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今回、No.1に輝いたのは、オーナーシェフのミツハル・“ミチャ”・ツムラ氏が率いる日系レストラン【Maido】。2024年の5位から順位を上げ、トップに躍り出ました。日本の繊細な技術と鮮やかなペルー食材を融合させることで知られる【Maido】は、季節感と文化的なストーリーテリングに根ざした多彩なコース料理を提供しています。「Maido!」という温かい挨拶から最後の一口まで、15年以上にわたる革新と献身的な姿勢が反映されています。また、ランキングでは、スペイン・アチョンドの【Asador Etxebarri(アサドール・エチェバリ)】が2位に、メキシコシティの【Quintonil(キントニル)】が3位に続いています。© The World’s 50 Best Restaurants / William Reed Ltd「世界のベストレストラン50」コンテンツディレクターのウィリアム・ドリュー氏は、次のように述べています。「サンペレグリノ&アクアパンナがスポンサーを務める2025年版『世界のベストレストラン』で【Maido】が選出されたことを大変嬉しく思います。ミツハルシェフとそのチームは、伝統と最先端の創造性を融合させ、忘れられないダイニング体験を提供しています。今年のリストは、実に幅広い素晴らしい美食の才能を称えるものであり、多様性、創造性、そしてホスピタリティにおける卓越性に対する世界的な評価の高まりを浮き彫りにしています。」日本勢は、7位に【SÉZANNE(セザン)】、21位に【NARISAWA】、36位に【Florilège(フロリレージュ)】、44位に【La Cime(ラシーム)】の4軒が50位以内にランクイン。日本のトップはダニエルシェフ率いる【SÉZANNE】で、「世界のベストレストラン50」でもその強さを見せつけました。7位にランクインした【SÉZANNE】21位の【NARISAWA】36位の【Florilège】44位の【La Cime】【Enigma(エニグマ)】(34位)のオーナーシェフ、アルバート・アドリア氏が、シェフ同士の投票で決まる唯一の賞「エストレージャ・ダム・シェフズ・チョイス・アワード2025」を受賞。オステリア・フランチェスカーナの先見の明を持つデュオ、マッシモ・ボットゥーラ氏とララ・ギルモア氏は、料理の革新性と社会貢献活動が評価され、「ウッドフォード・リザーブ・アイコン・アワード」を共同受賞しました。また、【Cheval Blanc Paris(シュヴァル・ブラン・パリ)】と【Plénitude(プレニチュード)】(14位)のマキシム・フレデリックは、ソサ社がスポンサーを務める「2025年 世界最優秀パティシエ賞」を受賞。【Asador Etxebarri】のモハメド・ベナブダラは、ワインに関する深い知識と優れたペアリングによって「世界最優秀ソムリエ賞」を受賞しました。さらに、バンコクの【Potong(ポトン)】(13位)は「2025年 最高新規参入レストラン賞」、ロンドンの【Ikoyi(イコイ)】(15位)は李錦記がスポンサーを務める「2025年 最高上昇レストラン賞」をそれぞれ受賞。カルタヘナの【Celele(セレレ)】(48位)は、生物多様性と地域文化の保護への取り組みが評価され、「サステナブル・レストラン賞」を受賞しました。「世界のベストレストラン50」の順位は以下の通りです。2025年「世界のベストレストラン50」ランキング(1~50位)1位【Maido】Lima2位【Asador Etxebarri】Atxondo3位【Quintonil】Mexico City4位【Diverxo】Madrid5位【Alchemist】Copenhagen6位【Gaggan】Bangkok7位【SÉZANNE】Tokyo8位【Table by Bruno Verjus】Paris9位【Kjolle】Lima10位【Don Julio】Buenos Aires11位【Wing】Hong Kong12位【Atomix】New York13位【Potong】Bangkok14位【Plénitude】Paris15位【Ikoyi】London16位【Lido 84】Gardone Riviera17位【Sorn】Bangkok18位【Reale】Castel di Sangro19位【The Chairman】Hong Kong20位【Atelier Moessmer Norbert Niederkofler】Brunico21位【Narisawa】Tokyo22位【Sühring】Bangkok23位【Boragó】Santiago24位【Elkano】Getaria25位【Odette】Singapore26位【Mérito】Lima27位【Trèsind Studio】Dubai28位【Lasai】Rio de Janeiro29位【Mingles】Seoul30位【Le Du】Bangkok31位【Le Calandre】Rubano32位【Piazza Duomo】Alba33位【Steirereck】Vienna34位【Enigma】Barcelona35位【Nusara】Bangkok36位【Florilège】Tokyo37位【Orfali Bros】Dubai38位【Frantzén】Stockholm39位【Mayta】Lima40位【Septime】Paris41位【Kadeau】Copenhagen42位【Belcanto】Lisbon43位【Uliassi】Senigallia44位【La Cime】Osaka45位【Arpège】Paris46位【Rosetta】Mexico City47位【Vyn】Skillinge48位【Celele】Cartagena49位【Kol】London50位【Restaurant Jan】Munich
2025年06月20日SSFF&ASIA 2025のグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」は、フィンランドのファビアン・ムンスターヤーム監督による『破れたパンティーストッキング』に決定した。今年で27回目を迎えた、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア。2025年の映画祭では、「creative active generative」をテーマに、世界中のフィルムメイカーたちの“creative”が集結する映画祭として、作品とオーディエンス、クリエイターと企業が出あい、新たな化学反応が生まれる場を、“active”に創出し、また、「生成AI」にも通じる新たなテクノロジーで新時代のクリエイティブを生み出す(“generative”)な存在を目指した。2025年の集大成となるアワードセレモニーでは、映画祭では最多となる計5作品が推薦可能となった、翌年の米国アカデミー賞につながるライブアクション3部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、U-25プロジェクト、SHIBUYA DIVERSITY AWARD、HOPPY HAPPYアワード、グローバルスポットライトアワード、講談社シネマクリエイターズラボ第3期優秀企画へのアワード、サイバーエージェント縦型アワード、最震賞 supported by CRGの発表・授与が行われた。『破れたパンティーストッキング』『破れたパンティーストッキング』は、ライブアクション部門インターナショナルカテゴリー優秀賞を受賞した作品で、フィンランドのファビアン・ムンスターヤーム監督が手掛けた。審査員の福間美由紀は、「多彩なアプローチと表現技法を通じて、現代における人間と社会のあり方を鋭く照射する作品群」と評し、杉山知之は「小さなストーリーにも俯瞰的なストーリーにも壮大なビジョンが背後にありました」と評価した。『燃夜』『逆さまの天才』また、ライブアクション部門 アジアインターナショナル 優秀賞/東京都知事賞には、ディーモン・ウォン監督の『燃夜』が、ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞/東京都知事賞には西遼太郎監督の『逆さまの天才』が選ばれた。『塀の中で』『夏の白夜』さらにノンフィクション部門 優秀賞はネイサン・フェーガン監督の『塀の中で』、アニメーション部門 優秀賞はルーク・アンガス監督の『夏の白夜』が受賞した。いずれも第98回アカデミー賞のノミネート候補となる。なお、各受賞作品を含むオフィシャルコンペティションノミネート作品は、6月30日(月)まで映画祭オンライングランドシアターにて特別延長配信される。受賞作品ほか■SSFF & ASIA 2025グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」受賞作品■ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞『破れたパンティーストッキング』(Pantyhose)監督名:ファビアン・ムンスターヤーム/14:30/フィンランド/ドラマ/2024■ライブアクション部門 アジアインターナショナル 優秀賞/東京都知事賞『燃夜』監督名:ディーモン・ウォン/0:20:08/香港/ドラマ/2024■ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞/東京都知事賞『逆さまの天才』監督名:西遼太郎/5:52/日本/エクスペリメンタル/2024■ノンフィクション部門 優秀賞『塀の中で』監督名:ネイサン・フェーガン/14:59/アイルランド/ノンフィクション/2024■アニメーション部門 優秀賞『夏の白夜』監督名:ルーク・アンガス/11:00/スコットランド/ドラマ/2024■U-25 プロジェクト 優秀賞『楽しいバレンタイン・デー』(Happy Valentine’s Day )監督名:柴田九/4:48/日本/ミュージックビデオ/2024■講談社シネマクリエイターズラボ来世のせいら/Where Seira Isn't楽屋裏/Backstageおっとのあし/Husband's Leg緒方一智/Kazutomo Ogata八幡貴美/Kimi Yawata古舘寛治/Kanji Furutachi■Shibuya Diversity Award『いきがい』(Ikigai)監督名:トレント・クーパー/20:12/アメリカ/ノンフィクション/2023■HOPPY HAPPY AWARD『さんぽ道』監督名:香月彩里/16:14/日本/ドラマ/2025■最震賞 supported by CRG『ABYSS』監督名:野上鉄晃/14:16/日本/ドラマ/2024■サイバーエージェント縦型アワードこねこフィルム■グローバルスポットライトアワード『マリオン』監督名:ジョー・ウェイランド&フィン・コンスタンティン/13:17/フランス,イギリス/ドラマ/2024(シネマカフェ編集部)
2025年06月12日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025(SSFF & ASIA 2025)」が開幕。『MIRRORLIAR FILMS Season7』に携わった加藤シゲアキをはじめ、西野七瀬、本郷奏多、吉田美月喜、香椎由宇、西垣匠、山崎天など豪華ゲストがレッドカーペットとオープニングセレモニーに登場した。TAKANAWA GATEWAY CITY Gateway Parkで実施した初めてのレッドカーペットセレモニーは、天候にも恵まれ、多くの観客で盛り上がる会場に豪華なゲストが登場。アート作品「100色の道」を通って、レッドカーペットに現れた西野はフリンジが揺れるブラックのドレスを身に纏い、満面の笑みで来場者の声援に応じていた。セレモニーでは、今回の映画祭から特別賞を授与した『MIRRORLIAR FILMS Season7』を代表して、加藤と本プロジェクトのテーマソングを制作した「スキマスイッチ」の大橋卓弥、常田真太郎が登壇。『MIRRORLIAR FILMS Season7』加藤シゲアキ、大橋卓弥、常田真太郎『SUNA』の監督を務めた加藤は、「映画はたった1人ではできず、多くの人の善意や努力が集まって作られるもの。ここに来られなかった全員の思いの結晶が、このトロフィーじゃないかと思い、受け取らせてもらいました。若手の育成、地方創生など、たった1つの作品を撮っただけですけども、道のりが評価されたことは、うれしく思います」と受賞の喜びと感謝を伝えた。■西野七瀬「新鮮で貴重な経験に」「GEMSTONE Creative Label(TOHO)」では西山将貴監督の『インフルエンサーゴースト』から西野と本郷、関駿太監督の『ソニックビート』からは西垣と山崎、村上リ子監督の『顔のない街』からは吉田、香椎が登壇。西野は「私も監督もホラーゲームが大好きなので、作品の中にあるホラーゲーム的な演出や雰囲気もすぐに理解できて、すごく楽しく撮影することができました」と監督との共通点を話す場面も。また、「今回のようなショートフィルムに出演させていただくのは初めてだったのですが、短い時間の中にしっかりとストーリーが詰まっていて、自分にとってとても新鮮で貴重な経験になりました。本当に嬉しかったです!」と、ショートフィルムに初めて出演した感想を語った。西山将貴監督、西野七瀬、本郷奏多本郷は西山監督に対し、「一見ホラーを撮るタイプには見えなかったんですが、実際は驚くほど明確なビジョンを持っていて、とても頼もしい方でした」と、撮影をふり返って印象をコメントした。さらに、5月31日(土)に日韓交友正常化60周年関連イベントの一環として開催する『JAPAN-KOREA Friendly Concert』の出演者の中から、オ・マンソクが登壇。日本の映画祭に参加するのが初めてだったオ・マンソクは、「特に、20年以上の歴史を誇るアジア最大級の短編映画祭ということもあり、その伝統と重みを会場の空気から強く感じました。これまで映画を制作したことは一度もなかったのですが、実は短編映画をちょっとずつ準備しています。来年は僕もこの映画祭に応募したいと思っています!」と、今後の挑戦への意欲も明かす。オ・マンソク■「ショートフィルムは映画人生のはじまりの一歩」別所哲也代表が挨拶最後に代表の別所哲也が「多くの映画監督にとって、ショートフィルムは映画人生のはじまりの一歩です。私もこの一歩を大切にし、偉大な先輩の背中を追いかけながら、これからも頑張っていきます。映画祭は、オンラインでもリアルでもお楽しみいただけます。