G-SHOCK(ジーショック)から新作「ミリタリーブラック」が登場。2016年12月16日(金)から発売される。「ミリタリーブラック」はワントーンのブラックで仕上げ、通常のナイロン生地よりも強度に優れる素材をバンド表面に採用した新シリーズだ。バンドの留め具である遊環部にはステンレスを使用。過酷なアウトドア環境での使用もバッチリだ。ブランドカラーのブラックをベースに、ベーシックな3モデルで展開する。ブランドの歴史を色濃く受け継ぐDW-5600、多くのコラボレーションモデルにも採用されるDW-6900、迫力のビッグケースが特徴のGA-100だ。無骨で力強い印象の時計「ミリタリーブラック」は、定番のミリタリーファッションやカジュアルファッションに合わせて楽しみたい。【商品詳細】G-SHOCK ミリタリーブラック発売日:2016年12月16日(金)価格:・DW-5600BBN-1JF 12,000円+税・DW-6900BBN-1JF 12,000円+税・GA-100BBN-1JF 15,000円+税【問い合わせ先】カシオ計算機株式会社TEL:03‐5334-4869
2016年12月17日「endless 山田正亮の絵画」展を東京国立近代美術館にて開催。会期は、2016年12月6日(火)から2017年2月12日(日)まで。山田正亮は1970〜90年代に特に活躍した日本の画家だ。生涯で約5,000点もの作品を残した彼は、自らを世間から隔離し、孤独の中で来る日も来る日も絵を描き続けた。そんな彼の作品は、線や色面のみで構成された抽象的なものが中心だが、それらにはドラマチックな物語を描いた具象画以上に観るものの感覚を揺さぶるものがある。本展は山田の初めての本格的な回顧展となる。彼の膨大な作品の中から約200点の油彩画と紙作品約30点を厳選した個展史上最大規模の約230点を紹介。また、スケッチが描きこまれた制作ノートを初公開し、孤高の画家の真意に迫る。初期に描かれた静物画「Still Life」シリーズと、直線で構成された「Work」シリーズ、そして単一な色彩で塗りこめた晩年作「Color」シリーズで構成。「Still Life」シリーズは、ワインやフルーツといった静物画の典型的な題材を使用しながらも、それらは一つの個体として存在するのではなく背景に溶け込むように描かれ、画面全体が一体に。抽象と具象の間を彷徨うような不思議な世界が広がる。彼の代名詞である直線で構成された作品は、シンプルな枠組みにも関わらず、その色彩や筆触、線は静と動や強弱、リズムを持っている。さらに、会場にもこだわりが。50年もの画家人生で、様々な様式で描いた彼の画業の変遷を一望できる、様式展開の見取図を本物の作品も使って展示する。また、最新型高演色性 LED 照明を用いた空間演出や、彼のアトリエの雰囲気を再現したスペースも用意した。【詳細】endless 山田正亮の絵画会期:2016年12月6日(火)〜2017年2月12日(日)会場:東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園 3 - 1開館時間:10:00〜17:00 (金曜は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(1月2日(月)、9日(月)は開館)、年末年始(12月28日(水)〜2017年1月1日(日))、1月10日(火)料金:一般 1,000(800)円、大学生 500(400)円※全て税込※( )内は20名以上の団体料金。※高校生以下および18歳未満は無料※障害者手帳の提示で付添者1名を含め無料※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示で団体料金※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4F - 2F)、「瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす」(2Fギャラリー4)も観覧可■ストライプ割引開催期間:2017年1月11日(水)~1月15日(日)※期間中に何か1点、一部でもストライプを身につけ、チケット購入時にその旨を自己申告された方に限り、通常観覧料から100円割引。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年11月27日カシオ(CASIO)から、G-SHOCKとBABY-Gのクリスマス限定ペアモデル「Gプレゼンツラバーズコレクション」の新作が登場。2016年11月中旬に発売される。発売20周年を記念した新作ペアモデルのベースとなったのは、初代モデル「LOV96-2」のデザインを現代版に変えた「DW-6900」と「BG-1005」。初代モデルのテーマは「天使と悪魔」で、ライトボタンを押すとバックライトにそれぞれ浮かび上がる悪魔と天使のシルエットにより、惹かれ合う恋人たちのつながりを表現している。また、初代モデルと同様にマジックテープで留めるクロスバンドを採用したバンドに「Lover’s collection 20thAnniversary」の文字とブランドロゴを配したほか、パッケージも初代版をイメージしたデザインに変更するなど、記念に残るスペシャルなモデルとなっている。【商品情報】「Gプレゼンツラバーズコレクション」発売20周年記念モデル発売時期:2016年11月中旬価格:30,000円+税
2016年11月18日エクストララージ(XLARGE)とG-SHOCK(ジーショック)によるコラボレーションウォッチが登場。2016年11月4日(金)から発売された。ブランド25周年を記念したコラボコレクションとして登場する時計は、G-SHOCKの代表的モデル「DW-6900」をベースにデザイン。マットコート素材のネイビーカラーが、落ち着いた表情をみせてくれる。対照的に、文字盤と尾錠は光沢のあるGOLDをあしらい、高級感を醸し出す。また、バックライトには、LAのヴァーモント・アヴェニューの「XLARGE STORE」第一号店ショップオープン当時にリリースされたロゴの復刻「OLD OG」をレイアウト。裏蓋には「STANDARD LOGO」を刻印している。なお、時計の他にも、ブランド25周年を記念したTシャツやスウェットなどの限定コレクションも同時展開しているので、要チェック。【詳細】XLARGE 25TH ANNIVERSARY COLLECTION発売日:2016年11月4日(金)発売店舗:XLARGE 直営店、オンラインストアなど・XLARGE×G-SHOCK DW-6900 25TH ANNIV価格:17,000円+税カラー:ネイビーサイズ:ワンサイズ・FOIL STANDARD LOGO PULLOVER HOODED SWEAT価格:12,000円+税カラー:ネイビー、ブラック、ピンクサイズ:S、M、L、XL・FOIL OG CREWNECK SWEAT価格:11,000円+税カラー:ネイビー、ブラック、グリーンサイズ:S、M、L、XL・L/S TEE FOIL OG価格:6,000円+税カラー:ネイビー、ホワイト、ブラック、ピンクサイズ:S、M、L、XL・S/S TEE FOIL STANDARD LOGO価格:5,000円+税カラー:ネイビー、ホワイト、ブラック、アッシュ、グリーンサイズ:S、M、L、XL・CORDUROY EMBROIDERY HAT価格:5,800円+税カラー:ネイビー、ブラックサイズ:ワンサイズ(頭周り59.5cm)・STANDARD LOGO 6PANEL CAP価格:4,800円+税カラー:ネイビー、ブラック、ブラウン、Ltブルーサイズ:ワンサイズ(頭周り58.5cm)
