04 Limited Sazabysが、2024年6月22日(土)、23日(日) の2日間にわたって地元・愛知の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にて主催野外フェス『YON FES 2024』を開催することを発表した。同会場にて2016年より開催され、今回で7回目となる本イベント。例年4月に開催していたが、2024年は時期をずらし6月の開催となる。出演者は、04 Limited Sazabysの呼びかけにより今後続々と発表される予定で、チケットなどの詳細についても追ってアナウンスされる。<イベント情報>『YON FES 2024』2024年6月22日(土)・23日(日) 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)『YON FES 2024』ロゴ関連リンク04 Limited Sazabys HP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年11月13日04 Limited Sazabysが、2024年1月より全国ツアー『MYSTERY TOUR 2024』を開催することが決定した。『MYSTERY TOUR 2024』は対バン形式となっているが、当日までゲストが一切明かされないというコンセプトツアー。約1カ月にわたり全国11カ所のライブハウスで開催される。10月18日(水) に発売される初のセルフカバーアルバム『Re-Birth』には、初回プレス封入特典として本ツアーのチケット最速先行に申し込むことができるチケット応募IDが封入される。<ツアー情報>04 Limited Sazabys『MYSTERY TOUR 2024』04 Limited Sazabys『MYSTERY TOUR 2024』告知画像2024年1月12日(金) CLUB CITTA’2024年1月17日(水) Zepp Haneda2024年1月19日(金) Zepp Fukuoka2024年1月22日(月) BLUE LIVE HIROSHIMA2024年1月25日(木) KT Zepp Yokohama2024年1月26日(金) 新潟LOTS2024年2月2日(金) Zepp Osaka Bayside2024年2月3日(土) 高松festhalle2024年2月9日(金) 仙台GIGS2024年2月11日(日) Zepp Sapporo2024年2月15日(木) Zepp Nagoya■セルフカバーアルバム『Re-Birth』封入先行受付期間:10月18日(水) 18:00〜10月29日(日) 23:59まで特設サイト:<リリース情報>04 Limited Sazabys セルフカバーアルバム『Re-Birth』10月18日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,099円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Re-monolith02. Re-fiction03. Re-Kitchen04. Re-milk05. Re-Letter06. Re-Chicken race07. Re-midnight cruising08. Re-Squall09. Re-soup10. Re-Buster call11. Re-swimArranger:フレデリック、松田"チャーベ"岳二、ミト(クラムボン)、中川大二郎(JYOCHO)、玉屋2060%(Wienners)、DAIKI(AWSM.)【DVD / Blu-ray収録内容】※初回盤のみ・"YON FES 2023" live & document・History of 04 Limited Sazabys Season 2初回プレス封入特典:「???」応募ID(内容は後日発表)特設サイト:配信リンク:<ライブ情報>04 Limited Sazabys 15th Anniversary『THE BAND OF LIFE』11月11日(土) 日本武道館OPEN17:00 / START18:0011月12日(日) 日本武道館OPEN16:00 / START17:00特設サイト:関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年10月13日04 Limited Sazabysが、10月18日(水) にリリースする初のセルフカバーアルバム『Re-Birth』の全曲トレーラー映像を公開した。結成15周年を記念した本作には、「swim」「monolith」「Squall」といった人気曲から、バンド結成初期の曲「Buster call」まで、バンドを彩ってきた11曲を“Re-”バージョンとして、大胆にリアレンジして収録。アレンジャーとしてフレデリック、松田“チャーべ”岳二、ミト(クラムボン)、中川大二郎(JYOCHO)、玉屋2060%(Wienners)、DAIKI(AWSM.)の6組が参加しており、先輩ミュージシャンや盟友バンドのアレンジにより、原曲の良さはそのままに、フォーリミのサウンドが新たに生まれ変わっている。■GEN(Ba&Vo) コメント僕らの楽曲を盟友、後輩、先輩の力を借りて大胆にアレンジ。あの名曲達が美しく面白く生まれ変わりました。新感覚、新解釈なチルいフォーリミは大変味わい深い仕上がりです。新しい04 Limited Sazabys、チルリミをどうぞご堪能ください。04 Limited Sazabys『Re-Birth』全曲トレーラー映像<リリース情報>04 Limited Sazabys セルフカバーアルバム『Re-Birth』10月18日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,099円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Re-monolith02. Re-fiction03. Re-Kitchen04. Re-milk05. Re-Letter06. Re-Chicken race07. Re-midnight cruising08. Re-Squall09. Re-soup10. Re-Buster call11. Re-swimArranger:フレデリック、松田"チャーベ"岳二、ミト(クラムボン)、中川大二郎(JYOCHO)、玉屋2060%(Wienners)、DAIKI(AWSM.)【DVD / Blu-ray収録内容】※初回盤のみ・"YON FES 2023" live & document・History of 04 Limited Sazabys Season 2初回プレス封入特典:「???」応募ID(内容は後日発表)特設サイト:配信リンク:<ライブ情報>04 Limited Sazabys 15th Anniversary『THE BAND OF LIFE』11月11日(土) 日本武道館OPEN17:00 / START18:0011月12日(日) 日本武道館OPEN16:00 / START17:00特設サイト:関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年10月13日04 Limited Sazabysが、10月18日(水) にリリースする初のセルフカバーアルバム『Re-Birth』の収録内容とジャケット写真を公開した。本作の収録曲のタイトルには、全て頭に"Re-"が付き、「swim」「monolith」そして「Squall」をはじめとしたライブ人気曲のほか、バンドの15年を彩ってきた楽曲を全曲リアレンジして収録。原曲の良さはそのままに、新しいフォーリミの楽曲たちを堪能することができる。また、初回盤に付属のDVDまたはBlu-rayには、主催フェス『YON FES 2023』の彼らのライブ映像とフェスの舞台裏を収めたドキュメントを特典映像として収録。そして、15周年を迎えたメンバーそれぞれのインタビューをもとにバンドの歴史を紐解くヒストリー映像も収められる。<リリース情報>04 Limited Sazabys セルフカバーアルバム『Re-Birth』10月18日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,099円(税込)04 Limited Sazabys『Re-Birth』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Re-monolith02. Re-fiction03. Re-Kitchen04. Re-milk05. Re-Letter06. Re-Chicken race07. Re-midnight cruising08. Re-Squall09. Re-soup10. Re-Buster call11. Re-swim【DVD / Blu-ray収録内容】※初回盤のみ・"YON FES 2023" live & document・History of 04 Limited Sazabys Season 2※初回プレス封入特典:あり(後日解禁)特設サイト:<ライブ情報>04 Limited Sazabys 15th Anniversary『THE BAND OF LIFE』11月11日(土) 日本武道館OPEN17:00 / START18:0011月12日(日) 日本武道館OPEN16:00 / START17:00チケット情報:()特設サイト:関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年09月12日04 Limited Sazabysが、初のセルフカバーアルバム『Re-Birth』を10月18日(水) にリリースすることが決定した。結成15周年記念作品となる『Re-Birth』は、バンドの15年を彩ってきた楽曲を全曲リアレンジした全11曲を収録予定。原曲の良さはそのままに、新しいフォーリミの楽曲たちを堪能できる1枚となる予定だ。初回盤に付属のDVDまたはBlu-rayには、主催フェス『YON FES 2023』の彼らのライブ映像とフェスの舞台裏を収めたドキュメントを特典映像として収録。そして、15周年を迎えたメンバーそれぞれのインタビューをもとにバンドの歴史を紐解くヒストリー映像も収められる。<リリース情報>04 Limited Sazabys セルフカバーアルバム『Re-Birth』10月18日(水) リリース●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)●通常盤(CD):1,099円(税込)【CD収録内容】全11曲収録予定【DVD / Blu-ray収録内容】※初回盤のみ・"YON FES 2023" live & document・History of 04 Limited Sazabys Season 2※初回プレス封入特典:あり(後日解禁)<ライブ情報>04 Limited Sazabys 15th Anniversary『THE BAND OF LIFE』11月11日(土) 日本武道館OPEN17:00 / START18:0011月12日(日) 日本武道館OPEN16:00 / START17:00特設サイト:関連リンクHP:(旧Twitter)::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年08月21日04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)が、11月11日(土)・12日(日) に日本武道館2daysワンマン公演を開催することを発表し、メインビジュアルを公開した。本公演は『THE BAND OF LIFE』と題し、結成15周年のメモリアル公演となる。チケットは本日7月28日より先行受付がスタート。特設サイトも同時にオープンした。