どうぞ皆さま、それぞれの形でお楽しみください」と熱く語り、本セレモニーは幕を閉じた。■オープニングセレモニーで受賞発表・表彰された作品★TAKANAWA GATEWAY CITY アワード:河瀬直美(映画監督)★J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD:『ヴァーリャの冒険』(Atom & Void)監督:Gonçalo Almeida/8:45/ポルトガル/SF/2024★特別賞:『MIRRORLIAR FILMS Season7』★話題賞:『変な声』脚本:尾崎世界観監督:阪元裕吾キャスト:池松壮亮、森七菜、森優作、クリープハイプ主題歌:クリープハイプ「天の声」「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」は6月11日(水)まで都内各所にて開催。オンライングランドシアターにて6月30日(月)まで開催(※期間により配信プログラムが異なる)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season1 2021年9月17日より全国にて公開©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECTMIRRORLIAR FILMS Season7 2025年5月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて2週間限定上映©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2025年05月30日THE ALFEEデビュー50周年を記念したTHE ALFEE展『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』が、11月15日(金) より東京・渋谷西武百貨店A館7階催事場にてスタートした。この50周年は“お祭り騒ぎな一年”と銘打ち、青森ねぶた、秋田竿燈祭りなど全国各地のお祭りとのコラボレーションやさまざまな企画を実施してきたが、『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』では、“祭りで祝う”をテーマに会場が8つのパートに分けられ、コンサート写真、衣裳、ギター、そして数々の貴重なアイテムなどの展示を通して、50年の軌跡を振り返る事ができる。展示の目玉はTHE ALFEEのメンバーによる音声ガイド。また、トリビュートアルバム『五十年祭』のジャケットにもなった熊手型顔はめパネル"誰でもアルフィー"と一緒に写真を撮れるスポットも併設されている。<イベント情報>『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』【主な展示物】・コンサート年表・ライブフォト・コンサートポスター・コンサートチケット・楽譜・楽器・ステージ衣装・メンバー秘蔵の品・トリビュートアルバム“五十年祭” ジャケット“誰でもアルフィー“コンサートライブ映像ミニシアター・会場限定記念グッズ【東京】会場:西武渋谷店A館7階=催事場期間:2024年11月15日(金)~11月24日(日)【愛知】会場:星ヶ丘三越 8階催物会場期間:2024年12月21日(土)~12月29日(日)【埼玉】会場:八木橋百貨店 8階カトレアホール期間:2025年1月2日(木)~1月13日(日)入場料:1,000円(税込)※高校生以下無料イヤホンガイド:1,100円(税込)公式サイト:
2024年11月15日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2024」(SSFF&ASIA)が、本日オンライン会場を皮切りにスタートした。注目の上映作品には、森崎ウィン監督のグランプリ受賞作『せん』や、菊地凛子主演の『風の音に悩まされる』、北村匠海初監督作品『世界征服やめた』が含まれている。北村監督作品は、10月27日(日)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場でワールドプレミア上映され、イベントも開催される予定だ。また、東京国際映画祭(TIFF)との連携企画として、女性監督の作品を特集する「ウィメン・イン・フォーカス」プログラムも展開される。『風の音に悩まされる』が特別上映されるほか、国内外の女性監督によるショートフィルムが多数上映される。ほかにも、スイスと日本の国交160周年を記念した「スイス特集」や、韓国ショートプログラム、MILBON BEAUTY MOVIESのトークイベントなど、多彩なプログラムが用意されている。映画祭の詳細やチケット情報は、公式ウェブサイトで確認できる。「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2024」<オンライン会場>は11月7日(木)までオンライン・グランドシアターにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:世界征服やめた 2025年2月、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国にて順次公開
2024年09月28日THE ALFEEが、デビュー50周年を記念したTHE ALFEE展『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』を、東京、名古屋、大阪を含む日本全国の百貨店で開催する。先日、キャリア初となるトリビュートアルバムを発表し、多種多様なアーティストの参加が話題となっているTHE ALFEE。展覧会では、写真、衣裳、ギター、そして数々の貴重なアイテムなどの展示を通して、50年の軌跡を振り返る事ができる。今回、11月15日(金) から11月24日(日) まで東京・西武渋谷店、12月21日(土) から12月29日(日) まで愛知・星ヶ丘三越、2025年1月2日(木) から1月13日(日)まで 埼玉・八木橋百貨店での開催が決定。そのほかの地域については、随時発表される。<イベント情報>THE ALFEE展『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』【東京】会場:西武渋谷店期間:2024年11月15日(金)~11月24日(日)【愛知】会場:星ヶ丘三越期間:2024年12月21日(土)~12月29日(日)【埼玉】会場:八木橋百貨店期間:2025年1月2日(木)~1月13日(日)… and more【関連サイト】THE ALFEEオフィシャルHP:ユニバーサル ミュージック THE ALFEE オフィシャルHP:
2024年07月20日ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024(SSFF & ASIA 2024)の受賞作品が発表された。今年で26回目を迎えた本映画祭は、米国アカデミー賞公認であり、アジア最大級の国際短編映画祭。6月30日まで続いたオンライン会場も閉幕し、この度、観客の投票によって選ばれる「オーディエンスアワード」、最も心を掴む演技を評価する「ベストアクターアワード」、そして最も視聴数が多かった作品に贈られる「Most Viewed Award」が発表された。東京会場、オンライン会場の観客が最も支持したオーディエンスアワードには、インターナショナルカテゴリーからクインシー・レッドベター&デンゼル・ウィテカー監督の『新たな始まり』、アジアインターナショナルカテゴリーからダン・チョン監督の『ハーバードへの道』、ジャパンカテゴリーから増田彩来監督の『カフネの祈り』が受賞。ベストアクターアワードには、インターナショナルカテゴリーより『盲目のライアン』主演のLewis Ian Brayさん、アジアカテゴリーより『負の空白』主演のEun Ji Limさん、ジャパンカテゴリーより『フューチャー!フューチャー!』主演の駒井蓮さんが選ばれた。また、オンライン会場で最も視聴された作品として、レザ・ラソーリ監督の『一歩ずつ』が「Most Viewed Award」を受賞した。受賞作品は以下の通り。<オーディエンスアワード インターナショナルカテゴリー>『新たな始まり』(BRAND NEW)監督:Quincy Ledbetter & Denzel Whitaker21:56/アメリカ/ドラマ/2023有名になったばかりの音楽プロデューサーが故郷を訪れ、過去を捨てた罪悪感と旧友の憎しみに直面する。<オーディエンスアワード アジア インターナショナルカテゴリー>『ハーバードへの道』(Road to Harvard)監督:Dan Chong14:19/マレーシア/ドラマ/2023ある理由から、10歳の息子をハーバード大学に入学させる長期的な計画が危うくなった。母親は計画を軌道修正するために、必要であればどんなことでもやろうとする。<オーディエンスアワード ジャパンカテゴリー>『カフネの祈り』(cafune)監督:増田彩来15:11/日本/ドラマ/2023東京で暮らす19歳の大学生真家奏良[マイエソラ]のもとに祖父の訃報が届く。引っ越しの忙しさと友人が手伝ってくれている楽しさも相まって、奏良はその連絡の確認を後回しにしてしまう。<Most Viewed Award>『一歩ずつ』(Piece by Piece)監督:Reza Rasouli08:58/オーストリア/ドラマ/2023友人同士のティーンエイジャー2人が近所を散歩している。2人は一緒に時間を過ごしたいだけだったが、少しずつ新たな景色が見えるようになる。<ベストアクターアワードインターナショナルカテゴリー>受賞:Lewis Ian Bray ルイス・イアン・ブレイ『文盲のライアン』(Ryan Can't Read)監督:Rhys Chapman/19:46/イギリス/ドラマ/2022本作は、厳しい経済的苦境と膨大な請求書に直面するライアンの苦しみを深く掘り下げている。ライアンは給付金を請求できず、絶望の淵に立たされていた。しかし、ジェームズ・ネルソン・ジョイス演じる友人タイロンがやり直すチャンスを与えたことで、彼に救いの手が差し伸べられる。【受賞理由】文字が読めず、内に籠った生活を送っていた主人公の葛藤と成長を見事に演じ切った。最後のシーンでは観客の心を揺さぶり、感動と勇気を与える素晴らしさだった。<ベストアクターアワードアジアインターナショナルカテゴリー>受賞:Eun Ji Lim ウン・ジ・リム『負の空白』(Negative Space)監督:Jeonghui An/15:00/韓国/ドラマ/202329歳のジウォンは、もう3年以上も職を探している。彼女には負の空白が2つある。履歴書の空白と自分の人生の空白である。面接当日、ジウォンは不安でたまらなくなる。【受賞理由】就職難の中、仕事が見つからない不安と複雑な感情を内包する繊細な演技が素晴らしく、最後に感情を露わにするシーンでは誰もが心を動かされる圧倒的な演技力であった。<ベストアクターアワードジャパンカテゴリー>受賞:駒井蓮『フューチャー!フューチャー!』(FUTURE! FUTURE!)監督:眞鍋海里・山本ヨシヒコ/25:00/日本/SF/2023マコトは、小さな頃から想像力豊かなSF好きの女子高生。ある日、未来からやってきた青年シンイチと出会う。ディストピアとなった未来を救うには、F判定のマコトが大学に入学するしかない。果たして、ふたりは未来を救えるのか!?【受賞理由】想像力豊かでひょうきんな主人公を等身大の演技で堂々と演じ切り、あどけなさの残る高校生役から存在感のある社会人役まで自然体で素晴らしかった。今後の活躍に注目したい。各受賞作品は、グランプリ=ジョージ・ルーカスアワードを含めた各部門作品と共に10月に開催の秋の国際短編映画祭にて上映予定となっている。(シネマカフェ編集部)
2024年07月03日カシオ計算機は、時計事業50周年を記念した「CASIO WATCH 50TH ANNIVERSARY Exhibition」をMIYASHITA PARK内のギャラリーSAIで6月29日(土)から30日(日)まで開催します。キービジュアル今回行われるのは、カシオ時計事業50周年を記念し作成したアートワークの原画や、特別映像、歴代カシオウォッチを展示し、カシオ時計のヒストリーを体感できる2日間限定の特別なエキシビションです。アートワークを手掛けるのは、コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして様々な分野で活躍している河村康輔氏。これまでもイベントのアートワークや“G-SHOCK”とのコラボレーションなど、様々な取り組みを行なっています。河村氏は、今回のアートワークについて、「50年という時の流れや、新たな時代の1ページを切り開く、というメッセージを込めました」とコメント。河村氏ならではの手法であるコラージュにより、復刻モデル“CASIOTRON”「TRN-50」と“G-SHOCK”初代モデル「DW-5000C」、軽量・薄型のデジタル液晶モデル「F-91W」、3針タイプの「MQ-24」、メタルバンドが特徴的な「A168」が組み込まれ、過去の広告ビジュアルや貴重な資料も随所に散りばめられたアートワークに仕上がっています。また、河村氏のアートワークを「持って帰れるアート」として、BOX型に落とし込み、ご来場者様へ先着でプレゼント※1。BOXの中にはアートワークを落とし込んだTシャツやバンダナ、ステッカーなどここでしか手に入らないスペシャルなアイテムがランダムで入っています※2。※1 CASIO ID登録が条件です。お一人様一つ限りとなります。※2 BOXの中身は選べません。▼持って帰れるアートBOXTシャツ(FRONT)Tシャツ(BACK)ステッカー(1)ステッカー(2)バンダナ▼開催概要CASIO WATCH 50TH ANNIVERSARY Exhibition日時:6月29日(土)、30日(日)AM11:00-PM8:00場所:SAI〒150-0002 東京都渋谷区神宮前6丁目20-10 MIYASHITA PARK SOUTH 3F▼カシオ腕時計50周年記念特設サイト ▼河村康輔/KOSUKE KAWAMURAコラージュアーティスト、グラフィックデザイナーとして活躍。2021年にはUNIQLO UTクリエイティブ・ディレクターに就任。様々なアーティストやアパレルブランドとコラボレーションを行うほか、ライブやイベント等のフライヤー、DVD・CDのジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションも手掛ける。