西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ」の最終話が、3月17日に放送。前向きなタイトル回収に「嬉しい」や「希望がある」などの声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、天才指揮者の父と、父を拒絶してきた娘の関係再生の物語。世界的な指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で元バイオリニストの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷悟史を玉山鉄二、晴見フィルのメンバーで響と同じ観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、フルートの瑠李を新木優子、チェロの羽野蓮を佐藤緋美、俊平の弟子・天音を當真あみが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。音楽を通して、5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けしたふたりの様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)も喜ぶ。一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘していた。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共に、かつて自分のせいで番組がなくなってしまったラジオ局にスポンサーになって欲しいと頼みに行く。結局断られるも、蓮の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法を模索し始める。一方、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ね、響と和解したことを伝えていた。そして、自分の正直な気持ちを伝えサインした離婚届を渡す。その後、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入り、音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩むが、晴見フィルの公演を優先することにし――というのが最終話の展開。仙台に着いた団員たちは、主催者との話が長引いている俊平を除いた皆で、翌日のオケフェスに向け先に決起会をすることに。そして、俊平の事情を知りそれぞれの思いを口にした団員たちは、響の「父にとって憧れの先生に刺激をもらって新しい自分を引きだされて憧れのオーケストラと音を奏でる時間は、とても難しくてワクワクするような挑戦になると思います。きっとそれはオオカミの口に飛び込むような挑戦になると思うんです。思いっきり飛び込んでほしい。だって、指揮者はパパの人生そのものだから」という話を聞いて自分たちの道を進もうと決心する。翌日。リハーサルに遅刻してしまった俊平だが、そこに団員たちの姿はなかった。代わりに志帆が俊平を迎えにくる。そして向かったのは空港で、レストランからはオケの音楽が流れてくるのだった。俊平なしで本番に臨むことを決めたオケとの前向きな別れに、SNSでは「成長してまた会おう、という意味を込めた明るい「さよなら」だったのが嬉しい」や「オケメンバーの変化にも感涙」、「最後のさよならが明るくて、前向きなお別れなので、泣き笑いしながら終わって善かったな。先に希望があるもの」などの声が。また、自分が憧れていたオケに飛び込むと決めた俊平の姿や前に進もうとするストーリーに、「私も狼の口に飛び込むぞ」や「毎週日曜の夜になんかがんばろうと思わせてくれるドラマだった。好きなこと、大事にしなきゃな」、「「好き」を貫く情熱と、挑戦する勇気を大切に生きていきたいと思います」など作品に勇気をもらった声が多く寄せられている。「晴見フィルの今後を追っていくだけでも良いスピンオフドラマ作れそうなんだけどな」や「またお正月スペシャルとかしてほしいな」など、スペシャルドラマやスピンオフを希望する声も上がっており、続編の可能性にも期待が高まる。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)の最終回が17日に放送され、俊平(西島秀俊)と志帆(石田ゆり子)が“ある決断”を下した。最終回の冒頭、俊平は突きつけられていた離婚届に自分の名前を記入して、志帆へ渡す。「今まで本当にごめんなさい。志帆と結婚して、家族ができて、僕は幸せでした。今まで本当にありがとう」。夫婦という関係性ではなくなったものの、響(芦田愛菜)が再び音楽の道を歩み始めたことには涙して喜び、両親として今後も良好な関係を築いていく未来を感じさせた。視聴者からは「え、離婚するの!?」「復縁するかと思ってた」「これは衝撃の展開だわ」などの声が寄せられている。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
2024年03月18日俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)の最終回が17日に放送され、俊平(西島秀俊)と晴見フィルの物語がフィナーレを迎えた。最終回は、音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けした2人の様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとする。一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。 その折、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた。響と和解したことを伝える俊平。そこで正直な気持ちを伝える…その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…というストーリーだった。今後の選択に頭を悩ませる俊平。そんな中、晴見フィルは最終公演前に“ある決断”を下す。団長の古谷は、俊平へ「夏目さんがいなくても本番は僕たちだけでやります。これは晴見フィルの総意です。マエストロ、あなたをクビにします。うちのオケにはあなたは少し立派すぎるんです。マエストロは世界に羽ばたいて下さい。僕らは何とか背中を追いかけますから…」。俊平の後を継ぐ指揮台には、天音(當真あみ)が立ち、堂々とオケを率いた。さらに“最強のコンマス”として晴見フィルに響が加入することも明らかに。最後の演奏で俊平はこれまでの思い出を振り返り、仲間たちに背中を押されて“オオカミ”の口に飛び込んでいった。ラストは、そんな俊平に響らが「さよなら、マエストロ!」と見送るシーンで幕を閉じた。視聴者からは「感動した」「いい最終回だった」「納得のラスト」「ドイツ編も見てみたいな~」「楽しい3ヶ月でした」「最後の演奏シーンに鳥肌が立ちました。最高です!」「号泣です!!」などの声が寄せられている。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
2024年03月17日TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)の最終回(17日)の放送を直前に控え、西島秀俊からクランクアップコメントが到着した。<西島秀俊>画もいい、音もいい、ロケーションもいい、美術も素晴らしいこのドラマに関われたことを本当に誇りに思っているので、それを用意してくださったプロデューサーの方々、それから監督たちはじめスタッフの皆さんには、本当にありがとうございましたと伝えたいです。そして僕に指揮をご指導くださった東京音楽大学の先生方にも。先生方の愛情深いご指導のおかげで、どの演奏も毎回楽しく、正直大変でしたが、「もっとやりたい、もっと作りたい!」という気持ちになれました。実は毎回、このドラマを見た友達から連絡が来ていて。「うちの娘が感動して泣いてた」というのも聞きまして、世代を超えて、音楽という枠を越えて、“自分の好きなもので戦っている人たちの物語”として、本当にたくさんの人たちに届いたんだなと実感しています。共演者の皆さんも、最高の俳優たちが集まったと思っています。台本で読んでいるよりも本気の芝居が毎回くるので、どのシーンも本当に感動的で、全員素晴らしかった。またご一緒できるように精進して、もっともっと頑張って、いい俳優になろうと思います。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。■最終回のあらすじ音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けした2人の様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとする。一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。 その折、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた。響と和解したことを伝える俊平。そこで正直な気持ちを伝える…その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…