■04 Limited Sazabys GEN(B / Vo)コメント『THE BAND OF LIFE』と題して武道館で2DAYSやります。バンド is 人生。僕らのバンド人生の登場人物、旅の仲間達は全員集合系でお願いします。<ライブ情報>04 Limited Sazabys 15th Anniversary 『THE BAND OF LIFE』『THE BAND OF LIFE』ビジュアル11月11日(土) 東京・日本武道館(ワンマンライブ)OPEN 17:00 / START 18:0011月12日(日) 東京・日本武道館(ワンマンライブ)OPEN 16:00 / START 17:00『THE BAND OF LIFE』特設サイト:関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年07月28日04 Limited Sazabysが、8月20日(日) にGEN(Ba&Vo)の地元である豊橋でワンマンライブを開催することが決定した。『HOMESICK』と題された本公演は、大切な地であるホームタウンに帰郷し行われる一夜限りの特別なワンマンライブ。JR東海の協力を得て、生まれ育った土地の空気やそこに行かないと分からない魅力も含めて味わってほしいという思いのもと企画された。チケットは、オフィシャルモバイルファンサイト「YON TOWN」会員を対象とした先行受付を7月2日(日) まで実施中。■GEN(Ba&Vo)コメントそうだ、豊橋に帰ろう。JR東海さんと組んでワンマンやろう。地元豊橋でワンマンイベントを開催します。豊橋良いとこ一度はおいでよ。<ライブ情報>04 Limited Sazabys pre.『HOMESICK』supported by JR東海8月20日(日) アイプラザ豊橋OPEN17:15 / START18:00【チケット情報】YON TOWN先行:7月2日(日) 23:59まで特設サイト:関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年06月26日初日と比べて2日目は青空が広がる中、「SKY STAGE」の切り込み隊長を務めたのはKEYTALK。フォーリミの「Honey」をSEにメンバー4人が颯爽と現れ、「夜の蝶」からフルスロットルで飛ばす。それから新曲「君とサマー」は雲ひとつない空に映えていた。さらにアンセム曲「Monster Dance」で観客を踊らせると、ラストは「太陽系リフレイン」を披露。ここでフォーリミのKOUHEIを迎え、切れ味鋭いビートで見事な援護射撃を行っていた。KEYTALK Photo:藤井拓そして、「LAND STAGE」のトップバッターは初出演のTENDOUJIだ。濃いキャラ(褒め言葉)のメンバー4人は序盤からエネルギッシュな演奏で豪快に突き進む。彼らは”EASY PUNK”をスローガンに掲げており、口ずさみたくなる歌メロや爽快なコーラスで観客の心を鷲掴みにする。人懐こいポップ性も魅力的で観客を終始笑顔で踊らせていた。TENDOUJI Photo:かい次はフォーリミと同郷・愛知発の緑黄色社会がステージに立つ。これが初出演となったものの、「フォーリミ先輩は昔から気にかけてくれて、ここでライブできるのはうれしい気持ちでいっぱい!」と長屋晴子(Vo/Gt)は満面の笑みを浮かべ、アカペラで始まる「Shout Baby」を披露。続く「Mela!」では伸びやかなハイトーン・ボイスを響かせ、生命力溢れる演奏も野外でより一層映えていた。緑黄色社会 Photo:ヤオタケシ「ヘヴィに行くぜ、今日はかかって来い!」とKaito(Vo)が煽ると、初出演のPaleduskはド頭から激重音を振りかざす。近年ライブハウスをカオス化させている彼らだけに、今日もその剛腕ぶりを遺憾なく発揮。ヨンフェス2日間を通し、ラウド系は彼らだけとなったけれど、初見の人をも巻き込む姿は頼もしい限りであった。ヒップホップ、ダンス・ミュージックを巧みに取り込んだ異次元のミクスチャーっぷりに衝撃を覚えた人も多かったに違いない。Paledusk Photo:ヤマダマサヒロHEY-SMITHは「ヨンフェス2回目、俺たち仲間やなー!」と猪狩秀平(Vo/Gt)が呼びかけ、「I’M IN DREAM」、「Fellowship Anthem」と矢継ぎ早に放ち、観客を踊らせる。「まだ周りを気にしてんの?自分のやりたいことをやれ!ここが2023年のフェスのスタートや!」というMCに背中を押された人も多かったはず。その後も「Be The One」、サビがインストの「Inside Of Me」とキラーチューンを畳み掛け、最後の「come back my dog」まで怒涛の攻めっぷりで存在感を誇示していた。HEY-SMITH Photo:日吉“JP”純平初出演のdustboxは快活なメロディック・パンクで観客を叩き起こす。序盤にJOJI(Ba/Vo)が「誕生日、4月4日!」とアピールする場面にはホッコリした。ライブ自体はGENのリクエストに応えて「Smile like a child」をプレイしたかと思えば、「彼の中で青春の曲なんだって」とSUGA(Vo/Gt)が説明した後、「Try My Luck」でKOUHEIがドラムを叩いたりと、dustbox愛が止まらないフォーリミ勢にニヤリ。さらにJOJIがリード・ボーカルを務める「Neo Chavez 400」においてはRYU-TAがベースを弾くレアなシーンもあり、見所は盛りだくさん。気付けば、今日のdustboxは完全にヨンフェス仕様の特別感に溢れていた。dustbox Photo:藤井拓壮大な「Entertain」で幕を開けたDragon Ashは、間髪入れずに「百合の咲く場所で」を披露し、Kj(Vo/Gt)は「ケガすんなよ!」と優しく声をかける。さらに「3年間よく我慢した!」と告げ、「VOX」でまさにシンガロングの美しい景色を作り出す。hideのカバー「ROCKET DIVE」などを挟み、ラストの「Fantasista」ではGENも参加し、とんでもない盛り上がりを記録した。Dragon Ash Photo:ヤマダマサヒロWiennersの玉屋2060%(Vo/Gt)は「2年連続で呼ばれているってことは、フォーリミに期待されているってこと」と言い、天真爛漫な陽性曲「SOLAR KIDS」で場を活気付けていく。フォーリミのカバー「Galapagos II」をアサミサエ(Vo/Key/Sampler)が歌い上げた後、「TRADITIONAL」ではKOUHEIがドラムを叩き、賑々しいパーティー感を演出。後半も「蒼天ディライト」など極彩色の演奏で観客の心を根こそぎ奪い去った。Wienners Photo:日吉“JP”純平そして、フレデリックはお得意のダンスロック・ナンバーを連発。2014年、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也にフォーリミのメンバーを紹介してもらったそうで、そのときに「めっちゃ気持ち悪くて好きです」とGENに言われたエピソードを語る三原健司(Vo/Gt)。これは言い得て妙。まさに浮遊感に富むヒネクレ・ポップな曲調で大勢の人たちをダンスさせていた。フレデリック Photo:藤井拓初出演のMakiは開口一番、「ライブハウスだと思って歌いますので!」と山本響(Vo/Ba)が挨拶。その宣言通りに「ストレンジ」、「シモツキ」と序盤からサーファーが溢れ、パッション漲る演奏で観客を制圧。今回、自分たちのライブにGENが足を運んでくれ、ヨンフェスに誘われた経緯も説明。その期待に応えるように、温かく、人間臭いステージングで観客を引き込んでいた彼ら。フォーリミが認めるのも納得の、気鋭バンドと言っていい。完全燃焼のライブに惚れてしまった。Maki Photo:ヤオタケシそして2日目の大トリ、遂にフォーリミの出番がやって来た。「今年のヨンフェスを一緒に完成させましょう!」とGENは呼びかけ、「swim」でショウはスタート。ポップな「Kitchen」、多彩な攻めが光る「Galapagos II」と初日に比べて、振れ幅のある曲調を投下。04 Limited Sazabys Photo:日吉“JP”純平「midnight cruising」を終えた後、「ロックシーンの反撃の狼煙を上げたい!」とGENは語り、「fade」、「fiction」、「Finder」と骨太のアンサンブルで観客を再び焚きつけていく。それからDragon Ashのカバー「crash the window」においてはハンドマイクでラップを決めるGEN。そこにKj(Dragon Ash)、玉屋2060%(Wienners)もゲスト参加し、大フィーバーを記録した。Photo:日吉“JP”純平「ヨンフェスがみんなのもの、名古屋のものになったら。最高な時間が永遠に続きますように……」と言い残し、「hello」、「Feel」で本編のピリオドを打った。さらに、アンコールに応えて「Buster call」、「message」とバチバチの爆発力漲る演奏を魅せつけ、ヨンフェス2日間を盛大に締め括ってくれた。1日目は“自分らしくあれ”という力強さを感じたのに対し、2日目のフォーリミからは“ドッシリした包容力”を感じずにはいられなかった。芯の太さを感じる精神面の成長が、豊かな音楽的な振れ幅をより活かし切るパフォーマンスにも表れていたと思う。これまでになく、深い説得力を帯びたステージに感動せずにはいられなかった。Photo:日吉“JP”純平Text:荒金良介Photo:ヤオタケシ/藤井拓/日吉“JP”純平/ヤマダマサヒロ/かい<公演情報>『YON FES 2023』4月8日(土)・9日(日) 愛知県 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)【出演】■4月8日(土)04 Limited Sazabys / Age Factory / FOMARE / KUZIRA / My Hair is Bad / See You Smile / SHANK / SUPER BEAVER / ウルフルズ / キュウソネコカミ / クリープハイプ■4月9日(日)04 Limited Sazabys / Dragon Ash / dustbox / HEY-SMITH / KEYTALK / Maki / Paledusk / TENDOUJI / Wienners / フレデリック / 緑黄色社会HP::公式プレイリスト:主催アーティスト04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)GEN(B, Vo)、HIROKAZ(G)、RYU-TA(G, Cho)、KOUHEI(Ds, Cho)2008年名古屋にて結成の4ピースロックバンド。2015年に1st Full Album『CAVU』をリリースしメジャー進出。2016年からは毎年4月に地元・愛知県にて、バンド主催の野外ロックフェス“YON FES”を開催している。2017年には日本武道館公演を行い即日完売。2018年には結成10周年を迎え、東名阪アリーナツアーを行う。同年10月には3rd Full Album『SOIL』をリリース、2019年9月にシングル「SEED」を缶の形態でリリース。さいたまスーパーアリーナで単独公演"YON EXPO" を開催。2020年11月には、Aichi Sky Expo にて"YON EXPO’20" を開催した。2021年9月に約2年ぶりの新作となる「fade / Just」をリリース、全国ツアー『Deliver 04 you tour』を敢行、11月に幕張メッセにて"YON EXPO’21" を開催した。2022年10月12日に4年ぶりとなる4th Full Album『Harvest』をリリースし、10月18日より全36公演の全国ツアー「Harvest tour 2022-2023」を開催。2023年4月8日(土) 9日(日) に"YON FES 2023" を主催し約2万人(完売)を動員。11月11日(土) 12日(日) に日本武道館ワンマンライブを開催する。Vo.GEN の少年のようなハイトーンボイスから繰り出されるグッドメロディーかつ疾走感溢れる楽曲と、圧倒的なライブパフォーマンスは観る者の心を掴む。