2016年11月11日アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)より、カシオ「G-SHOCK」の別注モデルが登場。2016年10月22日(土)に発売される。ベースとなったのは90年代を代表するモデルDW-D5600P。クラシカルなデザインが特徴で、プロテクターを纏ったタフな見た目は、特にエクストリームスポーツを好む若者の間で人気を得て、当時のストリートカルチャーの一部になった。今モデルは、ダイヤルからケース、ベルトのバックルまで全てブラックで統一。さらに、反転液晶を採用したほか、文字盤もサークルデザインを省き、視認性を抑えることで、漆黒のダイヤルにうっすらと数字が浮かび上がる。ミニマムなデザインと、バックルやプロテクターといったディテールで、無骨でクールな印象に仕上げた。【商品詳細】CASIO×AMERICAN RAG CIE 「G-SHOCK」別注モデル発売日:2016年10月22日(土)価格:16,000円+税カラー:ブラック
2016年10月17日ビームス(BEAMS)とG-SHOCK(ジーショック)のコラボレーションウォッチが登場。2016年8月上旬に発売予定。ビームスの40周年を記念したこのスペシャルモデルのベースとなっているのは、人気モデル「G-001」。G-001はホラー映画の登場人物に似ていることから通称“ジェイソンモデル”と呼ばれる「DW-0011」の復刻版で、画面をフレームがカプセルように文字盤を包み込むような個性的なフォルムが特徴だ。今回のコラボレーションモデルでは、モノトーンカラーを上下左右対角でアシンメトリーに配置。シンプルながらもデザイン性があり、G-001の型とあいまってヴィンテージのような趣があるデザインに。さらに、バックライトには40周年のスペシャルロゴが浮かび上がり、特別な一本に仕上がっている。【商品詳細】G-SHOCK×BEAMS コラボレーションモデル販売時期:2016年8月上旬価格:17,500円+税【問い合わせ先】ビームス 原宿(BEAMS HARAJUKU)TEL:03-3470-3947
2016年07月24日カシオ計算機は、2016年3月31日に、東京・銀座の数寄屋橋交差点にオープンする大型商業施設「東急プラザ銀座」の5階フロアに、直営のG-SHOCKアンテナショップ「G-SHOCK STORE GINZA」を出店する。G-SHOCK STOREは、1983年の発売以来、若者を中心に世界的な人気を誇るG-SHOCKにフォーカスした、カシオ計算機の直営店舗で、店内にはG-SHOCKシリーズを一堂に展示。「G-SHOCKの世界観や、最新情報をユーザーに届ける場」と位置づけている。現在、都内ではお台場と丸の内、および福岡と仙台にも出店しており、銀座のショップは都内で3店舗目、全国で5店舗目となる。ちなみに海外では、ロンドン、ニューヨーク、パリなど、海外の主要トレンド発信都市に8店舗を出店している。○メンテナンスブースを常設今回のG-SHOCK STORE GINZAにおける最大の特徴は、メンテナンスブースを常設している点だ。G-SHOCKは防水性能に優れているのが特徴だが、電池交換の際には、交換後に防水検査などが必要になる。直営のサポートセンター以外では、作業、検査、発送などを含め、数日を要していた。場合によっては、10日間~14日間程度を要する場合もあった。G-SHOCK STORE GINZAでは、メンテナンスブースを設置し、専任メンテナンス要員が常駐することで、約1時間で電池交換が行える環境を初めて実現した。東急プラザ銀座には125店舗が出店していることから、館内のほかの店舗をまわったり、食事をしたり、お茶を飲んでいる間に、電池交換が終了するというわけだ。メンテナンスブースは、店舗を入って正面右側にあり、半透明のガラス張り。サービス専任者による電池交換や、防水検査などの様子も見ることができる。電池交換においては、外観劣化・動作確認・障害確認といった「修理前確認」、電池容量確認・消費電流検査・明暗判定検査・磁気確認・歩度検査といった「修理(電池交換)」、防水検査・電波受信検査・機能検査といった「修理後検査」を行う。電池交換以外にも、G-SHOCKの修理についても受け付けてくれる。即日での修理が難しい場合もあるが、G-SHOCKが故障した場合には、G-SHOCK STORE GINZAに持ち込んでみるのもいいだろう。○もちろん多彩な展示もG-SHOCK STORE GINZAでは、G-SHOCKやBABY-Gのほか、MR-G、MT-GなどのG-SHOCK高級ライン、OCEANUSなどG-SHOCKシリーズ以外の展示、販売も行っている。また、3月25日に発売したばかりのSmart Outdoor Watch「WSD-F10」の展示販売も行われている。同店によると、カシオブランドのウオッチ関連製品は、ほとんどを取り扱うことが可能とのこと。メンテナンスブースを含めた店舗面積は約76.92平方メートル。L字型の店舗レイアウトとなっており、実際に製品を試したり、スタッフが購入の相談に乗ってくれたりする。カシオ計算機では、「日本屈指のショッピングエリアである銀座に、G-SHOCK STOREをオープン。ユーザーとの重要なコンタクトポイントとして、G-SHOCKの歴史から最新情報まで、幅広い情報を発信するとともに、G-SHOCKのクイック電池交換サービスを主とするメンテナンスブースを備えた店舗になる」としている。G-SHOCK STORE GINZAの営業時間は午前11時~午後9時までで、年中無休となっている。メンテナンスブースの営業時間は午前11時~午後7時まで(受付時間は午後6時まで、1月1日~3日は休み)。今回のオープンを記念して、税込54,000円以上の製品を購入したユーザーの先着50人を対象に、G-SHOCK STOREオリジナルウオッチケースをプレゼントする。○エリア最大級の「東急プラザ銀座」さて、東急プラザ銀座は、数寄屋橋交差点に面し、道路を挟んだ反対側にはソニービルがある。敷地面積3,766.73平方メートル、延床面積約50,000平方メートルを誇り、銀座エリア最大級の商業施設。店舗部分となる地下2階から地上11階までの全13フロアに、ファッション、雑貨、レストラン、カフェなどの多彩な店舗が出店する。「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」という開発コンセプトのもと、フロア構成、空間演出、館内のアートワークなどを通じて、全館で「伝統と革新」を体感できる商業施設を目指した。建物外観は日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフにした「光の器」をコンセプトにしており、館内は日本人の美意識や伝統の技を積極的に採用。新たな文化の発信と、銀座の街に新たな憩いの場と賑わいを創出することを目指している。東急プラザ銀座がターゲットとしているのは、目利きや玄人を意味する「GINZA Connoisseur(ギンザ コノシュア)」。年齢に関わらず自分のライフスタイルと本質を見極める目を持ち、世界を楽しむ余裕がある大人をイメージしている。「時計でありながら時計ではない」といわれるように、G-SHOCKが持つ独自の世界は、自らのライフスタイルを追求する人をターゲットとしたアイテムのひとつだといえるだろう。外国人観光客の来店も数多く見込まれ、グローバルブランドとして高い人気を誇るG-SHOCKのアンテナショップは、その点でも注目を集めそうだ。
