「食生活」について知りたいことや今話題の「食生活」についての記事をチェック! (1/6)
アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介が28日、自身のXを更新した。【画像】「正解は、、、」佐久間大介がクイズの答え合わせ「佐久間は食生活の改善を始めます! 夜11時以降の食事はバナナだけにします!!」と綴り写真をアップ。夜食に選ばれたのはなんとバナナ。健康に気をつけながら改善を頑張ってほしい。佐久間は食生活の改善を始めます!夜11時以降の食事はバナナだけにします!! pic.twitter.com/S5n5t9RgT6 — 佐久間大介 (@SAK_SAK_SAKUMA) April 28, 2025 この投稿にファンからは「皮ごと食べれるバナナだぁ〜」「うわー凄い、さすがアイドル」「バナナ健康的〜」など多くのコメントが寄せられている。
2025年04月29日Rem3dy Healthはこのほど、全国の20代~50代の男女400人に向けて実施した健康志向に関する調査の結果を発表しました。■健康志向、出来るだけ簡単な方法を望む人が半数以上まず、健康や美容のために食生活や栄養バランスを意識しているか聞いたところ、「とても意識している」または「やや意識している」の回答が20代では72%、40代では76%にのぼりました。一方で、食生活や栄養バランスについて意識することを、「負担に感じる」または「やや負担に感じる」と回答した人は、51.2%でした。その理由としては、「お金がかかるから」が55.6%、「食事の選択肢が狭まるから」が50.3%となっています。さらに、3割近くが「時間がかかるから」(28.1%)、「自分に必要な食事や栄養素が分からないから」(27.5%)と回答しています。健康について共感することについて尋ねると、「出来るだけ簡単な方法を取り入れたい」の回答が51%で最多となり、次いで「出来るだけ早く自分に合った方法を知りたい」が40%、「自分に合う方法を試行錯誤するしかない」が37%で続きました。また、「なるべく多くの人の情報を参考にするべき」や「お金をかけてもジムや栄養士などの専門家から個別に指導を受けることが望ましい」という考えについては、20代が最も共感している事も分かりました。最後に、パーソナライズされた栄養素(サプリ)に興味があるか聞いてみました。その結果、20代・30代では半数以上が「興味がある」または「やや興味がある」と回答。一方で、40代では39%、50代では27%にとどまりました。■調査概要調査主体:Rem3dy Health調査対象者:全国の20代~50代の男女400名調査期間:3月25日~3月26日調査方法:オンラインアンケート調査(フォルサ)
2024年08月12日私はごはんはみんなで食べるからおいしい、だからこそコミュニケーションを大切にしたいと考えています。そのため、家族でごはんを食べるときには、たくさん話していいんだよと子どもたちに伝えています。しかし、夫は口を開けば子どもたちに注意ばかり。とうとう、夫と喧嘩になってしまいました……。今までの食卓の様子当時6歳、4歳、2歳、1歳の子どもたちと私の4人でごはんを食べるときは、楽しく会話をしながら食べていました。私1人で子どもたちを見ているので、てんやわんやなところはあります。けれど、6歳と4歳の娘2人がおふざけしながら会話をしていて、楽しい雰囲気でした。 しかし、夫が早く帰宅した日や休日は、夫も一緒にごはんを食べるので、子どもたちは黙々とごはんを食べます。理由として夫は口を開けば会話ではなく、注意をするからです。 例えば「ひじをつかない」、「口を閉じて食べる」、「お皿を持って食べる」などです。子どもたちは注意されるとむきになってしまうのか、注意された行為をやめられなくなり、そして夫がイライラするという悪循環が起こっていました。 夫婦喧嘩に発展!?食卓は楽しい場所であってほしいので、夫に「なんで注意ばかりするの? 口を開いたら注意ばかり。お行儀も大事だけれど、楽しんで食べることが大事でしょ」とイラついて言ってしまいました。夫は「何で注意したらダメなの? 〇〇も注意してるじゃん」と反論してきたので、私の考えを話すことに。 私は日中子どもたちとずっと一緒にいるので、会話をたくさんしています。その中で「~したほうがいいよ」という注意の仕方をしているということを伝え「パパの場合は楽しい会話もなしにただ注意をするだけだから、子どもたちはパパが口を開いたら注意されると思っているのかもよ?」と話しました。 その後、夫は変化して……夫はなるほどと思った部分があったのか、まず食事のはじめには「今日は幼稚園で何をしたの?」など、子どもたちが話してくれるような話題を夫が提供するようになりました。 そして話し合いをして解決策としてうまれたもう一つの方法があります。それは、夫が気になったことは私に伝えて、私が子どもに伝えるという方法です。これによって子どもたちの夫へのムキになった行動がなくなり、夫のイライラも減りました。 夫が食卓にいて雰囲気がビシッとするのもいいことかもしれませんが、私はそれより子どもたちが楽しんでごはんを食べてほしいと思っています。夫の変化をご紹介しましたが、夫と喧嘩をしたことで、お互い意見を言い合えたので、食卓での子どもたちの笑顔が増えたように思います。喧嘩をすることでお互いまた成長し合えたらいいなと思った出来事でした。 著者:松谷えりな/女性・主婦。2019年生まれの息子と、2016年、2018年、2020年生まれの娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月20日■前回のあらすじ新婚早々癖の強い義母と同居することになった栄美。義母はネチネチ嫌味を言い夫にべったりで、しかも料理の味が異常に濃いと言うおまけつき。義母が作る濃い味付けの料理を食べ続けた夫と義母は、健診で血圧と腎機能に異常があると言われてしまいました。体を壊した原因は同居によるストレスと結論付けたふたりに思わず突っ込んでしまう栄美。年齢とともに食事も変えるべきだと説くと、義母は自分の体が衰えていると言いたいのかと栄美を責め、「よくわかったわ」と言い出し…?義母が暴挙に健康を心配して言ってるだけなのに…!ああーっ!! ドギツイ茶色のおかずがシンクにー!!栄美は義母と夫の健康を心配して食生活の改善を訴えたのに、激怒して料理を捨てた義母。そしてその様子を見てなお義母の味方ばかりする夫。もはやこの親子には話が通じないと諦めるしかないように思いますが…。そして濃い味好きな塩太はどこに外食しに行くんでしょうね?次回に続く 「お義母さん! 味が濃すぎです」(全48話)は21時更新!