【お客さまお問い合わせ先】カシオ計算機 お客様相談室TEL: 0120-088925(時計専用)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月21日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)のアワードセレモニーが6月17日に明治神宮会館で開催。「ジョージ・ルーカス アワード」は森崎ウィン監督の『せん』が受賞した。セレモニーでは、日本の映画祭では最多となる、計5作品が翌年の米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる、ライブアクション部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀賞発表&授与。HOPPY HAPPY AWARDの発表、講談社シネマクリエイターズラボの優秀賞授与が行われた。本映画祭のグランプリである「ジョージ・ルーカス アワード」を受賞した『せん』は、森崎さんが初めてメガホンを取った、ミュージカルで構成されたショートムービー。『せん』(SEN)森崎監督は「別所さん、マジで嬉しいっす!!」と、片手を突き上げ受賞を喜び、「今回初めて監督を務めて、モノづくりの楽しさを感じつつも、難しさを改めて痛感しました。また機会があれば監督として携わっていけるよう精進したいですし、エンターテイメントでどんな”せん”も乗り越えていけるよう、みなさんと一緒にエンターテイメントの素晴らしさを広めていきたいです」と涙ぐみながら語った。表彰後には審査員総評が行われ、ライブアクション部門 インターナショナルカテゴリおよびノンフィクション部門の審査員を務めた永作博美は、「本当にたくさんの宝に出会わせていただいたことに感謝します。審査員としてディスカッションできたことは自分の未来にとっても大きなヒントになりました」とコメント。ライブアクション部門 アジア インターナショナルカテゴリおよびジャパンカテゴリ審査員を務めた藤岡弘、は「非常に多くの国の伝統、国民性、時代性が描かれていて考えさせられました。映像によって世界が平和に向かっていく希望を感じられる作品をたくさん観ることができ大変嬉しく思います」、本木克英は映画監督の視点で「自分のライバルである映像作品を見て点数をつけるのはとても楽しかったです。今後の自分の映画づくりの糧にもなりました」とふり返った。また、講談社シネマクリエイターズラボでは、国内外から集まった1126企画という多数の応募の中から3企画が受賞。なら国際映画祭トークセッションでは、若手育成を目的にスタートしたプロジェクト「NARAtiveJr」より、ユースの監督が製作したショートフィルム「Muffin’s Law」(マーフィーズ・ロー)の予告編を上映。なら国際映画祭エグゼクティブ・ディレクターの河瀬直美監督、製作したミラー怜監督、主演の松井遥南が登壇。河瀬さんは「奈良という日本で一番古い街の真ん中に映画というものを置いて、国際文化の発信の場所としてこれから先も営みを続けていきたいです」と語った。そして、第3回HOPPY HAPPY AWARDの受賞作品『私たちは他人です』の上條大輔監督による、ホッピーと映画祭のコラボレーション作品第5弾『相対性長屋論』の製作発表も実施。『相対性長屋論』明るくお人好しな梨花を演じた主演・池田朱那は、「梨花の明るさ、優しさ、強さを愛しながら演じました。今回役作りの際に梨花の性格や考えが不思議と簡単に理解できたので、梨花の雰囲気が自分に共通する部分があったのではないかと思います。長屋で皆んなとホッピーを飲むシーンがとても素敵なので、ぜひ見ていただきたいです」とコメント。梨花とは正反対の利己的なクールな響を演じた永田凜は、「あそこまで淡白な人柄の役を演じたことがなかったので、新鮮でした。無理に頑張らないで自由に生きていいのだと役を演じて感じました」とふり返った。なお本作は、ショートフィルム専門のオンラインシアター「ホッピーハッピーシアター」で公開中だ。さらに、第4回HOPPY HAPPY AWARDも発表され、『十日と永遠』(倉田健次監督)が受賞した。▼「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」アワードセレモニー受賞発表作品●ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)ライブアクション部門 ジャパン優秀賞森崎ウィン『せん』(SEN)●ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞Mateusz Rybinski(マテウス・リビンスキー)『ヤマアラシのジレンマ』(Hedgehog’s dilemma)●ライブアクション部門 アジア インターナショナル優秀賞Praditha Blifa Rahayu(プラディーダ・ブリファ・ラハユ)『いつの日か』(Maybe Someday)●ノンフィクション部門 優秀賞Jacob Krupnick(ジェイコブ・クルプニク)『ナイジェリアのバレエダンサー』(Then Comes The Body)●アニメーション部門 優秀賞Alexandra Myotte(アレクサンドラ・ミョッテ)Jean-Sébastien Hamel(ジャン=セバスチャン・アメル)『プールのカニ』(A Crab In The Pool)●HOPPY HAPPY AWARD倉田健次『十日と永遠』(10 Days to Eternity)●講談社シネマクリエイターズラボ 優秀賞石川泰地『エンパシーの岸辺』古山俊輔『朝のとき』Milda Baginskaite(ミルダ バギンズカイテ)『Little Pains』「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2024」は6月17日(月)まで、オンライン会場は6月30日(日)まで開催中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月20日今年で26回目を迎えた米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」が終幕、アワードセレモニーが行われ、グランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」は森崎ウィン監督『せん』に決定。俳優が監督として受賞するのは史上初となった。今年の映画祭では、「Illuminate Your Life~いのち照らせ セカイ照らせ」をテーマに、「いのち」や「人生」、「生活」と、それを取り巻く「セカイ」を照らし出す各作品を発信、作品を通じて観る人自身の生活や人生にもライトをあて、共感や発見、感動が生まれる場、そして世界へと目を向けるきっかけを作ることを目指し、世界114の国と地域から集まった4,936点の中から選びぬかれた約270作品を上映・配信やイベントを実施してきた。アワードセレモニーでは、映画祭では最多となる計5作品が推薦可能となった、翌年の米国アカデミー賞につながるライブアクション3部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、講談社シネマクリエイターズラボ第2期優秀企画へのアワード授与、HOPPY HAPPYアワードの発表・授与が行われた。そして、審査員を務めた藤岡弘、、永作博美、本木克英、山崎エマ、ティム・レッドフォード、シャロン・バダル、シシ・ヤマザキから選出された、栄えある映画祭最高賞ジョージ・ルーカスアワードは、ライブアクション部門ジャパンカテゴリー優秀賞/東京都知事賞を受賞した、森崎監督の『せん』に決定。『せん』森崎ウィン監督グランプリ受賞作品には、副賞としてクイーン・エリザベスの2025年日本発着クルーズ/海側バルコニー客室1組2名様が提供された。審査員からは、「ショートフィルムは自分の心の中を素直に、詳細に伝える努力が必要。そんな宝物を優しく包み込んで作られた作品群に感動した」(永作博美)、「永遠のテーマであり、私たちが常に直面している『死』と、日常の営みの中にある、未来に残したいもの。我々人間が忘れてはならないものが多くの作品に描かれていた。」(杉山知之)、「エキサイティングで刺激的で、多様な国の物語や問題意識が感じられる作品に大いに考えさせられ、感動した。映像を通じて、世界が平和に向かってほしいと希望を感じた」(藤岡弘、さん)と評されたオフィシャルコンペティション。なお、各受賞作品含むオフィシャルコンペティションノミネート作品は、6月30日(日)まで映画祭オンライン会場グランドシアターにて特別延長配信される。★グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」受賞作品ライブアクション部門 ジャパンカテゴリー優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞短編部門ノミネート候補】『せん』監督名:森崎ウィン/24:45/日本/ドラマ/2024田舎暮らしをするおばあさんのいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者と朝食をとり、縁側で配達員とお茶飲み話をする。そんないつもと変わらない日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。【受賞理由】ある田舎の一軒家というワンシチュエーションで繰り広げられる物語ながらその背景から聞こえてくるメッセージ、音楽と役者の見事なパフォーマンス。ショートフィルムらしい圧倒的な構成力で無駄がなく、大変力強い作品。ミュージカルアクターである監督ならではの演出が光っており、グランプリにふさわしい作品であった。[審査員のコメント]ラジオから聞こえてくる世界情勢と変わらない日常生活の中に、歳を取ることや孤独といったテーマがあり、さりげない中に深いメッセージが隠されている。全体的に自己の周囲を見つめて深堀りしていく似通ったテーマが多い中で、オリジナリティがあり、新鮮で意外性のある作品だった。(ライブアクション部門 ジャパン審査員:シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英)★ライブアクション部門インターナショナル 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『ヤマアラシのジレンマ』監督名:マテウス・リビンスキー/16:10/ポーランド/ドラマ/2023この映画は全編手話で構成されている。作品の舞台は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設。新患の主人公は長期入院者に惹かれていることに気がつき、治療中に2人の絆を深めようと奮闘する。マテウス・リビンスキー監督[審査員のコメント]2人の人間が出会って、化学反応が起こって変わっていく様子が初めから最後までストーリーの流れがよくまとまっていて、キャラクターディベロップメント、ストーリーディベロップメント、演技、全てにおいて長けていた。全編手話で台詞が全くない中で、映像演出のメッセージが素晴らしく、見たことのない世界を体験させてくれる例外的に素晴らしい作品。(ライブアクション部門インターナショナル審査員:永作博美、山崎エマ、Tim Redford)★ライブアクション部門アジアインターナショナル 優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『いつの日か』監督名:プラディーダ・ブリファ・ラハユ/22:08/インドネシア/ドラマ/2023目の見えない10代の少女、スリとヤンティは寮に住んでいた頃からの親友同士。2人は切っても切れない仲で、いつも一緒。ある日ヤンティが夢を追うために町を離れると言い出したことで、2人は喧嘩になってしまう。ヤンティは自分たちに夢を持つ権利はあるのだろうかと問いかける。プラディーダ・ブリファ・ラハユ監督[審査員のコメント]視覚障害のある役者の演技が素晴らしく、友達同士の中で1人が成功を収め、1人が取り残されるという誰もが経験する人生の葛藤を見事に演じ切っていた。障害を中心にするのではなく、友情の物語として誰もが共感でき、夢と希望をもらえる素晴らしい作品。(ライブアクション部門アジア インターナショナル審査員:シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英)★ノンフィクション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『ナイジェリアのバレエダンサー』監督名:ジェイコブ・クルプニク/14:44/ナイジェリア、アメリカ/ノンフィクション/2023雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したダニエル・アジャラは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。ジェイコブ・クルプニク監督[審査員のコメント]テーマ、メッセージ、創造性、カリスマ性、サウンド、尺、全ての分野においてショートフィルムとしてずば抜けて優れており、人物を描くドキュメンタリーが多い中で、他のどの作品よりもオリジナリティが光る作品であった。残酷だけれども美しく力強いメッセージと若者のパッションがいつまでも心に残る作品。(ノンフィクション部門審査員:永作博美、山崎エマ、Tim Redford)★アニメーション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『プールのカニ』監督名:Alexandra Myotte & Jean-Sebastien Hamel/11:11/カナダ/アニメーション/2023荒れ果てた住宅街で、ゾーイと弟のテオはたった2人きり。思春期のゾーイは、内なる恐怖に取り憑かれた怒りの塊。テオはまだ子どもで、空想の世界に現実逃避している。Alexandra Myotte & Jean-Sebastien Hamel監督[審査員のコメント]少年の持つ想像の双眼鏡、空間コンピューティング的表現、カラフルできめ細やかなタッチが素晴らしく、現代的で非常に優れた作品。狭い世界を描いていそうで深いテーマがあり、人間の様子がリアルによく描かれていた。(アニメーション部門審査員:川田十夢、シシヤマザキ、杉山知之)★HOPPY HAPPY AWARD『十日と永遠』監督名:倉田健次/24:59/日本/ドラマ/2024故郷を捨て、カメラマンとなっていたアキラは、弟ジュンの残した不思議なメッセージから十数年ぶりに帰郷する。