デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニがマルニ(MARNI)で牽引してきたミラノメンズの“革命”は16-17AWコレクションでさらに安定感を増した。オーバーサイズのラップコートはフロントのボタンを排除しダブルフェイスのウールのドレープを、ネックにギャザーを寄せたスモッグや、背中のスリットの入ったシャツはコットンポプリンの美しさを際立たせ、ゆったりしたシングルプリーツのパンツは裾で絞り新しいバランスを生み出し、それぞれのアイテムはミニマムでロマンティックに仕上がっている。胸にパッチポケットの付いたチェスターコート、フラップの付いた大きなフロントポケットのオーバーサイズシャツ、ショート丈のジャケットは裾からシャツをのぞかせ、パッチワークジャケットにキャップとスニーカー、男の“カワイイ”要素を軽く上質な素材とともにリラックスしたスタイリングで提案。もちろん、アストラカンやヌートリアのファースカーフは、ブランドのアイコン的な存在として欠かせない。フィナーレではクラシックなミラニスタのセクシー、強さに憧れる男性像の対極を堂々と行く、イタリアンモダンデザインに大きな拍手が送られた。Text:野田達哉動画引用元: (MARNIオフィシャルYouTube:
2016年01月20日1月12日よりイタリア・フィレンツェで16-17AWメンズの総合展示会、第89回ピッティ・イマージネ・ウオモが開幕した。テロの影響が懸念される中での開催となったが、3日目の雨でピッティ名物のスナップの気勢がそがれたものの会場内の各ブースはいつも通り、活気に包まれた。年々加熱するスナップの影響もあって、クラシックスタイルでドレスアップしたグループでの来場が目立つなか、世相を反映してか例年に比べビビッドなカラーでの表現はすっかり影を潜め、グレイッシュな着こなしが中心。ミリタリーテイストなアイテムでのコーディネートもトーンダウンした。今回の全体のテーマは「ピッティ・ジェネレーションズ」。この数シーズン“ピンポン”“ウォーキング”“カラー”とグローバルな出展者をひとつのテーマで構成することに苦心してきた印象のある同展だが、「現在のファッションやスタイルはその人が誕生した日付、つまり世代よりも異なる世代に共存する各人の精神状態により決まる」という興味深いコンセプトを打ち出した。「熟年層がロックなトレンドに身を包み、若い世代がビクトリアンビアード(ひげ)にヴィンテージルックに熱を上げるジェネレーションの境界線がなくなりつつある時代」を、メンズファッションの新しいトレンドとして提案している。同展の開幕前日に「デビッド・ボウイ死去」のニュースが世界中に駆け巡る中、期せずして今回のビジュアルプレゼンテーションスペースや、デニムブランドのVPなどにも、デビッド・ボウイが永遠のファッションアイコンとして使用された。「今回は(ジェネーションズのテーマに沿った)、ムービーで表現することをまず考え、ショートフィルムを我々の広告として制作した。これはデジタルなやり方で口コミで共有されるバイラルマーケティングの方法を取ったためだ。デビッド・ボウイやジム・モリソンなどが会場内のウォールのコラージュにも使用されたが、本来であれば70歳近い年齢の彼らを、現在20代の若者たちがファッションアイコンとして支持し、当時アイドルとして受け入れていた世代もその時代背景を含め支持している。ファッションは以前のように年齢や世代で括れなくなっている」とラポ・チャンキ(Lapo Cianchi)ピッティ・イマージネ・ウオモ・コミュニケーションディレクターは話す。会場内のポップアップストアとして、セレッティとトイレットペーパーマガジンのコラボアイテム「SELETTI WEARS TOILETPAPER」も登場し、ジャンルや世代を超えた協業が目立っている。Text:野田達哉
2016年01月20日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)が1月16日、16-17AWメンズコレクションを発表した。「シチリアンウェスタン」と題された今シーズン。ショーには、60年代のマカロニウェスタン映画からインスピレーションを得たステージセットを舞台に、作曲家のエンニオ・モリコーネによる映画のサウンドトラックに合わせて全79体のルックが登場した。フィナーレでは、それぞれディテールの異なる「パジャマ」ルックが披露された。動画引用元: (ドルチェ&ガッバーナオフィシャルYouTube:
2016年01月20日ヴァレンティノ(VALENTINO)が1月21日1時半(現地時間1月20日17時半)より、パリで開催する16-17AWメンズコレクションショーのライブストリーミングを配信する。ショーの様子はこちらから視聴が可能。ストリーミング動画URL: (