2024年03月17日俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)。5年前の事件以来すれ違っていた俊平と響が、互いの思いをぶつけ合い雪解けを迎える感動の展開が描かれた前回。そして迎える最終回、解散を目前に控えてコンペという新たな挑戦をする晴見フィルと俊平が選ぶ未来とは?これまでの撮影の裏側から最終回のヒントまで、主人公・俊平を演じる西島に話を聞いた。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。――9話のラスト、俊平と響が5年前の出来事を乗り越えて打ち解けたシーンが、多くの視聴者の感動を呼びました。あのシーンは2人の山場のシーンだったので、とても緊張感がありました。俊平と響はギクシャクしながらも結構楽しいシーンも多くて。喧嘩をしているシーンも楽しんでやっていた部分がありましたが、あの日は特別でしたね。スタッフも全部の撮影が終わった後に、「朝からものすごく緊張していた」と言っていました。僕自身は、ドキドキするというより、妙に静かな気持ちになりましたね。――芦田さんとのシーンが多かったと思いますが、雰囲気はいかがでしょうか。皆さんのイメージと違って、意外と芦田さんってポンコツな人なんですよ(笑)。しょっちゅう物にぶつかったり、転けたりしていて。リハーサルで転んだシーンがそのまま採用になって放送されたりもしていましたし。俊平もポンコツな部分が多いので、台本上はポンコツの父親としっかり者の娘という描かれ方だったのが、どんどんただの似たもの親子が喧嘩しているようになっていて(笑)、それは現場で起こるケミストリーというか。人が演じるってこういうことなんだと思って、とても面白かったです。――これまで俊平を演じてこられて、印象的なシーンはどこでしょうか。オーケストラのシーンはやっぱり毎回楽しく、みんな本当に喜びをもって盛り上がって演奏をしていたのでどの回も印象に残っています。あとはやっぱり6、7話くらいから、だんだんみんなの感情が高まるシーンが増えていって。毎回最後までドラマが盛り上がるような感情のイベントがある感じで、それはやっぱり大変でした。本作は役者さんが本当に皆さん素晴らしいので、「え、そんな感じなの?」と驚くくらい、撮影では皆さんの感情がこちらにうわっと向かって来るんですよ。だからそれを毎回受けて演技をしていくというのが、素晴らしい体験でした。――これまで一緒に頑張ってきたキャスト、スタッフに伝えたいことはありますか。画もいい、音もいい、ロケーションもいい、美術も素晴らしいこのドラマに関われたことを本当に誇りに思っているので、それを用意してくださったプロデューサーの方々、それから監督たちはじめスタッフの皆さんには、本当にありがとうございましたと伝えたいです。そして僕に指揮をご指導くださった東京音楽大学の先生方にも。先生方の愛情深いご指導のおかげで、どの演奏も毎回楽しく、正直大変でしたが、「もっとやりたい、もっと作りたい!」という気持ちになれました。実は毎回、このドラマを見た友達から連絡が来ていて。「うちの娘が感動して泣いてた」というのも聞きまして、世代を超えて、音楽という枠を越えて、“自分の好きなもので戦っている人たちの物語”として、本当にたくさんの人たちに届いたんだなと実感しています。共演者の皆さんも、最高の俳優たちが集まったと思っています。台本で読んでいるよりも本気の芝居が毎回くるので、どのシーンも本当に感動的で、全員素晴らしかった。またご一緒できるように精進して、もっともっと頑張って、いい俳優になろうと思います。――『さよならマエストロ』というタイトルのとおり、最終回は俊平がどんな未来を選ぶのかが大きな見どころかと思います。改めて視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。タイトルが最終回に関わってくるのかというところですが、それは僕が今言ってしまうとアレなので…もしかしたら全然関係ないかもしれないですしね(笑)。とにかくたくさんの皆さんに応援していただいたおかげで、本当に素敵なドラマになりました。現場でもスタッフ・キャスト全員がいいドラマにしたいと思いながら、そのことをすごく楽しんで作品を作ることができて。最終回、今まで楽しんで下さった方にも納得していただける、本当に素晴らしい回になっていると思いますので、ぜひ最後まで楽しんで見てください。
2024年03月17日西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ」の9話が、3月10日に放送。ついに和解した俊平と響の演奏に、「涙腺崩壊」や「和解できてよかった」などの声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、天才指揮者の父と、父を拒絶してきた娘の関係再生の物語。世界的な指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で元バイオリニストの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで響と同じ観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、大輝の祖父で歌カフェのオーナー・小村を西田敏行、フルートの瑠李を新木優子、チェリストの羽野蓮を佐藤緋美、俊平の弟子で市長の娘・天音を當真あみが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晴見フィルが、敗者復活の特別枠で仙台オーケストラフェスティバルに参加できることになる。晴見フィルにとっては今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になる可能性もあるが、再びみんなで演奏できることに古谷(玉山鉄二)たちは大喜び。しかし、遠征費用も練習場所もなく、課題が山積みだった。その後、瑠李(新木優子)の尽力で、晴見フィルは熱海にある保養施設で練習ができることに。響(芦田愛菜)も大輝(宮沢氷魚)に誘われて一緒に車で現地へ行くことにする。そんな折、ドイツのシュナイダー先生から俊平(西島秀俊)に譜面が届く。その譜面にインスピレーションを受け、俊平は久しぶりに曲作りに没頭。そして、音楽合宿で俊平の思いを知った響が動き出し――というのが9話の展開。シュナイダー先生から譜面と共に届いた手紙には、「君が指揮者を辞めた理由は僕がかつてドイツを離れ四国の小さな街に逃れた理由と同じだと思う。空っぽになった。音を奏でることが無意味になった。僕は妻を亡くして、君は娘さんの心を失って。どんなに拍手喝采を浴びようと1番大切な人がいなければ虚しいだけだと…」と書かれており、俊平への理解の言葉が綴られていた。そんな手紙にSNSでは「シュナイダー先生の手紙が俊平が戻ってこないことを責めるのでは無く、心情を理解する内容だったのが切なかった。そんな先生の音だったから俊平さんの心に響いたんだよね」や「シュナイダー先生は指揮者をやめたりオファーを断ってる俊平をどう思ってるんだと思ったら、凄くわかってくれてたし、シュナイダー先生の手紙で、俊平が指揮者辞めた理由もしっかり腑に落ちた」などの声が。また、その後、響と俊平の間に起きた過去の出来事が響の口から明かされる。俊平と一緒の舞台に立つため、苦しい思いでバイオリンを練習してきた響はコンクールの日にこれまでにない奇跡的な演奏を披露。拍手喝采を浴び自身も満足していたが、自分の中で最高の演奏をしたのに、俊平が別れ際にもっと良くなるとアドバイスを送ったことで、これ以上を求められることへの限界を感じ心が折れてしまったのだった。しかし、響はシュナイダー先生の手紙や過去に俊平が送ってくれた手紙を読んで、ついに自ら和解の一歩を踏み出す。そんな一連の親子の雪解けに「やっと仲違いの理由を教えてくれた。なるほど父にも娘にも時間と出会いと成長が必要だった。すべてに恵まれ和解できて良かった」や「ついに親子和解の時…パパと響ちゃんの一緒の演奏、涙腺崩壊」、「先週に引き続き今週も泣けた…響が遂に手紙を全部読む場面も約束の協奏曲で和解する場面も何故か、海がそれをひっそり2階で聴いて涙する一瞬の場面でぐっと来てしまいました」など和解を喜ぶ声が上がっている。【最終話あらすじ】音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けしたふたりの様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとする。一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘していた。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法を模索し始める。一方、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ね、響と和解したことを伝えていた。そして、自分の正直な気持ちを伝える。その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩むが、晴見フィルは命運をかけた最後の公演を控えていて――。「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月11日俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)の第8話が3日に放送され、俊平(西島秀俊)の学生時代の“ある出来事”が描かれた。第8話は、響(芦田愛菜)は天音(當真あみ)を心配し、大輝(宮沢氷魚)に付き添ってもらい彼女の家へ。しかし、玄関先で応対した父親の白石(淵上泰史)は取り付く島もない。そんな中、天音のことが気になっていた海(大西利空)は、ある行動を起こす。一方、俊平は、招待されていた母校の創立記念イベントへの出席を決めた。四国・高松の実家に帰るのは30年前に家出して以来だ。故郷への30年ぶりの帰省で明かされる俊平の過去。俊平が父・行彦(柄本明)に勘当された理由が明らかになる。そして、俊平はある目的で、故郷に帰ってきていた…というストーリーだった。「親子二人三脚で甲子園に出て、プロになるのが目標だった」。しかし野球少年だった学生時代の俊平は、隣の空き家で演奏していたシュナイダー先生との出会いを境に音楽にのめり込む。そして初めて東京で鑑賞したコンサートで「初めて生で浴びたオーケストラの僕は決めた。指揮者になりたい。いや、指揮者になる」と。それは父と掲げた夢との決別でもあった。行彦は激怒し、シュナイダー先生に「うちの息子に馬鹿げたことを吹き込んでからに!」と詰め寄る。仲裁に入った俊平が思わず手を出してしまうと「出ていけ!もうお前は私の息子でない!出ていけ、もう二度と帰ってくるな!」と声を荒らげ、勘当を言い渡した。30年ぶりに帰省した俊平は、引退試合を終えた父に「お父さん、長い間お疲れ様でした。ずっと会いにこれんでごめんなさい」と頭を下げ「お父さんの望む息子になれんでごめんなさい。野球選手にはなれやんだけど、野球に負けんくらい、音楽で人の心熱うしたいと思ってる。自分の選んだ道で精一杯頑張るけん。見よって」と呼びかける。行彦は「俊平、何言い寄る。誰が見るか!もう帰ってくるな!」と一度は厳しい表情を見せるも「帰ってこんでええけん!しっかりやれー!」と不器用ながらエールを送った。視聴者からは「柄本パパの迫力すごい」「昭和の頑固おやじだけど、実際にこんな人いたな」「なんだかんだで仲直りできてよかった」「不器用すぎるけどこれもこの親子の形」などの声が寄せられている。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
