生かした賃貸住宅。皆さんも、都会にいながら自然に癒される暮らしを実現してみませんか。人と自然の共生社会 緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日積水ハウス株式会社は、設定した温室効果ガスの削減目標について、パリ協定の目指す「1.5℃目標」に整合する水準であると認められ、国際的なイニシアチブである「SBTイニシアチブ」から6月8日に認定を取得しました。1.5℃目標の認定取得したことを示すSBTiカンパニーカードパリ協定で定められた「世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2度より十分低く保ち、1.5度以内に抑える努力をする」ことは世界共通の長期目標です。当社は2008年に2050年を目標とした脱炭素宣言をおこない、2018年には「SBTイニシアチブ」から国内の住宅業界で初めて認定を取得*1。今回はさらに上位の「1.5℃目標」をSBTより認定されたものです。■積水ハウスの新しい削減目標・2030年までにスコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)を2013年度比75%削減する・2030年までに製品使用時のCO2排出量(スコープ3・カテゴリー11)を2013年度比55%削減する・2027年までに当社サプライヤーの65.8%がSBTを取得する*2当社は、「積水ハウス オーナーでんき」によるCO2排出ゼロの電力の大規模な調達などにより、国内全生産工場で使用する電力の78.7%を賄っています。さらにZEB基準を満たす省CO2な事務所への入居の促進、業務用車両の電動化などの取り組みを進めた結果、2022年度のスコープ1(直接排出)とスコープ2(間接排出)の排出量は従来のSBT目標である2013年度比50%削減を達成*3し、更に野心的な目標として75%削減目標への引き上げを行いました。また、2022年度の当社新築における、戸建住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率*4が93%まで高まったことや、賃貸住宅「シャーメゾン」の住戸ZEH比率*5も65%に到達、分譲マンションにおいてもZEH住戸比率*6が88.8%となるなど、各取り組み進捗状況を踏まえ、スコープ3・カテゴリー11についても目標を55%削減に引き上げることを決定しました。さらに、より多くのステークホルダーと気候変動問題に取り組みたいという思いから、サプライチェーンにおけるSBT取得率目標も設定しています。当社は、「1.5℃目標」に整合する75%削減目標の達成をより実効的にするため、スコープ1、2のCO2排出量の削減率を取締役の業績連動型株式報酬(PSU)のESG経営指標に組み入れました。積水ハウスは “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、ESG経営のリーディングカンパニーを目指し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。■「SBTイニシアチブ」についてSBTイニシアチブロゴSBT(Science Based Targets、科学と整合した目標設定)とは、パリ協定が求める水準に整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のこと。CDP(カーボン ディスクロージャー プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)の4団体が運営。 *1 SBT公式ホームページ内、認定企業一覧における「homebuilding」セクターでの検索結果*2 購入した商品やサービスの排出量ベース*3 関連リリース:2023年4月26日「事業活動の温室効果ガス排出量を2013年度比50%削減」 *4 北海道以外のエリアにおける請負・分譲住宅のZEH比率*5 ZEH Ready以上の受注戸数の比率*6 ZEH Oriented以上の販売比率 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月09日積水ハウス株式会社は、2023年5月12日(金)より東京都内のSUMUFUMU TERRACE 4施設にて、“SEKISUI HOUSE meets ARTISTS”の第二弾を開始します。“SEKISUI HOUSE meets ARTISTS”は、日々の生活を支え、家族を育む空間である“家”に、感性と想像力を刺激するアート作品を提案するプロジェクトです。“SEKISUI HOUSE meets ARTISTS” 第二弾2022年2月よりSUMUFUMU TERRACE 青山で展開してきた第一弾では、アート作品の展示に加え、自邸のための作品購入*やオーダーができるプログラムを提供してきました。アーティストと対話しながら一人ひとりの住まいのための作品作りを行うことで、住まいづくりにおいても大切な感性価値や想いを改めて見つめなおし、積水ハウスの「幸せ住まい」をより深く体感いただける機会となりました。この度、これまで展開してきた青山に加え、立川、池袋、錦糸町を含めた4施設に規模を拡大し、第二弾として実施することになりました。第二弾では、荒井良二氏、植田真氏、nakaban氏にご参加いただき、店舗ごとに異なるアーティストの作品展示と販売を行います。これまでも提案を行ってきたオーダーメイドの作品に加え、感性を豊かにするアートのある生活をより多くのお客様に体感いただけるよう、レディメイドの作品も販売します。また、荒井良二氏の作品の展示と販売を行うSUMUFUMU TERRACE 青山では、2023年7月1日(土)より横須賀美術館を皮切りに全国各地の美術館へ巡回を行う展覧会「new born 荒井良二 いつもしらないところへ たびするきぶんだった」のサテライト会場として、積水ハウスが提供した住宅廃材を使用した荒井氏の作品を展示公開するほか、廃材を活用したオリジナルフレーム入りの直筆スケッチやドローイングを販売します。使用された住宅廃材は、積水ハウスがゼロエミッションの取り組みの一環として、新築施工現場で出た廃材をリサイクルするために収集・分別したものです。積水ハウスは、“「わが家」を世界一 幸せな場所にする”というビジョンの実現に向け、感性や想像力を刺激するご提案を通して、今後も人生100年時代における「幸せ住まい」を追求し続けてまいります。* オーダーメイドは、当社と新築請負契約済の方に限ります。SEKISUI HOUSE meets ARTISTS 公式サイト: SUMUFUMU TERRACE 公式サイト: SEKISUI HOUSE meets ARTISTS〈各店舗実施概要〉■SUMUFUMU TERRACE 青山参加アーティスト:荒井良二展示・販売作品 :「百一年の家」(オーダーメイド)「new born drawings #01~#50」(レディメイド)その他new born立体作品(回顧展連動)所在地 :東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山1階キュレーション :宮本武典SUMUFUMU TERRACE 青山■SUMUFUMU TERRACE 立川参加アーティスト:植田真展示・販売作品 :「もうひとつの窓」(オーダーメイド)「風」(オーダーメイド)※先着3名「小さな紙片の作品」(レディメイド)所在地 :東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS S-2棟1階SUMUFUMU TERRACE 立川■SUMUFUMU TERRACE 池袋参加アーティスト:nakaban展示・販売作品 :「Narrative Objects」(オーダーメイド)「Objects I met」(レディメイド)所在地 :東京都豊島区西池袋一丁目11-1メトロポリタンプラザビル11FSUMUFUMU TERRACE 池袋■SUMUFUMU TERRACE 錦糸町参加アーティスト:植田真、nakaban展示・販売作品 :「小さな紙片の作品」(レディメイド)「Objects I met」(レディメイド)所在地 :東京都墨田区錦糸3-2-1 アルカイースト1F・13FSUMUFUMU TERRACE 錦糸町■全店舗営業時間:10:00~18:00休館日 :火曜日・水曜日・祝日・夏季休暇・年末年始〈参加アーティストプロフィール〉■荒井良二 Ryoji Arai1956年 山形県生まれ。日本大学藝術学部美術学科を卒業後、絵本を作り始める。2005年に日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で数々の絵本賞を受賞。日本を代表する絵本作家として知られ、海外でもその活動が注目されている。荒井良二 Ryoji Arai 写真:阿部健■植田真 Makoto Ueda1973年 静岡県生まれ。風、水辺、樹々といった原風景を作品制作の軸とし、絵本、装画、絵画制作、ライブペインティング、音楽など幅広く活動している。『イラストレーション』誌「ザ・チョイス」大賞受賞。『マーガレットとクリスマスのおくりもの』で日本絵本賞受賞。その他の絵本に『おやすみのあお』『りすとかえるとかぜのうた』など多数。また、nakabanさんとの共作に絵本『みなとまちから』『とおいまちのこと』がある。植田真 Makoto Ueda■nakaban1974年 広島県生まれ。画家。絵画を中心に絵本、アニメーション、挿画など多方面で活動中。代表作は映像作品では『Der Meteor』、絵本『ころころオレンジのおさんぽ』、『つきのなみだ』『よるのむこう』『トラタのりんご』など多数。植田真さんとの共作に『みなとまちから』『とおいまちのこと』なども。nakaban 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月11日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第54弾として4月28日に、“緑とコミュニティという、心地良い暮らしを彩る2つの要素を取り入れて、理想の環境を実現され、シャーメゾンを建築されたオーナー様”のストーリーを公開しました。今西様ご一家、愛犬と一緒に■暮らしにおける緑とコミュニティの重要性近年、まちや住まいなど身近な場所に緑がある豊かさに、多くの人が関心を寄せています。国土交通省の調査によると、緑視率(※1)が高い場所ほど、安らぎやさわやかさなどを感じる人の割合が高いことがわかっています。(※1) 緑視率:都市の緑量の指標、人の視界に占める緑の割合を表します。都心の、緑視率の異なる4地点での来場者に対する調査データ国土交通省:「都市の緑量と心理的効果の相関関係の社会実験調査について」 また、核家族化が進み人との関わりが希薄な現代人にとって、コミュニティの重要性も注目されています。文部科学省によると、地域間交流体験活動が、子どもたちの成長に効果的という分析もあります。文部科学省:地域間交流を通じて子ども達の豊かな体験活動の充実を図るために-地域間交流の促進に関する調査- 緑とコミュニティという、心地良い暮らしを彩る2つの要素を取り入れて、理想の環境を実現された大阪府にお住まいの今西良介様。自宅の老朽化を機に2022年1月、ご自宅の改築と新たに2棟の集合住宅シャーメゾンを建築されました。広々とした庭と、ゆったりとした2階建てのシャーメゾン■四代に渡り受け継がれた古を、未来につなぐ約130年続く、総合建設業の今西組を経営する今西様。所有する約1,000坪の敷地には築80年を超えるご自宅と、多くの樹木が植栽された広大な庭がありました。改築にあたり、夫の良介様には、「先代や、父の思いを継いでもっといい庭にしたい。いつでも自然を感じられる緑豊かな、深い趣の中で育ったため、その趣を残したい。」という強い思いがあったと言います。幼少期には大きなクスノキにロープを張り、ブランコやターザン遊びをしたり、カブトムシやセミを取ったりと、ご自身の思い出だけでなく、お子様の大切な遊び場として、たくさんの思い出が詰まった場所でした。樹齢80年以上のクスノキ(左)ロープで遊ぶR様、E様姉妹(右)隣接する、約5,500本の松林を擁する、大きな都市公園の魅力を最大限に活かし、公園の延長として貸別荘のコミュニティをイメージした暮らしを実現したいという思いもありました。