2024年06月18日皆さんは、食生活を見直した経験はありますか?今回は「好きなものばかり食べる男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:レイナの部屋【ブラックわーるど】食べることが大好き食べることが大好きで、給料の大半を食費に使っていた主人公。あるとき昼食後のおやつでカップラーメンを食べていると、部下に「やばくないですか?」と言われてしまいます。翌日「中途半端に食べるからよくないのか…」と考えた主人公は、昼食をお腹いっぱい食べておやつをなしにすることに。カレー屋で「カレー特盛にトッピングでカツ追加で!」と注文して、お腹いっぱいになるまで食べました。そしてその日の夜も…。食べてストレス発散出典:レイナの部屋【ブラックわーるど】好きなものを好きなだけ食べて、ストレス発散をしていました。しかしあるときから、体に異変が現れ始めます。異様に喉が渇くようになり…。さらにトイレが近くなり、部下に「どこ行くんですかーー!」と呼び止められても、トイレに行ってしまう主人公。仕事に支障がでるようになり、部下に心配されるのでした。読者の感想好きなものだけを食べる生活は幸せですが、健康のためにもバランスよく食べないといけませんね。異変が現れ始めた主人公の体が、心配になりました…。(30代/女性)仕事に支障が出るまで食べていた主人公は、相当食いしん坊ですね…。食べることはいいことですが、何ごともほどほどがベストだと思います。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年05月21日娘が生後7カ月になったころ、順調に進んでいると思っていた離乳食で、思わぬ事態になってしまい……。順調だと思っていた離乳食生後5カ月半から離乳食を開始した娘。食べることが大好きで、新しい食材も嫌がらずに一生懸命食べてくれるので、私も離乳食作りに気合いが入りました。 娘が生後7カ月を過ぎたころ、順調に2回食へと進み、タンパク質もとれるようになってきていたので、少しずつ量を増やしてみることに。初めて食べる食材ではなかったため、軽い気持ちでその日の午後食に豆腐を3口ほど増やしました。 おいしそうに食べてくれる娘を見てほっこり。その後もご機嫌で遊んでいる娘を見て、私は「順調、順調!」と思っていました。 しかしその日の夕方、いつものように入浴後にミルクをあげた直後、娘が大量に嘔吐したのです。飲ませ過ぎたかなと思っていた私の目の前で、さらに2度目の嘔吐。娘はそれまで吐き戻しもほとんどなかったため、「これはおかしい」と思い、急いで病院へ。 車で病院へ向かう間にも3度目の嘔吐をした娘。私は何もできない自分がもどかしく感じていました。 初めてのときは大丈夫だったのに!?病院で診察してもらうと、大豆アレルギーだろうとのこと。治療は大豆製品の食べる量をいったん減らし、そこから少量ずつ増やして体を慣らすしかないとのことでしたので、正確な検査はおこないませんでした。 まれに少しずつ量を増やしてもアレルギーの症状が出ることはあるそうですが、たいていは大きくなるにつれて克服できると医師から説明を受け、少し安心したことを覚えています。 その3日後、少量に減らしたきなこでも同じ症状が出現。そこからはさらに量を減らし、小さいスプーンの半さじ程度を2~3日おきに食べさせていました。そして、1歳3カ月になると娘は豆腐もきなこも克服し、元気にもりもり食べていました! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:下川美悠/女性・主婦。2022年に不妊治療の末に長女を出産。理学療法士として病院勤務。現在は育休中で日々ワンオペ育児に奮闘中。長女の妊娠中や出産後のつらかったことや楽しかったことなど自身の体験を執筆している。イラスト:ななぎ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月17日皆さんは、食生活を気にした経験はありますか?今回は「血圧が200を超えていた男」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!健康診断に行くと…濃い味つけが大好きで、好きなものを好きなだけ食べていた主人公。その結果、会社の健康診断で血圧を測ると、なんと200を超えていました。測定の担当者に「血圧が200を超え!」と驚かれ、慌てて病院に行った主人公は、医者に「塩分は絶対に控えてください」と言われます。それからは、まじめに食生活の改善に努めた主人公。ある日、弁当を忘れた主人公は外食することにしました。すると偶然ラーメン屋の看板を見つけてしまい、主人公は「ラ…ラーメン!」と惹きつけられてしまいます。主人公は「いや、だめだ」と思いとどまりますが、店内でおいしそうにラーメンを食べている客を見てしまい…。満面の笑み出典:エトラちゃんは見た!ラーメン以外考えられなくなった主人公は…。満面の笑みを浮かべ、そのまま入店してしまうのでした。読者の感想血圧が200を超えていたなんて、ゾッとしますね…。好きなものを我慢しなければいけないのはつらいですが、健康のためにも主人公には食生活改善に努めてほしいと思いました。(30代/女性)健康診断の結果踏まえて努力していたのに、ラーメンの誘惑に負けてしまいましたね…。気持ちはわかりますが、主人公が塩分の多い食事を我慢できなくなって体調を崩さないか心配です。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月27日皆さんは、食生活が乱れてしまった経験はありますか?今回は「ラーメンを毎日食べる男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:レイナの部屋【ブラックわーるど】ラーメンが好き主人公はラーメンが好きな会社員の男性です。朝食を抜き、1日2食はラーメンを食べる生活を送っていました。ある日主人公は、同僚と一緒にラーメンを食べに行ったときのことです。そして同僚に毎日ラーメンを食べていると話すと…。主人公は、同僚から毎日ラーメンを食べるのはやめるように忠告されます。しかし主人公は、ラーメンを食べる生活を続けました。体調が悪くなる出典:レイナの部屋【ブラックわーるど】主人公は仕事中に突然めまいの症状が現れ、体の異変を感じるようになり…。上司に声をかけられて笑って返事をしますが、体調はますます悪化していきます。主人公は悩み「仕事のストレスかな」と考えるようになったのでした。読者の感想いくら好きなものでも、毎日同じものを食べていたら体によくないと思います。それに主人公は1日2食しか食べていないことも、体調不良の原因になったのではないでしょうか。きちんとした食生活を心掛けることが大切だと感じました。(30代/女性)ラーメンを毎日2食は、食生活が偏っていますね。体のことを考え、バランスのとれた食事を主人公にはしてほしいと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年03月13日こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では3人の子どもを子育て中の母です。今回は「野菜ジュース」について。離乳食が果汁からだった時代もありますが、今はなるべく子どもに果汁(ジュース)をあげないほうが良い、という時代になってきています。実は、野菜不足が心配でついつい飲ませてしまう(!?)野菜ジュースも同じです。なるべく飲ませないほうが良いと言われるようになってきています。なぜでしょうか?ジュースがダメな理由世界保健機構(WHO)などでは「幼児までの子どもには100%ジュースも糖分のとり過ぎになるとして飲ませないほうが良い」としています。糖分のとり過ぎは虫歯のリスクが高まったり、肥満のリスクが高くなるためです。 一方、フルーツそのものに関しては、食べないほうが良いということはありません。フルーツそのものであれば、食物繊維など糖分以外の物も含まれるため、栄養素の吸収も変わってくるからです(もちろん摂取目安量はありますが、そこまで厳しくしなくても良いと私は考えています)。 そのため、現在、小児科では「そもそもジュースは子どもに与えるものではない」という指導をしています。 糖分の摂取目安WHOでは、「1日の遊離糖類摂取量を総エネルギー量の10%未満に抑えましょう、5%未満だとさらに良い」と言われています。 厚生労働省健康局から出ている「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】」によると、「遊離糖類とは、グルコースやフルクトース等の単糖類、スクロースや砂糖等の二糖類等食品や飲料の加工調理で加えられるもの、並びに蜂蜜、シロップ、果汁、濃縮果汁等に自然に存在する糖類のこと」を指します。※はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは絶対に与えないようにしてください。 例えば、1〜2歳の推定エネルギー必要量は1,000kcal程度(厚生労働省資料より)なので、5%未満とすると遊離糖類摂取量は12.5g程度が望ましいということです。 スポーツドリンク500mLだと約30g、100%ジュースでも200mLで20g、野菜ジュース720mLで約50gの炭水化物(糖質+食物繊維)が含まれています。ジュースに食物繊維はほとんど含まれていないことを考えると、このうちの“ほとんどが糖質”ということになります。 糖質はジュースにだけ含まれているわけではないので、ジュースだけで糖質の必要量をとってしまうと、明らかに糖質のとり過ぎになってしまうのです。 野菜不足を野菜ジュースで補わないで野菜をあまり食べないことが多い子どもたち。ついつい野菜不足が心配で野菜ジュースを飲ませてしまうこともあると思います。もちろん、野菜はたくさん食べてほしいものですが、野菜の栄養素よりも余計なものをとってしまっては本末転倒です。 子どもが好きな味つけにしてみたり、食感に変えてみたりなど、子どもが食べやすいようひと工夫することで、食べてくれるようになることもあります。野菜不足はしっかり野菜で補い、水分は水や麦茶を飲ませるようにしたほうがいいと思います。 とはいえ、子どもが野菜を食べてくれないというご家庭も多いと思います。わが家では子どもたちが嫌いな野菜もありますが、好きな野菜を重点的に出すようにしています。 さまざまな野菜を食べてほしいので、いろいろ出すようにしますが、食べてくれないこともよくあります。それでもめげずに出し続けることと、ビタミンは他の食べ物からもとれるので、焦らず無理して食べさせないようにしています。好きな野菜も出してあげて「おいしいね」と食事を楽しむことが大切かなと考えています。 ジュースなどの甘くおいしい飲み物の味を一度覚えると、頻繁にジュースを欲しがるようになってしまいます。小さいうちから毎日ジュースを与えてしまい、水や麦茶を一切とらなくなってしまったというケースもあります。 子どもに野菜ジュースなどのジュースを与えないという選択は、子どもに水分をとらせることに苦労したり、虫歯治療に通うことになったりと、将来的に後悔しないために今できる「ラクになる育児」の1つです。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