2016年03月29日カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」と、世界的なスノーボードブランド「BURTON」のコラボレーションモデルが登場する。12月の発売予定で、価格は55,000円(税別)。G-SHOCK×BURTONコラボモデルの第2弾となる今回の新作「GW-9400BTJ-8JR」は、ベースモデルにG-SHOCK MASTER OF Gシリーズの「RANGEMAN(GW-9400)」を採用。トリプルセンサーVer.3を搭載し、方位、気圧/温度、高度を計測できる。コラボモデルのGW-9400BTJ-8JRは、スノーカモフラージュ柄のバンドをまとい、BURTONのブランドカラーであるアイスブルーを差し色とした。バンドは、切れにくく強靭なカーボンファイバーインサートバンドだ。全体のベースカラーは、雪山をモチーフにしたアイスグレーで、雄大な大自然の雪山を表現したという。IP処理の遊環と裏ぶたには、BURTONのブランドロゴを刻印。特別仕様の専用パッケージに収めて届けられる。そのほか機能面では、ソーラー充電システムのタフソーラー仕様、世界6局の標準電波を受信可能、20気圧防水、ワールドタイム、ストップウオッチ(1/100秒・1000時間計・スプリット付き)、タイマー(セット単位:1分・最大セット:24時間・1秒単位で計測)などを備える。ケースとベゼルの素材は樹脂で、サイズはW53.5×D18.2×H55.2mm。
2015年12月01日カシオ計算機は9日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、メタルが持つ美しい質感と樹脂の軽量快適な着け心地を兼ね備えた「MT-G」シリーズの新作「MTG-G1000D」を発表した。都市コードリングやインダイヤルのカラーによって、ブルーの「MTG-G1000D-1A2」、ブラックの「MTG-G1000D-1A」という2モデルをラインナップ。いずれも9月18日から発売し、税別価格は160,000円。MTG-G1000Dは、重厚かつ洗練の装いで人気のMTGに、GPS衛星電波と標準電波の両方を受信するハイブリッド電波ソーラーを搭載したモデル。ケース周りには美しい輝きを放つザラツ研磨を施し、風防はサファイヤガラスだ。6時側のインダイヤルに運針スピードが速いデュアルコイルモーターを採用し、時計回りも反時計回りも針の動きが速い。ワールドタイム機能を使うとき、素早く快適な時刻合わせが可能だ。また、右上のボタンを押すことで、ホームタイムとワールドタイムの入れ替えをできるようにした。MT-Gならではのコアガード構造も進化している。モジュールを保護するパーツとして、板バネの役割を果たすファインレジンを緩衝材として新たに採用。正面から受ける衝撃への耐性を向上させた。
2015年09月09日カシオ計算機は23日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、過酷な陸上環境で役立つ耐振動構造や、新開発の防塵・防泥構造を採用した「MUDMASTER」(マッドマスター、型番:GWG-1000)を発表した。バンドカラーとして、カーキ、イエロー、ブラックの3種類を用意。8月7日から発売し、税別価格は各カラーとも80,000円。MUDMASTER(GWG-1000)は、陸・海・空をテーマにした人気シリーズ「Master of G」の新モデルだ。2015年3月にスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」において、カシオのブースで発表、初披露。このたび日本でも正式に発表となった。製品がイメージしているのは、土砂や瓦礫が積もる厳しい「陸」環境でミッションを行うレスキュー隊。新たな防塵・防泥構造では、ボタン周りをパイプでガードしつつ、ガスケットを封入。りゅうずにもガスケットを装着し、りゅうずをねじ込んだ時の密封性を高めた。また、ドリルや重機などの振動に耐えるよう、耐振動構造も装備した。機能面では、方位・気圧、高度、温度を計測する「Triple Sensor Ver.3」を搭載。目印のない場所で役立つ方位計測、天候の悪化などを予測できる気圧計測機能によって、自然環境をいち早く察知し、ミッションの遂行をサポートする。フェイスデザインには、注意喚起に使われる矢羽形の矢印をモチーフにした極太の時分針や、大型のインデックスを採用。バンドには滑り止めをイメージしたテクスチャーを施すなど、随所にミリタリーテイストを盛り込み、力強く仕上げた。
2015年07月23日カシオ計算機の耐衝撃性ウオッチ「G-SHOCK」に、神戸市消防局とのタイアップモデルが登場する。ベースモデルは「Master of G RANGEMAN」で、神戸消防局の全面監修となっている。7月17日から発売し、税別価格は50,000円。商品名は『G-SHOCK RANGEMAN「GW-9400FBJ」神戸消防局タイアップモデル』。今回のモデルは、G-SHOCKブランドとして初めて、国内の消防機関とタイアップしたもの。常にタフであることが求められ、過酷な環境に立ち向かい続ける消防隊員と、G-SHOCKのコンセプトが合致して生まれた。ベースモデルの「Master of G RANGEMAN」は、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載。極限状態での使用を想定した「Master of G」を冠し、Master of Gシリーズの中では最新のモデルとなる(2013年9月11日発表)。タイアップモデルは神戸消防局が全面監修し、カラーリングとデザインにこだわった。救助隊(レスキュー隊)、および特別高度救助隊「スーパーイーグルこうべ」が着用する救助服をモチーフとして、RANGEMANのベースカラーにオレンジを、ベゼルの文字部分やバンドの一部にブルーを採用している。バンドにはレンジャーロープをデザインした。遊環はカラビナをイメージした特別仕様で、第44回全国消防救助技術大会(*)のスローガン「NEVER FORGET, GO FORWARD」を刻印している。裏ぶたには神戸市消防局の消防章を刻印した。また、フェイスのバックライトを点灯させると、ロープの「もやい結び」とカラビナを象徴したデザインが浮かび上がる。パッケージもスペシャル仕様だ。形状やデザインは、消防隊員たちが着用するヘルメットをモチーフとした。「鋭い目で要救助者を見つけ出し、一度つかんだら決して離さない」という救助隊の姿勢を表現したイーグルロゴをあしらっている。*第44回全国消防救助技術大会阪神・淡路大震災から20年となる2015年の第44回大会は、陸上の部が神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、水上の部が神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで開催される。開催日時は2015年8月29日(土)の午前9時~午後4時30分ごろ。一般公開もされ、来場者が体験できる各種防災イベントブースも数多く出展。
2015年07月01日ベスト販売は6月9日、世界に1本しかないカシオ計算機の「G-SHOCK金無垢モデル」(DW-5000)を「ISHIDA表参道」で展示すると発表した。G-SHOCK金無垢モデルが展示されるのは、これが世界で初めてとなる。期間は6月11日から6月14日まで。G-SHOCK金無垢モデル(DW-5000)とは、ケース・バンド・ビスにいたるまで金無垢を使用した、世界に1本しかないコンセプトモデル。金という材質に合わせた新耐衝撃構造を採用している。開発のキーワードは「永遠の価値」で、究極のメタル素材である「金」と、究極のタフネス・ウオッチ「G-SHOCK」の融合をコンセプトにしている。東京都・渋谷区にあるISHIDA表参道での展示期間中、G-SHOCKの最上位となる「MR-G」シリーズを購入した人には、スーツケースブランド プロテカとコラボレーションした時計ケースがプレゼントされる。時計ケースは数量限定につき、なくなり次第終了する。また、6月13日の15時から16時に、G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏(カシオ計算機 羽村技術センター 時計事業部)が来店する予定だ。