古くからの別荘地として有名なご自宅界隈は、都市公園の緑豊かな眺望が魅力■樹齢80年以上の樹々と共に。生まれ変わった「The Villages」敷地内には今西様のご自宅と、シャーメゾン2棟を配置。ゆったりとした雰囲気で暮らして欲しいという思いから、シャーメゾンは敢えて2階建てにし、広々とした庭は、入居者の皆様がいつでも自分の庭のように心地よく過ごせるよう設えました。約100トンあった既存の石は、庭の築山や玄関アプローチなどに全て再利用しました。「庭に置いた大きな石は、大人は座って食事をしたり、子どもは遊んだりと、使い方は無限です」と妻のM様。メジロやアオスジアゲハなど、さまざまな生きものが隣の公園から訪れる自然豊かな庭「まだこの樹残っていたんだね!」とお友達に驚かれたという長女のR様は、自然な雰囲気がお気に入りだそう。「丘や石の階段はジャンプや鬼ごっこができて嬉しいです。次は滑り台も欲しいです。」と話す二女のE様。庭づくりの楽しみはこれからも広がります。思い出のクスノキのほか、既存の植栽を残し生まれ変わった庭入居者の皆様が青空の下テレワークができるテーブルと椅子(左) 既存の石を使った玄関アプローチ(右)■愛犬家のために。大型犬と一緒に住める集合住宅「The Villages」にはもう一つこだわりがあります。それは、人と動物が一緒に快適に過ごせる住空間にすること。もともと犬が大好きという今西様ご一家は、13歳の柴犬ルンルンと6か月のゴールデンドゥードル(ゴールデンレトリバーとスタンダードプードルのミックス犬)を飼っています。「大型犬も一緒に住める条件にすることは、メンテナンスの面で反対意見もありました。しかし貸別荘のような集合住宅にしたいという信念と、入居者様に喜んで頂きたいという思いが強く、設計担当の方とリゾートホテルまで視察に行くなどし、共に考え、すすめてきました。その甲斐あって、「ここしかない!」とすぐに決めて頂く方も多いです。シェパードもいますよ!」と嬉しそうに良介様は言います。愛犬ルンルンとチャチャの散歩をする良介様、R様、E様姉妹各部屋には、樹木や鳥の名前が書かれたネームプレートを採用(左) コテージ風の土間仕様のお部屋(右)■近隣の方々の命を守る、一時避難拠点としても機能良介様には、もうひとつ実現したいことがありました。それは、災害時において、近隣の方々の命を守る一次避難拠点となる場所にしたい。ということ。良介様の祖父の時代には敷地内にテニスコートを設え近隣の方々に開放するなど、コミュニティを大切にされていました。そんな思いを受け継ぐということです。地域コミュニティのハブに2つの建物をつなぐ廊下は、非常時には地域の方々にも開放できるようにし、普段は子どもが中庭で遊ぶ様子を見れるようにしています。また、緊急時用のAEDと、各棟には災害時の備品倉庫も設置。入居者や近隣の方々とAED講習会や避難訓練、消防訓練なども実施しています。まさに、地域とともにあるコミュニティの場なのです。そんな場所にしたいと「The Villages」と名付けたのは、妻のM様でした。生活に溶け込むデザインの回廊(左) 近隣の方も交えAED講習会を開催(右)■目指すは「ヴィンテージマンション」良介様は笑顔で話します。「40年後、庭のサクラや、ユズリハが大きくなり、樹木のトンネルをくぐって犬と庭を歩く。そんなイメージを逆算して作りました。これからは、手入れが大変だと思いますが、毎年変わりゆくお庭を見るのが楽しみです。収益にだけこだわるのであれば、階数を増やすこともできましたが、貸し別荘のようなゆったりとした雰囲気で私たちと一緒に暮らして欲しいと考え、低層にしました。設計担当の方には、最初から全てを盛り込まないで欲しいとお伝えしていました。それは、ご入居者の皆様からの要望を受け入れる、そんな隙間を作りたかったのです。長年暮らす中で隣に住むオーナーの私と一緒に築いていく。古いからこそ今もかっこいいなあ。と思えるようなヴィンテージマンションにしたいですね。どこまで突き詰めても未完成だと思います。竣工はゴールではなくスタートですから。」竣工はゴールではなくスタートだと語る良介様積水ハウスでは、庭づくりのご提案として「5本の樹」計画を推進。建物とともに敷地、周辺環境も含め良好な住環境を未来へと受け継ぐ「シャーメゾン ガーデンズ」を展開しています。皆さんも、緑とコミュニティ豊かな集合住宅でゆったりと暮らしてみませんか。「5本の樹」計画を取り入れた、緑豊かな賃貸住宅「シャーメゾン ガーデンズ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日積水ハウス株式会社は、2022年度のグループの事業活動におけるScope1およびScope2の温室効果ガス(GHG)排出量を2013年度比で50%削減しました。これは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が示す、1.5℃に向けたGHG排出量の削減目標に整合する水準です。積水ハウスグループのScope1、2におけるGHG排出量削減実績【2022年度のScope1、Scope2のGHG排出量は2013年度比50%削減】積水ハウスでは、再生可能エネルギーを用いて発電した環境価値をもつグリーン電力の調達のため、「積水ハウスオーナーでんき」の取り組みを推進しています。「積水ハウスオーナーでんき」の2022年度の加入率は53%であり、当初目標とした30%を大きく上回り進捗しています。また、2022年度の「RE100進捗率※」は55%となりました。当社国内工場において使用される電力の78.7%は再生可能エネルギー由来のグリーン電力に切り替わっており、さらに業務用車両の電動化推進や、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)仕様を満たす社屋への入居など、事業活動の脱炭素化を進めた結果、積水ハウスグループの2022年度のScope1、Scope2のGHG排出量は2013年度比で50%削減しました。積水ハウスは、パリ協定の1.5℃目標に整合させて設定した「2030年までの75%削減」の達成に向けて、これからも計画的に取り組みを進め、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、ESG経営のリーディングカンパニーを目指し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。※事業活動で使用した電力量に対する「積水ハウスオーナーでんき」が購入した卒FITを迎えた太陽光発電電力量などの比率【東京大学未来ビジョン研究センター教授 高村 ゆかり氏コメント】ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及拡大などを通じた製品使用時の排出(Scope3 カテゴリ11)削減をはじめ、10年以上にわたって、積水ハウスは脱炭素経営を強力にリードしてきた。このたびの有価証券報告書における事業活動に伴う排出量(Scope1, 2)の開示と、2022年度の排出量(Scope1, 2)の2013年度比50%削減達成などの実績も、脱炭素という社会課題に先駆けて、そして一貫して取り組む姿を示している。「脱炭素はビジネスと両立」し、「ビジネスの機会としうる」――それを実践でもって示すものだ。【事業活動で排出するCO2排出量の削減に向けた主な取り組み】■有価証券報告書においてTCFD勧告に沿った情報開示に対応脱炭素社会の実現のため、全ての企業は有価証券報告書にTCFD勧告に沿った情報開示を行い、「指標と目標」として事業活動におけるGHG排出量(Scope1、Scope2)を開示するべきであるという考えが、金融庁ディスクロージャーワーキング・グループより示されています。積水ハウスは、本日開示した有価証券報告書で事業活動におけるGHG排出量(Scope1、Scope2)を含むTCFD勧告に沿った情報開示を行っております。■当社の新築建築物のZEB化当社はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などの住宅事業で培ったノウハウを生かし、事務所などの非住宅分野でも建物の快適性、省エネ性、災害レジリエンス性を高めるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の建設を推進しています。2018年に当社の建築物で初となる「Nearly ZEB」基準を満たす(一次エネルギー消費量77%削減)事務所ビル「積水ハウス建設東北株式会社 事務所棟」を竣工しました。2021年6月から当社の活動拠点として新築する建築物については原則ZEBの基準を満たすものとしており、2023年4月末時点で、当社グループで14棟のZEBを竣工済、5棟を計画中です。積水ハウス建設東北のZEB事務所■積水ハウスオーナーでんき「積水ハウスオーナーでんき」は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)の買い取り期間が満了(卒FIT)したオーナー様から余剰電力を買い取り、当社の事業用電力として利用することでRE100達成を目指す取り組みで、2019年11月に開始しました。効率的なスキームにより、卒FIT電力の買取価格を市場における最高レベルの11円/kWhに設定していることで、お客様満足度の向上にもつながっています。また「積水ハウスオーナーでんき」の開始以降、卒FITされた方の約50%という予想を上回る多数の方にお申込みをいただき、LED照明の導入などのオフィスにおける節電の取り組みも進捗していることから、RE100イニシアチブに対して宣言した「2040年までに事業活動に使用する電力を100%再生可能エネルギーにする」という目標を前倒しで達成できる見込みです。積水ハウスオーナーでんきロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月26日積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」を2023年4月11日(火)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで10道府県24か所目、岡山県では2軒目の開業となります。「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」 オープニングセレモニー新型コロナウイルス感染症の5類移行が発表された今、県内の観光業界では日本人のリベンジ旅行や、訪日観光客のさらなる増加が期待されています。また、運休していた岡山桃太郎空港―台北線の運航が3月から再開し5月から増便されるなど、訪日観光客の増加も大きく見込まれます。なお、今年3月に、地域の食文化を文化庁が認定する「100年フード」に「津山の牛肉料理」が選出。また、津山市も「ミートリップ(MEAT×TRIP)」を観光プロモーションとして打ち出すなど、「牛肉料理の聖地」として注目されています。さらには、2024年秋には津山市を含む岡山の県北12市町村で「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催予定と、県北の観光活性化も期待されています。そのような中、道の駅を拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を通して、地方創生の一助となることを目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で推進する「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を蒜山に続く岡山県内2軒目として開業。ホテルの特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。また、全世界に1億7,500万人のマリオット・ボンヴォイ会員に、「ミートリップ」をはじめとする、津山が誇る食・歴史・自然をアピールし、国内外からの誘客を目指します。当日は、積水ハウス株式会社の石井 徹、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソン、谷口津山市長らが登壇し、ホテル開業の経緯や今後の展望などについて語りました。■登壇者ご挨拶【積水ハウス株式会社 取締役専務執行役員 石井 徹(いしい とおる)】本プロジェクトのコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。