関ジャニ∞の丸山隆平が主演する舞台『BOB』の製作発表が3月2日、都内で行われ、丸山のほか共演の平愛梨、片桐仁、作・演出の西田征史が登壇した。本作は3人芝居のシチュエーション・コメディ。かつては周囲が呆れるほどのバカップルだったお笑い芸人の田畑春彦(丸山)と夏美(平)は、結婚5年目に倦怠期を迎えている。些細なことで喧嘩ばかりしているふたりに、春彦のコンビの相方で友人の健太(片桐)の心配も尽きない。だが夏美の離婚の決意は固く、芸人としてうだつのあがらない春彦に三行半を突き付けて、彼女が家を飛び出すと交通事故に遭ってしまう。なんとか一命を取り留めた夏美であったが、春彦が見たのは変わり果てた夏美の姿だった。「台本も楽しく、あっという間に読めました。早く稽古に入りたい」と意気込む丸山は、妻役の平とはバラエティ番組の即興劇でカップル役を一度やったことがあると話す。「僕が悩みを抱えていて、平さんはその悩みを聞いてくれる彼女役だったのですが、その時すごく助けていただいたので、この話が来た時にピッタリなんじゃないかなと」。一方、平はその番組のエチュードで丸山の名前を間違えたそうで「丸中さんって呼んでしまって、申し訳ないなと。その申し訳ないという気持ちを今回は舞台に……」と照れくさそうに話すと、丸山から間髪入れずに「今回はその罪滅ぼしの舞台ってこと?」と訊かれる始末。平は「はい、謝罪のつもりで頑張ります」と笑顔で天然ぶりを発揮し、場を笑わせた。その後も元バカップルという設定で、ペアルックを着たり、同じ食べ物を食べたりすることは大丈夫かと丸山と片桐に問われ、平が「私はうな重だけが好きなんで」と答え、爆笑を呼ぶ場面も。丸山が「財布のことも考えてくださいね。毎日、上とか無理だからね?」と平に呼びかけると、笑って生返事をする平に丸山は形無し。丁々発止のセリフの応酬が見ものの本作を彷彿とさせる軽妙なやりとりも見せた。東京公演は4月27日(金)から5月21日(月)まで東京グローブ座にて、大阪公演は5月24日(木)から29日(火)までサンケイホールブリーゼにて上演。
2012年03月05日関西出身の7人組で構成されたジャニーズグループ、関ジャニ∞のデビュー8周年を記念し、自身らのコンサートで上演してきた戦隊もの企画『エイトレンジャー』が7月に映画化されることが決定した。『エイトレンジャー』は、かつては平和だった近未来都市・エイトシティーを舞台に、悪の組織によって支配され荒廃してしまった街の平和と未来を取り戻すために立ち上がった7人のヒーローたちが奮闘する物語。2005年のコンサートで初上演されてから7年。ファンの間で絶大な人気を誇る企画で、劇場版ではこれまでの企画をベースに、『TRICK』『SPEC』の堤幸彦監督がCGを駆使してエイトレンジャーの活躍を描く。また、エイトレンジャーとともに闘う伝説のヒーロー“キャプテン・シルバー”にはベテラン俳優の舘ひろしが決定し、関ジャニ∞との初コラボレーションが実現した。本作は、シュールな笑いやコメディの要素を描きながら、“もし近未来の日本が最悪な状況をむかえたら”というシリアスなテーマも盛り込まれており、エイトレンジャーのリーダー“ブラック”を演じる横山裕は、「“絆”がテーマの映画ですので、今の時代に合っていると思います。僕らのコンセプトとして『ふざけるのも一生懸命に』というのがあるので、そのあたりも見どころになるのではないかと思います」とコメントを寄せている。ジャニーズグループのメンバー全員が映画に出演するのは、2007年の嵐主演作『黄色い涙』以来5年ぶり。関ジャニ∞が初主演を飾る映画『エイトレンジャー』は7月28日(土)より全国公開される。『エイトレンジャー』7月28日(土)より全国東宝系ロードショー
2012年03月05日映画『ワイルド7』のジャパン・プレミアが11月28日(月)に都内で開催され、主演の瑛太を始め、椎名桔平、丸山隆平(関ジャニ∞)、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、深田恭子に羽住英一郎監督が舞台挨拶に登壇した。1969年から79年にかけて「週刊少年キング」に連載された望月三起也の人気漫画を実写化した本作。7人の元犯罪者で構成される警察内の超法規的武装集団“ワイルド7”がウイルステロを始めとする数々の凶悪犯罪に立ち向かうと共に、その裏に存在する陰謀を暴いていく。けたたましいバイクのエンジン音と共に幕が開くと、そこにはバイクにまたがったワイルド7の面々が!劇中のワイルドな様相とは打って変わった、それぞれ個性を反映させたタキシード姿に客席からは大歓声が贈られた。瑛太さんは「やっとみなさんに観ていただけるんですね…嬉しいです」と感無量といった表情。「震災が起きて撮影もどうするのかというとき、プロデューサーから『日本中を勇気づけるためにも撮ろう』と言われ、その言葉を肝に銘じてここまで来ました」と本作に込めた熱い思いを語った。椎名さんはメンバーの中でも冷静沈着なセカイを演じている。現在放送中のドラマ「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ)ではコミカルな魅力を存分に見せているが、本作に関しては「ちゃんとワイルドです!」としっかりアピールした。映画初出演となった丸山さんはタキシードにゴールドのシャツを着こんで登場。「これだけ豪華な俳優さんたちと一緒に、初めて映画に出させてもらって幸せを実感しています。あまり男っぽくなく、ワイルドさに欠けるところがあったので、この作品で素敵なギフトをいただきました。アイドルとして生活してきた中でこんな撮られ方をしたことがなかったです。生まれて初めて『フォトジェニックだね、丸ちゃん』と言われました」と嬉しそうに明かした。深田さんはまさに紅一点!真っ赤なドレスに身を包み、客席からは「かわいい!」と歓声が飛んだ。“ワイルド”な本作について「男の人のための映画だと思ってましたが、観たら気持ちが変わりました。ときめきながらワクワクできます」と魅力を語ってくれた。司会者からメンバーの中で一番ワイルドなのは誰?と聞かれると「あまりみなさんとご一緒する時間がなかったので、それぞれのワイルドなところを目撃する機会がなかったです。でも作品を観たらどの方もワイルドでした(笑)」と“模範解答”で切り抜け、会場の笑いを誘っていた。羽住監督はキャスト陣を見やり「7人ともワイルドです。夜も酒飲んでワイルドでした」と撮影を述懐。平山さんが「僕は夜はマイルドです」と混ぜっ返すと会場は再び笑いに包まれた。『ワイルド7』は12月21日(水)より全国にて公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:ワイルドな瑛太にキュン!『ワイルド7』カップル限定試写会に30組60名様ご招待ワルが悪を裁く!『ワイルド7』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様ご招待玉木宏、大河ドラマ「平清盛」で源義朝役!早くも清盛にライバル心メラメラ!?『ワイルド7』男心をくすぐる瑛太らのアジトに潜入!アクションの一端も明らかに瑛太、深キョンを乗せてバイク疾走も“ドS”監督から「もっと出せ」と非情命令
2011年11月28日