2016年01月20日ヴェルサーチ(VERSACE)が1月16日20時(現地時間)に、16-17AWメンズコレクションを発表した。
2016年01月19日クリエイティブ・ディレクター、アンドレアス・メルボスタッドによる、ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、16-17AWメンズコレクションを発表した。今シーズンのインスピレーション源となったのは、都会の街を走り抜けるバイク・メッセンジャー。メッセンジャーが着用する機能的ウエアの要素がコレクションの随所に取り込まれた。
2016年01月19日マルニ(MARNI)が1月16日、16-17AWメンズコレクションをミラノにて発表した。布をそのまま巻きつけたような、体を柔らかく包み込むゆったりしたソフトなシルエットが中心となる同コレクションでは、変化し続ける感情に寄り添う安らぎが表現された。
2016年01月18日ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(Vivienne Westwood MAN)が、1月17日15時(現地時間)、16-17AWコレクションをミラノのパラッツォ邸(Palazzo Serbelloni)で発表した。
2016年01月18日グッチ(GUCCI)がミラノで1月18日20時半(現地時間18日12時半)、クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる、16-17AWメンズコレクションのランウェイショーをライブ中継。公式サイト()のほか、当ページでも配信。注目の最新コレクションをリアルタイムで観ることができる。
2016年01月17日第40回「モード・イン・フランス(Mode in France)展」16-17AWが1月13日に開幕し、本日15日まで東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で開かれている。パリで開催されるフーズ・ネクスト(Who’s Next)やトラノイ(Tranoi)などに先駆けて日本で婦人服プレタポルテやレザー、ファー、アクセサリーなどの最新コレクションを紹介するもので、今回も50を超えるブランドが出展。初日の来場者数は、例年より減ったものの社数は増えており、初出展のブランドも初日から受注が入り、常連のブランドも大きな注文が入るなど活発な商談が行われている。2日目に会見したフランス婦人プレタポルテ連盟のパトリシア・ブラフマン国際部長は「日本のバイヤーは慎重なので、初出展のブランドに受注が入ることは非常に珍しい。パリへの出張を控える企業や、バイヤーが増える中で東京での受注が増えることを期待している」と強調。また、中国深セン市事務所の開設や、モード・イン・フランスソウル展の開催、アルジェリア、イラン、南アフリカなど新市場の開拓に向けた取り組みを強化するとともに、日本で行われるモード・イン・フランスについては、地下宴会場に会場を移す次回から「9平方メートル規模のブースも作るなど、若手クリエーターの誘致にも力を入れ、有力企業との相乗効果を狙うほかロゴやビジュアルも変更するなど、びっくりするような仕掛けをしたい」との考えも明らかにした。三越伊勢丹、ベイクルーズなどでも展開している初出展ブランドのステラ・パルド(STELLA PARDO)は、パリでデザインし、ペルーで生産したベビーアルパカの手編みニットなどが好評で2件の受注が入っている。また、ウィメンズとともに上質なオーガニックコットンなどを使ったベビーのコレクションも展示している。フランス軍のベレー帽なども生産し、フランスの無形文化財企業にも認定されているロレール(laulhere)も初出展。「今回はテロの影響を考え、初めて出展した。すでに10社からオーダーが入るなど非常にいい。今後も参加したい」という。バッグのサバティエ 1947(sabatier 1947)は、ファスナーによってデザインの変化するバッグなどを紹介。初出展だがすでに小売り、卸など4件の受注があったという。また、南仏のマルセイユで企画するエヴァリンカ(Evalinka)は3回目の出展。カラフルで大柄のプリントやグラフィカルなニット、異素材ドッキングなどが特徴で「前回より反応はいい。期待している」と明かし、1年ぶり2回目の参加となるサムウェア(Somewhere)は、シックでシンプルなニットやオリジナルプリントのワンピースなどが中心。「受注は厳しいがコンタクトは沢山ある。日本でもブランドコンセプトを表現できるような展開をするためのパートナーを見つけたい」としている。