2015年06月09日カシオ計算機は21日、耐衝撃性ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、ベゼル部分に軽量かつ堅牢な64チタンを採用した「GPW-1000T」を発表した。6月12日から発売し、税別価格は140,000円。GPW-1000Tは、2015年3月にスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」において、カシオブースでお披露目されたモデルだ。日本での発売時期と価格は未定となっていたが、このたび正式に発表された。GPS電波と標準電波の受信に対応したハイブリッドGPS時刻修正システムを搭載し、ベゼルに64チタン、主要パーツにチタンを用いることで、軽量化と堅牢性を実現した。チタンは軽量かつ堅牢な金属であり、64チタンはチタン合金の一種。64チタンの構成は、質量に対して、チタン90%、アルミニウム6%、バナジウム4%となる。今回のGPW-1000Tは、ハイブリッドGPSを備えた「GPW-1000」がベースモデルだ。主要パーツにチタンを採用することで、GPW-1000に比べて約10%の軽量化を実現した。ベゼルの64チタンは硬度が高く(キズが付きにくい)、さらにDLC処理によって耐摩耗性を高めている。
2015年05月21日「Endless Doners Touch」キャンペーンをご存じですか? これは、日本赤十字社近畿ブロック血液センターが、より多くの人に献血に協力してもらえるように、若者に向けておこなっている活動のひとつです。このイベントでは、献血に協力するとプロのカメラマンが写真を撮影。つながりを象徴するポーズで撮影された写真が、献血の「アクションの証」としてサイト上にアップされ、次々につながっていきます。献血は、血液を必要としている患者さんとつながる大切な行為。そのつながりの尊さを、写真を使ってネット上で目に見える形で表し、SNSでも拡散されています。また、参加者以外の人にもこのイベントを知ってもらえるように、撮影された写真はその場でポストカードにして献血協力者に渡されます。2月14日に梅田ロフトで開催された第1回のイベントの模様は、YouTubeでも公開されています。こういった試みがおこなわれるのは、献血協力者が年々減少傾向にあるから。特に若者の献血離れは深刻だそうです。献血は16歳からできますが、身近なことと感じている人は少ないかもしれません。献血が減ってしまうと、事故などの緊急時に困ると思われるかもしれませんが、実は献血された血液のほとんどは病気の治療で常に輸血が必要な人のために使われています。献血された血液の80%以上の血液が、癌や白血病、再生不良性貧血などの治療で定期的に輸血を必要とする患者さんのために使われているのです。定期的な輸血のためには多くの血液が必要です。ただし、輸血の血液には保存期間に限りがあり、一度採決した血液はいつまでも使うことができるわけではありません。つまり、定期的な輸血協力が必要なのです。血液は人工的に作ることはできません。「Endless Doners Touch」は、今後も近畿圏内で活動を拡大する予定だそう。輸血を必要としている人たちのために、献血協力者の輪につながってみましょう。・日本赤十字社 公式サイト
2015年04月01日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデル「GPW-1000T」を発表した。GPSと標準電波(世界6局)によるハイブリッド時刻修正システムを搭載する。日本での発売も予定されているが、時期や価格は未定。別記事「BASELWORLD 2015 - カシオ、GPS対応のヴィンテージ特別仕様G-SHOCK」で紹介したバーゼルスペシャルモデル「GPW-1000TBS」のベースとなるレギュラーモデル。2014年7月に登場した「GPW-1000」のバリエーションモデルとなる。ベゼルやケースバックといった主要パーツに、軽量で錆びにくいチタンを採用している点が特徴。負荷がかかりやすいベゼルは、高い硬度を誇る「64チタン合金」とした。キズが付きにくく、高い堅牢性を備えている。チタン素材の採用によって、従来モデルのGPW-100と比較して約10%の軽量化も実現した。本体の重さは約110g。防水性能は200mとなっている。
2015年03月24日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルとして、砂漠や泥沼といった過酷な陸上環境で活躍する「GWG-1OO0」を発表した。愛称は「MUDMASTER」(マッドマスター)。日本での発売も予定されているが、時期や価格は未定となっている。MUDMASTERは、災害救助隊や消防隊などでの使用を想定し、陸上シーンで役立つタフネス性能をふんだんに搭載。G-SHOCKとしての耐衝撃性能に加え、泥やがれきの中でも使用に耐える防泥構造を採用した。泥が侵入しやすいボタン周りをガードしつつ、必要な機能をいつでも使える設計となっている。また、ブルドーザーやクレーンといった重機の振動に耐える耐振動構造も採用している。機能面では、方位計測、気圧計測、高度計測、温度計測(-10℃~+60℃)、1/100秒ストップウオッチ、200m防水、世界6局の標準電波で時刻を合わせる電波時計機能などを搭載。フェイスには大型の時分針やインデックス、さらに大型のボタン類を採用することで、G-SHOCKの力強さと良好な視認性・操作性を持たせている。
2015年03月24日スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の特別仕様モデル「MRG-G1000RT」を発表した。世界限定で100本、税別価格は650,000円、発売日は未定となっている。ベースモデルは、G-SHOCKの最上位となる「MR-G」シリーズの「MRG-G1000」。世界6局の標準電波を受信して自動的に時刻を合わせる「マルチバンド6」に加え、GPSによる時刻合わせを備えるハイブリッド電波ウオッチだ。バーゼルスペシャルモデルのMRG-G1000RTは、日本ブランドの誇りを表現すべく、「Made in Japan」をテーマにデザイン。日本伝統の「匠の技」、その代表格である日本刀の「にえ」(刃に現れる独特の模様)をイメージし、ベゼルやメタルプレートに高い強度の再結晶64チタンを用いている。光の加減によって結晶が輝き、深みのあるモデルに仕上げた。さらに、ジャパンブルーとも呼ばれる「藍色」をDLC処理で表現し、見る角度で微妙に表情を変える深い色合いを持たせている。文字板のインデックスやフロントビスには、日本の伝統工芸をイメージした「ゴールド」を配した。
2015年03月18日スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の特別仕様モデル「GPW-1000TBS」を発表した。発売日と価格、限定本数は未定となっている。ベースモデルは、GPS電波受信機能と標準電波受信機能を搭載し、チタンを用いることで軽量化した「GPW-1000T」だ。このGPW-1000Tは、2014年7月に登場した「GPW-1000」のバリエーションモデルとなる。ベゼルやケースに軽量かつ錆びにくいチタンを採用し、GPW-1000と比較して約10%の軽量化を実現しつつ、メタルならではの質感を持たせた。ベゼルには64チタン合金を使用しており、傷に強い堅牢性を備えている。バーゼルスペシャルモデルのGPW-1000TBSは、ゴールドIP処理とブラックIP処理を施すことで、使い込まれた風合いとヴィンテージ感を演出した特別仕様。この特殊な処理は、2014年のバーゼルスペシャルモデル「MTG-S1000BS」で採用されていたものだ。