2024年03月03日歌手・MISIAの新曲「ゆびきりげんまん」が、西島秀俊主演のテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻(とき)~服部金太郎物語~』の主題歌に決定した。同作は、国産初の腕時計を作り上げた“東洋の時計王”服部金太郎の一代記で、現在、あたりまえとなっている正確な時間の重要性に気づき、時計商を目指す服部金太郎の試練の物語。服部金太郎の壮年期を西島秀俊が、青年期を水上恒司が演じる。さらには金太郎を支え続ける芯ある妻・服部まん役には松嶋菜々子の登場が決定しているほか、金太郎の波乱の人生を彩る役柄を演じる面々として、山本耕史、濱田岳、吉川愛、そして物語をさらに奥深くする面々として船越英一郎、高嶋政伸、高島礼子といったベテラン勢の出演も発表された。主題歌として起用された新曲「ゆびきりげんまん」は、ドラマのストーリーに寄り添う形で制作された壮大なバラード。ジャケット写真にはSEIKOの時計塔が描かれ、3月29日に配信シングルとしてリリースされる。■MISIAコメント「ゆびきりげんまん」は、未来への強い約束の気持ちです。東洋の時計王と呼ばれた服部金太郎さんは、“目標や夢に向かい努力する”と自分自身と約束をし、“そんな自分を信じてくれた人たちの想いに応える”という約束を大切にし、“一秒一秒時を刻み、正確な時間を私たちに教えてくれる”という約束を守ってくれる時計を作った方だと思います。自分を大切にして、出会いを大切にして、人を大切にする。そうやって人生という時を刻んでいこうとする服部さんの姿は、現代にも通じる大切なメッセージだと思い歌詞を書き下ろしました。約束は、いつだって未来に向かってするもの。この歌が、ドラマのメッセージを伝えるお手伝いができたら幸いです。また、未来へ歩き出す人たちの応援歌となり、新しい「ゆびきりげんまん」になったらうれしいです。■西島秀俊コメントMISIAさんがドラマ『黄金の刻』の主題歌を担当してくださり感激しています。情熱あるスタッフキャストと創り上げた物語の主題歌をMISIAさんという素晴らしいアーティストに歌っていだくことで、激動の時代を乗り越えていく人々の未来への想いをより深く感じるドラマになりました。この素敵な曲を多くの方々に聴いて頂ける事を願っています。
2024年02月29日西島秀俊(52)主演のドラマ、日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)で娘役を演じている芦田愛菜(19)。「天才指揮者であっても不器用な父と、そんな父を拒絶する娘が、絆を再生していくヒューマンドラマです。冷え切った父娘関係を演じている西島さんと芦田さんですが、撮影現場ではドラマとは真逆の和気あいあいとした雰囲気です」(ドラマ関係者)1月8日に行われた制作会見で、西島は芦田について笑顔でこう語っていた。「みなさん完璧な子だというイメージを持っていると思いますけど、違いますからね。結構ポンコツですよ。(かみ気味だった)さっきのあいさつの感じとかもそうですし、現場でも、コケたり、体をしょっちゅうぶつけたりしていますし……」前出のドラマ関係者によれば、「演技派女優で名門大学に通っている芦田さんですが、そんな彼女の不器用ぶりを西島さんは気に入っているようです」“優等生タイプ”のイメージが強い芦田だが、苦手なことも多いという。「まずは“運動音痴”です。2017年に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、運動が苦手で、“プールの授業で平泳ぎをすると後ろに進んでしまう”と語っていました。次に判明したのが“料理音痴”。2022年にバラエティ番組に出演した際、ホイコーロー作りに挑戦したのですが、調理中にビショビショのキャベツをフライパンに投入して大慌てしたり、豚バラ肉を菜箸でフライパンに置こうして落としてしまったりと、悪戦苦闘していました。さらに2月23日に放映された『徹子の部屋49年目突入SP』(テレビ朝日系)では、地図を読むことが苦手で、大学の構内で迷子になってしまうほど方向音痴であることを明かしました」そして『マエストロ』の共演者、西島の心をわしづかみにした“4つめの音痴”が“ギャグ音痴”なのだという。「“親父ギャグも大好き”と公言している芦田さんですが、ギャグセンスはイマイチといわざるをえません。『布団がふっとんだ』『チョコをちょこっと』レベルのものを連発し、スタッフが対応に困ることもあるそうです。ところが西島さんにだけは大ウケで、笑い上戸の西島さんの笑いが止まらなくなってしまうこともあるとか」“ポンコツなところもあるが、そこもかわいい”ことを“ポンコツかわいい”というが、西島にとって芦田はまさにそんな存在なのだろう。
2024年02月27日俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜後9:00)の第7話が25日に放送され、俊平(西島秀俊)が実の父親に勘当され“30年間、家出状態”であることが明らかとなった。さらに妻・志帆(石田ゆり子)との離婚問題や、娘・響(芦田愛菜)との不仲など、悩みのタネが尽きない。視聴者からは「俊平、音楽に没頭しすぎて色々と大変な人生なので」「主人公が家庭問題を抱えすぎなんだよw」「この状態からの再生物語でもあるだろうから、ここから期待」「来週、お父さんと会うのか!」などの声が寄せられている。本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
2024年02月26日日曜劇場『さよならマエストロ』の西島秀俊や『春になったら』の木梨憲武など、今期はオーバー50のイケオジ俳優たちが大活躍!また、多様性の時代に合ったバラエティ豊かな作品が目白押しで、どの作品が刺さるかも人それぞれ。中盤に差しかかったいまからでも遅くないので、ぜひお気に入りの作品を探してみて♪30代編集A(以下、A):1月スタートの冬ドラマも中盤を迎えています。日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』は2ケタ台の視聴率をキープ。『グレイトギフト』や『不適切にもほどがある!』も好調です。50代記者H(以下、H):主役が西島秀俊、反町隆史、阿部サダヲと、みなさん50代。『春になったら』の木梨憲武さんは61歳。イケオジが大活躍ですね。30代記者S(以下、S):『さよならマエストロ』は、西島秀俊のかわいらしさがあふれ出てますよね。楽員役の玉山鉄二や宮沢氷魚たちとのやりとりもほほ笑ましいし、芦田愛菜はやっぱり演技が上手。A:西島秀俊に西田敏行がアドバイスする場面は、見ていて心が和みます。20代大学生N(以下、N):女子高生役の當真あみのような若い人も見られる内容になっていて、幅広い世代が楽しめる作品ですね。H:宮藤官九郎脚本の『不適切にもほどがある!』の阿部サダヲは昭和のオヤジ丸出し(笑)。でも、コンプライアンスに縛られている令和の人間に、ズケズケとダメ出しするのが痛快なんだよね。S:突然、ミュージカルのような展開になったときはビックリしたけれど、歌っている内容を聞いていると、そのとおり!って思うんですよね。A:私は、働き方改革がテーマのときのミュージカルが刺さりました。会社はペーパーレス化を進めるけれど、それを言う上司が対応できてない。現場で頑張っている人からしたら、「どんどん仕事が増えるだけ!」って歌っている仲里依紗にすごく共感しちゃった。N:昭和ではやった“チョメチョメ”って言葉とかも全くわからなくて(笑)。大人たちが「昔、俺たちの時代はこうだった」と話していることが本当だったんだとびっくりしています。S:『グレイトギフト』は、うだつが上がらず、覇気のない反町隆史って、今までになかったキャラクターで、意外性がありました。佐々木蔵之介や津田健次郎の悪役ぶりも見応えがあるし、イケオジ好きにはたまりません!(笑)A:病院内で球菌を使って殺人事件が起こる展開は、医療ものではかなり異色ですよね。H:桐谷健太主演の『院内警察』も、院内交番を舞台に物語が描かれるのが新しいよね。院内の不正を暴く桐谷健太と天才外科医役の瀬戸康史のバチバチ感が、見ていてワクワクする。N:ナースエイドの活躍を描く『となりのナースエイド』も、よくあるお仕事ものだと思っていたら予想外の展開。川栄李奈が演じるナースエイドが実は外科医だったり、彼女の姉の死をめぐる謎があったり。先が読めないと ころがおもしろい。S:ほかにも、篠田麻里子や前田敦子といった元AKB48のメンバーが女優として台頭してきましたね。『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』で不倫妻を演じる篠田麻里子の体当たりの演技がすごい。よくぞ、この役を引き受けた!と感心しちゃった(笑)。H:『厨房のありす』の前田敦子も、姉御肌なキャラがハマってる。門脇麦が演じる自閉スペクトラム症のヒロインが作る料理がおいしそうだし、彼女を支える人たちのアットホームな雰囲気がいい感じ。S:永瀬廉の謎めいた青年役がピッタリですけど、『マルス-ゼロの革命-』の道枝駿佑はアウトローな感じがカッコいい!金髪やアクションなど、これまでやってこなかったキャラに挑戦していて、新鮮だし、頑張っていると思います。N:板垣李光人との相棒感もいいですよね!マルスのメンバーを演じる井上祐貴や山時聡真たち若手俳優の演技にも注目していきたいです。S:私の推しは、『大奥』の亀梨和也!将軍役でまげ姿がよく似合ってるんですよ。『大奥』といえば、やっぱりドロドロとした女同士の争いがいちばんの見どころ。御台所役の小芝風花が陰謀を巡らせる栗山千明たちにどう立ち向かっていくか、ますます目が離せません!H:櫻井翔主演の『新空港占拠』は、今作から登場した岩瀬洋志が超イケメン!今後、いろんな作品に出てきて、ブレークしそう。A:あと、芸人の活躍も目立ちますね。前作から出演している情報分析官役のぐんぴぃ(春とヒコーキ)のほか、サーヤ(ラランド)、竹内まなぶ(カミナリ)が武装集団「獣」の一員を熱演しています。N:『婚活1000本ノック』の福田麻貴(3時のヒロイン)が、ドラマ初主演なのに演技がすごくうまくて驚きました!セリフのテンポもいいし、モノローグもおかしい(笑)。A:見逃し配信での再生数もすごいですよ。S:福田麻貴と同じ年齢なので、婚活エピソードが刺さります。やっぱり結婚相手は見た目を重視しちゃうところとか、自分のことかな?って思うほど、めっちゃわかるんですよ(笑)。N:私は、恋愛ドラマでは、『アイのない恋人たち』が好きです。福士蒼汰はイケメンだし、前田公輝の演技が好きなんですよ。H:セリフもいいし、それぞれのカップルの恋愛模様が丁寧に描かれていて、ドラマの世界観に自然に没入できる。いい雰囲気だよね。S:私は、『Eye Love You』にめっちゃハマっています!韓国俳優のチェ・ジョンヒョプの片言の日本語や笑顔がかわいくて。二階堂ふみが演じるヒロインに積極的にアプローチする姿にキュンキュンしちゃう(笑)。H:『君が心をくれたから』は、ヒロインが五感を失ってしまうという展開が衝撃的ですが、永野芽郁と山田裕貴がすごくピュアで、相手を大切に思うところが素敵だと思います。A:今期、ホームドラマは少ないですが、3カ月後にこの世を去る父親と3カ月後に結婚する娘を描く『春になったら』はどうですか?S:これはもう、キャストが実力派ばかりで安心して見ていられます。親子役の奈緒と木梨憲武の演技も素晴らしいし、2人の掛け合いを見ていると、あったかい気持ちになります。N:恋人役の濱田岳が演じるお笑い芸人も、人柄のよさがにじみ出ていますよね。カズマルくんの芸にもだんだんハマってきました(笑)。H:助産院や緩和ケア病院、結婚式や葬式と、人が生まれてから死ぬまでの重要なイベントが全て盛り込まれているんですよ。最後はきっと大団円を迎えるだろうと期待しています。A:今期は何かしらの生きづらさを抱える主人公たちが問題を乗り越えていくというテーマのものが多くて、多様性の時代を反映した作品も増えましたね。見ていておもしろいだけでなく、いろいろと考えさせられます。
