名古屋銀行はこのほど、カードローン「ミニマム」のリニューアル商品となる「新ミニマム」の取扱いを開始した。同商品では、利用融資金額(極度額)の上限金額が従来の50万円から200万円にアップしたほか、契約年齢が満65歳以下、最終期限年齢が満70歳未満までとそれぞれ5年間延長した。また、住宅融資を利用する場合の融資金利を年5.5%に引き下げている。対象は、契約年齢が満20歳以上~満65歳以下。税込年収200万円以上で安定かつ継続した収入があり、1年以上同じ勤務先に勤務するか2年以上同じ事業を営業している人、保証会社の保証を得られる人となっている。融資期間2年ごとの自動更新となり、利用融資金額(極度額)10万円以上~200万円以内(10万円単位)。固定金利で、住宅融資を利用の場合は年5.5%、給与振込を利用の場合は年7.5%、そのほかは年10.5%となる。保証料は金利に含まれており、担保および保証人の必要はない。申込みは、窓口(正式申込)、メールオーダーまたはATM受付(仮申込書請求)にて受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月21日日本政策投資銀行はこのほど、花王に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下、「DBJ健康格付」)初適用となる融資を実施すると発表した。2008年4月の特定健診制度の導入や事業者によるメンタルチェックの義務化が国会で審議されるなど、昨今、企業の自社従業員への健康配慮の必要性が高まる状況にある。また、将来的な労働人口の減少を受け、人的生産性の向上も重要な課題となっている。「DBJ健康格付」融資は、こうした社会情勢を踏まえ、健康経営の概念を普及促進させるべく、経済産業省の調査事業に応募、その一環として開発された独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みの優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという「健康経営格付」の専門手法を導入した「世界で初めて」(日本政策投資銀行)という融資制度となっている。今回、日本政策投資銀行では、花王に対し、同制度導入後、初の案件として、「DBJ健康格付」で最高ランクとなる「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている(特別表彰)」の格付を付与することを決定。同格付初適用となる融資を実施することにした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日