2015年03月18日カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」、その最高峰に「MR-G」シリーズがある。長らく新モデルがリリースされていなかったが、海外を中心に「MRG-G1000」シリーズが登場している。日本でも販売されており、ラインナップと市場想定価格は、「MRG-G1000B-1AJR」(300,000円前後)、「MRG-G1000D-1AJR」(280,000円前後)、「MRG-G1000DG-1AJR」(280,000円前後)という3種類だ。さすがはMR-Gシリーズである。大多数のG-SHOCKと比べて、ゼロが1つ多い。MRG-G1000シリーズの大きな特徴は、フルメタルのハイブリッド電波ウオッチとなったことだ。従来の「マルチバンド6」(世界6局の標準電波を受信して自動的に時刻を合わせる)に加えて、GPSによる時刻修正を備えた。カシオが取り組んできた「GPS時計」については、以下の別記事を参照いただきたい。MRG-G1000シリーズは、ケースやバンドに軽量のチタンを採用している。各パーツに深層硬化処理を施し、チタンの硬度を高めたうえで、さらにDLC表面処理によって耐摩耗性を強化した。サイドボタンやビスにもDLC処理を行い、G-SHOCKのアイデンティティでもある「タフネス」を追求している。本体サイズはW49.8×D16.9×H54.7mm、重量は153gだ。ところで、金属は電波を吸収する性質があるため、GPS機能を搭載するには都合が悪い。そこでMRG-G1000専用モジュールを開発。ケース内のノイズを低減して電波受信の安定化を図るとともに、さまざまな駆動パーツへの効率的な電源供給によって安定駆動を実現した。なお、フルメタルケースのハイブリッド電波ウオッチとしては、G-SHOCKのMRG-G1000シリーズよりも先に、2014年9月発表の「OCEANUS OCW-G1000」が登場している。フェイスにはアシンメトリーの文字板を採用し、独自のナノ加工(超精密金型加工技術)による立体的なインデックスを配置した。8時側のインダイアルでワールドタイムを表示し、ホームタイムを合わせて、2都市の時刻を同時に表示できる。3時側のインダイアルは地球をイメージしており、GPS受信時には緯度情報を示す。風防ガラスは無反射コーティングのサファイアガラスだ。このMRG-G1000シリーズ、カシオのG-SHOCK公式Webサイトには記載がなく、プレスリリースとしても情報が出ていない(2014年12月22日時点。一部のショップでは発表会的なものも開催されていたりするが)。この点についてカシオに問い合わせたところ、MRG-G1000シリーズは特に限定モデルというわけではなく、MR-Gシリーズのレギュラーモデルになるのは間違いないとのこと。想像するに、生産数が少ないのかもしれない。MRG-G1000シリーズを扱っている国内の通販サイトも、ほとんど売り切れ状態だ。MRG-G1000シリーズは、山形カシオの生産ライン「Premium Production Line」で作られており、(これも想像だが)生産数が安定してきたところで、晴れてカタログ記載となることを期待したい。
2014年12月22日バンダイナムコゲームスは17日、機動戦士ガンダム 35周年の記念商品として、カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」とコラボレーションした「シャア専用 G-SHOCK」を発表した。"赤い彗星のG-SHOCK"がテーマとなっている。抽選販売の申し込み受付を同日から開始し、税別価格は19,800円。抽選結果は2015年1月19日に発表され(戦いは非情さ)、製品の発送は2015年3月中旬となる。ベースモデルは世界中で人気のビッグケースシリーズ「GD-100」。シャア専用 G-SHOCKは、機動戦士ガンダムの「シャア・アズナブル」をモチーフにした特別モデル。シャアの異名でもある"赤い彗星"をコンセプトに、作品の世界観と実用的な機能を実現した。シャアが乗りこなすモビルスーツをイメージした赤の光沢ボディに、黒の反転液晶、モノアイをイメージしたアクセントカラーのピンクを用いている。サイズはW51.2×D17.4×H55mm、重量は72gだ。購入特典として、豪華化粧箱(収納ケース)の「シャア専用 G-SHOCK シャア・アズナブル デザインBOX」が付く。ケース内部には、時計を巻き付けて収納できる特製「コラボロゴクッション」も同梱される。2014年12月17日から2015年1月7日までの期間に、専用Webページから申し込みをした人の中からの抽選販売となる。抽選の申し込みには通販サイト「ララビットマーケット」への会員登録(無料)が必要だ。当選者には2015年1月19日にメールが届く。購入可能な期間は2015年1月19日から2月1日まで。(C)創通・サンライズ
2014年12月17日カシオ計算機は去る11月15日、イタリアのミラノにG-SHOCKアンテナショップ「G-SHOCK STORE Corso Como」をオープンした。欧州では4店舗目となり、11月27日にはオープニングイベントも開催している。G-SHOCK STOREは、カシオ計算機の耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の世界観や最新の製品、情報を、ユーザーに直接伝えるアンテナショップ。日本では、お台場、丸の内、博多、仙台にあり、海外ではニューヨーク、ロンドン、パリといった流行発信地に設置してきた。新たにオープンしたG-SHOCK STORE Corso Comoは、トレンド発信国のイタリアでもおしゃれなファッションエリア「Corso Como」に位置する。G-SHOCKを中心に、女性向け耐衝撃ウオッチ「BABY-G」、アウトドアウオッチ「PRO TREK」、メタルウオッチ「EDIFICE」、女性向けメタルウオッチ「SHEEN」など。多くのブランドを展示している。11月27日のオープニングイベントでは、初代「G-SHOCK」の開発者である伊部氏によるスピーチのほか、G-SHOCKアンバサダーを務める人気ファッションブロガー、Mariano Di Vaio氏をゲストとして招いた。
2014年12月03日●iPhoneやAndroidスマホとBluetoothでつながるG-SHOCKカシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」シリーズには、Bluetoothを搭載してスマートフォンと連携するモデルがある。その1つ、「GBA-400」は、スマートフォンと連携することで音楽の様々な楽しみ方ができるのが特長だ。実際にiPhoneと一緒に使ってみた。GBA-400はBluetooth SMARTに対応し、スマートフォンとの双方向操作を実現した。スマートフォン向けに用意された専用アプリ「G’MIX App」を使うことで、スマートフォンに保存した音楽の再生や一時停止、音量の調整、周りで流れている楽曲の曲名検索などが行える。なお、GBA-400とスマートフォンをBluetoothでペアリングするには、基本アプリ「G-SHOCK+」を使う。「G-SHOCK+」アプリには、GBA-400のワールドタイムやアラーム、タイマーを設定する機能もある。「G-SHOCK+」アプリでGBA-400とスマートフォンをペアリングしたのち、音楽アプリ「G’MIX App」を利用する仕組みだ。音楽アプリ「G’MIX App」と基本アプリ「G-SHOCK+」は、iOS 7以降、Android4.3以降の端末に対応する。どちらのアプリも、App StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロード可能だ。実際の動作確認済み端末については、カシオのWebサイトを参照いただきたい。GBA-400の本体サイズは約縦55×横51.9×厚さ18.3mm、重量は66g、防水性能は20気圧防水だ。