2024年02月25日西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ」の6話が2月18日に放送。晴見オケのラストコンサートに「素晴らしかった」や「ブラボー」などの声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、天才指揮者の父と、そんな父を拒絶する娘の関係再生の物語。世界的な指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で元バイオリニストの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長・古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで響と同じ観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、俊平を狙うフルートの瑠李を新木優子、チェリストの羽野蓮を佐藤緋美、俊平の弟子で市長の娘・天音を當真あみ、オケを嫌う市長の白石一生を淵上泰史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになる。さらに晴見フィルは、今後一切、新規イベントを受け付けてもらえなくなってしまう。練習場所を失い、ちゃんとした舞台もないまま解散することになった晴見フィル。落ち込む団員たちに、小村(西田敏行)は恒例行事の梅まつりでゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案する。古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていくメンバーたち。「さよならコンサート」の準備を進める中、俊平はコンマスの近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李の優しく繊細な素顔にも気がつく。そんな時、響はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談され――というのが6話の展開。富子から、生前の夫が口ずさんでいた曲のタイトルが知りたいと相談された響。「ほくろが多いカズオさん」のような歌詞があったと言う富子だが、全く見当もつかない。それでも諦めず、さまざまなCDを聴き続けた響は、「ほくろの数も」という歌詞のある「他人の関係」という曲を見つけるのだった。配属当初、戸惑う自分に優しく声をかけてくれた富子のため、最後まで諦めずに曲を探し続けた響。そんな響の姿に「響ちゃんエライ!」や「よく突き止めた!響 ファインプレー!」などの声が上がっている。コンサートの最後は、俊平の粋な計らいで、40年間オケに在籍し指揮者が夢だったコンマスの近藤が指揮をして無事終わりを迎える。それぞれのアッパシオナートがほとばしったラストコンサートに、「ラストコンサート素晴らしかったです」や「コンマスのアッパシオナート叶って良かった。ドラマなのに、演奏終わった後、拍手したくなります。ブラボー」、「なんで音楽って泣けるんやろ」などの声が上がっている。【第7話あらすじ】あおぞらホールがついに閉館になる。残り1か月となった晴見フィルだが、練習場所を失いコンサートの予定もなく、団員たちもバラバラに。そこで小村(西田敏行)に相談するが、小村は自身の喜寿を記念した人生初のライブを控えているものの、クラリネットの演奏がうまくいかずそれどころではない様子。一方、天音(當真あみ)は響(芦田愛菜)からバイオリンが上達していることを褒められるも、なぜか思い悩んでいる様子。実は、天音はある悩みを抱えていた。そんな中、鏑木(満島真之介)が夏目家にやって来る。なんとドイツの名門交響楽団から俊平(西島秀俊)に常任指揮者のオファーがあると言う。それはかつて俊平が夢にまで見た憧れの舞台で――。「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日俳優・西島秀俊が主演するテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻(とき)~服部金太郎物語~』(30日放送後9:00)の追加キャストが決定した。西島演じる服部金太郎は、日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者。同作では、そんな金太郎の波乱の人生を描き出す。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。卓越した腕を持つ時計職人で、後に金太郎の盟友になる男・吉川鶴彦役には山本耕史が決定。また、金太郎とは丁稚奉公時代からの親友で、金太郎を兄と慕うも、考え方の違いから後に衝突してしまう岩倉善路を濱田岳が演じる。そして、吉川愛が金太郎の初恋の相手・辻浪子の少女時代を演じる。さらには、浪子の父親で、金太郎が丁稚奉公する洋服問屋「辻屋」の店主・辻粂吉役には船越英一郎(特別出演)。金太郎の最初の理解者であり、娘・浪子の婿になることを望むが、はたして金太郎の答えは。娘を愛する良き父親と、早くから洋服雑貨を海外から仕入れるなど先見の明がある優秀なビジネスマンの面を持ち合わせる粂吉を、人間味豊かに演じる。フランス商館「ブルウル商会」の番頭で、信頼できる金太郎に輸入時計の販売を託すキーマン・吉邨英恭に扮するのは高嶋政伸。金太郎からの信頼も厚く、後に「服部時計店」に入社。歩みを共にする金太郎と英恭だが、西島と高嶋の演技合戦にも注目したい。そして、晩年期の辻浪子を、落ち着いた大人の魅力を漂わせて体現するのが高島礼子。金太郎が成功を収めた後に、妻・まんの計らいで再会をはたすが、その際に、浪子は金太郎にあるお願いをする。これまでに、若かりし日の金太郎役には水上恒司、金太郎を支え続けた妻・まん役に松嶋菜々子の登場が決定している。
2024年02月19日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の公式SNSが、宮沢氷魚と満島真之介の練習中の映像を公開した。西島さんと芦田愛菜が親子役で共演する本作は、ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者の父親と、父を拒絶し音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して、失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。今回公開されたのは、トランペット奏者・森大輝役の宮沢氷魚、俊平(西島さん)の元マネージャー・鏑木晃一役の満島真之介が、みんなでセッションする練習中の映像。モノクロ仕様なのも相まって「味わいが増し増し!」、「お洒落感アップ」、「本編と違うモノクロなのかっこよすぎる」といった声や、「こんな素敵なお店あったらいいな~」、「かっこいかったです」、「会話しているかのようなステキなセッションでした」、「映画のワンシーンのようなjazzな音色に感動です」などと感想もたくさん寄せられている。第6話(2月18日放送)あおぞらホールの閉館が繰り上げになってしまい、さらに市側は今後一切、新規イベントは受け付けないという。そんな中、落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりでゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案。そんな「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がついて…。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日西島秀俊主演のテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」に、松嶋菜々子が出演することが決定した。本作は、楡周平の小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られるセイコーグループの創業者・服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す。西島さんが主人公・服部金太郎に扮するほか、若かりし日の金太郎を水上恒司が演じることがすでに発表されている本作。今回新たに出演が明らかになった松嶋さんが演じるのは、金太郎の妻・まん。陰で支え続ける妻・まんとの夫婦ドラマが、さらに作品に奥行きを持たせる。役柄について松嶋さんは「懐の深さや、夫を支える芯の強さは当時の女性として尊敬できる部分が多いと感じました」とコメント。「レッドクロス~女たちの赤紙~」(’15)以来の共演となる西島さんについては、「その作品が中国ロケだったので、当時の思い出話などをしました」と、非常にいいコミュニケーションが取れた中で演技に打ち込めたことを明かした。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は3月30日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月07日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の公式SNSが、満島真之介演じる謎の男・鏑木晃一の映像を公開した。本作は、西島さん演じる才能あるマエストロ・俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。俊平の娘・響を芦田愛菜が演じるほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、大西利空、石田ゆり子、津田寛治、満島さん、玉山鉄二、西田敏行らが出演する。今回公開された映像に映る、満島さん演じる謎の男・鏑木は、夏目の“ある事件”を知っているようで、ある目的から晴見フィルに近づく、俊平の元マネージャー。