ディープな日本を、“渡り歩く”旅をしながら、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする、それがTRIP BASE STYLEです。このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、食事を道の駅や地元のお店でしていただくことで、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指しています。2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。津山は日本さくら名所100選に選ばれた津山城や街並み保存地区の城東町など、自然・歴史が残る城下町として知られています。今年3月には、文化庁が地域の食文化を認定する「100年フード」に「津山の牛肉料理」が選出され、津山市で『ミートリップ』を観光プロモーションとして打ち出すなど、“牛肉料理の聖地”として注目されています。今後は、地域の方々と連携して『ミートリップ』を軸とするオリジナルツアーを企画していきたいと考えています。さらには、2024年秋には「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催予定など、県北の観光活性化も期待されています。当プロジェクトはすでに53社のパートナー企業と連携しており、多くの企業や団体の方々が当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。3つ目は、情報発信です。WEBでは、ホテル予約はもちろんホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報を世界に約1億7,500万人いるMarriott Bonvoy会員にも発信しています。2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。積水ハウス株式会社 取締役専務執行役員 石井 徹【マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン】フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来急速な展開拡大を続けてまいりました。そして、本日開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、10道府県24軒目です。津山は、桜名所100選に選ばれた津山城や江戸時代の面影を残す町並みがあり、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。周辺地域には、衆楽園、清眼寺、長法寺といった歴史的建造物もあり、ジャンボピーマン、そずり鍋、ホルモンうどん、ニューピオーネや自然薯などの農産物も豊富です。パンデミックによる日本の観光産業への打撃はあったものの、日本の豊かな歴史、独自の文化、おいしい料理、そして美しい自然は、世界中の旅行者を魅了し続けています。日本は今後も進化を続け、一生に一度の体験を求めるインバウンド旅行者にとって人気の旅先であり続けると確信しています。当社は、世界に1億7,500万人いるMarriott Bonvoy会員の皆様をお迎えし、限定オファーや特典をご提供できることを楽しみにしています。津山は素晴らしい自然景観、おいしい料理、そして豊富なアトラクションがあり、訪れる人にとって理想的な目的地です。「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、魅力的なこの街を探検しようとする旅行者にとって、「我が家のような心地よいホテル」として活躍できることを楽しみにしております。マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン【津山市長 谷口 圭三(たにぐち けいぞう)様】ここ津山市に素晴らしいホテルが誕生しました。ホテルを起点に、自然遺産、歴史遺産、文化、芸術、グルメなど、津山を改めてしっかりとPRできる機会を与えていただいたと思っております。3月から5月は津山観光PR期間として取り組みを行っております。先日、鶴山公園の「津山さくらまつり」の入園者が史上最速で10万人に到達したこともあり、このホテルの開業は、我々の取り組みにエールを送っていただくようなものと感じております。宿泊特化型ホテルは、自家用車での旅行や周辺の飲食店を利用するなど、旅行者へ旅の選択肢を増やすことができます。皆様にさらに津山の良さを知っていただけるようこれからも頑張っていきたいと思っております。津山市長 谷口 圭三様■フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山 概要「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、道の駅「久米の里」に隣接し、津山市は日本桜名所100選に選ばれた津山城を中心に、街並み保存地区の城東町、ぼたん寺として知られる清眼寺、あじさい寺とも呼ばれる長法寺など、自然・歴史が残る城下町として知られています。また、文化庁「100年フード」に認定された「津山の牛肉料理」をはじめ、自然薯、巻柿などの特産品を楽しむことができます。 ・客室 :全78部屋キング:31室(アクセシブルルーム:1室)ツイン:47室・宿泊費 :1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)・客室平米数:25m2・階数 :3階・所在地 :岡山県津山市宮尾647-3・支配人 :有森 裕忠ホテル外観ロビーラウンジツインルーム・マーケットプレイス1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。・朝食ボックス当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。岡山県産にこだわり、和から洋まで様々な食材を詰め込んだ、彩り豊かな朝食ボックス。県北の名物の蒜山おこわ、豊かな土壌で育まれた県内産の白米を使用した田舎巻きや、名物の黄ニラの酢漬けやさわら照焼、洋風に仕上げたバジルソーセージ・北欧サラダなど岡山の美味しさがぎゅっと詰め込まれ、見た目も嬉しい内容に仕上げています。デザートには果物王国である岡山産桃の蜜煮が添えられています。朝から岡山の味覚を存分に味わってください。■「Trip Base 道の駅プロジェクト」について・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。・これまで“旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。<参考情報>『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】 TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月13日積水ハウス株式会社は「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」とのコラボレーションモデルハウス「HUE(ヒュー)」を、2023年4月28日に駒沢公園ハウジングギャラリーにオープンします。「HUE」とは色相という意味から付けられたあたらしい提案の住まいです。オリジナルデザインのテキスタイルを中心に、暮らしにまつわるプロダクトのデザイン活動を行うミナ ペルホネンが初めてハウスメーカーとコラボレーションしたモデルハウスになります。コンセプトは、色相のようにここから生まれる時の重なりが日々の記憶として喜びを創り、大切な想い出を家族が共有できるような家です。ここから、真の豊かな住空間を発信してまいります。日の移ろいと樹木の陰影が楽しめるダイニング中庭を介して家族の気配を感じる木漏れ日のリビング積水ハウスは、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの実現に向け、人生100年時代における「幸せ住まい」を追求しています。そのためには長く「愛着」を持って住みつづけることのできる、お客様の感性に響く住まいの提供が必要だと考えます。ミナ ペルホネンは、デザインを通じて、未来のためにできることを考え、常に100年後を想いながら活動をしています。オリジナルのテキスタイルを中心とした、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザインに取り組んでいます。今回、ミナ ペルホネンとのコラボレーションにより、積水ハウスがこれまで培った品質と技術に加え、ミナ ペルホネンによる感性に響くデザインとモノづくりの思想を取り込むことで、日々の暮らしに寄り添い、愛着を育む住まいを体現しました。コラボレーションモデルハウス「HUE」は、ミナ ペルホネンのファウンダー/デザイナーの皆川 明 氏がディレクションを手がけ、心地よく住まうための工夫や世代を超えて長く住み続けるためのアイディアが詰まった空間です。心地よい素材に触れ、自然を感じ、家族の変化に寄り添う余白のある空間は、過ごした日々の積み重ねにより「愛着」を育んでいくことへ意識を向けたご提案です。積水ハウスとミナ ペルホネンは「HUE」を通じ、社会的責任として美しく良質な社会ストックを生み出し、長きにわたり「愛着」をはぐくむ空間デザインにより、お客様に寄り添った感性価値を提供してまいります。●コラボレーションモデルハウス「HUE」の特長<社会価値を生む、美しく良質な社会ストック>(1)建てる程に美しい街になるエクステリアデザイン(2)サステナブル素材の使用(3)長寿命な社会ストックとしての価値<長きにわたり「愛着」が育まれる感性価値を提供>(1)自然(光・風・緑):自然を最大限味わう(2)居心地:心地よく身を寄せる多彩なイドコロ(3)愛着:暮らしの記憶が愛着として育まれる空間や素材●ミナ ペルホネン 皆川 明 氏について皆川氏は、1995年に「mina perhonen」の前身である「mina」を設立しました。テキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っています。ハウスメーカーとのコラボレーションは今回が初めてとなります。皆川 明 氏●駒沢シャーウッド展示場 HUEについて4月28日正式オープンとなりますが、只今、WEB予約にて先行ご案内中です。詳しくは、公式ホームページよりお問い合わせください。駒沢シャーウッド展示場 HUE 公式ホームページ: 「HUE」ロゴ場所 :〒158-0081 東京都世田谷区深沢4-26(駒沢公園ハウジングギャラリーステージ3)アクセス:東急田園都市線 駒沢大学駅より等々力行「深沢不動前」バス停下車徒歩3分 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月27日積水ハウス株式会社は、2月20日発表の第4回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において、環境サステナブル企業部門の銀賞を受賞いたしました。3年連続での受賞は、建設業界初です。「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的な取り組み等を表彰し、広く社会で共有することで、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的としています。ESGファイナンス・アワード・ジャパン 受賞ロゴ<受賞理由>明快な価値創造プロセスに象徴されるように、非常に高いレベルで安定したサステナビリティ経営像が提示されており評価できる。適切なKPI設定とモニタリング、従業員に対するESG経営の浸透のための取組、取引先を巻き込んだ脱炭素化への取組など、目を見張る取組が多数ある。今後、この体系を一覧化して価値創造プロセスの中で強調し、よりメッセージ性を高めることに期待したい。当社は、グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”の実現に向け、事業活動と一体となった環境戦略の推進によって社会課題を解決し、持続可能な社会の構築を実践していくESG経営のリーディングカンパニーを目指します。