しかし弟の姿はなく、弟の娘サナから渡されたのは赤い封筒。それは【宝探し】の始まりだった…。倉田健次監督「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」はオンライン会場にて6月30日(日)まで配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月18日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2024」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが6月4日(火)、都内にて行われ、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンら豪華ゲストが登場した。「SSFF & ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。「Illuminate Your Life ~いのち 照らせ セカイ照らせ」をテーマに、映画祭史上初となる全編全てをAIが制作したショートフィルムや、パレスチナの難民キャンプを舞台にした物語など、現代の「いのち」や「人生」、「生活」と、それらを取り巻く「セカイ」を照らし出すショートフィルムの数々が集結した。世界114の国と地域から集まった4,936本の中から、選りすぐりの約270作品が上映される。俳優たちが短編映画の監督に挑戦する人気シリーズ「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム4」のトークセッションに参加したのは、監督を務めた千葉さんら4名。『Harmonia』の千葉監督は、「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム2」以来、二度目の挑戦となった。「成長したな、みたいな話をしたかったんですけど、あまり思い浮かばなくて(笑)。前作を経て言えることは、同じスタッフさんが多かったので、チームワーク、わからないことを素直に聞けたり。アイデアを採用しようとか、部署関係なく話せたことは1回目よりはできたかなと思います」と手ごたえを明かした。千葉雄大脚本も手掛けた千葉監督、ストーリーには4人の登場人物が現れ、その中のある俳優・よしあきの視点にフューチャーする。「後半に4人で自分の思いをぶつけ合うシーンがあって、よしあきだけは何も言わず、インタビューで言うんです。僕もたまにインタビューを受けていて“自分ってこういうことを考えていたんだ”って、ふと思うときがあるんです。第三者だから話せたり、気付けることはあるというのを表現したくて」と、自身の経験から生まれた物語となったそうで、必見だ。『撮影/鏑木真一』という不思議なタイトルで撮り上げたのは、仲監督。大好きだという秋山竜次にオファーをした。仲里依紗仲監督は「秋山さんの眼力が大好きなんです。いつも眼力が面白い方向にいくんですけど、絶対何か違った面を撮りたいと。私自身がホラーが好きなので、ホラーで主役がしゃべらないってどんなストーリーになるんだろうって」と変幻自在にキャラクターを操る秋山さんならではの、新しい一面を引き出した。台詞もほぼない作品にて、仲監督は「“うん”という一言だけの台詞も消しました。(秋山さんは)苦しそうでした(笑)」と含み笑いしていた。『イツキトミワ』の福士監督は、監督業の挑戦について、「どういう言葉、言い方で伝えればいいかをすごく考えるきっかけになったので、演出が楽しいポイントでした。コミュニケーションだなと思いました」とふり返った。福士蒼汰衝撃的なラストが待っている作品とのことで、「僕自身、ラストが衝撃的になると思っていなくて!脚本を書くときは、主人公を決めて面白いことが起きたらいいな、けど、その主人公がその道を通るかは勝手に決めていってくれる、という書き方なんです」と自分自身予想外の着地に至ったという。フェスティバルアンバサダーのLiLiCoに続編の可能性を聞かれると「またきます!」と意欲を見せていた。森崎監督の『SEN』は、ミュージカル仕立ての短編となった。「僕は映像だけでなくミュージカルとして舞台の上に立つこともあり、ミュージカル映画を撮りたいと思いました。日本オリジナルのミュージカル映画はなぜもっと普及しないんだと、アジア、日本ならではのミュージカル映画を作れるのでは、と思いました」と意気込んだ。森崎ウィン演出面での難しさも実感したと話す森崎監督だったが、「けど、やっぱり物作りってめっちゃ楽しい!みんなで考えて、ああでもない、こうでもないって話すこと、現場で俳優さんとするのが楽しくてしょうがなかったです」と笑顔をのぞかせていた。オープニングセレモニーには、そのほか、MEGUMI、別所哲也(SSFF & ASIA代表)が登壇した。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月04日ミスマガジン2024 BEST16メンバーが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第25号のグラビアに登場している。1982年にスタートし、初期には斉藤由貴や細川ふみえ、その後に中川翔子、北乃きい、倉科カナ、新川優愛といった錚々たるタレントを輩出した「ミスマガジン」。2018年に7年ぶりに復活し、多くの人材を輩出している。ミスマガジン2024ではベスト16に高口奈月(※高ははしごだか)、尾茂井奏良、吉田羽花、地主さくら、磯村美羽、沢美沙樹、田中碧空、宮嶋くるみ、葉月くれあ、立花蘭、大西陽羽、古田彩仁、上条れい、山本杏、花城奈央、山田美奈が選抜された。グラビアでは、それぞれのプロフィールと共に美ボディで魅了した。
2024年05月31日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」の開催に先駆け、代表の別所哲也が客船クイーン・エリザベスを体験、今年の映画祭に向けた抱負などを語った。今年の映画祭より、ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードが協賛を決定し、約5,000本の作品群から選ばれる、世界で唯一のジョージ・ルーカスの名を冠したグランプリの受賞者に副賞として日本各地を巡る優雅な船旅が提供される。これを記念し、別所さんは東京に寄港中の客船クイーン・エリザベスを訪問、コラボレーションにより創出される新世代のエンターテインメント、そして今年の映画祭の抱負を語った。船内をじっくりと訪れるのは初めてだという別所さん。「調度品にいたるまで細かいところまでこだわった作りになっていて、非日常を味わえる、夢の船旅の象徴とも言える、最高級のグレードのものを見せていただけた」と語る。800人が入れる劇場にはボックス席もあり、映画や様々なパフォーマンスを観ることもでき、船の中でありながら最高級のシアターがあることには特に感動を覚えたと話す別所さん。「世界中を巡るクルーズ船で、ショートフィルムをお届けできるというのは夢の一つ」と明かす。今年のテーマ「Illuminate Your Life ~いのち 照らせ セカイ 照らせ」に込めた想い「映画というのはまさに、“光の絵の具”でできていて、その陰影がスクリーンに映し出される。光によって、人々自身の生活や人生、命を映し出そう」そんな思いから映画祭スタッフと一緒に考えたというテーマ。別所さんは「災害や戦争もある現在、本来はみなが手を取り合い、理解し合って、笑顔で幸せにいられるようにするのがエンタテインメントの役割。もっともっと映画をはじめとしたエンタテインメントが光を届けなきゃいけない状況にあると思います」という。光によって照らされる命や世界があり、照らすことで、対立や分断を超え融和へと辿り着けたら――と海を眺めながら想いを馳せる。もともと、映画は発明王のエジソンが生み出し、リュミエール兄弟がスクリーンに映し出して始まったもの。最新の“技術”なくしてその誕生はなく、常に最新のテクノロジーと共に前進してきたものだとしながら、別所さんは「映画祭はクリエイティブの展覧であると同時にテクノロジーの展覧でもあります」と言う。「そのふたつが融合するという意味で、いま、非常にシンボリックな現象として起こっているのが生成AIであったり、ブロックチェーンによるNFTであり、撮影技術においてはドローンやVX、XR、VRなど様々なものが生まれています」と潮流を説明する。全編AIが制作したショートフィルム『人間再プログラム訓練』今回、AIを使用した作品が100本を超え応募があったというSSFF & ASIA。「僕がこの映画祭を始めた頃は、フルCGによる作品が最新のものだったりしましたが、いまやフルAIをはじめ、様々な新たな技術を取り込んだショートフィルムが顕在化しています。そういった最新の技術をみなさんにご覧いただき、分かち合う場が映画祭だと思っています」と話す別所さん。「僕らが何かを仕掛けたというよりも、実態としてクリエイターたちが既に新たな技術を手に歩き出しているというのがあります」と語る。そして、「制作から、完成した作品のアウトプットも含めて、どんどん新たな技術を取り入れて、映画祭の中でお見せしたい」と展望を口にした。AIはクリエイターにとって良い相棒になるのでは?「AIにどんな可能性があり、何ができるのか? そこに関してはまだ未開発の部分も多く、未完でもあるので、そこに脅威や畏怖を感じる方も多いと思います。あるいは、自分のクリエイティブな領域を浸食され、奪われてしまうのではないかという思いを抱く方もいると思います」。そう話しながらも、「生成AIやLLM(Large Language Models)の技術に関して話を聞いてみると、結局、僕たち自身が学んできたもの、生み出してきたものからしか学ばないわけで、人間由来のものしかないというのが前提としてあると思います」と続ける。AI脚本やAI撮影がクリエイターの居場所を奪うのでは、と懐疑的な考え方もある一方で、別所さん「AIはクリエイターにとって良い相棒になるのではないか」と考えると言う。「もちろん、議論を進めるためにも積極的に映画祭で様々なテクノロジーを知り、試行錯誤していきたい。フルAIによる映画製作やNFTを活用した資金調達が既に可能な時代。その流れを誰かが号令をかけて止められるわけではない。だからこそ“良きパートナー”とするためにも、早い段階で付き合っていくべきだと思います」と言及、SSFF & ASIAは四半世紀(25年)を経て、新たな時代へと舵を切る。人生の“アナザー・ライフ”を見る体験と“ベター・ライフ”を探すという、ふたつのチャンスさらに、SSFF & ASIAの水先案内人として、別所さんが今年の映画祭のみどころを紹介する。世界中の様々な映像作家、俳優の作品――ベン・ウィショーにエイドリアン・ブロディ、レア・セドゥといった名優の出演作品が特別上映され、日本作品でも、千葉雄大や仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンが監督に挑戦する作品がノミネートしている今年の映画祭。ジャパンプログラムノミネート作品『イツキトミワ』 監督:福士蒼汰6月4日(火)のオープニングセレモニーではショートフィルムというカルチャーを切り拓き、画期的な技術や映像表現で作品を発信するクリエイターやアクターを讃える「Global Spotlight Award」の受賞発表にも注目。「Stray Kids」やイーサン・ホーク、ジャン=リュック・ゴダールやペドロ・アルモドバルがファイナリストとして名を連ねている。韓国ショートフィルム特集『Stray Kids SKZFLIX』また、今年はパリ五輪開催に合わせたスポーツがモチーフとなったドラマの数々を特集する「スポーツプログラム」や、国際赤十字社と共同で行う「戦争と生きる力プログラム」の上映、環境問題や女性の社会進出など社会問題に向き合う作品など見ごたえある作品も多数。「映画には人生の“アナザー・ライフ”を見る体験と“ベター・ライフ”を探すというふたつのチャンスがあると思います。まさにそうしたライフを照らし出すショートフィルムの数々をぜひ見に来てほしい。お待ちしています」とアピールした。副賞としてクイーン・エリザベスの2025年日本発着クルーズの旅が贈られるSSFF & ASIA 2024グランプリ=ジョージ・ルーカスアワードは、6月17日(月)のアワードセレモニーにて発表される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー ~6月17日(月)アワードセレモニーは都内会場にて開催。オンライン会場は6月30日(日)まで。(シネマカフェ編集部)
2024年05月28日ミスマガジン2024 BEST16メンバーが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第25号のグラビアに登場している。1982年にスタートし、初期には斉藤由貴や細川ふみえ、その後に中川翔子、北乃きい、倉科カナ、新川優愛といった錚々たるタレントを輩出した「ミスマガジン」。2018年に7年ぶりに復活し、多くの人材を輩出している。ミスマガジン2024ではベスト16に高口奈月(※高ははしごだか)、尾茂井奏良、吉田羽花、地主さくら、磯村美羽、沢美沙樹、田中碧空、宮嶋くるみ、葉月くれあ、立花蘭、大西陽羽、古田彩仁、上条れい、山本杏、花城奈央、山田美奈が選抜され、頂点を目指している。