映像では、ついに登場となった鏑木が、無観客のリサイタルを繰り広げる様子がとらえられており、視聴者からは「お待ちしておりました」、「誰もいないの大笑いしました」、「オモロww」、「見事に誰もいないww」、「アトセツ、毎回お願いします」、「晴見フィルに入るのかな」とコメントが寄せられている。第5話(2月11日放送)俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、たまたま2人でいるところを目撃。そのこともきっかけとなり、響は家出をしてしまう。動揺する俊平は、志帆(石田ゆり子)の元を訪ね、響のために協力し合うことに。そんな中、海(大西利空)にもあるハプニングが起きて、家出することに――!?「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月06日西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の2話が1月21日に放送。俊平と蓮が鍵盤ハーモニカとチェロでセッションをするシーンに「音楽ってやっぱりいいな」や「ハートの奥が沸き立った!」など絶賛の声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、ある事件を機に家族からも音楽からも離れていた天才指揮者の父と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘の再生の物語。かつて世界的な活躍を見せた天才指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で市役所勤めの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、晴見市役所観光課の職員で市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、チェリストの羽野蓮を佐藤緋美、オケへの助成打ち切りを推進する市長の白石一生を淵上泰史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。仕事でフランスに行ったはずの志帆(石田ゆり子)は実は日本におり、古谷(玉山鉄二)はそのことを知っていた。彼女には、5年前から止まっている娘・響(芦田愛菜)と夫・俊平(西島秀俊)の関係を改善させようという狙いがあった。晴見フィルの指揮者を引き受けることにした俊平は、白石市長と出くわし、ホールは3か月後に閉館、オーケストラは予定通り残り3か月で廃団だと念を押される。さらに、白石は晴見フィルが40年以上かけて集めてきた楽譜の撤去を部下に命じる。市長たちの強引なやり方に途方に暮れる古谷と大輝(宮沢氷魚)だが、俊平はそんなことを意に介さず、新しい演奏曲を提案し、さらに新メンバーも募集することに。一方、響(芦田愛菜)は上司の滝田(山本圭祐)から、楽譜の撤去を指示され――というのが2話の展開。ロッシーニ作曲の「ウィリアム・テル」をやることにした俊平は、メンバーが足りないことを知り、古谷と大輝とともに早速ティンパニーの内村菜々(久間田琳加)の推しでチェリストの羽野蓮(佐藤緋美)を尋ねることに。はっきりと断られた俊平たちだが、蓮がまだ音楽を辞めていないことに気がついた俊平は、後日蓮の勤め先である実家の工場を訪ねる。そこで蓮の演奏を聴いた俊平は、用意していた鍵盤ハーモニカを出すと蓮に音楽指導をお願いする。段々と気持ちが乗っていき、俊平との演奏を楽しむ蓮。そんなふたりのセッションにSNSでは「そうだ、マエストロのピアニカとチェリストのセッション凄かった。時間を忘れるわけだ」や「雑然とした工房での鍵盤ハーモニカとチェロのセッション!ハートの奥が沸き立った!勧誘じゃなくて『楽しく音を合わせる』だけで『この人と音を出したい』って思わせちゃう西島マエストロ人たらしすぎる」、「音楽ってやっぱりいいなぁ。チェロとピアニカのセッション素敵やった。夏目さんとなら音楽したいってなるみんなの気持ちわかる」などの声が。また、これまで苦手なりに色々な料理を作るも、娘の響に食べてもらえなかった俊平が、彼女のリクエストに応えた料理・アプフェルシュトゥルーデルを息子のアシストで食べてもらい、「うまいんかい」の言葉をもらって陰でガッツポーズをするシーンに「『美味いんかい』に全力ガッツポーズするペー可愛すぎるwww」や「しぶしぶ食べて、うまいんかい、て言う芦田愛菜も、それを聞いて陰でガッツポーズしまくる西島秀俊も、アシストする弟も、全部がかわいすぎる」といった声が上がっており、少しずつ距離が縮まってきた父と娘の関係の変化にも注目が集まっている。【第3話あらすじ】ロッシーニ作曲の「ウィリアム・テル」を演奏し、気持ちが昂った俊平は、晴見フィルでのコンサートを提案。しかし、市の圧力もありホールは使えなくなってしまう。さらに演奏する場所をなくして不穏な空気が流れるオケでは、メンバー同士も演奏を巡って口論が勃発。プロレベルの蓮(佐藤緋美)が、メンバーの演奏ミスなどを激しく責め立てて、大輝(宮沢氷魚)が途中で練習を抜け出してしまう。ところが、オケ団員たちが最悪な雰囲気の中、俊平は奇想天外な場所での演奏を提案。一方、響(芦田愛菜)は上司からの命令で晴見フィルを妨害させられており、そんな姿を見ていた俊平は、響の部屋に向かって――。「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月22日西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」に、水上恒司が出演することが分かった。本作は、楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者、服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」に出演する水上さんが演じるのは、主人公・服部金太郎(西島さん)の青年期。「様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と語った水上さんは、「青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです」とコメント。また、西島さんとは『奥様は、取り扱い注意』以来の共演。「久しぶりに共演させていただき、『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」と良いコミュニケーションがあったことを明かしている。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は3月、テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の公式SNSが、西島さんとモモンガのツーショット写真を公開した。本作は、西島さん演じる才能あるマエストロ・夏目俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。俊平の娘役で芦田愛菜が出演するほか、宮沢氷魚、新木優子、玉山鉄二、津田寛治、西田敏行、満島真之介、當真あみらが共演している。今回SNSで公開されたのは、家事は何一つできない役柄だが、エプロン姿の西島さんと、セットにあったというモモンガちゃんとのツーショット写真。視聴者からは「西島さんのエプロン姿素敵ですー」、「ピンクのエプロンお似合いですね」、「かわいい」、「西島さんはエプロン姿がよく似合う」、「素敵すぎます」、「西島さんはモモンガも似合うんですね」、「家事が出来ない役だけどエプロン姿に安定感」、「西島秀俊×ぬいぐるみ=最強」、「眼福」などと反響を呼んでいる。第2話あらすじ(1月21日放送)実は、日本にいた志帆(石田ゆり子)。古谷(玉山鉄二)はそのことを知っており、深いわけがあった。俊平(西島秀俊)は、晴見フィルの指揮者を引き受けることに。そんな中、白石市長(淵上泰史)と出くわし、ホールの閉館、オケの廃団の念を押される。さらに白石は、晴見フィルが40年以上かけて集めてきた楽譜の撤去を部下に命じる。しかし、俊平はそんなことを意に介さず、新しい演奏曲を提案、新メンバーも募集することに…。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月15日西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の1話が1月14日に放送。西島さん演じる俊平の楽しそうな指揮シーンに「西島秀俊の指揮が本当に楽しそうで魅力的で、それだけで満足してしまった」や「本当に素敵でした」など絶賛の声が上がっている。芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、ある事件を機に家族からも音楽からも離れていた天才指揮者の父と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘の再生の物語。有名な天才指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘の響を芦田愛菜、妻の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、晴見市役所観光課の職員で市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、オケへの助成打ち切りを推進する市長の白石一生を淵上泰史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5年前、指揮者の夏目俊平(西島秀俊)は音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせた。しかし、時を同じくして、コンクールを抜け出した娘の響(芦田愛菜)に最悪な事件が起こる。5年後の2023年、秋。5年前の事件以来、指揮者を辞めた俊平はウィーンで一人暮らし。家族は彼の元を去っており、日本に戻っていた。そんな俊平のもとに、妻・志帆(石田ゆり子)から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見てほしいと言うのだ。かくして、俊平は20年ぶりに帰国。しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できず、ホットケーキも黒焦げ。息子の海は俊平に懐いているが、響との関係は最悪の状態で、父子3人の同居生活がスタートする。翌朝、夏目家にやって来たのは晴見市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼みにきたのだ。実は、古谷は志帆と知り合いで、彼女から夫が指揮をすると約束されていた。