アナログフェイスだが液晶表示を備えており、各種の時計機能を表示したり、スマートフォンで再生している音楽の曲名を表示したりできる。GBA-400本体の側面にはロータリースイッチがあり、回すことで、スマートフォンをリモートコントロールして周りで流れている楽曲の曲名検索などが行えるようになっている(詳細は後述)。●iPhoneの音楽プレーヤーをGBA-400でコントロール○iPhoneの音楽プレーヤーをGBA-400でコントロール実際にiPhoneとGBA-400をBluetoothで接続して、連携機能を試してみた。ペアリングには専用アプリ「G-SHOCK+」を使う。ペアリング中、GBA-400の液晶には「CONNECT」の文字が点滅表示される。ペアリングが完了すると、GBA-400の液晶には「G’MIX」と表示され、スマートフォン側で音楽機能に特化した「G’MIX App」アプリが自動的に起動する。アプリ側とGBA-400側の両方で、現在の状態が分かるのは親切だ。G’MIX Appは、大きく「音楽プレーヤー」「曲名サーチ」「サウンダー」という3つの機能からなる。音楽プレーヤーは、一見するとスマートフォン向け音楽プレーヤーアプリとほとんど変わらない作りだ。実際、GBA-400なしでも利用できる。ここで操作説明に従って、GBA-400の左下にあるPLAY/PAUSEボタンを押してみた。すると、iPhone内の音楽ファイルが再生された。もう1回押すと一時停止になる。再生中、GBA-400の液晶部分には楽曲のタイトルが表示される仕様。なるほど、これは便利だ。GBA-400の右下にあるFUNCTION SELECTORボタンを押すことで、ロータリースイッチの機能を変更でき、押す度に液晶の表示が液晶の表示が「VOL.」「EQ/SF」「SONG」...といった順で切り替わる。それぞれの表示中、GBA-400のロータリースイッチを回すと、「音量の調整」「イコライザーの切り替え」「曲送り・曲戻し」ができる仕組みだ。イコライザーでは「Pop」「Rock」「R&B」などのプリセットから選択できるほか、「CUSTOM」画面では指で画面をなぞって自分好みの音質にチューニングすることも可能だ。また、サウンドフィールドでは、コンサート会場にいるようなライブ感を再現することもできる。これらの機能は普段、どのようなシーンで便利に使えるだろうか。例えば家庭内で、スマートフォンとスピーカーを有線で接続して音楽を聴いているような場合。少し離れた場所にいても、(まるでリモコンでコンポを操作するように)腕時計で音量の調整や曲送りなどを操作できる。また、Bluetoothヘッドホン/ヘッドセットを利用している場合も便利だ。ヘッドホン/ヘッドセットの種類によっては、耳元で音量調整や曲送りをできない製品もあるが、GBA-400とスマートフォンを連携させることで解決できる。筆者も手持ちの製品で試してみたが、スマートフォンとGBA-400とBluetoothヘッドセットの間でシームレスに連携でき、快適な使い心地が実感できた。ランニングやサイクリングといったシーンでも、スマートフォン(音楽プレーヤー)+Bluetoothヘッドホン+GBA-400の組み合わせで音楽を快適に楽しめそうだ。●メロディや鼻歌だけで曲名を検索できる○この曲、何だっけ?G’MIX Appに搭載されている曲名サーチ機能は、サードパーティーの「SoundHound」と連携したもの。テレビやラジオ、あるいは街中などで流れている音楽をスマートフォンのマイクで拾うことで、何の曲か調べる(SoundHoundの曲名検索にかける)ことができる。カフェでお茶をしているときなど、GBA-400とスマートフォンが接続していなくても、GBA-400のロータリースイッチを3クリック回せばよい。すると、スマートフォンで曲名検索を開始し、結果を時計の液晶に知らせてくれる。「メロディは分かるけれど曲名が分からない」ときも、鼻歌で歌って曲名を検索することが可能だ。検索でヒットしたトラックは、iTunes Store、またはAmazon Musicで即時購入できる。○時刻の自動修正や、スマートフォンの音を鳴らす探索機能もこのほか、GBA-400の6つのボタンにセットした音をワンタッチで、スマートフォンから発音できるというサウンダー機能も用意されている。スマートフォンに内蔵されている音や自分で用意した音を、GBA-400のボタン操作で鳴らすことが可能だ。効果音やBGMなどをスマートフォンに入れておくと、パーティーなどでも使えそうだ。冒頭、スマートフォンとGBA-400を接続するために使用したG-SHOCK+アプリだが、ほかにも様々な機能を搭載している。例えば、一日一回決まった時刻に、スマートフォンの時刻情報を利用してGBA-400の時刻を修正する機能が便利だ。タイムゾーンの異なる国や地域に移動しても、現地時間を表示したスマートフォンと接続するだけで、GBA-400を正しい時刻に修正できる。また、バッグの中や散らかったデスクに埋もれて所在不明になったスマートフォンを探したいときには「携帯電話探索」が役立つ。GBA-400のボタン操作でスマートフォンの音を鳴らす機能で、マナーモードでも音が鳴る。Bluetooth搭載でスマートフォンと連携するG-SHOCKも、GBA-400で3世代目。スマートフォンの電話/メール着信をG-SHOCKへ伝えたりする機能からはじまり(この機能はGBA-400にはない)、GBA-400が注力した「音楽」によって、また1つ進化を遂げている。次はどんなBluetooth機能が実装されるか楽しみだ。
2014年10月30日2012年9月の第1弾「Rising RED」を皮切りに、30周年記念モデルが続々とリリースされてきたカシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」。第2弾は「Initial Blue」、そして第3弾は「Resist Black」だった。そして、30周年のトリを飾る待望の第4弾「Lightning Yellow」が登場している。今回のカラーは、その名の通り、雷光をイメージした鮮烈な黄色。歴代モデルの中でも爆発的な人気を誇り、G-SHOCKがユースカルチャーと融合する契機となった特別なカラーだ。(G-SHOCKの30周年記念モデルはほかにもたくさんあるが、カラーネームを与えられているのは上記の4シリーズのみ)。以下の写真をクリックすると拡大表示となる。G-SHOCKのタフネスイメージをひときわ強調する警告色は、タウンにもウイルダネスにもマッチする。また、ポップなカラーリングはファッション性も魅力。人気の「クレイジーカラーズ」シリーズ同様、男性はもちろん、女性の手首においてもその存在感を発揮する。液晶カラーをはじめ、遊環、裏ぶたが稲妻をイメージさせるゴールド仕様というプレミアム感もまた、うれしいポイントだ。Lightning Yellowは、全4モデルで登場。ベースモデルは、2013年9月に登場したばかりの「Master of G」新作の「GW-9400(レンジマン)」、G-SHOCKで唯一ISO規格準拠200m防水機能を有する「GF-8200(フロッグマン)」、定番モデルのデザインをそのままにケースを大型化した「GD-X6900」、オリジンのDNAを受け継ぐGW-5600。いずれも伝統と革新性をあわせ持つ、G-SHOCKのもっとも新しい象徴といえるモデルである。では、「Lightning Yellow」のデザインとディテールをたっぷりご覧いただこう。○GW-9430EJ-9JR(レンジマン)先進の構造とトリプルセンサーVer.3を搭載した、Master of Gの最新モデル、レンジマン。鮮やかなイエローケースをフェイスフレームとボタンのブラックが引き締め、レッドの差し色がアクセントを与える。凹凸を強調したケース形状と、ちりばめられたテキストがSF的。