関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年04月28日04 Limited Sazabys(以下フォーリミ)主催の野外イベント『YON FES 2023』が昨年に引き続き、4月8日、9日と地元・愛知県の愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)で開催された。今年のヨンフェス2日間を通し、もっとも強く感じたのはフォーリミの根底に流れる“パンク”の部分だった。ご存知のように彼らは甘美なポップ性を含めて、多彩な音楽的引き出しを持っている。「フォーリミはめちゃくちゃ音楽性の幅が広い。音楽の楽しみ方が広い」とヨンフェス2日目に出演したフレデリックの三原健司(Vo/Gt)は語っていた。それはその通りなのだが、時代を切り拓き、前に進むためには、何かに抗うパワーが必要不可欠だ。その意味において、今年のフォーリミは音楽と精神の両面において、”パンク”の部分が際立っていた。もっと踏み込んで言うと、彼らが持つパンク・スピリットは鋭く磨かれ、豊かな広がりを持っていた。今年も「SKY STAGE」、「LAND STAGE」の2ステージ制で行われ、2日間にわたって全アクトを観てきた。初日の「SKY STAGE」に出たのはキュウソネコカミだ。お馴染みのFEVER333をSE曲にメンバー5人が登場。ヨンフェス初日は雨が降ったり止んだりの生憎の天候となったものの、「KMDT25」でお祭り騒ぎの熱狂を作り出す。次の「家」ではフォーリミのHIROKAZ(Gt)がヤマサキ セイヤ(Vo/Gt)のギターを弾くサプライズで場を沸かせた。また、「DQNなりたい、40代で死にたい」ではセイヤが筋斗雲に乗り、観客とコール&レスポンスを繰り広げる光景にも胸が熱くなってしまった。キュウソネコカミ Photo:藤井拓「LAND STAGE」(以下、SKY→LANDと順番にレポ)の一番手を務めたSee You Smileは、煌びやかなポップ・パンクでサーファーを続出させる。「去年、フォーリミのツアーに誘ってもらって、いろんな感情がある。ヨンフェス、ライブ・シーンはここから始まる!」とRui(Vo)はMCを挟み、後半はライブハウスの曲と告げて「The Anthem」をプレイ。足腰の強い疾走曲でポジティブなエネルギーを振りまいていた。See You Smile Photo:ヤオタケシヨンフェス皆勤賞のMy Hair is Badは「ドラマみたいだ」を演奏中に晴れ間がのぞいたりと、野外ならではのマジックを引き起こす。「俺の悲しみで笑って帰って」と椎木知仁(Vo/Gt)は語った後に「真赤」へと繋げ、続く「歓声をさがして」の途中では「大歓声がフォーリミ を包みますように!」と叫ぶなど、ハートフルなステージングで観る者を骨抜きにした。My Hair is Bad Photo:日吉“JP”純平「フォーリミが呼んでくれたフェスなんで楽しみにしてきました。歌いたいけど、ずっと歌えなかった。歌いたくないですか?」と清水エイスケ(Vo/Gt)が挨拶すると、奈良発のAge Factoryは「SKY」でライブをスタート。次の「Dance all night my friends」ではウォーウォー!の合唱で観客を一つに束ね、後半の「GOLD」ではサーファーが切れ目なく溢れたりと、男臭いギターロックの破壊力を存分にアピールした。Age Factory Photo:かい「いかにもクリープハイプっぽい天気だし、きっとみんなまだ濡れていると思うので、セックスの歌を」と尾崎世界観(Vo/Gt)が言うと、クリープハイプは「HE IS MINE」を投下。「セックスしよう」と合唱する場面はお約束とはいえ、一緒にみんなで歌える喜びは格別である。「ヨンフェスはほかの出演者見ても筋が通ってる。俺らタイテ見ても、ちょっとヘンかなと。ちょっとヘンが愛おしく、嬉しい」と話し、ラストに「栞」をプレイ。するとフォーリミのGENが現れ、親密なるデュエットに観客は興奮のるつぼと化していた。クリープハイプ Photo:藤井拓「SHANKで一番人気ない曲やるわ」と庵原将平(Vo/Ba)が言うと、SHANKは「Karma」を放ち、観客はノリノリで騒ぎ出す。コロナ禍に作ったという「Bright Side」ではポジティブなメロディック・パンクで激しく焚きつける。「フォーリミ、毎年呼んでくれてありがとうございます!」と庵原が言うと、「今年もBLAZE UP(NAGASAKI)に呼びます!」と松崎兵太(Gt/Cho)は告白。リスペクトし合う者同士の癒着(?)ぶりもまた良し!SHANK Photo:ヤマダマサヒロ「バンザイ〜好きでよかった〜」の1曲で観客の心を掴んだのは初出演のウルフルズだ。一度聴けば口ずさめる歌詞のキャッチーさも相まり、堂々たるパフォーマンスを展開。ソウルやファンクなどブラック・ミュージックに根差した演奏も心地よく、自然と体が揺れ動くグルーヴ感も素晴らしい限りだ。最後の「ガッツだぜ!!」では観客による大声が野外に響き渡っていた。ウルフルズ Photo:ヤオタケシこちらも初出演となったFOMAREは「念願のヨンフェス、呼んでくれてありがとうございます!」とアマダシンスケ(Vo/Ba)は喜びを露わにする。2ビートから豊潤な歌メロまで幅広い曲調を使い分け、観客が縦に横に揺らしまくる。後半にはフォーリミの「monolith」のカバーを挟み、主催バンドに対する愛をひしひしと感じるほど。それもそのはず、過去ヨンフェスにお客さんとして参加したことがあるらしく、このステージに賭ける意気込みは半端ではなかったはずだ。FOMARE Photo:かいSUPER BEAVERはオープニングの「証明」からオフェンシブな演奏で突っ走る。「フォーリミから貰った時間は俺たちの時間、その中にあなたたちがいる!」と渋谷龍太(Vo)は叫び、新曲「グラデーション」をここで初披露。こちらもエモーションだだ漏れの凄まじい熱量で迫り、歌詞と演奏をまっすぐ届ける様にも鳥肌を覚えた。ヨンフェスやフォーリミのファンを全員振り向かせるんだ!という気迫漲るステージにただただ圧倒されてしまった。SUPER BEAVER Photo:日吉“JP”純平チョッ速の「Backward」で幕を開けたKUZIRAは、3ピースの機能性を活かしたメロディック曲を連発する。「ライブハウスで地道にやっていたら、先輩が見てくれるから」と末武 竜之介(Vo/Gt)は語り、先輩と後輩を大切にするフォーリミの姿勢にもリスペクトを表明。「次の1曲、フォーリミに捧げさせてください!」と言うと、「swim」のカバーを披露。GEN同様にハイトーン・ボイスを操る末武の歌声はこれ以上なく楽曲にマッチしていた。KUZIRA Photo:ヤマダマサヒロあまりの寒さに震えた初日、遂にトリを飾るフォーリミが「SKY STAGE」に登場。同ステージのトリ前に出たSUPER BEAVERのライブが凄すぎたため、フォーリミはどう立ち向かうのかと少し不安を抱いたが、それはとんだ杞憂に過ぎなかった。後輩に目を配り、先輩に力を貸りながら、フォーリミはあくまでも等身大のフォーリミらしさで真っ向勝負する。まずは最新4thアルバム『Harvest』冒頭曲「Every」〜「Keep going」を立て続けに披露。この2曲を通して、日々前に進むのみ!という明るいメッセージを観客に届ける。GEN(04 Limited Sazabys) Photo:かい「ヨンフェス帰って来ました。みんなの声が聞こえるだけで嬉しい。キュウソネコカミの筋斗雲から泣きそうになった」とGENは告白。コロナ禍以前の風景が戻って来たことを喜び、今年のヨンフェスが2023年の音楽/ライブ・シーンを切り拓く起爆剤になればいい。そんな願いもあったのだろう。中盤に「Jumper」、「monolith」と畳み掛け、サーファーは大量発生。04 Limited Sazabys Photo:藤井拓また、「Galapagos」では寸劇パートを織り込んだりと自由奔放なアプローチも際立っていた。「みんなの荷物を歌で軽くできたら」と話すと、観客に寄り添うように「Honey」、「Terminal」を届けて本編を終了。アンコールでは「ライブハウスツアーで育てた曲」と語り、歌メロから2ビートに切り替わる「Harvest」、そして、今日の寒空にマッチしていた「Squall」を聴き、心が浄化されるように気分に包まれた。歌詞の中で「自分が欲しいよ自信がほしい」と歌っていたフォーリミ。しかし、今や内面から滲み出た自信が、そのまま自分らしさに直結したかっこ良さであった。Photo:日吉“JP”純平Text:荒金良介Photo:ヤオタケシ/藤井拓/日吉“JP”純平/ヤマダマサヒロ/かい<公演情報>『YON FES 2023』4月8日(土)・9日(日) 愛知県 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)【出演】■4月8日(土)04 Limited Sazabys / Age Factory / FOMARE / KUZIRA / My Hair is Bad / See You Smile / SHANK / SUPER BEAVER / ウルフルズ / キュウソネコカミ / クリープハイプ■4月9日(日)04 Limited Sazabys / Dragon Ash / dustbox / HEY-SMITH / KEYTALK / Maki / Paledusk / TENDOUJI / Wienners / フレデリック / 緑黄色社会HP::公式プレイリスト:主催アーティスト04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)GEN(B, Vo)、HIROKAZ(G)、RYU-TA(G, Cho)、KOUHEI(Ds, Cho)2008年名古屋にて結成の4ピースロックバンド。2015年に1st Full Album『CAVU』をリリースしメジャー進出。2016年からは毎年4月に地元・愛知県にて、バンド主催の野外ロックフェス“YON FES”を開催している。2017年には日本武道館公演を行い即日完売。2018年には結成10周年を迎え、東名阪アリーナツアーを行う。同年10月には3rd Full Album『SOIL』をリリース、2019年9月にシングル「SEED」を缶の形態でリリース。さいたまスーパーアリーナで単独公演"YON EXPO" を開催。2020年11月には、Aichi Sky Expo にて"YON EXPO’20" を開催した。2021年9月に約2年ぶりの新作となる「fade / Just」をリリース、全国ツアー『Deliver 04 you tour』を敢行、11月に幕張メッセにて"YON EXPO’21" を開催した。2022年10月12日に4年ぶりとなる4th Full Album『Harvest』をリリースし、10月18日より全36公演の全国ツアー「Harvest tour 2022-2023」を開催。2023年4月8日(土) 9日(日) に"YON FES 2023" を主催し約2万人(完売)を動員。11月11日(土) 12日(日) に日本武道館ワンマンライブを開催する。Vo.GEN の少年のようなハイトーンボイスから繰り出されるグッドメロディーかつ疾走感溢れる楽曲と、圧倒的なライブパフォーマンスは観る者の心を掴む。関連リンクHP:::チャンネル:公式LINEアカウント:オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年04月27日2022年10月、実に4年振りのリリースとなったアルバム『Harvest』を引っ提げ『Harvest tour 2022-2023』と題し全36公演に及ぶツアーを完走した04 Limited Sazabys。ツアーファイナルは彼らの地元である名古屋はZepp Nagoyaにて2月15日、16日の2DAYSで開催された。