しかし、5年前の一件以来、音楽と離れると決めていた俊平は、古谷のお願いを固辞。さらに晴見市長・白石一生(淵上泰史)からは、晴見フィルが置かれた厳しい状況を聞かされる。一方、晴見市役所に勤めている響は、晴見フィルが演奏会や練習で使用している晴見あおぞら文化ホールの担当になることに。晴見フィルのメンバーで観光課の森大輝(宮沢氷魚)に俊平の話を聞かれるが、そっけない態度をとる――というのが1話の展開。前作「きのう何食べた?season2」で見事な料理の腕前を披露してきた西島さん。そんな彼が本作では、ホットケーキを焦がしてしまう料理下手な主人公を演じていることに、SNSでは「きのう何食べた?のシロさんのイメージ強すぎて勝手にご飯作るの上手いと思ってた…何か…ごめんwww」といったツッコミの声が。また、オケの指揮を断ろうとするも、演奏を聴くとついアドバイスをしてしまい、娘との関係を改善するためにももう一度音楽と向き合う覚悟を決めた俊平のコンサートでの幸せそうな指揮に「それにしても西島秀俊の指揮が本当に楽しそうで魅力的で、それだけで満足してしまった」や「あんな幸せそうに振られてみたい」、「指揮する俊平さんは、楽しそうで、幸せそうで、本当に素敵でした」など、絶賛の声が上がっている。【第2話あらすじ】仕事でフランスに行ったはずの志帆は、実は日本におり。古谷はそのことを知っていた。そしてそこには、深いわけがあった。そんなことを知る由もない俊平は、晴見フィルの指揮者を引き受けることに。また、白石市長と出くわし、ホールは3か月後に閉館、オーケストラは予定通り残り3か月で廃団だと念を押される。さらに、白石は晴見フィルが40年以上かけて集めてきた楽譜の撤去を部下に命じる。市長たちの強引なやり方に途方に暮れる古谷と大輝。しかし、俊平はそんなことを意に介さず、新しい演奏曲を提案し、さらに新メンバーも募集することに。一方、響(芦田愛菜)は上司の滝田(山本圭祐)から、ある指令を受けており――。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月15日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の主題歌が、アイナ・ジ・エンドの新曲「宝者」に決定した。西島さんと芦田愛菜が父娘役を演じる本作。西島さん演じる才能あるマエストロ・俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマだ。ほかにも、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行ら豪華キャストが決定している。アイナ・ジ・エンドさんが作詞・作曲を、河野圭が編曲を担当した主題歌「宝者」は、温かい雰囲気の中にあるどこか切ない表現が、ドラマとマッチした極上のミドルバラードに仕上がっている。「ありがとう」や「さよなら」といったストレートな表現や、キャッチーなメロディラインにも注目となっている。「軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました」と話すアイナ・ジ・エンドさんは、「奇を衒わずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマで綴りました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです。最初に、別の2曲のデモ曲を送りましたが、もう1曲トライすることになり、もがくように制作にのめりこみました。そしてこの“宝物”が生まれました」とコメントしている。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は1月14日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月13日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」より、オフショットが公開された。本作は、西島さん演じるマエストロ・夏目俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていく、今冬とびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ。娘・響を芦田愛菜が演じ、気まずい同居生活を送ることになるほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行らが出演することが決定している。夏目は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ。本作は、数々の作曲家を生み出し、オーケストラの本場でもあるウィーンでの撮影も行われた。歴史ある美しいウィーンの街並みを走り抜ける燕尾服姿の映像は、ウィーンならではのものとなっており圧巻。そんな全力疾走しているのにはある理由が。それは、5年前に起きた事件と関係しているらしい。ほかにも、幼少期の響とのシーンも撮影。物語で重要な鍵を握るシーンとなっている。今回公開されたオフショットは、西島さんがウィーン国立歌劇場の前でさわやかな笑顔を見せる一枚となっている。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月14日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月26日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の最終話が12月22日に放送。史朗が賢二に対し、深い愛情を感じる独白をするシーンに「愛しかない」や「それを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ?」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、史朗の分けっこ仲間・佳代子を田中美佐子、史朗の母・久栄を梶芽衣子、父・悟朗を田山涼成が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。母・久栄(梶芽衣子)と父・悟朗(田山涼成)に付き添って、八王子の老人ホームまで見学に行ってきた史朗(西島秀俊)。両親はこの施設を気に入った様子だが、史朗は自分の家からも近い都心のホームを勧める。そして、高い費用を懸念するふたりに「貯金が底をついたら自分が出す」と発言。しかし、ふたりは「10~20年先は史朗が老人ホームを考える歳」「“老いじたく”をそろそろ本気で考えなきゃダメ」と一蹴。史朗は、自分の老後もそう遠くないことに気づかされる。現実を突きつけられつつ帰宅した史朗は、誕生日が迫った賢二(内野聖陽)にプレゼントの希望を尋ねる。ところが「欲しいものは特にない」との返事。さらに渡しそびれた史朗への誕生日プレゼントも考えているという。そして「プレゼントしあいっこしたい!」「シロさんが選んでくれるものならなんでもいい!」と押し切られてしまい、プレゼント選びで悩むことに。そんなある日、帰宅した史朗は慌てる賢二を目撃。実は賢二は史朗へのプレゼントとのお揃いを自分にも買っており、嬉しくてつい開封してしまっていた。それを見た史朗は、“お揃い”にまつわるふたりのやりとりを思い出し――というのが最終話の展開。かつて、賢二がハンカチに勝手にお揃いのワッペンを貼り付けたことに怒り、お揃い禁止宣言をしていた史朗。そのため、史朗へのプレゼントとお揃いのお弁当箱を買っていた賢二は、お揃いがバレ戦々恐々としていた。しかし、史朗は特に怒りもせず、曲げわっぱの弁当箱を喜ぶ。さらに自身も賢二にお揃いのエプロンをプレゼントするのだった。そんな史朗の変化にSNSでは、「シロさん変わったね…ケンジと一緒にいるうちに変わったんだよなあ。彼らの日常が続いて行く感じがした」や「シロさん変わったなぁ。泣いた泣いた。泣き納め?」、「互いをリスペクトした先の愛情があるから自然とお揃いを受け入れられるようになったシロさん。ケンジとの出会いでシロさんの思考も変わった」などの声が。また、史朗は賢二に「俺がお前と死ぬまで一緒にいるかって話だけど」「結論から言うと、やっぱり一緒にいるとは断言出来ない。この先俺たちに何があるかわからないから」と言いつつも「俺の人生で俺の遺産譲ろうなんて思う相手は…お前ぐらいだ」と告げる。さらに心の中で「もしもこの先、俺たちが別れることになったとして、俺が死ぬとき、お前が誰か別の人と暮らしててもそれはそれでいいんだよ。俺は、お前が幸せなら」と思う史朗に、「いつも深いなぁこの作品は。どこにいても、一緒に居なくても、どうかあなたが幸せでありますようにと願う。愛しかない」や「それを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ?」などの声が上がっている。ささやかな日常の中に、お互いへの思いやりや愛情が垣間見える温かい物語を紡いできた本作。最終回を迎え、「控えめにいってさいこー!演じてる2人がまたいいのよ!幸せな時間をありがとうございます」や「素敵なシリーズを本当にありがとう!!毎回感動の涙涙涙でした」など番組への感謝の声も多いほか、「いつかまた続きが見られたらいいな…」や「とにかくseason3もあると願ってる…!!」などシーズン3を望む声も多く上がっている。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月23日西島秀俊を主演に迎えたテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻(とき)」の放送が決定した。本作は、楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者・服部金太郎の波乱の人生を、重厚に描き出す。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先々を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢を叶えていった金太郎。一方で火災や震災など、数々の困難が襲う。洋品雑貨問屋の丁稚は、いかにして東洋の時計王になったのか。初恋相手や親友との別れ、天才的な職人との出会いなどの濃厚な人間ドラマも加味され、さらに奥行きが増す。西島秀俊主人公・服部金太郎役の西島さんは、「セイコーという企業のことはもちろんよく知っていますが、小さなところからいかにして大きく成長していったのか、ひとりの男の一代記を通して描いていくということにすごく興味を抱き、ぜひ参加したいと思いました」とオファーがあったときのことをふり返る。金太郎という人物については、「現代に通じる、それぞれの人には、それぞれ生かすことができる場所があるという適材適所を当時から理解されていらっしゃると感じました。