高い機能性と相まって、G-SHOCKファンやメカ好きのハートをわしづかみにするアイテムだ。各ボタントップは指がかりを考慮したダイヤモンドカット形状。正面下部のボタンでバックライトが点灯し、レッドラインを巻く右側の大型ボタンはセンサーボタンだ。押すごとに方位、気圧/気温、高度と表示情報が切り替わる。ちなみに、バックライトは高輝度LEDを使用した「スーパーイルミネーター」。ベルトはカーボン・ファイバーをインサートして強度を確保し、内側には装着感を快適にするエンボス処理が施されている。遊環にはトライスターを刻印、裏ぶたはエリック・ヘイズ氏による30周年記念ロゴを彫り込んだ鍛造バックとなっている。世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6とタフソーラー仕様。価格は54,600円。○GF-8230E-9JR(フロッグマン)G-SHOCK 30周年記念モデル第1弾「Rising RED」でもラインナップされ、ソッコーで完売したという人気モデル「GF-8200」(フロッグマン)。オールG-SHOCK中、フロッグマンが唯一というISO規格準拠200m潜水用に対応する防水性能を、質感の高いガラス風防が物語っている。救命胴衣やチューブを想像させるイエローのラウンドフォルム、左右非対称デザインのベルト、尾錠にモールドされたGマーク、高級感あふれるゴールドメッキ処理の裏ぶたなど、見どころも豊富。マリンウオッチとして便利なタイドグラフとムーンデータ、タフソーラーを装備している。価格は50,400円。○GD-X6930E-9JRG-SHOCKの定番モデル「DW-6900」に変わり、今回はケースを大型化、性能を向上させた「GD-X6900」をベースモデルに選択。6900系の完成されたデザインはそのままなので、単独ではほとんど見分けが付かない。そこで、GW-6900を並べて撮影してみた。GD-X6930Eの外径がおよそひと回り大きいことが見てとれるだろう。なお意外にも、Lightning Yellowの4製品中、本モデルのケースがもっとも厚みがある。フェイスは、フレームのブラックにセコンド窓のレッドリングが映える。バックライトは高輝度LEDを使用した「スーパーイルミネーター」。裏ぶたは30周年記念ロゴを彫り込み、ヘアライン処理されている。価格は17,850円。○GW-M5630E-9JR初代G-SHOCKから脈々と受け継がれる不変の伝統的デザインに、マルチバンド6とタフソーラーで進化した「GW-M5610」がベース。ハニカム液晶が時刻表示をシャープに引き立てる。高機能にして、ルックスは究極的にシンプル。ゆえに軽量で装着感も自然だ。裏ぶたは30周年記念ロゴを彫り込んだゴールド仕様。価格は25,200円。
2013年11月24日2013年は、カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」が世に出てから30周年の記念イヤー。これまで記念モデルが続々リリースされてきたが、いよいよ大詰めかもしれない。シリーズ名に「カラー」を冠した、いわば30周年記念モデルのナンバリングタイトルともいえる第4弾「Lightning Yellow」が登場する。第1弾「Rising RED」、第2弾「Initial Blue」、第3弾「Resist Black」、赤・青・黒ときて、第4弾は黄色と稲妻の「Lightning Yellow」だ。「Lightning Yellow」は全部で4モデル。それぞれベースモデルとなっているのは、伝統の5600系、定番の6900系、そして「Master of G」シリーズから防塵/防泥構造のマッドマン、2013年9月に発表されたトリプルセンサー(方位・気圧/高度・温度)搭載のレンジマンだ。いずれも11月中旬より順次発売の予定。型番と価格は、5600系「GW-M5630E-9JR」が25,200円、6900系「GD-X6930E-9JR」が17,850円、フロッグマン「GF-8230E-9JR」が50,400円、レンジマン「GW-9430EJ-9JR」が54,600円となっている。※初出時、レンジマンをマッドマンと記載しておりました。訂正しお詫びいたします。
2013年10月25日CASIO(カシオ)から展開されている時計ブランド、G-SHOCK (ジーショック) は、30周年を記念したカンファレンス「TOUGH THE MEETING」を、2012年12月7日(金)にラフォーレミュージアム原宿にて開催した。2013年に30周年を迎えるG-SHOCK 。2部構成で12月7日(金)に開催された「TOUGH THE MEETING」では、G-SHOCK を語る上で欠かす事の出来ない関係者らが登壇し、G-SHOCKの誕生ヒストリーから30周年に至るまでのプロモーション展開や、G-SHOCK発のミックスカルチャームーブメント「SHOCK THE WORLD TOUR」の説明などが行われた。1部の冒頭に登壇したのは、同社常務取締役営業本部長の中村寛。中村氏は、壇上にて来場者に対して30年間の御礼を述べた後、翌日の12月8日(土)より本格的にスタートする30周年プロモーション「Evolution of G-SHOCK」について説明し、今後G-SHOCKが象徴するEvolution(進化)をテーマにした商品展開を積極的に行っていくと表明した。カンファレンスには、初代G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄も登場。初代G-SHOCKの設計担当者自らがG-SHOCKの開発ヒストリーを語った。「落としても壊れない腕時計を作る」という伊部氏の発想をきっかけに立ち上がった開発チーム「Project of TOUGH」。伊部氏は「24時間、解決策を考えた。寝るのが怖くなった時期もある」と当時の苦悩を語ると共に、1983年の発売から現在のG-SHOCKの発展に至るまでの経緯を語った。また、伊部氏はカンファレンスにおいて自身のG-SHOCK を壁にぶつけてみせるというパフォーマンスを披露し、G-SHOCKの衝撃構造の素晴らしさを世界に広めることを目的としたツアーイベント「SHOCK THE WORLD TOUR」の一環として世界各国で実施されており、この日もパフォーマンスによって衝撃に強いG-SHOCKのタフさが証明されることとなった。その後も、時計戦略部部長の田中徹氏によって今後の世界の情報都市を中心としたG-SHOCKのマーケティング展開が語られた他、G-SHOCKに関連深い企業やアスリートからの30周年を祝福するコメントが多く紹介された。1部に引き続き行われた2部では、会場の雰囲気が一変。翌日に開催されたG-SHOCK主催の真のタフネスを決めるイベント「REAL TOUGUNESS」の出場者らが登場し、出場者であるフランスのダンスユニット「LES TWINS」などによってパフォーマンスが行われた。最後には、HIP HOPグループ「FAT&SLIM」が登場。「FAT&SLIM」のラップパフォーマンスによって会場は大いに盛り上り、G-SHOCK の30周年記念カンファレンスはG-SHOCKらしいタフな熱気に包まれながら幕を閉じた。(C)FashionLatte元の記事を読む
