世代を超えて楽しめる作品!!ゴールデンタイムではないにもかかわらず、大ヒットして映画化や、主題歌がチャートをにぎわすこともある深夜アニメ。2000年代にも思い出深い作品が数々登場しました。そこで女性482名に「成功したと思う深夜アニメ(2000年代)」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.成功したと思う深夜アニメ(2000年代)は?(複数回答)1位『けいおん!』シリーズ31.5%2位『のだめカンタービレ』シリーズ23.0%3位『涼宮ハルヒの憂鬱』21.2%4位『らき☆すた』12.0%5位『NANA』11.0%■『けいおん!』シリーズは成功した!!・「映画化され、コンビニでキャンペーンもしていたから。舞台になったとされる場所もすごいことになっている」(30歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「音楽ランキングに普通にランクインしていたから」(31歳/建設・土木/事務系専門職)・「かわいくって面白い。女性でも十分楽しめます」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「世代を超えて楽しめる。かわいくて楽しい」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「コンビニでキャンペーンするくらい人気」(27歳/食品・飲料/営業職)■『のだめカンタービレ』シリーズは成功した!!・「映画の興行成績もよかったようなので、成功したといえるのでは」(31歳/医療・福祉/専門職)・「ドラマもアニメもすべて面白く、ヒットしているから」(39歳/生保・損保/事務系専門職)・「どの時間帯でやっても人気が出る作品」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「映画化までされた大成功アニメ」(28歳/商社・卸/事務系専門職)■『涼宮ハルヒの憂鬱』は成功した!!・「あのクオリティーの高さにびっくり。小説がたとえ何年出なくても、根強いファンができたのはアニメのおかげもあると思う」(26歳/情報・IT/技術職)・「売上も知名度も人気も高く、ハルヒに関わっているほとんどのものが大成功している気がします」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「アニメに詳しい人だけじゃなく、誰でも知っていると思うから」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■『らき☆すた』は成功した!!・「オタクでない友達が多く見ていたから。グッズなどを街中でよく見かける」(23歳/小売店/販売職・サービス系)・「ニュースに登場している」(22歳/不動産/営業職)・「最近のアニメが分からない私が知っているから有名だと思う」(26歳/情報・IT/営業職)■『NANA』は成功した!!・「映画やCDなど、ほかのメディアでもヒットしたから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)・「純粋に面白いと思えたから」(22歳/金融・証券/販売職・サービス系)■番外編:この深夜アニメは成功した!!・『ひぐらしのなく頃に』:「萌え要素がありながらも話が深い。アニメに興味がなくてもハマってしまう」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』:「人間として大切なものを教えてくれるアニメ。とにかく感動!!涙なしでは見られない!!」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・『モノノ怪』:「一時期すごくハマった……。サイケデリックな絵に、古典日本風のストーリーがたまらなく怪しく、美しい」(23歳/金融・証券/専門職)・『夏目友人帳』シリーズ:「まだまだシリーズ化しそうだし、疲れたときの心の癒やしになってくれるから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・『あずまんが大王』:「ゆったりしていて気楽に見られる感じが深夜によかったと思う」(26歳/金融・証券/事務系専門職)総評映画化にコンビニとのコラボ商品の発売、主題歌のヒット、ラッピング電車まで走っている『けいおん!』シリーズが1位を獲得。普通の女子高生がバンドを組むほんわかストーリーは、女性でも楽しめる作品として人気でした。主人公たちが通う高校のモデルとなったといわれる場所への聖地巡礼も大人気のようです。4位『らき☆すた』も舞台となった鷲宮神社に聖地巡礼するファンが話題になりました。また、キャラが住民登録され、地域活性化にひと役買ったことも特徴。「ドラマもアニメもすべて面白い」という声が寄せられた『のだめカンタービレ』シリーズは2位。実写ドラマのヒットを受け、ノイタミナ枠で放送されました。5位の『NANA』も同じように、実写映画のヒットの後でアニメ化。映画では中島美嘉さんが大崎ナナを演じていましたが、アニメでは土屋アンナさんが歌唱キャストを担当していました。2010年に劇場版が公開された『涼宮ハルヒの憂鬱』は3位に。主人公の涼宮ハルヒはツンデレの先駆けとしても有名です。ストーリーマンガの『のだめカンタービレ』と『NANA』、4コママンガの『けいおん!』と『らき☆すた』、ライトノベルの『涼宮ハルヒの憂鬱』。どれも原作のスタイルは違いますが、深夜アニメとは思えないほどの素晴らしい作品に仕上がっています。特に、『のだめカンタービレ』シリーズが放送されたノイタミナ枠は、「アニメの常識を覆したい」という思いで作られているそう。斬新な絵柄や奇抜な演出方法は、アニメに興味がない人も一見の価値ありです!!(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名(その他と回答した12.4%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】もう一度見たい!!リメイクしてほしい90年代アニメ【ランキング女性編】懐かしい!と思う90年代アニメ【ランキング女性編】ドライブで聞きたいアニソン完全版(画像などあり)を見る