2024年05月25日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)の開幕となるオープニングセレモニーがLINE CUBE SHIBUYAで開催。オープニング上映作品が決定した。映画祭オープニング作品は、世界初公開となる「TUBE」×GACKTによるショートフィルム『サヨナラのかわりに』。また、「Stray Kids」によるショートフィルム『Stray Kids <樂-STAR (ROCK-STAR)> SKZFLIX』も上映(韓国ショートプログラムにて映画祭期間中上映)。『サヨナラのかわりに』そして、WOWOWアクターズショートフィルム4より、今年のジャパンカテゴリーにノミネートされている千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンが登場。映画祭アンバサダーLiLiCoと映画祭代表の別所哲也、MCの望月理恵が今年の映画祭ラインアップを紹介する。また、韓国プログラムより『ソウル・スイッチ』のKevin Woo (元U-Kiss)&Liann Kaye監督、アジアインターナショナルプログラムより『紅い封筒』主演のShu-Fang Chen、Tami Xu監督、ノンフィクションプログラムより『エフェ』の伊藤詩織監督はじめ、今年の上映作品の監督、キャストもオープニングセレモニーに参列する。なお本日、セレモニーの事前予約販売第2弾がスタートした。『サヨナラのかわりに』あらすじ丘の上にあるベンチにポツンと腰かける一人の男。彼は沈む夕日を淋しげに眺めながらある「大切な人」を思い出していた――。『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』あらすじ映画という夢のために走ってきた主人公たち。ある大学のサークルで仲間となり、短編映画を製作することになるが…。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月21日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)は、今年も「BRANDED SHORTS 2024」を開催。この度、審査員の発表と共に、747本の応募作品から選ばれたノミネート作品が「ABEMA」で無料配信開始となった。「BRANDED SHORTS」は、企業や広告会社が制作した、ブランディングを目的としたショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典。インターナショナル部門には、マーティン・スコセッシ監督・主演『ウェブサイトを作ろう』、ライアン・ゴズリング主演『カレラを求めて』。ナショナル部門には、堺雅人出演の『Share The Challenge できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』などがノミネート。『ウェブサイトを作ろう』ノミネート作品は6月10日(月)より赤坂インターシティにて上映されるが、「ABEMA」では無料配信がスタートした。また、セレモニーで各優秀賞が発表され、「一人ひとりが自分らしく輝くことのできる明日へ」をテーマに初製作したブランデッドムービー『父を、乗せて。』のプレミア上映と舞台挨拶も実施する。『父を、乗せて。』本作の主演を務めたのは、山崎紘菜。父の実家がある過疎地で、タクシードライバーとして働くあかねは、初めて仕事にやりがいを見つけ、そこが自分の居場所になっていた。しかし父は、そんな娘を心配のあまり怒ってしまい、気持ちはすれ違ったまま。そんなある日、父が突然帰省し、娘のタクシーに乗車する。2人を乗せて走るタクシーが、やがて辿りつく場所とは――という物語。そのほか、AI、TikTok、ふるさと納税など、マーケティング担当が気になる最新事例を交えたセミナーイベントも連日開催される。「BRANDED SHORTS 2024」の審査員は、クリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬が審査員長を、さらに、浅井雅也(Droga5 Tokyo, Part of Accenture Song チーフクリエイティブオフィサー)、雨無麻友子(株式会社スタジオねこ 代表取締役/映画プロデューサー)、木村健太郎(博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサー、博報堂ケトル ファウンダー)、箱田優子(映画監督)が務める。<BRANDED SHORTS 2024開催概要>期日:6月10日(月)~12日(水)時間:上映プログラム、イベントにより異なる会場:赤坂インターシティ コンファレンス内容:ノミネート作品上映/6月10日(月)~12日(水)セミナーイベント/6月10日(月)および11日(火)BRANDED SHORTSセレモニー/6月12日(水)(作品上映、審査員トークおよび受賞発表、プレゼンテーション)チケット:上映プログラム1,500円セミナーイベント1500円 ※一部無料イベントありセレモニー第1部2,000円 /第2部2,000円/通し券3,000円「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月16日米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」にて、優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補となる各カテゴリーおよび部門の審査員が決定した。今回決定したのは、ライブアクション部門インターナショナルカテゴリー&ノンフィクションカテゴリー、アジア インターナショナルカテゴリー&ジャパンカテゴリー、アニメーション部門の公式審査員。国際映画祭で選考を行ってきたフェスティバルディレクターやプログラマーのほか、映画監督、俳優、文化人など多角的な視点で今年のショートフィルムを審査する。各受賞作品の発表は6月17日(月)に開催のアワードセレモニーにて発表。ライブアクション部門のインターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのカテゴリー、アニメーション部門、ノンフィクション部門の各優秀賞の発表が行われる。また、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)作品には副賞としてクイーン・エリザベスの船旅がキュナードより贈呈される。審査員紹介■ライブアクション部門インターナショナルカテゴリーアジアを除く世界94の国と地域から応募のあった2,104作品のうち、33のノミネート作品を審査■ノンフィクション部門世界55の国と地域から応募のあった313作品のうち、15のノミネート作品を審査永作博美(俳優)永作博美山崎エマ(ドキュメンタリー映像監督)山崎エマティム・レッドフォード(クレルモン=フェラン国際短編映画祭 共同ディレクター)ティム・レッドフォード■ライブアクション部門アジア インターナショナルカテゴリー日本を除いたアジア36の国と地域から応募のあった722作品のうち、25のノミネート作品を審査■ライブアクション部門ジャパンカテゴリー241作品のうち、21のノミネート作品を審査シャロン・バダル(フェスティバルプログラマー、ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部の特別講師)シャロン・バダル藤岡弘、(俳優・武道家)藤岡弘、本木克英(映画監督・日本映画監督協会理事長)本木克英■アニメーション部門世界57の国と地域から応募のあった464作品のうち、23のノミネート作品を審査川田十夢(開発者/AR三兄弟 長男)川田十夢シシヤマザキ(アーティスト)シシヤマザキ杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長/工学博士)杉山知之「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は6月30日(日)まで開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月13日別所哲也が代表を務める、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)。この度、「MILBON BEAUTY PROGRAM」の開催が決定した。表参道ヒルズスペーオーにて6月8日(土)に行われるイベント「MILBON BEAUTY PROGRAM」では、今年の応募作品の中から、“美しさ”をコンセプトに選んだショートフィルム3作品を上映。ドキュメンタリー『ナイジェリアのバレエダンサー』、アルツハイマーの母と息子を描く『パリ1970年』、パレスチナ難民の少女を主人公にした『パレスチナ諸島』がピックアップされた。イベントには、別所さんとファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が登壇。作品の感想や、2人が考える「美しさを通じた心の豊かさ」についてもトークする予定だ。『ナイジェリアのバレエダンサー』雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaはいま世界のステージに立つため稽古に励んでいる。『パリ1970年』アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。『パレスチナ諸島』12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」から、各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。今年の映画祭は6月4日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月17日(月)のアワードセレモニーまでの期間を東京の複数会場で開催。すでに4月25日(木)からはオンライン会場もスタートしている「SSFF & ASIA 2024」。6月30日(日)までの期間、「Illuminate your life ~いのち 照らせセカイ 照らせ」のテーマのもと、映画祭プログラマー選りすぐりのショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)がラインアップされている。◆世界114の国と地域から集まった4,936点の中から選びぬかれた約270の上映作品アカデミー賞につながるライブアクション部門のジャパンカテゴリーには、千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンなど監督にも挑戦した俳優たちのショートフィルム作品が見事ノミネート。『イツキトミワ』 (Yours)監督: 福士蒼汰『イツキトミワ』(Yours)監督:福士蒼汰/25:00/日本/ドラマ/2024肉体労働で家計を支え、かつて美大進学を目指していた一葵は、ギャラリーで自分の作品を見つめる三羽と出会う。徐々に親密になるが、それでもとけない壁がある。満月の夜に2人は、一歩踏み込んだ話を始めるが…。◆特別上映作品には日本初公開作品が登場インターナショナルプログラム 特別上映『自慢の息子』幻のジョン・レノンが登場する『Now and Then: The Last Beatles Song』、ベン・ウィショー主演『自慢の息子』、レア・セドゥ主演『家から逃れて』などが日本初公開。エイドリアン・ブロディ主演『マスコット』ほか、第86回アカデミー賞外国語映画賞タイ代表『Countdown』のナタウット・プーンピリヤ監督作品『姉妹』、フィリピンで最も興行収入をあげた『ハロー・ラブ・グッバイ』、キャシー・ガルシア・サンパナ監督『運命のコイン』などアジア発の注目作も。アジア インターナショナルプログラム 特別上映『姉妹』◆レインボー/韓国/スポーツ今年の映画祭が特集するプログラムは…「自分らしく生きる」LGBTQの視点が描かれるドラマの数々、大人気『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』や、元「U-KISS」のケヴィン・ウー主演『ソウル・スイッチ』、韓国版「花より男子」ク・ヘソン監督作品など韓流熱が高まる特集、国際的なスポーツ大会の開催にちなむスポーツをモチーフに夢を追う人々を描く感動作など。『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』『Stray Kids <樂-STAR> SKZFLIX』監督:BYEONGJUNE KIM/韓国/10:51/ドラマ/2023映画という夢のために走ってきた主人公たち。ある大学のサークルで仲間となり短編映画を製作することになるが…。K-POPボーイズグループ「Stray Kids」が主演。◆オンライン会場ではAIプログラム、レインボープログラムなど4プログラムを先行配信応募作品の潮流を体現する、AIを使用して制作された作品の特集、LGBTQ特集、恒例となった5分以下で楽しめるVery Shortプログラム、25歳以下の新進気鋭の日本人監督作品を選出するU-25プロジェクトの4プログラムを先行配信、各プログラム5月24日(金)まで。その後、6月1日(土)~はオフィシャルコンペ&各プログラムの配信がスタートする。『ガチごっこ』『ガチごっこ』(Play for reals)監督:近藤穂佳/日本/4:58/ドラマ/2024みさき、ほたる、かけるの3人は「こども探偵団」を結成した。6月4日(火)映画祭開幕!豪華ゲストが登壇するオープニングセレモニー東京会場での上映幕開けとなオープニングセレモニーでは、映画祭代表・別所哲也と、アンバサダーのLiLiCoが、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンほか多彩なゲストを迎え、グローバルスポットライトアワード、U-25プロジェクト、J-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD、Shibuya Diversityアワード、Amic Signアワードなど各種アワード受賞作品の発表や表彰、新作ショートフィルムなど各種プロジェクトの発表、ショートフィルム上映を行う(変更の可能性あり)。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)~6月17日(月)開催。オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)上映会場:表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンス、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ミカン下北、オンライン会場にて予定※開催期間は各会場によって異なります(シネマカフェ編集部)