2016年01月15日フランス婦人プレタポルテ連盟が主催する合同展示会「第40回 モード・イン・フランス(Mode in France)展」16-17AWコレクションが2016年1月13日から15日の3日間、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で開催される。モード・イン・フランスは、フーズ・ネクスト(Who’s Next)やトラノイ(Tranoi)などパリで開催される合同展示会に先駆けて、婦人服プレタポルテやレザー、ファー、アクセサリーなどの最新コレクションを日本で紹介するもの。15年1月に開催した15-16AWコレクションの際には、1,060社1,615人が来場している。次回17SSシーズンより会場を地下宴会場に移すため、客室での開催が最後となる今回は初出展の3社4ブランドを含む46社54ブランドが出展する。フランス婦人プレタポルテ連盟は、「パリの同時多発テロ事件の影響は特に感じないが、ヨーロッパや日本の経済状況などを反映し、出展者は1年前の53社62ブランドと比べて減っている。しかし、その反面今回出展した企業は、基盤のしっかりとした有力な企業が多いことや、日本からパリへの出張を控える企業もあることなどから、来場や商談については期待している」とコメントしている。今回、初出展となるアンジェロ・フィオレッラ(ANGELO_FIORELLA)は、ストールに絞ったコレクションを展示する。1840年創業、フランスの無形文化財企業にも認定されているベレー帽のロレール(laulhere)や、ウィメンズレザーバッグのサバティエ 1947(sabatier 1947)も同じく初出展ブランドだ。サバティエ1947は、自然の移り変わりや秋の色彩からインスピレーションを受けたAWコレクションやファー使いのアイテムを披露する。その他、バッグが80%を占めるマック・ドゥグラス(mac_douglas)は、ブランドの代表的なモデルを再考し、モダンでトレンディーに表現。ファーとレザーのジョルジオ(GIORGIO)はレザー、ムートン、ファー、布帛などを使ったライダースジャケットやダウンジャケット、ファーのコートなどを展開する。ルー・アンドレア(lou_andrea)はラビット、フォックス、ミンク、レザーなどを用いたコレクションを紹介。また、パリ在住の日本人デザイナーであるミキ ミアリー(Miki MIALY)が1年振りに参加し、さらに国内からは株式会社ヰノセントが参加し、ウィメンズブランド・オノレ(Honore)を発表する。なお、モード・イン・フランスは業界関係者を対象にした展示会で、一般、学生は入場不可となっている。
2015年12月21日伊勢丹新宿店本館4階ウエストパークラグジュアリースラージで12月9日より25日まで、ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)の15AW ノエル コレクションがそろうポップアップショップが展開される。同カプセルコレクションのキーアイテムは、ブランドのシグネチャーであるニット。旗艦店であるサンジェルマン・デ・プレのブティックのカーペットを手がけたことでも知られるグラフィックアーティスト、アンドレ・サライヴァのアートワークが様々なアイテムに展開される。ラインアップは、ベルベット素材にプリントされたフード付きのジップアップや、ブランドを象徴するモチーフが大きく編み込まれたドレス、ファーストールなど。このほか、クロスボディで使用できる小ぶりのデザインにリニューアルされた、ストラップを外せばクラッチバッグになるドミノバッグも登場する。なお、同コレクションは全国のソニア リキエル店舗でも販売中。
2015年12月04日ミントデザインズ(mintdesigns)の新ライン「スケッチ ミントデザインズ(SKETCH mintdesigns)」が15AWコレクションからデビューする。プレコレクションに変わり今季より展開される「スケッチ ミントデザインズ」では、メインコレクションラインよりも気軽に楽しめるアイテムを提案。メインコレクションラインにはテーマ性を持たせる一方で、新ラインでは日常をスケッチするような気軽さで楽しめるアイテムを用意する。ミントデザインズを着たくてもなかなか柄や色ものに挑戦できなかった人はもちろんのこと、すでにメインコレクションのアイテムを持っている人でも、コーディネートに使えるアイテムを用意する。また新ラインは基本的に家庭で洗える素材を使用。メディコムトイのシリーズや、インナーとして販売されているキャミソールなども今回からこのラインに含まれる。直営店では11月18日から渋谷パルコ・ガレージストア、11月19日からルクアイーレ4階イセタンクローゼット ミントデザインズ、11月25日から伊勢丹新宿本店2階TOKYOクローゼット ミントデザインズでシーズンを通して展開される。