2024年02月06日帰宅後に子どものお風呂を準備していたときに、次女が近づいてきました。そのときに思わぬ出来事があったのです……。 家族で外食へ私の家は子ども4人の6人家族ですが、みんな餃子が大好きです。月1回は家で餃子を作って食べます。餃子を外食で食べたいのですが、好き過ぎて食べる量がとても多くなってしまい、金銭的負担がでてしまうので外に食べに行くことはしていませんでした。 でも、たまには外食で餃子をたくさん食べたいよねと思っているところに、餃子食べ放題のお店を発見! さっそく行こうという話になり予約をしました。 脱衣所で思わず「くさっ」夜ごはんに餃子食べ放題に行くと聞いて、子どもたちはテンション上がりまくで……食べ放題中はもちろん餃子をもりもり食べていました。そして、おなかいっぱいにもなったので帰宅。脱衣所でお風呂に入る準備をしていると、次女が私にハグをしてきました。とっさに「くさっ!」。 思わず言ってしまいました。 ただ最初は何の臭いかわからず、もしかしてと思い子どもに口をあけてもらうと……。 においの正体は口からにおうにんにく臭でした。外食の餃子は家の餃子よりにんにくがたくさん入っていたのでしょう。子どもたち全員の口から同じにおいがしていました。笑い話にはなりますが、寝室もにんにく臭がすごくて、翌日も残っているほど。これからは次の日のことを考えて餃子を食べに行かなきゃね、という話になりました。 私の中で勝手に、子どもの口はあまり臭くならないと思いこんでいたので、におったときにはまさかと思いとてもびっくりしたことを覚えています。これから何か臭いものを食べるときは子どものことも気にしてあげようと学んだ出来事でした。 著者:松谷 えりな/女性・主婦。3歳の息子と、7歳、5歳、2歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。イラスト:はたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月20日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。食生活がだらしない夫主人公は夫と2人暮らしの主婦です。夫が年に一度の健康診断を受けたのですが…。健康診断の結果が「要注意」指数のオンパレードだったのです。主人公は…出典:モナ・リザの戯言健康診断の結果を受け主人公はある決断をします。ここでクイズ夫の健康診断の結果を見て主人公が決断したことはなんでしょう?ヒント!夫は今までだらしない食生活を送っていました。夫へ食事制限を言い渡す出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「明日から毎日お弁当にする」でした。夫のだらしない食生活の影響で健康診断の結果が大変なことに…。夫の食生活をしっかり管理することを決意した主人公なのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年12月18日「体にいい食事」にこだわり、油や添加物の多い食べ物を禁止するなど、家族の食生活を見直し始めた恵。ところが「家族の健康のため」と頑張るほど、恵と家族の関係はぎくしゃくしていき…■体にいい食材で食費が月20万円!?スリムな体型を保っている友人に相談した恵は「食生活を見直してみたら?」と言われて…。健康的な食生活を続けていたら、体重も減り、大人ニキビも治った恵。夫と息子の宗介も、朝の目覚めが良くなった様子。なんと食費だけで1ヶ月のカードの請求額が20万円に。恵が健康にいい食材を求め、オーガニック食品を扱う高級スーパーに通うようになったためでした。恵は仕方なくパートに出ることにしました。そんなある日、事件が起きたのです。■教えを守った息子が学校でトラブルを…友達を叩いてしまった理由を宗介に問いただすと…。夫から「宗介に自分の考えを押し付けるからこうなった」と言われても、「家族の健康のために頑張っているのに」と聞き耳を持とうとしない恵。果たして、恵と家族の関係が改善することはあるのでしょうか !?こちらは投稿者のエピソードを元に、2022年6月27日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■読者からは母親を批判する声が続出読者からは母親の恵に対するコメントがほとんどで「虐待」「毒親」といった厳しい意見もみられました。・恵はまず、自分がやっていることが自己満足だと自覚してほしい。体に良いものだからと理由をつけて、食べるものに制限をかけて、お金も使って。良いものを食べても精神的に不安定になれば、それはいずれ体に出てしまう。・ここまでくると、新興宗教にはまってるのと同じ感覚。自分が正しい、いいものだから人にも広めようっていうやつだよね。押し付けずに自分だけ実践してればいいだけの話なのにね。・食育は心の栄養も育まなくてはいけません。このお母さんのしていることは真逆。食育と言う名の虐待です。・裏返せば本人のエゴ。・自分がやりたくてやってるだけで家族のためじゃない、自己満足に浸りたいだけ。・子供が委縮してしまうくらい辛い思いをしていることがわからず、自分のこだわりとか正義を押し付けるなら、夫に親権を渡して離婚して、実家とも縁を切った方がいい。自分が食事に気を使い始めたのは痩せにくくなったと感じたからで、つまり自分のダイエットに夫や子供を巻き込んでいることになぜ気付かない? 体にいいものを食べる事は悪いことではないけれど、夫に相談なしで20万の散財も信じられない。子供にとっては毒親。・過度な強要は虐待だと思います。子どもが拒否反応を示しているのにわかろうとしないのは異常です。・押し付けだよね。自己満足だけで、家族は喜んでないことに気づいているのに認めたくないという。・宗介くんが友達とトラブルになった段階で目を覚ましてほしかった。これから先も「私はこんなに頑張ってるのに」という思いを引きずるようなら、旦那さんが宗介くんを連れて離婚になってしまうかも。家族の健康を思う気持ちはわかりますが、読者も言うように、恵の自己満足に家族を引きずり込んでいるようにも見えます。子供を心配するコメントも多く集まりました。・体に良いことしているかもしれませんが、完全に精神に悪いことをしてる。息子の将来が心配。・健康に気を使うのは良いことだけど、何でもかんでもダメダメと規制してしまうのは良くないのでは。子供が中学生、高校生と成長していくにつれて部活動などで家にいる時間が減っていくし、そこで隠れて食べるようになっていくだけでは…と思いました。・子供がそのうち、給食でも「オーガニックしか食べられない」と言いだすかもしれませんよ。精神的に追い詰められると本当にお母さん以外の作った食事を受け付けなくなります。早くお母さんの思想から子供を解放してあげるべきだと思います。・極端に禁止されてきた子供って、いざ自分のお金で自由に買うことができるようになったときに、歯止めが効かなくなったりしますよね。今ここで程々にしておかないと、将来ジャンクフードにまみれた宗介くんの生活が想像できてしまいます。・あまり締め付けると反動がこわいですね。子供が陰で隠れて食べたり、開放されてから爆発したりしますよね。抑圧された記憶は残りますし、今後の友達付き合いとかも考えると過剰にならないほうがいいと思います。読者からは「体も大事だけど、心の健康も大事」というコメントもあり、考えさせられます。恵は家族の笑顔を取り戻すことができるのでしょうか。▼漫画「過激な食育ママの葛藤」