昨年10月より2カ月間にわたって行われた対バンシリーズ、そして2023年1月より行われてきたワンマンシリーズと、36公演を経て4人が耕してきたものがどんな物語として着地するのか、ツアーが発表された事からずっとワクワクしていた。それは対バンツアーにラインナップした次世代バンドの顔ぶれも含め、04 Limited Sazabysがシーンを耕すべく撒いた種がどんな芽を出すのか、彼らがバンドシーンに対して自覚する意識のようなものも数年前とは確実に変わっていることにも興奮したし、バンドとして彼らがそのフェーズに立っていることも誇らしく思ったりした。飲み込めない現実はいつだっていきなり目の前に現れる。この数年のことを思ってもそう。次から次へとやってくる困難にどう立ち向かっていけばいいんだろうって試行錯誤して、凝り固まった思考を削除して、前だけを向いてここまでやってきた。だけど全く違う角度から現実だけをズドンと突きつけられて、正直今この瞬間の目の前のライブをどう受け止めたらいいのか、この日ばかりは分からないでいた。何度も書き直していることを前提に読んで欲しいのだけれど、04 Limited Sazabysにとって、ライブハウスシーンにとって、カルチャーにとって、僕にとって、きっとあなたにとって、とても大切な存在であるミュージシャンの訃報が名古屋公演初日であるこの日のライブ当日に届いた。それを無視してライブが出来るような関係性でないことは04 Limited Sazabysのファンであれば分かるはずだ。大団円のツアーファイナル前日、神様がいるとしたら04 Limited Sazabysに与えられたものはとてつもなく大きなことだと思う。だけどやはりそこはライブバンド。お馴染みのSEの「Enjoy」の掛け声が今日に至っては「行こうぜ!」と肩を組んでくれるような力強さを感じさせるものであったし、じゃあ今目の前のファンをいかにエンジョイさせるか、その使命感の中で彼らが見せてくれたのは、どんな現実を前にしても決して戦う拳を忘れないという強い心だった。ツアー初日。すっかり「感染」という言葉に敏感になってしまった世界の中で「観戦同士行こうぜ」とライブに対する不安や葛藤やありもしないイメージを払拭してくれる「Every」でライブが始まった。この数年間、規制の対象となったライブハウスで本当にみんなよく戦ってきた。そんな中でライブハウスは、前に戻るのではなく、新しい価値観と在り方で2023年を迎え、状況が変わってきたと思う。それは満員のZepp Nagoyaであったり、思い思いの声援を飛ばしながらステージに愛と鼓動を飛ばすオーディエンスの姿に全部現れていた。観戦同士、行こうぜ。観えてきたゴールを決めるのは誰かひとりじゃなくて、04 Limited Sazabysと僕らだ。世界はいつの間にか膨らんじゃって、関係ないふりしていたってどう考えても当事者で、もうずっと歌い続けてきた「Now here, No where」だって2023年の今のメッセージとして突き刺さる。重圧がそびえ立ったって鼓動を止めず動き回る。大事なことは衝動と創造だって「Cycle」が教えてくれる。その説得力が4人にはある。だってずっとそれを繰り返してここまで来たんだから。だけど戦ってきたのは4人だけじゃない。04 Limited Sazabysという船には沢山の仲間が乗っていて、「fade」でZepp Nagoyaを覆った照明だって、「Finder」「Predator」でバンドの演奏を立体的に作り上げた音響だって、その姿は見えなくとも「ここは俺に任せろ!」とフロアに必殺技を叩きつける。こうやってみんなで戦ってきたのだ。そうやってみんなで目指した理想郷が目の前に見えてきたのが2023年、今なのだ。「Utopia」で見えた未知の先の未来がいよいよ現実のものになろうとしていることを実感する。36°Cで命を沸かせてて、本能に宣戦布告して、夢の中から飛び出して現実を謳歌したい。だけどみんな優しいから、誰かの為に我慢して、誰かの為に戸惑って躊躇って、でもそれって勇気に似ているって、この数年ずっと思っていた。今日のライブハウスがあるのはみんなの優しさ。絶対って言葉はあまり使わないようにしているんだけど、これは絶対だ。土壌を作ってるのは何もバンドだけじゃない。みんなだ。そんなみんなのリーダーが04 Limited Sazabysなのだ。同じ時代に生きて、同じ傷を負って、それがかさぶたになって、やっと取れていく感じ。「Night on」から感じるのはもはや04 Limited Sazabysと僕らは運命共同体なのかもということ。このツアーが始まって、その中でもグラデーションかのように少しずつ状況が変わっていく中、待ちくたびれた再会のタイミングはその都度あったと思うけど、地元名古屋で声を出せる状況で再会出来たこと、これだって前だったら当たり前のことだし、少し前だったら当たり前じゃなくなったことでしょ。「Lost my way」で歌っていた「日々に帰ろう」というメッセージが今になってこんな聴こえ方をするなんて、これもコロナ禍を経て新しく芽生えた受け取り方だったりするんだけど、そうやって起きたことに意味を持たせてプラスに解釈していくことで僕たちは前に進めるんだと思う。決して忘れないし、消しても意味はない。全部抱きしめて先に進みたい。先導してくれるのは04 Limited Sazabys。4人がいて、みんながいて、またここに帰ってきたなって「Milestone」を一緒に歌いながら考えていた。「hug」「Honey」の包容力も今の04 Limited Sazabysの強さだと思う。「悲しまなくていいよ でも泣いたっていいよ」なんて言葉もこの日だけは優し過ぎて困る。永遠なんてないことは分かっている。分かっているんだけど今日の「hello」は永遠を信じられるパワーを放っていた。コロナ前、みんなで歌っていた「hello」はコロナで少し形を変え、2023年の「hello」としてまたその形を変えていた気がする。そうやってきっとこの曲は04 Limited Sazabysと僕らと一緒に永久にふわり付き合っていくことだろう。そういう曲に出会えたことも今日感じた軌跡のひとつだ。GENが「触れるけど」と前振りをして話した言葉、会場に居た人にはしっかり届いたと思うけれど、僕らはみんな誰かに影響を受けて生きてきて、それはきっとGENだって、HIROKAZだって、RYU-TAだって、KOUHEIだって一緒で、そうやって誰かの存在の下で僕らは考えて、悩んで、学んで、自分というものを作り上げていくんだと思う。『SOIL』という土壌に撒かれた『SEED』、つまり種こそが04 Limited Sazabysで、それが『Harvest』で実ったのだ。もうはっきり書くけれど、その栄養素であり、全ての根源にあるのが04 Limited Sazabysにとって、僕にとって、Hi-STANDARDなのだ。今日という日にライブハウスに居ることが出来て良かった。04 Limited Sazabysが地元である名古屋でライブをしてくれていて良かった。そしてそれはライブをした04 Limited Sazabysだってステージに立ちながら思っていたんじゃないだろうか。聞きたくないことも知りたくないことも増えるし、飲み込めない現実は容赦なくやってくるけれど、涙を飲み干して、手を伸ばして、何処までも行きたい。涙はとめどなく出てしまうけど、それでもライブハウスを出る頃には笑顔で上を向いて帰りたい。そうさせてくれた04 Limited Sazabysは間違いなく僕らの時代のヒーローだ。大収穫のツアーファイナル前日、名古屋公演初日。ヴィジュアル系バンド「La Vie en Crisis」参戦名古屋公演2日目、ツアーファイナル。もう何が起きたって不思議じゃないし、逆に何でも起こりうる時代を僕らは生きている訳で、そこにどう向き合って、どう前を向くことが出来るかで、その先の未来は大きく変わっていくのだと思う。前に前に進むために何が必要で何が要らないか。誰かが決めた不要不急なんてもう関係ない。見極めて削ぎ落して、やってきたのは諦めの悪い僕らの反逆のターン。「土壌に種を撒く、そして耕す」ってことはアルバムを通して、このツアーを通して、きっと何度も言ってきたことだと思う。何が実るかなんて掘り起こしてみないと分からないけど、ツアーを回ってきたことで04 Limited Sazabysと僕らの大収穫が明日の希望になったことは、あの場に居た人なら確信していると思う。前日2月15日のライブは感情を何度も持っていかれそうになりながらも、涙がこぼれ落ちないように上を向いてみんなで肩を組んで乗り越えたようなライブだった。そこに04 Limited Sazabysがいて良かったし、地元名古屋で彼らのライブがあって本当に良かったと何度も思った。しかし会場に到着すると少し異変を感じた。何故か今日のZepp Nagoyaでは日本のカルチャーのひとつであるヴィジュアル系の名曲たちが会場BGMとして流れていることがどうしても気になる。その瞬間に感じた予感が本物だったことは、BGMがX(現X JAPAN)の「Silent Jealousy」のギターソロに差し掛かる直前のことだった。Zepp Nagoyaを包んだのは、優しさを孕みつつも破滅に向かう刹那を感じるピアノの音だった。歓声が静寂を切り裂くと、ステージに現れたのは「ネオ名古屋系」ともいえるヴィジュアル系バンド、La Vie en Crisisのパーシー北村、朧月影丸、ローズ石川、ダークオブ田中の4人。会場に緊張が走る。彼らは今回のツアーに『JAPAN TOUR 2023 ~FIGHTINGANGRY LOVE~』と名付けている。そのタイトル通り、彼らは今日、名曲「F.A.L」をなんと2回も披露してくれたのだ。この愛の深さ、戦う姿勢、さすがLa Vie en Crisisである。特筆すべきは彼らを形成しているものが90年代初期、2000年代、2010年代のそれぞれのヴィジュアル系要素を兼ね揃えていることだ。それは楽曲だけでなく、その容姿にも顕著に表れていて、まさに「ヴィジュアル・ショック」の名に相応しい存在感を放つパフォーマンスがZepp Nagoyaに華を咲かせた。La Vie en Crisisが演奏したのは「F.A.L」のみ。まさに瞬間の美学である。この後、今回のツアーのクロージングアクトとして登場した04 Limited SazabysはLa Vie en Crisisにとって運命共同体。クロージングアクトだと言っておきながら、ここから2時間弱ライブをした04 Limited Sazabysの気合いだって、しっかりとZepp Nagoyaに伝わったと思う。冗談はここまでにして(いや冗談ではないけれど)いよいよ04 Limited Sazabysだ。前日の名古屋1日目の本編ラストは「Just」だったけれど、2日目である今日がその「Just」から始まった意味を考える。飲み込めない現実を知った前日。その現実は怖いし痛い。だけど、僕らは涙を飲み干してここからまた先に進まないといけない。昨日が今日になって、何も変わらないけど、何かを変えることが出来るのは自分自身だけだ。僕らはひとりじゃない。そこに04 Limited Sazabysがいる。留まるより先に行く。そんな僕らの決意表明なんじゃないかと思わせてくれるスタートダッシュに握った拳が固くなる。「Just」でも「climb」でも「ここまで来たら」という言葉をGENは発してる。そう、ここまで来たんだ。名古屋の小さなライブハウスから始まって、色んな経験をして、その経験を以てしても太刀打ちできない時期を経て、攻撃再開の狼煙が上がったのが『Harvest tour』なんだと思う。声が出せなくなった時期を超え、ライブハウスに鳴り響く本当の声。声が出せなかった時期があったからこそ「Chicken race」も特別に聴こえるから音楽って面白い。僕たちはきっとこれからも色んな困難にぶつかると思う。判断に間違うことだってあると思う。だけど何十回だって軌道修正出来るんだって「Jumper」で背中を押してくれるから何十回だって挑戦しようと思える。起きたことをなかったことにするには犠牲が大きすぎると思っていて、全てがあの頃に戻るっていうのだったら、亡くなった人がひとり残らず生き返らなきゃ元に戻ったなんて言えないと思う。