2015年11月17日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が15AWシーズンの新作として、ニューエラ(New Era)(R)とのコラボレーションによる2アイテムを発売する。継続的にリリースを続けているキャップ「59FIFTY(R)」(1万5,000円)からは、ブラックボディのフロントパネルに同色でブランドのシグネチャーロゴを刺繍したモデルが登場。バイザーには上質なラムレザーを採用し、ハイエンドなデザインに仕上げられた。サイズが大きく収納力に優れたバックパック「Carrier Pack」(3万3,000円)は、従来フロントに配されている3本のストラップを取り除くなど、各所のモールシステムやストラップを削ぎ落とした特別仕様。キャップと同様、シグネチャーロゴをフロントに刺繍した他、右サイドには山本耀司の直筆のサインもプリントされている。
2015年11月10日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)が10月30日から11月3日まで神戸大丸店にて、15AWコレクションのイメージビジュアルを収録した写真集『SUPER YOHJI YAMAMOTO VOL.3』の写真展を開催している。同作の撮影、監督を手掛けたのは、今作が初監督作品となる写真家のレスキーリー。俳優の斎藤工や安藤政信、サッカー日本代表選手の槙野智章、モデルのPhilip Huang、アーティストのSebastian Castro、太田光る、SUPERTWINSなど20名をモデルに起用し、15AWコレクションの世界観を表現した。会場では、同コレクションの写真集に、同展にインスピレーションを得て製作されたオリジナルTシャツ、またはトートバッグをセットにして販売。価格はTシャツをセットにしたものが1万7,000円、トートバッグをセットにしたものが1万8,000円となっている。
2015年11月02日ラコステ(LACOSTE)が、70年代のテニスルックからインスピレーションを得た15-15AWカプセルコレクションを発売する。テニスに革命をもたらす数多くのアイテムを考案したブランド創設者のルネ・ラコステは、テニスコートでクラシックな白シャツにかわり半袖のポロシャツを着用した初めての人物だった。1927年に登場したラコステ初のポロシャツは、現在でも同ブランドのワードローブの礎にもなっている。ラコステの現クリエイティブディレクターのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタは、このサクセスストーリーに共感し、70年代のテニスルックからインスピレーションを受けたカプセルコレクションを発表。ポロシャツを発明したのがルネ・ラコステであることを知らなかったジャーナリストに対してバティスタが放った“Rene did it first(ルネが最初にやったんだ)”という言葉をテーマに設定した。アイテムのラインアップは、ポロシャツ、スウェットシャツ、セーターの3種。テニスと深い関わりのあるブランドを表現した、“Tennis anyone?”、“Rene”、“Gazon”といった大胆なグラフィックが、ジッパー付スウェットシャツ、ジャージーセーター、ポロシャツなどに施された。また、ルネ・ラコステの発明の中で最も愛されているポロシャツには、“Rene did it first”の文字もあしらわれている。
2015年10月24日レザーグッズブランド・ビルディングブロック(BUILDING BLOCK)が、15AWシーズンよりメンズコレクションの展開をスタートする。ビルディングブロックは、ロサンゼルスを拠点とする東京発のレザーグッズブランド。ブランドコンセプトは、“シンプルで、プレイフルなバランス、素材のクオリティー、構造的なテクニックを通して実用的なアイテムを新しく生まれ変わらせる”こと。形や素材のクオリティー、技術などを遊び心溢れる絶妙なバランスで融合させることで、無駄の無いデザインが特徴の実用的なアイテムを製作している。また、今シーズンよりデビューするメンズコレクションに合わせて、ステーショナリーアイテムも登場。ラインアップは、PCケースやコインケース、ブックカバーなど。メンズでも持ちやすいように、大きめのサイズのものも用意された。今後は、ウィメンズ、メンズ、ステーショナリーの3つのジャンルを軸としていく予定だ。
2015年10月06日ヘビーなコットンクロスやモコモコしたファーなどを使い、ボリューミーに魅せたsacai(サカイ)の15-16AWコレクション。これまでにも度々コレクションを彩ってきた、オーガンジーを組み合わせたエアリーなラップスカート(7万8,000円)も、コレクションにメリハリを与えるべく登場した。色褪せたようなネイビー×レッドのクラシカルなヘリンボーン柄に、シースルーの格子柄の組み合わせ。ヘリンボーンはボンディング加工によってハリ感を、対する格子柄はシフォン素材で軽やかにすることで、コンテンポラリーで構築的なシルエットを生み出している。コレクションでは同色・同素材のトップスとスカーフを合わせ、コンサバティブなサカイ風ジェントルウーマンを作り上げた。カラバリは黒地にネイビー×グリーンのものとイエロー地にネイビー×レッドのものを含め、全3色で展開する。<問い合わせ先>sacaiTEL:03-6418-5977