積水ハウス ESG経営HP ESGファイナンス・アワード【環境サステナブル企業部門】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月21日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第50弾として2月17日に、2階への階段の途中に「スキップラウンジ」を設け、自然と家族のコミュニケーションを広げておられるご家族のストーリーを公開しました。1月~2月は受験シーズン■小・中・高校生の勉強場所はリビングと子ども部屋1月から2月といえば、受験シーズン。この冬、お子様の受験勉強を見守っているご家庭も多いのではないでしょうか。ところで、受験勉強や日々の宿題など、皆さんのお子様はどこで勉強していますか。お子様の学習場所と言えば、子ども部屋をイメージされる方も多いと思いますが、積水ハウスの調査結果を見ると、意外と子ども部屋だけではないということがわかります。「家の中のどこで勉強しているか」について聞いたところ、小学校低学年では8割以上が、高学年でも75%がリビングで勉強していると回答しました。成長するにつれ、リビングよりも子ども部屋を利用する割合が高くなり、中高生は約7割が子ども部屋と答えています。その一方で、中学生の約6割、高校生の半数近くがリビングで勉強していると答えました。子ども部屋とリビングの両方を上手に使い分けて、複数の空間で勉強をする人が一定数以上いるようです。「生活定点調査 子育て」 2018年 積水ハウス調べお子様が好きなように勉強できる環境を複数整え、気分や勉強内容に合わせて使い分けできるようにしておくことは、理想ではないでしょうか。集中して問題集を解く時と作文を書く時では、同じ勉強でもお子様の気分は変わるかもしれません。また、復習をするときは一人でできても、新たな内容を学ぶときは家族に質問しやすい環境のほうが良いでしょう。こうした点から、複数の勉強スペースを設けることは、学習意欲や効率アップにもつながります。そこで今回ご紹介するのは、3名のお子様が複数の場所で勉強されている、広島県にお住まいのN様ご一家です。住まいづくりの際、どこにいても家族の気配を感じられ、コミュニケーションが自然と生まれるようにと、2階への階段の途中に「スキップラウンジ」を設けました。■自然と家族のコミュニケーションが広がる「スキップラウンジ」スキップラウンジがあるのはリビングの一角。ここを中継点とし開放的な吹き抜けがあり、垂直方向にも水平方向にも広がりのあるダイナミックな空間になっています。リビングの天井のアクセントやスキップラウンジの立ち上がりの壁には無垢のレッドシダー材を貼り、木のぬくもりを十分に味わえます。さらに、スキップラウンジの手すりやガラスの面材は、2階の手すりや階段と同じ素材と色を使用しているため、全体的に統一感があり、空間につながりも感じられます。スキップラウンジの真上には天窓があり、家の中央にありながら自然光がたっぷり注ぎ込みます。「前のマンションは天井が低かったので、特にこのリビングでは解放感を味わっています。」と夫のM様。明るく暖かい空間なため、自然とお子様たちも集まってくるそうです。開放感のあるリビングの一角に、中2階的な「スキップラウンジ」スキップラウンジは、立ち上がり高さが1.4メートル、広さが6.25平米。壁面には大きな本棚と、床に座って勉強したり本を読んだりするためのカウンターを造り付けています。2階の子ども部屋にも机がありますが、お子様たちは主にこのカウンターで宿題をしたり本を読んだりしていると言います。「下の双子は並んで宿題をやるとすぐケンカになるので(笑)、一人がスキップラウンジで勉強しているときは、もう一人はリビングでといったように、別れて勉強することも多いです。」と、夫のM様。「私たちがいる場所とつながっているので、わからないところがあればすぐ聞けるのも、子どもたちにとってはいいみたいです。」リビングとゆるやかにつながって互いに気配を感じることができる空間があることで、ご夫婦が最も重視されていた「家族のコミュニケーション」が自然と生まれているそうです。「それぞれプライベートな空間はありつつも、完全に自分の部屋にこもりっきりにならないようにしたいと思っていました。よくコミュニケーションがとれる家にしたいとお願いしましたが、それが実現して満足しています。」(夫・M様)自然とお子様たちが集まり、コミュニケーションが生まれる「スキップラウンジ」1階では、スキップラウンジの壁面を造り付けのテレビ台として上手に活用。下の空間は、ウォークインタイプで収納力たっぷりの、大きな納戸になっています。「テレビ周りや納戸がすごくよくて。来客予定があるときにはさっとしまえるし、大きな物も入るので本当に便利です。」と妻のR様。スキップラウンジは1階側も含め、たくさんの工夫が詰め込まれた空間となっています。「スキップラウンジ」下の空間も上手に活用■ライフスタイルに合った様々な学習スペース積水ハウスでは、大空間リビング「ファミリー スイート」や、子どもの成長に合わせた住まいのカタチ「コドモイドコロ」を通して、ライフスタイルに合った勉強・作業スペースの様々なかたちをご提案しています。例えば、LDKの一角や吹き抜けに面した廊下にデスクを設けた「ファミリーステーション」や、家族が共有できる壁一面の本棚と、椅子やテーブルを置いて本を読める場所を設けた「ファミリーライブラリー」は、リビング学習にぴったりです。LDKの一角に設けた「ファミリーステーション」家族が共有できる壁一面の本棚を設置した「ファミリーライブラリー」皆さんもN様ご一家を参考に、子ども部屋だけでなく、自然と家族が集まるリビングの近くにも学習スペースを用意してみませんか。集中したいときは子ども部屋、すぐに質問したり家族の気配を感じながら勉強したいときはリビング周辺のスペースといったように、使い分けができる上、複数の勉強場所があることで気分転換にもなるでしょう。<商品情報>ファミリー スイート コドモイドコロ 積水ハウス DESIGN OFFICE 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月17日積水ハウス株式会社は、障がいのあるアーティストの応援を目的として、「積水ハウス地域のアート展」を開催します。本プロジェクトでは、福祉を起点に新たな文化の創造を目指す企業である株式会社ヘラルボニーとライセンス契約を結ぶアーティストによる、7つのアート作品を建設現場の仮囲いに掲示します。掲示する建設現場として、東京都港区赤坂2丁目の「(仮称)赤坂二丁目計画」*1を選定。期間は2023年2月1日から2024年1月31日*2までを予定しております。本プロジェクトは掲示だけでなく、掲示されたアート使用料の一部がアーティストに還元される仕組みとなっています。また、鑑賞者が気に入った作品を、その場ですぐにでも購入できるように、今回掲示するアート作品毎に二次元コードを設置します。7つのアートの作品を掲示している建設現場の仮囲い文化庁*3によると、過去1年間に鑑賞以外の何らかの文化芸術活動を行っている障がいのある方の令和2年の割合は、平成30年と比較して5.1%減少の11.2%となっております。当社は上記の理由が、発表の場の不足や収入面にあると考え、この取り組みを実施します。また当社の様々な建設現場で、同様の取り組みを広げていくことを検討してまいります。積水ハウスは“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「ESG経営のリーディングカンパニー」を目指しています。これからも企業理念の根本哲学である「人間愛」に立脚した企業活動の一環として、社外と協働・共創しながら障がいのある方や多様な人が活躍できるダイバーシティ社会の実現に向けて貢献してまいります。■「積水ハウス地域のアート展」について「『美術館に行く』ではなく、『作品に来てもらう』アート展」として、地域の障がいのあるアーティストの優れた才能を発掘し、地域の当社施設や建築現場などにおいて発表の場を提供することで、街を感性で彩り、社会を幸せにする取り組みです。この取り組みは、当社の「イノベーション&コミュニケーション」を活性化する「創発型表彰制度(SHIP)」において2021年の第1回大会で準グランプリに輝いた提案を実現させたものです。今回の7つの作品は、SHIPにおいて提案した社員有志「積水ハウスアートキャラバン」チームが「幸せ」をテーマに選びました。■掲示アート作品・アーティスト名一覧(順不同):作品テーマは「幸せ」「シアワセピンク」・fuco:左:「ふしぎな花」・小野崎晶 右:「摩天楼を舞う」・XL左:「抱負」・鈴木和也 右:「迷路で大いに遊んでくださいな!!」・笠原鉄平左:「緑の風」・伊賀敢男留 右:「楽器」・川邊紘子・アートをご覧の皆様からのご意見、ご感想入力フォーム ■株式会社ヘラルボニーについて本店所在地 :岩手県盛岡市開運橋通2−38 4F HERALBONY @HOMEDELUXビル設立 :2018年7月24日代表取締役社長:松田 崇弥<事業内容>「異彩を、放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化の創出を目指すスタートアップベンチャー。国内外の主に知的障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点を超えるアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場等の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム/アップサイクルミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。2022年に「日本スタートアップ大賞 2022 審査委員会特別賞」を受賞。*1 日本生命保険相互会社と共同事業として開発を進めています。場所及び詳細については下記URL参照ください。 *2 工事の進捗等で変更となる場合がございます。*3 「障害者による文化芸術活動の推進に関する現状と今後の課題」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月01日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第46弾として12月26日に、今年度のグッドデザイン賞を受賞!緑豊かなロケーションに溶け込む別荘を建てられたご家族のストーリーを公開しました。■緑豊かなロケーションに溶け込む別荘毎年恒例の優れたデザインを表彰するグッドデザイン賞が、2022年度も発表されました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、かたちのある無しに関わらず、デザインの優れた私たちを取りまくさまざまな物事に対して贈られます。今年度の表彰では、個人が所有する、ある別荘が受賞しました。周辺の豊かな緑を取り込み、調和する「森景の別邸」と題した別荘この別荘は、積水ハウスの木造住宅シャーウッドでの建築。工場で主要部材を生産して建築する「工業化住宅」ですが、非日常を感じさせる自由な設計で個性を感じられる点が今回の受賞で評価されました。周辺の自然豊かな環境に溶け込むように植栽などの外構にもこだわり、風格のあるたたずまいを実現しています。“3本は鳥のため、2本は蝶のために”という積水ハウスの「5本の樹」計画の提案による在来樹種を中心とした庭■ゆっくりくつろぐ空間のために考え抜かれた数々の工夫その別荘のオーナーであるI様夫妻。複数の住まいを所有していることから、別荘を建てる場所として、自宅から気軽に行き来ができる緑豊かなロケーションを求めて、自宅から車で30分ほどの距離にある大阪郊外のニュータウンを選びました。夫の趣味である絵をゆっくり描くことができるアトリエをつくりたい、との思いから別荘の検討を始めたところ、家族の一員である2匹の大型犬と一緒に快適に過ごせる場所にしたい、友人を招いてのホームパーティをしたい、といったI様夫妻の夢が広がり、それらを設計にまとめていきました。ウチとソトがつながる積水ハウスのクリアビューデザイン 天井には色の濃淡が特徴的なレッドシダーを採用見どころは、大空間でラグジュアリーなリビング。内装の壁材には壁紙はほとんど使用していません。イタリアから輸入した意匠性の高い塗料を使用した塗り壁にすることで、室内の品格が高まり、I様もお気に入りとのこと。