だからこそ踏み出す1歩が大切で、それを04 Limited Sazabysは「新しい歩幅で進む」と歌う。この数年で僕らは新しい僕らになった。La Vie en Crisisのダークオブ田中がライブ中に「運命共同体」という言葉を口にしたけれど、本当にその通りなのだ。こんな時代を共有していて、そんな時代から愛と光を放とうとしている04 Limited Sazabysと僕たちは運命共同体そのものだ。「Galapagos II」から「Galapagos」への流れも嬉しかった。ライブハウスで当たり前に楽しむことを何処か後ろめたく思ってしまう時期もあったし、今でもライブハウスに行くことを隠さないといけない人だってまだいると思う。でも答えはきっとひとつで、自分で決めればいいんだと思う。僕と君と君と君は違う人だからああすればこうだとかそれもきっと違う。その違いを、人の数だけある違いを受け入れることがラブ&ピースの第一歩なのだ。誰かを意識し過ぎて自分の幸せを見逃したくない。そんなのちっとも面白くないし、そんなのとっても退屈だ。進行方向を見失ったって、混乱したって、ヒアウィーゴーで始めたらいいのだ。先頭を突っ走るのは04 Limited Sazabys。何処までだって着いていくから、何処までも連れてってくれ。「あなたに会いたい」と歌う「Letter」、「ずっと二人でいたい」と歌う「hug」、そして「君が好き」と歌う「Honey」を並べて聴くとスイートな印象も受けるけれど、愛を伝えることって、その前に現実を突きつけられたりもするから面白い。悲しまなくて良いし怖がらなくていい。そして泣いたって良い。最後に笑えたらそれで良い。昨日の今日で、じゃあどんなライブになるかなと思ったりもしたけれど、物語が戻れないなら進むだけなのだ。心配を安心に変えてくれたのは、ライブハウスで戦い抜いた04 Limited Sazabysだし、あの街この街のライブハウスだし、信じて足を運んでいるあなた自身だ。信じることって難しいかもしれないけど、それでもこのアルバムで、このツアーで、僕らが信じてきたのは爆音で鳴り続ける音楽を楽しむってことだ。音楽を止めないこと。「ベントマン」や「でえたらぼっち」との約束だ。「coco壱」を食べて元気100倍だ。何かあったら「近藤産興」が全部貸してくれる。今出てきたのはGENがステージで口にした名古屋企業やCMの一部であり、彼らに力を貸してくれる業種も超えた名古屋パワーだ。それもこれも04 Limited Sazabysの軌跡があってこそだ。足の向く方角へ走ろうとしたとき、沢山の仲間が並走していることに気付いて加速する。そうやってずっと走っていけたら最高だ。僕たちはヒーローをずっと追ってきた。それは04 Limited Sazabysだって一緒だと思う。追って追って辿り着いて、だけど近くなればなるほどその大きさに気付いて、憧れて、焦がれて、また追いかける。そういう存在がいることって人生を豊かにするものだと思う。そして今、04 Limited Sazabys自体が追われる立場となって、その下にまた新しい芽が出ようとしている。信じた未来、夢見た夢が溢れているのは、その芽が実った未来で04 Limited Sazabysが泳ぎ続けているからだ。未来に種を撒いた04 Limited Sazabysがこのツアーで収穫したもの。目に見えなくたって、そのリアリティはしっかりと受け取らせて貰った。『Harvest tour』全36公演、各地で芽生えたものが芽吹く2023年はまだまだ始まったばかりだ。さあ、次はYON FES。ヒアウィーゴー。text by 柴山順次(2YOU MAGAZINE)photo by ヤオタケシ<ライブ情報>『YON FES 2023』2023年4月8日(土)・9日(日)会場:愛知県 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)開場 9:30 / 開演 11:00 / 終演 19:00予定 (各日予定、雨天決行 / 荒天時は中止)■4月8日(土) 出演アーティスト04 Limited Sazabys / Age Factory / FOMARE / My Hair is Bad / SHANK / ウルフルズ / キュウソネコカミ / クリープハイプ / and more■4月9日(日) 出演アーティスト04 Limited Sazabys / Dragon Ash / dustbox / HEY-SMITH / TENDOUJI / Wienners / フレデリック / 緑⻩色社会 / and more【チケット料金】各1日入場券:8,800円(税込)問合せ:SUNDAY FOLK PROMOTION052-320-9100(12:00~16:00)『YON FES 2023』HP:『YON FES 2023』Twitter:関連リンク04 Limited Sazabys オフィシャルサイト::::オフィシャルFC「YON TOWN」:
2023年02月20日04 Limited SazabysとBiSHが、ライブ配信イベント『音楽と行こう』に出演することが発表された。『音楽と行こう』は、KDDI株式会社が「日本各地にある素敵な場所で、特別な音楽ライブを」をテーマに地域の魅力を音楽とともにお届けするイベント。2022年開催時には、UNISON SQUARE GARDENが岐阜県各務原市で、MAN WITH A MISSIONが岩手県陸前高田市でライブを実施。さらにそれぞれの街ならではのスポットを巡ったショートムービーを公開し、その地域ならではの魅力を紹介した。今年は、04 Limited Sazabysが沖縄県にある、数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた太古の谷「ガンガラーの谷」でパフォーマンスすることが決定。「つなぐ」をテーマに、近年ツアーで訪れることが出来なかった沖縄の地で通常のフルバンドの演奏に加え、普段ではなかなか観ることができないアコースティック編成の「豪華2本立てライブ」をお届けする。ガンガラーの⾕また、BiSHは「夢に向かう光の道」をテーマに「何事にも打ち勝つ開運の神」として知られる福岡県福津市にある宮地嶽神社で、結成当初からの夢であった東京ドーム公演の成功をライブを通じて祈願する。宮地嶽神社<イベント情報>『音楽と行こう』『⾳楽と⾏こう』ロゴ2023年3月21日(火・祝) 20:00配信出演者:04 Limited Sazabys2023年3月26日(日) 19:30配信出演者:BiSH『音楽と行こう』特設サイト:
2023年02月17日ロックバンドとお笑い芸人によるツーマンイベント『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部- Vol.2』が、3月14日(火) に大阪・GORILLA HALL OSAKAで開催されることが決定した。GORILLA HALL OSAKAは今年1月21日(土) にオープンしたライブハウス。2月5日(日) にはこけら落とし公演の一環として、ゲスの極み乙女とさらば青春の光を迎えた同イベントの第1回が行われる。2回目の開催となる今回は、04 Limited Sazabysと四千頭身が出演。“4”つながりかつ、04 Limited SazabysのGEN(ボーカル&ベース)と四千頭身の都築拓紀は交流があるとのことで、この日ならではのスペシャルなステージに期待が高まる。チケットは、オフィシャル先行受付を2月6日(月) まで実施中。<公演情報>『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部- Vol.2』3月14日(火) 大阪・GORILLA HALL OSAKAOPEN18:00 / START19:00出演:04 Limited Sazabys / 四千頭身【チケット情報】スタンディング:5,500円(税込)■オフィシャル先行受付:2月6日(月) 23:59まで受付URL:■一般発売:2月25日(土) 10:00~お問い合わせ:GORILLA HALL OSAKATEL:06-6690-7721(11:00~18:00)オフィシャルサイト:
2023年01月27日04 Limited Sazabys主催の野外フェス『YON FES 2023』が、2023年4月8日(土)・9日(日) に愛知・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催されることが決定した。『YON FES』はバンドの地元・愛知県で行われる野外フェスで、今回が6回目の開催となる。出演者やチケットの詳細は追って発表される。<イベント情報>YON FES 20232023年4月8日(土)・9日(日) 愛知・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)開場9:30/ 開演11:00/ 終演19:00(各日予定、雨天決行 / 荒天時は中止)『YON FES 2023』ロゴお問い合わせ:SUNDAY FOLK PROMOTIONTEL:052-320-9100(12:00-16:00)関連リンク04 Limited Sazabys オフィシャルサイト:『YON FES』公式Twitter:
2022年12月19日04 Limited Sazabysが、10月12日にリリースするフルアルバム『Harvest』の発売を記念した公開録音イベントを10月10日(月・祝) の15時より開催することを発表した。本イベントはメンバーと共にアルバム全曲をいち早く聴ける企画となっており、今年10月に開業20周年を迎える名古屋のランドマーク「オアシス21」にて観覧フリーで行われる。また、「オアシス21」では10月10日(月・祝) から12月25日(日) にわたってフォーリミとのコラボ企画として、水の宇宙船の特別ライトアップ演出やメンバーによる特別館内放送が流れる予定だ。■「オアシス21」20周年キャンペーン特設サイト<イベント情報>公開録音イベント『OASIS21 20th Anniversary 04 Limited Sazabys “Harvest” Special Listening Session Supported by ZIP-FM』2022年10月10日(月・祝) オアシス21 銀河の広場時間:15:00~16:00出演:04 Limited Sazabys内容:トークライブ詳細はこちら:<リリース情報>先行シングル「Keep going」配信中※TVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』 オープニングテーマ配信リンク:「Keep going」MV<リリース情報>04 Limited Sazabys 04th Full Album『Harvest』10月12日(水) リリース●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,100円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Every02. Keep going (TVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』オープニングテーマ)03. Glowing04. fade05. Finder06. Predator07. Jumper(Reebok “ZIG KINETICA” コラボ曲)08. Honey09. Cycle(パラスポーツアニメ パラサイクリング編 テーマ曲)10. hug11. Galapagos Ⅱ12. kiki13. Harvest14. Just15. F.A.L(Bonus track) ※CDのみ収録【Blu-ray / DVD収録内容】・YON FES 2022 Live & Documentary・Harvest 完成記念慰安旅行? 〜大収穫!?