2015年09月11日ユニクロ(UNIQLO)が9月18日、アンダーカバー(UNDERCOVER)とのコラボレーションライン「UU」キッズのラストコレクションとなる15-16AWコレクションを発売する。“子どもが子どもらしくいられる服、世界中の子どもたちが楽しく着ることのできる服”をテーマに、アンダーカバーのデザイナー・高橋盾とRICOが共同でデザインを手がける同キッズライン。今回のコレクションでは、全17型40色柄のアイテムが展開される。男の子は“スポーツミックス”、女の子は“カレッジスタイル”をコンセプトに、外で遊び回る子どもたちに適した機能性素材を用いて製作。アウターやカーディガンには軽くて暖かいフリース素材が、シャツには汗を素早く吸収し、拡散させて快適に保ってくれる超速乾素材「DRY-EX」が使用された。また、レオパード柄のアウターやキルトベスト、ニットとフリースの異素材を組み合わせたタートルチュニックなど、大人顔負けのデザインを採用。一方で、エッジの効いたデザインの中でも子どもらしさが感じられるように、ブルゾンやスウェットシャツには高橋盾が描き下ろした、可愛らしいアップルのキャラクターがプリントされている。
2015年08月25日クロエ(Chloe)が15-16AWコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。創業者のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)が友人の名をとって“クロエ”と名付けた同ブランド。15-16AWキャンペーンでは、“生涯にわたるような揺るぎない友情”が表現されたものとなった。今回も撮影は、人気フォトグラファーのイネス&ヴィノード(Inez Van Lamsweerde & Vinoodh Matadin)が担当。モデルには、約10年前に同ブランドのキャンペーンビジュアルに2人で登場した、アンニャ・ルービック(Anja Rubik)とジュリア・ステグナー(Julia Stegner)が起用された。撮影は、フランス建築の伝統美と自然の静けさがロマンティックなパリ・リュクサンプール庭園の並木道で行われた。花柄のクレープやシルクベット、ボーイッシュでスリムなテーラリングを身に纏った2人が、互いに腕を組み語り合い、友人同士だけが分かる目配せをしながら歩く姿が切り取られ、スエードのタッセルが揺れるバッグ「HUDSON」と、滑らかなレイヤードに仕上げられたバッグ「HAYLEY」のゴールドのハードウェアの輝きが印象的なビジュアルとなっている。
2015年08月24日フェンディ(FENDI)が、15-16AWメンズコレクションより、人気の「バッグ バグズ(BAG BUGS)」シリーズの二つ折り財布を発表した。13-14AWウィメンズコレクションで初登場し、好評を博したユニークなモンスターをモチーフにした「バッグ バグズ」シリーズ。メンズでも、13年ホリデーコレクションにて登場した。今回発売される二つ折り財布の素材には、傷が目立ちにくいカーフレザーを採用。カードケース4つ、フラップケース1つ、ポケット2つ、札入れ1つが備えられ、機能性にもデザイン性にも優れたアイテムに仕上がっている。
2015年08月23日15SSシーズンに発表されたシャネル(CHANEL)のバッグ「ガール シャネル(GIRL CHANEL)」に、15-16AWシーズンの新作(H29.5cm×W35cm×D4cm 56万円)が登場。9月末に発売を予定している。バッグの概念を覆すような斬新なデザインでたちまち新しいアイコンとなった「ガール シャネル」。スクエア型のベースには、フロントライン、ネックライン、アームホール、ポケット、カフス、金ボタンなど、メゾンを象徴するジャケットのディテールが忠実に落とし込まれた意匠に凝ったデザインだ。トップの左右に付いた、袖のようなベルトを結んで肩や背中に掛けたり、腰に巻いたりと自由自在に持ち方を変えることができる。素材はボディにゴートスキン、ディテールにラムスキンを使用。シャネルのシグネチャー的カラーコンビネーションであるベージュ×ブラックと、秋冬らしい素材感とが相まってシックな表情に仕上げられている。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年08月22日エトロ(ETRO)が、ケイト・モス(Kate Moss)を起用した15-16AWの広告キャンペーンビジュアルを公開した。“インテリアクチュール”をテーマに、エトロファミリーがファッションとともに追求し続けているホームインテリアにフォーカスして製作された15-16AWコレクション。今回のキャンペーンビジュアルは、ホームインテリアが醸し出すリッチな雰囲気の中で、フォトグラファーのマリオ・テスティーノ(Mario Testino)によって撮影された。今回のキャンペーンビジュアルでは、ケイト・モスが壮麗な壁紙や上質なタペストリーを想起させる鮮やかな衣装を身に纏った姿で登場。織りやプリント、刺繍などでパターンミックスを表現した衣装が、煌びやかでありながらも、独自の世界観と都会的な印象を放っている。