2023年11月10日当時、息子は生後9カ月。おすわりやハイハイ、つかまり立ちなど、できることが増え、行動範囲が広がってきました。成長をうれしく思う反面、子育てに行き詰りそうになることも。中でも苦痛だったのが食事の時間です。今回は、ジッとしていられなかったわが子の食事に関する体験談をご紹介します。日に日に活発になってくる息子離乳食後期に入った生後9カ月ごろ、息子の活発度は日に日に増していきました。自分の意思で移動できるようになり、引き出しやリモコンなど興味のあるものに一直線。行動範囲が広がり、ますます目が離せなくなりました。 この時期で一番大変に感じた日常シーンは、食事の時間でした。体を動かすのが大好きな息子はジッとしているのが大の苦手です。案の定、食事中もイスに座っていられませんでした。 ジッとイスに座っていられない大人と同じ目線で食べられるよう、ハイチェアに息子を座らせていました。しかし、ジッと座って食べたことは一度もありません! ベルトをしているにもかかわらず、イスの上に立ちたくて抜け出そうとする、ダイニングテーブルを足で蹴るなど体を動かしていないと気がすまない様子です。 「きちんと座ろうね」と何度言ったことか……。残念ながら私の声が届くことはありませんでした。どうすればイスに座って食べてくれるのかが、最大の悩みでした。 ハイチェアからローチェアに変えてみた先輩ママにもらったアドバイスは、「足置きがあるイスを選ぶ」、あるいは「足が床につくイスを使う」ことでした。そこで床に足がつくタイプの「ローチェア」に座らせてみました。 その結果、なんとある程度ジッとして食べられる時間が増えたのです。足が宙に浮いている状態で食事をしていたことも、食事に集中できない一因だったのかもしれません。 食事中は周りに興味をひくようものを置かない工夫をしました。また、絵本を読むなど、ある程度イスに座っていられる時間もつくるように。なかなか難しいことでしたが、息子なりに少しずつ座っていられる時間が増えたように思います。 ※ベビーチェアをを使用するときは、必ず安全ベルトを装着し、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。 著者:田中由惟/女性・主婦。1男1女の母。2人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。イラスト:sawawa ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年10月11日食べものの好き嫌いが多い長女。玉ねぎは特に苦手で、好物のカレーやシチューも玉ねぎだけを残すのはもちろん、みじん切りにした玉ねぎも目ざとく見つけて選り分けるほどです。一方で夫は、小さいころから好き嫌いがないことが自慢。そのため、子どもたちの食べ残しに日ごろから厳しかったのですが、長女が6歳のときちょっとした事件が起きました……。長女に取り分けられた玉ねぎ夫の実家に泊まったある日のこと。その日の晩ごはんは、焼鳥屋からテイクアウトしてきた焼き鳥でした。肉好きの長女は昼から楽しみな様子。そして晩ごはんの時間、私は下の2人をサポートしつつ食べていたので、夫が長女の皿に取り分けたり「キャベツも食べなさい」などと言いながら食事をしていました。 長女の皿に苦手な玉ねぎと鶏ももの串が取り分けられたのを確認した私。「それは長女、食べないぞ~」と思いつつ、下の子のお世話で目を離し、再び長女の皿を見たときには、その玉ねぎがなくなっていたのです。 追い詰められた長女は……祖父母の前だから頑張って食べたのかな? と思い、「えらいね!」と褒めようとすると、長女の様子がおかしい……。テーブルの下に手を入れてコソコソしています。まさかと思ってテーブルの下を見ると、床に2〜3切れの玉ねぎが捨てられていたのです。 その場で大げさに指摘すると、夫が怒ったり長女が泣いたり、食事の雰囲気が悪くなると判断。長女にだけ聞こえるように「残してもいいから捨てちゃダメ」と伝えました。 厳しくし過ぎたことを反省私の小言には口答えすることもある長女。しかしお父さんに怒られることは「怖い」と感じていて、今回の出来事に至ってしまったようです。こっそり食べものを捨てるのを見つけたときはとてもショックでした。それと同時に、それを怒る気持ちより「そこまで追い詰めてしまった」ことへの申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 夫にはその場では何も言わず、夜2人だけのときに話しました。夫もショックを受けた様子。「好き嫌いはよくないけれど、こっそり食べものを捨てることはもっとよくない」というのが、私たち夫婦の共通の考えだと確認しました。そしてこれまで厳しくし過ぎたことを反省しました。 小学生になっても長女の好き嫌いは相変わらずですが、苦手なものを食べられたときは大げさに褒めて、食べられないことを責め過ぎないよう気をつけています。「好き嫌いせずに食べなさい!」、「お行儀よくしなさい!」とつい言いたくなってしまいますが、「まずは食事の時間を楽しく」という方針を決めて、夫婦で厳しさと甘さのバランスを試行錯誤しています。 著者:青倉みゆ/女性・主婦。小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年10月07日4歳になる娘と生後10カ月の双子を育児中の私は、夕方4時から夫が帰宅する夜8時まで、ひとりで3人の子どものお世話をしなくてはいけません。慌ただしく過ぎていく時間の中、一番大変なのが夜ごはんのお世話。おなかがすいて不機嫌な双子にごはんを食べさせながら、ごはんが嫌いな娘に食べるよう働きかけるのは至難の業。そんな私が、慌ただしい夕食時間をゆっくり過ごすために「やめたこと」をご紹介します。慌ただしい夕食のお世話ワンオペ育児中に一番大変だと感じるのは、ごはんのお世話です。ごはん嫌いな娘に食べるよう働きかけながら、ひと口ずつ双子にごはんを食べさせていました。おなかがすいて不機嫌な双子は、ごはんが来るのを待てずに騒いだり、子ども椅子から脱出しようとしたりします。 素早く双子に食べさせながら、娘のごはんのお世話をするのは本当に大変。「食べたくない」とぐずる娘に対し、きつく当たってしまうこともしばしば……。ごはんの時間が終わると、私は疲れ果ててしまうのでした。 “食べさせる”のをやめてみた!双子が生後11カ月を過ぎると、自分で食べ物をつかんで口に運ぶことに興味を持ち始めました。それを見た私は「双子にごはんを食べさせるのをやめて、自分たちで食べてもらおう!」と思い立ったのです。 まずは、ごはんが載ったお皿を双子がひっくり返さないよう、裏に吸盤がついたシリコン製のお皿を購入。汁物も具を少し大きめに切ってあげて、汁がほとんどない状態でお皿に盛り、ご飯もひと口サイズにしました。前掛けを付けた双子を子ども椅子に座らせると、自分たちでごはんをつかんで食べてくれるようになりました。 ※生後9〜11カ月ころから手づかみ食べができるようになってきます。この時期になったら、ご飯をおにぎりにしたり、野菜をゆでてスティック状にしたり、手づかみで食べられるメニューを用意すると良いでしょう。 みるみる上達する手づかみ食べ最初はつかんだごはんがうまく口に入らず前掛けのポケットや床に落ちたり、袖やズボンに米粒がびっしりついたりしていました。しかし、回数を重ねるごとに手づかみ食べに慣れてきた様子で、洋服に着いたり床に落ちたりしているごはんの量が減っていきました。 献立によっては、床や子ども椅子が食べ物だらけになることもあります。そういうときのために子ども椅子の下にレジャーシートを敷いて、片付けが少しでもラクになるよう工夫しました。 こうして双子が自力でごはんを食べられるようになったおかげで、慌ただしかった夕食の時間に少し余裕ができました。私も子どもたちと一緒に食事をとれるようになり、娘にももっと気を配れるようになりました。片づけが大変だなと感じることもありますが、4人で一緒に笑いながらごはんを食べられるのだから、この方法を採用してよかったなと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ4歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年09月17日暑い季節が来ると食欲が低下したり、カラダが重くだるいと感じることはありませんか。こうした体調不良は、生活環境や食生活などが関係すると言われています。今回は、夏に増えがちな体調不良対策について知っておきたい食事のポイントをご紹介します。だるさや疲れやすさの原因は?夏の体調不良に起こりやすい原因は、次のことが考えられます。・冷房の効いた部屋と外の温度との寒暖差・気圧の変化や高温多湿な夏の天気・暑くて十分に睡眠がとれない睡眠不足・汗をたくさんかくことで起きる水分不足・冷たいものを食べすぎて胃腸が弱るその症状として、カラダがだるい、疲れやすい、食欲不振などの体調不良が現れるとされています。夏の体調不良を予防する工夫さまざまな原因の予防策として、十分な睡眠や温度調節などが考えられますが、ここでは夏の体調不良を予防する食事のポイントをご紹介します。こまめな水分補給たくさん汗をかく季節には水分補給が大切です。だるさや疲れを感じる前に、こまめに水分をとりましょう。特に、起きたとき、寝る前、スポーツ中やその前後、入浴の前後、野外だけでなく室内でものどが渇く前に水分補給をするのがよいです。夏野菜を食べるきゅうり・トマト・すいかなど、夏が旬の食べ物は、汗をかくことで失われがちなカリウムや水分を含んでいます。抗ストレスビタミンのビタミンCも豊富に含まれるので、暑さにストレスを感じる方は、夏野菜を意識してとるようにしましょう。温かい汁物を食べる冷たい食べ物は胃腸を弱らせる原因に。夏でも温かいものを食べるようにしましょう。お味噌汁なら汁に溶け込んだ栄養素もそのまま食べられます。例えば、豚汁なら疲労回復を助けるビタミンB1が、あさりやしじみ汁なら肝機能を高めると言われるタウリンが含まれます。夏の体調不良にとり入れたい栄養素夏の体調不良対策には、3食バランスよく食べることが基本ですが、特にとり入れたい栄養素を3つご紹介します。疲労回復に「ビタミンB1」ビタミンB1は、疲労回復に役立つ栄養素と言われています。にんにくやネギに含まれるアリシンと一緒にとるとカラダに吸収されやすくなります。例えば、豚肉をにんにく醤油で炒めたり、冷ややっこの薬味にネギをのせるなど工夫してみましょう。《多く含む食品》 豚肉・うなぎ・大豆製品ストレスに「ビタミンC」夏は、暑さや寒暖差などでストレスを感じやすくなります。ビタミンCは、ストレスを感じると消費されるビタミンなので、この時期には特にとりたい栄養素の一つです。さらに抗酸化作用を持つビタミンA・ビタミンEと一緒に食べるとそれぞれの栄養素が持つ働きを高める相乗効果が期待できます。《多く含む食品》 ゴーヤ・トマト・キウイなどのかんきつ類たくさんの汗に「ミネラル」たくさんの汗をかくと水分の他にカラダからナトリウムやカリウムなどのミネラルも失われます。ナトリウムは塩分で、カリウムは主に野菜や果物・海藻類に含まれます。夏に食べる機会が多くなる麺類のトッピングにほうれん草や海苔をのせて、ミネラルをとる工夫をしてみましょう。《多く含む食品》 ほうれん草・モロヘイヤ・海苔・バナナ 近年は、夏の屋外でのマスク着用も体調不良の一因になる場合があり、懸念されています。マスクを外しても良い場面では無理をせず、外して過ごしましょう。暑さが厳しい日は、適度にカラダを休めながらしっかりと食事から栄養をとって、夏の体調不良に気を付けましょう。 【参考・参照】厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動 〈〉(最終閲覧日:2022/7/2)厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年版〈〉(最終閲覧日:2022/7/2)厚生労働省 マスクの着用について〈 〉 (最終閲覧日:2022/7/2)文部科学省 日本食品標準成分表2020年版【執筆者】保延弘美/栄養士仕事に没頭しすぎたことで体調を崩したことをきっかけに、健康的なカラダが仕事の質を良くするという思いを胸に約6年勤めた会社を退社し、栄養士の資格を取得。その後、JICA青年海外協力隊として2年間、中米グアテマラで現地の栄養教育を経験。現在は、病院で食事・栄養管理に関わる仕事と子育てをしながら、あすけん栄養士としてコラムの執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。