床と天井をそれぞれ同じ素材で屋内外につなげることで、庭との一体感が生まれるほか、空間の広さをさらに感じるようになっています。またリビングに面する、庭とつながる南側の開口部の軒下空間のテラスは、奥行きが3mもあり、天候に左右されずにくつろぐことができる半屋外空間になっています。夫の趣味である絵に没頭できるアトリエ開放的な空間を演出する窓ですが、大きくしていると気になるのが外部からの視線。しかし、I様邸では、もともと高低差のある2区画の土地を盛り土で高い方の土地に合わせることで、近隣の住宅より高くしていること、リビングに面する開口を土地の境界線から一定の間隔を確保してコの字にしたこと、庭にたくさんの木々を植えることで、自然を楽しめる空間になったほか、大きな窓であっても歩行者の視線が気になることはありません。「トータルで調和のとれたいい提案をしていただいたことで、ゆっくりくつろげる空間になりました」(I様)。趣味の大型のキャンピングカーも置けるようにしたいという要望から広めに計画した駐車スペース■特別な一邸に対応する精鋭チーム「DESIGN OFFICE」今回の別荘計画を担当したのは、邸別生産・自由設計を業とする積水ハウスの中でも、さらに精鋭メンバーで構成されたチーム「DESIGN OFFICE」。プロジェクトマネージャー、デザイナー、インテリアコーディネーター、エクステリアデザイナー、コンストラクターなど、さまざまな職種から選び抜かれた精鋭メンバーで構成されており、国内各地域でお客様の多様なニーズに応える提案をしています。I様の別荘を担当したプロジェクトマネージャーである積水ハウスの椎葉 達也は、常に意識していることは「お客様の想像を超える最大限の可能性をご提案することを心掛けている」と話します。またデザイナーの西野 宏樹も、「環境(ロケーション)と施主性を最大限に活かして唯一無二の住まいをつくりたい」と、お客様の特別な一邸にお応えします。工業化住宅による、安全・安心、快適な住宅というハード面の基礎的な技術・品質を活用しながら、世界に一つだけの家をつくりあげていく。積水ハウスの特別チーム「DESIGN OFFICE」は、そんな夢を叶えます。DESIGN OFFICE KANSAIが手掛けた建築の実例積水ハウスHP>DESIGN OFFICE 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日積水ハウス株式会社は、未来の創り手となる子どもたちに向けたプログラミング教育施策「Minecraftカップ2022全国大会」を大会パートナーとして応援しています。応援施策の一つとして、全国で応募された作品を多くの方の目に触れるように全国の積水ハウスの施設で展示します。本大会の作品テーマは「生き物と人と自然がつながる家・まち~生物多様性を守ろう~」です。現在、注目が高まる生物多様性をテーマにあげ、子どもたちにとって身近な問題として考えるきっかけになって欲しいという願いが込められています。積水ハウスは本大会の参加者向けの応援施策として、子どもたちが生物多様性について身の回りの自然から感じ、自然と人と生き物の助け合いについて理解を深めるための学習機会を提供しています。Minecraftカップ2022全国大会の最終審査会・表彰式は2023年2月5日(日)にSUMUFUMU TERRACE 新宿にて行われます。積水ハウスは、Minecraftカップ2022全国大会と大会参加者、今後大会への参加を目指す子どもたちを応援する施策を下記要領で実施します。●応募作品展示各地域の積水ハウスの展示場で、応募された全426作品の展示会を実施します。ご自身の作品や仲間の作品の見学、来年の大会参加に向けて、皆さんのご来場をお待ちしています。実施期間:2022年12月23日(金)~2023年3月下旬対象:Minecraftカップに参加された方および今後の参加を検討されている方内容:○Minecraftカップ2022全国大会応募作品の掲示。○展示場にて「住まいのSDGs学習プログラム」を実施(再受講も可)。受講後には卒業証書をプレゼント。○生物多様性を学べるお庭づくりのカタログ「庭木セレクトブック」の使い方リーフレットもプレゼント。○その他にも素敵なプレゼントをご用意しています。応援施策の詳細、各展示場の掲示作品については特設サイトのイベントページをご覧ください。 Minecraftカップ2022全国大会 公式サイト Minecraftカップ応援施策として応募作品の展示を12月23日から実施 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅」を2022年12月21日(水)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープニングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで10道府県22か所目、広島県では初の開業となります。フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅 オープニングセレモニーアジア・欧米豪在住の海外旅行経験者に向けた調査で新型コロナ収束後に「次に旅行したい国」の1位に日本が選出。約2年ぶりのインバウンド本格受け入れや、急激な円安の追い風もあり、国内全体の観光目的の訪日外国人客は9月と比較し15倍以上と急増しております。一方、広島県のインバウンド旅行客は、宮島や原爆ドームが位置する「安芸地区」や、サイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道」に集中するなど通過型観光が多く、周遊型観光が根付いていないことが課題として挙げられています。そこで、積水ハウスとマリオットによる道の駅を拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を通して、地方創生の一助となることを目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で推進するホテル、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を広島県尾道市と島根県松江市を結ぶ「中国やまなみ街道」のゲートウェイともいえる世羅に開業。世界1億7,000万人以上のマリオット・ボンヴォイ会員に、「やまなみサイクリングロード」や多くのハイキングコース、天然雪のスキー場、風光明媚な景色が堪能できる帝釈峡でのカヤックなど、アウトドア・アクティビティも充実する“知られざる県央&県北の魅力”をアピールし、国内外からの誘客をめざします。さらに、ホテルの特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。当日は、積水ハウス株式会社の仲井 嘉浩、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソン、広島県湯崎知事らが登壇し、今後の展望などのご挨拶とともに、世羅高校出身の青山学院大学 陸上競技部 原 晋監督の応援コメントを収録したVTRを公開しました。【登壇者ご挨拶】■積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩(なかい よしひろ)本プロジェクトのコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。ディープな日本を、“渡り歩く”旅をしながら、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする。それがTRIP BASE STYLEです。このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、食事を道の駅や地元のお店でしていただくことで、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指しています。2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。ここ世羅は「駅伝のまち」として日本のトップランナー達が鍛錬を重ねたランニングコースがあるだけでなく、世羅梨に代表されるフルーツや春から秋にかけて楽しめる花観光が魅力で、自然と触れ合えるスポットが数多くあります。これらの素晴らしいコンテンツを織り交ぜたオリジナルツアーを地域の方々と連携して企画していきます。また、当プロジェクトはすでに51社のパートナー企業と連携しています。業種は様々ですが多くの企業や団体の方々が当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。3つ目は、情報発信です。その手段の一つがWEBサイトです。ホテル予約はもちろんホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報を世界に約1億7,000万人以上いるMarriott Bonvoy会員にも発信しています。また、約1,900人の国内外の応募者の中から選ばれたアンバサダーが、SNSを通じて地域魅力や体験を旅人目線で発信しています。2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩■マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソンフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来、9道府県で21軒のホテルを開業し、急速な展開拡大を続けてまいりました。そして、本日開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅」は、10道府県、22軒目です。世羅は、太陽の光が降り注ぐ山々に囲まれ、葡萄や梨、林檎、トマトなど美味しい農作物に恵まれています。また、様々な花が咲き乱れる公園や、地元の農家から仕入れたブドウで鮮度の高いワインを作るワイナリーなどもあります。さらに、桜の名所である今高野山や、多くの文化財を有する龍華寺など多くの見どころがあります。ヨーロッパや北米をはじめとする9ヵ国のアドベンチャーツーリズム旅行者が今後行きたい国を選んだ際に、7ヵ国で日本が1位に選ばれています。レジャーやビジネスにおいても海外旅行先として最も人気のある国の一つではありますが、自然の中で様々なアクティビティを楽しめる場所が多く日本に存在し、観光地化されていない地域に魅力を感じる旅行者も多いということです。今後、インバウンド観光の水準は、パンデミック前のピーク時へとすぐにでも戻っていくと確信しています。海外から訪れるMarriott Bonvoy会員の皆様を再びお迎えすることができ、大変嬉しく思います。Marriott Bonvoyの会員数は全世界で1億7,000万人以上おり、日本全国を旅行される国内外の旅行者の皆様に、限定オファーや特典を提供できることを楽しみにしています。マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン■広島県知事 湯崎 英彦(ゆざき ひでひこ)様世羅町は人と自然の関わりを通じて形成された里山を有する自然豊かな地域で、梨や葡萄に代表される果物や地元で採れる新鮮な野菜、米などの食材が豊富です。また、観光農園や花畑やワイナリーなどの多くの観光地を保有する場所でもあります。道の駅世羅は、中国横断自動車道の世羅インターチェンジに近接しており、地理的な好条件を満たした「地域のゲートウェイ」としての機能を果たすとともに、交流人口の拡大や回遊性の促進など地方活性化に多大な効果をあげています。本日の開業が、世羅町の観光ポテンシャルを最大限に引き出す起爆剤となることを県としても大変期待しております。現在、外国人観光客の入国規制が大幅に緩和され、来年5月にはG7広島サミットが開催さ れるなど、本県ではインバウンドも含めた観光事業の増加が見込まれています。海外から来日される方に、まさに日本の原風景と呼ばれ、等身大の日本が感じられる世羅をぜひ味わっていただきたいと考えております。広島県知事 湯崎 英彦様■世羅町長 奥田 正和(おくだ まさかず)様世羅町の観光資源はたくさんありますが、それを生かすには滞在いただくことがこれまでの課題でした。このホテルができることで、世羅町への宿泊客が増えることを大変うれしく思います。