2024年04月29日石原裕次郎「Best Of Best」昭和の大スター石原裕次郎が「生誕90年」という節目を迎える今年、これまで石原裕次郎が歌ったすべての楽曲をリリースしてきたテイチクエンタテインメントも「創立90周年」を迎えたことを記念し、裕次郎ファンの投票によって選ばれた楽曲を収録したベストアルバム「石原裕次郎 Best Of Best」が2024年3月20日に発売されました。昨年(2023年)の石原裕次郎さんの誕生日である12月28日から特設サイトを設け、「あなたの好きな石原裕次郎の曲は?」というアンケートを行い、投票数の多かった上位16曲が収録されることとなりました。「あなたの好きな石原裕次郎の曲は?」投票結果1位北の旅人(昭和62年8月)2位ブランデーグラス(昭和52年4月)3位わが人生に悔いなし(昭和62年4月)4位夜霧よ今夜も有難う(昭和42年2月)5位嘆きのメロディー(昭和59年2月)6位勇者たち(昭和58年3月)7位みんな誰かを愛してる(昭和54年9月)8位赤いハンカチ(昭和37年10月)9位銀座の恋の物語(デュエット:牧村旬子) (昭和36年1月)10位おれの小樽(昭和58年8月)11位嵐を呼ぶ男(昭和42年3月)12位時間よお前は…(昭和57年4月)13位恋の町札幌(昭和47年5月)14位思い出さがし(昭和58年4月)15位二人の世界(昭和40年5月)16位黎明(昭和59年7月)1位の「北の旅人」をはじめ、現在もカラオケランキングの上位にランクインしている「ブランデーグラス」「夜霧よ今夜も有難う」、デュエット曲の定番「銀座の恋の物語」。また、ゆかりのある北海道の街を歌った「おれの小樽」「恋の町札幌」などもランクイン。映画主題歌としてもお馴染みの「嵐を呼ぶ男」や、生前最後のシングルとしリリースされた「わが人生に悔いなし」など、タイトルだけで石原裕次郎の歌声が蘇る名曲ばかりが収められています。今回のリリースにあたり石原まき子夫人は、「今から90年前。石原裕次郎が生まれた1934年に創立したテイチクさんも今年90周年を迎えられたとのこと、本当におめでとうございます。そのような節目の年に、今も石原裕次郎の歌を愛して頂いているファンの皆様が選んで下さったアルバムが発売となることを嬉しく思います。時代を超えて愛される石原裕次郎の歌が、これからも多くの方々の心に届くことを願っております」と、コメントしています。昭和・平成・令和と、時代を超えて愛され続ける石原裕次郎の歌声を是非堪能してみてください。商品情報石原裕次郎「Best Of Best」2024年3月20日発売TECE-37182,000円(税込)<収録曲>1. 北の旅人(昭和62年8月)2. ブランデーグラス(昭和52年4月)3. 銀座の恋の物語(デュエット:牧村旬子) (昭和36年1月)4. 嵐を呼ぶ男(昭和42年3月)5. 赤いハンカチ(昭和37年10月)6. みんな誰かを愛してる(昭和54年9月)7. 勇者たち(昭和58年3月)8. 黎明(昭和59年7月)9. 夜霧よ今夜も有難う(昭和42年2月)10. 時間よお前は…(昭和57年4月)11. 嘆きのメロディー(昭和59年2月)12. 二人の世界(昭和40年5月)13. おれの小樽(昭和58年8月)14. 恋の町札幌(昭和47年5月)15. 思い出さがし(昭和58年4月)16. わが人生に悔いなし(昭和62年4月)石原裕次郎 / TEICHIKU RECORDS : 500曲を超える石原裕次郎の楽曲が聴き放題石原裕次郎公式ファンサイト「裕次郎倶楽部」入会受付中入会はこちら石原裕次郎公式ファンクラブ「裕次郎倶楽部」 : ◆プラン紹介※全て税込み価格月額550円または 年額5,500円の2種類からお選びいただけます。年額プランにご登録いただきますと、月額2ヶ月分がお得 になります。●全514曲(うち約300曲がデジタル独占初配信)の音楽がいつでもどこでも聴き放題●音楽のお気に入り登録●歌詞表示・歌詞検索●オトナの歌謡曲プロデューサー佐藤利明氏による動画企画の視聴●オリジナルデジタルカレンダー(壁紙)プレゼント●掲示板(YU-PORT)への投稿●バースデーメール●会員番号付きデジタル会員証 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月20日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)と、外務省が日本文化発信拠点として、また日米交流による人材育成のプラットフォームとして展開するジャパン・ハウス ロサンゼルスは、米国ロサンゼルスのTLC チャイニーズシアターにて、ショートフィルムの映画祭「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」を開催することを発表した。同映画祭では、SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作『希望のかけ橋』(監督:吉田和泉)、役所広司主演の『ありがとう』(監督:永山瑛太)、アカデミー賞受賞により世界が注目する濱口竜介監督による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督:桑畑かほる/マックス・ポーター)ほか、日本人若手監督の世界へ向けた無限の可能性が体現されるショートフィルムを上映。さらに特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映が決定。ほかにも、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、ヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬、南カリフォルニア大学の映画配給およびタレント開発部門シニアディレクターのSandrine Cassidyによるトークイベントも行われる。開催にあたって別所さんは、「動画と情報があふれる今だからこそ、映像、とりわけシネマの持つチカラを信じて、ショートフィルムが映像文化と映像産業の歴史と未来をつなぐ結節点となると信じています。今回、エンターテイメントの世界の都であるハリウッドで再びSSFF & ASIAを開催できる光栄を胸に、映画祭とクリエイターたちの飛躍を目指します」とコメントを寄せている。「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」は2024年1月11日(木)TCL 6 Chinese Theaterにて開催(※現地時間)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」は、10月19日(木)~22日(日)に東京都写真美術館にて、また9月28日(木)~10月27日(金)にはオンライン会場にて「秋の国際短編映画祭」を開催する。25年目を迎えたSSFF&ASIAには今年も世界120の国と地域から5215点が集まり、約200作品が上映。秋の国際短編映画祭では、6月に発表された世界で唯一のジョージ・ルーカスの名を冠したグランプリ受賞作品『希望のかけ橋』(ポーランド/日本)、ライブアクション部門(ジャパン)優秀賞を獲得した永山瑛太主演作品『半透明なふたり』を含む、来年のアカデミー賞候補となる可能性を秘めた各部門受賞作品を上映。『半透明なふたり』そのほか、観客の支持をもっとも集めたオーディエンスアワード受賞作品として、野村萬斎が初監督した窪田正孝主演『虎の洞窟』など、今年のベスト・オブ・ベストのショートフィルムと、映画祭プログラマーがセレクトした作品を「Kids are Alright」「さまよえる魂」「あの人の足跡」「敵は誰だ!?」「チガウを巡る物語」「うつろいゆくものたち」といった6つのテーマでキュレーションし上映・配信する。『虎の洞窟』また、特別企画として、韓国のショートフィルムを特集するプログラムでは、ソ・イングクによる監督作品『TRAP by Seo In Guk』含む、映画祭プログラミングチームがセレクトした韓国ショートフィルムを紹介。『TRAP by Seo In Guk』さらに、東京都写真美術館の会場では、約2,000点の応募作品から選ばれた「ニコンフォトコンテスト2022-2023」動画部門の上位入賞作品も特別上映される。「SSFF & ASIA 2023秋の国際短編映画祭」期日および会場<オンライン会場>オンライン・グランドシアター9月28日(木)~10月27日(金)オンラインサテライト会場1「DOOR」 シアター 期間同上2ブリリア ショートショートシアター オンライン 10月4日(水)~4週に渡りハロウィン特集<リアル会場>赤坂インターシティ コンファレンス 10月17日(火)東京都写真美術館ホール 10月19日(木)~22日(日)サテライト会場1東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2023内上映)10月13日(金)~22日(日)2シアターギルド代官山 10月16日(月)~18日(水)※プログラムにより上映開始時間が異なります。ウェブサイトにてご確認ください。(シネマカフェ編集部)
2023年09月23日最高の食事に寄り添うドリンク「S.Pellegrino」とはBESTな時を/キャンペーンのお知らせ最高の食事に寄り添うドリンク国内外から注目を集める【傳】と【フロリレージュ】がタッグを組み、新感覚の“串ガストロノミー”のお店として人気を博している【デンクシフロリ】。この場所で、120年の歴史を誇るファインダイニングウォーター「S.Pellegrino(サンペレグリノ)」による『最高のあなたを手土産に。』キャンペーンの案内がありました。この日は既に、S.Pellegrinoが全席に配置。世界のあらゆるファインダイニングに合うことを自然と知らせてくれますそのプレゼンテーションはシンプルながら、「S.Pellegrinoとともに楽しむ食卓という空間全体がBESTなもの」という想いがとても強く伝わってくるものに。実際、S.Pellegrinoを囲んで和気あいあいとした雰囲気の中、【デンクシフロリ】の最高な料理の数々に、スパークリングナチュラルミネラルウォーターならではのスッキリと軽やかな口どけが終始そっと寄り添っていました。この日のメニューの1つ、『鰻ブルーコーン』。紫色のコーンで作ったタコスで、蒲焼のふっくらとした鰻を巻いて頂く一品。ココナッツミルクに青唐辛子やサルサなどが入ったピリッとしたソースがアクセントに『牛ハツ万願寺唐辛子』は、シンプルに塩みを効かせたお肉と、フルーツなどによる甘みを加えたブーダンノワールのソースが相性抜群。S.Pellegrinoの切れ味の良い口あたりもぴったりハマります「S.Pellegrino」とは世界中の美食家に愛されている、イタリア生まれのファインダイニングウォーター「S.Pellegrino」。世界150カ国以上で親しまれており、「ミシュランガイド東京 2023」や「ミシュランガイド京都・大阪 2023」をはじめ、トップレベルのシェフが集う国際的なイベントの公式ミネラルウォーターとしても扱われています。この日用意されていたのは、エレガントな雰囲気を漂わせるガラスボトルの「S.Pellegrino」『「サンペレグリノ」スパークリング ナチュラル ミネラルウォーター(炭酸水)』は、ガラスボトルとペットボトル、スリーク缶の3種が用意されています。主に世界中のベストレストラン・ホテル・カフェで使用されているガラスボトルは、タイムレスな伝統を誇るプレミアム・グリーンガラスボトルとして、目にしたことがある方も多いのでは。そしてペットボトルとスリーク缶は自宅や外出先でも楽しめるデザインとなっており、「場所を問わず一日にちょっとしたきらめきを加えることができる」とされています。BESTな時を/キャンペーンのお知らせ食事を囲む場面に、それぞれが持ち寄る笑顔・友情・好奇心・笑い声……。料理をはじめ、これらの全てが「食卓を囲むことの豊かさであり、醍醐味でもあります。」とサンペレグリノ社は提案しています。それはまさに、至福のひと時。今回の案内があった当日の人々の笑い声やおいしさから生まれる幸せな空間が、既に「S.Pellegrinoとともに囲む食卓が最上級の”BEST”なシーン」であることを物語っているようでした。『最高のあなたを手土産に。』キャンペーン「最高のスパークリングウォーターを囲む最高の食体験をお届けする」として、S.PellegrinoよりInstagramでのプレゼントキャンペーンが行われています。(以下、引用)ミシュラン二つ星を獲得したシェフが手がける東京・表参道レストランでの豪華ランチを2組4名様にプレゼント!是非、あなたの大切な人と一緒に訪れ、BESTな水、BESTな食事、BESTな空間で至福のひとときをご体験ください。■応募方法①「サンペレグリノ」のInstagramアカウント(@sanpellegrino_jp)をフォロー②該当の投稿にいいね!するだけ■応募期間~9月10日(日)23:59まで■注意事項・レストランの情報は当選者様のみにお知らせいたします。・1組2名でのご招待です。・アカウントを非公開にされている方は対象外とさせていただきます。*当選者には個別に公式Instagramアカウントよりご連絡いたします食卓を囲む、空間そのものがBESTで唯一無二のもの、と気づかせてくれる貴重なひと時にデンクシフロリ【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】表参道駅 徒歩5分