2023年08月27日3児のママで、小児科医の保田典子です。今回は「やりがちだけれど実はNGな親御さんの行動シリーズ」から、「良いおやつ」と「NGなおやつ」についてお話しします。子どもの生活習慣を見直したいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。今回は子どもの「おやつ」について。「お菓子」ではなく「おやつ」のお話です。 子どもにとっての「おやつ」とは?おやつは「補食」のことです。厚生労働省の指針でも「食事は1日3回のほかに1日1~2回の補食を必要に応じて与える」と記載があり、離乳後の子どもにはおやつが必要だと明記されています。 生まれたばかりの赤ちゃんは3時間おきの授乳が必要だったように、体も胃も小さい子どもには、1日に必要なエネルギーを3回の食事だけで摂取するのが難しいのです。補食がないと、次の食事までにエネルギーが枯渇してしまうことがあります。 また、おやつは栄養補給の観点からだけではなく、活動と活動の合間の休息や、親子のふれあいの時間としても有効です。 「NGなおやつ」のリスクとは?3歳以降のおやつの総合エネルギーは、主食の約10~15%とされていますが、近年、おやつの摂取エネルギーが1日の摂取カロリーの25%程度になり、肥満などのリスクが懸念される場合があるようです。 私が病院で診療していても、肥満や肥満傾向にある子は、食事の量が多いというよりスナック菓子やアイスなどの摂取量が多い印象があります。 おやつはあくまで食事の一部ですから、おやつとしてチョコレートやアイスなど糖分の多いお菓子やスナック類など油脂の多いお菓子を頻繁に与えてしまうと、食事に影響するだけでなく、甘い物や塩分が強い物を好むようになるといった味覚形成にも影響を及ぼします。虫歯や肥満などの生活習慣病につながります。 親がどのように、どのようなおやつを食べさせるかという療育態度が、お子さんの嗜好の形成や将来の健康に大きく影響することを知っておきましょう。 「良いおやつ」とは?授乳やミルクが終わったお子さんのおやつには、カルシウム入りのおせんべいや、鉄分入りウエハースがおすすめです。 このほか、バナナや蒸かしいも、りんごなどのくだもの、ヨーグルトなどの乳製品、おせんべいなどの市販のお菓子、蒸しパンなどのおやつを、月齢にあった量で与えましょう。 外出先では、鮭おにぎりやおやきなどを持っていって食べるのも良いですね。 ◇◇◇ 乳幼児期は規則正しい食習慣を身につけて、生活リズムをつくっていく大切な時期です。おやつの時間を利用して、生活リズムと食事習慣を作りましょう。おやつも大事な食事の一部です。ながら食べをしない、ダラダラ食べない、立って食べたりしないなど、食事の基本的なルールを再認識できる場にもなるといいですね。 食事のバランスは1食だけで見るのではなく、1日や数日単位で見て、つじつま合わせしていけると親御さんの気持ちもラクになりますよ。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
2023年03月25日こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では3人の子どもを子育て中の母です。今回は「野菜ジュース」について。離乳食が果汁からだった時代もありますが、今はなるべく子どもに果汁(ジュース)をあげないほうが良い、という時代になってきています。実は、野菜不足が心配でついつい飲ませてしまう(!?)野菜ジュースも同じです。なるべく飲ませないほうが良いと言われるようになってきています。なぜでしょうか?ジュースがダメな理由世界保健機構(WHO)などでは「幼児までの子どもには100%ジュースも糖分のとり過ぎになるとして飲ませないほうが良い」としています。糖分のとり過ぎは虫歯のリスクが高まったり、肥満のリスクが高くなるためです。 一方、フルーツそのものに関しては、食べないほうが良いということはありません。フルーツそのものであれば、食物繊維など糖分以外の物も含まれるため、栄養素の吸収も変わってくるからです(もちろん摂取目安量はありますが、そこまで厳しくしなくても良いと私は考えています)。 そのため、現在、小児科では「そもそもジュースは子どもに与えるものではない」という指導をしています。 糖分の摂取目安WHOでは、「1日の遊離糖類摂取量を総エネルギー量の10%未満に抑えましょう、5%未満だとさらに良い」と言われています。 厚生労働省健康局から出ている「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】 」によると、「遊離糖類とは、グルコースやフルクトース等の単糖類、スクロースや砂糖等の二糖類等食品や飲料の加工調理で加えられるもの、並びに蜂蜜、シロップ、果汁、濃縮果汁等に自然に存在する糖類のこと」を指します。※はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは絶対に与えないようにしてください。 例えば、1〜2歳の推定エネルギー必要量は1,000kcal程度(厚生労働省資料より)なので、5%未満とすると遊離糖類摂取量は12.5g程度が望ましいということです。 スポーツドリンク500mLだと約30g、100%ジュースでも200mLで20g、野菜ジュース720mLで約50gの炭水化物(糖質+食物繊維)が含まれています。ジュースに食物繊維はほとんど含まれていないことを考えると、このうちの“ほとんどが糖質”ということになります。 糖質はジュースにだけ含まれているわけではないので、ジュースだけで糖質の必要量をとってしまうと、明らかに糖質のとり過ぎになってしまうのです。 野菜不足を野菜ジュースで補わないで野菜をあまり食べないことが多い子どもたち。ついつい野菜不足が心配で野菜ジュースを飲ませてしまうこともあると思います。もちろん、野菜はたくさん食べてほしいものですが、野菜の栄養素よりも余計なものをとってしまっては本末転倒です。 子どもが好きな味つけにしてみたり、食感に変えてみたりなど、子どもが食べやすいようひと工夫することで、食べてくれるようになることもあります。野菜不足はしっかり野菜で補い、水分は水や麦茶を飲ませるようにしたほうがいいと思います。 とはいえ、子どもが野菜を食べてくれないというご家庭も多いと思います。わが家では子どもたちが嫌いな野菜もありますが、好きな野菜を重点的に出すようにしています。 さまざまな野菜を食べてほしいので、いろいろ出すようにしますが、食べてくれないこともよくあります。それでもめげずに出し続けることと、ビタミンは他の食べ物からもとれるので、焦らず無理して食べさせないようにしています。好きな野菜も出してあげて「おいしいね」と食事を楽しむことが大切かなと考えています。 ジュースなどの甘くおいしい飲み物の味を一度覚えると、頻繁にジュースを欲しがるようになってしまいます。小さいうちから毎日ジュースを与えてしまい、水や麦茶を一切とらなくなってしまったというケースもあります。 子どもに野菜ジュースなどのジュースを与えないという選択は、子どもに水分をとらせることに苦労したり、虫歯治療に通うことになったりと、将来的に後悔しないために今できる「ラクになる育児」の1つです。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2023年01月07日私は現在、2歳の娘を育てています。娘には毎日できるだけ手作りのおやつを食べさせてあげたいと思っています。でも時間はかけたくないということで、試行錯誤。そしてホットケーキミックスと調理器具をじょうずに活用し、手作りおやつを同時に3品作ることができたのでご紹介します。娘に手作りおやつをあげたい2歳の娘はとにかくよく食べる! いつも作ったごはんをうれしそうに食べてくれるので、私としても作りがいがあります。毎日おやつもあげているのですが、市販のお菓子だと一袋だけでは量が足りず、何袋もあげないと娘の満腹にならない状態でした。 娘を満腹にさせてあげたいと考えた私は、手作りのおやつを作ることに! 手作りのおやつであれば野菜も入れ込んで作ることができて健康的にも◎だと思い、簡単にできるおやつを調べました。 ホットケーキミックスが使える!おやつを調べていると、ホットケーキミックスをアレンジしていろいろなおやつを作ることができるということがわかりました。はじめのうちはホットケーキミックスを使って、娘におやつの時間のたびにホットケーキなどを焼いて食べさせていましたが、おやつのたびに作っていたら娘を待たせる&効率が悪い! それから、効率よくおやつを作る方法を試行錯誤することになりました。そして、ホットケーキミックスを使ってさまざまな種類のおやつをまとめて作れないものかと調べているうちに、ある方法にたどり着きました。 3つのおやつをまとめて作るそれは、3つの調理器具を使用して同時におやつを作るというものです。ホットケーキミックスを3袋ボールに出して、1つは電子レンジ対応のカップにバナナを混ぜ入れてバナナ蒸しパンに。もう1つは炊飯器で野菜ジュースを入れたケーキを。そして最後の1つはフライパンでにんじんのみじん切りを入れたホットケーキを作りました。 どれも電子レンジ・炊飯器・フライパンと調理器具が違うので同時に作ることができ、時短にもなりました! できたおやつはフリーザーバッグに入れて冷凍保存しておくと、すぐに娘に食べさせてあげることができるのも魅力的です。 まとめておやつを作っておくことで、娘が食べたいときにすぐにおやつを出せますし、満腹度も高くいいことずくめでした。ホットケーキミックスを使ったおやつは、レンジ、炊飯器、フライパンとさまざまな調理器具で作れるものが多いので、とても使いやすいです。これからも娘に手作りおやつをたくさん作って喜ばせてあげたいです! ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:優木 のぞみ1児の母。元幼稚園教諭で子どもの成長を見守ることが大好き。障がい児保育も経験あり。現在はわが子との生活を楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆している。