キャンプ編〜・「F.A.L」MUSIC VIDEO(Bonus track)【初回盤・通常盤 共通特典】※初回プレス封入特典・『Harvest tour 2023 〜one man series〜』最速先行応募ID応募期間:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59【初回盤のみ】・プレイパス対応(Blu-ray、DVDのみ対応)※映像がスマホで簡単再生できる「プレイパス」サービス対応アルバム特設サイト:予約リンク:<ツアー情報>04 Limited Sazabys『Harvest tour 2022』※各公演対バンあり『Harvest tour 2022』告知画像10月18日(火) 千葉LOOKw/ Maki10月20日(木) 水戸LIGHT HOUSEw/ the dadadadys10月23日(日) HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-2w/ SonoSheet10月27日(木) 松山WstudioREDw/ KUZIRA10月28日(金) 高知キャラバンサライw/ KUZIRA11月3日(木・祝) 小樽GOLD STONEw/ KALMA11月5日(土) 帯広MEGA STONEw/ FOMARE11月6日(日) 旭川CASINO DRIVEw/ FOMARE11月10日(木) 郡山Hip Shot Japanw/ 鉄風東京11月12日(土) 盛岡club change WAVEw/ totemぽぉる11月13日(日) 秋田club SWINDLEw/ totemぽぉる11月16日(水) 浜松窓枠w/ TETORA11月17日(木) 神戸太陽と虎w/ reGretGirl11月19日(土) 周南RISING HALLw/ Jam Fuzz Kid11月23日(水・祝) 金沢EIGHT HALLw/ プッシュプルポット11月24日(木) 長野CLUB JUNK BOXw/ See You Smile11月26日(土) 甲府KAZOO HALLw/ かずき山盛り12月1日(木) 鹿児島CAPARVO HALLw/ ネクライトーキー12月2日(金) 熊本B.9 V1w/ ネクライトーキー12月4日(日) 長崎DRUM Be-7w/ ジ・エンプティ12月8日(木) 京都MUSEw/ サバシスター12月10日(土) 岐阜club-Gw/ SHIFT_CONTROL12月11日(日) 豊橋club KNOTw/ Some Lifeチケットの詳細はこちら: Limited Sazabys『Harvest tour 2023 〜one man series〜』2023年1月16日(月) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月17日(火) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月20日(金) Zepp Sapporo2023年1月22日(日) 仙台GIGS2023年1月26日(木) Zepp Osaka Bayside2023年1月27日(金) Zepp Osaka Bayside2023年2月1日(水) KT Zepp Yokohama2023年2月3日(金) 新潟LOTS2023年2月5日(日) 高松festhalle2023年2月6日(月) BLUE LIVE HIROSHIMA2023年2月8日(水) Zepp Fukuoka2023年2月15日(水) Zepp Nagoya2023年2月16日(木) Zepp Nagoya■アルバム『Harvest』封入先行:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59関連リンクHP:::::
2022年10月07日04 Limited Sazabysが、10月18日(火) から始まる全国ツアー『Harvest tour 2022』の対バンアーティストを発表した。発表されたのは、Maki、the dadadadys、SonoSheet、KUZIRA、KALMA、FOMARE、鉄風東京、totemぽぉる、TETORA、reGretGirl、Jam Fuzz Kid、プッシュプルポット、See You Smile、かずき山盛り、ネクライトーキー、ジ・エンプティ、サバシスター、SHIFT_CONTROL、Some Lifeといった新進気鋭のバンドだ。GEN(B / Vo)が、9月初旬にTwitterで「ツアーの対バンを会議中。実はまだ何処も決まってない。」「まだやったことないけどやりたい若手中心で検討中」とつぶやいたところ、自薦他薦含めて全国からオススメバンドの情報が届いたという。その投稿を見て“出会った”バンドもこのツアーにゲストとして出演しているとのこと。10月12日(水) にリリースされるフルアルバム『Harvest』を引っ提げ行われる『Harvest tour』は、10月18日スタートの全国23公演の対バンシリーズに加え、2023年1月16日より行われるワンマンシリーズ13公演の計36公演というロングツアーとなる。チケットの一般発売は10月1日(土)よりスタート。なお、『Harvest』初回盤&通常盤の初回プレス分には、ワンマンシリーズ『Harvest tour 2023 〜one man series〜』の最速先行応募IDが封入される。<リリース情報>先行シングル「Keep going」配信中※TVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』 オープニングテーマ配信リンク:「Keep going」MV<リリース情報>04 Limited Sazabys 04th Full Album『Harvest』10月12日(水) リリース●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,100円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Every02. Keep going (TVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』オープニングテーマ)03. Glowing04. fade05. Finder06. Predator07. Jumper(Reebok “ZIG KINETICA” コラボ曲)08. Honey09. Cycle(パラスポーツアニメ パラサイクリング編 テーマ曲)10. hug11. Galapagos Ⅱ12. kiki13. Harvest14. Just15. F.A.L(Bonus track) ※CDのみ収録【Blu-ray / DVD収録内容】・YON FES 2022 Live & Documentary・Harvest 完成記念慰安旅行? 〜大収穫!?キャンプ編〜・「F.A.L」MUSIC VIDEO(Bonus track)【初回盤・通常盤 共通特典】※初回プレス封入特典・『Harvest tour 2023 〜one man series〜』最速先行応募ID応募期間:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59【初回盤のみ】・プレイパス対応(Blu-ray、DVDのみ対応)※映像がスマホで簡単再生できる「プレイパス」サービス対応アルバム特設サイト:予約リンク:<ツアー情報>04 Limited Sazabys『Harvest tour 2022』※各公演対バンあり『Harvest tour 2022』告知画像10月18日(火) 千葉LOOKw/ Maki10月20日(木) 水戸LIGHT HOUSEw/ the dadadadys10月23日(日) HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-2w/ SonoSheet10月27日(木) 松山WstudioREDw/ KUZIRA10月28日(金) 高知キャラバンサライw/ KUZIRA11月3日(木・祝) 小樽GOLD STONEw/ KALMA11月5日(土) 帯広MEGA STONEw/ FOMARE11月6日(日) 旭川CASINO DRIVEw/ FOMARE11月10日(木) 郡山Hip Shot Japanw/ 鉄風東京11月12日(土) 盛岡club change WAVEw/ totemぽぉる11月13日(日) 秋田club SWINDLEw/ totemぽぉる11月16日(水) 浜松窓枠w/ TETORA11月17日(木) 神戸太陽と虎w/ reGretGirl11月19日(土) 周南RISING HALLw/ Jam Fuzz Kid11月23日(水・祝) 金沢EIGHT HALLw/ プッシュプルポット11月24日(木) 長野CLUB JUNK BOXw/ See You Smile11月26日(土) 甲府KAZOO HALLw/ かずき山盛り12月1日(木) 鹿児島CAPARVO HALLw/ ネクライトーキー12月2日(金) 熊本B.9 V1w/ ネクライトーキー12月4日(日) 長崎DRUM Be-7w/ ジ・エンプティ12月8日(木) 京都MUSEw/ サバシスター12月10日(土) 岐阜club-Gw/ SHIFT_CONTROL12月11日(日) 豊橋club KNOTw/ Some Life■チケット一般発売日:10/1(土)10:00詳細はこちら: Limited Sazabys『Harvest tour 2023 〜one man series〜』2023年1月16日(月) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月17日(火) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月20日(金) Zepp Sapporo2023年1月22日(日) 仙台GIGS2023年1月26日(木) Zepp Osaka Bayside2023年1月27日(金) Zepp Osaka Bayside2023年2月1日(水) KT Zepp Yokohama2023年2月3日(金) 新潟LOTS2023年2月5日(日) 高松festhalle2023年2月6日(月) BLUE LIVE HIROSHIMA2023年2月8日(水) Zepp Fukuoka2023年2月15日(水) Zepp Nagoya2023年2月16日(木) Zepp Nagoya■アルバム『Harvest』封入先行:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59関連リンクHP:::::
2022年09月30日ロックバンド・04 Limited SazabysのGENが1日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の配信番組『西川貴教のニシナナ LIVE』に出演。西川貴教と寿司を食べに行った話を明かした。西川が主催する「イナズマロックフェス 2022」に出演が決まっている04 Limited Sazabys。GENは「(同フェスに)初めて出させていただいた時はまだまだインディーズでしたね」と振り返る。西川が「そうだったの!? お前ら、全然(そんな風に見えなかった)」「3曲しかできないのが不満で仕方ないみたいな(笑)」と冗談めかすと、GENは「全然! 小さく小さくしていました(笑)」と懐かしんだ。また、「以前、お寿司に連れて行っていただいたじゃないですか? あれ、嬉しかったです」と明かすGEN。「プライベートで西川さんとお会いして、相談に乗っていただいたのももちろん嬉しかったんですけど……」と前置きしながら、「西川さん、めちゃくちゃ体を鍛えられてるじゃないですか? だから、炭水化物をとる日って結構限られていると思うんですよ。それを俺に使ってくれてるっていうのが嬉しかったですね」と、改めて喜びを噛みしめた。そのエピソードを聞き、西川は「そうですね」とうなずきながら、「あの日は我慢せずに、出てくるものをひたすら食べた」と回顧。「あそこおいしかったでしょ? 値段もリーズナブルだし、大将もすごく良くて。近場だし……店の名前を言いそうになりましたけど(笑)」と笑いを誘っていた。