ホテルの開業をきっかけに、県内でも素晴らしいと言われている世羅町の観光資源の価値をさらに出していきたいと思っていますし、今後は県内、国内だけでなく、世界各地から訪れていただく世羅町として、人々の交流の場として発展していきたいと考えております。世羅町長 奥田 正和様■衆議院議員 復興副大臣 小島 敏文(こじま としふみ)様世羅町は、豊かな観光資源や歴史があり、年間約200万人の方が訪れる観光地として非常に活気のある場所です。今後は、広島空港だけでなく、出雲空港からのアクセスが改良し、さらにその活気が増すことでしょう。世羅町はこれからの観光地として、日本に来れば東京、京都ではなく、自然豊かな地方へ行きたい、地方の自然を見たいというニーズに応えられる、地方創生の先端として発展してほしいと考えております。衆議院議員 復興副大臣 小島 敏文様■青山学院大学 体育会陸上競技部監督 原 晋(はら すすむ)様私はこの世羅で、高校3年間を駅伝選手として過ごしました。練習していると「がんばってよ」と町民の方々から温かい言葉をいただいたものです。世羅の魅力は、なんといっても果物が美味しいです。特に幸水梨ほど美味しいものはありません。これらの食材を揃えており、自然豊かであるのが世羅の魅力です。また、世羅には多くの観光客の皆さんの受け皿となるような様々な観光資源がたくさんあります。世羅は、さらに、この田舎が財産です。世羅という街を世界に広げていきましょう。【フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅 概要】フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅は、道の駅「世羅」に隣接。近くには、春は桜、秋は紅葉の名所として人気の今高野山や、複数の文化財を有する龍華寺があります。世羅高原農場、香山ラベンダーの丘やこの地域に多数ある農場では、四季折々の花が咲き乱れる野原を散策できます。せら夢公園内のワイナリーでは、有名な世羅のブドウで作ったワインを直販しており、地元産の食材を使った味が自慢の料理を提供しています。 ・客室 全78部屋キング:27室(アクセシブルルーム:1室)ツイン:51室・宿泊費 1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)・客室平米数 25m2・階数 3階・所在地 広島県世羅郡世羅町大字川尻字大柳2394-8・支配人 藤岡 慶範ホテル外観ロビーラウンジ・マーケットプレイス1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。・朝食ボックス当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。広島県屈指の農産物一大生産地である世羅町。高原の豊かな自然環境のもと生育された「世羅みのり牛」、「瀬戸内六穀豚」、きれいな水と空気、寒暖差のある気候の世羅高原で育った新鮮野菜、果物、豆腐や卵など地元産のこだわり食材が詰まっています。お米の輝き、噛み締めた時の口に広がる甘さが特徴の「世羅米」とご一緒にお愉しみください。朝食ボックス【「Trip Base 道の駅プロジェクト」について】・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。・これまで “旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。参考情報『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】 TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月22日積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良」を12月16日(金)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで、9道府県21か所目、淡路島では初の開業となります。フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良 オープニングセレモニー淡路島は近年、島外から年間1,000万人近くが訪れ、国内における島リゾートの代表格になっています。また、島内外の企業により積極的な観光投資が行われており、貸別荘が5年で倍増するなど宿泊施設や飲食店が相次ぎ開業し、大阪・関西万博に向けてさらなる賑わいが期待されています。島内には、海外でも人気の高いアニメや映画など「クールジャパン」をテーマにした施設が続々オープンし、国内外の観光客が楽しめるコンテンツが充実。加えて、世界的にブームとなっている「アドベンチャーツーリズム*1」のニーズに対応できる、淡路島一周のサイクリングを楽しむ「アワイチ」や世界最大のうずしおが見られる「うずしおクルーズ」などにより、淡路島の課題であった訪日外国人観光客の誘致と宿泊者の増加についても期待が集まっています。なお、ホテルはインバウンドの宿泊客が島内3市で最も多い南あわじ市に位置。積水ハウスとマリオットによる「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」の特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。また、世界1億7,000万人以上のマリオット・ボンヴォイ会員に淡路島の魅力をアピールし、国内外からの誘客を目指します。当日は、積水ハウス株式会社の仲井 嘉浩、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソン、兵庫県齋藤知事らが登壇し、プロジェクトやホテル開業の経緯や今後の展望などについて語りました。*1 「自然」、「アクティビティ」、「文化体験」の3要素のうち2つ以上で構成される旅行を指します。ウィズ・コロナ時代において、観光においても密集を回避した旅行形態の変化が求められる中で、世界的ブームとなっていることから、国内外の観光客の消費額増加や満足度向上に繋がることが期待されています。【登壇者ご挨拶】■積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩(なかい よしひろ)本プロジェクトのコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。ディープな日本を、“渡り歩く”旅をしながら、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする。それがTRIP BASE STYLEです。このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指しています。2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。ここ福良は、国内における島リゾートの代表格となっている淡路島で初めてのホテルです。世界最大のうずしおが見られる「うずしおクルーズ」、国指定の重要無形民俗文化財である「淡路人形座」、淡路島をサイクリングで1周する「アワイチ」など、素晴らしいコンテンツを織り交ぜたオリジナルツアーを地域の方々と連携して企画していきます。また、当プロジェクトはすでに51社のパートナー企業と連携しており、多くの企業や団体の方々が当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。3つ目は、情報発信です。その手段の1つがWEBサイトです。ホテル予約はもちろん、ホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報を世界に1億7,000万人以上いるMarriott Bonvoy会員にも発信しています。また、約1,900人の国内外の応募者の中から選ばれたアンバサダーが、SNSを通じて地域魅力や体験を旅人目線で発信しています。2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩■マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソンフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来、9道府県で20軒のホテルを開業し、急速な展開拡大を続けてまいりました。そして、本日開業する兵庫淡路島福良は21軒目のフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルとなります。淡路島には、全国から年間1,000万人近い観光客が訪れ、バケーションレンタルの需要はこの5年間で倍増しています。淡路島には絶景のサイクリングコースや風光明媚なビーチ、世界で2番目に長い吊り橋など、さまざまな魅力があり、日々旅行者が訪れています。また、とても興味深いことに、ヨーロッパや北米をはじめとする9ヵ国のアドベンチャーツーリズム旅行者が今後行きたい国を選んだ際に、7ヵ国で日本が1位に選ばれています。今後、インバウンド観光の水準は、パンデミック前のピーク時へとすぐにでも戻っていくと確信しています。海外から訪れるMarriott Bonvoy会員の皆様を再びお迎えすることができ、大変嬉しく思います。Marriott Bonvoyの会員数は全世界で1億7,000万人以上おり、日本全国を旅行される国内外の旅行者の皆様に、限定オファーや特典を提供できることを楽しみにしています。マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン■兵庫県知事 齋藤 元彦(さいとう もとひこ)様マリオット様とのプロジェクトは、11月の兵庫県内で1軒目の兵庫神鍋高原のオープンを皮切りに、本日の淡路島福良に続き、養父、淡路島東浦と展開されます。これは本当に大きなチャンスと捉えており、2025年の大阪・関西万博、それ以降も含め新しい観光の姿を作っていくと考えています。今回のプロジェクトで、長期滞在型の観光客に対し、地域の食やアクティビティで貢献したい。そして、全世界のマリオットの会員様にインバウンドという形で兵庫に多く訪れていただくきっかけになればと思っています。そこで、兵庫県では、ホテルを拠点に地域に提供されるものをしっかりつなげていく「地域連携モデル」を提案いたします。ポイントは、「食」「アクティビティ」「交通」の3つです。淡路島3年とらふぐ、玉ねぎのように兵庫県には豊かな食がありますし、サイクルツーリズムを代表するアクティビティもあります。それらをホテルを中心につなげることが、「地域連携モデル」のポイントとなります。今回、フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルのある4つの地域で、地元の自治体、観光関係者、方々などで地域貢献を検討するワーキンググループを作る予定です。ワーキンググループの意見を、トップミーティングとして兵庫県知事、積水ハウス様、マリオット様をはじめ色んな方と話をしながら、フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルを基軸にどのように地域活性化していくか、楽しんでいただけるかという枠組みづくりを兵庫県で初めて実施したいと思っています。現在、兵庫県では再来年までテロワールをテーマにした「ディスティネーションキャンペーン」や、2025年の大阪・関西万博で「ひょうごフィールドパビリオン」を出展するなど兵庫県の魅力を発信してまいります。そのためにも、今回の連携の枠組みづくりが重要となってきますし、必ず成功に導いていくことをコミットさせていただきます。兵庫県知事 齋藤 元彦 様■南あわじ市長 兼 道の駅「福良」駅長 守本 憲弘(もりもと かずひろ)様2016年に兵庫県を通じまして、このホテル建築のお話をいただき、地元の皆様と共に場所の選定など様々な調整を進めてまいりました。おかげさまで、地域の方々に本当に喜んでいただけるような形で、オープニングを迎えられたことを私どもも大変喜んでおります。10月11日に入国制限が緩和されたことでインバウンド需要の増加や、2025年の大阪・関西万博に向け、国内外の観光客の皆様に対し淡路島の受け入れ体制を整えつつあります。