2023年01月06日私はごはんはみんなで食べるからおいしい、だからこそコミュニケーションを大切にしたいと考えています。そのため、家族でごはんを食べるときには、たくさん話していいんだよと子どもたちに伝えています。しかし、夫は口を開けば子どもたちに注意ばかり。とうとう、夫と喧嘩になってしまいました……。今までの食卓の様子私と6歳、4歳、2歳、1歳の子どもたち4人でごはんを食べるときは、楽しく会話をしながら食べています。私1人で子どもたちを見ているので、てんやわんやなところはあります。けれど、6歳と4歳の娘2人がおふざけしながら会話をしていて、楽しい雰囲気です。 しかし、夫が早く帰宅した日や休日は、夫も一緒にごはんを食べるので、子どもたちは黙々とごはんを食べます。理由として夫は口を開けば会話ではなく、注意をするからです。 例えば「ひじをつかない」、「口を閉じて食べる」、「お皿を持って食べる」などです。子どもたちは注意されるとむきになってしまうのか、注意された行為をやめられなくなり、そして夫がイライラするという悪循環が起こっていました。 喧嘩に発展食卓は楽しい場所であってほしいので、夫に「なんで注意ばかりするの? 口を開いたら注意ばかり。お行儀も大事だけど、楽しんで食べることが大事でしょ」とイラついて言ってしまいました。夫は「何で注意したらだめなの? 〇〇も注意してるじゃん」と反論してきたので、私の考えを話すことに。 私は日中子どもたちとずっと一緒にいるので、会話をたくさんしています。その中で「~したほうがいいよ」という注意の仕方をしているということを伝え「パパの場合は楽しい会話もなしにただ注意をするだけだから、子どもたちはパパが口を開いたら注意されると思っているのかもよ?」と話しました。 夫の変化夫はなるほどと思った部分があったのか、まず食事のはじめには「今日は幼稚園で何をしたの?」など、子どもたちが話してくれるような話題を夫が提供するようになりました。 これは話し合いをして解決策としてうまれたもう一つの方法があります。それは、夫が気になったことは私に伝えて、私が子どもに伝えるという方法です。これによって子どもたちの夫へのむきになった行動がなくなり、夫のイライラも減りました。 夫が食卓にいて雰囲気がビシッとするのもいいことかもしれませんが、私はそれより子どもたちが楽しんでごはんを食べてほしいと思っています。夫の変化をご紹介しましたが、夫と喧嘩をしたことで、お互い意見を言い合うことができ、食卓での子どもたちの笑顔が増えたように思います。喧嘩をすることでお互いまた成長し合えたらいいなと思った出来事でした。著者:松谷 えりな令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
2023年01月02日運動ゼロ・好きなものを食べるダイエット好きなものを食べながらやせる方法を解説している新刊『運動ゼロ、カロリーを考えずに好きなものを食べてやせる食生活』が発売された。東京理科大学薬学部薬学科の教授で、前内閣府食品安全委員会委員の堀口逸子氏と、管理栄養士で博士(生活科学)、内閣府食品安全委員会事務局・技術参与、食生活ジャーナリストの平川あずさ氏による共著である。また、カバーイラストと本文中の漫画をイラストレーターで漫画家の木村いこ氏が担当。出版社は池田書店でA5判、144ページ、定価は1,320円(税込)となっている。肉も魚もごはんも麺も好きなものを食べられる食べることが大好きで料理が苦手な堀口逸子氏。内閣府食品安全委員会委員だったこともあり、当時は忙しく、外食では飲酒の機会も多かった。2020年からコロナ禍となり、クラスター対策班として厚労省に出勤。在宅勤務となってからは、運動量ゼロとなり、体重はみるみる増えていったという。そんな時、段差を踏み外し、両足を骨折。入院生活で病院食からあらためて食生活を考えるようになり、運動が困難な状態なのに、健康的に2か月で2kg、1年で5kgの体重減に成功する。新刊では運動しなくても、好きなものを食べてもいいという、ストレスフリーなダイエット法を紹介。どのダイエット本にも書かれていない「好きなものを食べてもやせる食生活」を知ることができる。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※運動ゼロ、カロリーを考えずに好きなものを食べてやせる食生活 - 株式会社 池田書店
2022年12月06日食べるのが大好きで、離乳食をよく食べてくれていた娘が、急に食べるのを嫌がるようになりました。離乳食を準備するのが憂うつで、食べない娘を見ながらイライラ。食べない理由は単純なことだったのに、それに気づけずストレスをぶつけてしまった苦い体験をご紹介します。急に食べない!? ごはん、おいしくない?1歳1カ月になるまでは私が心配するほどの食欲を見せてくれていた娘が、突然食べなくなりました。いつもの半分以下の量を食べ終わったころには、もういらない!とばかりに口をつぐんで、食べさせようと近づけたスプーンを振り払ったのです。外出先でも、手作りおやつが入った容器をひっくり返してしまいました。こんなことは初めてだったので、ショックでした。私が作ったごはんがおいしくないの? そんな言葉が頭の中を巡りました。どうして? ストレスがたまってしまい…娘が楽しんで食事できるよう、食器を変えてみたり、盛り付けを変えてみたりしました。それでも、少し食べては「もういらない!」と口を閉じたり、食器をひっくり返したりが続き、毎回の食事が悩ましく感じられました。そして、「どうして食べてくれないの?」というストレスが溜まっていた私は、食器をひっくり返す娘の手を乱暴に掴んでしまったり、机を自分の手が痛くなるくらい叩いたりしてしまい……。ただ娘を怯えさせてしまっただけでした。 これが原因なの!? 意外にあっさり解決!原因を考えていると、1カ月前に新調した椅子ではないか?と思い当たりました。以前使用していたのは、成長と共に窮屈になったように見え、成長しても長く使えるタイプの物を新しく購入しました。よく観察すると、新しい椅子はゆったりしていても、落ち着いて座れていないように見えました。せっかく新しく買ったけれど、物は試しと古いほうの椅子を使ってみると、あっさりその日はおかわりまでしてよく食べてくれました。 娘が食べなくなった原因は、食べるのが嫌になるほど座り心地が悪い椅子だったようです。それがわからず、娘にストレスをぶつけてしまい、本当に申し訳なかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:仲本まゆこ/自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年11月01日当時、息子は生後9カ月。おすわりやハイハイ、つかまり立ちなど、できることが増え、行動範囲が広がってきました。成長をうれしく思う反面、子育てに行き詰りそうになることも。なかでも苦痛だったのが食事の時間です。今回は、ジッとしていられなかったわが子の食事に関する体験談を紹介します。日に日に活発になってくる息子離乳食後期に入った生後9カ月ごろ、息子の活発度は日に日に増していきました。自分の意思で移動できるようになり、引き出しやリモコンなど興味のある物に一直線。行動範囲が広がり、ますます目が離せなくなりました。 この時期で一番大変に感じた日常シーンは、食事の時間でした。体を動かすのが大好きな息子はジッとしているのが大の苦手です。案の定、食事中も椅子に座っていられませんでした。 ジッと椅子に座っていられない大人と同じ目線で食べられるよう、ハイチェアに息子を座らせていました。しかし、ジッと座って食べたことは一度もありません! 椅子の上に立とうとする、ダイニングテーブルを足で蹴るなど体を動かしていないと気がすまない様子です。 「きちんと座ろうね」と何度言ったことか……。残念ながら私の声が届くことはありませんでした。どうすれば椅子に座って食べてくれるのかが、最大の悩みでした。 ハイチェアからローチェアに変えてみた先輩ママにもらったアドバイスは、「足置きがある椅子を選ぶ」、あるいは「足が床につく椅子を使う」ことでした。そこで床に足がつくタイプの「ローチェア」に座らせてみました。 その結果、なんとある程度ジッとして食べられる時間が増えたのです。足が宙に浮いている状態で食事をしていたことも、食事に集中できない一因だったのかもしれません。 食事中は周りに興味をひくような物を置かない工夫をしました。また、絵本を読むなど、ある程度椅子に座っていられる時間もつくるように。なかなか難しいことでしたが、息子なりに少しずつ座っていられる時間が増えたように思います。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2022年10月20日食べ物の好き嫌いが多い長女。