2022年09月02日04 Limited Sazabysが、10月12日にリリースするニューアルバム『Harvest』の収録曲の詳細とジャケット写真を公開した。バンドにとって4年ぶりのフルアルバムとなる今作は、昨年シングルリリースされた「Just」「fade」に加え、Reebok “ZIG KINETICA” コラボ曲「Jumper」、パラスポーツアニメ パラサイクリング編 テーマ曲「Cycle」、10月からNHKで放送されるTVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』OPテーマ「Keep going」などを含む全14曲を収録。CDにのみボーナストラック「F.A.L」が追加収録される。初回盤には、3年ぶりとなった主催フェス『YON FES 2022』の04 Limited Sazabysのライブ映像と、フェスの舞台裏を明かすドキュメント映像を収録したBlu-rayまたはDVDが付属。さらに、メンバーサプライズ企画映像「Harvest 完成記念慰安旅行? 〜大収穫!?キャンプ編〜」に加え、ボーナストラックのMusic Videoも収められる。<リリース情報>04 Limited Sazabys 04th Full Album『Harvest』10月12日(水) リリース●初回盤(CD+Blu-ray):5,000円(税込)●初回盤(CD+DVD):4,444円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』初回盤ジャケット●通常盤(CD):1,100円(税込)04 Limited Sazabys『Harvest』通常盤ジャケット【CD収録内容】01. Every02. Keep going (TVアニメ『弱虫ペダルLIMIT BREAK』オープニングテーマ)03. Glowing04. fade05. Finder06. Predator07. Jumper(Reebok “ZIG KINETICA” コラボ曲)08. Honey09. Cycle(パラスポーツアニメ パラサイクリング編 テーマ曲)10. hug11. Galapagos Ⅱ12. kiki13. Harvest14. Just15. F.A.L(Bonus track) ※CDのみ収録【Blu-ray / DVD収録内容】・YON FES 2022 Live & Documentary・Harvest 完成記念慰安旅行? 〜大収穫!?キャンプ編〜・「F.A.L」MUSIC VIDEO(Bonus track)【初回盤・通常盤 共通特典】※初回プレス封入特典・『Harvest tour 2023 〜one man series〜』最速先行応募ID応募期間:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59【初回盤のみ】・プレイパス対応(Blu-ray、DVDのみ対応)※映像がスマホで簡単再生できる「プレイパス」サービス対応アルバム特設サイト:予約リンク:<ツアー情報>04 Limited Sazabys『Harvest tour 2022』10月18日(火) 千葉LOOK10月20日(木) 水戸LIGHT HOUSE10月23日(日) HEAVEN’S ROCK宇都宮 VJ-210月27日(木) 松山WstudioRED10月28日(金) 高知キャラバンサライ11月3日(木・祝) 小樽GOLD STONE11月5日(土) 帯広MEGA STONE11月6日(日) 旭川CASINO DRIVE11月10日(木) 郡山Hip Shot Japan11月12日(土) 盛岡club change WAVE11月13日(日) 秋田club SWINDLE11月16日(水) 浜松窓枠11月17日(木) 神戸太陽と虎11月19日(土) 周南RISING HALL11月23日(水・祝) 金沢EIGHT HALL11月24日(木) 長野CLUB JUNK BOX11月26日(土) 甲府KAZOO HALL12月1日(木) 鹿児島CAPARVO HALL12月2日(金) 熊本B.9 V112月4日(日) 長崎DRUM Be-712月8日(木) 京都MUSE12月10日(土) 岐阜club-G12月11日(日) 豊橋club KNOT※各公演対バンあり(後日発表)■YON TOWN2次先行:9月4日(日) 23:59まで詳細はこちら: Limited Sazabys『Harvest tour 2023 〜one man series〜』2023年1月16日(月) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月17日(火) Zepp Haneda (TOKYO)2023年1月20日(金) Zepp Sapporo2023年1月22日(日) 仙台GIGS2023年1月26日(木) Zepp Osaka Bayside2023年1月27日(金) Zepp Osaka Bayside2023年2月1日(水) KT Zepp Yokohama2023年2月3日(金) 新潟LOTS2023年2月5日(日) 高松festhalle2023年2月6日(月) BLUE LIVE HIROSHIMA2023年2月8日(水) Zepp Fukuoka2023年2月15日(水) Zepp Nagoya2023年2月16日(木) Zepp Nagoya■アルバム『Harvest』封入先行:10月12日(水) 18:00〜10月23日(日) 23:59関連リンクHP:::::
2022年08月25日少年漫画を観ているような気分だった。目の前で起きた全てに興奮したし感動した。これがまた純然たるフィクションであることに震える。こんなことが繰り広げられるんだからライブハウスって面白い。2022年1月15日、この日のZepp Nagoyaのステージに立っていたのはハンブレッダーズと04 Limited Sazabys。「なにこの組み合わせ?」と思った人もいるはず。この対バンが実現したのは他ならぬ『HIGH FIVE 2022』だからこそだ。この日の名古屋公演を皮切りに大阪、札幌、横浜、福岡の全国5カ所のZeppにて開催されるこの『HIGH FIVE 2022』というイベント。これがもうその企画からして少年漫画要素満載なのだ。まずイベント側からは新進気鋭の次世代を担うアーティストをヘッドライナーとして指名。そして彼らが今一番共演したいアーティストをスペシャルゲストとして迎え対峙する。ほら、もうワクワクするでしょ。ドラマが生まれる予感しかないでしょ。そして、このとき感じた予感は本物でしかなかった。名古屋公演のヘッドライナーに指名されたのはハンブレッダーズ。そして彼らが対バン相手として迎えたのが04 Limited Sazabys。この日のZepp Nagoyaで何が起きたのか。もう一度言う。少年漫画を観ているような気分だった。そして、目の間で起きたこと全てに興奮したし感動した。先陣を切ったのは地元名古屋の04 Limited Sazabys。よくよく考えたら名古屋での『HIGH FIVE 2022』開催において地元を代表する04 Limited Sazabysを指名するハンブレッダーズの「強い相手こそワクワクしちゃう精神」、凄くないか。だって相手は04 Limited Sazabysだぞ。今や名古屋を背負って日本を代表するバンドとして活躍する04 Limited Sazabysだが彼らだって順風満帆だったわけではなく、ひとつずつ壁を壊しながら山を越え谷を越え僕らの町の絶対的ヒーローになったのだ。そんな04 Limited Sazabysだからこそ、このイベントに呼ばれた意味をしっかり汲み取った圧巻のライブを見せつけてくれた。果敢に挑んできたハンブレッダーズに対する最大限の礼儀は手加減なしにぶっ潰すこと。その表れか、ライブは「swim」からスタート。こんなの戦いが始まった瞬間にかめはめ波を撃つようなものだ。なのに「信じろ 未来を」なんてメッセージも放っちゃってるんだから憎い。「My HERO」ではハンブレッダーズの少し先に立っている先輩バンドとして「あの頃と同じ」だと歌っているようにも感じてグッときてしまう。コロナ禍コロナ禍言い飽きたけど、こんなときだからこそ立ち上がる以外方法はないという力強いメッセージが心を打つ。GENがMCで話していたように、戻るんじゃなく進むことが大事なんだ。そんなことを考えていると、戻るんじゃなく進んだことを逆説的に表現したかのような「message」がZepp Nagoyaに鳴り響く。ハンブレッダーズが名古屋での『HIGH FIVE 2022』に04 Limited Sazabysを選んだのは地元である名古屋で04 Limited Sazabysがどんなライブをするか観たかったからだと思うのだが、活動初期の04 Limited Sazabysが名古屋の小さなライブハウスで日夜戦っていた頃の彼らの武器である英語詞のメロディックパンクをそのままレベルだけグンと上げた状態で披露した「message」はハンブレッダーズに対する何よりのメッセージになったと思う。しかし容赦ないな04 Limited Sazabys。この日、GENは「生きる力を与えたい」とか「世界は不安で溢れてるけど、それに打ち勝つのが俺たち」と頼もし過ぎる言葉を放っていた。しかもサラッと。彼らだって生きる力を沢山音楽にもらってきたはずだし、日々不安と戦っていると思う。例え環境や立場が変わっても変わらないことだってあるはずだ。だけどGENは、04 Limited Sazabysは、アジテーションする立場として自らを奮い立たせ、後輩からの対マンを正面から受け止め、しっかり先輩の役目をステージで果たしている。強くなったな、なんて言うと偉そうだけど、本当に強くなった。名古屋のライブハウスに名古屋を背負って立つ4人の姿は紛れもなく英雄に見えた。「今に全てを賭けてもいい」と言い放ち「Just」「monolith」を叩きつけライブは終了。ハンブレッダーズからの挑戦状に対するスクールカーストでいう上層部からの返答ともいえるライブに、胸がパチパチするほど騒いでいる自分に気付いた。ライブ終盤に起こったドラマ圧倒的なライブを見せつけた04 Limited Sazabysの先制攻撃に対し、先に啖呵を切ったハンブレッダーズがどう応戦するか。ここでビビるようだったらこの戦いはここまでだが果たして……。なんて思っていたらちょっと待ってくれ。ハンブレッダーズ、凄まじいぞ。「スクールカーストの最底辺から」なんて言っているけど、最底辺だからこその火事場のクソ力というか、怖いもの知らずパワーというか、とにかく持てる武器全部装備して突進する姿に感動すら覚えてしまった。04 Limited Sazabysに対するカウンターパンチともいえる「弱者の為の騒音を」からライブは始まり、「泣き言混じりのシュプレヒコール」を体現した大合唱とか「頭の悪いギターで鳴らしてやるよ」を体現したギターソロとか、等身大なんていうありきたりな言葉の何倍もの等身大をぶつけてくる。それもこれも音楽が世界を変える魔法だと分かっていて、その魔法にハンブレッダーズ自身がどっぷりかかっているからだと思う。今やCDやレコードなんて時代遅れのガラクタかもしれないし、家でスマホで何でも観れる時代にわざわざ足を運んでライブを観るなんて意味が分からない人もいるかもしれない。もうそれはそれとして仕方ない。全然わかる。だけどそういう声をシャットアウトするのが音楽だ、CDだ、レコードだ、ライブだ、ライブハウスだ。マイノリティ上等、見渡せば『HIGH FIVE 2022』のフラッグの下にこんなにも音楽ファンがいる。もうその事実とハンブレッダーズが歌っていることだけで充分だ。ムツムロが「世界を変えるために必要なものがひとつだけある」と語り披露したのは「ギター」だ。