2023年09月09日「RakutenFashionWeekTOKYO(以下 RakutenFWT) 2024S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 以下 JFWO)は、主会場の渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを中心に8月28日(月)~9月2日(土)に開催し、期間中、フィジカル発表35ブランド、デジタル発表15ブランド、(うち初参加13ブランド、海外からの参加7ブランド)の50ブランドによるショーやインスタレーションが実施されました。Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S KV■「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S」シーズン参加ブランド一覧<フィジカル発表35ブランド(発表順)> ●初参加ブランド1, KANAKO SAKAI/カナコ サカイ(●)2, NaNo Art/ナノアット(●)3, HARUNOBUMURATA/ハルノブムラタ4, WILDFRAULEIN/ヴィルドホワイレン(●)5, KAMIYA/カミヤ(●)6, FETICO/フェティコ7, Wilsonkaki/ウィルソンカキ(●) ※HK8, pays des fees/ペイデフェ9, EJ SHEYANG/イージェイ シェヤン(●)10, el conductorH/コンダクター11, Queen&Jack/クイーン アンド ジャック12, SHINYAKOZUKAシンヤコヅカ13, TWEO/トゥー(●)14, SEVESKIG/セヴシグ15, (un)decided/アンディサイデッド16, Global Fashion Collective/グローバル ファッション コレクティブ ※CA17, MITSURU OKAZAKI/ミツル オカザキ18, HEOS/へオース19, BENCH/ PRESENTS TERNOCON/ベンチプレゼンツ テルノコン ※PH20, MURRAL/ミューラル21, (X)S.M.L/エックスエスエムエル ※ID22, HIDESIGN/ハイドサイン23, Seivson/セイヴソン ※TW24, SHOOP/シュープ25, A BATHING APE(R)/ア ベイシング エイプ(R)(●)26, PH MODE x TYO by MFF(Manila Fashion Festival)/ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ ※PH27, IRENSENSE/アイレンセンス(●) ※TW28, support surface/サポートサーフェス29, meanswhile/ミーンズワイル30, CINOH/チノ31, SEVEN BY SEVEN/セブン バイ セブン(●)32, ablankpage. X Royal Thai Embassy Tokyo/ AS YEARS GOES BYS. “ablankpage. X EDWIN X NISHIKAWA KEORI”/アブランクページ x ロイヤル タイ エンバシー トウキョウ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ x エドウィン x ニシカワケオリ33, YOHEI OHNO/ヨウヘイ オオノ34, 1PIU1UGUALE3 GOLF/ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ ゴルフ35, VIVIANO/ヴィヴィアーノ<デジタル発表15ブランド(発表順)> ●初参加ブランド1, 08sircus/08サーカス2, RAINMAKER/レインメーカー3, IRENISA/イレニサ4, MAISON ALTERNATIVE/メゾンオルタナティブ5, WIZZARD/ウィザード(●)6, HIROKO KOSHINO/ヒロココシノ7, meagratia/メアグラーティア8, HOLO MARKET/ホロマーケット9, LIBERE/リベーレ(●)10, STOF/ストフ11, HYKE/ハイク12, tactor/タクター(●)13, mintdesigns/ミントデザインズ14, 六舞宴|ROKUBUEN/ロクブエン15, DRESSEDUNDRESSED/ドレスドアンドレスド□今シーズンも、冠スポンサーである楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が日本のファッションブランドを支援するプログラム「by R(バイアール)」を実施。「A BATHING APE(R)(ア ベイシング エイプ(R))」が30周年メモリアルで東京初のランウェイショーを開催し、Rakuten Fashionでリアルタイムにライブ配信が行われました。ブランド設立以来、ストリートファッションのシンボルとして存在してきたブランドらしい盛大なショーが行われ、大きな反響がありました。 A BATHING APE(R)□解放感あるムードに包まれた2024 S/Sシーズンコロナ禍の制限が完全に撤廃されて初めての開催となる2024 S/Sシーズンは、公式会場はもちろん、東京の様々な場所を舞台に多くのブランドがフィジカルでの発表を実施。「OPEN, FASHION WEEK」のテーマにふさわしく、解放感と多様な表現によるコレクション発表が行われました。VIVIANO:公式会場(渋谷ヒカリエホールA)MURRAL:国立競技場外苑門側2Fテラスmeanswhile:パレスサイド・ビルディングFETICO:寺田倉庫G1-5F◇2024 S/Sシーズンのポイント(1)「OPEN, FASHION WEEK」のテーマの基、“解放”を意識したシーズンに。■8月28日「NEXT BRAND AWARD 2024」受賞式&オープニングセレモニーJFWO主催ブランド支援プログラムのフィジカル部門「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI」による、初のショー終了後にオープニングセレモニーおよび授賞式を開催しました。JFWO事務局長よりデザイナー、サカイ カナコへ記念品の授与が行われ、公式酒“獺祭”を手に公式スポンサー旭酒造株式会社代表取締役社長、桜井一宏氏による乾杯の発声とともにファッションウィークの幕開けを祝しました。左:「KANAKO SAKAI」デザイナーサカイカナコ/右:JFWO事務局長古茂田博(2)デザイナー支援■JFW NEXT BRAND AWARD 20242023 S/Sシーズンより発足したJFWOによるブランド支援プログラムのフィジカル部門「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI(カナコ サカイ)」が、8月28日(月)13:00~公式会場渋谷ヒカリエでランウェイショーを開催。「自由を纏う」というテーマを通して、ブランドの精神性、世界に対する姿勢を、ショー全体を通して表現しました。KANAKO SAKAI「NEXT BRAND AWARD 2024」受賞式&オープニングセレモニー本プログラムは、JFWOが背負うミッション「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルに ファッション業界で活躍が見込める新しい才能を 育成・支援していくことを主旨としており、次回3月開催の24AWシーズンに向けても年間を通して支援を継続していきます。JFW NEXT BRAND AWARD 2024審査員審査員向かって左から 読売新聞 東京本社 マリ・クレール事業室 マリ・クレール編集長 田居克人/株式会社INFASパブリケーションズ WWDJAPAN 記者 美濃島匡/毎日新聞社 学芸部 記者 平林由梨/『Chika Kisada』デザイナー 幾左田千佳/『SULVAM』デザイナー 藤田哲平/株式会社MATOIPUBLISHING “QUOTATION” エディター 関口究また、渋谷ヒカリエ8階CUBEでは8/28(月)~8/30(水)の3日間、「KANAKO SAKAI(カナコ サカイ)」および審査員特別賞に選出された「fluss(フルス:デザイナー児玉耀)」の特別展示「JFW NEXT BRAND AWARD 2024 エキシビション」を開催しました。fluss特別展示「JFW NEXT BRAND AWARD 2024 エキシビション」■「FASHION PRIZE OF TOKYO」2024受賞発表イベント世界で活躍するファッションデザイナーの輩出促進をはかる企画「FASHION PRIZE OF TOKYO」の今年度の受賞デザイナー発表イベントは、先に紹介した8/25(金)開催の“OPEN”ING PARTYにて開催されました。(主催:東京都ならびにJFWO)受賞ブランドに選出された同ブランドは、国際的知名度向上のため2024年1月(もしくは3月)と6月(もしくは10月)にパリでのショーイベントを開催致します。また、2024年3月開催予定のRakuten Fashion Week TOKYO 24 A/Wでも凱旋イベントの実施を予定しています。「FASHION PRIZE OF TOKYO」第6回受賞デザイナー MASU 後藤 愼平「FASHION PRIZE OF TOKYO」 第6回受賞デザイナーデザイナー:後藤 愼平 (SHINPEI GOTO)ブランド名:MASU(エムエーエスユー)「TOKYO FASHION AWARD 2024」第9回受賞デザイナー発表イベント東京を拠点とするファッションデザイナーが、世界をフィールドに飛躍・ビジネスを拡大するためのサポートを目的とした、東京都ならびにJFWO主催のファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」の第9回受賞デザイナー発表会が行われました。今後受賞ブランドへの支援として、来年度開催の本事業単独のパリでのショールーム「showroom.tokyo」でのビジネスマッチングや、2024年3月のRakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W公式会場にて凱旋イベント実施を予定しています。「TOKYO FASHION AWARD」第9回パリ・メンズ・ファッション・ウィーク時期支援デザイナー荒井 一帆/高林 司(FAF)具志堅 幸太(Kota Gushiken)小塚 信哉/梶浦 慎平(SHINYAKOZUKA)大月 壮士(SOSHIOTSUKI)・パリ・ウィメンズ・ファッション・ウィーク時期支援デザイナーアンナ・チョイ(HAENGNAE)砂川 卓也(mister it.)竹内 美彩(PHOTOCOPIEU)田中 大資(tanakadaisuke)「TOKYO FASHION AWARD」第9回受賞デザイナー発表写真前段左から、アンナ・チョイ(HAENGNAE)、砂川 卓也(mister it.)、竹内 美彩(PHOTOCOPIEU)、田中 大資(tanakadaisuke)写真後段左から、荒井 一帆(FAF)、高林 司(FAF)、具志堅 幸太(Kota Gushiken)、梶浦 慎平(SHINYAKOZUKA)、大月 壮士(SOSHIOTSUKI)(3)デジタル配信の強化■ライブ配信・YouTubeでの公開今24 SS シーズンも引き続き、公式WEBサイト( )で全参加ブランド発表の内容を告知、希望ブランドについてはフィジカル発表の様子をライブ配信しました。アーカイブ映像はすべて以下のYouTubeで公開しております。 ■デジタル施策「RUNWAY WATCHERS」および「MY RUNWAY」を実施今24 S/Sシーズンは、ファッション好きでオシャレなインフルエンサーがコレクションをグループで巡り、自身の視点でのショーの感想や高揚感をSNSを中心に発信する新施策「RUNWAY WATCHERS」を実施しました。統一感のあるスタイリングは会場でも注目され、ファッションウィークを華やかに盛り上げてくれました。また、ストリートフォトグラファーmitographがフィジカルの会場にてショーの雰囲気や来場者スナップを撮影する「MY RUNWAY」企画も先シーズンに引き続き実施。各コレクション会場での世界観や来場者SNAPなど、Rakuten FWTの公式SNSアカウントで公開しています。Instagram: RUNWAY WATCHERSMY RUNWAY■キービジュアルデジタルアート「AI PUBLIC ART」を実施今シーズンは、多くの方に楽しんでいただけるツールとして、キービジュアルの中の8頭身モデルになれる、解放的で誰もが楽しめる新しいファッション体験「AI PUBLIC ART」をシーズンLPや会期前イベント等で展開しました。生成された画像はSNSでのシェアが可能で、「AI PUBLIC ART」のギャラリーに投稿・参加も自由。公式会場にて二次元コードを記載したリーフレット配布やポスター設置なども行い、来場者の方々にも体験いただきました。AI PUBLIC ART2024 S/Sシーズンは、先シーズン同様にフィジカルでのショーも約7割まで増え、テーマとなっている「OPEN, FASHION WEEK」のもと、さらに「解放」を感じることが出来るファッションウィークとなりました。また、パンデミック以降初となる、一般の方も来場可能なパーティやイベントも多数開催され、この活気をさらに盛り上げていきたいと思っています。次回、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」の開催は2024年3月11日(月)から3月16日(土)となります。引き続き、Rakuten Fashion Week TOKYO にご注目・ご協力のほどお願い申し上げます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月06日8月4日(金)、紀伊國屋ホールにて『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』が開幕した。三浦洋一、風間杜夫らの名演が記憶される、つかこうへいの代表作『熱海殺人事件』の、誕生50周年を記念する特別公演だ。その初日前日、ゲネプロが公開され、木村伝兵衛部長刑事役の荒井敦史、ヒロイン水野朋子役を演じる元乃木坂46の新内眞衣はじめ、オーディションで役を勝ち取ったフレッシュなメンバーを含む俳優たちが登場、舞台挨拶をした。冒頭では、総合演出を手がけた河毛俊作が挨拶。生前のつかと親しくし、いくつもの作品で一緒に仕事をしたが、舞台での『熱海殺人事件』演出は今回が初めてだという。「やっぱりあの人はすごい芝居を書いたんだなと改めて思いました。台詞の行間に埋まっているものの、時代を感じさせない深さ、広がりを掘り起こす作業をずっとやってきた。多くの人に、特に若い方に、この作品に触れていただきたい」と思いを明かした。50年の間にさまざまなヴァージョン、異版が登場し、プロアマを問わず、日本の演劇史上最も愛されてきたといわれる『熱海』。演劇の聖地、紀伊國屋ホールにおいても、59年の歴史の中で最も上演回数の多い作品だそう。その幕開きは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」の音楽が鳴り響くお馴染みの景色。荒井演じる木村伝兵衛が、黒電話片手にエキセントリックにがなりたてると、客席は瞬く間に『熱海』の世界へと巻き込まれていく。舞台挨拶で荒井は、「『熱海殺人事件』と名のつく作品は今回で4度目。毎回進化できるよう精一杯、必死でやっています」と意気込むが、平凡な殺人事件を、容疑者・大山金太郎を取り調べる中で華麗に改ざんしていくその姿は実に力強く、濃厚な演技で舞台を牽引。ダブルキャストの池田純矢は、「この作品独特の熱量を届け、何か心に響くものを持って帰っていただきたい」。そのフレッシュな演技が期待される。この日、木村伝兵衛の愛人である婦人警官水野朋子を演じたのは3年連続で同役を務める新内。そのコケティッシュかつ清潔感あふれるヒロイン像が強い印象を残すが、「二度目の挑戦ですが、一緒に演じさせていただく役者の方々で変わる舞台。セリフは一緒でも、感情が揺さぶられるところが違ったりして、何度演じても楽しいと思う作品です」とコメント。トリプルキャストの佐々木ありさ、小日向ゆかの活躍も興味津々だ。小日向は体調不良でこの日は欠席となったが、佐々木は「初めての挑戦になります。仲間を信じて、この大好きな紀伊國屋ホールで頑張っていきたい」と抱負を述べた。舞台は、このふたりに熊田留吉刑事、犯人の大山金太郎が加わった4人の登場人物の、まさにバトルのようなセリフの応酬で、約2時間、ノンストップで疾走する。熊田留吉役の高橋龍輝は「紀伊國屋ホールに熊田として戻ってくることができ、心から嬉しく思います」、ダブルキャストの三浦海里も「自分ができる精一杯を、舞台上でアクセル全開で一生懸命走りたい」と意欲を見せる。また『熱海』は4度目ながら大山役に初役で挑む多和田任益は、「大山金太郎としての『熱海』が始まるんだ、と身の引き締まる思い」と感慨深げ、ダブルキャストの北野秀気の活躍にも期待が寄せられる。長く上演を重ねながら、ずっと観客に新鮮な衝撃を与え続けてきた『熱海』。今回の上演でも、巷をざわつかせている中古車販売会社の不正事件や「鬼滅の刃」の話題が挿入されるなど、私たちの「いま」を映し出す仕掛けも忘れない。が、この作品が50年の時を経てもいっこうに古びる気配がないのは、この戯曲の底知れぬ力ゆえ、また、俳優たちがその都度この戯曲に真摯に向き合うからこそと実感させられる。公演は8月20日(日)まで。50周年記念イベントとして、スペシャルゲストを迎えてのトークショーなども行われる。取材・文:加藤智子<公演情報>『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』2023年8月4日(金)~8月20日(日)会場:東京・紀伊國屋ホールチケット情報公式サイト