玉ねぎは特に苦手で、好物のカレーやシチューも玉ねぎだけを残すのはもちろん、みじん切りにした玉ねぎも目ざとく見つけて選り分けるほどです。一方で夫は、小さいころから好き嫌いがないことが自慢。そのため、子どもたちの食べ残しに日ごろから厳しかったのですが、長女が6歳のときちょっとした事件が起きました……。長女に取り分けられた玉ねぎ夫の実家に泊まったある日のこと。その日の晩ごはんは、焼鳥屋からテイクアウトしてきた焼き鳥でした。肉好きの長女は昼から楽しみな様子。そして晩ごはんの時間、私は下の2人をサポートしつつ食べていたので、夫が長女の皿に取り分けたり「キャベツも食べなさい」などと言いながら食事をしていました。 長女の皿に苦手な玉ねぎと鶏ももの串が取り分けられたのを確認した私。「それは長女、食べないぞ~」と思いつつ、下の子のお世話で目を離し、再び長女の皿を見たときには、その玉ねぎがなくなっていたのです。 追い詰められた長女は……祖父母の前だから頑張って食べたのかな? と思い、「えらいね!」と褒めようとすると、長女の様子がおかしい……。テーブルの下に手を入れてコソコソしています。まさかと思ってテーブルの下を見ると、床に2〜3切れの玉ねぎが捨てられていたのです。 その場で大げさに指摘すると、夫が怒ったり長女が泣いたり、食事の雰囲気が悪くなると判断。長女にだけ聞こえるように「残してもいいから捨てちゃダメ」と伝えました。 厳しくし過ぎたことを反省私の小言には口答えすることもある長女。しかしお父さんに怒られることは「怖い」と感じていて、今回の出来事に至ってしまったようです。こっそり食べ物を捨てるなんて、見つけたときはとてもショックでした。それと同時に、それを怒る気持ちより「そこまで追い詰めてしまった」ことへの申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 夫にはその場では何も言わず、夜2人だけのときに話しました。夫もショックを受けた様子。「好き嫌いはよくないけれど、こっそり食べ物を捨てることはもっとよくない」というのが、私たち夫婦の共通の考えだと確認しました。そしてこれまで厳しくし過ぎたことを反省しました。 小学生になっても長女の好き嫌いは相変わらずですが、苦手な物を食べられたときは大げさに褒めて、食べられないことを責め過ぎないよう気をつけています。「好き嫌いせずに食べなさい!」「お行儀よくしなさい!」とつい言いたくなってしまいますが、「まずは食事の時間を楽しく」という方針を決めて、夫婦で厳しさと甘さのバランスを試行錯誤しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:青倉みゆ小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。
2022年10月17日4歳になる娘と生後10カ月の双子を育児中の私は、夕方4時から夫が帰宅する夜8時まで、ひとりで3人の子どものお世話をしなくてはいけません。慌ただしく過ぎていく時間の中、一番大変なのが夜ごはんのお世話。おなかがすいて不機嫌な双子にごはんを食べさせながら、ごはんが嫌いな娘に食べるよう働きかけるのは至難の業。そんな私が、慌ただしい夕食時間をゆっくり過ごすために「やめたこと」をご紹介します。慌ただしい夕食のお世話ワンオペ育児中に一番大変だと感じるのは、ごはんのお世話です。ごはん嫌いな娘に食べるよう働きかけながら、ひと口ずつ双子にごはんを食べさせていました。おなかがすいて不機嫌な双子は、ごはんが来るのを待てずに騒いだり、子ども椅子から脱出しようとしたりします。 素早く双子に食べさせながら、娘のごはんのお世話をするのは本当に大変。「食べたくない」とぐずる娘に対し、きつく当たってしまうこともしばしば……。ごはんの時間が終わると、私は疲れ果ててしまうのでした。 “食べさせる”のをやめてみた!双子が生後11カ月を過ぎると、自分で食べ物をつかんで口に運ぶことに興味を持ち始めました。それを見た私は「双子にごはんを食べさせるのをやめて、自分たちで食べてもらおう!」と思い立ったのです。 まずは、ごはんが載ったお皿を双子がひっくり返さないよう、裏に吸盤がついたシリコン製のお皿を購入。汁物も具を少し大きめに切ってあげて、汁がほとんどない状態でお皿に盛り、ご飯もひと口サイズにしました。前掛けを付けた双子を子ども椅子に座らせると、自分たちでごはんをつかんで食べてくれるようになりました。 ※生後9〜11カ月ころから手づかみ食べができるようになってきます。この時期になったら、ご飯をおにぎりにしたり、野菜をゆでてスティック状にしたり、手づかみで食べられるメニューを用意すると良いでしょう。 みるみる上達する手づかみ食べ最初はつかんだごはんがうまく口に入らず前掛けのポケットや床に落ちたり、袖やズボンに米粒がびっしりついたりしていました。しかし、回数を重ねるごとに手づかみ食べに慣れてきた様子で、洋服に着いたり床に落ちたりしているごはんの量が減っていきました。 献立によっては、床や子ども椅子が食べ物だらけになることもあります。そういうときのために子ども椅子の下にレジャーシートを敷いて、片付けが少しでもラクになるよう工夫しました。 こうして双子が自力でごはんを食べられるようになったおかげで、慌ただしかった夕食の時間に少し余裕ができました。私も子どもたちと一緒に食事をとれるようになり、娘にももっと気を配れるようになりました。片づけが大変だなと感じることもありますが、4人で一緒に笑いながらごはんを食べられるのだから、この方法を採用してよかったなと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ4歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年09月07日偏食でタンパク質を食べない娘。キャラクターを模したハンバーグなど、キャラ弁のようなかわいいごはんを作れば喜んで食べてくれるのですが、ずぼらな私が頻繁に手間のかかるごはんを作るのは難しい……。そんな悩みを解決してくれたのは、とあるキッチングッズでした!偏食な娘。かわいいごはんは食べるけど…間もなく2歳になる娘は偏食気味で、肉や魚、卵などタンパク質を食べないことが私の悩みでした。娘に一口でもいいから食べてほしくて、苦手な食材を好物に混ぜるなどしてみましたが、すぐに吐き出されてしまいます。私自身もいつしか食事の時間がストレスに。 唯一成功した作戦は、キャラクターの顔を模したハンバーグやオムライスを作って、いわゆるキャラ弁のような"かわいいごはん”にすることでした。娘はかわいさにつられて、タンパク質も毎回完食してくれます。しかし、私も日々の家事や育児で忙しいので、手間のかかるかわいいごはんは頻繁には作れません。悩んだまま日々は過ぎていきました。 簡単な工夫でもOKなんだ!?と大発見そんな状況が一変したきっかけは七夕。夕食のそうめんに星形に型抜きした厚焼き玉子を乗せたときのことでした。普段は卵焼きを食べない娘が「おほしさまー!」と喜んで、親の分までパクパク食べたのです。 卵焼きは普段作っているレシピのもので味は同じはずなのに、型で抜くというたったひと手間だけでこうも積極的に食べてくれるとは! 「こんなに簡単な工夫でもよかったんだ!」と驚いた私。すっかり味を占めたのです。 わが家の定番、型抜き作戦!それからというもの、型抜きはわが家に欠かせない存在になりました。目玉焼きや卵焼きを型で抜くだけで娘は自分で食べてくれるので、苦手な食材を食べさせる時間のない朝には特に大助かりでした。 また、今まで食べてくれなかった鶏そぼろも、平らにしたご飯の上に大きめの型を置き上からそぼろを入れるだけで、簡単にかわいいごはんに。ハンバーグも娘用にわざわざかわいい形に形成しなくても、上から型で抜いたスライスチーズを乗せるだけでかわいくなります! 以前はかわいいごはんを作るのは大変だという思い込みがあり、すっかり諦めていました。そんな私にとって、型を使うだけで手軽にかわいいごはんが作れるというのは大発見。型を抜くひと手間だけで、娘は喜び、私も無理やり食べさせるストレスがなくなり、型抜き作戦はいいことずくめでした! 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2022年09月01日肉や魚、野菜も好き嫌いなく何でも食べる娘の姿を見て「どうして好き嫌いがないの?」と友人によく聞かれます。わが家では、娘が「食」に興味を持ったきっかけと思われる、乳幼児期におこなっていた習慣がありました。今回はその習慣を紹介します。ママがおいしそうに食べる表情は大切子育てを振り返ると、娘を産んでからの私は1日3回の食事とは別に軽食をとっていました。なぜかというと、娘に母乳を与えると空腹になるからです。母乳を与えながらきゅうりやちくわなど片手で食べられるものを、「あぁこのきゅうり(ちくわ)、おいしい」と娘に話しかけながら食べていました。 生後4カ月くらいのときの娘は、母乳を飲みながら時折、私が食べている食べ物に手を伸ばすようになった記憶があります。 食に興味を持ったタイミングで離乳食スタート生後5カ月になったばかりのころ、保育園の先生から「はぁちゃん、ミルクじゃなくて離乳食に興味があるみたいなんです」と言われました。 月齢に差があるクラスで離乳食を食べているお友だちの姿を目で追うようになったこと、生後4カ月のころから食べ物に興味を示すようになっていたこともあり、保育園の給食を育児用ミルクから離乳食に変更してもらいました。 スムーズに離乳食をスタートできたのは、娘の様子を見てくれる保育士さんの協力があったからだと感謝しています。 保育園帰りに買い物で野菜の名前を覚える0歳児から保育園に預けていたので仕事先から保育園へお迎えに行き、その帰りにスーパーで買い物をするというのが習慣でした。買い物中は、前向き抱っこをして「これはおいしいにんじんだよ」などと娘に食材を見せて常にコミュニケーションをとります。 歩き始めた1歳のころには野菜をカゴに入れるお手伝いをしてくれるようになりました。カゴに入れるときに「トマト」「キューキュ(きゅうり)」などと話すようになったので、野菜の名前を覚えているんだなぁと感心しました。 台所のお手伝いは1歳から台所で食事を作る私にずっとくっついていた娘に、「レタス剥いてみる?」とお手伝いをしてもらったのは1歳になったばかりのころです。娘に初めて包丁を持たせたのは1歳の終わりごろでした。一緒に食事の用意をしながら、野菜や魚の話をよくしました。 そのころ娘がお気に入りだった本は、野菜の絵が大きく描かれた絵本や魚の図鑑でした。 野菜に触れることで興味を持つようになってくれた、とうれしくなったのを覚えています。 現在、小学生の娘の夢は「シェフになること」です。私がおいしそうに食事する姿を見て、「食べることは楽しいこと」が娘に伝わっていたのだと思います。また、食材を身近にすることで娘は「食」に興味を持ち、自然と好き嫌いのない子になりました。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:佐藤つかさ軽度発達障がいの1女の母。子育てに迷いながらも最後は楽しむことをモットーにしている。農業の経験を活かした野菜のコラムや大好きな芸能関係の執筆などフリーランスとして活動中。