2015年08月22日アディダス(adidas)がアディダス ハイライト(adidas Highlights)の15-16AWコレクションのルックを公開した。アディダス オリジナルス(adidas Originals)やパフォーマンス コレクション(Performance Collection)を中心に、様々なラインからイノヴェーション、パフォーマンスそしてスタイルといったアディダスが紡ぎ出す物語を表現する上で重要なアイテムが選ばれているアディダス ハイライト。メンズとウィメンズで構成される15-16AWコレクションのルックでは、撮影をブルーノ・シュタウプ(Bruno Staub)が、スタイリングをジェイ・マサクレ(Jay Massacret)が担当。荒涼としたミニマムな体育館が背景のルックは、未来的かつノスタルジーを想起させるものに仕上がった。メンズコレクションでは、力強くグラフィカルで、ゆったりとしたサイズ感のジャケットとコートに、タイトなショーツとパンツを合わせたスタイルや、ボマージャケットにレギンス、またはオーバーサイズのワークシャツにダウンショーツをコーディネートしたスタイルなどを提案。キールックのひとつでは、バスケットボールにインスパイアされたウォームアップシャツにショーツとレギンスを合わせ、クラシカルなハイキングブーツをコーディネートしている。一方、ウィメンズのルックでは、スポーティーなパーカーや、フェイクファーがあしらわれたポルカドット柄のダウンジャケット、リンクでの乱闘からインスピレーションを得た“バトル”プリントを施したオーバーサイズのホッケージャージなどを中心にコーディネート。未来的なボンディングのクルーネックスウェットや、ヴィンテージを思わせるヴィヴィッドポップなカラーのウィンドブレーカーの復刻版なども展開。本コレクションで使用されているアイテムは、世界中の取り扱い店舗での発売を開始している。
2015年08月19日ケンゾー(KENZO)が8月26日から9月8日まで、15-16AWのシューズコレクションを展開するポップアップショップを、伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴フロアにオープンする。同ポップアップショップでは、アイコニックなタイガーモチーフやブランドロゴをキャンバス地やバックスキンカーフに施したエスパドリーユを、豊富なカラーバリエーションで発売。その他、メタリックなPVCレザーを用いたスニーカーや、スエードとウォッシュドデニムのスリッポンなど、カジュアルラインを中心に多様なシューズが取り扱われる。
2015年08月15日トッズ(TOD’S)の15-16AWコレクションに新作「トッズ ウェーブ バッグ(Tod’s Wave Bag)」が登場した。フロントのダブルジップを隠すように設計された、ダブルフラップがダイナミックなフォルムを象る同バッグ。両サイドの底には、トッズのアイコニックシューズ「ゴンミーニ」のペプルドットソールから着想を得たラバーのスタッズがあしらわれている。「ウェーブ」は、大・中・小の3サイズ展開。1泊旅行にも対応できそうなブラウン(W38cm×H31cm×D15cm 25万6,000円)は一番大きいサイズ。スムース仕上げのカーフスキンがエレガントだ。ブラウンと同じ素材のブルー×黒、カーフスウェードのネイビー、カーフ型押しの白の全4種がそろう。エメラルドのように鮮やかなグリーン(W25cm×H22cm×D13cm 18万5,000円)は、一番小さいミニサイズ。こちらのグリーンのカーフスエードに加え、カーフ型押しの白、グレー、ベージュ、カーフのライトブルー、ネイビーの全6種と豊富なラインアップ。ビジネスシーンにもマッチする中間のピッコロサイズからは、王道レッドがアーバンな印象の型押しカーフ(W31cm×H26cm×D13cm 23万6,000円)を紹介。他に同素材のブルー×黒、カーフスウェードのライトブルー、カーフ型押しの白、グレー、黒のバリエーションがそろう。いずれのサイズもショルダーストラップ付きで肩掛けすることができる。