2012年12月10日G-SHOCK(ジーショック)主催のワールドツアー「G-SHOCK THE WORLD 2012」によるストリートカルチャーイベント”REAL TOUGHNESS”が、2012年12月8日(土)六本木ヒルズにて開催される。G-SHOCKが世界各国で開催している「G-SHOCK THE WORLD 2012」の日本ツアーが12月8日(土)六本木にて開催される。G-SHOCK THE WORLD 2012とは、ブランド30周年を記念してG-SHOCKが軸のミックスカルチャーイベント。今年8月には、アメリカ・ニューヨークのマンハッタンセンターでG-SHOCKイベント“SHOCK THE WORLD 2012“ が開催され、G-SHOCKの構造や素材、デザインなど、タフの進化を映像や造型展示で紹介するとともに、過去に発売されたモデルの中から約400モデルを一同に展示するほか、HIPHOPシンガー“EMINEM”がシークレットライブを行い、詰め掛けた2,000人を超える観客を湧かせた。同イベントはニューヨークを皮切りに香港、イギリス、ブラジルなど世界各国で開催された。日本での開催は、BMX、ダンス、スケートボードなどのアクションスポーツに加え、ファッション・音楽・アートの要素をプラスし、全国の主要都市で開催されてきた予選大会の優勝者をはじめ、海外のプロアスリートも緊急来日し、六本木からストリートカルチャーを発信する。また、各協議の優勝者を予想的中した人の中から抽選で豪華アイテムが当たる「REAL TOUGHNESS TOTO」も開催する。G-SHOCK公式フェイスブックでは、地方大会の様子も公開中だ。【G-SHOCK SHOCK THE WORLD 2012 IN JAPAN REAL TOUGHNESS TOKYO】開催日:2012年12月8日(土)開催時間:13:00~20:00開催場所:六本木ヒルズアリーナチケット料金:無料【お問い合わせ先】REAL TOUGHNESS事務局TEL:03-3560-8229元の記事を読む
2012年12月01日●現役パイロットの声を反映したG-SHOCKスイスのバーゼルで開催された「BASELWORLD 2012」で、カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデル「GW-A1000」を披露。人気の高いパイロット仕様のスカイコックピットシリーズだ。開発には英国空軍(ロイヤルエアフォース)のパイロットも参加し、特別な「ロイヤルエアフォースモデル」(以下、RAFモデル)が存在する。開発に携わった英国空軍の現役エースパイロット、ネイサン・ジョーンズ氏にお話を聞くことができた。○現役パイロットの声を反映した「GW-A1000」GW-A1000は、パイロット仕様にこだわった新モデルだ。英国空軍の現役パイロットから意見を聞きつつ、試作の段階から実際に使ってもらい、「こんな機能が欲しい」「こうなったら使いやすい」といった声を開発に反映させていったという。「カシオにはとてもたくさんのリクエストを実現してもらった。いくつか挙げると、ズルタイム(UTC)とローカルタイムの切り替えや、カウントアップ/ダウンタイマー、温度計、時計の色や文字板の光り方などだ」(ジョーンズ氏)。補足していくと、まず「ズルタイム」は航空関係の用語で、世界標準時(UTC:Universal Time, Coordinated、協定世界時)のこと。戦闘機でフライトしているときは、ズルタイムとローカルタイム(日本時間やパリ時間など)との切り替えが割と頻繁に発生するそうだが、それをボタン1つで行えるのがポイント。GW-A1000のRAFモデルには、パイロットのリクエストによって、ズルタイムの"Z"をマーキングしたボタンが採用されている。カウントアップ/ダウンタイマーは、いわゆるストップウオッチ機能だ。軍事のミッションというのは秒単位で正確に行われるため、タイマーを使うことでより正確にミッションを遂行できるという。ところで、GW-A1000はG-SHOCKとして初めて、"Smart Access"を搭載したモデルだ。Smart Accessを簡単にいうと、時計が持つ複数の"針"を別々のモーターで独立駆動させることで、スムーズな操作性を実現した機能/技術だ。このSmart Accessもパイロットの要望で、高速でフライトする戦闘機、そして狭いコックピット内では、腕時計を色々と操作するのは難しい。そこで、ワンボタンや少ないアクションで数々の機能を操作できる、Smart Accessの搭載となったわけだ。話を戻して、温度計については、戦闘機のコックピット内にある計器類を補助する一面があるとのこと。ミッション中に外気温が変わったときなど、どれくらいの温度までなら人間の身体や飛行機が大丈夫なのか、また、ある温度のときは「○の出力で○の速度」といったことを、パイロットは知っている。それらを計器類だけでは確認しきれないので、腕時計にも温度計を組み込んで欲しかったそうだ。時計の針や文字板の光り方についても、"なるほど"と思った。時計の針は太く見やすくあって欲しいが、同時にシャープさと精密さも求められる。RAFモデルの針は根本が太く、先端に向かうに連れて細くなっていく。先端は矢印の形状をしており、太さ、シャープさ、精密さをうまく実現している。文字板(針も含む)の光り方は、ナイトフライト時のリクエスト。夜間の飛行では暗さに目が慣れるため、明るい光が来ると目がそちらに戻ってしまい、計器類が見にくくなってしまう。パイロットとカシオの開発陣との間でトライ&エラーを重ね、ちょうどよい発光レベルに調整していったそうだ。また、GW-A1000のRAFモデルは"ステルスグレー"のカラーだが、もともとは"黒"だった。このステルスグレーも、英国空軍のナイトフライト戦闘機の色に限りなく合わせたという。加えて、"黒"だと意外に目立つため、パイロットが地上に降りたときやサバイバル的な状況になったとき、発見されやすくなって命にかかわる。RAFモデル全体のカラーは、完全にパイロットのリクエストによるものだ。次ページ:軍の上官もG-SHOCKをすすめる●軍の上官もG-SHOCKをすすめる?ジョーンズ氏は個人的にも、G-SHOCKの「GW-3500」を普段から愛用している。軍のミッションを行うときも、GW-3500を身に付けているそうだ。ジョーンズ氏のほかにも、G-SHOCKファンのパイロットが多いとのことだが、最大の理由は"タフさ"と話す。「戦闘機の狭いコックピットの中では、時計をまわりにぶつけることがよくある。それで時計が壊れてしまうと死活問題だ。以前に使ってきた時計は、フライト中にフェイスが割れたりすることがあった。G-SHOCKはどれだけぶつけても、傷が付いても、きちんと動くことをすごく気に入っている。もちろんプライベートでも使ってるよ。クールでかっこいいから、色々なところへ付けていけるね」(ジョーンズ氏)G-SHOCKの標準電波受信機能にも大きな信頼を寄せているそうだ。ブリーフィングのときに全員で腕時計の時刻を合わせるそうだが、標準電波を受信できるG-SHOCKならば、全員のG-SHOCKが同じ時刻になる。「G-SHOCKを使っていない人は、電話の時報で自分の時計を合わせてからブリーフィングに来るんだよ。G-SHOCKを持ってる人に正確な時刻を聞いたときもあったな(笑)。冗談だけどね。それくらい信頼してるってことさ」(ジョーンズ氏)話が前後するが、GW-A1000のRAFモデルは、バンドのバックルに「ロイヤルエアフォースのウィング」があしらわれており、ジョーンズ氏も非常に満足しているとのこと。このエンブレムはパイロットスーツなどでも輝いており、厳しい訓練を終了して初めて与えられる、ロイヤルエアフォースとしての誇りだ。ちなみに、訓練生のうちは腕時計はかえって邪魔になるらしく、訓練中は身に付けないことが多いそうだ。とはいえ腕時計は必要なものなので、空軍だけでなく陸軍や海軍でも、上官がG-SHOCKをすすめることがあるという。命令ではないが、先述したような"タフさ"に加えて、比較的リーズナブルなこともあって、「このような時計(G-SHOCK)はどうだ?」とすすめられるらしい。パイロット仕様のG-SHOCK、スカイコックピットシリーズは、日本でも人気の高いラインだ。単純に"かっこいい"だけでなく、そのボディに凝縮された傑出のタフネスと先進の技術が心をくすぐる。今回のGW-A1000およびRAFモデルは、日本での発売は未定となっているが、ぜひ登場してくれることを期待したい。
2012年03月19日