また兵庫県知事より、フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルと地域の連携の仕組みについてお話しいただいたように、ディープな日本、ディープな南あわじを楽しんでいただけるような形をぜひ作っていきたいと思っています。現在、南あわじ市では、多言語のツアーガイドの養成や、淡路そうめん工場や淡路島3年とらふぐの養殖場を訪れる「福良の街歩き」なども始めております。南あわじの観光面の大きなテーマとして、「人が人を呼ぶ」を掲げております。「地域の人の魅力」を体感されたお客様を通じて、新たなお客様が淡路島に訪れたいと思ってもらえる地域づくりを進めたいと考えております。このホテルから地域の魅力と相まって新しいシナジーが起こってくることを期待しています。我々もホテルの取り組みを具体的にバックアップしたいと思っています。南あわじ市長 兼 道の駅「福良」駅長 守本 憲弘 様【フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良 概要】フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良は、淡路島の南部、福良湾に隣接しています。フィットネス好きな方は、島内をサイクリングすることも可能です。島の南部にある鳴門の渦潮は、世界最大級の渦潮となり、明石海峡大橋を渡って、渦潮を見学するクルージングが楽しめます。また、500年の歴史を持つ淡路人形浄瑠璃を鑑賞できる「南あわじ市淡路人形浄瑠璃資料館」も見どころのひとつです。 ・客室 全100部屋キング:35室(アクセシブルルーム:1室)ツイン:65室・宿泊費 1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)・客室平米数 25m2・階数 4階・所在地 兵庫県南あわじ市福良甲512番154・支配人 柳田 和茂ホテル外観ロビーラウンジ・マーケットプレイス1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。・朝食ボックス当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。土にも海にも恵まれた淡路島のブランド牛「淡路牛」や、「いかなご」「シラス」などの特産品を、地元の新鮮な野菜で彩りました。塩麹や醤油麹、甘酒など、体に優しい発酵調味料をメインに使用した食材は、麹の優しい香りをお楽しみ頂けます。淡路島の豊かな自然が育んだ食材と、腸の働きを整え、体の免疫を高めると言われる発酵食材。食べて頂いたお客様が、一日を健やかに過ごして頂けるよう、願いを込めてお作りしています。朝食ボックス【「Trip Base 道の駅プロジェクト」について】・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。・これまで“旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。参考情報『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】 TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日本日、積水ハウス株式会社は「都市の生物多様性保全フォーラム」を開催し、生態系に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画や生物多様性保全の取り組みについての最新情報を発表しました。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画として、日本全域で都市の住宅地に緑のネットワークを作り、生物多様性保全を推進しています。「5本の樹」計画は、“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、お客様とともに、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。庭づくり・まちづくりを進めてきた結果、2001年の事業開始からの累積で植栽本数は1,810万本(2022年1月時点)となりました。積水ハウスの生物多様性保全の取り組みについてまた「5本の樹」計画の効果検証として、2019年から琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めてきました。2021年に、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。「ネイチャー・ポジティブ方法論」として、積水ハウスが蓄積した樹種の選択と生き物の相関関係の情報や、琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと実施した共同検証の情報の公開により、様々な企業や組織、教育機関から関心の声を頂き、新たな方向性への展開を進めています。生物多様性保全をより加速するためには、自然を守ることが社会課題の解決を通じて、人々の暮らしをより豊かなものにするということが実感され、社会全体で生物多様性保全を支えることが必要です。積水ハウスは、自然に根ざした社会課題の解決策*を推進することで、この動きを加速していきたいと考えています。生物多様性は生態系保全に貢献するだけでなく、都市で生活する人々に新たな価値を提供することが、見え始めてきました。生物多様性は、子供たちの感性を育む教育、そして人の健康や幸せに対して影響を与える、都市の暮らしにもたらす「社会的価値」ではないでしょうか。ネイチャー・ポジティブ方法論の公開からの積水ハウスの取り組みをご紹介します。■生物多様性の国際組織・日本政府の取り組みへの協力や参画・2022年2月9日 :TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへ参画(英語サイト): ・2022年4月8日 :環境省「30by30アライアンス」へ参画: ・2022年6月16日:TNFD日本協議会メンバーへの参画: ・2022年6月16日:環境省「自然共生サイト(仮称)」認定実証事業に参画: ■生物多様性関連の受賞実績・2022年3月2日:「第30回地球環境大賞」(最高位)を受賞: ・2022年9月7日:「第5回エコプロアワード」で環境大臣賞を受賞: ■新たな方向性の発表内容・2022年11月30日:都市における企業緑地の生物多様性評価の視点を強化~都市緑化機構は積水ハウスの協力を得て「緑の認定」SEGESにおける生物多様性評価を強化します~: ・2022年11月30日:東京大学と積水ハウス、生物多様性と健康に関する共同研究を開始: ・2022年11月30日:長野県上田市の全小中学校で「庭木セレクトブック」を活用した環境教育を開始: ・2022年11月30日:横浜市の小学校の環境教育支援に向けて、環境教育出前講座へ参画: 積水ハウス 生物多様性保全の取り組み: *自然に根ざした社会課題の解決策(ネイチャー・ベースド・ソリューション)について: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科と積水ハウス株式会社は、生物多様性と健康に関する共同研究を2022年12月1日より開始します。今回の共同研究では、都市の自然環境や生物多様性が人の健康や幸せに対してどのような効果をもたらすのかということを検証します。生物多様性豊かな庭における身近な自然とのふれあいが、居住者の自然に対する態度・行動及び健康に及ぼす影響を総合的に検証する試みは世界初となります。生物多様性と健康に関する共同研究を開始東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻保全生態学研究室(*1)では、都市の生物多様性の保全や生態系サービス(生態系が人間社会にもたらす様々な恵みのこと)の活用に関する研究を行っています。緑と健康の関係については、2016年から様々な研究を行い、緑とのふれあいが人の健康促進と関連するという結果が得られていました。その一方で、こうした健康便益が、緑の「量」ではなく「質」によりどれほど変わりうるのかは調査されていませんでした。2020年に、東京大学大学院農学生命科学研究科の保全生態学研究室では、緑地の利用頻度と家の窓からの緑の景色という2つの自然経験の尺度が、都市住民のメンタルヘルス(自尊心、人生の満足度、幸福度、鬱・不安症状、孤独感)とどのように関連しているのかを検証しました。その結果、緑地の利用頻度が高い人だけでなく、窓から緑が良く見える家に住む人においても、これら5つのメンタルヘルス尺度が良好な状態にあるという結果が得られました(*2)。この結果は、人は緑地を訪れなくても、自然がもたらす「癒し効果」を家の中からでも享受できる可能性を示しています。図. コロナ禍における都市住民のメンタルヘルスと関連する要因積水ハウスは2001年から、地域の在来樹種を生かした庭づくり・まちづくりの提案である「5本の樹」計画として、都市の住宅地にネットワーク型の緑地を作り、生物多様性保全を推進しています。2019年から琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーとともに行ってきた共同検証では、生物多様性の劣化が著しい都市部(三大都市圏)において、「5本の樹」計画に沿った在来樹種を中心に庭木を植樹してきたことによる生物多様性の効果が確認出来ました。今回の共同研究は、東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室が構築した分析手法と、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みである「5本の樹」計画を組み合わせて研究することで、「生物多様性の豊かな庭の緑」が「人の健康・幸せ」にどのような影響を与えるかということが、世界で初めて科学的に検証されます。これにより、単なる「緑」ではなく生物多様性の豊かな緑が庭にあることの重要性を導き出します。東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室では、自然とのふれあいと健康の関係に関して「精神的健康」「身体的健康」「認知機能」「社会的健康」のテーマで5つ仮説を立て研究をしています。今回の共同研究では、まず精神的健康の想定仮説1、2及び、認知機能の想定仮説3の3つの想定仮説から調査を開始します。今後は、社会的健康等の他の健康尺度に関するテーマも視野に入れて、長期的に共同研究を行います。【想定仮説】テーマ:想定仮説・精神的健康:1. 庭において自然とふれあう人は、ネガティブな感情(鬱・不安症状・ストレス等)が少なく、ポジティブな感情(生活の質や幸福感等)が高い。2. 窓越しに自然を見ることができる人は、メンタルヘルスの状態が良好である。・認知機能:3. 庭における自然とのふれあいは、認知機能を高める。・社会的健康:4. 庭における自然とのふれあいは、良好なコミュニティを作る。・身体的健康:5. 自然でのエクササイズは、屋内での運動よりも多くの健康便益をもたらす。本共同研究に関して、東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史は、以下のように述べています。「人は古来より自然に癒しや安らぎを求めてきたと思いますが、近年の研究・技術の進展によってこうした目には見えない健康便益が定量化できるようになってきました。しかし、こうした健康便益が供給される過程で生物多様性が果たす役割はほとんど分かっていません。この役割が解明されれば、生物多様性保全と人の健康の双方にとって望ましい自然共生型の景観・緑地管理が達成できるかもしれません。今回の共同研究では、私たちにとって最も身近な自然である庭における自然とのふれあいが人の健康や幸福とどのように関連しているのかを大規模に検証します。積水ハウスの保有する全国の植栽データによって、これまで検証が難しかった「庭の生物多様性と健康および自然に対する考え・行動の関係性」が世界で初めて総合的に検証されることになります。これまで自然がもたらす健康便益に関する議論では、緑地や森林など比較的まとまった緑がある場所が注目されてきましたが、今回の研究では「自然と住む」ことの重要性を明らかにしたいと考えています。この研究結果を都市の生物多様性保全の推進へ役立てていただければ幸いです。」