<問い合わせ先>トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2015年08月12日ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)の2015年フォールコレクション新作として「MY ROCKSTUD」シリーズが登場。15-16AWコレクションのランウェイでは、レザーパッチワークでブラック×アイボリーのボーダーが描かれたシングルハンドルバッグ(W30.5×H25×D11.5cm 38万3,000円)とクラッチ(W30×H15×D4.5cm 30万6,000円)が登場した。ロックなテイストでありながらクラシカルなフォルムでエレガントな佇まい。ゴールド仕上げのメタル製の“V”字ロゴとスタッズを打ち込んだレザーのネームホルダーもアクセントになっている。こちらの「MY ROCKSTUD」シリーズの一番の特徴は、ショップでイニシャルを刻印できるカスタマイズサービス。バッグのフロントのバンドに好きなイニシャルを入れれば、その名の通り、自分だけの「MY ROCKSTUD」が完成。<問い合わせ先>ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2015年08月07日15SSパリウィメンズコレクションで発表され、瞬く間にロエベ(LOEWE)の新しいアイコンバッグとなった「パズル バッグ」から15-16AWの新色(H19.5×W29×D14cm 26万1,000円)がお目見え。ロエベのクラフトマンシップを継承しながら、ジョナサン・アンダーソンのモダンな感性を融合させた「パズル バッグ」は、精密なパターンでカッティングされた革パーツをパズルのように組み合わせた、立体的でボリュームのあるフォルムが特徴。折り紙から着想を得ており、縫い目に沿って畳むとフラットに変形するというユニークな構造だ。ハンドバッグやクラッチとしてはもちろん、ストラップの長さ調整すればショルダーやクロスボディとしても持ち替えられる。更にロゴ入りDリングにストラップを付け替えればボディバッグにも早変わり。フラットに折り畳めるのでスーツケースなどに簡単に収納でき、デイリー、フォーマル、旅などシーンを選ばない、実用性にも優れた万能バッグだ。中身を出し入れしやすい横長型、内ポケット付きと抜かりない。今回、カーフスエードを使用したモデルからは、写真のピンク同様、パーツによって色トーンのグラデーションカラーが新しくデビュー。他に、ブルーとグリーンもラインアップしており、9月の発売を予定している。<問い合わせ先>ロエベジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2015年08月04日ディオール(Dior)の15-16AWコレクションでモデルたちの足元を飾ったのは、つややかな光沢感とスキニーなシルエットで注目を浴びた、チャンキーヒールブーツ「ディオール クリスタル(DIOR CRYSTAL)」(ヒール10cm 22万円)。フォルムは15SSのオートクチュールのコレクションで発表されたものと同じ木型で、プレキシガラスを使用した、カラーのクリアヒールが彩りを添える。パテント加工されたストレッチ素材で、足のラインにフィットするシルエットが官能的。他にもブラック×イエロヒールや、コニャック×アンバーヒールが展開される予定。こちらの「ディオール クリスタル」から派生したデザインのシューズとして、ローファータイプ「ディオール スウィング(DIOR SWING)」(ヒール3.5cm 11万5,000円)も登場。写真のブラック×イエローヒール以外に、ブーツと同じグレー×ピンクヒール、ブルー×アンバーヒールのカラーバリエーションがそろう。<問い合わせ先>クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2015年08月02日ラフ・シモンズが打ち出す15-16AWのディオールは、野生の動物のダークでセンシュアルな力強さを感じさせる“フラワーウーマン”。熱帯に生息する動物や植物の艶かしい色や模様が、アクセサリーにも取り入れられている。「ディオラマ(DIORAMA)」の新作バッグ(W25×H15.5×D8cm 45万円)は、表面地の全面に、 紐状にカットしたラムレザーをストライプ状に縫い付け、更にダイナミックなパターンプリントを施したデザイン。白がベースのカラーリングなので秋がくるのを待たずとも、コーディネートに取り入られる。パンツルックやシンプルなブラックドレスのスタイルなどに幅広いルックにマッチ。大胆な柄がディオラマ独特のマスキュリンなチェーンストラップとのバランスがよく、先鋭的且つ官能的な女性像を体現している。<問い合わせ先>クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2015年08月01日