2022年05月12日ママ小児科医の保田典子です。今回は「NGな親御さんの行動シリーズ」から、「良いおやつ」と「NGなおやつ」についてお話しします。新学年に向けて、子どもの生活習慣を見直すご家庭も多いのではないでしょうか。今回は子どもの「おやつ」について。「お菓子」ではなく「おやつ」の話です。 子どもにとっての「おやつ」とは?おやつは「補食」のことです。厚生労働省の指針でも「食事は1日3回のほかに1日1~2回の補食を必要に応じて与える」と記載があり、離乳後の子どもにはおやつが必要だと明記されています。 生まれたばかりの赤ちゃんは3時間おきの授乳が必要だったように、体も胃も小さい子どもには、1日に必要なエネルギーを3回の食事だけで摂取するのが難しいのです。補食がないと、次の食事までにエネルギーが枯渇してしまうことがあります。 また、おやつは栄養補給の観点からだけではなく、活動と活動の合間の休息や、親子のふれあいの時間としても有効です。 「NGなおやつ」のリスクとは?3歳以降のおやつの総合エネルギーは、主食の約10~15%とされていますが、近年、おやつの摂取エネルギーが1日の摂取カロリーの25%程度になり、肥満などのリスクが懸念される場合があるようです。 私が病院で診療していても、肥満や肥満傾向にある子は、食事の量が多いというより、スナック菓子やアイスなどの摂取量が多い印象があります。 おやつはあくまで食事の一部ですから、おやつとしてチョコレートやアイスなど糖分の多いお菓子や、スナック類など油脂の多いお菓子を頻繁に与えてしまうと、食事に影響するだけでなく、甘いものや塩分が強いものを好むようになるといった味覚形成にも影響を及ぼします。むし歯や肥満などの生活習慣病につながります。 親がどのように、どんなおやつを食べさせるかという療育態度が、お子さんの嗜好の形成や将来の健康に大きく影響することを知っておきましょう。 「良いおやつ」とは?授乳やミルクが終わったお子さんのおやつには、カルシウム入りのおせんべいや、鉄分入りウエハースがおすすめです。このほか、バナナやふかしいも、りんごなどの果物、ヨーグルトなどの乳製品、おせんべいなどの市販のお菓子、蒸しパンなどのおやつを、月齢にあった量で与えましょう。春は公園遊びの合間にレジャーシートを広げて、鮭おにぎりやおやきなどを食べたりするの良いですね。 ◇◇◇ 乳幼児期は規則正しい食習慣を身につけて、生活リズムをつくっていく大切な時期です。おやつの時間を利用して、生活リズムと食事習慣を作りましょう。おやつも大事な食事の一部です。ながら食べをしない、ダラダラ食べない、立って食べたりしないなど、食事の基本的なルールを再認識できる場にもなるといいですね。 食事のバランスは1食だけで見るのではなく、1日や数日単位で見て、つじつま合わせしていけると親御さんの気持ちもラクになりますよ。 参考(※1)消費者庁「窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください! 」(令和2年9月4日)(※2)東京消防庁「住宅等の窓・ベランダから子どもが墜落する事故に注意!」 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生高円寺こどもクリニック院長。3児の母。
2022年03月31日1日3食の食事作り。栄養バランスや家族の好みを考えながらの献立作りは、毎日大変です。少しでもラクにできないか試行錯誤した結果、「献立日記」を付けるというシンプルな方法にたどり着きました。今回は、具体的な書き方や便利だなと思っている活用方法をご紹介します。 簡単で役立つ献立日記献立日記とは、その日の献立を日記のように記録したもののことです。日記を書くことは苦手で三日坊主な私ですが、献立日記は、食事を作り終えたあとにメモをするように書き込むだけなので、無理なく続けられています。 書いているのは、キッチン前のカウンターに置いてある卓上カレンダー。料理をするときに目につきやすい場所に置くことで、日常的に見返すことができます。この「見返す」という行為こそ、献立日記をつけるメリットを生み出すのです。 メリット① バランスの良い食事のヒント1つは、栄養バランスが偏らないようコントロールできること。日々食事を作っていると、「3日前には何を作ったっけ?」と忘れてしまうことも。そんなとき、過去の献立が可視化されていれば、肉や魚の比率、野菜の種類など、バランスの良い献立を作るヒントが得られます。 調理方法などもわかるので、「最近揚げ物が多いなぁ」とか、「同じ味付けが続いているな」など、意識しにくい部分にも注意が向けられるのがメリットです。結果として、家族も飽きずに食事の時間を楽しんでくれているように感じています。 メリット② 献立リサイクル「今日は何を作ろうか、まったく浮かばない……」というときも、献立日記を見返すようにしています。過去に作った献立を見ていくと、今冷蔵庫の中にある材料でも作れそうなものが見つかります。 また、家族から評判がよかった献立に印をしておいたことで、迷わず「今日は考えるのが面倒だから、家族に人気のこれにしよう!」と、考える手間と時間が格段に減りました。わが家では、この方法を「献立リサイクル」と名付けて、疲れて献立を考える元気がないときに活用しています。 1日3食の食事作りを記録するために始めた献立日記ですが、疲れたときやアイデアが浮かばないときには欠かせないものになりました。書き溜まってくると、「私はこれだけ頑張ったんだ!」と自己肯定感も上がり、一石二鳥です。これからもコツコツと献立日記をつけていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:佐藤ちえみ京都在住、2児の母。おしゃべりが大好きな3歳娘と、よちよち歩きの1歳息子に癒やされる日々を送る。育児や京都観光のジャンルを中心に、フリーのライターとして活動中。
2022年03月11日産後、自然に体重が元に戻ると思っていたら大間違いでした。授乳による空腹から暴飲暴食、お祝いや差し入れで届く甘いお菓子など、産後は体重アップの要因がたくさんありました。そのような環境でも、私が減量に成功した方法をお伝えします。 出産直後に減った体重が2カ月で逆戻り!妊娠前の私の体重は54kgでした。出産前は62kgまで増えましたが、産後は58kgまで減りました。完全母乳だったこともあり、このまま自然に元の体重に戻ると軽く考えていたのですが、産後2カ月でまさかの62kgに逆戻りしてしまったのです。 要因は、完全母乳のせいか妊娠期以上に空腹を感じて食欲のままに食べていたこと。しかも食べたくなるのは甘いお菓子ばかりで、ありがたいことに親戚や友だちが親切心からお菓子を差し入れてくれていたのです。 それでも家にお菓子がなくなると近くのコンビニまで買いに走り、毎日のようにお菓子を摂取していました。産後2カ月は真冬で外出も控えていたので、子どもと2人きりの室内でお菓子を食べるのが一番の息抜きでした。 家に入れる食べ物の量を制限!このままではまずいと思い、対策としてまずおこなってみたのが、家の中に置くお菓子を減らすことです。スーパーやコンビニに買い物に行くのをやめ、宅配業者に1週間分の必要な食料だけを頼むことにしました。お店に行くと必ずお菓子やお総菜を余分に買ってしまうからです。 そして、お菓子を頂いたときはご近所に配ったり、夫に職場に持って行ってもらうようにもしました。手の届くところにお菓子を置かない、必要以上に食料を買いすぎないことでムダに食べる量を減らすようにしたのです。 しかし、甘いお菓子を食べることが習慣化していたため、食べないと口寂しく、毎日お菓子を食べたい欲求にかられていました。 三食、バランスよくしっかり食べる!基本的なことですが、食事は間食に頼らず3食しっかり食べました。それまでは、授乳間隔もバラバラ、家事と育児を一手におこなっているので、自分の食事は後回しになりがちでした。子どもを抱っこして過ごす日々なので、すぐ食べられるお菓子やインスタント食品に頼りがちだったのですが、なるべく朝昼晩、自分の食事時間を守るようにしました。 そして自分のために栄養バランスのよい献立も考えるようにしました。手軽な食事でも、納豆・魚の缶詰・解凍したご飯・インスタント味噌汁といった献立なら、腹もちがよかったです。栄養ある母乳を出すためにも頑張った結果、産後半年で体重を52kgにまで減らすことができました。 産後ママは多忙すぎて自分のことが後回しになりがちです。でも食事の摂取量や内容が乱れると、途端に体重が増えてしまいます。「自分の食事をどう整えるか?」を考え直すことで、体重を落としていく好循環を生み出せたのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:小林 晴子3歳男児と1歳女児の母。前職は営業、現在は主婦をメインに時々NPO法人活動。子どもたちと遊んだり食べたりする時間を楽しみながら、仕事復帰の道を模索中。
2022年02月25日