2012年04月10日●現役パイロットの声を反映したG-SHOCKスイスのバーゼルで開催された「BASELWORLD 2012」で、カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデル「GW-A1000」を披露。人気の高いパイロット仕様のスカイコックピットシリーズだ。開発には英国空軍(ロイヤルエアフォース)のパイロットも参加し、特別な「ロイヤルエアフォースモデル」(以下、RAFモデル)が存在する。開発に携わった英国空軍の現役エースパイロット、ネイサン・ジョーンズ氏にお話を聞くことができた。○現役パイロットの声を反映した「GW-A1000」GW-A1000は、パイロット仕様にこだわった新モデルだ。英国空軍の現役パイロットから意見を聞きつつ、試作の段階から実際に使ってもらい、「こんな機能が欲しい」「こうなったら使いやすい」といった声を開発に反映させていったという。「カシオにはとてもたくさんのリクエストを実現してもらった。いくつか挙げると、ズルタイム(UTC)とローカルタイムの切り替えや、カウントアップ/ダウンタイマー、温度計、時計の色や文字板の光り方などだ」(ジョーンズ氏)。補足していくと、まず「ズルタイム」は航空関係の用語で、世界標準時(UTC:Universal Time, Coordinated、協定世界時)のこと。戦闘機でフライトしているときは、ズルタイムとローカルタイム(日本時間やパリ時間など)との切り替えが割と頻繁に発生するそうだが、それをボタン1つで行えるのがポイント。GW-A1000のRAFモデルには、パイロットのリクエストによって、ズルタイムの"Z"をマーキングしたボタンが採用されている。カウントアップ/ダウンタイマーは、いわゆるストップウオッチ機能だ。軍事のミッションというのは秒単位で正確に行われるため、タイマーを使うことでより正確にミッションを遂行できるという。ところで、GW-A1000はG-SHOCKとして初めて、"Smart Access"を搭載したモデルだ。Smart Accessを簡単にいうと、時計が持つ複数の"針"を別々のモーターで独立駆動させることで、スムーズな操作性を実現した機能/技術だ。このSmart Accessもパイロットの要望で、高速でフライトする戦闘機、そして狭いコックピット内では、腕時計を色々と操作するのは難しい。そこで、ワンボタンや少ないアクションで数々の機能を操作できる、Smart Accessの搭載となったわけだ。話を戻して、温度計については、戦闘機のコックピット内にある計器類を補助する一面があるとのこと。ミッション中に外気温が変わったときなど、どれくらいの温度までなら人間の身体や飛行機が大丈夫なのか、また、ある温度のときは「○の出力で○の速度」といったことを、パイロットは知っている。それらを計器類だけでは確認しきれないので、腕時計にも温度計を組み込んで欲しかったそうだ。時計の針や文字板の光り方についても、"なるほど"と思った。時計の針は太く見やすくあって欲しいが、同時にシャープさと精密さも求められる。RAFモデルの針は根本が太く、先端に向かうに連れて細くなっていく。先端は矢印の形状をしており、太さ、シャープさ、精密さをうまく実現している。文字板(針も含む)の光り方は、ナイトフライト時のリクエスト。夜間の飛行では暗さに目が慣れるため、明るい光が来ると目がそちらに戻ってしまい、計器類が見にくくなってしまう。パイロットとカシオの開発陣との間でトライ&エラーを重ね、ちょうどよい発光レベルに調整していったそうだ。また、GW-A1000のRAFモデルは"ステルスグレー"のカラーだが、もともとは"黒"だった。このステルスグレーも、英国空軍のナイトフライト戦闘機の色に限りなく合わせたという。加えて、"黒"だと意外に目立つため、パイロットが地上に降りたときやサバイバル的な状況になったとき、発見されやすくなって命にかかわる。RAFモデル全体のカラーは、完全にパイロットのリクエストによるものだ。次ページ:軍の上官もG-SHOCKをすすめる●軍の上官もG-SHOCKをすすめる?ジョーンズ氏は個人的にも、G-SHOCKの「GW-3500」を普段から愛用している。軍のミッションを行うときも、GW-3500を身に付けているそうだ。ジョーンズ氏のほかにも、G-SHOCKファンのパイロットが多いとのことだが、最大の理由は"タフさ"と話す。「戦闘機の狭いコックピットの中では、時計をまわりにぶつけることがよくある。それで時計が壊れてしまうと死活問題だ。以前に使ってきた時計は、フライト中にフェイスが割れたりすることがあった。G-SHOCKはどれだけぶつけても、傷が付いても、きちんと動くことをすごく気に入っている。もちろんプライベートでも使ってるよ。クールでかっこいいから、色々なところへ付けていけるね」(ジョーンズ氏)G-SHOCKの標準電波受信機能にも大きな信頼を寄せているそうだ。ブリーフィングのときに全員で腕時計の時刻を合わせるそうだが、標準電波を受信できるG-SHOCKならば、全員のG-SHOCKが同じ時刻になる。「G-SHOCKを使っていない人は、電話の時報で自分の時計を合わせてからブリーフィングに来るんだよ。G-SHOCKを持ってる人に正確な時刻を聞いたときもあったな(笑)。冗談だけどね。それくらい信頼してるってことさ」(ジョーンズ氏)話が前後するが、GW-A1000のRAFモデルは、バンドのバックルに「ロイヤルエアフォースのウィング」があしらわれており、ジョーンズ氏も非常に満足しているとのこと。このエンブレムはパイロットスーツなどでも輝いており、厳しい訓練を終了して初めて与えられる、ロイヤルエアフォースとしての誇りだ。ちなみに、訓練生のうちは腕時計はかえって邪魔になるらしく、訓練中は身に付けないことが多いそうだ。とはいえ腕時計は必要なものなので、空軍だけでなく陸軍や海軍でも、上官がG-SHOCKをすすめることがあるという。命令ではないが、先述したような"タフさ"に加えて、比較的リーズナブルなこともあって、「このような時計(G-SHOCK)はどうだ?」とすすめられるらしい。パイロット仕様のG-SHOCK、スカイコックピットシリーズは、日本でも人気の高いラインだ。単純に"かっこいい"だけでなく、そのボディに凝縮された傑出のタフネスと先進の技術が心をくすぐる。今回のGW-A1000およびRAFモデルは、日本での発売は未定となっているが、ぜひ登場してくれることを期待したい。
2012年03月19日