今回の04 Limited Sazabysとハンブレッダーズの対バンを「陽キャVS陰キャ」だと笑っていたが、陰キャが陽キャにどう向かっていく姿だったり、もしかしたら倒しちゃうんじゃないかってドキドキに興奮するわけで、その武器がギターだなんて、少年漫画として100点過ぎる。僕が編集者なら即連載開始だ。04 Limited Sazabysが地元名古屋でYON FESを開催していることに対し「いつか地元大阪でフェスを開催したい」と語るムツムロ。「まあ、YON FESには行ったことないんですけど」なんていちいち好戦的なのも最高だ。「自分のやり方で、自分の言葉で、心躍る音楽をやってる」という言葉にはそのままハンブレッダーズというバンドのやり方や在り方が表れていて心のずっと奥の方まで突き刺さる。「友情 努力 勝利」が原則の少年漫画とは真逆の青春を過ごしてきたであろうハンブレッダーズが、音楽で、ギターで、バンドで、全部ひっくり返す様を歌った「DAY DREAM BEAT」に共感した者が集まるライブハウスの光景。これまでのロックバンドのそれとは何かが違う一体感。きっとみんな、ずっと戦ってきたんだろうな。抗ってきたんだろうな。「再生」で耳に飛び込んできた「僕の感動とお前の「エモい」を同じにすんな」なんて、戦ってるバンドにしか歌えないよ。抗ってきたリスナーだから届くんだよ。そんな彼らにとって今日の対バン相手が04 Limited Sazabysだったことはやはり偶然なんかじゃなく必然だったんだと思う。ハンブレッダーズも04 Limited Sazabysもその在り方を提示した上でぶつかり合った素晴らしい1日だった。事件が起きたのはハンブレッダーズがアンコールの「ライブハウスで会おうぜ」を歌おうとした瞬間だった。ステージに突如GENが現れムツムロに耳打ちしたのだ。ざわつく会場とキョトンとした表情でGENとムツムロを見つめるメンバー。ムツムロが耳打ちされながら復唱する。「4月2日か3日、空けておいて?」会場に歓喜のどよめきが起きる。声を出せなくたって空気で分かる。何も言わずステージを去るGEN。まだ何も分かっていないムツムロ。そう、既にアナウンスされているが、今年のYON FES出演を公開オファーしたのだ。ライブ前半のムツムロの発言を思い出して欲しい。「まあ、YON FESには行ったことないんですけど」だ。それに対する04 Limited Sazabysの回答がYON FESオファーなのだ。こんなにかっこいいオファー観たことある?こんなにかっこいい先輩からの誘い観たことある?最後の最後で全部持っていくGEN。これがスクールカースト上層部のやり方か。こんなことが起きてしまうのがライブハウスだし、その可能性を持っているのが『HIGH FIVE 2022』だ。ドラマ、在りすぎでしょ。初対バンだったハンブレッダーズと04 Limited Sazabysのストーリーの始まりを観ることが出来た『HIGH FIVE 2022』の功績は大きいと思う。そして終演後、楽屋では慌ててスケジュール調整をするハンブレッダーズのマネージャーの姿を見ながら思った。これは純然たるフィクションだと。Text by 柴山順次(2YOU MAGAZINE)Photo by 新保勇樹<公演情報>『HIGH FIVE 2022』2022年1月15日(土) Zepp Nagoya【セットリスト】■ハンブレッダーズ01. 弱者の為の騒音を02. ユースレスマシン03. ギター04. 銀河高速05. COLORS06. フェイバリットソング07. 名前08. ファイナルボーイフレンド09. プロポーズ10. DAY DREAM BEAT11. ワールドイズマイン12. 再生EN. ライブハウスで会おうぜ■04 Limited Sazabys01. swim02. Kitchen03. My HERO04. Now here,No where05. message06. fade07. fiction08. Alien09. Night on10. Jumper11. midnight cruising12. Letter13. hello14. Just15. monolith<ライブ情報>『HIGH FIVE 2022』■2022年2月5日(土) Zepp SapporoOPEN 17:00 / START 18:00出演:w.o.d.SPECIAL GUEST:The Birthday■2022年2月23日(水・祝) KT Zepp YokohamaOPEN 14:00 / START 15:00出演:ODOROYO(アナタシア / やっこ / まりやん / りりやん / わた / 足太ぺんた / バケモノバケツ委員会 / りりり / bake / まなこ / めーとる / みうめ / たまひよ。/ ぶっきー / AMUぷらす弟たっくん / RAB(リアルアキバボーイズ)/ チェゴ)■2022年2月27日(日) Zepp FukuokaOPEN 17:00 / START 18:00出演:Cö shu NieSPECIAL GUEST:澤野弘之ゲストボーカル:mizuki(UNIDOTS)/ SennaRin公式サイト::
2022年02月04日2021年1月から2月にかけて開催された04 Limited Sazabys、THE ORAL CIGARETTES、BLUE ENCOUNTによる同世代3バンドの合同主催イベント『ONAKAMA 2021』初のアリーナツアー(名古屋・大阪・福岡)の映像作品が7月7日(水)にリリースされることが決定した。“ONAKAMA”とは、2016年8月、東京・STUDIO COASTで初開催、“同じ釜の飯を食った仲間”=『ONAKAMA』というタイトルさながら、インディーズ時代よりしのぎを削ってきた盟友3組によるスペシャルライブイベント。今回、初開催から4年半の時を経て、2021年1月24日の名古屋ガイシホールから、大阪城ホール、福岡マリンメッセとそれぞれのバンドの地元をめぐるアリーナツアーにスケールアップして開催。新型コロナウイルスの感染対策ガイドラインに準ずるキャパシティ設定にて、3会場合計約12,000人を動員、全箇所チケット即日SOLDOUTとなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、あらゆるイベントやライブ開催の自粛がやむを得なくなった中、コロナ禍でもライブを止めず、“生のライブ”に懸ける思いを背負って、次世代ロックシーンを牽引する彼らにとって大きな挑戦の舞台となった『ONAKAMA 2021』。それぞれの地元のステージで、成長したお互いの音楽をぶつけ合った本公演を映像作品化。SOLD OUTの公演だっただけに映像作品化の声も多く、待望のリリースとなる。収録内容や商品形態、価格など詳細は後日発表。続報を待とう。【リリース情報】「ONAKAMA2021(仮)」2021年7月7日(水)リリースタイトル / 内容 / 価格 / 品番など未定後日発表【『ONAKAMA 2021』情報】04 Limited Sazabys / THE ORAL CIGARETTES / BLUE ENCOUNT<日時・会場>2021年1月24日(日) 名古屋日本ガイシホール2021年1月31日(日) 大阪城ホール2021年2月11日(木・祝) マリンメッセ福岡ONAKAMA特設サイト: 公式Twitter:
2021年04月05日04 Limited Sazabysが本日1月24日、神奈川・CLUB CITTA’で「MYSTERY TOUR 2020」の初日公演を行う。ベース&ボーカル・GEN、ギター・HIROKAZ、ギター&コーラス・RYU-TA、ドラムス&コーラス・KOUHEIによる4ピースバンド、04 Limited Sazabys。インディーズ時代から頭角を表し、2015年に1stフルアルバム『CAVU』でメジャーデビューに至った。2016年からは地元・名古屋で主催野外フェス「YON FES」も毎年開催し、昨年9月にはバンド史上最大規模となるさいたまスーパーアリーナにて「YON EXPO」を成功させた。「MYSTERY TOUR 2020」は、着実に知名度を広げている彼らの全国ツアー。対バン形式となっているが、当日までゲストが一切明かされないというミステリアスな内容だ。ファイナルは地元であるZepp Nagoyaの2デイズで、2日目は唯一のワンマンライブとなっている。今夜のCLUB CITTA’公演は記念すべきツアーの起点となる。一体ゲストとしてステージに立つのは誰なのだろうか。それは現場で確かめていただきたい。■公演情報「MYSTERY TOUR 2020」1月24日(金)CLUB CITTA’開場18:00/開演19:001月29日(水)新木場STUDIO COAST2月1日(土)高松festhalle2月7日(金)新潟LOTS2月15日(土)Zepp Sapporo2月21日(金)Zepp Osaka Bayside2月28日(金)仙台GIGS3月3日(火)Zepp Tokyo3月6日(金)BLUE LIVE HIROSHIMA3月8日(日)Zepp Fukuoka3月11日(水)Zepp Nagoya3月12日(木)Zepp Nagoyaファイナルを除き全公演2マン。ゲストは当日までシークレット。
2020年01月24日ポタフェス運営事務局は、全国8都市をめぐるイヤホン&ヘッドホン体感イベント「ポタフェス2015Limited」を3月14日の名古屋を皮切りに順次開催する。入場料は無料だ。「ポタフェス2015Limited」は、通称「ポタフェス」こと「ポータブルオーディオフェスティバル」の国内ツアー版となるイベント。東京で開催しているポタフェスよりも規模をコンパクト化しているが、約70ブランドの製品を体験することができるという。ポタフェス2015Limitedを開催する都市は、名古屋、広島、福岡、沖縄、仙台、札幌、大阪、高松の8カ所。開催日時と場所は下表のとおりだ。ポタフェス2015Limitedでは、アユートがAstell&Kern製品のほか、参考出品としてGlove Audioのポータブルヘッドホンアンプ「The Glove S1」を展示する予定だ。
2015年03月11日ダイハツ工業は1日、軽乗用車「ムーヴ コンテ」に特別仕様車「X”Limited”」を設定して発売した。価格は、2WD車が120万円、4WD車が132万1,000円。今回発売された特別仕様車は、人気の高いブラックインテリアやドアミラーターンランプ、内装メッキ加飾、ウレタンステアリングホイール(ブラック / メッキオーナメント付)を採用。また、トップシェイドガラスや照明付きバニティミラー(運転席 / 助手席)などの女性に喜ばれる装備も追加しながら、手頃な価格設定を実現している。なお、ムーヴ コンテは4月の一部改良により全車、新エコカー減税に適合。2WD車(ターボ車を除く)については「免税」レベルに適合している。エンジンは水冷直列3気筒12バルブDOHC横置、トランスミッションはCVTを採用。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日トヨタ自動車は3日、ミニバン「シエンタ」の特別仕様車「DICE”Limited”」を設定して発売した。価格は2WD(FF)車が176万円、4WD車が193万8,500円。同特別仕様車は、シエンタの「DICE」グレードをベースとし、助手席側にパワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)を特別装備して利便性を高めたほか、外気温度表示機能付オートエアコンやアームレスト(運転席・助手席)などの快適装備を充実。また、外板色にはブラックマイカを特別設定し、全4色のラインアップとしている。エンジンは、1.5Lの1NZ-FE(直列4気筒DOHC)を搭載し、トランスミッションは2WD車がSuper CVT(自動無段変速機)、4WD車がSuper ECT(スーパーインテリジェント4速オートマチック)を採用。乗車定員は7名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月03日