2023年08月09日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」(SSFF & ASIA 2023 in ACHI-日本一の星空映画祭-)の上映作品が発表された。天空の楽園 ナイトツアー会場の富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらにて、日本一の星空とショートフィルムが楽しめる今回のイベント。上映作品には、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)を受賞した、ポーランドと日本の絆を深めた1920年の出来事を、アニメーション映画化する『希望のかけ橋』をはじめ、スペインのドキュメンタリー『テルエルの彼方へ』、人間の姿をした天然鮭のドラマチックな生涯を追った自然史ファンタジーアニメーション『ワイルドサモン』など、今年6月に東京で開催された「SSFF & ASIA 2023」受賞作品に加え、星・宇宙関連、自然・地球環境、アニメーションなどをテーマにセレクトされた作品等、期間中全25作品を上映する。『ワイルドサモン』米国アカデミー賞公認 国際短編映画祭「SSFF & ASIA」は、日本博2.0事業(委託型)として、ショートフィルム文化及び本映画祭の海外認知度向上を目的とした事業を実施。7月21日(金)・22日(土)の2日間に日本博プログラムが上映される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」は7月15日(土)~23日(日)富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年07月16日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2023」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが6月6日(火)、都内にて行われ、高良健吾、玉木宏、中川大志、野村萬斎ら豪華ゲストが登場した。「SSFF & ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。インターナショナルカテゴリーが25周年、アジア・ジャパンカテゴリーが20周年を迎える本年のテーマは「UNLOCK(アンロック)」。「解き放て!」UNLOCK CINEMA / UNLOCK YOURSELF /UNLOCK THE WORLDをキーワードに、既存概念から「UNLOCK(解放)」する映画祭体験を目指す。世界120の国と地域から集まった5,215本の中から、選りすぐりの約200作品がオンライン会場と都内5か所の会場で楽しめる。5人の人気俳優が短編映画の監督に挑戦する「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム3」のトークセッションに参加したのは、監督を務めた高良さんら5名(土屋太鳳はオンライン参加)。『CRANK-クランク-』の高良監督は、「面白かったところも苦労したところも脚本でした。自分で書くのが楽しかったし、本当に一番苦労しました」と話す。脚本に費やした時間は「実は『1』から、いつか自分も撮りたいと思って書いてはいたんですが、この話自体は半年くらいでした」と温めていたという。高良健吾『COUNT 100』の玉木監督が練り上げたストーリーは、クローン人間が出てきてのっとられたら…というもの。「役者の仕事で変わってほしいと思うことはあった?」とLiLiCo(フェスティバルアンバサダー)に質問された玉木監督は「変わってもらえたら楽だなと思うことはあったけど、変わってほしいと思うことはなかったです。万が一、何かあって誰かにのっとられたら怖いという不安が大きくて。それをストーリーにできたら面白いかなと思いました」と着想のきっかけを話していた。玉木宏『いつまで』の中川監督は、「本当に楽しかったです!子どものときから役者をしていて現場でスタッフの皆さんの仕事を見るのがすごく好きで。学生のときも遊びで友達とやって(撮って)いて。今回はプロジェクトの贅沢すぎるバックアップを受けて、思う存分楽しんでやりました」と笑顔を見せる。チームにもこだわった様子の中川監督は「これまで3回アクターズ・ショート・フィルムをやっていて、自分が最年少で参加と聞きました。俳優部も含め、若い自分と同じ世代のチームでものを作れたらと。言葉遣いも今の若者っぽさ、生々しくやりたいと話していました」とこだわりを語っていた。中川大志『虎の洞窟』を撮った野村萬斎監督は、時間との闘いに苦労したと話す。「盛り込みすぎちゃいました。外でのシーンも多くて、交差点を選んで大変でした。車が通るたびに“ちょっと待ったあ!!”と言って(笑)。最後に自分が舞うシーンがあるんですが、みんながスタジオで片づけている最中、爆音の中舞って。それも楽しかったです」と貴重な体験だったという。野村萬斎『Prelude~プレリュード~』の土屋監督は、出演者として有村架純にオファーしたという。「(有村さんの役は)すごく難しい役なんです。やわらかくもやさしくも見えるし、人の心に寄り添うけど、なぜそうできるかは凄惨な過去を持っているから。一瞬で過去を全部表現してもらわないといけないので、全身で役をやるには架純ちゃんの力をお借りするしかないと思いました。“ぜひ演じてほしい役がある、力を貸してほしいです”とオファーしました」と経緯を語り、さらには「本番もほぼ1回で、あまりテイクを重ねずにいい緊張感をもって撮影できました」と出来に自信をのぞかせていた。オープニングセレモニーには、そのほか、千原徹也、南琴奈、安達祐実、さらに別所哲也(SSFF & ASIA代表)が登壇した。(cinamacafe.net)
2023年06月06日一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S(以下 Rakuten FWT 2024 S/S)」は2023年8月28日(月)~9月2日(土)の会期で渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを公式会場に開催いたします。5月12日(金)よりRakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/Sシーズンの出展ブランドの募集を開始いたしました。東京独自のファッション・ウィークを目指し、 新たなステージへ去る2023 A/Wシーズンでは、会期初日の3/13から政府の発表によりマスクの着用が個人の判断に委ねられるなど、コロナによる社会状況も徐々に落ち着き、より一層の開放感をもったイベント開催となりました。2024 S/Sシーズンでは、withコロナ時代に培った「デジタルとフィジカルの融合」 と 「グローバルな発信力の強化」 というニューフォーマットをベースに、より活気のあるイベント開催を目指し、引き続き様々なコンテンツの展開、国内外への発信の取組をしていきます。また昨年より一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が新たに発足した「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルにファッション業界で活躍が見込める新しい才能を育成・支援していくことを主旨としたサポートプログラム(※)を今年度も継続して実施いたします。ブランドの成長及びグローバルな認知向上のチャンスを広げ、次のステージへ前進する機会となるよう、引き続きサポートをしていきますので、こちらも是非ご検討ください。(※)サポートプログラム詳細:■応募方法下記募集ページをご確認ください。■応募締め切り2023年6月9日(金)18:00 必着※期日を過ぎてからのお申し込みは一切お受けできません。※第三者(PR会社、制作会社など)からの間接的なお申込みは受け付けておりません。出展されるブランド様からのお申込みをお願い申し上げます。応募に関してのご不明点、ご質問などは直接JFWO事務局までお問い合わせください。■その他お知らせRakuten Fashion Week TOKYO では、本年度のオフィシャルスポンサー、他、を同時募集しております。お問い合わせは下記よりご連絡ください。問い合わせ先: contact@jfw.jp■Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S会期: 2023年8月28日(月)~9月2日(土)会場: 渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズ、その他 各会場主催: 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年05月17日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA 2023)」が6月6日(火)のオープニングセレモニーに先駆け、4月27日からオンライン会場がオープン。そのオープニング招待作品として、映画『オオカミ狩り』も話題の韓国の人気スターソ・イングクが監督、主演を務めるショートフィルム『TRAP by SEO IN GUK』が世界配信されている。本作では、主人公が内向的なプレッシャーと自分自身から逃げ出そうと想像力を駆使する。芸術家は自身が創り出す世界の住人であるが、ときとして恐怖は己をも破壊してしまうのだ――。アーティスト、俳優として活躍する傍ら、これまでも短編映画の監督をしてきたソ・イングクによる本作は、韓国と日本で撮影され、自身が監督。内向的なプレッシャーと自分自身から逃げ出そうと、想像力を駆使する主人公もソ・イングクが演じてる。「SSFF & ASIA」では、今年の映画祭のテーマ“「UNLOCK」(自分からの解放)”にふさわしいショートフィルムとして、本作をグローバルスポットライトアワードのショートリストとするとともに、映画祭オンライン会場のオープニング・招待作品として世界に発信していく。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~6月26日(月)下記にて開催、オンライン会場は7月10日(月)まで開催。■上映会場:TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンス(text:cinemacafe.net)
2023年05月02日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)本年度の映画祭特設サイトがオープンし、各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。6月6日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、東京の複数会場で開催する同映画祭。4月27日からはオンライン会場もスタートし、7月10日(月)までの期間、ショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)が楽しめる。今回、アカデミー賞につながるオフィシャルコンペティションのジャパン部門には、林遣都主演×玉木宏監督『COUNT 100』、土屋太鳳と有村架純が共演し、土屋さんは監督にも挑戦した『Prelude~プレリュード~』、永山瑛太が主演した『半透明な二人』などがノミネート。『COUNT 100』また、インターナショナルプログラム特別上映作品として、クリス・ロック×ハビエル・バルデム主演の『LOOK AT ME』。ベン・アフレック&マット・デイモンがプロデュースした『崩壊しつつある世界で』なども上映。『LOOK AT ME』アフターコロナの世界を、フィルムメイカーたちの視点で描くプログラム「Unlock-飛び込め 新しい世界へ-」が用意され、パンデミックの最中、オンラインを通して友情を育む『瞬間移動』、アートプロジェクト『ヒステリシス』などを配信。ショートフィルムならではの世界中の“いま”が集結する。ほかにも、様々な上映プログラム、イベントなどが行われる予定だ。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB, TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、 ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー 、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)(cinemacafe.net)
2023年04月30日