東京大学大学院農学生命科学研究科と積水ハウスは、都市部における身近な自然とのふれあいが、人の自然に対する態度・行動及びメンタルヘルスに及ぼす影響を科学的に検証し、社会に共有することで、都市部の生物多様性保全の推進とネイチャー・ポジティブな社会の実現への貢献を目指します。*1 東京大学大学院農学生命科学研究科 曽我研究室: *2 緑の見える部屋:コロナ禍のメンタルヘルスにおける、近隣の緑の重要性(英語サイト・原題 A room with a green view: the importance of nearby nature for mental health during the COVID-19 pandemic): *3 積水ハウス 生物多様性保全の取り組み: *4 積水ハウス「ネイチャー・ポジティブ方法論」: ●東京大学大学院農学生命科学研究科について東京大学大学院農学生命科学研究科では、農学を構成する応用諸科学に関する専門教育を段階的・体系的に行い、食料・資源・環境等の問題の解決に必要な高度の専門知識と幅広い視野を有し、社会・文化・産業活動を通じて地球社会の要請に応えることのできる洞察力・実践力・指導力を備えた人材を育成することを目的に教育研究活動を行っています。●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。■東京大学大学院農学生命科学研究科の研究データ1. 植物とのふれあいと人の健康・ウェルビーイングに関する研究論文:Soga et al. (2017) Gardening is beneficial for health: a meta-analysis. Preventive Medicine Reports, 5, 92-99.URL(英語サイト): 内容:ガーデニングを通した植物との触れ合いが人の健康促進と関連することをメタ解析(複数の研究の結果を統合し、ある要因が特定の疾患と関係するかを解析する統計手法)により明らかにしました。2. 自然とのふれあいが世界的に減少していることを示した研究論文:Soga, Gaston (2016) Extinction of experience: the loss of human-nature interactions. Frontiers in Ecology and the Environment, 14, 94-101.URL(英語サイト): 内容:多くの先進国で人と自然の関わり合いが減少しており、こうした自然体験の減少(経験の喪失)が人の健康と生態系保全に大きな負の影響を及ぼし得ることを示しました。3. 自然とのふれあいと「生き物嫌い」の関係を調べた研究論文:Soga et al. (2020) How can we mitigate against increasing biophobia among children during the extinction of experience? Biological Conservation, 242, 108420.URL(英語サイト): 内容:自然との関わり合いが少ない人は、身近な生き物に対してより強い恐怖心や嫌悪感を示すことが分かりました。■積水ハウス「5本の樹」計画における戸建て住宅の取り組み積水ハウス「5本の樹」計画における戸建て住宅の取り組み■積水ハウス「5本の樹」計画における集合住宅の取り組み積水ハウス「5本の樹」計画における集合住宅の取り組み■積水ハウスの「5本の樹」計画における街づくりの取り組み積水ハウスの「5本の樹」計画における街づくりの取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日積水ハウス株式会社は、長野県上田市の小中学校の校庭樹木を題材にした環境教育の展開を支援します。校庭樹木を活用した環境教育は、積水ハウスの「庭木セレクトブック」を活用し、12月1日から随時展開されます。長野県 上田市立清明小学校 校庭/庭木セレクトブック長野県上田市は、2022年に内閣府地方創生推進事務局が選定するSDGs未来都市に選定されたことを受け、学校の身近な題材でSDGsに関連する環境教育を企画しています。今回、上田市の小中学校では、基本的に校庭に樹木が多く、生物多様性をふまえた観察や研究をするのに適していることもあり、校庭樹木を題材にした環境教育が企画されました。積水ハウスは、2001年から生物多様性保全の取り組みとして、地域の在来樹種を生かした庭づくり・まちづくりの提案である「5本の樹」計画を開始しています。「5本の樹」計画では、お客様のご協力のもと、日本全域で都市の住宅地にネットワーク型の緑地を作り、生物多様性保全を推進しています。お客様への庭木や草花の資料として「庭木セレクトブック」を提供しています。「庭木セレクトブック」は単なる樹木図鑑にとどまらず、どの樹木にどんな鳥や蝶が集まってくるのか、樹木と生き物との関係までを紹介しています。今回の環境教育の支援として、積水ハウスから長野県上田市の全小中学校に、「庭木セレクトブック」を提供します。「庭木セレクトブック」は、子どもたちが学校生活の中で日々触れ合っている校庭の樹木と生き物との関係や、食物連鎖などの植物と生き物の関係を学ぶことに活用できます。また「庭木セレクトブック」活用の一例として、環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」も提供します。「Dr.フォレストからの手紙」は、「5本の樹」計画から得た知見や経験を活かし、2006年に開発した生徒向けの環境教育プログラムです。子どもたちが校庭などにある樹木や様々な生き物と触れ合うことを通じて、緑と生き物の関わりを理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全につながることを思考させ、行動を促します。積水ハウスは、生物多様性保全の取り組みの経験を活かし、未来を担う子どもたちの環境教育の推進を支援します。●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。●庭木セレクトブックについて「庭木セレクトブック」は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるのか、にまで言及した植物図鑑です。庭木や草花の資料として、2001年の発刊以来、お客様との外構の打ち合わせの際にも使用しており、「5本の樹」計画に関心を持っていただくコンテンツとして大変好評です。2019年には、通算4回目となる大改訂を行いました。改訂には、琉球大学理学部の久保田教授の協力のもと、動植物のビッグデータを活用することで、鳥や蝶による樹木利用が数多く裏付けられ、「5本の樹」の指定を受けた288種の樹種を掲載しています。また、お客様・世間のニーズの変化・多様化に対応するため、「一般景樹」についても335種の樹種を掲載しています。●Dr.フォレストからの手紙について積水ハウスでは、「5本の樹」計画を活かして、2006年に開発した生徒向けの自然教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を無償で提供するとともに、小学校への出張授業にも取り組んでいます。「Dr.フォレストからの手紙」は、子どもたちが校庭などにある樹木や生き物などの身近な自然環境での観察を(フィールドワーク)や講座を通じて、緑と生き物の関係を理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全に繋がることを考え、行動することを促す“体験思考型”環境教育プログラムです。Dr.フォレスト ティーチャーズガイド・ワークブック<積水ハウス 生物多様性保全の取り組み> <積水ハウス「ネイチャー・ポジティブ方法論」> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日積水ハウス株式会社は、横浜市の小学校における生物多様性の環境教育支援に向けて、横浜市環境教育出前講座に参画します。出前講座では校庭樹木を題材にした積水ハウスの環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を実施します。2022年12月1日から、横浜市の小学校を対象に、横浜市環境教育出前講座のウェブサイトにて申し込み受付を開始します。校庭樹木を活用した環境教育の様子横浜市では、生物多様性保全や地球温暖化対策といった環境問題への理解を深めるため、市内の小中学校や地域の方を対象に、市民団体、企業、国際機関、市役所など専門知識を持った講師が講義を行う「環境教育出前講座」を実施しています。積水ハウスは、2001年から生物多様性保全の取り組みとして、地域の在来樹種を生かした庭づくり・まちづくりの提案である「5本の樹」計画を開始しています。「5本の樹」計画では、お客様のご協力のもと、日本全域で都市の住宅地にネットワーク型の緑地を作り、生物多様性保全を推進しています。2006年には、「5本の樹」計画から得た知見や経験を活かして、生徒向けの環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を開発しました。「Dr.フォレストからの手紙」は、子どもたちが校庭などにある樹木や様々な生き物と触れ合うことを通じて、緑と生き物の関わりを理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全につながることを考え、行動を促す“体験思考型”環境教育プログラムです。また、積水ハウスは、横浜市がSDGsを推進する企業・団体等の事業者を認証する「横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”」の最上位であるSupreme(スプリーム)に、2022年7月に認証されています。積水ハウスは、これからも横浜市における生物多様性保全の推進を支援していきます。横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”今回積水ハウスが、参画する横浜市環境教育出前講座では、環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を提供します。講師として、樹木医等の植栽や造園の知識・資格を持つ当社社員が、緑の専門家であるDr.フォレストとして学校で出張授業を行います。子どもたちがDr.フォレストから与えられる課題を解決していく中で、生態系や在来種・外来種問題を考え、身近な自然環境に興味をもち、授業や体験を通して得た知識や考え方をこれからの自分たちの行動につなげていくことを目指します。積水ハウスは、生物多様性保全への取り組みの経験を活かし、未来を担う子どもたちの環境教育の推進を支援します。*プログラム受講日は必要となる校庭の樹木の状態次第で、時期をご相談させていただく場合があります。横浜市環境教育出前講座: 横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”: ●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが 2001 年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3 本は鳥のために、2 本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。●Dr.フォレストからの手紙について積水ハウスでは、「5本の樹」計画から得た知見や経験を活かして、2006年に開発した生徒向けの自然教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を無償で提供するとともに、小学校への出張授業にも取り組んでいます。「Dr.フォレストからの手紙」は、子どもたちが校庭などにある樹木や生き物などの身近な自然環境での観察(フィールドワーク)や講座を通して、緑と生き物の関係を理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全に繋がることを考え、行動することを促す“体験思考型”環境教育プログラムです。Dr.フォレストティーチャーズガイド・ワークブック積水ハウス 生物多様性保全の取り組み : 積水ハウス「ネイチャー・ポジティブ方法論」: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日