その中で人とつながり、ともに成長していくという現代的なセンスを持ってらっしゃる方だと思いますし、未来を見据える姿勢というものにあこがれを抱いています」とリスペクト。さらに「現在、順調に撮影は進んでいますが、今回は時代物ということで、俳優の皆さん、スタッフの皆さん、それぞれとても丁寧にシーンを撮っています。また、登場するキャラクターの個性が本当に強く、魅力的ですので、演技の場で起こるケミストリーや、特別な瞬間を楽しみながら、毎日撮影に励んでいます」と撮影の様子も明かした。日本が誇る職人たちの成功譚の脚本を担当したのは、『凶悪』『東京リベンジャーズ』シリーズの高橋泉。監督は『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の豊島圭介。ヒゲを蓄えたモノクロの金太郎が強烈なインパクトを放つメインビジュアルは、写真界の巨匠・操上和美が撮影、名だたるアーティストのアートワークを手掛けるアートディレクター・森本千絵がデザインを担当している。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は2024年3月、テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日西島秀俊&内野聖陽W主演ドラマ「きのう何食べた? season2」の公式SNSが、NGシーンを公開した。よしながふみによる同名漫画を原作に、西島さん演じる弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、内野さん演じる美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の同居の日々を描く、ほろ苦くてあたたかな物語を描く本作。今回SNSに公開されたのは、西島秀俊、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗が出演する第11話のとあるシーンのOKシーンとNGシーンが見比べられる映像。「現場のいい感じの空気感好きです」、「何食べっぽい撮影風景ですね」、「ほっこりするNGシーンも大好物でございますっ!」、「西島さんがかわいいすぎて萌」、「眼福」、「永遠に見ていられる」、「和気あいあいで楽しそう~」、「小日向さんのおじゃま虫はパワーあるな」と映像にたくさんの視聴者からのコメントが。また今週は、最終話が放送予定となっており、「最終回寂しい」、「最終回なんてヤダ~」、「これが終わっちゃうの悲しすぎる」と、今シーズン終了を惜しむ声もみられる。最終話(12月22日放送)久栄(梶芽衣子)と悟朗(田山涼成)と八王子の老人ホームの見学から実家に戻ってきた筧史朗(西島秀俊)。自分の老後もそう遠くないことに気づかされる。現実を突きつけられつつ帰宅した史朗は、誕生日が迫った矢吹賢二(内野聖陽)にプレゼントの希望を尋ねるが「欲しいものは特にない」との返答が。さらに渡しそびれた史朗への誕生日プレゼントも考えているという。何がいいか全く分からない史朗は富永佳代子(田中美佐子)に相談。にもかかわらず結局何も浮かばずじまいで、仕事に影響するほど考え込んでしまう。そんなある日、史朗は何やら慌てている賢二を目撃。実は一足早く用意した史朗へのプレゼントとお揃いで自分の分も購入。嬉しくてつい開封してしまったのだ。やがて史朗は“お揃い”にまつわる2人のやりとりを思い出す…。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜日24時12分~テレビ東京ほかにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日来年1月スタートの西島秀俊主演新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」のポスタービジュアルが完成した。本作は、西島さん演じる才能あるマエストロ・夏目俊平が、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の指揮をするために数十年ぶりに帰国し、ある事件をきっかけに決別されていた娘・響(芦田愛菜)と気まずい同居生活がスタート。父としてもう一度娘と向き合う中で、止まってしまっていた娘の人生を少しずつ動かしていく。そして、晴見フィルに俊平がきて、団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリー。今回公開されたポスターには、そんな父娘をはじめ、晴見フィルの団員であるスーパーポジティブなトランペッター・森大輝(宮沢氷魚)、オーケストラの和を乱すフルート奏者・倉科瑠李(新木優子)、心優しきファゴット奏者・古谷悟史(玉山鉄二)、バイオリン奏者・近藤益夫(津田寛治)。響の母で画家の志帆(石田ゆり子)。さらに、夏目の良き相談相手で大輝の祖父、晴見フィルの最古参で、オーケストラで使用されるほとんどの楽器を演奏した経験がある「うたカフェ二朗」の店主・小村二朗(西田敏行)。夏目の“ある事件”を知っているようで、ある目的から晴見フィルに近づく謎の男・鏑木晃一(満島真之介)。音楽経験はゼロだが晴見フィルに入ることになり、クラシックに恋をしてハマっていく高校生・谷崎天音(當真あみ)と、先日発表されたばかりのメンバーも加わり、これまでに発表されたキャラクターが勢揃いしている。キャッチコピーは「響け、あなたの心まで。」。俊平と響、微妙な距離感のある2人の関係性を構図で表現しながらも、日曜劇場らしい温かみに溢れたビジュアルが完成した。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月14日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月18日西島秀俊主演の新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に、石田ゆり子、玉山鉄二、津田寛治が出演することが分かった。西島さん演じる主人公は、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ・夏目俊平。家事は何一つできないポンコツで、超マイペースかつ天然。ある事件をきっかけに家族が去り、俊平は音楽界から離れていたが、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の指揮をすることに。本作は、父としてもう一度娘・響(芦田愛菜)と向き合いながらも、俊平と一癖も二癖もある団員たちが音楽を通して、抱えている様々な問題に立ち向かっていくサクセスストーリー。西島さんとは、「MOZU」シリーズをはじめ夫婦・パートナー役での共演が多い石田さんが演じるのは、響の母で画家の志帆。俊平の才能と人柄に魅了されて結婚し、画家の夢を捨てて俊平の世話をかいがいしく焼いてきたが、ある出来事をきっかけに響と息子を連れて俊平の元を去る。俊平とは一切連絡を取っていなかったが、ある目的で晴見フィルの指揮者として俊平を団長に推薦する。そして、晴見フィルのメンバーを、玉山さんと津田さんが演じる。玉山さんが演じるのは、晴見市役所観光課の職員で、晴見フィル団長・古谷悟史。俊平には言えないある秘密を抱えている、心優しきファゴット奏者だ。津田さんが演じるのは、晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者・近藤益夫。普段は建設会社の社長をやっており、幼い頃から指揮者になるのが夢で、前任指揮者が引退したことで心躍っていたが、俊平の登場に敵意を燃やしている。キャストコメント・石田ゆり子大島里美さんの脚本が本当に素晴らしく、どの回も登場人物が皆、魅力的で幸せな気持ちでいっぱいになります。西島さんとは一体何度目の夫婦役なのだろうと自分でもわからなくなりますが、当然ながら作品ごとに新しい魅力を放って来られるので、いつも新鮮な気持ちで演じております。私の役は画家なのですが、もともと絵を描く仕事に子どもの頃から憧れがあったので、アトリエのシーンなど本当にワクワクしながら演じております。素晴らしい人生讃歌のドラマです。ぜひご覧になってくださいますように。・玉山鉄二ここ最近、悪役や眉間に皺を寄せた役が多かった中、ひたすらに純朴で真面目で、市民オーケストラに人生を捧げている役にオファーをいただけて驚きました。自分自身も現場でどんなキャラクターが舞い降りて来るか楽しみながら演じています。プロデューサー、監督からその機会をいただけたので、期待以上でお返ししたい思いと共に大変感謝しております。廃団寸前の市民オケと元天才指揮者の家族の再生物語。なんの奇抜もなく、ほっこりとした何か懐かしい情熱的な作品で、我々オーケストラチームも練習に多くの時間を費やし、初めての演奏シーンでは、必死に演奏し、圧巻な映像をお届けすることをお約束します。日曜日の夜にご視聴いただいて、月曜日からハツラツな気分になれる作品になっていますので、是非是非ご覧ください。・津田寛治まさかアラ還になってバイオリンを弾くことになろうとは思いませんでした(笑)。演奏シーンは緊張しますが楽しいです。みんなで一丸となって曲を奏でるって素晴らしいんだなあと思います。特にクラシック音楽は、音楽史に名を残す先生方が途方もない情熱と想像力を駆使して曲を作られたんだということが、練習を重ねるたびに伝わってきます。コンサートマスターの近藤益夫という役に出会えて、自分の人生が豊かになった気がします。視聴者の皆さんにも音楽の豊かさを感じていただけたらうれしいです。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月10日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の10話が12月8日に放送。史朗との会食を希望した賢二の母・峰子の真意に「意外な展開で泣いた」や「ケンジのパートナーを大事に思ってくれてると思うからこその気遣い」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中で店長になった美容師・賢二を内野聖陽、弁護士事務所のボス・上町美江を高泉淳子、史朗の同僚・修をチャンカワイ、賢二の母・峰子を鷲尾真知子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。上町弁護士事務所を引継ぐ覚悟を決めた史朗(西島秀俊)は、上町美江(高泉淳子)にその意思を伝えるが、みんな信じられないという反応を見せる。しかし史朗は、修(チャンカワイ)と共同であること、定時帰宅を死守することが条件ではあるが、修が刑事弁護教官になった場合は自分がメインで回すという気遣いまで見せる。そんな史朗が帰宅すると、賢二(内野聖陽)からお願いが。どうやら実家に帰宅した際、母・峰子(鷲尾真知子)が「史朗に会いたい」と言い出し、姉たちも一緒に食事をしたいと提案されたらしい。そこで史朗は、峰子らが住んでいる場所も考慮して、上野の老舗鰻屋の個室を自ら予約する。当日。史朗だけでなく賢二もガチガチに緊張。賢二の話では、峰子が史朗に会いたい理由を明かさないといい、なぜ急に会いたいと言い出したのかわからずにいた。やがて賢二の家族が到着するが、史朗を見るなり姉たちは「素敵な人だ」と盛り上がる。食事会は和やかに進み、ただの食事会なのかと史朗も思い始めるが、料理も終わりに差し掛かった頃、「ちょっと湿っぽい話になるけど…」と峰子が切り出し――というのが10話の展開。賢二は峰子が病気なのではと心配するも、峰子は健康そのもの。実は峰子は、お客さんの子供の死を知り、賢二が死んだ際のことを考えていた。そして「そうなったら、私かマサエが喪主を務めて、お葬式を出すわけですけど、もしもね、その時あたしたちが筧さんと顔を合わせたことがなかったとしたら、筧さんはただの友人の一人としてしか賢二を見送ることができないんじゃないのかって。筧さんはもう賢二のことはご自分の身内同然と思ってくださるんでしょ?」「だからこうやって一度でも家族全員で顔を合わせておけば、何かあったとき筧さんもあたしたちと一緒に賢二を見送れると思ったんです」と発言。この言葉にSNSでは「ケンジ母の言葉うるっときちゃった。ケンジのパートナーを大事に思ってくれてると思うからこその気遣い」や「緊張しながら観てたら意外な展開で泣いた~ケンジの母~。このドラマには本当の愛と絆と信頼があるなあ」などの声が。また史朗に「他人でも身内ってことはあると思うのよ」と言う峰子の言葉に、「心に染みるってこういうことだと思った」などの声が上がっている。【第11話あらすじ】史朗と航(磯村勇斗)は、小日向(山本耕史)や富永さん(矢柴俊博)が所属するテニスサークルの試合を観戦していた。本当は試合後、賢二も合流して富永家で食事会をする予定だったが、なんと富永さんがギックリ腰を患い食事会は中止に。楽しみにしていた航は拗ねてしまうが、その後、航がコートであるミラクルを起こす。その後、小日向と航が史朗の家に来ることになり、賢二も早上がりして帰宅。「リコッタチーズのパンケーキが食べたい」という航の要望で、パンケーキパーティーをすることになる。ハニーコームバター、フルーツ、生クリーム、チョコレートソースといった、賢二と航のわがままにも応えつつ、史朗と小日向お手製のふわふわパンケーキが完成する。後日。スーパーアキヨシで、富永さんの妻・佳代子(田中美佐子)は、小玉スイカを前に立つ男性を凝視していた。史朗にあげたエコバックにメガネ、金髪…明らかに史朗から聞いていた賢二そのものだったからだ。さらに男性が「シロさん」と呟いたことで、佳代子は男性が長らく会いたかった賢二だと確信。なのに声が掛けられず、逃げるように去ってしまい――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月09日現在公開中の、北野武監督による最新映画『首』。北野作品の大ファンである空気階段・鈴木もぐらは、キャストについて改めて全員が「バチハマり」と感じたという。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)を中心に、羽柴秀吉(ビートたけし)、明智光秀(西島秀俊)などの武将たちが様々な思惑で絡まり合っている。自身のラジオでも同作について熱弁するほどの鈴木は、同作に出演していないにもかかわらず自ら「語らせてほしい」とやる気まんまん。キャストに感じた素晴らしさについて話を聞いた。※編集部注:本記事は、公開中の作品に関する詳細なシーンの紹介を含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。○■映画『首』はキャスト全員が最高で「この人しかいない」――今回、もぐらさんが観ていてまず心に残ったのはどなたでしたか?(曽呂利新左衛門役の)木村(祐一)さんは、本当に心に残りました。木村さんは大先輩で、僕からはあまりどうこう言えないんですけど、めちゃくちゃ良かったです。全役者さんが血をたぎらせて演技されているんですが、木村さんと、それから(難波茂助役の中村)獅童さんを見ると、「実は主人公はあの2人なんじゃないか」と思えるというか。もちろん、それぞれが主人公として観られる映画になってるんですけど。――たしかに、「武将」じゃないキャラクターで、観客が感情移入しやすいところでしたね。秀吉、信長、光秀についてはいかがでしたか?あの秀吉って、やっぱり武さんですよね。カンヌの会見か何かで、もともと演じるつもりがなくて「秀吉、誰がやるんだ?」となった時に、「武さん、やってくださいよ」と言われたからやったというようなことをおっしゃってたんですけど、あの役はやっぱり絶対に武さんにしかできないだろうなと思いますね。ボケながら上に昇っていくけれども、残酷さも持っている。作品の非道さとか冷たさとか、優しさみたいものが、武さんを通して表現されるじゃないですか。だから僕は役者としての武さんもすごく好きです。加瀬さんの信長も、初登場のシーンで「この映画、完璧に面白いじゃん!」と教えてくれる存在です。傍若無人ぶりと、トップにいる人間の孤独みたいなものを伝えてくれて、圧倒されました。西島さんの光秀も、耐えに耐える優等生の明智の部分もありつつ、織田軍の家臣No.2という汚い部分があって。「明智もやっぱり悪い奴なんじゃないか」という部分が見える演技が本当にすごかったと思います。信長に見立てた人を討っているところとか、信長がいたらできないんじゃないのかと思わせつつ大胆に悪いことしてたりして。キャストの方全員が最高で、「この人しかいない」というくらいバチハマりしていると思いました。武さんの作品の魅力のは、そこにもあるかもしれないです。「この役、別の人が演じた方がいいんじゃないか」と思うことが1回もないんです。○■テレビではなかなか描かれないエピソードも――武将同士の愛憎の部分も描かれていましたが、そこについてはいかがでしたか?西島さんと遠藤(憲一)さんのラブシーン、もうめちゃくちゃ濃厚だったじゃないですか。僕、この間お会いする機会があった時に、西島さんに「撮影の時にケアとかされたんですか?」とお伺いしたんですよ。普通、女優さんとラブシーンがあったら、口臭が気になってケアしたりするじゃないですか。今回もしたのかなと思ってお伺いしたら「ケアしました」と教えていただきました。信長と蘭丸のシーンもあったし、信長が光秀から好かれて喜ぶところもあって、テレビではなかなか描かれないエピソードが面白かったです。――例えばもぐらさんも、武さんにある種惚れているような気持ちもあるんでしょうか?僕は本当には憧れてて好きですけど、おこがましいというか。やっぱり本当に武さんを君主として尊敬していらっしゃるのは、たけし軍団の方々じゃないですか?――今後、自分も武さんの作品に出演したいという気持ちはあるんですか?いやあ、出れないですよ! なんか……道でうんこ踏む役とかあったら(笑)。出たいなんて言えないですよ、やっぱり! 観ているだけで楽しませていただいています。■鈴木もぐら1987年5月13日生まれ、千葉県出身。2012年に水川かたまりとお笑いコンビ 空気階段を結成。2021年にはキングオブコントで優勝するなど話題に。俳優としても活躍の場を広げ、2023年にはドラマ『ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~』にレギュラー出演。2024年には出演ドラマ『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』放送が控えている。
2023年12月06日西島秀俊が主演を務める1月放送スタートの新ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に宮沢氷魚、新木優子の出演が決定した。本作は、西島さんが演じる海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ・夏目俊平が主人公。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできない、超マイペースかつ天然。5年前のある事件をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、とある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために、数十年ぶりに帰国。そして、音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた娘・響(芦田愛菜)は、父の突然の帰国により、気まずい同居生活を始めることに。父として、もう一度娘と向き合う中で、止まってしまっていた娘の人生を少しずつ動かしていく。さらに、廃団寸前の市民オーケストラに俊平がやってきたことで、個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーでもある。宮沢さんと新木さんが演じるのは、俊平が指揮をとる廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に絡んでいく人物。「コウノドリ」で俳優デビューした宮沢さんが今作で演じるのは、スーパーポジティブなトランペッター・森大輝。小学生のころから吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心だが、音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため、晴見フィルの演奏を台無しにすることも。また、普段は市役所の観光課に勤務し、響とも職場仲間として関係を深めていく。「日々撮影をしている中で、音楽が持つ力や包容力に魅了されています」と語る宮沢さんは、「この作品をご覧になってくださった皆さんが、日曜日の夜に笑顔になっていただけたら幸いです」とコメント。現在、「単身花日」に出演中の新木さんは、オーケストラの和を乱すフルート奏者・倉科瑠李を演じる。プロのオーケストラで活躍する瑠李だが、恋愛絡みで事件を起こし、数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない、通称“カルメン”。俊平に出会い、彼の心を射止めようと燃える。「なんて素敵なストーリーなんだろう! と感動しました」と台本を読んだ印象を明かした新木さんは、「この作品が奏でるストーリーの一部になれることがとてもうれしいです。個人的に憧れていた楽器のフルート。精一杯頑張ります!」と意気込んでいる。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月05日